JP2023003759A - Heat exchanger - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、熱交換器に関する。 The present invention relates to heat exchangers.
特許文献1には、上下のタンク間に冷媒が流れるチューブが設けられる熱交換ユニットが、風流れ方向に前後2層に設けられる熱交換器が開示されている。この熱交換器は、一端部から供給される冷媒が同じ端部から排出される構造である。この熱交換器の他端部には、前後2層のタンク間で冷媒を流通させる連通部形成部材(ターンブロック)が設けられる。
ところで、冷媒が流通する熱交換器においては、内部で冷媒が液相と気相との相変化を生じて高圧となる。そのため、熱交換器全体で内部圧に対する高い耐圧性能が要求される。 By the way, in a heat exchanger through which a refrigerant flows, the refrigerant internally undergoes a phase change between a liquid phase and a gas phase and becomes high pressure. Therefore, the heat exchanger as a whole is required to have high resistance to internal pressure.
また、熱交換器が車両内に配置される場合には、小型化が要求される一方で、配置空間の限られたスペース内で熱交換効率を上げるために、熱交換部の有効面積をできるだけ大きく確保する必要がある。タンク間で冷媒を流通させるターンブロックは、熱交換に直接寄与しないため、冷媒の流通における圧損を小さくすると共に、必要な耐圧性能を確保した上で、できるだけ小型であることが望ましい。 In addition, when the heat exchanger is installed in the vehicle, it is required to be compact. You have to secure a lot. Since the turn block that circulates the refrigerant between the tanks does not directly contribute to heat exchange, it is desirable to reduce the pressure loss in the circulation of the refrigerant, ensure the necessary pressure resistance, and be as small as possible.
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、冷媒の流通における圧損が小さく、小型で耐圧性能の高いターンブロックを備える熱交換器を提供することを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to provide a heat exchanger that has a small pressure loss in circulation of a refrigerant and that includes a turn block that is compact and has high pressure resistance.
本発明のある態様によれば、液相と気相との相変化を生じる冷媒と空気との間で熱交換を行う熱交換器は、対向して一対設けられるヘッダタンクと、前記ヘッダタンクどうしを接続し内部を流通する冷媒と周囲を流れる空気との間で熱交換を行う複数のチューブと、を有し、空気の流れ方向に複数重ねて設けられるコア部と、単一の部材によって形成され、一つの前記コア部の前記ヘッダタンクの端部と当該ヘッダタンクと空気の流れ方向に重なる他の前記コア部の前記ヘッダタンクの端部との間を接続し、連続して冷媒を流通させるターンブロックと、を備え、前記ターンブロックは、各々の前記ヘッダタンクとの各々の接続部から内部に向けて斜めの直線状に形成される内部通路の先端どうしが連通してV字状になるV字通路を有する。 According to one aspect of the present invention, the heat exchangers for exchanging heat between a refrigerant that undergoes a phase change between a liquid phase and a gas phase and air are composed of a pair of header tanks that face each other and the header tanks. and a plurality of tubes for exchanging heat between the refrigerant flowing inside and the air flowing around, and formed by a core portion provided in multiple layers in the air flow direction and a single member The end of the header tank of one of the core portions and the end of the header tank of the other core portion overlapping the header tank in the direction of air flow are connected to allow the refrigerant to flow continuously. and a turn block, wherein the turn block is formed in an oblique straight line toward the inside from each connection portion with each of the header tanks, and the ends of internal passages communicate with each other to form a V-shape. It has a V-shaped passage.
上記態様では、各々のヘッダタンクとの接続部から内部に向けて斜めの直線状に形成される内部通路の先端どうしが連通してV字通路を形成する。そのため、冷媒の流通に必要な通路面積を確保し、冷媒の流通における圧損を小さくすることができる。また、ターンブロックは単一の部材によって形成されるので、ターンブロックを小型にすることができ、耐圧性能を高くすることができる。したがって、冷媒の流通における圧損が小さく、小型で耐圧性能の高いターンブロックを備える熱交換器を提供することができる。 In the above-described aspect, the ends of the internal passages that are formed in an oblique straight line toward the inside from the connecting portions with the respective header tanks communicate with each other to form a V-shaped passage. Therefore, it is possible to secure the passage area necessary for the circulation of the refrigerant and to reduce the pressure loss in the circulation of the refrigerant. Also, since the turn block is formed of a single member, the turn block can be made smaller and the pressure resistance can be improved. Therefore, it is possible to provide a heat exchanger that has a small pressure loss in circulation of the refrigerant, and includes a turn block that is compact and has high pressure resistance.
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る熱交換器100について説明する。
A
まず、図1を参照して、熱交換器100の全体構成について説明する。図1は、熱交換器100の分解斜視図である。
First, referring to FIG. 1, the overall configuration of the
熱交換器100は、車両(図示省略)に搭載される。熱交換器100は、空調装置(図示省略)において冷凍サイクル(図示省略)を循環して液相と気相との相変化を生じる冷媒と、空調に用いられる空気との間で熱交換を行う。
The
具体的には、熱交換器100は、空調に用いられる空気が通過するHVAC(Heating Ventilation and Air Conditioning)ユニット(図示省略)内に設けられる。熱交換器100は、空調装置が暖房運転を行う際に、空調に用いられる空気との熱交換を行い、冷媒を凝縮させて空気を加熱する凝縮器である。これに限らず、熱交換器100は、空調装置が冷房運転を行う際に、空調に用いられる空気との間での熱交換を行い、冷媒を蒸発させて空気を冷却及び除湿する蒸発器であってもよい。
Specifically, the
熱交換器100は、複数のコア部10と、ターンブロック30と、補強部材20と、を有する。コア部10は、複数のチューブ1と、一対のヘッダタンク2と、複数のフィン(図示省略)と、を備える。チューブ1,ヘッダタンク2,及びフィンは、アルミニウムなどの金属によって形成され、ろう付け等によって互いに接合されて一体になる。
The
熱交換器100は、配管50によって冷凍サイクルの他の構成部品と冷媒が循環可能なように接続される。配管50は、中継部材51とシールリング52とを介してヘッダタンク2に接続される。配管50は、一方のコア部10のヘッダタンク2と、当該ヘッダタンク2と隣接する他方のコア部10のヘッダタンク2と、に各々接続される。熱交換器100に供給される冷媒は、一方の配管50aを通じて一方のコア部10に流入し、他方のコア部10から他方の配管50bを通じて流出する。
コア部10は、各々のチューブ1の間を空気が通過するように、空気の流れ方向に対して交差するように設けられる。複数のコア部10は、連続して空気が通過するように、空気の流れ方向に重ねて設けられる。コア部10は、熱交換器100では二つ並べて設けられ前後2層になっているが、二つに限らず複数設けられればよい。
The
チューブ1は、平行に並べて設けられ、間隔を空けて積層される。チューブ1は、扁平な形状に形成され、厚さ方向に積層される。隣り合うチューブ1どうしの間隔には、フィンが設けられる。チューブ1は、空気の流れ方向に対して交差する方向に積層される。チューブ1内には、冷媒が流通する流路が形成される。チューブ1は、各々のコア部10にてヘッダタンク2どうしを接続し、内部を流通する冷媒と周囲を流れる空気との間で熱交換を行う。
The
ヘッダタンク2は、各々のコア部10にて対向するように一対ずつ設けられる。ヘッダタンク2は、複数のチューブ1の長手方向の両端部が各々挿入されるように配置される。ヘッダタンク2は、冷媒を一時的に貯蔵する。ヘッダタンク2は、中継部材51若しくはターンブロック30が設けられない端部を閉塞する閉塞部材2aを有する。
A pair of
コア部10における一方のヘッダタンク2には、冷凍サイクルを循環して空調に用いられる冷媒が流入する。ヘッダタンク2に流入した冷媒は、複数のチューブ1内をそれぞれ流通する。冷媒は、チューブ1を流通する際に空気との間で熱交換を行う。コア部10における他方のヘッダタンク2には、チューブ1内を流通した冷媒が流れ込む。ヘッダタンク2に流れ込んだ冷媒は、再び冷凍サイクルを循環する。
One
フィンは、隣り合うチューブ1の間に設けられ、チューブ1と交互に積層される。フィンは、チューブ1の長手方向に沿って波状に形成され、隣接する2つのチューブ1と接合される。複数のチューブ1とフィンの周囲には、空調装置のブロワ(図示省略)によって供給される空気が通過する。そのため、チューブ1の内部を流通する冷媒は、チューブ1の表面とフィンとを介して、空気との間で熱交換を行うことができる。このように、フィンは、冷媒と空気との間の熱交換を促進させる。
The fins are provided between
補強部材20は、コア部10における積層方向の両端部に各々設けられる。補強部材20は、コア部10における積層方向の両端部に設けられるフィンに当接する。補強部材20は、長手方向の端部が各々のヘッダタンク2にそれぞれ係止され、一対のヘッダタンク2の間を連結して補強する。補強部材20は、チューブ1とフィンとをろう付けしてコア部10を形成する際に、フィンにろう付けされてコア部10と一体になる。
The reinforcing
ターンブロック30は、一方のコア部10のヘッダタンク2の端部と当該ヘッダタンク2と空気の流れ方向に重なる他方のコア部10のヘッダタンク2の端部との間を接続し、連続して冷媒を流通させる。即ち、ターンブロック30は、前側のコア部10から後側のコア部10に冷媒を移動させる。ターンブロック30は、チューブ1とフィンとをろう付けしてコア部10を形成する際に、ヘッダタンク2にろう付けされてコア部10と一体になる。
The
一方のコア部10を流通した冷媒は、ターンブロック30を通過して方向転換し、他方のコア部10を流通する。即ち、一方のコア部10のチューブ1と他方のコア部10のチューブ1とでは、冷媒の流通方向は反対向きである。
The coolant that has flowed through one
ここで、冷媒が流通する熱交換器100においては、内部で冷媒が液相と気相との相変化を生じて高圧となる。そのため、熱交換器100全体で内部圧に対する高い耐圧性能が要求される。また、ターンブロック30は、コア部10の外側に突出する。そのため、HVACユニット内にターンブロック30を収容すると、その分だけコア部10における有効面積(熱交換に寄与する面積)が小さくなるおそれがある。一方、HVACユニット外にターンブロック30を配置する場合には、HVACユニットの風路を形成するケースに、ターンブロック30を突出させるための貫通孔を設ける必要がある。
Here, in the
このように、ターンブロック30には小型化が要求される一方で、配置空間の限られたスペース内で熱交換効率を上げるために、コア部10の有効面積をできるだけ大きく確保する必要がある。ヘッダタンク2間で冷媒を流通させるターンブロック30は、熱交換に直接寄与しないため、冷媒の流通における圧損を小さくすると共に、必要な耐圧性能を確保した上で、できるだけ小型であることが望ましい。そこで、熱交換器100には、以下の構造のターンブロック30が適用される。
As described above, while the
以下、図2及び図3を参照して、ターンブロック30の構造について説明する。図2は、ターンブロック30の斜視図である。図3は、図2におけるIII-III断面図である。
The structure of the
図2に示すように、ターンブロック30は、単一の部材によって形成される。具体的には、ターンブロック30は、アルミニウムなどの金属のブロックを切削して形成される。ターンブロック30は、一対の接続部30aと、V字状のV字通路31と、を有する。
As shown in FIG. 2, turn
接続部30aは、ターンブロック30の端部に、深座ぐり形状に切削して形成される。接続部30aは、ヘッダタンク2の外形と同じ形状に形成される。各々の接続部30aには、ヘッダタンク2の端部が嵌合する。
The
図3に示すように、V字通路31は、一方のコア部10から流入する冷媒を、他方のコア部10に向けて流出させるために方向転換させる。V字通路31は、一対の内部通路32を有する。
As shown in FIG. 3 , the V-shaped
V字通路31における最狭部の有効通路面積は、ヘッダタンク2内の最低通路面積以上である。これにより、ターンブロック30によって冷媒が流れる際の流路抵抗を増加させることを防止できる。なお、V字通路31における最狭部は、内部通路32どうしが接続される接続部に形成される。
The effective passage area of the narrowest portion of the V-shaped
内部通路32は、各々のヘッダタンク2との各々の接続部30aから内部に向けて斜めの直線状に形成される。内部通路32は、ドリルを用いた切削加工によって形成される。そのため、内部通路32は、円形の流路断面を有する。一対の内部通路32は、先端どうしが連通してV字状に形成される。よって、V字通路31を形成する際には、単一の部材に一対の内部通路32を切削するだけでよいので、加工を容易にすると共に耐圧性能を向上させることができる。
The
以上のように、各々のヘッダタンク2との接続部30aから内部に向けて斜めの直線状に形成される内部通路32の先端どうしが連通してV字通路31を形成する。そのため、冷媒の流通に必要な通路面積を確保し、冷媒の流通における圧損を小さくすることができる。また、ターンブロック30は単一の部材によって形成されるので、ターンブロック30を小型にすることができ、耐圧性能を高くすることができる。したがって、冷媒の流通における圧損が小さく、小型で耐圧性能の高いターンブロック30を備える熱交換器100を提供することができる。
As described above, the ends of the
また、ターンブロック30が複数部品からなる場合は、複数の部品どうしの接合強度の低下に起因する冷媒漏れ等が発生するリスクがあるため、製造工程や検査工程が複雑化するおそれがある。これに対して、熱交換器100では、ターンブロック30が単一の部材によって形成されるので、製造工程や検査工程が複雑化することを抑制できる。
Further, when the
次に、図4を参照して、ヘッダタンク2の中心線Pに対する内部通路32の中心線Qの角度θについて説明する。図4は、ヘッダタンク2の中心線Pに対する内部通路32の中心線Qの角度θについて説明するグラフである。図4の横軸は、ターンブロック30の幅W[mm]であり、縦軸は、ターンブロック30の長さL[mm]である。
Next, the angle θ of the center line Q of the
ターンブロック30は、幅W及び長さLが小さいほど小型化が可能である。そのため、幅Wも長さLも小さい方が望ましい。具体的には、ターンブロック30の大きさは、幅Wが45[mm]以下であり、長さLが20[mm]以下であることが望ましい。即ち、図4における太実線で囲われた範囲内であることが望ましい。
The smaller the width W and length L of the
図4のグラフは、例として、内部通路32の大きさをφ9.6[mm]とし、V字通路31における最狭部の通路面積をφ9.6[mm]に相当する72.4[mm2]以上としたときに形成されるV字通路31をプロットしたものである。
In the graph of FIG. 4, as an example, the size of the
プロットAでは、角度θは10度である。プロットBでは、角度θは20度である。プロットCでは、角度θは33度である。プロットDでは、角度θは45度である。プロットEでは、角度θは60度である。 In plot A, the angle θ is 10 degrees. In plot B, the angle θ is 20 degrees. In plot C, the angle θ is 33 degrees. In plot D, the angle θ is 45 degrees. In plot E, the angle θ is 60 degrees.
図4のグラフから、角度θが33度の場合(プロットC)と45度の場合(プロットD)とに、幅Wが45[mm]以下であり長さLが20[mm]以下であるターンブロック30にV字通路31を形成可能であることが分かる。よって、ヘッダタンク2の中心線Pに対する内部通路32の中心線Qの角度θは、30度から45度であることが望ましいことが分かる。なお、角度θの下限は、角度θが33度のときのターンブロック30の長さLから、長さLが20[mm]のときの角度θを推定して30度とした。
From the graph of FIG. 4, when the angle θ is 33 degrees (plot C) and 45 degrees (plot D), the width W is 45 [mm] or less and the length L is 20 [mm] or less. It can be seen that the V-shaped
このように、角度θを30度から45度とすることで、ターンブロック30の幅を冷媒が流れる両ヘッダタンク2の幅以上に広げることなく、長さ方向の大きさを小さくすることができる。
By setting the angle θ between 30 degrees and 45 degrees in this way, the width of the
なお、ここでは、ターンブロック30の大きさは、幅Wが45[mm]以下、長さLが20[mm]以下であり、内部通路32の大きさをφ9.6[mm]とし、V字通路31における最狭部の通路面積をφ9.6[mm]に相当する72.4[mm2]以上である場合を例示した。しかしながら、これらの大きさが異なっていても、ターンブロック30の幅を冷媒が流れる両ヘッダタンク2の幅以上に広げることなく、長さ方向の大きさを小さくするための角度θの範囲は変わらない。
Here, the size of the
以上の実施形態によれば、以下に示す効果を奏する。 According to the above embodiment, the following effects are obtained.
液相と気相との相変化を生じる冷媒と空気との間で熱交換を行う熱交換器100は、対向して一対設けられるヘッダタンク2と、ヘッダタンク2どうしを接続し内部を流通する冷媒と周囲を流れる空気との間で熱交換を行う複数のチューブ1と、を有し、空気の流れ方向に複数重ねて設けられるコア部10と、単一の部材によって形成され、一つのコア部10のヘッダタンク2の端部と当該ヘッダタンク2と空気の流れ方向に重なる他のコア部10のヘッダタンク2の端部との間を接続し、連続して冷媒を流通させるターンブロック30と、を備え、ターンブロック30は、各々のヘッダタンク2との各々の接続部30aから内部に向けて斜めの直線状に形成される内部通路32の先端どうしが連通してV字状になるV字通路31を有する。
A
この構成によれば、各々のヘッダタンク2との接続部30aから内部に向けて斜めの直線状に形成される内部通路32の先端どうしが連通してV字通路31を形成する。そのため、冷媒の流通に必要な通路面積を確保し、冷媒の流通における圧損を小さくすることができる。また、ターンブロック30は単一の部材によって形成されるので、ターンブロック30を小型にすることができ、耐圧性能を高くすることができる。したがって、冷媒の流通における圧損が小さく、小型で耐圧性能の高いターンブロック30を備える熱交換器100を提供することができる。
According to this configuration, the ends of the
ターンブロック30が複数部品からなる場合は、複数の部品どうしの接合強度の低下に起因する冷媒漏れ等が発生するリスクがあるため、製造工程や検査工程が複雑化するおそれがある。これに対して、熱交換器100では、ターンブロック30が単一の部材によって形成されるので、製造工程や検査工程が複雑化することを抑制できる。
If the
また、V字通路31における最狭部の有効通路面積は、ヘッダタンク2内の最低通路面積以上である。
Also, the effective passage area of the narrowest portion of the V-shaped
この構成によれば、ターンブロック30によって冷媒が流通する際の流路抵抗を増加させることを防止できる。 According to this configuration, it is possible to prevent the turn block 30 from increasing the flow path resistance when the coolant flows.
また、ヘッダタンク2の中心線Pに対する内部通路32の角度θは、30度から45度である。
The angle θ of the
この構成によれば、ターンブロック30の幅を冷媒が流れる両ヘッダタンク2の幅以上に広げることなく、長さ方向の大きさを小さくすることができる。
According to this configuration, the width of the
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。 Although the embodiments of the present invention have been described above, the above embodiments merely show a part of application examples of the present invention, and the technical scope of the present invention is not limited to the specific configurations of the above embodiments. Absent.
100 熱交換器
1 チューブ
2 ヘッダタンク
10 コア部
30 ターンブロック
30a 接続部
31 V字通路
32 内部通路
100
Claims (3)
対向して一対設けられるヘッダタンクと、前記ヘッダタンクどうしを接続し内部を流通する冷媒と周囲を流れる空気との間で熱交換を行う複数のチューブと、を有し、空気の流れ方向に複数重ねて設けられるコア部と、
単一の部材によって形成され、一つの前記コア部の前記ヘッダタンクの端部と当該ヘッダタンクと空気の流れ方向に重なる他の前記コア部の前記ヘッダタンクの端部との間を接続し、連続して冷媒を流通させるターンブロックと、
を備え、
前記ターンブロックは、各々の前記ヘッダタンクとの各々の接続部から内部に向けて斜めの直線状に形成される内部通路の先端どうしが連通してV字状になるV字通路を有する、
ことを特徴とする熱交換器。 A heat exchanger that exchanges heat between a refrigerant that causes a phase change between a liquid phase and a gas phase and air,
A pair of header tanks facing each other, and a plurality of tubes connecting the header tanks and performing heat exchange between the refrigerant flowing inside and the air flowing around, and a plurality of tubes in the direction of air flow. a core portion provided in an overlapping manner;
connecting between an end of the header tank of one core portion and an end of the header tank of the other core portion that is formed by a single member and overlaps the header tank in the direction of air flow; a turn block for continuously circulating the refrigerant;
with
The turn block has a V-shaped passage formed in a straight line obliquely inward from each connecting portion with each of the header tanks, and the ends of the internal passage communicate with each other to form a V-shape.
A heat exchanger characterized by:
前記V字通路における最狭部の有効通路面積は、前記ヘッダタンク内の最低通路面積以上である、
ことを特徴とする熱交換器。 A heat exchanger according to claim 1,
The effective passage area of the narrowest portion of the V-shaped passage is equal to or greater than the minimum passage area in the header tank.
A heat exchanger characterized by:
前記ヘッダタンクの中心線に対する前記内部通路の角度は、30度から45度である、
ことを特徴とする熱交換器。 The heat exchanger according to claim 1 or 2,
an angle of the internal passage with respect to the centerline of the header tank is between 30 and 45 degrees;
A heat exchanger characterized by:
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