JP2022554266A - 尿素造粒物の製造方法及び製造プラント - Google Patents

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Abstract

本発明は、尿素造粒物の製造方法に関する。その製造方法において、尿素造粒機(10)からの排気ガス流(11)が造粒機排気ガススクラバ(12)におけるダスト・スクラビング・プロセスに供され、前記ダスト・スクラビング・プロセスに水性のスクラビング溶液(20)が使用され、水性のスクラビング溶液は、ダスト・スクラビング・プロセスからの尿素含有溶液を蒸発させ、続いて蒸発中に得られた蒸気を凝縮させることによって部分的に得られたものであり、スクラビング溶液は、少なくとも2つの異なる起源及び/又は組成の液体流が送り込まれる少なくとも1つの混合タンク(16)内で生成され、混合タンク(16)に送り込まれるこれらの液体流のうちの1つ(19)が、造粒機排気ガススクラバ(12)からのスクラビング溶液である。本発明によれば、混合タンク(16)内の少なくとも2つの液体流を混合することによって生成されたスクラビング溶液(15)は、事前に蒸発させてそれを再び凝縮させることなく造粒機排気ガススクラバ(12)に送り返される。【選択図】図1

Description

本発明は、尿素造粒物の製造方法に関する。その製造方法において、尿素造粒機からの排気ガス流が造粒機排気ガススクラバにおけるダスト・スクラビング・プロセスに供され、前記ダスト・スクラビング・プロセスに水性のスクラビング溶液が使用され、水性のスクラビング溶液は、ダスト・スクラビング・プロセスからの尿素含有溶液を蒸発させ、続いて蒸発中に得られた蒸気を凝縮させることによって部分的に得られたものであり、スクラビング溶液は、少なくとも2つの異なる起源及び/又は組成の液体流が送り込まれる少なくとも1つの混合タンク内で生成され、混合タンクに送り込まれるこれらの液体流のうちの1つが、造粒機排気ガススクラバからのスクラビング溶液である。
造粒プロセスで使用される造粒機排気ガススクラバ、さらに流動床冷却器のスクラバは、真水を必要とする。真水は、外部からプラントに送り込むことができ、又は脱離プロセスから取り出すことができ、水収支が確実に合計される。
欧州特許第2844640号明細書には、アンモニア及び二酸化炭素から尿素を製造する方法及びプラントが記載されており、尿素濃縮物が最初に蒸発によって生成され、次いでこれが造粒機に送り込まれ、そこで尿素造粒物が製造される。尿素造粒からの排気はほこりを帯びているため、ダストスクラビングに供さなければならない。ダスト・スクラビング・プロセスでは、循環する尿素溶液をスクラビング媒体として使用することができる。また、ダスト・スクラビング・プロセスには、一般的に真水が使用される。造粒機からの排気は高温であるため、ダストスクラバ内の水の一部が蒸発し、この損失は真水に置き換えられる。ダスト・スクラビング・プロセスでは、形成された尿素流が、10重量%~60重量%の尿素を含有し、この尿素を回収するために、上記の特許では、この尿素流を第2の蒸発装置に送り込んでそこで濃縮し、造粒機に送り返すことが提案されている。この第2の蒸発装置からの排気ガス流が第2の凝縮装置に送り込まれ、当該プロセスで生成された凝縮物がダストスクラバ内に通される。この凝縮物の水性流は、ごくわずかな一部のアンモニア及び/又は尿素を含有しているにすぎないため、ダストスクラビングに適していると見なされる。必要に応じて、ダストスクラバには、第1の凝縮装置からの凝縮物の処理によって凝縮物処理装置で生成され、環境に有害ないかなる物質も当然含有していない追加的なスクラビング水も送り込まれる。
米国特許出願公開第2019/0256432号明細書には、尿素プラントの排気ガス流から成分を回収するためのプラントが記載されており、ダスト・スクラビング・プロセスからのスクラビング溶液が一時貯蔵タンクに通され、尿素造粒からの成分及び水を含有するスクラビング溶液もこの貯蔵タンク内に導入される。両方の液体流を蒸発システム内に直接通すこともできる。蒸発からの蒸気の一部は凝縮され、当該プロセスで得られた凝縮物は凝縮物ラインを介してスクラバに戻される。
欧州特許第2844640号明細書 米国特許出願公開第2019/0256432号明細書
本発明によって対処する問題は、冒頭で述べた特徴を有する尿素造粒物を製造するために改善された方法を利用可能にすることであり、これにより、造粒機排気ガスのスクラビングにおいて、装置にかかる経費をより少なくして管理することが可能である。
上述の問題に対する解決策によって、請求項1の特徴を有する冒頭で述べたタイプの尿素造粒物を製造する方法が提供される。
本発明によれば、混合タンク内で少なくとも2つの液体流を混合することによって生成されたスクラビング溶液は、事前に蒸発させてそれを再び凝縮させることなく造粒機排気ガススクラバに送り込まれる。
最初に言及した米国特許出願公開第2019/0256432号明細書から知られている方法の場合、混合タンクを設けることも当然可能である。しかし、2つの液体流のみがこの混合タンクに送り込まれ、これらの流れのうちの1つは造粒機排気ガススクラバからのスクラビング溶液である。第2の溶液が、尿素造粒機の洗浄中に形成される溶液である。その結果、混合タンクに送り込まれる両方の溶液には、尿素が多量に混入している。したがって、従来技術における提案は、まず、混合タンク内で合わされた尿素含有溶液を蒸発させることであり、このようにして形成された濃縮溶液は、通常の方法で尿素造粒のプロセスに返される。一方、蒸発中に形成される蒸気は凝縮され、その凝縮物は次いで造粒機排気ガススクラバに送り込まれる。
したがって、混合タンクが使用されるものの、その中で形成された混合溶液には尿素が多量に混入しており、その結果、造粒機排気ガススクラバ内のダストスクラビングに直接再使用することができない。むしろ、蒸発及びその後の凝縮による処理が必要であり、その目的のために、対応する追加的装置がプラントで必要とされる。
対照的に、本発明は、解決策に対して異なるアプローチを追求している。そのアプローチは、混合タンクの使用を定めるものであり、混合タンクには、尿素が混入したスクラビング溶液が同様に造粒機排気ガススクラバから確かに送り込まれるが、尿素が混入していない又は少なくとも尿素があまり混入していないさらなる水性液体流がこの混合タンクに送り込まれるため、混入スクラビング溶液は混合タンク内で希釈される。このことは、このような希薄な溶液を造粒機排気ガススクラバに直接送り返すことができ、別のダストスクラビング作業のための新たなスクラビング溶液として使用することができるという利点を有する。したがって、本発明によれば、混合タンクは、循環スクラビング溶液として使用することができるスクラビング溶液を生成するために使用される。すなわち、造粒機排気ガススクラバから出発して、造粒機排気ガススクラバからの使用済みスクラビング溶液を混合タンクに送り込み、そこで希釈し、その後混合タンクから送り返すことができる。このことは、これにより、混合タンクからの溶液の蒸発及び凝縮に必要となるプラントの部分が省かれるという利点を有する。このことは、混合タンクからの溶液を最初に蒸発させてから再凝縮する必要がないため、エネルギーの節約にもなる。
本発明による方法の好ましい発展形態によれば、異なる起源及び/又は異なる組成の少なくとも3つの液体流が混合タンクに送り込まれる。上述の2つの液体流、すなわち造粒機排気ガススクラビングからの混入溶液及びプロセス凝縮物に加えて、例えば、真水を混合タンクに送り込むことも可能である。このことは、混合タンク内で生成された溶液の組成を所望の仕様に適合させるための追加的な自由度が得られるという利点を有する。つまり、例えば、造粒機排気ガス・スクラビング・プロセスからの混入溶液を十分に希釈するために利用可能な凝縮物が、不十分であることが想定される。この場合、真水が第3の液体流として使用される。真水は、所望の濃度にさらに希釈するために混合タンクへ送り込まれるため、それに応じて、尿素及び適用可能な場合には他の不純物を低濃度で有する溶液が混合タンク内で確実に形成される。この溶液は、新たなスクラビング溶液として、適用可能な場合にはスクラビング除去される他の物質とダストとを適切に吸収することができ、この目的のために、造粒機排気ガススクラビング段階に送り返すことができる。
したがって、本発明による手段によって、スクラビング溶液が混合タンク内で生成され、このスクラビング溶液は循環スクラビング溶液として適しており、混合タンクと造粒機スクラバとの間を直接循環することができる。すなわち、このスクラビング溶液は実質的に任意の回数使用することができ、それぞれの場合において、常に混合タンクから造粒機スクラバ内に流れ、そこから混合タンク内に戻る。
一方、上述の米国文献による従来技術では、尿素を含む溶液が造粒機スクラバから混合タンク内に通されるものの、その後この混合タンクから蒸発プロセスに通され、次いで蒸発からの凝縮物のみが造粒機スクラバ内に戻される。したがって、既知の解決策では、混合タンクと造粒機スクラバとの間に直接的な連結はなく、また、2つの溶液のみが混合タンク内に導入され、その両方に尿素が混入しているため、これら2つの溶液は、造粒機排気ガススクラバでの直接的な再使用には適さない。
本発明による方法の好ましい発展形態によれば、混合タンクに送り込まれる液体流のうちの少なくとも2つは、尿素造粒物を製造するためのプラントで形成された水溶液である。これら2つの溶液のうちの1つは、造粒機排気ガススクラバからの尿素が混入したスクラビング溶液である。混合タンクに送り込まれる少なくとも3つの液体流のうちのもう1つは、例えば、尿素含有溶液の蒸発中に生成された蒸気の凝縮による凝縮物であり得る。しかし、これは、追加的に蒸発及び凝縮が必要な凝縮物ではなく、いかなる場合もプラント内で形成される凝縮物である。これは、製造中に形成される尿素含有ダストの排気ガススクラビングを伴う尿素造粒物の製造のためのこのタイプのプラントでは、一般に、少なくとも1つの蒸発及び凝縮の段階が含まれるためである。その蒸発及び凝縮の段階によって、追加的な尿素造粒物の製造用に、ダストスクラビングからの溶液に含有される尿素の一部が回収され、それを再使用するために、ダストスクラビングからの溶液が濃縮される。本発明によれば、プロセス凝縮物は主に水からなるため、凝縮からのこの液体流は、ダストスクラビングからの使用済みスクラビング溶液を希釈するのに適しており、そのため、少なくとも部分的に混合タンクに送り込まれる。使用済みスクラビング溶液は同様に混合タンクに送り込まれ、上記のようにより多くの尿素を含有している。これらの液体流を混合することにより、混合タンク内に希薄なスクラビング溶液が形成される。この希薄なスクラビング溶液は、より少ない割合の尿素を含有し、その結果、尿素造粒機からのダストのダストスクラビングに再使用することができる。
このような蒸発を必要としないプラントもある。しかし、その後に混入流れが形成され、これは、何らかの他の方法で精製又は消費されなければならない。本発明によるプラント構想においては、尿素含有流は蒸発によって生成物に送り返すことができるため、排気ガススクラバは液体流を排出する必要がない。
造粒機排気ガススクラバは、例えば、下部に位置するダスト段階と、上部に位置する酸段階とに細分化することができる。混合タンクからの液体は、その後、ダスト段階を介さずに酸段階を介して循環することができる。しかし、本発明の範囲内で様々な変形が可能である。循環は、酸段階を介して、又はダスト段階を介して、あるいは両方の段階を介して行うことができ、したがって上述の2つの選択肢の組み合わせが提供される。
さらなる尿素造粒物の製造用に、使用済みスクラビング溶液を濃縮し、次いでその中に含有される尿素を尿素造粒機に送り返すために、使用済みスクラビング溶液の一部を、例えば造粒機排気ガススクラバの下部領域から排出し、プラント内の蒸発システムに送り込むことができる。この蒸発は蒸気を生じさせ、この蒸気はその後凝縮させることができる。本発明によれば、このプロセス中に得られたプロセス凝縮物は、混合タンク内で処理されている循環スクラビング溶液を希釈するために、少なくとも部分的に混合タンクに送り込むことができる。
本発明による方法の好ましい発展形態によれば、混合タンクに送り込まれる少なくとも3つの液体流のうちの少なくとも1つは真水である。ここでは、例えば、外部からプラントに送り込まれる真水を使用することが可能である。
本発明による方法の好ましい発展形態によれば、混合タンクに送り込まれる少なくとも3つの液体流のうちの少なくとも1つは、造粒機排気ガススクラバから出発して、混合タンクに直接送り込まれる造粒物排気ガススクラビングからの循環スクラビング溶液である。本発明による方法の文脈において、「直接」という用語は、当然ながらスクラビングプロセスに起因してより高い濃度の尿素を含有する造粒機排気ガススクラバからのスクラビング溶液が、最初に蒸発及び凝縮に供されるのではなく、代わりに造粒物排気ガススクラビングから誘導され、蒸発及び凝縮の処理なしに混合タンクに送り込まれることを意味する。それは、本発明によれば、混入スクラビング溶液を処理するプロセスが、混合タンク内で実施される混合プロセス/希釈プロセスであるためである。
本発明による方法の好ましい発展形態によれば、混合タンク内で少なくとも2つの液体流を混合することによって生成されたスクラビング溶液は、混合タンクから出発して、ラインを介して造粒機排気ガススクラバに直接送り込まれる。すなわち、直接連結ラインが、混合タンクと造粒機排気ガススクラバとの間に設けられ、前記ラインは、介在する蒸発段階を介して通じていない。本発明による解決策の目的は、混合タンクを使用して、混合タンクに送り込まれる液体流を、生成される混合溶液がその仕様及び濃度に関して最適化され、続いて造粒機排気ガススクラビングに直接使用されるような比率で混合することである。ここでは、3つの異なる溶液を混合タンクに送り込み、それにより、尿素が多かれ少なかれ混入している造粒機排気ガススクラビングからの循環スクラビング溶液を、混入のない溶液と必要に応じて混合することにより希釈することができれば、特に有利である。例えば、利用可能なプロセス凝縮物が不十分である限り、プロセス凝縮物に、場合によっては外部からプラントに供給される真水を追加的に混合することができる。この好ましい変形例により、本発明による方法が非常に適応性のあるものになる。それは、混合タンクに送り込まれる体積流量のそれぞれの相対比を、スクラビング溶液のそれぞれの所望の濃度に従って互いに適合させることができ、所望に応じて変更することができるためである。
上述の方法の変形例における好ましい選択肢として、混合タンクで生成されたスクラビング溶液は、混合タンクと造粒機排気ガススクラバとの間の、混合タンクから出発する直接連結ラインを介して造粒機排気ガススクラバの上部領域内に導入される。
この場合、混合タンクで生成されたスクラビング溶液は、好ましくは、混合タンクから造粒機排気ガススクラバまでのラインに配置されたポンプによって造粒機排気ガススクラバに送達される。
本発明による方法の好ましい発展形態によれば、少なくとも真水を混合タンクに送り込むラインは、遮断装置、特にバルブによって遮断することができる。これにより、尿素含有循環スクラビング溶液に対してプロセス凝縮物の混合物が所定の仕様に従ったその希釈に十分でない場合にのみ、第3の液体流として追加的な真水が混合タンクに送り込まれ、適応性の度合いが高まる。したがって、そうでない場合は、真水の送り込みはバルブによって遮断することができる。
このプロセスを最適化するために、循環スクラビング溶液中の尿素及び適用可能な場合は他の溶解物質の濃度の測定を実施し、測定の結果に従って、十分な体積のプロセス凝縮物及び/又は真水を混合タンクに送り込むことが可能であってもよい。
本発明による方法の好ましい発展形態によれば、造粒機排気ガススクラバから生じて混合タンクに送り込まれる循環スクラビング溶液は、造粒機排気ガススクラバに一体化された受器体積部を介して、又は別個の受器タンクを介して搬送される。
本発明による方法の好ましい発展形態によれば、尿素含有溶液の蒸発は減圧下で行われ、蒸発中に形成される蒸気が凝縮する間に生成された凝縮物は、好ましくは、混合タンク内で循環スクラビング溶液を希釈するために混合タンクに直接送り込まれ、循環スクラビング溶液は同様に混合タンクに送り込まれる。本発明による方法のこの変形実施形態の1つの利点は、蒸気の凝縮中に形成されるプロセス凝縮物のために従来技術においては必要であり、凝縮器がその中にはめ込まれる受け入れ容器が、もはや必要ではないことである。これは、ここでは混合タンクによってこの機能が引き受けられているためであり、造粒機排気ガススクラバからの循環スクラビング溶液は凝縮物で希釈される。
好ましくは同様に混合タンクに送り込まれる真水を、凝縮物と同じ方法で使用することができ、その真水で、造粒機排気ガススクラバから混合タンクに送り込まれた循環スクラビング溶液を混合タンク内で希釈し、それを、ダストスクラビングのためのスクラビング溶液として造粒機排気ガススクラバ内で再使用することができる。ここでは、可能な限り少量の真水を外部から送り込むことが望ましく、したがって、利用可能な体積のプロセス凝縮物による希釈の度合いがもはや十分でない場合にのみ真水を送り込む。
本発明はさらに、尿素造粒物を製造するための、特に、上記の種類の方法において使用するためのプラントに関する。そのプラントは、尿素造粒機と、前記尿素造粒機からの排気ガス流に対してダスト・スクラビング・プロセスが行われる造粒機排気ガススクラバと、このダスト・スクラビング・プロセス中に得られた水性のスクラビング溶液を蒸発させるための少なくとも1つの装置と、蒸発中に得られた蒸気を凝縮させるための少なくとも1つの凝縮装置と、異なる起源及び/又は組成の少なくとも2つの液体流が送り込まれる、水性のスクラビング溶液を生成及び保持するための少なくとも1つの混合タンクとを備え、混合タンクに送り込まれるこれらの液体流のうちの1つが造粒機排気ガススクラバからのスクラビング溶液であり、本発明によれば、液体流のための少なくとも3つのラインが前記混合タンクに通じ、これらのラインのうちの少なくとも1つが凝縮物のためのラインであり、そのラインは凝縮装置から混合タンクに直接通じる。
このプラントにおいて、本発明の好ましい発展形態によれば、3つのラインのうちの少なくとも1つが、好ましくは、真水源から混合タンクに通じる真水用ラインである。
したがって、特に好ましくは、少なくとも3つの異なる構成の液体流及び/又は異なる起源の少なくとも3つの液体流が、それぞれの別個のラインを介して混合タンクに送り込まれ、混合タンク内で混合される。すなわち、少なくとも3つの液体流とは、造粒機排気ガススクラバからの尿素含有スクラビング溶液、尿素含有溶液の先の蒸発と、蒸発中に形成された蒸気のその後の凝縮とからのプロセス凝縮物、及び好ましくはプラントの外部からの真水である。
このプラントにおいて、本発明の好ましい発展形態によれば、混合タンクから出発して、混合タンク内で生成された希薄なスクラビング溶液のための少なくとも1つのラインが、好ましくは、中間の蒸発及び/又は凝縮を伴うことなく造粒機排気ガススクラバに直接通じる。混合タンク内で希釈されたスクラビング溶液は、このラインを介して造粒機排気ガススクラバに送り返され、希釈のためのさらなる処理は不要である。したがって、循環スクラビング溶液が生成され、それは造粒機排気ガススクラバから混合タンクに送り込まれ、そこで必要に応じて希釈され、次いでスクラビング溶液として再び造粒機排気ガススクラバに直接送り返される。
本発明を、添付の図面を参照し、例示的な実施形態によって、以下により詳細に記載する。
尿素造粒機からの排気ガス流のダストスクラビングのための本発明による例示的なプラントについて概略的に簡略化したプラント図を示し、図示したプラントユニットは、好ましくは尿素造粒物を製造するためのプラントの一部である。
以下で図1を参照し、本発明による方法の例示的な変形実施形態を、この図に基づいてより詳細に説明する。図1による例示は、概略的にかなり簡略化しており、本発明の範囲内で、重要なそれらのプラント構成要素のみを示している。当該プラントは尿素造粒機10を備え、例えば流動床造粒によって尿素溶融物又は濃縮尿素溶液から、尿素をベースとする肥料造粒物が製造される。例えば流動床造粒機における尿素造粒物の製造については、それ自体従来技術から知られているため、この時点ではさらに詳細に説明しない。尿素造粒中に尿素造粒機10内で形成されたダスト含有及び/又はアンモニア含有の排気ガス流は、ライン11を介して、かつ適切な場合にはブロワによって造粒機排気ガススクラバ12に送り込まれ、そこで、スクラビング溶液によって排気ガス流からダストがスクラビング除去される。スクラビングされた排気ガスは、例えばブロワ17によって造粒機排気ガススクラバ12の上部領域から排気ガスライン13を介して排出され、例えば煙道14に送り込まれるか、又は適切であれば他の方法でさらに処理され得る。
スクラビング溶液は、スクラビング溶液が混合される混合タンク16から出発し、この混合タンク16から造粒機排気ガススクラバ12の上部領域内に通じるライン15を介して、造粒機排気ガススクラバ12に送り込まれる。この例示的な変形例では、酸段階が開始されるため、混合機が好ましくはライン15に設置され、この混合機の直前に酸を添加することが可能である。酸は、例えばライン24を介して、ライン15内に添加することができ、ライン15は造粒機排気ガススクラバ12に通じる。造粒機排気ガススクラバ12において、スクラビング溶液15は、好ましくは、スクラビングされる排気ガス流に向流で誘導される。新たなスクラビング溶液はライン15を介して造粒機排気ガススクラバ12の上部領域に送り込まれ、尿素が混入したスクラビング溶液は、造粒機排気ガススクラバ12の下部領域からライン19を介して排出される。一方、排気ガスはライン11を介して造粒機排気ガススクラバ12の下部領域内に導入され、スクラビング後の排気ガスは、造粒機排気ガススクラバ12の上部領域からライン13を介して排出される。上部酸性スクラバの溶液には酸残留物が追加的に混入する。酸残留物にはいかなる遊離酸もほとんど存在せず、それは、むしろアンモニアと酸との生成物である。蒸発を伴うプラント構想では、硫酸を使用することが通例であり、硫酸は次に反応して硫酸アンモニウムを形成し、硫酸アンモニウムは尿素と共に造粒を受けやすい。しかし、原則として、他の酸、例えば硝酸を使用して、硝酸アンモニウムを生じさせることも可能である。
造粒機排気ガススクラバ12では、尿素が混入し、造粒機排気ガススクラバ12からライン19を介して排出され、混合タンク16に直接送り込まれる使用済みスクラビング溶液が得られる。混合タンクでは、尿素が混入したこのスクラビング溶液は、さらなる水性液体流と混合することによって希釈され、次いで、ポンプ25によってライン15を介して送達され、さらなるスクラビング作業のための再生スクラビング溶液として造粒機排気ガススクラバ12に送り返される。したがって、混合タンク16で調製されたスクラビング溶液は、複数回使用される循環スクラビング溶液であり、混合タンク16から出発して、ライン15を介して造粒機排気ガススクラバ12まで循環し、そこからライン19を介して混合タンク16に戻る。
造粒機排気ガススクラバ12の下部領域からライン18を介して排出されたスクラビング溶液を、ここでは図示していないが、蒸発段階に通すことができる。そこで、スクラビング溶液を蒸発させることにより、濃縮された尿素含有の溶液及び硫酸アンモニウム含有であってもよい溶液、又は他の何らかの酸とアンモニアとの生成物を含有する溶液を生成し、これを尿素造粒機10に返すことができる。このようにして、スクラビング溶液の中に含有される尿素を、さらなる尿素造粒物を製造するために使用する。この蒸発中に形成される蒸気は、ここでも同様に図示されていないが、凝縮装置内で凝縮され、当該プロセスで得られた凝縮物は、混合タンク16にライン20を介して送り込まれる。したがって、この凝縮物は、当該プロセス自体で得られ、尿素が混入したスクラビング溶液を希釈するために混合タンク16で使用することができる水溶液であり、その結果、希釈されたスクラビング溶液を、その後、さらなるスクラビング作業のために造粒機排気ガススクラバ12にライン15を介して送り返すことができる。
混合タンク16内でさらなる希釈を行うことができるように、かつ当該方法の適応性を高めるために、混合タンク16にさらなるライン21を介して真水を送り込むことがさらに可能である。この真水は、例えば、外部からライン22を介してプラントに送り込むことができ、ライン22を介して、真水を造粒機排気ガススクラバ12に送り込むことも可能である。真水用のライン21は、ライン22から分岐し、混合タンク16に通じており、好ましくはバルブ23がライン21に設けられる。その結果、混合タンク16への真水の送り込みを遮断することができ、それによって初めて、必要な場合に追加的に希釈するための真水を混合タンク16に送り込むことができる。
本出願において「真水」が言及される場合、これは、例えば、尿素合成の脱離に由来する水であってもよく、やはりアンモニア及び/又は尿素をごく少量含有している可能性がある。したがって、必ずしも100%の純水である必要はない。しかし、当然ながら水道網からの水を「真水」として混合タンクに送り込むこともできる。
したがって、本発明による方法によれば、混合タンク16は、ライン20、21及び19を介して混合タンク16に入る異なる起源の少なくとも3つの液体流を供給するように設計される。この3つの液体流は、第一に、造粒機排気ガススクラバ12からの尿素含有の循環スクラビング溶液、第二に、ライン20を介して混合タンク16に送り込まれる凝縮物、及び第三に、ライン21を介して混合タンク16に入る真水である。したがって、混合タンク内の造粒機排気ガススクラバ12からの尿素含有溶液を必要に応じて多かれ少なかれ希釈するための、かなりの適応性が可能である。十分なプロセス凝縮物が利用可能である限り、ライン19を介して混合タンク16に入る尿素含有溶液は、凝縮物のみで十分に希釈し得る。しかし、利用可能な凝縮物が不十分である場合、又は酸とアンモニアとの反応からの尿素及び/又は副生成物の含有量が増加したことによるスクラビング溶液のさらなる希釈が必要である場合、バルブ23が開かれた後、ライン21を介して混合タンク16内に追加的に真水が通される。このようにして、スクラビング溶液が適切な濃度で生成されるように混合タンク16内の使用済み尿素含有スクラビング溶液を処理する目的で、2つのさらなる水性出発溶液が利用可能である。これは、次いで、造粒機排気ガススクラバ12におけるさらなるスクラビング作業のために、擬似的に新たなスクラビング溶液として利用可能である。
10 尿素造粒機
11 ライン
12 造粒機排気ガススクラバ
13 排気ライン
14 煙道
15 スクラビング溶液用ライン
16 混合タンク
17 ブロワ
18 スクラビング溶液用ライン
19 スクラビング溶液、液体流のためのライン
20 凝縮物、液体流のためのライン
21 真水、液体流のためのライン
22 真水用ライン
23 バルブ
24 酸の添加用ライン
25 ポンプ

Claims (15)

  1. 尿素造粒物の製造方法であって、尿素造粒機(10)からの排気ガス流が造粒機排気ガススクラバ(12)におけるダスト・スクラビング・プロセスに供され、前記ダスト・スクラビング・プロセスに水性のスクラビング溶液が使用され、前記水性のスクラビング溶液は、前記ダスト・スクラビング・プロセスからの尿素含有溶液を蒸発させ、続いて前記蒸発の間に得られた蒸気を凝縮させることによって部分的に得られたものであり、前記スクラビング溶液は、少なくとも2つの異なる起源及び/又は組成の液体流が送り込まれる少なくとも1つの混合タンク(16)内で生成され、前記混合タンクに送り込まれるこれらの液体流のうちの1つが、前記造粒機排気ガススクラバ(12)からのスクラビング溶液であり、前記混合タンク(16)内の少なくとも2つの液体流を混合することによって生成された前記スクラビング溶液は、事前に蒸発させてそれを再び凝縮させることなく、前記造粒機排気ガススクラバ(12)に送り込まれることを特徴とする、製造方法。
  2. 異なる起源及び/又は異なる組成の少なくとも3つの液体流(19、20、21)が前記混合タンク(16)に送り込まれることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記混合タンクに送り込まれる前記液体流のうち少なくとも2つ(19、20)が、尿素造粒物を製造するための前記プラントで形成された水溶液であることを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  4. 前記混合タンクに送り込まれる前記少なくとも3つの液体流のうちの少なくとも1つ(20)が、尿素含有溶液の蒸発中に生成される蒸気の凝縮からの凝縮物であることを特徴とする、請求項2又は3のいずれかに記載の方法。
  5. 前記混合タンクに送り込まれる前記少なくとも3つの液体流のうちの少なくとも1つ(21)が真水であることを特徴とする、請求項2から4のいずれかに記載の方法。
  6. 前記混合タンクに送り込まれる前記少なくとも3つの液体流のうちの少なくとも1つ(19)が、前記造粒物排気ガススクラビング(12)から出発して前記混合タンク(16)に直接送り込まれる、前記造粒物排気ガススクラビング(12)からの循環スクラビング溶液であることを特徴とする、請求項2から5のいずれかに記載の方法。
  7. 前記混合タンク(16)内の少なくとも2つの液体流を混合することによって生成された前記スクラビング溶液が、前記混合タンク(16)から出発して、ライン(15)を介して前記造粒機排気ガススクラバ(12)に直接送り込まれることを特徴とする、請求項1から6のいずれかに記載の方法。
  8. 前記混合タンク(16)で生成された前記スクラビング溶液が、前記混合タンク(16)と前記造粒機排気ガススクラバ(12)との間の、前記混合タンク(16)から出発する直接連結ライン(15)を介して、前記造粒機排気ガススクラバ(12)の上部領域内に導入されることを特徴とする、請求項7に記載の方法。
  9. 前記混合タンク(16)で生成された前記スクラビング溶液が、前記混合タンク(16)から前記造粒機排気ガススクラバ(12)までのライン(15)に配置されたポンプ(25)によって前記造粒機排気ガススクラバ(12)に搬送されることを特徴とする、請求項7又は8のいずれかに記載の方法。
  10. 前記混合タンク(16)に真水を送り込む少なくとも前記ライン(21)を、遮断装置、特にバルブ(23)によって遮断することができることを特徴とする、請求項5から9のいずれかに記載の方法。
  11. 前記造粒機排気ガススクラバ(12)から発生し、前記混合タンク(16)に送り込まれる前記循環スクラビング溶液が、前記造粒機排気ガススクラバ(12)に一体化された受器体積部を介して、又は別個の受器タンクを介して搬送されることを特徴とする、請求項6から10のいずれかに記載の方法。
  12. 前記尿素含有溶液の蒸発が減圧下で行われ、前記蒸発の間に形成された蒸気の凝縮の間に生成された凝縮物が、前記混合タンク(16)に直接送り込まれて、前記混合タンクに同様に供給される前記循環スクラビング溶液を前記混合タンク内で希釈することを特徴とする、請求項6から11のいずれかに記載の方法。
  13. 尿素造粒物を製造するための、特に、請求項1から12のいずれかに記載の方法において使用するためのプラントであって、尿素造粒機(10)と、前記尿素造粒機(10)からの排気ガス流に対してダスト・スクラビング・プロセスが行われる造粒機排気ガススクラバ(12)と、前記ダスト・スクラビング・プロセス中に得られた水性のスクラビング溶液を蒸発させるための少なくとも1つの装置と、前記蒸発の間に得られた蒸気を凝縮させるための少なくとも1つの凝縮装置と、異なる起源及び/又は組成の少なくとも2つの液体流(19、20、21)が送り込まれ、水性のスクラビング溶液を生成及び保持するための少なくとも1つの混合タンク(16)とを備え、前記混合タンク(16)に送り込まれるこれらの液体流のうちの1つ(19)が前記造粒機排気ガススクラバからのスクラビング溶液であり、液体流のための少なくとも3つのライン(19、20、21)が前記混合タンクに通じ、これらのラインのうちの少なくとも1つ(20)が、前記凝縮装置から前記混合タンク(16)に直接通じる、凝縮物のためのラインであることを特徴とする、プラント。
  14. 前記3つのラインのうちの少なくとも1つ(21)が、真水の供給源から前記混合タンク(16)に通じる真水用のラインであることを特徴とする、請求項13に記載のプラント。
  15. 前記混合タンク(16)から出発して、前記混合タンク(16)内で生成された希薄なスクラビング溶液のための少なくとも1つのライン(15)が、中間の蒸発及び/又は凝縮を伴うことなく前記造粒機排気ガススクラバ(12)に直接通じることを特徴とする、請求項13又は14のいずれかに記載のプラント。
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