発明を実施するための形態
以下、本出願の実施形態を図面と併せて説明する。衝突していない場合、本出願の実施形態およびその中の特徴は、任意の方法で互いに組み合わせることができることに留意されたい。
図1は、本出願の実施形態による無線リソース構成方法のメッセージフローチャートである。図1に示すように、次世代NodeB(gNB)に適用される無線リソース構成方法は以下を含む。
S110において、タイムセンシティブ通信(TSC)サービス指示情報が受信される。TSCサービス指示情報は、TSCクロック精度指示またはTSCサービスであるかどうかの指示を含む。
S120において、クロック情報が送信される。
クロック情報は、TSCサービス指示情報または基地局がクロック配信をサポートしていないという指示に基づいて生成されるクロック情報である。
基地局と無線アクセスネットワークとの間の正確なクロック同期を達成するために、基地局は端末UEに正確なクロック情報を配信する必要がある。本出願の実施形態では、正確なクロック情報の配信は、ユーザ機器(UE)あるいはアクセスおよびモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function;AMF)モジュールから送信された要求に従ってトリガされ得る。例えば、UEは、TSCサービス指示情報をgNBに送信する、あるいは、AMFは、TSCサービス指示情報をgNBに送信する。
一実施形態では、TSCサービス指示情報を受信するステップは、以下の方式、すなわち、UEによって送信されたTSCサービス指示情報を受信するステップ、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)モジュールによって送信されたTSCサービス指示情報を受信するステップ、または専用シグナリングを通じて第2の基地局によって送信されたTSCサービス指示情報を受信するステップ、のうちの1つを含む。
例えば、S110において、gNBは、UEからのTSCサービス指示情報またはAMFからのTSCサービス指示情報を受信する。S120において、gNBは、gNBと無線アクセスネットワークとの間の正確なクロック同期を達成するために、正確なクロック情報をUEに送信する。
一実施形態では、TSCサービス指示情報は、UEによって搬送されるサービスのクロック精度要件を示すTSCクロック精度指示であってもよい。別の実施形態では、TSCサービス指示情報は、UEによって搬送されるサービスがTSCサービスであるかどうかの指示であってもよい。前述の2つの実施形態では、ユーザ機器(UE)によって搬送されるサービスのクロック同期要件は、TSCサービス指示情報を通じて指示される。
一実施形態では、クロック情報は、指定されたシステムフレーム番号(SFN)と、TSCサービス指示情報に基づいて生成された指定されたSFNエンドポイント境界の時刻とを含む。
クロック情報は、精度が2分の1未満のクロック情報である。gNBは、受信したTSCサービス指示情報に基づいて、UEによって搬送されるサービスのクロック同期要件を取得することができる。
一例では、gNBは、自身の正確なクロック情報、例えば、指定されたSFNエンドポイント境界の時刻を取得する。UEによって搬送されるサービスのクロック同期要件に対応するクロック情報の精度に基づいて、クロック情報が生成される。
別の例では、gNBが関連情報を取得できないか、または正確なクロック情報を生成できない場合、基地局が正確なクロック情報同期をサポートしていないことを示すために、基地局がクロック配信をサポートしていないという指示が生成される。
一実施形態では、UEによって送信されたTSCサービス指示情報が受信されることは、以下の方式、すなわち、UEによって送信され、無線リンク制御(radio link control;RLC)状態パッケージによって搬送されるTSCサービス指示情報が受信される、UEによって送信され、媒体アクセス制御制御要素(MAC-CE)によって搬送されるTSCサービス指示情報が受信される、UEによって送信され、媒体アクセス制御(MAC)プリアンブルによって搬送されるTSCサービス指示情報が受信される、UEによって送信され、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)状態パッケージによって搬送されるTSCサービス指示情報が受信される、または、UEによって送信され、無線リソース制御(radio resource control;RRC)メッセージによって搬送されるTSCサービス指示情報が受信される、のうちの1つを含む。
UEによってgNBに送信されたTSCサービス指示情報は、以下の方式、すなわち、RLC状態パッケージ、MAC CE、MACプリアンブル、PDCP状態パッケージ、またはRRCメッセージのうちの1つによって搬送され得る。したがって、gNBは、前述の方式のうちの1つを通じてUEによって送信されたTSCサービス指示情報を受信する。
TSCサービス指示がRLC状態パッケージまたはPDCP状態パッケージによって搬送される場合、RLC状態パッケージ内のTSCサービス指示情報またはPDCP状態パッケージ内のTSCサービス指示情報は、規格によって事前定義される必要がある。
TSCサービス指示がMAC CEによって搬送される場合、TSCサービス指示を搬送するMAC CEのフォーマットは事前定義される必要がある。
TSCサービス指示がMACプリアンブルによって搬送される場合、基地局は、TSCサービスタイプに対して構成されたプリアンブルリソースをブロードキャストする必要がある。TSCサービスを搬送するUEがTSCサービスタイプのプリアンブルリソースを選択するとき、UEは基地局からTSCサービスリソースを要求すると考えられる。
TSCサービス指示がRRCメッセージによって搬送される場合、RRCメッセージは、RRCSystemInfoRequest、RRC RRCSetupRequest、RRCResumeRequest、RRCResumeRequest1、またはRRCReestablishmentRequestのうちの少なくとも1つを含む。
一実施形態では、AMFによって送信されたTSCサービス指示情報を受信するステップは、以下の方式、すなわち、NGインターフェースの共通シグナリングによって搬送されるTSCサービス指示情報を受信するステップ、またはNGインターフェースのUE専用シグナリングによって搬送されるTSCサービス指示情報を受信するステップ、のうちの1つを含む。
AMFによってgNBに送信されたTSCサービス指示情報は、NGインターフェースのUE専用シグナリングによって、またはNGインターフェースの共通シグナリングを通じて搬送され得る。したがって、gNBは、前述の方法のうちの1つを通じてAMFによって送信されたTSCサービス指示情報を受信する。NGインターフェースは、無線アクセスネットワークと第5世代移動通信技術(5G)コアネットワークとの間のインターフェースである。
一実施形態では、ユーザ機器(UE)に送信されたクロック情報は、以下の方式、すなわち、RLC状態パッケージ、MAC CE、ダウンリンク制御情報(downlink control information;DCI)、PDCP状態パッケージ、ダウンリンクRRCシグナリング、またはブロードキャストメッセージのうちの1つを通じて搬送され得る。
正確なクロック情報がRLC状態パッケージまたはPDCP状態パッケージによって搬送される場合、RLC状態パッケージ内の正確なクロック情報またはPDCP状態パッケージ内の正確なクロック情報は、規格によって事前定義される必要がある。
TSCサービス指示がMAC CEによって搬送される場合、正確なクロック情報を搬送するMAC CEのフォーマットは事前定義される必要がある。
正確なクロック情報がDCIによって搬送される場合、正確なクロック情報を搬送するDCIのフォーマットは事前定義される必要がある。
正確なクロック情報がRRCメッセージによって搬送される場合、RRCメッセージは、新無線から発展型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(E-UTRAN)(MobilityFromNRCommand)への切り替えの命令、RRCReestablishment、RRCReconfiguration、RRCResume、RRCReject、またはRRCSetupのうちの少なくとも1つを含む。
本出願の実施形態では、端末ユーザ機器(UE)によって搬送されるサービスのクロック同期要件は、タイムセンシティブ通信(TSC)サービス指示情報を通じて指示され、正確なクロック情報は基地局を通じてUEに配信され、その結果、無線アクセスネットワークの正確なクロック同期が達成される。強い伝送遅延感度を必要とするサービスの場合、これは無線ネットワークにおける伝送中のサービスの遅延要件を満たす。
一実施形態では、クロック情報を送信するステップは、UEによって送信されたTSCサービス指示情報が受信された後にUEにクロック情報を送信するステップ、またはセルハンドオーバが必要でない場合、AMFによって送信されたTSCサービス指示情報が受信された後にUEにクロック情報を送信するステップを含む。
図2は、本出願の実施形態による無線リソース構成方法のメッセージフローチャートである。図2に示すように、一実施形態では、UEは、TSCサービス指示情報をgNBに送信し、正確なクロック情報を生成するようにgNBをトリガする。gNBは、生成された正確なクロック情報をUEに送信する。
図3は、本出願の実施形態による無線リソース構成方法のメッセージフローチャートである。図3に示すように、一実施形態では、AMFは、TSCサービス指示情報をgNBに送信し、正確なクロック情報を生成するようにgNBをトリガする。セルハンドオーバが必要でない場合、gNBは、生成された正確なクロック情報をUEに送信する。
一実施形態では、クロック情報を送信するステップは、AMFによって送信されたTSCサービス指示情報がセルハンドオーバプロセス中に受信された後に、ハンドオーバのターゲット基地局にTSCサービス指示情報を送信するステップを含む。
図4は、本出願の実施形態による無線リソース構成方法において、ハンドオーバプロセス中にソースセルが正確なクロック情報をブロードキャストすることをターゲットセルに示すフローチャートである。図4に示すように、一実施形態では、AMFは、ハンドオーバのソースgNBにTSCサービス指示情報を送信する。セルハンドオーバプロセスでは、ハンドオーバのソースgNBは、ハンドオーバのターゲットgNBにTSCサービス指示情報を送信する。TSCサービス指示情報が受信された後、ハンドオーバのターゲットgNBは、ブロードキャストを通じて正確なクロック情報をUEに送信する。
一実施形態では、クロック情報を送信するステップは、AMFによって送信されたTSCサービス指示情報がセルハンドオーバプロセス中に受信された後に、ハンドオーバのターゲット基地局に、TSCサービス指示情報を搬送する専用シグナリングまたはクロック情報要求を搬送する専用シグナリングを送信するステップを含む。
図5は、本出願の実施形態による無線リソース構成方法において、ハンドオーバプロセス中にソースセルがターゲットセルから正確なクロック情報を取得することを示すフローチャートである。図5に示すように、一実施形態では、AMFは、ハンドオーバのソースgNBにTSCサービス指示情報を送信する。セルハンドオーバプロセス中、ハンドオーバのソースgNBは、ハンドオーバのターゲットgNBにTSCサービス指示情報または正確なクロック情報要求メッセージを送信する。
一実施形態では、方法は、以下をさらに含む。
専用シグナリングによって搬送されるTSCサービス指示情報は、ターゲット基地局のクロック情報を取得し、クロック情報をUEに送信するか、またはクロック情報をブロードキャストを通じて送信するためのハンドオーバのターゲット基地局を示すように構成される。
図5を参照すると、この実施形態では、TSCサービス指示情報または正確なクロック情報要求メッセージは、正確なクロック情報を搬送する専用シグナリングを生成するようハンドオーバのターゲットgNBをトリガするように構成される。TSCサービス指示情報または正確なクロック情報要求メッセージが受信された後、ハンドオーバのターゲットgNBは、生成された正確なクロック情報をハンドオーバのソースgNBに送信する。正確なクロック情報が受信された後、ハンドオーバのソースgNBは、正確なクロック情報を搬送する専用シグナリングを生成し、専用シグナリングをUEに転送する。
一実施形態では、クロック情報を送信するステップは、ハンドオーバのソース基地局によって送信されたTSCサービス指示情報またはハンドオーバのソース基地局によって送信されたクロック情報要求がセルハンドオーバプロセス中に受信された後に、ハンドオーバのソース基地局にクロック情報を送信するステップを含む。
図5を参照すると、ハンドオーバのソースgNBによって送信されたTSCサービス指示情報またはハンドオーバのソースgNBによって送信された正確なクロック情報要求メッセージが受信された後、ハンドオーバのターゲットgNBは、生成された正確なクロック情報をハンドオーバのソースgNBに送信する。
gNBは、次世代NodeB(gNB-CU)の集中ユニットおよび次世代NodeB(gNB-DU)の分散ユニットを含む。一実施形態では、PDCP状態パッケージによって搬送される正確なクロック情報またはRRCメッセージによって搬送される正確なクロック情報は、gNB-DUによって送信された正確なクロック情報から来る、あるいは、gNB-CUは、自身の正確なクロック情報を取得する。
一実施形態では、次世代NodeBの集中ユニット(gNB-CU)および次世代NodeBの分散ユニット(gNB-DU)が分割されている場合、UEによって送信されたTSCサービス指示情報を受信するステップは、以下の方式、すなわち、gNB-DUによって、無線リンク制御(RLC)状態パッケージによって搬送されるTSCサービス指示情報、媒体アクセス制御制御要素(MAC-CE)によって搬送されるTSCサービス指示情報、およびUEによって送信されたMACプリアンブルによって搬送されるTSCサービス指示情報を受信するステップ、または、gNB-CUによって、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)状態パッケージによって搬送されるTSCサービス指示情報、MACプリアンブルによって搬送されるTSCサービス指示情報、およびUEによって送信され、gNB-DUによって転送される無線リソース制御(RRC)メッセージによって搬送されるTSCサービス指示情報を受信するステップ、のうちの1つを含む。
図6は、本出願の実施形態による無線リソース構成方法において、UuインターフェースのTSCクロックが、専用シグナリングを通じて送信される正確なクロック情報を要求することを示すフローチャートである。図6を参照すると、UEは、TSCサービス指示情報をgNB-DUに送信する。TSCサービス指示情報は、RLC状態パッケージ、MAC CE、またはMACプリアンブルのうちの1つによって搬送され得る。gNB-DUは、前述の方法のうちの1つを通じてTSCサービス指示情報を受信する。
図8は、本出願の実施形態による無線リソース構成方法において、UuインターフェースのTSCクロックが、専用シグナリングを通じて送信される正確なクロック情報を要求することを示すフローチャートである。図10は、本出願の実施形態による無線リソース構成方法において、UuインターフェースのTSCクロックが、ブロードキャストを通じて送信される正確なクロック情報を要求することを示すフローチャートである。図8および図10を参照すると、UEは、TSCサービス指示情報をgNB-DUに送信する。gNB-DUは、TSCサービス指示情報をgNB-CUに送信する。TSCサービス指示情報は、PDCP状態パッケージ、MACプリアンブル、またはアップリンクRRCメッセージによって搬送され得る。gNB-CUは、前述の方法のうちの1つを通じてTSCサービス指示情報を受信する。
一実施形態では、TSCサービス指示情報を受信するステップは、gNB-DUによって、UEによって送信されたTSCサービス指示情報を受信するステップ、またはgNB-CUによって、AMFによって送信されたTSCサービス指示情報を受信し、TSCサービス指示情報をgNB-DUに転送するステップを含む。
UEにクロック情報を送信するステップは、gNB-DUによって、gNB-DUによって生成されたクロック情報をUEに送信するステップを含む。
図6に示す実施形態では、UEは、TSCサービス指示情報をgNB-DUに送信する。TSCサービス指示情報は、RLC状態パッケージ、MAC CE、またはMACプリアンブルのうちの1つによって搬送され得る。TSCサービス指示情報は、TSCクロック精度指示(サービスのクロック精度要件を示す)またはTSCサービス指示(TSCサービスであるかどうかを示す)であってもよい。
図6を参照すると、一実施形態では、gNB-DUがUEにクロック情報を送信する前に、方法は、gNB-DUが、TSCサービス指示情報および指定されたシステムフレーム番号(SFN)境界のクロックに基づいて正確なクロック情報を生成することをさらに含む。TSCサービス指示情報がTSCクロック精度指示またはUEによって搬送されるサービスがTSCサービスであるという指示である場合、gNB-DUは、指定されたシステムフレーム番号(SFN)境界のクロックに基づいて必要な正確なクロック情報を生成する。別の実施形態では、gNB-DUが関連情報を取得できないか、または正確なクロック情報を生成できない場合、gNB-DUは、正確なクロック情報をサポートしていないという指示を生成する。
要約すると、gNB-DUは、正確なクロック情報または正確なクロック情報をサポートしていないという指示を生成し、次いで、正確なクロック情報または正確なクロック情報をサポートしていないという指示をUEに送信する。正確なクロック情報または正確なクロック情報をサポートしていないという指示は、RLC状態パッケージ、MAC CE、またはDCIによって搬送され得る。
図7は、本出願の実施形態による無線リソース構成方法において、NGインターフェースのTSCクロックが、専用シグナリングを通じて送信される正確なクロック情報を要求することを示すフローチャートである。図7に示す実施形態では、AMFによって送信されたTSCサービス指示情報を受信するステップは、NGインターフェースのUE専用シグナリングによって、またはNGインターフェースの共通シグナリングを通じて搬送され、AMFによって送信されたTSCサービス指示情報を受信するステップを含む。
図7を参照すると、AMFは、NGインターフェースのUE専用シグナリングを通じてgNB-CUにTSCサービス指示情報を送信する。gNB-CUは、F1インターフェースのUE専用シグナリングを通じて、gNB-DUにTSCサービス指示情報を転送する。NGインターフェースのUE専用シグナリングは、ページング、初期コンテキストセットアップ要求、UEコンテキスト解放コマンド、UEコンテキスト修正応答、ハンドオーバ要求、パス切り替え要求確認、パス切り替え要求失敗、PDUセッションリソースセットアップ要求、またはPDUセッションリソース修正要求のうちの少なくとも1つを含む。パケットデータユニット(PDU)は、ピアツーピアレイヤ間で転送されるデータユニットを指す。F1インターフェースのUE専用シグナリングは、ページング、UEコンテキストセットアップ要求、UEコンテキスト修正要求、またはシステム情報配信コマンドのうちの少なくとも1つを含む。
図7を参照すると、一実施形態では、gNB-DUは、端末UEからのTSCサービス指示情報および指定されたシステムフレーム番号(SFN)境界のクロックに基づいて正確なクロック情報を生成する。TSCサービス指示情報がTSCクロック精度指示またはUEによって搬送されるサービスがTSCサービスであるという指示である場合、gNB-DUは、指定されたシステムフレーム番号(SFN)境界のクロックに基づいて必要な正確なクロック情報を生成する。gNB-DUが関連情報を取得できないか、または正確なクロック情報を生成できない場合、gNB-DUは、正確なクロック情報をサポートしていないという指示を生成する。
要約すると、gNB-DUは、正確なクロック情報または正確なクロック情報をサポートしていないという指示を生成し、次いで、正確なクロック情報または正確なクロック情報をサポートしていないという指示をUEに送信する。正確なクロック情報または正確なクロック情報をサポートしていないという指示は、RLC状態パッケージ、MAC CE、またはDCIによって搬送され得る。
一実施形態では、TSCサービス指示情報を受信するステップは、gNB-DUによって、UEによって送信されたTSCサービス指示情報を受信し、TSCサービス指示情報をgNB-CUに転送するステップ、またはgNB-CUによって、AMFによって送信されたTSCサービス指示情報を受信するステップを含む。UEにクロック情報を送信するステップは、gNB-CUによって、専用シグナリングを生成し、専用シグナリングをgNB-DUに送信し、gNB-DUによって、専用シグナリングをUEに送信するステップを含む。
図8は、本出願の実施形態による無線リソース構成方法において、UuインターフェースのTSCクロックが、専用シグナリングを通じて送信される正確なクロック情報を要求することを示すフローチャートである。図9は、本出願の実施形態による無線リソース構成方法において、NGインターフェースのTSCクロックが、専用シグナリングを通じて送信される正確なクロック情報を要求することを示すフローチャートである。図8に示す実施形態では、gNB-CUは、UEによって送信され、gNB-DUを通じて転送されたTSCサービス指示情報を受信する。図9に示す実施形態では、gNB-CUは、AMFによって送信されたTSCサービス指示情報を受信する。
図8を参照すると、一実施形態では、UEは、gNB-DUを通じてgNB-CUにTSCサービス指示情報を送信する。TSCサービス指示情報は、PDCP状態パッケージ、MACプリアンブル、またはアップリンクRRCメッセージによって搬送され得る。アップリンクRRCメッセージは、RRCSystemInfoRequest、RRCSetupRequest、RRCResumeRequest1、RRCResumeRequest、またはRRCReestablishmentRequestのうちの少なくとも1つを含む。
一実施形態では、専用シグナリングは、gNB-CUによって生成されたクロック情報を搬送する。この実施形態では、gNB-CUがgNB-DUにクロック情報を送信する前に、方法は、gNB-CUが、TSCサービス指示情報および指定されたシステムフレーム番号(SFN)境界のクロックに基づいてクロック情報を生成することをさらに含む。
図8の点線はオプションを示す。点線がない実施形態では、gNB-DUは、TSCサービス指示情報をgNB-CUに送信する。TSCサービス指示情報が受信された後、gNB-CUは、正確なクロック情報または正確なクロック情報をサポートしていないという指示を生成し、正確なクロック情報または正確なクロック情報をサポートしていないという指示をgNB-DUに送信する。次いで、gNB-DUは、正確なクロック情報または正確なクロック情報をサポートしていないという指示をUEに転送する。正確なクロック情報が送信されるとき、正確なクロック情報に対応する基準SFNが同時に搬送される。gNB-CUによって、正確なクロック情報を生成するステップは、端末UEからのTSCサービス指示情報および基準SFN境界の瞬間のクロックに基づいて、必要とされる正確なクロック情報を生成するステップを含む。
一実施形態では、gNB-CUとgNB-DUとの間のクロック同期を前提として、gNB-CUは、自身の正確なクロック情報を取得し、正確なクロック情報を搬送する専用シグナリングを生成し、gNB-DUに専用シグナリングを送信する。
gNB-CUのクロックとgNB-DUのクロックとが同期していない場合、gNB-CUは、gNB-DUに正確なクロック情報を要求し、正確なクロック情報を搬送する専用シグナリングを生成し、gNB-DUに専用シグナリングを送信してもよい。
一実施形態では、方法は、TSCサービス指示情報をgNB-CUに転送するときに、gNB-DUが、gNB-DUによって生成されたクロック情報をgNB-CUに送信するステップをさらに含む。gNB-CUは、専用シグナリングを生成する。専用シグナリングは、gNB-DUによって生成されたクロック情報を搬送する。
図8を参照すると、この実施形態は、図8の点線の実施形態に対応する。点線で示されるケースは、UEからTSCサービス指示が受信された後、gNB-DUが、正確なクロック情報がgNB-CUに送信されるようにトリガするか、または正確なクロック情報をサポートしないという指示が生成されてgNB-CUに送信されるようにトリガすることを示す。gNB-CUは、正確なクロック情報を搬送する、または正確なクロック情報をサポートしていないという指示を搬送する専用シグナリングを生成し、専用シグナリングをgNB-DUに返す。次いで、gNB-DUは、専用シグナリングをUEに送信する。gNB-DUが正確なクロック情報を送信するとき、正確なクロック情報に対応する基準SFNが同時に搬送される。正確なクロック情報は、基準SFN境界の瞬間の正確なクロック情報を指す。
図8を参照すると、上述したように、gNB-DUは、正確なクロック情報または正確なクロック情報をサポートしていないという指示をUEに送信する。送信は、PDCP状態パッケージまたはダウンリンクRRCシグナリングのうちの1つによって搬送され得る。ダウンリンクRRCメッセージは、MobilityFromNRCommand、RRCReestablishment、RRCReconfiguration、RRCResume、RRCReject、またはRRCSetupのうちの少なくとも1つを含む。
図9に示す実施形態では、AMFは、NGインターフェースのUE専用シグナリングを通じてgNB-CUにTSCサービス指示情報を送信する。NGインターフェースのUE専用シグナリングは、ページング、初期コンテキストセットアップ要求、UEコンテキスト解放コマンド、UEコンテキスト修正応答、ハンドオーバ要求、パス切り替え要求確認、パス切り替え要求失敗、PDUセッションリソースセットアップ要求、またはPDUセッションリソース修正要求のうちの少なくとも1つを含む。
図9の点線はオプションを示す。点線で示されていないケースは、AMFからTSCサービス指示情報が受信された後、gNB-CUは、正確なクロック情報または正確なクロック情報をサポートしていないという指示を生成し、正確なクロック情報または正確なクロック情報をサポートしていないという指示をgNB-DUに送信する。次いで、gNB-DUは、正確なクロック情報または正確なクロック情報をサポートしていないという指示をUEに転送する。gNB-CUが正確なクロック情報を送信するとき、正確なクロック情報に対応する基準SFNが同時に搬送される。gNB-CUによって正確なクロック情報を生成するステップは、UEからのTSCサービス指示情報および基準SFN境界の瞬間のクロックに基づいて、必要とされる正確なクロック情報を生成するステップを含む。
一実施形態では、方法は、以下をさらに含む。
AMFによって送信されたTSCサービス指示情報が受信された後、gNB-CUは、TSCサービス指示情報をgNB-DUに転送するか、またはクロック情報要求をgNB-DUに送信する。TSCサービス指示情報またはクロック情報要求が受信された後、gNB-DUは、gNB-DUによって生成されたクロック情報をgNB-CUに送信する。専用シグナリングは、gNB-DUによって生成されたクロック情報を搬送する。
図9を参照すると、上記は図9の点線の実施形態に対応する。図9の例では、gNB-DUがgNB-CUに正確なクロック情報を送信するか、または正確なクロック情報をサポートしていないという指示を生成し、正確なクロック情報をサポートしていないという指示をgNB-DUに送信することは、以下の方式、すなわち、gNB-CUからTSCサービス指示が受信された後、gNB-DUが、正確なクロック情報または正確なクロック情報をサポートしていないという指示を送信する、または、gNB-CUからクロック情報要求が受信された後、gNB-DUが、正確なクロック情報または正確なクロック情報をサポートしていないという指示を送信する、のうちの1つを通じてトリガされ得る。
TSCサービス指示またはクロック情報要求に応答して、gNB-DUは、正確なクロック情報をgNB-CUに送信するか、または正確なクロック情報をサポートしていないという指示を生成し、正確なクロック情報をサポートしていないという指示をgNB-CUに送信する。gNB-CUは、正確なクロック情報を搬送する専用シグナリングを生成し、専用シグナリングをgNB-DUに返す。次いで、gNB-DUは、専用シグナリングをUEに転送する。正確なクロック情報が送信されるとき、正確なクロック情報に対応する基準SFNが同時に搬送される。正確なクロック情報は、基準SFN境界の瞬間の正確なクロック情報を指す。
一実施形態では、TSCサービス指示情報またはクロック情報要求が受信された後、gNB-DUによって、gNB-DUによって生成されたクロック情報をgNB-CUに送信するステップは、以下をさらに含む。
gNB-DUは、クロック情報を周期的に生成し、生成されたクロック情報をgNB-CUに周期的に送信する。あるいは、gNB-DUは、クロック情報を生成し、生成されたクロック情報をgNB-CUに送信する。
一実施形態では、クロック情報は、gNB-DUによって周期的に生成され、gNB-CUに周期的に送信され得る。別の実施形態では、毎回TSCサービス指示情報が受信された後、gNB-DUは、クロック情報を1回生成し、生成されたクロック情報をgNB-CUに送信する。
図9を参照すると、gNB-DUは、正確なクロック情報または正確なクロック情報をサポートしていないという指示をUEに送信する。送信は、PDCP状態パッケージまたはダウンリンクRRCシグナリングによって搬送され得る。ダウンリンクRRCメッセージは、MobilityFromNRCommand、RRCReestablishment、RRCReconfiguration、RRCResume、RRCReject、またはRRCSetupのうちの少なくとも1つを含む。
図10は、本出願の実施形態による無線リソース構成方法において、UuインターフェースのTSCクロックが、ブロードキャストを通じて送信される正確なクロック情報を要求することを示すフローチャートである。図10に示す実施形態では、UEは、TSCサービス指示情報をgNB-DUに送信する。TSCサービス指示情報は、PDCP状態パッケージ、MACプリアンブル、またはアップリンクRRCメッセージによって搬送され得る。アップリンクRRCメッセージは、RRCSystemInfoRequest、RRCSetupRequest、RRCResumeRequest1、RRCResumeRequest、RRCReestablishmentRequest、またはFailureInformationのうちの少なくとも1つを含む。
一実施形態では、クロック情報がUEに送信される前に、方法は、gNB-CUが、システム情報ブロック9(SIB9)によって搬送されたクロック情報を送信し、専用シグナリングを通じて周期的クロック情報ブロードキャスト指示をgNB-DUに送信することをさらに含む。
図10を参照すると、gNB-DUは、TSCサービス指示情報をgNB-CUに送信し、正確なクロック情報を搬送するSIB9を周期的にブロードキャストするようにgNB-CUをトリガする。一実施形態では、SIB9を周期的にブロードキャストする指示は、SIB1で搬送され得る。SIB1は、SIB(SIB1を除く)のセルアクセス情報およびスケジューリング情報について構成される。SIB9は、ホームeNB(HeNB)を搬送する関連情報について構成される。
図10を参照すると、gNB-CUは、正確なクロック情報を搬送するSIB9を搬送し、SIB9をgNB-DUに周期的に送信する。さらに、正確なクロック情報を搬送するSIB9を周期的にブロードキャストする指示は、ダウンリンク専用シグナリングで搬送される。
一実施形態では、方法は、周期的クロック情報ブロードキャスト指示が受信された後、gNB-DUが、gNB-CUによって生成されたSIB9で搬送されたクロック情報を再構築し、自身のクロック情報の取得に基づいて、SIB9で搬送されたクロック情報を指定されたSFNエンドポイント境界の時刻として書き込み、ブロードキャストを通じてSIB9をUEに送信することをさらに含む。
図10を参照すると、gNB-DUは、正確なクロック情報を搬送するSIB9を周期的にブロードキャストする。gNB-DUによってブロードキャストされる正確なクロック情報は、指定されたシステムフレーム番号(SFN)を含む。gNB-DUは、SIB9のブロードキャスト機会に基づいてSIB9内のクロック情報を更新し、次いで更新されたSIB9をブロードキャストを通じてUEに送信することができる。さらに、gNB-DUは、正確なクロック情報を搬送するSIB9をダウンリンク専用シグナリングを通じて周期的にブロードキャストする指示をUEに送信する。
一実施形態では、gNB-DUは、クロック情報を搬送するSIB9の周期的クロック情報ブロードキャスト指示を専用シグナリングを通じてUEに送信する。
図10を参照すると、gNB-DUは、SIB9を通じて周期的にクロック情報をUEに送信し、同時に、クロック情報を搬送するSIB9を周期的にUEにブロードキャストする指示を送信する。UEは、SIB9内のクロック情報を読み取り、正確なシステムクロックを取得する。UEがSIB9内のクロック情報を読み出すことは、ダウンリンク専用シグナリングにおいて、正確なクロック情報を搬送するSIB9を周期的にブロードキャストする指示によってトリガされてもよく、またはUEの実装挙動に基づいてトリガされてもよい。例えば、正確なシステムクロックを必要とする場合、UEは、正確なシステムクロックを取得するために、受信したSIB9内のクロック情報を能動的に読み出す。ダウンリンク専用シグナリングは、PDCP状態パッケージ、MAC CE、DCI、またはダウンリンクRRCシグナリングのうちの少なくとも1つを含む。ダウンリンクRRCメッセージは、MobilityFromNRCommand、RRCReestablishment、RRCReconfiguration、RRCResume、RRCReject、またはRRCSetupのうちの少なくとも1つを含む。
図11は、本出願の実施形態による無線リソース構成方法において、NGインターフェースのTSCクロックが、ブロードキャストを通じて送信される正確なクロック情報を要求することを示すフローチャートである。図11に示す実施形態では、AMFは、NGインターフェースのUE専用シグナリングを通じてgNB-CUにTSCサービス指示情報を送信する。NGインターフェースのUE専用シグナリングは、ページング、初期コンテキストセットアップ要求、UEコンテキスト解放コマンド、UEコンテキスト修正応答、ハンドオーバ要求、パス切り替え要求確認、パス切り替え要求失敗、PDUセッションリソースセットアップ要求、またはPDUセッションリソース修正要求のうちの少なくとも1つを含む。
図11を参照すると、gNB-CUは、AMFからTSCサービス指示情報を受信し、TSCサービス指示情報をgNB-DUに送信するようにgNB-CUをトリガし、正確なクロック情報を搬送するSIB9を周期的にブロードキャストするように同時にgNB-CUをトリガする。一実施形態では、SIB9を周期的にブロードキャストする指示は、SIB1で搬送され得る。図11の点線に示すように、gNB-CUがTSCサービス指示情報をgNB-DUに送信することはオプションである。一実施形態では、前述のオプションは省略されてもよい。AMFからTSCサービス指示情報を受信するとき、gNB-CUは、正確なクロック情報を搬送するSIB9を周期的にブロードキャストするようにトリガされるだけである。
図11を参照すると、gNB-CUは、正確なクロック情報を有するSIB9を搬送し、SIB9をgNB-DUに周期的に送信する。さらに、正確なクロック情報を搬送するSIB9を周期的にブロードキャストする指示は、ダウンリンク専用シグナリングで搬送される。
図11を参照すると、上記の指示が受信された後、gNB-DUは、正確なクロック情報を搬送するSIB9を周期的にブロードキャストする。gNB-DUによってブロードキャストされる正確なクロック情報は、指定されたシステムフレーム番号(SFN)を含む。gNB-DUは、SIB9のブロードキャスト機会に基づいて、SIB9内のクロック情報を更新することができる。gNB-DUは、gNB-CUによって生成されたSIB9搬送クロック情報を再構築し、自身のクロック情報の取得に基づいて、SIB9搬送クロック情報を指定されたシステムフレーム番号(SFN)エンドポイント境界の時刻として書き込み、ブロードキャストを通じてSIB9をUEに送信する。さらに、gNB-DUは、正確なクロック情報を搬送するSIB9をダウンリンク専用シグナリングを通じて周期的にブロードキャストする指示をUEに送信する。
UEは、SIB9内のクロック情報を読み取り、正確なシステムクロックを取得する。UEがSIB9内のクロック情報を読み出すことは、ダウンリンク専用シグナリングにおいて、正確なクロック情報を搬送するSIB9を周期的にブロードキャストする指示によってトリガされてもよく、またはUEの実装挙動に基づいてトリガされてもよい。例えば、正確なシステムクロックを必要とする場合、UEは、正確なシステムクロックを取得するために、受信したSIB9内のクロック情報を能動的に読み出す。ダウンリンク専用シグナリングは、PDCP状態パッケージ、MAC CE、DCI、またはダウンリンクRRCシグナリングのうちの少なくとも1つを含む。ダウンリンクRRCメッセージは、MobilityFromNRCommand、RRCReestablishment、RRCReconfiguration、RRCResume、RRCReject、またはRRCSetupのうちの少なくとも1つを含む。
図12は、本出願の実施形態による無線リソース構成方法において、NGインターフェースの共通シグナリングがブロードキャストを通じて送信される正確なクロック情報を要求することを示すフローチャートである。図12に示す実施形態では、AMFは、NGインターフェースの共通シグナリングを通じてgNB-CUにTSCサービス指示情報を送信する。NGインターフェースの共通シグナリングは、NGセットアップ応答、RAN構成更新確認、AMF構成更新、またはAMFステータス表示のうちの少なくとも1つを含む。
図12を参照すると、gNB-CUは、正確なクロック情報を搬送するSIB9を搬送し、SIB9をgNB-DUに周期的に送信する。gNB-DUは、正確なクロック情報を搬送するSIB9を周期的にブロードキャストする。gNB-DUによってブロードキャストされる正確なクロック情報は、指定されたシステムフレーム番号(SFN)を含む。gNB-DUは、SIB9のブロードキャスト機会に基づいて、SIB9内のクロック情報を更新することができる。gNB-DUは、gNB-CUによって生成されたSIB9搬送クロック情報を再構築し、自身のクロック情報の取得に基づいて、SIB9搬送クロック情報を指定されたシステムフレーム番号(SFN)エンドポイント境界の時刻として書き込み、ブロードキャストを通じてSIB9をUEに送信する。
UEは、SIB9内のクロック情報を読み取り、正確なシステムクロックを取得する。UEがSIB9内のクロック情報を読み出すことは、ダウンリンク専用シグナリングにおいて、正確なクロック情報を搬送するSIB9を周期的にブロードキャストする指示によってトリガされてもよく、またはUEの実装挙動に基づいてトリガされてもよい。例えば、正確なシステムクロックを必要とする場合、UEは、正確なシステムクロックを取得するために、受信したSIB9内のクロック情報を能動的に読み出す。ダウンリンク専用シグナリングは、PDCP状態パッケージ、MAC CE、DCI、またはダウンリンクRRCシグナリングのうちの少なくとも1つを含む。ダウンリンクRRCメッセージは、MobilityFromNRCommand、RRCReestablishment、RRCReconfiguration、RRCResume、RRCReject、またはRRCSetupのうちの少なくとも1つを含む。
一実施形態では、ユーザ機器(UE)にクロック情報を送信するステップは、以下の方式、すなわち、無線リンク制御(RLC)状態パッケージ、媒体アクセス制御制御要素(MAC-CE)、ダウンリンク制御情報(DCI)、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)状態パッケージ、無線リソース制御(RRC)メッセージ、またはブロードキャストメッセージののうちのいずれか1つの方式でクロック情報を送信するステップを含む。
正確なクロック情報がRLC状態パッケージまたはPDCP状態パッケージによって搬送される場合、RLC状態パッケージ内の正確なクロック情報またはPDCP状態パッケージ内の正確なクロック情報は、規格によって事前定義される必要がある。
TSCサービス指示がMAC CEによって搬送される場合、正確なクロック情報を搬送するMAC CEのフォーマットは事前定義される必要がある。
正確なクロック情報がDCIによって搬送される場合、正確なクロック情報を搬送するDCIのフォーマットは事前定義される必要がある。
正確なクロック情報がRRCメッセージによって搬送される場合、RRCメッセージは、MobilityFromNRCommand、RRCReestablishment、RRCReconfiguration、RRCRResume、RRCReject、またはRRCSetupのうちの少なくとも1つを含む。
図13は、本出願の実施形態による、UEに適用される無線リソース構成方法のフローチャートである。図13に示すように、本出願の実施形態によるUEに適用される無線リソース構成方法は、以下を含む。
S210において、基地局によって送信されたクロック情報が受信される。
クロック情報は、指定されたシステムフレーム番号(SFN)と、TSCサービス指示情報に基づいて生成された指定されたSFNエンドポイント境界の時刻とを含む。クロック情報は、精度が2分の1未満のクロック情報である。
図3、図4、図5、図7、図9、図11、および図12に示す実施形態を参照すると、UEは、基地局によって送信されたクロック情報を受信する。クロック情報内の指定されたSFNエンドポイント境界の時刻に基づいて、基地局と無線アクセスネットワークとの間の正確なクロック同期が達成される。伝送遅延感度が強いサービスの場合、これは無線ネットワークにおける伝送中のサービスの遅延要件を満たす。
図14は、本出願の実施形態による、UEに適用される無線リソース構成方法のフローチャートである。図14に示すように、一実施形態では、S210は、基地局によって送信されたクロック情報が受信される前に以下を含む。
S205において、TSCサービス指示情報が基地局に送信される。TSCサービス指示情報は、TSCクロック精度指示、またはユーザ機器(UE)によって搬送されるサービスがTSCサービスであるかどうかの指示を含む。
図2、図6、図8、および図10に示す実施形態を参照すると、UEは、TSCサービス指示情報をgNBに送信する。gNBは、TSCサービス指示情報に基づいて正確なクロック情報を生成し、正確なクロック情報をUEに送信する。
一実施形態では、基地局によって送信されたクロック情報が受信されることは、ブロードキャストを通じて基地局によって送信されたクロック情報が受信される、専用シグナリングを通じて基地局によって送信されたクロック情報が受信される、または、専用シグナリングを通じて基地局によって送信された周期的クロック情報ブロードキャスト指示が受信され、ブロードキャストを通じて基地局によって送信されたクロック情報が、クロック情報ブロードキャスト指示に基づいて受信されるようにトリガされる、のうちの1つを含む。
図8に示す実施形態では、UEは、専用シグナリングを通じて基地局によって送信されたクロック情報を受信する。図8に示す実施形態では、UEは、専用シグナリングを通じて基地局によって送信された周期的クロック情報ブロードキャスト指示を受信し、クロック情報ブロードキャスト指示に基づいてブロードキャストを通じて基地局によって送信されたクロック情報を受信するようにトリガされる。
一実施形態では、TSCサービス指示情報を基地局に送信するステップは、以下の方式、すなわち、RLC状態パッケージ、MAC CE、MACプリアンブル、PDCP状態パッケージ、またはRRCメッセージのうちの1つの方式でTSCサービス指示情報を送信するステップを含む。
UEによってgNBに送信されたTSCサービス指示情報は、以下の方式、すなわち、RLC状態パッケージ、MAC CE、MACプリアンブル、PDCP状態パッケージ、またはRRCメッセージのうちの1つによって搬送され得る。
TSCサービス指示がRLC状態パッケージまたはPDCP状態パッケージによって搬送される場合、RLC状態パッケージ内のTSCサービス指示情報またはPDCP状態パッケージ内のTSCサービス指示情報は、規格によって事前定義される必要がある。
TSCサービス指示がMAC CEによって搬送される場合、TSCサービス指示を搬送するMAC CEのフォーマットは事前定義される必要がある。
TSCサービス指示がMACプリアンブルによって搬送される場合、基地局は、TSCサービスタイプに対して構成されたプリアンブルリソースをブロードキャストする必要がある。TSCサービスを搬送するUEがTSCサービスタイプのプリアンブルリソースを選択するとき、UEは基地局からTSCサービスリソースを要求すると考えられる。
TSCサービス指示情報がRRCメッセージによって搬送される場合、RRCメッセージは、RRCSystemInfoRequest、RRCSetupRequest、RRCResumeRequest、RRCResumeRequest1、またはRRCReestablishmentRequestのうちの少なくとも1つを含む。
本出願の実施形態においてUEに適用される無線リソース構成方法の具体的な実施態様は、基地局に適用される前述の無線リソース構成方法の関連する説明を参照することができ、ここでは繰り返さない。
図15は、本出願の実施形態による、AMFに適用される無線リソース構成方法のフローチャートである。図15に示すように、本出願の実施形態によるAMFに適用される無線リソース構成方法は、以下を含む。
S310において、TSCサービス指示情報が基地局に送信される。TSCサービス指示情報は、TSCクロック精度指示、またはUEによって搬送されるサービスがTSCサービスであるかどうかの指示を含む。TSCサービス指示情報は、クロック情報を生成し、UEにクロック情報を送信するように基地局をトリガする。
図3、図4、図5、図7、図9、図11、および図12に示す実施形態を参照すると、AMFは、TSCサービス指示情報をgNBに送信する。gNBは、TSCサービス指示情報に基づいて正確なクロック情報を生成し、正確なクロック情報をUEに送信する。クロック情報は、指定されたシステムフレーム番号(SFN)と、TSCサービス指示情報に基づいて生成された指定されたSFNエンドポイント境界の時刻とを含む。クロック情報は、精度が2分の1未満のクロック情報である。UEは、基地局によって送信されたクロック情報を受信する。クロック情報内の指定されたSFNエンドポイント境界の時刻に基づいて、基地局と無線アクセスネットワークとの間の正確なクロック同期が達成される。伝送遅延感度が強いサービスの場合、これは無線ネットワークにおける伝送中のサービスの遅延要件を満たす。
一実施形態では、TSCサービス指示情報が基地局に送信されることは、TSCサービス指示情報が、以下の方式、すなわち、NGインターフェースの専用シグナリングまたはNGインターフェースの共通シグナリング、のうちの1つで送信されることを含む。
図3、図4、図5、図7、図9、図11、および図12に示す実施形態を参照すると、AMFによってgNBに送信されたTSCサービス指示情報は、NGインターフェースの専用シグナリングまたはNGインターフェースの共通シグナリングによって搬送され得る。NGインターフェースは、無線アクセスネットワークと第5世代移動通信技術(5G)コアネットワークとの間のインターフェースである。
一実施形態では、基地局はgNB-CUを含む。TSCサービス指示情報が基地局に送信されることは、TSCサービス指示情報がgNB-CUに送信されることを含む。
図7、図9、図11、および図12に示す実施形態を参照すると、AMFは、TSCサービス指示情報をgNB-CUに送信する。
本出願の実施形態においてAMFに適用される無線リソース構成方法の具体的な実施態様は、基地局に適用される前述の無線リソース構成方法の関連する説明を参照することができ、ここでは繰り返さない。
別の態様では、IIoTサービスの遅延感度が強いので、無線リソースは、一般に、伝送遅延を低減するためにサービスモードに基づいて事前構成される。サービスは、事前構成された無線リソース上でデータ送信を実行し、その結果、各送信でリソーススケジューリングを実行する必要はない。このようなリソース事前構成方式は、一般に、ダウンリンクシナリオでは半永続的スケジューリング(semi-persistent scheduling;SPS)と呼ばれ、アップリンクシナリオでは、一般に、構成グラント(configured grant;CG)と呼ばれる。アップリンクおよびダウンリンクシナリオでは、無線リソース構成の動作は同様である。説明を容易にするために、アップリンクリソース事前構成およびダウンリンクリソース事前構成は、それぞれ半永続的リソース構成と呼ばれる。
本出願の実施形態は、無線リソース構成方法を提供する。リソースのアクティブ化または非アクティブ化における過負荷を節約するために、同じアクティブ化機会または非アクティブ化機会を有する半永続的リソース構成を1つの半永続的リソース構成グループと見なすことができる。
半永続的リソース構成および半永続的リソース構成グループに関して、半永続的リソース構成グループと半永続的リソース構成との間のアクティブ化または非アクティブ化の結合の問題を考慮する必要がある。一例では、半永続的リソース構成グループ方法では、同時にアクティブ化できる半永続的リソース構成を1つのグループに分類する必要がある。例えば、以下の表は、60Hzを周波数とするSPS構成を示す。
周波数が60Hzのサービスについては、周期=1s/60=16.667msである。周期は10msのサブフレーム長の整数倍ではないため、サービス周期をサブフレーム内に直接構成することはできない。例えば、前掲の表のデータでは、リソース間隔は17サブフレーム、17サブフレーム、16サブフレーム、17サブフレーム....である。この例では、サービスは、50msの周期を有する3つのSPS構成に分割される。すなわち、60Hzのサービス周波数は、以下の構成方法のサブフレームと一致する。複数のSPS構成は、以下のように表すことができる。
{
SPS1:SPSStartSubframe=0;SPSInterval=50サブフレーム。
SPS2:SPSStartSubframe=17;SPSInterval=50サブフレーム。
SPS3:SPSStartSubframe=34;SPSInterval=50サブフレーム。
}
SPSStartSubframeは、SPS開始サブフレームを表す。SPSIntervalは、SPS送信間隔を表す。同じサービス周期に対応するため、前掲の3つのSPS構成は同時にアクティブ化または非アクティブ化される必要がある。
図16は、本出願の実施形態による、基地局に適用され、半永続的スケジューリンググループを構成するために構成される無線リソース構成方法のフローチャートである。図16に示すように、本出願の実施形態による基地局に適用される無線リソース構成方法は、以下を含む。
S410において、半永続的リソース構成インデックスと半永続的リソースグループ識別情報との間のマッピング関係がUEについて構成される。
S420において、アクティブ化命令または非アクティブ化命令がUEに送信され、アクティブ化命令または非アクティブ化命令を通じて、半永続的リソース構成が半永続的リソースグループ識別情報に対してアクティブ化または非アクティブ化される。
上述したように、半永続的リソース構成グループ方法では、同時にアクティブ化できる半永続的リソース構成を1つのグループに分類する必要がある。S410において、半永続的リソース構成インデックスと半永続的リソースグループ識別情報との間のマッピング関係が確立される。S420において、ダウンリンク制御情報(DCI)を使用して、半永続的リソース構成インデックスの情報または半永続的リソースグループ識別情報の情報を送信することができ、半永続的リソース構成が半永続的リソースグループ識別情報に対してアクティブ化または非アクティブ化されるように、アクティブ化命令または非アクティブ化命令がUEに送信される。
一実施形態では、半永続的リソース構成インデックスは、半永続的スケジューリング(SPS)構成インデックスまたは構成グラント(CG)構成インデックスを含む。
上述したように、本出願の実施形態では、アップリンクリソース事前構成およびダウンリンクリソース事前構成は、それぞれ半永続的リソース構成と呼ばれる。
一実施形態では、半永続的リソース構成インデックスと半永続的リソースグループ識別情報との間のマッピング関係は、1つの半永続的リソースグループ識別情報と複数の半永続的リソース構成インデックスとの間のマッピング関係を含む。各半永続的リソース構成は、少なくとも1つのプロセス識別情報の値範囲に対応する。値範囲は、少なくとも1つのプロセス識別情報を含む。あるいは、値範囲は、プロセス識別情報の開始値およびプロセスの数を含む。
図17は、本出願の実施形態による無線リソース構成方法における半永続的スケジューリンググループの構成を示す図である。図17に示すように、半永続的リソースグループ識別情報(SPS group identity)bは、半永続的リソース構成インデックス(SPS Config index)1および半永続的リソース構成インデックス(SPS Config index)2に対応する。すなわち、1つの半永続的リソースグループは、複数の半永続的リソース構成を含む。
一実施形態では、半永続的リソース構成インデックスと半永続的リソースグループ識別情報との間のマッピング関係は、1つの半永続的リソース構成インデックスと複数の半永続的リソースグループ識別情報との間のマッピング関係を含む。各半永続的リソース構成は、少なくとも1つのプロセス識別情報の値範囲に対応する。値範囲は、少なくとも1つのプロセス識別情報を含む。あるいは、値範囲は、プロセス識別情報の開始値およびプロセスの数を含む。
図18は、本出願の実施形態による無線リソース構成方法における半永続的スケジューリンググループの構成を示す図である。図18に示すように、半永続的リソース構成インデックス(SPS Config index)2は、半永続的リソースグループ識別情報(SPS group identity)bおよび半永続的リソースグループ識別情報(SPS group identity)cに対応する。すなわち、1つの半永続的リソース構成は、複数の異なる半永続的リソースグループに属することができる。
一実施形態では、半永続的リソース構成インデックスと半永続的リソースグループ識別情報との間のマッピング関係がUEに対して構成されることは、以下を含む。
半永続的リソース構成インデックスは、MAC CEまたはRRC専用シグナリングを通じて半永続的リソースグループ識別情報にマッピングされる。
この実施形態では、MAC CEまたはRRC専用シグナリングを通じて、基地局は、SPS構成インデックスをSPSグループ識別情報にマッピングするか、またはCG構成インデックスをCGグループ識別情報にマッピングする。
半永続的リソース構成インデックスと半永続的リソースグループ識別情報との間のマッピング関係の構成については、図17および図18の例の詳細な説明を参照されたい。図17を参照すると、基地局は、MAC CEまたはRRC専用シグナリングを通じてSPS構成インデックスをSPSグループ識別情報にマッピングする。この例では、マッピングは多対1のマッピング関係であってもよい。すなわち、複数のSPS構成が1つのSPSグループ識別情報にマッピングされる。
一実施形態では、RRC専用シグナリングを通じたマッピングは、SPS構成がSPSグループ識別情報を含むことであり得る。すなわち、SPS構成が属するSPSグループは、SPS構成において識別される。別の実施形態では、RRC専用シグナリングを通じたマッピングは、グループ識別情報を搬送するSPSグループ構成が、複数のSPS構成と、SPS構成に対応するSPSインデックスとを含むことであり得る。
一実施形態では、アクティブ化命令または非アクティブ化命令がUEに送信されることは、ダウンリンク制御情報(DCI)が、半永続的リソース構成インデックスの情報または半永続的リソースグループ識別情報の情報を送信するために使用されること、および、半永続的リソース構成が、アクティブ化命令または非アクティブ化命令に基づいて、半永続的リソース構成インデックスまたは半永続的リソースグループ識別情報に対してアクティブ化または非アクティブ化されることをさらに含む。
SPSアクティブ化または非アクティブ化は、SPSグループ識別情報に対して行われてもよいし、SPSインデックスごとに別々に行われてもよい。同様に、CGアクティブ化または非アクティブ化は、CGグループ識別情報に対して行われてもよいし、CGインデックスごとに別々に行われてもよい。
基地局は、MAC CEまたはRRC専用シグナリングを通じてSPS構成インデックスをSPSグループ識別情報にマッピングする。MAC CEを通じたマッピングの指示方法については、図19および図20を参照されたい。
一実施形態が図19に示されており、図中で暗い色でマークされた4ビットは、SPSグループ識別情報(SPS Group ID)ビットマップを表す。図中で明るい色でマークされた12ビットは、SPS構成インデックスビットマップを表す。ビットマップは、データ構造をビットによって表す方法である。図19の暗い色でマークされた4ビットは、16個のSPSグループ識別情報を表すことができる。図19の明るい色でマークされた12ビットでは、1ビットの値が1である場合、それは、暗い色でマークされた4ビットによって表されるSPSグループ識別情報が、そのビットに対応するSPS構成インデックスを含むことを示し、1ビットの値が0である場合、それは、暗い色でマークされた4ビットによって表されるSPSグループ識別情報が、そのビットに対応するSPS構成インデックスを含まないことを示す。
別の実施形態が図20に示されており、図中で暗い色でマークされた4ビットは、SPSグループ識別情報(SPS Group ID)ビットマップを表す。図中で明るい色でマークされた12ビットは、SPS構成インデックスビットマップを表す。図20で暗い色でマークされた4ビットでは、各ビットは1つのSPSグループ識別情報を表すことができ、4ビットは合計4つのSPSグループ識別情報を表す。例えば、第1のSPSグループ識別情報は、第1のビットの値が1であり、他の3つのビットの各々の値が0であることによって表され、第2のSPSグループ識別情報は、第2のビットの値が1であり、他の3つのビットの各々の値が0であることによって表される。同様に、図20の明るい色でマークされた12ビットでは、1ビットの値が1である場合、それは、暗い色でマークされた4ビットによって表されるSPSグループ識別情報が、そのビットに対応するSPS構成インデックスを含むことを示し、1ビットの値が0である場合、それは、暗い色でマークされた4ビットによって表されるSPSグループ識別情報が、そのビットに対応するSPS構成インデックスを含まないことを示す。
一実施形態では、ダウンリンク制御情報(DCI)が半永続的リソース構成インデックスの情報または半永続的リソースグループ識別情報の情報を送信するために使用されることは、以下を含む。
半永続的リソース構成インデックスの情報の値範囲および半永続的リソースグループ識別情報の情報の値範囲は別々に設定され、半永続的リソース構成インデックスの情報および半永続的リソースグループ識別情報の情報は、再利用によってDCI内で表される。
現在、半永続的リソース構成のアクティブ化または非アクティブ化において、DCI内のリソース識別情報は、16個の値を表すことができる最大で4ビットしか有することができない。しかしながら、ダウンリンク半永続的リソース構成インデックスは少なくとも8つの値を必要とし、アップリンク半永続的リソース構成インデックスは16個の値を必要とする。したがって、現在の無線リソース構成方法では、半永続的リソース構成グループを表すための単一のビットは存在しない。半永続的リソースのアクティブ化または非アクティブ化と半永続的リソースグループのアクティブ化または非アクティブ化とが同時にサポートされる場合、リソースグループ識別情報の再利用方法を考慮する必要がある。一実施形態では、方法は、DCIによって搬送される半永続的リソース構成インデックスおよび半永続的リソースグループ識別情報の値範囲において、値範囲の第1の部分のA値の各々が半永続的リソース構成インデックスのインデックス値に設定され、値範囲の第2の部分のB値の各々が半永続的リソースグループ識別情報のインデックス値に設定されることをさらに含む。AおよびBは正の整数である。第1の部分と第2の部分とは重ならない。
一実施形態では、DCIリソース構成のインデックスの所定の値範囲において、最初のA値の各々は半永続的リソース構成インデックスのインデックス値に設定され、最後のB値の各々は半永続的リソースグループ識別情報のインデックス値に設定される。AおよびBは正の整数である。AとBの和は、所定の値範囲内の値の数以下である。
SPS構成インデックスおよびSPSグループ識別情報は、DCI内の4ビット、すなわち合計16個の値によって同時に表される必要がある。したがって、DCI内の4ビットの値は、以下の方法のうちの1つで再利用される必要がある。
再利用方法1では、SPS構成インデックスの値範囲とSPSグループ識別情報の値範囲とは、構成が異なり得る。例えば、例1では、SPS構成インデックスの値範囲は1から8であり、SPSグループ識別情報の値範囲は9から16または13から16である。あるいは、例2では、SPS構成インデックスの値範囲は1から12であり、SPSグループ識別情報の値範囲は13から16である。
前掲の例2では、DCIリソース構成のインデックスの所定の値範囲は1から16である。A=12であり、B=4と事前設定される。1から12である第1のA値の各々は、半永続的リソース構成インデックスのインデックス値に設定される。13から16である最後のB値の各々は、半永続的リソースグループ識別情報のインデックス値に設定される。AおよびBは正の整数である。AとBの和は、所定の値範囲内の値の数、すなわち16に等しい。
一実施形態では、半永続的リソースグループ識別情報の値インデックスは、以下の方法のうちの1つを使用して構成される。
方法1では、半永続的リソース構成情報において、半永続的リソースグループ識別情報のインデックス値は、DCI内の半永続的リソースグループ識別情報のインデックス値として構成される。あるいは、方法2では、半永続的リソース構成情報において、半永続的リソースグループ識別情報のインデックス値は、DCI内の半永続的リソースグループ識別情報のインデックス値と所定のオフセット値との間の差として構成される。
方法1は、前述の再利用方法1の実施形態に対応する。方法2は、以下の再利用方法2の実施形態に対応する。再利用方法2では、DCI内の半永続的リソースグループ識別情報のインデックス値は、半永続的リソースグループ識別情報のインデックス値と事前定義されたオフセット値とを加算することによって事前設定される。
再利用方法2では、SPS構成インデックスの値範囲およびSPSグループ識別情報の値範囲は、構成において同じであってもよい。しかしながら、SPSグループ識別情報は、DCI内のグループ識別情報にマッピングされるように、事前定義されたオフセット値を追加することができる。例えば、SPS構成インデックスの値範囲は1~8であり、SPSグループ識別情報の値範囲は1~8であり、事前定義されたオフセット値「+8」は、SPSグループ識別情報がDCI内のSPSグループ識別情報を表すように構成される。このようなSPSグループ識別情報の構成は、SPSグループ識別情報開始オフセットとも呼ばれ得る。
アクティブ化または非アクティブ化が実行されると、SPSアクティブ化または非アクティブ化は、SPSグループ識別情報に対して行われてもよいし、SPSインデックスごとに別々に行われてもよい。
前述の方法はまた、アップリンク(UL)SPSにも適している。すなわち、前述の方法はCGにも適している。例えば、基地局は、MAC CEまたはRRC専用シグナリングを通じてCG構成インデックスをCGグループ識別情報にマッピングする。この例では、マッピングは多対1のマッピング関係であってもよい。すなわち、1つまたは複数のCG構成が1つのCGグループ識別情報にマッピングされる。
一実施形態では、RRC専用シグナリングを通じたマッピングは、CG構成がCGグループ識別情報を含むことであり得る。すなわち、CG構成が属するCGグループは、CG構成において識別される。別の実施形態では、RRC専用シグナリングを通じたマッピングは、グループ識別情報を搬送するCGグループ構成が、1つまたは複数のCG構成と、1つまたは複数のCG構成に対応する1つまたは複数のCGインデックスとを含むことであり得る。MAC CEを通じたマッピングの指示方法については、図21および図22を参照されたい。
一実施形態が図21に示されており、図中で暗い色でマークされた4ビットは、CGグループ識別情報(CG Group ID)ビットマップを表し、図中で明るい色でマークされた12ビットは、CG構成インデックスビットマップを表す。図19と同様に、図21で暗い色でマークされた4ビットは、16個のCGグループ識別情報を表すことができる。図21で明るい色でマークされた12ビットにおいて、設定する1ビットの値が1であるか0であるかは、暗い色でマークされた4ビットが表すCGグループ識別情報に、そのビットに対応するCG構成インデックスが含まれているかどうかを示す。
別の実施形態が図22に示されており、図中で暗い色でマークされた4ビットは、CGグループ識別情報(CG Group ID)ビットマップを表し、図中で明るい色でマークされた12ビットは、CG構成インデックスビットマップを表す。図20と同様に、図22で暗い色でマークされた4ビットでは、各ビットは1つのCGグループ識別情報を表すことができ、4ビットは合計4つのCGグループ識別情報を表す。詳細な指示方法については、図20の説明を参照されたく、ここでは繰り返さない。
CG構成インデックスおよびCGグループ識別情報は、DCI内の4ビット、すなわち合計16個の値によって同時に表される必要がある。したがって、DCI内の4ビットの値は、以下の方法のうちの1つで再利用される必要がある。
再利用方法3では、CG構成インデックスの値範囲とCGグループ識別情報の値範囲とは構成が異なり得る。例えば、CG構成インデックスの値範囲は1から12であり、CGグループ識別情報の値範囲は13から16である。
再利用方法4では、CG構成インデックスの値範囲およびCGグループ識別情報の値範囲は、構成において同じであってもよい。しかしながら、CGグループ識別情報は、DCI内のグループ識別情報にマッピングされるように、事前定義されたオフセット値を追加することができる。例えば、CG構成インデックスの値範囲は1~12であり、CGグループ識別情報の値範囲は1~4であり、事前定義されたオフセット値「+4」は、CGグループ識別情報がDCI内のCGグループ識別情報を表すように構成される。このようなCGグループ識別情報の構成は、CGグループ識別情報開始オフセットとも呼ばれ得る。
アクティブ化または非アクティブ化が実行されると、CGアクティブ化または非アクティブ化は、CGグループ識別情報に対して行われてもよいし、CGインデックスごとに別々に行われてもよい。
図18を参照すると、基地局は、MAC CEまたはRRC専用シグナリングを通じてSPS構成インデックスをSPSグループ識別情報にマッピングする。この例では、マッピングは1対多のマッピング関係であってもよい。すなわち、1つのSPS構成が1つまたは複数のSPSグループ識別情報にマッピングされる。
一実施形態では、RRC専用シグナリングを通じたマッピングは、SPS構成がビットマップタイプのSPSグループ識別情報指示を含むことであり得る。各ビットは、1つのSPSグループ識別情報に対応する。別の実施形態では、RRC専用シグナリングを通じたマッピングは、グループ識別情報を搬送するSPSグループ構成が、複数のSPS構成と、SPS構成に対応するSPSインデックスとを含むことであり得る。
MAC CEを通じたマッピングの指示方法については、図19および図20を参照されたく、ここでは繰り返さない。
同様に、SPS構成インデックスおよびSPSグループ識別情報は、DCI内の4ビット、すなわち合計16個の値によって同時に表される必要がある。したがって、DCI内の4ビットの値を再利用する必要がある。再利用については、前述の再利用方法1および再利用方法2の関連説明を参照されたく、ここでは繰り返さない。
前述の方法はまた、UL SPSにも適している。すなわち、前述の方法はCGにも適している。例えば、基地局は、MAC CEまたはRRC専用シグナリングを通じてCG構成インデックスをCGグループ識別情報にマッピングする。マッピングは1対多(すなわち、1つのCG構成が1つまたは複数のCGグループ識別情報にマッピングされる)であってもよい。
一実施形態では、RRC専用シグナリングを通じたマッピングは、CG構成がビットマップタイプのCGグループ識別情報指示を含むことであり得る。各ビットは1つのCGグループ識別情報に対応する。別の実施形態では、RRC専用シグナリングを通じたマッピングは、グループ識別情報を搬送するCGグループ構成が、複数のCG構成と、CG構成に対応するCGインデックスとを含むことであり得る。MAC CEを通じたマッピングの指示方法については、図21および図22を参照されたく、ここでは繰り返さない。
同様に、CG構成インデックスおよびCGグループ識別情報は、DCI内の4ビット、すなわち合計16個の値によって同時に表される必要がある。したがって、DCI内の4ビットの値を再利用する必要がある。再利用については、前述の再利用方法3および再利用方法4の関連説明を参照されたく、ここでは繰り返さない。
一実施形態では、方法は、各半永続的リソース構成インデックスに対して半永続的リソース構成の1つまたは複数のセットが構成されることをさらに含む。半永続的リソース構成の各セットは、少なくとも1つのプロセス識別情報の値範囲に対応する。値範囲は、少なくとも1つのプロセス識別情報を含む。あるいは、値範囲は、プロセス識別情報の開始値およびプロセスの数を含む。
この実施形態では、各半永続的リソース構成インデックスに対して半永続的リソース構成の1つまたは複数のセットが構成される。各半永続的リソース構成インデックスは、半永続的リソースの1つまたは複数のセットの適用シナリオに対応する。半永続的リソース構成の1つまたは複数のセットは、半永続的リソースの1つまたは複数のセットの適用シナリオにそれぞれ対応する。半永続的リソース構成の各セットは、少なくとも1つのプロセス識別情報の値範囲に対応する。
図23は、本出願の実施形態による無線リソース構成方法における半永続的スケジューリンググループの構成を示す図である。図23に示すように、半永続的リソース構成リスト(SPS Config List)は、複数の半永続的リソース構成インデックス(SPS Config index)を含む。図23に示すように、半永続的リソース構成リストは、半永続的リソース構成インデックス1、半永続的リソース構成インデックス2、...、および半永続的リソース構成インデックスaを含む。半永続的リソース構成インデックス1を例にとると、半永続的リソース構成インデックス1に対して構成された半永続的リソース構成の複数のセットは、半永続的リソース構成パターン(SPS Resource Pattern)1、半永続的リソース構成パターン2、...、および半永続的リソース構成パターンmを含む。
一実施形態では、各半永続的リソース構成インデックスに対して1つまたは複数の半永続的リソース構成のセットが構成されることは、RRC専用シグナリングを通じて各半永続的リソース構成インデックスに対して1つまたは複数の半永続的リソース構成のセットが構成されることを含む。
一例では、基地局は、RRC専用シグナリングを通じて1つのSPS構成インデックスに対してSPSリソースの複数のセットを構成する。SPSリソースは、以下の内容、すなわちSPS周期またはSPS開始オフセットのうちの少なくとも1つを含む。一例では、1つのSPS構成インデックスは、SPSリソースの複数のセットで構成される。SPSリソースの第1のセットは、開始時間領域位置で構成される。SPSリソースの第1のセットを除くSPSリソースの他のセットの場合、SPSリソースの各セットのリソース位置は、SPSリソースの第1のセットに対するSPS開始オフセットとして構成される。
SPSアクティブ化または非アクティブ化は、SPS構成インデックスに対して実行される。各アクティブ化または非アクティブ化は、SPS構成インデックスに対応するSPSリソースに対して有効である。すなわち、各アクティブ化または非アクティブ化は、SPS構成インデックスに対応するSPSリソース構成の1つまたは複数のセットに対して有効である。
前述の方法はまた、UL SPSにも適している。すなわち、前述の方法はCGにも適している。一例では、基地局は、RRC専用シグナリングを通じて1つのCG構成インデックスに対してCGリソースの複数のセットを構成する。CGリソースは、以下の内容、すなわちCG周期またはCG開始オフセットのうちの少なくとも1つを含む。
CGアクティブ化または非アクティブ化は、CG構成インデックスに対して実行される。各アクティブ化または非アクティブ化は、CG構成インデックスに対応するCGリソースに対して有効である。すなわち、各アクティブ化または非アクティブ化は、CG構成インデックスに対応するCGリソース構成の1つまたは複数のセットに対して有効である。
一実施形態では、方法は、プロセス識別情報の開始値およびプロセスの数が、各半永続的リソース構成または各半永続的リソース構成内の半永続的リソースの各セットに対して構成されることをさらに含む。各半永続的リソース構成または各半永続的リソース構成内の半永続的リソースの各セットに対応する適用シナリオでは、半永続的リソース時間領域位置に対応するプロセス識別情報は、プロセス識別情報の開始値およびプロセスの数に基づいて計算される。半永続的リソースの各セットの適用シナリオは、以下のシナリオのうちの少なくとも1つを含む。半永続的リソースの各セットはSPSとして構成され、各半永続的リソース構成の周期は、スロット、サブフレーム、ミリ秒、またはヘルツである、または半永続的リソースの各セットはCGとして構成される。
1つの半永続的リソース構成が1つまたは複数の半永続的リソースのセットを含むシナリオについて、半永続的リソース構成の各セットは、対応するプロセス識別情報範囲を有する。リソースの各セットの少なくとも1つのプロセス識別情報(ID)は、別々に計算される必要がある。一実施形態では、プロセス識別情報範囲は、以下の内容、すなわち、プロセス識別情報の開始値およびプロセスの数のうちの少なくとも1つを含む。一実施形態では、プロセス識別情報範囲は、少なくともプロセスの数を含む。
一実施形態では、半永続的リソース時間領域位置に対応するプロセス識別情報がプロセス識別情報の開始値およびプロセスの数に基づいて計算されることは、半永続的リソース位置に対応するプロセス識別情報が、半永続的リソースの各セットの現在の時間領域位置の時間領域情報、各無線フレーム内のスロットの数、現在のフレーム内のスロットの数、プロセス識別情報の開始値、各半永続的リソース構成の周期、およびプロセスの数に基づいて計算されることを含む。または、半永続的リソース位置に対応するプロセス識別情報は、各無線フレーム内のスロットの数、各半永続的リソース構成の開始時間領域位置の時間領域情報、リソース位置番号、プロセス識別情報の開始値、各半永続的リソース構成の周期、およびプロセスの数に基づいて計算される。
一実施形態では、現在の時間領域位置は、以下の方式、すなわち、システムスーパーフレーム番号、システムフレーム番号、スロット番号、またはシンボル番号のうちの少なくとも1つによって表されるNR時間領域位置である。各半永続的リソース構成の開始時間領域位置は、専用シグナリングを通じて構成された絶対時間領域位置、DCIアクティブ化コマンド受信時点に対してM個の時間単位だけオフセットされた相対時間領域位置、または専用シグナリングによって構成された時間領域オフセットおよびDCIアクティブ化コマンド受信時点に対するM個の時間単位のオフセットに基づいて共同で決定された時間領域位置のうちの少なくとも1つを含む。Mは負でない整数である。時間単位のうちの1つは、無線フレーム、サブフレーム、スロット、またはシンボルであり得る。
例えば、各半永続的リソース構成の開始時間領域位置の時間領域情報は、以下のパラメータ、すなわち、SFN開始時間、スロット開始時間、またはシンボル開始時間、のうちの少なくとも1つを通じて示される。SFN開始時間は、半永続的リソース構成におけるリソースの開始無線フレーム番号を表し、スロット開始時間は、半永続的リソース構成におけるリソースの開始スロット番号を表し、シンボル開始時間は、半永続的リソース構成におけるリソースの開始シンボル番号を表す。前掲の各パラメータの値は、以下の方式、すなわち、専用シグナリングを通じて構成された絶対時間領域位置、DCIアクティブ化コマンド受信時点に対してM個の時間単位だけオフセットされた相対時間領域位置、または専用シグナリングによって構成された時間領域オフセットおよびDCIアクティブ化コマンド受信時点に対するM個の時間単位のオフセットに基づいて共同で決定された時間領域位置、のうちの1つで決定され得る。Mは負でない整数である。時間単位のうちの1つは、無線フレーム、サブフレーム、スロット、またはシンボルであり得る。
各半永続的リソース構成または各半永続的リソース構成内の半永続的リソースの各セットに対応する適用シナリオでは、半永続的リソース時間領域位置に対応するプロセス識別情報は、プロセス識別情報の開始値およびプロセスの数に基づいて計算される。異なる適用シナリオでプロセス識別情報を計算する例は以下の通りである。
計算方法例1では、ダウンリンクSPSについて、各半永続的リソース構成の周期がスロット内にある場合、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセスが例として挙げられる。ダウンリンクSPSの各セットのプロセスIDの計算式は以下の通りである。
HARQプロセスID=[floor(CURRENT_Slot/周期性)]modulo nrofHARQ-Processes+harqProcessIdOffset。
HARQ Process IDはHARQのプロセスIDを表す。floorは切り下げ演算子である。周期性は半永続的リソース構成の周期を表す。moduloはモジュロ演算子である。nrofHARQ-ProcesseはHARQプロセスの数を表す。harqProcessIdOffsetharqProcessIdOffsetはプロセス識別情報の開始値を表す。CURRENT_slot(現在のスロット)は、以下の式1または式2を使用して計算される。
式1では、CURRENT_slot=[(SFN×numberOfSlotsPerFrame)+フレーム内のスロット番号]である。
SFNはシステムフレーム番号を表す。numberOfSlotsPerFrameは、各無線フレーム内のスロットの数を表す。フレーム内のスロット番号は、現在のフレーム内のスロットの数を表す。
式2では、CURRENT_slot=[(SFNstart time×numberOfSlotsPerFrame+slotstart time)+N×周期性]である。
numberOfSlotsPerFrameは、各無線フレーム内のスロットの数を表す。SFNstart timeおよびslotstart timeは、それぞれSPSリソースの開始無線フレーム番号およびSPSリソースの開始スロット番号を表す。周期性は半永続的リソース構成の周期を表す。Nは、リソース位置番号を表す正の整数であり、N>=0である。
前掲の式1または式2のうちの1つは、異なる適用シナリオに基づいてCURRENT_slotを計算するために選択されてもよい。式1は、サービス周期が10240ms(例えば、1つのSFN周期)の整数係数であるシナリオに適している。そうでなければ、異なるSFN周期内のHARQプロセスIDの数は異なってもよく、HARQプロセスIDの値はSFN周期にわたって不連続であってもよく、その結果、式1を使用してCURRENT_slotの値を計算することはできない。式2は、任意の長さのサービス周期に適している。
計算方法例2では、ダウンリンクSPSの場合、周期性がサブフレームまたはミリ秒(ms)である場合、HARQプロセスが例として挙げられる。ダウンリンクSPSの各セットのプロセスIDの計算式は以下の通りである。
HARQプロセスID=[floor(CURRENT_Slot/周期性)]modulo nrofHARQ-Processes+harqProcessIdOffset。
HARQ Process IDはHARQのプロセスIDを表す。floorは切り下げ演算子である。numberOfSlotsPerSubFrameは、各サブフレーム内のスロットの数を表す。周期性は半永続的リソース構成の周期を表す。moduloはモジュロ演算子である。nrofHARQ-ProcesseはHARQプロセスの数を表す。harqProcessIdOffsetharqProcessIdOffsetはプロセス識別情報の開始値を表す。CURRENT_slotは、以下の式1または式2を使用して計算される。
計算方法例3では、アップリンクSPSの場合、HARQプロセスも例として挙げられる。CGリソースの各セットのプロセスIDの計算式は以下の通りである。
HARQプロセスID=[floor(CURRENT_Slot/周期性)]modulo nrofHARQ-Processes+harqProcessIdOffset。
HARQ Process IDはHARQのプロセスIDを表す。floorは切り下げ演算子である。周期性は半永続的リソース構成の周期を表す。moduloはモジュロ演算子である。nrofHARQ-ProcesseはHARQプロセスの数を表す。harqProcessIdOffsetharqProcessIdOffsetはプロセス識別情報の開始値を表す。CURRENT_slot(現在のスロット)は、以下の式3を使用して計算される。
式3では、CURRENT_symbol=[(SFNstart time×numberOfSlotsPerFrame*numberOfSymbolsPerSlot+slotstart time*numberOfSymbolsPerSlot+Symbolstart time)+N×周期性]である。
numberOfSlotsPerFrameおよびnumberOfSymbolsPerSlotは、それぞれ、各無線フレーム内のスロットの数および各スロット内のシンボルの数を表す。SFNstart time、slotstart time、Symbolstart timeは、それぞれ、CGリソースの開始無線フレーム番号、CGリソースの開始スロット番号、CGリソースの開始シンボル番号を表す。周期性は半永続的リソース構成の周期を表す。Nは、リソース位置番号を表す正の整数であり、N>=0である。
前掲の式では、半永続的リソース時間領域位置に対応するプロセス識別情報は、プロセス識別情報の開始値およびプロセスの数に基づいて計算される。基地局は、RRC専用シグナリングを通じて、無線リソース構成情報、例えば、プロセス識別情報の開始値およびプロセスの数をUEに送信する。基地局とUEとの間の同期が前述の無線リソース構成方法を通じて達成されるように、基地局およびUEは、半永続的リソース時間領域位置に対応するプロセス識別情報を計算するために上記と同じ式および方法を使用する。
図24は、本出願の実施形態によるUEに適用される無線リソース構成方法における半永続的スケジューリンググループの構成を示すフローチャートである。図24に示すように、本出願の実施形態によるUEに適用される無線リソース構成方法は、以下を含む。
S510において、半永続的リソース構成情報が受信される。半永続的リソース構成情報は、半永続的リソース構成インデックスと半永続的リソースグループ識別情報との間のマッピング関係を含む。
S520において、アクティブ化命令または非アクティブ化命令が受信され、アクティブ化命令または非アクティブ化命令を通じて、半永続的リソース構成が半永続的リソースグループ識別情報に対してアクティブ化または非アクティブ化される。
上述したように、半永続的リソース構成グループ方法では、同時にアクティブ化できる半永続的リソース構成を1つのグループに分類する必要がある。S510において、UEは、半永続的リソース構成インデックスと半永続的リソースグループ識別情報との間のマッピング関係が確立される。S520において、UEによって受信されたアクティブ化命令または非アクティブ化命令は、半永続的リソース構成インデックスの情報または半永続的リソースグループ識別情報の情報を含み、半永続的リソース構成は、アクティブ化命令または非アクティブ化命令に基づいて半永続的リソースグループ識別情報に対してアクティブ化または非アクティブ化される。リソースのアクティブ化または非アクティブ化における過負荷を節約するために、同じアクティブ化機会または非アクティブ化機会を有する半永続的リソース構成を1つの半永続的リソース構成グループと見なすことができる。
一実施形態では、半永続的リソース構成インデックスは、半永続的スケジューリング(SPS)構成インデックスまたは構成グラント(CG)構成インデックスを含む。
上述したように、本出願の実施形態では、アップリンクリソース事前構成およびダウンリンクリソース事前構成は、それぞれ半永続的リソース構成と呼ばれる。
一実施形態では、半永続的リソース構成インデックスと半永続的リソースグループ識別情報との間のマッピング関係は、1つの半永続的リソースグループ識別情報と複数の半永続的リソース構成インデックスとの間のマッピング関係を含む。各半永続的リソース構成は、少なくとも1つのプロセス識別情報の値範囲に対応する。値範囲は、少なくとも1つのプロセス識別情報を含む。あるいは、値範囲は、プロセス識別情報の開始値およびプロセスの数を含む。
図17に示す実施形態を参照すると、1つの半永続的リソースグループは、複数の半永続的リソース構成を含む。
一実施形態では、半永続的リソース構成インデックスと半永続的リソースグループ識別情報との間のマッピング関係は、1つの半永続的リソース構成インデックスと複数の半永続的リソースグループ識別情報との間のマッピング関係を含む。各半永続的リソース構成は、少なくとも1つのプロセス識別情報の値範囲に対応する。値範囲は、少なくとも1つのプロセス識別情報を含む。あるいは、値範囲は、プロセス識別情報の開始値およびプロセスの数を含む。
図18に示す実施形態を参照すると、1つの半永続的リソース構成は、複数の異なる半永続的リソースグループに属してもよい。
一実施形態では、半永続的リソース構成情報が受信されることは、以下を含む。
半永続的リソース構成情報が、MAC CEまたはRRC専用シグナリングを通じて受信される。
この実施形態では、MAC CEまたはRRC専用シグナリングを通じて、基地局は、SPS構成インデックスをSPSグループ識別情報にマッピングするか、またはCG構成インデックスをCGグループ識別情報にマッピングする。したがって、UEは、MAC CEまたはRRC専用シグナリングを通じて半永続的リソース構成情報を受信する。
一実施形態では、アクティブ化命令または非アクティブ化命令が受信されることは、以下をさらに含む。
半永続的リソース構成インデックスの情報または半永続的リソースグループ識別情報の情報が取得され、半永続的リソース構成インデックスの情報または半永続的リソースグループ識別情報の情報がDCIによって搬送され、半永続的リソース構成が、アクティブ化命令または非アクティブ化命令に基づいて、半永続的リソース構成インデックスまたは半永続的リソースグループ識別情報に対してアクティブ化または非アクティブ化されることをさらに含む。
SPSアクティブ化または非アクティブ化は、SPSグループ識別情報に対して行われてもよいし、SPSインデックスごとに別々に行われてもよい。同様に、CGアクティブ化または非アクティブ化は、CGグループ識別情報に対して行われてもよいし、CGインデックスごとに別々に行われてもよい。リソースのアクティブ化または非アクティブ化における過負荷を節約するために、同じアクティブ化機会または非アクティブ化機会を有する半永続的リソース構成を1つの半永続的リソース構成グループと見なすことができる。
次世代ノードBは、MAC CEまたはRRC専用シグナリングを通じてSPS構成インデックスをSPSグループ識別情報にマッピングする。MAC CEを通じたマッピングの指示方法については、図19および図20を参照されたい。
一実施形態では、半永続的リソース構成インデックスの情報または半永続的リソースグループ識別情報の情報は、半永続的リソース構成インデックスの情報の事前定義値範囲および半永続的リソースグループ識別情報の情報の事前定義値範囲に基づいて再利用することによって、DCI内で表される半永続的リソース構成インデックスの情報または半永続的リソースグループ識別情報の情報を含む。
現在、半永続的リソース構成のアクティブ化または非アクティブ化において、DCI内のリソース識別情報は、16個の値を表すことができる最大で4ビットしか有することができない。しかしながら、ダウンリンク半永続的リソース構成インデックスは少なくとも8つの値を必要とし、アップリンク半永続的リソース構成インデックスは16個の値を必要とする。半永続的リソースのアクティブ化または非アクティブ化と半永続的リソースグループのアクティブ化または非アクティブ化とが同時にサポートされる場合、リソースグループ識別情報の再利用方法を考慮する必要がある。
一実施形態では、方法は、DCIによって搬送される半永続的リソース構成インデックスおよび半永続的リソースグループ識別情報の値範囲において、値範囲の第1の部分のAビット値が取得されることと、Aビット値の各々が半永続的リソース構成インデックスのインデックス値に設定されることと、値範囲の第2の部分のBビット値が取得されることと、Bビット値の各々が半永続的リソースグループ識別情報のインデックス値に設定されることと、をさらに含む。AおよびBは正の整数である。第1の部分と第2の部分とは重ならない。
一実施形態では、DCIリソース構成のインデックスの所定の値範囲において、最初のA値の各々は半永続的リソース構成インデックスのインデックス値に設定され、最後のB値の各々は半永続的リソースグループ識別情報のインデックス値に設定される。AおよびBは正の整数である。AとBの和は、所定の値範囲内の値の数以下である。
例えば、DCIリソース構成のインデックスの所定の値範囲は、1から16である。A=12、B=4とする。1から12である第1のA値の各々は、半永続的リソース構成インデックスのインデックス値に設定される。13から16である最後のB値の各々は、半永続的リソースグループ識別情報のインデックス値に設定される。AおよびBは正の整数である。AとBの和は、所定の値範囲内の値の数、すなわち16に等しい。詳細な指示方法については、本出願の実施形態による、基地局に適用され、半永続的スケジューリンググループを構成するために構成される方法に関する関連説明を参照されたく、ここでは繰り返さない。
一実施形態では、半永続的リソースグループ識別情報の値インデックスは、以下の方法のうちの1つを使用して構成される。
半永続的リソース構成情報では、DCI内の半永続的リソースグループ識別情報のインデックス値は、半永続的リソースグループ識別情報のインデックス値と見なされる。あるいは、半永続的リソース構成情報では、DCI内の半永続的リソースグループ識別情報のインデックス値と事前定義されたオフセット値との間の差は、半永続的リソースグループ識別情報のインデックス値と見なされる。
例えば、SPS構成インデックスの値範囲およびSPSグループ識別情報の値範囲は、構成において同じであってもよい。しかしながら、SPSグループ識別情報は、DCI内のグループ識別情報にマッピングされるように、事前定義されたオフセット値を追加することができる。例えば、SPS構成インデックスの値範囲は1~8であり、SPSグループ識別情報の値範囲は1~8であり、事前定義されたオフセット値「+8」は、SPSグループ識別情報がDCI内のSPSグループ識別情報を表すように構成される。
MAC CEを通じてマッピングされた指示方法が受信された後、UEは、半永続的リソース構成インデックスの情報の事前設定値範囲および半永続的リソースグループ識別情報の情報の事前設定値範囲に基づいて、半永続的リソース構成インデックスのインデックス値および半永続的リソースグループ識別情報のインデックス値を分析することができる。さらに、アクティブ化または非アクティブ化は、分析された無線リソース構成情報に基づいて実行される。
前述の方法はまた、アップリンク(UL)SPSにも適している。すなわち、前述の方法はCGにも適している。例えば、基地局は、MAC CEまたはRRC専用シグナリングを通じてCG構成インデックスをCGグループ識別情報にマッピングする。MAC CEを通じたマッピングの指示方法については、図21および図22を参照されたい。UEに適用されるように構成されたCGのための関連方法については、本出願の実施形態による、基地局に適用され、半永続的スケジューリンググループを構成するために構成される方法に関する関連説明を参照されたく、ここでは繰り返さない。一実施形態では、半永続的リソース構成情報は、各半永続的リソース構成インデックスが半永続的リソースの1つまたは複数のセットに対応することをさらに含む。半永続的リソース構成の各セットは、少なくとも1つのプロセス識別情報の値範囲に対応する。値範囲は、少なくとも1つのプロセス識別情報を含む。あるいは、値範囲は、プロセス識別情報の開始値およびプロセスの数を含む。
図23に示すように、半永続的リソース構成リスト(SPS Config List)は、複数の半永続的リソース構成インデックス(SPS Config index)を含む。半永続的リソース構成インデックス1を例にとると、半永続的リソース構成インデックス1に対して構成された半永続的リソース構成の複数のセットは、半永続的リソース構成パターン(SPS Resource Pattern)1、半永続的リソース構成パターン2、...、および半永続的リソース構成パターンmを含む。
一実施形態では、方法は、以下をさらに含む。
RRC専用シグナリングが受信される。RRC専用シグナリングは、各半永続的リソース構成インデックスに対応する半永続的リソース構成の1つまたは複数のセットを搬送する。
一実施形態では、UEによって受信されるRRC専用シグナリングでは、SPSリソースの複数のセットが1つのSPS構成インデックスに対して構成される。SPSリソースは、以下の内容、すなわちSPS周期またはSPS開始オフセットのうちの少なくとも1つを含む。SPSアクティブ化または非アクティブ化は、SPS構成インデックスに対して実行される。各アクティブ化または非アクティブ化は、SPS構成インデックスに対応するSPSリソースに対して有効である。前述の方法はまた、UL SPSにも適している。すなわち、前述の方法はCGにも適している。
一実施形態では、各半永続的リソース構成インデックスは、半永続的リソースの1つまたは複数のセットの適用シナリオに対応する。半永続的リソース構成の各セットは、少なくとも1つのプロセス識別情報の値範囲に対応する。特定の適用シナリオに基づいて、UEは、対応する半永続的リソース構成を使用して、半永続的リソース時間領域位置に対応するプロセス識別情報を計算することができる。
一実施形態では、方法は、以下をさらに含む。
各半永続的リソース構成または各半永続的リソース構成内の半永続的リソースの各セットに対応する適用シナリオでは、半永続的リソース時間領域位置に対応するプロセス識別情報は、プロセス識別情報の開始値およびプロセスの数に基づいて計算される。半永続的リソースの各セットの適用シナリオは、以下のシナリオのうちの少なくとも1つを含む。半永続的リソースの各セットはSPSとして構成され、各半永続的リソース構成の周期は、スロット、サブフレーム、ミリ秒、またはヘルツである、または半永続的リソースの各セットはCGとして構成される。
1つの半永続的リソース構成が1つまたは複数の半永続的リソースのセットを含むシナリオについて、半永続的リソース構成の各セットは、対応するプロセス識別情報範囲を有する。リソースの各セットの少なくとも1つのプロセス識別情報(ID)は、別々に計算される必要がある。一実施形態では、プロセス識別情報範囲は、以下の内容、すなわち、プロセス識別情報の開始値およびプロセスの数のうちの少なくとも1つを含む。一実施形態では、プロセス識別情報範囲は、少なくともプロセスの数を含む。
一実施形態では、半永続的リソース時間領域位置に対応するプロセス識別情報がプロセス識別情報の開始値およびプロセスの数に基づいて計算されることは、半永続的リソース位置に対応するプロセス識別情報が、半永続的リソースの各セットの現在の時間領域位置の時間領域情報、各無線フレーム内のスロットの数、現在のフレーム内のスロットの数、プロセス識別情報の開始値、各半永続的リソース構成の周期、およびプロセスの数に基づいて計算されることを含む。または、半永続的リソース位置に対応するプロセス識別情報は、各無線フレーム内のスロットの数、各半永続的リソース構成の開始時間領域位置の時間領域情報、リソース位置番号、プロセス識別情報の開始値、各半永続的リソース構成の周期、およびプロセスの数に基づいて計算される。
一実施形態では、現在の時間領域位置は、以下の方式、すなわち、システムスーパーフレーム番号、システムフレーム番号、スロット番号、またはシンボル番号のうちの少なくとも1つによって表されるNR時間領域位置である。各半永続的リソース構成の開始時間領域位置は、専用シグナリングを通じて構成された絶対時間領域位置、DCIアクティブ化コマンド受信時点に対してM個の時間単位だけオフセットされた相対時間領域位置、または専用シグナリングによって構成された時間領域オフセットおよびDCIアクティブ化コマンド受信時点に対するM個の時間単位のオフセットに基づいて共同で決定された時間領域位置のうちの少なくとも1つを含む。Mは負でない整数である。時間単位のうちの1つは、無線フレーム、サブフレーム、スロット、またはシンボルであり得る。
各半永続的リソース構成または各半永続的リソース構成内の半永続的リソースの各セットに対応する適用シナリオでは、半永続的リソース時間領域位置に対応するプロセス識別情報は、プロセス識別情報の開始値およびプロセスの数に基づいて計算される。対応する式は、異なる適用シナリオでプロセス識別情報を計算するために構成され得る。計算方法については、本出願の実施形態による、基地局に適用され、半永続的スケジューリンググループを構成するために構成される方法に記載された計算方法例1、計算方法例2、および計算方法例3を参照されたく、ここでは繰り返さない。
前述の計算例では、半永続的リソース時間領域位置に対応するプロセス識別情報は、プロセス識別情報の開始値およびプロセスの数に基づいて計算される。基地局は、RRC専用シグナリングを通じて、無線リソース構成情報、例えば、プロセス識別情報の開始値およびプロセスの数をUEに送信する。基地局とUEとの間の同期が前述の無線リソース構成方法を通じて達成されるように、基地局およびUEは、半永続的リソース時間領域位置に対応するプロセス識別情報を計算するために上記と同じ式および方法を使用する。
UEに適用され、半永続的スケジューリンググループを構成するために構成される前述の無線リソース構成方法については、基地局に適用され、本願の実施形態による、半永続的スケジューリンググループを構成するために構成される無線リソース構成方法の説明を参照されたく、ここでは繰り返さない。
別の態様では、IIoTサービスの伝送遅延感度が考慮される。例えば、伝送遅延感度は、一般に0.5ms未満である。しかしながら、現在、NR無線アクセスネットワークシステムでは、無線測定ギャップの最小持続時間(または測定期間)は1.5msである。さらに、測定ギャップ期間では、UEは接続モードでサービスを送信または受信することができない。したがって、IIoTサービスの伝送遅延要件は、現在の測定ギャップを使用して満たすことができない。これに関して、本出願の実施形態は、TSCサービスの短い測定ギャップ構成を通じて前述の問題を解決する無線リソース構成方法を提供する。
図25は、本出願の実施形態による、基地局に適用される無線リソース構成方法におけるTSCサービスの短測定ギャップ構成を示すフローチャートである。図25に示すように、無線リソース構成方法は以下を含む。
S610において、測定対象セルの指定された測定期間がUEに送信される。指定された測定期間は、TSCサービスを搬送するUEに、指定された測定期間内に無線品質測定を実行するよう指示するように構成される。指定された測定期間は、測定信号送信機会シーケンスおよび測定時間ウィンドウを含む。
図25を参照すると、基地局はUEに、測定対象セルの測定信号送信機会シーケンスまたは測定対象セルの測定時間ウィンドウを通知する。TSCサービスを搬送するUEは、測定信号受信機会または測定時間ウィンドウにおいてのみ無線品質測定を実行する。
測定ギャップは、生成される小さなギャップである。この間隔では、基地局はUEのための専用リソーススケジューリングを実行しない。すなわち、UEは、専用サービスを送信も受信もせず、無線品質測定のみを実行する。時間に敏感な通信サービスを考慮すると、例えば、IIoTサービスの伝送遅延感度を考慮すると、IIoTサービスの伝送遅延要件は、現在の測定ギャップを使用して満たすことができない。本出願の実施形態によれば、測定対象セルの指定された測定期間は、タイムセンシティブ通信サービスの伝送遅延要件を満たすように構成される。
一実施形態では、測定対象セルの指定された測定期間がUEに送信されることは、以下を含む。
測定対象セルの指定された測定期間は、専用シグナリングまたはブロードキャスト機構を通じてUEに送信される。
この実施形態では、基地局はUEに、専用シグナリングまたはブロードキャスト機構を通じて、測定対象セルの測定信号送信機会シーケンスまたは測定対象セルの測定時間ウィンドウを通知する。
一実施形態では、測定時間ウィンドウは、測定間隔情報、測定ギャップの長さ、または測定開始オフセット情報のうちの少なくとも1つを含む。
測定間隔情報は、測定ギャップの間隔または測定ギャップの繰り返し周期を指す。測定間隔情報は、1つの測定ギャップがL個の時間単位の間隔で構成されることを含む。L個の時間単位の時間単位は、測定信号間隔、シンボル、スロット、サブフレーム、無線フレーム、ミリ秒、または秒のうちのいずれか1つを含む。Lは正の整数である。測定ギャップの長さはK個の時間単位を含む。K個の時間単位の時間単位は、測定信号間隔、シンボル、スロット、またはサブフレームのうちのいずれか1つを含む。Kは正の整数である。測定開始オフセット情報は、測定開始機会を決定するように構成された構成情報を含む。
時間ウィンドウは、測定間隔情報、測定ギャップの長さ、または測定開始時期を決定するように構成された構成情報、例えば測定開始オフセット情報のうちの少なくとも1つを含む。
図26は、本出願の実施形態による無線リソース構成方法におけるTSCサービスの短測定ギャップ構成を示す図である。図26に示すように、測定間隔情報は、測定ギャップの間隔または測定ギャップの繰り返し周期を指す。測定信号を送信する間隔、例えばL個の測定信号を送信する間隔を単位としてもよい。Lは正の整数である。例えば、図26では、2つの測定信号ごとに1つの測定ギャップが設定されている。すなわち、1つおきの測定信号に対して1つの測定ギャップが設定されている。測定時間ウィンドウは、SS/PBCHブロック測定時間構成(SMTC)ウィンドウまたは同様の構成であり得る。SSブロックは、同期信号ブロックの略である。PBCHは、物理ブロードキャストチャネルの略である。
指定された測定期間の前述の通知および測定挙動に基づいて、測定ギャップの長さは比較的短く構成することができる。例えば、測定は、測定信号受信時にのみ実行される。さらに、測定ギャップは、測定信号の間隔に基づいて構成されてもよい。例えば、一実施形態では、1つの測定ギャップがL個の測定信号の間隔で発生する。測定ギャップの長さは、UE実装または事前定義された長さに基づく。例えば、測定ギャップの長さはa+b+cの持続時間であり、aは測定信号が送信される前の測定ギャップの持続時間を示し、bは測定信号の送信持続時間を示し、cは測定信号が完全に送信された後の測定ギャップの持続時間を示す。a、b、c、およびLは正の整数であってもよい。別の実施形態では、構成はNR時間単位に基づいて実行されてもよい。例えば、NR時間単位は、シンボルの数、スロットの数、サブフレームの数、および無線フレームの数であってもよい。測定ギャップの開始位置は、パラメータ構成に基づいて決定されてもよく、または規格によって事前定義されてもよい。特定のパラメータ構成は、例えば、測定ギャップ構成が受信された後のいくつかのオフセットから開始するか、または事前定義されたSFNから開始することを含むことができる。
一実施形態では、測定信号送信機会シーケンスは、測定信号の送信時間領域位置、送信間隔、または測定信号の送信継続時間のうちの少なくとも1つを含む。
図26では、測定信号送信機会シーケンスを小さい縦線で示している。UEは、無線品質測定を実行するために、測定信号送信機会シーケンスから1つの機会を選択することができる。
測定信号は、セルの基準信号受信電力(RSRP)を測定するように構成されたダウンリンク信号を含み、基準信号(RS)、狭帯域基準信号(NBS)、チャネル状態情報基準信号(CSI-RS)、またはSS基準信号のうちの少なくとも1つを含む。
一例では、測定情報、例えば、指定された測定期間を含む測定情報が専用シグナリングを通じて送信される場合、UEはUE関連機能を報告する必要がある。基地局は、UE関連機能をサポートするUEにのみ関連測定情報を構成することができる。UE関連機能は、以下の情報、すなわち、短い測定ギャップサポート機能の指示、TSCサービスサポート機能の指示、または測定信号送信機会シーケンスの受信機能の指示のうちの1つであり得る。
一実施形態では、測定対象セルは、測定対象ターゲットセルおよび/または測定対象近隣セルセットを含む。測定対象セルは、TSCサービスを搬送するように構成される。また、クロック情報は、ナノ秒(ns)レベルの同期を満たす。
図26に示すように、測定対象セルは、サービングセルと、TSCサービスをサポートするいくつかの隣接セルとを含む。測定対象セルの情報は、基地局によって明示的に示されてもよい。
図27は、本出願の実施形態による、UEに適用される無線リソース構成方法におけるTSCサービスの短測定ギャップ構成を示すフローチャートである。図27に示すように、無線リソース構成方法は以下を含む。
S710において、測定対象セルの指定された測定期間に関する情報が受信される。指定された測定期間は、測定信号送信機会シーケンスおよび測定時間ウィンドウを含む。
S720において、指定された測定期間内に無線品質測定が実行される。
図26を参照すると、基地局はUEに、測定対象セルの測定信号送信機会シーケンスまたは測定対象セルの測定時間ウィンドウを通知する。TSCサービスを搬送するUEは、測定信号受信機会または測定時間ウィンドウにおいてのみ無線品質測定を実行する。本出願の実施形態によれば、測定対象セルの指定された測定期間は、タイムセンシティブ通信サービス(例えば、IIoTサービス)の伝送遅延要件を満たすように構成される。
一実施形態では、測定対象セルの指定された測定期間の情報が受信されることは、以下を含む。
測定対象セルの指定された測定期間は、専用シグナリングまたはブロードキャスト機構を通じて受信される。
この実施形態では、基地局はUEに、専用シグナリングまたはブロードキャスト機構を通じて、測定対象セルの測定信号送信機会シーケンスまたは測定対象セルの測定時間ウィンドウを通知する。したがって、UEは、専用シグナリングまたはブロードキャスト機構を通じて、測定対象セルの指定された測定期間の情報を受信する。
一実施形態では、測定時間ウィンドウは、測定間隔情報、測定ギャップの長さ、または測定開始オフセット情報のうちの少なくとも1つを含む。測定間隔情報は、測定ギャップの間隔または測定ギャップの繰り返し周期を指す。測定間隔情報は、1つの測定ギャップがL個の時間単位の間隔で構成されることを含む。L個の時間単位の時間単位は、測定信号間隔、シンボル、スロット、サブフレーム、無線フレーム、ミリ秒、または秒のうちのいずれか1つを含む。Lは正の整数である。測定ギャップの長さはK個の時間単位を含む。K個の時間単位の時間単位は、測定信号間隔、シンボル、スロット、またはサブフレームのうちのいずれか1つを含む。Kは正の整数である。
測定開始オフセット情報は、測定開始機会を決定するように構成された構成情報を含む。
時間ウィンドウは、測定間隔情報、測定ギャップの長さ、または測定開始時期を決定するように構成された構成情報、例えば測定開始オフセット情報のうちの少なくとも1つを含む。
図26に示すように、測定間隔情報は、測定ギャップの間隔または測定ギャップの繰り返し周期を指す。測定信号を送信する間隔、例えばL個の測定信号を送信する間隔を単位としてもよい。Lは正の整数である。測定時間ウィンドウは、SMTCウィンドウまたは同様の構成であり得る。
指定された測定期間の前述の通知および測定挙動に基づくUEの場合、測定ギャップの長さは比較的短くなるように構成することができる。例えば、測定は、測定信号受信時にのみ実行される。さらに、測定ギャップは、測定信号の間隔に基づいて構成されてもよい。例えば、一実施形態では、1つの測定ギャップがL個の測定信号の間隔で発生する。測定ギャップの長さは、UE実装または事前定義された長さに基づく。例えば、測定ギャップの長さはa+b+cの持続時間であり、aは測定信号が送信される前の測定ギャップの持続時間を示し、bは測定信号の送信持続時間を示し、cは測定信号が完全に送信された後の測定ギャップの持続時間を示す。a、b、c、およびLは正の整数であってもよい。別の実施形態では、構成はNR時間単位に基づいて実行されてもよい。例えば、NR時間単位は、シンボルの数、スロットの数、サブフレームの数、および無線フレームの数であってもよい。測定ギャップの開始位置は、パラメータ構成に基づいて決定されてもよく、または規格によって事前定義されてもよい。特定のパラメータ構成は、例えば、測定ギャップ構成が受信された後のいくつかのオフセットから開始するか、または事前定義されたSFNから開始することを含むことができる。
一実施形態では、測定信号送信機会シーケンスは、測定信号の送信時間領域位置、送信間隔、または測定信号の送信継続時間のうちの少なくとも1つを含む。
図26では、測定信号送信機会シーケンスを小さい縦線で示している。UEは、無線品質測定を実行するために、測定信号送信機会シーケンスから1つの機会を選択することができる。
測定信号は、セルの基準信号受信電力(RSRP)を測定するように構成されたダウンリンク信号を含み、基準信号(RS)、狭帯域基準信号(NBS)、チャネル状態情報基準信号(CSI-RS)、またはSS基準信号のうちの少なくとも1つを含む。
一例では、測定情報、例えば、指定された測定期間を含む測定情報が専用シグナリングを通じて送信される場合、UEはUE関連機能を報告する必要がある。基地局は、UE関連機能をサポートするUEにのみ関連測定情報を構成することができる。UE関連機能は、以下の情報、すなわち、短い測定ギャップサポート機能の指示、TSCサービスサポート機能の指示、または測定信号送信機会シーケンスの受信機能の指示のうちの1つであり得る。
一実施形態では、測定対象セルは、測定対象ターゲットセルおよび/または測定対象近隣セルセットを含む。測定対象セルは、TSCサービスを搬送するように構成される。また、クロック情報は、nsレベルの同期を満たす。
図26に示すように、測定対象セルは、サービングセルと、TSCサービスをサポートするいくつかの隣接セルとを含む。測定対象セルの情報は、基地局によって明示的に示されてもよい。
UEに適用され、TSCサービスの短測定ギャップ構成について構成される前述の無線リソース構成方法については、基地局に適用され、本出願の実施形態による、TSCサービスの短測定ギャップ構成について構成される無線リソース構成方法の説明を参照されたく、ここでは繰り返さない。
図28は、本出願の実施形態による基地局に適用される無線リソース構成装置の構造を示すブロック図である。図28に示すように、本出願の実施形態による基地局に適用される無線リソース構成装置は、第1の受信ユニット110と第1の送信ユニット120とを含む。第1の受信ユニット110は、TSCサービス指示情報を受信するように構成される。TSCサービス指示情報は、TSCクロック精度指示またはTSCサービスであるかどうかの指示を含む。第1の送信ユニット120は、クロック情報を送信するように構成される。
一実施形態では、クロック情報は、指定されたシステムフレーム番号(SFN)と、TSCサービス指示情報に基づいて生成された指定されたSFNエンドポイント境界の時刻とを含む。
一実施形態では、第1の受信ユニット110は、第1の受信サブユニットと、第2の受信サブユニットと、第3の受信サブユニットとを含む。第1の受信サブユニットは、ユーザ機器(UE)によって送信されたTSCサービス指示情報を受信するように構成される。第2の受信サブユニットは、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)モジュールによって送信されたTSCサービス指示情報を受信するように構成される。第3の受信サブユニットは、専用シグナリングによって第2の基地局を通じて送信されたTSCサービス指示情報を受信するように構成される。
一実施形態では、第1の受信サブユニットは、以下の方式、すなわち、UEによって送信され、無線リンク制御(RLC)状態パッケージによって搬送されるTSCサービス指示情報を受信する、UEによって送信され、媒体アクセス制御制御要素(MAC-CE)によって搬送されるTSCサービス指示情報を受信する、UEによって送信され、媒体アクセス制御(MAC)プリアンブルによって搬送されるTSCサービス指示情報を受信する、UEによって送信され、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)状態パッケージによって搬送されるTSCサービス指示情報を受信する、またはUEによって送信され、無線リソース制御(RRC)メッセージによって搬送されるTSCサービス指示情報を受信する、のうちの1つを実行するように構成される。
一実施形態では、第2の受信サブユニットは、以下の方式、すなわち、NGインターフェースの共通シグナリングによって搬送されるTSCサービス指示情報を受信する、またはNGインターフェースの専用シグナリングによって搬送されるTSCサービス指示情報を受信する、のうちの1つを実行するように構成される。
一実施形態では、第1の送信ユニット120は、UEによって送信されたTSCサービス指示情報が受信された後にUEにクロック情報を送信する、またはセルハンドオーバが必要でない場合、AMFによって送信されたTSCサービス指示情報が受信された後にUEにクロック情報を送信するように構成される。
一実施形態では、第1の送信ユニット120は、ハンドオーバのターゲット基地局にTSCサービス指示情報を送信し、AMFによって送信されたTSCサービス指示情報がセルハンドオーバプロセス中に受信された後に、クロック情報をブロードキャストするようターゲット基地局をトリガするように構成される。
一実施形態では、第1の送信ユニット120は、AMFによって送信されたTSCサービス指示情報がセルハンドオーバプロセス中に受信された後に、ハンドオーバのターゲット基地局に、TSCサービス指示情報を搬送する専用シグナリングまたはクロック情報要求を搬送する専用シグナリングを送信するように構成される。
一実施形態では、専用シグナリングによって搬送されるTSCサービス指示情報は、ターゲット基地局のクロック情報を取得し、クロック情報をUEに送信するか、またはクロック情報をブロードキャストを通じて送信するためのハンドオーバのターゲット基地局を示すように構成される。
一実施形態では、第1の送信ユニット120は、ハンドオーバのソース基地局によって送信されたTSCサービス指示情報またはハンドオーバのソース基地局によって送信されたクロック情報要求がセルハンドオーバプロセス中に受信された後に、ハンドオーバのソース基地局にクロック情報を送信するように構成される。
実施形態では、次世代NodeBの集中ユニット(gNB-CU)および次世代NodeBの分散ユニット(gNB-DU)が分割されている場合、第1の受信サブユニットは、以下の方式、すなわち、gNB-DUは、無線リンク制御(RLC)状態パッケージによって搬送されるTSCサービス指示情報、媒体アクセス制御制御要素(MAC-CE)によって搬送されるTSCサービス指示情報、およびUEによって送信されたMACプリアンブルによって搬送されるTSCサービス指示情報を受信する、または、gNB-CUは、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)状態パッケージによって搬送されるTSCサービス指示情報、MACプリアンブルによって搬送されるTSCサービス指示情報、およびUEによって送信され、gNB-DUによって転送される無線リソース制御(RRC)メッセージによって搬送されるTSCサービス指示情報を受信する、のうちの1つで受信を実行するように構成される。
一実施形態では、第1の受信ユニット110は、UEによって送信されたTSCサービス指示情報をgNB-DUが受信するように、またはgNB-CUがAMFによって送信されたTSCサービス指示情報を受信し、TSCサービス指示情報をgNB-DUに転送するように構成される。UEにクロック情報を送信することは、gNB-DUがgNB-DUによって生成されたクロック情報をUEに送信することを含む。
一実施形態では、第1の受信ユニット110は、gNB-DUがUEによって送信されたTSCサービス指示情報を受信し、gNB-CUにTSCサービス指示情報を転送するように、またはgNB-CUがAMFによって送信されたTSCサービス指示情報を受信するように構成される。第1の送信ユニット120は、gNB-CUが専用シグナリングを生成し、gNB-DUに専用シグナリングを送信し、gNB-DUがUEに専用シグナリングを送信するように構成される。
一実施形態では、専用シグナリングは、gNB-CUによって生成されたクロック情報を搬送する。
一実施形態では、装置は、第1の対話ユニットをさらに含む。第1の対話ユニットは、TSCサービス指示情報をgNB-CUに転送するときに、gNB-DUが、gNB-DUによって生成されたクロック情報をgNB-CUに送信ように構成される。専用シグナリングは、gNB-DUによって生成されたクロック情報を搬送する。
一実施形態では、装置は、第2の対話ユニットおよび第3の対話ユニットをさらに含む。第2の対話ユニットは、AMFによって送信されたTSCサービス指示情報が受信された後、gNB-CUが、TSCサービス指示情報をgNB-DUに転送するか、またはクロック情報要求をgNB-DUに送信ように構成される。第3の対話ユニットは、TSCサービス指示情報またはクロック情報要求が受信された後、gNB-DUが、gNB-DUによって生成されたクロック情報をgNB-CUに送信するように構成される。専用シグナリングは、gNB-DUによって生成されたクロック情報を搬送する。
一実施形態では、第3の対話ユニットは、gNB-DUがクロック情報を周期的に生成し、生成されたクロック情報をgNB-CUに周期的に送信するように、またはgNB-DUがクロック情報を生成し、生成されたクロック情報をgNB-CUに送信するように構成される。
一実施形態では、装置は、第4の対話ユニットをさらに含む。第4の対話ユニットは、クロック情報がUEに送信される前に、gNB-CUが、システム情報ブロック9(SIB9)によって搬送されたクロック情報を送信し、専用シグナリングを通じて周期的クロック情報ブロードキャスト指示をgNB-DUに送信することをさらに含む。
一実施形態では、第1の送信ユニット120は、周期的クロック情報ブロードキャスト指示が受信された後、gNB-DUが、gNB-CUによって生成されたSIB9搬送クロック情報を再構築し、自身のクロック情報の取得に基づいて、SIB9搬送クロック情報を、指定されたSFNエンドポイント境界の時刻として書き込み、ブロードキャストを通じてSIB9をUEに送信するように構成される。
一実施形態では、第1の送信ユニット120は、gNB-DUが、クロック情報を搬送するSIB9の周期的クロック情報ブロードキャスト指示を専用シグナリングを通じてUEに送信するように構成される。
一実施形態では、第1の送信ユニット120は、以下の方式、すなわち、無線リンク制御(RLC)状態パッケージ、媒体アクセス制御制御要素(MAC-CE)、ダウンリンク制御情報(DCI)、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)状態パッケージ、無線リソース制御(RRC)メッセージ、またはブロードキャストメッセージのうちの1つでクロック情報を送信するように構成される。
図29は、本出願の実施形態によるUEに適用される無線リソース構成装置の構造を示すブロック図である。図29に示すように、本出願の実施形態によるUEに適用される無線リソース構成装置は、基地局によって送信されたクロック情報を受信するように構成された第2の受信ユニット210を含む。
一実施形態では、本装置は、第5の送信ユニットをさらに含む。第5の送信ユニットは、TSCサービス指示情報を基地局に送信するように構成される。TSCサービス指示情報は、TSCクロック精度指示、またはユーザ機器(UE)によって搬送されるサービスがTSCサービスであるかどうかの指示を含む。
一実施形態では、第2の受信ユニット210は、ブロードキャストを通じて基地局によって送信されたクロック情報を受信し、専用シグナリングを通じて基地局によって送信されたクロック情報を受信し、専用シグナリングを通じて基地局によって送信された周期的クロック情報ブロードキャスト指示を受信し、ブロードキャストを通じて基地局によって送信されたクロック情報が、クロック情報ブロードキャスト指示に基づいて受信されるようにトリガするように構成される。
一実施形態では、第5の送信ユニットは、RLC状態パッケージ、MAC CE、MACプリアンブル、PDCP状態パッケージ、またはRRCメッセージのうちの1つの方式でTSCサービス指示情報を基地局に送信するように構成される。
図30は、本出願の実施形態によるAMFに適用される無線リソース構成装置の構造を示すブロック図である。図30に示すように、本出願の実施形態によるAMFに適用される無線リソース構成装置は、TSCサービス指示情報を基地局に送信するように構成された第2の送信ユニット310を含む。TSCサービス指示情報は、TSCクロック精度指示、またはユーザ機器(UE)によって搬送されるサービスがTSCサービスであるかどうかの指示を含む。
一実施形態では、第2の送信ユニット310は、NGインターフェースの専用シグナリングまたはNGインターフェースの共通シグナリング、のうちの1つでTSCサービス指示情報を送信するように構成される。
一実施形態では、基地局はgNB-CUを含む。第2の送信ユニット310は、TSCサービス指示情報をgNB-CUに送信するように構成される。
図31は、本出願の実施形態による基地局に適用される無線リソース構成装置の構造を示すブロック図である。図31に示すように、本出願の実施形態による基地局に適用される無線リソース構成装置は、構成ユニット410と第3の送信ユニット420とを含む。
構成ユニット410は、UEのための半永続的リソース構成インデックスと半永続的リソースグループ識別情報との間のマッピング関係を構成するように構成される。第3の送信ユニット420は、UEにアクティブ化命令または非アクティブ化命令を送信し、半永続的リソースグループ識別情報のための半永続的リソース構成を、アクティブ化命令または非アクティブ化命令を通じてアクティブ化または非アクティブ化するように構成される。
一実施形態では、半永続的リソース構成インデックスは、半永続的スケジューリング(SPS)構成インデックスまたは構成されたグラント(CG)構成インデックスを含む。
一実施形態では、半永続的リソース構成インデックスと半永続的リソースグループ識別情報との間のマッピング関係は、1つの半永続的リソースグループ識別情報と複数の半永続的リソース構成インデックスとの間のマッピング関係を含む。各半永続的リソース構成は、少なくとも1つのプロセス識別情報の値範囲に対応する。値範囲は、少なくとも1つのプロセス識別情報を含む。あるいは、値範囲は、プロセス識別情報の開始値およびプロセスの数を含む。
一実施形態では、半永続的リソース構成インデックスと半永続的リソースグループ識別情報との間のマッピング関係は、1つの半永続的リソース構成インデックスと複数の半永続的リソースグループ識別情報との間のマッピング関係を含む。各半永続的リソース構成は、少なくとも1つのプロセス識別情報の値範囲に対応する。値範囲は、少なくとも1つのプロセス識別情報を含む。あるいは、値範囲は、プロセス識別情報の開始値およびプロセスの数を含む。
一実施形態では、構成ユニット410は、MAC CEまたはRRC専用シグナリングを通じて半永続的リソースグループ識別情報にマッピングするように構成される。
一実施形態では、第3の送信ユニット420は、ダウンリンク制御情報(DCI)を使用して、半永続的リソース構成インデックスの情報または半永続的リソースグループ識別情報の情報を送信し、アクティブ化命令または非アクティブ化命令に基づいて、半永続的リソース構成インデックスまたは半永続的リソースグループ識別情報に対して半永続的リソース構成をアクティブ化または非アクティブ化するように構成される。
一実施形態では、構成ユニット410において、半永続的リソースグループ識別情報のインデックス値は、以下の方法、すなわち、半永続的リソース構成情報において、半永続的リソースグループ識別情報のインデックス値は、DCI内の半永続的リソースグループ識別情報のインデックス値として構成される、または半永続的リソース構成情報において、半永続的リソースグループ識別情報のインデックス値は、DCI内の半永続的リソースグループ識別情報のインデックス値と事前定義されたオフセット値との間の差として構成される、のうちのいずれかを使用して構成される。
一実施形態では、構成ユニット410は、DCIによって搬送される半永続的リソース構成インデックスおよび半永続的リソースグループ識別情報の値範囲において、値範囲の第1の部分のA値の各々を半永続的リソース構成インデックスのインデックス値に設定し、値範囲内の第2の部分のB値の各々を半永続的リソースグループ識別情報のインデックス値に設定するように構成される。AおよびBは正の整数である。第1の部分と第2の部分とは重ならない。
一実施形態では、構成ユニット410は構成サブユニットを含む。構成サブユニットは、各半永続的リソース構成インデックスに対して半永続的リソース構成の1つまたは複数のセットを構成するように構成される。半永続的リソース構成の各セットは、少なくとも1つのプロセス識別情報の値範囲に対応する。値範囲は、少なくとも1つのプロセス識別情報を含む。あるいは、値範囲は、プロセス識別情報の開始値およびプロセスの数を含む。
一実施形態では、構成サブユニットは、RRC専用シグナリングを通じて各半永続的リソース構成インデックスに対して半永続的リソース構成の1つまたは複数のセットを構成するように構成される。
一実施形態では、構成サブユニットは、各半永続的リソース構成または各半永続的リソース構成内の半永続的リソースの各セットのプロセス識別情報の開始値およびプロセスの数を構成し、各半永続的リソース構成または各半永続的リソース構成内の半永続的リソースの各セットに対応する適用シナリオにおいて、プロセス識別情報の開始値およびプロセスの数に基づいて、半永続的リソース時間領域位置に対応するプロセス識別情報を計算するように構成される。半永続的リソースの各セットの適用シナリオは、以下のシナリオのうちの少なくとも1つを含む。半永続的リソースの各セットはSPSとして構成され、各半永続的リソース構成の周期は、スロット、サブフレーム、ミリ秒、またはヘルツである、または半永続的リソースの各セットはCGとして構成される。
一実施形態では、構成サブユニットは、半永続的リソースの各セットの現在の時間領域位置の時間領域情報、各無線フレームのスロットの数、現在のフレームのスロットの数、プロセス識別情報の開始値、各半永続的リソース構成の周期、およびプロセスの数に基づいて、半永続的リソース位置に対応するプロセス識別情報を計算するように、または、各無線フレーム内のスロットの数、各半永続的リソース構成の開始時間領域位置の時間領域情報、リソース位置番号、プロセス識別情報の開始値、各半永続的リソース構成の周期、およびプロセスの数に基づいて、半永続的リソース位置に対応するプロセス識別情報を計算するように構成される。
一実施形態では、現在の時間領域位置は、以下の方式、すなわち、システムスーパーフレーム番号、システムフレーム番号、スロット番号、またはシンボル番号のうちの少なくとも1つによって表されるNR時間領域位置である。各半永続的リソース構成の開始時間領域位置は、専用シグナリングを通じて構成された絶対時間領域位置、DCIアクティブ化コマンド受信時点に対してM個の時間単位だけオフセットされた相対時間領域位置、または専用シグナリングによって構成された時間領域オフセットおよびDCIアクティブ化コマンド受信時点に対するM個の時間単位のオフセットに基づいて共同で決定された時間領域位置のうちの少なくとも1つを含む。Mは負でない整数である。時間単位のうちの1つは、無線フレーム、サブフレーム、スロット、またはシンボルであり得る。
図32は、本出願の実施形態によるUEに適用される無線リソース構成装置の構造を示すブロック図である。図32に示すように、本出願の実施形態によるUEに適用される無線リソース構成装置は、第3の受信ユニット510と第4の受信ユニット520とを含む。第3の受信ユニット510は、半永続的リソース構成情報を受信するように構成される。半永続的リソース構成情報は、半永続的リソース構成インデックスと半永続的リソースグループ識別情報との間のマッピング関係を含む。第4の受信ユニット520は、アクティブ化命令または非アクティブ化命令を受信し、半永続的リソースグループ識別情報のための半永続的リソース構成を、アクティブ化命令または非アクティブ化命令を通じてアクティブ化または非アクティブ化するように構成される。
一実施形態では、半永続的リソース構成インデックスは、半永続的スケジューリング(SPS)構成インデックスまたは構成されたグラント(CG)構成インデックスを含む。
一実施形態では、半永続的リソース構成インデックスと半永続的リソースグループ識別情報との間のマッピング関係は、1つの半永続的リソースグループ識別情報と複数の半永続的リソース構成インデックスとの間のマッピング関係を含む。各半永続的リソース構成は、少なくとも1つのプロセス識別情報の値範囲に対応する。値範囲は、少なくとも1つのプロセス識別情報を含む。あるいは、値範囲は、プロセス識別情報の開始値およびプロセスの数を含む。
一実施形態では、半永続的リソース構成インデックスと半永続的リソースグループ識別情報との間のマッピング関係は、1つの半永続的リソース構成インデックスと複数の半永続的リソースグループ識別情報との間のマッピング関係を含む。各半永続的リソース構成は、少なくとも1つのプロセス識別情報の値範囲に対応する。値範囲は、少なくとも1つのプロセス識別情報を含む。あるいは、値範囲は、プロセス識別情報の開始値およびプロセスの数を含む。
一実施形態では、第3の受信ユニット510は、MAC CEまたはRRC専用シグナリングを通じて半永続的リソース構成情報を受信するように構成される。
一実施形態では、第4の受信ユニット520は、半永続的リソース構成インデックスの情報または半永続的リソースグループ識別情報の情報を取得するように構成され、ここで半永続的リソース構成インデックスの情報または半永続的リソースグループ識別情報の情報がDCIによって搬送され、そしてアクティブ化命令または非アクティブ化命令に基づいて、半永続的リソース構成インデックスまたは半永続的リソースグループ識別情報に対して半永続的リソース構成をアクティブ化または非アクティブ化するように構成される。
一実施形態では、半永続的リソースグループ識別情報のインデックス値は、以下の方法、すなわち半永続的リソース構成情報において、DCI内の半永続的リソースグループ識別情報のインデックス値は、半永続的リソースグループ識別情報のインデックス値と見なされる、または半永続的リソース構成情報において、DCI内の半永続的リソースグループ識別情報のインデックス値と事前定義されたオフセット値との間の差が、半永続的リソースグループ識別情報のインデックス値と見なされる、のうちの1つを使用して構成される。
一実施形態では、第4の受信ユニット510は、DCIによって搬送される半永続的リソース構成インデックスおよび半永続的リソースグループ識別情報の値範囲において、値範囲内の第1の部分のAビット値を取得し、Aビット値の各々を半永続的リソース構成インデックスのインデックス値に設定し、値範囲の第2の部分のBビット値を取得し、Bビット値の各々を半永続的リソースグループ識別情報のインデックス値に設定するように構成される。AおよびBは正の整数である。第1の部分と第2の部分とは重ならない。
一実施形態では、各半永続的リソース構成インデックスは、半永続的リソースの1つまたは複数のセットに対応する。半永続的リソース構成の各セットは、少なくとも1つのプロセス識別情報の値範囲に対応する。値範囲は、少なくとも1つのプロセス識別情報を含む。あるいは、値範囲は、プロセス識別情報の開始値およびプロセスの数を含む。
一実施形態では、本装置は、第6の受信ユニットをさらに含む。第6の受信ユニットはRRC専用シグナリングを受信するように構成される。RRC専用シグナリングは、各半永続的リソース構成インデックスに対応する半永続的リソース構成の1つまたは複数のセットを搬送する。
一実施形態では、装置は、計算ユニットをさらに含む。計算ユニットは、各半永続的リソース構成または各半永続的リソース構成内の半永続的リソースの各セットに対応する適用シナリオにおいて、プロセス識別情報の開始値およびプロセスの数に基づいて、半永続的リソース時間領域位置に対応するプロセス識別情報を計算するように構成される。半永続的リソースの各セットの適用シナリオは、以下のシナリオのうちの少なくとも1つを含む。半永続的リソースの各セットはSPSとして構成され、各半永続的リソース構成の周期は、スロット、サブフレーム、ミリ秒、またはヘルツである、または半永続的リソースの各セットはCGとして構成される。
一実施形態では、計算ユニットは、プロセス識別情報の開始値およびプロセスの数に基づいて半永続的リソース時間領域位置に対応するプロセス識別情報を計算するように構成され、半永続的リソース位置に対応するプロセス識別情報が、半永続的リソースの各セットの現在の時間領域位置の時間領域情報、各無線フレーム内のスロットの数、現在のフレーム内のスロットの数、プロセス識別情報の開始値、各半永続的リソース構成の周期、およびプロセスの数に基づいて計算されること、または、半永続的リソース位置に対応するプロセス識別情報が、各無線フレーム内のスロットの数、各半永続的リソース構成の開始時間領域位置の時間領域情報、リソース位置番号、プロセス識別情報の開始値、各半永続的リソース構成の周期、およびプロセスの数に基づいて計算されることを含む。
一実施形態では、現在の時間領域位置は、以下の方式、すなわち、システムスーパーフレーム番号、システムフレーム番号、スロット番号、またはシンボル番号のうちの少なくとも1つによって表されるNR時間領域位置である。各半永続的リソース構成の開始時間領域位置は、専用シグナリングを通じて構成された絶対時間領域位置、DCIアクティブ化コマンド受信時点に対してM個の時間単位だけオフセットされた相対時間領域位置、または専用シグナリングによって構成された時間領域オフセットおよびDCIアクティブ化コマンド受信時点に対するM個の時間単位のオフセットに基づいて共同で決定された時間領域位置のうちの少なくとも1つを含む。Mは負でない整数である。時間単位のうちの1つは、無線フレーム、サブフレーム、スロット、またはシンボルであり得る。
図33は、本出願の実施形態による基地局に適用される無線リソース構成装置の構造を示すブロック図である。図33に示すように。本出願の実施形態による基地局に適用される無線リソース構成装置は、第4の送信ユニット610を含む。第4の送信ユニット610は、測定対象セルの指定された測定期間をUEに送信するように構成される。指定された測定期間は、TSCサービスを搬送するUEに、指定された測定期間内に無線品質測定を実行するよう指示するように構成される。指定された測定期間は、測定信号送信機会シーケンスおよび測定時間ウィンドウを含む。
一実施形態では、第4の送信ユニット610は、測定対象セルの指定された測定期間を専用シグナリングまたはブロードキャスト機構を通じてUEに送信するように構成されている。
一実施形態では、測定時間ウィンドウは、測定間隔情報、測定ギャップの長さ、または測定開始オフセット情報のうちの少なくとも1つを含む。測定間隔情報は、測定ギャップの間隔または測定ギャップの繰り返し周期を指す。測定間隔情報は、1つの測定ギャップがL個の時間単位の間隔で構成されることを含む。L個の時間単位の時間単位は、測定信号間隔、シンボル、スロット、サブフレーム、無線フレーム、ミリ秒、または秒のうちのいずれか1つを含む。Lは正の整数である。測定ギャップの長さはK個の時間単位を含む。K個の時間単位の時間単位は、測定信号間隔、シンボル、スロット、またはサブフレームのうちのいずれか1つを含む。Kは正の整数である。測定開始オフセット情報は、測定開始機会を決定するように構成された構成情報を含む。
一実施形態では、測定信号送信機会シーケンスは、測定信号の送信時間領域位置、送信間隔、または測定信号の送信継続時間のうちの少なくとも1つを含む。
一実施形態では、測定対象セルは、測定対象ターゲットセルおよび/または測定対象近隣セルセットを含む。測定対象セルは、TSCサービスを搬送するように構成される。また、クロック情報は、nsレベルの同期を満たす。
図34は、本出願の実施形態によるUEに適用される無線リソース構成装置の構造を示すブロック図である。図34に示すように、本出願の実施形態によるUEに適用される無線リソース構成装置は、第5の受信ユニット710と測定ユニット720とを含む。第5の受信ユニット710は、測定対象セルの指定された測定期間に関する情報を受信するように構成される。指定された測定期間は、測定信号送信機会シーケンスおよび測定時間ウィンドウを含む。測定ユニット720は、指定された測定期間内に無線品質測定を実行するように構成される。
一実施形態では、第5の受信ユニット710は、専用シグナリングまたはブロードキャスト機構を通じて測定対象セルの指定された測定期間を受信するように構成される。
一実施形態では、測定時間ウィンドウは、測定間隔情報、測定ギャップの長さ、または測定開始オフセット情報のうちの少なくとも1つを含む。測定間隔情報は、測定ギャップの間隔または測定ギャップの繰り返し周期を指す。測定間隔情報は、1つの測定ギャップがL個の時間単位の間隔で構成されることを含む。L個の時間単位の時間単位は、測定信号間隔、シンボル、スロット、サブフレーム、無線フレーム、ミリ秒、または秒のうちのいずれか1つを含む。Lは正の整数である。測定ギャップの長さはK個の時間単位を含む。K個の時間単位の時間単位は、測定信号間隔、シンボル、スロット、またはサブフレームのうちのいずれか1つを含む。Kは正の整数である。測定開始オフセット情報は、測定開始機会を決定するように構成された構成情報を含む。
一実施形態では、測定信号送信機会シーケンスは、測定信号の送信時間領域位置、送信間隔、または測定信号の送信継続時間のうちの少なくとも1つを含む。
一実施形態では、測定対象セルは、測定対象ターゲットセルおよび/または測定対象近隣セルセットを含む。測定対象セルは、TSCサービスを搬送するように構成される。また、クロック情報は、nsレベルの同期を満たす。
本出願の実施形態における無線リソース構成装置内の様々なユニットの機能については、前述の方法に関する関連説明を参照されたく、ここでは繰り返さない。
図35は、本出願の実施形態によるユーザ機器/ユーザ端末の構造を示す図である。図35に示すように、本出願の実施形態で提供されるユーザ機器/ユーザ端末130は、メモリ1303とプロセッサ1304とを含む。ユーザ機器/ユーザ端末130は、インターフェース1301とバス1302とをさらに含むことができる。インターフェース1301、メモリ1303、およびプロセッサ1304は、バス1302を通じて接続される。メモリ1303は、命令を格納するように構成される。プロセッサ1304は、ユーザ機器/ユーザ端末に適用される前述の方法実施形態の技術的解決策を実行するための命令を読み出すように構成される。実装原理および技術的効果は同様であり、ここでは繰り返さない。
図36は、本出願の実施形態による基地局の構造を示す図である。図36に示すように、本出願の実施形態で提供される基地局は、メモリ1403とプロセッサ1404とを含む。基地局は、インターフェース1401とバス1402とをさらに含むことができる。インターフェース1401、メモリ1403、およびプロセッサ1404は、バス1402を通じて接続される。メモリ1403は、命令を格納するように構成される。プロセッサ1404は、基地局に適用される前述の実施形態の技術的解決策を実行するための命令を読み出すように構成される。実施原理および技術的効果は同様であり、ここでは繰り返さない。
図37は、本出願の実施形態による通信システムの構造を示す図である。図37に示すように、システムは、前述の実施形態によるユーザ機器130と、前述の実施形態による基地局140とを含む。
上記は、本出願の例示的な実施形態にすぎず、本出願の範囲を限定することを意図するものではない。
「ユーザ端末」という用語は、任意の適切なタイプの無線UE、例えば、携帯電話、ポータブルデータ処理デバイス、ポータブルウェブブラウザ、または車載移動局を包含することが当業者によって理解されるべきである。
一般に、本出願の複数の実施形態は、ハードウェア、専用回路、ソフトウェア、論理、またはそれらの任意の組み合わせで実施することができる。例えば、いくつかの態様はハードウェアで実装されてもよく、他の態様は、コントローラ、マイクロプロセッサ、または他のコンピューティング装置によって実行され得るファームウェアまたはソフトウェアで実装されてもよいが、本出願はそれらに限定されない。
本出願の実施形態は、例えばプロセッサエンティティ内の移動装置のデータプロセッサによって実行されるコンピュータプログラム命令によって実施されてもよく、ハードウェアによって実施されてもよく、またはソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって実施されてもよい。コンピュータプログラム命令は、アセンブリ命令、命令セットアーキテクチャ(ISA)命令、機械命令、機械関連命令、マイクロコード、ファームウェア命令、ステータス設定データ、または1つもしくは複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで書かれたソースもしくはオブジェクトコードであってもよい。
本出願の図面のうちの任意の論理フローのブロック図は、プログラムステップを表すことができ、相互接続された論理回路、モジュール、および機能を表すことができ、またはプログラムステップと論理回路、モジュール、および機能との組み合わせを表すことができる。コンピュータプログラムは、メモリに記憶されてもよい。メモリは、ローカル技術環境に適した任意のタイプのものであってもよく、任意の適切なデータ記憶技術を使用して実装されてもよい。本出願の実施形態におけるメモリは、揮発性メモリまたは不揮発性メモリであってもよく、または揮発性メモリと不揮発性メモリの両方を含んでもよい。不揮発性メモリは、読み出し専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、消去可能PROM(EPROM)、電気的EPROM(EEPROM)、フラッシュメモリなどであってもよい。揮発性メモリは、外部キャッシュとして機能するランダムアクセスメモリ(RAM)であってもよい。スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)、ダブルデータレートシンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(DDR SDRAM)、エンハンストシンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(ESDRAM)、シンクリンクダイナミックランダムアクセスメモリ(SLDRAM)、およびダイレクトラムバスランダムアクセスメモリ(DRRAM)といった多くの形態のRAMを使用することができる。本出願に記載されたシステムおよび方法のメモリは、これらおよび任意の他の適切なタイプのメモリを含むが、これらに限定されない。
本出願の実施形態のプロセッサは、限定はしないが、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは任意の他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタ論理デバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネント、またはマルチコアプロセッサアーキテクチャに基づくプロセッサなど、ローカル技術環境に適した任意のタイプのものであってもよい。汎用プロセッサは、例えば、マイクロプロセッサまたは任意の一般的に使用されるプロセッサであってもよい。前述のプロセッサは、本出願の実施形態における方法のステップを実施または実行することができる。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ、プログラマブル読み出し専用メモリ、電気的消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ、レジスタ、または当技術分野で確立された任意の他の記憶媒体に配置することができる。記憶媒体はメモリ内に配置される。プロセッサは、メモリ内の情報を読み取り、ハードウェアと組み合わせて前述の方法のステップを実施することができる。