JP2022545382A - 無線通信システムにおいて信号を送受信する方法及びそれを支援する装置 - Google Patents

無線通信システムにおいて信号を送受信する方法及びそれを支援する装置 Download PDF

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Abstract

【課題】無線通信システムにおいて測位のためのRSの設定を指示する方法及びそれを支援する装置を提供する。【解決手段】この開示の様々な実施例は、4G(4thgeneration)無線通信システム以後のより高いデータ送信率などを支援するための次世代無線通信システムに関する。この開示の様々な実施例によれば、無線通信システムにおいて信号を送受信する方法及びそれを支援する装置が提供される。【選択図】図20

Description

この開示の様々な実施例は無線通信システムに関する。
多数の通信機器がより大きな通信容量を要求することにより、既存のRAT(radio access technology)に比べて向上したモバイルブロードバンド通信の必要性が高まっている。また、多数の機器及び物事を連結していつでもどこでも多様なサービスを提供する大規模(massive)MTC(Machine Type Communications)が次世代通信において考えられている。さらに信頼性及び遅延などに敏感なサービス/UEを考慮した通信システムのデザインも考えられている。
この開示の様々な実施例は、無線通信システムにおいて信号を送受信する方法及びそれを支援する装置を提供する。
この開示の様々な実施例は、無線通信システムにおいて測位方法及びそれを支援する装置を提供する。
この開示の様々な実施例は、無線通信システムにおいて測位のためのRSの設定を指示する方法及びそれを支援する装置を提供する。
本発明で遂げようとする技術的目的は、以上で言及した事項に制限されず、言及していない他の技術的課題は、以下に説明する本発明の実施例から、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者にとって考慮されてもよい。
この開示の様々な実施例は無線通信システムにおいて信号を送受信する方法及びそれを支援する装置を提供する。
この開示の様々な実施例によれば、無線通信システムにおいて端末が行う方法が提供される。
例示的な実施例において、上記方法は:PRS(positioning reference signal)リソースの設定に関連する情報を受信する過程;及びPRSリソースの設定に基づいて、周波数ドメインにおいてコム(comb)として設定された複数のRE(Resource element)にマッピングされたPRSを受信する過程を含む。
例示的な実施例において、複数のREは、(i)PRSリソースの設定に含まれた第1オフセットに関する情報、(ii)予め設定された第2オフセット、及び(iii)コムのコムサイズ(comb size)に基づいて得られる。
例示的な実施例において、第2オフセットは、一つのスロットに含まれたOFDM(orthogonal frequency division multiplexing)シンボルのうち、複数のREが占める一つ以上のOFDMシンボルのそれぞれに対する周波数オフセットを含む。
例示的な実施例において、(i)一つ以上のOFDMシンボルのそれぞれに対する周波数オフセット、(ii)一つ以上のOFDMシンボルのそれぞれに対するインデックス、及び(iii)コムサイズは、予め設定された対応関係を満たす。
例示的な実施例において、一つ以上のOFDMシンボルのそれぞれにおける複数のREの開始インデックスは、第1オフセットに周波数オフセットを加えた値をコムサイズで割った値の余りに基づいて得られる。
例示的な実施例において、第1オフセットは、一つ以上のOFDMシンボルの全てに適用される一つの周波数オフセットである。
例示的な実施例において、コムサイズは、予め設定された複数の候補のうち、いずれかの値に指示される。
例示的な実施例において、予め設定された複数の候補は2、4、6、12である。
例示的な実施例において、一つ以上のOFDMシンボルのうち、一番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは0である。
例示的な実施例において、さらに上記方法は:PRSに対する補助データ(assistance data)に関連する情報を受信する過程を含む。
例示的な実施例において、コムサイズに関する情報は補助データに含まれる。
例示的な実施例において、コムサイズが4であり、一つ以上のOFDMシンボルが4個のOFDMシンボルであることに基づいて:(i)4個のOFDMシンボルのうち、一番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは0であり、(ii)4個のOFDMシンボルのうち、二番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは2であり、(iii)4個のOFDMシンボルのうち、三番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは1であり、(iv)4個のOFDMシンボルのうち、四番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは3である。
例示的な実施例において、コムサイズが8であり、一つ以上のOFDMシンボルが8個のOFDMシンボルであることに基づいて:(i)8個のOFDMシンボルのうち、一番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは0であり、(ii)8個のOFDMシンボルのうち、二番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは4であり、(iii)8個のOFDMシンボルのうち、三番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは2であり、(iv)8個のOFDMシンボルのうち、四番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは6であり、(v)8個のOFDMシンボルのうち、五番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは1であり、(vi)8個のOFDMシンボルのうち、六番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは5であり、(vii)8個のOFDMシンボルのうち、七番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは3であり、(viii)8個のOFDMシンボルのうち、八番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは7である。
例示的な実施例において、コムサイズが16であり、一つ以上のOFDMシンボルが16個のOFDMシンボルであることに基づいて:(i)16個のOFDMシンボルのうち、一番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは0であり、(ii)16個のOFDMシンボルのうち、二番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは8であり、(iii)16個のOFDMシンボルのうち、三番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは4であり、(iv)16個のOFDMシンボルのうち、四番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは12であり、(v)16個のOFDMシンボルのうち、五番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは2であり、(vi)16個のOFDMシンボルのうち、六番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは10であり、(vii)16個のOFDMシンボルのうち、七番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは6であり、(viii)16個のOFDMシンボルのうち、八番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは14であり、(ix)16個のOFDMシンボルのうち、九番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは1であり、(x)16個のOFDMシンボルのうち、十番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは9であり、(xi)16個のOFDMシンボルのうち、十一番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは5であり、(xii)16個のOFDMシンボルのうち、十二番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは13であり、(xiii)16個のOFDMシンボルのうち、十三番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは3であり、(xiv)16個のOFDMシンボルのうち、十四番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは11であり、(xv)16個のOFDMシンボルのうち、十五番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは7であり、(xvi)16個のOFDMシンボルのうち、十六番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは15である。
この開示の様々な実施例によれば、無線通信システムにおいて動作する装置が提供される。
例示的な実施例において、上記装置は:メモリ(memory);及びメモリに連結された一つ以上のプロセッサ(processor)を含む。
例示的な実施例において、一つ以上のプロセッサは:PRS(positioning reference signal)リソースの設定に関連する情報を受信し、PRSリソースの設定に基づいて、周波数ドメインにおいてコム(comb)として設定された複数のRE(Resource element)にマッピングされたPRSを受信する。
例示的な実施例において、複数のREは、(i)PRSリソースの設定に含まれた第1オフセットに関する情報、(ii)予め設定された第2オフセット、及び(iii)コムのコムサイズ(comb size)に基づいて得られる。
例示的な実施例において、上記装置は、移動端末機、ネットワーク及び該装置が含まれた車両以外の自律走行車両のうちのいずれかと通信する。
この開示の様々な実施例によれば、無線通信システムにおいて装置が行う方法が提供される。
例示的な実施例において、上記方法は:PRS(positioning reference signal)リソースの設定に関連する情報を送信する過程;及びPRSリソースの設定に基づいて、周波数ドメインにおいてコム(comb)として設定された複数のRE(Resource element)にマッピングされたPRSを送信する過程を含む。
例示的な実施例において、複数のREは、(i)PRSリソースの設定に含まれた第1オフセットに関する情報、(ii)予め設定された第2オフセット、及び(iii)コムのコムサイズ(comb size)に基づいて得られる。
例示的な実施例において、第2オフセットは、一つのスロットに含まれたOFDM(orthogonal frequency division multiplexing)シンボルのうち、複数のREが占める一つ以上のOFDMシンボルのそれぞれに対する周波数オフセットを含む。
例示的な実施例において、(i)一つ以上のOFDMシンボルのそれぞれに対する周波数オフセット、(ii)一つ以上のOFDMシンボルのそれぞれに対するインデックス、及び(iii)コムサイズは予め設定された対応関係を満たす。
この開示の様々な実施例によれば、無線通信システムにおいて動作する装置が提供される。
例示的な実施例において、上記装置は:メモリ(memory);及び該メモリに連結された一つ以上のプロセッサ(processor)を含む。
例示的な実施例において、一つ以上のプロセッサは:PRS(positioning reference signal)リソースの設定に関連する情報を送信する過程;及びPRSリソースの設定に基づいて、周波数ドメインにおいてコム(comb)として設定された複数のRE(Resource element)にマッピングされたPRSを送信する過程を含む。
例示的な実施例において、複数のREは、(i)PRSリソースの設定に含まれた第1オフセットに関する情報、(ii)予め設定された第2オフセット、及び(iii)コムのコムサイズ(comb size)に基づいて得られる。
例示的な実施例において、第2オフセットは、一つのスロットに含まれたOFDM(orthogonal frequency division multiplexing)シンボルのうち、複数のREが占める一つ以上のOFDMシンボルのそれぞれに対する周波数オフセットを含む。
例示的な実施例において、(i)一つ以上のOFDMシンボルのそれぞれに対する周波数オフセット、(ii)一つ以上のOFDMシンボルのそれぞれに対するインデックス、及び(iii)コムサイズは予め設定された対応関係を満たす。
この開示の様々な実施例によれば、無線通信システムにおいて動作する装置が提供される。
例示的な実施例において、上記装置は:一つ以上のプロセッサ(processor);及び一つ以上のプロセッサに方法を実行させる一つ以上の命令語(instruction)を格納する一つ以上のメモリ(memory)を含む。
例示的な実施例において、上記方法は:PRS(positioning reference signal)リソースの設定に関連する情報を受信する過程;及びPRSリソースの設定に基づいて、周波数ドメインにおいてコム(comb)として設定された複数のRE(Resource element)にマッピングされたPRSを受信する過程を含む。
例示的な実施例において、複数のREは、(i)PRSリソースの設定に含まれた第1オフセットに関する情報、(ii)予め設定された第2オフセット、及び(iii)コムのコムサイズ(comb size)に基づいて得られる。
例示的な実施例において、第2オフセットは、一つのスロットに含まれたOFDM(orthogonal frequency division multiplexing)シンボルのうち、複数のREが占める一つ以上のOFDMシンボルのそれぞれに対する周波数オフセットを含む。
例示的な実施例において、(i)一つ以上のOFDMシンボルのそれぞれに対する周波数オフセット、(ii)一つ以上のOFDMシンボルのそれぞれに対するインデックス、及び(iii)コムサイズは予め設定された対応関係を満たす。
この開示の様々な実施例によれば、一つ以上のプロセッサ(processor)に方法を実行させる一つ以上の命令語(instruction)を格納するプロセッサ-読み取り可能な媒体(processor-readable medium)が提供される。
例示的な実施例において、上記方法は:PRS(positioning reference signal)リソースの設定に関連する情報を受信する過程;及びPRSリソースの設定に基づいて、周波数ドメインにおいてコム(comb)として設定された複数のRE(Resource element)にマッピングされたPRSを受信する過程を含む。
例示的な実施例において、複数のREは、(i)PRSリソースの設定に含まれた第1オフセットに関する情報、(ii)予め設定された第2オフセット、及び(iii)コムのコムサイズ(comb size)に基づいて得られる。
例示的な実施例において、第2オフセットは、一つのスロットに含まれたOFDM(orthogonal frequency division multiplexing)シンボルのうち、複数のREが占める一つ以上のOFDMシンボルのそれぞれに対する周波数オフセットを含む。
例示的な実施例において、(i)一つ以上のOFDMシンボルのそれぞれに対する周波数オフセット、(ii)一つ以上のOFDMシンボルのそれぞれに対するインデックス、及び(iii)コムサイズは予め設定された対応関係を満たす。
上述したこの開示の様々な実施例はこの開示の好ましい実施例の一部に過ぎず、この開示の様々な実施例の技術的特徴が反映された様々な実施例は、当該技術分野における通常の知識を有する者が以下の詳細な説明に基づいて導き出して理解することができる。
この開示の様々な実施例によれば、無線通信システムにおいて信号を送受信する方法及びそれを支援する装置が提供される。
この開示の様々な実施例によれば、無線通信システムにおいて測位方法及びそれを支援する装置が提供される。
この開示の様々な実施例によれば、無線通信システムにおいて測位のためのRSの設定を指示するにおいて、シグナリングオーバーヘッドが減少する。
例えば、この開示の様々な実施例によれば、測位のためのRSリソースをスタガードREパターンにより効果的に設定することができ、測位が効率的に行われる。
例えば、この開示の様々な実施例によれば、測位のためのRSリソースがスタガードREパターン及び/又はコムとして設定される場合、RSリソースが占める全てのOFDMシンボルに共通に適用されるオフセット値と、RSリソースが占める全てのOFDMシンボルのそれぞれに対して個々に適用されるオフセット値のうち、共通に適用されるオフセット値のみシグナリングされ、個々に適用されるオフセット値は別のシグナリングなしに所定の関数関係或いは対応関係により得られ/識別されるので、シグナリングオーバーヘッドが減少する。
本発明の実施例から得られる効果は以上で言及した効果に限定されず、言及していない他の効果は、以下の本発明の実施例に関する記載から、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者にとって明確に導出され理解されるであろう。
以下に添付する図面は、本発明に関する理解を助けるためのものであり、詳細な説明と共に本発明に関する実施例を提供する。但し、本発明の技術的特徴が特定の図面に限定されるものではなく、各図面で開示する特徴が互いに組み合わせられて新しい実施例として構成されてもよい。各図面における参照番号(reference numerals)は構造的構成要素(structural elements)を意味する。
この開示の様々な実施例において使用可能な物理チャネル及びそれらを用いた信号送信方法を説明する図である。 この開示の様々な実施例が適用可能なNRシステムに基づく無線フレーム構造を示す図である。 この開示の様々な実施例が適用可能なNRシステムに基づくスロット構造を示す図である。 この開示の様々な実施例が適用可能なスロット内に物理チャネルがマッピングされる一例を示す図である。 この開示の様々な実施例が適用可能な上りリンク下りリンクのタイミング関係の一例を示す図である。 この開示の様々な実施例が適用可能な端末の位置を測定するための測位プロトコル設定(positioning protocol configuration)の一例を示す図である。 この開示の様々な実施例が適用可能なLTEシステムにおいてPRSマッピングの一例を示す図である。 この開示の様々な実施例が適用可能な端末の位置を測定するためのシステムのアーキテクチャの一例を示す図である。 この開示の様々な実施例が適用可能な端末の位置を測定する手順の一例を示す図である。 この開示の様々な実施例が適用可能なLPP(LTE positioning protocol)メッセージ送信を支援するためのプロトコルレイヤの一例を示す図である。 この開示の様々な実施例が適用可能なNRPPa(NR positioning protocol a)PDU(protocol data unit)送信を支援するためのプロトコルレイヤの一例を示す図である。 この開示の様々な実施例が適用可能なOTDOA(observed Time difference of arrival)測位(Positioning)方法の一例を示す図である。 この開示の様々な実施例が適用可能なMulti RTT(round trip Time)測位方法の一例を示す図である。 この開示の様々な実施例による端末、TRP、位置サーバ及び/又はLMFの動作方法を簡単に示す図である。 この開示の様々な実施例による端末、TRP、位置サーバ及び/又はLMFの動作方法を簡単に示す図である。 この開示の様々な実施例による端末の動作方法を簡単に示す図である。 この開示の様々な実施例によるネットワークノードの動作方法を示すフローチャートである。 この開示の様々な実施例によるPRSリソース設定の一例を示す図である。 この開示の様々な実施例によるPRSリソース設定の一例を示す図である。 この開示の様々な実施例による端末とネットワークノードの動作方法を簡単に示す図である。 この開示の様々な実施例による端末の動作方法を示すフローチャートである。 この開示の様々な実施例によるネットワークノードの動作方法を示すフローチャートである。 この開示の様々な実施例が具現される装置を示す図である。 この開示の様々な実施例が適用される通信システムを例示する。 この開示の様々な実施例が適用される無線機器を例示する。 この開示の様々な実施例が適用される無線機器の他の例を示す。 この開示の様々な実施例が適用される携帯機器を例示する。 この開示の様々な実施例が適用される車両又は自律走行車両を例示する。
以下の技術は、CDMA、FDMA、TDMA、OFDMA、SC-FDMAなどの種々な無線接続システムに用いることができる。CDMAは、UTRA(Universal Terrestrial Radio Access)やCDMA2000のような無線技術(radio technology)によって具現される。TDMAは、GSM(Global System for Mobile communications)/GPRS(General Packet Radio Service)/EDGE(Enhanced Data Rates for GSM Evolution)のような無線技術によって具現される。OFDMAは、IEEE802.11(Wi-Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802-20、E-UTRA(Evolved UTRA)などの無線技術によって具現される。UTRAは、UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)の一部である。3GPP(3rd Generation Partnership Project)LTE(long term evolution)は、E-UTRAを用いるE-UMTS(Evolved UMTS)の一部であり、LTE-A(Advanced)/LTE-A proは3GPP LTEの進展である。3GPP NR(New Radio or New Radio Access Technology)は3GPP LTE/LTE-A/LTE-A proの進展である。
より明確な説明のために、この開示の様々な実施例は3GPP通信システム(例、LTE、NR、6G及び次世代無線通信システムを含む)に基づいて説明するが、この開示の様々な実施例の技術的思想はこれに限られない。この開示の様々な実施例に関する説明に使用された背景技術、用語、略語などについては本発明の前に公開された標準文書に記載された事項を参照できる。例えば、3GPP TS36.211, 3GPP TS36.212, 3GPP TS36.213, 3GPP TS36.300, 3GPP TS36.321, 3GPP TS36.331, 3GPP TS36.355, 3GPP TS36.455, 3GPP TS37.355, 3GPP TS38.211, 3GPP TS38.212, 3GPP TS38.213, 3GPP TS38.214, 3GPP TS38.215, 3GPP TS38.300, 3GPP TS38.321, 3GPP TS38.331, 3GPP TS38.455などの文書を参照できる。
1.3 GPPシステムの一般
1.1.物理チャネル及び一般的な信号送信
無線接続システムにおいて端末は下りリンク(DL:Downlink)で基地局から情報を受信し、上りリンク(UL:Uplink)で基地局に情報を送信する。基地局と端末とが送受信する情報は一般データ情報及び種々の制御情報を含み、基地局と端末とが送受信する情報の種類/用途によって様々な物理チャネルが存在する。
図1はこの開示の様々な実施例において使用可能な物理チャネル及びそれらを用いた信号送信方法を説明する図である。
電源が消えた状態で電源がついたり、新しくセルに進入したりした端末は、S11段階で、基地局と同期を取るなどの初期セル探索(Initial cell search)作業を行う。そのために、端末は基地局から主同期チャネル(P-SCH:Primary Synchronization Channel)及び副同期チャネル(S-SCH:Secondary Synchronization Channel)を受信して基地局と同期を取り、セルIDなどの情報を取得する。
その後、端末は基地局から物理放送チャネル(PBCH:Physical Broadcast Channel)信号を受信してセル内放送情報を取得する。
一方、端末は初期セル探索段階で下りリンク参照信号(DL RS:Downlink Reference Signal)を受信して下りリンクチャネル状態を確認する。
初期セル探索を終えた端末は、S12段階で、物理下りリンク制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)、及び物理下りリンク制御チャネル情報に対応する物理下りリンク共有チャネル(PDSCH:Physical Downlink Control Channel)を受信して、より具体的なシステム情報を取得する。
その後、端末は基地局への接続を完了するために、段階S13~段階S16のようなランダムアクセス過程(Random Access Procedure)を行う。そのために、端末は物理ランダムアクセスチャネル(PRACH:Physical Random Access Channel)でプリアンブル(preamble)を送信し(S13)、物理下りリンク制御チャネル及びそれに対応する物理下りリンク共有チャネルでプリアンブルに対する応答メッセージを受信する(S14)。競合ベースのランダムアクセスでは、端末は、更なる物理ランダムアクセスチャネル信号の送信(S15)、及び物理下りリンク制御チャネル信号及びそれに対応する物理下りリンク共有チャネル信号の受信(S16)のような衝突解決手順(Contention Resolution Procedure)を行う。
なお、任意接続手順が2段階で行われる場合、S13/S15は端末が送信を行う一つの動作により行われ、S14/S16は基地局が送信を行う一つの動作により行われる。
上述したような手順を行った端末は、その後、一般的な上りリンク/下りリンク信号送信手順として、物理下りリンク制御チャネル信号及び/又は物理下りリンク共有チャネル信号の受信(S17)、及び物理上りリンク共有チャネル(PUSCH:Physical Uplink Shared Channel)信号及び/又は物理上りリンク制御チャネル(PUCCH:Physical Uplink Control Channel)信号の送信(S18)を行う。
端末が基地局に送信する制御情報を総称して上りリンク制御情報(UCI:Uplink Control Information)という。UCIは、HARQ-ACK/NACK(Hybrid Automatic Repeat and reQuest Acknowledgement/Negative-ACK)、SR(Scheduling Request)、CQI(Channel Quality Indication)、PMI(Precoding Matrix Indication)、RI(Rank Indication)情報などを含む。
UCIは一般的にPUCCHで周期的に送信されるが、制御情報とトラフィックデータが同時に送信されるべき場合にはPUSCHで送信されてもよい。また、ネットワークの要求/指示によってPUSCHでUCIを非周期的に送信することもできる。
1.2.無線フレーム(Radio Frame)構造
図2はこの開示の様々な実施例が適用可能なNRシステムに基づく無線フレーム構造を示す図である。
NRシステムは多数のニューマロロジー(Numerology)を支援する。ここで、ニューマロロジーは副搬送波間隔(Subcarrier spacing、SCS)とCP(Cyclic Prefix)オーバーヘッドにより定義される。このとき、多数の副搬送波間隔は基本の副搬送波間隔を整数N(又はμ)にスケーリング(Scaling)することにより誘導される。また非常に高い搬送波周波数で非常に低い副搬送波間隔を使用しないと仮定しても、使用されるニューマロロジーはセルの周波数帯域とは独立して選択できる。また、NRシステムでは多数のニューマロロジーによる様々なフレーム構造が支援される。
以下、NRシステムで考慮される直交周波数分割多重化(orthogonal frequency division multiplexing、OFDM)ニューマロロジー及びフレーム構造について説明する。NRシステムで支援される多数のOFDMニューマロロジーは表1のように定義できる。帯域幅パートに対するμ及びCP(Cyclic Prefix)はBSにより提供されるRRCパラメータから得られる。
Figure 2022545382000002
NRは様々な5Gサービスを支援するための多数のニューマロロジー(例、副搬送波間隔(subcarrier spacing))を支援する。例えば、副搬送波間隔が15kHzである場合、伝統的なセルラーバンドでの広い領域(wide area)を支援し、副搬送波間隔が30kHz/60kHzである場合は、密集した都市(dense-urban)、より低い遅延(lower latency)及びより広いキャリア帯域幅(wider carrier bandwidth)を支援し、副搬送波間隔が60kHz又はそれより高い場合は、位相ノイズ(phase noise)を克服するために、24.25GHzよりも大きい帯域幅を支援する。
NR周波数帯域(frequency band)はFR1とFR2という二つのタイプの周波数範囲により定義される。FR1はsub 6GHzの範囲、FR2はabove 6GHzの範囲であり、ミリ波(millimiter wave、mmWave)を意味する。
以下の表2はNR周波数帯域の定義を例示する。
Figure 2022545382000003
NRシステムにおけるフレーム構造に関連して、時間ドメインの様々なフィールドのサイズはNR用基本時間単位(basic time unit)であるT =1/(△fmax*Nf)の倍数で表現される。ここでは、△fmax=480*10Hzであり、高速フーリエ変換(fast Fourier transform、FFT)或いは逆高速フーリエ変換(inverse fast Fourier transform、IFFT)のサイズに関連のある値であるNf =4096である。TcはLTE用基盤時間ユニットであり、サンプリング時間であるTs =1/((15kHz)*2048)と次のような関係を有する:Ts/Tc =64。下りリンク及び上りリンク送信はTf =(△fmax*Nf/100)*Tc =10msの持続時間(duration)の(無線)フレームにより組織される(organize)。ここで、無線フレームはそれぞれTsf =(△fmax*Nf/1000)*Tc =1msの持続時間を有する10個のサブフレームで構成される。上りリンクに対する1セットのフレーム及び下りリンクに対する1セットのフレームが存在する。ニューマロロジーμについて、スロットはサブフレーム内では増加順(increasing order)にnμ s∈{0,…,Nslot,μ subframe-1}のように番号付けされ、無線フレーム内では増加順にnμ s,f ∈{0,…,Nslot,μ frame-1}のように番号付けされる。1スロットはNμ symb個の連続するOFDMシンボルで構成され、Nμ symbはCP(cyclic prefix)に依存する。サブフレームにおいてスロットnμ sの開始は同一のサブフレームにおいてOFDMシンボルnμ s*Nμ symbの開始と時間的に整列される。
表3は一般CPが使用される場合、SCSによるスロットごとのシンボルの数、フレームごとのスロットの数及びサブフレームごとのスロットの数を示し、表4は拡張CSPが使用される場合、SCSによるスロットごとのシンボルの数、フレームごとのスロットの数及びサブフレームごとのスロットの数を示す。
Figure 2022545382000004
Figure 2022545382000005
上記表において、Nslot symbはスロット内のシンボル数を示し、Nframe,μ slotはフレーム内のスロット数を示し、Nsubframe,μ slotはサブフレーム内のスロット数を示す。
この開示の様々な実施例が適用可能なNRシステムでは、一つの端末に併合される複数のセルの間に異なるOFDM(A)ニューマロロジー(例、SCS、CP長さなど)が設定される。これにより、同じ数のシンボルで構成された時間リソース(例、SF、スロット又はTTI)(便宜上、TU(Time Unit)と統称)の(絶対時間)区間が、併合されたセルの間で異なる。
図2はμ=2である場合(即ち、副搬送波間隔が60kHz)の一例であり、表3を参考すると、1サブフレームは4個のスロットを含む。図2に示す1サブフレーム={1,2,4}個のスロットは一例であり、1サブフレームに含まれるスロットの数は表6又は表7のように定義できる。
またミニスロットは2、4又は7個のシンボルを含むか、それより多い或いは少ないシンボルを含むこともできる。
図3はこの開示の様々な実施例が適用可能なNRシステムに基づくスロット構造を示す図である。
図3を参照すると、1スロットは時間ドメインで複数のシンボルを含む。例えば、一般CPの場合、1スロットが7個のシンボルを含むが、拡張CPの場合は、1スロットが6個のシンボルを含む。
搬送波は周波数ドメインで複数の副搬送波を含む。RBは周波数ドメインで複数個(例、12個)の連続する副搬送波により定義される。
BWP(Bandwidth Part)は周波数ドメインで複数の連続する(P)RBにより定義され、一つのニューマロロジー(例、SCS、CP長さなど)に対応する。
搬送波は最大N個(例、5個)のBWPを含む。データ通信は活性化されたBWPにより行われ、一つの端末には一つのBWPのみが活性化される。リソースグリッドにおいて各々の要素はリソース要素(RE)と称され、一つの複素シンボルがマッピングされることができる。
図4はこの開示の様々な実施例が適用可能なスロット内に物理チャネルがマッピングされる一例を示す。
一つのスロット内にDL制御チャネル、DL又はULデータ、UL制御チャネルなどが全て含まれる。例えば、スロット内の最初のN個のシンボルはDL制御チャネルを送信するために使用され(以下、DL制御領域)、スロット内の最後のM個のシンボルはUL制御チャネルを送信するために使用される(以下、UL制御領域)。NとMはそれぞれ0以上の整数である。DL制御領域とUL制御領域の間のリソース領域(以下、データ領域)は、DLデータ送信のために使用されるか、或いはULデータ送信のために使用される。制御領域とデータ領域の間にはDL-to-UL或いはUL-to-DLスイッチングのための時間ギャップが存在する。DL制御領域ではPDCCHが送信され、DLデータ領域ではPDSCHが送信される。スロット内においてDLからULに転換される時点の一部のシンボルが時間ギャップとして使用される。
1.3.チャネル構造
1.3.1.下りリンクチャネル構造
基地局は後述する下りリンクチャネルを介して関連信号を端末に送信し、端末は後述する下りリンクチャネルを介して関連信号を基地局から受信する。
1.3.1.1. 物理下りリンク共有チャンネル(PDSCH)
PDSCHは、下りリンクデータ(例えば、DL-shared channel transport block,DL-SCH TB)を運び、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)、16QAM(Quadrature Amplitude Modulation)、64QAM、256QAMなどの変調方法が適用される。TBを符号化してコードワード(codeword)を生成する。PDSCHは最大2個のコードワードを運ぶことができる。各コードワードごとにスクランブリング(scrambling)及び変調マッピング(modulation mapping)が行われ、各コードワードから生成された変調シンボルは一つ以上のレイヤにマッピングされる(Layer mapping)。各レイヤはDMRS(Demodulation Reference Signal)と共にリソースにマッピングされてOFDMシンボル信号として生成され、該当アンテナポートを介して送信される。
1.3.1.2. 物理下りリンク制御チャンネル(PDCCH)
PDCCHではDCI(Downlink Control Information)、例えば、DLデータスケジューリング情報、ULデータスケジューリング情報などが送信される。PUCCHではUCI(Uplink Control Information)、例えば、DLデータに関するACK/NACK(Positive Acknowledgement/Negative Acknowledgement)情報、CSI(Channel State Information)情報、SR(Scheduling Request)などが送信される。
PDCCHは下りリンク制御情報(DCI)を運び、QPSK変調方法が適用される。一つのPDCCHはAL(Aggregation Level)に応じて1、2、4、8、16個のCCE(Control Channel Element)で構成される。1個のCCEは6個のREG(Resource Element Group)で構成される。1個のREGは1個のOFDMシンボルと1個の(P)RBで定義される。
PDCCHは制御リソースセット(control Resource Set、CORESET)により送信される。CORESETは所定のニューマロロジー(例、SCS、CP長さなど)を有するREGセットにより定義される。一つの端末のための複数のOCRESETは時間/周波数ドメインで重畳することができる。CORESETはシステム情報(例、MIB)又は端末-特定(UE-specific)の上位階層(例、radio Resource control、RRC、layer)シグナリングにより設定される。具体的には、CORESETを構成するRB数及びシンボル数(最大3個)が上位階層シグナリングにより設定される。
1.3.2. 上りリンクチャネル構造
端末は後述する上りリンクチャネルを介して関連信号を基地局に送信し、基地局は後述する上りリンクチャネルを介して関連信号を端末から受信する。
1.3.2.1. 物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)
PUSCHは上りリンクデータ(例、UL-shared Channel transport block、UL-SCH TB)及び/又は上りリンク制御情報(UCI)を運び、CP-OFDM(Cyclic Prefix -Orthogonal Frequency Division Multiplexing)波形又はDFT-s-OFDM(Discrete Fourier Transform-spread-Orthogonal Frequency Division Multiplexing)波形に基づいて送信される。PUSCHがDFT-s-OFDM波形に基づいて送信される場合、端末は変換プリコーディング(transform precoding)を適用してPUSCHを送信する。一例として、変換プリコーディングが不可能な場合(例、transform precoding is disabled)、端末はCP-OFDM波形に基づいてPUSCHを送信し、変換プリコーディングが可能な場合(例、transform precoding is enabled)、端末はCP-OFDM波形又はDFT-s-OFDM波形に基づいてPUSCHを送信する。PUSCH送信はDCI内のULグランドにより動的にスケジュールされるか、上位階層(例、RRC)シグナリング(及び/又はLayer1(L1)シグナリング(例、PDCCH))に基づいて半-静的(semi-static)にスケジュールされる(configured grant)。PUSCH送信はコードワード基盤又は非-コードワード基盤に行われる。
1.3.2.2. 物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)
PUCCHは上りリンク制御情報、HARQ-ACK及び/又はスケジュール要請(SR)を運び、PUCCH送信長さによってShort PUCCHとLong PUCCHに区分される。
PUCCHフォーマット0は最大2ビットサイズのUCIを運び、シーケンスに基づいてマッピングされて送信される。具体的には、端末は複数のシーケンスのうちの一つのシーケンスをPUCCHフォーマット0であるPUCCHを介して送信して特定のUCIを基地局に送信する。端末は肯定(positive)のSRを送信する場合のみに対応するSR設定のためのPUCCHリソース内でPUCCHフォーマット0であるPUCCHを送信する。
PUCCHフォーマット1は最大2ビットサイズのUCIを運び、変調シンボルは時間領域で(周波数ホッピング有無によって異なるように設定される)直交カバーコード(OCC)により拡散される。DMRSは変調シンボルが送信されないシンボルで送信される(即ち、TDM(Time Division Multiplexing)されて送信される)。
PUCCHフォーマット2は2ビットより大きいビットサイズのUCIを運び、変調シンボルはDMRSとFDM(Frequency Division Multiplexing)されて送信される。DM-RSは1/3密度のリソースブロック内のシンボルインデックス#1、#4、#7及び#10に位置する。PN(Pseudo Noise)シーケンスがDM_RSシーケンスのために使用される。2シンボルPUCCHフォーマット2のために周波数ホッピングが活性化されることができる。
PUCCHフォーマット3は同一の物理リソースブロック内において端末多重化が行われず、2ビットより大きいビットサイズのUCIを運ぶ。即ち、PUCCHフォーマット3のPUCCHリソースは直交カバーコードを含まない。変調シンボルはDMRSとTDM(Time Division Multiplexing)されて送信される。
PUCCHフォーマット4は同一の物理リソースブロック内に最大4個の端末まで多重化が支援され、2ビットより大きいビットサイズのUCIを運ぶ。即ち、PUCCHフォーマット3のPUCCHリソースは直交カバーコードを含む。変調シンボルはDMRSとTDM(Time Division Multiplexing)されて送信される。
1.4.QCL(Quasi co-located又はQuasi co-location)
アンテナポートは、アンテナポート上のシンボルが運ばれるチャネルが同じアンテナポート上の他のシンボルが運ばれるチャネルから推論できるように定義される。一つのアンテナポート上のシンボルが運ばれるチャネルの特性(property)が他のアンテナポート上のシンボルが運ばれるチャネルから類推される場合、二つのアンテナポートはQC/QCL(quasi co-located或いはquasi co-location)の関係にあると言う。
ここで、このようなチャネル特性は、遅延拡散(Delay spread)、ドップラー拡散(Doppler spread)、周波数/ドップラーシフト(Frequency/Doppler shift)、平均受信パワー(Average received power)、受信タイミング/平均遅延(Received Timing/average delay)、及びSpatial Rx parameterのうちのいずれかを含む。ここで、Spatial Rx parameterは到来角(angle of arrival)のような空間的な(受信)チャネル特性パラメータを意味する。
端末は、該端末及び所定のサービングセル(serving cell)に対して意図したDCIを有する検出されたPDCCHによりPDSCHを復号するために、上位階層パラメータPDSCH-Config内のM個までのTCI-状態設定(State configuration)のリストにより設定される。MはUE能力(capability)に依存する。
それぞれのTCI-Stateは一つ又は二つのDL参照信号とPDSCHのDM-RSポートの間のquasi co-locationの関係を設定するためのパラメータを含む。
Quasi co-locationの関係は、1番目のDL RSに対する上位階層パラメータqcl-Type1と2番目のDL RSに対するqcl-Type2(設定された場合)により設定される。二つのDL RSの場合、参照(reference)が同一のDL RS又は互いに異なるDL RSであるか否かに関係なく、QCL typeは同一ではない。
UEは、このUE及び所定のセルに対して意図したDCIを有する検出されたPDCCHによりPDSCHを復号するために、最大M個のTCI-状態設定を含むリストを受信する。ここで、MはUE能力(capability)に依存する。
それぞれのTCI-Stateは一つ又は二つのDL RSとPDSCHのDM-RSポートの間にQCL関係を設定するためのパラメータを含む。QCL関係は1番目のDL RSに対するRRCパラメータqcl-Type1と2番目のDL RSに対するqcl-Type2(設定された場合)を有して設定される。
それぞれのDL RSに対応するQCLタイプは、QCL-Info内のパラメータ'qcl-Type'により与えられ、以下の値のうちのいずれかを有する:
-'Qcl-TypeA':{Doppler shift, Doppler spread, average delay, delay spread}
-'Qcl-TypeB':{Doppler shift, Doppler spread}
-'Qcl-TypeC':{Doppler shift, average delay}
-'Qcl-TypeD':{Spatial Rx parameter}
例えば、ターゲットアンテナポートが特定のNZP CSI-RSである場合、該当NZP CSI-RSアンテナポートは、Qcl-Type Aの観点では特定のTRSと、Qcl-Type Dの観点では特定のSSBとQCLされたと指示/設定される。このように指示/設定されたUEは、Qcl-TypeA TRSで測定したドップラー、ディレー値を用いて該当NZP CSI-RSを受信し、Qcl-TypeD SSBの受信に使用された受信ビームを該当NZP CSI-RSの受信に適用することができる。
UEは8個までのTCI stateをDCIフィールド'Transmission Configuration Indication'のcodepointにマッピングするために使用されるMAC CE signalingによる活性化命令(activation command)を受信する。
1.5.上りリンク-下りリンクのタイミング関係
図5はこの開示の様々な実施例が適用可能な上りリンク-下りリンクのタイミング関係の一例を示す図である。
図5を参照すると、端末は上りリンク無線フレーム(Uplink frame)iに相応する下りリンク無線フレーム(Downlink frame)を送信する前、TTA=(NTA+NTA,offset)Tc秒から送信を開始する。但し、例外として、PUSCHでのメッセージAの送信(msgA transmission on PUSCH)に対しては、TTA=0が使用される。T=0.509nsである。
端末にはサービングセルのためのタイミングアドバンスオフセットのNTA,offsetの値がサービングセルのためのn-TimingAdvanceOffsetにより提供される。もし端末にn-TimingAdvanceOffsetが提供されないと、端末はサービングセルのためのタイミングアドバンスオフセットのNTA,offsetの基本値を決定する。
任意接続応答の場合、TAG(timing advance group)のためのタイミングアドバンス命令(timing advance command)(TA)はTA=0,1,2,...,3846のインデックス値としてNTA値を指示し、ここで、2μ *15kHzのSCSを有するTAGのためのタイミング整列の量はNTA=TA*16*64/2μである。NTAは任意接続応答の受信後、端末からの1番目の上りリンク送信のSCSに関連がある。
他の場合、TAGのためのタイミングアドバンス命令(TA)はTA=0,1,2,...,3846のインデックス値として現在のNTA値(NTA_old)の新しいNTA値(NTA_new)への調節を指示し、ここで、2μ*15kHzのSCSのために、NTA_new=NTA_old+(TA-31)*16*64/2μである。
2.測位(positioning)
測位(Positioning)は無線信号を測定してUEの地理的位置及び/又は速度を決定することを意味する。位置情報はUEに関連するクライド(例えば、アプリケーション)により要請されてクライアントに報告される。また、位置情報はコアネットワーク(Core Network)内に含まれるか、又はコアネットワークに接続したクライアントにより要請される。位置情報はセル基盤又は地理的座標のような標準形式(standard format)で報告され、このとき、UEの位置及び速度に対する推定エラー値及び/又は測位(Positioning)に使用された測位方法を共に報告することができる。
2.1.Positioning Protocol configuration
図6はこの開示の様々な実施例が適用可能な端末の位置を測定するための測位プロトコル設定(positioning protocol configuration)の一例を示す図である。
図6を参照すると、LPPは一つ以上の基準ソース(reference source)から得られた測位-関連測定(position-related measurements)を使用して対象装置(UE及び/又はSET)を測位するように、位置サーバ(E-SMLC及び/又はSLP及び/又はLMF)と対象装置の間のpoint-to-pointとして使用される。LPPによりターゲット装置及び位置サーバは信号A及び/又は信号Bに基づく測定及び/又は位置情報を交換することができる。
NRPPaは基準ソース(ACCESS NODE及び/又はBS及び/又はTP及び/又はNG-RANノード)と位置サーバの間の情報交換に使用される。
NRPPaプロトコルが提供する機能(function)は以下の事項を含む:
-E-CID Location Information Transfer。この機能により、E-CID測位のために基準ソースとLMFの間で位置情報が交換される。
-OTDOA Information Transfer。この機能により、OTDOA測位のために基準ソースとLMFの間で情報が交換される。
-Reporting of General Error Situations。この機能により、機能ごとのエラーメッセージが定義されていない一般的なエラー状況が報告される。
2.2.LTEシステムでのPRS
このような測位のために、PRS(positioning reference signal)が使用される。PRSはUEの位置推定のために使用される参照信号である。
例えば、LTEシステムでは、PRSはPRS送信のために設定された下りリンクサブフレーム(以下、‘位置決めサブフレーム(Positioning Subframe)’)のみで送信される。また、もしMBSFN(Multimedia broadcast single frequency network)サブフレームとnon-MBSFNサブフレームがいずれも位置決めサブフレームとして設定されると、MBSFNサブフレームのOFDMシンボルは、サブフレーム#0と同一のCP(Cyclic Prefix)を有する必要がある。もし、セル内において、位置決めサブフレームがMBSFMサブフレームのみで設定された場合は、MBSFNサブフレーム内でPRSのために設定されたOFDMシンボルは拡張CPを有することができる。
かかるPRSのシーケンスは以下の数1により定義できる。
Figure 2022545382000006
ここで、nsは無線フレーム内でのスロット数を意味し、lはスロット内でのOFDM
シンボル数を意味する。
Figure 2022545382000007
は下りリンク帯域幅設定のうちの最大値であって、
Figure 2022545382000008
の定数倍で表現される。
Figure 2022545382000009
は周波数ドメインにおいてRB(Resource Block)のサイズであり、例えば、12個の副搬送波からなる。
c(i)はPseudo-Randomシーケンスであり、以下の数2により初期化できる。
Figure 2022545382000010
上位階層において、特に設定しない限り、
Figure 2022545382000011
と同一であり、NCPは一般CP(Cyclic Prefix)では1、拡張CPでは0である。
図7はこの開示の様々な実施例が適用可能なLTEシステムにおいてPRSマッピングの一例を示す図である。
図7を参照すると、PRSはアンテナポート6を介して送信される。図9(a)は一般CPにおいてPRSがマッピングされる一例を示し、図9(b)は拡張CPにおいてPRSがマッピングされる一例を示す。
なお、LTEシステムにおいて、PRSは位置推定のためにグルーピングされた連続するサブフレームで送信されるが、このとき、位置推定のためにグルーピングされたサブフレームを位置決め機会(Positioning Occasion)という。かかる位置決め機会は1、2、4又は6サブフレームからなる。またかかる位置決め機会は160、320、640又は1280サブフレーム周期で周期的に発生する。PRS送信の開始サブフレームを指示するためのセル特定のサブフレームオフセット値が定義され、オフセット値とPRS送信のための位置決め機会の周期は以下の表5に示すように、PRS設定インデックス(Configuration Index)により誘導される。
Figure 2022545382000012
一方、各々の位置決め機会に含まれたPRSは一定の電力で送信される。このとき、特定の位置決め機会ではゼロパワーでPRSが送信されるが、これをPRSミューティング(muting)という。例えば、サービングセルで送信されるPRSをミューティングすることにより、端末が隣接セルのPRSを容易に検出することができる。
セルに対するPRSミューティング設定は2、4、8又は16個の位置決め機会からなる周期的ミューティングシーケンスにより定義される。即ち、周期的ミューティングシーケンスはPRSミューティング設定に対応する位置決め機会によって2、4、8又は16ビットで構成され、各々のビットは‘0’又は‘1’の値を有する。例えば、ビット値が‘0’である位置決め機会でPRSミューティングが行われる。
なお、位置決めサブフレームは低干渉サブフレーム(low interference subframe)に設計されて、位置決めサブフレームではデータが送信されない。従って、PRSは他のセルのPRSにより干渉されることはできるが、データ送信によっては干渉されない。
2.3.NRシステムでのUE位置決めアーキテクチャ(UE Positioning Architecture)
図8はこの開示の様々な実施例が適用可能な端末の位置を測定するためのシステムのアーキテクチャの一例を示す図である。
図8を参照すると、AMF(Core Access and Mobility Management Function)は、特定のターゲットUEに関連する位置サービスに対する要請をGMLC(Gateway Mobile Location Center)のような他のエンティティ(entity)から受信するか、又はAMF自体で特定のターゲットUEの代わりに位置サービスを開始すると決定することができる。この場合、AMFはLMF(Location Management Function)に位置サービス要請を送信する。位置サービス要請を受信したLMFは位置サービス要請を処理してUEの推定された位置などを含む処理結果をAMFに戻す。一方、位置サービス要請がAMF以外にGMLCのような他のエンティティから受信された場合は、AMFはLMFから受信した処理結果を他のエンティティに伝達する。
ng-eNB(new generation evolved-NB)及びgNBは位置追跡のための測定結果を提供できるNG-RANのネットワーク要素であり、ターゲットUEに対する無線信号を測定して、その結果値をLMFに伝達する。またng-eNBは遠隔無線ヘッド(remote radio heads)のようないくつかのTP(Transmission Point)又はE-UTRAのためのPRS基盤のビーコンシステム(Beacon System)を支援するPRS専用のTPを制御することができる。
LMFはE-SMLC(Enhanced Serving Mobile Location Centre)に連結され、E-SMLCはLMFがE-UTRANに接続可能にする。例えば、E-SMLCはLMFがeNB及び/又はE-UTRAN内のPRS専用TPから送信された信号によりターゲットUEが得た下りリンク測定を用いてE-UTRANの測位方法の一つであるOTDOA(Observed Time Difference Of Arrival)を支援するようにする。
なお、LMFはSLP(SUPL Location Platform)に連結される。LMFはターゲットUEに対する互いに異なる位置決めサービスを支援して管理する。LMFはUEの位置測定を得るために、ターゲットUEのためのサービングng-eNB又はサービングgNBと相互作用する。ターゲットUEの測位のために、LMFはLCS(Location Service)クライアント類型、求められるQoS(Quality of Service)、UE測位能力(UE positioning capabilities)、gNB測位能力及びng-eNB測位能力などに基づいて測位方法を決定し、かかる測位方法をサービングgNB及び/又はサービングng-eNBに適用する。またLMFはターゲットUEに対する位置推定値と位置推定及び速度の正確度のような追加情報を決定する。SLPはユーザ平面(user plane)により測位を担当するSUPL(Secure User Plane Location)エンティティである。
UEはNG-RAN及びE-UTRANで送信する下りリンク参照信号(Downlink Reference Signal)を活用してUEの位置を測定する。このとき、NG-RAN及びE-UTRANからUEに送信される下りリンク参照信号には、SS/PBCHブロック、CSI-RS及び/又はPRSなどが含まれ、どの下りリンク参照信号を使用してUEの位置を測定するかは、LMF/E-SMLC/ng-eNB/E-UTRANなどの設定に従う。また互いに異なるGNSS(Global Navigation Satellite System)、TBS(Terrestrial Beacon System)、WLAN接続ポイント、ブルートゥース(登録商標)ビーコン及びUEに内装されたセンサ(例えば、気圧センサ)などを活用するRAT-independent方式でUEの位置を測定することもできる。UEはLCSアプリケーションを含むこともでき、UEが接続されたネットワークとの通信又はUEに含まれた他のアプリケーションによりLCSアプリケーションに接続することができる。LCSアプリケーションはUEの位置を決定するために必要な測定及び計算能力を含む。例えば、UEはGPS(Global Positioning System)のような独立した測位機能を含むことができ、NG-RAN送信とは独立してUEの位置を報告することができる。かかる独立的に得た測位情報はネットワークから得た測位情報の補助情報としても活用される。
2.4.UEの位置測定のための動作
図9はこの開示の様々な実施例が適用可能な端末の位置を測定する手順の一例を示す図である。
UEがCM-IDLE(Connection Management-IDLE)状態にあるとき、AMFが位置サービス要請を受信すると、AMFはUEとのシグナリング連結を設定し、特定のサービングgNB又はng-eNBを割り当てるために、ネットワークトリガーサービスを要請する。かかる動作過程は図9では省略されている。即ち、図9ではUEが連結モード(connected mode)であると仮定する。しかし、シグナリング及びデータ非活性などの理由で、NG-RANによりシグナリング連結が測位過程の進行中に解除されることもできる。
図9を参照して具体的にUEの位置測定のためのネットワーク動作過程について説明すると、段階1aにおいて、GMLCのような5GCエンティティはサービングAMFにターゲットUEの位置を測定するための位置サービスを要請する。但し、GMLCが位置サービスを要請しなくても、段階1bによってサービングAMFがターゲットUEの位置を測定するための位置サービスが必要であると決定することもできる。例えば、緊急呼び出し(emergency call)のためのUE位置を測定するために、サービングAMFが直接位置サービスを行うことを決定することもできる。
その後、AMFは段階2によってLMFに位置サービス要請を送信し、段階3aによってLMFは位置測定データ又は位置測定補助データを得るための位置手順(location procedures)をサービングng-eNB、サービングgNBと共に開始する。例えば、LMFがNG-RANに一つ以上のUEと関連する位置関連情報を要請し、必要な位置情報の類型及び関連QoSを指示することができる。そうすると、NG-RANは要請に応答して、LMFに位置関連情報を送信する。このとき、上記要請による位置決め方法がE-CIDである場合、NG-RANは更なる位置関連情報をLMFに一つ以上のNRPPaメッセージにより送信することができる。ここで、‘位置関連情報’とは、実際の位置推定情報及び無線測定又は位置測定などのように位置計算に使用される全ての値を意味する。また段階3aで使用されるプロトコル(Protocol)はNRPPaプロトコルであり、それについては後述する。
さらに、段階3bによってLMFはUEと共に下りリンク測位のための位置手順(location procedures)を開始する。例えば、LMFはUEに位置補助データを送信するか、位置推定値又は位置測定値を得ることができる。例えば、段階3bにおいて性能情報交換(Capability Transfer)過程を行うことができる。具体的には、LMFはUEに性能(Capability)情報を要請し、UEはLMFに性能情報を送信することができる。このとき、性能情報とは、LFM又はUEが支援できる位置測定方法に関する情報、A-GNSSのための補助データ(Assistance data)の様々なタイプのように特定の位置測定方法に対する様々な側面(aspects)に関する情報、及び多重LPPトランザクションをハンドリングできる能力のようにいずれか一つの位置測定方法に限られない共通特徴に関する情報などを含む。なお、場合によっては、LMFがUEに性能情報を要請しなくても、UEがLMFに性能情報を提供することができる。
さらに他の例として、段階3bにおいて、位置補助データ交換(Assistance data transfer)過程を行うことができる。より具体的には、UEはLMFに位置補助データを要請し、必要とする特定の位置補助データをLMFに指示することができる。そうすると、LMFはそれに対応する位置補助データをUEに伝達し、さらに一つ以上の追加LPPメッセージにより追加補助データ(Additional assistance data)をUEに送信することができる。なお、LMFからUEに送信される位置補助データはユニキャスト(unicast)方式で送信され、場合によっては、UEがLMFに補助データを要請する過程無しに、LMFがUEに位置補助データ及び/又は追加補助データを送信することができる。
さらに他の例として、段階3bにおいて、位置情報交換(location Information Transfer)過程を行うことができる。より具体的には、LMFがUEに該当UEに関連する位置関連情報を要請し、必要な位置情報の類型及び関連QoSを指示することができる。そうすると、UEは要請に応答して、LMFに位置関連情報を送信する。このとき、さらにUEは追加位置関連情報をLMFに一つ以上のLPPメッセージにより送信することができる。ここで、‘位置関連情報’とは、実際の位置推定情報及び無線測定又は位置測定などのように位置計算に使用される全ての値を意味し、代表的には複数のNG-RAN及び/又はE-UTRANからUEに送信される下りリンク参照信号(Downlink Reference Signal)に基づいてUEが測定するRSTD(Reference Signal Time Difference)値がある。これと同様に、UEはLMFから要請がなくても、位置関連情報をLMFに送信することができる。
一方、上記段階3bで行われる過程は単独で行うこともできるが、連続して行われることもできる。一般的には、性能情報交換過程、位置補助データ交換過程、位置情報交換過程の順に段階3bが行われるが、これに限られない。言い換えれば、段階3bは位置測定の柔軟性を向上させるために、特定の順序にかかわらない。例えば、UEはLMFが既に要請した位置測定要請を行うために、いつでも位置補助データを要請することができる。また、LMFもUEが伝達した位置情報が要求するQoSを満たさない場合、いつでも位置測定値又は位置推定値などの位置情報を要請することができる。これと同様に、UEが位置推定のための測定を行わない場合には、いつでもLMFに性能情報を送信することができる。
段階3bにおいて、LMFとUEの間で交換する情報又は要請にエラーが発生した場合は、Errorメッセージが送受信され、位置測定を中断するための中断(Abort)メッセージが送受信されることもできる。
段階3bで使用されるプロトコルはLPPプロトコルであることができ、それについては後述する。
また、段階3bは段階3aが行われた後、さらに行われることもできるが、段階3aの代わりに行われることもできる。
段階4において、LMFはAMFに位置サービス応答を提供する。また位置サービス応答にはUEの位置推定が成功したか否かに関する情報及びUEの位置推定値が含まれる。その後、段階1aにより図9の手順が開始されると、AMFはGMLCのような5GCエンティティに位置サービス応答を伝達することができ、段階1bにより図21の手順が開始されると、AMFは緊急呼び出しなどに関連する位置サービス提供のために、位置サービス応答を用いることができる。
2.5.位置測定のためのプロトコル
2.5.1.LTE Positioning Protocol(LPP)
図10はこの開示の様々な実施例が適用可能なLPP(LTE positioning protocol)メッセージ送信を支援するためのプロトコルレイヤの一例を示す図である。LPP PDUはMAFとUEの間のNAS PDUにより送信される。
図10を参照すると、LPPはターゲット装置(例えば、制御平面でのUE又はユーザ平面でのSET(SUPL Enabled Terminal))と位置サーバ(例えば、制御平面でのLMF又はユーザ平面でのSLP)の間を連結することができる。LPPメッセージはNG-CインターフェースによるNGAP、LTE-Uu及びNR-UuインターフェースによるNAS/RRCなどの適切なプロトコルを使用して、中間ネットワークインターフェースによって透明な(Transparent)PDUの形態で伝達される。LPPプロトコルは様々な測位方法を使用してNR及びLTEのための測位を可能にする。
例えば、LPPプロトコルによりターゲット装置及び位置サーバは相互間の性能情報交換、測位のための補助データ交換及び/又は位置情報の交換を行うことができる。またLPPメッセージによりエラー情報交換及び/又はLPP手順の中断指示などを行うこともできる。
2.5.2.NR Positioning Protocol A(NRPPa)
図11はこの開示の様々な実施例が適用可能なNRPPa(NR positioning protocol a) PDU(protocol data unit)送信を支援するためのプロトコルレイヤの一例を示す図である。
NRPPaはNG-RANノードとLMFの間の情報交換に使用される。具体的には、NRPPaはng-eNBからLMFに送信される測定のためのE-CID、OTDOA測位方法を支援するためのデータ、NR Cell ID測位方法のためのCell-ID及びCell位置IDなどを交換することができる。AMFは連関するNRPPaトランザクション(transaction)に関する情報がなくても、NG-Cインターフェースにより連関するLMFのルーティングIDに基づいてNRPPa PDUをルーティングすることができる。
位置及びデータ収集のためのNRPPaプロトコルの手順は、二つの類型に区分できる。第1の類型は、特定のUEに関する情報(例えば、位置測定情報など)を伝達するためのUE関連手順(UE associated procedure)であり、第2の類型は、NG-RANノード及び関連するTPに適用可能な情報(例えば、gNB/ng-eNG/TPタイミング情報など)を伝達するための非UE関連手順(non UE associated procedure)である。この二つの類型の手順は、個々に支援されるか、又は同時に支援される。
2.6.測位方法(positioning Measurement Method)
NG-RANで支援する測位方法には、GNSS、OTDOA、E-CID(enhanced cell ID)、気圧センサ測位、WLAN測位、ブルートゥース測位及びTBS(terrestrial beacon system)、UTDOA(Uplink Time Difference of Arrival)などがある。これらの測位方法のうち、いずれか一つの測位方法を用いてUEの位置を測定できるが、二つ以上の測位方法を用いてUEの位置を測定することもできる。
2.6.1.OTDOA(Observed Time Difference Of Arrival
図12はこの開示の様々な実施例が適用可能なOTDOA(observed Time difference of arrival)測位(Positioning)方法の一例を示す図である。
OTDOA測位方法ではUEがeNB、ng-eNB及びPRS専用のTPを含む多数のTPから受信された下りリンク信号の測定タイミングを用いる。UEは位置サーバから受信した位置補助データを用いて、受信された下りリンク信号のタイミングを測定する。この測定結果及び隣のTPの地理的座標に基づいて、UEの位置を決定することができる。
gNBに連結されたUEはTPからOTDOA測定のための測定ギャップ(gap)を要請することができる。もしUEがOTDOA補助データ内の少なくとも一つのTPのためのSFNを認知できないと、UEはRSTD(Reference Signal Time Difference)の測定を行うための測定ギャップを要請する前に、OTDOA参照セル(reference cell)のSFNを得るために自律的なギャップ(autonomous gap)を使用することができる。
ここで、RSTDは参照セルと測定セルから各々受信した二つのサブフレームの境界の間における最小の相対的時間差に基づいて定義される。即ち、測定セルから受信されたサブフレームの開始時間に最も近い参照セルのサブフレームの開始時間の間の相対的な時間差に基づいて計算できる。一方、参照セルはUEにより選択される。
正確なOTDOA測定のためには、地理的に分散された3つ以上のTP又は基地局から受信された信号のTOA(time of arrival)を測定する必要がある。例えば、TP1、TP2及びTP3の各々に対するTOAを測定し、3つのTOAに基づいてTP1-TP2に対するRSTD、TP2-TP3に対するRSTD及びTP3-TP1に対するRSTDを計算して、それらに基づいて幾何学的双曲線を決定し、この双曲線が交差するところをUEの位置として推定することができる。このとき、各々のTOA測定に対する正確度及び/又は不確実性をあり得るので、推定されたUEの位置は測定不確実性による特定の範囲として知らせることもできる。
例えば、二つのTPに対するRSTDは以下の数3に基づいて算出できる。
Figure 2022545382000013
ここで、cは光の速度であり、{xt、yt}はターゲットUEの(知られていない)座標であり、{xi、yi}は(知られた)TPの座標であり、{x、y}は参照TP(又は他のTP)の座標である。ここで、(Ti-T)は二つのTPの間の送信時間オフセットであって、“Real Time Differences”(RTDs)と称され、ni、nはUE TOA測定エラーに関する値を示す。
2.6.2.E-CID(Enhanced Cell ID)
セルID(CID)の測位方法において、UEの位置はUEのサービングng-eNB、サービングgNB及び/又はサービングセルの地理的情報により測定できる。例えば、サービングng-eNB、サービングgNB及び/又はサービングセルの地理的情報は、ページング(paging)、登録(registration)などにより得られる。
一方、E-CID測位方法では、CID測位方法に加えてUE位置推定値を向上させるための更なるUE測定及び/又はNG-RAN無線リソースなどを用いることができる。E-CID測位方法において、RRCプロトコルの測定制御システムと同一の測定方法の一部を使用できるが、一般的にUEの位置測定のみのために更に測定を行うことはない。言い換えれば、UEの位置を測定するために別の測定設定(measurement configuration)又は測定制御メッセージ(measurement control message)は提供されず、UEも位置測定のみのための更なる測定動作が要請されるとは期待せず、UEが一般的に測定可能な測定方法により得た測定値を報告する。
例えば、サービングgNBはUEから提供されるE-UTRA測定値を使用してE-CID測位方法を具現する。
E-CID測位のために使用できる測定要素は、例えば、以下の通りである。
-UE測定:E-UTRA RSRP(Reference Signal Received Power)、E-UTRA RSRQ(Reference Signal Received Quality)、UE E-UTRA受信-送信時間差(Rx-Tx Time difference)、GERAN/WLAN RSSI(Reference Signal Strength Indication)、UTRAN CPICH(Common Pilot Channel) RSCP (Received Signal Code Power)、UTRAN CPICH Ec/Io
-E-UTRAN測定:ng-eNB受信-送信時間差(Rx-Tx Time difference)、タイミングアドバンス(Timing Advance;TADV)、Angle of Arrival(AoA)
ここで、TADVは以下のようにType1とType2に区分される。
ADV Type1=(ng-eNB受信-送信時間差)+(UE E-UTRA受信-送信時間差)
ADV Type2=ng-eNB受信-送信時間差
一方、AoAはUEの方向を測定するために使用される。AoAは基地局/TPから反時計方向にUEの位置に対する推定角度により定義される。このとき、地理的基準方向は北側である。基地局/TPはAoA測定のためにSRS(Sounding Reference Signal)及び/又はDMRS(Demodulation Reference Signal)のような上りリンク信号を用いる。またアンテナアレイの配列が大きいほど、AoAの測定正確度が高くなり、同じ間隔でアンテナアレイが配列された場合は、隣接するアンテナ素子で受信された信号は一定の位相変化(Phase-Rotate)を有する。
2.6.3.UTDOA(Uplink Time Difference of Arrival)
UTDOAはSRSの到達時間を推定してUEの位置を決定する方法である。推定されたSRS到達時間を算出するとき、サービングセルを参照セルとして使用して、他のセル(或いは基地局/TP)との到達時間差によりUEの位置を推定することができる。UTDOAを具現するために、E-SMLCはターゲットUEにSRS送信を指示するために、ターゲットUEのサービングセルを指示する。またE-SMLCはSRSが周期的であるか否か、帯域幅及び周波数/グループ/シーケンスホッピングのような設定を提供することができる。
2.6.4.Multi RTT(Multi-cell RTT)
ネットワーク内のTPの間の好ましい同期化(例えば、nano-second level)を求めるOTDOAなどとは異なり、RTTはOTDOAなどと同様にTOA測定に基づくが、大まかな(coarse)TRP(例えば、基地局)タイミング同期化(timing synchronization)のみを必要とする。
図13はこの開示の様々な実施例が適用可能なMulti RTT(round trip Time)測位方法の一例を示す図である。
図13(a)を参照すると、始発装置(initiating device)と反応装置(responding device)によりTOA測定が行われ、反応装置がRTT測定(計算)のために始発装置にTOA測定を提供するRTT過程が例示されている。例えば、始発装置はTRP及び/又は端末であり、反応装置は端末及び/又はTRPである。
例示的な実施例による動作1301において、始発装置はRTT測定要請を送信し、反応装置はそれを受信する。
例示的な実施例による動作1303において、始発装置はRTT測定信号をtで送信し、反応装置はTOA測定tを得る。
例示的な実施例による動作1305において、反応装置はRTT測定信号をtで送信し、始発装置はTOA測定tを得る。
例示的な実施例による動作1307において、反応装置は[t-t]に関する情報を送信し、始発装置は該当情報を受信して、以下の数4に基づいてRTTを計算する。該当情報は、別の信号に基づいて送受信されるか、又は1305のRTT測定信号に含まれて送受信される。
Figure 2022545382000014
図13(b)を参照すると、該当RTTは二つのデバイスの間の二重範囲測定に対応する。該当情報から測位推定(positioning estimation)が行われ、multilateration技法が使用される。測定されたRTTに基づいてd、d、dが決定され、それぞれBS、BS、BS(又はTRP)を中心とし、それぞれのd、d、dを半径とする円周の交差点によりターゲット装置の位置(target device location)が決定される。
3.この開示の様々な実施例
以下、上記のような技術的思想に基づいてこの開示の様々な実施例についてより詳しく説明する。以下に説明するこの開示の様々な実施例においては、上述した1.及び2.の内容が適用される。例えば、以下に説明するこの開示の様々な実施例に定義されていない動作、機能、用語などは、1.及び2.の内容に基づいて行われ、説明できる。
この開示の様々な実施例に関する説明で使用される記号/略語/用語は以下の通りである。
-A/B/C:A及び/又はB及び/又はC
-CSI-RS:channel state information reference signal
-comb:コムは信号を周波数領域において一定間隙でマッピングする方式を意味する。例えば、コム2(comb-2又は2-comb)は二つの副搬送波間隔で離隔したREごとに同じ特定のRSをマッピングすることを意味する。例えば、コム4(comb-4又は4-comb)は4つの副搬送波間隙で離隔したREごとに同じ特定のRSをマッピングすることを意味する。
-周波数REオフセット(frequency RE offset)及びコム-オフセット(comb-offset):この開示の様々な実施例に関する説明において、PRSリソースの周波数REパターンとは、PRSリソースが占める特定の単一OFDMシンボルでどのように周波数副搬送波RE(周波数RE、副搬送波)が使用されるかに関する。例えば、隣接した周波数副搬送波RE(周波数RE、副搬送波)が複数個使用されるか、或いは不規則的に複数の副搬送波RE(周波数RE、副搬送波)が使用される。このとき、例えば、一定の個数の周波数副搬送波RE(周波数RE、副搬送波)ごとに一つの周波数副搬送波RE(周波数RE、副搬送波)が使用される周波数REパターンがコム形態の周波数REパターンであり、コムパターンとも呼ばれる。例えば、PRSリソースの特定のシンボルに対する周波数REオフセットは、特定の副搬送波インデックスを基準として何番目の周波数副搬送波RE(周波数RE、副搬送波)が使用されるかを意味する。例えば、コム-オフセットは周波数REパターンがコムパターンであるとき、コムパターンの周波数REオフセットを意味する。この開示の様々な実施例に関する説明において、PRSの周波数REパターンとしてコムパターンが考慮される場合、コム-オフセットは周波数REオフセットと同じ意味で使用される。
-LMF:location management function
-mod:モジュロ演算(modulo arithmetic、modulo operation)。例えば、モジュロ演算は被除数(dividend)qを除数(divisor)dで除算した後の余り(remainder)rを求める演算である(r=q mod (d))。
-OFDM:orthogonal frequency division multiplexing
-PCID:physical cell ID(identifier)
-PRB:physical Resource block
-PRS:positioning reference signal
-QCL:quasi-colocation
-RB:Resource block
-RE:Resource element
-RS:reference signal
-SRS:sounding reference signal
-SS:synchronization signal
-SSB:synchronization signal block
-SS/PBCH:synchronization signal/physical broadcast channel
-TRP:transmission reception point(TP:transmission point)
この開示の様々な実施例に関する説明において、基地局はRRH(remote radio head)、eNB、gNB、TP、RP(reception point)、中継器(relay)などを含む包括的な用語として理解できる。
この開示の様々な実施例に関する説明において、A超過/以上というのは、A以上/超過と置き換えてもよい。
この開示の様々な実施例に関する説明において、B未満/以下というのは、B以下/未満と置き換えてもよい。
この開示の様々な実施例は、端末測位のために使用されるRS(例えば、PRS)リソースのシンボルごとの周波数REオフセット値を効果的に設定/測定する方法及びそれを支援する装置に関連する。
以下、この開示の様々な実施例に関する説明においてRSはPRSを主として説明するが、例えば、CSI-RS、SSBなどを含む様々なRSであってもよい。
この開示の様々な実施例に関する説明において、RS(例えば、PRS)リソース集合は一つ以上のRSリソースを含む。例えば、RSリソース集合の身元(identity)はRSリソース集合に与えられたID(identifier)/インデックスなどにより定義される。例えば、特定のRSリソース集合は特定のセル/TP/基地局に連動して設定される。
例えば、RSリソース集合1={0,1,2,3}、RSリソース集合2={0,1,2,3}(この例示においては、集合の元素はRSリソース(identifier, ID)を意味する)を仮定すると、各集合内のRSリソース(ID)は同じ値を有するので、RSリソース(ID)に関する情報のみではRSリソースを区別できない。よって、RSリソース集合(ID)に関する情報が共に提供されることができる。他の例として、RSリソース集合(ID)、RSリソース(ID)のうちのいずれかからRSリソースが区別される場合であれば、該当RSリソース集合(ID)に関する情報及びRSリソース(ID)に関する情報のうちのいずれかが提供されることもできる。
この開示の様々な実施例はPRS周波数 REオフセット設定(PRS frequency RE offset configuration)に関連する。
例えば、DL PRSリソースは以下のパラメータのうちのいずれかにより定義される:
-DL PRSリソースID(identifier)
-シーケンスID
-コムサイズ―N(Nは自然数)
-周波数ドメインにおいて、REオフセット、例えば、一つの値(single value)及び/又は多数の値(multiple values)がオフセットとして使用される。
-DL PRSリソースの開始スロット及び/又はシンボル、例えば、一定の基準に対する時間オフセットに指示されるか否かが決定される。
-DL PRSリソースごとのシンボルの数(DL PRSリソースの区間)
-QCL情報(他のDL RSとのQCL、例えば、他のDL RSはSSB、CSI-RS又は他のPRSであり、様々なQCLタイプが使用される)
-TXポートの数
-DL PRSとSSBの間の電力オフセット
-送信帯域幅とポイントAに対する開始PRB
-ニューマロロジー(numerology)
例えば、上述したパラメータのうちのいずれかはリソース集合構成(Resource set configuration)に含まれ、リソース集合内の全てのリソースに適用されるか否かが決定される。
例えば、DL PRSリソースのためのシンボルの数は{1,2,3,4,6,8,12}の集合から設定される。
例えば、DL PRSリソースコム-N値は{1,2,4,6,8,12}の集合から設定される。
例えば、パラメータのための集合内の値はシンボルの数とコムサイズの間の従属性(dependence)を考慮して決定される。
例えば、NRシステムにおいて、端末測位のために使用されるPRSのREパターンとして、スタガード(staggered)形態のREパターンが支援されることもできる。
まず、スタガードREパターンを有するPRSリソースについて説明する。例えば、(PRSリソースの)各々のOFDMシンボルはコム-Nタイプの周波数REパターンを有する。即ち、例えば、各々のOFDMシンボルはN個の周波数REごとに1個のREを占有する/占める周波数REパターンを有する。例えば、スタガードREパターンはこのようなコム-N REパターンが複数のシンボルにわたって使用されるが、各シンボルごとにコム-オフセット(例えば、周波数REオフセット)が異なるので、複数のシンボルにわたって設定された一つのPRSリソースを見ると、特定の周波数REのみを占めることではなく、毎シンボルごとに様々な周波数REが使用されて、様々な周波数REが使用される。
例えば、PRSのスタガードREパターンに関連して、N(>1である自然数)のOFDMシンボルを占める単一のPRSリソース(single PRS Resource)のために、各OFDMシンボルの周波数-ドメインREパターンはコム-Nであってもよい。また、例えば、各OFDMシンボルのためのコム-オフセット(例えば、周波数-ドメインREオフセット)は互いに異なってもよく、これによりRB内の全ての及び/又は一部の副搬送波がPRSリソースのPRS REにより占有されることができる。
LTEシステムでは、PRSが設定されるシンボルの数及び位置が固定されている。また、コム-Nパターンがコム-6に固定されており、一つのシンボルに総6個のセル/TP/基地局が直交して(orthogonally)周波数リソースを分けて使用することができる。このために、単純にTP ID又はPCIDを6で割った余りによってPRSが設定される全体シンボルに対する周波数REオフセット(例えば、コムオフセット)が一概に設定/指示されることができる。
一方、NRシステムでは、例えば、一つのセル/TP/基地局に一つ以上のPRSリソースが設定/指示され、各PRSリソースが設定されるシンボルの位置及び個数も様々であるので、LTEシステムで使用した方式をそのまま使うことは難しい。
図14はこの開示の様々な実施例による端末、TRP、位置サーバ及び/又はLMFの動作方法を簡単に示す図である。
図14を参照すると、例示的な実施例による動作1401において、位置サーバ及び/又はLMFは、端末に設定情報(configuration)を送信し、端末はそれを受信する。
なお、例示的な実施例による動作1403において、位置サーバ及び/又はLMFはTRP(transmission and reception point)に基準設定情報を送信し、TRPはこれを受信する。例示的な実施例による動作1405において、TRPは基準設定情報を端末に送信し、端末はそれを受信する。この場合、例示的な実施例による動作1401は省略できる。
逆に、例示的な実施例による動作1403及び1405は省略できる。この場合、例示的な実施例による動作1401は行われる。
即ち、例示的な実施例による動作1401と、例示的な実施例による動作1403及び1405は選択的である。
例示的な実施例による動作1407において、TRPは端末に設定情報に関連する信号を送信し、端末はそれを受信する。例えば、設定情報に関連する信号は端末の測位のための信号である。
例示的な実施例による動作1409において、端末は測位に関連する信号をTRPに送信し、TRPはそれを受信する。例示的な実施例による動作2011において、TRPは測位に関連する信号を位置サーバ及び/又はLMFに送信し、位置サーバ及び/又はLMFはそれを受信する。
なお、例示的な実施例による動作1413において、端末は測位に関連する信号を位置サーバ及び/又はLMFに送信し、位置サーバ及び/又はLMFはそれを受信する。この場合、例示的な実施例による動作1409及び1411は省略できる。
逆に、例示的な実施例による動作1413は省略できる。この場合、例示的な実施例による動作1411及び1413は行われる。
即ち、例示的な実施例による動作1409及び1411と、例示的な実施例による動作1413は選択的である。
例示的な実施例において、測位に関連する信号は設定情報及び/又は設定情報に関連する信号に基づいて得られたものである。
図15はこの開示の様々な実施例による端末、TRP、位置サーバ及び/又はLMFの動作方法を簡単に示す図である。
図15(a)を参照すると、例示的な実施例による動作1501(a)において、端末は設定情報を受信する。
例示的な実施例による動作1503(a)において、端末は設定情報に関連する信号を受信する。
例示的な実施例による動作1505(a)において、端末は測位に関連する情報を送信する。
図15(b)を参照すると、例示的な実施例による動作1501(b)において、TRPは位置サーバ及び/又はLMFから設定情報を受信して、それを端末に送信する。
例示的な実施例による動作1503(b)において、TRPは設定情報に関連する信号を送信する。
例示的な実施例による動作1505(b)において、TRPは測位に関連する情報を受信し、それを位置サーバ及び/又はLMFに送信する。
図15(c)を参照すると、例示的な実施例による動作1501(c)において、位置サーバ及び/又はLMFは設定情報を送信する。
例示的な実施例による動作1505(c)において、位置サーバ及び/又はLMFは測位に関連する情報を受信する。
例えば、上述した設定情報は、以下のこの開示の様々な実施例に関する説明において、reference configuration(information)、基準設定(情報)、参照設定(情報)、位置サーバ及び/又はLMF及び/又はTRPが端末に送信/設定する一つ以上の情報などに関連するものと理解されるか、及び/又は該当reference configuration(information)、基準設定(情報)、参照設定(情報)、位置サーバ及び/又はLMF及び/又はTRPが端末に送信/設定する一つ以上の情報などであると理解される。
例えば、上述した測位に関連する信号は、以下のこの開示の様々な実施例に関する説明において端末が報告する情報のうちのいずれかに関連する信号であると理解されるか、及び/又は該当端末が報告する情報のうちのいずれかを含む信号であると理解される。
図16はこの開示の様々な実施例による端末の動作方法を簡単に示す図である。
図16を参照すると、例示的な実施例による動作1601において、端末には端末測位に関連する端末能力情報の提供が要請される。例えば、端末は基地局/位置サーバ/LMFから要請を受ける。
例示的な実施例による動作1603において、端末は要請された端末能力情報を送信する。例えば、端末は基地局/位置サーバ/LMFに送信する。
例示的な実施例による動作1605において、端末は測位に関連するデータを要請する。例えば、端末は基地局/位置サーバ/LMFから端末測位に必要なデータ(例えば、TS36.355/37.355の補助データ(Assistance data)など)を受信する。
例示的な実施例による動作1607において、端末は測位に関連するデータを受信する。例えば、端末は基地局/位置サーバ/LMFから端末測位に必要なデータ(例えば、TS36.355の補助データなど)を受信する。例えば、データには端末測位に使用されるRS(例えば、PRS)情報が含まれ、端末には一つ又は多数のRSリソースが設定されることができる。このとき、例えば、各RSリソースごとに(一つの)周波数REオフセット値、コムサイズ、PRSリソースが占めるシンボルの数、PRSリソースが占めるOFDMシンボルの開始位置(例えば、1番目のOFDMシンボルインデックス)が設定/指示される。
例示的な実施例による動作1609において、端末はデータに基づいて周波数REパターンを決定/仮定/期待する。例えば、端末は設定された各RSリソースの各OFDMシンボルに対する周波数オフセットを計算/獲得/識別して、各RSリソースが占める全てのOFDMシンボルに対する周波数REパターンを決定するか/設定される。
例示的な実施例による動作1611において、端末はRSを受信する。
図17はこの開示の様々な実施例によるネットワークノードの動作方法を示すフローチャートである。例えば、ネットワークノードは位置サーバ及び/又はLMF及び/又はTP及び/又は同じ作業を行う任意の装置である。
図17を参照すると、例示的な実施例による動作1701において、ネットワークノードは能力情報を要請する。例えば、ネットワークノードは端末測位に関連する端末能力情報の提供を端末に要請することができる。
例示的な実施例による動作1703において、ネットワークノードは能力情報を受信する。例えば、ネットワークノードは端末に要請した端末能力情報について報告を受ける。
例示的な実施例による動作1705において、ネットワークノードは測位に関連するデータの要請を受信する。例えば、ネットワークノードは端末から端末測位に必要なデータ(例えば、TS36.355/37.355の補助データなど)の要請を受ける。但し、例示的な実施例による動作1705は省略してもよく、この場合、ネットワークノード(例えば、LMF/位置サーバなど)は端末の明示的な要請がなくても、端末測位に必要なデータを端末に提供/送信してもよい。例えば、PRSはネットワークノードから端末に補助データが提供/送信された後、送受信される。
例示的な実施例による動作1707において、ネットワークノードはデータを送信する。例えば、ネットワークノード(例えば、LMF/位置サーバなど)は端末測位に必要なデータ(例えば、TS36.355/37.355の補助データなど)を端末に送信する。例えば、データには端末測位に使用されるRS(例えば、PRS)情報が含まれ、一つ又は多数のRSリソースが設定される。このとき、例えば、各RSリソースごとに(一つの)周波数REオフセット値、コムサイズ、PRSリソースが占めるシンボルの数、及びPRSリソースが占めるOFDMシンボルの開始位置(例えば、1番目のOFDMシンボルインデックス)が設定/指示される。
例示的な実施例による動作1711において、ネットワークノードは端末に設定された各RSリソースの各OFDMシンボルに対する周波数オフセットを計算して、各RSリソースが占める全てのOFDMシンボルに対する周波数REパターンの決定を指示/設定/仮定/期待し、及び/又はRS(リソース)を(端末に)送信する。
例えば、以下のこの開示の様々な実施例に関する説明において、基地局、gNB、セルなどはTRP、TPやこれらと同じ役割をする任意の装置などに代替することができる。
例えば、以下のこの開示の様々な実施例に関する説明において、位置サーバはLMFやこれと同じ役割をする任意の装置などに代替することができる。
夫々の例示的な実施例による動作でのより具体的な動作、機能、用語などは、後述するこの開示の様々な実施例に基づいて行われ、説明できる。なお、夫々の例示的な実施例においての動作は例示的なものであり、各実施例の具体的な内容によって上記動作のうちのいずれかは省略してもよい。
以下、この開示の様々な実施例について詳しく説明する。以下に説明するこの開示の様々な実施例は、互いに反しない限り、全部又は一部が結合してこの開示のさらに他の様々な実施例を構成することができ、それらは当該技術分野における通常の知識を有する者に明確に理解されるであろう。
3.1.提案#1
例えば、各PRSリソースに対する周波数REオフセット(及び/又はコム-オフセット)は特定の値で基地局/LMF/位置サーバから端末に設定/指示され、設定/指示される周波数REオフセットはPRSリソースが占めるM個(≧1である自然数)のOFDMシンボルのうち、特定のOFDMシンボルに対する周波数REオフセットである。
例えば、PRSリソースが占めるM個のOFDMシンボルのうち、周波数REオフセットが設定された特定のOFDMシンボル以外の他の(OFDMシンボルに対応する)周波数REオフセットは、以下のパラメータのうちのいずれかに基づいて(例えば、以下のパラメータのうちのいずれかの関数に)設定/指示できる:
-1) PRSリソースに対して設定/指示された周波数REオフセット値
-2) PRSリソースに対するコム-サイズ:N(N:自然数)
-3) PRSリソースが占める総OFDMシンボルの数:M(M:自然数)
-4) スロット内のPRSリソースが占めるOFDMシンボルインデックス、即ち、スロット内のOFDMシンボルのインデックスであって、PRSリソースが含まれたOFDMシンボルのインデックス
-5) PRSが設定された端末が属する領域のTP ID又はPCID
例えば、上記5つのパラメータのうちのいずれかに基づいて(例えば、5つのパラメータのうちのいずれかの関数に)(M個のOFDMシンボルのうち、周波数REオフセットが設定された特定のOFDMシンボル以外の他の(OFDMシンボルに対応する)周波数REオフセットが)設定/指示されることもできる。
以下のこの開示の様々な実施例は、端末が属するTP ID及び/又はセルID情報を排除してPRSリソース周波数オフセット設定の複雑度を下げ、より単純な形態でPRSリソース周波数オフセットが設定/指示されるように提案することができる。
以下、この開示の様々な実施例についてより詳しく説明する。
3.2.提案#2
例えば、M個(≧1である自然数)のOFDMシンボルを占める一つのPRSリソースに対して単一の周波数REオフセット(及び/又は単一のコムオフセット)のみが基地局/位置サーバ/LMFから端末に設定/指示される。
この場合、例えば、周波数REオフセットが設定/指示された特定のOFDMシンボルを除いた他のOFDMシンボルに対する周波数REオフセットは、提案#1で説明した5つのパラメータのうちのいずれかに基づいて(例えば、5つのパラメータのうちのいずれかの関数に)設定/指示される。
特に、例えば、M個のOFDMシンボルを占める単一のPRSリソースの一番目のOFDMシンボルに対する周波数REオフセットが設定/指示される場合、残りのM-1個のOFDMシンボルに対する周波数REオフセットは以下の4つのパラメータのうちのいずれかに基づいて(例えば、4つのパラメータのうちのいずれかの関数に)設定/指示される:
-1) PRSリソースに対して設定/指示された周波数REオフセット値
-2) PRSリソースに対するコム-サイズ:N(N:自然数)
-3) PRSリソースが占める総OFDMシンボルの数:M(M:自然数)
-4) スロット内のPRSリソースが占めるOFDMシンボルインデックス、即ち、スロット内のOFDMシンボルのインデックスであって、PRSリソースが含まれたOFDMシンボルのインデックス
より具体的な例として、PRSリソースの特定のOFDMシンボル
Figure 2022545382000015
の周波数REパターンに対する周波数REオフセットは、以下の4つのパラメータに対する関数として指示/設定されることができる。
-1) PRSリソースに対して設定/指示された周波数REオフセット値
-2) PRSリソースに対するコム-サイズ:N(N:自然数)
-3) PRSリソースが占める総OFDMシンボルの数:M(M:自然数)
-4) PRSリソースの開始OFDMシンボルインデックス、即ち、PRSリソースが含まれたOFDMシンボルのうち、最初のOFDMシンボルのインデックス。
例えば、以下のような数(1-1)又は数(1-2)が考えられる。
Figure 2022545382000016
Figure 2022545382000017
例えば、数(1-1)及び数(1-2)に使用された表記(notation)に関する説明は以下の通りである:
-mod:モジュロ演算(modulo arithmetic、modulo operation)。例えば、モジュロ演算は被除数(dividend)qを除数(divisor)dで割った余り(remainder)rを求める演算である(r=q mod (d))。
Figure 2022545382000018
:PRSリソースが設定されたスロットにおいて占めるOFDMシンボルのうち、最初のOFDMシンボルに対するインデックス、即ち、スロット内のPRSリソースが含まれたOFDMシンボルのうち、1番目のOFDMシンボルのインデックス。例えば、基地局/位置サーバ/LMFから端末に設定/指示される。この値はシンボルインデックスを意味するので、0~13のうちの特定の値を有する(例えば、normal CPの場合)。
Figure 2022545382000019
:PRSリソースが設定されたスロットにおいて占めるOFDMシンボルインデックス、即ち、スロット内のOFDMシンボルのインデックスであって、PRSリソースが含まれたOFDMシンボルのインデックス。この値はシンボルインデックスを意味するので、0~13のうちの特定の値を有する(例えば、normal CPの場合)。
Figure 2022545382000020
--例えば、数(1-1)及び数(1-2)において、
Figure 2022545382000021
は基地局/位置サーバ/LMFから端末に設定/指示される。
-N:コム-サイズ、自然数。
-M:一つのスロット内においてPRSが占める総OFDMシンボルの数、自然数。
Figure 2022545382000022
:floor(a)。floor演算。床関数。実数A以下の最大の整数(Aより大きくない最大の整数)を意味する。
Figure 2022545382000023
:ceiling(a)。ceiling演算。天井関数。実数A以上の最小の整数(Aより小さくない最小の整数)を意味する。
他の例として、基地局/位置サーバ/LMFにより端末に設定/指示される周波数オフセットは、PRSリソースが占めるM個(≧1である自然数)のOFDMシンボルのうち、1番目のシンボルに対するものではなく、最後のOFDMシンボルに対する周波数オフセットであってもよい。
この場合、例えば、数(1-1)又は数(1-2)が変形されて、以下の数(2-1)又は数(2-2)を考慮することができる。
Figure 2022545382000024
Figure 2022545382000025
例えば、数(2-1)及び数(2-2)に使用された表記に関する説明は以下の通りである:
-mod:モジュロ演算(modulo arithmetic、modulo operation)。例えば、モジュロ演算は被除数(dividend)qを除数(divisor)dで割った余り(remainder)rを求める演算である(r=q mod (d))。
Figure 2022545382000026
:PRSリソースが設定されたスロットにおいて占めるOFDMシンボルのうち、最初のOFDMシンボルに対するインデックス、即ち、スロット内のPRSリソースが含まれたOFDMシンボルのうち、1番目のOFDMシンボルのインデックス。例えば、基地局/位置サーバ/LMFから端末に設定/指示される。この値はシンボルインデックスを意味するので、0~13のうちの特定の値を有する(例えば、normal CPの場合)。
Figure 2022545382000027
:PRSリソースが設定されたスロットにおいて占めるOFDMシンボルのうち、最後のOFDMシンボルに対するインデックス、即ち、スロット内のPRSリソースが含まれたOFDMシンボルのうち、最後のOFDMシンボルのインデックス。例えば、基地局/位置サーバ/LMFから端末に設定/指示される。この値はシンボルインデックスを意味するので、0~13のうちの特定の値を有する(例えば、normal CPの場合)。
Figure 2022545382000028
:PRSリソースが設定されたスロットにおいて占めるOFDMシンボルインデックス、即ち、スロット内のOFDMシンボルのインデックスであって、PRSリソースが含まれたOFDMシンボルのインデックス。この値はシンボルインデックスを意味するので、0~13のうちの特定の値を有する(例えば、normal CPの場合)。
Figure 2022545382000029
--例えば、数(2-1)及び数(2-2)において、
Figure 2022545382000030
は基地局/位置サーバ/LMFから端末に設定/指示される。
-N:コム-サイズ、自然数。
-M:一つのスロット内においてPRSが占める総OFDMシンボルの数、自然数。
Figure 2022545382000031
:floor(a)。floor演算。床関数。実数A以下の最大の整数(Aより大きくない最大の整数)を意味する。
Figure 2022545382000032
:ceiling(a)。ceiling演算。天井関数。実数A以上の最小の整数(Aより小さくない最小の整数)を意味する。
この開示の様々な実施例による数(1-1)、(1-2)及び(2-1)、(2-2)は、特に、
Figure 2022545382000033
である場合、PRSリソースのスタガードREパターンを形成するときに効果的に使用される。以下、特に
Figure 2022545382000034
である場合、PRSリソースのスタガードREパターンを形成するための周波数REオフセットを効果的に設定/指示するこの開示の様々な実施例による方法について説明する。
3.2.1.提案#2-1
例えば、PRSリソースが設定される特定のスロット内において占めるM個(≧1である自然数)のOFDMシンボルのうち、一番目のOFDMシンボル(に対する周波数オフセット)が端末に設定/指示される場合、以下の数(3-1)又は(3-2)のように、PRSリソースのOFDMシンボル
Figure 2022545382000035
に対する周波数REオフセットが設定/指示されることができる。
Figure 2022545382000036
Figure 2022545382000037
次に、PRSリソースが設定される特定のスロット内で占めるM個(≧1である自然数)のOFDMシンボルのうち、最後のシンボルに対する周波数REオフセットが設定/指示される場合、以下の数(4-1)又は数(4-2)のように、PRSリソースのOFDMシンボル
Figure 2022545382000038
に対する周波数REオフセットが設定/指示される。
Figure 2022545382000039
Figure 2022545382000040
例えば、数(3-1)、数(3-2)、数(4-1)及び数(4-2)に使用された表記に関する説明は以下の通りである:
-mod:モジュロ演算(modulo arithmetic、modulo operation)。例えば、モジュロ演算は被除数(dividend)qを除数(divisor)dで割った余り(remainder)rを求める演算である(r=q mod (d))。
Figure 2022545382000041
:PRSリソースが設定されたスロットにおいて占めるOFDMシンボルのうち、最初のOFDMシンボルに対するインデックス、即ち、スロット内のPRSリソースが含まれたOFDMシンボルのうち、1番目のOFDMシンボルのインデックス。例えば、基地局/位置サーバ/LMFから端末に設定/指示される。この値はシンボルインデックスを意味するので、0~13のうちの特定の値を有する(例えば、normal CPの場合)。
Figure 2022545382000042
:PRSリソースが設定されたスロットにおいて占めるOFDMシンボルのうち、最後のOFDMシンボルに対するインデックス、即ち、スロット内のPRSリソースが含まれたOFDMシンボルのうち、最後のOFDMシンボルのインデックス。例えば、基地局/位置サーバ/LMFから端末に設定/指示される。この値はシンボルインデックスを意味するので、0~13のうちの特定の値を有する(例えば、normal CPの場合)。
Figure 2022545382000043
:PRSリソースが設定されたスロットにおいて占めるOFDMシンボルインデックス、即ち、スロット内のOFDMシンボルのインデックスであって、PRSリソースが含まれたOFDMシンボルのインデックス。この値はシンボルインデックスを意味するので、0~13のうちの特定の値を有する(例えば、normal CPの場合)。
Figure 2022545382000044
--例えば、
Figure 2022545382000045
は基地局/位置サーバ/LMFから端末に設定/指示される。
-N:コム-サイズ、自然数。
-M:一つのスロット内においてPRSが占める総OFDMシンボルの数、自然数。
Figure 2022545382000046
:floor(a)。floor演算。床関数。実数A以下の最大の整数(Aより大きくない最大の整数)を意味する。
Figure 2022545382000047
:ceiling(a)。ceiling演算。天井関数。実数A以上の最小の整数(Aより小さくない最小の整数)を意味する。
-max(A, B):max function(maximum function)、A値とB値のうちの最大値。
今の説明及びこの開示の様々な実施例に関する説明において、PRSリソースのOFDMシンボル
Figure 2022545382000048
に対する周波数オフセットの数式は適切に変形してもよい。例えば、以下のような変形のうちのいずれかが考えられる:
-例えば、数(1-1)、数(1-2)、数(3-1)及び数(3-2)において、
Figure 2022545382000049
の代わりに、
Figure 2022545382000050
のみを使用して、数式をより単純にすることができる。即ち、例えば、周波数オフセットの数式は、開始OFDMシンボルインデックスが排除され、設定された一つの周波数オフセット(single frequency offset)、PRSリソースが占める全体OFDMシンボルの数M及びコム-サイズであるN値に対する関数に変更することができる。
-同様に、数(2-1)、数(2-2)、数(4-1)及び数(4-2)において、
Figure 2022545382000051
の代わりに、
Figure 2022545382000052
のみを使用して、数式をより単純にすることができる。即ち、例えば、周波数オフセットの数式は、最後のOFDMシンボルインデックスが排除され、設定された一つの周波数オフセット、PRSリソースが占める全体OFDMシンボルの数M及びコム-サイズであるNに対する関数に変更することができる。
-又は、例えば、上記提示した数式において、コム-サイズであるN値に対するモジュロ演算ではない、特定の値に固定してもよい。例えば、予め設定された/定義された特定の値に対するモジュロ演算に変更することができる。
--例えば、PRSリソースが設定されるとき、特定の値(例えば、予め定義される及び/又はシグナリングされた値)をKと仮定し、上記提示した数を( ) mod Kと仮定すると、上記提案した数式を( ) mod Kに変更することも考えられる。即ち、例えば、mod N演算がmod K演算に変更される。
illustrative example
図18はこの開示の様々な実施例によるPRSリソース設定の一例を示す図である。
図18はこの開示の様々な実施例による提案#2-1によるPRSリソース設定の一例を示している。
図18(a)及び図18(b)を参照すると、特定のPRSリソースがコム-6、特定のPRSリソースが占める全体OFDMシンボルの数は4つ、特定のPRSリソースの開始OFDMシンボルインデックスは3である(0から開始、即ち、全体OFDMシンボル14個のインデックスは0~13であるとき)。また、例えば、端末がPRSリソースに対して設定/指示された(1番目のOFDMシンボルに対する、即ち、開始OFDMシンボルに対する)周波数REオフセットは0である。
図18(a)を参照すると、この開示の様々な実施例による数(3-1)に基づいて4シンボルで構成されるPRSリソースの周波数REオフセットが設定されると、PRSリソースの2番目、3番目、4番目のOFDMシンボルに対する周波数REオフセットはそれぞれ1、3、4になる。
他の例として、図18(b)を参照すると、この開示の様々な実施例による数(3-1)に基づいて4シンボルで構成されるPRSリソースの周波数REオフセットが設定されると、PRSリソースの2番目、3番目、4番目のOFDMシンボルに対する周波数REオフセットはそれぞれ2、3、5になる。
上述したこの開示の様々な実施例による提案#201では、PRSリソースの周波数REオフセット設定において、最大値(maximum)の関数が使用されることが特徴である。
例えば、
Figure 2022545382000053
が導入されることにより、PRSリソースのコム-サイズ及びPRSリソースが占めるOFDMシンボルの数に関係なく、PRSリソースが占める全てのOFDMシンボルにおいて各シンボルごとに使用される周波数REが同一ではなく、全部異なるように設定される。
即ち、例えば、数(3-1)、数(3-2)、数(4-1)及び数(4-2)により、設定された一つの周波数REオフセット情報に基づいてスタガードREパターンを有するPRSリソースが適切に設定/指示される。また、特定の単一RB内においてスタガードREパターンは、補間(inter-polation)の観点及び/又は使用される周波数リソースでのチャネル変化の影響を考慮すると、特定の位置に集まっている周波数REを使用することより、均等に(分散した)複数の周波数REを使用した方が好ましい。
図18(c)を参照すると、PRSリソースがコム-6に設定され、2個のOFDMシンボルを占めるように設定される例示が示されている。
例えば、特定のPRSリソースがコム-6であり、特定のPRSリソースが二つのシンボルを占める場合、特定のPRSリソースの一番目のシンボルの周波数REオフセットが0であると、1番目のシンボルにおいて1番目の周波数REと7番目の周波数REが使用される。
従って、例えば、特定のPRSリソースの2番目のシンボルの周波数REオフセットは、特定のPRSリソースの1番目のシンボルで使用される周波数REのうちの四番目の周波数REが使用されることが望ましく、これは周波数REオフセット値が3に該当する場合である。この開示の様々な実施例による提案#2-1の数(3-1)及び(3-2)が使用されると、二つのOFDMシンボルを占めるコム-6PRSリソースについて、図18(c)のように、一番目のOFDMシンボルに対する周波数REオフセットが0であると、二番目のOFDMシンボルに対する周波数REオフセットが3であるスタガードREパターンが形成される。
この開示の様々な実施例による提案#2-1は、提案#2より最大値を選択する演算がもっと必要であるので、より複雑であるが、NとM値の範囲に関係なく、周波数REオフセット値を効果的に設定できるという長所がある。
反面、この開示の様々な実施例による提案#2ではNとM値に対する範囲を適切に制限する必要があるが、複雑度の側面では提案#2-1よりもっと単純化できるので、効果的である。
3.2.2.提案#2-2
さらに、例えば、この開示の様々な実施例による提案#2及び提案#2-1において上述した方法はコム-サイズ2より大きい場合にのみ使用される。
例えば、コム-サイズが2である場合、以下のような数でPRSリソースのOFDMシンボル
Figure 2022545382000054
に対する周波数REオフセットが設定/指示される。
Figure 2022545382000055
-mod:モジュロ演算(modulo arithmetic、modulo operation)。例えば、モジュロ演算は被除数(dividend)qを除数(divisor)dで割った余り(remainder)rを求める演算である(r=q mod (d))。
Figure 2022545382000056
:PRSリソースが設定されたスロットにおいて占めるOFDMシンボルのうち、最初のOFDMシンボルに対するインデックス、即ち、スロット内のPRSリソースが含まれたOFDMシンボルのうち、1番目のOFDMシンボルのインデックス。例えば、基地局/位置サーバ/LMFから端末に設定/指示される。この値はシンボルインデックスを意味するので、0~13のうちの特定の値を有する(例えば、normal CPの場合)。
Figure 2022545382000057
:PRSリソースが設定されたスロットにおいて占めるOFDMシンボルインデックス、即ち、スロット内のOFDMシンボルのインデックスであって、PRSリソースが含まれたOFDMシンボルのインデックス。この値はシンボルインデックスを意味するので、0~13のうちの特定の値を有する(例えば、normal CPの場合)。
Figure 2022545382000058
--例えば、
Figure 2022545382000059
は基地局/位置サーバ/LMFから端末に設定/指示される。
-N:コム-サイズ、N=2
提案#2-2の効果
例えば、この開示の様々な実施例による提案#2及び提案#2-1による方法は、PRSリソースのコム-サイズが2であり、PRSリソースが占めるOFDMの数が4つ(M≧4)以上である場合、PRSリソースの周波数REパターンが適切なスタガードREパターンで構成されないので、性能の劣化が発生する可能性がある。
しかし、例えば、この開示の様々な実施例による提案#2-2によりPRSリソースがコム-サイズが2である場合にも、適切なスタガードREパターンが形成される。
また、例えば、コム-サイズ2より大きい場合は、この開示の様々な実施例による提案#2及び提案#2-1などにより適切なスタガードREパターンが形成される。
3.2.3.提案#2-3
例えば、この開示の様々な実施例による提案#2-2を活用して、PRSリソースのコム-サイズが2であり(N=2)、PRSリソースが占めるシンボルの数が4つ以上であるとき、PRSリソースの周波数REパターンがスタガードREパターンが適切に構成されるようにして、この開示の様々な実施例による提案#2-1を補完できる。
以下、コム-サイズによって別のPRSリソースの周波数REパターンを設定/指示する方法を設定する必要がなく、不要なシグナリングオーバーヘッドを減らす方法について提案する。
例えば、PRSリソースが設定される特定のスロット内において占めるM個(Mは自然数)のOFDMシンボルのうち、一番目のOFDMシンボル(に対する周波数REオフセット)が端末に設定/指示される場合、以下の数(5-1)又は数(5-2)のように、PRSリソースのOFDMシンボル
Figure 2022545382000060
に対する周波数REオフセットが設定/指示される。
Figure 2022545382000061
Figure 2022545382000062
例えば、PRSリソースが設定されるスロット内で占めるM個(Mは自然数)のOFDMシンボルのうち、最後のシンボルに対する周波数REオフセットが設定/指示される場合、以下の数(6-1)又は数(6-2)のように、PRSリソースのOFDMシンボル
Figure 2022545382000063
に対する周波数REオフセットが設定/指示される。
Figure 2022545382000064
Figure 2022545382000065
例えば、数(5-1)、数(5-2)、数(6-1)及び数(6-2)に使用された表記に関する説明は以下の通りである:
-mod:モジュロ演算(modulo arithmetic、modulo operation)。例えば、モジュロ演算は被除数(dividend)qを除数(divisor)dで割った余り(remainder)rを求める演算である(r=q mod (d))。
Figure 2022545382000066
:PRSリソースが設定されたスロットにおいて占めるOFDMシンボルのうち、最初のOFDMシンボルに対するインデックス、即ち、スロット内のPRSリソースが含まれたOFDMシンボルのうち、1番目のOFDMシンボルのインデックス。例えば、基地局/位置サーバ/LMFから端末に設定/指示される。この値はシンボルインデックスを意味するので、0~13のうちの特定の値を有する(例えば、normal CPの場合)。
Figure 2022545382000067
:PRSリソースが設定されたスロットにおいて占めるOFDMシンボルのうち、最後のOFDMシンボルに対するインデックス、即ち、スロット内のPRSリソースが含まれたOFDMシンボルのうち、最後のOFDMシンボルのインデックス。例えば、基地局/位置サーバ/LMFから端末に設定/指示される。この値はシンボルインデックスを意味するので、0~13のうちの特定の値を有する(例えば、normal CPの場合)。
Figure 2022545382000068
:PRSリソースが設定されたスロットにおいて占めるOFDMシンボルインデックス、即ち、スロット内のOFDMシンボルのインデックスであって、PRSリソースが含まれたOFDMシンボルのインデックス。この値はシンボルインデックスを意味するので、0~13のうちの特定の値を有する(例えば、normal CPの場合)。
Figure 2022545382000069
--例えば、
Figure 2022545382000070
は基地局/位置サーバ/LMFから端末に設定/指示される。
-N:コム-サイズ、自然数。
-M:一つのスロット内においてPRSが占める総OFDMシンボルの数、自然数。
Figure 2022545382000071
:floor(a)。floor演算。床関数。実数A以下の最大の整数(Aより大きくない最大の整数)を意味する。
Figure 2022545382000072
:ceiling(a)。ceiling演算。天井関数。実数A以上の最小の整数(Aより小さくない最小の整数)を意味する。
-max(A, B):max function(maximum function)、A値とB値のうちの最大値。
-min(A, B):min function(mimimum function)、A値とB値のうちの最小値。
この開示の様々な実施例による提案#2-3においては、
Figure 2022545382000073
の部分はコム-サイズが2である場合及びシンボルの数が2、4、6である場合に対して常に結果が1になるようにすることにより、PRSリソースのコム-サイズが2に設定/指示された場合にも適切なスタガードREパターンが設定/指示されることができる。
また、シンボルインデックスが増加又は減少することにより、隣接する周波数の副搬送波RE(周波数RE、副搬送波)が使用されず、できる限り遠く離れている周波数の副搬送波RE(周波数RE、副搬送波)が使用されることにより、均等に周波数の副搬送波RE(周波数RE、副搬送波)が使用され、これにより補間などの利得が得られる。
この開示の様々な実施例による提案#2-3の数(5-1)について具体的な例示を説明する。
例えば、PRSリソースのコム-サイズが2(N=2)であり、PRSリソースが占めるシンボルの数が2、4、6である場合を仮定する。
N=2:
-N=2、M=6である場合:
Figure 2022545382000074
Figure 2022545382000075
Figure 2022545382000076
Figure 2022545382000077
Figure 2022545382000078
Figure 2022545382000079
N=2、M=2及びN=2、M=4である場合にも以上から容易に導き出すことができる。
例えば、M=2である場合は、PRSが占めるシンボル(二つ)の1番目及び2番目のシンボルに該当する。即ち、例えば、M=2である場合、PRSが占めるシンボル(二つ)の1番目及び2番目のシンボルに対する周波数REオフセットが決定される。
例えば、M=4である場合は、PRSが占めるシンボル(4つ)の1番目から4番目のシンボルに該当する。即ち、例えば、M=4である場合、PRSが占めるシンボル(4つ)の1番目及び2番目のシンボルに対する周波数REオフセットが決定される。
N=4:
-N=4、M=2である場合:
Figure 2022545382000080
Figure 2022545382000081
-N=4、M=4である場合:
Figure 2022545382000082
Figure 2022545382000083
Figure 2022545382000084
Figure 2022545382000085
-N=4、M=6である場合:
Figure 2022545382000086
Figure 2022545382000087
Figure 2022545382000088
Figure 2022545382000089
Figure 2022545382000090
Figure 2022545382000091
N=6:
-N=6、M=2である場合:
Figure 2022545382000092
Figure 2022545382000093
-N=6、M=4の場合:
Figure 2022545382000094
Figure 2022545382000095
Figure 2022545382000096
Figure 2022545382000097
-N=6、M=6である場合:
Figure 2022545382000098
Figure 2022545382000099
Figure 2022545382000100
Figure 2022545382000101
Figure 2022545382000102
Figure 2022545382000103
即ち、上記の例示からして、この開示で提案する様々な方式/数式により、PRSリソースのコム-サイズ及びPRSリソースの全体シンボルの数に関係なく、PRSリソースが占めるシンボルにおいて周波数の副搬送波RE(周波数RE、副搬送波)ができる限り均等に使用されるように設定/指示できる長所があることがわかる。
3.2.4.提案#2-4
例えば、PRSリソースの特定のOFDMシンボル(例えば、一番目のOFDMシンボル)に対して、基地局/位置サーバ/LMFが指示するコム-オフセットを除いて、PRSリソースの残りのOFDMシンボルに対するコム-オフセットを設定する規則及び/又は数式が一つではなく多数の候補として設定され、それらのうちの一つが活性化(activation)されることができる。
このとき、例えば、残りのシンボルに対するコム-オフセットは特定のシンボル(例えば、一番目のOFDMシンボル)に対して指示されるコム-オフセットを基準として相対的な値(相対的なコム-オフセット)に設定/指示される。
及び/又は、例えば、相対的な値を誘導/計算する方法/数式の複数の候補が(基地局/位置サーバ/LMFから)端末に設定/指示される。
-例えば、基地局/位置サーバ/LMFは、この開示の様々な実施例による提案#2-1において、上記数(3-1)及び(3-2)をPRSリソースの一番目のシンボルを除いた他のシンボルに対するコム-オフセットを設定/指示する方法により端末に設定/指示することができる。及び/又は、例えば、基地局/位置サーバ/LMFは、数(3-1)及び(3-2)のうち、実際にどれを使用するかを活性化することができる。例えば、基地局/位置サーバ/LMFは、数(3-1)(又は数(3-2))が活性化されたことを端末に知らせることができる。同様に、例えば、基地局/位置サーバ/LMFはこの開示の様々な実施例による提案#2-1において、上述した数(4-1)及び(4-2)をPRSリソースの一番目のシンボルを除いた他のシンボルに対するコム-オフセットを設定/指示する方法により端末に設定/指示することができる。及び/又は、例えば、基地局/位置サーバ/LMFは、数(4-1)及び(4-2)のうち、実際にどれを使用するかを活性化することができる。例えば、基地局/位置サーバ/LMFは、数(4-1)(又は数(4-2))が活性化されたことを端末に知らせることができる。上述したこの開示の様々な実施例による方法は、この開示の様々な実施例によって、上記数(5-1)及び(5-2)(又は(6-1)及び(6-2))にも同様に適用することができる。
-例えば、コム-サイズによって設定方法を変更することができる。例えば、コム-サイズが2であると、ビット-リバース(bit-reversal)方法などが使用され(例えば、後述するこの開示の様々な実施例による提案#3-1及び/又は提案#3-2の方法など)、コム-サイズが2より大きいと、この開示の様々な実施例による提案#2-3の方法など(例えば、提示の数式に基づく方法など)が使用される。
3.3.提案#3
この開示の様々な実施例に関する説明において、ビット-リバース(bit-reversal、ビット逆転)は以下のように定義できる。
ビット-リバース順列(bit-reversal permutation)
応用数学において、ビット-リバース順列はn個のアイテムのシーケンスの順列であり、ここで、n=2^kであって2の累乗である。シーケンスの要素を0からn-1まで数字でインデックスし、各数字のバイナリ表現(バイナリのそれぞれの長さが正確にkになるようにパディングされる)を逆転して定義できる。その後、各アイテムが逆転された値により指定された新しい位置にマッピングされる。ビット-リバース順列は開立(involution)であるので、同じ順列を2回繰り返すと、アイテムは元の順序に戻る。
この順列は単純インデックス計算のみを行いながら線形時間の全てのシーケンスに適用されることができる。低い不一致シーケンスの生成(generation of low-discrepancy sequence)及び高速フーリエ変換評価(evaluation of fast Fourier transforms)などに適用できる。
例示
8つの文字abcdefghの順列を仮定する。これらのインデックスはバイナリ000、001、010、011、100、101、110、111であり、逆にすると、000、100、010、110、001、101、011、111になる。従って、位置000内の文字aは同じ位置000にマッピングされ、位置001内の文字bは(100に番号付けされた)5番目の位置にマッピングされるなど、これらにより新しいシーケンスaecgbfdhが提供される。新しいシーケンスにおいて同じ順列を繰り返すと、開始シーケンスに戻ることができる。
インデックスを10進数で作成すると(但し、上記のように、順列の場合は、もっと一般的な位置1での開始ではなく位置0から開始)、サイズ2^k(k=0,1,2,3,...)のビット-リバース順列は以下の通りである:
k=0:0
k=1:0 1
k=2:0 2 1 3
k=3:0 4 2 6 1 5 3 7
k=4:0 8 4 12 2 10 6 14 1 9 5 13 3 11 7 15
(sequence A030109 in the On-Line Encyclopedia of Integer Sequences)
このシーケンスのそれぞれの順列は、以前の順列の2倍及びそれぞれの値が1ずつ増加した同じ順列を連結して生成できる。例えば、長さ4、順列0 2 1 3を2倍にすると、0 4 2 6となり、1を加えると、1 5 3 7になり、この二つのシーケンスを連結すると、0 4 2 6 1 5 3 7になる。
一般化
任意の整数b>1のためのn=b^mに対する一般化は、base-b数字のリバース順列であり、変更されたインデックスを得るためにリバースされた各要素のインデックスのbase-b数字である。
任意の複合サイズに対する追加一般化は、混合-基数(mixed-radix)数字リバースである。例えば、シーケンスの要素は混合-基数で表される数字にインデックスされ、その数字は順列により反転される。
連続するビットブロックのインデックスのバイナリ表現内において連続するビットブロックを逆転してビット-リバース順列を一般化する順列は、2個の同じ長さのデータシーケンスを自分の位置にインタリーブすることに使用される。
任意の長さのシーケンスに対するビット-リバース順列の二つの拡張があり得る。かかる拡張は長さ2の累乗であるシーケンスに対するビット-リバースと一致し、その目的はKaczmarzアルゴリズムの効率的な作業のためにシーケンス内の隣接するアイテムを分離することである。
Efficient Orderingという1番目の拡張は、複合数字に対して作動し、数字を素因成分(prime components)に分解することに基づく。
EBR(Extended Bit-Reversal)という2番目の拡張は、ビット-リバースと類似し、例えば、サイズがnであるアレイが与えられると、EBRは線形時間において0,..., n-1範囲内の数字の順列によりアレイを満たすことができる。連続する数字は順列内において最小
Figure 2022545382000104
の位置で分離される。
3.3.1.提案#3-1(ビット-リバース方法#1)
例えば、M個(≧1である自然数)のシンボルを占め、各シンボルがコム-N形態の周波数REパターンが構成される特定のPRSリソースに対する周波数REオフセットが設定される方法として、B(≧である自然数)ビットで構成されるビット-ストリングのビット-リバース方法が使用される。
例えば、基地局/位置サーバ/LMFが指示/設定した特定のPRSリソースに対するコム-オフセット値(例えば、一番目のシンボル(例えば、特定のPRSリソースが占めるシンボルのうち、1番目のシンボル)に対するコム-オフセット値)、コム-サイズ、PRSリソースのシンボルの数及び/又はシンボルインデックスによって、PRSリソースが占める二番目のOFDMシンボルから最後のシンボルに対するコム-オフセット値は逆転(reverse、リバース)ビット-ストリング値に設定/指示される。
例えば、基地局/位置サーバ/LMFは、特定のPRSリソースに対して基地局/位置サーバ/LMFから指示された周波数REオフセット(及び/又はコム-オフセット)値に互いに異なる逆転ビット-ストリング値を(シンボルごとに順に)加えたり引いたりして各シンボルに対する周波数REオフセット(及び/又はコム-オフセット)を端末に設定/指示/決定することができる。
即ち、例えば、基地局/位置サーバ/LMFから指示/設定された特定のOFDMシンボルに対する周波数REオフセット(及び/又はコム-オフセット)値に基づいて、他のシンボルに対する周波数REオフセット(及び/又はコム-オフセット)値を設定/決定するために、周波数REオフセット(及び/又はコム-オフセット)値に加えたり引いたりする相対的な(relative)周波数REオフセット(及び/又はコム-オフセット)値として逆転ビット-ストリング値が使用される。
即ち、例えば、PRSリソースが占めるOFDMシンボルのうち、特定のOFDMシンボル(例えば、1番目のOFDMシンボル)に対する周波数REオフセット(及び/又はコム-オフセット)値に対する相対的な周波数REオフセット(及び/又はコム-オフセット)値を加えたり引いたりして、PRSリソースが占めるOFDMシンボルのうち、特定のOFDMシンボルを除いた他のOFDMシンボルでの周波数REオフセット(及び/又はコム-オフセット)値が決定され、相対的な周波数REオフセット(及び/又はコム-オフセット)値として逆転ビット-ストリング値が使用される。
例えば、コム-オフセットを指示/決定/設定するために2ビットが使用されると仮定すると(2-bits for relative comb-offset indication/determination/configuration)、ビット-ストリング及び/又は逆転ビット-ストリング値及び/又はそれによるシンボルごとの相対的なコム-オフセットは、以下の表6(Relative Comb-offset based on bit reversal(2bits))のように考慮できる。
Figure 2022545382000105
表6において、
Figure 2022545382000106
は基地局/位置サーバ/LMFが端末に指示した特定のPRSリソースの特定シンボルに対する周波数REオフセット(及び/又はコム-オフセット)を意味する。表6において、N(N≧1)(又は≧0)はPRSリソースが占める一番目のOFDMシンボルから最後のOFDMシンボルを指す。例えば、nはPRSリソースが占める一番目のOFDMシンボルから最後のOFDMシンボルまで定義される各シンボルのインデックス(1ないし14及び/又は0ないし13)である。
表6においては、何番目のシンボルにどの相対的なコム-オフセット値が適用されるかが定義されているが、各シンボルに適用される相対的なコム-オフセット値は変更可能であり、これもこの開示の様々な実施例に含まれる。例えば、表6において、(N=4と仮定すると)相対的なコム-オフセット値2が4n番目のシンボルに適用され、4n-2番目のシンボルに相対的なコム-オフセット値3が適用されることもできる。
例えば、最終的に各シンボルで使用される周波数REオフセット(及び/又はコム-オフセット)は、基地局/位置サーバ/LMFから指示される周波数REオフセット(及び/又はコム-オフセット)に相対的なオフセット(relative-offset)を加えた値をコム-サイズで割った余り値になる。即ち、例えば、表6において、4番目の列が実質的に使用される相対的なコム-オフセットである。
例えば、二つのOFDMシンボルで構成され、各シンボルの周波数REパターンはコム-4形態であるPRSリソースを仮定することができる。例えば、基地局/位置サーバ/LMFは二つのOFDMシンボルのうち、一番目のOFDMシンボルに対するコム-オフセットを2に指示したと仮定する。
例えば、表6に基づいて、一番目及び二番目のシンボルに対する相対的なコム-オフセット値がそれぞれ0と2であることがわかる。より具体的には、例えば、N=4であり、n=1である場合、表6に基づいて、1、2、3、4番目のシンボルに対して相対的なコム-オフセット値が定義される。ここで、2シンボルPRSが仮定されているので、実際表6により定義される相対的なコム-オフセット値のうち、1、2番目のシンボルに対する相対的なコム-オフセット値、即ち、0と2がそれぞれ1、2番目のシンボルに対する相対的なコムオフセット値として使用される。
即ち、例えば、一番目のシンボルに対する周波数REオフセットは、指示されたコム-オフセット値2に0を加え、二番目のシンボルに対する周波数REオフセットは、指示されたコム-オフセット値2に2を加えて4で割った余り値になる。即ち、例えば、一番目のシンボルに対する周波数REオフセットは(2+0) mod 4=2であり、二番目のシンボルに対する周波数REオフセット(2+2) mod 4=0である。
例えば、コム-オフセットが指示/決定/設定されるために2ビットが使用されることは、コムサイズが4以下である場合に適合する。例えば、コムサイズとして6又は8以上の値が使用される場合、周波数REオフセット(及び/又はコム-オフセット)の値は3より大きい値が必要である。
例えば、コム-オフセットが指示/決定/設定されるために3ビットが使用されると仮定すると、ビット-ストリング及び/又は逆転ビット-ストリング値及び/又はそれによるシンボルごとの相対的なコム-オフセットは、以下の表7(Relative Comb-offset based on bit reversal(3bits))のように考えられる。例えば、表7に基づく具体的なコムオフセット決定方法としては、上述した表6に基づくコムオフセット決定方法と同一又は類似する方法が適用される。
Figure 2022545382000107
Figure 2022545382000108
Figure 2022545382000109
例えば、上記シンボルごとの相対的なコム-オフセットを考慮すると、PRSリソースが占めるn番目のシンボルで使用されるコム-オフセットは以下のように決定/設定される。
Figure 2022545382000110
Figure 2022545382000111
:PRSリソースに対して基地局/位置サーバ/LMFが端末に指示/設定する特定のコム-オフセット値。例えば、PRSリソースを構成する一つ又は多数のOFDMシンボルのうち、一番目のOFDMシンボルに対するコム-オフセット値になる。
Figure 2022545382000112
:PRSリソースを構成するnth(n≧1)シンボルに対する相対的なコム-オフセット。PRSリソースが占める一番目のOFDMシンボルから最後のシンボルまで定義される値である。
上述したこの開示の様々な実施例は、PRSリソースの一番目のシンボルに対して端末に指示されたコム-オフセット値を基準として、シンボルインデックス(又は順)によってPRSリソースを構成する他のシンボルに対する相対的なコム-オフセットを決定する方式に関連する。
以下、端末に指示されるコム-オフセット値に依存するように他のシンボルに対するコム-オフセットが設定/指示されるこの開示の様々な実施例による方法について説明する。
3.3.2.提案#3-2(ビット-リバース方法#2)
例えば、M個(≧1である自然数)のシンボルを占め、各シンボルがコム-N形態の周波数REパターンが構成される特定のPRSリソースに対する周波数REオフセットが設定される方法として、B(≧1である自然数)ビットで構成されるビット-ストリングのビット-リバース方法が使用される。
例えば、PRSリソースのコム-オフセットが3ビット(10進数で0~7に対応する値を有する)に設定/指示されることが考慮される。
例えば、以下の表8(Relative Comb-offset based on bit reversal(3bits))が考慮される。
Figure 2022545382000113
-例えば、二つのシンボルで構成されるPRSリソースの場合:
--特定の一つのシンボルに対して基地局/位置サーバ/LMFから指示されるコム-オフセット値の逆転ビット-ストリング値が他のシンボルに対するコム-オフセット値として使用されることができる。例えば、一番目のシンボルに対するコム-オフセット値として3(011)が端末に指示されると、端末は残りのシンボルに対するコム-オフセット値が5(110)又は5 mod Nであることを認知できる。
---このとき、例えば、指示されるコム-オフセット値のビット-ストリングと逆転ビット-ストリングが同一である場合は、指示されたコム-オフセット値に特定の値(例えば、1)を加えた値が他のシンボルに対するコム-オフセットとして使用される。及び/又は、指示されたコム-オフセット値に特定の値(例えば、1)を加えた値の逆転ビット-ストリング値が他のシンボルに対するコム-オフセットとして使用される。
-M個(≧2である自然数)のシンボルで構成されるPRSリソースの場合:
--一番目のシンボルのコム-オフセット(及び/又は周波数REオフセット)値に指示される基準として、PRSリソースを構成する残りのN-1個のシンボルに対するコム-オフセットは、一番目のシンボルのコム-オフセット値に特定の値を順に加えたり(例えば、シンボルインデックスによってコム-オフセット値を1ずつ加える)、引いたりした値に相応する逆転ビット-ストリングで指示/設定される。このとき、例えば、指示されたコム-オフセット値に特定の値を加えたり引いたりした値をコム-サイズ値(例えば、“N”)で割った余り値に相応する逆転ビット-ストリングが使用される。
---例えば、4つのシンボルで構成されるPRSリソースに対して端末にコム-オフセットとして3(011)が設定され、PRSリソースに対して設定/指示されたコム-サイズN=8であると仮定する。このとき、例えば、残りの3つのシンボルに対して順に4(100) mod N, 5(101) mod N, 6(110) mod N値の逆転ビット-ストリング値である1(001)、5(101)、3(011)がコム-オフセットとしてそれぞれ指示/設定される。
---例えば、特定のシンボルに対して逆転ビット-ストリング値がコム-オフセットとして使用されるとき、以前のシンボルのコム-オフセット値として使用した値と同一である場合、特定の値を加えたり引いたりした値及び/又は、特定の値を加えたり引いたりした値をコム-サイズで割った余り値が他のシンボルに対するコム-オフセットとして使用される。
--及び/又は、例えば、PRSリソースが占有/使用する二番目のOFDMシンボルに対するコム-オフセットとしては、基地局/位置サーバ/LMFが指示したコム-オフセット値の逆転-ビット(reverse bit)が使用され、残りのN-2シンボルに対しては、指示されたコム-オフセット値に特定の値を順に加えたり(例えば、シンボルインデックスによってコム-オフセット値を1ずつ加える)、引いたりした値に相応する逆転ビット-ストリングで指示/設定される。このとき、例えば、指示されたコム-オフセット値に特定の値を加えたり引いたりした値をコム-サイズ値(例えば、“N”)で割った余り値に相応する逆転ビット-ストリングが使用される。
---例えば、4つのシンボルで構成されるPRSリソースに対して端末にコム-オフセットとして3(011)が設定され、PRSリソースに対して設定/指示されたコム-サイズN=8であると仮定する。このとき、例えば、指示された3(011)の逆転ビット-ストリングである6(110)が二番目のシンボルに対するコム-オフセットであり、3(011)に1を加えた4(100)の逆転ビット-ストリングである1(001)が三番目のシンボルに対するコム-オフセットであり、3(011)に2を加えた5(101)の逆転ビット-ストリングである5(101)が四番目のシンボルに対するコム-オフセットである。
---例えば、特定のシンボルに対して逆転ビット-ストリング値がコム-オフセットとして使用されるとき、以前のシンボルのコム-オフセット値として使用した値と同一である場合、特定の値を加えたり引いたりした値及び/又は特定の値を加えたり引いたりした値をコム-サイズで割った余り値が他のシンボルに対するコム-オフセットとして使用される。
3.3.3.提案#3-3(truncated ビット-ビットリバース)
この開示の様々な実施例に関する説明で言及したSRSリソースは、端末測位のために基地局/位置サーバ/LMFから端末に設定されるSRS(リソース)である(SRS-for-Positioning)。
例えば、SRSリソースはSRSリソースの集合にSRSのusage/使用用途を定義するために設定する上位階層パラメータがあるが、かかるSRSリソース集合単位で設定される使用用途パラメータ(usage parameter)が“端末測位”のために使用されるように端末に設定/指示されたことに対応するSRSリソースである。
例えば、M個(≧1である自然数)のシンボルを占め、各シンボルがコム-N形態の周波数REパターンが構成される特定のPRS/SRSリソースに対する周波数REオフセット(及び/又はコムオフセット)が設定される方法として、B(≧1である自然数)ビットで構成されるビットストリングのビット-リバース(逆転-ビット)方法が使用される。一方、例えば、コム-サイズが2の指数の乗で表現されない場合、特にコム-サイズ“N”が
Figure 2022545382000114
より小さいとき、周波数REオフセット(及び/又はコムオフセット)がNより小さいので、
Figure 2022545382000115
ビット-リバースがそのまま適用されることが難しい。
このとき、この開示の様々な実施例によれば、
Figure 2022545382000116
ビット-リバースで表現される相対的周波数REオフセット(及び/又はコムオフセット)のうち、コム-サイズ(N)値より大きいか又は等しい値を除いた値を順に使用することができる。この開示の様々な実施例によれば、ビット-リバースの計算後、値を除去する以外の順序変更などのための演算量が減少する。
例えば、PRS/SRSリソースがコム-6に設定され、PRS/SRSリソースが6個のOFDMシンボルで構成されることが考えられる。このとき、例えば、3ビットのビット-リバースが考慮される。
例えば、以下の表9(Relative Comb-offset based on bit reversal(3bits))が考慮される。
Figure 2022545382000117
表9を参照すると、例えば、相対的コム-オフセットとして順に0、4、2、6、1、5、3、7が考慮される。例えば、かかる周波数REオフセット値がコム-8,8個のOFDMシンボルで構成されるPRS/SRSリソースに適用できる。
例えば、かかる周波数REオフセット値をコム-6PRS/SRSリソースに適用するために、例えば、6より大きいか又は等しい数は除いて、順に0、4、2、1、5、3が相対的周波数REオフセット(及び/又はコムオフセット)値として設定/指示/決定/使用されることができる。
即ち、例えば、PRS/SRSリソースの一番目のシンボルに対して基地局/位置サーバ/LMFから端末に指示された周波数REオフセット(及び/又はコムオフセット)値
Figure 2022545382000118
に(相対的コム-オフセット値を)加えて、加えた値に対して6(N=6)でモジュロ演算が行われた値が、一番目のシンボルから六番目のシンボルまでに対するコム-オフセット値として使用される。
即ち、例えば、
Figure 2022545382000119
において
Figure 2022545382000120
が以下の表10(Relative Comb-offset based on truncated bit reversal(truncated 3 bits))のように順に0、4、2、1、5、3になる。
Figure 2022545382000121
表10で使用する表現は以下のように定義できる:
Figure 2022545382000122
PRS/SRSリソースのn番目のシンボルを意味する。Mは自然数。
Figure 2022545382000123
:PRS/SRSリソースを構成するnシンボルに対する相対的なコム-オフセット。PRS/SRSリソースが占める一番目のOFDMシンボルから最後のシンボルまで定義される値である。
例えば、コム-6であるPRS/SRSリソースが6つのOFDMシンボルを占める場合、上記のように6つの相対的周波数REオフセットが各シンボルごとに使用される。
例えば、コム-6であるPRS/SRSリソースがL個(L<6である自然数)のOFDMシンボルを占める場合、上記0、4、2、1、5、3のうち、最初からのL個が相対的周波数REオフセットに設定/指示される。及び/又は、例えば、最後からのL個が相対的周波数REオフセットとして設定/指示される。及び/又は、例えば、上述した相対的周波数REオフセットにおいて特定の規則によりL個が選択されて使用されることもできる。
他の例示として、PRS/SRSリソースがコム-12として設定され、PRS/SRSリソースが12個のOFDMシンボルで構成されることが考えられる。このとき、例えば、コム-サイズは3ビットより大きいので、相対的周波数REオフセットを決定するために、4ビットのビットリバース演算が考慮される。
例えば、以下の表11(Relative Comb-offset based on bit reversal(4bits))が考えられる。
Figure 2022545382000124
表11において、例えば、4ビットのビットリバースが使用されると、PRS/SRSリソースの各シンボルごとの相対的周波数REオフセット(及び/又は相対的コム-オフセット)値として、0、8、4、12、2、0、10、6、14、1、9、5、13、3、11、7、15が使用される。例えば、かかる周波数REオフセット値がコム-16、16個のOFDMシンボルで構成されるPRS/SRSリソースに適用される。例えば、16個のOFDMシンボルで構成されるPRS/SRSリソースはacross-スロットで構成される一つのPRS/SRSリソースである。
例えば、かかる周波数REオフセット値をコム-12PRS/SRSリソースに適用するために、例えば、12より大きいか又は等しい数は除いて、順に0、8、4、2、10、6、1、9、5、3、11、7が相対的周波数REオフセット(及び/又は相対的コム-オフセット)値として設定/指示/決定/使用されることができる。
即ち、例えば、PRS/SRSリソースの一番目のシンボルに対して基地局/位置サーバ/LMFから端末に指示された周波数REオフセット(及び/又はコム-オフセット)値
Figure 2022545382000125
に(相対的コム-オフセット値を)加え、加えた値に対して12(N=12)でモジュロ演算が行われた値が、一番目のシンボルから12番目のシンボルまでに対する周波数REオフセット(及び/又はコム-オフセット)として使用される。
即ち、例えば、
Figure 2022545382000126
が以下の表12(Relative Comb-offset based on truncated bit reversal(truncated 4 bits bit reversal)のように順に0、8、4、2、10、6、1、9、5、3、11、7になる。
Figure 2022545382000127
表12で使用する表現は以下のように定義できる:
Figure 2022545382000128
PRS/SRSリソースのn番目のシンボルを意味する。Mは自然数。
Figure 2022545382000129
:PRS/SRSリソースを構成するnシンボルに対する相対的なコム-オフセット。PRS/SRSリソースが占める一番目のOFDMシンボルから最後のシンボルまで定義される値である。
例えば、コム-12であるPRS/SRSリソースが12個のOFDMシンボルを占める場合、上記のように12個の相対的周波数REオフセット(及び/又は相対的コム-オフセット)が各シンボルごとに使用される。
例えば、コム-12であるPRS/SRSリソースがL個の(L<12である自然数)のOFDMシンボルを占める場合、上記の相対的周波数REオフセット(及び/又は相対的コム-オフセット)のうち、最初からL個が相対的周波数REオフセットとして設定/指示される。及び/又は、例えば、最後からのL個が相対的周波数REオフセットとして設定/指示される。及び/又は、例えば、上述した相対的周波数REオフセットにおいて特定の規則によりL個が選択されて使用されることもできる。
illustrative example
図19はこの開示の様々な実施例によるPRSリソース設定の一例を示す図である。
図19はPRSリソースが4個のOFDMシンボルを占め、コム-4で構成される場合のPRSリソース設定の一例を示す。但し、この開示の様々な実施例はこれに限られない。例えば、この開示の様々な実施例によれば、PRSリソースは最大12個の連続するOFDMシンボルを占め、コムは2、4、6、12などで構成されることもできる。
Figure 2022545382000130
図19を参照すると、コム-パターンを形成するPRSリソースのREオフセットは、基地局/位置サーバ/LMFから設定/指示/シグナリングされるREオフセットに予め定義された周波数オフセット{0,2,1,3}が加えられた値にmod 4を取った値に決定される。
例えば、図19(a)を参照すると、REオフセット=0が設定/指示/シグナリングされた場合、{0,0,0,0}+{0,2,1,3}={0,2,1,3}-mod 4->{0,2,1,3}に対応するスタガードREパターンによりPRSが設定される。
例えば、図19(b)を参照すると、REオフセット=1が設定/指示/シグナリングされた場合、{1,1,1,1}+{0,2,1,3}={1,3,2,4}-mod 4->{1,3,2,0}に対応するスタガードREパターンによりPRSが設定される。
例えば、図19(c)を参照すると、REオフセット=2が設定/指示/シグナリングされた場合、{2,2,2,2}+{0,2,1,3}={2,4,3,5}-mod 4->{2,0,3,1}に対応するスタガードREパターンによりPRSが設定される。
例えば、図19(d)を参照すると、REオフセット=3が設定/定義/指示された場合、{3,3,3,3}+{0,2,1,3}={3,5,4,6}-mod 4->{3,1,0,2}に対応するスタガードREパターンによりPRSが設定される。
この開示の様々な実施例によれば、コム-パターンを形成するPRSリソースが占めるOFDMシンボルのそれぞれに対応するREオフセットは、設定/指示/シグナリングされるREオフセットに予め定義された周波数オフセットが加えられた値をコム-サイズでモジュロ演算した値に決定される。
例えば、予め定義された周波数オフセットはPRSリソースが占めるOFDMシンボルのそれぞれに対して予め設定された値を有する。
例えば、予め定義された周波数オフセットはPRSリソースが占めるOFDMシンボルのそれぞれのインデックス(より正確には、PRSリソースが占めるOFDMシンボルのうち、1番目のOFDMシンボル基準の相対的なインデックス)及び/又はコム-サイズの関数である。即ち、例えば、予め定義された周波数オフセット、PRSリソースが占めるOFDMシンボルのそれぞれのインデックス(より正確には、PRSリソースが占めるOFDMシンボルのうち、1番目のOFDMシンボル基準の相対的なインデックス)及び/又はコム-サイズの間には予め設定された対応関係が満たされる。
Figure 2022545382000131
例えば、PRSリソースの時間長さ(PRSリソースが占めるOFDMシンボルの数)と設定可能なコム-サイズの間の対応関係は予め定義されている。例えば、{PRSリソース時間長さ、コム-サイズ}は{2,2}、{4,2}、{6,2}、{12,2}、{4,4}、{12,4}、{6,6}、{12,6}及び{12,12}のうちのいずれかである。
例えば、予め定義された周波数オフセット、PRSリソースが占めるOFDMシンボルのそれぞれのインデックス(より正確には、PRSリソースが占めるOFDMシンボルのうち、1番目のOFDMシンボル基準の相対的なインデックス)及び/又はコム-サイズの間で予め設定された対応関係は以下の表13のように整理できる。
Figure 2022545382000132
表13において、各シンボルの番号及びコムサイズに対応する値は、各シンボルの番号及びコムサイズに対応する周波数オフセット値を意味する。
図20はこの開示の様々な実施例による端末とネットワークノードの動作方法を簡単に示す図である。
図21はこの開示の様々な実施例による端末の動作方法を示すフローチャートである。
図22はこの開示の様々な実施例によるネットワークノードの動作方法を示すフローチャートである。例えば、ネットワークノードは位置サーバ及び/又はLMF及び/又はTP及び/又は同一の作業を行う任意の装置である。
図20乃至図22を参照すると、例示的な実施例による動作2001、2101、2201において、ネットワークノードはPRS(positioning reference signal)リソース設定に関連する情報を送信し、端末はそれを受信する。
例示的な実施例による動作2003、2103、2105において、ネットワークノードはPRSリソースの設定に対応して、周波数ドメインにおいてコム(comb)として設定された複数のRE(Resource element)にマッピングされたPRSを送信し、端末はPRSリソースの設定に基づいてPRSを受信する。
例えば、複数のREは、(i)PRSリソースの設定に含まれた第1オフセットに関する情報、(ii)予め設定された第2オフセット、及び(iii)コムのコムサイズ(comb size)に基づいて得られる。
例えば、第2オフセットは、一つのスロットに含まれたOFDMシンボルのうち、複数のREが占める一つ以上のOFDMシンボルのそれぞれに対する周波数オフセットを含む。
例えば、(i)一つ以上のOFDMシンボルのそれぞれに対する周波数オフセット、(ii)一つ以上のOFDMシンボルのそれぞれに対するインデックス、及び(iii)コムサイズは、予め設定された対応関係を満たす。
上述したこの開示の様々な実施例による端末及び/又はネットワークノードのより具体的な動作は、上述した1.ないし3.の内容に基づいて説明され、行われる。
上述した提案方式に対する一例も本発明の具現方法の一つとして含まれてもよく、一種の提案方式と見なし得ることは明白な事実である。また、上述した提案方式は独立して具現されてもよく、一部の提案方式の組合せ(又は、併合)の形態で具現されてもよい。上記提案方法適用の有無に関する情報(又は、上記提案方法の規則に関する情報)は、基地局が端末に事前に定義されたシグナル(例えば、物理層シグナル又は上位層シグナル)で知らせるように規則が定義されてもよい。
4.この開示の様々な実施例が具現される装置構成例
4.1.この開示の様々な実施例が適用される装置構成例
図23はこの開示の様々な実施例が具現される装置を示す図である。
図23に示す装置は、上述したメカニズムを行うように適応されたユーザ装置(User Equipment, UE)及び/又は基地局(例:eNB又はgNB、又はTP)及び/又は位置サーバ(又はLMF)であるか、又は同じ作業を行う任意の装置である。
図23を参照すると、装置はDSP(Digital Signal Processor)/マイクロプロセッサ210及びRF(Radio Frequency)モジュール(送受信機;235)を含む。DSP/マイクロプロセッサ210は、送受信機235に電気的に接続されて送受信機235を制御する。さらに装置は設計者の選択によって電力管理モジュール255、バッテリー215、ディスプレイ215、キーパッド220、SIMカード225、メモリ装置230、アンテナ240、スピーカー245及び入力装置250を含むこともできる。
特に、図23はネットワークからメッセージを受信するように構成された受信機235及びネットワークに送受信タイミング情報を送信するように構成された送信機235を含む端末を示してもよい。このような受信機と送信機は送受信機235を構成する。端末は送受信機235に接続されたプロセッサ210をさらに含むこともできる。
また図23は端末に要請メッセージを送信するように構成された送信機235及び端末から送受信タイミング情報を受信するように構成された受信機235を含むネットワーク装置を示してもよい。送信機及び受信機は送受信機235を構成する。さらにネットワークは送信機及び受信機に接続されたプロセッサ210を含む。このプロセッサ210は、送受信タイミング情報に基づいて遅延を計算することができる。
よって、この開示の様々な実施例による端末(又は端末に含まれた通信装置)及び/又は基地局(又は基地局に含まれた通信装置)及び/又は位置サーバ(又は位置サーバに含まれた通信装置)に含まれたプロセッサはメモリを制御し、以下のように動作する。
この開示の様々な実施例において、端末又は基地局又は位置サーバは、一つ以上の送受信機(Transceiver);一つ以上のメモリ(Memory);及び送受信機及びメモリに連結された一つ以上のプロセッサ(Processor)を含む。メモリは一つ以上のプロセッサに以下の動作を実行させる命令(instructions)を格納する。
このとき、端末又は基地局又は位置サーバに含まれた通信装置とは、一つ以上のプロセッサ及び一つ以上のメモリを含むように構成され、この通信装置は一つ以上の送受信機を含むか、又は一つ以上の送受信機を含まず、一つ以上の送受信機に連結されるように構成される。
位置サーバ及び/又はLMF及び/又は基地局及び/又はTP及び/又は同一の作業を行う任意の装置などは、ネットワークノードとも呼ばれる。
この開示の様々な実施例によれば、端末に含まれた一つ以上のプロセッサ(又は端末に含まれた通信装置の一つ以上のプロセッサ)は、PRS(positioning reference signal)リソース設定に関連する情報を受信する。
この開示の様々な実施例によれば、端末に含まれた一つ以上のプロセッサは、PRSリソース設定に基づいて、周波数ドメインにおいてコム(comb)として設定された複数のRE(Resource element)にマッピングされたPRSを受信する。
例示的な実施例において、複数のREは、(i)PRSリソースの設定に含まれた第1オフセットに関する情報、(ii)予め設定された第2オフセット、及び(iii)コムのコムサイズ(comb size)に基づいて得られる。
例示的な実施例において、第2オフセットは、一つのスロットに含まれたOFDMシンボルのうち、複数のREが占める一つ以上のOFDMシンボルのそれぞれに対する周波数オフセットを含む。
例示的な実施例において、(i)一つ以上のOFDMシンボルのそれぞれに対する周波数オフセット、(ii)一つ以上のOFDMシンボルのそれぞれに対するインデックス、及び(iii)コムサイズは、予め設定された対応関係を満たす。
この開示の様々な実施例によれば、ネットワークノードに含まれた一つ以上のプロセッサ(又はネットワークノードに含まれた通信装置の一つ以上のプロセッサ)は、PRS(positioning reference signal)リソース設定に関連する情報を送信する。
この開示の様々な実施例によれば、ネットワークノードに含まれた一つ以上のプロセッサは、PRSリソースの設定に基づいて、周波数ドメインにおいてコム(comb)として設定された複数のRE(Resource element)にマッピングされたPRSを送信する。
例示的な実施例において、複数のREは、(i)PRSリソースの設定に含まれた第1オフセットに関する情報、(ii)予め設定された第2オフセット、及び(iii)コムのコムサイズ(comb size)に基づいて得られる。
例示的な実施例において、第2オフセットは、一つのスロットに含まれたOFDMシンボルのうち、複数のREが占める一つ以上のOFDMシンボルのそれぞれに対する周波数オフセットを含む。
例示的な実施例において、(i)一つ以上のOFDMシンボルのそれぞれに対する周波数オフセット、(ii)一つ以上のOFDMシンボルのそれぞれに対するインデックス、及び(iii)コムサイズは、予め設定された対応関係を満たす。
上述したこの開示の様々な実施例による端末及び/又は基地局及び/又は位置サーバに含まれたプロセッサなどのより具体的な動作は、上述した1.~3.の内容に基づいて説明され、行われる。
なお、この開示の様々な実施例は、互いに反しない限り、互いに組み合わせて/結合して実施することができる。例えば、この開示の様々な実施例による端末及び/又は基地局及び/又は位置サーバ(に含まれたプロセッサなど)は、上述した1.ないし3.の実施例が互いに反しない限り、これらを組み合わせて/結合して動作することができる。
4.2.この開示の様々な実施例が適用される通信システムの例
この明細書においては、この開示の様々な実施例は無線通信システムにおいて基地局と端末の間のデータ送受信関係を中心として説明している。但し、この開示の様々な実施例はこれに限られない。例えば、この開示の様々な実施例は以下の技術構成にも関連する。
これに限られないが、この明細書に開示された本発明の様々な説明、機能、手順、提案、方法及び/又はフローチャートは、機器間無線通信/連結(例えば、5G)を必要とする様々な分野に適用することができる。
以下、図面を参照しながらより具体的に説明する。以下の図/説明において、同じ図面符号は特に言及しない限り、同一又は対応するハードウェアブロック、ソフトウェアブロック又は機能ブロックを例示する。
図24はこの開示の様々な実施例が適用される通信システムを例示する。
図24を参照すると、本発明の様々な実施例に適用される通信システム1は、無線機器、基地局及びネットワークを含む。ここで、無線機器は無線接続技術(例えば、5G NR、LTE)を用いて通信を行う機器を意味し、通信/無線/5G機器とも称される。これに限られないが、無線機器はロボット100a、車両100b-1,100b-2、XR(eXtended Reality)機器100c、携帯機器(Hand-held Device)100d、家電100e、IoT(Internet of Thing)機器100f及びAI機器/サーバ400を含む。例えば、車両は無線通信機能が備えられた車両、自律走行車両、車両間通信可能な車両などを含む。ここで、車両はUAV(Unmanned Aerial Vehicle)(例えば、ドローン)を含む。XR機器はAR(Augmented Reality)/VR(Virtual Reality)/MR(Mixed Reality)機器を含み、HMD(Head-Mounted Device)、車両に備えられたHUD(Head-Up Display)、TV、スマートフォン、コンピュータ、ウェアラブルデバイス、家電機器、デジタル看板、車両、ロボットなどの形態で具現される。携帯機器はスマートフォン、スマートパッド、ウェアラブル機器(例えば、スマートウォッチ、スマートグラス)、コンピュータ(例えば、ノートブックパソコンなど)などを含む。家電はTV、冷蔵庫、洗濯機などを含む。IoT機器はセンサ、スマートメータなどを含む。例えば、基地局、ネットワークは無線機器にも具現され、特定の無線機器200aは他の無線機器に基地局/ネットワークノードで動作することもできる。
無線機器100a~100fは基地局200を介してネットワーク300に連結される。無線機器100a~100fにはAI(Artificial Intelligence)技術が適用され、無線機器100a~100fはネットワーク300を介してAIサーバ400に連結される。ネットワーク300は3Gネットワーク、4G(例えば、LTE)ネットワーク又は5G(例えば、NR)ネットワークなどを用いて構成される。無線機器100a~100fは基地局200/ネットワーク300を介して互いに通信できるが、基地局/ネットワークを介することなく、直接通信することもできる(例えば、サイドリンク通信)。例えば、車両100b-1、100b-2は直接通信することができる(例えば、V2V(Vehicle to Vehicle)/V2X(Vehicle to everything)通信)。またIoT機器(例えば、センサ)は他のIoT機器(例えば、センサ)又は他の無線機器100a~100fと直接通信することができる。
無線機器100a~100f/基地局200、基地局200/基地局200の間では無線通信/連結150a、150b、150cが行われる。ここで、無線通信/連結は上り/下りリンク通信150aとサイドリンク通信150b(又は、D2D通信)、基地局間通信150c(例えば、relay、IAB(Integrated Access Backhaul)のような様々な無線接続技術により行われる(例えば、5G NR)。無線通信/連結150a、150b、150cにより無線機器と基地局/無線機器、基地局と基地局は互いに無線信号を送/受信することができる。例えば、無線通信/連結150a、150b、150cは様々な物理チャネルを介して信号を送/受信することができる。このために、本発明の様々な提案に基づいて、無線信号の送/受信のための様々な構成情報の設定過程、様々な信号処理過程(例えば、チャネル符号化/復号、変調/復調、リソースマッピング/デマッピングなど)、リソース割り当て過程のうちのいずれか一つが行われる。
4.2.1 この開示の様々な実施例が適用される無線機器の例
図25は本発明の様々な実施例に適用される無線機器を例示する。
図25を参照すると、第1無線機器100と第2無線機器200は様々な無線接続技術(例えば、LTE、NR)により無線信号を送受信する。ここで、{第1無線機器100、第2無線機器200}は図46の{無線機器100x、基地局200}及び/又は{無線機器100x、無線機器100x}に対応する。
第1無線機器100は一つ以上のプロセッサ102及び一つ以上のメモリ104を含み、さらに一つ以上の送受信機106及び/又は一つ以上のアンテナ108を含む。プロセッサ102はメモリ104及び/又は送受信機106を制御し、この明細書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/又はフローチャートを具現するように構成される。例えば、プロセッサ102はメモリ104内の情報を処理して第1情報/信号を生成した後、送受信機106で第1情報/信号を含む無線信号を送信する。またプロセッサ102は送受信機106で第2情報/信号を含む無線信号を受信した後、第2情報/信号の信号処理から得た情報をメモリ104に格納する。メモリ104はプロセッサ102に連結され、プロセッサ102の動作に関連する様々な情報を格納する。例えば、メモリ104はプロセッサ102により制御されるプロセスのうちの一部又は全部を行うか、又はこの明細書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/又はフローチャートを行うための命令を含むソフトウェアコードを格納する。ここで、プロセッサ102とメモリ104は無線通信技術(例えば、LTE、NR)を具現するように設計された通信モデム/回路/チップの一部である。送受信機106はプロセッサ102に連結され、一つ以上のアンテナ108により無線信号を送信及び/又は受信する。送受信機106は送信機及び/又は受信機を含む。送受信機106はRF(radio Frequency)ユニットとも混用することができる。本発明において、無線機器は通信モデム/回路/チップを意味することもできる。
第2無線機器200は一つ以上のプロセッサ202及び一つ以上のメモリ204を含み、さらに一つ以上の送受信機206及び/又は一つ以上のアンテナ208を含む。プロセッサ202はメモリ204及び/又は送受信機206を制御し、この明細書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/又はフローチャートを具現するように構成される。例えば、プロセッサ202はメモリ204内の情報を処理して第3情報/信号を生成した後、送受信機206で第3情報/信号を含む無線信号を送信する。またプロセッサ202は送受信機206で第4情報/信号を含む無線信号を受信した後、第4情報/信号の信号処理から得た情報をメモリ204に格納する。メモリ204はプロセッサ202に連結され、プロセッサ202の動作に関連する様々な情報を格納する。例えば、メモリ204はプロセッサ202により制御されるプロセスのうちの一部又は全部を行うか、又はこの明細書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/又はフローチャートを行うための命令を含むソフトウェアコードを格納する。ここで、プロセッサ202とメモリ204は無線通信技術(例えば、LTE、NR)を具現するように設計された通信モデム/回路/チップの一部である。送受信機206はプロセッサ202に連結され、一つ以上のアンテナ208により無線信号を送信及び/又は受信する。送受信機206は送信機及び/又は受信機を含む。送受信機206はRFユニットとも混用することができる。本発明において、無線機器は通信モデム/回路/チップを意味することもできる。
以下、無線機器100,200のハードウェア要素についてより具体的に説明する。これに限られないが、一つ以上のプロトコル階層が一つ以上のプロセッサ102,202により具現される。例えば、一つ以上のプロセッサ102,202は一つ以上の階層(例えば、PHY、MAC、RLC、PDCP、RRC、SDAPのような機能的階層)を具現する。一つ以上のプロセッサ102,202はこの明細書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/又はフローチャートによって一つ以上のPDU(Protocol Data Unit)及び/又は一つ以上のSDU(Service Data Unit)を生成する。一つ以上のプロセッサ102,202はこの明細書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/又はフローチャートによってメッセージ、制御情報、データ又は情報を生成する。一つ以上のプロセッサ102,202はこの明細書に開示された機能、手順、提案及び/又は方法によってPDU、SDU、メッセージ、制御情報、データ又は情報を含む信号(例えば、ベースバンド信号)を生成して、一つ以上の送受信機106,206に提供する。一つ以上のプロセッサ102,202は一つ以上の送受信機106,206から信号(例えば、ベースバンド信号)を受信して、この明細書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/又はフローチャートによってPDU、SDU、メッセージ、制御情報、データ又は情報を得ることができる。
一つ以上のプロセッサ102,202はコントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ又はマイクロコンピュータとも称される。一つ以上のプロセッサ102,202はハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア又はこれらの組み合わせにより具現される。一例として、一つ以上のASIC(Application Specific Integrated Circuit)、一つ以上のDSP(Digital Signal Processor)、一つ以上のDSPD(Digital Signal Processing Device)、一つ以上のPLD(Programmable Logic Device)又は一つ以上のFPGA(Field Programmable Gate Arrays)が一つ以上のプロセッサ102,202に含まれる。この明細書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/又はフローチャートはファームウェア又はソフトウェアを使用して具現され、ファームウェア又はソフトウェアはモジュール、手順、機能などを含むように具現される。この明細書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/又はフローチャートを行うように設定されたファームウェア又はソフトウェアは一つ以上のプロセッサ102,202に含まれるか、又は一つ以上のメモリ104,204に格納されて一つ以上のプロセッサ102,202により駆動される。この明細書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/又はフローチャートはコード、命令語(instruction)及び/又は命令語集合の形態でファームウェア又はソフトウェアを使用して具現される。
一つ以上のメモリ104,204は一つ以上のプロセッサ102,202に連結され、様々な形態のデータ、信号、メッセージ、情報、プログラム、コード、指示及び/又は命令を格納する。一つ以上のメモリ104,204はROM、RAM、EPROM、フラッシメモリ、ハードドライブ、レジスター、キャッシュメモリ、コンピュータ読み取り格納媒体及び/又はこれらの組み合わせにより構成される。一つ以上のメモリ104,204は一つ以上のプロセッサ102,202の内部及び/又は外部に位置する。また、一つ以上のメモリ104,204は有線又は無線連結のような様々な技術により一つ以上のプロセッサ102,202に連結される。
一つ以上の送受信機106,206は一つ以上の他の装置にこの明細書における方法及び/又はフローチャートなどで言及されたユーザデータ、制御情報、無線信号/チャネルなどを送信することができる。一つ以上の送受信機106,206は一つ以上の他の装置からこの明細書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/又はフローチャートなどで言及されたユーザデータ、制御情報、無線信号/チャネルなどを受信することができる。例えば、一つ以上の送受信機106,206は一つ以上のプロセッサ102,202に連結され、無線信号を送受信する。例えば、一つ以上のプロセッサ102,202は一つ以上の送受信機106,206が一つ以上の他の装置にユーザデータ、制御情報又は無線信号を送信するように制御することができる。また、一つ以上のプロセッサ102,202は一つ以上の送受信機106,206が一つ以上の他の装置からユーザデータ、制御情報又は無線信号を受信するように制御することができる。一つ以上の送受信機106,206は一つ以上のアンテナ108,208に連結され、一つ以上の送受信機106,206は一つ以上のアンテナ108,208によりこの明細書に開示された説明、機能、手順、提案、方法及び/又はフローチャートなどで言及されるユーザデータ、制御情報、無線信号/チャネルなどを送受信するように設定される。この明細書において、一つ以上のアンテナは複数の物理アンテナであるか、複数の論理アンテナである(例えば、アンテナポート)。一つ以上の送受信機106,206は受信されたユーザデータ、制御情報、無線信号/チャネルなどを一つ以上のプロセッサ102,202を用いて処理するために、受信された無線信号/チャネルなどをRFバンド信号からベースバンド信号に変換する(Convert)。一つ以上の送受信機106,206は一つ以上のプロセッサ102,202を用いて処理されたユーザデータ、制御情報、無線信号/チャネルなどをベースバンド信号からRFバンド信号に変換する。このために、一つ以上の送受信機106,206は(アナログ)オシレーター及び/又はフィルターを含む。
この開示の様々な実施例によると、一つ以上のメモリ(例、104又は204)は指示又はプログラムを格納し、これらの指示又はプログラムは実行されるとき、一つ以上のメモリに作動可能に連結された一つ以上のプロセッサをしてこの開示の様々な実施例又は具現による動作を実行させる。
この開示の様々な実施例によると、コンピュータ読み取り可能な(readable)格納媒体は、一つ以上の指示又はコンピュータプログラムを格納し、一つ以上の指示又はコンピュータプログラムは一つ以上のプロセッサにより実行されるとき、一つ以上のプロセッサをしてこの開示の様々な実施例又は具現による動作を実行させる。
この開示の様々な実施例によると、プロセシング機器又は装置は一つ以上のプロセッサ及び一つ以上のプロセッサに連結可能な一つ以上のコンピュータメモリを含む。一つ以上のコンピュータメモリは指示又はプログラムを格納し、指示又はプログラムは、実行されるとき、一つ以上のメモリに作動可能に(operably)連結された一つ以上のプロセッサをしてこの開示の様々な実施例又は具現による動作を実行させる。
4.2.2. この開示の様々な実施例が適用される無線機器の活用例
図26はこの開示の様々な実施例が適用される無線機器の他の例を示す。無線機器は使用例/サービスによって様々な形態で具現することができる(図24を参照)。
図26を参照すると、無線機器100,200は図25の無線機器100,200に対応し、様々な要素、成分、ユニット/部及び/又はモジュールで構成される。例えば、無線機器100,200は通信部110、制御部120、メモリ部130及び追加要素140を含む。通信部は通信回路112及び送受信機114を含む。例えば、通信回路112は図25における一つ以上のプロセッサ102,202及び/又は一つ以上のメモリ104,204を含む。例えば、送受信機114は図25の一つ以上の送受信機106,206及び/又は一つ以上のアンテナ108,208を含む。制御部120は通信部110、メモリ部130及び追加要素140に電気的に連結され、無線機器の諸般動作を制御する。例えば、制御部120はメモリ部130に格納されたプログラム/コード/命令/情報に基づいて無線機器の電気的/機械的動作を制御する。また制御部120はメモリ部130に格納された情報を通信部110により外部(例えば、他の通信機器)に無線/有線インターフェースにより送信するか、又は通信部110により外部(例えば、他の通信機器)から無線/有線インターフェースにより受信された情報をメモリ部130に格納する。
追加要素140は無線機器の種類によって様々に構成される。例えば、追加要素140はパワーユニット/バッテリー、入出力部(I/O unit)、駆動部及びコンピュータ部のうち、いずれか一つを含む。これに限られないが、無線機器はロボット(図24、100a)、車両(図24、100b-1、100b-2)、XR機器(図24、100c)、携帯機器(図24、100d)、家電(図24、100e)、IoT機器(図24、100f)、デジタル放送用端末、ホログラム装置、公共安全装置、MTC装置、医療装置、フィンテック装置(又は金融装置)、保安装置、気候/環境装置、AIサーバ/機器(図24、400)、基地局(図24、200)及びネットワークノードなどの形態で具現される。無線機器は使用例/サービスによって移動可能であるか、又は固定した場所で使用される。
図26において、無線機器100,200内の様々な要素、成分、ユニット/部及び/又はモジュールは全体が有線インターフェースにより互いに連結されるか、又は少なくとも一部が通信部110により無線連結される。例えば、無線機器100,200内で制御部120と通信部110は有線連結され、制御部120と第1ユニット(例えば、130、140)は通信部110により無線連結される。また無線機器100,200内の各要素、成分、ユニット/部及び/又はモジュールは一つ以上の要素をさらに含む。例えば、制御部120は一つ以上のプロセッサ集合で構成される。例えば、制御部120は通信制御プロセッサ、アプリケーションプロセッサ(Application processor)、ECU(Electronic control Unit)、グラフィック処理プロセッサ、メモリ制御プロセッサなどの集合で構成される。他の例として、メモリ部130はRAM(Random Access Memory)、DRAM(Dynamic RAM)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ(flash Memory)、揮発性メモリ(volatile Memory)、非揮発生メモリ及び/又はこれらの組み合わせで構成される。
以下、図26を参照しながら、その具現例についてより詳しく説明する。
4.2.3. この開示の様々な実施例が適用される携帯機器の例
図27は本発明に適用される携帯機器を例示する。携帯機器はスマートフォン、スマートパッド、ウェアラブル機器(例えば、スマートウォッチ、スマートグラス)、携帯用コンピュータ(例えば、ノートブックパソコンなど)を含む。携帯機器はMS(Mobile Station)、UT(user terminal)、MSS(Mobile Subscriber Station)、SS(Subscriber Station)、AMS(Advanced Mobile Station)又はWT(Wireless terminal)とも称される。
図27を参照すると、携帯機器100はアンテナ部108、通信部110、制御部120、メモリ部130、電源供給部140a、インターフェース部140b及び入出力部140cを含む。アンテナ部108は通信部110の一部で構成される。ブロック110~130/140a~140cは各々、図26におけるブロック110~130/140に対応する。
通信部110は他の無線機器、基地局と信号(例えば、データ、制御信号など)を送受信する。制御部120は携帯機器100の構成要素を制御して様々な動作を行う。制御部120はAP(Application Processor)を含む。メモリ部130は携帯機器100の駆動に必要なデータ/パラメータ/プログラム/コード/命令を格納する。またメモリ部130は入/出力されるデータ/情報などを格納する。電源供給部140aは携帯機器100に電源を供給し、有/無線充電回路、バッテリーなどを含む。インターフェース部140bは携帯機器100と他の外部機器の連結を支援する。インターフェース部140bは外部機器との連結のための様々なポート(例えば、オーディオ入/出力ポート、ビデオ入/出力ポート)を含む。入出力部140cは映像情報/信号、オーディオ情報/信号、データ及び/又はユーザから入力される情報を入力又は出力する。入出力部140cはカメラ、マイクロホン、ユーザ入力部、ディスプレイ部140d、スピーカー及び/又は触覚モジュールなどを含む。
一例として、データ通信の場合、入出力部140cはユーザから入力された情報/信号(例えば、タッチ、文字、音声、イメージ、ビデオ)を得、この得られた情報/信号はメモリ部130に格納される。通信部110はメモリに格納された情報/信号を無線信号に変換し、変換された無線信号を他の無線機器に直接送信するか又は基地局に送信する。また通信部110は他の無線機器又は基地局から無線信号を受信した後、受信された無線信号を元来の情報/信号に復元する。復元された情報/信号はメモリ部130に格納された後、入出力部140cにより様々な形態(例えば、文字、音声、イメージ、ビデオ、触覚)に出力される。
4.2.4. この開示の様々な実施例が適用される車両又は自律走行車両の例
図28は本発明に適用される車両又は自律走行車両を例示する。車両又は自律走行車両は移動型ロボット、車両、汽車、有/無人飛行体(Aerial Vehicle、AV)、船舶などで具現される。
図28を参照すると、車両又は自律走行車両100はアンテナ部108、通信部110、制御部120、駆動部140a、電源供給部140b、センサ部140c及び自律走行部140dを含む。アンテナ部108は通信部110の一部で構成される。ブロック110/130/140a~140dは各々図26におけるブロック110/130/140に対応する。
通信部110は他の車両、基地局(例えば、基地局、路辺基地局(Road Side unit)など)、サーバなどの外部機器と信号(例えば、データ、制御信号など)を送受信する。制御部120は車両又は自律走行車両100の要素を制御して様々な動作を行う。制御部120はECU(Electronic control Unit)を含む。駆動部140aにより車両又は自律走行車両100が地上で走行する。駆動部140aはエンジン、モータ、パワートレイン、輪、ブレーキ、ステアリング装置などを含む。電源供給部140bは車両又は自律走行車両100に電源を供給し、有/無線充電回路、バッテリーなどを含む。センサ部140cは車両状態、周辺環境情報、ユーザ情報などを得ることができる。センサ部140cはIMU(inertial measurement unit)センサ、衝突センサ、ホイールセンサ(wheel sensor)、速度センサ、傾斜センサ、重量感知センサ、ヘッディングセンサ(heading sensor)、ポジションモジュール(position MODULE)、車両前進/後進センサ、バッテリーセンサ、燃料センサ、タイヤセンサ、ステアリングセンサ、温度センサ、湿度センサ、超音波センサ、照度センサ、ペダルポジションセンサなどを含む。自律走行部140dは走行中の車線を維持する技術、車間距離制御装置(adaptive cruise control)のように速度を自動に調節する技術、所定の経路によって自動走行する技術、目的地が設定されると自動に経路を設定して走行する技術などを具現する。
一例として、通信部110は外部サーバから地図データ、交通情報データなどを受信する。自律走行部140dは得られたデータに基づいて自律走行経路とドライブプランを生成する。制御部120はドライブプランに従って車両又は自律走行車両100が自律走行経路に移動するように駆動部140aを制御する(例えば、速度/方向調節)。通信部110は自律走行中に外部サーバから最新交通情報データを非周期的に得、また周りの車両から周りの交通情報データを得る。またセンサ部140cは自律走行中に車両状態、周辺環境情報を得る。自律走行部140dは新しく得たデータ/情報に基づいて自律走行経路とドライブプランを更新する。通信部110は車両位置、自律走行経路、ドライブプランなどに関する情報を外部サーバに伝達する。外部サーバは車両又は自律走行車両から集められた情報に基づいて、AI技術などを用いて交通情報データを予め予測し、予測された交通情報データを車両又は自律走行車両に提供することができる。
要約すると、この開示の様々な実施例は一定の装置及び/又は端末により具現される。
例えば、一定の装置としては、基地局、ネットワークノード、送信端末、受信端末、無線装置、無線通信装置、車両、自律走行機能を有する車両、ドローン(unmanned aerial vehicle、UAV)、AI(artificial intelligence、AI)モジュール、ロボット、AR(augmented reality)装置、VR(virtual reality)装置又はそれ以外の装置である。
例えば、端末としては、個人携帯端末機(PDA:Personal Digital Assistant)、セルラーフォン、個人通信サービス(PCS:Personal Communication Service)フォン、GSM(Global System for Mobile)フォン、WCDMA(Wideband CDMA)(登録商標)フォン、MBS(Mobile Broadband System)フォン、スマート(Smart)フォン又はマルチモードマルチバンド(MM-MB:Multi Mode-Multi Band)端末機などである。
ここで、スマートフォンとは、移動通信端末機と個人携帯端末機の長所を混合した端末機であり、移動通信端末機に、個人携帯端末機の機能である日程管理、ファクシミリ送受信、及びインターネット接続などのデータ通信機能を統合した端末機を意味する。また、マルチモードマルチバンド端末機とは、マルチモデムチップを内蔵して携帯インターネットシステム及び他の移動通信システム(例えば、CDMA(Code Division Multiple Access)2000システム、WCDMA(Wideband CDMA)システムなど)のいずれでも作動できる端末機のことを指す。
また端末としては、ノートブック型パソコン、ハンドヘルドPC(Hand-Held PC)、タブレットPC(tablet PC)、ウルトラブック(ultrabook)、スレートPC(slate PC)、デジタル放送用端末、PMP(portable multimedia player)、ナビゲーション、ウェアラブル装置(wearable device、例えば、スマートウォッチ(smartwatch)、スマートグラス(smart glass)、及びHMD(head mounted display))などがある。例えば、ドローンは、人は乗らず、無線制御信号により飛行する飛行体である。例えば、HMDは頭に装着するタイプのディスプレイ装置である。例えば、HMDはVR又はARの具現に用いられる。
この開示の様々な実施例が具現される無線通信技術はLTE、NR及び6Gだけではなく、低電力通信のためのNB-IoT(Narrowband Internet of Things)を含む。このとき、例えば、NB-IoT技術はLPWAN(Low Power Wide Area Network)技術の一例であり、LTE Cat(category)NB1及び/又はLTE Cat NB2などの規格で具現され、上述した名称に限定されない。さらに/或いは、この開示の様々な実施例による無線機器で具現される無線通信技術はLTE-M技術に基づいて通信を行う。このとき、一例として、LTE-M技術はLPWAN技術の一例であり、eMTC(enhanced Machine Type Communication)などの様々な名称に呼ばれる。例えば、LTE-M技術は、1)LTE CAT0、2)LTE Cat M1、3)LTE Cat M2、4)LTE non-BL(non-Bandwidth Limited)、5)LTE-MTC、6)LTE Machine Type Communication、及び/又は7)LTE Mなどの様々な規格のうちのいずれかに具現され、上述した名称に限定されない。さらに/或いは、この開示の様々な実施例による無線機器で具現される無線通信技術は、低電力通信を考慮したZigBee、ブルートゥース(Bluetooth)及び低電力広域通信網(Low Power Wide Area Network、LPWAN)のうちのいずれかを含み、上述した名称に限定されない。一例として、ZigBee技術はIEEE802.15.4などの様々な規格に基づいて小型/低電力デジタル通信に関連するPAN(personal area networks)を生成し、様々な名称に呼ばれる。
この開示の様々な実施例は様々な手段により具現できる。例えば、この開示の様々な実施例はハードウェア、ファームウェア(firmware)、ソフトウェア又はそれらの組み合わせなどにより具現できる。
ハードウェアによる具現の場合、本発明の実施例による方法は、一つ又はそれ以上のASIC(application specific integrated circuit)、DSP(digital signal processor)、DSPD(digital signal processing device)、PLD(programmable logic device)、FPGA(field programmable gate array)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサなどによって具現することができる。
ファームウェアやソフトウェアによる具現の場合、本発明の実施例による方法は、以上で説明した機能又は動作を行うモジュール、手順又は関数などの形態として具現することができる。例えば、ソフトウェアコードは、メモリに格納し、プロセッサによって駆動することができる。上記メモリユニットは上記プロセッサの内部又は外部に設けられて、既に公知である様々な手段によって上記プロセッサとデータをやり取りすることができる。
本発明は、本発明の技術的アイディア及び必須特徴から逸脱しない範囲で他の特定の形態として具体化することができる。したがって、上記の詳細な説明はいずれの面においても制限的に解釈されてはならず、例示的なものとして考慮しなければならない。本発明の範囲は、添付する請求項の合理的解釈によって決定しなければならず、本発明の等価的範囲内における変更はいずれも本発明の範囲に含まれる。また、特許請求の範囲で明示的な引用関係にない請求項を結合して実施例を構成してもよく、出願後の補正によって新しい請求項として含めてもよい。
本発明の実施例は、様々な無線接続システムに適用することができる。様々な無線接続システムの一例として3GPP(3rd Generation Partnership Project)又は3GPP2システムなどがある。本発明の実施例は、上記様々な無線接続システムの他、上記様々な無線接続システムを応用した全ての技術分野にも適用することができる。さらに、提案した方法は、超高周波帯域を利用するmmWave通信システムにも適用することができる。

Claims (15)

  1. 無線通信システムにおいて端末が行う方法であって、
    PRS(positioning reference signal)リソースの設定に関連する情報を受信する過程;及び
    前記PRSリソースの設定に基づいて、周波数ドメインにおいてコム(comb)として設定された複数のRE(Resource element)にマッピングされたPRSを受信する過程を含み、
    前記複数のREは、(i)前記PRSリソースの設定に含まれた第1オフセットに関する情報、(ii)予め設定された第2オフセット、及び(iii)前記コムのコムサイズ(comb size)に基づいて得られ、
    前記第2オフセットは、一つのスロットに含まれたOFDM(orthogonal frequency division multiplexing)シンボルのうち、前記複数のREが占める一つ以上のOFDMシンボルのそれぞれに対する周波数オフセットを含み、
    (i)前記一つ以上のOFDMシンボルのそれぞれに対する周波数オフセット、(ii)前記一つ以上のOFDMシンボルのそれぞれに対するインデックス、及び(iii)前記コムサイズは予め設定された対応関係を満たす、方法。
  2. 前記一つ以上のOFDMシンボルのそれぞれにおける前記複数のREの開始インデックスは、前記第1オフセットに前記周波数オフセットを加えた値を前記コムサイズで割った値の余りに基づいて得られる、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1オフセットは、前記一つ以上のOFDMシンボルの全てに適用される一つの周波数オフセットである、請求項1に記載の方法。
  4. 前記コムサイズは、予め設定された複数の候補のうち、いずれかの値に指示され、前記予め設定された複数の候補は2、4、6、12である、請求項1に記載の方法。
  5. 前記一つ以上のOFDMシンボルのうち、一番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは0である、請求項1に記載の方法。
  6. さらに前記PRSに対する補助データ(assistance data)に関連する情報を受信する過程を含み、
    前記コムサイズに関する情報は前記補助データに含まれる、請求項1に記載の方法。
  7. 前記コムサイズが4であり、前記一つ以上のOFDMシンボルが4個のOFDMシンボルであることに基づいて:
    (i) 前記4個のOFDMシンボルのうち、一番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは0であり、
    (ii) 前記4個のOFDMシンボルのうち、二番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは2であり、
    (iii) 前記4個のOFDMシンボルのうち、三番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは1であり、
    (iv) 前記4個のOFDMシンボルのうち、四番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは3である、請求項1に記載の方法。
  8. 前記コムサイズが8であり、前記一つ以上のOFDMシンボルが8個のOFDMシンボルであることに基づいて:
    (i) 前記8個のOFDMシンボルのうち、一番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは0であり、
    (ii) 前記8個のOFDMシンボルのうち、二番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは4であり、
    (iii) 前記8個のOFDMシンボルのうち、三番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは2であり、
    (iv) 前記8個のOFDMシンボルのうち、四番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは6であり、
    (v) 前記8個のOFDMシンボルのうち、五番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは1であり、
    (vi) 前記8個のOFDMシンボルのうち、六番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは5であり、
    (vii) 前記8個のOFDMシンボルのうち、七番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは3であり、
    (viii) 前記8個のOFDMシンボルのうち、八番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは7である、請求項1に記載の方法。
  9. 前記コムサイズが16であり、前記一つ以上のOFDMシンボルが16個のOFDMシンボルであることに基づいて:
    (i) 前記16個のOFDMシンボルのうち、一番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは0であり、
    (ii) 前記16個のOFDMシンボルのうち、二番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは8であり、
    (iii) 前記16個のOFDMシンボルのうち、三番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは4であり、
    (iv) 前記16個のOFDMシンボルのうち、四番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは12であり、
    (v) 前記16個のOFDMシンボルのうち、五番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは2であり、
    (vi) 前記16個のOFDMシンボルのうち、六番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは10であり、
    (vii) 前記16個のOFDMシンボルのうち、七番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは6であり、
    (viii) 前記16個のOFDMシンボルのうち、八番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは14であり、
    (ix) 前記16個のOFDMシンボルのうち、九番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは1であり、
    (x) 前記16個のOFDMシンボルのうち、十番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは9であり、
    (xi) 前記16個のOFDMシンボルのうち、十一番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは5であり、
    (xii) 前記16個のOFDMシンボルのうち、十二番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは13であり、
    (xiii) 前記16個のOFDMシンボルのうち、十三番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは3であり、
    (xiv) 前記16個のOFDMシンボルのうち、十四番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは11であり、
    (xv) 前記16個のOFDMシンボルのうち、十五番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは7であり、
    (xvi) 前記16個のOFDMシンボルのうち、十六番目のOFDMシンボルに対する周波数オフセットは15である、請求項1に記載の方法。
  10. 無線通信システムにおいて動作する装置であって、
    メモリ(memory);及び
    前記メモリに連結された一つ以上のプロセッサ(processor)を含み、
    前記一つ以上のプロセッサは:
    PRS(positioning reference signal)リソースの設定に関連する情報を受信し、
    前記PRSリソースの設定に基づいて、周波数ドメインにおいてコム(comb)として設定された複数のRE(Resource element)にマッピングされたPRSを受信し、
    前記複数のREは、(i)前記PRSリソースの設定に含まれた第1オフセットに関する情報、(ii)予め設定された第2オフセット、及び(iii)前記コムのコムサイズ(comb size)に基づいて得られ、
    前記第2オフセットは、一つのスロットに含まれたOFDM(orthogonal frequency division multiplexing)シンボルのうち、前記複数のREが占める一つ以上のOFDMシンボルのそれぞれに対する周波数オフセットを含み、
    (i)前記一つ以上のOFDMシンボルのそれぞれに対する周波数オフセット、(ii)前記一つ以上のOFDMシンボルのそれぞれに対するインデックス、及び(iii)前記コムサイズは予め設定された対応関係を満たす、装置。
  11. 前記装置は、移動端末機、ネットワーク及び前記装置が含まれた車両以外の自律走行車両のうちのいずれかと通信する、請求項10に記載の装置。
  12. 無線通信システムにおいて装置が行う方法であって、
    PRS(positioning reference signal)リソースの設定に関連する情報を送信する過程;及び
    前記PRSリソースの設定に基づいて、周波数ドメインにおいてコム(comb)として設定された複数のRE(Resource element)にマッピングされたPRSを送信する過程を含み、
    前記複数のREは、(i)前記PRSリソースの設定に含まれた第1オフセットに関する情報、(ii)予め設定された第2オフセット、及び(iii)前記コムのコムサイズ(comb size)に基づいて得られ、
    前記第2オフセットは、一つのスロットに含まれたOFDM(orthogonal frequency division multiplexing)シンボルのうち、前記複数のREが占める一つ以上のOFDMシンボルのそれぞれに対する周波数オフセットを含み、
    (i)前記一つ以上のOFDMシンボルのそれぞれに対する周波数オフセット、(ii)前記一つ以上のOFDMシンボルのそれぞれに対するインデックス、及び(iii)前記コムサイズは予め設定された対応関係を満たす、方法。
  13. 無線通信システムにおいて動作する装置であって、
    メモリ(memory);及び
    前記メモリに連結された一つ以上のプロセッサ(processor)を含み、
    前記一つ以上のプロセッサは:
    PRS(positioning reference signal)リソースの設定に関連する情報を送信する過程;及び
    前記PRSリソースの設定に基づいて、周波数ドメインにおいてコム(comb)として設定された複数のRE(Resource element)にマッピングされたPRSを送信する過程を含み、
    前記複数のREは、(i)前記PRSリソースの設定に含まれた第1オフセットに関する情報、(ii)予め設定された第2オフセット、及び(iii)前記コムのコムサイズ(comb size)に基づいて得られ、
    前記第2オフセットは、一つのスロットに含まれたOFDM(orthogonal frequency division multiplexing)シンボルのうち、前記複数のREが占める一つ以上のOFDMシンボルのそれぞれに対する周波数オフセットを含み、
    (i)前記一つ以上のOFDMシンボルのそれぞれに対する周波数オフセット、(ii)前記一つ以上のOFDMシンボルのそれぞれに対するインデックス、及び(iii)前記コムサイズは予め設定された対応関係を満たす、装置。
  14. 無線通信システムにおいて動作する装置であって、
    一つ以上のプロセッサ(processor);及び
    前記一つ以上のプロセッサに方法を実行させる一つ以上の命令語(instruction)を格納する一つ以上のメモリ(memory)を含み、前記方法は:
    PRS(positioning reference signal)リソースの設定に関連する情報を受信する過程;及び
    前記PRSリソースの設定に基づいて、周波数ドメインにおいてコム(comb)として設定された複数のRE(Resource element)にマッピングされたPRSを受信する過程を含み、
    前記複数のREは、(i)前記PRSリソースの設定に含まれた第1オフセットに関する情報、(ii)予め設定された第2オフセット、及び(iii)前記コムのコムサイズ(comb size)に基づいて得られ、
    前記第2オフセットは、一つのスロットに含まれたOFDM(orthogonal frequency division multiplexing)シンボルのうち、前記複数のREが占める一つ以上のOFDMシンボルのそれぞれに対する周波数オフセットを含み、
    (i)前記一つ以上のOFDMシンボルのそれぞれに対する周波数オフセット、(ii)前記一つ以上のOFDMシンボルのそれぞれに対するインデックス、及び(iii)前記コムサイズは予め設定された対応関係を満たす、装置。
  15. 一つ以上のプロセッサ(processor)に方法を実行させる一つ以上の命令語(instruction)を格納するプロセッサ-読み取り可能な媒体(processor-readable medium)であって、前記方法は:
    PRS(positioning reference signal)リソースの設定に関連する情報を受信する過程;及び
    前記PRSリソースの設定に基づいて、周波数ドメインにおいてコム(comb)として設定された複数のRE(Resource element)にマッピングされたPRSを受信する過程を含み、
    前記複数のREは、(i)前記PRSリソースの設定に含まれた第1オフセットに関する情報、(ii)予め設定された第2オフセット、及び(iii)前記コムのコムサイズ(comb size)に基づいて得られ、
    前記第2オフセットは、一つのスロットに含まれたOFDM(orthogonal frequency division multiplexing)シンボルのうち、前記複数のREが占める一つ以上のOFDMシンボルのそれぞれに対する周波数オフセットを含み、
    (i)前記一つ以上のOFDMシンボルのそれぞれに対する周波数オフセット、(ii)前記一つ以上のOFDMシンボルのそれぞれに対するインデックス、及び(iii)前記コムサイズは予め設定された対応関係を満たす、プロセッサ-読み取り可能な媒体。
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