JP2022546459A - マイクロアレイアプリケータ、及び、マイクロアレイに作用するプランジャを移動させるための方法 - Google Patents

マイクロアレイアプリケータ、及び、マイクロアレイに作用するプランジャを移動させるための方法 Download PDF

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Abstract

【解決手段】本発明は、マイクロアレイの適用のためのアプリケータ(200) に関する。アプリケータは、筐体(202) と、筐体(202) 内に線形的に移動可能に配置されているプランジャ(204) と、マイクロアレイデバイス(10)を受けるための保持デバイス(208) と、保持デバイス(208) が受けるマイクロアレイデバイス(10)に作用すべくプランジャ(204) を移動させるための押圧要素(210) と、第1の位置ではプランジャ(204) を保持して、作動デバイス(212) の作動によりプランジャ(204) を移動のために解放する作動デバイス(212) とを備えている。作動デバイス(212) は、少なくとも2つの別個のアクチュエータ(214, 216)、特に機械式アクチュエータを有している。プランジャ(204) は、少なくとも2つのアクチュエータ(214, 216)が作動するときのみ、作動デバイス(212) によって解放される。本発明は更に、このようなアプリケータ(200) 及びマイクロアレイデバイス(10)を備えた適用システム(300) と、プランジャを移動させるための方法とに関する。本方法によれば、プランジャ(204) を予張力に逆らって第1の位置で保持し、少なくとも2つの別個の作動の際にプランジャ(204) を移動のために予張力によって解放する。解放のために、少なくとも2つの作動を行う必要がある。

Description

本発明は、マイクロアレイを適用するためのアプリケータに関する。更に本発明は、マイクロアレイを適用するための適用システムに関する。更に本発明は、プランジャを移動させるための方法に関する。
マイクロアレイは複数のマイクロニードルを備えており、マイクロニードルは、パッチ、バンドエイドなどの支持要素上に通常配置されているか又は支持要素に連結されている。このようなマイクロアレイは多数のマイクロニードルを備えている。可能であれば、マイクロニードルが患者の皮膚に押し込められるとき、ニードルの先端が神経及び血管に接触しない程度までしかニードルが皮膚に入り込まないように、ニードルの長さは短い。マイクロニードルは有効成分又は薬物を含む。対応する有効成分をニードルの表面に塗布するか又はニードル内に含めることが可能である。ニードルは、患者の皮膚で溶解する物質で形成されていることが好ましい。
マイクロアレイをヒトの皮膚に適用するとき、特に薬物の確実な投与を保証するために、皮膚へのマイクロニードルの挿入が再現可能でなければならないという問題が生じる。更に、再現性が保証されなくなるため、マイクロニードルの挿入はユーザ又は患者と無関係でなければならない。特に、特定の侵入深さが常に保証されるように、マイクロニードルの挿入は更に皮膚のタイプと無関係とすべきである。
マイクロアレイは一般に、物理的な影響及び/又は汚染などの環境の影響に対してマイクロアレイを保護するため及び運搬目的のため、包装体及び/又は支持デバイスに格納される。
マイクロアレイのための支持体の構想が、例えば独国特許出願公開第102019200561号明細書に例示されている。
マイクロアレイと関連して生じる別の問題は、ユーザがマイクロアレイをマイクロアレイ支持デバイスに適用するとき、最初の問題に直面する、特にこのようなマイクロアレイを適用する方法が分からないということである。これは、様々なマイクロアレイ支持デバイスに作用するためのインタフェース及び/又は必要なタイプの作用、特に作用力が曖昧であるためである。
本発明の目的は、マイクロアレイの取り扱いを改善する、マイクロアレイを適用するためのアプリケータを提供することである。本発明の別の独立した目的は、ユーザによる取扱を改善する、マイクロアレイを適用するための適用システムを提供することである。更に、本発明の更なる独立した目的は、プランジャの確実な作動を可能にする、プランジャを移動させるための方法を提供することである。
本発明によれば、これらの目的は、請求項1の特徴を有するアプリケータ、請求項14の特徴を有する適用システム、及び請求項15の特徴を有する、プランジャを移動させるための方法によって達成される。
マイクロアレイの適用のための本発明に係るアプリケータは、プランジャが線形的に移動可能に配置されている筐体を備えている。アプリケータはプラスチック材料を含んでおり、特にプラスチック材料で形成されていることが好ましい。アプリケータは、特にプラスチック材料に加えて、金属、例えば棒などの金属製の補強要素を備えていることが好ましい。アプリケータ、特にアプリケータの全ての要素が射出成形された部品であることが特に好ましい。筐体は円筒状であることが好ましい。筐体は中空の円筒状であることが特に好ましい。特に、筐体は円形のシリンダ又は矩形、特に正方形のシリンダである。更に、マイクロアレイを受けるための保持要素が、特に筐体と連結されているか又は筐体に配置されている。
マイクロアレイデバイスはマイクロアレイ支持デバイスであることが好ましい。マイクロアレイデバイスは、独国特許出願公開第102019200561号明細書、好ましくは実施形態及び/又は請求項の内の1つ、特に請求項1に定められているような支持体であることが特に好ましい。特に、マイクロアレイデバイスはマイクロアレイ支持ディスクである。
更に、アプリケータは、プランジャを移動させるための押圧要素を備えている。特に、押圧要素は、圧力又は張力を受ける要素である。押圧要素は予張力付加デバイス、例えばばね、特に好ましくはコイルばねであることが特に好ましい。保持デバイスが受けるマイクロアレイデバイスに作用するために押圧要素によってプランジャを移動させることが好ましい。更に、アプリケータは作動デバイスを備えており、作動デバイスは、第1の位置でプランジャを保持して、作動デバイスによる作動によって、プランジャを移動のために押圧要素によって解放する。第1の位置は、特に最初の位置であり、第1の位置が、プランジャが配置されている筐体の内側の内部位置であることが好ましい。プランジャが、特に最大の偏移位置に移動した場合、プランジャは、偏移位置とも称される第2の位置にあることが好ましい。最適な作用力を可能にすべく、プランジャがマイクロアレイ受け部分、好ましくはマイクロアレイ支持プランジャの負の対向面に特に作用し得るように、プランジャは円錐状又は角錐状又は部分的な球状であることが好ましい。プランジャがマイクロアレイデバイスのフィルム、特に密閉フィルムを貫通する又は曲げることが可能であるように、前記プランジャの形状が選択されていることが好ましい。作動デバイスは、少なくとも2つの別個のアクチュエータを有している。アクチュエータは、特に機械式アクチュエータであり、つまり、機械的な作用によって作動する要素である。機械式アクチュエータとしての構成の代わりに又はこの構成に加えて、電気式アクチュエータとしての構成が更に可能である。アプリケータの構成、特に作動デバイスの構成は、少なくとも2つのアクチュエータの作動の際にのみ、作動デバイスによってプランジャが解放されるような構成である。ここで、少なくとも2つのアクチュエータの累積的な作動が行われる場合にのみ、解放が生じることが特に好ましい。ここで、累積的とは同時的を意味する。同時的/累積的は共同作動を特に意味し、これは特に、同時的及び/又は連続的な作動を特に意味する。同時的とは、作動が本質的に同時的に行われることを意味する。例えば、連続的とは、アクチュエータの内の第1のアクチュエータが作動し、例えばレバー又はスライダが作動位置に移動し、その結果、例えば係止解除が生じることを意味する。次に、例えば、トリガが生じるように、他のアクチュエータが作動し、特にアクチュエータノブが押される。言い換えれば、係止解除及びトリガが行われた場合にのみ、解放が生じることが好ましい。
ここで、押圧要素を含む構成は、予め行われる適用力の規定を特に有利な方法で可能にし、ひいては、再現可能な適用を可能にする。このため、最適な適用力がトリガされるように押圧要素が選択される及び/又は調節される及び/又は構成されることが好ましい。2つの別個のアクチュエータによって、一種の保護機能及び一種のトリガ機能の実現が有利な方法で特に可能である。言い換えれば、係止解除後にのみトリガ機能が可能になるように、ガンの形態の一種の係止解除が実現され得る。
本発明に係るアプリケータは、マイクロアレイの挿入の再現性が向上するという利点を特に提供する。別の利点は、少なくとも2つのアクチュエータの特定の作動、特に係止解除及びトリガにより、運搬の安全性が向上する、及び/又は意図しない起動が防止されるということである。更に、トリガパルス中に接合及び十分な保持力を確保するために、最適な、特に最小限の押圧力が適用箇所の方向に好ましくは確保されることが特に有利である。
押圧要素は、押圧要素によってプランジャが移動した後、特に再度の張力付加が、ユーザによって手動で行われることができず、好ましくは工具、例えば張力付加工具などの手段によってのみ行われることができるように構成されていることが好ましい。ここで、押圧要素は、手動で張力をかけることが不可能であるような大きなばね力及び/又はばね定数を有することが好ましい。特に手動の再使用が、特に押圧要素のばね力及び/又はばね定数によって防止されるように、アプリケータが有利に構成されていることが好ましい。
好ましい実施形態によれば、作動デバイスは力トリガ要素を有している。力トリガ要素は、特に作動デバイスの第1のアクチュエータである。力トリガ要素は、定められた力が特に適用箇所の方向に適用されると、作動が行われるように構成されている。ここで、定められた力の適用とは、正確に所定の力及び/又は所定の力より大きい力が、作動をトリガするために適用される必要があることを意味する。言い換えれば、力トリガ要素は、好ましくは力閾値を有するトリガ要素であり、力閾値を超える力が適用されると、作動が行われる。力トリガ要素は、力を定めるための定格破断点デバイス、及び/又は可撓性を有する弾性要素、及び/又は予張力付加デバイスを有することが特に好ましい。更に、作動デバイスが複数の力トリガ要素を有することが可能である。例えば、第1のアクチュエータ及び第2のアクチュエータが夫々力トリガ要素であることが可能である。定められた力、特に力閾値は、好ましくは約2kgに達し、好ましくは2.5 kgに達し、特に好ましくは3kgに達する。定められた力、特に力閾値は、約20Nに達し、好ましくは約25Nに達し、特に好ましくは約30Nに達することが好ましい。
作動デバイスは、作用されると作動する少なくとも1つの動作要素を有していることが好ましい。第2のアクチュエータが動作要素であることが特に好ましい。一方では、第1のアクチュエータ及び第2のアクチュエータが、例えば動作要素であることが更に可能である。少なくとも1つの動作要素は、特に作動をトリガするためにユーザによって操作され得る好ましくは技術的なコマンドコントローラである。
力トリガ要素及び/又は動作要素は、以下のデバイスの内の少なくとも1つを特に有しており、力トリガ要素及び/又は動作要素が、押圧及び/若しくは回転ノブ又はレバー又はスライダ又はスイッチの内の1つで構成されていることが好ましい。ここで、押圧ノブとは、押し込められる及び/又は引き出されるように好ましくはなしてある触覚的に移動可能な要素を意味する。
好ましい実施形態によれば、力トリガ要素及び動作要素は互いに連結されている。この連結は、一体的とも称される一体の連結であることが特に好ましい。例えば、力トリガ要素及び動作要素が回転/押圧ノブとして共に構成されることが好ましくは可能である。従って、このような回転/押圧ノブは、一方では押し込まれて、ひいては力トリガ要素の機能を果たし、他方では回転して、ひいては動作要素の機能を果たすことが好ましくは可能である。好ましくは、例えば押圧/摺動ノブなどの他の又は同様の組み合わせが可能であり、このようなノブは、例えば、まず所定の位置に摺動する必要があり、この位置で押し込まれることができる。
好ましい実施形態によれば、作動デバイスは連結機構を有している。連結機構は、形状係止式及び/又は力係止式の連結機構であることが特に好ましい。連結機構は、第1の状態ではプランジャを筐体に連結して、第2の状態ではプランジャを移動させ得るべくプランジャを筐体から分離するように構成されている。そのため、まず筐体の内側で好ましくは連結されているプランジャが連結機構によって保持されていることが好ましい。連結機構が作動又は起動すると、特に、連結機構の分離機能がトリガされると、プランジャを移動させることが可能であるように、分離又は解放が生じる。
作動デバイスは係止機構を有していることが好ましい。係止機構は、第1の、好ましくは非作動状態で連結機構を阻止し、第2の、好ましくは作動状態で連結機構がプランジャを移動させ得るように連結機構を解除するように構成されている。言い換えれば、係止機構がアプリケータ、特に好ましくは連結機構を安定した状態から安定していない状態に移動させることが好ましい。そのため、係止機構は、まず連結機構の起動、つまり分離を防止して、係止機構の起動のときのみ、つまり係止解除のときのみ連結機構を解放するように特に構成されている。
連結機構の力係止構成では、連結機構は、プランジャに好ましくは押圧して接し、ひいては摩擦により第1の状態へのプランジャの移動を防止することが好ましい。ここで、連結機構との接触又はプランジャへの連結機構の押圧が、分離の際に解放されることが好ましい。連結機構の力係止構成では、連結機構はフックデバイス及び/又は保持爪デバイス及び/又はテンプレートデバイスを有しており、特にフックデバイス及び/又は保持爪デバイス及び/又はテンプレートデバイスによって特に構成されていることが好ましい。ここで、これらのデバイスが第1の状態でプランジャを筐体に連結するか又はプランジャを阻止することが特に好ましい。従って、フックデバイス及び/又は保持爪デバイスは、例えばプランジャを筐体に選択的に連結することが可能である。テンプレートデバイスとしての構成では、連結機構がテンプレートを有しており、プランジャの対応する同等物が、第1の状態でテンプレートを通して嵌合することができず、次に分離する際、例えばテンプレートデバイスを移動させる際に通過することができることが好ましい。
係止機構の形状係止構成及び/又は力係止構成では、構成が連結機構の形状係止構成及び/又は力係止構成に基づいていることが好ましい。しかしながら、連結機構の構成とは対照的に、係止機構がプランジャに作用しないが、連結機構に作用し、特に連結機構を阻止することが好ましい。係止機構が、例えばフックを有しているか又はフックによって構成されている場合、フックが係止状態で連結機構を阻止し、つまり、連結機構に特に引っ掛けて連結されていることが好ましい。解除状態では、連結機構を分離し得るように、フックが連結機構から外されることが好ましい。
力トリガ要素が分離機構又は係止機構を作動させることが好ましい。
好ましい構成では、動作要素は分離機構又は係止機構を作動させる。
力トリガ要素が分離機構を作動させると、動作要素が係止機構を作動させるか又はその逆を行うことが特に好ましい。
保持デバイスがマイクロアレイデバイスに可逆的に取り外し可能に連結可能であるか、又は保持デバイスがマイクロアレイデバイスに不可逆的に連結可能であることが好ましい。可逆的に取り外し可能な保持デバイスは、アプリケータの再使用を可能にする。可逆的に取り外し可能な保持デバイスの場合、保持デバイスが少なくとも1つの可撓性の保持アーム及び/又は係合デバイス及び/又は少なくとも1つのスナップインフックを有しており、特に好ましくは少なくとも1つの可撓性の保持アーム及び/又は係合デバイス及び/又は少なくとも1つのスナップインフックによって構成されていることが好ましい。保持デバイスが不可逆的に連結可能である場合、保持デバイスは、特に使い捨てのアプリケータであり、保持デバイスがバヨネットデバイスを有しており、特にバヨネットデバイスによって構成されていることが特に好ましい。保持デバイスは、マイクロアレイデバイスを可逆的に分離するための保持デバイス動作部材を有していることが好ましい。
好ましい実施形態によれば、アプリケータは保護デバイスを備えており、保護デバイスは、第1の位置ではマイクロアレイデバイスの少なくとも一部を環境から保護し、第2の位置ではマイクロアレイデバイスの少なくとも一部を適用のために解放する。保護デバイスが保持デバイスに対して移動可能であることが特に好ましい。保護デバイスは、マイクロアレイデバイスの少なくとも1つのマイクロアレイ、及び/又は、皮膚への接着連結のために設けられているマイクロアレイデバイスの接着層を保護することが好ましい。言い換えれば、保護デバイスは、好ましくは折り畳み可能である及び/又は引っ込められる一種のシールドであることが好ましい。
特に、保護デバイスは保護カラーを有しており、好ましくは保護カラーによって構成されている。好ましい構成では、保護カラーは、第1の位置では予張力付加デバイスによって保持されている。従って、予張力付加デバイスが、第1の位置では保護カラーの第2の位置への移動を防止することが好ましい。例えば、予張力方向と反対の方向への力の適用により、保護カラーは、第1の位置から第2の位置に移動することが可能であり、特に引っ込められることが可能であり、マイクロアレイデバイスの少なくとも一部が、適用のために解放される。
アプリケータは可逆的又は不可逆的な阻止デバイスを有していることが好ましい。阻止デバイスは、アプリケータの再使用を防止するように好ましくは構成されている。ここで、阻止デバイスがプランジャを移動位置で、特に偏移位置で固定する、及び/又は作動デバイスを阻止することが特に好ましい。このため、阻止デバイスが、例えば係合デバイス及び/又はスナップインフックなどを有していることが好ましい。
本発明に係る適用システムは、マイクロアレイを適用するための適用システムである。適用システムは、前述した定義の一又は複数に係るアプリケータを備えている。更に、適用システムは、少なくとも1つのマイクロアレイを有するマイクロアレイデバイスを備えている。マイクロアレイデバイスは、好ましくはマイクロアレイ支持ディスクとして構成されており、特に独国特許出願公開第102019200561号明細書に記載されているように構成されており、特に好ましくは独国特許出願公開第102019200561号明細書に記載されている実施形態及び/又は特許請求の範囲、特に請求項1のように構成されている。保持デバイスは、マイクロアレイデバイスを特に係合して受ける。マイクロアレイデバイスへの保持デバイスの可逆的又は不可逆的な連結により、保持デバイスが受けることが特に好ましい。連結に関して、保持デバイスが少なくとも1つの可撓性の保持アーム及び/又は係合デバイス及び/又はスナップインフックデバイス及び/又はバヨネットデバイスを有しており、特に少なくとも1つの可撓性の保持アーム及び/又は係合デバイス及び/又はスナップインフックデバイス及び/又はバヨネットデバイスによって構成されていることが好ましい。
本発明に係る方法は、プランジャ、特にアプリケータプランジャを移動させるための方法である。この方法は、プランジャを予張力に逆らって第1の位置で保持する方法工程を有する。少なくとも2つの別個の、特に機械式の作動工程では、プランジャが予張力により移動するように、プランジャを解放する。解放のための少なくとも2つの作動工程を、累積的に、ひいては特に同時的又は連続的に好ましくは行う必要がある。言い換えれば、好ましくは別の定義によれば、係止解除工程、その後のトリガ工程の後にのみ、プランジャを解放する。
上記に定義されているアプリケータの一又は複数の特徴を有するアプリケータ又は適用システムによって、本方法を行うことが特に好ましい。更に、上記に定義されている特徴、好ましくは方法特徴の一又は複数によって、本方法を補うことが好ましくは可能である。第1のアクチュエータの係止を解除するか又は第1のアクチュエータを作動させる工程の前又は後に、適用システムを適用箇所に置くことが好ましい。
以下に本発明を、添付図面を参照して好ましい実施形態に基づき詳細に説明する。
支持体の実施形態を示す斜視略図である。 最初の位置における図1の断面IIに沿った支持体を示す断面略図である。 適用位置における図2aの支持体を示す図である。 支持体の別の実施形態を示す断面略図である。 支持体の別の実施形態を示す断面略図である。 支持体の別の実施形態を示す断面略図である。 適用位置における図5aの支持体を示す図である。 支持体の別の実施形態を示す断面略図である。 本発明に係るアプリケータの実施形態を備えた本発明に係る適用システムの実施形態を示す斜視図である。 図7の適用システムの1つの状態を示す斜視断面図である。 図7の適用システムの1つの状態を示す斜視断面図である。 図7の実施形態に基づく、本発明に係るアプリケータの別の実施形態を備えた本発明に係る適用システムの別の実施形態を様々な状態で示す断面略図である。 本発明に係るアプリケータの別の実施形態を備えた本発明に係る適用システムの別の実施形態を示す斜視図である。 図10の適用システムの1つの状態を示す斜視断面図である。 図10の適用システムの1つの状態を示す斜視断面図である。 図10の実施形態に基づく、本発明に係るアプリケータの別の実施形態を備えた本発明に係る適用システムの別の実施形態を様々な状態で示す断面略図である。 本発明に係るアプリケータの別の実施形態を備えた本発明に係る適用システムの別の実施形態を示す斜視図である。 図13の適用システムの1つの状態を示す斜視断面図である。 図13の適用システムの1つの状態を示す斜視断面図である。 図13の適用システムの1つの状態を示す斜視断面図である。 図13の実施形態に基づく、本発明に係るアプリケータの別の実施形態を備えた本発明に係る適用システムの別の実施形態を様々な状態で示す断面略図である。 本発明に係るアプリケータの別の実施形態を備えた本発明に係る適用システムの別の実施形態を示す斜視図である。 図16の適用システムの1つの状態を示す斜視断面図である。 図16の適用システムの1つの状態を示す斜視断面図である。 図16の実施形態に基づく、本発明に係るアプリケータの別の実施形態を備えた本発明に係る適用システムの別の実施形態を様々な状態で示す断面略図である。 本発明に係るアプリケータの別の実施形態を備えた本発明に係る適用システムの別の実施形態を示す断面略図である。
図面には、同様又は同一の部品又は要素が同一の参照番号で示されている。特に明瞭化のために、既に特定されている要素は、好ましくは全ての図面に参照番号が記載されない。
図1は、以下に支持体10と称されるマイクロアレイ支持デバイス10として構成されているマイクロアレイデバイスを示す。図1の支持体10は支持筐体14を備えている。支持筐体14は、アプリケータ200 (例えば図7参照)のための連結手段として機能する周方向の溝22を外側に有している。
近位側端部19では、支持筐体14はアクセス開口部28(図2a参照)を有しており、例えば、アプリケータ200 (例えば図7参照)のピストンとも称されるプランジャ204 が、アクセス開口部を通して支持筐体の内側38(図2a参照)にアクセスするか又は支持筐体の内側38に作用する。
アクセス開口部28は、滅菌バリア36の一部を形成するフィルム40によって環境に対して閉じられている。フィルム40は、接着連結部及び/又は溶接連結部41によって支持筐体14に連結されていることが好ましい。例えば、アプリケータ200 (例えば図7参照)のプランジャ204 が支持筐体の内側38にアクセスする場合、プランジャ204 がフィルム48の内側を遠位側に押し込むことができるように、フィルム40は可撓性領域46を有している。しかしながら、アプリケータ200 が支持プランジャ16を非トリガ状態で移動させることができ、図示されている上側に関する環境に対して滅菌隔離が依然として維持されていることが好ましい。可撓性の構成の代わりに、例えば、支持プランジャ16が移動するとき、アプリケータ200 がフィルム40の破れを引き起こし得るように、特に可撓性領域46のフィルム40が壊れやすい構成であることが更に可能である。特に支持プランジャ16の移動及び/又は変位をもたらすアプリケータ(例えば図7参照)のプランジャ204 の動作が、好ましくは支持プランジャ16の近位側端部の支持プランジャ作用領域60で行われることが好ましい。支持プランジャ作用領域60は平面構成として示されている。しかしながら、支持プランジャ作用領域60の他の構成が更に可能であり、例えば、負に円錐状の構成(図6参照)、又は正に円錐状の構成、又は負若しくは正に角錐状の構成、又は滑らかな縁部、鋭い縁部若しくは鋸歯状の縁部若しくは先端を有する構成が更に可能である。
遠位側端部17では、ブリスタ42が支持筐体14に連結されている。図2aに示されているように、このため、ブリスタ42を受ける凹部15が支持筐体14に設けられ得る。加えて又は或いは、ブリスタ42と支持筐体14との連結部分が、特に解放可能な接着連結部分によって連結ポイント41に設けられ得る。
図2aは、最初の位置における支持プランジャ16を示す。ここで、支持プランジャ16は、解放デバイス30によって支持筐体に対して近位側位置に固定されている。この固定は、支持プランジャ16のビード31と支持筐体14の溝29との係合によって行われる。ここで、ビード31及び/又は溝29は可撓性を有することが好ましく、支持筐体14及び/又は支持プランジャ16は、特に少なくとも本質的に大きさに関して安定している。
支持プランジャ16は、遠位側端部でマイクロアレイ12に連結されている。このため、マイクロアレイ12のパッチ13は、支持プランジャに特に接着連結されている。マイクロアレイ12のパッチ13は、遠位側に延びているマイクロニードル11を有している。図2aに示されている最初の位置では、マイクロアレイは支持筐体14内に配置されている。ブリスタ42及びフィルム40は、マイクロアレイ12を環境に対して隔離するための滅菌バリア36を形成している。
支持筐体の内側38及び/又はブリスタの内部空間43は、好ましくは乾燥剤及び/又は保護ガスを含み得る。従って、このため、特にマイクロアレイの無菌性及び/又は耐久性にプラスの影響がある。
図2bは、適用状態における図2aの支持体10を示す。
適用のために、ブリスタ42は、例えばユーザによって分離されるか又は外される。その後、支持体10は、支持筐体14の遠位側端部17で接着層34を介して適用箇所100 に連結される。適用箇所は、特にはユーザの皮膚である。
支持プランジャ16は適用位置にある。ここで、支持プランジャ16は支持筐体14の内側で遠位側に移動し、ひいては適用開口部18を介してマイクロアレイ12を支持筐体14から移動させている。マイクロアレイ12のマイクロニードル11は適用箇所100 に挿入される。
支持プランジャ16は、保持デバイス32によって遠位側の適用位置に保持又は固定される。図示されている実施形態では、保持デバイス32は、支持プランジャ16のビード31と係合する溝33を有している。従って、支持プランジャ16が更に押圧されて、ひいてはマイクロアレイ12が長時間に亘って適用されることが保証される。
アクセス開口部28を介して支持プランジャ16の近位側端部にアクセスするか又は作用することにより、支持プランジャ16を移動させるか又は偏移させる。この作用は、例えば、特に連結デバイス20を介して支持体10に連結されているアプリケータ200 (例えば図7参照)のプランジャ204 によって生じる。その後、アプリケータ200 のプランジャ204 を、例えば加速させて、最初にフィルム40に衝突させて、フィルム40を可撓性構成のために遠位側に偏移させる。特に、プランジャ204 が支持プランジャ16の近位側端部に間接的に更に衝突することにより、解放デバイス30は移動のために支持プランジャ16を解放する。その後、支持プランジャ16は、図2bに示されている遠位側位置に移動し、遠位側位置で保持デバイス32によって固定される。
支持プランジャ16をアプリケータ200 によって偏移させる代わりに、好ましくはフィルム40を介して間接的に、ユーザの指が支持プランジャ16の近位側端部を押すことにより、支持プランジャ16を偏移させるか又は支持プランジャ16に作用することが可能である。
解放デバイス30は、好ましくは目標力トリガ要素として構成されている。従って、少なくとも目標力が適用されるときのみ、好ましくは少なくとも目標力が支持プランジャに適用されるとき、支持プランジャが解放される。ここで、目標力トリガ要素は、少なくとも必要な目標力がマイクロアレイ12の穿刺及び適用のための特に最適な適用力に相当するように好ましくは構成され得る。図示されている構成では、目標力トリガ要素は、特に溝29とビード31との取り外し可能な連結により作用する。
図3は、支持体10の別の実施形態を示す。図示されている実施形態は、図2aの実施形態と本質的に同様である。
図2aの実施形態とは対照的に、図3の実施形態の解放デバイス30は、支持プランジャ16と支持筐体14との嵌合部、特に締まり嵌め部として構成されている。嵌合部によって、支持プランジャはまず、最初の位置に保持されている。支持プランジャ16の偏移後、嵌合部は保持デバイス32の機能を果たし、ひいては適用位置での支持プランジャの固定を保証する。
連結デバイス20はねじ24を有しており、ねじ24は、アプリケータ200 の対応する係合ねじと連結され得る。
図2aの実施形態とは対照的に、図3の実施形態には、ブリスタは設けられていないが、フィルム44は設けられている。フィルム44は、特に接着層41によって遠位側端部17で支持筐体14に連結されている。例えば、ユーザが図示されているフィルムタブ47を使用することにより、フィルム44を剥がすことができ、ひいては外すことができる。支持体10が適用箇所に連結され得るように、接着層41は固定手段34としての機能を更に果たす。
図4は、支持体10の別の実施形態を示す。この実施形態は、以下に記載される相違点を除いて図3の実施形態と同様である。
この実施形態では、支持筐体14を径方向に完全に囲むブリスタ42が設けられている。支持筐体14は、ブリスタ42から内側に向かって径方向に延びている突出部分45に遠位側端部17で接している。突出部分45から見ると、支持筐体14は、径方向に更に内側に配置されて、支持体10を適用箇所に固定するための固定手段として機能する接着層34を遠位側端部17に有している。他の実施形態、例えば図3の実施形態とは対照的に、接着層34はブリスタ42と接触せず、ブリスタ42から間隔を空けて配置されている。
ブリスタ42は、例えばアプリケータ200 のための、近位側端部での一種のガイドを構成している。従って、アプリケータ200 をブリスタに押し込み、次に、図示されているようにプラグ連結部として構成されている連結デバイス20に連結することができる。その後、好ましくは支持筐体14上を単に滑っているブリスタ42を外すことが可能である。その後、上述した実施形態に基づく適用を行うことができる。
図5a及び図5bは、支持体10の別の実施形態を示す。この実施形態には保持デバイスが設けられていない。支持プランジャ16を移動させて、好ましくはその結果、マイクロアレイ12を適用箇所100 に適用した後、支持プランジャ16及び支持筐体14は互いに連結されなくなり、互いに分離する。その結果、支持プランジャ16及び支持筐体14は互いに対して移動することができる。
図5bは、支持筐体14が適用箇所100 から外され、支持プランジャ16が適用されたマイクロアレイと共に適用箇所100 に留まっている状態を示す。
図示されている滅菌バリア36はフィルム40を有している。最初の位置では、図5aに示されているように、フィルム40は、支持筐体14の遠位側端部17から適用開口部18を通って膨らみ、支持プランジャ16をアクセス開口部28に向かって囲んでいる。従って、支持筐体の内側38又はマイクロアレイ12の無菌性が、少なくとも近位側で保証される。図5bに示されているように、フィルム40が適用箇所100 に連結され得るように、フィルム40は接着層39を遠位側に有していることが好ましい。適用後又は適用中(図5b)、特に弾性のフィルム40は、マイクロアレイ12を適用箇所100 に更に押圧する機能を果たすことが可能である、及び/又は環境に対する無菌性を保証することができる。
図5a及び図5bの実施形態では、無菌性を保証するため、好ましくは適用開口部18を閉じるために、ブリスタ又は別のフィルムを遠位側端部に特に取り外し可能に設けることが更に可能である。
支持体10の図示されている実施形態では、支持体が回転軸芯50を中心に回転対称であるように構成されている。しかしながら、例えば立方体などの別の構成が可能である。
図6は、支持体10の別の実施形態を示す。図示されている実施形態は、図2aの実施形態に本質的に対応する。
図2aの実施形態とは対照的に、図6の支持プランジャ16の支持プランジャ作用領域60は平坦ではなく、負の円錐形状とも称される円錐状の窪みとして構成されている。例えば、円錐状の窪みの代わりに、角錐状又は部分的な球状の窪みが可能である。支持体10の他の実施形態、例えば図3及び図4の実施形態を、上記に定められているような支持プランジャ作用領域60を用いて構成することが更に可能である。
図6の支持プランジャ作用領域60の円錐状の窪みにより、最適な力伝達が実現されるように、例えば、対応する正の円錐状の構成を有するアプリケータプランジャが支持プランジャ作用領域60に衝突することが有利である。
図7は、マイクロアレイを適用するための本発明に係るアプリケータ200 の実施形態と、ここではマイクロアレイディスクとして構成されているマイクロアレイデバイス10とを備えている、マイクロアレイを適用するための本発明に係る適用システム300 の実施形態を示す。ここでは、マイクロアレイ支持ディスク10は、図6の支持体構成の1つ、複数又は全ての特徴を有して構成されている。
アプリケータ200 は、図示されているように、基部本体203 (図8a参照)を特に有するアプリケータ筐体202 を備えている。作動デバイス212 及び/又は保持デバイス208 は、アプリケータ筐体202 の一部とみなされ得るか、又は独立した部品として識別され得る。
作動デバイス212 は、2つのアクチュエータ214, 216を有している。
マイクロアレイ支持ディスク10がアプリケータ200 によって任意に受けられ得るか、又は可撓性のレバーアームとして構成されている保持デバイス動作部材230 を介してアプリケータから外され得るように、アプリケータ200 は保持デバイス208 を介してマイクロアレイ支持ディスク10に可逆的に連結されている。
図8aは、図7の適用システム300 の第1の状態の断面図を示す一方、図8bは第2の状態を示す。
マイクロアレイ支持ディスク10は、アプリケータ200 の保持デバイス208 を介してアプリケータ200 に連結されている。保持デバイス208 は、スナップインフック230 とも称され得る少なくとも2つの可撓性のアームを有している。スナップインフック230 は、内側を向いた突出部分232 を有している。これらの突出部分232 は、マイクロアレイ支持ディスク10に連結すべく窪み22に挿入されて、ひいては連結を確立する。保持デバイス208 とマイクロアレイ支持ディスク10との連結は、さねはぎとも称されることができ、保持デバイス208 は、マイクロアレイ支持ディスク10の溝22と係合する少なくとも1つの舌片232 を有している。可撓性のアーム230 は、例えばユーザによって内側に向かって偏移するか又は撓んで曲がることができるため、舌片232 は溝22から出て、ひいてはマイクロアレイ支持デバイス10をアプリケータから任意に外すことができる。
図8aはアプリケータ200 の最初の状態を示す。作動デバイス212 は、2つの別個の機械式アクチュエータ214, 216を有している。機械式アクチュエータ214 は、アプリケータ筐体202 の基部本体203 に向かって移動可能な一種の押圧ノブとして構成されている。
更に、図8aの実施形態には、別のアクチュエータ216 としての押圧レバー216 が設けられている。押圧レバー216 は回転可能に支持されて、連結要素242 を内側の端部に有しており、連結要素は、プランジャ204 の連結要素240 と形状係止の形態で連結される。連結要素240, 242は連結機構218 の一部を共に形成し、特に連結機構を構成している。最初の位置では、プランジャ204 は、この連結機構によって第1の位置に保持される。プランジャ204 は、マイクロアレイデバイス10の支持プランジャ作用領域60に作用するための円錐状のプランジャ領域を有している。
図8bは図8aのアプリケータ200 の第2の状態を示し、押圧ノブ214 及び基部本体203 は互いに向かって相対的に移動する。互いに向かうこの移動により、押圧レバー216 の回転が可能になる。従って、押圧レバー216 は回転し、ひいては押圧レバー216 の連結要素242 はプランジャ204 の連結要素240 から外され、これにより、プランジャ204 は移動のために解放される。
図9は、アプリケータ200 を備えた適用システム300 の様々な状態を示し、適用システム300 及びアプリケータは、本質的に図7及び図8の構成に夫々対応する。
最初の位置Iでは、適用システム300 は、移動矢印1で示されているように、例えばユーザの皮膚などの適用箇所100 に置かれる。ここでは、マイクロアレイ支持ディスク10が接着層41を介して適用箇所100 に接着連結されることが好ましい。最初の状態Iでは、マイクロアレイ支持デバイス10のマイクロアレイ12は皮膚100 から間隔を空けて配置されている。
最初の状態Iでは、押圧レバー216 として構成されているアクチュエータ216 は、押圧ノブ214 として構成されている他のアクチュエータ214 の阻止要素244 によって阻止されている。このため、阻止要素244 は、アクチュエータ216 の後面として構成されている阻止要素246 に接して、ひいてはアクチュエータ216 の回転を防ぐ。
アクチュエータ214 は、力規定デバイス234 によって第1の位置に保持される。図示されている実施形態では、力規定デバイス234 は、予張力付加要素、特にばね234 に相当する。ここで、適用システム300 によって皮膚100 に加えられる最適な押圧力に特に相当する少なくとも所定の力が加えられた場合にのみ、特に端位置へのアクチュエータ214 の移動を可能にするように、ばね234 は構成されている。従って、アクチュエータ214 は、所定の力又は所定の力としてより大きい(より大きい/等しい)力が加えられた場合にのみ、係止機構220 の作動、つまり係止解除を可能にする力トリガ要素に相当する。
状態IIでは、アクチュエータ214 が、移動矢印2で示されているように押圧されている。従って、アクチュエータ214 の阻止要素244 は、他のアクチュエータ216 、特に接触領域246 として構成されている阻止要素246 から離脱する。このため、係止機構220 が作動し、その結果、アプリケータ200 の係止が解除される。従って、動作要素として構成されている他のアクチュエータ216 は回転することができる。
第3の状態III は、動作要素216 のこのような動作を示し、移動矢印3で示されているように、押圧レバー216 に圧力が加えられる。このため、アクチュエータ216 の連結要素242 がプランジャ204 の連結要素240 から離脱し、ひいては連結機構238 の作動、つまり分離が行われる。従って、プランジャ204 は移動のために解放される。
最後の状態IVでは、プランジャ204 は、予張力付加デバイス、特にばねとして構成されている押圧要素210 を介して、移動矢印4で示されているように移動する。特に、プランジャ204 の円錐状のプランジャ領域206 は、支持プランジャ16、特に支持プランジャ作用領域60に衝突する。これにより、支持プランジャ16は移動して、ひいてはマイクロアレイ12が適用される。
図示されたアプリケータ200 による適用は、作動デバイス212 の累積的な作動、つまりアクチュエータ214 を押圧して動作要素216 を動作させるときのみ行われることが好ましい。
図10は、本発明に係るアプリケータ200 の別の実施形態を示す。
マイクロアレイ支持ディスク10を、図7の実施形態の方法と同様の方法で保持デバイス208 によって受ける。図7の実施形態とは対照的に、スナップインフック230 は、アプリケータ200 の外側の輪郭を越えて延びないように構成されている。
作動デバイス212 は、図示されているように、特に回転/押圧ノブとして互いに一体に形成されている2つのアクチュエータ214, 216を有している。
図11a及び図11bは、図10の実施形態の2つの状態を示す。
図12は、本発明に係るアプリケータ200 の実施形態を備えた本発明に係る適用システム300 の実施形態を示し、実施形態は、図11aの実施形態に本質的に対応する。
アプリケータ200 は、少なくとも1つの阻止要素244 (図11a参照)、好ましくは2つの阻止要素244 (図12参照)を有する係止機構220 を備えている。最初の状態では、少なくとも1つの阻止要素244 が、プランジャ204 を保持する保持爪246 の軸芯に対して径方向に押圧するので、係止機構220 は、少なくとも1つの阻止要素244 により回転/押圧ノブの押圧を防ぐ。回転/押圧ノブ212 が好ましくは90°回転した後でのみ(IIの移動矢印2参照)、少なくとも1つの阻止要素244 が離脱するため、アプリケータ200 の係止が解除される。
回転/押圧ノブ212 を力規定デバイス234 に対して押圧することにより(III の移動矢印3参照)、プランジャ204 の連結要素240 からの分離が行われるように、特に保持爪として構成されている連結要素242 の回転が阻止要素244 の作用により生じる。従って、III では、プランジャ204 の移動(IV参照)が可能であるように、連結機構218 の起動、つまり分離が行われる。
図10~図12の実施形態では、回転/押圧ノブ212 の回転機能により、動作要素216 は係止機構220 を起動させる。回転/押圧ノブ212 の押圧機能により、力トリガ要素214 は分離機構218 を起動させる。
図13は、本発明に係るアプリケータ200 の実施形態を備えた本発明に係る適用システム300 の別の実施形態を示し、図14a~図14cは、図13の実施形態の様々な状態を示す断面図である。
図7~図12の実施形態とは対照的に、マイクロアレイ支持ディスク10は、一種のバヨネット閉鎖体として構成されている保持デバイス208 を介してアプリケータ200 によって可逆的ではなく不可逆的に受けられる。
好ましくはばねで支持されている保護デバイス222 が、マイクロアレイ支持ディスク10の周りに環状に配置されており、この保護デバイスは保護カラー224 を有しているか又は保護カラーによって構成されている。最初の状態(図14a参照)では、特にマイクロアレイ支持デバイス10の接着層41及び/又はマイクロアレイ12の接触が環境から遮断されるように、予張力付加デバイス(不図示)によって生じる予張力により、保護カラー224 は移動可能に偏移している。そのため、物体へのマイクロアレイ支持デバイス10の意図しない付着、及び/又はマイクロアレイ12の汚染、及び/又はマイクロアレイ12への物理的な作用などが生じることを有利に防ぐ。アプリケータ200 、例えばユーザの皮膚に垂直方向の力が加えられるため、保護カラー224 は、好ましくは予張力に逆らってアプリケータ200 の内側に移動する。そのため、保護カラーが特に不可逆的に保持され、例えば嵌まり込む及び/又は引っ掛けられることが特に好ましい。このため、接着層41が取り除かれる(図14b参照)。
図13~図15の実施形態の係止機構220 は、動作要素としてゲートバルブ216 を有している。動作要素216 が、例えばユーザによって移動する場合(図15のIIの移動矢印2参照)、係止が解除されるため、係止要素246 を移動させることにより、移動のために基部本体203 の阻止要素252 が解放される。
その後、力トリガ要素214 を力規定デバイス234 に対して押圧することにより(図15のIII の移動矢印3参照)、力トリガ要素214 の少なくとも1つの傾斜縁部256 を介してプランジャ204 の連結要素240 が圧縮され、ひいては連結機構218 が分離する。このため、プランジャ204 は、押圧要素210 によって移動のために解放される(図15のIVの移動矢印4参照)。
図16は、本発明に係るアプリケータ200 の別の実施形態を備えた本発明に係る適用システム300 の別の実施形態を示す。
図17a及び図17bは、図16の実施形態の様々な状態を示す断面図である。
図18は、図16の実施形態に基づく本発明に係るアプリケータ200 の別の実施形態を備えた適用システム300 の別の実施形態を示す。
マイクロアレイデバイス10は、保持デバイス208 の機能を果たすバヨネット閉鎖体を介して受けられる。係止機構220 はトグルスイッチ216 によって起動する。第1の状態(例えば、図17a及び図18のI参照)では、トグルスイッチ216 は、阻止要素252 との連結により、つまり、特に距離254 がないため、力トリガ要素に相当する押圧ノブ214 の移動を防ぐ。トグルスイッチ216 を反転させることにより、連結部分が解放されて、距離254 が生じる(図18のII参照)。例えば、ユーザが力トリガデバイス214 を力規定デバイス234 に対して押圧すると、阻止要素252 は、力トリガデバイス214 の傾斜縁部256 により移動し、ひいては、プランジャ204 を移動させるための解放が生じる(図18のIII の移動矢印3参照)。これにより、連結機構218 が起動する、つまり分離する。ここで、阻止要素252 は、特にテンプレートデバイスに相当し、好ましくは阻止要素252 を移動させることにより、嵌合配置の場合にのみ、プランジャ204 がテンプレートデバイスを介して嵌合する。
そのため、押圧要素210 により、プランジャ204 は適用のために移動する(図18のIVの移動矢印4参照)。
様々な解決法、特に図7~図18の実施形態は互いに組み合わせられる及び/又は互いに取り替えられることが可能である。特に、様々な保持デバイス(例えば、バヨネット閉鎖体又はスナップイン連結部)が全ての実施形態で使用され得る。更に、アクチュエータ214, 216の様々な構成、又は力トリガ要素及び/若しくは動作要素の構成が全ての実施形態で可変的に使用され得る。特に図14aの構成の保護デバイス222 は、全ての実施形態で実現され得る。更に、特に図7~図18の実施形態の様々な構想に係る、好ましくは連結機構及び/又は係止機構は、全ての実施形態で可変的に実現され得る。
図19は、アプリケータ200 を備えた適用システム300 の別の実施形態を示す。
上述した実施形態によれば、最初の状態Iでは、適用システム300 は適用箇所100 、特に皮膚に置かれる。他の実施形態と同様に、支持体10は、突起部22を有する係合システムを介して保持される。最初の状態Iでは、支持体10によって保持されるマイクロアレイは皮膚100 から間隔を空けて配置されている。最初の状態Iでは、図示されている例示的な実施形態では大きな押圧ノブであるアクチュエータ214 は阻止要素216 によって阻止されている。阻止要素216 はピボットレバー217 として構成されている。ピボットレバー217 が筐体要素203 に接するため、アクチュエータ214 は、最初の位置Iでは作動不可能であり、つまり押し下げられ得ない。ピボットレバー217 を反転させる場合にのみ、押圧ノブが押し下げられ得る。
解放後、ピボットレバー216 は回転して状態IIになり得る。状態IIでは、アクチュエータ216 の突起部219 がガイド要素209 の上側203 に接しなくなるので、2つのアクチュエータ214 は、ピボットレバー216 と共に、移動矢印3で示されているように押し下げられ得る。一方では、このため、アクチュエータ214 の保持突起部205 が、ガイド要素209 の保持突起部207 の後ろで係合する。保持突起部205 は、トリガ状態を維持して別のトリガを不可能にする機能を果たす。従って、トリガが生じたことは明らかである。
更に、移動矢印3で示されている方向への作動のため、プランジャ204 は解放される。プランジャ204 の解放は、形状係止式の連結機構218 を位置IIから位置III に傾けることにより行われる。このため、連結機構218 の個々のレバーは、ピボット軸受として機能する球状、特に半球状の突起部223 を有している。作動要素218 及び協働する傾斜面を回転させることにより、個々の連結要素218 は傾くか又は回転する。
従って、ばね210 が解放されるので、プランジャ204 は、マイクロニードルアレイを支持する支持要素10の方向に移動する。
図面、特に図9、図12、図15、図18及び図19は、適用箇所への配置(矢印1)をまず示し、次に第1のアクチュエータの作動(矢印2)を示している。一般に、特に図示されている実施形態では、可能であれば、第1のアクチュエータの第1の作動、次に適用箇所への配置を行うことが好ましい。言い換えれば、まず係止解除を行って、次に配置を行うことが更に可能である。

Claims (15)

  1. マイクロアレイの適用のためのアプリケータ(200) であって、
    筐体(202) と、
    前記筐体(202) 内に線形的に移動可能に配置されているプランジャ(204) と、
    マイクロアレイデバイス(10)を受けるための保持デバイス(208) と、
    前記保持デバイス(208) が受けるマイクロアレイデバイス(10)に作用すべく、前記プランジャ(204) を移動させるための押圧要素(210) と、
    前記プランジャ(204) を第1の位置に保持して、作動デバイス(212) の作動により、前記プランジャ(204) を移動のために解放する前記作動デバイス(212) と
    を備えており、
    前記作動デバイス(212) は、少なくとも2つの別個の、特に機械式のアクチュエータ(214, 216)を有しており、
    前記作動デバイス(212) による前記プランジャ(204)の解放が、前記少なくとも2つのアクチュエータ(214, 216)の好ましくは累積的な作動のときのみ行われる、アプリケータ。
  2. 前記作動デバイス(212) は、所定の力が加えられると作動が行われる少なくとも1つの力トリガ要素を有している、請求項1に記載のアプリケータ(200) 。
  3. 前記作動デバイス(212) は、作用を受けると作動が行われる少なくとも1つの動作要素を有している、請求項1又は2に記載のアプリケータ(200) 。
  4. 前記力トリガ要素及び/又は前記動作要素は、押圧及び/若しくは回転ノブ、又はレバー、又はスライダ、又はスイッチを有しており、特に、前記押圧及び/若しくは回転ノブ、又は前記レバー、又は前記スライダ、又は前記スイッチによって構成されている、請求項2又は3に記載のアプリケータ(200) 。
  5. 前記力トリガ要素及び前記動作要素は、互いに特に一体に形成されており、好ましくは回転/押圧ノブとして構成されている、請求項2及び3に記載のアプリケータ(200) 。
  6. 前記作動デバイス(212) は、形状係止式及び/又は力係止式の連結機構(218) を有しており、前記連結機構は、第1の状態で前記プランジャ(204) を前記筐体(202) に連結し、第2の状態で前記プランジャ(204) を移動させ得るべく前記プランジャを前記筐体(202) から分離する、請求項1~5のいずれか1つに記載のアプリケータ(200) 。
  7. 前記作動デバイス(212) は、形状係止式及び/又は力係止式の係止機構(220) を有しており、前記係止機構は、第1の非作動状態で前記連結機構(218) を阻止し、第2の作動状態で前記連結機構(218) が前記プランジャ(204) を移動させ得るように前記連結機構を解除する、請求項6に記載のアプリケータ(200) 。
  8. 前記力トリガ要素は、前記連結機構(218) 又は前記係止機構(220) を作動させる、請求項6又は7に記載のアプリケータ(200) 。
  9. 前記動作要素は、前記連結機構(218) 又は前記係止機構(220) を作動させる、請求項6~8のいずれか1つに記載のアプリケータ(200) 。
  10. 前記保持デバイス(208) は、前記マイクロアレイデバイス(10)と可逆的に取り外し可能に連結可能であるか又は不可逆的に連結可能である、請求項1~9のいずれか1つに記載のアプリケータ(200) 。
  11. 前記保持デバイス(208) に対して好ましくは移動可能な保護デバイス(222) を備えており、前記保護デバイスは、第1の位置で、前記マイクロアレイデバイス(10)の少なくとも一部、特に前記マイクロアレイデバイス(10)の少なくとも1つのマイクロアレイ(12)又は接着層(41)を環境から保護し、第2の位置で適用のために解放する、請求項1~10のいずれか1つに記載のアプリケータ(200) 。
  12. 前記保護デバイス(222) は保護カラー(224) を有しており、前記保護カラー(224) は、好ましくは前記第1の位置で、前記第2の位置への移動に逆らって予張力付加デバイス(226) によって保持される、請求項11に記載のアプリケータ(200) 。
  13. 前記アプリケータ(200) の再使用を防止するための可逆的又は不可逆的な阻止デバイス(228) を備えており、前記阻止デバイス(228) は、前記プランジャ(204) を移動位置に固定する及び/又は前記作動デバイス(212) を阻止する、請求項1~12のいずれか1つに記載のアプリケータ(200) 。
  14. マイクロアレイ(12)の適用のための適用システム(300) であって、
    請求項1~13のいずれか1つに記載のアプリケータ(200) と、
    好ましくはマイクロアレイ支持ディスクとして構成されて、少なくとも1つのマイクロアレイ(12)を有しているマイクロアレイデバイス(10)と
    を備えており、
    前記保持デバイス(208) は、特に係合するように前記マイクロアレイデバイス(10)を受ける、適用システム。
  15. 特に、請求項1~13のいずれか1つに記載のアプリケータ(200) 、又は請求項14に記載の適用システム(300) によってプランジャ(204) を移動させるための方法であって、
    前記プランジャ(204) を、予張力に逆らって第1の位置で保持し、
    前記プランジャ(204) を、少なくとも2つの別個の、特に機械式の作動の際に移動のために予張力によって解放し、
    解放のための少なくとも2つの作動を、好ましくは累積的な方法で行う必要がある、方法。
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