JP2023000816A - 発光装置、車両用灯具、および、発光装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】発光素子の側面を光反射性の封止材材料で封止した構造でありながら、小型で放熱特性のよい発光装置を提供する。【解決手段】基板10の周縁に沿って導電性の第1および第2枠体41,42を配置する。第1枠体41と第2枠体42との間には、間隙43が設けられ、絶縁されている。発光素子30は、第1電極21および第2電極とそれぞれに接続されている。第1枠体41の下面と基板10の上面との間には、第1電極21の一部が配置され、第2枠体42の下面と基板10の上面との間には、第2電極の一部が配置されている。第1枠体41の上面および側面の一部は、外部回路から発光素子30に電流を流入させるアノードとして用いられ、第2枠体42の上面及び側面の一部は、外部回路へ電流を流出させるカソードとして用いられる。【選択図】図1

Description

本発明は、発光素子の周囲を光反射性の材料で封止した発光装置に関する。
発光素子(LED)の正面輝度を高めるために、基板上に実装された発光素子の周囲を、光反射性の粒子等が分散された樹脂等の封止材料で充填した装置が、例えば、特許文献1に開示されている。特許文献1に記載の装置では、基板上の電極にフリップチップ実装された発光素子の周囲を取り囲むように枠体を配置し、枠体と発光素子の側面との間を封止樹脂で充填している。
一方、特許文献2には、スリットで2つに分けられた金属基板(リードフレーム)の上に、金属製の枠体を非導電性の接着剤層で固定し、枠体の内側の金属基板の上に発光素子が固定された装置が開示されている。発光素子は、スリットで2つに分けられた金属基板に対してそれぞれワイヤボンディングされている。金属性の枠体の内側は、発光素子の上面及び側面を覆うように封止樹脂が充填されている。特許文献2の装置は、金属性の枠体を用いることにより、枠体からの放熱効果を高めている。
特開2015-173287号公報 特開2010-212352号公報
特許文献1の装置では、封止樹脂によって発光素子の周囲が覆われるため、枠体の外側まで基板上の電極を延ばし、枠体の外側において基板の電極に給電を行う必要がある(特許文献1の図1参照)。そのため、基板サイズを枠体よりも大きくする必要があり、小型化に限界がある。
特許文献2の装置のようにリードフレームを用いる構成の場合、リードフレームの裏面側から給電できるため、必ずしも枠体の外側までにリードフレームを引き出す必要はない。しかしながら、リードフレームは、導電体であるため、給電部位以外の裏面には、プリント基板等の絶縁領域を配置する必要があり、リードフレームを直接ヒートシンクに搭載することはできない。そのため、発光素子の発する熱をリードフレームの裏面からヒートシンクに伝導させて放熱することができず、放熱特性の改善に限界がある。
本発明の目的は、発光素子の側面を光反射性の封止材材料で封止した構造でありながら、小型で放熱特性のよい発光装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明によれば、絶縁性の基板と、基板の上面に間隔をあけて配置された第1および第2電極と、基板の周縁部に沿って配置された導電性の枠体と、枠体で囲まれた領域内に配置された発光素子と、発光素子の側面の少なくとも一部と前記枠体との間を充填する封止材とを有する発光装置が提供される。枠体は、第1および第2枠体に分割され、第1枠体と第2枠体との間には、間隙が設けられている。発光素子は、第1および第2電極とそれぞれ電気的に接続されている。第1枠体の下面と前記基板の上面との間には、第1電極の一部が配置されている。第2枠体の下面と基板の上面との間には、第2電極の一部が配置されている。第1枠体の上面および側面の一部は、外部回路から発光素子に電流を流入させるアノードとして用いられ、第2枠体の上面及び側面の一部は、外部回路へ電流を流出させるカソードとして用いられる。
本発明によれば、発光素子の側面を光反射性の封止材材料で封止した構造でありながら、枠体の外側に電極を延在させる必要がなく、小型で放熱特性のよい発光装置を提供することができる。
本発明の実施形態の発光装置の(a)断面図、(b)上面図。 図1の発光装置の基板10の上面の第1および第2電極21,22の形状を示す上面図。 図1の発光装置をヒートシンク80上に搭載した装置を示す(a)上面図、(b)側面図。 (a)~(c)は、変形例の発光装置のアノード電極61とカソード電極62の形状を示す上面図。 (a)~(f)は、図1(a)、(b)の発光装置の製造方法を示す図である。
本発明の一実施形態の発光装置について図面を用いて以下に説明する。図1(a)および(b)は、本実施形態の発光装置の断面図および上面図である。図2は、基板10上の電極21,22の配置を示す図である。図3(a)および(b)は、ヒートシンク80を備えた発光装置の上面図および側面図である。
図1(a),(b)および図2のように、本実施形態の発光装置では、絶縁性の基板10の上面に、間隔をあけて第1および第2電極21,22が配置されている。基板10の周縁部に沿って、導電性の枠体40が配置され、枠体40で囲まれた領域内には発光素子30が配置されている。発光素子30の側面の少なくとも一部と枠体40との間は、光反射性の封止材50によって充填されている。
枠体40は、第1および第2枠体41,42に分割されている。ここでは、枠体40を、基板10の主平面に垂直な分割面44によって第1および第2枠体に分割している。第1枠体41と第2枠体42との間には、間隙43が設けられている。間隙43は、ここでは封止材50によって充填されているが、第1および第2枠体41,42が互いに絶縁されていればよい。よって、間隙43内は何も充填されていなくてもよいし、封止材50とは異なる絶縁材が配置されていてもよい。
発光素子30は、一対の素子電極(不図示)を備えたLEDであり、第1および第2電極21、22とそれぞれ電気的に接続されている。これにより、発光素子30は、第1および第2電極21,22から電流の供給を受けて発光する。図2の発光素子30の例では、素子電極として上面電極と裏面電極とを有し、裏面電極は、はんだ等の導電性の接合材により第1電極21に接合され、上面電極は、ボンディングワイヤ33により第2電極22に接続されている。なお、発光素子30と第1および第2電極21、22の接続方法は、図2の構成に限られるものではない。例えば、発光素子30の上面に一対の素子電極を配置して、ボンディングワイヤ33により第1および第2電極21,22にそれぞれ接続してもよい。また、発光素子30の裏面に一対の素子電極を配置して、バンプ等により第1および第2電極21,22にそれぞれ接続してもよい。よって、第1および第2電極21,22が発光素子30と接続される部分の形状は、発光素子30の電極構造に合わせて設計されている。
発光素子30の上面には、本実施形態では蛍光体層31が配置されている。蛍光体層31は、発光素子30が発する光によって励起され、蛍光を発する。これにより、発光素子30が発する光の波長を変換する。なお、蛍光体層31は、配置されていなくてもよい。
本実施形態では、図1(a)、図2に示すように、第1電極21は、第1枠体41の下面と基板10の上面との間にその一部が位置する形状である。同様に、第2電極22は、第2枠体42の下面と基板10の上面との間にその一部が位置する形状である。
第1枠体41の下面と第1電極21の上面、および、第2枠体42の下面と第2電極22の上面は、それぞれ導電性の接合材70により接合されている。
このように導電性の第1および第2枠体41,42は、互いに絶縁され、かつ、第1枠体41は第1電極21と、第2枠体42は第2電極22とそれぞれ導電性の接合材70により電気的に接続されているため、第1枠体41および第2枠体42を介して、発光素子30に給電することができる。
そこで、本実施形態では、第1枠体41の上面および側面の一部を、外部回路から発光素子30に電流を流入させるアノードとして用い、第2枠体42の上面及び側面の一部を、外部回路へ電流を流出させるカソードとして用いる。
電流を供給された発光素子30は、上面から発光し、発光した光は、蛍光体層31によって波長を変換されて上方へ発せられる。発光素子30の側面から発せられた光は、光反射性の封止材50により反射され、発光素子30の上面から発せられる。これにより、発光面のサイズの小さな発光装置を提供することができる。
しかも、本実施形態の発光装置は、第1枠体41および第2枠体42から第1および第2電極21,22に給電することができるため、第1および第2枠体41,42より外側まで第1および第2電極21,22を延設する必要がない。よって、基板10のサイズを第1および第2枠体41,42よりも大きくする必要がなく、発光装置を小型化することができる。
また、第1および第2枠体41,42から第1および第2電極21,22に給電することにより、第1および第2電極21,22の下面には絶縁性の基板10を配置することができる。よって、図3(a),(b)に示したように、基板10を直接ヒートシンク80の上に搭載することができるため、発光素子30の発する熱を、ヒートシンクに効率よく熱伝導させて冷却できる。したがって、発光素子30に第1および第2枠体41,42から大電流を供給し、発光素子30を大光量で発光させることが可能になる。
図1(a)のように、第1枠体41の上面および側面のうちの一部領域には、アノード電極61を配置し、第2枠体42の上面及び側面のうちの一部領域には、カソード電極62を配置することが、外部回路との電気的な接続を良好にするために好ましい。
図1(a)、(b)の例では、アノード電極61およびカソード電極62は、それぞれ第1枠体41および第2枠体42の上面に配置されている。アノード電極61およびカソード電極62は、枠体40を第1および第2枠体41,42に分割する分割面44を挟んで対称な位置に配置されている。これにより、例えば図3(a),(b)のように、2本の給電ワイヤ91,92を並べて配置して、アノード電極61およびカソード電極62を、外部回路を搭載した回路基板90の電極パッド93,94に容易に接続することができる。
<材質等>
第1および第2枠体41,42は、材質は基本的に導電体であればいいが、できるだけ電気抵抗の低いものを使うことが好ましい。例えば、AlやCu等の金属、もしくは、AlおよびCuの少なくとも一方を含む合金、あるいはSi等の半導体に不純物を高濃度にドープしたものを用いることができる。半導体の場合は、キャリア濃度が1019cm-3以上になるように不純物をドーピングしたものであることが望ましい。
アノード電極61およびカソード電極62は、例えば最表面を給電用のワイヤ材料と接合性、電気的な接触に優れるAu、Al等によって形成する。
第1および第2枠体41、42と第1および第2電極21,22を接合する接合材70は、例えばAuSn、SnAgCu等のはんだを用いることができる。
封止材50としては、酸化チタン粒子を分散させたシリコン樹脂等の樹脂を用いることができる。
第1および枠体41,42間の間隙43のサイズに制限はないが、枠体41,42を配置したのちに未硬化の流動性の封止材50を枠体41,42と発光素子30との間に封入する場合は、未硬化の封止材50の表面張力により封止材50が枠体41,42の外に流出しない間隔および長さの間隙43であることが好ましい。適切な間隙43の間隔及び長さは、未硬化の封止材50の材料の粘度や、枠体41,42に対する吸着性等の特性によって変わるが、好ましくは3mm以下、より好ましくは0.2mm以下、である。また、発光素子30の素子サイズや、枠体41,42の全体のサイズとのバランス等も考慮して、間隙43の間隔及び長さを設計することが好ましい。
2つの枠体41,42は、絶縁性材料によって間隙43を充填(接着)した後に、基板10上に実装しても良い。この場合、未硬化の封止材50は、間隙43の絶縁性材料によって、枠体41,42の外側へ流出するのが防止される。
基板10は、絶縁性で熱伝導性に優れる材料で構成されることが好ましく、例えば、AlN、Al等のセラミック材料が用いられる。また、基板10は、上面が絶縁性であればよいため、金属基板10上に絶縁性材料の層を配置したものでもよい。
<<変形例>>
第1および第2枠体41,42は、基板の中央を中心に回転対称な形状を有することが好ましい。第1および第2枠体41,42は、基板の中央を中心に回転対称な形状を有することにより、製造工程において、第1枠体41と第2枠体42とを区別することなく、第1枠体41と第2枠体42を入れ替えて基板10上に搭載しても、同じ構造の発光装置を組み立てることができる。よって、発光装置が誤って組み立てられることを防止でき、歩留まり及びスループットを向上させることができる。
そのため、アノード電極61およびカソード電極62となる電極も、基板の中央を中心に回転対称な形状を有することが好ましい。これにより、第1枠体41と第2枠体42を入れ替えて基板10上に搭載しても、アノード電極61およびカソード電極62となる電極が同じ位置に配置されるため、同じ構造の発光装置を組み立てることができる。
このため、下記変形例1~3のようなアノード電極61およびカソード電極62の構造にすることができる。
<変形例1>
図4(a)は、変形例1の発光装置のアノード電極61およびカソード電極62の配置を示す図である。アノード電極61は、第1枠体41の上面の両端部にそれぞれ配置されている。カソード電極62は、第1枠体42の上面の両端部にそれぞれ配置されている。
すなわち、アノード電極61とカソード電極62は、それぞれ2つ配置された構成であるため、第1枠体41と第2枠体42を入れ替えて基板10上に搭載しても、同じ位置に電極61または62が配置される。
なお、それぞれ2つのアノード電極61とカソード電極62は、両方を外部回路を搭載した回路基板90の電極パッド93,94に接続してもよいし、一方のみを接続してもよい。
<変形例2>
図4(b)は、変形例2の発光装置のアノード電極61およびカソード電極62の配置を示す図である。変形例2では、アノード電極61およびカソード電極62は、第1枠体41および第2枠体42の上面全体にそれぞれ配置されている。これにより、第1枠体41と第2枠体42を入れ替えて基板10上に搭載しても、同じ位置に電極61または62が配置される。
<変形例3>
図4(c)は、変形例3の発光装置のアノード電極61およびカソード電極62の配置を示す図である。変形例3では、アノード電極61およびカソード電極62は、第1枠体41および第2枠体42の上面中央の一か所にそれぞれ配置されている。これにより、第1枠体41と第2枠体42を入れ替えて基板10上に搭載しても、同じ位置に電極61または62が配置される。
<<製造方法>>
ここで、図1(a)、(b)の発光装置の製造方法について図5(a)~(f)を用いて説明する。
図5(a)のように基板10を用意し、図5(b)のように、上面に第1および第2電極21,22を形成する。形成方法は、どのような方法でもよいが、例えばメッキや気相成長法により金属膜を形成した後、第1および第2電極21,22の形状にパターニングする方法を用いることができる。
図5(c)のように、基板10の中央に発光素子30を実装する。実装方法は、第1および第2電極21,22との電気的な接続方法に応じて、はんだ付け、バンプによる接合、ダイボンディング、および、ワイヤボンディング等のうち適切な方法を用いる。
図5(d)のように、必要に応じて、発光素子30の上に蛍光体層31を搭載する。蛍光体層31の形成方法は、蛍光体粒子が分散された溶媒を発光素子30の上に塗布またはスプレーする方法や、予めプレート状に成形された蛍光体を発光素子30の上面に貼り付ける方法を用いてもよい。
図5(e)のように、アノード電極61およびカソード電極62が予め形成されている第1および第2枠体41,42を、基板10の周縁に沿って搭載し、溶融したAuSn等の接合材70により、第1および第2電極21,22の上に接合する。
このとき、第1および第2枠体41,42の間に所定の間隔の間隙43が形成されるように、位置合わせする。
図5(f)のように、第1および第2枠体41,42と、発光素子30の側面の間に、未硬化の封止材50を充填する。未硬化の封止材50は、第1および第2枠体41,42の間の間隙43にも充填されるが、表面張力により第1および第2枠体の外側には流出せず、間隙43内に留まる。その後、封止材50を、樹脂に応じた硬化方法(例えば、加熱や紫外線照射)により硬化させる。
以上により、図1(a),(b)の発光装置を製造することができる。
なお、図5(c)において、発光素子30を基板10に実装する工程の前に、図5(e)の枠体41,42を実装する工程を行ってもよい。
なお、図3(a)、(b)のように基板10の裏面にヒートシンク80が接合された発光装置を製造する場合には、図5(f)の工程で完成した発光装置を熱伝導性のよい接着剤によりヒートシンク80の上に固定すればよい。また、ヒートシンク80の上には、外部回路を搭載した回路基板90も固定し、回路基板90の電極パッド93,94と、アノード電極61,カソード電極とを給電ワイヤ91,92により接続する。
これにより、図1(a),(b)の発光装置と、回路基板90とを、ヒートシンク80により冷却することのできる装置を製造することができる。
図3の装置は、ヒートシンク80の同一面上に、給電のための回路基板90と図1(a),(b)の発光装置とを横並びに搭載し、給電ワイヤ91,92で接続できるため、ヒートシンク80と発光装置との間に、回路基板90を挟む必要がない。すなわち、図1(a),(b)の発光装置を、直にヒートシンク80に実装することができ、放熱性が高い。よって、図3(a)、(b)の装置は、高い放熱性と、省スペースをいずれも達成できる。
上述してきた本実施形態の各発光装置は、車両用灯具、プロジェクター、投光器、照明装置の光源として、好適に用いることができる。
10…基板、21…第1電極、22…第2電極、30…発光素子、31…蛍光体層、33…ボンディングワイヤ、40…枠体、41…第1枠体、42…第2枠体、43…間隙、44…分割面、50…封止材、61…アノード電極、62…カソード電極、70…接合材、80…ヒートシンク、90…回路基板、91、92…給電ワイヤ、93、94…電極パッド

Claims (16)

  1. 絶縁性の基板と、前記基板の上面に間隔をあけて配置された第1および第2電極と、前記基板の周縁部に沿って配置された導電性の枠体と、枠体で囲まれた領域内に配置された発光素子と、前記発光素子の側面の少なくとも一部と前記枠体との間を充填する封止材とを有し、
    前記枠体は、第1および第2枠体に分割され、前記第1枠体と第2枠体との間には、間隙が設けられ、
    前記発光素子は、前記第1および第2電極とそれぞれ電気的に接続され、
    前記第1枠体の下面と前記基板の上面との間には、前記第1電極の一部が配置され、
    前記第2枠体の下面と前記基板の上面との間には、前記第2電極の一部が配置され、
    前記第1枠体の上面および側面の一部は、外部回路から前記発光素子に電流を流入させるアノードとして用いられ、前記第2枠体の上面及び側面の一部は、前記外部回路へ電流を流出させるカソードとして用いられることを特徴とする発光装置。
  2. 請求項1に記載の発光装置であって、前記第1枠体の上面および側面のうちの一部領域には、アノード電極が配置され、前記第2枠体の上面及び側面のうちの一部領域には、カソード電極が配置されていることを特徴とする発光装置。
  3. 請求項1または2に記載の発光装置であって、前記第1および第2枠体は、前記基板の中央を中心に回転対称な形状を有することを特徴とする発光装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の発光装置であって、前記アノード電極およびカソード電極は、それぞれ前記第1枠体および第2枠体の上面に配置されていることを特徴とする発光装置。
  5. 請求項2または4に記載の発光装置であって、前記アノード電極およびカソード電極は、前記基板の中央を中心に回転対称な位置に配置されていることを特徴とする発光装置。
  6. 請求項4に記載の発光装置であって、前記アノード電極およびカソード電極は、前記第1枠体および前記第2枠体の上面全体にそれぞれ配置されていることを特徴とする発光装置。
  7. 請求項5に記載の発光装置であって、前記アノード電極は、前記第1枠体の上面の両端部にそれぞれ配置され、前記カソード電極は、前記第1枠体の上面の両端部にそれぞれ配置されていることを特徴とする発光装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の発光装置であって、前記枠体を前記第1および第2枠体に分割する分割面は、前記基板の主平面に垂直であることを特徴とする発光装置。
  9. 請求項1ないし8のいずれか1項に記載の発光装置であって、前記第1および第2枠体の分割面の間の空隙には、前記封止材が充填されていることを特徴とする発光装置。
  10. 請求項1ないし9のいずれか1項に記載の発光装置であって、前記第1枠体の下面と前記第1電極の上面、および、前記第2枠体の下面と前記第2電極の上面は、それぞれ導電性の接合材により接合されていることを特徴とする発光装置。
  11. 請求項9に記載の発光装置であって、前記基板の外周と、前記枠体の外周は一致していることを特徴とする発光装置。
  12. 請求項1ないし11のいずれか1項に記載の発光装置であって、前記第1および第2枠体は、金属、または、不純物をドープした半導体によって構成されることを特徴とする発光装置。
  13. 請求項1ないし12のいずれか1項に記載の発光装置であって、前記基板の裏面には、ヒートシンクが固定されていることを特徴とする発光装置。
  14. 請求項1ないし13のいずれか1項に記載の発光装置を含む車両用灯具。
  15. 上面に間隔をあけて配置された第1および第2電極を備えた絶縁性基板の前記基板上に発光素子を搭載し、前記第1および第2電極をそれぞれ前記発光素子と電気的に接続する工程と、
    前記基板の周縁部に沿って、第1枠体と第2枠体とを、前記第1枠体と第2枠体との間に間隙が生じるように搭載し、前記第1枠体の下面と前記第1電極の一部とを導電性接合材により接合し、前記第2枠体の下面と前記第2電極の一部とを導電性接合材により接合する工程と、
    前記第1枠体および第2枠体と、前記発光素子の側面との間に、未硬化の流動性のある封止材によって封止する工程と
    を有する発光装置の製造方法。
  16. 請求項15に記載の発光装置の製造方法であって、前記封止する工程は、未硬化の流動性のある封止材を、前記第1および第2枠体の間の間隙に流入させ、かつ、前記流動性のある封止材の表面張力により、前記流動性のある封止材を前記枠体外に流出させないことを特徴とする発光装置の製造方法。
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