本出願は、「UE CAPABILITY INFORMATION REPORTING METHOD AND DEVICE」と題する、2019年8月15日に中国国家知識産権局に出願された特許出願第PCT/CN2019/100876号に対する優先権を主張し、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
本出願の実施形態は、通信技術の分野に関係し、特に、ユーザ機器(user equipment、UE)能力情報報告方法及びデバイスに関係する。
第5世代(5th generation、5G)移動通信技術の制御プレーン・シグナリング手順において、UEとネットワーク・デバイスとの間で初期接続が確立された後、ネットワーク・デバイスは、以下のシグナリング手順を使用してUEの能力を照会してもよい。すなわち、ネットワーク・デバイスが、UEの能力を照会するために使用されるUE能力照会(UE capability enquiry)情報をUEに送信し、UEが、UE能力照会情報を受信した後、UEの能力をUE能力情報(UE capability information)を介してネットワーク・デバイスに報告する。
UEの能力は、少なくとも、UEのマルチ無線アクセス技術デュアル・コネクティビティ能力を含んでもよい。例えば、UEが2つの無線アクセス技術、すなわち、進化型ユニバーサル地上無線アクセス(evolved universal terrestrial radio access、EUTRA)とニュー・ラジオ(new radio access、NR)をサポートする場合、UEのマルチRATデュアル・コネクティビティ能力は、EUTRA-NRハイブリッド・ネットワーク能力を含んでもよい。UEのマルチRATデュアル・コネクティビティ能力は、UEによってサポートされるバンド組み合わせの少なくともバンド幅組み合わせセット(bandwidth combination set、BCS)を含んでもよい。BCSは、1つ以上のバンド組み合わせを含んでもよく、各バンド組み合わせは、1つ以上のキャリアを含んでもよく、各キャリアは、1つ以上のバンド幅に対応する。UEのマルチRATデュアル・コネクティビティ能力が、バンド組み合わせに含まれるキャリアの無線アクセス技術タイプに基づくEUTRA-NRハイブリッド・ネットワーキング能力を含むときに、バンド組み合わせは、複数のタイプのバンド組み合わせ、例えば、NRキャリア・アグリゲーション(carrier aggregation、CA)バンド組み合わせ、バンド内(intra-band) EUTRA-NRデュアル・コネクティビティ(EUTRA NR dual connectivity、ENDC)バンド組み合わせ、及びバンド間(inter-band) ENDCバンド組み合わせに分類されてもよい。
従来の技術において、UEは、情報要素supportedBandwidthCombinationSet (supportedBandwidthCombinationSet)と情報要素supportedBandwidthCombinationSetEutra (supportedBandwidthCombinationSetEutra)を使用して、UEによってサポートされるバンド組み合わせのBCSをネットワーク・デバイスに報告する。例えば、UEは、情報要素supportedBandwidthCombinationSetを使用して、NRCAバンド組み合わせのBCS、バンド間ENDCバンド組み合わせにおけるNRコンポーネントのBCS、又はバンド内ENDCバンド組み合わせのBCSをネットワーク・デバイスに報告する。別の例では、UEは、情報要素supportedBandwidthCombinationSetEutraを使用して、バンド間ENDCバンド組み合わせにおけるEUTRAコンポーネントのBCSをネットワーク・デバイスに報告する。
しかしながら、ユーザ要求が増加するか(例えば、バンド幅に対するユーザ要求が連続的に増加する場合)、又はオペレータがネットワークを展開する必要があるため、既存のタイプのバンド組み合わせ、例えば、NRCAバンド組み合わせ、バンド内ENDCバンド組み合わせ、及びバンド間ENDCバンド組み合わせに加えて、新しいタイプのバンド組み合わせ、例えば、バンド内ENDCバンド組み合わせ及びNRCAを含むバンド組み合わせが生じることがある。現在、UEが新しいタイプのバンド組み合わせをサポートする場合、UEは、既存の情報要素supportedBandwidthCombinationSet、及び/又は既存の情報要素supportedBandwidthCombinationSetEutraを使用して、UEによってサポートされる新しいタイプのバンド組み合わせに対応するNRCAのBCSを報告することができない。
本出願の実施形態は、UEがバンド内ENDCバンド組み合わせ及びNRCAを含むバンド組み合わせをサポートする場合、UEは、バンド組み合わせに対応するNRCAのバンド幅組み合わせセットを報告できないという問題を解決するUE能力情報報告方法及びデバイスを提供する。
前述の目的を達成するために、本出願の実装において、以下の技術的解決策が使用される。
第1の態様によれば、本出願の実施形態は、UE能力情報報告方法を提供する。本方法は、UEが、ネットワーク・デバイスからUE能力情報を受信することであって、UE能力照会情報は、UEの能力を照会するために使用される、受信することを含む。UEが、UE能力照会情報に基づいて、UE能力情報をネットワーク・デバイスに送信し、UE能力情報は、UEが第1のタイプのバンド組み合わせをサポートしていることを示すために使用され、第1のタイプのバンド組み合わせが、バンド内進化型ユニバーサル地上無線アクセス-ニュー・ラジオ・デュアル・コネクティビティENDCバンド組み合わせ及びニュー・ラジオ・キャリア・アグリゲーションNRCAを含むバンド組み合わせを含む。UE能力情報が、第1の情報及び第2の情報を含み、第1の情報が、UEによってサポートされるバンド内ENDCの第1のバンド幅組み合わせセットを含み、第2の情報が、UEによってサポートされるNRCAの第2のバンド幅組み合わせセットを含む。
第1の態様において提供される技術的解決策によれば、UEは、ネットワーク・デバイスからUE能力照会情報を受信し、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせのバンド幅組み合わせセットを、UE能力照会情報に基づいて、また、UE能力情報に含まれる第1の情報及び第2の情報を使用して、ネットワーク・デバイスに報告し、ネットワーク・デバイスが、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせのバンド幅組み合わせセットに基づいて、UEにリソースを割り当てるようにする。
可能な実装において、第1の情報が、UEによってサポートされる第1のバンド組み合わせをさらに含み、第1のタイプのバンド組み合わせが、UEによってサポートされるn個のバンド組み合わせを含み、第1のバンド幅組み合わせセットが、n個のバンド組み合わせに対応するバンド内ENDCの全てのバンド幅組み合わせセットであり、第2のバンド幅組み合わせセットが、n個のバンド組み合わせに対応するNRCAの全てのバンド幅組み合わせセットである。前述の技術的解決策に基づき、UEは、第1の情報を使用して、ネットワーク・デバイスに、第1のタイプのバンド組み合わせに含まれるn個のバンド組み合わせに対応するバンド内ENDCの全てのバンド幅組み合わせセットを報告してもよい。UEは、第2の情報を使用して、ネットワーク・デバイスに、第1のタイプのバンド組み合わせに含まれるn個のバンド組み合わせに対応するNRCAの全てのバンド幅組み合わせセットを報告してもよい。このようにして、ネットワーク・デバイスは、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせに含まれるn個のバンド組み合わせに対応する全てのバンド内ENDCバンド幅組み合わせセット及び全てのNRCAバンド幅組み合わせセットに基づいて、UEにリソースを割り当てる。
可能な実装において、第2の情報が、mビットを含み、mビットが、m個の異なるバンド幅組み合わせセットに対応する。mビットのうちのi番目のビットは、UEがi番目のビットに対応するバンド幅組み合わせセットをサポートしているかどうかを示すために使用され、バンド幅組み合わせセットが、予め定義されており、iが、0以上m以下の整数であり、mが、1以上の整数である。前述の技術的解決策に基づいて、UEは、第2の情報に含まれるmビットを使用して、UEによってサポートされるNRCAの第2のバンド幅組み合わせセットを示してもよく、ネットワーク・デバイスが、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせのバンド幅組み合わせセットに基づいて、UEにリソースを割り当てるようにする。
可能な実装において、第1の情報は、UEによってサポートされるバンド・リスト、及び/又はNRCAパラメータ、及び/又は進化型ユニバーサル地上無線アクセス・キャリア・アグリゲーションEUTRA CAパラメータをさらに含む。前述の技術的解決策に基づいて、UEは、UEによってサポートされるバンド、及び/又はUEのNRCA能力、及び/又はUEのEUTRA CA能力を、UEによってサポートされ、かつ第1の情報に含まれるバンド・リスト、及び/又はNRCAパラメータ、及び/又は、EUTRA CAパラメータを使用して、ネットワーク・デバイスに報告してもよく、ネットワーク・デバイスが、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせのバンド幅組み合わせセットに基づいて、UEにリソースを割り当てるようにする。
可能な実装において、第2の情報が、UEによってサポートされる第1のバンド組み合わせをさらに含み、第1のタイプのバンド組み合わせが、UEによってサポートされるn個のバンド組み合わせを含み、第2のバンド幅組み合わせセットが、n個のバンド組み合わせに対応するNRCAの全てのバンド幅組み合わせセットであり、第1のバンド幅組み合わせセットが、n個のバンド組み合わせに対応するバンド内ENDCの全てのバンド幅組み合わせセットである。前述の技術的解決策に基づき、UEは、第1の情報を使用して、ネットワーク・デバイスに、第1のタイプのバンド組み合わせに含まれるn個のバンド組み合わせに対応するバンド内ENDCの全てのバンド幅組み合わせセットを報告してもよい。UEは、第2の情報を使用して、ネットワーク・デバイスに、第1のタイプのバンド組み合わせに含まれるn個のバンド組み合わせに対応するNRCAの全てのバンド幅組み合わせセットを報告してもよい。このようにして、ネットワーク・デバイスは、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせに含まれるn個のバンド組み合わせに対応する全てのバンド内ENDCバンド幅組み合わせセット及び全てのNRCAバンド幅組み合わせセットに基づいて、UEにリソースを割り当てる。
可能な実装において、第1の情報が、mビットを含み、mビットが、m個の異なるバンド幅組み合わせセットに対応する。mビットのうちのi番目のビットは、UEがi番目のビットに対応するバンド幅組み合わせセットをサポートしているかどうかを示すために使用され、バンド幅組み合わせセットが、予め定義されており、iが、0以上m以下の整数であり、mが、1以上の整数である。前述の技術的解決策に基づいて、UEは、第1の情報に含まれるmビットを使用して、UEによってサポートされるバンド内ENDCの第1のバンド幅組み合わせセットを示してもよく、ネットワーク・デバイスが、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせのバンド幅組み合わせセットに基づいて、UEにリソースを割り当てるようにする。
可能な実装において、第2の情報は、UEによってサポートされるバンド・リスト、及び/又はNRCAパラメータ、及び/又は進化型ユニバーサル地上無線アクセス・キャリア・アグリゲーションEUTRA CAパラメータをさらに含む。前述の技術的解決策に基づいて、UEは、UEによってサポートされるバンド、及び/又はUEのNRCA能力、及び/又はUEのEUTRA CA能力を、UEによってサポートされ、かつ第2の情報に含まれるバンド・リスト、及び/又はNRCAパラメータ、及び/又は、EUTRA CAパラメータを使用して、ネットワーク・デバイスに報告してもよく、ネットワーク・デバイスが、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせのバンド幅組み合わせセットに基づいて、UEにリソースを割り当てるようにする。
第2の態様によれば、本出願の実施形態は、UE能力情報報告方法を提供する。本方法は、ネットワーク・デバイスが、UE能力照会情報をUEに送信し、UE能力照会情報が、UEの能力を照会するために使用される。ネットワーク・デバイスは、UEからUE能力情報を受信し、UE能力情報は、UEが第1のタイプのバンド組み合わせをサポートしていることを示すために使用され、第1のタイプのバンド組み合わせが、バンド内進化型ユニバーサル地上無線アクセス-ニュー・ラジオ・デュアル・コネクティビティENDCバンド組み合わせ及びニュー・ラジオ・キャリア・アグリゲーションNRCAを含むバンド組み合わせを含む。UE能力情報が、第1の情報及び第2の情報を含み、第1の情報が、UEによってサポートされるバンド内ENDCの第1のバンド幅組み合わせセットを含み、第2の情報が、UEによってサポートされるNRCAの第2のバンド幅組み合わせセットを含む。
第2の態様において提供される技術的解決策によれば、ネットワーク・デバイスが、UE能力照会情報をUEに送信し、UEからUE能力情報を受信し、UE能力情報が、第1の情報及び第2の情報を含む。第1の情報が、UEによってサポートされるバンド内ENDCの第1のバンド幅組み合わせセットを含み、第2の情報が、UEによってサポートされるNRCAの第2のバンド幅組み合わせセットを含む。続いて、ネットワーク・デバイスは、第1のバンド幅組み合わせセット及び第2のバンド幅組み合わせセットに基づいて、UEにリソースを割り当ててもよい。
可能な実装において、第1の情報が、UEによってサポートされる第1のバンド組み合わせをさらに含み、第1のタイプのバンド組み合わせが、UEによってサポートされるn個のバンド組み合わせを含み、第1のバンド幅組み合わせセットが、n個のバンド組み合わせに対応するバンド内ENDCの全てのバンド幅組み合わせセットであり、第2のバンド幅組み合わせセットが、n個のバンド組み合わせに対応するNRCAの全てのバンド幅組み合わせセットである。前述の技術的解決策に基づいて、ネットワーク・デバイスは、第1の情報を使用して、UEによって報告され、かつ第1のタイプのバンド組み合わせに含まれるn個のバンド組み合わせに対応するバンド内ENDCの全てのバンド幅組み合わせセットを受信してもよい。ネットワーク・デバイスは、第2の情報を使用して、UEによって報告され、かつ第1のタイプのバンド組み合わせに含まれるn個のバンド組み合わせに対応するNRCAの全てのバンド幅組み合わせセットを受信してもよい。続いて、ネットワーク・デバイスは、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせに含まれるn個のバンド組み合わせに対応する全てのバンド内ENDCバンド幅組み合わせセット及び全てのNRCAバンド幅組み合わせセットに基づいて、UEにリソースを割り当ててもよい。
可能な実装において、第2の情報が、mビットを含み、mビットが、m個の異なるバンド幅組み合わせセットに対応する。mビットのうちのi番目のビットは、UEがi番目のビットに対応するバンド幅組み合わせセットをサポートしているかどうかを示すために使用され、バンド幅組み合わせセットが、予め定義されており、iが、0以上m以下の整数であり、mが、1以上の整数である。前述の技術的解決策に基づいて、ネットワーク・デバイスは、第2の情報に含まれるmビットを使用して、UEによってサポートされ、かつUEによって報告されるNRCAの第2のバンド幅組み合わせセットを受信してもよい。続いて、ネットワーク・デバイスは、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせのバンド幅組み合わせセットに基づいて、UEにリソースを割り当ててもよい。
可能な実装において、第1の情報は、UEによってサポートされるバンド・リスト、及び/又はNRCAパラメータ、及び/又は進化型ユニバーサル地上無線アクセス・キャリア・アグリゲーションEUTRA CAパラメータをさらに含む。前述の技術的解決策に基づいて、ネットワーク・デバイスは、UEによってサポートされ、かつ第1の情報に含まれるバンド・リスト、及び/又はNRCAパラメータ、及び/又はEUTRA CAパラメータを使用して、UEによって報告されたUEのサポートされたバンド、及び/又はUEのNRCA能力、及び/又はUEのEUTRA CA能力を受信してもよい。続いて、ネットワーク・デバイスは、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせのバンド幅組み合わせセットに基づいて、UEにリソースを割り当ててもよい。
可能な実装において、第2の情報が、UEによってサポートされる第1のバンド組み合わせをさらに含み、第1のタイプのバンド組み合わせが、UEによってサポートされるn個のバンド組み合わせを含み、第2のバンド幅組み合わせセットが、n個のバンド組み合わせに対応するNRCAの全てのバンド幅組み合わせセットであり、第1のバンド幅組み合わせセットが、n個のバンド組み合わせに対応するバンド内ENDCの全てのバンド幅組み合わせセットである。前述の技術的解決策に基づいて、ネットワーク・デバイスは、第1の情報を使用して、UEによって報告され、かつ第1のタイプのバンド組み合わせに含まれるn個のバンド組み合わせに対応するバンド内ENDCの全てのバンド幅組み合わせセットを受信してもよい。ネットワーク・デバイスは、第2の情報を使用して、UEによって報告され、かつ第1のタイプのバンド組み合わせに含まれるn個のバンド組み合わせに対応するNRCAの全てのバンド幅組み合わせセットを受信してもよい。続いて、ネットワーク・デバイスは、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせに含まれるn個のバンド組み合わせに対応する全てのバンド内ENDCバンド幅組み合わせセット及び全てのNRCAバンド幅組み合わせセットに基づいて、UEにリソースを割り当ててもよい。
可能な実装において、第5の可能な実装において、第1の情報が、mビットを含み、mビットが、m個の異なるバンド幅組み合わせセットに対応する。mビットのうちのi番目のビットは、UEがi番目のビットに対応するバンド幅組み合わせセットをサポートしているかどうかを示すために使用され、バンド幅組み合わせセットが、予め定義されており、iが、0以上m以下の整数であり、mが、1以上の整数である。前述の技術的解決策に基づいて、ネットワーク・デバイスは、第1の情報に含まれるmビットを使用して、UEによってサポートされ、かつUEによって報告されるバンド内ENDCの1のバンド幅組み合わせセットを受信してもよい。続いて、ネットワーク・デバイスは、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせのバンド幅組み合わせセットに基づいて、UEにリソースを割り当ててもよい。
可能な実装において、第2の情報は、UEによってサポートされるバンド・リスト、及び/又はNRCAパラメータ、及び/又は、進化型ユニバーサル地上無線アクセス・キャリア・アグリゲーションEUTRA CAパラメータをさらに含む。前述の技術的解決策に基づいて、ネットワーク・デバイスは、UEによってサポートされ、かつ第2の情報に含まれるバンド・リスト、及び/又はNRCAパラメータ、及び/又はEUTRA CAパラメータを使用して、UEによって報告されたUEのサポートされたバンド、及び/又はUEのNRCA能力、及び/又はUEのEUTRA CA能力を受信してもよい。続いて、ネットワーク・デバイスは、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせのバンド幅組み合わせセットに基づいて、UEにリソースを割り当ててもよい。
可能な実装において、本方法は、ネットワーク・デバイスが、UE能力情報に基づいて、UEにリソースを割り当てることをさらに含む。前述の技術的解決策に基づき、ネットワーク・デバイスは、UEによってサポートされ、かつUE能力情報に含まれる第1のタイプのバンド組み合わせのバンド幅組み合わせセットに基づいて、UEにリソースを割り当ててもよい。
第3の態様によれば、本出願の実施形態は、UEを提供する。UEは、第1の態様による方法を実装する機能を有する。本機能は、ハードウェアによって実装されてもよいし、対応するソフトウェアを実行するハードウェアによって実装されてもよい。ハードウェア又はソフトウェアは、前述の機能に対応する1つ以上のモジュールを含む。
第4の態様によれば、本出願の実施形態は、ネットワーク・デバイスを提供する。ネットワーク・デバイスは、第2の態様による方法を実装する機能を有する。本機能は、ハードウェアによって実装されてもよいし、対応するソフトウェアを実行するハードウェアによって実装されてもよい。ハードウェア又はソフトウェアは、前述の機能に対応する1つ以上のモジュールを含む。
第5の態様によれば、本出願の実施形態は、少なくとも1つのプロセッサ、少なくとも1つのメモリ、及び通信インターフェースを含む通信装置を提供する。通信インターフェース、少なくとも1つのメモリ、及び少なくとも1つのプロセッサが結合される。通信装置は、通信インターフェースを使用して、別のデバイスと通信する。少なくとも1つのメモリは、コンピュータ・プログラムを記憶するように構成されており、コンピュータ・プログラムが少なくとも1つのプロセッサによって実行されるときに、第1の態様及び第1の態様の可能な実装によるUE能力情報報告方法が実装されるようにする。
第6の態様によれば、本出願の実施形態は、少なくとも1つのプロセッサ、少なくとも1つのメモリ、及び通信インターフェースを含む通信装置を提供する。通信インターフェース、少なくとも1つのメモリ、及び少なくとも1つのプロセッサが結合される。通信装置は、通信インターフェースを使用して、別のデバイスと通信する。少なくとも1つのメモリは、コンピュータ・プログラムを記憶するように構成されており、コンピュータ・プログラムが少なくとも1つのプロセッサによって実行されるときに、第2の態様及び第2の態様の可能な実装によるUE能力情報報告方法が実装されるようにする。
第7の態様によれば、本出願は、システム・チップを提供する。システム・チップは、通信装置において使用されてもよい。システム・チップは、少なくとも1つのプロセッサを含む。関係するプログラム命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行されて、第1の態様及び第1の態様の設計のいずれか1つによる方法においてUEの機能を実装する。任意選択で、システム・チップは、少なくとも1つのメモリをさらに含んでもよい。メモリは、関連するプログラム命令を記憶する。
第8の態様によれば、本出願は、システム・チップを提供する。システム・チップは、通信装置において使用されてもよい。システム・チップは、少なくとも1つのプロセッサを含む。関連するプログラム命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行され、第2の態様及び第2の態様の設計のいずれか1つによる方法においてネットワーク・デバイスの機能を実装する。任意選択で、システム・チップは、少なくとも1つのメモリをさらに含んでもよい。メモリは、関連するプログラム命令を記憶する。
第9の態様によれば、本出願の実施形態は、コンピュータ可読記憶媒体、例えば、コンピュータの非一時的な可読記憶媒体を提供する。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータ・プログラムを記憶する。コンピュータ・プログラム製品が、コンピュータ上で動作するときに、コンピュータは、第1の態様における任意の可能な方法を実行することが可能となる。例えば、コンピュータは、少なくとも1つの記憶ノードであってもよい。
第10の態様によれば、本出願の実施形態は、コンピュータ可読記憶媒体、例えば、コンピュータの非一時的な可読記憶媒体を提供する。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータ・プログラムを記憶する。コンピュータ・プログラムがコンピュータ上で動作するときに、コンピュータは、第2の態様における任意の可能な方法を実行することが可能となる。例えば、コンピュータは、少なくとも1つの記憶ノードであってもよい。
第11の態様によれば、本出願の実施形態は、コンピュータ・プログラム製品を提供する。コンピュータ・プログラム製品がコンピュータ上で動作するときに、第1の態様の可能な実装のいずれか1つにおいて提供される方法が実行される。例えば、コンピュータは、少なくとも1つの記憶ノードであってもよい。
第12の態様によれば、本出願の実施形態は、コンピュータ・プログラム製品を提供する。コンピュータ・プログラム製品がコンピュータ上で動作するときに、第2の態様の可能な実装のいずれか1つにおいて提供される方法が実行される。例えば、コンピュータは、少なくとも1つの記憶ノードであってもよい。
第13の態様によれば、本出願の実施形態は、通信システムを提供する。通信システムは、第3の態様におけるUE、第4の態様におけるネットワーク・デバイス、第5の態様における通信装置、第6の態様における通信装置、第7の態様におけるシステム・チップ、第8の態様におけるシステム・チップ、第9の態様におけるコンピュータ記憶媒体、第10の態様におけるコンピュータ記憶媒体、第11の態様におけるコンピュータ・プログラム製品、又は第12の態様におけるコンピュータ・プログラム製品のうちの1つ以上を含んでもよい。
上述のUE、ネットワーク・デバイス、通信装置、システム・チップ、コンピュータ記憶媒体、コンピュータ・プログラム製品、通信システムなどは、上述の対応する方法を実行するように構成されていることが理解されよう。したがって、任意のUE、ネットワーク・デバイス、通信装置、システム・チップ、コンピュータ記憶媒体、コンピュータ・プログラム製品、通信システムなどによって達成され得る有益な効果については、対応する方法における有益な効果を参照のこと。詳細は、ここでは再度説明しない。
本出願の一実施形態による通信システムのアーキテクチャの概略図である。
本出願の一実施形態による通信デバイスのハードウェアの構造の概略図である。
本出願の一実施形態によるUE能力情報報告方法の概略フローチャート1である。
本出願の一実施形態によるビットマップの概略図1である。
本出願の一実施形態によるビットマップの概略図2である。
本出願の一実施形態によるUE能力情報報告方法の概略フローチャート2である。
本出願の一実施形態によるユーザ機器の構造の概略図である。
本出願の一実施形態によるネットワーク・デバイスの構造の概略図1である。
本出願の一実施形態によるネットワーク・デバイスの構造の概略図2である。
本出願の一実施形態による通信システムの構造の概略図である。
以下、添付の図面を参照して、本出願の実施形態の実装を詳細に説明する。
本出願において提供される技術的解決策は、様々な通信システム、例えば、5G通信システム、将来の進化したシステム、又は複数の集積通信システムに適用されてもよいし、既存の通信システムなどに適用されてもよい。本出願において提供される技術的解決策のアプリケーション・シナリオは、複数のアプリケーション・シナリオ、例えば、マシン・トゥ・マシン(machine to machine、M2M)、マクロ・マイクロ通信、拡張モバイルブロードバンド(enhanced mobile broadband、eMBB)、超高信頼性低遅延通信(ultra reliable & low latency communication、uRLLC)、及び大規模マシン・タイプ通信(massive machine type communication、mMTC)を含んでもよい。これらのアプリケーション・シナリオは、ユーザ機器間の通信シナリオ、ネットワーク・デバイス間の通信シナリオ、ネットワーク・デバイスとユーザ機器との間の通信シナリオなどを含んでもよいが、これらに限定されない。以下に、ネットワーク・デバイスとユーザ機器との間の通信のシナリオに技術的解決策が適用される例が説明のために以下に使用される。
図1に示す通信システムは、本出願のアプリケーション・シナリオを説明するために以下に使用される。
図1において、通信システム100は、1つ以上のネットワーク・デバイス10(1つのネットワーク・デバイスのみが示されている)と、各ネットワーク・デバイス10に接続された1つ以上のユーザ機器20と、を含んでもよい。図1は、概略図に過ぎず、本出願において提供される技術的解決策が適用可能であるシナリオについていかなる限定も構成しない。
ネットワーク・デバイス10は、送受信ポイント(transmission reception point、TRP)、基地局、中継ステーション、アクセス・ポイントなどとしてもよい。ネットワーク・デバイス10は、5G通信システムにおけるネットワーク・デバイス、将来の進化したネットワークにおけるネットワーク・デバイスなどであってもよい。追加的に、ネットワーク・デバイスは、代替的には、移動体通信のためのグローバル・システム(global system for mobile communication、GSM)若しくはコード分割多元接続(code division multiple access、CDMA)ネットワークにおける基地トランシーバ(base transceiver station、BTS)、ワイドバンド・コード分割多元接続(wideband code division multiple access、WCDMA)ネットワークにおけるNB (NodeB)、又はロング・ターム・エボリューション(long term evolution、LTE)ネットワークにおけるeNB又はeNodeB (evolutional NodeB)であってもよい。ネットワーク・デバイス10は、代替的には、クラウド無線アクセス・ネットワーク(cloud radio access network、CRAN)シナリオにおける無線コントローラであってもよい。
ユーザ機器20は、アクセス端末、UEユニット、UE局、移動局、遠隔局、遠隔端末、移動端末、UE端末、無線通信デバイス、UEエージェント、UE装置などであってもよい。アクセス端末は、携帯電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(session initiation protocol、SIP)、無線ローカル・ループ(wireless local loop、WLL)局、パーソナル・デジタル・アシスタント(personal degital assistant、PDA)、ワイヤレス通信機能を有するハンドヘルド/デバイス、無線モデムに接続された計算デバイス又は別の処理デバイス、車載デバイス、ウェアラブル・デバイス、5GネットワークにおけるUE、将来の進化した公衆陸上移動体通信ネットワーク(public land mobile network、PLMN)におけるUEなどであってもよい。
図1に示す通信システム100において、ユーザ機器20は、複数の異なる通信無線アクセス技術、例えば、LTE、NR、GSM、及びWCDMAをサポートしてもよい。以下、ユーザ機器20がLTE及びNRをサポートする例を用いて説明を提供する。ユーザ機器20が別の通信無線アクセス技術をサポートするケースについては、ユーザ機器20がLTE及びNRをサポートするケースの対応する説明を参照のこと。詳細は、ここでは再度説明しない。
ユーザ機器20とネットワーク・デバイス10との間に初期接続が確立された後、ネットワーク・デバイス10は、ユーザ機器20にUE能力照会情報を送信することにより、UEの能力を照会してもよい。ユーザ機器20は、UE能力照会情報を受信した後、UE能力情報をネットワーク・デバイス10に送信することによって、UEの能力を報告してもよい。
UE能力情報は、UEマルチRATデュアル・コネクティビティ(UE-MRDC-Capability)情報、UE NR能力情報などを含んでもよい。UEのマルチRATデュアル・コネクティビティは、複数のタイプのデュアル・コネクティビティ、例えば、ENDC、NR-EUTRAデュアル・コネクティビティ(NR-EUTRA dual connectivity、NEDC)、及びNRデュアル・コネクティビティ(NG-RAN EUTRA NR dual connectivity、NGENDC)を含んでもよい。本出願において、UEマルチRATデュアル・コネクティビティ情報を説明する例として、ENDCのみが使用される。別のタイプのデュアル・コネクティビティについては、ENDCの説明を参照し、詳細は、再度説明しない。
UEマルチRATデュアル・コネクティビティ能力情報及びUE NR能力情報は、UEの物理層パラメータ(Phy-parameters)、無線周波数パラメータ(RF-parameters)、パケット・データ・コンバージェンス・プロトコル・パラメータ(PDCP-parameters)、無線リンク制御パラメータ(RLC-parameters)、及び媒体アクセス制御パラメータ(MAC-parameters)などを含んでもよい。
UEのRFパラメータは、UEによってサポートされるバンド組み合わせリスト(support band combination list)を含んでもよい。バンド組み合わせリストは、UEによってサポートされるバンド組み合わせ(BandCombination)を含んでもよい。UEは、UEによってサポートされ、バンド組み合わせリストに含まれるバンド組み合わせについて通常のサービスを実行してもよい。
BandCombinationは、バンド・リスト(bandList)、及び/又はNRCAパラメータ(ca-ParametersNR)、及び/又はEUTRA CAパラメータ(ca-ParametersEUTRA)、及び/又はBandCombinationのBCSを含んでもよい。
バンド・リストは、1つ以上のバンドを含んでもよい。NRCAパラメータは、NRバンド上のCAに関係する能力パラメータを含む。EUTRA CAパラメータは、EUTRAバンド上のCAに関係する能力パラメータを含む。BandCombinationのBCSは、BandCombinationにおける各キャリアのバンド幅組み合わせセットを示す。
例えば、RFパラメータは、supportBandCombinationListを含み、supportBandCombinationListは、BandCombination 1、BandCombination 2などを含む。BandCombination 1は、bandList、ca-ParametersNR、ca-ParametersEUTRA、及びBandCombinationのBCSを含み、bandListは、バンド1、バンド2...を含む。
現在、様々なタイプのバンド組み合わせのBCS、例えば、NRCAバンド組み合わせのBCS(NrCa-BandCombination)、バンド内ENDCバンド組み合わせのBCS、及びバンド間ENDCバンド組み合わせのBCSがプロトコルにおいて定義されている。
NRCAバンド組み合わせのコンポーネントは、全てNRバンド(NrBands)である。例えば、BC_n41C+n78Aの場合、n41は、NrBand 41を示し、Cは、NrBand 41が2つのキャリアを含むことを示し、n78は、NrBand 78を示し、Aは、NrBand 78が1つのキャリアを含むことを示す。代替的には、NRCAバンド組み合わせは、単一のNRバンドのみを含んでもよい。例えば、CA_n77Eの場合、n77は、NrBand 77を示し、Eは、NrBand 77が4つのキャリアを含むことを示す。
バンド内ENDCバンド組み合わせ及びバンド間ENDCバンド組み合わせは、まとめてENDCバンド組み合わせ(Endc-BandCombination)と呼ばれることがある。Endc-BandCombinationは、LTEバンド(LteBand)及びNrBandを含む。
Endc-BandCombinationに含まれるLteBandとNrBandが同じ識別子を有する場合、Endc-BandCombinationは、バンド内ENDCバンド組み合わせと呼ばれる。例えば、BC_41A+n41Aは、LteBand 41とNrBand 41を含むBandCombinationを示し、41は、LteBand 41を示し、Aは、LteBand 41が1つのキャリアを含むことを示し、n41は、NrBand 41を示し、Aは、NrBand 41が1つのキャリアを含むことを示す。
Endc-BandCombinationに含まれるLteBandとNrBandが異なる識別子を有する場合、Endc-BandCombinationはバンド間ENDCバンド組み合わせと呼ばれる。例えば、BC_3A+n41Aは、LteBand 3とNrBand 41を含むBandCombinationを示し、3は、LteBand 3を示し、Aは、LteBand 3が1つのキャリアを含むことを示し、n41は、NrBand 41を示し、Aは、NrBand 41が1つのキャリアを含むことを示す。
BCSは、1つ以上のバンド組み合わせを含んでもよく、各バンド組み合わせは、1つ以上のキャリアを含んでもよく、各キャリアは、1つ以上のバンド幅に対応する。表1は、NRCAバンド組み合わせのBCSの例を示す。表1は、IDが0であるNRCAバンド組み合わせのBCSのみを示す(すなわち、NRCAバンド組み合わせのBCS#0)。
表1において、CA_n77E、CA_n78E、CA_n79Eの3つのNRCA設定(NR CA構設定)のBCSは全てBCS#0である。BCS#0に対応する最大集約バンド幅(Maximum aggregated bandwidth)は400MHzであり、BCS#0は、4つのキャリアに対応する。4つのキャリアは、以下の5つの設定を有してもよい。すなわち、第1の設定においては、第1のキャリアに対するチャネル・バンド幅(Channel bandwidths for carrier)が50MHzであり、第2のキャリアに対するチャネル・バンド幅が60MHz、80MHz、又は100MHzであり、第3のキャリアに対するチャネル・バンド幅が100MHzであり、第4のキャリアに対するチャネル・バンド幅が100MHzである。第2の設定においては、第1のキャリアに対するチャネル・バンド幅が60MHzであり、第2のキャリアに対するチャネル・バンド幅が60MHz又は80MHzであり、第3のキャリアに対するチャネル・バンド幅が100MHzであり、第4のキャリアに対するチャネル・バンド幅が100MHzである。第3の設定においては、第1のキャリアに対するチャネル・バンド幅が80 MHzであり、第2のキャリアに対するチャネル・バンド幅が80MHz、90MHz、又は100MHzであり、第3のキャリアに対するチャネル・バンド幅が100MHzであり、第4のキャリアに対するチャネル・バンド幅が100MHzである。第4の設定においては、第1のキャリアに対するチャネル・バンド幅が90MHzであり、第2のキャリアに対するチャネル・バンド幅が100MHzであり、第3のキャリアに対するチャネル・バンド幅が100MHzであり、第4のキャリアに対するチャネル・バンド幅が100MHzである。第5の設定においては、第1のキャリアに対するチャネル・バンド幅は100MHzであり、第2のキャリアに対するチャネル・バンド幅は100MHzであり、第3のキャリアに対するチャネル・バンド幅は100MHzであり、第4のキャリアに対するチャネル・バンド幅は100MHzである。
表1は、NRCAバンド組み合わせのBCSの一例に過ぎないことに留意されたい。実際のアプリケーションにあっては、表1に示されているキャリアのバンド幅組み合わせセット(BCS#0)に加えて、BCSは、別の形式、例えば、BCS#1、BCS#2、及びBCS#3においてセットされたバンド幅組み合わせセットをさらに含んでもよい。様々なタイプの前述のバンド組み合わせのBCSは、同一であっても、異なってもよい。例えば、NRCAバンド組み合わせのBCS#0は、バンド内ENDCバンド組み合わせのBCS#0と同じであっても異なってもよい。
従来の技術では、UEは、UE能力情報に含まれるBandCombinationにおける情報要素supportedBandwidthCombinationSetと、BandCombinationに含まれるca-ParametersEUTRAにおける情報要素supportedBandwidthCombinationSetEutraを使用して、UEによってサポートされるバンド組み合わせのBCSをネットワーク・デバイスに報告してもよい。
例えば、UEによってサポートされるNRCAバンド組み合わせのBCSの場合、UEは、情報要素supportedBandwidthCombinationSetを使用して、UEによってサポートされるNRCAバンド組み合わせのBCSをネットワーク・デバイスに報告してもよい。
別の例として、UEによってサポートされるバンド間ENDCバンド組み合わせのBCSの場合、UEは、UEによってサポートされるバンド間ENDCバンド組み合わせにおけるNRコンポーネントのBCSを、情報要素supportedBandwidthCombinationSetを使用してネットワーク・デバイスに報告してもよく、UEによってサポートされるバンド間ENDCバンド組み合わせにおけるEUTRAコンポーネントのBCSを、情報要素supportedBandwidCombinationSetEutraを使用してネットワーク・デバイスに報告してもよい。
例えば、UEによってサポートされるバンド内ENDCバンド組み合わせのBCSの場合、UEは、情報要素supportedBandwidthCombinationSetを使用して、UEによってサポートされるバンド内ENDCバンド組み合わせのBCSをネットワーク・デバイスに報告してもよい。
しかしながら、ユーザ要求が増加するか(例えば、バンド幅に対するユーザ要求が連続的に増加する場合)、又はオペレータがネットワークを展開する必要があるため、NRCAバンド組み合わせ、バンド内ENDCバンド組み合わせ、及びバンド間ENDCバンド組み合わせなどの既存のタイプのバンド組み合わせに加えて、新しいタイプのバンド組み合わせ、例えば、バンド内ENDCバンド組み合わせ及びNRCAを含むバンド組み合わせ(例えば、DC_71A_n71A-n78C)が生じることがある。現在、UEが新しいタイプのバンド組み合わせをサポートする場合、UEは、既存の情報要素supportedBandwidthCombinationSet、及び/又は既存の情報要素supportedBandwidthCombinationSetEutraを使用して、UEによってサポートされる新しいタイプのバンド組み合わせに対応するNRCAのBCSを報告することができない。
前述の問題を解決するために、本出願の実施形態は、UE能力情報報告方法を提供する。この方法は、以下を含む。すなわち、ネットワーク・デバイスが、UE能力照会情報をUEに送信する。UEは、UE能力照会情報を受信した後、UE能力情報をネットワーク・デバイスに送信する。UE能力情報は、UEがバンド内ENDCバンド組み合わせ及びNRCAを含むバンド組み合わせをサポートすることを示してもよい。UE能力情報は、第1の情報及び第2の情報を含んでもよい。第1の情報は、バンド内ENDCバンド組み合せ及びNRCAを含み、かつUEによってサポートされるバンド組み合わせにおけるバンド内ENDCバンドのバンド幅組み合せセットを含む。第2の情報は、バンド内ENDCバンド組み合せ及びNRCAを含み、かつUEによってサポートされるバンド組み合わせにおけるNRCAのバンド幅組み合せセットを含む。具体的には、UE能力情報報告方法の説明の場合、図3に示す方法における説明を参照のこと。
特定の実装にあっては、本出願の実施形態における図1の各ネットワーク要素、例えば、ネットワーク・デバイス10又はユーザ機器20は、デバイスにおける機能モジュールであってもよい。機能モジュールは、ハードウェア・デバイス内のネットワーク要素、例えば、携帯電話内の通信チップであってもよく、専用ハードウェア上で動作するソフトウェア機能であってもよく、プラットフォーム(例えば、クラウドプラットフォーム)上でインスタンス化された仮想機能であってもよいことが理解されよう。
例えば、図1の各ネットワーク要素は、図2の通信デバイス200を使用して実装されてもよい。図2は、本出願の一実施形態に適用可能な通信デバイスのハードウェア構造の概略図である。通信デバイス200は、少なくとも1つのプロセッサ201、通信ライン202、メモリ203、及び少なくとも1つの通信インターフェース204を含んでもよい。
プロセッサ201は、汎用中央処理ユニット(central processing unit、CPU)、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(application-specific integrated circuit、ASIC)、又はこの出願の解決策のプログラム実行を制御するように構成されている1つ以上の集積回路であってもよい。
通信ライン202は、前述のコンポーネント間で情報を送信するための経路、例えばバスを含んでもよい。
トランシーバを使用する装置である通信インターフェース204は、別のデバイス又は通信ネットワークと通信するように構成されており、例えば、イーサネット・インターフェース、無線アクセス・ネットワーク・インターフェース(radio access network、RAN)、又は無線ローカル・エリア・ネットワーク(wireless local area networks、WLAN)インターフェースである。
メモリ203は、読み出し専用メモリ(read-only memory、ROM)、静的情報及び命令を記憶することができる別のタイプの静的記憶デバイス、ランダム・アクセス・メモリ(random access memory、RAM)又は情報及び命令を記憶することができる別のタイプの動的記憶デバイスであってもよいし、電気的に消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(electrically erasable programmable read-only memory、EEPROM)、コンパクト・ディスク読み出し専用メモリ(compact disc read-only memory、CD-ROM)、若しくは別の光ディスク・ストレージ、光ディスク・ストレージ(圧縮光ディスク、レーザディスク、光ディスク、デジタル多用途光ディスク、ブルーレイディスクなどを含む)、磁気ディスク記憶媒体若しくは別の磁気記憶デバイス、又は命令若しくはデータ構造の形態で予期されるプログラム・コードを搬送若しくは記憶するように構成することができ、コンピュータによってアクセスすることができる他の任意の媒体であってもよいが、これらに限定されない。メモリは、独立して存在してもよく、通信ライン202を使用してプロセッサに接続される。代替的には、メモリは、プロセッサと一体化されてもよい。本出願の本実施形態において提供されるメモリは、通常、不揮発性であってもよい。メモリ203は、本出願における解決策を実行するためのコンピュータ実行可能命令を記憶するように構成されており、実行は、プロセッサ201によって制御される。プロセッサ201は、メモリ203に記憶されたコンピュータ実行可能命令を実行して、本出願の実施形態において提供される方法を実装するように構成されている。
任意選択で、本出願の本実施形態におけるコンピュータ実行可能命令は、アプリケーション・プログラム・コードとも呼ばれることがある。これは、本出願の本実施形態において具体的に限定されない。
特定の実装にあっては、実施形態において、プロセッサ201は、1つ以上のCPU、例えば、図2のCPU0及びCPU1を含んでもよい。
特定の実装にあっては、実施形態において、通信デバイス200は、複数のプロセッサ、例えば、図2のプロセッサ201及びプロセッサ207を含んでもよい。各プロセッサは、シングル・コア(single-CPU)プロセッサ、又はマルチ・コア(multi-CPU)プロセッサであってもよい。本明細書におけるプロセッサは、データ(例えば、コンピュータ・プログラム命令)を処理するように構成されている1つ以上のデバイス、回路、及び/又は処理コアであってもよい。
特定の実装にあっては、実施形態において、通信デバイス200は、出力デバイス205及び入力デバイス206をさらに含んでもよい。出力デバイス205は、プロセッサ201と通信し、複数の方式で情報を表示してもよい。例えば、出力デバイス205は、液晶ディスプレイ(liquid crystal display、LCD)、発光ダイオード(ight emitting diode, LED、LED)ディスプレイ・デバイス、陰極線管(cathode ray tube、CRT)ディスプレイ・デバイス、又はプロジェクタ(projector)であってもよい。入力デバイス206は、プロセッサ201と通信し、複数の方式でユーザ入力を受信してもよい。例えば、入力デバイス206は、マウス、キーボード、タッチスクリーン・デバイス、又は感知デバイスであってもよい。
特定の実装にあっては、通信装置200は、ネットワークサーバ、携帯電話、タブレット・コンピュータ、無線端末デバイス、埋め込み・デバイス、又は図2に示すものと同様の構造を有するデバイスであってもよい。通信デバイス200のタイプは、本出願の本実施形態において限定されない。
本出願の実施形態において提供されるUE能力情報報告方法は、図1及び図2を参照して、以下に具体的に説明される。以下の実施形態において説明されるネットワーク要素は、図2に示す部分を有してもよい。
本出願の以下の実施形態において、ネットワーク要素間のメッセージ名、メッセージにおけるパラメータ名などは、例に過ぎず、特定の実装にあっては、他の名前があってもよい。これは、本出願の本実施形態において具体的に限定されない。
本出願の実施形態において、ユーザ機器は、本出願の実施形態におけるステップの一部又は全部を実行してもよいことが理解されよう。これらのステップは例に過ぎない。本出願の実施形態において、様々なステップの他のステップ又はバリエーションがさらに実行されてもよい。追加的に、これらのステップが、本出願の実施態様において提供されるシーケンスとは異なるシーケンスにおいて実行されてもよく、本出願の実施態様における全てのステップが実行される必要はない。
図3は、本出願の一実施形態によるUE能力情報報告方法を示す。本方法は、ステップ301~ステップ303を含んでもよい。
ステップ301:ネットワーク・デバイスが、UE能力照会情報をUEに送信する。
ネットワーク・デバイスは、図1のネットワーク・デバイス10であってもよい。UEは、図1のユーザ機器20であってもよく、UEは、複数の異なる通信無線アクセス技術をサポートしてもよい。
UE能力照会情報は、UEの能力を照会するために使用される。具体的には、UE能力照会情報は、UECapabilityEnqiryをシグナリングしてもよい。
任意選択で、UEの能力は、UEにベンダーによって予め設定される。UEの能力は、UEのマルチRATデュアル・コネクティビティ能力、UEのNR能力などを含んでもよい。UEの能力は、Phy-Parameters、PDCP-Parameters、RLC-Parameters、MAC-Parametersなどをさらに含んでもよい。UEのマルチRATデュアル・コネクティビティ能力が照会される例は、説明のために本出願の本実施形態において使用される。
例えば、ネットワーク・デバイスが、UEにUE能力照会情報を送信することは、ネットワーク・デバイスが、無線リソース制御(radio resource control、RRC)シグナリングをUEに送信することであって、RRCシグナリングは、UE能力照会情報を含む、ことを含んでもよい。
ステップ302:UEは、ネットワーク・デバイスからUE能力照会情報を受信し、UE能力照会情報に基づいて、UE能力情報をネットワーク・デバイスに送信する。
例えば、UEが、ネットワーク・デバイスからUE能力照会情報を受信することは、UEが、ネットワーク・デバイスからRRCシグナリングを受信することであって、RRCシグナリングが、UE能力照会情報を含む、ことと、UEが、RRCシグナリングを受信した後、RRCシグナリングからUE能力照会情報を取得することと、を含んでもよい。
例えば、UEが、UE能力照会情報に基づいて、UE能力情報をネットワーク・デバイスに送信することは、UE能力照会情報が、UEが、ネットワーク・デバイスにUE能力情報を送信するためのトリガ条件であり、UEが、ネットワーク・デバイスによって送信されたUE能力照会情報を受信すると、UEが、UEに設定されたUEの能力を照会し、UEの発見された能力をネットワーク・デバイスに送信することを含んでもよい。UEは、RRCシグナリングをネットワーク・デバイスに送信してもよく、RRCシグナリングは、UE能力情報を含む。
UE能力情報は、UECapabilityInformationをシグナリングしてもよい。
任意選択で、UE能力情報は、能力報告UE-MRDC-CapabilityのマルチRATデュアル・コネクティビティ無線周波数パラメータ(RF-ParametersMRDC)を含んでもよい。UE能力情報は、UEが、第1のタイプのバンド組み合わせをサポートしていることを示すために使用されてもよい。第1のタイプのバンド組み合わせは、バンド内ENDCバンド組み合わせとNRCAを含むバンド組み合わせを含む。
第1のタイプのバンド組み合わせにおけるバンド内ENDCバンド組み合わせは、LteBand及びNrBandを含み、LteBandの識別子はNrBandの識別子と同じである。第1のタイプのバンド組み合わせにおけるNRCAは、1つ以上のNrBandを含む。
例えば、第1のタイプのバンド組み合わせは、DC_71A_n71A-n78Cである。第1のタイプのバンド組み合わせにおけるバンド内ENDCバンド組み合わせは、LteBand 71及びNrBand 71を含む。第1のタイプのバンド組み合わせにおけるNRCAは、NrBand 78を含む。代替的には、第1のタイプのバンド組み合わせにおけるバンド内ENDCバンド組み合わせは、LteBand 71及びNrBand 71を含み、第1のタイプのバンド組み合わせにおけるNRCAは、NrBand 71及びNrBand 78を含む。
例えば、第1のタイプのバンド組み合わせは、別のLTE又はNRバンド組み合わせ、例えば、LTE CAをさらに含んでもよい。
さらに、任意選択で、UE能力情報は、UEが、別のタイプのバンド組み合わせ、例えば、第2のタイプのバンド組み合わせ及び第3のタイプのバンド組み合わせをサポートすることを示すためにさらに使用される。これは、限定されるものではない。第2のタイプのバンド組み合わせは、バンド内ENDCバンド組み合わせである。第3のタイプのバンド組み合わせは、バンド間ENDCバンド組み合わせである。
第1のタイプのバンド組み合わせ、第2のタイプのバンド組み合わせ、及び第3のタイプのバンド組み合わせの説明については、図1に示す通信システムにおける説明を参照のこと。詳細は、ここでは再度説明しない。
具体的な実装にあっては、第1のタイプのバンド組み合わせは、バンド内ENDCバンド組み合わせ及びNRCAを含むバンド組み合わせ以外の別のタイプのバンド組み合わせ、第2のタイプのバンド組み合わせ、並びに第3のタイプのバンド組み合わせ、例えば、EUTRAバンド組み合わせ及びNRCAを含むバンド組み合わせをさらに含んでもよい。これは、本出願の本実施形態において具体的に限定されない。
任意選択で、UE能力情報は、第1の情報及び第2の情報を含む。
UE能力情報が、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせを示すために使用されるときに、第1の情報は、UEによってサポートされる第1のタイプの組み合わせにおけるバンド内ENDCの第1のバンド幅組み合わせセットを含んでもよく、第2の情報は、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせにおけるNRCAの第2のバンド幅組み合わせセットを示すために使用されてもよい。第1の情報及び第2の情報の設計形態は、以下の2つのケースを有してもよい。
ケース1:第1の情報は、情報要素supportBandCombinationListであってもよく、第2の情報は、UE能力情報の能力報告UE-MRDC-CapabilityのマルチRATデュアル・コネクティビティ無線周波数パラメータ(RF-ParametersMRDC)に含まれる追加情報要素であってもよい。追加情報要素は、UEによってサポートされるバンド組み合わせリストバージョン1xxx(supportedBandCombinationList_v1xxx)として命名されてもよく、1xxxは、UEによってサポートされるバンド組み合わせリストのバージョン番号を示す。
UE能力情報が、UEによってサポートされる第2のタイプのバンド組み合わせ及び第3のタイプのバンド組み合わせを示すために使用されるときに、第1の情報は、UEによってサポートされる第2のタイプのバンド組み合わせの第3のバンド幅組み合わせセット、及び第3のタイプのバンド組み合わせの第4のバンド幅組み合わせセットの組み合わせを含み、第2の情報は、空である。すなわち、第2の情報は何の表示も提供しない。第4のバンド幅組み合わせセットは、UEによってサポートされる第3のタイプのバンド組み合わせにおけるNRコンポーネントのバンド幅組み合わせセット、及びUEによってサポートされる第3のタイプのバンド組み合わせにおけるEUTRAコンポーネントのバンド幅組み合わせセットを含む。
例えば、第1の情報の特定の設計形態は、以下の通りであってもよい。
情報要素supportBandCombinationListは、1つ以上のバンド組み合わせを含み、例えば、n個のバンド組み合わせを含んでもよい。各バンド組み合わせは、情報要素SupportedBandwidthCombinationSet及び他の情報、例えば、UEによってサポートされるバンド・リスト、及び/又はNRCAパラメータ、及び/又はEUTRA CAパラメータを含んでもよく、EUTRA CAパラメータは、情報要素SupportedBandwidthCombinationSetEutraを含んでもよい。SupportedBandwidthCombinationSetEutraは、UEによってサポートされる第3のタイプのバンド組み合わせにおけるEUTRAコンポーネントのバンド幅組み合わせセットを示すために使用される。UEによってサポートされるバンド・リスト、NRCAパラメータ、EUTRA CAパラメータについては、図1に示す通信システムの説明を参照のこと。詳細は、ここでは再度説明しない。
情報要素supportBandCombinationListは、複数の情報要素SupportedBandwidthCombinationSetを含んでもよい。例えば、UE能力情報が、UEによってサポートされる第1のバンド組み合わせ及び第2のバンド組み合わせを示すために使用されるときに、情報要素supportedBandCombinationListは、SupportedBandwidthCombinationSet1とSupportedBandwidthCombinationSet2を含む。SupportedBandwidthCombinationSet1は、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせにおけるバンド内ENDCの第1のバンド幅組み合わせセットを示すために使用され、SupportedBandwidthCombinationSet2は、UEによってサポートされる第2のタイプのバンド組み合わせの第3のバンド幅組み合わせセットを示すために使用される。
具体的には、情報要素SupportedBandwidthCombinationSetは、長さがtビットのストリングであり、tビットは、t個の異なるバンド幅組み合わせセットに対応し、tは、1以上の整数である。tビットのうちのi番目のビットは、UEがi番目のビットに対応するバンド幅組み合わせセットをサポートしているかどうかを示すために使用され、iは、0以上t以下の整数である。
任意選択で、tビットのうちのi番目のビットは、0又は1を使用して、UEが、i番目のビットに対応するバンド幅組み合わせセットをサポートするかどうかを示す。例えば、tビットのうちのi番目のビットが0である場合、UEが、i番目のビットに対応するバンド幅組み合わせセットをサポートしていないことを示すか、又はtビットうちのi番目のビットが1である場合、UEが、i番目のビットに対応するバンド幅組み合わせセットをサポートしていることを示し、あるいはその逆である。
本出願の本実施形態において、バンド幅組み合わせセットは、予め定義されている。例えば、バンド幅組み合わせセットは、プロトコルにおいて定義されたバンド幅組み合わせセットである。バンド幅組み合わせセットの説明については、図1に示す通信システムの説明を参照のこと。詳細は、ここでは再度説明しない。
例えば、BCS#0~BCS#31までの32個のバンド幅組み合わせセットがプロトコルにおいて定義される。情報要素SupportedBandwidthCombinationSetは、32ビットを含み、各ビットは、1つのバンド幅組み合わせセットに対応する。例えば、0番目のビットは、BCS#0に対応し、1番目のビットは、BCS#0に対応し、...、31番目のビットは、BCS#31に対応する。第1のバンド幅組み合わせセットが、BCS#2、BCS#23、及びBCS#30を含む場合、情報要素SupportedBandwidthCombinationSetに含まれるビットが、図4に示される。図4は、本出願の本実施形態において提供される情報要素SupportedBandwidthCombinationSetのビットマップを示す。図4に示すビットマップは、2番目のビット、23番目のビット、及び30番目のビットが1である32ビットを含む。これは、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせにおけるバンド内ENDCが、BCS#2、BCS#23、及びBCS#30をサポートしていることを示す。2番目のビット、23番目のビット、及び30番目のビットではない他のビットは、0である。これは、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせにおけるバンド内ENDCが、BCS#2、BCS#23、及びBCS#30のみをサポートしていることを示す。
例えば、第2の情報の特定の設計形態は、以下の通りであってもよい。
supportedBandCombinationList_v1xxxは、1つ以上のバンド組み合わせv1xxx(BandCombination_v1xxx)を含んでもよく、BandCombination_v1xxxは、情報要素addSupportedBandwidthCombinationSet(addSupportedBandwidthCombinationSet)を含んでもよい。情報要素addSupportedBandwidthCombinationSetは、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせに対応するNRCAの第2のバンド幅組み合わせセットを示すために使用されてもよい。情報要素addSupportedBandwidthCombinationSetは、任意選択の報告情報要素である。例えば、UEが、第1のタイプのバンド組み合わせをサポートする場合、BandCombination_v1xxxは、addSupportedBandwidthCombinationSetを含む。UEが、第1のタイプのバンド組み合わせをサポートしない場合、BandCombination_v1xxxは、addSupportedBandwidthCombinationSetを含まない。例えば、UEが、第2のバンド組み合わせ及び第3のバンド組み合わせのみをサポートするときに、SupportedBandCombinationList_v1xxxに含まれるBandCombination_v1xxxは、addSupportedBandwidthCombinationSetを含まず、第2の情報は、空である。
supportedBandCombinationList_v1xxxに含まれるBandCombination_v1xxxの数は、supportedBandCombinationListに含まれるBandCombinationの数と同じである。具体的には、対応については、図3に示す方法の以下の第1の実装シナリオにおける説明を参照のこと。
第2の情報の命名は、本出願の本実施形態に限定されず、第2の情報は、代替的には、第2の情報と同じ機能を有する別の情報名で置き換えてもよいことに留意されたい。
可能な実装において、第2の情報は、mビットを含む。たとえば、第2の情報における情報要素addSupportedBandwidthCombinationSetは、mビットを含む。mビットは、m個の異なるバンド幅組み合わせセットに対応し、mは、1以上の整数である。mビットのうちのi番目のビットは、UEが、i番目のビットに対応するバンド幅組み合わせセットをサポートしているかどうかを示すために使用され、iは、0以上m以下の整数である。
任意選択で、mビットのうちのi番目のビットは、0又は1を使用して、UEが、i番目のビットに対応するバンド幅組み合わせセットをサポートするかどうかを示す。例えば、mビットのうちのi番目のビットが0である場合、i番目のビットは、UEがi番目のビットに対応するバンド幅組み合わせセットをサポートしていないことを示すか、又はmビットうちのi番目のビットが1である場合、i番目のビットは、UEがi番目のビットに対応するバンド幅組み合わせセットをサポートしていることを示し、あるいはその逆である。
なお、mとtは、同じであっても異なっていてもよく、mビットに対応するm個のバンド幅組み合わせセットは、tビットに対応するt個のバンド幅組み合わせセットと同じであっても異なっていてもよい。
例えば、BCS#0~BCS#31までの32個のバンド幅組み合わせセットがプロトコルにおいて定義される。情報要素addSupportedBandwidthCombinationSetは、32ビットを含み、各ビットは、1つのバンド幅組み合わせセットに対応する。例えば、0番目のビットは、BCS#0に対応し、1番目のビットは、BCS#0に対応し、...、31番目のビットは、BCS#31に対応する。第2のバンド幅組み合わせセットが、BCS#0、BCS#3、及びBCS#5を含む場合、情報要素addSupportedBandwidthCombinationSetに含まれるビットが、図5に示される。図5は、本出願の本実施形態において提供される情報要素addSupportedBandwidthCombinationSetのビットマップを示す。図5に示すビットマップは、2番目のビット、3番目のビット、及び5番目のビットが1である32ビットを含む。これは、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせにおけるNRCAが、BCS#0、BCS#3、及びBCS#5をサポートしていることを示す。0番目のビット、3番目のビット、及び5番目のビットではない他のビットは、0である。これは、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせにおけるNRCAが、BCS#0、BCS#3、及びBCS#5のみをサポートしていることを示す。
任意選択で、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせが、UEによってサポートされるn個のバンド組み合わせを含む場合、第2のバンド幅組み合わせセットは、n個のバンド組み合わせに対応するNRCAの全てのバンド幅組み合わせセットである。
例えば、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせは、バンド組み合わせ1及びバンド組み合わせ2を含み、バンド組み合わせ1に対応するNRCAのBCSは、BCS#3及びBCS#4であり、バンド組み合わせ2に対応するNRCAのBCSは、BCS#10及びBCS#19である。このケースにおいて、第2の情報は、addSupportedBandwidthCombinationSet1及びaddSupportedBandwidthCombinationSet2を含んでもよい。表2に示すように、情報要素addSupportedBandwidthCombinationSet1は、BCS#3及びBCS#4を示すために使用され、情報要素addSupportedBandwidthCombinationSet2は、BCS#10及びBCS#19を示すために使用され、第2のバンド幅組み合わせセットは、BCS#3、BCS#4、BCS#10、及びBCS#19を含んでもよい。
ケース2:第1の情報は、追加情報要素supportedBandCombinationList_v1xxxであってもよく、第2の情報は、情報要素supportBandCombinationListであってもよい。
UE能力情報が、UEによってサポートされる第2のタイプのバンド組み合わせ及び第3のタイプのバンド組み合わせを示すために使用されるときに、第2の情報は、UEによってサポートされる第2のタイプのバンド組み合わせの第3のバンド幅組み合わせセット、及び第3のタイプのバンド組み合わせの第4のバンド幅組み合わせセットの組み合わせを含み、第1の情報は、空である。すなわち、第1の情報は何の表示も提供しない。第4のバンド幅組み合わせセットは、UEによってサポートされる第3のタイプのバンド組み合わせにおけるNRコンポーネントのバンド幅組み合わせセット、及びUEによってサポートされる第3のタイプのバンド組み合わせにおけるEUTRAコンポーネントのバンド幅組み合わせセットを含む。
例えば、第1の情報の特定の設計形態は、以下の通りであってもよい。
supportedBandCombinationList_v1xxxは、1つ以上のバンド組み合わせBandCombination_v1xxxを含んでもよく、BandCombination_v1xxxは、情報要素addSupportedBandwidthCombinationSetを含んでもよい。情報要素addSupportedBandwidthCombinationSetは、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせに対応するバンド内ENDCの第1のバンド幅組み合わせセットを示すために使用されてもよい。情報要素addSupportedBandwidthCombinationSetは、任意選択の報告情報要素である。例えば、UEが、第1のタイプのバンド組み合わせをサポートする場合、BandCombination_v1xxxは、addSupportedBandwidthCombinationSetを含む。UEが、第1のタイプのバンド組み合わせをサポートしない場合、BandCombination_v1xxxは、addSupportedBandwidthCombinationSetを含まない。例えば、UEが、第2のバンド組み合わせ及び第3のバンド組み合わせのみをサポートするときに、SupportedBandCombinationList_v1xxxに含まれるBandCombination_v1xxxは、addSupportedBandwidthCombinationSetを含まず、第1の情報は、空である。
supportedBandCombinationList_v1xxxに含まれるBandCombination_v1xxxの数は、supportedBandCombinationListに含まれるBandCombinationの数と同じである。具体的には、対応については、図3に示す方法の以下の第2の実装シナリオにおける説明を参照のこと。
第1の情報の命名は、本出願の本実施形態に限定されず、第1の情報は、代替的には、第1の情報と同じ機能を有する別の情報名で置き換えてもよいことに留意されたい。
可能な実装において、第1の情報は、mビットを含む。たとえば、第1の情報における情報要素addSupportedBandwidthCombinationSetは、mビットを含む。mビットは、m個の異なるバンド幅組み合わせセットに対応し、mは、1以上の整数である。mビットのうちのi番目のビットは、UEが、i番目のビットに対応するバンド幅組み合わせセットをサポートしているかどうかを示すために使用され、iは、0以上m以下の整数である。
任意選択で、mビットのうちのi番目のビットは、0又は1を使用して、UEが、i番目のビットに対応するバンド幅組み合わせセットをサポートするかどうかを示す。例えば、mビットのうちのi番目のビットが0である場合、i番目のビットは、UEがi番目のビットに対応するバンド幅組み合わせセットをサポートしていないことを示すか、又はmビットうちのi番目のビットが1である場合、i番目のビットは、UEがi番目のビットに対応するバンド幅組み合わせセットをサポートしていることを示し、あるいはその逆である。
任意選択で、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせが、UEによってサポートされるn個のバンド組み合わせを含む場合、第1のバンド幅組み合わせセットは、n個のバンド組み合わせに対応するバンド内ENDCの全てのバンド幅組み合わせセットである。
例えば、第2の情報の特定の設計形態は、以下の通りであってもよい。
情報要素supportBandCombinationListは、1つ以上のバンド組み合わせを含み、例えば、n個のバンド組み合わせを含んでもよい。各バンド組み合わせは、情報要素SupportedBandwidthCombinationSet及び他の情報、例えば、UEによってサポートされるバンド・リスト、及び/又はNRCAパラメータ、及び/又はEUTRA CAパラメータを含んでもよく、EUTRA CAパラメータは、情報要素SupportedBandwidthCombinationSetEutraを含んでもよい。SupportedBandwidthCombinationSetEutraは、UEによってサポートされる第3のタイプのバンド組み合わせにおけるEUTRAコンポーネントのバンド幅組み合わせセットを示すために使用される。UEによってサポートされるバンド・リスト、NRCAパラメータ、EUTRA CAパラメータについては、図1に示す通信システムの説明を参照のこと。詳細は、ここでは再度説明しない。
情報要素supportBandCombinationListは、複数の情報要素SupportedBandwidthCombinationSetを含んでもよい。例えば、UE能力情報が、UEによってサポートされる第1のバンド組み合わせ及び第2のバンド組み合わせを示すために使用されるときに、情報要素supportedBandCombinationListは、SupportedBandwidthCombinationSet1とSupportedBandwidthCombinationSet2を含む。SupportedBandwidthCombinationSet1は、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせにおけるNRCAの第2のバンド幅組み合わせセットを示すために使用され、SupportedBandwidthCombinationSet2は、UEによってサポートされる第2のタイプのバンド組み合わせの第3のバンド幅組み合わせセットを示すために使用される。
具体的には、情報要素SupportedBandwidthCombinationSetは、長さがtビットのストリングであり、tビットは、t個の異なるバンド幅組み合わせセットに対応し、tは、1以上の整数である。tビットのうちのi番目のビットは、UEがi番目のビットに対応するバンド幅組み合わせセットをサポートしているかどうかを示すために使用され、iは、0以上t以下の整数である。
任意選択で、tビットのうちのi番目のビットは、0又は1を使用して、UEが、i番目のビットに対応するバンド幅組み合わせセットをサポートするかどうかを示す。例えば、tビットのうちのi番目のビットが0である場合、UEが、i番目のビットに対応するバンド幅組み合わせセットをサポートしていないことを示すか、又はtビットうちのi番目のビットが1である場合、UEが、i番目のビットに対応するバンド幅組み合わせセットをサポートしていることを示し、あるいはその逆である。
本出願の本実施形態において、バンド幅組み合わせセットは、予め定義されている。例えば、バンド幅組み合わせセットは、プロトコルにおいて定義されたバンド幅組み合わせセットである。バンド幅組み合わせセットの説明については、図1に示す通信システムの説明を参照のこと。詳細は、ここでは再度説明しない。
なお、mとtは、同じであっても異なっていてもよく、mビットに対応するm個のバンド幅組み合わせセットは、tビットに対応するt個のバンド幅組み合わせセットと同じであっても異なっていてもよい。
ステップ303:ネットワーク・デバイスが、UEからUE能力情報を受信する。
例えば、ネットワーク・デバイスが、UEからUE能力情報を受信することは、ネットワーク・デバイスが、UEからRRCシグナリングを受信することであって、RRCシグナリングが、UE能力情報を含む、ことと、ネットワーク・デバイスが、RRCシグナリングを受信した後、RRCシグナリングからUE能力情報を取得することと、を含んでもよい。
図3に示す方法に基づき、UEは、ネットワーク・デバイスからUE能力照会情報を受信し、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせのバンド幅組み合わせセットを、UE能力照会情報に基づいて、また、UE能力情報に含まれる第1の情報及び第2の情報を使用して、ネットワーク・デバイスに報告し、ネットワーク・デバイスが、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせのバンド幅組み合わせセットに基づいて、UEにリソースを割り当てるようにする。
任意選択で、図3に示す実施形態における第1の実装シナリオにおいて、第1の情報は、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせにおけるバンド内ENDCの第1のバンド幅組み合わせセットと、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせとを含む。
任意選択で、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせが、UEによってサポートされるn個のバンド組み合わせを含む場合、第1のバンド幅組み合わせセットは、n個のバンド組み合わせに対応するバンド内ENDCの全てのバンド幅組み合わせセットであってもよい。
例えば、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせは、バンド組み合わせ1及びバンド組み合わせ2を含み、バンド組み合わせ1に対応するバンド内ENDCのBCSは、BCS#0及びBCS#2であり、バンド組み合わせ2に対応するバンド内ENDCのBCSは、BCS#5及びBCS#8である。このケースにおいて、第1の情報が表3に示されてもよく、第1のバンド幅組み合わせセットは、BCS#0、BCS#2、BCS#5、及びBCS#8を含んでもよい。
図3は、第1の情報の一例に過ぎないことに留意されたい。第1の情報は、代替的には、別の形態、例えば、アレイ形態の情報であってもよい。第1の情報の特定の形態は、本出願の本実施態様において限定されない。
第2の情報に含まれるBandCombination_v1xxxの数は、第1の情報に含まれるBandCombinationの数と同じであることに留意されたい。追加的に、第1の情報に含まれるj番目のバンド組み合わせと、第2の情報に含まれるj番目のBandCombination_v1xxxは、j番目のバンド組み合わせのバンド幅組み合わせセットを一緒に示す。
第1の情報に含まれるBandCombinationと、第2の情報に含まれるBandCombination_v1xxxは、以下の2つのケースを使用して説明される。
ケース1:第1の情報は、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせではないバンド組み合わせを含まない。
たとえば、第1の情報は、BandCombination1、BandCombination2、及びBandCombination3を含み、BandCombination1、BandCombination2、及びBandCombination3は、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせである。たとえば、第2の情報は、BandCombination_v1xxx_1、BandCombination_v1xxx_2、及びBandCombination_v1xxx_3を含む。BandCombination1における情報要素SupportedBandwidthCombinationSet1が、BandCombination1に対応するバンド内ENDCのバンド幅組み合わせセットがBCS#1であることを示す場合、BandCombination2における情報要素SupportedBandwidthCombinationSet2は、BandCombination2に対応するバンド内ENDCのバンド幅組み合わせセットがBCS#3及びBCS#4であることを示し、BandCombination3における情報要素SupportedBandwidthCombinationSet3は、BandCombination3に対応するバンド内ENDCのバンド幅組み合わせセットがBCS#5であることを示し、BandCombination_v1xxx_1における情報要素addSupportedBandwidthCombinationSet1は、BandCombination1に対応するNRCAのバンド幅組み合わせセットがBCS#3であることを示し、BandCombination_v1xxx_2における情報要素addSupportedBandwidthCombinationSet2は、BandCombination2に対応するNRCAのバンド幅組み合わせセットがBCS#5であることを示し、BandCombination_v1xxx_3における情報要素addSupportedBandwidthCombinationSet3は、BandCombination3に対応するNRCAのバンド幅組み合わせセットがBCS#7であることを示す。この場合、情報要素SupportedBandwidthCombinationSet1と情報要素addSupportedBandwidthCombinationSet1は、BandCombination1のバンド幅組み合わせセットを一緒に示し、情報要素SupportedBandwidthCombinationSet2と情報要素addSupportedBandwidthCombinationSet2は、BandCombination2のバンド幅組み合わせセットを一緒に示し、情報要素SupportedBandwidthCombinationSet3と情報要素addSupportedBandwidthCombinationSet3は、BandCombination3のバンド幅組み合わせセットを一緒に示す。
前述の例では、BandCombination1のバンド幅組み合わせセットは、BandCombination1の第1のバンド幅組み合わせセットと、BandCombination1の第2のバンド幅組み合わせセットとを含み、BandCombination1の第1のバンド幅組み合わせセットは、BCS#1を含み、BandCombination1の第2のバンド幅組み合わせセットは、BCS#3を含む。
前述の例では、BandCombination2のバンド幅組み合わせセットは、BandCombination2の第1のバンド幅組み合わせセットと、BandCombination2の第2のバンド幅組み合わせセットとを含み、BandCombination2の第1のバンド幅組み合わせセットは、BCS#3及びBCS#4を含み、BandCombination2の第2のバンド幅組み合わせセットは、BCS#5を含む。
前述の例では、BandCombination3のバンド幅組み合わせセットは、BandCombination3の第1のバンド幅組み合わせセットと、BandCombination3の第2のバンド幅組み合わせセットとを含み、BandCombination3の第1のバンド幅組み合わせセットは、BCS#5を含み、BandCombination3の第2のバンド幅組み合わせセットは、BCS#7を含む。
ケース2:第1の情報は、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせ、及びUEによってサポートされる第1のバンド組み合わせ以外のバンド組み合わせを含む。
例えば、第1の情報は、BandCombination1、BandCombination2、及びBandCombination3を含み、BandCombination1及びBandCombination3は、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせであり、BandCombination2は、UEによってサポートされる第2のバンド組み合わせである。例えば、第2の情報は、BandCombination_v1xxx_1、BandCombination_v1xxx_2、及びBandCombination_v1xxx_3を含む。BandCombination1における情報要素SupportedBandwidthCombinationSet1が、BandCombination1に対応するバンド内ENDCのバンド幅組み合わせセットがBCS#1であることを示す場合、BandCombination2における情報要素SupportedBandwidthCombinationSet2は、BandCombination2のバンド幅組み合わせセットがBCS#3及びBCS#4であることを示し、BandCombination3における情報要素SupportedBandwidthCombinationSet3は、BandCombination3に対応するバンド内ENDCのバンド幅組み合わせセットがBCS#5であることを示し、BandCombination_v1xxx_1における情報要素addSupportedBandwidthCombinationSet1は、BandCombination1に対応するNRCAのバンド幅組み合わせセットがBCS#3であることを示し、BandCombination_v1xxx_2は、情報要素addSupportedBandwidthCombinationSetを含まず、BandCombination_v1xxx_3における情報要素addSupportedBandwidthCombinationSet3は、BandCombination3に対応するNRCAのバンド幅組み合わせセットがBCS#7であることを示す。この場合、情報要素SupportedBandwidthCombinationSet1と情報要素addSupportedBandwidthCombinationSet1は、BandCombination1のバンド幅組み合わせセットを一緒に示し、情報要素SupportedBandwidthCombinationSet2と、情報要素addSupportedBandwidthCombinationSetを含まない情報要素BandCombination_v1xxx_2は、BandCombination2のバンド幅組み合わせセットを一緒に示し、情報要素SupportedBandwidthCombinationSet3と情報要素addSupportedBandwidthCombinationSet3は、BandCombination3のバンド幅組み合わせセットを一緒に示す。
前述の例では、BandCombination1のバンド幅組み合わせセットは、BandCombination1の第1のバンド幅組み合わせセットと、BandCombination1の第2のバンド幅組み合わせセットとを含み、BandCombination1の第1のバンド幅組み合わせセットは、BCS#1を含み、BandCombination1の第2のバンド幅組み合わせセットは、BCS#3を含む。
前述の例では、BandCombination2のバンド幅組み合わせセットは、BandCombination2の第3のバンド幅組み合わせセットと、BandCombination2の第2のバンド幅組み合わせセットとを含み、BandCombination2の第3のバンド幅組み合わせセットは、BCS#3及びBCS#4を含み、BandCombination2の第2のバンド幅組み合わせセットは、空である(情報要素BandCombination_v1xxx_2は、情報要素addSupportedBandwidthCombinationSetを含まないため)。
前述の例では、BandCombination3のバンド幅組み合わせセットは、BandCombination3の第1のバンド幅組み合わせセットと、BandCombination3の第2のバンド幅組み合わせセットとを含み、BandCombination3の第1のバンド幅組み合わせセットは、BCS#5を含み、BandCombination3の第2のバンド幅組み合わせセットは、BCS#7を含む。
図3に示す第1の実装シナリオに基づいて、UEは、第1の情報を使用して、ネットワーク・デバイスに、第1のタイプのバンド組み合わせに含まれるn個のバンド組み合わせに対応するバンド内ENDCの全てのバンド幅組み合わせセットを報告してもよい。UEは、第2の情報を使用して、ネットワーク・デバイスに、第1のタイプのバンド組み合わせに含まれるn個のバンド組み合わせに対応するNRCAの全てのバンド幅組み合わせセットを報告してもよい。このようにして、ネットワーク・デバイスは、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせに含まれるn個のバンド組み合わせに対応する全てのバンド内ENDCバンド幅組み合わせセット及び全てのNRCAバンド幅組み合わせセットに基づいて、UEにリソースを割り当てる。
任意選択で、図3に示す実施形態における第2の実装シナリオにおいて、第2の情報は、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせにおけるNRCAの第2のバンド幅組み合わせセットと、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせとを含む。
任意選択で、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせが、UEによってサポートされるn個のバンド組み合わせを含む場合、第1のバンド幅組み合わせセットは、n個のバンド組み合わせに対応するNRCAの全てのバンド幅組み合わせセットであってもよい。
第1の情報に含まれるBandCombination_v1xxxの数は、第2の情報に含まれるBandCombinationの数と同じであることに留意されたい。追加的に、第2の情報に含まれるj番目のバンド組み合わせと、第1の情報に含まれるj番目のBandCombination_v1xxxは、j番目のバンド組み合わせのバンド幅組み合わせセットを一緒に示す。
第2の情報に含まれるBandCombinationと、第1の情報に含まれるBandCombination_v1xxxは、以下の2つのケースを使用して説明される。
ケース1:第2の情報は、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせではないバンド組み合わせを含まない。
たとえば、第2の情報は、BandCombination1、BandCombination2、及びBandCombination3を含み、BandCombination1、BandCombination2、及びBandCombination3は、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせである。例えば、第1の情報は、BandCombination_v1xxx_1、BandCombination_v1xxx_2、及びBandCombination_v1xxx_3を含む。BandCombination1における情報要素SupportedBandwidthCombinationSet1が、BandCombination1に対応するNRCAのバンド幅組み合わせセットがBCS#2であることを示す場合、BandCombination2における情報要素SupportedBandwidthCombinationSet2は、BandCombination2に対応するNRCAのバンド幅組み合わせセットがBCS#5であることを示し、BandCombination3における情報要素SupportedBandwidthCombinationSet3は、BandCombination3に対応するNRCAのバンド幅組み合わせセットがBCS#10であることを示し、BandCombination_v1xxx_1における情報要素addSupportedBandwidthCombinationSet1は、BandCombination1に対応するバンド内ENDCのバンド幅組み合わせセットがBCS#4であることを示し、BandCombination_v1xxx_2における情報要素addSupportedBandwidthCombinationSet2は、BandCombination2に対応するバンド内ENDCのバンド幅組み合わせセットがBCS#8であることを示し、BandCombination_v1xxx_3における情報要素addSupportedBandwidthCombinationSet3は、BandCombination3に対応するバンド内ENDCのバンド幅組み合わせセットがBCS#12であることを示す。この場合、情報要素SupportedBandwidthCombinationSet1と情報要素addSupportedBandwidthCombinationSet1は、BandCombination1のバンド幅組み合わせセットを一緒に示し、情報要素SupportedBandwidthCombinationSet2と情報要素addSupportedBandwidthCombinationSet2は、BandCombination2のバンド幅組み合わせセットを一緒に示し、情報要素SupportedBandwidthCombinationSet3と情報要素addSupportedBandwidthCombinationSet3は、BandCombination3のバンド幅組み合わせセットを一緒に示す。
前述の例では、BandCombination1のバンド幅組み合わせセットは、BandCombination1の第1のバンド幅組み合わせセットと、BandCombination1の第2のバンド幅組み合わせセットとを含み、BandCombination1の第1のバンド幅組み合わせセットは、BCS#4を含み、BandCombination1の第2のバンド幅組み合わせセットは、BCS#2を含む。
前述の例では、BandCombination2のバンド幅組み合わせセットは、BandCombination2の第1のバンド幅組み合わせセットと、BandCombination2の第2のバンド幅組み合わせセットとを含み、BandCombination2の第1のバンド幅組み合わせセットは、BCS#8を含み、BandCombination2の第2のバンド幅組み合わせセットは、BCS#5を含む。
前述の例では、BandCombination3のバンド幅組み合わせセットは、BandCombination3の第1のバンド幅組み合わせセットと、BandCombination3の第2のバンド幅組み合わせセットとを含み、BandCombination3の第1のバンド幅組み合わせセットは、BCS#12を含み、BandCombination3の第2のバンド幅組み合わせセットは、BCS#10を含む。
ケース2:第2の情報は、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせ、及びUEによってサポートされる第1のバンド組み合わせ以外のバンド組み合わせを含む。
例えば、第2の情報は、BandCombination1、BandCombination2、及びBandCombination3を含み、BandCombination1及びBandCombination3は、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせであり、BandCombination2は、UEによってサポートされる第2のバンド組み合わせである。例えば、第1の情報は、BandCombination_v1xxx_1、BandCombination_v1xxx_2、及びBandCombination_v1xxx_3を含む。BandCombination1における情報要素SupportedBandwidthCombinationSet1が、BandCombination1に対応するNRCAのバンド幅組み合わせセットがBCS#3であることを示す場合、BandCombination2における情報要素SupportedBandwidthCombinationSet2は、BandCombination2のバンド幅組み合わせセットがBCS#5及びBCS#7であることを示し、BandCombination3における情報要素SupportedBandwidthCombinationSet3は、BandCombination3に対応するNRCAのバンド幅組み合わせセットがBCS#8であることを示し、BandCombination_v1xxx_1における情報要素addSupportedBandwidthCombinationSet1は、BandCombination1に対応するバンド内ENDCのバンド幅組み合わせセットがBCS#2であることを示し、BandCombination_v1xxx_2は、情報要素addSupportedBandwidthCombinationSetを含まず、BandCombination_v1xxx_3における情報要素addSupportedBandwidthCombinationSet3は、BandCombination3に対応するバンド内ENDCのバンド幅組み合わせセットがBCS#10であることを示す。この場合、情報要素SupportedBandwidthCombinationSet1と情報要素addSupportedBandwidthCombinationSet1は、BandCombination1のバンド幅組み合わせセットを一緒に示し、情報要素SupportedBandwidthCombinationSet2と、情報要素addSupportedBandwidthCombinationSetを含まない情報要素BandCombination_v1xxx_2は、BandCombination2のバンド幅組み合わせセットを一緒に示し、情報要素SupportedBandwidthCombinationSet3と情報要素addSupportedBandwidthCombinationSet3は、BandCombination3のバンド幅組み合わせセットを一緒に示す。
前述の例では、BandCombination1のバンド幅組み合わせセットは、BandCombination1の第2のバンド幅組み合わせセットと、BandCombination1の第2のバンド幅組み合わせセットとを含み、BandCombination1の第1のバンド幅組み合わせセットは、BCS#1を含み、BandCombination1の第2のバンド幅組み合わせセットは、BCS#3を含む。
前述の例では、BandCombination2のバンド幅組み合わせセットは、BandCombination2の第5のバンド幅組み合わせセットと、BandCombination2の第2のバンド幅組み合わせセットとを含み、BandCombination2の第3のバンド幅組み合わせセットは、BCS#5及びBCS#7を含み、BandCombination2の第1のバンド幅組み合わせセットは、空である(情報要素BandCombination_v1xxx_2は、情報要素addSupportedBandwidthCombinationSetを含まないため)。
前述の例では、BandCombination3のバンド幅組み合わせセットは、BandCombination3の第1のバンド幅組み合わせセットと、BandCombination3の第2のバンド幅組み合わせセットとを含み、BandCombination3の第1のバンド幅組み合わせセットは、BCS#10を含み、BandCombination3の第2のバンド幅組み合わせセットは、BCS#8を含む。
図3に示す第2の実装シナリオに基づいて、UEは、第1の情報を使用して、ネットワーク・デバイスに、第1のタイプのバンド組み合わせに含まれるn個のバンド組み合わせに対応するバンド内ENDCの全てのバンド幅組み合わせセットを報告してもよい。UEは、第2の情報を使用して、ネットワーク・デバイスに、第1のタイプのバンド組み合わせに含まれるn個のバンド組み合わせに対応するNRCAの全てのバンド幅組み合わせセットを報告してもよい。このようにして、ネットワーク・デバイスは、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせに含まれるn個のバンド組み合わせに対応する全てのバンド内ENDCバンド幅組み合わせセット及び全てのNRCAバンド幅組み合わせセットに基づいて、UEにリソースを割り当てる。
任意選択で、図3に示す実施形態の第3の実装シナリオにおいて、ネットワーク・デバイスは、UEによって報告されたUE能力情報に基づいて、UEにリソースを割り当ててもよい。図6に示すように、図3に示す方法は、ステップ304をさらに含む。
ステップ304:ネットワーク・デバイスは、UE能力情報に基づいて、UEにリソースを割り当てる。
例えば、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせは、DC_71A_n71A-n78Cを含み、71A_n71Aによってサポートされるバンド幅組み合わせセットを表4に示し、n78Cにせよってサポートされるバンド幅組み合わせセットを表5に示す。
表4において、BCS#3は、1つのキャリアを含み、キャリアに対するチャネル・バンド幅は、50MHz、60MHz、80MHz、90MHz、又は100MHzであってもよい。
表5において、BCS#5は、2つのキャリアを含み、2つのキャリアは、以下の5つの設定を有してもよい。すなわち、第1の設定において、第1のキャリアに対するチャネル・バンド幅が60MHz、80MHz又は100MHzであり、第2のキャリアに対するチャネル・バンド幅は100MHzである。第2の設定において、第1のキャリアに対するチャネル・バンド幅が60MHz、又は80MHzであり、第2のキャリアに対するチャネル・バンド幅が100MHzである。第3の設定において、第1のキャリアに対するチャネル・バンド幅が80MHz、90MHz、又は100MHzであり、第2のキャリアに対するチャネル・バンド幅が100MHzである。第4の設定において、第1のキャリアに対するチャネル・バンド幅が100MHzであり、第2のキャリアに対するチャネル・バンド幅が100MHzである。第5の設定において、第1のキャリアに対するチャネル・バンド幅が100MHzであり、第2のキャリアに対するチャネル・バンド幅が100MHzである。
したがって、ネットワーク・デバイスは、前述の例において、UEに以下のリソースを割り当ててもよい。すなわち、チャネル・バンド幅が80MHzであるキャリアを、UEによってサポートされる第1のタイプのバンドの組み合わせにおけるバンド組み合わせ71A_n71Aに割り当て、チャネル・バンド幅がそれぞれ80MHz及び100MHzである2つのキャリアを、UEによってサポートされる第1のタイプのバンドの組み合わせにおけるバンド組み合わせ78Cに割り当てる。
図3に示す実施形態における第3の実装シナリオに基づき、ネットワーク・デバイスは、UEによってサポートされ、かつUE能力情報に含まれる第1のタイプのバンド組み合わせのバンド幅組み合わせセットに基づいて、UEにリソースを割り当ててもよい。
前述のものは、主に、ネットワーク要素間の相互作用の観点から、本出願の実施形態において提供される解決策を説明している。前述のユーザ機器、ネットワーク・デバイスなどは、各機能を実行するための対応するハードウェア構造及び/又はソフトウェアモジュールを含んで、前述の機能を実装すると理解され得る。当業者は、本明細書に開示された実施形態に説明された例のユニット及びアルゴリズム動作と組み合わせて、本出願がハードウェア又はハードウェアとコンピュータ・ソフトウェアとの組み合わせによって実装され得ることを容易に認識すべきである。機能がハードウェアによって実行されるのか、コンピュータ・ソフトウェアによって駆動されるハードウェアによって実行されるのかは、特定の用途と技術的解決策の設計上の制約に依存する。当業者であれば、特定の用途ごとに、説明された機能を実装するために異なる方法を使用してもよいが、その実装が本願の範囲を超えるものであると考えるべきではない。
本出願の実施形態において、ユーザ機器は、前述の方法の例に基づいて、機能モジュールに分割されてもよい。例えば、機能モジュールが、対応する機能に基づいて、分割を介して取得されてもよいし、2つ以上の機能が、1つの処理モジュールに一体化されてもよい。一体化されたユニットは、ハードウェアの形態で実装されてもよいし、ソフトウェア機能ユニットの形態で実装されてもよい。本出願の実施態様において、モジュールへの分割は一例であり、論理機能分割に過ぎないことに留意されたい。実際の実装にあっては、別の分割方式が使用されてもよい。
例えば、機能モジュールが一体的な方式で分割を介して取得されるときに、図7が、ユーザ機器70の構造の概略図である。ユーザ機器70は、受信モジュール701及び送信モジュール702を含む。
受信モジュール701が、ネットワーク・デバイスからUE能力照会情報を受信するように構成されており、UE能力照会情報が、UEの能力を照会するために使用される。
送信モジュール702が、UE能力照会情報に基づいて、UE能力情報をネットワーク・デバイスに送信するように構成されており、UE能力情報は、UEが第1のタイプのバンド組み合わせをサポートしていることを示すために使用され、第1のタイプのバンド組み合わせが、バンド内進化型ユニバーサル地上無線アクセス-ニュー・ラジオ・デュアル・コネクティビティバンド内ENDCバンド組み合わせ及びニュー・ラジオ・キャリア・アグリゲーションNRCAを含むバンド組み合わせを含む。
UE能力情報が、第1の情報及び第2の情報を含み、第1の情報が、UEによってサポートされるバンド内ENDCの第1のバンド幅組み合わせセットを含み、第2の情報が、UEによってサポートされるNRCAの第2のバンド幅組み合わせセットを含む。
任意選択で、第1の情報が、UEによってサポートされる第1のバンド組み合わせをさらに含み、第1のタイプのバンド組み合わせが、UEによってサポートされるn個のバンド組み合わせを含み、第1のバンド幅組み合わせセットが、n個のバンド組み合わせに対応するバンド内ENDCの全てのバンド幅組み合わせセットであり、第2のバンド幅組み合わせセットが、n個のバンド組み合わせに対応するNRCAの全てのバンド幅組み合わせセットである。
任意選択で、第2の情報が、mビットを含み、mビットが、m個の異なるバンド幅組み合わせセットに対応する。mビットのうちのi番目のビットは、UEがi番目のビットに対応するバンド幅組み合わせセットをサポートしているかどうかを示すために使用され、バンド幅組み合わせセットが、予め定義されており、iが、0以上m以下の整数であり、mが、1以上の整数である。
任意選択で、第1の情報は、UEによってサポートされるバンド・リスト、及び/又はNRCAパラメータ、及び/又は進化型ユニバーサル地上無線アクセス・キャリア・アグリゲーションEUTRA CAパラメータをさらに含む。
任意選択で、第2の情報が、UEによってサポートされる第1のバンド組み合わせをさらに含み、第1のタイプのバンド組み合わせが、UEによってサポートされるn個のバンド組み合わせを含み、第2のバンド幅組み合わせセットが、n個のバンド組み合わせに対応するNRCAの全てのバンド幅組み合わせセットであり、第1のバンド幅組み合わせセットが、n個のバンド組み合わせに対応するバンド内ENDCの全てのバンド幅組み合わせセットである。
任意選択で、第1の情報が、mビットを含み、mビットが、m個の異なるバンド幅組み合わせセットに対応する。mビットのうちのi番目のビットは、UEがi番目のビットに対応するバンド幅組み合わせセットをサポートしているかどうかを示すために使用され、バンド幅組み合わせセットが、予め定義されており、iが、0以上m以下の整数であり、mが、1以上の整数である。
任意選択で、第2の情報は、UEによってサポートされるバンド・リスト、及び/又はNRCAパラメータ、及び/又は進化型ユニバーサル地上無線アクセス・キャリア・アグリゲーションEUTRA CAパラメータをさらに含む。
前述の方法の実施形態における動作の全ての関係する内容は、対応する機能モジュールの機能説明において引用され得ることに留意されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
本実施形態において、ユーザ機器70は、一体化された方式で分割を介して取得される機能モジュールの形態で提示されてもよい。本明細書における「モジュール」は、特定のASIC、回路、1つ以上のソフトウェア又はファームウェアプログラムを実行するプロセッサ、メモリ、集積論理回路、及び/又は前述の機能を提供することができる別のコンポーネントであってもよい。単純な実施形態において、当業者は、ユーザ機器70が図2に示す形態であってもよいことを理解してもよい。
例えば、図2のプロセッサ201は、メモリ203に記憶されたコンピュータ実行命令を呼び出して、ユーザ機器70が前述の方法の実施形態においてUE能力情報報告方法を実行することを可能にしてもよい。
例えば、図7の受信モジュール701及び送信モジュール702の機能/実装プロセスは、メモリ203に記憶されたコンピュータ実行可能命令を呼び出すことによって、図2のプロセッサ201によって実装されてもよい。代替的には、図7の受信モジュール701及び送信モジュール702の機能/実装プロセスは、図2の通信インターフェース204を使用して実装されてもよい。
本実施形態において提供されるユーザ機器70は、UE能力情報報告方法を実行することができる。したがって、ユーザ機器70によって達成され得る技術的効果については、前述の方法の実施形態を参照のこと。詳細は、ここでは再度説明しない。
本出願の実施形態において、ネットワーク・デバイスは、前述の方法の例に基づいて、機能モジュールに分割されてもよい。例えば、機能モジュールが、対応する機能に基づいて、分割を介して取得されてもよいし、2つ以上の機能が、1つの処理モジュールに一体化されてもよい。一体化されたユニットは、ハードウェアの形態で実装されてもよいし、ソフトウェア機能ユニットの形態で実装されてもよい。本出願の実施態様において、モジュールへの分割は一例であり、論理機能分割に過ぎないことに留意されたい。実際の実装にあっては、別の分割方式が使用されてもよい。
例えば、機能モジュールが一体的な方式で分割を介して取得されるときに、図8が、ネットワーク・デバイス80の構造の概略図である。ネットワーク・デバイス80は、送信モジュール801及び受信モジュール802を含む。
送信モジュールが801、UE能力照会情報をUEに送信するように構成されており、UE能力照会情報が、UEの能力を照会するために使用される。
受信モジュール802が、UEからUE能力情報を受信するように構成されており、UE能力情報は、UEが第1のタイプのバンド組み合わせをサポートしていることを示すために使用され、第1のタイプのバンド組み合わせが、バンド内進化型ユニバーサル地上無線アクセス-ニュー・ラジオ・デュアル・コネクティビティバンド内ENDCバンド組み合わせ及びニュー・ラジオ・キャリア・アグリゲーションNRCAからなるバンド組み合わせを含む。
UE能力情報が、第1の情報及び第2の情報を含み、第1の情報が、UEによってサポートされるバンド内ENDCの第1のバンド幅組み合わせセットを含み、第2の情報が、UEによってサポートされるNRCAの第2のバンド幅組み合わせセットを含む。
任意選択で、第1の情報が、UEによってサポートされる第1のバンド組み合わせをさらに含み、第1のタイプのバンド組み合わせが、UEによってサポートされるn個のバンド組み合わせを含み、第1のバンド幅組み合わせセットが、n個のバンド組み合わせに対応するバンド内ENDCの全てのバンド幅組み合わせセットであり、第2のバンド幅組み合わせセットが、n個のバンド組み合わせに対応するNRCAの全てのバンド幅組み合わせセットである。
任意選択で、第2の情報が、mビットを含み、mビットが、m個の異なるバンド幅組み合わせセットに対応する。mビットのうちのi番目のビットは、UEがi番目のビットに対応するバンド幅組み合わせセットをサポートしているかどうかを示すために使用され、バンド幅組み合わせセットが、予め定義されており、iが、0以上m以下の整数であり、mが、1以上の整数である。
任意選択で、第1の情報は、UEによってサポートされるバンド・リスト、及び/又はNRCAパラメータ、及び/又は進化型ユニバーサル地上無線アクセス・キャリア・アグリゲーションEUTRA CAパラメータをさらに含む。
任意選択で、第2の情報が、UEによってサポートされる第1のバンド組み合わせをさらに含み、第1のタイプのバンド組み合わせが、UEによってサポートされるn個のバンド組み合わせを含み、第2のバンド幅組み合わせセットが、n個のバンド組み合わせに対応するNRCAの全てのバンド幅組み合わせセットであり、第1のバンド幅組み合わせセットが、n個のバンド組み合わせに対応するバンド内ENDCの全てのバンド幅組み合わせセットである。
任意選択で、第1の情報が、mビットを含み、mビットが、m個の異なるバンド幅組み合わせセットに対応する。mビットのうちのi番目のビットは、UEがi番目のビットに対応するバンド幅組み合わせセットをサポートしているかどうかを示すために使用され、バンド幅組み合わせセットが、予め定義されており、iが、0以上m以下の整数であり、mが、1以上の整数である。
任意選択で、第2の情報は、UEによってサポートされるバンド・リスト、及び/又はNRCAパラメータ、及び/又は進化型ユニバーサル地上無線アクセス・キャリア・アグリゲーションEUTRA CAパラメータをさらに含む。
任意選択で、図9に示すように、ネットワーク・デバイス80は、割り当てモジュール803をさらに含む。割り当てモジュール803は、UE能力情報に基づいて、UEにリソースを割り当てるように構成されている。
前述の方法の実施形態における動作の全ての関係する内容は、対応する機能モジュールの機能説明において引用され得ることに留意されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
本実施形態において、ネットワーク・デバイス80は、一体化された方式で分割を介して取得される機能モジュールの形態で提示されてもよい。本明細書における「モジュール」は、特定のASIC、回路、1つ以上のソフトウェア又はファームウェアプログラムを実行するプロセッサ、メモリ、集積論理回路、及び/又は前述の機能を提供することができる別のコンポーネントであってもよい。単純な実施形態において、当業者は、ネットワーク・デバイス80が図2に示す形態であってもよいことを理解してもよい。
例えば、図2のプロセッサ201は、メモリ203に記憶されたコンピュータ実行命令を呼び出して、ネット―枠・デバイス80が前述の方法の実施形態においてUE能力情報報告方法を実行することを可能にしてもよい。
例えば、図9の送信モジュール801、受信モジュール802、及び割り当てモジュール803の機能/実装プロセスは、メモリ203に記憶されたコンピュータ実行可能命令を呼び出すことによって、図2のプロセッサ201によって実装されてもよい。代替的には、図9の割り当てモジュール803の機能/実装プロセスは、メモリ203に記憶されたコンピュータ実行可能命令を呼び出すことによって図2のプロセッサ201によって実装されてもよく、図9の送信モジュール801及び受信モジュール802の機能/実装プロセスは、図2の通信インターフェース204を使用して実装されてもよい。
本実施形態において提供されるネットワーク・デバイス80は、UE能力情報報告方法を実行することができる。したがって、ネットワーク・デバイス80によって達成され得る技術的効果については、前述の方法の実施形態を参照のこと。詳細は、ここでは再度説明しない。
図10は、通信システムの概略構成図である。図10に示すように、通信システムは、ユーザ機器101及びネットワーク・デバイス102を含んでもよい。図10は、添付の図面の一例に過ぎないことに留意されたい。図10に示す通信システムに含まれるネットワーク要素及びネットワーク要素の数は、本出願の本実施形態において制限されない。
ユーザ機器101は、図7に示すユーザ機器70の機能を有し、ネットワーク・デバイス102からUE能力照会情報を受信し、UE能力照会情報に基づいて、UE能力情報をネットワーク・デバイス102に送信するように構成されてもよい。
ネットワーク・デバイス102は、図8又は図9に示すネットワーク・デバイス80の機能を有し、UE能力照会情報をユーザ機器101に送信し、ユーザ機器101からUE能力情報を受信するように構成されてもよい。
前述の方法の実施形態でのステップの全ての関連する内容は、通信システムの対応するネットワーク要素の機能説明において引用され得ることに留意されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
実装の前述の説明は、便宜的かつ簡潔な説明を目的として、まさに前述の機能モジュールへの分割が説明のための例として使用されることを当業者が明確に理解することを可能にする。実際のアプリケーションにあっては、前述の機能は、必要に応じて実装のために異なる機能モジュールに割り当てられ得る。換言すれば、装置の内部構造は、上記の機能の全部又は一部を実装するために、異なる機能モジュールに分割される。
本出願に提供されるいくつかの実施形態において、開示された装置及び方法は、他の方式で実装され得ると理解されたい。例えば、前述の装置の実施形態は単なる例に過ぎない。例えば、モジュール又はユニットへの分割は、単に論理機能分割である。実際の実装にあっては、別の分割方法があってもよい。例えば、複数のユニット又はコンポーネントを別の装置に組み合わせたり、一体化したりしてもよいし、いくつかの特徴を無視したり、実行しなかったりしてもよい。追加的に、表示又は議論された相互結合、直接結合、又は通信接続は、いくつかのインターフェースを介して実装されてもよい。装置又はユニット間の間接結合又は通信接続は、電子的、機械的、又は他の形態で実装されてもよい。
別個の部分として説明されるユニットは、物理に分離されていても、されていなくてもよく、ユニットとして表示される部分は、1つ以上の物理ユニットであってもよいし、1つの場所に位置していてもよいし、複数の場所に分散していてもよい。ユニットの一部又は全部は、実施形態の解決策の目的を達成するために実際の要件に基づいて選択されてもよい。
追加的に、本出願の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットに一体化されてもよいし、ユニットの各々は、物理的に単独で存在してもよいし、2つ以上のユニットは、1つのユニットに一体化される。一体化されたユニットは、ハードウェアの形態で実装されてもよいし、ソフトウェア機能ユニットの形態で実装されてもよい。
一体化されたユニットがソフトウェア機能ユニットの形態で実装され、独立した製品として販売又は使用されるときに、一体化されたユニットは、可読記憶媒体に記憶されてもよい。このような理解に基づいて、本出願の実施形態の技術的解決策が、本質的にソフトウェア製品の形態で実装されてもよいし、従来技術に寄与する部分が、ソフトウェア製品の形態で実装されてもよいし、技術的解決策の全部又は一部が、ソフトウェア製品の形態で実装されてもよい。ソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶され、デバイス(シングルチップ・マイクロコンピュータ、チップなどであってもよい)又はプロセッサ(processor)に、本出願の実施形態で説明される方法のステップの全部又は一部を実行させるように命令するためのいくつかの命令を含む。前述の記憶媒体は、USBフラッシュ・ドライブ、リムーバブル・ハード・ディスク、ROM、RAM、磁気ディスク、又は光ディスクなど、プログラム・コードを記憶することができる任意の媒体を含む。
前述の説明は、この出願の単に具体的な実装に過ぎないが、この出願の保護範囲を制限することを意図したものではない。この出願に開示された技術的範囲内の変形又は置換は、この出願の保護範囲に含まれるものとする。したがって、この出願の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。
本出願は、「UE CAPABILITY INFORMATION REPORTING METHOD AND DEVICE」と題する、2019年8月15日に中国国家知識産権局に出願された特許出願第PCT/CN2019/100876号に対する優先権を主張し、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
本出願の実施形態は、通信技術の分野に関係し、特に、ユーザ機器(user equipment、UE)能力情報報告方法及びデバイスに関係する。
第5世代(5th generation、5G)移動通信技術の制御プレーン・シグナリング手順において、UEとネットワーク・デバイスとの間で初期接続が確立された後、ネットワーク・デバイスは、以下のシグナリング手順を使用してUEの能力を照会してもよい。すなわち、ネットワーク・デバイスが、UEの能力を照会するために使用されるUE能力照会(UE capability enquiry)情報をUEに送信し、UEが、UE能力照会情報を受信した後、UEの能力をUE能力情報(UE capability information)を介してネットワーク・デバイスに報告する。
UEの能力は、少なくとも、UEのマルチ無線アクセス技術デュアル・コネクティビティ能力を含んでもよい。例えば、UEが2つの無線アクセス技術、すなわち、進化型ユニバーサル地上無線アクセス(evolved universal terrestrial radio access、EUTRA)とニュー・ラジオ(new radio access、NR)をサポートする場合、UEのマルチRATデュアル・コネクティビティ能力は、EUTRA-NRハイブリッド・ネットワーク能力を含んでもよい。UEのマルチRATデュアル・コネクティビティ能力は、UEによってサポートされるバンド組み合わせの少なくともバンド幅組み合わせセット(bandwidth combination set、BCS)を含んでもよい。BCSは、1つ以上のバンド組み合わせを含んでもよく、各バンド組み合わせは、1つ以上のキャリアを含んでもよく、各キャリアは、1つ以上のバンド幅に対応する。UEのマルチRATデュアル・コネクティビティ能力が、バンド組み合わせに含まれるキャリアの無線アクセス技術タイプに基づくEUTRA-NRハイブリッド・ネットワーキング能力を含むときに、バンド組み合わせは、複数のタイプのバンド組み合わせ、例えば、NRキャリア・アグリゲーション(carrier aggregation、CA)バンド組み合わせ、バンド内(intra-band) EUTRA-NRデュアル・コネクティビティ(EUTRA NR dual connectivity、ENDC)バンド組み合わせ、及びバンド間(inter-band) ENDCバンド組み合わせに分類されてもよい。
従来の技術において、UEは、情報要素supportedBandwidthCombinationSet (supportedBandwidthCombinationSet)と情報要素supportedBandwidthCombinationSetEutra (supportedBandwidthCombinationSetEutra)を使用して、UEによってサポートされるバンド組み合わせのBCSをネットワーク・デバイスに報告する。例えば、UEは、情報要素supportedBandwidthCombinationSetを使用して、NRCAバンド組み合わせのBCS、バンド間ENDCバンド組み合わせにおけるNRコンポーネントのBCS、又はバンド内ENDCバンド組み合わせのBCSをネットワーク・デバイスに報告する。別の例では、UEは、情報要素supportedBandwidthCombinationSetEutraを使用して、バンド間ENDCバンド組み合わせにおけるEUTRAコンポーネントのBCSをネットワーク・デバイスに報告する。
しかしながら、ユーザ要求が増加するか(例えば、バンド幅に対するユーザ要求が連続的に増加する場合)、又はオペレータがネットワークを展開する必要があるため、既存のタイプのバンド組み合わせ、例えば、NRCAバンド組み合わせ、バンド内ENDCバンド組み合わせ、及びバンド間ENDCバンド組み合わせに加えて、新しいタイプのバンド組み合わせ、例えば、バンド内ENDCバンド組み合わせ及びNRCAを含むバンド組み合わせが生じることがある。現在、UEが新しいタイプのバンド組み合わせをサポートする場合、UEは、既存の情報要素supportedBandwidthCombinationSet、及び/又は既存の情報要素supportedBandwidthCombinationSetEutraを使用して、UEによってサポートされる新しいタイプのバンド組み合わせに対応するNRCAのBCSを報告することができない。
本出願の実施形態は、UEがバンド内ENDCバンド組み合わせ及びNRCAを含むバンド組み合わせをサポートする場合、UEは、バンド組み合わせに対応するNRCAのバンド幅組み合わせセットを報告できないという問題を解決するUE能力情報報告方法及びデバイスを提供する。
前述の目的を達成するために、本出願の実装において、以下の技術的解決策が使用される。
第1の態様によれば、本出願の実施形態は、UE能力情報報告方法を提供する。本方法は、UEが、ネットワーク・デバイスからUE能力情報を受信することであって、UE能力照会情報は、UEの能力を照会するために使用される、受信することを含む。UEが、UE能力照会情報に基づいて、UE能力情報をネットワーク・デバイスに送信し、UE能力情報は、UEが第1のタイプのバンド組み合わせをサポートしていることを示すために使用され、第1のタイプのバンド組み合わせが、バンド内進化型ユニバーサル地上無線アクセス-ニュー・ラジオ・デュアル・コネクティビティENDCバンド組み合わせ及びニュー・ラジオ・キャリア・アグリゲーションNRCAを含むバンド組み合わせを含む。UE能力情報が、第1の情報及び第2の情報を含み、第1の情報が、UEによってサポートされるバンド内ENDCの第1のバンド幅組み合わせセットを含み、第2の情報が、UEによってサポートされるNRCAの第2のバンド幅組み合わせセットを含む。
第1の態様において提供される技術的解決策によれば、UEは、ネットワーク・デバイスからUE能力照会情報を受信し、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせのバンド幅組み合わせセットを、UE能力照会情報に基づいて、また、UE能力情報に含まれる第1の情報及び第2の情報を使用して、ネットワーク・デバイスに報告し、ネットワーク・デバイスが、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせのバンド幅組み合わせセットに基づいて、UEにリソースを割り当てるようにする。
可能な実装において、第1の情報が、UEによってサポートされる第1のバンド組み合わせをさらに含み、第1のタイプのバンド組み合わせが、UEによってサポートされるn個のバンド組み合わせを含み、第1のバンド幅組み合わせセットが、n個のバンド組み合わせに対応するバンド内ENDCの全てのバンド幅組み合わせセットであり、第2のバンド幅組み合わせセットが、n個のバンド組み合わせに対応するNRCAの全てのバンド幅組み合わせセットである。前述の技術的解決策に基づき、UEは、第1の情報を使用して、ネットワーク・デバイスに、第1のタイプのバンド組み合わせに含まれるn個のバンド組み合わせに対応するバンド内ENDCの全てのバンド幅組み合わせセットを報告してもよい。UEは、第2の情報を使用して、ネットワーク・デバイスに、第1のタイプのバンド組み合わせに含まれるn個のバンド組み合わせに対応するNRCAの全てのバンド幅組み合わせセットを報告してもよい。このようにして、ネットワーク・デバイスは、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせに含まれるn個のバンド組み合わせに対応する全てのバンド内ENDCバンド幅組み合わせセット及び全てのNRCAバンド幅組み合わせセットに基づいて、UEにリソースを割り当てる。
可能な実装において、第2の情報が、mビットを含み、mビットが、m個の異なるバンド幅組み合わせセットに対応する。mビットのうちのi番目のビットは、UEがi番目のビットに対応するバンド幅組み合わせセットをサポートしているかどうかを示すために使用され、バンド幅組み合わせセットが、予め定義されており、iが、0以上m以下の整数であり、mが、1以上の整数である。前述の技術的解決策に基づいて、UEは、第2の情報に含まれるmビットを使用して、UEによってサポートされるNRCAの第2のバンド幅組み合わせセットを示してもよく、ネットワーク・デバイスが、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせのバンド幅組み合わせセットに基づいて、UEにリソースを割り当てるようにする。
可能な実装において、第1の情報は、UEによってサポートされるバンド・リスト、及び/又はNRCAパラメータ、及び/又は進化型ユニバーサル地上無線アクセス・キャリア・アグリゲーションEUTRA CAパラメータをさらに含む。前述の技術的解決策に基づいて、UEは、UEによってサポートされるバンド、及び/又はUEのNRCA能力、及び/又はUEのEUTRA CA能力を、UEによってサポートされ、かつ第1の情報に含まれるバンド・リスト、及び/又はNRCAパラメータ、及び/又は、EUTRA CAパラメータを使用して、ネットワーク・デバイスに報告してもよく、ネットワーク・デバイスが、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせのバンド幅組み合わせセットに基づいて、UEにリソースを割り当てるようにする。
可能な実装において、第2の情報が、UEによってサポートされる第1のバンド組み合わせをさらに含み、第1のタイプのバンド組み合わせが、UEによってサポートされるn個のバンド組み合わせを含み、第2のバンド幅組み合わせセットが、n個のバンド組み合わせに対応するNRCAの全てのバンド幅組み合わせセットであり、第1のバンド幅組み合わせセットが、n個のバンド組み合わせに対応するバンド内ENDCの全てのバンド幅組み合わせセットである。前述の技術的解決策に基づき、UEは、第1の情報を使用して、ネットワーク・デバイスに、第1のタイプのバンド組み合わせに含まれるn個のバンド組み合わせに対応するバンド内ENDCの全てのバンド幅組み合わせセットを報告してもよい。UEは、第2の情報を使用して、ネットワーク・デバイスに、第1のタイプのバンド組み合わせに含まれるn個のバンド組み合わせに対応するNRCAの全てのバンド幅組み合わせセットを報告してもよい。このようにして、ネットワーク・デバイスは、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせに含まれるn個のバンド組み合わせに対応する全てのバンド内ENDCバンド幅組み合わせセット及び全てのNRCAバンド幅組み合わせセットに基づいて、UEにリソースを割り当てる。
可能な実装において、第1の情報が、mビットを含み、mビットが、m個の異なるバンド幅組み合わせセットに対応する。mビットのうちのi番目のビットは、UEがi番目のビットに対応するバンド幅組み合わせセットをサポートしているかどうかを示すために使用され、バンド幅組み合わせセットが、予め定義されており、iが、0以上m以下の整数であり、mが、1以上の整数である。前述の技術的解決策に基づいて、UEは、第1の情報に含まれるmビットを使用して、UEによってサポートされるバンド内ENDCの第1のバンド幅組み合わせセットを示してもよく、ネットワーク・デバイスが、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせのバンド幅組み合わせセットに基づいて、UEにリソースを割り当てるようにする。
可能な実装において、第2の情報は、UEによってサポートされるバンド・リスト、及び/又はNRCAパラメータ、及び/又は進化型ユニバーサル地上無線アクセス・キャリア・アグリゲーションEUTRA CAパラメータをさらに含む。前述の技術的解決策に基づいて、UEは、UEによってサポートされるバンド、及び/又はUEのNRCA能力、及び/又はUEのEUTRA CA能力を、UEによってサポートされ、かつ第2の情報に含まれるバンド・リスト、及び/又はNRCAパラメータ、及び/又は、EUTRA CAパラメータを使用して、ネットワーク・デバイスに報告してもよく、ネットワーク・デバイスが、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせのバンド幅組み合わせセットに基づいて、UEにリソースを割り当てるようにする。
第2の態様によれば、本出願の実施形態は、UE能力情報報告方法を提供する。本方法は、ネットワーク・デバイスが、UE能力照会情報をUEに送信し、UE能力照会情報が、UEの能力を照会するために使用される。ネットワーク・デバイスは、UEからUE能力情報を受信し、UE能力情報は、UEが第1のタイプのバンド組み合わせをサポートしていることを示すために使用され、第1のタイプのバンド組み合わせが、バンド内進化型ユニバーサル地上無線アクセス-ニュー・ラジオ・デュアル・コネクティビティENDCバンド組み合わせ及びニュー・ラジオ・キャリア・アグリゲーションNRCAを含むバンド組み合わせを含む。UE能力情報が、第1の情報及び第2の情報を含み、第1の情報が、UEによってサポートされるバンド内ENDCの第1のバンド幅組み合わせセットを含み、第2の情報が、UEによってサポートされるNRCAの第2のバンド幅組み合わせセットを含む。
第2の態様において提供される技術的解決策によれば、ネットワーク・デバイスが、UE能力照会情報をUEに送信し、UEからUE能力情報を受信し、UE能力情報が、第1の情報及び第2の情報を含む。第1の情報が、UEによってサポートされるバンド内ENDCの第1のバンド幅組み合わせセットを含み、第2の情報が、UEによってサポートされるNRCAの第2のバンド幅組み合わせセットを含む。続いて、ネットワーク・デバイスは、第1のバンド幅組み合わせセット及び第2のバンド幅組み合わせセットに基づいて、UEにリソースを割り当ててもよい。
可能な実装において、第1の情報が、UEによってサポートされる第1のバンド組み合わせをさらに含み、第1のタイプのバンド組み合わせが、UEによってサポートされるn個のバンド組み合わせを含み、第1のバンド幅組み合わせセットが、n個のバンド組み合わせに対応するバンド内ENDCの全てのバンド幅組み合わせセットであり、第2のバンド幅組み合わせセットが、n個のバンド組み合わせに対応するNRCAの全てのバンド幅組み合わせセットである。前述の技術的解決策に基づいて、ネットワーク・デバイスは、第1の情報を使用して、UEによって報告され、かつ第1のタイプのバンド組み合わせに含まれるn個のバンド組み合わせに対応するバンド内ENDCの全てのバンド幅組み合わせセットを受信してもよい。ネットワーク・デバイスは、第2の情報を使用して、UEによって報告され、かつ第1のタイプのバンド組み合わせに含まれるn個のバンド組み合わせに対応するNRCAの全てのバンド幅組み合わせセットを受信してもよい。続いて、ネットワーク・デバイスは、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせに含まれるn個のバンド組み合わせに対応する全てのバンド内ENDCバンド幅組み合わせセット及び全てのNRCAバンド幅組み合わせセットに基づいて、UEにリソースを割り当ててもよい。
可能な実装において、第2の情報が、mビットを含み、mビットが、m個の異なるバンド幅組み合わせセットに対応する。mビットのうちのi番目のビットは、UEがi番目のビットに対応するバンド幅組み合わせセットをサポートしているかどうかを示すために使用され、バンド幅組み合わせセットが、予め定義されており、iが、0以上m以下の整数であり、mが、1以上の整数である。前述の技術的解決策に基づいて、ネットワーク・デバイスは、第2の情報に含まれるmビットを使用して、UEによってサポートされ、かつUEによって報告されるNRCAの第2のバンド幅組み合わせセットを受信してもよい。続いて、ネットワーク・デバイスは、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせのバンド幅組み合わせセットに基づいて、UEにリソースを割り当ててもよい。
可能な実装において、第1の情報は、UEによってサポートされるバンド・リスト、及び/又はNRCAパラメータ、及び/又は進化型ユニバーサル地上無線アクセス・キャリア・アグリゲーションEUTRA CAパラメータをさらに含む。前述の技術的解決策に基づいて、ネットワーク・デバイスは、UEによってサポートされ、かつ第1の情報に含まれるバンド・リスト、及び/又はNRCAパラメータ、及び/又はEUTRA CAパラメータを使用して、UEによって報告されたUEのサポートされたバンド、及び/又はUEのNRCA能力、及び/又はUEのEUTRA CA能力を受信してもよい。続いて、ネットワーク・デバイスは、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせのバンド幅組み合わせセットに基づいて、UEにリソースを割り当ててもよい。
可能な実装において、第2の情報が、UEによってサポートされる第1のバンド組み合わせをさらに含み、第1のタイプのバンド組み合わせが、UEによってサポートされるn個のバンド組み合わせを含み、第2のバンド幅組み合わせセットが、n個のバンド組み合わせに対応するNRCAの全てのバンド幅組み合わせセットであり、第1のバンド幅組み合わせセットが、n個のバンド組み合わせに対応するバンド内ENDCの全てのバンド幅組み合わせセットである。前述の技術的解決策に基づいて、ネットワーク・デバイスは、第1の情報を使用して、UEによって報告され、かつ第1のタイプのバンド組み合わせに含まれるn個のバンド組み合わせに対応するバンド内ENDCの全てのバンド幅組み合わせセットを受信してもよい。ネットワーク・デバイスは、第2の情報を使用して、UEによって報告され、かつ第1のタイプのバンド組み合わせに含まれるn個のバンド組み合わせに対応するNRCAの全てのバンド幅組み合わせセットを受信してもよい。続いて、ネットワーク・デバイスは、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせに含まれるn個のバンド組み合わせに対応する全てのバンド内ENDCバンド幅組み合わせセット及び全てのNRCAバンド幅組み合わせセットに基づいて、UEにリソースを割り当ててもよい。
可能な実装において、第5の可能な実装において、第1の情報が、mビットを含み、mビットが、m個の異なるバンド幅組み合わせセットに対応する。mビットのうちのi番目のビットは、UEがi番目のビットに対応するバンド幅組み合わせセットをサポートしているかどうかを示すために使用され、バンド幅組み合わせセットが、予め定義されており、iが、0以上m以下の整数であり、mが、1以上の整数である。前述の技術的解決策に基づいて、ネットワーク・デバイスは、第1の情報に含まれるmビットを使用して、UEによってサポートされ、かつUEによって報告されるバンド内ENDCの1のバンド幅組み合わせセットを受信してもよい。続いて、ネットワーク・デバイスは、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせのバンド幅組み合わせセットに基づいて、UEにリソースを割り当ててもよい。
可能な実装において、第2の情報は、UEによってサポートされるバンド・リスト、及び/又はNRCAパラメータ、及び/又は、進化型ユニバーサル地上無線アクセス・キャリア・アグリゲーションEUTRA CAパラメータをさらに含む。前述の技術的解決策に基づいて、ネットワーク・デバイスは、UEによってサポートされ、かつ第2の情報に含まれるバンド・リスト、及び/又はNRCAパラメータ、及び/又はEUTRA CAパラメータを使用して、UEによって報告されたUEのサポートされたバンド、及び/又はUEのNRCA能力、及び/又はUEのEUTRA CA能力を受信してもよい。続いて、ネットワーク・デバイスは、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせのバンド幅組み合わせセットに基づいて、UEにリソースを割り当ててもよい。
可能な実装において、本方法は、ネットワーク・デバイスが、UE能力情報に基づいて、UEにリソースを割り当てることをさらに含む。前述の技術的解決策に基づき、ネットワーク・デバイスは、UEによってサポートされ、かつUE能力情報に含まれる第1のタイプのバンド組み合わせのバンド幅組み合わせセットに基づいて、UEにリソースを割り当ててもよい。
第3の態様によれば、本出願の実施形態は、UEを提供する。UEは、第1の態様による方法を実装する機能を有する。本機能は、ハードウェアによって実装されてもよいし、対応するソフトウェアを実行するハードウェアによって実装されてもよい。ハードウェア又はソフトウェアは、前述の機能に対応する1つ以上のモジュールを含む。
第4の態様によれば、本出願の実施形態は、ネットワーク・デバイスを提供する。ネットワーク・デバイスは、第2の態様による方法を実装する機能を有する。本機能は、ハードウェアによって実装されてもよいし、対応するソフトウェアを実行するハードウェアによって実装されてもよい。ハードウェア又はソフトウェアは、前述の機能に対応する1つ以上のモジュールを含む。
第5の態様によれば、本出願の実施形態は、少なくとも1つのプロセッサ、少なくとも1つのメモリ、及び通信インターフェースを含む通信装置を提供する。通信インターフェース、少なくとも1つのメモリ、及び少なくとも1つのプロセッサが結合される。通信装置は、通信インターフェースを使用して、別のデバイスと通信する。少なくとも1つのメモリは、コンピュータ・プログラムを記憶するように構成されており、コンピュータ・プログラムが少なくとも1つのプロセッサによって実行されるときに、第1の態様及び第1の態様の可能な実装によるUE能力情報報告方法が実装されるようにする。
第6の態様によれば、本出願の実施形態は、少なくとも1つのプロセッサ、少なくとも1つのメモリ、及び通信インターフェースを含む通信装置を提供する。通信インターフェース、少なくとも1つのメモリ、及び少なくとも1つのプロセッサが結合される。通信装置は、通信インターフェースを使用して、別のデバイスと通信する。少なくとも1つのメモリは、コンピュータ・プログラムを記憶するように構成されており、コンピュータ・プログラムが少なくとも1つのプロセッサによって実行されるときに、第2の態様及び第2の態様の可能な実装によるUE能力情報報告方法が実装されるようにする。
第7の態様によれば、本出願は、システム・チップを提供する。システム・チップは、通信装置において使用されてもよい。システム・チップは、少なくとも1つのプロセッサを含む。関係するプログラム命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行されて、第1の態様及び第1の態様の設計のいずれか1つによる方法においてUEの機能を実装する。任意選択で、システム・チップは、少なくとも1つのメモリをさらに含んでもよい。メモリは、関連するプログラム命令を記憶する。
第8の態様によれば、本出願は、システム・チップを提供する。システム・チップは、通信装置において使用されてもよい。システム・チップは、少なくとも1つのプロセッサを含む。関連するプログラム命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行され、第2の態様及び第2の態様の設計のいずれか1つによる方法においてネットワーク・デバイスの機能を実装する。任意選択で、システム・チップは、少なくとも1つのメモリをさらに含んでもよい。メモリは、関連するプログラム命令を記憶する。
第9の態様によれば、本出願の実施形態は、コンピュータ可読記憶媒体、例えば、コンピュータの非一時的な可読記憶媒体を提供する。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータ・プログラムを記憶する。コンピュータ・プログラム製品が、コンピュータ上で動作するときに、コンピュータは、第1の態様における任意の可能な方法を実行することが可能となる。例えば、コンピュータは、少なくとも1つの記憶ノードであってもよい。
第10の態様によれば、本出願の実施形態は、コンピュータ可読記憶媒体、例えば、コンピュータの非一時的な可読記憶媒体を提供する。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータ・プログラムを記憶する。コンピュータ・プログラムがコンピュータ上で動作するときに、コンピュータは、第2の態様における任意の可能な方法を実行することが可能となる。例えば、コンピュータは、少なくとも1つの記憶ノードであってもよい。
第11の態様によれば、本出願の実施形態は、コンピュータ・プログラム製品を提供する。コンピュータ・プログラム製品がコンピュータ上で動作するときに、第1の態様の可能な実装のいずれか1つにおいて提供される方法が実行される。例えば、コンピュータは、少なくとも1つの記憶ノードであってもよい。
第12の態様によれば、本出願の実施形態は、コンピュータ・プログラム製品を提供する。コンピュータ・プログラム製品がコンピュータ上で動作するときに、第2の態様の可能な実装のいずれか1つにおいて提供される方法が実行される。例えば、コンピュータは、少なくとも1つの記憶ノードであってもよい。
第13の態様によれば、本出願の実施形態は、通信システムを提供する。通信システムは、第3の態様におけるUE、第4の態様におけるネットワーク・デバイス、第5の態様における通信装置、第6の態様における通信装置、第7の態様におけるシステム・チップ、第8の態様におけるシステム・チップ、第9の態様におけるコンピュータ記憶媒体、第10の態様におけるコンピュータ記憶媒体、第11の態様におけるコンピュータ・プログラム製品、又は第12の態様におけるコンピュータ・プログラム製品のうちの1つ以上を含んでもよい。
上述のUE、ネットワーク・デバイス、通信装置、システム・チップ、コンピュータ記憶媒体、コンピュータ・プログラム製品、通信システムなどは、上述の対応する方法を実行するように構成されていることが理解されよう。したがって、任意のUE、ネットワーク・デバイス、通信装置、システム・チップ、コンピュータ記憶媒体、コンピュータ・プログラム製品、通信システムなどによって達成され得る有益な効果については、対応する方法における有益な効果を参照のこと。詳細は、ここでは再度説明しない。
本出願の一実施形態による通信システムのアーキテクチャの概略図である。
本出願の一実施形態による通信デバイスのハードウェアの構造の概略図である。
本出願の一実施形態によるUE能力情報報告方法の概略フローチャート1である。
本出願の一実施形態によるビットマップの概略図1である。
本出願の一実施形態によるビットマップの概略図2である。
本出願の一実施形態によるUE能力情報報告方法の概略フローチャート2である。
本出願の一実施形態によるユーザ機器の構造の概略図である。
本出願の一実施形態によるネットワーク・デバイスの構造の概略図1である。
本出願の一実施形態によるネットワーク・デバイスの構造の概略図2である。
本出願の一実施形態による通信システムの構造の概略図である。
以下、添付の図面を参照して、本出願の実施形態の実装を詳細に説明する。
本出願において提供される技術的解決策は、様々な通信システム、例えば、5G通信システム、将来の進化したシステム、又は複数の集積通信システムに適用されてもよいし、既存の通信システムなどに適用されてもよい。本出願において提供される技術的解決策のアプリケーション・シナリオは、複数のアプリケーション・シナリオ、例えば、マシン・トゥ・マシン(machine to machine、M2M)、マクロ・マイクロ通信、拡張モバイルブロードバンド(enhanced mobile broadband、eMBB)、超高信頼性低遅延通信(ultra reliable & low latency communication、uRLLC)、及び大規模マシン・タイプ通信(massive machine type communication、mMTC)を含んでもよい。これらのアプリケーション・シナリオは、ユーザ機器間の通信シナリオ、ネットワーク・デバイス間の通信シナリオ、ネットワーク・デバイスとユーザ機器との間の通信シナリオなどを含んでもよいが、これらに限定されない。以下に、ネットワーク・デバイスとユーザ機器との間の通信のシナリオに技術的解決策が適用される例が説明のために以下に使用される。
図1に示す通信システムは、本出願のアプリケーション・シナリオを説明するために以下に使用される。
図1において、通信システム100は、1つ以上のネットワーク・デバイス10(1つのネットワーク・デバイスのみが示されている)と、各ネットワーク・デバイス10に接続された1つ以上のユーザ機器20と、を含んでもよい。図1は、概略図に過ぎず、本出願において提供される技術的解決策が適用可能であるシナリオについていかなる限定も構成しない。
ネットワーク・デバイス10は、送受信ポイント(transmission reception point、TRP)、基地局、中継ステーション、アクセス・ポイントなどとしてもよい。ネットワーク・デバイス10は、5G通信システムにおけるネットワーク・デバイス、将来の進化したネットワークにおけるネットワーク・デバイスなどであってもよい。追加的に、ネットワーク・デバイスは、代替的には、移動体通信のためのグローバル・システム(global system for mobile communication、GSM)若しくはコード分割多元接続(code division multiple access、CDMA)ネットワークにおける基地トランシーバ(base transceiver station、BTS)、ワイドバンド・コード分割多元接続(wideband code division multiple access、WCDMA)ネットワークにおけるNB (NodeB)、又はロング・ターム・エボリューション(long term evolution、LTE)ネットワークにおけるeNB又はeNodeB (evolved NodeB)であってもよい。ネットワーク・デバイス10は、代替的には、クラウド無線アクセス・ネットワーク(cloud radio access network、CRAN)シナリオにおける無線コントローラであってもよい。
ユーザ機器20は、アクセス端末、UEユニット、UE局、移動局、遠隔局、遠隔端末、移動端末、UE端末、無線通信デバイス、UEエージェント、UE装置などであってもよい。アクセス端末は、携帯電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(session initiation protocol、SIP)、無線ローカル・ループ(wireless local loop、WLL)局、パーソナル・デジタル・アシスタント(personal degital assistant、PDA)、ワイヤレス通信機能を有するハンドヘルド/デバイス、無線モデムに接続された計算デバイス又は別の処理デバイス、車載デバイス、ウェアラブル・デバイス、5GネットワークにおけるUE、将来の進化した公衆陸上移動体通信ネットワーク(public land mobile network、PLMN)におけるUEなどであってもよい。
図1に示す通信システム100において、ユーザ機器20は、複数の異なる通信無線アクセス技術、例えば、LTE、NR、GSM、及びWCDMAをサポートしてもよい。以下、ユーザ機器20がLTE及びNRをサポートする例を用いて説明を提供する。ユーザ機器20が別の通信無線アクセス技術をサポートするケースについては、ユーザ機器20がLTE及びNRをサポートするケースの対応する説明を参照のこと。詳細は、ここでは再度説明しない。
ユーザ機器20とネットワーク・デバイス10との間に初期接続が確立された後、ネットワーク・デバイス10は、ユーザ機器20にUE能力照会情報を送信することにより、UEの能力を照会してもよい。ユーザ機器20は、UE能力照会情報を受信した後、UE能力情報をネットワーク・デバイス10に送信することによって、UEの能力を報告してもよい。
UE能力情報は、UEマルチRATデュアル・コネクティビティ(UE-MRDC-Capability)情報、UE NR能力情報などを含んでもよい。UEのマルチRATデュアル・コネクティビティは、複数のタイプのデュアル・コネクティビティ、例えば、ENDC、NR-EUTRAデュアル・コネクティビティ(NR-EUTRA dual connectivity、NEDC)、及びNRデュアル・コネクティビティ(NG-RAN EUTRA NR dual connectivity、NGENDC)を含んでもよい。本出願において、UEマルチRATデュアル・コネクティビティ情報を説明する例として、ENDCのみが使用される。別のタイプのデュアル・コネクティビティについては、ENDCの説明を参照し、詳細は、再度説明しない。
UEマルチRATデュアル・コネクティビティ能力情報及びUE NR能力情報は、UEの物理層パラメータ(Phy-parameters)、無線周波数パラメータ(RF-parameters)、パケット・データ・コンバージェンス・プロトコル・パラメータ(PDCP-parameters)、無線リンク制御パラメータ(RLC-parameters)、及び媒体アクセス制御パラメータ(MAC-parameters)などを含んでもよい。
UEのRFパラメータは、UEによってサポートされるバンド組み合わせリスト(supported band combination list)を含んでもよい。バンド組み合わせリストは、UEによってサポートされるバンド組み合わせ(BandCombination)を含んでもよい。UEは、UEによってサポートされ、バンド組み合わせリストに含まれるバンド組み合わせについて通常のサービスを実行してもよい。
BandCombinationは、バンド・リスト(bandList)、及び/又はNRCAパラメータ(ca-ParametersNR)、及び/又はEUTRA CAパラメータ(ca-ParametersEUTRA)、及び/又はBandCombinationのBCSを含んでもよい。
バンド・リストは、1つ以上のバンドを含んでもよい。NRCAパラメータは、NRバンド上のCAに関係する能力パラメータを含む。EUTRA CAパラメータは、EUTRAバンド上のCAに関係する能力パラメータを含む。BandCombinationのBCSは、BandCombinationにおける各キャリアのバンド幅組み合わせセットを示す。
例えば、RFパラメータは、supportBandCombinationListを含み、supportBandCombinationListは、BandCombination 1、BandCombination 2などを含む。BandCombination 1は、bandList、ca-ParametersNR、ca-ParametersEUTRA、及びBandCombinationのBCSを含み、bandListは、バンド1、バンド2...を含む。
現在、様々なタイプのバンド組み合わせのBCS、例えば、NRCAバンド組み合わせのBCS(NrCa-BandCombination)、バンド内ENDCバンド組み合わせのBCS、及びバンド間ENDCバンド組み合わせのBCSがプロトコルにおいて定義されている。
NRCAバンド組み合わせのコンポーネントは、全てNRバンド(NrBands)である。例えば、BC_n41C+n78Aの場合、n41は、NrBand 41を示し、Cは、NrBand 41が2つのキャリアを含むことを示し、n78は、NrBand 78を示し、Aは、NrBand 78が1つのキャリアを含むことを示す。代替的には、NRCAバンド組み合わせは、単一のNRバンドのみを含んでもよい。例えば、CA_n77Eの場合、n77は、NrBand 77を示し、Eは、NrBand 77が4つのキャリアを含むことを示す。
バンド内ENDCバンド組み合わせ及びバンド間ENDCバンド組み合わせは、まとめてENDCバンド組み合わせ(Endc-BandCombination)と呼ばれることがある。Endc-BandCombinationは、LTEバンド(LteBand)及びNrBandを含む。
Endc-BandCombinationに含まれるLteBandとNrBandが同じ識別子を有する場合、Endc-BandCombinationは、バンド内ENDCバンド組み合わせと呼ばれる。例えば、BC_41A+n41Aは、LteBand 41とNrBand 41を含むBandCombinationを示し、41は、LteBand 41を示し、Aは、LteBand 41が1つのキャリアを含むことを示し、n41は、NrBand 41を示し、Aは、NrBand 41が1つのキャリアを含むことを示す。
Endc-BandCombinationに含まれるLteBandとNrBandが異なる識別子を有する場合、Endc-BandCombinationはバンド間ENDCバンド組み合わせと呼ばれる。例えば、BC_3A+n41Aは、LteBand 3とNrBand 41を含むBandCombinationを示し、3は、LteBand 3を示し、Aは、LteBand 3が1つのキャリアを含むことを示し、n41は、NrBand 41を示し、Aは、NrBand 41が1つのキャリアを含むことを示す。
BCSは、1つ以上のバンド組み合わせを含んでもよく、各バンド組み合わせは、1つ以上のキャリアを含んでもよく、各キャリアは、1つ以上のバンド幅に対応する。表1は、NRCAバンド組み合わせのBCSの例を示す。表1は、IDが0であるNRCAバンド組み合わせのBCSのみを示す(すなわち、NRCAバンド組み合わせのBCS#0)。
表1において、CA_n77E、CA_n78E、CA_n79Eの3つのNRCA設定(NR CA構設定)のBCSは全てBCS#0である。BCS#0に対応する最大集約バンド幅(Maximum aggregated bandwidth)は400MHzであり、BCS#0は、4つのキャリアに対応する。4つのキャリアは、以下の5つの設定を有してもよい。すなわち、第1の設定においては、第1のキャリアに対するチャネル・バンド幅(Channel bandwidths for carrier)が50MHzであり、第2のキャリアに対するチャネル・バンド幅が60MHz、80MHz、又は100MHzであり、第3のキャリアに対するチャネル・バンド幅が100MHzであり、第4のキャリアに対するチャネル・バンド幅が100MHzである。第2の設定においては、第1のキャリアに対するチャネル・バンド幅が60MHzであり、第2のキャリアに対するチャネル・バンド幅が60MHz又は80MHzであり、第3のキャリアに対するチャネル・バンド幅が100MHzであり、第4のキャリアに対するチャネル・バンド幅が100MHzである。第3の設定においては、第1のキャリアに対するチャネル・バンド幅が80 MHzであり、第2のキャリアに対するチャネル・バンド幅が80MHz、90MHz、又は100MHzであり、第3のキャリアに対するチャネル・バンド幅が100MHzであり、第4のキャリアに対するチャネル・バンド幅が100MHzである。第4の設定においては、第1のキャリアに対するチャネル・バンド幅が90MHzであり、第2のキャリアに対するチャネル・バンド幅が100MHzであり、第3のキャリアに対するチャネル・バンド幅が100MHzであり、第4のキャリアに対するチャネル・バンド幅が100MHzである。第5の設定においては、第1のキャリアに対するチャネル・バンド幅は100MHzであり、第2のキャリアに対するチャネル・バンド幅は100MHzであり、第3のキャリアに対するチャネル・バンド幅は100MHzであり、第4のキャリアに対するチャネル・バンド幅は100MHzである。
表1は、NRCAバンド組み合わせのBCSの一例に過ぎないことに留意されたい。実際のアプリケーションにあっては、表1に示されているキャリアのバンド幅組み合わせセット(BCS#0)に加えて、BCSは、別の形式、例えば、BCS#1、BCS#2、及びBCS#3においてセットされたバンド幅組み合わせセットをさらに含んでもよい。様々なタイプの前述のバンド組み合わせのBCSは、同一であっても、異なってもよい。例えば、NRCAバンド組み合わせのBCS#0は、バンド内ENDCバンド組み合わせのBCS#0と同じであっても異なってもよい。
従来の技術では、UEは、UE能力情報に含まれるBandCombinationにおける情報要素supportedBandwidthCombinationSetと、BandCombinationに含まれるca-ParametersEUTRAにおける情報要素supportedBandwidthCombinationSetEutraを使用して、UEによってサポートされるバンド組み合わせのBCSをネットワーク・デバイスに報告してもよい。
例えば、UEによってサポートされるNRCAバンド組み合わせのBCSの場合、UEは、情報要素supportedBandwidthCombinationSetを使用して、UEによってサポートされるNRCAバンド組み合わせのBCSをネットワーク・デバイスに報告してもよい。
別の例として、UEによってサポートされるバンド間ENDCバンド組み合わせのBCSの場合、UEは、UEによってサポートされるバンド間ENDCバンド組み合わせにおけるNRコンポーネントのBCSを、情報要素supportedBandwidthCombinationSetを使用してネットワーク・デバイスに報告してもよく、UEによってサポートされるバンド間ENDCバンド組み合わせにおけるEUTRAコンポーネントのBCSを、情報要素supportedBandwidCombinationSetEutraを使用してネットワーク・デバイスに報告してもよい。
例えば、UEによってサポートされるバンド内ENDCバンド組み合わせのBCSの場合、UEは、情報要素supportedBandwidthCombinationSetを使用して、UEによってサポートされるバンド内ENDCバンド組み合わせのBCSをネットワーク・デバイスに報告してもよい。
しかしながら、ユーザ要求が増加するか(例えば、バンド幅に対するユーザ要求が連続的に増加する場合)、又はオペレータがネットワークを展開する必要があるため、NRCAバンド組み合わせ、バンド内ENDCバンド組み合わせ、及びバンド間ENDCバンド組み合わせなどの既存のタイプのバンド組み合わせに加えて、新しいタイプのバンド組み合わせ、例えば、バンド内ENDCバンド組み合わせ及びNRCAを含むバンド組み合わせ(例えば、DC_71A_n71A-n78C)が生じることがある。現在、UEが新しいタイプのバンド組み合わせをサポートする場合、UEは、既存の情報要素supportedBandwidthCombinationSet、及び/又は既存の情報要素supportedBandwidthCombinationSetEutraを使用して、UEによってサポートされる新しいタイプのバンド組み合わせに対応するNRCAのBCSを報告することができない。
前述の問題を解決するために、本出願の実施形態は、UE能力情報報告方法を提供する。この方法は、以下を含む。すなわち、ネットワーク・デバイスが、UE能力照会情報をUEに送信する。UEは、UE能力照会情報を受信した後、UE能力情報をネットワーク・デバイスに送信する。UE能力情報は、UEがバンド内ENDCバンド組み合わせ及びNRCAを含むバンド組み合わせをサポートすることを示してもよい。UE能力情報は、第1の情報及び第2の情報を含んでもよい。第1の情報は、バンド内ENDCバンド組み合せ及びNRCAを含み、かつUEによってサポートされるバンド組み合わせにおけるバンド内ENDCバンドのバンド幅組み合せセットを含む。第2の情報は、バンド内ENDCバンド組み合せ及びNRCAを含み、かつUEによってサポートされるバンド組み合わせにおけるNRCAのバンド幅組み合せセットを含む。具体的には、UE能力情報報告方法の説明の場合、図3に示す方法における説明を参照のこと。
特定の実装にあっては、本出願の実施形態における図1の各ネットワーク要素、例えば、ネットワーク・デバイス10又はユーザ機器20は、デバイスにおける機能モジュールであってもよい。機能モジュールは、ハードウェア・デバイス内のネットワーク要素、例えば、携帯電話内の通信チップであってもよく、専用ハードウェア上で動作するソフトウェア機能であってもよく、プラットフォーム(例えば、クラウドプラットフォーム)上でインスタンス化された仮想機能であってもよいことが理解されよう。
例えば、図1の各ネットワーク要素は、図2の通信デバイス200を使用して実装されてもよい。図2は、本出願の一実施形態に適用可能な通信デバイスのハードウェア構造の概略図である。通信デバイス200は、少なくとも1つのプロセッサ201、通信ライン202、メモリ203、及び少なくとも1つの通信インターフェース204を含んでもよい。
プロセッサ201は、汎用中央処理ユニット(central processing unit、CPU)、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(application-specific integrated circuit、ASIC)、又はこの出願の解決策のプログラム実行を制御するように構成されている1つ以上の集積回路であってもよい。
通信ライン202は、前述のコンポーネント間で情報を送信するための経路、例えばバスを含んでもよい。
トランシーバを使用する装置である通信インターフェース204は、別のデバイス又は通信ネットワークと通信するように構成されており、例えば、イーサネット・インターフェース、無線アクセス・ネットワーク・インターフェース(radio access network、RAN)、又は無線ローカル・エリア・ネットワーク(wireless local area networks、WLAN)インターフェースである。
メモリ203は、読み出し専用メモリ(read-only memory、ROM)、静的情報及び命令を記憶することができる別のタイプの静的記憶デバイス、ランダム・アクセス・メモリ(random access memory、RAM)又は情報及び命令を記憶することができる別のタイプの動的記憶デバイスであってもよいし、電気的に消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(electrically erasable programmable read-only memory、EEPROM)、コンパクト・ディスク読み出し専用メモリ(compact disc read-only memory、CD-ROM)、若しくは別の光ディスク・ストレージ、光ディスク・ストレージ(圧縮光ディスク、レーザディスク、光ディスク、デジタル多用途光ディスク、ブルーレイディスクなどを含む)、磁気ディスク記憶媒体若しくは別の磁気記憶デバイス、又は命令若しくはデータ構造の形態で予期されるプログラム・コードを搬送若しくは記憶するように構成することができ、コンピュータによってアクセスすることができる他の任意の媒体であってもよいが、これらに限定されない。メモリは、独立して存在してもよく、通信ライン202を使用してプロセッサに接続される。代替的には、メモリは、プロセッサと一体化されてもよい。本出願の本実施形態において提供されるメモリは、通常、不揮発性であってもよい。メモリ203は、本出願における解決策を実行するためのコンピュータ実行可能命令を記憶するように構成されており、実行は、プロセッサ201によって制御される。プロセッサ201は、メモリ203に記憶されたコンピュータ実行可能命令を実行して、本出願の実施形態において提供される方法を実装するように構成されている。
任意選択で、本出願の本実施形態におけるコンピュータ実行可能命令は、アプリケーション・プログラム・コードとも呼ばれることがある。これは、本出願の本実施形態において具体的に限定されない。
特定の実装にあっては、実施形態において、プロセッサ201は、1つ以上のCPU、例えば、図2のCPU0及びCPU1を含んでもよい。
特定の実装にあっては、実施形態において、通信デバイス200は、複数のプロセッサ、例えば、図2のプロセッサ201及びプロセッサ207を含んでもよい。各プロセッサは、シングル・コア(single-CPU)プロセッサ、又はマルチ・コア(multi-CPU)プロセッサであってもよい。本明細書におけるプロセッサは、データ(例えば、コンピュータ・プログラム命令)を処理するように構成されている1つ以上のデバイス、回路、及び/又は処理コアであってもよい。
特定の実装にあっては、実施形態において、通信デバイス200は、出力デバイス205及び入力デバイス206をさらに含んでもよい。出力デバイス205は、プロセッサ201と通信し、複数の方式で情報を表示してもよい。例えば、出力デバイス205は、液晶ディスプレイ(liquid crystal display、LCD)、発光ダイオード(ight emitting diode, LED、LED)ディスプレイ・デバイス、陰極線管(cathode ray tube、CRT)ディスプレイ・デバイス、又はプロジェクタ(projector)であってもよい。入力デバイス206は、プロセッサ201と通信し、複数の方式でユーザ入力を受信してもよい。例えば、入力デバイス206は、マウス、キーボード、タッチスクリーン・デバイス、又は感知デバイスであってもよい。
特定の実装にあっては、通信装置200は、ネットワークサーバ、携帯電話、タブレット・コンピュータ、無線端末デバイス、埋め込み・デバイス、又は図2に示すものと同様の構造を有するデバイスであってもよい。通信デバイス200のタイプは、本出願の本実施形態において限定されない。
本出願の実施形態において提供されるUE能力情報報告方法は、図1及び図2を参照して、以下に具体的に説明される。以下の実施形態において説明されるネットワーク要素は、図2に示す部分を有してもよい。
本出願の以下の実施形態において、ネットワーク要素間のメッセージ名、メッセージにおけるパラメータ名などは、例に過ぎず、特定の実装にあっては、他の名前があってもよい。これは、本出願の本実施形態において具体的に限定されない。
本出願の実施形態において、ユーザ機器は、本出願の実施形態におけるステップの一部又は全部を実行してもよいことが理解されよう。これらのステップは例に過ぎない。本出願の実施形態において、様々なステップの他のステップ又はバリエーションがさらに実行されてもよい。追加的に、これらのステップが、本出願の実施態様において提供されるシーケンスとは異なるシーケンスにおいて実行されてもよく、本出願の実施態様における全てのステップが実行される必要はない。
図3は、本出願の一実施形態によるUE能力情報報告方法を示す。本方法は、ステップ301~ステップ303を含んでもよい。
ステップ301:ネットワーク・デバイスが、UE能力照会情報をUEに送信する。
ネットワーク・デバイスは、図1のネットワーク・デバイス10であってもよい。UEは、図1のユーザ機器20であってもよく、UEは、複数の異なる通信無線アクセス技術をサポートしてもよい。
UE能力照会情報は、UEの能力を照会するために使用される。具体的には、UE能力照会情報は、UECapabilityEnqiryをシグナリングしてもよい。
任意選択で、UEの能力は、UEにベンダーによって予め設定される。UEの能力は、UEのマルチRATデュアル・コネクティビティ能力、UEのNR能力などを含んでもよい。UEの能力は、Phy-Parameters、PDCP-Parameters、RLC-Parameters、MAC-Parametersなどをさらに含んでもよい。UEのマルチRATデュアル・コネクティビティ能力が照会される例は、説明のために本出願の本実施形態において使用される。
例えば、ネットワーク・デバイスが、UEにUE能力照会情報を送信することは、ネットワーク・デバイスが、無線リソース制御(radio resource control、RRC)シグナリングをUEに送信することであって、RRCシグナリングは、UE能力照会情報を含む、ことを含んでもよい。
ステップ302:UEは、ネットワーク・デバイスからUE能力照会情報を受信し、UE能力照会情報に基づいて、UE能力情報をネットワーク・デバイスに送信する。
例えば、UEが、ネットワーク・デバイスからUE能力照会情報を受信することは、UEが、ネットワーク・デバイスからRRCシグナリングを受信することであって、RRCシグナリングが、UE能力照会情報を含む、ことと、UEが、RRCシグナリングを受信した後、RRCシグナリングからUE能力照会情報を取得することと、を含んでもよい。
例えば、UEが、UE能力照会情報に基づいて、UE能力情報をネットワーク・デバイスに送信することは、UE能力照会情報が、UEが、ネットワーク・デバイスにUE能力情報を送信するためのトリガ条件であり、UEが、ネットワーク・デバイスによって送信されたUE能力照会情報を受信すると、UEが、UEに設定されたUEの能力を照会し、UEの発見された能力をネットワーク・デバイスに送信することを含んでもよい。UEは、RRCシグナリングをネットワーク・デバイスに送信してもよく、RRCシグナリングは、UE能力情報を含む。
UE能力情報は、UECapabilityInformationをシグナリングしてもよい。
任意選択で、UE能力情報は、能力報告UE-MRDC-CapabilityのマルチRATデュアル・コネクティビティ無線周波数パラメータ(RF-ParametersMRDC)を含んでもよい。UE能力情報は、UEが、第1のタイプのバンド組み合わせをサポートしていることを示すために使用されてもよい。第1のタイプのバンド組み合わせは、バンド内ENDCバンド組み合わせとNRCAを含むバンド組み合わせを含む。
第1のタイプのバンド組み合わせにおけるバンド内ENDCバンド組み合わせは、LteBand及びNrBandを含み、LteBandの識別子はNrBandの識別子と同じである。第1のタイプのバンド組み合わせにおけるNRCAは、1つ以上のNrBandを含む。
例えば、第1のタイプのバンド組み合わせは、DC_71A_n71A-n78Cである。第1のタイプのバンド組み合わせにおけるバンド内ENDCバンド組み合わせは、LteBand 71及びNrBand 71を含む。第1のタイプのバンド組み合わせにおけるNRCAは、NrBand 78を含む。代替的には、第1のタイプのバンド組み合わせにおけるバンド内ENDCバンド組み合わせは、LteBand 71及びNrBand 71を含み、第1のタイプのバンド組み合わせにおけるNRCAは、NrBand 71及びNrBand 78を含む。
例えば、第1のタイプのバンド組み合わせは、別のLTE又はNRバンド組み合わせ、例えば、LTE CAをさらに含んでもよい。
さらに、任意選択で、UE能力情報は、UEが、別のタイプのバンド組み合わせ、例えば、第2のタイプのバンド組み合わせ及び第3のタイプのバンド組み合わせをサポートすることを示すためにさらに使用される。これは、限定されるものではない。第2のタイプのバンド組み合わせは、バンド内ENDCバンド組み合わせである。第3のタイプのバンド組み合わせは、バンド間ENDCバンド組み合わせである。
第1のタイプのバンド組み合わせ、第2のタイプのバンド組み合わせ、及び第3のタイプのバンド組み合わせの説明については、図1に示す通信システムにおける説明を参照のこと。詳細は、ここでは再度説明しない。
具体的な実装にあっては、第1のタイプのバンド組み合わせは、バンド内ENDCバンド組み合わせ及びNRCAを含むバンド組み合わせ以外の別のタイプのバンド組み合わせ、第2のタイプのバンド組み合わせ、並びに第3のタイプのバンド組み合わせ、例えば、EUTRAバンド組み合わせ及びNRCAを含むバンド組み合わせをさらに含んでもよい。これは、本出願の本実施形態において具体的に限定されない。
任意選択で、UE能力情報は、第1の情報及び第2の情報を含む。
UE能力情報が、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせを示すために使用されるときに、第1の情報は、UEによってサポートされる第1のタイプの組み合わせにおけるバンド内ENDCの第1のバンド幅組み合わせセットを含んでもよく、第2の情報は、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせにおけるNRCAの第2のバンド幅組み合わせセットを示すために使用されてもよい。第1の情報及び第2の情報の設計形態は、以下の2つのケースを有してもよい。
ケース1:第1の情報は、情報要素supportBandCombinationListであってもよく、第2の情報は、UE能力情報の能力報告UE-MRDC-CapabilityのマルチRATデュアル・コネクティビティ無線周波数パラメータ(RF-ParametersMRDC)に含まれる追加情報要素であってもよい。追加情報要素は、UEによってサポートされるバンド組み合わせリストバージョン1xxx(supportedBandCombinationList_v1xxx)として命名されてもよく、1xxxは、UEによってサポートされるバンド組み合わせリストのバージョン番号を示す。
UE能力情報が、UEによってサポートされる第2のタイプのバンド組み合わせ及び第3のタイプのバンド組み合わせを示すために使用されるときに、第1の情報は、UEによってサポートされる第2のタイプのバンド組み合わせの第3のバンド幅組み合わせセット、及び第3のタイプのバンド組み合わせの第4のバンド幅組み合わせセットの組み合わせを含み、第2の情報は、空である。すなわち、第2の情報は何の表示も提供しない。第4のバンド幅組み合わせセットは、UEによってサポートされる第3のタイプのバンド組み合わせにおけるNRコンポーネントのバンド幅組み合わせセット、及びUEによってサポートされる第3のタイプのバンド組み合わせにおけるEUTRAコンポーネントのバンド幅組み合わせセットを含む。
例えば、第1の情報の特定の設計形態は、以下の通りであってもよい。
情報要素supportBandCombinationListは、1つ以上のバンド組み合わせを含み、例えば、n個のバンド組み合わせを含んでもよい。各バンド組み合わせは、情報要素SupportedBandwidthCombinationSet及び他の情報、例えば、UEによってサポートされるバンド・リスト、及び/又はNRCAパラメータ、及び/又はEUTRA CAパラメータを含んでもよく、EUTRA CAパラメータは、情報要素SupportedBandwidthCombinationSetEutraを含んでもよい。SupportedBandwidthCombinationSetEutraは、UEによってサポートされる第3のタイプのバンド組み合わせにおけるEUTRAコンポーネントのバンド幅組み合わせセットを示すために使用される。UEによってサポートされるバンド・リスト、NRCAパラメータ、EUTRA CAパラメータについては、図1に示す通信システムの説明を参照のこと。詳細は、ここでは再度説明しない。
情報要素supportBandCombinationListは、複数の情報要素SupportedBandwidthCombinationSetを含んでもよい。例えば、UE能力情報が、UEによってサポートされる第1のバンド組み合わせ及び第2のバンド組み合わせを示すために使用されるときに、情報要素supportedBandCombinationListは、SupportedBandwidthCombinationSet1とSupportedBandwidthCombinationSet2を含む。SupportedBandwidthCombinationSet1は、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせにおけるバンド内ENDCの第1のバンド幅組み合わせセットを示すために使用され、SupportedBandwidthCombinationSet2は、UEによってサポートされる第2のタイプのバンド組み合わせの第3のバンド幅組み合わせセットを示すために使用される。
具体的には、情報要素SupportedBandwidthCombinationSetは、長さがtビットのストリングであり、tビットは、t個の異なるバンド幅組み合わせセットに対応し、tは、1以上の整数である。tビットのうちのi番目のビットは、UEがi番目のビットに対応するバンド幅組み合わせセットをサポートしているかどうかを示すために使用され、iは、0以上t以下の整数である。
任意選択で、tビットのうちのi番目のビットは、0又は1を使用して、UEが、i番目のビットに対応するバンド幅組み合わせセットをサポートするかどうかを示す。例えば、tビットのうちのi番目のビットが0である場合、UEが、i番目のビットに対応するバンド幅組み合わせセットをサポートしていないことを示すか、又はtビットうちのi番目のビットが1である場合、UEが、i番目のビットに対応するバンド幅組み合わせセットをサポートしていることを示し、あるいはその逆である。
本出願の本実施形態において、バンド幅組み合わせセットは、予め定義されている。例えば、バンド幅組み合わせセットは、プロトコルにおいて定義されたバンド幅組み合わせセットである。バンド幅組み合わせセットの説明については、図1に示す通信システムの説明を参照のこと。詳細は、ここでは再度説明しない。
例えば、BCS#0~BCS#31までの32個のバンド幅組み合わせセットがプロトコルにおいて定義される。情報要素SupportedBandwidthCombinationSetは、32ビットを含み、各ビットは、1つのバンド幅組み合わせセットに対応する。例えば、0番目のビットは、BCS#0に対応し、1番目のビットは、BCS#1に対応し、...、31番目のビットは、BCS#31に対応する。第1のバンド幅組み合わせセットが、BCS#2、BCS#23、及びBCS#30を含む場合、情報要素SupportedBandwidthCombinationSetに含まれるビットが、図4に示される。図4は、本出願の本実施形態において提供される情報要素SupportedBandwidthCombinationSetのビットマップを示す。図4に示すビットマップは、2番目のビット、23番目のビット、及び30番目のビットが1である32ビットを含む。これは、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせにおけるバンド内ENDCが、BCS#2、BCS#23、及びBCS#30をサポートしていることを示す。2番目のビット、23番目のビット、及び30番目のビットではない他のビットは、0である。これは、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせにおけるバンド内ENDCが、BCS#2、BCS#23、及びBCS#30のみをサポートしていることを示す。
例えば、第2の情報の特定の設計形態は、以下の通りであってもよい。
supportedBandCombinationList_v1xxxは、1つ以上のバンド組み合わせv1xxx(BandCombination_v1xxx)を含んでもよく、BandCombination_v1xxxは、情報要素addSupportedBandwidthCombinationSet(addSupportedBandwidthCombinationSet)を含んでもよい。情報要素addSupportedBandwidthCombinationSetは、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせに対応するNRCAの第2のバンド幅組み合わせセットを示すために使用されてもよい。情報要素addSupportedBandwidthCombinationSetは、任意選択の報告情報要素である。例えば、UEが、第1のタイプのバンド組み合わせをサポートする場合、BandCombination_v1xxxは、addSupportedBandwidthCombinationSetを含む。UEが、第1のタイプのバンド組み合わせをサポートしない場合、BandCombination_v1xxxは、addSupportedBandwidthCombinationSetを含まない。例えば、UEが、第2のバンド組み合わせ及び第3のバンド組み合わせのみをサポートするときに、SupportedBandCombinationList_v1xxxに含まれるBandCombination_v1xxxは、addSupportedBandwidthCombinationSetを含まず、第2の情報は、空である。
supportedBandCombinationList_v1xxxに含まれるBandCombination_v1xxxの数は、supportedBandCombinationListに含まれるBandCombinationの数と同じである。具体的には、対応については、図3に示す方法の以下の第1の実装シナリオにおける説明を参照のこと。
第2の情報の命名は、本出願の本実施形態に限定されず、第2の情報は、代替的には、第2の情報と同じ機能を有する別の情報名で置き換えてもよいことに留意されたい。
可能な実装において、第2の情報は、mビットを含む。たとえば、第2の情報における情報要素addSupportedBandwidthCombinationSetは、mビットを含む。mビットは、m個の異なるバンド幅組み合わせセットに対応し、mは、1以上の整数である。mビットのうちのi番目のビットは、UEが、i番目のビットに対応するバンド幅組み合わせセットをサポートしているかどうかを示すために使用され、iは、0以上m以下の整数である。
任意選択で、mビットのうちのi番目のビットは、0又は1を使用して、UEが、i番目のビットに対応するバンド幅組み合わせセットをサポートするかどうかを示す。例えば、mビットのうちのi番目のビットが0である場合、i番目のビットは、UEがi番目のビットに対応するバンド幅組み合わせセットをサポートしていないことを示すか、又はmビットうちのi番目のビットが1である場合、i番目のビットは、UEがi番目のビットに対応するバンド幅組み合わせセットをサポートしていることを示し、あるいはその逆である。
なお、mとtは、同じであっても異なっていてもよく、mビットに対応するm個のバンド幅組み合わせセットは、tビットに対応するt個のバンド幅組み合わせセットと同じであっても異なっていてもよい。
例えば、BCS#0~BCS#31までの32個のバンド幅組み合わせセットがプロトコルにおいて定義される。情報要素addSupportedBandwidthCombinationSetは、32ビットを含み、各ビットは、1つのバンド幅組み合わせセットに対応する。例えば、0番目のビットは、BCS#0に対応し、1番目のビットは、BCS#1に対応し、...、31番目のビットは、BCS#31に対応する。第2のバンド幅組み合わせセットが、BCS#0、BCS#3、及びBCS#5を含む場合、情報要素addSupportedBandwidthCombinationSetに含まれるビットが、図5に示される。図5は、本出願の本実施形態において提供される情報要素addSupportedBandwidthCombinationSetのビットマップを示す。図5に示すビットマップは、2番目のビット、3番目のビット、及び5番目のビットが1である32ビットを含む。これは、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせにおけるNRCAが、BCS#0、BCS#3、及びBCS#5をサポートしていることを示す。0番目のビット、3番目のビット、及び5番目のビットではない他のビットは、0である。これは、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせにおけるNRCAが、BCS#0、BCS#3、及びBCS#5のみをサポートしていることを示す。
任意選択で、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせが、UEによってサポートされるn個のバンド組み合わせを含む場合、第2のバンド幅組み合わせセットは、n個のバンド組み合わせに対応するNRCAの全てのバンド幅組み合わせセットである。
例えば、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせは、バンド組み合わせ1及びバンド組み合わせ2を含み、バンド組み合わせ1に対応するNRCAのBCSは、BCS#3及びBCS#4であり、バンド組み合わせ2に対応するNRCAのBCSは、BCS#10及びBCS#19である。このケースにおいて、第2の情報は、addSupportedBandwidthCombinationSet1及びaddSupportedBandwidthCombinationSet2を含んでもよい。表2に示すように、情報要素addSupportedBandwidthCombinationSet1は、BCS#3及びBCS#4を示すために使用され、情報要素addSupportedBandwidthCombinationSet2は、BCS#10及びBCS#19を示すために使用され、第2のバンド幅組み合わせセットは、BCS#3、BCS#4、BCS#10、及びBCS#19を含んでもよい。
ケース2:第1の情報は、追加情報要素supportedBandCombinationList_v1xxxであってもよく、第2の情報は、情報要素supportBandCombinationListであってもよい。
UE能力情報が、UEによってサポートされる第2のタイプのバンド組み合わせ及び第3のタイプのバンド組み合わせを示すために使用されるときに、第2の情報は、UEによってサポートされる第2のタイプのバンド組み合わせの第3のバンド幅組み合わせセット、及び第3のタイプのバンド組み合わせの第4のバンド幅組み合わせセットの組み合わせを含み、第1の情報は、空である。すなわち、第1の情報は何の表示も提供しない。第4のバンド幅組み合わせセットは、UEによってサポートされる第3のタイプのバンド組み合わせにおけるNRコンポーネントのバンド幅組み合わせセット、及びUEによってサポートされる第3のタイプのバンド組み合わせにおけるEUTRAコンポーネントのバンド幅組み合わせセットを含む。
例えば、第1の情報の特定の設計形態は、以下の通りであってもよい。
supportedBandCombinationList_v1xxxは、1つ以上のバンド組み合わせBandCombination_v1xxxを含んでもよく、BandCombination_v1xxxは、情報要素addSupportedBandwidthCombinationSetを含んでもよい。情報要素addSupportedBandwidthCombinationSetは、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせに対応するバンド内ENDCの第1のバンド幅組み合わせセットを示すために使用されてもよい。情報要素addSupportedBandwidthCombinationSetは、任意選択の報告情報要素である。例えば、UEが、第1のタイプのバンド組み合わせをサポートする場合、BandCombination_v1xxxは、addSupportedBandwidthCombinationSetを含む。UEが、第1のタイプのバンド組み合わせをサポートしない場合、BandCombination_v1xxxは、addSupportedBandwidthCombinationSetを含まない。例えば、UEが、第2のバンド組み合わせ及び第3のバンド組み合わせのみをサポートするときに、SupportedBandCombinationList_v1xxxに含まれるBandCombination_v1xxxは、addSupportedBandwidthCombinationSetを含まず、第1の情報は、空である。
supportedBandCombinationList_v1xxxに含まれるBandCombination_v1xxxの数は、supportedBandCombinationListに含まれるBandCombinationの数と同じである。具体的には、対応については、図3に示す方法の以下の第2の実装シナリオにおける説明を参照のこと。
第1の情報の命名は、本出願の本実施形態に限定されず、第1の情報は、代替的には、第1の情報と同じ機能を有する別の情報名で置き換えてもよいことに留意されたい。
可能な実装において、第1の情報は、mビットを含む。たとえば、第1の情報における情報要素addSupportedBandwidthCombinationSetは、mビットを含む。mビットは、m個の異なるバンド幅組み合わせセットに対応し、mは、1以上の整数である。mビットのうちのi番目のビットは、UEが、i番目のビットに対応するバンド幅組み合わせセットをサポートしているかどうかを示すために使用され、iは、0以上m以下の整数である。
任意選択で、mビットのうちのi番目のビットは、0又は1を使用して、UEが、i番目のビットに対応するバンド幅組み合わせセットをサポートするかどうかを示す。例えば、mビットのうちのi番目のビットが0である場合、i番目のビットは、UEがi番目のビットに対応するバンド幅組み合わせセットをサポートしていないことを示すか、又はmビットうちのi番目のビットが1である場合、i番目のビットは、UEがi番目のビットに対応するバンド幅組み合わせセットをサポートしていることを示し、あるいはその逆である。
任意選択で、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせが、UEによってサポートされるn個のバンド組み合わせを含む場合、第1のバンド幅組み合わせセットは、n個のバンド組み合わせに対応するバンド内ENDCの全てのバンド幅組み合わせセットである。
例えば、第2の情報の特定の設計形態は、以下の通りであってもよい。
情報要素supportBandCombinationListは、1つ以上のバンド組み合わせを含み、例えば、n個のバンド組み合わせを含んでもよい。各バンド組み合わせは、情報要素SupportedBandwidthCombinationSet及び他の情報、例えば、UEによってサポートされるバンド・リスト、及び/又はNRCAパラメータ、及び/又はEUTRA CAパラメータを含んでもよく、EUTRA CAパラメータは、情報要素SupportedBandwidthCombinationSetEutraを含んでもよい。SupportedBandwidthCombinationSetEutraは、UEによってサポートされる第3のタイプのバンド組み合わせにおけるEUTRAコンポーネントのバンド幅組み合わせセットを示すために使用される。UEによってサポートされるバンド・リスト、NRCAパラメータ、EUTRA CAパラメータについては、図1に示す通信システムの説明を参照のこと。詳細は、ここでは再度説明しない。
情報要素supportBandCombinationListは、複数の情報要素SupportedBandwidthCombinationSetを含んでもよい。例えば、UE能力情報が、UEによってサポートされる第1のバンド組み合わせ及び第2のバンド組み合わせを示すために使用されるときに、情報要素supportedBandCombinationListは、SupportedBandwidthCombinationSet1とSupportedBandwidthCombinationSet2を含む。SupportedBandwidthCombinationSet1は、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせにおけるNRCAの第2のバンド幅組み合わせセットを示すために使用され、SupportedBandwidthCombinationSet2は、UEによってサポートされる第2のタイプのバンド組み合わせの第3のバンド幅組み合わせセットを示すために使用される。
具体的には、情報要素SupportedBandwidthCombinationSetは、長さがtビットのストリングであり、tビットは、t個の異なるバンド幅組み合わせセットに対応し、tは、1以上の整数である。tビットのうちのi番目のビットは、UEがi番目のビットに対応するバンド幅組み合わせセットをサポートしているかどうかを示すために使用され、iは、0以上t以下の整数である。
任意選択で、tビットのうちのi番目のビットは、0又は1を使用して、UEが、i番目のビットに対応するバンド幅組み合わせセットをサポートするかどうかを示す。例えば、tビットのうちのi番目のビットが0である場合、UEが、i番目のビットに対応するバンド幅組み合わせセットをサポートしていないことを示すか、又はtビットうちのi番目のビットが1である場合、UEが、i番目のビットに対応するバンド幅組み合わせセットをサポートしていることを示し、あるいはその逆である。
本出願の本実施形態において、バンド幅組み合わせセットは、予め定義されている。例えば、バンド幅組み合わせセットは、プロトコルにおいて定義されたバンド幅組み合わせセットである。バンド幅組み合わせセットの説明については、図1に示す通信システムの説明を参照のこと。詳細は、ここでは再度説明しない。
なお、mとtは、同じであっても異なっていてもよく、mビットに対応するm個のバンド幅組み合わせセットは、tビットに対応するt個のバンド幅組み合わせセットと同じであっても異なっていてもよい。
ステップ303:ネットワーク・デバイスが、UEからUE能力情報を受信する。
例えば、ネットワーク・デバイスが、UEからUE能力情報を受信することは、ネットワーク・デバイスが、UEからRRCシグナリングを受信することであって、RRCシグナリングが、UE能力情報を含む、ことと、ネットワーク・デバイスが、RRCシグナリングを受信した後、RRCシグナリングからUE能力情報を取得することと、を含んでもよい。
図3に示す方法に基づき、UEは、ネットワーク・デバイスからUE能力照会情報を受信し、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせのバンド幅組み合わせセットを、UE能力照会情報に基づいて、また、UE能力情報に含まれる第1の情報及び第2の情報を使用して、ネットワーク・デバイスに報告し、ネットワーク・デバイスが、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせのバンド幅組み合わせセットに基づいて、UEにリソースを割り当てるようにする。
任意選択で、図3に示す実施形態における第1の実装シナリオにおいて、第1の情報は、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせにおけるバンド内ENDCの第1のバンド幅組み合わせセットと、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせとを含む。
任意選択で、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせが、UEによってサポートされるn個のバンド組み合わせを含む場合、第1のバンド幅組み合わせセットは、n個のバンド組み合わせに対応するバンド内ENDCの全てのバンド幅組み合わせセットであってもよい。
例えば、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせは、バンド組み合わせ1及びバンド組み合わせ2を含み、バンド組み合わせ1に対応するバンド内ENDCのBCSは、BCS#0及びBCS#2であり、バンド組み合わせ2に対応するバンド内ENDCのBCSは、BCS#5及びBCS#8である。このケースにおいて、第1の情報が表3に示されてもよく、第1のバンド幅組み合わせセットは、BCS#0、BCS#2、BCS#5、及びBCS#8を含んでもよい。
図3は、第1の情報の一例に過ぎないことに留意されたい。第1の情報は、代替的には、別の形態、例えば、アレイ形態の情報であってもよい。第1の情報の特定の形態は、本出願の本実施態様において限定されない。
第2の情報に含まれるBandCombination_v1xxxの数は、第1の情報に含まれるBandCombinationの数と同じであることに留意されたい。追加的に、第1の情報に含まれるj番目のバンド組み合わせと、第2の情報に含まれるj番目のBandCombination_v1xxxは、j番目のバンド組み合わせのバンド幅組み合わせセットを一緒に示す。
第1の情報に含まれるBandCombinationと、第2の情報に含まれるBandCombination_v1xxxは、以下の2つのケースを使用して説明される。
ケース1:第1の情報は、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせではないバンド組み合わせを含まない。
たとえば、第1の情報は、BandCombination1、BandCombination2、及びBandCombination3を含み、BandCombination1、BandCombination2、及びBandCombination3は、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせである。たとえば、第2の情報は、BandCombination_v1xxx_1、BandCombination_v1xxx_2、及びBandCombination_v1xxx_3を含む。BandCombination1における情報要素SupportedBandwidthCombinationSet1が、BandCombination1に対応するバンド内ENDCのバンド幅組み合わせセットがBCS#1であることを示す場合、BandCombination2における情報要素SupportedBandwidthCombinationSet2は、BandCombination2に対応するバンド内ENDCのバンド幅組み合わせセットがBCS#3及びBCS#4であることを示し、BandCombination3における情報要素SupportedBandwidthCombinationSet3は、BandCombination3に対応するバンド内ENDCのバンド幅組み合わせセットがBCS#5であることを示し、BandCombination_v1xxx_1における情報要素addSupportedBandwidthCombinationSet1は、BandCombination1に対応するNRCAのバンド幅組み合わせセットがBCS#3であることを示し、BandCombination_v1xxx_2における情報要素addSupportedBandwidthCombinationSet2は、BandCombination2に対応するNRCAのバンド幅組み合わせセットがBCS#5であることを示し、BandCombination_v1xxx_3における情報要素addSupportedBandwidthCombinationSet3は、BandCombination3に対応するNRCAのバンド幅組み合わせセットがBCS#7であることを示す。この場合、情報要素SupportedBandwidthCombinationSet1と情報要素addSupportedBandwidthCombinationSet1は、BandCombination1のバンド幅組み合わせセットを一緒に示し、情報要素SupportedBandwidthCombinationSet2と情報要素addSupportedBandwidthCombinationSet2は、BandCombination2のバンド幅組み合わせセットを一緒に示し、情報要素SupportedBandwidthCombinationSet3と情報要素addSupportedBandwidthCombinationSet3は、BandCombination3のバンド幅組み合わせセットを一緒に示す。
前述の例では、BandCombination1のバンド幅組み合わせセットは、BandCombination1の第1のバンド幅組み合わせセットと、BandCombination1の第2のバンド幅組み合わせセットとを含み、BandCombination1の第1のバンド幅組み合わせセットは、BCS#1を含み、BandCombination1の第2のバンド幅組み合わせセットは、BCS#3を含む。
前述の例では、BandCombination2のバンド幅組み合わせセットは、BandCombination2の第1のバンド幅組み合わせセットと、BandCombination2の第2のバンド幅組み合わせセットとを含み、BandCombination2の第1のバンド幅組み合わせセットは、BCS#3及びBCS#4を含み、BandCombination2の第2のバンド幅組み合わせセットは、BCS#5を含む。
前述の例では、BandCombination3のバンド幅組み合わせセットは、BandCombination3の第1のバンド幅組み合わせセットと、BandCombination3の第2のバンド幅組み合わせセットとを含み、BandCombination3の第1のバンド幅組み合わせセットは、BCS#5を含み、BandCombination3の第2のバンド幅組み合わせセットは、BCS#7を含む。
ケース2:第1の情報は、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせ、及びUEによってサポートされる第1のバンド組み合わせ以外のバンド組み合わせを含む。
例えば、第1の情報は、BandCombination1、BandCombination2、及びBandCombination3を含み、BandCombination1及びBandCombination3は、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせであり、BandCombination2は、UEによってサポートされる第2のバンド組み合わせである。例えば、第2の情報は、BandCombination_v1xxx_1、BandCombination_v1xxx_2、及びBandCombination_v1xxx_3を含む。BandCombination1における情報要素SupportedBandwidthCombinationSet1が、BandCombination1に対応するバンド内ENDCのバンド幅組み合わせセットがBCS#1であることを示す場合、BandCombination2における情報要素SupportedBandwidthCombinationSet2は、BandCombination2のバンド幅組み合わせセットがBCS#3及びBCS#4であることを示し、BandCombination3における情報要素SupportedBandwidthCombinationSet3は、BandCombination3に対応するバンド内ENDCのバンド幅組み合わせセットがBCS#5であることを示し、BandCombination_v1xxx_1における情報要素addSupportedBandwidthCombinationSet1は、BandCombination1に対応するNRCAのバンド幅組み合わせセットがBCS#3であることを示し、BandCombination_v1xxx_2は、情報要素addSupportedBandwidthCombinationSetを含まず、BandCombination_v1xxx_3における情報要素addSupportedBandwidthCombinationSet3は、BandCombination3に対応するNRCAのバンド幅組み合わせセットがBCS#7であることを示す。この場合、情報要素SupportedBandwidthCombinationSet1と情報要素addSupportedBandwidthCombinationSet1は、BandCombination1のバンド幅組み合わせセットを一緒に示し、情報要素SupportedBandwidthCombinationSet2と、情報要素addSupportedBandwidthCombinationSetを含まない情報要素BandCombination_v1xxx_2は、BandCombination2のバンド幅組み合わせセットを一緒に示し、情報要素SupportedBandwidthCombinationSet3と情報要素addSupportedBandwidthCombinationSet3は、BandCombination3のバンド幅組み合わせセットを一緒に示す。
前述の例では、BandCombination1のバンド幅組み合わせセットは、BandCombination1の第1のバンド幅組み合わせセットと、BandCombination1の第2のバンド幅組み合わせセットとを含み、BandCombination1の第1のバンド幅組み合わせセットは、BCS#1を含み、BandCombination1の第2のバンド幅組み合わせセットは、BCS#3を含む。
前述の例では、BandCombination2のバンド幅組み合わせセットは、BandCombination2の第3のバンド幅組み合わせセットと、BandCombination2の第2のバンド幅組み合わせセットとを含み、BandCombination2の第3のバンド幅組み合わせセットは、BCS#3及びBCS#4を含み、BandCombination2の第2のバンド幅組み合わせセットは、空である(情報要素BandCombination_v1xxx_2は、情報要素addSupportedBandwidthCombinationSetを含まないため)。
前述の例では、BandCombination3のバンド幅組み合わせセットは、BandCombination3の第1のバンド幅組み合わせセットと、BandCombination3の第2のバンド幅組み合わせセットとを含み、BandCombination3の第1のバンド幅組み合わせセットは、BCS#5を含み、BandCombination3の第2のバンド幅組み合わせセットは、BCS#7を含む。
図3に示す第1の実装シナリオに基づいて、UEは、第1の情報を使用して、ネットワーク・デバイスに、第1のタイプのバンド組み合わせに含まれるn個のバンド組み合わせに対応するバンド内ENDCの全てのバンド幅組み合わせセットを報告してもよい。UEは、第2の情報を使用して、ネットワーク・デバイスに、第1のタイプのバンド組み合わせに含まれるn個のバンド組み合わせに対応するNRCAの全てのバンド幅組み合わせセットを報告してもよい。このようにして、ネットワーク・デバイスは、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせに含まれるn個のバンド組み合わせに対応する全てのバンド内ENDCバンド幅組み合わせセット及び全てのNRCAバンド幅組み合わせセットに基づいて、UEにリソースを割り当てる。
任意選択で、図3に示す実施形態における第2の実装シナリオにおいて、第2の情報は、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせにおけるNRCAの第2のバンド幅組み合わせセットと、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせとを含む。
任意選択で、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせが、UEによってサポートされるn個のバンド組み合わせを含む場合、第1のバンド幅組み合わせセットは、n個のバンド組み合わせに対応するNRCAの全てのバンド幅組み合わせセットであってもよい。
第1の情報に含まれるBandCombination_v1xxxの数は、第2の情報に含まれるBandCombinationの数と同じであることに留意されたい。追加的に、第2の情報に含まれるj番目のバンド組み合わせと、第1の情報に含まれるj番目のBandCombination_v1xxxは、j番目のバンド組み合わせのバンド幅組み合わせセットを一緒に示す。
第2の情報に含まれるBandCombinationと、第1の情報に含まれるBandCombination_v1xxxは、以下の2つのケースを使用して説明される。
ケース1:第2の情報は、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせではないバンド組み合わせを含まない。
たとえば、第2の情報は、BandCombination1、BandCombination2、及びBandCombination3を含み、BandCombination1、BandCombination2、及びBandCombination3は、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせである。例えば、第1の情報は、BandCombination_v1xxx_1、BandCombination_v1xxx_2、及びBandCombination_v1xxx_3を含む。BandCombination1における情報要素SupportedBandwidthCombinationSet1が、BandCombination1に対応するNRCAのバンド幅組み合わせセットがBCS#2であることを示す場合、BandCombination2における情報要素SupportedBandwidthCombinationSet2は、BandCombination2に対応するNRCAのバンド幅組み合わせセットがBCS#5であることを示し、BandCombination3における情報要素SupportedBandwidthCombinationSet3は、BandCombination3に対応するNRCAのバンド幅組み合わせセットがBCS#10であることを示し、BandCombination_v1xxx_1における情報要素addSupportedBandwidthCombinationSet1は、BandCombination1に対応するバンド内ENDCのバンド幅組み合わせセットがBCS#4であることを示し、BandCombination_v1xxx_2における情報要素addSupportedBandwidthCombinationSet2は、BandCombination2に対応するバンド内ENDCのバンド幅組み合わせセットがBCS#8であることを示し、BandCombination_v1xxx_3における情報要素addSupportedBandwidthCombinationSet3は、BandCombination3に対応するバンド内ENDCのバンド幅組み合わせセットがBCS#12であることを示す。この場合、情報要素SupportedBandwidthCombinationSet1と情報要素addSupportedBandwidthCombinationSet1は、BandCombination1のバンド幅組み合わせセットを一緒に示し、情報要素SupportedBandwidthCombinationSet2と情報要素addSupportedBandwidthCombinationSet2は、BandCombination2のバンド幅組み合わせセットを一緒に示し、情報要素SupportedBandwidthCombinationSet3と情報要素addSupportedBandwidthCombinationSet3は、BandCombination3のバンド幅組み合わせセットを一緒に示す。
前述の例では、BandCombination1のバンド幅組み合わせセットは、BandCombination1の第1のバンド幅組み合わせセットと、BandCombination1の第2のバンド幅組み合わせセットとを含み、BandCombination1の第1のバンド幅組み合わせセットは、BCS#4を含み、BandCombination1の第2のバンド幅組み合わせセットは、BCS#2を含む。
前述の例では、BandCombination2のバンド幅組み合わせセットは、BandCombination2の第1のバンド幅組み合わせセットと、BandCombination2の第2のバンド幅組み合わせセットとを含み、BandCombination2の第1のバンド幅組み合わせセットは、BCS#8を含み、BandCombination2の第2のバンド幅組み合わせセットは、BCS#5を含む。
前述の例では、BandCombination3のバンド幅組み合わせセットは、BandCombination3の第1のバンド幅組み合わせセットと、BandCombination3の第2のバンド幅組み合わせセットとを含み、BandCombination3の第1のバンド幅組み合わせセットは、BCS#12を含み、BandCombination3の第2のバンド幅組み合わせセットは、BCS#10を含む。
ケース2:第2の情報は、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせ、及びUEによってサポートされる第1のバンド組み合わせ以外のバンド組み合わせを含む。
例えば、第2の情報は、BandCombination1、BandCombination2、及びBandCombination3を含み、BandCombination1及びBandCombination3は、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせであり、BandCombination2は、UEによってサポートされる第2のバンド組み合わせである。例えば、第1の情報は、BandCombination_v1xxx_1、BandCombination_v1xxx_2、及びBandCombination_v1xxx_3を含む。BandCombination1における情報要素SupportedBandwidthCombinationSet1が、BandCombination1に対応するNRCAのバンド幅組み合わせセットがBCS#3であることを示す場合、BandCombination2における情報要素SupportedBandwidthCombinationSet2は、BandCombination2のバンド幅組み合わせセットがBCS#5及びBCS#7であることを示し、BandCombination3における情報要素SupportedBandwidthCombinationSet3は、BandCombination3に対応するNRCAのバンド幅組み合わせセットがBCS#8であることを示し、BandCombination_v1xxx_1における情報要素addSupportedBandwidthCombinationSet1は、BandCombination1に対応するバンド内ENDCのバンド幅組み合わせセットがBCS#2であることを示し、BandCombination_v1xxx_2は、情報要素addSupportedBandwidthCombinationSetを含まず、BandCombination_v1xxx_3における情報要素addSupportedBandwidthCombinationSet3は、BandCombination3に対応するバンド内ENDCのバンド幅組み合わせセットがBCS#10であることを示す。この場合、情報要素SupportedBandwidthCombinationSet1と情報要素addSupportedBandwidthCombinationSet1は、BandCombination1のバンド幅組み合わせセットを一緒に示し、情報要素SupportedBandwidthCombinationSet2と、情報要素addSupportedBandwidthCombinationSetを含まない情報要素BandCombination_v1xxx_2は、BandCombination2のバンド幅組み合わせセットを一緒に示し、情報要素SupportedBandwidthCombinationSet3と情報要素addSupportedBandwidthCombinationSet3は、BandCombination3のバンド幅組み合わせセットを一緒に示す。
前述の例では、BandCombination1のバンド幅組み合わせセットは、BandCombination1の第2のバンド幅組み合わせセットと、BandCombination1の第2のバンド幅組み合わせセットとを含み、BandCombination1の第1のバンド幅組み合わせセットは、BCS#1を含み、BandCombination1の第2のバンド幅組み合わせセットは、BCS#3を含む。
前述の例では、BandCombination2のバンド幅組み合わせセットは、BandCombination2の第5のバンド幅組み合わせセットと、BandCombination2の第2のバンド幅組み合わせセットとを含み、BandCombination2の第3のバンド幅組み合わせセットは、BCS#5及びBCS#7を含み、BandCombination2の第2のバンド幅組み合わせセットは、空である(情報要素BandCombination_v1xxx_2は、情報要素addSupportedBandwidthCombinationSetを含まないため)。
前述の例では、BandCombination3のバンド幅組み合わせセットは、BandCombination3の第1のバンド幅組み合わせセットと、BandCombination3の第2のバンド幅組み合わせセットとを含み、BandCombination3の第1のバンド幅組み合わせセットは、BCS#10を含み、BandCombination3の第2のバンド幅組み合わせセットは、BCS#8を含む。
図3に示す第2の実装シナリオに基づいて、UEは、第1の情報を使用して、ネットワーク・デバイスに、第1のタイプのバンド組み合わせに含まれるn個のバンド組み合わせに対応するバンド内ENDCの全てのバンド幅組み合わせセットを報告してもよい。UEは、第2の情報を使用して、ネットワーク・デバイスに、第1のタイプのバンド組み合わせに含まれるn個のバンド組み合わせに対応するNRCAの全てのバンド幅組み合わせセットを報告してもよい。このようにして、ネットワーク・デバイスは、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせに含まれるn個のバンド組み合わせに対応する全てのバンド内ENDCバンド幅組み合わせセット及び全てのNRCAバンド幅組み合わせセットに基づいて、UEにリソースを割り当てる。
任意選択で、図3に示す実施形態の第3の実装シナリオにおいて、ネットワーク・デバイスは、UEによって報告されたUE能力情報に基づいて、UEにリソースを割り当ててもよい。図6に示すように、図3に示す方法は、ステップ304をさらに含む。
ステップ304:ネットワーク・デバイスは、UE能力情報に基づいて、UEにリソースを割り当てる。
例えば、UEによってサポートされる第1のタイプのバンド組み合わせは、DC_71A_n71A-n78Cを含み、71A_n71Aによってサポートされるバンド幅組み合わせセットを表4に示し、n78Cにせよってサポートされるバンド幅組み合わせセットを表5に示す。
表4において、BCS#3は、1つのキャリアを含み、キャリアに対するチャネル・バンド幅は、50MHz、60MHz、80MHz、90MHz、又は100MHzであってもよい。
表5において、BCS#5は、2つのキャリアを含み、2つのキャリアは、以下の5つの設定を有してもよい。すなわち、第1の設定において、第1のキャリアに対するチャネル・バンド幅が60MHz、80MHz又は100MHzであり、第2のキャリアに対するチャネル・バンド幅は100MHzである。第2の設定において、第1のキャリアに対するチャネル・バンド幅が60MHz、又は80MHzであり、第2のキャリアに対するチャネル・バンド幅が100MHzである。第3の設定において、第1のキャリアに対するチャネル・バンド幅が80MHz、90MHz、又は100MHzであり、第2のキャリアに対するチャネル・バンド幅が100MHzである。第4の設定において、第1のキャリアに対するチャネル・バンド幅が100MHzであり、第2のキャリアに対するチャネル・バンド幅が100MHzである。第5の設定において、第1のキャリアに対するチャネル・バンド幅が100MHzであり、第2のキャリアに対するチャネル・バンド幅が100MHzである。
したがって、ネットワーク・デバイスは、前述の例において、UEに以下のリソースを割り当ててもよい。すなわち、チャネル・バンド幅が80MHzであるキャリアを、UEによってサポートされる第1のタイプのバンドの組み合わせにおけるバンド組み合わせ71A_n71Aに割り当て、チャネル・バンド幅がそれぞれ80MHz及び100MHzである2つのキャリアを、UEによってサポートされる第1のタイプのバンドの組み合わせにおけるバンド組み合わせ78Cに割り当てる。
図3に示す実施形態における第3の実装シナリオに基づき、ネットワーク・デバイスは、UEによってサポートされ、かつUE能力情報に含まれる第1のタイプのバンド組み合わせのバンド幅組み合わせセットに基づいて、UEにリソースを割り当ててもよい。
前述のものは、主に、ネットワーク要素間の相互作用の観点から、本出願の実施形態において提供される解決策を説明している。前述のユーザ機器、ネットワーク・デバイスなどは、各機能を実行するための対応するハードウェア構造及び/又はソフトウェアモジュールを含んで、前述の機能を実装すると理解され得る。当業者は、本明細書に開示された実施形態に説明された例のユニット及びアルゴリズム動作と組み合わせて、本出願がハードウェア又はハードウェアとコンピュータ・ソフトウェアとの組み合わせによって実装され得ることを容易に認識すべきである。機能がハードウェアによって実行されるのか、コンピュータ・ソフトウェアによって駆動されるハードウェアによって実行されるのかは、特定の用途と技術的解決策の設計上の制約に依存する。当業者であれば、特定の用途ごとに、説明された機能を実装するために異なる方法を使用してもよいが、その実装が本願の範囲を超えるものであると考えるべきではない。
本出願の実施形態において、ユーザ機器は、前述の方法の例に基づいて、機能モジュールに分割されてもよい。例えば、機能モジュールが、対応する機能に基づいて、分割を介して取得されてもよいし、2つ以上の機能が、1つの処理モジュールに一体化されてもよい。一体化されたユニットは、ハードウェアの形態で実装されてもよいし、ソフトウェア機能ユニットの形態で実装されてもよい。本出願の実施態様において、モジュールへの分割は一例であり、論理機能分割に過ぎないことに留意されたい。実際の実装にあっては、別の分割方式が使用されてもよい。
例えば、機能モジュールが一体的な方式で分割を介して取得されるときに、図7が、ユーザ機器70の構造の概略図である。ユーザ機器70は、受信モジュール701及び送信モジュール702を含む。
受信モジュール701が、ネットワーク・デバイスからUE能力照会情報を受信するように構成されており、UE能力照会情報が、UEの能力を照会するために使用される。
送信モジュール702が、UE能力照会情報に基づいて、UE能力情報をネットワーク・デバイスに送信するように構成されており、UE能力情報は、UEが第1のタイプのバンド組み合わせをサポートしていることを示すために使用され、第1のタイプのバンド組み合わせが、バンド内進化型ユニバーサル地上無線アクセス-ニュー・ラジオ・デュアル・コネクティビティバンド内ENDCバンド組み合わせ及びニュー・ラジオ・キャリア・アグリゲーションNRCAを含むバンド組み合わせを含む。
UE能力情報が、第1の情報及び第2の情報を含み、第1の情報が、UEによってサポートされるバンド内ENDCの第1のバンド幅組み合わせセットを含み、第2の情報が、UEによってサポートされるNRCAの第2のバンド幅組み合わせセットを含む。
任意選択で、第1の情報が、UEによってサポートされる第1のバンド組み合わせをさらに含み、第1のタイプのバンド組み合わせが、UEによってサポートされるn個のバンド組み合わせを含み、第1のバンド幅組み合わせセットが、n個のバンド組み合わせに対応するバンド内ENDCの全てのバンド幅組み合わせセットであり、第2のバンド幅組み合わせセットが、n個のバンド組み合わせに対応するNRCAの全てのバンド幅組み合わせセットである。
任意選択で、第2の情報が、mビットを含み、mビットが、m個の異なるバンド幅組み合わせセットに対応する。mビットのうちのi番目のビットは、UEがi番目のビットに対応するバンド幅組み合わせセットをサポートしているかどうかを示すために使用され、バンド幅組み合わせセットが、予め定義されており、iが、0以上m以下の整数であり、mが、1以上の整数である。
任意選択で、第1の情報は、UEによってサポートされるバンド・リスト、及び/又はNRCAパラメータ、及び/又は進化型ユニバーサル地上無線アクセス・キャリア・アグリゲーションEUTRA CAパラメータをさらに含む。
任意選択で、第2の情報が、UEによってサポートされる第1のバンド組み合わせをさらに含み、第1のタイプのバンド組み合わせが、UEによってサポートされるn個のバンド組み合わせを含み、第2のバンド幅組み合わせセットが、n個のバンド組み合わせに対応するNRCAの全てのバンド幅組み合わせセットであり、第1のバンド幅組み合わせセットが、n個のバンド組み合わせに対応するバンド内ENDCの全てのバンド幅組み合わせセットである。
任意選択で、第1の情報が、mビットを含み、mビットが、m個の異なるバンド幅組み合わせセットに対応する。mビットのうちのi番目のビットは、UEがi番目のビットに対応するバンド幅組み合わせセットをサポートしているかどうかを示すために使用され、バンド幅組み合わせセットが、予め定義されており、iが、0以上m以下の整数であり、mが、1以上の整数である。
任意選択で、第2の情報は、UEによってサポートされるバンド・リスト、及び/又はNRCAパラメータ、及び/又は進化型ユニバーサル地上無線アクセス・キャリア・アグリゲーションEUTRA CAパラメータをさらに含む。
前述の方法の実施形態における動作の全ての関係する内容は、対応する機能モジュールの機能説明において引用され得ることに留意されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
本実施形態において、ユーザ機器70は、一体化された方式で分割を介して取得される機能モジュールの形態で提示されてもよい。本明細書における「モジュール」は、特定のASIC、回路、1つ以上のソフトウェア又はファームウェアプログラムを実行するプロセッサ、メモリ、集積論理回路、及び/又は前述の機能を提供することができる別のコンポーネントであってもよい。単純な実施形態において、当業者は、ユーザ機器70が図2に示す形態であってもよいことを理解してもよい。
例えば、図2のプロセッサ201は、メモリ203に記憶されたコンピュータ実行命令を呼び出して、ユーザ機器70が前述の方法の実施形態においてUE能力情報報告方法を実行することを可能にしてもよい。
例えば、図7の受信モジュール701及び送信モジュール702の機能/実装プロセスは、メモリ203に記憶されたコンピュータ実行可能命令を呼び出すことによって、図2のプロセッサ201によって実装されてもよい。代替的には、図7の受信モジュール701及び送信モジュール702の機能/実装プロセスは、図2の通信インターフェース204を使用して実装されてもよい。
本実施形態において提供されるユーザ機器70は、UE能力情報報告方法を実行することができる。したがって、ユーザ機器70によって達成され得る技術的効果については、前述の方法の実施形態を参照のこと。詳細は、ここでは再度説明しない。
本出願の実施形態において、ネットワーク・デバイスは、前述の方法の例に基づいて、機能モジュールに分割されてもよい。例えば、機能モジュールが、対応する機能に基づいて、分割を介して取得されてもよいし、2つ以上の機能が、1つの処理モジュールに一体化されてもよい。一体化されたユニットは、ハードウェアの形態で実装されてもよいし、ソフトウェア機能ユニットの形態で実装されてもよい。本出願の実施態様において、モジュールへの分割は一例であり、論理機能分割に過ぎないことに留意されたい。実際の実装にあっては、別の分割方式が使用されてもよい。
例えば、機能モジュールが一体的な方式で分割を介して取得されるときに、図8が、ネットワーク・デバイス80の構造の概略図である。ネットワーク・デバイス80は、送信モジュール801及び受信モジュール802を含む。
送信モジュールが801、UE能力照会情報をUEに送信するように構成されており、UE能力照会情報が、UEの能力を照会するために使用される。
受信モジュール802が、UEからUE能力情報を受信するように構成されており、UE能力情報は、UEが第1のタイプのバンド組み合わせをサポートしていることを示すために使用され、第1のタイプのバンド組み合わせが、バンド内進化型ユニバーサル地上無線アクセス-ニュー・ラジオ・デュアル・コネクティビティバンド内ENDCバンド組み合わせ及びニュー・ラジオ・キャリア・アグリゲーションNRCAからなるバンド組み合わせを含む。
UE能力情報が、第1の情報及び第2の情報を含み、第1の情報が、UEによってサポートされるバンド内ENDCの第1のバンド幅組み合わせセットを含み、第2の情報が、UEによってサポートされるNRCAの第2のバンド幅組み合わせセットを含む。
任意選択で、第1の情報が、UEによってサポートされる第1のバンド組み合わせをさらに含み、第1のタイプのバンド組み合わせが、UEによってサポートされるn個のバンド組み合わせを含み、第1のバンド幅組み合わせセットが、n個のバンド組み合わせに対応するバンド内ENDCの全てのバンド幅組み合わせセットであり、第2のバンド幅組み合わせセットが、n個のバンド組み合わせに対応するNRCAの全てのバンド幅組み合わせセットである。
任意選択で、第2の情報が、mビットを含み、mビットが、m個の異なるバンド幅組み合わせセットに対応する。mビットのうちのi番目のビットは、UEがi番目のビットに対応するバンド幅組み合わせセットをサポートしているかどうかを示すために使用され、バンド幅組み合わせセットが、予め定義されており、iが、0以上m以下の整数であり、mが、1以上の整数である。
任意選択で、第1の情報は、UEによってサポートされるバンド・リスト、及び/又はNRCAパラメータ、及び/又は進化型ユニバーサル地上無線アクセス・キャリア・アグリゲーションEUTRA CAパラメータをさらに含む。
任意選択で、第2の情報が、UEによってサポートされる第1のバンド組み合わせをさらに含み、第1のタイプのバンド組み合わせが、UEによってサポートされるn個のバンド組み合わせを含み、第2のバンド幅組み合わせセットが、n個のバンド組み合わせに対応するNRCAの全てのバンド幅組み合わせセットであり、第1のバンド幅組み合わせセットが、n個のバンド組み合わせに対応するバンド内ENDCの全てのバンド幅組み合わせセットである。
任意選択で、第1の情報が、mビットを含み、mビットが、m個の異なるバンド幅組み合わせセットに対応する。mビットのうちのi番目のビットは、UEがi番目のビットに対応するバンド幅組み合わせセットをサポートしているかどうかを示すために使用され、バンド幅組み合わせセットが、予め定義されており、iが、0以上m以下の整数であり、mが、1以上の整数である。
任意選択で、第2の情報は、UEによってサポートされるバンド・リスト、及び/又はNRCAパラメータ、及び/又は進化型ユニバーサル地上無線アクセス・キャリア・アグリゲーションEUTRA CAパラメータをさらに含む。
任意選択で、図9に示すように、ネットワーク・デバイス80は、割り当てモジュール803をさらに含む。割り当てモジュール803は、UE能力情報に基づいて、UEにリソースを割り当てるように構成されている。
前述の方法の実施形態における動作の全ての関係する内容は、対応する機能モジュールの機能説明において引用され得ることに留意されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
本実施形態において、ネットワーク・デバイス80は、一体化された方式で分割を介して取得される機能モジュールの形態で提示されてもよい。本明細書における「モジュール」は、特定のASIC、回路、1つ以上のソフトウェア又はファームウェアプログラムを実行するプロセッサ、メモリ、集積論理回路、及び/又は前述の機能を提供することができる別のコンポーネントであってもよい。単純な実施形態において、当業者は、ネットワーク・デバイス80が図2に示す形態であってもよいことを理解してもよい。
例えば、図2のプロセッサ201は、メモリ203に記憶されたコンピュータ実行命令を呼び出して、ネット―枠・デバイス80が前述の方法の実施形態においてUE能力情報報告方法を実行することを可能にしてもよい。
例えば、図9の送信モジュール801、受信モジュール802、及び割り当てモジュール803の機能/実装プロセスは、メモリ203に記憶されたコンピュータ実行可能命令を呼び出すことによって、図2のプロセッサ201によって実装されてもよい。代替的には、図9の割り当てモジュール803の機能/実装プロセスは、メモリ203に記憶されたコンピュータ実行可能命令を呼び出すことによって図2のプロセッサ201によって実装されてもよく、図9の送信モジュール801及び受信モジュール802の機能/実装プロセスは、図2の通信インターフェース204を使用して実装されてもよい。
本実施形態において提供されるネットワーク・デバイス80は、UE能力情報報告方法を実行することができる。したがって、ネットワーク・デバイス80によって達成され得る技術的効果については、前述の方法の実施形態を参照のこと。詳細は、ここでは再度説明しない。
図10は、通信システムの概略構成図である。図10に示すように、通信システムは、ユーザ機器101及びネットワーク・デバイス102を含んでもよい。図10は、添付の図面の一例に過ぎないことに留意されたい。図10に示す通信システムに含まれるネットワーク要素及びネットワーク要素の数は、本出願の本実施形態において制限されない。
ユーザ機器101は、図7に示すユーザ機器70の機能を有し、ネットワーク・デバイス102からUE能力照会情報を受信し、UE能力照会情報に基づいて、UE能力情報をネットワーク・デバイス102に送信するように構成されてもよい。
ネットワーク・デバイス102は、図8又は図9に示すネットワーク・デバイス80の機能を有し、UE能力照会情報をユーザ機器101に送信し、ユーザ機器101からUE能力情報を受信するように構成されてもよい。
前述の方法の実施形態でのステップの全ての関連する内容は、通信システムの対応するネットワーク要素の機能説明において引用され得ることに留意されたい。詳細は、ここでは再度説明しない。
実装の前述の説明は、便宜的かつ簡潔な説明を目的として、まさに前述の機能モジュールへの分割が説明のための例として使用されることを当業者が明確に理解することを可能にする。実際のアプリケーションにあっては、前述の機能は、必要に応じて実装のために異なる機能モジュールに割り当てられ得る。換言すれば、装置の内部構造は、上記の機能の全部又は一部を実装するために、異なる機能モジュールに分割される。
本出願に提供されるいくつかの実施形態において、開示された装置及び方法は、他の方式で実装され得ると理解されたい。例えば、前述の装置の実施形態は単なる例に過ぎない。例えば、モジュール又はユニットへの分割は、単に論理機能分割である。実際の実装にあっては、別の分割方法があってもよい。例えば、複数のユニット又はコンポーネントを別の装置に組み合わせたり、一体化したりしてもよいし、いくつかの特徴を無視したり、実行しなかったりしてもよい。追加的に、表示又は議論された相互結合、直接結合、又は通信接続は、いくつかのインターフェースを介して実装されてもよい。装置又はユニット間の間接結合又は通信接続は、電子的、機械的、又は他の形態で実装されてもよい。
別個の部分として説明されるユニットは、物理に分離されていても、されていなくてもよく、ユニットとして表示される部分は、1つ以上の物理ユニットであってもよいし、1つの場所に位置していてもよいし、複数の場所に分散していてもよい。ユニットの一部又は全部は、実施形態の解決策の目的を達成するために実際の要件に基づいて選択されてもよい。
追加的に、本出願の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットに一体化されてもよいし、ユニットの各々は、物理的に単独で存在してもよいし、2つ以上のユニットは、1つのユニットに一体化される。一体化されたユニットは、ハードウェアの形態で実装されてもよいし、ソフトウェア機能ユニットの形態で実装されてもよい。
一体化されたユニットがソフトウェア機能ユニットの形態で実装され、独立した製品として販売又は使用されるときに、一体化されたユニットは、可読記憶媒体に記憶されてもよい。このような理解に基づいて、本出願の実施形態の技術的解決策が、本質的にソフトウェア製品の形態で実装されてもよいし、従来技術に寄与する部分が、ソフトウェア製品の形態で実装されてもよいし、技術的解決策の全部又は一部が、ソフトウェア製品の形態で実装されてもよい。ソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶され、デバイス(シングルチップ・マイクロコンピュータ、チップなどであってもよい)又はプロセッサ(processor)に、本出願の実施形態で説明される方法のステップの全部又は一部を実行させるように命令するためのいくつかの命令を含む。前述の記憶媒体は、USBフラッシュ・ドライブ、リムーバブル・ハード・ディスク、ROM、RAM、磁気ディスク、又は光ディスクなど、プログラム・コードを記憶することができる任意の媒体を含む。
前述の説明は、この出願の単に具体的な実装に過ぎないが、この出願の保護範囲を制限することを意図したものではない。この出願に開示された技術的範囲内の変形又は置換は、この出願の保護範囲に含まれるものとする。したがって、この出願の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。