JP2023003278A - 測位システム - Google Patents

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俊之 信岡
Toshiyuki Nobuoka
俊平 西中
Shunpei Nishinaka
佑樹 渡邉
Yuki Watanabe
俊 植木
Takashi Ueki
智寿 吉江
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Abstract

【課題】正確な位置が解っていない端末によって測定したデータを予想される測定位置に対応付けて記録する。【解決手段】所定の位置に配置され、固有の識別番号を発信する複数の第1端末100と、センサを含み、固有の識別番号を発信する第2端末200と、第1および第2端末から発信される識別情報と、センサの測定データを受信可能な第3端末300と、測定データを、第3端末が第1端末から受信した識別情報に基づいて決定された測定位置に対応付けて、マッピングするサーバ100とを備える、測位システム1が提供される。【選択図】図1

Description

本開示は、複数の発信機を利用した測位システムの技術に関する。
従来から、複数の発信機を利用した測位システムが知られている。たとえば、特開2019-92049号公報(特許文献1)には、施設管理装置、施設管理システム及びプログラムが開示されている。特許文献1によると、温度、照度等をそれぞれ測定するセンサーは、ビルの警備員や清掃員等のスタッフに携行される。管理装置は、センサーが測定したセンサーデータ、センサーの位置情報を含むセンサー情報を受信する受信部と、センサーデータを解析することで異常を検出すると、異常が検出された位置を特定する解析処理部と、ビルの図面データの異常発生場所に対応する位置に、センサーの種類に応じた記号画像を重畳させることでビルの状況を表す施設管理図面を生成する図面生成部と、施設管理図面を表示するユーザインタフェース部と、を有する。
特開2019-92049号公報
本開示の目的は、正確な位置が解っていない端末によって測定したデータを、予想される測定位置に対応付けて記録していくことである。
本開示の一態様に従うと、所定の位置に配置され、固有の識別番号を発信する複数の第1端末と、センサを含み、固有の識別番号を発信する第2端末と、第1および第2端末から発信される識別情報と、センサの測定データを受信可能な第3端末と、測定データを、第3端末が第1端末から受信した識別情報に基づいて決定された測定位置に対応付けて、マッピングするサーバとを備える、測位システムが提供される。
以上のように、本開示によれば、正確な位置が解っていない端末によって測定したデータを予想される測定位置に対応付けて記録していくことができる。
第1の実施の形態にかかる測位システム1の全体を示す正面図である。 第1の実施の形態にかかる測位システム1の動作概要を示す正面図である。 第1の実施の形態にかかる出力画面を示すイメージ図である。 第1の実施の形態にかかる第1端末の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態にかかる第2端末の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態にかかる通信端末の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態にかかるサーバの構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態にかかる取得データを示すイメージである。 第1の実施の形態にかかる通信端末とサーバの情報処理を示すフローチャートである。 第1の実施の形態にかかる測位システム1の動作概要を示す第1のイメージ図である。 第1の実施の形態にかかる測位システム1の動作概要を示す第2のイメージ図である。 第2の実施の形態にかかる通信端末とサーバの情報処理を示すフローチャートである。 第3の実施の形態にかかる通信端末とサーバの情報処理を示すフローチャートである。 第4の実施の形態にかかる設定データを示すイメージ図である。 第4の実施の形態にかかる通信端末とサーバの情報処理を示すフローチャートである。 第6の実施の形態にかかるユースケースを示すイメージ図である。 第6の実施の形態にかかる画面例を示すイメージ図である。 第6の実施の形態にかかる画面例を示すイメージ図である。
以下、図面を参照しつつ、本開示の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
[第1の実施の形態]
<測位システム1の全体構成>
まず、本実施の形態にかかる測位システム1の全体構成について説明する。図1を参照して、本実施の形態にかかる測位システム1は、屋内や屋外などの施設の所定の場所に設置される複数の第1端末100,100・・・と、各種の機器20や人物の着衣などに取り付けられる第2端末200,200・・・と、施設の係員や利用者が保持する通信端末300と、インターネット上のサーバ500などによって構成される。
図1および図2を参照して、第1端末100の各々は、定期的に、自身の識別情報をビーコン発信する。第2端末200の各々も、センサ250を有し、定期的に、自身の識別情報やセンサ250の測定結果をビーコン発信する。通信端末300の各々は、スマートフォンやタブレットやウェアラブル端末などによって実現されて、第1端末100,100・・・や第2端末200から受信した識別情報や測定結果や電波強度などをサーバ500にアップロードする。
サーバ500は、通信端末300から第1端末100,100・・・の識別情報や電波強度を取得することによって、第1端末100,100・・・の位置に基づいて、通信端末300の位置を特定する。そして、サーバ500は、通信端末300から第2端末200の識別情報や電波強度を取得することによって、通信端末300の位置に基づいて第2端末200の位置を特定したり、センサ250の測定結果を取得したり、測定結果に基づいて図3に示すように各種の分布をマッピングしたり色分けしたり、マッピングや色分けした画像を通信端末300やその他の管理者端末300Bに提供したりする。
このようにして、本実施の形態にかかる測位システム1に関しては、第2端末200による測定結果に基づいて、各種の測定値のマッピングや各種の測定値の分布を出力することができる。以下、このような機能を実現するための構成について詳述する。
<第1端末100の構成>
図4を参照して、第1端末100の構成について説明する。第1端末100は、主に、CPU110と、メモリ120と、操作部140と、通信インターフェイス160などを搭載する。操作部140は、電源のON/OFF命令やビーコンの発信周期などの設定を受け付ける。メモリ120は、第1端末100に固有に設定される識別番号や、ビーコンの発信周期などを記憶する。CPU110は、通信インターフェイス160を介して識別情報をビーコン発信する。なお、第1端末100は、たとえばBLE(Bluetooth Low Energy(登録商標)通信やWiFi(登録商標)通信などを利用して、第2端末200よりも大きな出力の無線電波を発信してもよいし、同程度の出力の無線電波を利用してもよい。ビーコンの電波が届く範囲も数m~数十m程度であることが好ましい。
<第2端末200の構成>
図5を参照して、第2端末200の構成について説明する。第2端末200は、主に、CPU210と、メモリ220と、操作部240と、各種のセンサ250と、通信インターフェイス260などを搭載する。操作部240は、電源のON/OFF命令やビーコンの発信周期などの設定を受け付ける。各種のセンサ250は、温度センサや、湿度センサや、照度センサや、人感センサや、椅子などに取り付けられる圧力センサなどであって、定期的に測定したデータをメモリ220に蓄積していく。メモリ220は、第2端末200に固有に設定される識別番号や、ビーコンの発信周期などを記憶する。CPU210は、通信インターフェイス260を介して識別情報やセンサ250の測定結果などをビーコン発信する。なお、第2端末200は、たとえばBLE(Bluetooth Low Energy(登録商標)通信などを利用して、第1端末100よりも小さな出力の無線電波を発信してもよいし、同程度の出力の無線電波を利用してもよい。ビーコンの電波が届く範囲は数十cm~数メートル程度であることが好ましい。
<通信端末300の構成>
図6を参照して、通信端末300の構成について説明する。通信端末300は、主に、CPU310と、メモリ320と、ディスプレイ330と、操作部340と、通信インターフェイス360と、スピーカ370と、マイク380と、タイマ390などを搭載する。ディスプレイ330と操作部340とがタッチパネル350によって実現されてもよい。メモリ320は、制御プログラムや、通信端末300の識別情報やユーザの識別情報や、第1端末100の識別情報や電波強度や、第2端末200の識別情報や電波強度や測定データなどを記憶する。タイマ390は、現在の日時や、所定のタイミングからの経過時間などを計測する。
CPU310は、通信インターフェイス360を介して受信した第1端末100の識別情報や電波強度や、通信インターフェイス360を介して受信した第2端末200の識別情報や電波強度や測定データなどを、現在の日時とともにメモリ320に蓄積したり、通信インターフェイス360を介してサーバ500に送信したりするものである。
<サーバ500の構成>
図7を参照して、サーバ500の構成について説明する。サーバ500は、主に、CPU510と、メモリ520と、操作部540と、通信インターフェイス560と、タイマ590などを搭載する。タイマ590は、現在の日時や、所定のタイミングからの経過時間などを計測する。
メモリ520は、制御プログラムや、第1端末100毎の位置情報データ521や、第2端末200毎の現在位置の履歴データ522や、通信端末300毎の現在位置の履歴データ523や、通信端末300からアップロードされた第1端末100,100・・・の識別情報や電波強度や第2端末200の識別情報や電波強度や測定データなどの取得データ524や、第2端末200の識別情報と第2端末200が取り付けられている機器20との対応関係データ525や、第2端末200や機器20が配置される施設の地図データ526などを記憶する。
なお、取得データ524は、図8に示すように、環境センサとしての第2端末200の識別情報と、位置や測定結果の更新時刻や測定日時と、中継器端末としての通信端末300の識別情報と、第2端末200の測定位置と、取得データすなわち測定データとの対応関係を格納する。
CPU510は、通信端末300から受信した複数の第1端末100,100・・・の識別情報や電波強度などに基づいて通信端末300の現在位置を計算して、現在日時に紐づけて履歴データ523としてメモリ520に蓄積していく。CPU510は、通信端末300から受信した第2端末200の識別情報や電波強度と、通信端末300の現在位置とに基づいて、第2端末200の現在位置を特定する。そして、第2端末200や第2端末200が取り付けられている機器20の現在位置を、現在日時に紐づけて履歴データ522としてメモリ520に蓄積していったり、第2端末200から提供された測定データや測定位置すなわち取得位置を現在日時に紐づけて取得データ524に蓄積していったりする。
<情報処理>
以下では、本実施の形態にかかる通信端末300とサーバ500とにおける情報処理について説明する。通信端末300のCPU310は、メモリ320のプログラムに従って以下の処理を実行し、サーバ500のCPU510は、メモリ520のプログラムに従って以下の処理を実行する。
図9を参照して、通信端末300のCPU310は、通信インターフェイス360を介して、第1端末100からのビーコンを受信したか否かを判断する(ステップS102)。
CPU310は、第1端末100からのビーコンを受信した場合(ステップS102にてYESである場合)、通信インターフェイス360を介して、ビーコンに含まれる識別情報と電波強度とを現在日時に紐づけてサーバ500に送信する(ステップS104)。たとえば、図10Aおよび図10Bに示すように、通信端末300は、複数の第1端末100からの識別情報を取得して、その電波強度とともにサーバ500に送信する。
これを受けて、サーバ500のCPU510は、通信インターフェイス560を介して、通信端末300から複数の第1端末100,100・・・の識別情報と電波強度とを取得すると、取得データ524に蓄積して、位置情報データ521に基づいて通信端末300の現在位置を計算して現在日時に紐づけて履歴データ523に蓄積していく(ステップS106)。なお、第1端末100,100・・・の識別情報と電波強度とに基づいて通信端末300の位置を決定する方法は、通常の公知の方法を利用すればよい。
また、通信端末300のCPU310は、通信インターフェイス360を介して、第2端末200からのビーコンを受信したか否かを判断する(ステップS112)。
CPU310は、第2端末200からのビーコンを受信した場合(ステップS112にてYESである場合)、通信インターフェイス360を介して、ビーコンに含まれる識別情報と測定データと電波強度とを現在日時に紐づけてサーバ500に送信する(ステップS114)。たとえば、図10Bに示すように、通信端末300は、第2端末200からの識別情報や測定データを取得して、その電波強度とともにサーバ500に送信する。
これを受けて、サーバ500のCPU510は、通信インターフェイス560を介して、通信端末300から第2端末200の識別情報と測定データと電波強度とを取得して、一時的にメモリ520に記憶する(ステップS116)。
CPU510は、第2端末200の現在位置を計算して現在日時に紐づけて履歴データ522に蓄積したり、第2端末200の測定データを取得データ524に蓄積したりする(ステップS120)。なお、たとえば、CPU510は、通信端末300が所定値以上の電波強度の第2端末の識別情報を受信した場合に、当該通信端末300の位置を第2端末200の位置として決定したり、2つの通信端末300が所定値以上の電波強度の第2端末の識別情報を受信した場合に両者の間の位置を当該第2端末200の位置として決定したりすることができる。
CPU510は、第2端末200の測定データと第2端末200の位置とに基づいて、施設の地図データを参照しながら、施設内の様々な位置に測定データをマッピングしていく(ステップS122)。CPU510は、施設内の複数の測定位置における測定値に基づいて、測定位置と測定位置との間の測定値を予測して、施設内の温度分布を示すヒートマップを作成する。CPU510は、通信インターフェイス560を介してヒートマップを通信端末300やその他の管理者端末300Bに送信する。
これを受けて、通信端末300やその他の管理者端末300BのCPU310は、サーバ500からのデータに基づいて、図3に示すように、ディスプレイ330にヒートマップを表示する。
[第2の実施の形態]
通信端末300は、離れた位置の第2端末200のデータを受信してしまう可能性がある。この場合は、当該通信端末300の位置情報に基づいて、第2端末200から離れた位置を測定位置と認定してしまう可能性がある。そこで本実施の形態においては、上記の実施の形態に加えて、通信端末300からのデータのうちの適切なデータに基づいて第2端末200の位置や測定位置を特定してもよい。
たとえば、図11に示すように、通信端末300のCPU310は、第2端末200からのビーコンを受信した場合(ステップS112にてYESである場合)、通信インターフェイス360を介して、第2端末200からのビーコンの電波強度が所定の閾値以上であるか否かを判断する(ステップS213)。ビーコンの電波強度が所定の閾値以下の場合は、ステップS102からの処理を繰り返す。
CPU310は、ビーコンの電波強度が所定の閾値以上である場合(ステップS213にてYESである場合)、ビーコンに含まれる識別情報と測定データと電波強度とを現在日時に紐づけてサーバ500に送信する(ステップS114)。以降の処理は、上記の実施の形態と同様であるため、ここでは説明を繰り返さない。
[第3の実施の形態]
上記の実施の形態においては、通信端末300において、第2端末200からの電波強度に基づいて、測定データを有効に扱ったり、無効と判定したりするものであった。しかしながら、そのような判断をサーバ500で行ってもよい。
たとえば、図12に示すように、通信端末300のCPU310は、通信インターフェイス360を介して、第2端末200からのビーコンを受信したか否かを判断する(ステップS112)。
CPU310は、第2端末200からのビーコンを受信した場合(ステップS112にてYESである場合)、通信インターフェイス360を介して、ビーコンに含まれる識別情報と測定データと電波強度とを現在日時に紐づけてサーバ500に送信する(ステップS114)。たとえば、図10Bに示すように、通信端末300は、第2端末200からの識別情報や測定データを取得して、その電波強度とともにサーバ500に送信する。
これを受けて、サーバ500のCPU510は、通信インターフェイス560を介して、通信端末300から第2端末200の識別情報と測定データと電波強度とを取得とを取得して、一時的にメモリ520に記憶する(ステップS116)。
CPU510は、通信端末300が受けた第2端末200からのビーコンの電波強度が所定の閾値以上であるか否かを判断する(ステップS317)。
CPU510は、ビーコンの電波強度が所定の閾値以上である場合(ステップS317にてYESである場合)、第2端末200の現在位置を計算して現在日時に紐づけて履歴データ522に蓄積したり、第2端末200の測定データを取得データ524に蓄積したりする(ステップS120)。それ以降の処理は、上記の実施の形態と同様であるため、ここでは説明を繰り返さない。
[第4の実施の形態]
なお、通信端末300が第2端末200に近接しているか否かを判断するための条件に関して、第2端末200のビーコン電波の出力設定により適切な電波強度が異なったり、第2端末200や通信端末300の周囲の状況によって適切な電波強度が異なったりするケースがある。従って、通信端末300が第2端末200に近接しているか否かを判断するための閾値を自動的に修正していくことが好ましい。たとえば、本実施の形態においては、図13に示すように、サーバ500のメモリ520が、閾値設定テーブル527を記憶する。閾値設定テーブル527は、設定値すなわち設定モード毎に、通常の電波強度の範囲と、位置情報を更新するか否かのフラグと、温度情報を更新するか否かのフラグと、位置情報を更新するための電波強度の閾値との対応関係を格納する。
なお、本実施の形態においては、サーバ500で閾値を設定し、通信端末300で閾値を超えているか否かを判断するものであるが、閾値の設定を通信端末300で実行してもよいし、閾値を超えているか否かの判断をサーバ500で実行してもよい。
本実施の形態においては、より詳細には、サーバ500のCPU510および通信端末300のCPU310は、図14に示す処理を実行する。なお、ステップS102からステップS116に関しては、上記の実施の形態と同様であるため、ここでは説明を繰り返さない。CPU510は、ステップS116の処理の後で、ステップS532からの処理と、ステップS542からの処理とを実行する。
サーバ500のCPU510は、位置や測定データの更新処理として、現在からT分間分の電波強度の最大値を抽出する(ステップS532)。
CPU510は、当該最大値が、現在の設定値の通常の電波強度の範囲内であるか否かを判断する(ステップS534)。
CPU510は、当該最大値が、現在の設定値の通常の電波強度の範囲内である場合(ステップS534にてYESである場合)、今回の通信端末300の位置に基づいて第2端末200の現在位置を計算して現在日時に紐づけて履歴データ522に蓄積したり更新したり、第2端末200の測定データを取得データ524に蓄積したり更新したりする(ステップS536)。
CPU510は、第2端末200の測定データと第2端末200の位置とに基づいて、施設の地図データを参照しながら、施設内の位置に測定データをマッピングしていく(ステップS122)。CPU510は、施設内の複数の測定位置における測定値に基づいて、測定位置と測定位置との間の測定値を予測して、施設内の温度分布を示すヒートマップを作成する。CPU510は、通信インターフェイス560を介してヒートマップを通信端末300やその他の管理者端末300Bに送信する。
当該最大値が、現在の設定値の通常の電波強度の範囲内でない場合(ステップS534にてNOである場合)、第2端末200の現在位置や測定位置を更新せずに、以前の測定位置に紐づけて第2端末200の測定データを取得データ524に蓄積したり更新したりする(ステップS536)。
本実施の形態においては、サーバ500のCPU510は、ステップS116の後に、閾値更新処理として、現在からT分間分の電波強度の最大値を抽出する(ステップS542)。
CPU510は、現在の設定値の通常の電波強度の範囲を超えたデータがN個以上であるか否かを判断する(ステップS544)。たとえば、5分間に10回以上超えたか否かを判断する。
CPU510は、現在の設定値の電波強度の範囲を超えたデータがN個以上である場合(ステップS544にてYESである場合)、設定値を1上げる(ステップS546)。
現在の設定値の電波強度の範囲を超えたデータがN個以上でない場合(ステップS544にてNOである場合)、CPU510は、現在の設定値の電波強度の範囲を超えたデータがM個(<N個)以上であるか否かを判断する(ステップS548)。たとえば、5分間に3回以上超えたか否かを判断する。
現在の設定値の電波強度の範囲を超えたデータがM個(<N個)以上である場合(ステップS548にてYESである場合)、CPU510は、設定値を現状維持する(ステップS550)。
現在の設定値の電波強度の範囲を超えたデータがM個(<N個)未満である場合(ステップS548にてNOである場合)、CPU510は、設定値を1つ下げる(ステップS552)。
[第5の実施の形態]
また、上記の実施の形態に加えて、あるいは上記の実施の形態の代わりに、ステップS120において、サーバ500のCPU510は、第2端末200からの識別情報や電波強度が、所定の時間内に、たとえば10秒以内などに、異なる通信端末300から送られてきた場合は、受信した電波強度が高い方の通信端末300の現在位置に基づいて第2端末200の測定位置を決定する。あるいは、サーバ500のCPU510は、第2端末200からの識別情報や電波強度が、所定の時間内に、所定の距離、たとえば2mなど、以上離れた異なる通信端末300から送られてきた場合は、受信した電波強度が高い方の通信端末300の現在位置に基づいて第2端末200の測定位置を決定する。あるいは、サーバ500のCPU510は、第2端末200からの識別情報や電波強度が、所定の時間内に、所定の距離以上離れた異なる通信端末300から送られてきた場合は、2つの通信端末300の位置の中央の位置を第2端末200の測定位置としたり、電波強度の強さに基づいて加重平均した位置を測定位置としたりする。
あるいは、ステップS120において、サーバ500のCPU510は、第2端末200からの識別情報や電波強度が、所定の時間内に、同じ通信端末300から送られてきた場合であっても、位置が大きく変化している場合には、受信した電波強度が高かった方の現在位置や、両者の真ん中の位置や、電波強度の強さに基づいて加重平均した位置や、後の通信端末300の位置に基づいて第2端末200の測定位置を決定したりする。
[第6の実施の形態]
上記のような、測位システム1は、様々な施設や業種で利用可能である。たとえば、図15に示すように、オフィスで働く会社員が保持するスマートフォンやタブレットを通信端末300をとして、オフィスの様々な場所に第2端末200を置いたりしてもよい。
あるいは、公共施設の管理者や利用者のスマートフォンやタブレットを通信端末300として、椅子に設置する圧力センサを第2端末200としてもよい。この場合は、通信端末300やその他の管理者端末300BのCPU310は、サーバ500からの情報に従って、図16に示すように、座席が利用されているか否かを示す情報がマッピングされた画像をディスプレイ330に表示させる。
あるいは、倉庫の管理者や作業者のスマートフォンやタブレットを通信端末300として、パレットに取り付けられる重量センサを第2端末200としてもよい。この場合は、通信端末300やその他の管理者端末300BのCPU310は、サーバ500からの情報に従って、図17に示すように、荷物が置かれている場所や置かれている荷物の重量がマッピングされた画像をディスプレイ330に表示させる。
[第7の実施の形態]
上記の実施の形態の測位システム1の各装置の役割の一部または全部を他の装置が実行してもよい。たとえば、サーバ500や通信端末300の各々の役割の一部または全部を別の装置が担ったり、それらの装置の1つ1つの役割の一部または全部を複数の装置で分担したりしてもよい。
より詳細には、サーバ500が、1つの装置で実現されてもよいし、クラウド上の複数の装置によって実現されてもよい。あるいは、サーバ500の処理の一部、たとえば、通信端末300の現在位置の計算を通信端末300のCPU310が実行して、第2端末200の現在位置や測定位置の計算などをサーバ500のCPU510が実行してもよい。あるいは、通信端末300の現在位置や第2端末200の現在位置や測定位置の計算を通信端末300のCPU310が実行して、測定結果のマッピングをサーバ500のCPU510が実行してもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 :測位システム
20 :機器
100 :第1端末
110 :CPU
120 :メモリ
140 :操作部
160 :通信インターフェイス
200 :第2端末
210 :CPU
220 :メモリ
240 :操作部
250 :センサ
260 :通信インターフェイス
300 :通信端末
300B :管理者端末
310 :CPU
320 :メモリ
330 :ディスプレイ
340 :操作部
350 :タッチパネル
360 :通信インターフェイス
370 :スピーカ
380 :マイク
390 :タイマ
500 :サーバ
510 :CPU
520 :メモリ
521 :位置情報データ
522 :履歴データ
523 :履歴データ
524 :取得データ
525 :対応関係データ
526 :施設地図データ
527 :閾値設定テーブル
540 :操作部
560 :通信インターフェイス
590 :タイマ

Claims (8)

  1. 所定の位置に配置され、固有の識別情報を発信する複数の第1端末と、
    センサを含み、固有の識別情報を発信する第2端末と、
    前記第1および第2端末から発信される前記識別情報と、前記センサの測定データを受信可能な第3端末と、
    前記測定データを、前記第3端末が前記第1端末から受信した前記識別情報に基づいて決定された測定位置に対応付けて、マッピングするサーバとを備える、測位システム。
  2. 前記第3端末は、受信した前記第2の端末の電波強度が閾値以上である場合に、前記第2の端末の測定データを前記サーバに送信する、請求項1に記載の測位システム。
  3. 前記サーバは、前記第3端末が受信した前記第2の端末の電波強度が閾値以上である場合に、前記第2の端末の測定データを前記測定位置に対応付けてマッピングする、請求項1に記載の測位システム。
  4. 前記サーバは、前記第3端末が受信した前記第2の端末の電波強度に応じて、前記閾値を変更する、請求項2または3に記載の測位システム。
  5. 前記サーバは、前記第2端末のデータが同一または異なる前記第3端末を介して異なる位置のものとして取得された場合、前記閾値を上昇させる、請求項2から4のいずれか1項に記載の測位システム。
  6. 前記サーバは、前記第2端末のデータが同一または異なる前記第3端末を介して異なる位置のものとして取得された場合、電波強度が高い方の位置を測定位置とする、請求項1から5のいずれか1項に記載の測位システム。
  7. 前記サーバは、前記第2端末のデータが同一または異なる前記第3端末を介して異なる位置のものとして取得された場合、当該異なる位置の中央を測定位置とする、請求項1から5のいずれか1項に記載の測位システム。
  8. 前記サーバは、前記第2端末のデータが同一または異なる前記第3端末を介して異なる位置のものとして取得された場合、電波強度が大きい方に寄った位置を測定位置とする、請求項1から5のいずれか1項に記載の測位システム。
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