JP2022550465A - 荷積みドックの動作を監視及び管理する方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
荷積みドックの動作を監視及び管理する方法及び装置が開示される。例示的装置は、マテリアルハンドリング設備のドックに関連付けられたセンサからのフィードバックを分析し、フィードバックに基づいて、そのドックにあるトレーラの荷積み又は荷降しに関連付けられた動作シーケンス内のタスクの完了のための持続時間を決定するためのセンサフィードバックアナライザを含む。装置はまた、この持続時間を、これらのタスクに関連付けられた標的閾値と比較するための効率アナライザを含む。装置は、持続時間又は標的閾値のうちの少なくとも1つを示すユーザインターフェースを生成するためのユーザインターフェースジェネレータをさらに含む。【選択図】 図3
Description
[0001]本開示は、一般に、荷積みドックに関し、より詳細には、荷積みドックの動作を監視及び管理する方法及び装置に関する。
[0002]荷積みドックは、車両と建物との間で貨物を容易に伝達することができるように、車両(たとえば、トラック、トレーラなど)が建物(たとえば、マテリアルハンドリング設備)の高いプラットホームの隣へ動くための領域を提供する。いくつかの荷積みドックは、ドックレベラ、車両拘束装置、及び/又はドックドアなどの機器を含み、これらはいずれも、1つ又は複数のセンサ/監視システムに関連付けることができる。
[0013]これらの図は原寸に比例しない。代わりに、これらの図面では、これらの層又は領域の厚さが拡大されていることもある。一般に、同じ参照番号は、図面(複数可)及び添付の明細書を通して、同じ又は同様の部分を参照するために使用される。本特許で使用されるとき、いずれかの部分(たとえば、層、膜、面積、領域、又は板)が何らかの形で別の部分の上にある(たとえば、上に位置決めされる、上に位置する、上に配置される、又は上に形成されるなど)と記載することは、参照された部分が他方の部分に接触していること、又は参照された部分が他の部分より上にあり、これらの間に1つ若しくは複数の中間部分(複数可)が位置することを示す。接続に関する参照(たとえば、取り付けられ、結合される、接続される、及び接合される)は、広く解釈されるべきであり、別途示されない限り、1群の要素間の中間部材及び要素間の相対的な動きを含むことができる。したがって、接続に関する参照は、必ずしも2つの要素が直接接続され、互いに固定された関係にあることを推測するものではない。いずれかの部分が別の部分に「接触」していると記載することは、これら2つの部分間に中間部分が存在しないことを意味する。これらの図は明確な線及び境界によって層及び領域を示すが、これらの線及び/又は境界のいくつか又はすべては理想化されていることもある。現実には、境界及び/又は線は観察不能、融合状態、及び/又は不規則であることもある。
[0014]本明細書では、「第1」、「第2」、「第3」などの記述語は、別個に参照され得る複数の要素又は構成要素を識別するために使用される。使用する文脈に基づいて別途特定又は理解されない限り、そのような記述語は、優先度、リスト内の物理的な順序若しくは配置、又は時間的な順序のうちのいずれかの意味を帰属させることを意図したものではなく、開示する例の理解を容易にするために複数の要素又は構成要素を別個に参照するラベルとしてのみ使用される。いくつかの例では、詳細な説明において、ある要素を参照するために、「第1」という記述語が使用されることがあるが、同じ要素は、特許請求の範囲において、「第2」又は「第3」などの異なる記述語によって参照されることもある。そのような事例では、そのような記述語は、複数の要素又は構成要素の参照を容易にするためにのみ使用されることを理解されたい。
[0015]図1は、本明細書に開示する教示を実装することができる例示的マテリアルハンドリング設備100を示す。マテリアルハンドリング設備100は、たとえば貯蔵倉庫、配送センター、製造工場、小売店などに関連付けることができる。説明されている例では、マテリアルハンドリング設備100は、トラックがトレーラ(又はトラック用荷台)を後退させてトレーラの内側とマテリアルハンドリング設備100との間で材料の荷積み及び/又は荷降しを可能にするためのプラットホームを提供する複数の荷積みドック102(2つを示す)を含む。図2は、マテリアルハンドリング設備100の外部から見た例示的荷積みドック102を示す。図3は、マテリアルハンドリング設備100の内部から見た例示的荷積みドック102を示し、ドック102にトレーラ300が駐車されている。図4は、関連付けられたトレーラ300とともに例示的荷積みドック102の断面側面図を示す。図1~図4に示されるように、例示的ドック102は、ドア104、出入口バリア106、ドックレベラ108、車両拘束装置110、存在/運動検出器112、及び/又は通知システム114を含む。いくつかの例では、ドック102は、たとえばファン、ライト、ドアシール、シェルター、トレーラスタンドなどの他の機器に関連付けること及び/又はそのような他の機器を含むことができる。説明されている例では、ドック102の各々は、対応するドア104、対応する出入口バリア106、対応するドックレベラ108、対応する車両拘束装置110、対応する存在/運動検出器112、対応する通知システム114、及び/又はドックに関連付けられた他の機器の動作を監視及び/又は制御するためのドックコントローラ116を含む。いくつかの例では、ドックコントローラ116は、コントローラ116によって監視及び/又は制御されている構成要素に関連付けられた情報を表示するための表示画面117を含む。表示画面117は、コントローラの操作及び/又はコントローラ、ドック、若しくはドックに伴う動作に関連付けられた特有の情報へのアクセスのために、ユーザがコマンド及び/又は命令を入力することもできるタッチスクリーンとすることができる。いくつかの例では、表示画面117は、ドックコントローラ116とは別個であるがドックコントローラ116と通信している異なるデバイスに組み込むことができる。単一のコントローラ116が、ドック102に関連付けられたすべての機器を制御するものとして示されているが、いくつかの例では、各ドック102を、ドア104、出入口バリア106、ドックレベラ108、車両拘束装置110、存在/運動検出器112、通知システム114、及び/又はドックに関連付けられた他の機器のうちの異なるものを制御及び/又は監視するように設定された複数のコントローラに関連付けることができる。
[0016]ドック102に関連付けられたドア104は、マテリアルハンドリング設備100の内部118と外部環境120との間の出入口を選択的に開放又は閉鎖するために、開位置と閉位置との間を可動である。したがって、トレーラ300又はトラック用荷台がドック102に駐車されたとき、ドア104は、ドア104が開位置にあるときはトレーラへのアクセスを提供し、閉位置にあるときはそのようなアクセスを防止する。
[0017]いくつかの例では、ドア104は、ドア104の動作の監視及び/又は制御を円滑にするために、1つ又は複数のセンサ及び/又はドア監視システムに関連付けられる。たとえば、1つ又は複数のドア状態センサが、ドア104の状態(たとえば、ドアが完全に開いているか、完全に閉じているか、部分的に開いているか、部分的に閉じているか、開きつつあるか、それとも閉じつつあるか)を監視及び/又は検出することができ、1つ又は複数の衝撃センサが、ドア104に何か(たとえば、マテリアルハンドリング車両(たとえば、フォークリフト))が当たったことを監視及び/又は検出することができ、ドア104のいずれかの側に配置された1つ又は複数の光電気アイが、ドアが開いているとき、人物又は物体が出入口を通過したことを監視及び/又は検出することができ、1つ又は複数の運動及び/又は存在センサが、出入口近傍の領域内の活動を監視及び/又は検出することができ、1つ又は複数の無線周波識別(RFID)センサが、出入口を通過する職員、機器、及び/又は材料の識別情報を監視及び/又は検出することができ、1つ又は複数の温度センサが、ドア104の片側又は両側で温度を監視及び/又は検出することができ、1つ又は複数の空気流センサが、ドア104を通過する空気(たとえば、開位置若しくは部分的に開いている位置でドアを通過する空気、及び/又は閉位置で閉じているときにドアを通って漏れる空気)の流れを監視及び/又は検出することができ、1つ又は複数の他の環境センサが、圧力、湿度、汚染物質、粒子、化学物質などを監視及び/又は検出することができ、1つ又は複数のアクチュエータセンサが、ドアを開閉するために使用されるドアアクチュエータ(たとえば、モータ)のエネルギー消費及び/又は動作を監視及び/又は検出することができ、1つ又は複数の画像及び/又はビデオセンサ(たとえば、カメラ)を実装して、画像/ビデオ分析に基づいてドックの特定の状態を監視及び/又は検出することができる。いくつかの例では、ドックコントローラ116は、これらのセンサからの出力信号を受信して、ドア104の動作を監視及び/又は制御する。
[0018]いくつかの例では、出入口バリア106は、ドア104に関連付けられた出入口に延びるバリアを提供するように構築される。出入口バリア106は、ドア104が開位置にあるときでも、出入口の通過を阻止することができる。このようにして、出入口バリア106は、たとえば、図2に示されるようにドア104が開いているが、ドック102にトレーラが駐車されていないとき、又はドック102にあるトレーラが拘束されていないとき、安全予防策として使用することができる。出入口バリア106はまた、ドア104が閉じているとき、マテリアルハンドリング機器がドア104に衝突する可能性を低減させることによってドア104を保護するために、マテリアルハンドリング設備100の内部118においてドア104の前で出入口に延びることができる。いくつかの例では、出入口バリア106はバリアセンサ302(図3)に関連付けられ、バリアセンサ302は、出入口バリア106の状態(たとえば、バリアがアクティブ使用中であり、出入口(図2に示す)を阻止しているか、出入口の通路を提供するようにしまい込まれているか(図3及び図4に示す)、それとも中間状態にあるか)を示すために、ドックコントローラ116へ信号を出力する。いくつかの例では、バリアセンサ302及び/又は異なるセンサは、バリア106に対する衝撃(たとえば、力)を検出し、そのような衝撃は、バリアとの衝突を示すことができる。
[0019]多くの場合、トラック用荷台又はトレーラ(たとえば、図3及び図4に示すトレーラ300)がドック102に駐車されているとき、トラック用荷台又はトレーラの後縁部とドック102のプラットホームの外面との間に間隙が位置することができる。ドックレベラ108は、この間隙にまたがる調整可能な橋を提供し、マテリアルハンドリング機器は、この橋を渡って、マテリアルハンドリング設備100の内部118とドック102に駐車された車両のトレーラとの間を進むことができる。さらに、ドックレベラ108は、ドック102のプラットホームに対して異なる高さを有するトレーラを補償する斜面として作用するように、垂直に調整可能とすることができる。いくつかの例では、ドックレベラ108は、ドックレベラ108の動作の監視及び制御を円滑にするために、1つ又は複数のセンサを含む。たとえば、レベラセンサは、ドックレベラ108がアクティブ状態(図3及び図4に示されるように、ドックプラットホームとトレーラとの間の間隙に橋を架けるように延びている)にあるか、非アクティブ状態(図2に示されるように、レベラが格納位置にある)にあるか、それとも中間状態にあるかを示す出力信号を生じることができる。いくつかの例では、ドックレベラ108がアクティブ状態にあるときにトレーラがドック102から引き離されていることは、リミットスイッチによって検出される(たとえば、延ばした端部がトレーラによって支持されなくなったとき、レベラの落下を検出する)。そのような例では、リミットスイッチの出力は、ドックコントローラ116をトリガして、ドックレベラ108を非アクティブ状態の格納位置へ後退させることができる。
[0020]各ドック102に関連付けられた車両拘束装置110は、不注意による車両の動き(たとえば、マテリアルハンドリング機器がトレーラ内で動き回った結果として車両が移動したこと、及び/又は運転者が早まってプラットホームから車を離したことによる)を低減させるために、ドック102に駐車された車両(たとえば、トレーラ300)の何らかの部分に係合するように外部環境120に位置決めされる。いくつかの例では、車両拘束装置110は、車両の後部衝撃ガード(たとえば、図4に示すICCバー400)に係合して車両を拘束する。いくつかの例では、車両拘束装置110は、タイヤ及び/又は車両の任意の他の好適な部分に係合する。いくつかの例では、車両拘束装置110は、車両拘束装置110の動作の監視及び/又は制御を円滑にするために、1つ又は複数のセンサを含む。たとえば、拘束センサは、車両拘束装置110がロック位置(たとえば、車両を係合/拘束するための定位置)又はロック解除位置(たとえば、車両から離れて格納される)にあることを示す出力信号を生じることができる。別法として又は追加で、拘束センサ(複数可)は、拘束装置が車両をアクティブに係合/拘束しているか否かを決定するために、基準点に対する拘束装置の位置及び/又は拘束装置が受けた力(複数可)を示す出力信号を生じることができる。
[0021]図1に説明されている例では、存在/運動検出器112は、1つ又は複数の存在及び/又は運動検出器システムを代表する。いくつかの例では、存在/運動検出器112は、ドック102に位置するトレーラ300の存在を検出するために、存在検出器システムを含む。「トレーラ」という用語は、その存在又は運動の感知に関係する議論の目的で、トラクタに連結されているかにかかわらず、トレーラに関し、又は別法として、貨物室若しくはプラットホームを有する車両に関する。いくつかの例では、トレーラ300の存在は、マテリアルハンドリング設備100の建物及び/又はその付近で外部環境120に位置決めされた1つ又は複数のトレーラセンサ202(図2)を介して検出される。トレーラセンサ(複数可)202は、たとえば光電気アイ、近接センサ、運動センサ、誘導ループセンサ、光検知測距(LIDAR)システムなどの任意の好適なセンサを使用して実装することができる。いくつかの例では、存在/運動検出器112は、荷積みドック102に駐車されたトレーラ300(たとえば、貨物の荷積み及び/又は荷降し)内、又は設備の外側でドック102への入り口において、職員/機器(たとえば、歩行中及び/又はマテリアルハンドリング機器の運転中の人物、自律車両など)の存在を検出するために、存在検出器システムを含むことができる。いくつかの例では、トレーラ300内の職員/機器の存在は、マテリアルハンドリング設備100内の位置からトレーラに対向している運動センサ204(図2~図4)に基づいて検出される。追加で又は別法として、存在/運動検出器112は、レベラ108のプラットホーム上、レベラピット402内、及び/又はそれ以外にドック102の近傍で、職員/機器/材料の存在を検出するために、存在検出器システムを含むことができる。いくつかの例では、ドック102に近接しているマテリアルハンドリング設備100内の職員/機器の存在は、レベラ108及び/又は周辺領域に対向している運動センサ304(図3及び図4)に基づいて検出される。追加で又は別法として、職員/機器/材料の存在は、レベラピット402内の1つ又は複数の存在/運動センサ404に基づいて、ドックレベラ108の下のレベラピット402(図4)で検出することができる(たとえば、レベラが垂直直立位置で格納される場合)。車両、職員、又はマテリアルハンドリング機器の存在を検出することに加えて、図1の存在/運動検出器112によって代表される存在/運動システムのうちのいずれか1つは、車両、職員、機器、又は他のもの(たとえば、製品、材料)の動き(たとえば、速度、方向など)、位置(たとえば、近接、向きなど)、サイズ、形状など、及びこれらの組合せを決定することを可能にすることができ、これらのものを区別することを可能にすることができる。
[0022]説明されている例の通知システム114は、ドック102及び/又はドックに位置する車両の何らかの態様又は状態に関連付けられた特定の状況、警告、イベント、及び/又は他の条件についてドック102付近の職員に知らせるために、1つ若しくは複数の視覚インジケータ(たとえば、ライト、表示画面など)及び/又は1つ若しくは複数の可聴インジケータ(たとえば、警笛、ベル、サイレン、スピーカなど)を含む複数の別個に機能する通知システムを含むことができる。追加で又は別法として、視覚インジケータのうちのいくつかは、ドックに関連付けられたいずれかの特定の状況又は条件を示すのではなく、ドック102に関連付けられた領域の照明及び/又は視認性の改善が意図されたライトとすることができる。通知システム114の視覚及び/又は可聴インジケータは、インジケータの目的に応じて、マテリアルハンドリング設備100の内部118及び/又はマテリアルハンドリング設備100の外側の外部環境120に位置することができる。
[0023]いくつかの例では、マテリアルハンドリング設備内の少なくともいくつかのインジケータは、ドア104が開いているとき、ドック102に駐車されたトレーラの内部を照明するように、トレーラの内部から見えるように、及び/又はトレーラの内部から聞こえるように、外部環境120(たとえば、図2~図4に示す運動センサ204に関連付けられたアームの端部)に向かって位置決め及び/又は配向される。そのようなインジケータは、貨物の荷積み及び/又は取出しのためにトレーラに入る職員にさらなる視認性を提供することができる。そのようなインジケータはまた、車両拘束装置110が係合されていない場合などの潜在的な安全性リスク、及び/又はトレーラ内から見えない可能性のあるドック102のプラットホーム付近の人物の存在について、トレーラ内の職員に警告することができる。マテリアルハンドリング設備100内の他のインジケータは、設備の内部118の領域(たとえば、ドックプラットホーム及び/又は周辺領域)を照明するように、その領域から見えるように、及び/又はその領域から聞こえるように、位置決め及び/又は配向することができる。いくつかのそのようなインジケータは、たとえば車両拘束装置110が係合されていない場合などの潜在的な安全性リスク、及び/又は予期せず現れそうになる可能性のあるトレーラ内の人の存在に関する警告として働くことができる。追加で又は別法として、インジケータは、ドック102に関連付けられた機器の動作状態を示すことができる。
[0024]いくつかの例では、図1の通知システム114は、対応するドック102及び/又はそのドックにある特定のトレーラ300に関して実行されるべきタスクの状態及び/又は進捗を示す情報を表示するために、マテリアルハンドリング設備100内から見えるようにドア104に隣り合って位置決めされたローカル状態インジケータ306(図3)を含む。いくつかの例では、ローカル状態インジケータ306は、トレーラがドック102にどれくらい駐車されているかを示すためのタイミングインジケータ308を含む。このようにして、延滞及び/又は留置料金が発生し始めるまで何時間残っているかを職員に知らせることができる。いくつかの例では、ローカル状態インジケータ306は、ドックコントローラ116に関連付けられた表示画面117を介して実装される。いくつかの例では、ローカル状態インジケータ306のタイミングインジケータ308は、カウントアップではなくカウントダウンすることができる。いくつかの例では、タイミングインジケータが閾値に到達したとき、特定の動作制約に関係する終了時間付近であること(たとえば、トレーラの荷積み及び/又は荷降しを迅速に終える必要)を職員に示すために、タイミングインジケータ308及び/若しくは他の態様の状態インジケータ306が外観を変化させる(たとえば、色の変化、点滅の開始など)こと、並びに/又は別のインジケータを起動することができる。いくつかの例では、タイミングインジケータ308及び/又はローカル状態インジケータ306は、対応するドック102にあるトレーラの荷積み及び/又は荷降しが、他のドック102にある他のトレーラの荷積み及び/又は荷降しに対して優先することを示すことができる(たとえば、色、点滅などに基づく)。いくつかのそのような例では、優先順位付けは、利用可能な動作資源(たとえば、手元の職員、利用可能なマテリアルハンドリング機器、積込み状態、クロスドックオーダー状態など)を考慮して、マテリアルハンドリング設備100の複数のドック102全体の予測される時間割当て及び/又は予測されるコストの発生に基づいて行うことができる。
[0025]いくつかの例では、1つ又は複数のインジケータが、ドック102の外部の領域を照明するように、その領域から見えるように、及び/又はその領域から聞こえるように、マテリアルハンドリング設備100の外側に位置決めされる。いくつかの例では、そのようなインジケータは、外部環境120内の人物(たとえば、トレーラをドック102へ後退させている運転者)にさらなる視認性を提供するために領域を照明するライトとすることができる。追加で又は別法として、いくつかの例では、インジケータは、外部環境120内の人物に警告及び/又は案内を提供するライトとすることができる。たとえば、図2に示されるように、設備100の外部のライトインジケータ206は、トレーラ(たとえば、図3及び図4のトレーラ300)をドック102に隣り合う領域へ後退させることができるとき、及び/又はトレーラをドック102から出すことができるとき、トラック運転者を誘導するために、赤信号(赤色)及び青信号(緑色)を含む。いくつかの例では、車両拘束装置がオーバーライドにあるとき、ドック機器が整備を受けているとき、又はトレーラの経路内若しくはその付近に人/物が存在しているときなど、ライト及び/又は可聴インジケータを使用して運転者に示すことができる。これらの条件は、共通のインジケータ(色/トーンの変化、点滅/音響パターンなど)の異なる状態又はそれらの組合せを利用する別個のインジケータを介して通信することができる。さらに、いくつかの例では、ドック102に関連付けられたインジケータは、トラックが後退していることをドックの入り口付近に立っている人物に示すライト及び/又は可聴アラームを含む。
[0026]いくつかの例では、ドックコントローラ116は、ドア104、出入口バリア106、ドックレベラ108、車両拘束装置110、及び/又は存在検出器112に関連付けられた様々なセンサから受信した信号のうちの1つ又は複数に基づいて、通知システム114に関連付けられた異なるインジケータを制御する。たとえば、いくつかのそのような例では、ドックコントローラ116は、車両拘束装置110がアクティブであり、トレーラに係合されていることを拘束信号が示すときはいつでも、ライトインジケータ206に、赤信号(たとえば、赤色光)を提供させる。別の例として、存在検出器112がドック102に駐車されたトレーラを検出しなかったとき、ドアセンサが、ドア104が開かれたことを示した場合、ドアが開いていることでドックプラットホームの落下を招くリスクがある。したがって、いくつかのそのような例では、ドックコントローラ116は、警告インジケータをオンにして、露出した落下に関して付近の個人に注意することができる。しかし、いくつかのそのような例では、ドックコントローラ116は、出入口バリア106が開いている出入口の通過を阻止するためにアクティブ使用中であることを示す信号をバリアセンサ302が提供したとき、警告インジケータをトリガしないこともある。したがって、様々なセンサのうちの異なるものから出力される異なる信号を組み合わせて使用して、通知システム114に関連付けられたインジケータの起動又は状態の変化をトリガし、ドック102に関連付けられた領域内の人物に警告、通知、及び/又は案内を提供することができる。
[0027]図1の説明されている例では、異なるドック102に関連付けられたドックコントローラ116の各々は、メインサーバ122と通信する。説明されている例では、マテリアルハンドリング設備100に位置するメインサーバ122が示されているが、他の例では、メインサーバ122は、マテリアルハンドリング設備100から離れて位置することもできる。いくつかの例では、メインサーバ122は、ドックコントローラ116のうちの1つと統合すること、及び/又はドックコントローラ116のうちの1つによって実装することができる。
[0028]いくつかの例では、ドックコントローラ116は、コントローラ116によって制御及び/又は監視される動作及び/又は状態パラメータに対応する値を伝送し、そのような値は、ドア104、出入口バリア106、ドックレベラ108、車両拘束装置110、存在検出器112、通知システム114、及び/又は上記のいずれかに関連付けられたセンサのうちの1つ又は複数からのフィードバックに基づくことができる。このようにして、メインサーバ122は、マテリアルハンドリング設備100内の異なるドック102に関連付けられた利用可能なすべてのデータを一箇所に集約する。異種のソースからのデータの集約により、メインサーバ122は、コントローラデータを分析及び/又は統合して、普通なら可能でないはずの関係を識別することが可能になる。より詳細には後述するように、いくつかの例では、メインサーバ122は、エンドユーザの特定の利益を対象とする1つ又は複数のダッシュボード又はグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を介してエンドユーザに提示するために、集約されたコントローラデータを編成する。GUIは、1つ又は複数のウェブページ、アプリ、アプレット、アプリケーションなどによって提示することができる。
[0029]いくつかの例では、グラフィカルユーザインターフェースは、ドック102のうちの1つ又は複数の動作に関する実質上リアルタイム(たとえば、5秒未満の遅延)の情報を提供するように設定可能とすることができる。より具体的には、いくつかの例では、グラフィカルユーザインターフェースは、特定のドック102にあるトラック及び/又はトレーラの到着、駐車、荷積み、荷降し、及び/又は出発に関連付けられた動作シーケンスの進行の進捗及びタイミングの表示を提供することができる。ドックで荷積み又は荷降しされるべきトレーラに関連付けられたタスクのタイミングに関する実質上リアルタイムの情報を提供することで、ドックの管理者又は他の職員は、特定のトレーラに関連付けられた作業を管理/調整して、トレーラでの作業のために予定又は配分された時間量より多くの時間がかからないことを確実にすることが可能になる。たとえば、トレーラが荷積み又は荷降しされるために与えられる典型的な時間量は2倍である。多くの事例では、トレーラの荷積み及び/又は荷降しに2時間より多くの時間がかかる場合、延滞及び/又は留置料金が発生することがある。
[0030]トレーラに配分された2時間(又は他の時間量)の大部分は典型的に、トレーラからの貨物の出し入れを伴うのに対して、貨物が動かされる前と後の両方で実行されるべき他のタスクも存在し、これもまた、トレーラが特定のドック102に留まる持続時間に寄与する。特に、荷積み及び/又は荷降しが行われる前のトレーラの到着に関連付けられた一般的な動作又はタスクシーケンスが存在する。さらに、トレーラの荷積み及び/又は荷降しが完了した後は、トレーラの出発に関連付けられた別の一般的な動作又はタスクシーケンスが存在する。したがって、ドック102にあるトレーラ300に関して実行されるべき作業に関連付けられたタスク又は動作(全体として、本明細書では荷積み/荷降しプロセスと呼ぶ)は、到着段階、マテリアルハンドリング段階、及び出発段階を含む3つの一般的なカテゴリ又は段階に分割することができる。
[0031]いくつかの例では、到着段階は、運転者がトレーラ300とともに設備100に到着すること、それに続いて運転者がチェックインして特定のドック102へ誘導されること、それに続いてトレーラ300をドック102に位置決めすること、それに続いて車両拘束装置110を起動すること、それに続いてドックバリア106を開くこと、それに続いてドックドア104を開くこと、それに続いてドックレベラ108を起動(たとえば、延長)することを含む動作シーケンスを伴う。いくつかの例では、上記の動作のうちの1つ若しくは複数を全シーケンスから省略すること(たとえば、トレーラがすでに現場にあるときは運転者の到着及びチェックイン)、及び/又は上記の動作のうちの1つ若しくは複数を異なる順序で実行すること(たとえば、ドア104を開いてから出入口バリア106を開く)ができる。いくつかの例では、上記のシーケンスにおける動作順序は、コントローラ116(たとえば、連動装置)によって実施される。たとえば、車両拘束装置110がトレーラ300に係合していない場合、コントローラ116は、ドックドア104が開くのを防止することができる。同様に、ドックドア104が開いていない場合、コントローラ116は、レベラ108が起動されるのを防止することができる。
[0032]いくつかの例では、出発段階は、逆の順序で実行されることを除いて、到着段階に実質上類似のタスクを含む。すなわち、いくつかの例では、出発段階は、ドックレベラ108を停止(たとえば、収納)すること、それに続いてドックドア104を閉じること、それに続いてドックバリア106を閉じること、それに続いて車両拘束装置110を係合解除すること、それに続いてトレーラがドック102から出されること、それに続いて運転者がチェックアウトすること、それに続いてトレーラが設備から出発することを含む。到着段階と同様に、いくつかの例では、出発段階のための動作シーケンスにおけるタスクのうちの1つ若しくは複数を全シーケンスから省略すること、及び/又はタスクのうちの1つ若しくは複数を異なる順序で実行することができる。さらに、いくつかの例では、上記のシーケンスにおける動作の順序は、コントローラ116によって実施される。
[0033]到着段階と出発段階との間に、マテリアルハンドリング段階が行われる。マテリアルハンドリング段階は、トレーラ内の材料の荷積み及び/又は荷降しを伴う。いくつかの例では、マテリアルハンドリング段階は、トレーラがマテリアルハンドリング設備100に留まる時間の大部分を伴う。すなわち、いくつかの例では、マテリアルハンドリング段階は、到着段階及び出発段階の両方より長い。マテリアルハンドリング段階の特定の持続時間は、動かされるべき積荷のサイズ(たとえば、パレットの数)に依存する。さらに、マテリアルハンドリング段階の持続時間は、トレーラ300を荷積み及び/又は荷降しするために作業している職員の数に応じて変化する可能性がある。たとえば、2人の作業員は、1人の作業員がそれを単独で行うためにかけるはずの時間の約2分の1の時間で、設定された量の貨物を動かすことができる可能性が高い。
[0034]マテリアルハンドリング段階は典型的に、到着段階又は出発段階より多くの時間がかかるが、到着段階及び出発段階に関連付けられた動作シーケンスにおける各タスクもやはり、ある程度の時間量がかかる。多くのそのようなタスクは、本質的に機械式である(たとえば、車両拘束装置110の係合/係合解除、ドア104の開閉、レベラ108の延長/後退など)。したがって、多くの場合、到着及び出発段階における個々のタスクの持続時間は比較的予測可能であり、一貫している。しかし、そのようなタスクは典型的に、ドック102で作業している人によって開始される必要がある。その結果、動作シーケンスにおいて1つのタスクの完了と次のタスクの開始との間の時間に変動が生じることがあり、結局は相当な時間量になる可能性がある。到着及び出発段階のための動作シーケンスにおける特定のタスクの開始及び/又は完了の遅延は、タスクを実現するように指名された人が、何らかの他の任務を実行するのに忙しいこと、補正を必要とするタスクに関連する問題(たとえば、異常な位置のトレーラ、機器の動作不良など)に直面していること、並びに/又は何らかの他の理由で注意が逸らされていること、及び/若しくは引き留められていることから発生することがある。そのような遅延は、マテリアルハンドリング段階中にトレーラ300を荷積み及び/又は荷降しするために利用可能な時間を低減させることによって、延滞及び/又は留置料金が発生する可能性を増大させることがある。
[0035]本明細書に開示するいくつかの例は、到着段階、マテリアルハンドリング段階、及び出発段階の各々に関連付けられたタスクの持続時間及び/又はタイミングを実質上リアルタイムで監視する。いくつかの例では、そのようなタイミング情報は、GUIを介してドックの管理者又は他の職員に提示され、ドックの管理者は、特定のトレーラの荷降し及び/若しくは荷積みがいつ適時に完了する予定であるか、又は遅延が荷積み及び荷降しが予定よりどれだけ遅れをとっているかを識別することが可能である。いくつかの例では、実質上リアルタイムで監視されている異なるタスクの持続時間及び/又はタイミングは、個々のタスク及び/又は2つ以上のタスク群に対する標的閾値期間と比較される。いくつかのそのような例では、リアルタイムのタイミング情報並びに標的閾値期間の両方がGUIに表され、ドックの管理者又は他の職員は、特定のトレーラが予定よりどれだけ遅れをとっているか、並びにどのタスク(複数可)がそのような遅延に寄与した可能性があるかに関する感覚を獲得することが容易になる。同様にGUIは、職員が、特定のトレーラに関連付けられた特定のドック102での作業がいつ予定どおり又は予定より前倒しになるかを決定することを支援することができる。
[0036]追加で又は別法として、いくつかの例では、ドック102に位置するタイミングインジケータ308は、指定の開始時間から特定のタスクが開始又は完了されるまでに経過した持続時間の表示を提供する。いくつかの例では、タイミングインジケータ308に対する開始時間は、指定の動作シーケンスにおけるタスク(たとえば、以前のタスク)の完了及び/又はタスク(たとえば、以前又は現在のタスク)の開始に対応し、完了されるべきタスクは、動作シーケンスにおける次のタスクである。たとえば、ドックドア104を開くこと(たとえば、ドア104が起動されて開くこと、又はドアがその開リミットスイッチに到達すること)により、タイミングインジケータ308をトリガしてカウントアップを開始し、トレーラ300の荷積み及び荷降しが可能になるようにドックレベラ108が位置決めされるまで、どれだけの時間が経過したかを示すことができる。いくつかのそのような例では、ドックレベラ108を位置決めすること(たとえば、ドックレベラ108の起動の開始又は中止)により、タイミングインジケータ308をトリガしてカウントを再開し、トレーラが荷積み及び荷降しのために最初に利用可能になってから経過した時間の表示を提供する。したがって、いくつかの例では、タイミングインジケータ308は、各タスクの完了に応答して再開し、次の予定されたタスクが開始又は完了されるまでカウントを継続することができる。他の例では、タイミングインジケータ308は、特定のタスクの開始及び/又は完了以外の何らかのトリガに基づいて(たとえば、ユーザ入力及び/又は何らかの他のイベントに基づいて)開始及び/又はリセットすることができる。説明の目的で、特定のタスクの完了に関して詳細に記載した例を提供する。ドック102の場所にそのようなカウンタを設けることで、ドックにいる職員は、動作シーケンスが適時に進捗しているかどうか、又は特定のタスクに関連付けられた遅延が生じているかどうかを迅速且つ容易に決定することが可能になる。いくつかの例では、タイミングインジケータ308の表示は、経過時間が特定のタスクに対応する標的閾値を超過したとき、タスクが完了するために予期されるより長い時間がかかっていることを示すために、外観を変化させる(たとえば、色の変化、点滅など)ことができる。
[0037]他の例では、カウントアップして経過時間を表すのではなく、タイミングインジケータ308は、カウントダウンによって、次のタスクが開始又は完了されることが予期されるまでに残っている時間量を表すことができる。たとえば、ドア104を開いた後にドックレベラ108を延ばすために3分の標的閾値窓が与えられると仮定する。そのような例では、ドア104が開かれた後、タイミングインジケータ308がトリガされ、3分からカウントダウンを開始する。このようにして、ドック102にいる職員は、予定どおり進めるために、次のタスクが開始又は完了されること(たとえば、この例ではレベラ108を起動すること)が必要になるまでにどれだけの時間が残っているかを迅速且つ容易に決定することができる。いくつかの例では、カウントダウンがゼロに到達したとき、及び/又はカウントダウンがゼロ付近の時間限度に到達したとき、カウントダウンは外観を変化させる(たとえば、色の変化、点滅など)ことができる。いくつかの例では、時間がゼロに到達した後、当該するタスクがまだ開始又は完了されていない場合、タイミングインジケータ308は、そのタスクに対して指定された標的閾値に基づいて、カウントアップを開始して、当該するタスクが開始又は完了されることが予期されてからどれだけの時間が経過したかを表すことができる。
[0038]いくつかの例では、タイミングインジケータ308のカウントダウン又はカウントアップは、2つ以上のタスクに対応することができる。たとえば、いくつかの例では、閾値期間は、トレーラ300をドック102に位置決めした後、ドックレベラ108が定位置についてマテリアルハンドリング段階の開始を可能にするまでの到着段階におけるすべてのタスクに対して定義することができる。そのような例では、トレーラ300がドック102で検出されるとすぐに、タイミングインジケータ308はカウント(アップ又はダウン)を開始し、ドックレベラ108が起動位置へ延ばされるまでカウントを継続する。タイミングインジケータ308は、前述のタスクの任意の他のグループのタイミング情報を提供するように構成することができる。
[0039]いくつかの例では、タイミング情報(たとえば、カウントダウン又は経過時間)を表示することに加えて、ローカル状態インジケータ306はまた、そのタイミング情報に関して完了される必要のあるタスク(複数可)の表示を提供することができる。いくつかの例では、この表示は、可聴プロンプト、当該する期間内に完了されるべき最後のタスクを識別するテキスト、及び/又はそのようなタスクを表すアイコンを含む。したがって、各々の新しいタスクが別個のタイミング閾値に関連付けられ、ローカル状態インジケータ306によって独立して時間が測定される場合、ローカル状態インジケータ306のタイミングインジケータ308が(以前のタスク開始又は完了に基づいて)再開するたびに、ローカル状態インジケータ306はまた、開始又は完了されるべき次のタスクを識別する可聴プロンプト、アイコン、画像、及び/又はテキストを含むように更新する。対照的に、タイミング閾値が一連の複数のタスクに対応する場合、ローカル状態インジケータ306は、その一連のタスクのうちの最後のタスクを識別する可聴プロンプト、アイコン、画像、及び/又はテキストを含むことができる。そのような例では、ローカル状態インジケータ306を見ている職員は、ローカル状態インジケータ306に指定された最終のタスクを完了する前にどの介入タスクが実行される必要があるかが分かることが予期されるはずである。他の例では、ローカル状態インジケータ306は、実行されるべき次のタスク、一連のタスクのうちの最終のタスク、及び/又はすべての介入タスクを識別することができる。追加で又は別法として、いくつかの例では、ローカル状態インジケータ306はまた、完了したタスク又は完了したタスクのサブセット(たとえば、完了した最後のタスク)を識別することができる。いくつかの例では、ローカル状態インジケータ306は、完了されるべき異なるタスク及び/又は1群のタスクシーケンスに対応する複数のタイマを表示することができる。1つの特定の例として、第1のタイマは、到着段階中の次の特定のタスクが開始又は完了されるまでの時間を示すことができ、第2のタイマは、到着段階が完了されるまでの時間、及び/又はマテリアルハンドリング段階が開始されるまでの時間を示すことができる、第3のタイマは、現在ドック102にある特定のトレーラの合計の荷積み/荷降し時間を示すことができる。いくつかの例では、複数のタイマのうちの2つ以上を互いに沿って同時に表示することができる。他の例では、異なる期間中に複数のタイマのうちの異なるタイマを表示することができる(たとえば、ローカル状態インジケータ306は、タイマの各々を一度に1つずつ循環することができる)。
[0040]特有の例として、図5~図12は、特定のトレーラ300に対する荷積み/荷降しプロセスの到着段階、マテリアルハンドリング段階、及び出発段階に関連付けられた動作シーケンスにおける連続タスク中に、ローカル状態インジケータ306を介して提供することができる例示的ユーザインターフェース500、600、700、800、900、1000、1100、1200を示す。この例では、図5に示す第1のユーザインターフェース500が、対応するドック102でトレーラ300の存在を検出したことに応答してトリガされる。いくつかの例では、ドック102でのトレーラ300の存在の確認は、テキストに基づくトレーラ存在確認502及び/又はトレーラ存在アイコン504によって提供することができる。さらに、いくつかの例では、車両拘束装置110を係合させることによってトレーラを固定するために完了されるべき次の(たとえば、現在の)タスクを示すことができる。いくつかの例では、完了されるべき次のタスクとして、車両拘束装置110の起動又は係合が、好適なテキストに基づく通知506及び/又は拘束装置ロックアイコン508によってユーザインターフェース500内に示される。いくつかの例では、タイミングインジケータ308は、車両拘束装置110によってトレーラ300を固定するために指定された閾値(すなわち、標的)期間(たとえば、説明されている例では5分)に対してカウントアップ又はカウントダウンするように開始される。
[0041]車両拘束装置110に関連付けられたセンサが、トレーラ300が固定されていることを示した後、ローカル状態インジケータ306は、トレーラ固定確認602及び/又は拘束装置ロックアイコン508を含む第2のユーザインターフェース600を更新して、タスクが完了されたことを示す。さらに、この例では、新しいテキストに基づく通知604及び/又はドア開放アイコン606が、完了されるべき次/現在のタスクがドックドア104の開放であることを識別するために提供される。加えて、この例では、車両拘束装置110が係合されてトレーラ300を固定したことに応答して、タイミングインジケータ308は、ドア104を開くタスクに対して指定された新しい閾値期間(たとえば、説明されている例では2分)に対応してリセットされる。ドアが開かれた後の類似のユーザインターフェース700が図7に示されており、ユーザインターフェース700は、ドア104が開かれたことを示すためのテキストに基づく通知702及び/又はドア開放アイコン606と、完了されるべき次/現在のタスクがドックレベラ108をトレーラ300に入れることであることを示すための別個の通知704及び/又はレベラ係合アイコン706とを含む。
[0042]ドックレベラ108がトレーラ300内へ延ばされたことが確認された後、到着段階が完了し、ドックに関連付けられた活動は、マテリアルハンドリング段階へ進む。図8は、マテリアルハンドリング段階中にローカル状態インジケータ306によって表示される例示的ユーザインターフェース800を示す。この例では、テキストに基づく通知802及びトレーラ活動アイコン804の両方が、目下の現在のタスクがトレーラ300を荷積み及び/又は荷降しすることであることを示すために提供される。さらに、説明されている例に示すように、タイミングインジケータ308はこの場合も、荷積み/荷降しプロセスのマテリアルハンドリング段階の完了に割り当てられた指定の閾値期間(たとえば、この例では2時間)へリセットされる。いくつかの例では、トレーラ300がドックに存在することが検出されたとき(図5)からトレーラ300がドック102から出されるとき(図12)までの期間全体が、2時間の全体的な閾値期間を有することができる。そのような例では、マテリアルハンドリング段階(その進捗を図8に表す)に特有の閾値期間が、それに応じて低減されるはずである。いくつかの例では、マテリアルハンドリング段階に関連付けられた図8のユーザインターフェース800は、荷積み及び/又は荷降しされている特定のトレーラに関する追加の情報を含むことができる。たとえば、ユーザインターフェース800は、動かされるべき積荷ユニット(たとえば、パレット)の数を示すことができる。いくつかの例では、ユーザインターフェース800は、トレーラ300内で運動が検出されるたびに運動センサ204によって決定されたものとして検出される個々のトレーラ活動イベントの数及び/又はタイミングを示すことができる。
[0043]トレーラ300の荷積み及び/又は荷降しが完了した後、出発段階が開始し、到着段階中に実行された動作シーケンスが逆にされ、各々の別個のタスクに対して類似のユーザインターフェースが提供される。たとえば、図9のユーザインターフェース900は、トレーラ300の荷積み及び/又は荷降しの完了が確認されたことを示すためのテキスト通知902及び積荷完了アイコン904を含む。さらに、いくつかの例では、ユーザインターフェース900は、関連付けられた閾値期間に基づいてタイミングインジケータ308がリセットされるとともに実行されるべき次/現在のタスクを示すために、別個の通知906及び/又はレベラ係合解除アイコン908を含む。図10のユーザインターフェース1000は、ドックレベラ108がトレーラ300から取り出されたことを示すために、テキスト通知1002及びレベラ係合解除アイコン908を含む。さらに、いくつかの例では、ユーザインターフェース1000は、関連付けられた閾値期間に基づいてタイミングインジケータ308がリセットされるとともに実行されるべき次/現在のタスクを示すために、別個の通知1004及び/又はドア閉鎖アイコン1006を含む。図11のユーザインターフェース1100は、ドア104が閉じられたことを示すために、テキスト通知1102及びドア閉鎖アイコン1006を含む。さらに、いくつかの例では、ユーザインターフェース1100は、関連付けられた閾値期間に基づいてタイミングインジケータ308がリセットされるとともに実行されるべき次/現在のタスクを示すために、別個の通知1104及び/又は拘束装置ロック解除アイコン1106を含む。車両拘束装置110がロック解除(たとえば、係合解除)された後、タイミングインジケータ308はこの場合も、トレーラ300がドック102を離れるための予期される時間に関連付けられた閾値時間に基づいてリセットすることができる。類似のテキストに基づく通知1202及び/又はトレーラ出発アイコン1204を、タイミングインジケータ308に対するコンテキストを与えるために提供することもできる。
[0044]前述のように、図5~図12のユーザインターフェース500~1200は、ドック102で完了されるべき作業の進捗に関する情報を提供するために、対応するドック102に位置するローカル状態インジケータ306によって表示される。いくつかの例では、さらに後述するメインサーバ122によって生成されるGUIを介して、ドック102から離れたところにいる他の職員(たとえば、設備100の別の部分にいるドックの管理者又は他の職員)へ同じ情報を提供する。追加で又は別法として、いくつかの例では、メインサーバによって提供されるGUIは、設備100内の異なるドック102からのデータ及び/又は他のタイプのデータの集約に基づく他の情報を提供することができる。さらに、いくつかの例では、メインサーバ122は、データを実質上リアルタイムで集約して、異なるドックにおける活動の状態、タイミング、及び/又は進捗に関する実質上リアルタイムの情報を提供するだけでなく、メインサーバはまた、適当な処理及び分析後に職員へ表示するために、そのようなデータをアーカイブする。すなわち、いくつかの例では、ドック102での活動に関連付けられたタスクは、ドックコントローラ116によって監視され、メインサーバ122へ報告されるため、メインサーバ122は、関連付けられたタイムスタンプとともにそのようなデータをアーカイブすることができ、そこから後の再調査及び/又は分析のために、各タスクの持続時間及び/又はタイミングを検索することができる。いくつかの例では、タイムスタンプは、特定のタスクの開始、特定のタスクの完了、並びに/又はドック102に関する特定のタスク及び/若しくは動作に関連付けられた何らかの行動を示すセンサのトリガに対応することができる。
[0045]いくつかの例では、各タスク及び/又は1群のタスクに対して指定された閾値(すなわち、標的)期間は、履歴タイミング情報の分析に基づく。たとえば、ドア104が開けられた後にドックレベラ108を延ばすために割り当てられた閾値期間が、過去の指定された期間(たとえば、1週間、1カ月、1年など)にわたって、対応するドックでトレーラが荷積み又は荷降しされるたびにそのようなタスクを完了するためにかかった平均時間量に対応するように指定することができる。いくつかの例では、閾値期間は、ある時間枠にわたってマテリアルハンドリング設備100内のドック102の複数又はすべてで測定されるタスクに対する平均時間量に基づくことができる。いくつかの例では、閾値期間は、ある時間枠にわたって複数の異なる設備のドックで測定されるタスクに対する平均時間量に基づくことができる。いくつかの例では、閾値期間は、当該するドック(単一の特定のドック、特定の1群のドック、ある設備のすべてのドック、複数の設備のドックなど)に関して当該するタスクを実行するためにかかる時間量の最小、最大、及び/又は中央値(場合により、ある程度の分散を考慮に入れる)など、平均以外の統計メトリックに基づいて定義することもできる。いくつかの例では、ドックでの活動に関連付けられたタスクを実行することに関連付けられた履歴タイミング情報が周期的に再調査され(たとえば、30日ごと、60日ごと、90日ごとなど)、標的閾値期間を更新するようにユーザに促し、標的閾値期間を更新することを推奨し、又は標的閾値期間を自動的に更新する。いくつかの例では、人工知能が実装されており、データを分析して、最近収集された履歴データ(たとえば、特定のタスク及び/又は効率が低下しているタスクの効率の改善を示す)に基づいて、標的閾値期間に対する好適な調整を決定する。
[0046]いくつかの例では、標的閾値期間は、履歴タイミング情報から独立して定義することができる。たとえば、標的閾値期間は、履歴アーカイブデータから独立して業界水準に基づくことができる。いくつかの例では、標的閾値期間は、ユーザによって定義される(たとえば、手入力される)。
[0047]トレーラの荷積み及び荷降しに関連付けられたタスクの進捗の実質上リアルタイムの追跡を可能にするように好適な標的閾値期間を設定するための基本を提供することだけでなく、そのようなタスクに対する履歴タイミング情報はまた、発生しうる遅延の頻度及び/又は影響を低減させるために使用することもできる。たとえば、長期間にわたる履歴タイミングデータの分析は、特定のタスクを実行するための時間が、対応する標的閾値を他のタスクより頻繁に超過していることを示す特定のトレンドを明らかにすることができる。そのようなトレンドは、遅延の再発を低減させるために特定のタスクに関する訓練を提供する必要を明らかにすることができる。いくつかの例では、履歴タイミングデータの分析は、設備100内の1つ又は複数の特定のドック102が、設備100内の他のドック102より頻繁に延滞に関連していることを明らかにすることができる。そのような例では、あまり効率的でないドックの状況を分析して、効率を改善するために好適な調整を加えることができる。遅延がいつ(たとえば、時間、シフト、日など)及びどこで(たとえば、出荷又は受取り、特有の作業員に割り当てられたドック)頻繁に生じるかを決定するために、履歴データの分析によって他のタイプの非効率性を識別することによって、ドックの管理者は、将来におけるそのような遅延の発生及び/又は持続時間を低減させるために好適な応答を実装することが可能になる。
[0048]発生する遅延の中には、履歴データの分析に基づいて事前に予測又は予想することができないものもある。しかし、いくつかの例では、それにもかかわらず、ドックの管理者及び/又は他の職員が遅延をより早く識別し(たとえば、トレンドの識別により)、資源(たとえば、作業員、マテリアルハンドリング機器など)を適当に再び割り当てて、失った時間の埋め合わせをしようとすることを可能にすることによって、履歴データを使用して、そのような遅延の影響を低減させることができる。より具体的には、いくつかの例では、履歴データ内に表されている、過去に類似のサイズの積荷がどれだけで完了されたかに基づいて、予定より遅れているトレーラの荷積み及び/又は荷降しに割り当てるべき資源の量を推定することができる。そのような決定は、そのような積荷のサイズを示す積荷情報を有することに依存する。それに応じて、いくつかの例では、特有のタスクの完了に関するタイミング情報を追跡及びアーカイブすることに加えて、荷積み及び/又は荷降しされた各トレーラに対する積荷情報も追跡及び記録される。いくつかの例では、積荷情報は、積荷のサイズ(たとえば、動かされるべきパレットの数)、並びに積荷に関する他の当該する特性(たとえば、破損していない積荷か落下した積荷、積荷が冷凍されているかどうか、積荷に関連付けられたキャリアなど)を含む。さらに、前述のように、特定のトレーラが荷積み又は荷降しされる速度は、荷降しのためにそのトレーラに割り当てられた資源の量に依存することがある。それに応じて、いくつかの例では、荷積み又は荷降しされた各トレーラに関して資源割当て情報が収集される。いくつかの例では、資源割当て情報は、特定のドック又は1群のドックに割り当てられた作業員の数、作業員の識別情報、時刻(特定の)、使用されたマテリアルハンドリング機器の数及び/又はタイプ、どれだけ多くの他のドックが荷積み又は荷降し活動を同時に担っているかなどを含む。
[0049]いくつかの例では、荷積み及び荷降しのために特定のトレーラがどのドック102に割り当てられたかに基づいて、遅延を発生前に回避すること、及び/又は効率の向上を実現することができる。多くの事例では、荷積みドックへのトレーラの割当ては、トレーラが出荷に関連付けられているか、それとも受取りに関連付けられているかに基づいて行われることが多い。しかし、本明細書に開示する例は、上記に略述した履歴データの態様(たとえば、異なるドックでの異なるタスクに対するタイミング情報、積荷情報、資源割当て情報などを含む)に依拠して、職員が特定のトレーラを特定のドックに割り当てることを可能にする。より具体的には、いくつかの例では、履歴データは、異なるドックの用途、利用率、及びロジスティック特性を識別するために分析される。履歴データの分析から取得することができるいくつかの特定の要因には、ドック機器の利用率、キャリア効率、所与の時間枠内に特定のドックで完了された積荷の数、積荷のサイズ、時刻(たとえば、1日のうちの時間、特定の作業シフトなど)、ドック効率、特定のドックで作業している職員などが含まれる。ドック機器の利用率は、特定のドックに関連付けられた機器がどれだけ頻繁に使用されるか(たとえば、サイクル数)を指す。キャリア効率は、他のキャリアに関連付けられた積荷と比較した、特定のキャリアに関連付けられた積荷が完了される効率を指す。同様に、ドック効率は、他のドックに関連付けられた積荷と比較した、特定のドックにある積荷が完了される効率を指す。
[0050]いくつかの例では、どのキャリア、ドック、及び/又はドック職員が最も効率的及び/又は最も非効率的であるかを決定するために、決定論的法則及び/又は人工知能を実装することができる。いくつかの例では、履歴データの分析は、設備100で荷積み及び/又は荷降しされた追加のトレーラに関連付けられた新しいデータも反映するように、定期的に更新することができ、したがって異なるキャリア、ドック、及び/又は職員に対して計算された効率を、時間の変化とともに調整することができる。そのような決定に基づいて、効率を改善するように、特定のトレーラを特定のドックに自動的に割り当てることができる。たとえば、忙しい時刻に小さい積荷(たとえば、1つのパレットのみ)を有するトレーラは、比較的高い効率に関連付けられたドック及び/又は比較的高い効率に関連付けられた職員に割り当てることができる。他方では、状況がそれほど忙しくない場合、より小さい積荷をあまり効率的でないドックに割り当てることができ、比較的大きい積荷はより効率的なドックに割り当てられる。別の例として、他のキャリアほど効率的でないと決定されたキャリアは、キャリアの非効率性を相殺するために、より効率的なドックに割り当てることができる。別の例として、より重要な積荷及び/又はより高額な延滞料金に関連付けられた積荷は、より効率的なドックに割り当てることができる。いくつかの例では、ドックは、機器の利用率(機器サイクル)に基づいて、機器の利用率が異なるドックにわたって比較的一貫するように割り当てられることによって、特定のドックに関連付けられた機器の使いすぎ及び/又は早すぎる摩耗が低減される。別法として、いくつかの例では、機器の利用率は、設備内のドックのサブセットの間に集中させることもでき、したがって異なるグループのドックに対する機器のサービス及び/又は交換が、時間とともに分散される。
[0051]図1の説明されている例では、メインサーバ122は、マテリアルハンドリング設備100に位置しない1つ又は複数の遠隔サーバ(複数可)126と通信することができる。いくつかの例では、遠隔サーバ(複数可)126は、メインサーバ122と同等の追加のサーバに対応し、他のマテリアルハンドリング設備及び/又は図1のマテリアルハンドリング設備100を運営している企業に関連付けられた他の場所に位置する。追加で又は別法として、いくつかの例では、遠隔サーバ(複数可)126は、ドック102のうちの1つ又は複数に関連付けられた機器の製造者によって維持されるサーバに対応することができる。
[0052]図1に説明されている例では、マテリアルハンドリング設備100は、マテリアルハンドリング設備100の機器資産及び/又は作業動作の様々な態様の管理を円滑にする1つ又は複数の管理サーバ(複数可)124を含む。いくつかの例では、管理サーバ(複数可)124は、バス、ローカルエリアネットワーク(LAN)、及び/又はワイドエリアネットワーク(たとえば、インターネット)を介して、メインサーバ122と通信する。例示的管理サーバ(複数可)124は、ドック/ヤード管理システム、在庫制御システム、ビデオ管理システム(VMS)、倉庫管理システム(WMS)、企業資源計画(ERP)システムなどを含むことができる。追加で又は別法として、いくつかの例では、管理サーバのうちの1つ又は複数をメインサーバ122と組み合わせること、及び/又はメインサーバ122によって実装することができる。
[0053]いくつかの例では、メインサーバ122は、クライアントデバイス130を介してユーザによってアクセス可能な1つ又は複数のウェブページをホストするウェブサーバ128を含み、及び/又はウェブサーバ128に関連付けられる。クライアントデバイス130は、ウェブサーバ128がホストするウェブページにアクセスするためのブラウザを有する任意の好適なコンピューティングデバイスとすることができる。したがって、クライアントデバイス130は、マテリアルハンドリング設備(たとえば、設備の物流オフィス内)に位置する1つ又は複数の作業者ステーションに対応することができる。いくつかの例では、クライアントデバイスは、マテリアルハンドリング設備100全体にわたって職員によって持ち運ばれる及び/又は設備から離れている携帯用デバイス(たとえば、タブレット、スマートフォンなど)とすることができる。さらに、いくつかのクライアントデバイス130は、マテリアルハンドリング設備100の内外へトレーラを輸送しているトラック運転者並びに/又はドック102及び/若しくはマテリアルハンドリング設備100のヤード内でトレーラの位置を変えるヤードジョッキーによって使用される携帯用デバイスとすることができる。
[0054]異なるウェブページは、ユーザがマテリアルハンドリング設備100内の異なるドック102から収集されたデータの関係を認識することを円滑にする容易に理解できるフォーマットで、異なるタイプの情報を提示するように設計された異なるGUIを含むことができる。いくつかの例では、メインサーバ122は、特定のウェブページに当該する新しいデータが収集されたときはいつでも、ウェブに基づく通信132を介して、ウェブページのうちの1つ又は複数を自動的に更新する。このようにして、ウェブページに表されるデータは、実質上リアルタイムのデータを表す。本明細書では、ウェブページに関してGUIが開示されているが、グラフィカルユーザインターフェースは、ウェブページ以外のものを使用して(たとえば、アプリ、アプレット、アプリケーションなどを介して)提示することもできる。いくつかの例では、メインサーバ122は、たとえば電子メールメッセージ、SMS(ショートメッセージサービス)メッセージ、プッシュ通知などの他の形態のネットワーク通信134を使用して、ウェブサーバ128から独立してクライアントデバイス130と通信する。
[0055]図13は、図1の例示的ドックコントローラ116の例示的実装形態を示すブロック図である。図13に示されるように、例示的ドックコントローラ116は、例示的機器インターフェース1302、例示的メインサーバインターフェース1304、例示的タイムスタンパ1306、例示的データロガー1308、例示的センサフィードバックアナライザ1310、例示的標的閾値決定部1312、例示的動作コントローラ1314、及び例示的メモリ1316を含む。
[0056]例示的機器インターフェース1302は、コントローラ116と、ドア104、出入口バリア106、ドックレベラ108、車両拘束装置110、存在検出器112、及び通知システム114のうちの1つ又は複数に関連付けられた機器との間の通信を可能にする。すなわち、いくつかの例では、コントローラ116は、機器インターフェース1302を介して、対応するドック102に関連付けられた異なる機器へ命令及び/又はコマンドを提供することができる。さらに、コントローラ116は、機器インターフェース1302を介して、機器に関連付けられたセンサからのフィードバックを受信することができる。いくつかの例では、機器インターフェース1302は、ユーザがコントローラ116へ入力を提供してその動作を指示することができるユーザインターフェースを含む。
[0057]例示的メインサーバインターフェース1304は、コントローラ116とメインサーバ122との間の通信を可能にする。すなわち、いくつかの例では、コントローラは、メインサーバインターフェース1304を介して、センサフィードバック及び/又は他の情報をメインサーバ122へ伝送又は報告する。さらに、いくつかの例では、コントローラ116は、メインサーバインターフェース1304を介して、メインサーバ122から情報、命令、及び/又はコマンドを受信することができる。
[0058]例示的タイムスタンパ1306は、機器インターフェース1302を介して取得されたセンサフィードバックデータをタイムスタンプし、そのようなデータを例示的メモリ1316に記憶する。例示的データロガー1308は、例示的タイムスタンパ1306によって提供される関連付けられたタイムスタンプとともに、センサフィードバックデータをメモリ1316にログする。追加で又は別法として、例示的データロガー1308は、メインサーバインターフェース1304を介して、タイムスタンプされたセンサフィードバックデータをメインサーバ122へ提供することができる。
[0059]例示的センサフィードバックアナライザ1310は、ドック102にある機器に関連付けられたセンサからのフィードバックを分析して、コントローラ116が、報告された機器の状態及び/又は条件に基づいて、機器の状態及び/又は条件を決定し、好適なコマンド及び/又は命令を機器へ提供することを可能にする。より具体的には、いくつかの例では、センサフィードバックアナライザ1310は、指定の動作シーケンスに従って、トレーラの荷積み及び/又は荷降しに関連付けられた特定のタスクがいつ完了したかを決定する。いくつかの例では、実行されるべき動作シーケンスは、例示的メモリ1316に記憶される。追加で又は別法として、いくつかの例では、センサフィードバックアナライザ1310は、タイムスタンパ1306によって生成され、データロガー1308によってログされた、タイムスタンプされたセンサフィードバックデータを分析して、特定のトレーラに対する動作シーケンスに関連付けられた特定のタスク及び/又はタスク群の完了に関連付けられた持続時間を決定する。さらに、いくつかの例では、センサフィードバックアナライザ1310は、特定のタスク(複数可)の持続時間を、そのタスク(複数可)に対して設定された対応する標的閾値と比較する。いくつかのそのような例では、センサフィードバックアナライザ1310は、特定のタスクが標的閾値に対して予定どおりに進捗していること、現在のタスクの持続時間が標的閾値に接近していること、及び/又は現在のタスクの持続時間が標的閾値を超過したことを決定する。
[0060]例示的標的閾値決定部1312は、特定のタスク(複数可)に対する標的閾値にとって好適な値を決定する。いくつかの例では、標的閾値決定部1312は、メモリ1316にアーカイブされている過去に完了したタスクの持続時間の分析に基づいて、標的閾値を決定する。すなわち、いくつかの例では、標的閾値は、特定のドックにおけるタスクの特定の状況及び関連付けられた効率に従って、時間とともに適合させることができる。いくつかの例では、標的閾値決定部1312は、対応するタスクに対する履歴持続時間の平均に基づいて、標的閾値に対する値を決定する。他の例では、異なる統計測定を使用して、最小持続時間、最大持続時間、及び/又は中央持続時間(場合により、持続時間のある程度の分散を考慮に入れる)などを含む好適な標的閾値を決定することができる。いくつかの例では、標的閾値決定部1312は、特定の期間(たとえば、30日ごと、60日ごと、90日ごとなど)後に標的閾値を自動的に更新する。
[0061]例示的動作コントローラ1314は、ドック102に関連付けられた機器の動作を制御する。すなわち、いくつかの例では、動作コントローラ1314は、センサフィードバックアナライザ1310の出力に基づいて、機器に対する命令及び/又はコマンドを生成する。いくつかの例では、動作コントローラは、ローカル状態インジケータ306によって表示されるユーザインターフェースを制御及び/又は定義するためのGUIジェネレータ1318を含む。たとえば、いくつかの例では、GUIジェネレータ1318は、ローカル状態インジケータ306によって表示されるべきユーザインターフェース(たとえば、図5~図12のユーザインターフェース500~1200)を生成する。追加で又は別法として、GUIジェネレータ1318は、当該するデータをローカル状態インジケータ306へ提供して、ローカル状態インジケータ306がそのようなユーザインターフェースを生成及び表示することを可能にする。前述のように、いくつかの例では、ユーザインターフェースは、完了した最後のタスク、完了されるべき次のタスク、完了されるべき一連又は1群のタスク、及び完了されるべきタスク(複数可)に関連付けられたタイミングインジケータ308のうちの1つ又は複数の表示を含む。いくつかの例では、タイミングインジケータ308は、標的閾値決定部1312によって定義されるタスク(複数可)に対する標的閾値に対応する開始値からカウントダウンすることができる。そのようなタイミングインジケータは、標的閾値期間内に対応するタスクを完了するために残っている時間量の表示を提供する。他の例では、タイミングインジケータ308は、ゼロから開始してカウントアップし、当該するタスク(複数可)に費やした現在の時間量を示すことができる。いくつかの例では、タスク(複数可)を完了するための持続時間が対応する閾値を超過した場合、GUIジェネレータ1318は、タイミングインジケータ308の出力の外観を変化させる(たとえば、色の変化、点滅など)。いくつかの例では、GUIジェネレータ1318は、完了されるべき現在のタスク(複数可)の持続時間が標的閾値期間付近にきているが、標的閾値期間が経過する前に、ローカル状態インジケータ306の外観を変化させて、タスク(複数可)を完了するための標的窓の終了が接近しているという警告を提供する。いくつかのそのような例では、現在のタスクの持続時間が標的閾値「付近」にあるかどうかは、特定の時間枠(たとえば、標的閾値前などの2分、5分、15分など)によって定義すること、及び/又は標的閾値期間の持続時間の割合(たとえば、標的閾値期間の20%、10%、5%などが残っているとき)に基づいて定義することができる。
[0062]図1のドックコントローラ116を実装する例示的方式が図13に示されているが、図13に示される要素、プロセス、及び/又はデバイスのうちの1つ又は複数は、任意の他の方法で、結合、分割、再配置、省略、除去、及び/又は実装することができる。さらに、例示的機器インターフェース1302、例示的メインサーバインターフェース1304、例示的タイムスタンパ1306、例示的データロガー1308、例示的センサフィードバックアナライザ1310、例示的標的閾値決定部1312、例示的動作コントローラ1314、例示的メモリ1316、例示的GUIジェネレータ1318、及び/又は、より一般的には、図1の例示的ドックコントローラ116は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、並びに/又はハードウェア、ソフトウェア、及び/若しくはファームウェアの任意の組合せによって実装することができる。したがって、たとえば、例示的機器インターフェース1302、例示的メインサーバインターフェース1304、例示的タイムスタンパ1306、例示的データロガー1308、例示的センサフィードバックアナライザ1310、例示的標的閾値決定部1312、例示的動作コントローラ1314、例示的メモリ1316、例示的GUIジェネレータ1318、及び/又は、より一般的には、例示的ドックコントローラ116のうちのいずれかは、1つ又は複数のアナログ若しくはデジタル回路(複数可)、論理回路、プログラマブルプロセッサ(複数可)、プログラマブルコントローラ(複数可)、グラフィックス処理ユニット(複数可)(GPU(複数可))、デジタル信号プロセッサ(複数可)(DSP(複数可))、特定用途向け集積回路(複数可)(ASIC(複数可))、プログラマブル論理デバイス(複数可)(PLD(複数可))、及び/又はフィールドプログラマブル論理デバイス(複数可)(FPLD(複数可))によって実装することもできる。純粋にソフトウェア及び/又はファームウェアの実装形態を対象とする本特許の装置又はシステムの請求項のうちのいずれかを読むとき、例示的機器インターフェース1302、例示的メインサーバインターフェース1304、例示的タイムスタンパ1306、例示的データロガー1308、例示的センサフィードバックアナライザ1310、例示的標的閾値決定部1312、例示的動作コントローラ1314、例示的メモリ1316、及び/又は例示的GUIジェネレータ1318のうちの少なくとも1つは、本明細書により、ソフトウェア及び/又はファームウェアを含むメモリ、デジタル多用途ディスク(DVD)、コンパクトディスク(CD)、ブルーレイディスクなどの非一時的コンピュータ可読記憶デバイス又は記憶ディスクを含むように明示的に定義される。さらに、図1の例示的ドックコントローラ116は、図13に示されるものに加えて、又はその代わりに、1つ若しくは複数の要素、プロセス、及び/若しくはデバイスを含むこと、並びに/又は示される要素、プロセス、及びデバイスのいずれか若しくはすべてのうちの2つ以上を含むことができる。本明細書では、「通信する」という語句は、その変化形を含めて、直接通信及び/又は1つ若しくは複数の中間構成要素を介する間接通信を包含し、直接の物理的(たとえば、ワイヤード)通信及び/又は継続的通信を必要とせず、そうではなく、追加で、周期的間隔、予定された間隔、非周期的間隔、及び/又は1度だけのイベントでの選択的通信を含む。
[0063]図14は、図1の例示的メインサーバ122の例示的実装形態を示すブロック図である。図14に示されるように、例示的メインサーバ122は、ウェブサーバ128、例示的ネットワーク通信インターフェース1402、例示的ドックコントローラインターフェース1404、例示的タイムスタンパ1406、例示的データロガー1406、例示的センサフィードバックアナライザ1410、例示的標的閾値決定部1412、例示的効率アナライザ1414、例示的利用率アナライザ1416、例示的ドック割当てアナライザ1418、例示的GUIジェネレータ1420、及び例示的メモリ1422を含む。
[0064]図14の例示的ネットワーク通信インターフェース1402は、ウェブサーバ128から独立してクライアントデバイス130との通信を可能にする。たとえば、ネットワーク通信インターフェース1402は、電子メールメッセージ及び/又はSMSメッセージを1つ又は複数のクライアントデバイス130へ送出することができる。加えて、いくつかの例では、ネットワーク通信インターフェース1402は、ローカル管理サーバ(複数可)124及び/若しくは遠隔サーバ(複数可)126へデータを送信すること、並びに/又はローカル管理サーバ(複数可)124及び/若しくは遠隔サーバ(複数可)126からデータを受信することができる。いくつかの例では、サーバ124、126から受信したデータは、例示的メモリ1422に記憶される。
[0065]図14の例示的ドックコントローラインターフェース1404は、ドックコントローラ116との通信を可能にする。すなわち、ドックコントローラインターフェース1404は、コントローラ116によって収集されたセンサフィードバックデータ及び/又はコントローラ116によって報告される任意の他のタイプのデータを受信する。そのようなデータは、後の分析及び/又は処理のためにメモリ1422に集約及び記憶することができる。追加で又は別法として、いくつかの例では、ドックコントローラインターフェース1404は、命令、コマンド、及び/又は他のタイプの情報をドックコントローラ116へ伝送する。
[0066]図14の例示的タイムスタンパ1406は、図13に関して前述のドックコントローラ116のタイムスタンパ1306に類似の機能を提供する。いくつかの例では、図14のタイムスタンパ1406は、図13のタイムスタンパ1306の複製である。いくつかの例では、図13のドックコントローラ116からタイムスタンパ1306を省略することができる。いくつかの例では、図14のメインサーバ122からタイムスタンパ1406を省略することができる。いくつかの例では、データが図13の例示的タイムスタンパ1306によってタイムスタンプされるか、それとも図14の例示的タイムスタンパ1406によってタイムスタンプされるかにかかわらず、図14の例示的データロガー1406は、タイムスタンプされたデータを例示的メモリ1422にログする。いくつかの例では、データロガー1406は、積荷情報及び/又は資源割当て情報(たとえば、管理サーバ(複数可)124によって提供される)などの他のタイプのデータをログする。
[0067]図14の例示的センサフィードバックアナライザ1410は、図13に関して前述のドックコントローラ116のセンサフィードバックアナライザ1310に類似の機能を提供する。加えて、いくつかの例では、図14に示されるメインサーバ122内のセンサフィードバックアナライザ1410はまた、異なるドック102に関連付けられた異なるドックコントローラ116から集約されたセンサフィードバックデータを分析及び/又は比較する。いくつかの例では、図14のセンサフィードバックアナライザ1410は、図13のセンサフィードバックアナライザ1310の複製である。いくつかの例では、図13のドックコントローラ116からセンサフィードバックアナライザ1310を省略することができる。いくつかの例では、図14のメインサーバ122からセンサフィードバックアナライザ1410を省略することができる。
[0068]図14の例示的標的閾値決定部1412は、図13に関して前述のドックコントローラ116の標的閾値決定部1312に類似の機能を提供する。加えて、いくつかの例では、図14に示されるメインサーバ122内の標的閾値決定部1412はまた、複数の異なるドックに関連付けられたセンサフィードバックアナライザ1410によって出力されるタスクの持続時間及び/又は他のパラメータを分析及び/又は比較して、異なるドック102の標的閾値に対する共通の値を決定する。したがって、いくつかの例では、異なるドック102で完了されるべき特定のタスク(複数可)に対して、同じ標的閾値を定義することができる。他の例では、異なるドック102を異なる標的閾値に関連付けることができる。いくつかの例では、図14の標的閾値決定部1412は、図13の標的閾値決定部1312の複製である。いくつかの例では、図13のドックコントローラ116から標的閾値決定部1312を省略することができる。いくつかの例では、図14のメインサーバ122から標的閾値決定部1412を省略することができる。
[0069]例示的効率アナライザ1414は、特定のドック102にあるトレーラの荷積み及び/又は荷降しに関して実行されるタスクの持続時間(センサフィードバックアナライザ1410によって決定される)を分析して、そのようなタスクが設備100内の他のドックに対して実行される効率を決定する。いくつかの例では、特定のドックにおけるトレーラの到着、荷積み及び/又は荷降し、並びに出発に当該する動作シーケンスに関連付けられた様々なタスクの標的閾値に関して、特定のドックにおけるタスクの効率が測定される。いくつかの例では、効率アナライザ1414は、収集されたデータを分析して、当該する統計を生成することができ、この統計をユーザへ提供して、ユーザが、改善することができる潜在的な非効率性(特定のタスク、日時、及び/又は特定のドックに関連付けられる)を識別すること、並びに/或いはより多くのトレーラ及び/又はより大きい若しくはより重要な積荷を有するトレーラを処理することが可能な比較的効率的なドックを識別することを可能にすることができる。たとえば、いくつかの例では、効率アナライザ1414は、延滞が生じる各ドックに関連付けられたトレーラの数(たとえば、トレーラを荷積み及び/又は荷降しする動作シーケンスを完了するための持続時間が、当該する標的閾値を超えて延びる)を追跡及び/又はログすることができる。いくつかの例では、例示的効率アナライザ1414は、設備100内の各ドック及び/又は複数(たとえば、すべて)のドックで受ける遅延及び/又は超過時間の平均量を追跡及び/又は計算することができる。
[0070]例示的利用率アナライザ1416は、設備100内の特定のドック102の利用率を監視、追跡、及び/又は分析する。本明細書では、ドックの「利用率」は、特定のドックがどれだけ頻繁に使用されるかを指す。いくつかの例では、利用率は、所与の期間内に荷積み及び/又は荷降しされたトレーラの数(たとえば、1日ごとの完了したトレーラの積荷の数)に基づいて定量化される。いくつかの例では、利用率は、指定の期間中に各トレーラの積荷が適時に完了され且つドック102が常に使用されているとき、指定の期間(たとえば、1日)中にドック102で荷積み又は荷降しすることができるトレーラの数に対する割合として正規化及び表現することができる。すなわち、ドックが全容量で(常にトレーラを荷積み又は荷降ししている)且つ効率的に(各トレーラの積荷を時間どおり完了する)で動作している場合、ドックは100%の利用率を有する。100%未満の利用割合は、ドックがより多くのトレーラを処理するための余分の容量を有することを示す。100%より大きい利用割合は、そのドックが、全容量で効率的に動作しているときにそのドックに対して予期されるより多くのトレーラの積荷を完了していることを示し、これは、全容量で完了することが可能であると指定されたトレーラの積荷の数が低すぎる可能性があることを示唆することができる。いくつかの例では、この数は、ドックの管理者及び/又は他の職員によって指定することができる。いくつかの例では、この数は、メモリ1422に記憶された履歴データの分析に基づいて計算することができる。
[0071]例示的ドック割当てアナライザ1418は、効率アナライザ1414及び/又は利用率アナライザ1416によって生成された効率及び/又は利用率情報を分析して、ドック/ヤード管理者及び/又は他の職員が特定のトレーラを特定のドックに割り当てることを容易にする。たとえば、効率アナライザ1414が、特定のドックが非常に効率的であると決定した場合、ドック割当てアナライザ1418は、余分のトレーラ及び/又はより大きい積荷を有するトレーラをその特定のドックに割り当てると決定することができる。追加で又は別法として、ドック割当てアナライザ1418は、比較的低い利用率に関連付けられた特定のドックを識別し、比較的高い利用率に関連付けられた他のドックの機器が速く摩耗しないように、新しいトレーラにより頻繁に割り当てることができる。すなわち、いくつかの例では、ドック割当てアナライザ1418は、すべてのドックの比較的一貫した利用率を維持するために、すべてのドックにわたってトレーラの均一の分散を容易にすることができる。他の例では、ドック割当てアナライザ1418は、そのようなドックに関連付けられた機器のための予期される保守予定に基づいて、ある時点でより頻繁に使用するための特定のドックを識別し、異なる時点で異なる1組のドックを識別することができる。
[0072]いくつかの例では、図14のGUIジェネレータ1420は、図13に関して前述のドックコントローラ116のGUIジェネレータ1318に類似の機能を提供する。すなわち、いくつかの例では、例示的メインサーバ122のGUIジェネレータ1420は、ローカル状態インジケータ306によって表示されるユーザインターフェースを制御及び/又は定義する。いくつかのそのような例では、図13のドックコントローラ116からGUIジェネレータ1318を省略することができる。追加で又は別法として、いくつかの例では、図14の説明されている例のGUIジェネレータ1420は、ウェブサーバ128がホストするウェブページに表示するためのGUIを生成する。いくつかの例では、GUIジェネレータ1420は、ウェブサーバ128から独立してクライアントデバイス130によってアクセス可能な他のアプリ、アプレット、アプリケーションなどのためのGUIを生成する。例示的GUIジェネレータ1420によって生成されるGUIは、図15~図23に関してさらに後述するように、センサフィードバックアナライザ1410、標的閾値決定部1412、効率アナライザ1414、利用率アナライザ1416、及び/又はドック割当てアナライザ1418のうちの1つ又は複数の出力に基づくことができる。
[0073]図1のメインサーバ122を実装する例示的方式が図14に示されているが、図14に示される要素、プロセス、及び/又はデバイスのうちの1つ又は複数は、任意の他の方法で、結合、分割、再配置、省略、除去、及び/又は実装することができる。さらに、例示的ウェブサーバ128、例示的ネットワーク通信インターフェース1402、例示的ドックコントローラインターフェース1404、例示的タイムスタンパ1406、例示的データロガー1406、例示的センサフィードバックアナライザ1410、例示的標的閾値決定部1412、例示的効率アナライザ1414、例示的利用率アナライザ1416、例示的ドック割当てアナライザ1418、例示的GUIジェネレータ1420、例示的メモリ1422、及び/又は、より一般的には、図1の例示的メインサーバ122は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、並びに/又はハードウェア、ソフトウェア、及び/若しくはファームウェアの任意の組合せによって実装することができる。したがって、たとえば、例示的ウェブサーバ128、例示的ネットワーク通信インターフェース1402、例示的ドックコントローラインターフェース1404、例示的タイムスタンパ1406、例示的データロガー1406、例示的センサフィードバックアナライザ1410、例示的標的閾値決定部1412、例示的効率アナライザ1414、例示的利用率アナライザ1416、例示的ドック割当てアナライザ1418、例示的GUIジェネレータ1420、例示的メモリ1422、及び/又は、より一般的には、例示的メインサーバ122のうちのいずれかは、1つ又は複数のアナログ若しくはデジタル回路(複数可)、論理回路、プログラマブルプロセッサ(複数可)、プログラマブルコントローラ(複数可)、グラフィックス処理ユニット(複数可)(GPU(複数可))、デジタル信号プロセッサ(複数可)(DSP(複数可))、特定用途向け集積回路(複数可)(ASIC(複数可))、プログラマブル論理デバイス(複数可)(PLD(複数可))、及び/又はフィールドプログラマブル論理デバイス(複数可)(FPLD(複数可))によって実装することもできる。純粋にソフトウェア及び/又はファームウェアの実装形態を対象とする本特許の装置又はシステムの請求項のうちのいずれかを読むとき、例示的ウェブサーバ128、例示的ネットワーク通信インターフェース1402、例示的ドックコントローラインターフェース1404、例示的タイムスタンパ1406、例示的データロガー1406、例示的センサフィードバックアナライザ1410、例示的標的閾値決定部1412、例示的効率アナライザ1414、例示的利用率アナライザ1416、例示的ドック割当てアナライザ1418、例示的GUIジェネレータ1420、及び/又は例示的メモリ1422のうちの少なくとも1つは、本明細書により、ソフトウェア及び/又はファームウェアを含むメモリ、デジタル多用途ディスク(DVD)、コンパクトディスク(CD)、ブルーレイディスクなどの非一時的コンピュータ可読記憶デバイス又は記憶ディスクを含むように明示的に定義される。さらに、図1の例示的メインサーバ122は、図14に示されるものに加えて、又はその代わりに、1つ若しくは複数の要素、プロセス、及び/若しくはデバイスを含むこと、並びに/又は示される要素、プロセス、及びデバイスのいずれか若しくはすべてのうちの2つ以上を含むことができる。
[0074]図15は、図14のGUIジェネレータ1420によって生成することができる例示的生産性GUI1500である。生産性GUI1500は、マテリアルハンドリング設備100内のドック102の動作、効率、及び/又は利用率に関係してセンサフィードバックアナライザ1410、効率アナライザ1414、利用率アナライザ1416、及び/又はドック割当てアナライザ1418のうちの1つ又は複数によって生成される要約統計を提供する。図15の例示的GUI1500は、ライブ生産性要約ブロック1502、利用率要約ブロック1504、及び積荷時間要約ブロック1506を含む。
[0075]ライブ生産性要約ブロック1502は、当日のドック102におけるトレーラの取扱いに関連付けられた実質上現在(たとえば、ライブ)の統計(たとえば、実質上リアルタイムで更新される)を提供する。他の例では、ライブ生産性要約ブロック1502は、当日以外の異なる期間(たとえば、現在の週、現在の月など)に関連付けられた統計を提供することができる。この例では、生産性要約ブロック1502は、当該する期間(たとえば、当日)中に完了した積荷の総数を示す積荷完了インジケータ1508を含む。本明細書では、「積荷」という用語は、特定のトレーラの荷積み及び/又は荷降しを指す。したがって、「完了した積荷」とは、特定のトレーラが特定のドック102において到着段階、マテリアルハンドリング段階、及び出発段階を通過したことを意味する。いくつかの例では、「積荷」は、到着及び出発段階のうちの一部分又はすべてを除外することができる(たとえば、積荷は具体的に、貨物がトレーラから荷積み及び/又は荷降しされているマテリアルハンドリング段階を指すことができる)。いくつかの例では、ライブ生産性要約ブロック1502は、当該する期間(たとえば、当日)中に完了した積荷のうち適時に完了した積荷の数及び/又は割合(たとえば、延滞及び/又は留置料金に対応する標的閾値内)を示すための効率インジケータ1510を含む。
[0076]完了した積荷に加えて、例示的ライブ生産性要約ブロック1502は、荷積み及び/又は荷降しプロセス(たとえば、到着段階、マテリアルハンドリング段階、又は出発段階のうちの1つ)を現在通過しているドック102にあるトレーラの数を示すための進行中積荷インジケータ1512を含む。いくつかの例では、ライブ生産性要約ブロック1502は、そのような進行中の積荷の進捗における遅延を示す追加のデータを含む。たとえば、延滞中インジケータ1514は、延滞及び/又は留置料金に対して設定された時間(たとえば、2時間)をすでに超過した進行中の積荷の数を示す。さらに、いくつかの例では、閾値超過インジケータ1516は、トレーラの荷積み及び荷降しに関連付けられた1つ又は複数のタスク(複数可)が、そのタスク(複数可)に関連付けられた標的閾値(たとえば、標的閾値決定部1412によって定義される)より長くかかったことを示す。
[0077]例示的利用率要約ブロック1504は、マテリアルハンドリング設備100におけるドックの総数の表示1518(非稼働状態のドックを含んでも含まなくてもよい)、ドック職員が積荷で作業するために利用可能なシフト数の表示1520、及び設備100内のドック102の各々に対して指定されたトレーラ容量1522を含む。トレーラ容量1522は、指定の期間中に各積荷が適時に完了され且つドック102が常に使用されているとき、指定の期間中にドック102で荷積み又は荷降しすることができるトレーラの数を表す。この例では、指定の期間は1日に対応する。他の例では、指定の期間を単一のシフトとして定義することができる。例示的利用率要約ブロック1504は、すべてのドックがそれぞれのトレーラ容量1522で動作した場合、指定の期間内に完了することができる積荷の総数を示すための設備容量インジケータ1524を含む。したがって、この例では、38のドックが存在し、各ドッグが1日当たりトレーラ8台分のトレーラ容量を有する場合、設備容量は38×8=1日当たりトレーラ288台分である。いくつかの例では、利用率要約ブロック1504は、特定の期間中に完了した積荷(たとえば、トレーラ)の実際の数を設備トレーラ容量の割合として示す実利用率メトリック1526を含む。いくつかの例では、完了したトレーラの積荷の実際の数を示すこともできる。いくつかの例では、ユーザが特定の期間を当該する任意の期間(たとえば、当日、前週、現在の週、現在の月など)に指定することができる。
[0078]例示的積荷時間要約ブロック1506は、特定の期間(たとえば、利用率要約ブロック1504に対して選択されたものと同じ期間)中の完了積荷合計インジケータ1528を含む。いくつかの例では、積荷時間要約ブロック1506は、当該する期間中に積荷に対して割り当てられた時間を超えたトレーラの積荷の数を示すための積荷延滞インジケータ1530を含む。累積延滞時間インジケータ1532は、積荷延滞インジケータ1530に関連付けられた積荷がそれらの積荷に対する標的閾値を超えた総時間量を示す。いくつかの例では、平均積荷時間インジケータ1534が、完了積荷合計インジケータ1528に関連付けられた積荷のすべての完了までの平均時間を示す。
[0079]いくつかの例では、図15のGUI1500は、その情報が設備100内の各々の特定のドック102及び/又は設備内のドックの特定のサブセットに特有であることを除いて、ライブ生産性要約ブロック1502、利用率要約ブロック1504、及び積荷時間要約ブロック1506において上記に略述したものと類似の情報を提供するドック固有要約ブロック1536を含む。
[0080]図16は、GUIジェネレータ1420によって生成することができる例示的利用率分析GUI1600である。利用率分析GUI1600は、設備100における異なるドック102の利用率に関する利用率アナライザ1416による分析の結果を提供する。いくつかの例では、利用率分析GUI1600は、利用率ヒートマップ1602を含む。例示的利用率ヒートマップ1602は、各々の個々のドックを表すドックアイコン1604を、対応する利用率インジケータ1606とともに含む。この例では、対応するドックの利用率に基づいて、利用率インジケータ1606の外観(たとえば、色、強度など)が異なる。この特定の例では、利用率インジケータ1606の異なる外観は、凡例1608で略述した異なる利用率に対応する5つの異なるグループを含む。利用率ヒートマップ1602は、特定のドックへのトレーラの将来の割当てを支援するために、どのドックが十分に利用されていないか、及び/又はどのドックが過剰に利用されているかを、ユーザが迅速且つ容易に識別することを可能にする。いくつかの例では、利用率ヒートマップ1602は、任意のユーザ指定期間に対応する履歴データに基づいて生成することができる。いくつかの例では、利用率分析GUI1600は、利用率ヒートマップ1602に対するコンテキストを提供するために、図15の生産性GUI1500に含まれる利用率要約ブロック1504を含む。図16の説明されている例では、実利用率メトリック1526は、表されるデータが異なる期間に対応するため、図15のものとは異なる。図15の実利用率メトリック1526は、単一の日に対応するのに対して、図16の実利用率メトリック1526は、2週間にわたるドックの利用率を反映する。
[0081]いくつかの例では、ドックアイコン1604及び/又は利用率インジケータ1606のうちの個々のものは、選択されたドックに対するさらに詳細な利用率情報まで掘り下げてアクセスするために、ユーザが選択することができる。特に、図17は、図16の利用率GUI1600の拡大部分を、特定のドック(この例では、ドック番号06)に対して開かれたドック固有利用率ウィンドウ1702とともに示す。いくつかの例では、ドック固有利用率ウィンドウ1702は、ドックに対して指定されたトレーラ容量1704、当該する期間に対する平均完了積荷1706、及び当該する期間に対する利用率1708を示す。さらに、いくつかの例では、ドック固有利用率ウィンドウ1702は、当該する期間において完了した積荷の数(たとえば、1日ごと)のグラフ1710を含む。いくつかの例では、ドック固有利用率ウィンドウ1702及び/又は窓に表される情報のいずれかは、メインサーバ122から独立して特定のドックに対応するドックコントローラ116の動作コントローラ1314のGUIジェネレータ1318によって生成することができる。いくつかのそのような例では、そのような情報は、表示画面117及び/又はローカル状態インジケータ306を介して表示するために描画することができる。
[0082]図18は、GUIジェネレータ1420によって生成することができる例示的効率分析GUI1800である。効率分析GUI1800は、ユーザ指定期間にわたって、1つのドックの特定のトレーラに関連付けられた動作シーケンス内の異なるタスク間で、設備100における異なるドック102の効率に関する効率アナライザ1414による分析の結果を提供する。すなわち、いくつかの例では、ユーザは、任意の特定の日付範囲1802及び任意の特定の動作シーケンス1804を選択し(関心シーケンス内の最初及び最終のタスクを定義することによる)、選択された日付範囲及び動作シーケンスに対する設備内のドックに関連付けられた効率情報を得ることが可能である。特に、いくつかの例では、効率分析GUI1800は、効率ヒートマップ1806を含む。図18の例示的効率ヒートマップ1806は、ユーザによって指定される特定の日付範囲中にそれぞれの各ドックで特定の動作シーケンスを完了するための平均持続時間に基づいて、効率インジケータ1808の外観(たとえば、色、強度など)が異なることを除いて、図16の利用率ヒートマップ1602に類似している。いくつかの例では、そのシーケンスに対する標的閾値より小さい平均シーケンス持続時間を有するドックに関連付けられた効率インジケータ1808は、当該する標的閾値を超過する平均シーケンス持続時間を有するドックに関連付けられた効率インジケータ1808とは異なる共通の視覚特性を共有する。たとえば、いくつかの例では、標的閾値より小さい平均シーケンス持続時間を有するドックに対する効率インジケータ1808は、すべて同じ色(たとえば、青色)とすることができるが、各ドックに対する平均シーケンス持続時間が標的閾値をどれだけ下回るかに応じて、異なる強度(たとえば、異なる濃淡の青色)を有することができる。他方では、標的閾値を超過する平均シーケンス持続時間を有するドックに対する効率インジケータ1808は、異なる色(たとえば、赤色)とすることができる。このようにして、特に低い効率(たとえば、標的閾値を超過する平均シーケンス持続時間)に関連付けられたドックは、ユーザによって迅速且つ容易に識別することができる。他の例では、効率インジケータ1808は、一貫した又は絶対の効率に関連付けられ、したがって、特定のドックに対する平均シーケンス持続時間が、選択されたパラメータ(たとえば、選択された特定の1群又は一連のタスク)に対する標的閾値より小さい場合でも、シーケンス内の1つの閾値でも超過したときは、対応する効率インジケータ1808の外観が重要になるはずである。いくつかの例では、効率インジケータ1808の外観は、ユーザによって選択されたタスクの特定のシーケンス内で、最も非効率的なタスク(たとえば、当該する標的閾値を超過した遅延が最も長いタスク)に基づく。
[0083]いくつかの例では、効率分析GUI1800は、図18の効率要約ブロック1810内の情報が、完全な積荷(特定のトレーラに対する完全な動作シーケンスを含む)ではなく、ユーザによって選択された動作シーケンス内のタスクの特定のサブセットに基づくことを除いて、図15の生産性GUI1500内の積荷時間要約ブロック1506に類似の効率要約ブロック1810を含む。図18の説明されている例では、特定の動作シーケンスは、到着段階中に車両の存在が検出されたときから、マテリアルハンドリング段階中に第1の積荷活動が生じたときまでの間の持続時間を含む。
[0084]さらに、いくつかの例では、効率分析GUI1800は、標的閾値の超過を有する積荷が主な原因となる効率の変化を表す効率割合インジケータ1814、標的閾値の超過を有する積荷に対するシーケンスに関してユーザ選択動作シーケンスが当該する標的閾値期間を超える時間の平均長さの表示1816、並びに時間を超過した別個のトレーラ積荷の数及びいつ(たとえば、どのシフトで)そのような超過が発生したかの表示1818を含む効率統計ブロック1812を含む。
[0085]いくつかの例では、ユーザは、特定のドックを(たとえば、効率ヒートマップ1806内で)選択し、特定のドックの履歴効率に関してより具体的な情報まで掘り下げてアクセスすることができる。特に、図19は、ユーザが特定のドックの効率に関する追加の詳細にアクセスすることを選択したことに応答して、GUIジェネレータ1420によって生成することができる例示的ドック固有効率GUI1900である。いくつかの例では、提供される追加の詳細は、時間を超過した(たとえば、完了までの持続時間が標的閾値を超過した、又は荷積み/荷降しプロセス内の特定のタスク若しくは1群のタスクに関連付けられた少なくとも1つの標的閾値を超過した)当該する期間中に特定のドックで完了した積荷のリスト1902を含む。さらに、いくつかの例では、ユーザは、リスト1902内で識別される時間を超過した積荷のうちのいずれか1つを選択して、積荷に関して実行される各タスクに対する実際のタイミングを示す動作シーケンスタイムライン1904を見ることができる。いくつかの例では、タイムライン1904は1次元とすることができる。他の例では、タイムライン1904は2次元とすることができる。より具体的には、説明されている例に示すように、到着段階1906に関連付けられた活動及び/又はタスク(複数可)は、水平の時間次元に沿って前進しながら垂直に下降し、マテリアルハンドリング段階1908に関連付けられた活動及び/又はタスクは、時間次元に沿って水平に延び、出発段階1910に関連付けられた活動及び/又はタスクは、時間次元に沿って引き続き水平に延びながら垂直に上昇する。
[0086]いくつかの例では、タイムライン1904上の各点は、特定のタスクの完了(及び次のタスクを完了するための持続時間の対応する開始)を表す。いくつかの例では、タイムライン上の各点が何を表すかをユーザが認識することを容易にするために、各タスクを表すタスクアイコンが、タイムライン1904上の対応する点に隣り合って提供される。いくつかの例では、タスクアイコンは、前述の図5~図12のユーザインターフェース500~1200で使用されたものと同じアイコンである。説明されている例に示すように、タイムライン1904上には、マテリアルハンドリング段階1908に関連付けられた複数の点が存在する。いくつかの例では、マテリアルハンドリング段階内の点の各々は、図1~図4に関して前述の存在検出器112に関連付けられたセンサ(たとえば、運動センサ204)によって決定されるように、トレーラ内で活動が検出された異なる各時点を表す。トレーラ内の活動が検出されるたびに示すことで、ユーザは、マテリアルハンドリング段階1908におけるそのような活動の時間分布を識別することが可能になる。
[0087]いくつかの例では、ドック固有効率GUI1900内に、タイムライン1904とともに効率標的タイムライン1912が含まれる。いくつかの例では、効率標的タイムライン1912は、ユーザが互いを区別することを可能にするために、タイムライン1904とは異なる外観(たとえば、異なる色、異なる強度、異なる厚さ、破線と実線など)を有する。効率標的タイムライン1912は、タイムライン1904内の動作シーケンスに対して定義された標的閾値を表す。このようにして、効率標的タイムライン1912とともに、異なるタスクの実際の完了時間/持続時間を表すタイムライン1904を提供することで、ユーザは、表されている特定の積荷が時間を超過する(たとえば、完了した積荷に対する標的閾値期間を超える)原因となった可能性のある特定のタスク(複数可)を迅速且つ容易に識別することが可能である。この特定の例では、効率標的タイムライン1912に対してタイムライン1904を一目見ただけで、ユーザは、この特定の積荷を完了するときの大幅な遅延は、車両拘束装置110の係合及び解放(拘束装置ロックアイコン508及び拘束装置ロック解除アイコン1106によって表される)が、そのようなタスクに対する関連付けられた標的閾値を大幅に超えたことによるものであったと認識することが可能である。いくつかの例では、対応する標的閾値より完了するまでより長くかかったタスクに関連付けられたタスクアイコン(たとえば、ロックアイコン508、1106)は、配分された時間量(たとえば、標的閾値)の範囲内で完了したタスクに関連付けられた他のアイコンに対して、外観を変化させている(たとえば、異なる色、異なる強度など)。いくつかの例では、最も長い遅延に関連付けられたアイコンのみが外観を変化させる。
[0088]いくつかの例では、ドック固有効率GUI1900は、特定のドックに関して追跡されている異なるタスク及び/又はタスクの組合せに対する標的閾値1914を提供する。追加で又は別法として、いくつかの例では、特定のトレーラの積荷に対して記録された異なるタスク及び/又はタスクの組合せに対する実際の持続時間1916が表される。説明されている例に示すように、標的閾値1914及び実際の持続時間1916はどちらも、これらの値の比較を可能にするために、互いに提供される。さらに、いくつかの例では、各標的閾値1914及び実際の持続時間1916に関連付けられた特定のタスク(複数可)は、標的閾値及び実際の持続時間とともに(たとえば、それらの上に)、トレーラに関連付けられた完全な動作シーケンス内の可能なタスクを表すタスクアイコンを含むことによって識別される。この特定の例では、タスクアイコンは、運転者到着アイコン1918、運転者チェックインアイコン1920、トレーラ存在アイコン504(図5で上記に論じた)、車両拘束装置ロックアイコン508(図5で上記に論じた)、バリア開放アイコン1922、ドア開放アイコン606(図6で論じた)、レベラ係合アイコン706(図7で上記に論じた)、トレーラ活動アイコン804(図8で上記に論じた)、積荷完了アイコン904(図9で上記に論じた)、レベラ係合解除アイコン908(図9で上記に論じた)、ドア閉鎖アイコン1006(図10で上記に論じた)、バリア閉鎖アイコン1924、拘束装置ロック解除アイコン1106(図11で上記に論じた)、トレーラ出発アイコン1204(図12で上記に論じた)、及び運転者チェックアウトアイコン1926を含む。説明されている例では、これらのアイコンのうちのいくつかは、ドック固有効率GUI1900内に表される特定のドックに対して利用可能でないため、灰色にされている。
[0089]いくつかの例では、ユーザは、特定のタスクを選択して(たとえば、対応するアイコンを選択する)、タスク閾値詳細1928を見ることができる。この例では、タスク閾値詳細1928は、タスクに対する設定された標的閾値、表された特定のトレーラの積荷に対するタスクを完了するための実際の持続時間、及びタスクの持続時間が標的閾値を超えた時間量を含む。他の例では、リスト1902から選択された積荷(又はリスト902内のすべての積荷)に対する標的閾値を超えたすべてのタスク又はタスク群が、タスク閾値詳細1928内で識別される。
[0090]いくつかの例では、ドック固有効率GUI1900内に表される情報の一部又はすべては、メインサーバ122から独立して特定のドックに対応するドックコントローラ116の動作コントローラ1314のGUIジェネレータ1318によって生成することができる。いくつかのそのような例では、そのような情報は、表示画面117及び/又はローカル状態インジケータ306を介して表示するために描画することができる。
[0091]進行中の積荷に関するデータを含む図15の例示的生産性GUI1500内のライブ生産性要約ブロック1502を除いて、図15~図19のGUI内の情報のすべては、メモリにアーカイブされた履歴データに基づいて生成される。いくつかの例では、メインサーバ122のGUIジェネレータ1420はまた、進行中の積荷に関する追加の詳細を実質上リアルタイムで提供するライブデータに基づいて、GUIを生成することができる。たとえば、図20は、ドックにおけるトレーラの実質上リアルタイムの状態及び/又は進捗の表示を含むライブドックGUI2000である。いくつかの例では、トレーラアイコン2002が、トレーラが駐車された設備100のドック102に対応する各ドックアイコン1604に隣り合って表される。いくつかの例では、トレーラがどれだけ長くそれぞれのドックに位置するかを示すために、タイミングインジケータ2004がトレーラアイコン内に含まれる。いくつかの例では、タイミングインジケータ2004は、ローカル状態インジケータ306に提供されるタイミングインジケータ308と同じタイミング情報を提供する。すなわち、図20のタイミングインジケータ2004は、カウントアップ又はカウントダウンし、時間が当該する標的閾値付近にきたとき、及び/又は当該する標的閾値を超えたときに、外観を変化させることができる。追加で又は別法として、トレーラインジケータ2002が、時間が当該する標的閾値付近にきたとき、及び/又は当該する標的閾値を超えたときに、外観を変化させる(たとえば、色の変化、点滅など)ことができる。
[0092]いくつかの例では、特定のドックアイコン1604及び/又はトレーラアイコン2002を移動及び/又は選択することで、詳細分析オプション2006が現れ、ユーザは、対応するトレーラの実質上リアルタイムの状態及び/又は進捗に関するさらなる詳細まで掘り下げてアクセスすることを選択することが可能になる。図21は、ユーザが詳細分析オプションを選択したことに応答してユーザに提示することができるドック固有ライブ状態GUI2100である。説明されている例に示すように、図21に表されるデータが進行中の積荷に対応し、実質上リアルタイムで更新することができることを除いて、ドック固有ライブ状態GUI2100は、ドック固有効率GUI1900に関して前述の方法と類似の方法で提示されたものと類似の情報を含む。したがって、説明されている例に示すように、出発段階に関連付けられたアイコンのいずれも、まだ完了していないため、タイムライン上に示されていない。いくつかの例では、ドック固有ライブ状態GUI2100に表される情報の一部又はすべては、メインサーバ122から独立して特定のドックに対応するドックコントローラ116の動作コントローラ1314のGUIジェネレータ1318によって生成することができる。いくつかのそのような例では、そのような情報は、表示画面117及び/又はローカル状態インジケータ306を介して表示するために描画することができる。
[0093]図22は、GUIジェネレータ1420によって生成することができる例示的運転者ログブックGUI2200である。例示的運転者ログブックGUI2200は、任意の好適な期間中に完了したトレーラの積荷に関する集計された積荷情報及び/又はタイミング情報を提供する。いくつかの例では、運転者ログブックGUI2200に表される情報は、特定の特性を有するトレーラの積荷に集中するために、任意のタイプの情報(たとえば、キャリア、時刻、シフト、曜日、インバウンド又はアウトバウンドなど)に基づいて分類及び/又はフィルタリングすることができる。
[0094]図23は、GUIジェネレータ1420によって生成することができる例示的延滞報告GUI2300である。例示的延滞報告GUI2300は、完了される前に延滞が生じた(たとえば、積荷が完了するまでに標的閾値より多くの時間をかけた)トレーラの積荷に関する集計した積荷情報及び/又はタイミング情報を提供する。このようにして、時間を超過した積荷に対してそのようなデータを具体的に編成することで、ユーザは、そのような積荷を分類及び/又はフィルタリングして、遅延を生じたそのような積荷の特定の態様を示唆しうるトレンド及び/又はパターンを識別し、効率を改善させて将来のそのような延滞を低減させるために注目するべき領域を識別することが可能になる。
[0095]図1及び/又は図14のメインサーバ122を実装するための例示的ハードウェア論理、機械可読命令、ハードウェア実装される状態機械、及び/又はこれらの任意の組合せを表す流れ図が、図24~図27に示されている。機械可読命令は、図28に関して以下に論じる例示的プロセッサプラットホーム2800に示されるコンピュータプロセッサ2812などのプロセッサによって実行するための1つ又は複数の実行可能プログラム又は実行可能プログラムの一部分(複数可)とすることができる。プログラムは、CD-ROM、フロッピーディスク、ハードドライブ、DVD、ブルーレイディスク、又はプロセッサ2812に関連付けられたメモリなどの非一時的コンピュータ可読記憶媒体に記憶されたソフトウェアで実施することができるが、別法として、プログラム全体及び/又はプログラムの一部分は、プロセッサ2812以外のデバイスによって実行すること、及び/又はファームウェア若しくは専用のハードウェアで実施することもできる。さらに、例示的プログラムについて、図24~図27に示される流れ図を参照して説明するが、別法として、例示的メインサーバ122を実装する多数の他の方法を使用することもできる。たとえば、これらのブロックの実行順序を変更すること、及び/又は記載のブロックのいくつかを変更、除去、若しくは結合することができる。追加で又は別法として、ブロックのいずれか又はすべては、ソフトウェア又はファームウェアを実行することなく、対応する動作を実行するように構成された1つ又は複数のハードウェア回路(たとえば、離散及び/又は集積アナログ及び/又はデジタル回路、FPGA、ASIC、コンパレータ、演算増幅器(オペアンプ)、論理回路など)によって実装することができる。
[0096]本明細書に記載の機械可読命令は、圧縮フォーマット、暗号化フォーマット、断片化フォーマット、コンパイルフォーマット、実行可能フォーマット、パッケージ化フォーマットなどのうちの1つ又は複数で記憶することができる。本明細書に記載の機械可読命令は、機械実行可能命令を作成、製造、及び/又は形成するために利用することができるデータ(たとえば、命令の一部分、コード、コード表現など)として記憶することができる。たとえば、機械可読命令は、1つ又は複数の記憶デバイス及び/又はコンピューティングデバイス(たとえば、サーバ)に断片化及び記憶することができる。機械可読命令は、コンピューティングデバイス及び/又は他の機械によって直接可読、解釈可能、及び/又は実行可能にするために、設置、修正、適合、更新、結合、補足、設定、解読、復元、アンパック、分散、再割当て、コンパイルなどのうちの1つ又は複数を必要とすることができる。たとえば、機械可読命令は、別個のコンピューティングデバイスに個々に圧縮、暗号化、及び記憶された複数の部分に記憶することができ、これらの部分は、解読、復元、及び結合されたとき、本明細書に記載のようなプログラムを実装する1組の実行可能命令を形成する。
[0097]別の例では、機械可読命令は、コンピュータによって読み取ることができる状態で記憶することができるが、特定のコンピューティングデバイス又は他のデバイスで命令を実行するために、ライブラリ(たとえば、ダイナミックリンクライブラリ(DLL))、ソフトウェア開発キット(SDK)、アプリケーションプログラミングインターフェース(API)などの追加を必要とする。別の例では、機械可読命令は、機械可読命令及び/又は対応するプログラム(複数可)を全体的又は部分的に実行する前に設定する必要があり得る(たとえば、設定の記憶、データ入力、ネットワークアドレスの記録など)。したがって、開示される機械可読命令及び/又は対応するプログラム(複数可)は、記憶時又は他の形で静止若しくは遷移中の機械可読命令及び/又はプログラム(複数可)の特定のフォーマット又は状態にかかわらず、そのような機械可読命令及び/又はプログラム(複数可)を包含することが意図される。
[0098]本明細書に記載の機械可読命令は、任意の過去、現在、又は将来の命令言語、スクリプティング言語、プログラミング言語などによって表すことができる。たとえば、機械可読命令は、C、C++、Java(登録商標)、C#、Perl、Python、JavaScript(登録商標)、HyperText Markup Language(HTML)、Structured Query Language(SQL)、Swiftなどの言語のうちのいずれかを使用して表すことができる。
[0099]前述のように、図24~図27の例示的プロセスは、任意の持続時間にわたって(たとえば、長期間にわたって、恒久的に、短いインスタンスに、一時的にバッファリングのために、及び/又は情報のキャッシュのために)情報が記憶される、ハードディスクドライブ、フラッシュメモリ、読取り専用メモリ、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、キャッシュ、ランダムアクセスメモリ、及び/又は任意の他の記憶デバイス若しくは記憶ディスクなどの非一時的コンピュータ及び/又は機械可読媒体に記憶された実行可能命令(たとえば、コンピュータ及び/又は機械可読命令)を使用して実装することができる。本明細書では、非一時的コンピュータ可読媒体という用語は、任意のタイプのコンピュータ可読記憶デバイス及び/又は記憶ディスクを含み、伝播信号及び伝送媒体を除外するように明示的に定義される。
[0100]本明細書では、「含む」及び「備える」(並びにそのすべての形及び時制)は、無制限の用語として使用される。したがって、請求項が、前文として又は任意の種類の請求項の記述において「含む」又は「備える」の任意の形(たとえば、備える、含む、備えている、含んでいる、有しているなど)を用いるときはいつでも、対応する請求項又は記述の範囲から外れることなく、追加の要素、用語などが存在することができることを理解されたい。本明細書では、「少なくとも」という語句が、たとえば請求項の前文において移行句として使用されるとき、それは、「備えている」及び「含んでいる」という用語が無制限であるのと同じ方式で無制限である。「及び/又は」という用語は、たとえばA、B、及び/又はCなどの形で使用されるとき、(1)A単独、(2)B単独、(3)C単独、(4)AとB、(5)AとC、(6)BとC、及び(7)AとBとCなど、A、B、Cの任意の組合せ又はサブセットを指す。本明細書では、構造、構成要素、物品、物体、及び/又は物について説明する文脈において、「A及びBのうちの少なくとも1つ」という語句は、(1)少なくとも1つのA、(2)少なくとも1つのB、並びに(3)少なくとも1つのA及び少なくとも1つのBのうちのいずれかを含む実装形態を指すことが意図される。同様に、本明細書では、構成要素、物品、物体、及び/又は物について説明する文脈において、「A又はBのうちの少なくとも1つ」という語句は、(1)少なくとも1つのA、(2)少なくとも1つのB、並びに(3)少なくとも1つのA及び少なくとも1つのBのうちのいずれかを含む実装形態を指すことが意図される。本明細書では、プロセス、命令、行動、活動、及び/又はステップの実施又は実行について説明する文脈において、「A及びBのうちの少なくとも1つ」という語句は、(1)少なくとも1つのA、(2)少なくとも1つのB、並びに(3)少なくとも1つのA及び少なくとも1つのBのうちのいずれかを含む実装形態を指すことが意図される。同様に、本明細書では、プロセス、命令、行動、活動、及び/又はステップの実施又は実行について説明する文脈において、「A又はBのうちの少なくとも1つ」という語句は、(1)少なくとも1つのA、(2)少なくとも1つのB、並びに(3)少なくとも1つのA及び少なくとも1つのBのうちのいずれかを含む実装形態を指すことが意図される。
[0101]本明細書では、単数形の参照(たとえば、「a」、「an」、「第1」、「第2」など)は、複数を除外しない。本明細書では、「a」又は「an」という用語付きの実体は、その実体の1つ又は複数を指す。本明細書では、「a」(又は「an」)、「1つ又は複数」、及び「少なくとも1つ」という用語は、区別なく使用することができる。さらに、個々に列挙されるが、複数の手段、要素、又は方法行動は、たとえば単一のユニット又はプロセッサによって実装することができる。加えて、個々の特徴を異なる例又は請求項に含むことができるが、これらは場合により組み合わせることができ、異なる例又は請求項における包含は、特徴の組合せが実行可能及び/又は有利でないことを示唆するものではない。
[0102]図24のプログラムは、ブロック2402から開始し、ブロック2402で、例示的標的閾値決定部1412は、トレーラの荷積み又は荷降しプロセスの完了に関連付けられたタスクに対して標的閾値期間を設定する。ブロック2404で、例示的ドックコントローラインターフェース1404は、ドック102に関連付けられたセンサからのフィードバックを受信する。ブロック2406で、例示的センサフィードバックアナライザ1410は、センサフィードバックがタスクの完了及び/又は完了されるべき新しいタスクの開始を示すかどうかを決定する。示す場合、制御は、ブロック2408へ進み、ブロック2408で、例示的GUIジェネレータ1420は、新しいタスクに対してタイミングインジケータ308をリセットするべきかどうかを決定する。リセットするべきである場合、制御は、ブロック2410へ進み、ブロック2410で、例示的GUIジェネレータ1420は、新しいタスクに対してタイミングインジケータ308によって表される時間を再開する。その後、制御は、ブロック2410へ進む。ブロック2406へ戻ると、例示的センサフィードバックアナライザ1410が、タスクが完了しておらず、新しいタスクが開始していないと決定した場合、制御は、ブロック2412へ直接進む。ブロック2408で、例示的GUIジェネレータ1420が、新しいタスクに対してタイミングインジケータ308をリセットしないと決定した場合、制御はこの場合も、ブロック2412へ直接進む。
[0103]ブロック2412で、例示的GUIジェネレータ1420は、タイミングインジケータ308の外観を変化させて、タスクに関連付けられた標的閾値期間に対する状態の変化を示すべきかどうかを決定する。いくつかの例では、状態の変化は、タイミングインジケータ308によって表される時間が標的閾値付近にきたこと、及び/又は標的閾値期間を超過したことに基づくことができる。状態の変化を示すべきである場合、制御は、ブロック2414へ進み、ブロック2414で、例示的GUIジェネレータ1420は、タイミングインジケータの外観を調整して、状態の変化を示す。その後、制御は、ブロック2416へ進む。ブロック2412で、GUIジェネレータ1420が、タイミングインジケータの外観を変化させないと決定した場合、制御は、ブロック2416へ進む。ブロック2416で、例示的メインサーバ122は、プロセスを継続するかどうかを決定する。プロセスを継続する場合、制御は、ブロック2402へ戻る。そうでない場合、図24の例示的プロセスは終了する。図24のプログラムについて、メインサーバ122によって実装されると説明したが、いくつかの例では、追加で又は別法として、例示的プログラムをドックコントローラ116によって実装することもできる。
[0104]図25の例示的プログラムは、ブロック2502から開始し、ブロック2502で、例示的ドックコントローラインターフェース1404は、ドックに関連付けられたセンサからのフィードバックを受信する。ブロック2504で、例示的データロガー1406は、センサフィードバックをタイムスタンプ(たとえば、例示的タイムスタンパ1406によって提供される)とともにアーカイブする。ブロック2506で、例示的センサフィードバックアナライザ1410は、センサフィードバックに関連付けられたタイムスタンプに基づいて、タスクを完了するまでの持続時間を計算する。ブロック2508で、例示的標的閾値決定部1412は、標的閾値を更新及び/又は計算するべきかどうかを決定する。標的閾値を更新及び/又は計算するべきである場合、制御は、ブロック2510へ進み、ブロック2510で、例示的標的閾値決定部1412は、完了したタスクの持続時間の統計分析に基づいて、タスクに対する標的閾値を計算する。その後、制御は、ブロック2512へ進む。ブロック2508で、例示的標的閾値決定部1412が、標的閾値を更新及び/又は計算しないと決定した場合、制御は、ブロック2512へ直接進む。ブロック2512で、例示的メインサーバ122は、プロセスを継続するかどうかを決定する。プロセスを継続する場合、制御は、ブロック2502へ戻る。そうでない場合、図25の例示的プロセスは終了する。
[0105]図26の例示的プログラムは、ブロック2602から開始し、ブロック2602で、例示的ドックコントローラインターフェース1404は、ドックに関連付けられたセンサからのフィードバックを受信する。ブロック2604で、例示的データロガー1406は、センサフィードバックをタイムスタンプ(たとえば、例示的タイムスタンパ1406によって提供される)とともにアーカイブする。ブロック2606で、例示的センサフィードバックアナライザ1410は、センサフィードバックに関連付けられたタイムスタンプに基づいて、タスクを完了するまでの持続時間を計算する。ブロック2608で、例示的効率アナライザ1414は、ドックに関連付けられた効率メトリックを計算する。ブロック2610で、例示的利用率アナライザ1416は、ドックに関連付けられた利用率メトリックを計算する。ブロック2614で、例示的GUIジェネレータ1420は、要約統計を含むグラフィカルユーザインターフェースを描画する。
[0106]ブロック2616で、例示的ウェブサーバ128及び/又は例示的ネットワーク通信インターフェース1402は、特定の日付範囲、特定の動作シーケンス、及び/又は特定のドック(複数可)に関連付けられた情報に対するユーザ要求が受信されたかどうかを決定する。ユーザ要求が受信された場合、制御は、ブロック2618へ進み、ブロック2618で、効率アナライザ1414及び/又は利用率アナライザ1416は、要求された情報に基づいて、当該する統計を計算する。ブロック2620で、例示的GUIジェネレータ1420は、当該する統計を含むグラフィカルユーザインターフェースを描画する。その後、制御は、ブロック2628へ進む。ブロック2616で、ユーザ要求が受信されなかった場合、制御は、ブロック2628へ直接進む。ブロック2628で、例示的メインサーバ122は、プロセスを継続するかどうかを決定する。プロセスを継続する場合、制御は、ブロック2602へ戻る。そうでない場合、図26の例示的プロセスは終了する。
[0107]図27の例示的プログラムは、ブロック2702から開始し、ブロック2702で、例示的ドックコントローラインターフェース1404は、ドックに関連付けられたセンサからのフィードバックを受信する。ブロック2704で、例示的データロガー1406は、センサフィードバックをタイムスタンプ(たとえば、例示的タイムスタンパ1406によって提供される)とともにアーカイブする。ブロック2706で、例示的センサフィードバックアナライザ1410は、センサフィードバックに関連付けられたタイムスタンプに基づいて、タスクを完了するまでの持続時間を計算する。ブロック2708で、例示的効率アナライザ1414は、ドックに関連付けられた効率メトリックを計算する。ブロック2710で、例示的利用率アナライザ1416は、ドックに関連付けられた利用率メトリックを計算する。
[0108]ブロック2714で、例示的ドック割当てアナライザ1418は、割り当てられるべきトレーラが存在するかどうかを決定する。トレーラが存在する場合、制御は、ブロック2716へ進み、ブロック2716で、例示的ドック割当てアナライザ1418は、ドックに関連付けられた計算された効率及び/又は計算された利用率に基づいて、トレーラに対して推奨されるドック(複数可)を決定する。ブロック2718で、例示的GUIジェネレータ1420は、推奨されるドック(複数可)を選択のためにユーザへ提供する。いくつかの例では、ドック割当てアナライザ1418は、効率及び/又は利用率の計算に基づいて、トレーラを特定のドックへ自動的に割り当てることができる。その後、制御は、ブロック2720へ進む。ブロック2714で、ドックに割り当てられるべきトレーラが存在しない場合、制御は、ブロック2720へ直接進む。ブロック2720で、例示的メインサーバ122は、プロセスを継続するかどうかを決定する。プロセスを継続する場合、制御は、ブロック2702へ戻る。そうでない場合、図27の例示的プロセスは終了する。
[0109]図28は、図24~図27の命令を実行して図1及び/又は図14のメインサーバ122を実装するように構成された例示的プロセッサプラットホーム2800のブロック図である。プロセッサプラットホーム2800は、たとえば、サーバ、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、自己学習機械(たとえば、ニューラルネットワーク)、移動デバイス(たとえば、携帯電話、スマートフォン、アイパッド(iPad)(登録商標)などのタブレット)、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、インターネット機器、又は任意の他のタイプのコンピューティングデバイスとすることができる。
[0110]説明されている例のプロセッサプラットホーム2800は、プロセッサ2812を含む。説明されている例のプロセッサ2812は、ハードウェアである。たとえば、プロセッサ2812は、任意の所望のファミリ又は製造者からの1つ又は複数の集積回路、論理回路、マイクロプロセッサ、GPU、DSP、又はコントローラによって実装することができる。ハードウェアプロセッサは、半導体ベース(たとえば、シリコンベース)のデバイスとすることができる。この例では、プロセッサは、例示的ウェブサーバ128、例示的ネットワーク通信インターフェース1402、例示的ドックコントローラインターフェース1404、例示的タイムスタンパ1406、例示的データロガー1406、例示的センサフィードバックアナライザ1410、例示的標的閾値決定部1412、例示的効率アナライザ1414、例示的利用率アナライザ1416、例示的ドック割当てアナライザ1418、及び例示的GUIジェネレータ1420を実装する。
[0111]説明されている例のプロセッサ2812は、ローカルメモリ2813(たとえば、キャッシュ)を含む。説明されている例のプロセッサ2812は、バス2818を介して、揮発性メモリ2814及び不揮発性メモリ2816を含むメインメモリと通信している。揮発性メモリ2814は、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、ラムバス(RAMBUS)(登録商標)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(RDRAM(登録商標))、及び/又は任意の他のタイプのランダムアクセスメモリデバイスによって実装することができる。不揮発性メモリ2816は、フラッシュメモリ及び/又は任意の他の所望のタイプのメモリデバイスによって実装することができる。メインメモリ2814、2816へのアクセスは、メモリコントローラによって制御される。
[0112]説明されている例のプロセッサプラットホーム2800はまた、インターフェース回路2820を含む。インターフェース回路2820は、イーサネット(登録商標)インターフェース、ユニバーサルシリアルバス(USB)、ブルートゥース(登録商標)インターフェース、近距離通信(NFC)インターフェース、及び/又はPCIエクスプレスインターフェースなどの任意のタイプのインターフェース標準によって実装することができる。
[0113]説明されている例では、1つ又は複数の入力デバイス2822が、インターフェース回路2820に接続される。入力デバイス(複数可)2822は、ユーザがプロセッサ2812にデータ及び/又はコマンドを入力することを可能にする。入力デバイス(複数可)は、たとえば音声センサ、マイクロフォン、カメラ(静止画又は動画)、キーボード、ボタン、マウス、タッチスクリーン、トラックパッド、トラックボール、アイソポイント、及び/又は音声認識システムによって実装することができる。
[0114]1つ又は複数の出力デバイス2824もまた、説明されている例のインターフェース回路2820に接続される。出力デバイス2824は、たとえば表示デバイス(たとえば、発光ダイオード(LED)、有機発光ダイオード(OLED)、液晶ディスプレイ(LCD)、陰極線管ディスプレイ(CRT)、インプレーススイッチング(IPS)ディスプレイ、タッチスクリーンなど)、触覚出力デバイス、プリンタ、及び/又はスピーカによって実装することができる。したがって、説明されている例のインターフェース回路2820は典型的に、グラフィックスドライバカード、グラフィックスドライバチップ、及び/又はグラフィックスドライバプロセッサを含む。
[0115]説明されている例のインターフェース回路2820はまた、ネットワーク2826を介した外部機械(たとえば、任意の種類のコンピューティングデバイス)とのデータの交換を円滑にするために、送信器、受信器、送受信器、モデム、レジデンシャルゲートウェイ、ワイヤレスアクセスポイント、及び/又はネットワークインターフェースなどの通信デバイスを含む。通信は、たとえばイーサネット接続、デジタル加入者線(DSL)接続、電話線接続、同軸ケーブルシステム、衛星システム、見通し内ワイヤレスシステム、携帯電話システムなどを介して行うことができる。
[0116]説明されている例のプロセッサプラットホーム2800はまた、ソフトウェア及び/又はデータを記憶するための1つ又は複数の大容量記憶デバイス2828を含む。そのような大容量記憶デバイス2828の例には、フロッピーディスクドライブ、ハードドライブディスク、コンパクトディスクドライブ、ブルーレイディスクドライブ、独立ディスク冗長アレイ(RAID)システム、及びデジタル多用途ディスク(DVD)ドライブが含まれる。この例では、大容量記憶デバイスは、例示的メモリ1422を含む。
[0117]図24~図27の機械実行可能命令2832は、大容量記憶デバイス2828、揮発性メモリ2814、不揮発性メモリ2816、及び/又はCD若しくはDVDなどの取外し可能非一時的コンピュータ可読記憶媒体に記憶することができる。
[0118]上記から、マテリアルハンドリング設備内の1つ又は複数のドックに関連付けられたタスクを表すデータの収集及び分析によって、そのようなドックに駐車されたトレーラの荷積み及び/又は荷降しに関連付けられた動作シーケンスの進捗を追跡することを可能にする例示的方法、装置、及び製品が開示されることが理解されよう。さらに、そのようなデータをアーカイブ及び分析して、将来のトレーラの積荷に関連付けられた動作シーケンスの進捗を比較するための水準として使用することができる標的閾値を識別又は開発することができる。さらに、アーカイブされたデータを分析して、特定のドックに対する動作シーケンスの効率の増大を可能にする要因及び/又は状況を識別することができる。さらに、アーカイブされたデータの分析を使用して、異なるドックの利用率を決定し、任意の特定のドック又は1群のドックに関連付けられた機器の摩耗を管理(たとえば、低減又は集中)するように、特定のドックへのトレーラの割当てを容易にすることができる。
[0119]荷積みドック動作を監視及び管理する例示的方法、装置、システム、及び製品が、本明細書に開示される。さらなる例及びそれらの組合せは、以下を含む。
[0120]例1は、マテリアルハンドリング設備のドックに関連付けられたセンサからのフィードバックを分析し、フィードバックに基づいて、そのドックにあるトレーラの荷積み又は荷降しに関連付けられた動作シーケンス内のタスクの完了のための持続時間を決定するためのセンサフィードバックアナライザと、この持続時間を、これらのタスクに関連付けられた標的閾値と比較するための効率アナライザと、持続時間又は標的閾値のうちの少なくとも1つを示すユーザインターフェースを生成するためのユーザインターフェースジェネレータとを備える装置を含む。
[0121]例2は、例1の装置を含み、ここで、ユーザインターフェースジェネレータは、タスクのうちの以前のタスクに対してタスクのうちの連続するタスクがいつ完了したかを示すタイムラインを生成するためのものである。
[0122]例3は、例2の装置を含み、ここで、トレーラの荷積み又は荷降しは、到着段階、マテリアルハンドリング段階、及び出発段階を含み、タイムラインは、到着段階中に第1の方向へ延び、マテリアルハンドリング段階中に第2の方向へ延び、出発段階中に第3の方向へ延び、第1の方向は第2の方向とは異なり、第2の方向は第3の方向とは異なる。
[0123]例4は、例2の装置を含み、ここで、タイムラインは第1のタイムラインであり、ユーザインターフェースジェネレータは、タスクに対する標的閾値に基づいて、第2のタイムラインを生成するためのものである。
[0124]例5は、例1の装置を含み、タスクの完了のための持続時間を記憶するためのメモリと、記憶された持続時間に基づいて、標的閾値を更新するための標的閾値決定部とをさらに含む。
[0125]例6は、例1の装置を含み、マテリアルハンドリング設備の異なるドックに対する利用率メトリックを決定するための利用率アナライザと、利用率メトリックに基づいて、異なるドックのうちの1つに新しいトレーラを割り当てるためのドック割当てアナライザとをさらに含む。
[0126]例7は、例6の装置を含み、ここで、ユーザインターフェースジェネレータは、利用率メトリックに基づいて、異なるドックに対する利用率ヒートマップを生成するためのものである。
[0127]例8は、例1の装置を含み、ここで、ユーザインターフェースジェネレータは、タスクのうちの第1のタスクが完了されている間に、タイミングインジケータを生成して、標的閾値のうちの第1の標的閾値に対する時間の表示を提供するためのものである。
[0128]例9は、例8の装置を含み、ここで、タイミングインジケータは、カウントアップして、第1のタスクの開始又は第1のタスクの前のタスクの完了のうちの少なくとも1つからの経過時間の量を示す。
[0129]例10は、例8の装置を含み、ここで、タイミングインジケータは、第1の標的閾値に対応する時間からカウントダウンして、第1の標的閾値内に第1のタスクを完了するために残っている時間の量を示す。
[0130]例11は、命令を含む非一時的コンピュータ可読媒体を含み、命令は、実行されたとき、機械に少なくとも、マテリアルハンドリング設備のドックに関連付けられたセンサからのフィードバックを分析させ、フィードバックに基づいて、そのドックにあるトレーラの荷積み又は荷降しに関連付けられた動作シーケンス内のタスクの完了のための持続時間を決定させ、この持続時間を、これらのタスクに関連付けられた標的閾値と比較させ、持続時間又は標的閾値のうちの少なくとも1つを示すユーザインターフェースを生成させる。
[0131]例12は、例11の非一時的コンピュータ可読媒体を含み、ここで、命令はさらに、機械に、タスクのうちの以前のタスクに対してタスクのうちの連続するタスクがいつ完了したかを示すタイムラインを生成させる。
[0132]例13は、例12の非一時的コンピュータ可読媒体を含み、ここで、トレーラの荷積み又は荷降しは、到着段階、マテリアルハンドリング段階、及び出発段階を含み、タイムラインは、到着段階中に第1の方向へ延び、マテリアルハンドリング段階中に第2の方向へ延び、出発段階中に第3の方向へ延び、第1の方向は第2の方向とは異なり、第2の方向は第3の方向とは異なる。
[0133]例14は、例12の非一時的コンピュータ可読媒体を含み、ここで、タイムラインは第1のタイムラインであり、命令はさらに、機械に、タスクに対する標的閾値に基づいて、第2のタイムラインを生成する。
[0134]例15は、例11の非一時的コンピュータ可読媒体を含み、ここで、命令はさらに、機械に、タスクの完了のための持続時間を記憶させ、記憶された持続時間に基づいて、標的閾値を更新させる。
[0135]例16は、例11の非一時的コンピュータ可読媒体を含み、ここで、命令はさらに、機械に、マテリアルハンドリング設備の異なるドックに対する利用率メトリックを決定させ、利用率メトリックに基づいて、異なるドックのうちの1つに新しいトレーラを割り当てさせる。
[0136]例17は、例16の非一時的コンピュータ可読媒体を含み、ここで、命令はさらに、機械に、利用率メトリックに基づいて、異なるドックに対する利用率ヒートマップを生成させる。
[0137]例18は、例11の非一時的コンピュータ可読媒体を含み、ここで、命令はさらに、機械に、タスクのうちの第1のタスクが完了されている間に、タイミングインジケータを生成させて、標的閾値のうちの第1の標的閾値に対する時間の表示を提供させる。
[0138]例19は、例18の非一時的コンピュータ可読媒体を含み、ここで、タイミングインジケータは、カウントアップして、第1のタスクの開始又は第1のタスクの前のタスクの完了のうちの少なくとも1つからの経過時間の量を示す。
[0139]例20は、例18の非一時的コンピュータ可読媒体を含み、ここで、タイミングインジケータは、第1の標的閾値に対応する時間からカウントダウンして、第1の標的閾値内に第1のタスクを完了するために残っている時間の量を示す。
[0140]例21は、マテリアルハンドリング設備のドックに関連付けられたセンサからのフィードバックを分析し、フィードバックに基づいて、そのドックにあるトレーラの荷積み又は荷降しに関連付けられた動作シーケンス内のタスクの完了のための持続時間を決定するステップと、この持続時間を、これらのタスクに関連付けられた標的閾値と比較するステップと、持続時間又は標的閾値のうちの少なくとも1つを示すユーザインターフェースを生成するステップとを含む方法を含む。
[0141]例22は、例21の方法を含み、タスクのうちの以前のタスクに対してタスクのうちの連続するタスクがいつ完了したかを示すタイムラインを生成するステップをさらに含む。
[0142]例23は、例22の方法を含み、ここで、トレーラの荷積み又は荷降しは、到着段階、マテリアルハンドリング段階、及び出発段階を含み、タイムラインは、到着段階中に第1の方向へ延び、マテリアルハンドリング段階中に第2の方向へ延び、出発段階中に第3の方向へ延び、第1の方向は第2の方向とは異なり、第2の方向は第3の方向とは異なる。
[0143]例24は、例22の方法を含み、ここで、タイムラインは第1のタイムラインであり、この方法は、タスクに対する標的閾値に基づいて、第2のタイムラインを生成するステップをさらに含む。
[0144]例25は、例21の方法を含み、タスクの完了のための持続時間を記憶するステップと、記憶された持続時間に基づいて、標的閾値を更新するステップとをさらに含む。
[0145]例26は、例21の方法を含み、マテリアルハンドリング設備の異なるドックに対する利用率メトリックを決定するステップと、利用率メトリックに基づいて、異なるドックのうちの1つに新しいトレーラを割り当てるステップとをさらに含む。
[0146]例27は、例26の方法を含み、利用率メトリックに基づいて、異なるドックに対する利用率ヒートマップを生成するステップをさらに含む。
[0147]例28は、例21の方法を含み、タスクのうちの第1のタスクが完了されている間に、タイミングインジケータを生成して、標的閾値のうちの第1の標的閾値に対する時間の表示を提供するステップをさらに含む。
[0148]例29は、例28の方法を含み、ここで、タイミングインジケータは、カウントアップして、第1のタスクの開始又は第1のタスクの前のタスクの完了のうちの少なくとも1つからの経過時間の量を示す。
[0149]例30は、例28の方法を含み、ここで、タイミングインジケータは、第1の標的閾値に対応する時間からカウントダウンして、第1の標的閾値内に第1のタスクを完了するために残っている時間の量を示す。
[0150]特定の例示的方法、装置、及び製品について本明細書に開示したが、本特許の包含範囲はそれに限定されない。逆に、本特許は、本特許の特許請求の範囲の範囲内に適当に入るすべての方法、装置、及び製品を包含する。
[0151]以下の特許請求の範囲は、本明細書により、この詳細な説明に本参照によって組み込まれており、各請求項は、本開示の別個の実施形態として単独で成立する。
Claims (30)
- マテリアルハンドリング設備のドックに関連付けられたセンサからのフィードバックを分析し、前記フィードバックに基づいて、前記ドックにあるトレーラの荷積み又は荷降しに関連付けられた動作シーケンス内のタスクの完了のための持続時間を決定するためのセンサフィードバックアナライザと、
前記持続時間を、前記タスクに関連付けられた標的閾値と比較するための効率アナライザと、
前記持続時間又は前記標的閾値のうちの少なくとも1つを示すユーザインターフェースを生成するためのユーザインターフェースジェネレータと
を備える装置。 - 前記ユーザインターフェースジェネレータが、前記タスクのうちの以前のタスクに対して前記タスクのうちの連続するタスクがいつ完了したかを示すタイムラインを生成するためのものである、請求項1に記載の装置。
- 前記トレーラの前記荷積み又は前記荷降しが、到着段階、マテリアルハンドリング段階、及び出発段階を含み、前記タイムラインが、前記到着段階中に第1の方向へ延び、前記マテリアルハンドリング段階中に第2の方向へ延び、前記出発段階中に第3の方向へ延び、前記第1の方向が前記第2の方向とは異なり、前記第2の方向が前記第3の方向とは異なる、請求項2に記載の装置。
- 前記タイムラインが第1のタイムラインであり、前記ユーザインターフェースジェネレータが、前記タスクに対する前記標的閾値に基づいて、第2のタイムラインを生成するためのものである、請求項2に記載の装置。
- 前記タスクの完了のための前記持続時間を記憶するためのメモリと、
前記記憶された持続時間に基づいて、前記標的閾値を更新するための標的閾値決定部と
をさらに含む、請求項1に記載の装置。 - 前記マテリアルハンドリング設備の異なるドックに対する利用率メトリックを決定するための利用率アナライザと、
前記利用率メトリックに基づいて、前記異なるドックのうちの1つに新しいトレーラを割り当てるためのドック割当てアナライザと
をさらに含む、請求項1に記載の装置。 - 前記ユーザインターフェースジェネレータが、前記利用率メトリックに基づいて、前記異なるドックに対する利用率ヒートマップを生成するためのものである、請求項6に記載の装置。
- 前記ユーザインターフェースジェネレータが、前記タスクのうちの第1のタスクが完了されている間に、タイミングインジケータを生成して、前記標的閾値のうちの第1の標的閾値に対する時間の表示を提供するためのものである、請求項1に記載の装置。
- 前記タイミングインジケータが、カウントアップして、前記第1のタスクの開始又は前記第1のタスクの前のタスクの完了のうちの少なくとも1つからの経過時間の量を示す、請求項8に記載の装置。
- 前記タイミングインジケータが、前記第1の標的閾値に対応する時間からカウントダウンして、前記第1の標的閾値内に前記第1のタスクを完了するために残っている時間の量を示す、請求項8に記載の装置。
- 命令を含む非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記命令が、実行されたとき、機械に少なくとも、
マテリアルハンドリング設備のドックに関連付けられたセンサからのフィードバックを分析させ、前記フィードバックに基づいて、前記ドックにあるトレーラの荷積み又は荷降しに関連付けられた動作シーケンス内のタスクの完了のための持続時間を決定させ、
前記持続時間を、前記タスクに関連付けられた標的閾値と比較させ、
前記持続時間又は前記標的閾値のうちの少なくとも1つを示すユーザインターフェースを生成させる、非一時的コンピュータ可読媒体。 - 前記命令がさらに、前記機械に、前記タスクのうちの以前のタスクに対して前記タスクのうちの連続するタスクがいつ完了したかを示すタイムラインを生成させる、請求項11に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
- 前記トレーラの前記荷積み又は前記荷降しが、到着段階、マテリアルハンドリング段階、及び出発段階を含み、前記タイムラインが、前記到着段階中に第1の方向へ延び、前記マテリアルハンドリング段階中に第2の方向へ延び、前記出発段階中に第3の方向へ延び、前記第1の方向が前記第2の方向とは異なり、前記第2の方向が前記第3の方向とは異なる、請求項12に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
- 前記タイムラインが第1のタイムラインであり、前記命令がさらに、前記機械に、前記タスクに対する前記標的閾値に基づいて、第2のタイムラインを生成させる、請求項12に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
- 前記命令がさらに、前記機械に、
前記タスクの完了のための前記持続時間を記憶させ、
前記記憶された持続時間に基づいて、前記標的閾値を更新させる、請求項11に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。 - 前記命令がさらに、前記機械に、
前記マテリアルハンドリング設備の異なるドックに対する利用率メトリックを決定させ、
前記利用率メトリックに基づいて、前記異なるドックのうちの1つに新しいトレーラを割り当てさせる、請求項11に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。 - 前記命令がさらに、前記機械に、前記利用率メトリックに基づいて、前記異なるドックに対する利用率ヒートマップを生成させる、請求項16に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
- 前記命令がさらに、前記機械に、前記タスクのうちの第1のタスクが完了されている間に、タイミングインジケータを生成させて、前記標的閾値のうちの第1の標的閾値に対する時間の表示を提供させる、請求項11に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
- 前記タイミングインジケータが、カウントアップして、前記第1のタスクの開始又は前記第1のタスクの前のタスクの完了のうちの少なくとも1つからの経過時間の量を示す、請求項18に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
- 前記タイミングインジケータが、前記第1の標的閾値に対応する時間からカウントダウンして、前記第1の標的閾値内に前記第1のタスクを完了するために残っている時間の量を示す、請求項18に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
- マテリアルハンドリング設備のドックに関連付けられたセンサからのフィードバックを分析し、前記フィードバックに基づいて、前記ドックにあるトレーラの荷積み又は荷降しに関連付けられた動作シーケンス内のタスクの完了のための持続時間を決定するステップと、
前記持続時間を、前記タスクに関連付けられた標的閾値と比較するステップと、
前記持続時間又は前記標的閾値のうちの少なくとも1つを示すユーザインターフェースを生成するステップと
を含む方法。 - 前記タスクのうちの以前のタスクに対して前記タスクのうちの連続するタスクがいつ完了したかを示すタイムラインを生成するステップをさらに含む、請求項21に記載の方法。
- 前記トレーラの前記荷積み又は前記荷降しが、到着段階、マテリアルハンドリング段階、及び出発段階を含み、前記タイムラインが、前記到着段階中に第1の方向へ延び、前記マテリアルハンドリング段階中に第2の方向へ延び、前記出発段階中に第3の方向へ延び、前記第1の方向が前記第2の方向とは異なり、前記第2の方向が前記第3の方向とは異なる、請求項22に記載の方法。
- 前記タイムラインが第1のタイムラインであり、前記方法が、前記タスクに対する前記標的閾値に基づいて、第2のタイムラインを生成するステップをさらに含む、請求項22に記載の方法。
- 前記タスクの完了のための前記持続時間を記憶するステップと、
前記記憶された持続時間に基づいて、前記標的閾値を更新するステップと
をさらに含む、請求項21に記載の方法。 - 前記マテリアルハンドリング設備の異なるドックに対する利用率メトリックを決定するステップと、
前記利用率メトリックに基づいて、前記異なるドックのうちの1つに新しいトレーラを割り当てるステップと
をさらに含む、請求項21に記載の方法。 - 前記利用率メトリックに基づいて、前記異なるドックに対する利用率ヒートマップを生成するステップをさらに含む、請求項26に記載の方法。
- 前記タスクのうちの第1のタスクが完了されている間に、タイミングインジケータを生成して、前記標的閾値のうちの第1の標的閾値に対する時間の表示を提供するステップをさらに含む、請求項21に記載の方法。
- 前記タイミングインジケータが、カウントアップして、前記第1のタスクの開始又は前記第1のタスクの前のタスクの完了のうちの少なくとも1つからの経過時間の量を示す、請求項28に記載の方法。
- 前記タイミングインジケータが、前記第1の標的閾値に対応する時間からカウントダウンして、前記第1の標的閾値内に前記第1のタスクを完了するために残っている時間の量を示す、請求項28に記載の方法。
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