JP2023000830A - 電子レシートプログラム、電子レシートシステム及び情報端末 - Google Patents
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Abstract
【課題】電子レシートサービスを利用して購入商品の管理を行うことができる電子レシートプログラム、電子レシートシステム及び情報端末を提供する。【解決手段】電子レシートプログラムは、情報端末のコンピュータを、第1取得手段、第2取得手段及び関連付け手段として機能させる。電子レシートプログラムは、情報端末に記憶され、電子レシートサービスを利用する際に動作する。第1取得手段は、電子レシートデータに含まれる商品の商品識別情報を取得する。第2取得手段は、商品の管理に係るグループのグループ識別情報を取得する。関連付け手段は、第1取得手段により取得された商品識別情報と第2取得手段により取得されたグループ識別情報とを関連付ける。【選択図】 図14
Description
本発明の実施形態は、電子レシートプログラム、電子レシートシステム及び情報端末に関する。
近年、店舗での買物の際に発行されるレシートを電子化し、購買者が所有するスマートフォン等で閲覧できるようにしたサービス、いわゆる電子レシートサービスが提案されている。このような電子レシートサービスを利用して、購買者が購入した購入商品の管理を行うことができる仕組みが要望されている。
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、電子レシートサービスを利用して購入商品の管理を行うことができる電子レシートプログラム、電子レシートシステム及び情報端末を提供しようとするものである。
一実施形態において、電子レシートプログラムは、情報端末のコンピュータを、第1取得手段、第2取得手段及び関連付け手段として機能させる。電子レシートプログラムは、情報端末に記憶され、電子レシートサービスを利用する際に動作する。第1取得手段は、電子レシートデータに含まれる商品の商品識別情報を取得する。第2取得手段は、商品の管理に係るグループのグループ識別情報を取得する。関連付け手段は、第1取得手段により取得された商品識別情報と第2取得手段により取得されたグループ識別情報とを関連付ける。
以下、本実施形態について、図面を用いて説明する。因みに、本実施形態において、電子レシートシステムは、店舗のPOS(Point Of Sales)端末から発行されるレシートの情報を電子化した電子レシートデータをセンタサーバに保管し、このセンタサーバに保管された電子レシートデータを購買者がスマートフォン等の情報端末を利用して閲覧できるようにしたシステムである。情報端末は、電子レシートサービスを利用する際に動作する電子レシートプログラムを記憶する。
図1は、電子レシートシステムのシステム構成を簡略的に示す模式図である。本システムは、センタサーバ1と、インターネット等のネットワーク2と、POS端末5とを含む。
また本システムは、購買者が所有するスマートフォン等の情報端末4を必要とする。情報端末4は、無線LAN(Local Area Network)又はモバイル通信の技術を利用して、無線通信を行うことができる。ネットワーク2には、情報端末4と無線通信が可能なアクセスポイント3が複数接続されている。アクセスポイント3は、無線通信領域が凡そ重ならないように各所に点在して配置されている。いずれかのアクセスポイント3の無線通信領域内に存在する情報端末4は、そのアクセスポイント3との間で無線通信を行うことが可能である。
ネットワーク2には、各店舗にそれぞれ設置されるPOS端末5が接続されている。POS端末5は、商品登録部51としての機能と、決済処理部52としての機能と、レシート処理部53としての機能とを有する。商品登録部51は、購買者が購入する商品の販売データをメモリに登録する機能である。この機能により、購買者との商取引の合計金額が算出される。商品登録部51としての機能は周知であるので、詳細な説明は省略する。
決済処理部52は、商取引の合計金額に対しての支払データを基に商取引を決済する機能である。この機能により、レシートデータが生成される。レシートデータは、商取引の明細を示すもので、取引日時、取引番号、登録商品データ、合計金額、決済名称、決済金額等が含まれる。また、商取引の決済の際にPOS端末5のスキャナで電子レシート会員用の会員IDが読み取られていた場合には、会員IDがレシートデータに含まれる。
レシート処理部53は、商取引の決済毎に生成されるレシートデータを処理する機能である。レシート処理部53は、レシートデータに会員IDが含まれているか否かを確認する。会員IDが含まれていない場合、レシート処理部53は、POS端末5のプリンタを制御して、そのレシートデータをレシート用紙に印字出力する。会員IDが含まれている場合、レシート処理部53は、非構造化形式のレシートデータを、所定の変換規則に従って、構造化形式のレシートデータ、いわゆる電子レシートデータに変換する。レシート処理部53は、ネットワーク2を介して電子レシートデータをセンタサーバ1へと送信する。因みに、センタサーバ1は、各POS端末5から送られてきた電子レシートデータを、レシートファイル11で保存する。
決済処理部52は、商取引の合計金額に対しての支払データを基に商取引を決済する機能である。この機能により、レシートデータが生成される。レシートデータは、商取引の明細を示すもので、取引日時、取引番号、登録商品データ、合計金額、決済名称、決済金額等が含まれる。また、商取引の決済の際にPOS端末5のスキャナで電子レシート会員用の会員IDが読み取られていた場合には、会員IDがレシートデータに含まれる。
レシート処理部53は、商取引の決済毎に生成されるレシートデータを処理する機能である。レシート処理部53は、レシートデータに会員IDが含まれているか否かを確認する。会員IDが含まれていない場合、レシート処理部53は、POS端末5のプリンタを制御して、そのレシートデータをレシート用紙に印字出力する。会員IDが含まれている場合、レシート処理部53は、非構造化形式のレシートデータを、所定の変換規則に従って、構造化形式のレシートデータ、いわゆる電子レシートデータに変換する。レシート処理部53は、ネットワーク2を介して電子レシートデータをセンタサーバ1へと送信する。因みに、センタサーバ1は、各POS端末5から送られてきた電子レシートデータを、レシートファイル11で保存する。
図2は、レシートファイル11に保存されるレシートデータレコード111の一例を示す模式図である。レシートデータレコード111は、各POS端末5から送られてきた電子レシートデータを含むレコードである。図2に示すように、レシートデータレコード111は、会員ID、店舗コード、取引日時、レジ番号、取引番号、登録商品データ、合計金額、決済名称、決済金額等を含む。会員IDは、会員登録を行った購買者を識別するために購買者毎に設定された購買者識別情報である。店舗コードは、電子レシートデータを送信したPOS端末5が設置されている店舗を識別するために店舗毎に設定された店舗識別情報である。取引日時は、POS端末5で商取引が決済された日付と時刻である。レジ番号は、POS端末5を識別するためにPOS端末5毎に設定されたPOS端末識別情報である。取引番号は、そのPOS端末5で決済された商取引に対して発番される通し番号である。登録商品データは、購入商品として登録された商品に係る情報であって、商品コード、商品名、価格、販売点数、販売金額、関連付けフラグ等からなる。商品コードは、商品を個々に識別するために商品毎に設定された商品識別情報である。販売点数は、その商品コードで識別される商品の販売数であり、販売金額は、価格と販売点数とを乗算した金額である。関連付けフラグは、購入商品とその購入商品の管理場所とが関連付けられているか否か識別するための1ビットデータである。管理場所は、後述する。関連付けフラグは、購入商品とその購入商品の管理場所とが関連付けられている場合には、“1”にセットされる。関連付けフラグの初期状態は、“0”である。合計金額は、登録商品データに含まれる販売金額の合算額である。決済名称及び決済金額は、その合計金額に対する支払データの決済名称及び決済金額である。レシートファイル11は、会員ID毎に、レシートデータレコード111を記憶する。なお、レシートデータレコード111は、上述した項目のデータに限定されるものではない。
図3は、情報端末4の要部回路構成を示すブロック図である。情報端末4は、プロセッサ41、内蔵メモリ42、外部メモリ43、タッチパネル44、無線ユニット45及びシステムバス46を備える。そして情報端末4は、システムバス46に、プロセッサ41、内蔵メモリ42、外部メモリ43、タッチパネル44及び無線ユニット45を直接または信号入出力回路を介して接続する。かくして情報端末4は、プロセッサ41、内蔵メモリ42及び外部メモリ43と、これらを接続するシステムバス46とによってコンピュータを構成する。
プロセッサ41は、上記コンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ41は、オペレーティングシステムやアプリケーションプログラムに従って、情報端末4としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。プロセッサ41は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。
内蔵メモリ42は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。内蔵メモリ42は、不揮発性のメモリ領域及び揮発性のメモリ領域を含む。内蔵メモリ42は、不揮発性のメモリ領域ではオペレーティングシステム又はアプリケーションプログラムを記憶する。内蔵メモリ42は、プロセッサ41が各部を制御するための処理を実行する上で必要なデータを揮発性のメモリ領域で記憶する。また内蔵メモリ42は、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ41によってデータが適宜書き換えられるワークエリアとして使用する。不揮発性のメモリ領域は、例えばROM(Read Only Memory)である。揮発性のメモリ領域は、例えばRAM(Random Access Memory)である。
外部メモリ43は、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。例えばSDメモリカード、USBメモリ等が外部メモリ43となり得る。外部メモリ43は、プロセッサ41が各種の処理を行う上で使用するデータ、あるいはプロセッサ41での処理によって作成されたデータ等を保存する。外部メモリ43は、後述の関連付け手段により関連付けられた商品識別情報とグループ識別情報とを記憶する記憶部として機能する。
タッチパネル44は、情報端末4の入力デバイスと表示デバイスとを兼ね備えた機器である。
無線ユニット45は、アクセスポイント3との間で所定の無線通信プロトコルに従い無線によるデータの送信または受信を行う。
かかる構成の情報端末4には、電子レシートシステムを使用する会員専用の電子レシートアプリケーションプログラムがダウンロードされる。電子レシートアプリケーションプログラムは、以下では電子レシートプログラムと称する。電子レシートプログラムは、外部メモリ43に記憶される。この電子レシートプログラムを情報端末4にダウンロードすることによって、情報端末4を所有する購買者は、会員登録を行うことができる。会員登録を行うことにより、一意の会員IDが発番される。会員IDは、外部メモリ43に記憶される。また、外部メモリ43には、管理場所テーブル431(図4を参照)及び管理データベース432(図5を参照)が記憶される。管理場所テーブル431及び管理データベース432は、電子レシートプログラムに従ってプロセッサ41が情報処理を行う際に参照される。なお、電子レシートプログラムを外部メモリ43にダウンロードする方法は特に限定されるものではない。リムーバブルな記録媒体に制御プログラムを記録して、あるいはネットワークを介した通信により制御プログラムを配信して、外部メモリ43にダウンロードすることができる。記録媒体は、CD-ROM,メモリカード等のようにプログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能であれば、その形態は問わない。また電子レシートプログラム、会員ID、管理場所テーブル431及び管理データベース432は、内蔵メモリ42に記憶されてもよい。
図4は、管理場所テーブル431の一例を示す模式図である。図4に示すように、管理場所テーブル431は、場所コードと、管理場所とで構成されるデータテーブルである。場所コードは、対応する管理場所毎に設定される一意の識別コードである。場所コードは、グループ識別情報と称することもできる。管理場所は、購買者が購入した購入商品が管理される場所である。管理場所は、例えば冷蔵庫、冷凍庫、洗面所、倉庫等である。管理場所は、商品の管理に係るグループの一例である。本実施形態では、電子レシートプログラムの機能の1つとして、購買者が予め管理場所の設定登録を行うことができる機能があるものとする。すなわち管理場所は、購買者の任意で自由に設定登録を行うことができる。したがって管理場所テーブル431には、購買者によって設定登録された管理場所が予め記憶されているものとする。管理場所は、購買者によって適宜更新されてもよい。なお、場所コード及び管理場所は、図4の内容に限定されるものではない。
図5は、管理データベース432に保存される管理データレコード4321の一例を示す模式図である。図5に示すように、管理データレコード4321は、場所コード毎に、取引日時、商品コード、商品名、管理点数等を含む。管理点数は、管理場所で管理される購入商品数である。管理点数は、後述の関連付け手段により商品識別情報及びグループ識別情報と関連付けられる商品の点数の一例である。取引日時、商品コード、商品名及び管理点数は、以下では購入商品に係るデータと称する。なお、管理データレコード4321は、上述した項目のデータに限定されるものではない。
プロセッサ41は、第1取得手段411、第2取得手段412、関連付け手段413、出力手段414、受付手段415及び更新手段416としての機能を有する。第1取得手段411は、電子レシートデータに含まれる商品の商品識別情報すなわち商品コードを取得する機能である。
第2取得手段412は、商品の管理に係るグループのグループ識別情報すなわち場所コードを取得する機能である。
関連付け手段413は、次の2つの機能を含む。1つ目は、第1取得手段411により取得された商品識別情報すなわち商品コードと第2取得手段412により取得されたグループ識別情報すなわち場所コードとを関連付ける機能である。2つ目は、商品コードと場所コードと管理場所に管理される商品の点数すなわち管理点数とを関連付ける機能である。
出力手段414は、関連付け手段413により関連付けられた商品識別情報すなわち商品コードとグループ識別情報すなわち場所コードとを基に商品の管理に係る一覧を情報端末4に出力する機能である。
受付手段415は、関連付け手段413により関連付けられた商品の点数の変更指示を受け付ける機能である。
更新手段416は、受付手段415により商品の点数の変更指示を受け付けた場合、関連付け手段413により関連付けられた商品の点数を受付手段415により変更指示を受け付けた商品の点数に更新する機能である。
図6乃至図8は、情報端末4のプロセッサ41が電子レシートプログラムに従って実行する主要な情報処理の手順を示す流れ図である。なお、以下に説明する動作の手順及びその内容は一例である。同様な結果が得られるのであれば、その手順及び内容は限定されるものではない。
電子レシートサービスを利用する購買者は、情報端末4を操作して、電子レシートプログラムを起動する。電子レシートプログラムが起動すると、プロセッサ41は、図6の流れ図に示す手順の処理を開始する。
プロセッサ41は、ACT1としてタッチパネル44にホーム画面100(図9を参照)を表示させる。
図9は、情報端末4において表示されるホーム画面100の一例を示す模式図である。図9に示すように、ホーム画面100には、ホームアイコン101、レシートアイコン102及びその他アイコン103が表示される。ホーム画面100では、ホームアイコン101が選択状態となり、レシートアイコン102とその他アイコン103とが非選択状態となる。またホーム画面100には、バーコード104がホーム画面100に表示される。バーコード104は、会員IDを表したバーコード体系のコードシンボルである。なお、図9に表示されているテキストデータの内容及び画像は一例である。
図6の説明に戻る。
プロセッサ41は、ACT2としてレシートアイコン102がタッチされるのを待ち受ける。レシートアイコン102がタッチされない場合、他の処理を実行する。他の処理については、その説明を省略する。レシートアイコン102がタッチされた場合、プロセッサ41は、ACT2においてYESと判定し、ACT3へと進む。
プロセッサ41は、ACT2としてレシートアイコン102がタッチされるのを待ち受ける。レシートアイコン102がタッチされない場合、他の処理を実行する。他の処理については、その説明を省略する。レシートアイコン102がタッチされた場合、プロセッサ41は、ACT2においてYESと判定し、ACT3へと進む。
プロセッサ41は、ACT3として一覧コマンドをセンタサーバ1に送信するように無線ユニット45を制御する。この制御により、無線ユニット45は、一覧コマンドを無線送信する。一覧コマンドは、アクセスポイント3で受信され、ネットワーク2を介してセンタサーバ1へと送られる。一覧コマンドには、外部メモリ43に記憶された会員IDが含まれる。
一覧コマンドを受信したセンタサーバ1のプロセッサは、一覧コマンドに含まれる会員IDを含むレシートデータレコード111をレシートファイル11から全て抽出する。センタサーバ1のプロセッサは、抽出されたレシートデータレコード111を基にレシート一覧画面を作成し、第1表示コマンドを情報端末4に送信する。レシート一覧画面は、後述する。第1表示コマンドは、ネットワーク2を介してアクセスポイント3から無線送信され、一覧コマンド送信元の情報端末4で受信される。第1表示コマンドには、レシート一覧画面の画面データが含まれる。しかしてプロセッサ41は、ACT4としてセンタサーバ1から第1表示コマンドを受信するのを待ち受ける。第1表示コマンドを受信した場合、プロセッサ41は、ACT4においてYESと判定し、ACT5へと進む。
プロセッサ41は、ACT5としてレシート一覧画面を取得する。プロセッサ41は、ACT6としてタッチパネル44にレシート一覧画面200(図10を参照)を表示させる。
図10は、情報端末4において表示されるレシート一覧画面200の一例を示す模式図である。図10に示すように、レシート一覧画面200は、1又は複数のレシート情報が行毎に取引日時順に表示される。レシート情報は、例えば取引日時の日付、店舗コード、その店舗コードから特定される店舗名、取引番号等を含む。さらに、レシート一覧画面200には、ホームアイコン101、レシートアイコン102及びその他アイコン103が表示される。レシート一覧画面200では、レシートアイコン102が選択状態となり、ホームアイコン101とその他アイコン103とが非選択状態となる。なお、図10に表示されているテキストデータの内容及び画像は一例である。
図6の説明に戻る。
レシート一覧画面200を確認した購買者は、レシート情報の中から購入商品の管理を行いたいレシート情報が表示されている行をタッチして選択操作を行う。すなわちプロセッサ41は、ACT7としてレシート情報が表示されている行がタッチされるのを待ち受ける。
レシート一覧画面200を確認した購買者は、レシート情報の中から購入商品の管理を行いたいレシート情報が表示されている行をタッチして選択操作を行う。すなわちプロセッサ41は、ACT7としてレシート情報が表示されている行がタッチされるのを待ち受ける。
レシート情報が表示されている行がタッチされた場合、プロセッサ41は、ACT7においてYESと判定し、ACT8へと進む。プロセッサ41は、ACT8として選択コマンドをセンタサーバ1に送信するように無線ユニット45を制御する。この制御により、無線ユニット45は、選択コマンドを無線送信する。選択コマンドは、アクセスポイント3で受信され、ネットワーク2を介してセンタサーバ1へと送られる。選択コマンドには、選択されたレシートの取引日時、店舗コード及び取引番号と、外部メモリ43で記憶された会員IDとが含まれる。
選択コマンドを受信したセンタサーバ1のプロセッサは、選択コマンドに含まれる取引日時、店舗コード、取引番号及び会員IDが一致するレシートデータレコード111をレシートファイル11から抽出する。センタサーバ1のプロセッサは、抽出されたレシートデータレコード111を基に、紙レシートと同様のレシートを表す画面すなわちレシート画面を作成し、第2表示コマンドを情報端末4に送信する。レシート画面は、後述する。第2表示コマンドは、ネットワーク2を介してアクセスポイント3から無線送信され、選択コマンド送信元の情報端末4で受信される。第2表示コマンドには、レシート画面の画面データが含まれる。しかしてプロセッサ41は、ACT9としてセンタサーバ1から第2表示コマンドを受信するのを待ち受ける。第2表示コマンドを受信した場合、プロセッサ41は、ACT9においてYESと判定し、ACT10へと進む。
プロセッサ41は、ACT10としてレシート画面を取得する。プロセッサ41は、ACT11としてタッチパネル44にレシート画面300(図11を参照)を表示させる。
図11は、情報端末4において表示されるレシート画面300の一例を示す模式図である。図11に示すように、レシート画面300には、レシート画像Rと、管理設定ボタン301の画像と、管理閲覧ボタン302の画像と、終了ボタン303の画像とが表示される。管理設定ボタン301は、購入商品の管理設定を行う場合に購買者がタッチする。管理閲覧ボタン302は、管理された購入商品の一覧を閲覧する場合に購買者がタッチする。終了ボタン303は、電子レシートプログラムを終了する場合に購買者がタッチする。なお、図11に表示されているテキストデータの内容及び画像は一例である。
図6の説明に戻る。
プロセッサ41は、ACT12として管理設定ボタン301がタッチされるのを待ち受ける。管理設定ボタン301がタッチされない場合、ACT12においてNOと判定し、ACT13へと進む。
プロセッサ41は、ACT12として管理設定ボタン301がタッチされるのを待ち受ける。管理設定ボタン301がタッチされない場合、ACT12においてNOと判定し、ACT13へと進む。
プロセッサ41は、ACT13として管理閲覧ボタン302がタッチされたか否かを確認する。管理閲覧ボタン302がタッチされない場合、ACT13においてNOと判定し、ACT14へと進む。
プロセッサ41は、ACT14として終了ボタン303がタッチされたか否かを確認する。終了ボタン303がタッチされない場合、ACT14においてNOと判定し、ACT12に戻る。すなわちプロセッサ41は、ACT12乃至ACT14の待ち受け状態に戻る。
ACT12乃至ACT14の待ち受け状態において、管理設定ボタン301がタッチされると、プロセッサ41は、ACT12においてYESと判定し、ACT15へと進む。
プロセッサ41は、ACT15として設定コマンドをセンタサーバ1に送信するように無線ユニット45を制御する。この制御により、無線ユニット45は、設定コマンドを無線送信する。設定コマンドは、アクセスポイント3で受信され、ネットワーク2を介してセンタサーバ1へと送られる。設定コマンドには、管理設定ボタン301がタッチされたレシート画面300に表示されたレシートの取引日時、店舗コード及び取引番号と、外部メモリ43で記憶された会員IDとが含まれる。
設定コマンドを受信したセンタサーバ1のプロセッサは、設定コマンドに含まれる取引日時、店舗コード、取引番号及び会員IDが一致するレシートデータレコード111をレシートファイル11から抽出し、抽出コマンドを情報端末4に送信する。抽出コマンドは、ネットワーク2を介してアクセスポイント3から無線送信され、設定コマンド送信元の情報端末4で受信される。抽出コマンドには、抽出されたレシートデータレコード111が含まれる。しかしてプロセッサ41は、図7のACT21としてセンタサーバ1から抽出コマンドを受信するのを待ち受ける。抽出コマンドを受信した場合、プロセッサ41は、ACT21においてYESと判定し、ACT22へと進む。
プロセッサ41は、ACT22として抽出コマンドに含まれるレシートデータレコード111を取得する。そしてプロセッサ41は、レシートデータレコード111を外部メモリ43に記憶する。
プロセッサ41は、ACT23としてレシート画面300に表示されたレシート画像Rに含まれる購入商品を基に購入商品一覧画面を作成する。プロセッサ41は、ACT24としてタッチパネル44に購入商品一覧画面400(図12を参照)を表示させる。
図12は、情報端末4において表示される購入商品一覧画面400の一例を示す模式図である。図12に示すように、購入商品一覧画面400には、レシート画像Rに含まれる購入商品の商品名、価格、販売点数及び販売金額が行毎に、一覧として表示される。また購入商品一覧画面400には、レシート画面ボタン401の画像が表示される。レシート画面ボタン401は、レシート画面300に戻る場合に購買者がタッチする。なお、図12に表示されているテキストデータの内容及び画像は一例である。
図7の説明に戻る。
購入商品一覧画面400を確認した購買者は、管理設定を行いたい購入商品が表示されている行をタッチして選択操作を行う。すなわちプロセッサ41は、ACT25として購入商品が表示されている行がタッチされるのを待ち受ける。購入商品が表示されている行がタッチされない場合、ACT25においてNOと判定し、ACT26へと進む。
購入商品一覧画面400を確認した購買者は、管理設定を行いたい購入商品が表示されている行をタッチして選択操作を行う。すなわちプロセッサ41は、ACT25として購入商品が表示されている行がタッチされるのを待ち受ける。購入商品が表示されている行がタッチされない場合、ACT25においてNOと判定し、ACT26へと進む。
プロセッサ41は、ACT26としてレシート画面ボタン401がタッチされたか否かを確認する。レシート画面ボタン401がタッチされない場合、ACT26においてNOと判定し、ACT25に戻る。すなわちプロセッサ41は、ACT25及びACT26の待ち受け状態に戻る。
ACT25及びACT26の待ち受け状態において、レシート画面ボタン401がタッチされると、プロセッサ41は、ACT26においてYESと判定し、図6のACT11に戻る。すなわちプロセッサ41は、タッチパネル44にレシート画面300を表示させる。
ACT25及びACT26の待ち受け状態において、購入商品が表示されている行がタッチされると、プロセッサ41は、ACT25においてYESと判定し、ACT27へと進む。
プロセッサ41は、ACT27として第1取得手段411の機能により選択された購入商品の商品コードを取得する。プロセッサ41は、ACT28としてその商品コードを含む登録商品データをACT22の処理で外部メモリ43に記憶されたレシートデータレコード111から取得する。
プロセッサ41は、ACT29として登録商品データに含まれる関連付けフラグが“0”であるか否かを確認する。関連付けフラグが“0”である場合、すなわち購入商品とその購入商品の管理場所とが関連付けられていない場合、プロセッサ41は、ACT29においてYESと判定し、ACT30へと進む。
プロセッサ41は、ACT30としてタッチパネル44に、購入商品一覧画面400に重ねて管理場所一覧画像500(図13を参照)を表示させる。
図13は、購入商品一覧画面400に重ねて表示される管理場所一覧画像500の一例を示す模式図である。管理場所一覧画像500は、管理場所テーブル431に記憶されている場所コード及び管理場所が行毎に表示される一覧画像である。図13に示すように、例えば商品Bの管理設定を行うために商品Bが表示されている行がタッチされた場合には、商品Bが表示されている行に重ねて管理場所一覧画像500が表示される。なお、図13に表示されているテキストデータの内容及び画像は一例である。
図7の説明に戻る。
管理場所一覧画像500を確認した購買者は、管理したい管理場所が表示されている行をタッチして選択操作を行う。すなわちプロセッサ41は、ACT31として管理場所が表示されている行がタッチされるのを待ち受ける。管理場所が表示されている行がタッチされた場合、プロセッサ41は、ACT31においてYESと判定し、ACT32へと進む。
管理場所一覧画像500を確認した購買者は、管理したい管理場所が表示されている行をタッチして選択操作を行う。すなわちプロセッサ41は、ACT31として管理場所が表示されている行がタッチされるのを待ち受ける。管理場所が表示されている行がタッチされた場合、プロセッサ41は、ACT31においてYESと判定し、ACT32へと進む。
プロセッサ41は、ACT32として第2取得手段412の機能により管理場所テーブル431を参照して選択された管理場所に対応付けられた場所コードを取得する。プロセッサ41は、ACT33としてその場所コードを含む管理データレコード4321を管理データベース432から抽出する。
プロセッサ41は、ACT34として関連付け手段413の機能によりACT33の処理で抽出された管理データレコード4321に購入商品に係るデータを記述する。具体的にはプロセッサ41は、ACT27の処理で取得された商品コードと、ACT28の処理で取得された登録商品データに含まれる商品名及び管理点数として販売点数と、その登録商品データが含まれるレシートデータレコード111の取引日時と、を関連付けて管理データレコード4321に記述する。
プロセッサ41は、ACT35として、ACT28の処理で取得された登録商品データに含まれる関連付けフラグを“1”に更新する。そしてプロセッサ41は、ACT24に戻る。すなわちプロセッサ41は、タッチパネル44に購入商品一覧画面400を表示させる。
プロセッサ41は、関連付けフラグが“0”でない場合、すなわち購入商品とその購入商品の管理場所とが関連付けられている場合、ACT29においてNOと判定し、ACT36へと進む。プロセッサ41は、ACT36としてタッチパネル44に管理済み画面を表示させる。管理済み画面は、例えば選択された購入商品は既に管理場所が選択されていることを購買者に通知するメッセージとともに、購買者がメッセージを確認したことを指示するための「はい」ボタンの画像が表示される。「はい」ボタンがタッチされると、プロセッサ41は、ACT24に戻る。そしてプロセッサ41は、ACT24乃至ACT36の処理を前述したのと同様に繰り返す。
図6の説明に戻る。
ACT12乃至ACT14の待ち受け状態において、管理閲覧ボタン302がタッチされると、プロセッサ41は、ACT13においてYESと判定し、図8のACT41へと進む。
ACT12乃至ACT14の待ち受け状態において、管理閲覧ボタン302がタッチされると、プロセッサ41は、ACT13においてYESと判定し、図8のACT41へと進む。
プロセッサ41は、ACT41としてタッチパネル44に、レシート画面300に重ねて管理場所一覧画像500を表示させる。なお、管理場所一覧画像500は、図13に示したものと同一である。
管理場所一覧画像500を確認した購買者は、閲覧したい管理場所が表示されている行をタッチして選択操作を行う。すなわちプロセッサ41は、ACT42として管理場所が表示されている行がタッチされるのを待ち受ける。管理場所が表示されている行がタッチされた場合、プロセッサ41は、ACT42においてYESと判定し、ACT43へと進む。
プロセッサ41は、ACT43として管理場所テーブル431を参照して選択された管理場所に対応付けられた場所コードを取得する。プロセッサ41は、ACT44としてその場所コードを含む管理データレコード4321を管理データベース432から抽出する。
プロセッサ41は、ACT45として、ACT44の処理で抽出された管理データレコード4321を基に管理一覧画面を作成する。プロセッサ41は、ACT46として出力手段414の機能によりタッチパネル44に管理一覧画面600(図14を参照)を表示させる。
図14は、情報端末4において表示される管理一覧画面600の一例を示す模式図である。図14に示すように、管理一覧画面600には、管理場所欄601と、選択ボタン602の画像と、取引日時、商品名及び管理点数が行毎に表示される一覧と、レシート画面ボタン401の画像とが表示される。管理場所欄601には、購買者が選択した管理場所が表示される。選択ボタン602は、他の管理場所の一覧を閲覧する場合に購買者がタッチする。選択ボタン602がタッチされると、管理一覧画面600に重ねて管理場所一覧画像500が表示される。なお、管理場所一覧画像500は、図13に示したものと同一である。そして購買者は、閲覧したい管理場所が表示されている行をタッチする。図14は、例えば取引日時“YYYYMMDD”に購入した商品Aが2点と、取引日時“YYYYMMDD”に購入した商品Cが1点とが冷蔵庫で管理されている場合である。なお、図14に表示されているテキストデータの内容及び画像は一例である。
図8の説明に戻る。
管理一覧画面600を確認した購買者は、管理設定の更新を行いたい場合、その更新を行う購入商品が表示されている行をタッチして選択操作を行う。すなわちプロセッサ41は、ACT47として購入商品が表示されている行がタッチされるのを待ち受ける。購入商品が表示されている行がタッチされない場合、ACT47においてNOと判定し、ACT48へと進む。
管理一覧画面600を確認した購買者は、管理設定の更新を行いたい場合、その更新を行う購入商品が表示されている行をタッチして選択操作を行う。すなわちプロセッサ41は、ACT47として購入商品が表示されている行がタッチされるのを待ち受ける。購入商品が表示されている行がタッチされない場合、ACT47においてNOと判定し、ACT48へと進む。
購買者は、他の管理場所の一覧を閲覧したい場合、選択ボタン602をタッチすると、管理一覧画面600に重ねて管理場所一覧画像500が表示される。そして購買者は、閲覧したい管理場所が表示されている行をタッチして選択操作を行う。すなわちプロセッサ41は、ACT48として閲覧したい管理場所が表示されている行がタッチされたか否かを確認する。管理場所が表示されている行がタッチされない場合、ACT48においてNOと判定し、ACT49へと進む。
プロセッサ41は、ACT49としてレシート画面ボタン401がタッチされたか否かを確認する。レシート画面ボタン401がタッチされない場合、ACT49においてNOと判定し、ACT47に戻る。すなわちプロセッサ41は、ACT47乃至ACT49の待ち受け状態に戻る。
ACT47乃至ACT49の待ち受け状態において、購入商品が表示されている行がタッチされると、プロセッサ41は、ACT47においてYESと判定し、ACT50へと進む。
プロセッサ41は、ACT50としてタッチパネル44に、管理一覧画面600に重ねて設定更新画像700(図15を参照)を表示させる。
図15は、管理一覧画面600に重ねて表示される設定更新画像700の一例を示す模式図である。設定更新画像700は、選択した購入商品の管理点数を変更するか、選択した購入商品を含む行を一覧から削除するかを問い合わせるための画像である。図15に示すように、設定更新画像700には、選択した購入商品の管理点数を変更するか、選択した購入商品を含む行を一覧から削除するかを問い合わせるテキストデータが表示される。また設定更新画像700には、変更後の管理点数を入力するための入力欄701及び入力確定を指示するための変更ボタン702の画像と、購入商品を含む行を一覧から削除することを指示するための削除ボタン703の画像と、管理一覧画面600に戻ることを指示するための戻るボタン704の画像とが表示される。変更ボタン702は、購買者が変更後の管理点数を入力欄701に入力した場合にタッチする。変更後の管理点数を入力欄701に入力した場合とは、例えば購買者がその購入商品を消費した結果、管理点数が減った場合等を意味する。変更ボタン702は、例えば購買者が変更後の管理点数を入力欄701に入力するまではグレースケールで表示されてもよい。削除ボタン703は、購入商品を含む行を一覧から削除する場合に購買者がタッチする。購入商品を含む行を一覧から削除する場合とは、例えば購買者がその購入商品を消費した結果、管理点数が“0”になった場合等を意味する。戻るボタン704は、管理一覧画面600に戻る場合に購買者がタッチする。なお、図15に表示されているテキストデータの内容及び画像は一例である。
図8の説明に戻る。
プロセッサ41は、ACT51として受付手段415の機能により変更ボタン702がタッチされるのを待ち受ける。変更ボタン702がタッチされない場合、プロセッサ41は、ACT51においてNOと判定し、ACT52へと進む。
プロセッサ41は、ACT51として受付手段415の機能により変更ボタン702がタッチされるのを待ち受ける。変更ボタン702がタッチされない場合、プロセッサ41は、ACT51においてNOと判定し、ACT52へと進む。
プロセッサ41は、ACT52として受付手段415の機能により削除ボタン703がタッチされたか否かを確認する。削除ボタン703がタッチされない場合、プロセッサ41は、ACT52においてNOと判定し、ACT53へと進む。
プロセッサ41は、ACT53として戻るボタン704がタッチされたか否かを確認する。戻るボタン704がタッチされない場合、プロセッサ41は、ACT53においてNOと判定し、ACT51に戻る。すなわちプロセッサ41は、ACT51乃至ACT53の待ち受け状態に戻る。
ACT51乃至ACT53の待ち受け状態において、変更ボタン702がタッチされると、プロセッサ41は、ACT51においてYESと判定し、ACT54へと進む。
プロセッサ41は、ACT54として管理点数が変更された購入商品の商品コードを取得する。プロセッサ41は、ACT55として管理データレコード4321を更新する。具体的にはプロセッサ41は、ACT54の処理で取得された商品コードを含む管理データレコード4321を管理データベース432から抽出する。そしてプロセッサ41は、更新手段416の機能により管理データレコード4321に記述されている管理点数を、入力欄701に入力された変更後の管理点数に更新する。
プロセッサ41は、ACT56として変更後の管理点数を反映するように管理一覧画面600を更新する。そしてプロセッサ41は、ACT46に戻る。
ACT51乃至ACT53の待ち受け状態において、削除ボタン703がタッチされると、プロセッサ41は、ACT52においてYESと判定し、ACT54へと進む。
プロセッサ41は、ACT54として削除ボタン703がタッチされた購入商品の商品コードを取得する。プロセッサ41は、ACT55として管理データレコード4321を更新する。具体的にはプロセッサ41は、ACT54の処理で取得された商品コードを含む管理データレコード4321を管理データベース432から抽出する。そしてプロセッサ41は、更新手段416の機能により管理データレコード4321に記述されている管理点数を、“0”に更新する。本実施形態では、管理点数が“0”である場合、その管理点数と同一行の全ての項目は無効化されるものとする。すなわち管理一覧画面600に当該購入商品は表示されなくなる。プロセッサ41は、ACT56として管理一覧画面600を更新する。そしてプロセッサ41は、ACT46に戻る。
ACT51乃至ACT53の待ち受け状態において、戻るボタン704がタッチされると、プロセッサ41は、ACT53においてYESと判定し、ACT46に戻る。すなわちプロセッサ41は、タッチパネル44に管理一覧画面600を表示させる。
さて、ACT47乃至ACT49の待ち受け状態において、閲覧したい管理場所が表示されている行がタッチされると、プロセッサ41は、ACT48においてYESと判定し、ACT43に戻る。そしてプロセッサ41は、ACT43乃至ACT56の処理を前述したのと同様に繰り返す。
ACT47乃至ACT49の待ち受け状態において、レシート画面ボタン401がタッチされると、プロセッサ41は、ACT49においてYESと判定し、図6のACT11に戻る。すなわちプロセッサ41は、タッチパネル44にレシート画面300を表示させる。
図6の説明に戻る。
ACT12乃至ACT14の待ち受け状態において、終了ボタン303がタッチされると、プロセッサ41は、ACT14においてYESと判定し、図6乃至図8の流れ図に示す手順の情報処理を終了する。
ACT12乃至ACT14の待ち受け状態において、終了ボタン303がタッチされると、プロセッサ41は、ACT14においてYESと判定し、図6乃至図8の流れ図に示す手順の情報処理を終了する。
このように本実施形態によれば、購買者は、電子レシートプログラムを起動してレシート画面300に表示される管理設定ボタン301をタッチすると、タッチパネル44に購入商品一覧画面400が表示される。購入商品一覧画面400を確認した購買者は、管理設定を行いたい購入商品が表示されている行をタッチすると、その購入商品の商品コードが取得される。その商品コードを含む登録商品データがレシートデータレコード111から取得される。登録商品データに含まれる関連付けフラグが“0”である場合、タッチパネル44に管理場所一覧画像500が表示される。管理場所一覧画像500を確認した購買者は、管理したい管理場所が表示されている行をタッチすると、その管理場所の場所コードが取得される。その場所コードを含む管理データレコード4321が抽出され、管理設定を行いたい購入商品に係るデータ(商品コード、商品名、管理点数及び取引日時)が記述される。したがって購買者が購入した購入商品とその購入商品の管理場所とを関連付けて購入商品の管理を行うことができる。
また購買者は、レシート画面300に表示される管理閲覧ボタン302をタッチすると、タッチパネル44に管理場所一覧画像500が表示される。管理場所一覧画像500を確認した購買者は、閲覧したい管理場所が表示されている行をタッチすると、その管理場所の場所コードが取得される。その場所コードを含む管理データレコード4321が管理データベース432から抽出される。その管理データレコード4321を基にタッチパネル44に管理一覧画面600が表示される。したがって管理場所に管理されている購入商品の取引日時、商品名及び管理点数を一覧で容易に知ることができる。
さらに管理一覧画面600を確認した購買者は、管理設定の更新を行いたい場合、その更新を行う購入商品が表示されている行をタッチすると、設定更新画像700が表示される。設定更新画像700を確認した購買者は、変更後の管理点数を入力欄701に入力して変更ボタン702をタッチする又は削除ボタン703をタッチすると、その購入商品の商品コードが取得される。その商品コードを含む管理データレコード4321が管理データベース432から抽出され、管理点数が更新される。したがって管理場所に管理されている購入商品の管理点数を容易に更新することができる。
以上、電子レシートプログラム、電子レシートシステム及び情報端末の実施形態について説明したが、かかる実施形態はこれに限定されるものではない。
前記実施形態では、レシート処理部53は、レシートデータに会員IDが含まれているか否かを確認することを例示した。例えばレシート処理部53は、他の方法を用いて会員IDが存在するか否かを確認してもよい。例えばレシート処理部53が全てのレシートデータを電子レシートデータに変換する場合には、レシート処理部53は、レシートデータに会員IDが含まれているか否かを確認しなくてもよい。
前記実施形態では、レシートデータレコード111は、外部メモリ43に記憶されることを例示した。例えばレシートデータレコード111は、内蔵メモリ42に記憶されてもよい。
前記実施形態では、管理場所テーブル431には、購買者によって設定登録された管理場所が予め記憶されていることを例示した。例えば管理場所は、電子レシートプログラムを管理する業者等によって予め設定されてもよい。この場合、購買者は管理場所の設定登録を行う必要はない。
前記実施形態では、購入商品一覧画面400に重ねて表示される管理場所一覧画像500を確認した購買者は、管理したい管理場所が表示されている行をタッチすることで、その管理場所の場所コードを含む管理データレコード4321に購入商品に係るデータが記述されることを例示した。例えば購入商品を購入した店舗と、管理場所とを予め関連付けることで、購買者は購入商品毎に管理したい管理場所が表示されている行をタッチしなくてもよい。店舗と管理場所との関連付けとは、例えば衣料品店で購買者が購入した購入商品の管理場所はクローゼットとする等を意味する。店舗と管理場所との関連付けをどのように設定するかは任意である。店舗と管理場所との関連付けは、購買者、電子レシートプログラムを管理する業者等によって予め設定されてもよい。この場合、情報端末4の内蔵メモリ42又は外部メモリ43には、店舗コードと場所コードとで構成されるデータテーブルが記憶されてもよい。
前記実施形態では、管理場所は、商品の管理に係るグループの一例であることを例示した。例えば商品の管理に係るグループは、購入商品を管理する管理者でもよい。管理者は、例えば父、母、息子、娘、祖父、祖母等である。
前記実施形態では、管理一覧画面600には、取引日時、商品名及び管理点数が行毎に表示される一覧が表示されることを例示した。例えば取引日時から所定の期間が経過すると、その取引日時に購入された商品の商品名及び管理点数を含む行が一覧から削除されてもよい。所定の期間は、例えば1か月等である。所定の期間をどのように設定するかは任意である。所定の期間は、購買者、電子レシートプログラムを管理する業者等によって予め設定されてもよい。
前記実施形態では、情報端末4の外部メモリ43には、管理場所テーブル431及び管理データベース432が記憶されることを例示した。例えば管理場所テーブル431又は管理データベース432のうち少なくとも1つがセンタサーバ1の補助記憶デバイスに記憶されてもよい。
前記実施形態では、情報端末4の外部メモリ43は、関連付け手段413により関連付けられた商品識別情報とグループ識別情報とを記憶する記憶部として機能することを例示した。例えばセンタサーバ1の補助記憶デバイスが記憶部として機能してもよいし、クラウド上のサーバ機器が記憶部として機能してもよい。
この他、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…センタサーバ、2…ネットワーク、3…アクセスポイント、4…情報端末、5…POS端末、11…レシートファイル、41…プロセッサ、42…内蔵メモリ、43…外部メモリ、44…タッチパネル、45…無線ユニット、46…システムバス、111…レシートデータレコード、431…管理場所テーブル、432…管理データベース、4321…管理データレコード、51…商品登録部、52…決済処理部、53…レシート処理部、411…第1取得手段、412…第2取得手段、413…関連付け手段、414…出力手段、415…受付手段、416…更新手段。
Claims (6)
- 情報端末に記憶され、電子レシートサービスを利用する際に動作する電子レシートプログラムであって、
前記情報端末のコンピュータを、
電子レシートデータに含まれる商品の商品識別情報を取得する第1取得手段、
前記商品の管理に係るグループのグループ識別情報を取得する第2取得手段、及び、
前記第1取得手段により取得された前記商品識別情報と前記第2取得手段により取得された前記グループ識別情報とを関連付ける関連付け手段、
として機能させるための電子レシートプログラム。 - 前記コンピュータを、
前記関連付け手段により関連付けられた前記商品識別情報と前記グループ識別情報とを基に前記商品の管理に係る一覧を前記情報端末に出力する出力手段、
としてさらに機能させるための請求項1記載の電子レシートプログラム。 - 前記商品の管理に係るグループは、前記商品が管理される管理場所である、
請求項1記載の電子レシートプログラム。 - 前記関連付け手段は、前記商品識別情報と前記グループ識別情報と前記管理場所に管理される前記商品の点数とを関連付け、
前記関連付け手段により関連付けられた前記商品の点数の変更指示を受け付ける受付手段、及び、
前記受付手段により前記商品の点数の変更指示を受け付けた場合、前記関連付け手段により関連付けられた前記商品の点数を前記受付手段により前記変更指示を受け付けた商品の点数に更新する更新手段、
としてさらに機能させるための請求項3記載の電子レシートプログラム。 - 電子レシートサービスを利用する際に動作する電子レシートプログラムを記憶した情報端末であって、電子レシートデータに含まれる商品の商品識別情報を取得する第1取得手段、前記商品の管理に係るグループのグループ識別情報を取得する第2取得手段、及び、前記第1取得手段により取得された前記商品識別情報と前記第2取得手段により取得された前記グループ識別情報とを関連付ける関連付け手段、を備えた情報端末と、
前記関連付け手段により関連付けられた前記商品識別情報と前記グループ識別情報とを記憶する記憶部と、
を具備する電子レシートシステム。 - 電子レシートデータに含まれる商品の商品識別情報を取得する第1取得手段と、
前記商品の管理に係るグループのグループ識別情報を取得する第2取得手段と、
前記第1取得手段により取得された前記商品識別情報と前記第2取得手段により取得された前記グループ識別情報とを関連付ける関連付け手段と、
を具備する情報端末。
Priority Applications (1)
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JP2021101869A JP2023000830A (ja) | 2021-06-18 | 2021-06-18 | 電子レシートプログラム、電子レシートシステム及び情報端末 |
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Publications (1)
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