JP2022551503A - 端末のネットワークアクセス方法、装置、電子機器及び記憶媒体 - Google Patents

端末のネットワークアクセス方法、装置、電子機器及び記憶媒体 Download PDF

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Abstract

本願の実施形態は、端末のネットワークアクセス方法、装置、電子機器、及び記憶媒体を開示し、該方法は、端末は、ビーム走査区間と走査周波数ポイントとを確定し、衛星から送信又は転送された基地局信号を受信することと、前記基地局信号に基づいて前記基地局の下り信号品質を確定することと、前記下り信号品質に基づいて前記端末が衛星サーチに成功できると確定すると、前記端末のネットワークアクセスフローを実行することと、を含む。本願の実施形態は、衛星から送信又は転送された基地局信号によって基地局の下り信号品質を確定し、更に下り信号品質に基づいて端末が衛星サーチに成功できるかどうかを確定することで、エフェメリス情報に依存することなく、端末は、正確且つ迅速に衛星サーチを行い、アクセスと通信とを成功させることができ、ユーザによる端末の使用状態の設定を容易にし、端末のライフサイクルを延ばす。

Description

[相互参照]
本願は、2019年10月11日に提出された、出願番号が201910964696.2であり、発明の名称が「端末のネットワークアクセス方法、装置、電子機器及び記憶媒体」である中国特許出願の優先権を主張し、その全体が参照により本願に組み込まれる。
本願は、通信の技術分野に関し、具体的に、端末のネットワークアクセス方法、装置、電子機器及び記憶媒体に関する。
地上5G(5th Generation、第5世代移動通信技術)規格に基づいて設計された衛星移動通信システムについて、従来技術では、端末及びネットワークがエフェメリス情報及び地理的位置情報を知っているため、端末はネットワークに迅速かつ正確にアクセスすることができる。端末にとっては、エフェメリス情報の通知方式は、例えば工場出荷時のプリセット、システムメッセージの配信など様々なものがある。端末の地理的位置の取得方式も、例えばGPS、北斗測位やネットワーク測位など様々なものがある。通常、地理的位置はシステムメッセージにより配信され得る。
エフェメリス情報に基づいてシステム設計された衛星通信システムにおいて、端末及び/又はネットワークによって取得されたエフェメリス情報が不正確であると、システム設計の精度に課題がもたらす。例えば、LEO(Low Earth Orbit、低軌道)衛星通信システムを例にとると、初期分析によれば、システム設計には、次の制約条件がある。衛星サーチ及びネットワークアクセスのシーンでは、端末が1つのビーム内でネットワークにアクセスすることを確保するために、エフェメリス角度偏差が±2度以内である必要があり、エフェメリスを利用したプログラム追跡のシーンでは、1/4ハーフパワービーム幅範囲追跡を実現するために、エフェメリス角度偏差が±0.1度以内である必要がある。
然しながら、エフェメリス情報がプリセットされた端末について、長時間電源を切ってから再度電源を入れると、対応する現在のエフェメリス情報と予めプリセットされたエフェメリス情報とに偏差が存在するため、そのプリセットされたエフェメリス情報に基づいて衛星サーチすることが難しく、そして、ネットワークにアクセスしにくくなるという問題を引き起こす。
本願の実施形態は、従来方法における上記の課題に鑑み、端末のネットワークアクセス方法、装置、電子機器及び記憶媒体を提供する。
第1態様では、本願の実施形態は、端末のネットワークアクセス方法を提供し、該方法は、
端末は、ビーム走査区間と走査周波数ポイントとを確定し、衛星から送信又は転送された基地局信号を受信することと、
前記基地局信号に基づいて前記基地局の下り信号品質を確定することと、
前記下り信号品質に基づいて前記端末が衛星サーチに成功できると確定すると、前記端末のネットワークアクセスフローを実行することと、を含み、
その中で、前記端末は、通信走査角がカバーする範囲内に、少なくとも1つのビーム走査区間を設定し、ビーム走査区間毎に、少なくとも1つの走査周波数ポイントを設定する。
第2態様では、本願の実施形態は、端末のネットワークアクセス装置を提供し、該装置は、
ビーム走査区間と走査周波数ポイントとを確定し、衛星から送信又は転送された基地局信号を受信するように構成される信号受信モジュールと、
前記基地局信号に基づいて前記基地局の下り信号品質を確定するように構成される品質確定モジュールと、
前記下り信号品質に基づいて前記端末が衛星サーチに成功できると確定すると、前記端末のネットワークアクセスフローを実行するように構成されるネットワークアクセスモジュールと、を備え、
その中で、前記端末は、通信走査角がカバーする範囲内に、少なくとも1つのビーム走査区間を設定し、ビーム走査区間毎に、少なくとも1つの走査周波数ポイントを設定する。
第3態様では、本願の実施形態は、端末を提供し、該端末は、
少なくとも1つのプロセッサと、前記プロセッサに通信的に接続される少なくとも1つのメモリと、を備え、
その中で、前記メモリには、前記プロセッサによって実行可能なプログラム指令が記憶され、前記プロセッサは、前記プログラム指令を呼び出して上記の方法を実行することができる。
第4態様では、本願の実施形態は、非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を更に提供し、前記非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、コンピュータプログラムが記憶され、前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータに上記の方法を実行させる。
上記の技術案から分かるように、本願の実施形態は、衛星から送信又は転送された基地局信号によって基地局の下り信号品質を確定し、更に下り信号品質に基づいて端末が衛星サーチに成功できるかどうかを確定することで、エフェメリス情報に依存することなく、端末は、正確且つ迅速に衛星サーチを行い、アクセスと通信とを成功させることができ、ユーザによる端末の使用状態の設定を容易にし、端末のライフサイクルを延ばす。
本願の実施形態又は従来技術における技術案をより明確に説明するために、以下、実施形態又は従来技術の説明に必要な図面を簡単に説明する。勿論、以下に説明する図面は、本願のいくつかの実施形態であり、当業者にとって、創造的な労働を要しない前提で、更にこれらの図面に基づいてその他の図面を得ることができる。
本願の一実施形態に係る端末のネットワークアクセス方法のフローの模式図である。 本願の他の一実施形態に係る端末のネットワークアクセス方法のフローの模式図である。 本願の一実施形態に係る端末のネットワークアクセス装置の構成の模式図である。 本願の一実施形態に係る端末の論理ブロック図である。
以下、図面を参照しながら、本願の具体的な実施形態を説明する。以下の実施形態は、本願をより明確に説明するためのものであり、本願の保護範囲を限定するものではない。
図1は、本実施形態に係る端末のネットワークアクセス方法のフローの模式図を示しており、下記のステップS101~S103を含む。
S101において、端末は、ビーム走査区間と走査周波数ポイントとを確定し、衛星から送信又は転送された基地局信号を受信する。
その中で、前記端末は、通信走査角がカバーする範囲内に少なくとも1つのビーム走査区間を設定し、ビーム走査区間毎に、少なくとも1つの走査周波数ポイントを設定する。
前記通信走査角は、通信仰角と方位角とを総合的に考慮してもよいし、通信仰角のみを考慮してもよい。走査区間は走査角の範囲である。
走査周波数ポイントは、ユーザリンクの全ての動作周波数ポイントをカバーし、各周波数ポイントの走査順序は、システムにおける衛星ビームの配列順序と同じである。
具体的には、終端走査順序は、まず周波数ポイント、次に区間であり、即ち、あるビーム走査区間の全ての走査周波数ポイントの走査を完了してから、ビーム走査区間を変更する。
地上5G規格に基づく低軌道衛星通信システムを例にとると、システムユーザリンクにはK個の動作周波数ポイントを有し、システムによって定義される端末通信仰角の動作範囲が±θ(度)であると仮定すると、まず、端末の走査情報を確定する必要があり、具体的には、
端末は、その通信仰角の動作範囲をL個の区間に分割し、各区間が等間隔であると仮定すると、端末の単一周波数ポイントに対する走査範囲は、以下のように2L個の走査区間として定義できる。
走査区間n(1≦n≦L):[-θ+(n-1)*2θ/L、-θ+n*2θ/L]
走査区間m(L+1≦m≦2L):[θ-(m-L-1)*2θ/L、θ-(m-L)*2θ/L]
システムがK個の動作周波数ポイントをサポートしていること、即ち、各ビーム走査区間がK個の異なる走査周波数ポイントの走査に対応することを考慮して、端末の合計走査区間は2KL個である。走査区間の番号付きマーカーは、
走査区間nK+k(0≦n<L、1≦k≦K):[-θ+2nθ/L、-θ+(n+1)*2θ/L]、
走査区間mK+k(L≦m<2L、1≦k≦K):[θ-(m-L)*2θ/L、θ-(m-L+1)*2θ/L]であると仮定する。
端末は、上記の順序に従って、各ビーム走査区間内で周波数ポイント走査を行い、衛星から送信又は転送された基地局信号を各ビーム走査区間の各走査周波数ポイントで受信する。
S102において、前記基地局信号に基づいて前記基地局の下り信号品質を確定する。
各ビーム走査区間の各走査周波数ポイントについて、端末は、基地局の下り信号、即ち前記基地局信号を受信する。該基地局信号は、少なくともSSB(Synchronous Signal Block、同期信号ブロック)とCRS(Common Reference Signal、共通参照信号)とを含む。設定された周期に応じて、SSB又はCRS信号を選択的に取得することができる。
端末は、基地局が衛星と一体である場合には、衛星から送信される基地局信号を受信し、基地局が衛星と分離している場合には、衛星から転送される基地局信号を受信する。
各ビーム走査区間の各走査周波数ポイントにおいて、衛星から送信又は転送された基地局信号を受信した後、その基地局信号の信号測定値又は他の方式に基づいて基地局の下り信号品質を確定する。例えば、信号測定値が予め設定された強度を超えた場合、下り信号品質が良好であることを示し、そうではないと、下り信号品質が不良であることを示す。
S103において、前記下り信号品質に基づいて前記端末が衛星サーチに成功できると確定すると、前記端末のネットワークアクセスフローを実行する。
下り信号品質の良否に基づいて端末の衛星サーチ能力を取得する。下り信号品質が不良である場合、端末の衛星サーチ能力が弱く、衛星サーチに成功しておらず、端末のネットワークアクセスフローを実行できないことを示し、新たな走査周波数ポイントで衛星から送信又は転送される基地局信号を改めて受信して判定する必要がある。下り信号品質が良好である場合、端末の衛星サーチ能力が強く、衛星サーチに成功しており、端末のネットワークアクセスフローを実行できることを示す。
具体的には、端末は、衛星サーチに成功するかどうかに基づいてネットワークアクセス準備作業を行う。衛星サーチに成功しなければ、端末は、ビーム走査区間を変更して走査を行い、更に走査区間の下り受信信号(衛星から送信又は転送された基地局信号)を改めて取得し、そして、基地局の下り信号品質を取得し、端末の衛星サーチ能力を取得し、最後に端末のアクセス準備作業を行う。衛星サーチに成功すれば、端末のネットワークアクセスフローを実行する。
本実施形態は、衛星から送信又は転送された基地局信号に基づいて基地局の下り信号品質を確定し、更に下り信号品質に基づいて端末が衛星サーチに成功できるかどうかを確定することで、エフェメリス情報に依存することなく、端末は、正確且つ迅速に衛星サーチを行い、アクセスと通信とを成功させることができ、ユーザによる端末の使用状態の設定を容易にし、端末のライフサイクルを延ばす。
更に、上記方法の実施形態に基づき、前記基地局信号がSSB信号であると、S102は、具体的に、
前記SSB信号におけるPSS(Primary Synchronous Signal、プライマリ同期信号)又はSSS(Secondary Synchronous Signal、セカンダリ同期信号)の信号測定値が第1の測定プリセット値より大きいと、前記基地局の下り信号品質が品質基準に達していると確定し、又は
前記SSB信号に基づいて正しいセルIDを検出すると、前記基地局の下り信号品質が品質基準に達していると確定することを含む。
その中で、前記信号測定値は、同期信号のRSRP(Reference Signal Receiving Power、参照信号受信電力)又は同期信号のRSRQ(Reference Signal Receiving Quality、参照信号受信品質)を含む。
前記第1の測定プリセット値は、PSS又はSSS信号の信号測定値の閾値である。
前記品質が品質基準に達していることは、基地局の下り信号品質が品質要求を満たすことを示す。
例えば、SSB信号におけるPSS又はSSSの信号測定値が第1の測定プリセット値よりも大きいと、基地局の下り信号品質は品質基準に達していると確定し、そうではないと、基地局の下り信号品質は品質基準に達していないと確定する。
あるいは、SSB信号に基づいて正確なセルIDを検出できれば、基地局の下り信号品質は品質基準に達していると確定し、SSB信号に基づいて正確なセルIDを検出できなければ、基地局の下り信号品質は品質基準に達していないと確定する。
他の一実施形態では、前記基地局信号がCRS信号であると、前記した、前記基地局信号に基づいて前記基地局の下り信号品質を確定することは、具体的に、
CRS信号の信号測定値が第2の測定プリセット値より大きいと、又はCRS信号の受信端SNR(Signal to Noise Ratio、信号対雑音比)が第3の測定プリセット値より大きいと、前記基地局の下り信号品質は品質基準に達していると確定することを含み、
その中で、前記信号測定値は、同期信号のRSRP又は同期信号のRSRQを含む。
前記第2の測定設定値は、CRS信号の信号測定値の閾値である。
前記第3の測定設定値は、CRS信号の受信端SNRの閾値である。
本実施形態では、品質が品質基準に達していることは、前の実施形態で示されたものと同じであり、即ち、基地局の下り信号品質が品質要求を満たすことを示している。
具体的には、CRSの信号測定値に基づいて下り信号品質を取得し、信号測定値が第2の測定プリセット値以上であると、下り信号品質が良好、即ち品質が品質基準に達していることを示し、CRSの信号測定値が第2の測定プリセット値より小さいと、下り信号品質が悪い、即ち品質が品質基準に達していないことを示す。
あるいは、CRSのSNRに基づいて下り信号品質を取得し、SNRが第3の測定プリセット値以上であると、下り信号品質が良好であることを示し、SNRが第3の測定プリセット値より小さいと、下り信号品質が悪いことを示す。
更に、上記実施形態に基づき、S103は、具体的に、
前記基地局の下り信号品質が品質基準に達していると、前記端末が衛星サーチに成功できると確定するとともに、現在のビーム走査区間、走査周波数ポイント、及び衛星サーチ時間を記録する。
前記ビーム走査区間、前記走査周波数ポイント、及び前記衛星サーチ時間に基づいてエフェメリス情報を算出し、前記エフェメリス情報に基づいて前記端末のネットワークアクセスフローを実行する。
例えば、基地局の下り信号品質が品質基準に達していると、端末が衛星サーチに成功できることを確定し、その時の端末の走査区間、走査周波数ポイント、及び衛星サーチ時間を記録する。そして、ビーム走査区間、走査周波数ポイント、及び衛星サーチ時間に基づいてエフェメリス情報の計算を行い、現在の衛星を確定してから、衛星コンステレーション全体のエフェメリス状況を構築し、正常なアクセスフローを行う。簡易化のために、このアクセスフローは、既に構築されたエフェメリスの状況を参照して行うことができる。例えば、端末は、自身の対応するビームでの滞在時間などの情報を知っているので、時間が十分に長いと、端末はこのビームでアクセスを開始し、時間が短すぎると、端末は次のビームに入ってからアクセスを開始する。
更に、上記実施形態に基づき、前記端末のネットワークアクセス方法は、
前記基地局の下り信号品質が品質基準に達していないと、新たなビーム走査区間及び走査周波数ポイントに変更し、新たなビーム走査区間の走査周波数ポイントで前記衛星から送信又は転送された基地局信号を受信することを更に含む。
具体的には、下り信号品質が品質基準に達しているかどうかに基づいて端末の衛星サーチ能力を取得する。下り信号品質が品質基準に達していないと、端末の衛星サーチ能力が弱く、衛星サーチに成功しておらず、端末のネットワークアクセスフローを実行できないことを示し、新たな走査周波数ポイントで衛星から送信又は転送された基地局信号を改めて受信して判定する必要がある。
例えば、基地局の下り信号品質が品質基準に達していないと、端末の衛星サーチ能力が弱く、衛星サーチに成功できないと確定し、新たなビーム走査区間及び走査周波数ポイントに変更し、そして新たなビーム走査区間の走査周波数ポイントで基地局が送信した信号を再受信する必要があり、これにより、最終的に基地局の下り信号品質が品質基準に達していると確定した後、端末のネットワークアクセスフローを実行する。
更に、上記方法の実施形態に基づき、S101は、具体的に、
前記衛星の運動方向に基づいてビーム走査区間の走査角範囲を確定し、前記走査角範囲内の各ビーム走査区間の1つ又は複数の走査周波数ポイントで衛星信号をサーチすることと、又は、
プリセット走査角に基づいて目標走査区間を確定し、角度走査を必要とせずに前記目標走査区間の各走査周波数ポイントで衛星信号をサーチすることと、を含み、
その中で、各走査周波数ポイントは、前記衛星の周波数リユース方式に応じて並べ替えられ、周期的に交替される。
具体的には、衛星のサーチの有効性を保つために、3次元空間ではなく、衛星の運動方向に対して、衛星の運動軌跡が存在する軌道面のみで走査するか、あるいは、端末の垂直方向(衛星直下点)で衛星サーチを行い、角度走査を必要とせずに衛星信号の到達を待つ。
例えば、衛星が南北方向に移動している場合、端末は、球面上で全方位における衛星サーチを行う必要がなく、南北方向が所在する走査区間の範囲でサーチを行うだけでよい。衛星が東西方向に移動している場合、端末は、球面上で全方位における衛星サーチを行う必要がなく、東西方向が所在する走査区間の範囲でサーチを行うだけでよい。
前述に例示したように、システムによって定義される端末通信仰角の動作範囲は±θ(度)であるが、端末によるサーチの際、実際は±φ(度)の範囲に基づいて走査区間設定を行い、ここで、φ<θ、且つφは衛星のビーム走査範囲に関連するものである。
走査区間nK+k(0≦n<L、1≦k≦K):[-φ+2nφ/L、-φ+(n+1)*2φ/L]
走査区間mK+k(L≦m<2L、1≦k≦K):[φ-(m-L)*2φ/L、φ-(m-L+1)*2φ/L]
あるいは、端末は、特定の角度のみで衛星をサーチすることができ、例えば、端末は垂直方向(衛星直下点)に衛星サーチを行い、角度走査を必要とせずに衛星信号の到達を待つ。前述に例示したように、θ=0を設定し、固定された垂直受信方向を1つだけとし、動作周波数ポイントを交替的に変更して、その方向の下り信号受信を行う。
本実施形態は、衛星の運動軌跡及び運動方向を判定し、特定の走査区間範囲又は特定の走査角でサーチを行うことにより、球面上で全方位における衛星サーチを行う必要がなく、衛星サーチを素早く行い、ネットワークに素早くアクセスして通信を行うことができる。
地上5G規格に基づいて設計された衛星通信システムでは、エフェメリス情報が正確でない場合やエフェメリス情報がない場合に、本実施形態は、端末による衛星サーチ及びネットワークへのアクセスという問題を解決できる。図2に示すように、具体的に以下のステップを含む。
S201において、端末の走査情報を確定する。具体的には、終端は、走査角がカバーする範囲内に複数の走査区間を設定し、走査区間毎に複数の走査周波数ポイントを設定し、順番に1つずつ走査する。
S202において、下り受信信号品質を取得する。具体的には、あるビーム走査区間のある周波数ポイントについて、下り信号受信を行う。
下り信号は、SSB又はCRSであってもよく、周期は設定可能である。
SSBであれば、PSS又はSSSの信号検出を行ったり、同期信号によりRSRP又はRSRQ測定を行ったりする。
CRSであれば、RSRP値、RSRQ値又はSNR値を算出する。
S203において、端末の衛星サーチ能力を取得する。具体的には、下り信号に基づいて、衛星サーチに成功したかどうかを判定する。
SSB信号を用いて判定する場合、PSS、SSS及びPBCH(Physical Broadcast Channel、物理報知チャネル)に基づいてセルID又は信号測定値RSRP/RSRQが第1の測定プリセット値より大きいことを検出することができれば、端末が衛星サーチに成功できることを示し、そうでなないと、端末が衛星サーチに成功しなかったことを示す。
CRS信号を用いて判定する場合、RSRP/RSRQが第2の測定プリセット値より大きい、又はSNRが第3の測定プリセット値より大きいと、端末が衛星サーチに成功できることを示し、RSRP/RSRQが所定の第3の測定プリセット値より小さい、又はSNRが第3の測定プリセット値より小さいと、端末が衛星サーチに成功しなかったことを示す。
S204において、端末のアクセス準備を行う。ステップS203の結果に応じて、S2041又はS2042を選択的に実行する。
S2041において、端末情報の更新を行う。具体的には、端末が衛星サーチに成功しなければ、ビーム走査区間を変更して走査し、ステップS202に移行する。
S2042において、情報記録及び端末のアクセスを行う。具体的には、端末が衛星サーチに成功した場合、衛星サーチの時間、周波数ポイント、端末の走査角などの情報を記録し、該衛星及び該衛星コンステレーションにおける他の衛星のエフェメリス情報を計算し、端末のアクセスフローを開始する。
なお、端末は、このビームでアクセスしてもよいし、次の隣接ビームからアクセスを開始してもよい。
本実施形態は、エフェメリス情報に依存せずに端末のアクセスを行うことで、エフェメリス取得のコストを取り除くと共に、ユーザによる端末の使用状態の設定を容易にし、端末のライフサイクルを延ばすことができる。
図3は本実施形態に係る端末のネットワークアクセス装置の構成の模式図である。該装置は、信号受信モジュール301と、品質確定モジュール302と、ネットワークアクセスモジュール303と、を備え、
前記信号受信モジュール301は、ビーム走査区間と走査周波数ポイントとを確定し、衛星から送信又は転送された基地局信号を受信するように構成され、
前記品質確定モジュール302は、前記基地局信号に基づいて前記基地局の下り信号品質を確定するように構成され、
前記ネットワークアクセスモジュール303は、前記下り信号品質に基づいて前記端末が衛星サーチに成功できると確定すると、前記端末のネットワークアクセスフローを実行するように構成され、
その中で、前記端末は、通信走査角がカバーする範囲内に、少なくとも1つのビーム走査区間を設定し、ビーム走査区間毎に少なくとも1つの走査周波数ポイントを設定する。
本実施形態に係る端末のネットワークアクセス装置は、上述した方法の実施形態を実行するために使用することができ、その原理及び技術的効果は同様であるので、ここでは説明を省略する。
図4を参照して、前記端末は、プロセッサ(processor)401と、メモリ(memory)402と、バス403と、を備え、
その中で、前記プロセッサ401とメモリ402とは、前記バス403を介して相互に通信を行い、
前記プロセッサ401は、前記メモリ402内のプログラム指令を呼び出して下記の方法を実行するように構成され、該方法は、
ビーム走査区間と走査周波数ポイントとを確定し、衛星から送信又は転送された基地局信号を受信することと、
前記基地局信号に基づいて前記基地局の下り信号品質を確定することと、
前記下り信号品質に基づいて前記端末が衛星サーチに成功できると確定すると、前記端末のネットワークアクセスフローを実行することと、を含み、
その中で、前記端末は、通信走査角がカバーする範囲内に、少なくとも1つのビーム走査区間を設定し、ビーム走査区間毎に少なくとも1つの走査周波数ポイントを設定する。
本実施形態は、衛星から送信又は転送された基地局信号によって基地局の下り信号品質を確定し、更に下り信号品質に基づいて端末が衛星サーチに成功できるかどうかを確定することで、エフェメリス情報に依存することなく、端末は、正確且つ迅速に衛星サーチを行い、アクセスと通信とを成功させることができ、ユーザによる端末の使用状態の設定を容易にし、端末のライフサイクルを延ばす。
更に、上記の実施形態に基づき、前記基地局信号が同期信号ブロックSSB信号であると、前記プロセッサは、具体的に、
前記SSB信号におけるプライマリ同期信号PSS又はセカンダリ同期信号SSSの信号測定値が第1の測定プリセット値より大きいと、前記基地局の下り信号品質が品質基準に達していると判定し、又は
前記SSB信号に基づいて正しいセルIDを検出すると、前記基地局の下り信号品質が品質基準に達していると確定することを実行し、
その中で、前記信号測定値は、同期信号の参照信号受信電力RSRP又は同期信号の参照信号受信品質RSRQを含む。
更に、上記の実施形態に基づき、前記基地局信号が共通参照信号CRS信号であると、前記プロセッサは、具体的に、
CRS信号の信号測定値が第2の測定プリセット値よりも大きい、又はCRS信号の受信端信号対雑音比SNRが第3の測定プリセット値よりも大きいと、前記基地局の下り信号品質が品質基準に達していると判定することを実行し、
その中で、前記信号測定値は、同期信号のRSRP又は同期信号のRSRQを含む。
更に、上記の実施形態に基づき、前記プロセッサは、具体的に、
前記基地局の下り信号品質が品質基準に達していると、前記端末が衛星サーチに成功できると確定するとともに、前記ビーム走査区間、前記走査周波数ポイント、及び衛星サーチ時間を記録することと、
前記ビーム走査区間、前記走査周波数ポイント、及び前記衛星サーチ時間に基づいてエフェメリス情報を算出し、前記エフェメリス情報に基づいて前記端末のネットワークアクセスフローを実行することと、を実行する。
更に、上記の実施形態に基づき、前記プロセッサは、具体的に、
前記基地局の下り信号品質が品質基準に達していないと、新たなビーム走査区間及び走査周波数ポイントに変更し、新たなビーム走査区間の走査周波数ポイントで前記衛星から送信又は転送された基地局信号を受信することを実行する。
更に、上記の実施形態に基づき、前記プロセッサは、具体的に、
前記衛星の運動方向に基づいてビーム走査区間の走査角の範囲を確定し、前記走査角の範囲内の各ビーム走査区間の1つ又は複数の走査周波数ポイントで衛星信号をサーチすることと、又は、
プリセット走査角に基づいて目標走査区間を確定し、角度走査を必要とせずに前記目標走査区間の各走査周波数ポイントで衛星信号をサーチすることと、を実行し、
その中で、各走査周波数ポイントは、前記衛星の周波数リユース方式に応じて並べ替えられ、周期的に交替される。
本実施形態に係る端末は、上述した方法の実施形態を実行するために使用することができ、その原理及び技術的効果は同様であるので、ここでは説明を省略する。
本実施形態は、コンピュータプログラム製品を開示しており、前記コンピュータプログラム製品は、非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されるコンピュータプログラムを含み、前記コンピュータプログラムは、プログラム指令を含み、前記プログラム指令がコンピュータによって実行されると、コンピュータは以下の方法を実行できる。該方法は、
ビーム走査区間と走査周波数ポイントを確定し、衛星から送信又は転送された基地局信号を受信することと、
前記基地局信号に基づいて前記基地局の下り信号品質を確定することと、
前記下り信号品質に基づいて前記端末が衛星サーチに成功できると確定すると、前記端末のネットワークアクセスフローを実行することと、を含み、
その中で、前記端末は、通信走査角がカバーする範囲内に、少なくとも1つのビーム走査区間を設定し、ビーム走査区間毎に少なくとも1つの走査周波数ポイントを設定する。
本実施形態は、非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、前記非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、コンピュータ指令を記憶し、前記コンピュータ指令は、前記コンピュータに以下の方法を実行させる。該方法は、
ビーム走査区間と走査周波数ポイントを確定し、衛星から送信又は転送された基地局信号を受信することと、
前記基地局信号に基づいて前記基地局の下り信号品質を確定することと、
前記下り信号品質に基づいて前記端末が衛星サーチに成功できると確定すると、前記端末のネットワークアクセスフローを実行することと、を含み、
その中で、前記端末は、通信走査角がカバーする範囲内に、少なくとも1つのビーム走査区間を設定し、ビーム走査区間毎に少なくとも1つの走査周波数ポイントを設定する。
上記の装置の実施形態は、単なる例示的なものであり、ここでは分離した構成部品として説明したユニットは、物理的に分離されているものでもよく、物理的に分離されているものでなくてもよく、ユニットとして示した部品は、物理的なユニットであってもよく、物理的なユニットでなくてもよく、即ち、1つの場所に位置していてもよく、複数のネットワークユニットに分散していてもよい。本実施形態の技術案の目的は、実際のニーズに応じて、モジュールの一部またはその全部を選択することにより達成することができる。当業者であれば、創造的な労働を要しない前提で、本願に開示された技術案を理解し、実施することができる。
上記の実施形態の説明から当業者にとって明らかなように、各実施形態は、必要となる共通のハードウェアプラットフォームとソフトウェアとを組み合わせることにより実現されてもよいし、ハードウェアにより実現されてもよいことが理解できる。これにより、本願の実施形態は、ソフトウェア製品を提供し、当該コンピュータソフトウェア製品は、ROM/RAM、磁気ディスク、光ディスクなどのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されてもよく、1つのコンピュータ機器(例えば、パーソナルコンピュータ、サーバ、またはネットワーク装置など)に各実施形態または実施形態のいくつかの部分に記載された方法を実行させるためのいくつかの命令を含む。
最後に、上記実施形態は、本願の技術案を説明するためのものに過ぎず、本願の技術案を限定するためのものではない。上記の実施形態を参照して本願を詳しく説明したが、当業者であれば、依然として上記の各実施形態に記載された技術案を修正し、又はその一部の技術的特徴を等価的に置き換えることができ、これらの修正又は置き換えが、対応する技術案の本質を本願の各実施形態の技術案の趣旨及び範囲から逸脱させるものではないと理解できるはずである。

Claims (14)

  1. 端末は、ビーム走査区間と走査周波数ポイントとを確定し、衛星から送信又は転送された基地局信号を受信することと、
    前記基地局信号に基づいて基地局の下り信号品質を確定することと、
    前記下り信号品質に基づいて前記端末が衛星サーチに成功できると確定すると、前記端末のネットワークアクセスフローを実行することと、を含み、
    その中で、前記端末は、通信走査角がカバーする範囲内に、少なくとも1つのビーム走査区間を設定し、ビーム走査区間毎に、少なくとも1つの走査周波数ポイントを設定することを特徴とする端末のネットワークアクセス方法。
  2. 前記基地局信号が同期信号ブロックSSB信号であると、前記した、前記基地局信号に基づいて基地局の下り信号品質を確定することは、具体的に、
    前記SSB信号におけるプライマリ同期信号PSS又はセカンダリ同期信号SSSの信号測定値が第1の測定プリセット値より大きいと、前記基地局の下り信号品質が品質基準に達していると判定し、又は、前記SSB信号に基づいて正しいセルIDを検出すると、前記基地局の下り信号品質が品質基準に達していると確定することを含み、
    その中で、前記信号測定値は、同期信号の参照信号受信電力RSRP又は同期信号の参照信号受信品質RSRQを含むことを特徴とする請求項1に記載の端末のネットワークアクセス方法。
  3. 前記基地局信号が共通参照信号CRS信号であると、前記した、前記基地局信号に基づいて基地局の下り信号品質を確定することは、具体的に、
    CRS信号の信号測定値が第2の測定プリセット値よりも大きい、又は、CRS信号の受信端信号対雑音比SNRが第3の測定プリセット値よりも大きいと、前記基地局の下り信号品質が品質基準に達していると判定することを含み、
    その中で、前記信号測定値は、同期信号のRSRP又は同期信号のRSRQを含むことを特徴とする請求項1に記載の端末のネットワークアクセス方法。
  4. 前記した、前記下り信号品質に基づいて前記端末が衛星サーチに成功できると確定すると、前記端末のネットワークアクセスフローを実行することは、具体的に、
    前記基地局の下り信号品質が品質基準に達していると、前記端末が衛星サーチに成功できると確定するとともに、前記ビーム走査区間、前記走査周波数ポイント、及び衛星サーチ時間を記録することと、
    前記ビーム走査区間、前記走査周波数ポイント、及び前記衛星サーチ時間に基づいてエフェメリス情報を算出し、前記エフェメリス情報に基づいて前記端末のネットワークアクセスフローを実行することと、を含むことを特徴とする請求項2又は3に記載の端末のネットワークアクセス方法。
  5. 前記基地局の下り信号品質が品質基準に達していないと、新たなビーム走査区間及び走査周波数ポイントに変更し、新たなビーム走査区間の走査周波数ポイントで前記衛星から送信又は転送された基地局信号を受信することを更に含むことを特徴とする請求項2又は3に記載の端末のネットワークアクセス方法。
  6. 端末は、ビーム走査区間と走査周波数ポイントとを確定し、衛星から送信又は転送された基地局信号を受信することは、具体的に、
    前記衛星の運動方向に基づいてビーム走査区間の走査角の範囲を確定し、前記走査角の範囲内の各ビーム走査区間の1つ又は複数の走査周波数ポイントで衛星信号をサーチすることと、又は、
    プリセット走査角に基づいて目標走査区間を確定し、角度走査を必要とせずに前記目標走査区間の各走査周波数ポイントで衛星信号をサーチすることと、を含み、
    その中で、各走査周波数ポイントは、前記衛星の周波数リユース方式に応じて並べ替えられ、周期的に交替されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の端末のネットワークアクセス方法。
  7. 端末のネットワークアクセス装置であって、
    ビーム走査区間と走査周波数ポイントとを確定し、衛星から送信又は転送された基地局信号を受信するように構成される信号受信モジュールと、
    前記基地局信号に基づいて基地局の下り信号品質を確定するように構成される品質確定モジュールと、
    前記下り信号品質に基づいて前記端末が衛星サーチに成功できると確定すると、前記端末のネットワークアクセスフローを実行するように構成されるネットワークアクセスモジュールと、を備え、
    その中で、前記端末は、通信走査角がカバーする範囲内に、少なくとも1つのビーム走査区間を設定し、ビーム走査区間毎に少なくとも1つの走査周波数ポイントを設定することを特徴とする端末のネットワークアクセス装置。
  8. メモリと、プロセッサと、及びメモリに記憶され、前記プロセッサで実行可能なコンピュータプログラムと、を備える端末であって、
    前記プログラムが前記プロセッサによって実行されると、
    ビーム走査区間と走査周波数ポイントを確定し、衛星から送信又は転送された基地局信号を受信することと、
    前記基地局信号に基づいて基地局の下り信号品質を確定することと、
    前記下り信号品質に基づいて前記端末が衛星サーチに成功できると確定すると、前記端末のネットワークアクセスフローを実行することと、が実行され、
    その中で、前記端末は、通信走査角がカバーする範囲内に、少なくとも1つのビーム走査区間を設定し、ビーム走査区間毎に少なくとも1つの走査周波数ポイントを設定することを特徴とする端末。
  9. 前記基地局信号が同期信号ブロックSSB信号であると、前記プロセッサは、具体的に、
    前記SSB信号におけるプライマリ同期信号PSS又はセカンダリ同期信号SSSの信号測定値が第1の測定プリセット値より大きいと、前記基地局の下り信号品質が品質基準に達していると判定し、又は、前記SSB信号に基づいて正しいセルIDを検出すると、前記基地局の下り信号品質が品質基準に達していると確定することを実行し、
    その中で、前記信号測定値は、同期信号の参照信号受信電力RSRP又は同期信号の参照信号受信品質RSRQを含むことを特徴とする請求項8に記載の端末。
  10. 前記基地局信号が共通参照信号CRS信号であると、前記プロセッサは、具体的に、
    CRS信号の信号測定値が第2の測定プリセット値よりも大きい、又は、CRS信号の受信端信号対雑音比SNRが第3の測定プリセット値よりも大きいと、前記基地局の下り信号品質が品質基準に達していると判定することを実行し、
    その中で、前記信号測定値は、同期信号のRSRP又は同期信号のRSRQを含むことを特徴とする請求項8に記載の端末。
  11. 前記プロセッサは、具体的に、
    前記基地局の下り信号品質が品質基準に達していると、前記端末が衛星サーチに成功できると確定するとともに、前記ビーム走査区間、前記走査周波数ポイント、及び衛星サーチ時間を記録することと、
    前記ビーム走査区間、前記走査周波数ポイント、及び前記衛星サーチ時間に基づいてエフェメリス情報を算出し、前記エフェメリス情報に基づいて前記端末のネットワークアクセスフローを実行することと、を実行することを特徴とする請求項9又は10に記載の端末。
  12. 前記プロセッサは、具体的に、
    前記基地局の下り信号品質が品質基準に達していないと、新たなビーム走査区間及び走査周波数ポイントに変更し、新たなビーム走査区間の走査周波数ポイントで前記衛星から送信又は転送された基地局信号を受信することを実行することを特徴とする請求項9又は10に記載の端末。
  13. 前記プロセッサは、具体的に、
    前記衛星の運動方向に基づいてビーム走査区間の走査角の範囲を確定し、前記走査角の範囲内の各ビーム走査区間の1つ又は複数の走査周波数ポイントで衛星信号をサーチすることと、又は、
    プリセット走査角に基づいて目標走査区間を確定し、角度走査を必要とせずに前記目標走査区間の各走査周波数ポイントで衛星信号をサーチすることと、を実行し、
    その中で、各走査周波数ポイントは、前記衛星の周波数リユース方式に応じて並べ替えられ、周期的に交替されることを特徴とする請求項8乃至10のいずれか1項に記載の端末。
  14. コンピュータプログラムが記憶された非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、該コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の端末のネットワークアクセス方法が実現されることを特徴とする非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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