JP2022542636A - 洗濯機 - Google Patents

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Abstract

洗濯機において、洗濯機の内槽(1)は、扉(4)で開口が閉止されることで洗浄時に密閉された容器となる。内槽(1)には、少なくとも1つの洗浄時常時閉孔(6)が設けられている。また、集水トレイ(7)が内槽(1)の外部に装着されて洗濯機の排水を収集するために用いられる。内槽(1)には、内槽(1)が洗浄時常時閉孔(6)から流出させた洗濯機の排水を集水トレイ(7)に案内する導水経路(10)が設けられている。扉(4)を閉止したあと、洗濯機が洗浄を実施する際に密封された容器となるよう内槽(1)を設けることで、衣類は洗浄過程において密封された内槽(1)内の洗浄水とのみ接触する。これにより、内槽と外槽の間の洗浄水が内槽(1)内に流入して衣類を汚染するとの事態が回避されるため、洗濯機による洗浄の清潔度が大幅に向上する。【選択図】図1

Description

本発明は洗濯機の技術分野に属し、具体的には、回転可能且つ貯水可能な内槽のみが設けられる洗濯機に関する。
従来技術において、一般的に、ドラム洗濯機は互いに嵌装される内槽と外槽を含む。外槽は密封されて水を蓄えるために用いられる。また、内槽には衣類が投入され、内槽を回転させて衣類を打ち付けることで洗浄が実施される。且つ、内槽には脱水孔が設けられ、外槽内の水が脱水孔から内槽に流入して内槽内の衣類を浸漬する。また、内槽内の水は脱水孔から外槽に流出する。且つ、内槽内の衣類の水分は内槽の高速回転時に脱水孔から外槽に排出される。こうして、衣類を洗浄するとの目的が実現される。
しかし、内槽と外槽は互いに嵌装されているため、洗濯機の使用過程で内槽と外槽の間に汚れが溜まりやすい。また、内槽と外槽が互いに嵌装されていることから、ユーザは内槽の外壁と外槽の内壁をクリーニングする術がない。よって、洗濯機内部の細菌が増殖し、洗濯機の洗濯効率や衣類洗浄後の清潔度が低下する。
また、上述した従来の洗濯機の場合、内槽の外部に外槽が覆設されており、洗濯機の洗浄過程では内槽が回転することで衣類を打ち付けて洗浄する。そのため、洗濯機の洗浄容量は内槽が基準となり、洗濯機の内部空間の利用率が低い。よって、従来をベースにした場合、洗濯機の洗浄容量を増大することは不可能である。
上記に鑑みて、内槽と外槽を一体化し、内槽を密封容器とすることで水と衣類を投入可能とし、且つ回転により衣類を打ち付けて洗浄を実施可能な洗濯機を如何にして設置するか、及び、洗濯機に外槽を設けないか、外槽と洗濯機のハウジングを一体的に設けることで、洗濯機の内槽を拡大して洗濯機の洗浄容量を増大可能とすることが、研究開発の焦点となっている。
しかし、内槽は洗浄水を蓄えるだけでなく、回転により槽内の衣類を打ち付けて洗浄を実施する必要がある。そのため、上記洗濯機に適用される脱水構造及び排水構造を如何に設置するかもまた喫緊に解決を要する難題となっている。
上記の技術的欠点に鑑みて、本願を提案する。
本発明の目的は、従来技術に存在する上記の瑕疵を解消するために、排水又は脱水プログラム時に、内槽を高速回転状態とし、内槽に設けられている洗浄時常時閉孔を遠心力の働きで開放することで、内槽内の洗浄水の外部排出における課題を解決する洗濯機を提供することである。
上記の技術的課題を解決して、上記の技術的効果を達成するために、本発明が採用する技術方案の基本的設計思想は次の通りである。
洗濯機において、洗濯機の内槽は、扉により開口が閉止されることで洗浄時に密閉された容器となる。内槽には少なくとも1つの洗浄時常時閉孔が設けられている。また、集水トレイが内槽の外部に装着されて洗濯機の排水を収集するために用いられる。内槽には、内槽が洗浄時常時閉孔から流出させた洗濯機の排水を集水トレイに案内する導水経路が設けられている。
更に、集水トレイは内槽の一端に設けられる。集水トレイは、内槽の端を覆うトレイ状を有しており、トレイ状の外周に内槽の他端に向かって延伸する環状の折り返しが設けられている。環状の折り返しの内周と内槽の外壁は隙間を隔てており、導水経路の吐水端は、環状の折り返しと内槽の外壁との隙間まで延伸している。好ましくは、導水経路の吐水端は、集水トレイのトレイ状構造まで延伸し、且つ吐水端とトレイ状構造の間に水流を通過させる隙間が備わっている。
更に、集水トレイの環状の折り返しには、内槽の軸線方向に屈曲して延伸する内反縁が設けられている。内反縁の端部は内槽の外壁に近接又は密接するよう設けられる。好ましくは、内反縁は環状の折り返しにおける集水トレイのトレイ状構造から離間する一端に設けられる。好ましくは、内反縁と内槽の外壁の間には動的シールが設けられている。
更に、集水トレイと内槽との接続箇所を密封処理するよう、環状の折り返しと内槽の外壁の間には動的シールが設けられている。
更に、導水経路の吐水端は集水トレイのトレイ状構造に面して設けられ、吐水端には、集水トレイにおける環状の折り返し方向に屈曲して延伸する外反縁が設けられている。
好ましくは、外反縁は、導水経路のうち集水トレイと内槽の外壁との隙間に伸入する端部に設けられる。
更に、洗濯機が洗浄状態の場合、洗浄時常時閉孔は閉状態となり、洗濯機が脱水状態の場合、洗浄時常時閉孔は開状態となる。
好ましくは、洗浄時常時閉孔は内槽壁に設けられる孔を含み、孔にシールバルブ構造が装着されている。シールバルブ構造は、移動可能に孔を密封又は開放するバルブコアと、バルブコアに接続されて、内槽が高速回転する際に、遠心力の働きでバルブコアを引き動かして孔を開放する遠心装置と、バルブコアに接続されて、内槽が低速回転する際に、遠心力に抗してバルブコアを押し動かして孔を閉止する弾性部材、を含む。
更に、導水経路は、内槽壁の内壁、又は外壁、又は内部に設けられる。導水経路の入水端は、洗浄時常時閉孔を通じて内槽の内部と連通しており、吐水端には集水トレイと連通する吐水口が設けられている。好ましくは、導水経路は、内槽の軸線と平行な方向に延伸している。更に好ましくは、集水トレイは洗濯機のハウジングに固定的に装着され、集水トレイの底部は洗濯機の排水管と連通する。
更に、内槽の一端には開口が設けられており、集水トレイは、開口と対向する内槽の他端に設けられる。集水トレイの後側にはモータが装着されており、内槽底の中心には同軸に設置される内槽軸が設けられている。内槽軸は集水トレイを貫通し、貫通端が、直接又は伝動装置を介してモータに接続される。内槽軸は中空に設けられ、中空部が流路を構成する。流路の一端は内槽に接続され、他端は洗濯機の給水構造に接続される。
更に、洗浄時常時閉孔は内槽の側壁に位置する。内槽の側壁における各断面の直径は、洗浄時常時閉孔が位置する断面の方向に向かって増大するよう設置される。
更に、集水トレイの最低部分は洗濯機の排水管と連通する。好ましくは、集水トレイの環状の折り返しにおける最低部分が排水管と連通し、環状の折り返しの内反縁は、排水管との連通箇所よりも内槽の開口に近接して設置される。
本発明で記載する洗濯機は、従来技術の洗濯機と比較して、以下の有益な効果を有する。
洗濯機に集水トレイを設置することで、内槽から洗浄時常時閉孔を通じて流出した排水を全て集水トレイに収集可能となる。これにより、洗浄時常時閉孔が遠心力の働きで開放されたときに、排水を円滑に外部に排出するとの目的が実現される。
内槽に導水経路を設置することで、内槽から流出した排水を導水経路沿いに集水トレイへ円滑に流入させるとの目的が実現される。これにより、外部への洗浄排水の漏出を回避するとの効果が得られる。
導水経路の吐水端に外反縁を設け、経路から流出した排水を遮断することで、水流が集水トレイの開口側から直接外部に漏出するとの事態が回避される。且つ、集水トレイの開口側に内反縁を設け、集水トレイに流入した水流を遮断することで、外部への排水の漏出が効果的に回避される。このほか、内反縁と内槽の外壁の間に動的シールを設け、集水トレイが取り囲む空間によって密封室を直接構成することで、水流が外部に漏出するとの事態が直接的に排除される。
内槽の側壁を、洗浄時常時閉孔に向かって槽径が徐々に増大するテーパー状又は菱形とすることで、内槽内の洗浄水が遠心力の働きで洗浄時常時閉孔に集束するよう保証される。また、これにより、内槽内の洗浄水を全て外部に排出するとの効果が実現される。
本発明の目的は、従来技術に存在する上記の瑕疵を解消するために、排水又は脱水プログラム時に、内槽を高速回転状態とし、内槽に設けられている洗浄時常時閉孔を遠心力の働きで開放することで、内槽内の洗浄水の外部排出における課題を解決する洗濯機を提供することである。
上記の技術的課題を解決して、上記の技術的効果を達成するために、本発明が採用する技術方案の基本的設計思想は次の通りである。
洗濯機において、洗濯機の内槽は、扉により開口が閉止されることで洗浄時に密閉された容器となる。内槽底には少なくとも1つの洗浄時常時閉孔が設けられている。また、集水トレイが内槽底の外部に装着されて洗濯機の排水を収集するために用いられる。洗浄時常時閉孔が開放されると、内槽は洗浄時常時閉孔を通じて集水トレイと連通し、洗濯機の内槽から流出した洗濯機の排水が洗浄時常時閉孔を通じて集水トレイに直接流入する。
更に、内槽は、洗浄時常時閉孔を通じて集水トレイと直接連通する。
更に、洗浄時常時閉孔は内槽底の外周に位置している。
更に、内槽の側壁の全部、又は複数の部分、又は単一部分の断面の直径が内槽底の方向に向かって増大するよう設置される。
更に、集水トレイは、内槽底を覆うトレイ状構造を含み、内槽底とトレイ状構造は水流を通過させる隙間を隔てている。トレイ状構造の外周には、内槽の他端に向かって延伸する環状の折り返しが設けられている。
更に、集水トレイの環状の折り返しには、内槽の軸線方向に屈曲して延伸する内反縁が設けられている。内反縁の端部は内槽の外壁に近接又は密接するよう設けられる。好ましくは、内反縁は環状の折り返しにおける集水トレイのトレイ状構造から離間する一端に設けられる。好ましくは、内反縁と内槽の外壁の間には動的シールが設けられている。
更に、集水トレイと内槽との接続箇所を密封処理するよう、環状の折り返しと内槽の外壁の間には動的シールが設けられている。
更に、洗濯機が洗浄状態の場合、洗浄時常時閉孔は閉状態となり、洗濯機が脱水状態の場合、洗浄時常時閉孔は開状態となる。
好ましくは、洗浄時常時閉孔は内槽壁に設けられる孔を含み、孔にシールバルブ構造が装着されている。シールバルブ構造は、移動可能に孔を密封又は開放するバルブコアと、バルブコアに接続されて、内槽が高速回転する際に、遠心力の働きでバルブコアを引き動かして孔を開放する遠心装置と、バルブコアに接続されて、内槽が低速回転する際に、遠心力に抗してバルブコアを押し動かして孔を閉止する弾性部材、を含む。
更に、集水トレイの最低部分は洗濯機の排水管と連通する。好ましくは、集水トレイの環状の折り返しにおける最低部分が排水管と連通し、環状の折り返しの内反縁は、排水管との連通箇所よりも内槽の開口に近接して設置される。
本発明において、上記の技術的課題を解決することで、上記の発明の目的を実現するためのもう一つの実現方式は、次の通りである。
洗濯機において、洗濯機の内槽は、扉により開口が閉止されることで洗浄時に密閉された容器となる。内槽の開口側には少なくとも1つの洗浄時常時閉孔が設けられている。また、集水トレイが内槽の開口側の外部に装着されて洗濯機の排水を収集するために用いられる。洗浄時常時閉孔が開放されると、内槽は洗浄時常時閉孔を通じて集水トレイと直接連通し、洗濯機の内槽から流出した洗濯機の排水が洗浄時常時閉孔を通じて集水トレイに直接流入する。
更に、集水トレイは、内槽の開口を覆う環状構造を含み、内槽の開口側と環状構造は水流を通過させる隙間を隔てている。環状構造の内周は内槽の開口と密封状に接触し、環状構造の外周には内槽の他端に向かって延伸する環状の折り返しが設けられている。
本発明で記載する洗濯機は、従来技術の洗濯機と比較して、以下の有益な効果を有する。
洗濯機に集水トレイを設置することで、内槽から洗浄時常時閉孔を通じて流出した排水を全て集水トレイに収集可能となる。これにより、洗浄時常時閉孔が遠心力の働きで開放されたときに、排水を円滑に外部に排出するとの目的が実現される。
槽に設けられる洗浄時常時閉孔を集水トレイと直接連通させることで、内槽から流出した排水を集水トレイへ円滑に流入させるとの目的が実現される。これにより、外部への洗浄排水の漏出を回避するとの効果が得られる。
集水トレイの開口側に内反縁を設け、集水トレイに流入した水流を遮断することで、外部への排水の漏出が効果的に回避される。また、内反縁と内槽の外壁の間に動的シールを設け、集水トレイが取り囲む空間によって密封室を直接構成することで、水流が外部に漏出するとの事態が直接的に排除される。
内槽の側壁を、洗浄時常時閉孔に向かって槽径が徐々に増大するテーパー状又は菱形とすることで、内槽内の洗浄水が遠心力の働きで洗浄時常時閉孔に集束するよう保証される。また、これにより、内槽内の洗浄水を全て外部に排出するとの効果が実現される。
本発明の目的は、従来技術に存在する上記の瑕疵を解消するために、排水又は脱水プログラム時に、内槽を高速回転状態とし、内槽に設けられている洗浄時常時閉孔を遠心力の働きで開放することで、内槽内の洗浄水の外部排出における課題を解決する洗濯機を提供することである。
上記の技術的課題を解決して、上記の技術的効果を達成するために、本発明が採用する技術方案の基本的設計思想は次の通りである。
洗濯機において、洗濯機の内槽は、扉により開口が閉止されることで洗浄時に密閉された容器となる。内槽には少なくとも1つの洗浄時常時閉孔が設けられている。また、集水トレイが内槽の外部に装着されている。内槽には、洗浄時常時閉孔と集水トレイを連通させる導水経路が設けられており、導水経路内の水流は経路の内壁面に沿って導水経路の吐水端方向に流動する。
更に、導水経路は、水流を吐水端方向に流動させるよう案内する傾斜側壁を有する。好ましくは、導水経路における内槽の軸線から離間した側の内壁は傾斜側壁である。傾斜側壁は、導水経路内の水流方向に沿って、内槽の軸線から離れるように徐々に傾斜する斜面又は曲面であって、洗浄時常時閉孔から流出した洗濯機の排水を導水経路の傾斜側壁沿いに集水トレイまで流動させるよう案内する。
更に、導水経路の傾斜側壁と内槽の軸線との距離は、導水経路内の水流方向に沿って徐々に増大している。好ましくは、導水経路における内槽の軸線から離間した側の内壁は、内槽の軸線を取り囲み、且つ円錐角がaの錐面をなしている。
更に、集水トレイは内槽の一端に設けられる。集水トレイは、内槽の端を覆うトレイ状構造を有しており、トレイ状構造の外周に内槽の他端に向かって延伸する環状の折り返しが設けられている。環状の折り返しの内周と内槽の外壁は隙間を隔てており、導水経路の吐水端は、環状の折り返しと内槽の外壁との隙間まで延伸している。
好ましくは、導水経路の吐水端は、集水トレイのトレイ状構造まで延伸し、且つ吐水端とトレイ状構造の間に水流を通過させる隙間が備わっている。
更に、集水トレイの環状の折り返しには、内槽の軸線方向に屈曲して延伸する内反縁が設けられている。内反縁の端部は内槽の外壁に近接又は密接するよう設けられる。好ましくは、内反縁は環状の折り返しにおける集水トレイのトレイ状構造から離間する一端に設けられる。更に好ましくは、集水トレイと内槽との接続箇所を密封処理するよう、内反縁と内槽の外壁の間には動的シールが設けられている。
更に、洗浄時常時閉孔は内槽の側壁に位置し、内槽の側壁における各断面の直径は、洗浄時常時閉孔が位置する断面の方向に向かって増大するよう設置される。
更に、内槽の一端には開口が設けられており、集水トレイは、開口と対向する内槽の他端に設けられる。集水トレイの後側にはモータが装着されており、内槽底の中心には同軸に設置される内槽軸が設けられている。内槽軸は集水トレイを貫通し、貫通端が、直接又は伝動装置を介してモータに接続される。内槽軸は中空に設けられ、中空部が流路を構成する。流路の一端は内槽に接続され、他端は洗濯機の給水構造に接続される。
更に、導水経路は、内槽壁の内壁、又は外壁、又は内部に設けられる。導水経路の入水端は、洗浄時常時閉孔を通じて内槽の内部と連通しており、吐水端は集水トレイと連通している。好ましくは、導水経路は内槽の軸線と平行な方向に延伸している。更に好ましくは、集水トレイは洗濯機のハウジングに固定的に装着され、集水トレイの底部は洗濯機の排水管と連通する。
更に、洗濯機が洗浄状態の場合、洗浄時常時閉孔は閉状態となり、洗濯機が脱水状態の場合、洗浄時常時閉孔は開状態となる。
好ましくは、洗浄時常時閉孔は内槽壁に設けられる孔を含み、孔にシールバルブ構造が装着されている。シールバルブ構造は、移動可能に孔を密封又は開放するバルブコアと、バルブコアに接続されて、内槽が高速回転する際に、遠心力の働きでバルブコアを引き動かして孔を開放する遠心装置と、バルブコアに接続されて、内槽が低速回転する際に、遠心力に抗してバルブコアを押し動かして孔を閉止する弾性部材、を含む。
更に、集水トレイの最低部分は洗濯機の排水管と連通する。好ましくは、集水トレイの環状の折り返しにおける最低部分が排水管と連通し、環状の折り返しの内反縁は、排水管との連通箇所よりも内槽の開口に近接して設置される。
本発明で記載する洗濯機は、従来技術の洗濯機と比較して、以下の有益な効果を有する。
洗濯機に集水トレイを設置することで、内槽から洗浄時常時閉孔を通じて流出した排水を全て集水トレイに収集可能となる。これにより、洗浄時常時閉孔が遠心力の働きで開放されたときに、排水を円滑に外部に排出するとの目的が実現される。
内槽に導水経路を設置することで、内槽から流出した排水を導水経路沿いに集水トレイへ円滑に流入させるとの目的が実現される。これにより、外部への洗浄排水の漏出を回避するとの効果が得られる。
導水経路の吐水端に外反縁を設け、経路から流出した排水を遮断することで、水流が集水トレイの開口側から直接外部に漏出するとの事態が回避される。且つ、集水トレイの開口側に内反縁を設け、集水トレイに流入した水流を遮断することで、外部への排水の漏出が効果的に回避される。このほか、内反縁と内槽の外壁の間に動的シールを設け、集水トレイが取り囲む空間によって密封室を直接構成することで、水流が外部に漏出するとの事態が直接的に排除される。
導水経路を集水トレイの方向に傾斜する斜面とすることで、導水経路に流入した水流は、内槽の回転時の遠心力の働きで導水経路沿いに円滑に集水トレイに流入する。これにより、排水効率を向上させるとの目的が達せられる。
内槽の側壁を、洗浄時常時閉孔に向かって槽径が徐々に増大するテーパー状又は菱形とすることで、内槽内の洗浄水が遠心力の働きで洗浄時常時閉孔に集束するよう保証される。また、これにより、内槽内の洗浄水を全て外部に排出するとの効果が実現される。
本発明の目的は、従来技術に存在する上記の瑕疵を解消するために、排水又は脱水プログラム時に、内槽を高速回転状態とし、内槽に設けられている洗浄時常時閉孔を遠心力の働きで開放することで、内槽内の洗浄水の外部排出における課題を解決する洗濯機を提供することである。
上記の技術的課題を解決して、上記の技術的効果を達成するために、本発明が採用する技術方案の基本的設計思想は次の通りである。
洗濯機において、洗濯機の内槽は、扉により開口が閉止されることで洗浄時に密閉された容器となる。内槽には少なくとも1つの洗浄時常時閉孔が設けられている。また、集水トレイが内槽の外部に装着されて洗濯機の排水を収集するために用いられる。洗浄時常時閉孔が開放されると、内槽は洗浄時常時閉孔を通じて集水トレイと直接連通し、洗濯機の内槽から流出した洗濯機の排水が洗浄時常時閉孔を通じて集水トレイに流入する。
更に、内槽は、洗浄時常時閉孔を通じて集水トレイと直接連通する。
更に、洗浄時常時閉孔は内槽の側壁に位置し、内槽の側壁における各断面の直径は、洗浄時常時閉孔が位置する断面の方向に向かって増大するよう設置される。
更に、洗浄時常時閉孔は、内槽の側壁における内槽の一端寄りに位置している。好ましくは、内槽は、一端に開口が設けられており、他端が内槽底となっている。洗浄時常時閉孔は内槽の側壁における内槽底寄りに位置している。
更に、集水トレイは内槽の一端に設けられる。集水トレイは、内槽の端を覆うトレイ状構造を有しており、トレイ状構造の外周に内槽の他端に向かって延伸する環状の折り返しが設けられている。環状の折り返しの内周と内槽の外壁は隙間を隔てている。洗浄時常時閉孔は環状の折り返しと水平方向において重なっており、洗浄時常時閉孔の吐水端は、環状の折り返しと内槽の外壁との隙間に位置している。好ましくは、集水トレイは内槽底に設けられ、洗浄時常時閉孔は、内槽の側壁における内槽底寄りに位置するとともに、集水トレイの環状の折り返しと水平方向において重なるように設けられる。
更に、洗浄時常時閉孔は内槽の側壁の中央部に位置しており、集水トレイは洗浄時常時閉孔と重なり合う垂直断面に設けられる。
更に、集水トレイは、環状をなして内槽の外部に嵌装される環状構造を含む。環状構造の内周は内槽の外壁と密封状に接触し、環状構造の外周には内槽の軸線に沿って延伸する環状の折り返しが設けられている。洗浄時常時閉孔は、水平方向において環状の折り返しと重なり合い、洗浄時常時閉孔から流出した排水は集水トレイに流入する。
更に、洗浄時常時閉孔の軸線は内槽の径方向に沿って設けられ、洗浄時常時閉孔から流出した洗浄水は環状の折り返しに向かって噴射される。
更に、集水トレイの環状の折り返しには、内槽の軸線方向に屈曲して延伸する内反縁が設けられている。内反縁の端部は内槽の外壁に近接又は密接するよう設けられる。好ましくは、内反縁は環状の折り返しにおける集水トレイのトレイ状構造から離間する一端に設けられる。更に好ましくは、集水トレイと内槽との接続箇所を密封処理するよう、内反縁と内槽の外壁の間には動的シールが設けられている。言うまでもなく、洗濯機の集水トレイの密封性を実現するために、集水トレイの環状の折り返しと内槽の外壁との間に動的シールを設けてもよい。これにより、動的シールを内反縁の代わりとし、動的シールを直接用いて集水トレイと内槽との接続箇所を密封処理する。
更に、洗濯機が洗浄状態の場合、洗浄時常時閉孔は閉状態となり、洗濯機が脱水状態の場合、洗浄時常時閉孔は開状態となる。
好ましくは、洗浄時常時閉孔は内槽壁に設けられる孔を含み、孔にシールバルブ構造が装着されている。シールバルブ構造は、移動可能に孔を密封又は開放するバルブコアと、バルブコアに接続されて、内槽が高速回転する際に、遠心力の働きでバルブコアを引き動かして孔を開放する遠心装置と、バルブコアに接続されて、内槽が低速回転する際に、遠心力に抗してバルブコアを押し動かして孔を閉止する弾性部材、を含む。
更に、集水トレイの最低部分は洗濯機の排水管と連通する。好ましくは、集水トレイの環状の折り返しにおける最低部分が排水管と連通し、環状の折り返しの内反縁は、排水管との連通箇所よりも内槽の開口に近接して設置される。
本発明で記載する洗濯機は、従来技術の洗濯機と比較して、以下の有益な効果を有する。
洗濯機に集水トレイを設置することで、内槽から洗浄時常時閉孔を通じて流出した排水を全て集水トレイに収集可能となる。これにより、洗浄時常時閉孔が遠心力の働きで開放されたときに、排水を円滑に外部に排出するとの目的が実現される。
内槽に集水トレイと直接連通する洗浄時常時閉孔を設けることで、内槽から流出した排水を集水トレイへ円滑に流入させるとの目的が実現される。これにより、外部への洗浄排水の漏出を回避するとの効果が得られる。
集水トレイの開口側に内反縁を設け、集水トレイに流入した水流を遮断することで、外部への排水の漏出が効果的に回避される。また、内反縁と内槽の外壁の間に動的シールを設け、集水トレイが取り囲む空間によって密封室を直接構成することで、水流が外部に漏出するとの事態が直接的に排除される。
内槽の側壁を、洗浄時常時閉孔に向かって槽径が徐々に増大するテーパー状又は菱形とすることで、内槽内の洗浄水が遠心力の働きで洗浄時常時閉孔に集束するよう保証される。また、これにより、内槽内の洗浄水を全て外部に排出するとの効果が実現される。
また、本発明は構造がシンプルであり、効果が著しく、利用普及に適している。
本発明の技術方案の設計思想をより明確とすることで、これによりもたらされる有益な効果が更に理解されるよう、以下に、図面を組み合わせて本発明の一部の具体的実施形態につき詳細に記載する。
図面は、本発明の一部として本発明の更なる理解のために用いられる。また、本発明の概略的実施例及びその説明は本発明の解釈のために用いられるが、本発明を不当に限定するものではない。なお、言うまでもなく、以下で記載する図面は実施例の一部にすぎず、当業者であれば、創造的労働を要することなくこれらの図面から更にその他の図面を得ることも可能である。
図1は、本発明の実施例における洗濯機の構造の概略図である。 図2は、本発明の別の実施例における洗濯機の構造の概略図である。 図3は、本発明の別の実施例における洗濯機の構造の概略図である。 図4は、本発明の別の実施例における洗濯機の構造の概略図である。 図5は、本発明の別の実施例における洗濯機の構造の概略図である。 図6は、本発明の別の実施例における洗濯機の構造の概略図である。 図7は、本発明の別の実施例における洗濯機の構造の概略図である。 図8は、本発明の別の実施例における洗濯機の構造の概略図である。 図9は、本発明の別の実施例における洗濯機の構造の概略図である。 図10は、本発明の別の実施例における洗濯機の構造の概略図である。 図11は、本発明の別の実施例における洗濯機の構造の概略図である。 図12は、本発明の別の実施例における洗濯機の構造の概略図である。 図13は、本発明の別の実施例における洗濯機の構造の概略図である。 図14は、本発明の実施例における図2の洗浄時常時閉孔部分を拡大した構造の概略図である。
説明すべき点として、これらの図面及び文字記載は何らかの方式で本発明の構想の範囲を制限するとの意図ではなく、特定の実施例を参照して当業者に本発明の概念を説明するためのものである。
本発明における実施例の目的、技術方案及び利点をより明確とすべく、以下では、本発明の実施例にかかる図面を組み合わせて、実施例の技術方案につき明瞭簡潔に述べる。なお、以下の実施例は本発明を説明するためのものであって、本発明の範囲を制限するものではない。
本発明の記載において、説明すべき点として、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」、「垂直」、「内」、「外」等の用語で示される方向又は位置関係は、図示に基づく方向又は位置関係であって、本発明の記載の便宜上及び記載の簡略化のためのものにすぎず、対象となる装置又は部材が特定の方向を有し、且つ特定の方向で構成及び操作されねばならないことを明示又は暗示するものではない。よって、本発明を制限するものと理解すべきではない。
本発明の記載において、説明すべき点として、別途明確に規定及び限定しない限り、「装着する」、「連なる」、「接続する」との用語は広義に解釈すべきである。例えば、固定的な接続であってもよいし、取り外し可能な接続であってもよいし、一体的な接続であってもよい。また、機械的な接続であってもよいし、電気的な接続であってもよい。更には、直接的な連なりであってもよいし、中間媒体を介した間接的な連なりであってもよい。当業者であれば、具体的状況に応じて本発明における上記用語の具体的意味を解釈可能である。
図1~図13に示すように、本発明の実施例では洗濯機について説明する。洗濯機はハウジング2を含み、ハウジング2内に内槽1が設けられている。内槽1の軸線は、水平に延伸するか、前から後に向かって徐々に下方へ傾斜するよう設置される。内槽1の前端は開口して設けられる内槽の槽口101となっており、後端は密封して設けられる内槽底102となっている。また、内槽の側壁103が内槽の槽口101と内槽底102を接続することで内槽1が構成される。内槽1の槽壁には貫通孔が設けられていないため、内槽1の内部は、前部のみが開口して設けられる密封容器を構成している。また、洗濯機のハウジング2の前端には、外側に開放可能な扉4が装着されている。そのため、扉4を閉止することで内槽の槽口101が封止され、扉4を開放することで内槽の槽口101から内槽1の内部に衣類を投入するとの目的が達せられる。内槽1の後端は、内槽支持部材3を介して洗濯機のハウジング2内に装着される。前記内槽支持部材3は内槽1の後端に同軸に設けられる。内槽支持部材3の上下両端は、それぞれ内槽1の前端の槽口方向に屈曲している。屈曲部は少なくとも内槽1の中央部まで延伸し、上下の屈曲部がそれぞれ制震吊りバネと制震支持ロッドを介して洗濯機のハウジング2に接続される。これにより、内槽支持部材3を震動可能に洗濯機のハウジング2内に装着するとの目的が実現される。且つ、内槽底102の中心は、内槽1が回転駆動されるよう、洗濯機の駆動モータ5のモータ軸に同軸に設置される。内槽1と駆動モータ5はいずれも内槽支持部材3に固定的に装着される。好ましくは、内槽底102と駆動モータ5は、それぞれ内槽支持部材3の両側に設けられる。駆動モータ5は内槽支持部材3に固定接続される。駆動モータ5のモータ軸は、軸受を介して内槽支持部材3を貫通し、内槽底102に同軸に固定接続される。且つ、駆動モータ5のモータ軸は、内槽支持部材3に対し回転可能である。これにより、内槽1と駆動モータ5を内槽支持部材3に装着し、内槽1を駆動モータ5の作用下で単独で回転可能とすることで、内部の衣類を洗浄するとの目的を実現する。好ましくは、駆動モータ5のモータ軸が内槽軸21を直接構成し、内槽軸21と内槽1の内槽底102が同軸に固定接続される。
更に、本発明の実施例の洗濯機は、従来技術における扉が内槽の槽口を閉止することで内槽が密封容器を構成する任意の洗濯機とすればよい。洗濯機が脱水プログラムを実行する際には、内槽が高速回転するよう制御される。これにより、衣類から離脱した内槽内の水流が内槽から円滑に排出されるため、内槽に孔を有さない洗濯機において正常に脱水プログラムを実行するとの目的が達成される。よって、本発明の実施例における洗濯機は図中の構造に限らず、例えば図8に示すような従来の一般的な洗濯機としてもよい。洗濯機は、洗濯機の内槽1が脱水孔を有さず、且つ扉4により内槽の槽口101を閉止することで密封容器を形成するものであればよい。
また、扉を閉止したあと、洗濯機が洗浄を実施する際に密封容器を形成するよう内槽を設けることで、衣類は洗浄過程において密封された内槽内の洗浄水とのみ接触する。これにより、内槽と外槽の間の洗浄水が内槽内に流入して衣類を汚染するとの事態が回避されるため、洗濯機による洗浄の清潔度が大幅に向上する。また、内槽と外槽の間が洗浄水により汚染されることで洗濯機による衣類の洗浄が徹底されないとの事態が回避される。
本発明の実施例では、洗濯機の内槽1内の衣類から離脱した水流を外部に排出するとともに、洗濯機の動作過程において、内槽1を密封して貯水することで正常な洗浄を行うべく、以下のように設置する。
内槽には、洗浄時常時閉孔6が設置されている。内槽の正常な洗浄及びすすぎ過程において、内槽の回転速度が所定の値よりも低い場合には、洗浄時常時閉孔6が閉止することで、内槽が洗浄水及びすすぎ水を収容する貯水槽を直接構成する。また、これにより、内槽内に蓄えられた洗浄水及びすすぎ水を利用して、衣類に対する洗浄又はすすぎを実施する。一方、内槽が脱水及び排水を実行する過程において、内槽の回転速度が所定の値よりも高くなると、洗浄時常時閉孔6が開放されて、内槽内の水が洗浄時常時閉孔6から直接流出する。
本発明の実施例において、洗濯機の内槽1の外側には集水トレイ7が設けられている。前記集水トレイ7は、内槽支持部材3によって直接構成してもよいし、内槽支持部材3に装着される独立した部材としてもよいし、内槽支持部材3とは別個に設置される独立した部材としてもよい。前記集水トレイ7は、内槽から流出した排水を蓄える空間を構成する。且つ、集水トレイ7を洗濯機の排水管11と連通させることで、洗浄時常時閉孔6から流出した排水を集水トレイ7で収集したあと、排水管11に流入させて、洗濯機から排出する。
図1に示すように、本実施例において、洗濯機の内槽1の外部には集水トレイ7が設けられている。前記集水トレイ7は内槽1の一端に設けられている。好ましくは、集水トレイ7は内槽底102に設けられる。
本実施例において、集水トレイ7は、内槽の端を覆うトレイ状構造13を含む。トレイ状構造13の外周は内槽底102の外周を超えている。トレイ状構造13の外周には、内槽の他端に向かって延伸する環状の折り返し14が設けられており、環状の折り返し14の少なくとも一部が内槽の側壁103と重なっている。また、環状の折り返し14の内周と内槽の側壁103の外壁面は隙間を隔てている。これにより、集水トレイ7のトレイ状構造13と環状の折り返し14が、内槽1の開口に向かって設置され、内槽1から洗浄時常時閉孔6を通じて流出した水を収容する空間を形成している。
本実施例において、集水トレイ7は内槽支持部材3を直接構成する。集水トレイ7は、上部が制震吊りバネを介し、下部が制震支持部材を介して、それぞれ洗濯機のハウジング2に接続される。これにより、集水トレイ7は、振動及び変位可能に洗濯機のハウジング2内に装着される。本実施例において、集水トレイ7は内槽底102に同軸に装着される。集水トレイ7における内槽から離間した側には駆動モータ5が装着されている。内槽軸21は、集水トレイ7を貫通して、一端がそれぞれ内槽底102に同軸に接続される。また、他端は、駆動モータ5に直接接続されるか、減速クラッチを介して駆動モータ5に接続される。
好ましくは、洗濯機の洗浄効率を高めるために、例えば、パルセータ、撹拌棒等の補助攪拌装置を内槽1内に補足してもよい。補助攪拌装置の駆動軸は、内槽底102を貫通し、続いて集水トレイ7を貫通したあと、モータに直接接続されるか、減速クラッチを介して駆動モータ5に接続される。
本実施例において、集水トレイ7の底部は排水管11と連通している。排水管11には、管路内の水流の通過及び遮断を制御する制御装置12が設けられている。前記制御装置12は、上部排水洗濯機の排水に用いられる排水ポンプとしてもよいし、下部排水洗濯機の排水に用いられる排水弁としてもよい。好ましくは、集水トレイ7の環状の折り返し14における最低位置が排水管11と連通することで、集水トレイ7に流入した排水が全て排水管11から流出可能となるよう保証する。
且つ、内槽底102と集水トレイ7のトレイ状構造13は一定の隙間を隔てている。これにより、内槽1から集水トレイ7に流入した排水を上記の隙間沿いに下方へ流動させて、排水の円滑性を保証する。
図1に示すように、本実施例において、洗濯機の内槽1には導水経路10が設けられている。導水経路10の入水端は洗浄時常時閉孔6と連通しており、吐水端には集水トレイ7と連通する吐水口が設けられている。これにより、洗濯機の内槽からの排水は、導水経路10を経由して集水トレイ7に流入する。
本実施例において、洗浄時常時閉孔6は内槽の側壁103に設けられている。好ましくは、洗浄時常時閉孔6は、内槽の槽口101寄りの側の内槽の側壁103に位置している。導水経路10は、内槽1の軸線と平行な方向に延伸している。導水経路10における内槽の槽口101寄りの側の一端は密閉状に設けられており、導水経路10における内槽底102寄りの側の一端は開口状に設けられている。且つ、導水経路10における内槽底102寄りの側の一端は、集水トレイ7の少なくとも一部の環状の折り返し14と垂直方向において重なっている。これにより、導水経路10の吐水端を集水トレイ7内に伸入させて、導水経路10から流出した排水を全て集水トレイ7内に流入可能とする。
本実施例において、導水経路10の吐水端の軸線は内槽1の軸線と平行に設けられている。これにより、導水経路10から流出した吐出水流は水平方向に噴射可能となる。更に、集水トレイ7に流入した噴射水流は、トレイ状構造14に案内されて下方に流動し、集水トレイ7の最下端における排水管11に流入する。
図2に示すように、本実施例において、導水経路10は内槽の側壁103の外壁に設置可能である。導水経路10は、内槽の側壁103の外壁から突出するよう設置されて、内槽の外部に位置する。導水経路10は、内槽の側壁103の構成線に沿って延伸している。また、導水経路10における内槽の槽口101寄りの側は密封状に設けられており、内槽底102寄りの側は開口状に設けられている。内槽の側壁103には、導水経路10と連通する洗浄時常時閉孔6が設けられている。洗浄時常時閉孔6は、内槽1の中央部に位置するか、内槽の槽口101寄りの側に位置する。また、内槽1の回転過程で導水経路10が集水トレイ7に干渉しないよう保証すべく、導水経路10における内槽1から離間した側と集水トレイ7の環状の折り返し14は一定の隙間を隔てている。
図8に示すように、本実施例において、導水経路10は内槽の側壁103の内壁に設置してもよい。導水経路10は、内槽の側壁103の内壁から突出するよう設置されて、内槽1の内部に位置する。導水経路10は、内槽の側壁103の構成線に沿って延伸している。また、導水経路10における内槽の槽口101寄りの側は密封状に設けられており、内槽底102寄りの側には内槽底102を貫通する吐水口が設けられている。内槽の側壁103には、導水経路10と連通する洗浄時常時閉孔6が設けられている。洗浄時常時閉孔6は、内槽1の中央部に位置するか、内槽の槽口101寄りの側に位置する。また、吐水口から噴射されて流出した洗浄排水が、トレイ状構造に遮断されて下方に流動するよう保証すべく、導水経路10の吐水口は、内槽底102の外周に位置するとともに、集水トレイ7のトレイ状構造と対向して設けられる。
本実施例では、内槽の側壁103の壁厚を利用して、導水経路10を内槽の側壁103の内部に設けてもよい。この場合も同様に、内槽の洗浄時常時閉孔6からの排水を導水経路10沿いに集水トレイ7に流入させるとの目的を実現可能である。
図7に示すように、本実施例において、導水経路10の吐水端には、内槽1の外径方向に突出して延伸する外反縁16が設けられている。これにより、導水経路10から流出した噴射水流を外反縁16で遮断して下方へ流動させる。且つ、外反縁16は垂直方向に一定の長さ延伸しているため、集水トレイ7に流入した水流を外反縁16によって遮断可能である。これにより、集水トレイ7の下端の水流が集水トレイ7の開口から流出するとの事態が回避される。
本実施例において、導水経路10は内槽の側壁103の外壁に設置されている。導水経路10の吐水端には、内槽1の径方向に沿って内槽の軸線から離間する方向に延伸する外反縁16が設けられている。好ましくは、導水経路10の吐水端には、水流を流出させる吐水口が設けられており、外反縁16は吐水口の径方向に沿って導水経路の外部に向かって延伸している。外反縁16の延伸端は、集水トレイ7の環状の折り返し14における内壁と密着するか、近接して設置される。これにより、集水トレイ7に流入した水流を外反縁により遮断して、集水トレイ7の開口側から流出しないよう保証する。
図5及び図6に示すように、本実施例において、導水経路10における内槽1の軸線から離間した側は、洗浄時常時閉孔6から集水トレイ7の方向に、外側に向かうほど内槽の軸線から徐々に遠ざかる斜面をなしている。これにより、導水経路10に流入した排水が斜面に沿って集水トレイ7に流入するよう保証する。導水経路を集水トレイの方向に傾斜する斜面とすることで、導水経路に流入した水流は、内槽の回転時の遠心力の働きで導水経路沿いに円滑に集水トレイに流入する。これにより、排水効率を向上させるとの目的が達せられる。
本実施例において、導水経路10は内槽の側壁103の外壁に設置されている。内槽の側壁103の外壁には、延伸リブが外側に向かって延伸している。延伸リブは、内槽1の軸線と平行な方向に延伸している。延伸リブの左右両側は、それぞれ内槽の側壁103に密封状に接続されている。また、延伸リブにおける内槽の槽口101寄りの一端は内槽の側壁103に密封状に接続されており、内槽底102寄りの一端は内槽の側壁103と間隔を置いて設置されている。これにより、延伸リブと内槽の側壁103が連携して導水経路10を包囲している。
本実施例では、導水経路10における内槽1の軸線から離間した側の内壁面が、内槽の槽口101から内槽底102の方向に下方へと徐々に傾斜する斜面をなしている。これにより、導水経路10内に流入した洗浄水を、遠心力の働きで斜面沿いに導水経路10の吐水端に向かって流動させるよう案内する。
同様に、導水経路10が内槽の側壁103の内壁面に位置する場合、内槽の側壁103の内壁には延伸リブが内側に向かって延伸している。延伸リブは、内槽1の軸線と平行な方向に延伸している。延伸リブの左右両側は、それぞれ内槽の側壁103に密封状に接続されている。また、延伸リブにおける内槽の槽口101寄りの一端は内槽の側壁103に密封状に接続されており、内槽底102寄りの一端は内槽の側壁103と間隔を置いて設置されている。これにより、延伸リブと内槽の側壁103が連携して導水経路10を包囲している。また、導水経路10内の洗浄水を円滑に排水できるよう保証すべく、内槽底102には、上記の間隔と対向して設置される貫通孔が設けられている。
本実施例において、内槽1の軸線から離間した側は、一部、又は複数の部分、又は全部が、洗浄時常時閉孔6から集水トレイ7の方向に、外側に向かうほど内槽の軸線から徐々に遠ざかる斜面をなすよう設けられてもよい。この場合も同様に、導水経路に流入した水流を円滑に外部に排出するとの目的を実現可能である。
図12及び図13に示すように、本実施例において、洗浄時常時閉孔6は内槽底102に直接設置されている。また、排水を集水トレイ7に直接流入させるよう、洗浄時常時閉孔6の吐水端は集水トレイ7と直接連通している。
本実施例において、洗浄時常時閉孔6は内槽底102の外周に位置している。また、洗浄時常時閉孔6は、集水トレイ7のトレイ状構造13に面して設置されている。好ましくは、洗浄時常時閉孔6の軸線は内槽1の軸線と平行に設置される。これにより、洗浄時常時閉孔6から流出した洗浄水は、集水トレイ7のトレイ状構造13に直接噴射され、トレイ状構造13沿いに下方へ流れることで、排水管11から外部に排出される。
本実施例において、洗浄時常時閉孔6の内槽の側壁103は、両端から洗浄時常時閉孔6の方向に向かって直径が徐々に増大している。よって、内槽1内に収容された洗浄水は、内槽の回転過程における遠心力の働きで、洗浄時常時閉孔6が位置する断面に向かって集束する。これにより、内槽1の洗浄水を全て洗浄時常時閉孔6から外部に排出可能にするとの目的が保証される。好ましくは、洗浄時常時閉孔6は内槽底102に設けられる。内槽の側壁103は、内槽の開口101から内槽底102の方向に向かって直径が徐々に増大している。これにより、内槽1の回転過程で、内槽1内の洗浄水を内槽の側壁103沿いに内槽底102の方向に集束及び流動させるよう案内することで、内槽1内の洗浄水を全て洗浄時常時閉孔6から外部に排出できるよう保証する。
同じ原理で、本実施例では、洗浄時常時閉孔6を内槽1の内槽開口101側に同様に設置して、洗浄時常時閉孔6を内槽の開口101側の外周に設けてもよい。また、内槽1を内槽底102から内槽の開口101側に向かって直径が徐々に増大するテーパー状槽とし、集水トレイ7を内槽の開口101側に装着する。この場合も同様に、内槽内の洗浄水を円滑に外部に排出するとの目的を実現可能である。
図10及び図11に示すように、本実施例において、洗浄時常時閉孔6は、内槽の側壁103における内槽底102寄りに直接設けられている。また、排水を集水トレイ7に直接流入させるよう、洗浄時常時閉孔6の吐水端は集水トレイ7と直接連通している。
本実施例において、洗浄時常時閉孔6は、内槽の側壁103における内槽底102寄りの側に設けられている。また、集水トレイ7が内槽底102に設けられている。洗浄時常時閉孔6の軸線は内槽の径方向に延伸している。洗浄時常時閉孔6から流出した水流が集水トレイ7に直接流入可能となるよう保証すべく、洗浄時常時閉孔6は、集水トレイ7の環状の折り返し14と水平方向において重なるよう設置される。
本実施例において、内槽の側壁103は、両端から洗浄時常時閉孔6の方向に向かって直径が徐々に増大している。よって、内槽1内に収容された洗浄水は、内槽の回転過程における遠心力の働きで、洗浄時常時閉孔6が位置する断面に向かって集束する。これにより、内槽1の洗浄水を全て洗浄時常時閉孔6から外部に排出可能にするとの目的が保証される。好ましくは、洗浄時常時閉孔6は、内槽の側壁103における内槽底102寄りに設けられている。内槽の側壁103は、内槽の開口101から内槽底102の方向に向かって直径が徐々に増大している。これにより、内槽1の回転過程で、内槽1内の洗浄水を内槽の側壁103沿いに内槽底102の方向に集束及び流動させるよう案内することで、内槽1内の洗浄水を全て洗浄時常時閉孔6から外部に排出できるよう保証する。
同じ原理で、本実施例では、洗浄時常時閉孔6を内槽の内槽開口101側に同様に設置して、洗浄時常時閉孔6を内槽の開口101寄りの側の内槽の側壁103に設けてもよい。また、内槽1を内槽底102から内槽の開口101側に向かって直径が徐々に増大するテーパー状槽とし、集水トレイ7を内槽の開口101側に装着する。この場合も同様に、内槽1内の洗浄水を円滑に外部に排出するとの目的を実現可能である。
言うまでもなく、本実施例では、洗浄時常時閉孔6を内槽の側壁103における任意の位置に設置するとともに、集水トレイ7を洗浄時常時閉孔6に対応する垂直断面に然るべく設置してもよい。また、内槽1を両端から洗浄時常時閉孔6の方向に向かって直径が徐々に増大する菱形槽とする。この場合でも、内槽内の洗浄水を円滑に外部に排出するとの目的を実現可能である。
図3に示すように、本実施例において、集水トレイ7の環状の折り返し14の端部には、内槽1の軸線方向に向かって延伸する内反縁15が設けられている。内反縁15は、内槽の側壁103の外壁面と接触するか、近接して設けられる。これにより、集水トレイ7により包囲される空間の密封性を保証して、集水トレイ7に流入した水が開口から流出するとの問題を回避する。
本実施例において、導水経路10は、内槽の側壁103の外壁面に設置可能である。また、導水経路10の少なくとも一部と集水トレイ7の環状の折り返し14を垂直方向において重なるよう設置することで、導水経路10の吐水端を集水トレイ7に伸入させる。集水トレイ7の環状の折り返し14における内槽の開口101寄りの側には、内槽1の径方向に沿って内槽1の軸線方向に向かって延伸する内反縁が設けられている。内反縁15の延伸端は、導水経路10における内槽1から離間した側に近接するか、密接するよう設置される。これにより、集水トレイ7に流入した水流が、集水トレイ7における内槽の開口101寄りの側から流出しないよう保証する。
言うまでもなく、本実施例において、導水経路10は、内槽の側壁103の内側に設けてもよいし、内槽の側壁103の内部に設けてもよい。また、集水トレイ7の環状の折り返し14における内槽の開口101寄りの側の端部に内反縁15を設け、内反縁15の延伸端を内槽の側壁103の外壁に近接させるか、密接させて設置する。この場合も同様に、集水トレイ7に流入した水流が、集水トレイ7における内槽の開口寄りの側から流出しないよう保証可能である。
図8に示すように、集水トレイ7の密封性を更に向上させるために、内反縁15と内槽の側壁103の間に動的シール17を設けることで、内反縁15と内槽の側壁103との接続箇所を密封処理する。これにより、集水トレイ7の内部に取り囲まれた空間の密封処理が実現されるため、集水トレイ7に流入した水に漏出現象が発生しないよう更に保証される。
言うまでもなく、洗濯機の集水トレイ7の密封性を実現するために、集水トレイ7の環状の折り返し14と内槽1の外壁との間に動的シール17を設けてもよい。これにより、動的シール17を内反縁15の代わりとし、動的シール17を直接用いて集水トレイ7と内槽1との接続箇所を密封処理する場合でも同様に、集水トレイ7に流入した水に漏出現象が発生しないよう保証可能となる。
図1~図6に示すように、本実施例において、集水トレイ7にはダイレクトドライブモータからなる駆動モータ5が装着されている。前記ダイレクトドライブモータは、内槽1と同軸に設けられる。前記ダイレクトドライブモータは、同軸に設置されるロータ及びステータを含む。ロータ及びステータはいずれも内槽1と同軸に設置されるため、ダイレクトドライブモータの重心が内槽1の軸線上に位置するよう保証される。また、これにより洗濯機の運転過程における安定性が保証される。
或いは、集水トレイ7には、伝動装置に接続されるモータ20が装着されている。前記伝動装置は、ベルトプーリ、ギヤ群等の従来のいずれかの伝動構造とすることが可能である。本実施例では、図7~図9に示すように、集水トレイ7における内槽底102から離間した側にベルトプーリ18が装着されている。ベルトプーリ18と内槽1は同軸に設置されており、ベルトプーリ18の中心が内槽軸21に接続されている。内槽軸21は、集水トレイ7を貫通して内槽底102に同軸に接続される。集水トレイ7には、モータ20が更に装着されており、モータ軸とベルトプーリ18の間に伸張したベルト19が設けられている。これにより、モータから出力された動力がベルト19を通じてベルトプーリ18に伝達され、ベルトプーリ18と内槽1を回動させる。
本発明の実施例において、洗浄時常時閉孔は、内槽上に貫設されて水流を通過させる孔と、内槽に装着されており、且つ孔に対応して設けられる遠心弁、を含む。遠心弁のバルブコアは孔を閉塞している。そして、内槽の回転速度が所定の値に達すると、遠心弁のバルブコアは遠心力の働きで開放される。好ましくは、遠心弁は弾性部材を更に含む。弾性部材は、バルブコアと内槽の間に挟持されており、バルブコアに対し復元力を付与することで、バルブコアを押動して孔を閉塞する。上記の遠心弁は、従来技術における遠心力の働きで孔の開放を実現可能ないずれかの弁体構造とすればよい。
図14に示すように、本実施例において、洗浄時常時閉孔6は次のように設置可能である。即ち、内槽の側壁103に孔60が設けられており、内槽の側壁103の内側に遠心弁が装着されている。遠心弁は、内槽1の内側に装着されるホルダ61を含む。ホルダ61には、ヒンジ接続されるカウンタウェイト62が装着されており、孔60には、上下動可能なバルブプラグ64が設けられている。また、バルブプラグ64はカウンタウェイト62にヒンジ接続され、バルブプラグ64と内槽の側壁103の間に戻しバネ63が挟持されている。これにより、内槽1の回転による遠心力の働きで、カウンタウェイト62が内槽1の軸線から離間する方向に移動すると、ヒンジ接続部分によってバルブプラグ64が内槽1の軸線方向に引っ張られて移動することで、孔60が開放される。
好ましくは、内槽の側壁103の内側に、内槽の中心に向かって突出するリフティングリブ8が装着されている。リフティングリブ8の内部は中空となっている。また、リフティングリブ8には、内槽1を内部の中空と連通させる通水孔が設けられている。洗浄時常時閉孔6の孔60は、リフティングリブ8に対応する内槽の側壁103に設置されており、リフティングリブ8の内部の中空と内槽1の外部とを連通させる。遠心弁は、リフティングリブ8の内部の中空部に設けられる。
以上は本発明の好ましい実施例にすぎず、本発明を何らかの形式に制限するものではない。本発明については好ましい実施例によって上記のように開示したが、本発明を限定するとの主旨ではない。本発明の技術方案を逸脱しない範囲において、当業者が上記で提示した技術内容を用いて実施可能なわずかな変形或いは補足は、同等に変形された等価の実施例とみなされ、いずれも本発明の技術方案の内容を逸脱するものではない。また、本発明の技術的本質に基づいて上記の実施例に加えられる任意の簡単な修正、同等の変形及び補足は、いずれも本発明の方案の範囲に属する。
1 内槽
2 ハウジング
3 内槽支持部材
4 扉
5 駆動モータ
6 洗浄時常時閉孔
7 集水トレイ
8 リフティングリブ
9 シールバルブ
10 導水経路
11 排水管
12 排水装置
13 トレイ状構造
14 環状の折り返し
15 内反縁
16 外反縁
17 動的シール
18 ベルトプーリ
19 ベルト
20 モータ
21 内槽軸
101 内槽の槽口
102 内槽底
103 内槽の側壁

Claims (40)

  1. 洗濯機の内槽が、扉により開口が閉止されることで洗浄時に密閉された容器となる洗濯機において、
    前記内槽には少なくとも1つの洗浄時常時閉孔が設けられており、集水トレイが前記内槽の外部に装着されて前記洗濯機の排水を収集するために用いられ、前記内槽には、前記内槽が洗浄時常時閉孔から流出させた前記洗濯機の排水を集水トレイに案内する導水経路が設けられていることを特徴とする洗濯機。
  2. 前記集水トレイは内槽の一端に設けられ、前記集水トレイは、前記内槽の端を覆うトレイ状を有しており、トレイ状の外周に前記内槽の他端に向かって延伸する環状の折り返しが設けられており、前記環状の折り返しの内周と前記内槽の外壁とは隙間を隔てており、導水経路の吐水端は、前記環状の折り返しと前記内槽の外壁との隙間まで延伸しており、
    好ましくは、前記導水経路の吐水端は、前記集水トレイのトレイ状構造まで延伸し、且つ吐水端とトレイ状構造との間に水流を通過させる隙間が備わっていることを特徴とする請求項1に記載の洗濯機。
  3. 前記集水トレイの環状の折り返しには、前記内槽の軸線方向に屈曲して延伸する内反縁が設けられており、前記内反縁の端部は前記内槽の外壁に近接又は密接するよう設けられ、
    好ましくは、前記内反縁と前記内槽の外壁との間には動的シールが設けられていることを特徴とする請求項2に記載の洗濯機。
  4. 前記集水トレイと前記内槽との接続箇所を密封処理するよう、前記環状の折り返しと前記内槽の外壁との間には動的シールが設けられていることを特徴とする請求項2に記載の洗濯機。
  5. 前記導水経路の吐水端は前記集水トレイのトレイ状構造に面して設けられ、前記吐水端には、前記集水トレイにおける環状の折り返し方向に屈曲して延伸する外反縁が設けられており、
    好ましくは、前記外反縁は、前記導水経路のうち前記集水トレイと内槽の外壁との隙間に伸入する端部に設けられることを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の洗濯機。
  6. 洗濯機が洗浄状態の場合、洗浄時常時閉孔は閉状態となり、洗濯機が脱水状態の場合、洗浄時常時閉孔は開状態となり、
    好ましくは、前記洗浄時常時閉孔は内槽壁に設けられる孔を含み、孔にシールバルブ構造が装着されており、
    前記シールバルブ構造は、
    移動可能に孔を密封又は開放するバルブコアと、
    前記バルブコアに接続されて、前記内槽が高速回転する際に、遠心力の働きで前記バルブコアを引き動かして孔を開放する遠心装置と、
    前記バルブコアに接続されて、前記内槽が低速回転する際に、遠心力に抗して前記バルブコアを押し動かして孔を閉止する弾性部材、を含むことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の洗濯機。
  7. 前記導水経路は、内槽壁の内壁、又は外壁、又は内部に設けられ、前記導水経路の入水端は、前記洗浄時常時閉孔を通じて前記内槽の内部と連通しており、吐水端には前記集水トレイと連通する吐水口が設けられていることを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の洗濯機。
  8. 前記内槽の一端には開口が設けられており、前記集水トレイは、前記開口と対向する前記内槽の他端に設けられ、前記集水トレイの後側にはモータが装着されており、内槽底の中心には同軸に設置される内槽軸が設けられており、前記内槽軸は前記集水トレイを貫通し、貫通端が、直接又は伝動装置を介してモータに接続され、前記内槽軸は中空に設けられ、中空部が流路を構成し、前記流路の一端は前記内槽に接続され、他端は洗濯機の給水構造に接続されることを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の洗濯機。
  9. 前記洗浄時常時閉孔は前記内槽の側壁に位置し、前記内槽の側壁における各断面の直径は、洗浄時常時閉孔が位置する断面の方向に向かって増大するよう設置されることを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の洗濯機。
  10. 前記集水トレイの最低部分は前記洗濯機の排水管と連通し、
    好ましくは、前記集水トレイの環状の折り返しにおける最低部分が排水管と連通し、環状の折り返しの内反縁は、排水管との連通箇所よりも内槽の開口に近接して設置されることを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の洗濯機。
  11. 洗濯機であって、
    洗濯機の内槽は、扉により開口が閉止されることで洗浄時に密閉された容器となり、内槽底には少なくとも1つの洗浄時常時閉孔が設けられており、集水トレイが内槽底の外部に装着されて洗濯機の排水を収集するために用いられ、前記洗浄時常時閉孔が開放されると、前記内槽は前記洗浄時常時閉孔を通じて前記集水トレイと連通し、前記洗濯機の前記内槽から流出した洗濯機の排水が前記洗浄時常時閉孔を通じて前記集水トレイに流入することを特徴とする洗濯機。
  12. 前記内槽は、前記洗浄時常時閉孔を通じて前記集水トレイと直接連通することを特徴とする請求項11に記載の洗濯機。
  13. 前記洗浄時常時閉孔は内槽底の外周に位置しており、
    好ましくは、前記内槽の側壁の全部、又は複数の部分、又は単一部分の断面の直径が前記内槽底の方向に向かって増大するよう設置されることを特徴とする請求項11に記載の洗濯機。
  14. 前記集水トレイは、内槽底を覆うトレイ状構造を含み、前記内槽底と前記トレイ状構造は水流を通過させる隙間を隔てており、前記トレイ状構造の外周には、前記内槽の他端に向かって延伸する環状の折り返しが設けられていることを特徴とする請求項11~13のいずれか1項に記載の洗濯機。
  15. 前記集水トレイの環状の折り返しには、前記内槽の軸線方向に屈曲して延伸する内反縁が設けられており、前記内反縁の端部は前記内槽の外壁に近接又は密接するよう設けられ、
    好ましくは、前記内反縁は環状の折り返しにおける前記集水トレイのトレイ状構造から離間する一端に設けられ、
    好ましくは、前記内反縁と前記内槽の外壁との間には動的シールが設けられていることを特徴とする請求項14に記載の洗濯機。
  16. 前記集水トレイと前記内槽との接続箇所を密封処理するよう、環状の折り返しと前記内槽の外壁との間には動的シールが設けられていることを特徴とする請求項14に記載の洗濯機。
  17. 洗濯機が洗浄状態の場合、前記洗浄時常時閉孔は閉状態となり、洗濯機が脱水状態の場合、前記洗浄時常時閉孔は開状態となり、
    好ましくは、前記洗浄時常時閉孔は内槽壁に設けられる孔を含み、前記孔にシールバルブ構造が装着されており、
    前記シールバルブ構造は、
    移動可能に孔を密封又は開放するバルブコアと、
    前記バルブコアに接続されて、前記内槽が高速回転する際に、遠心力の働きで前記バルブコアを引き動かして孔を開放する遠心装置と、
    前記バルブコアに接続されて、前記内槽が低速回転する際に、遠心力に抗してバルブコアを押し動かして孔を閉止する弾性部材、を含むことを特徴とする請求項11~13のいずれか1項に記載の洗濯機。
  18. 前記集水トレイの最低部分は洗濯機の排水管と連通し、
    好ましくは、前記集水トレイの環状の折り返しにおける最低部分が前記排水管と連通し、環状の折り返しの内反縁は、前記排水管との連通箇所よりも前記内槽の開口に近接して設置されることを特徴とする請求項11~13のいずれか1項に記載の洗濯機。
  19. 洗濯機であって、
    洗濯機の内槽は、扉により開口が閉止されることで洗浄時に密閉された容器となり、前記内槽の開口側には少なくとも1つの洗浄時常時閉孔が設けられており、集水トレイが前記内槽の開口側の外部に装着されて洗濯機の排水を収集するために用いられ、前記洗浄時常時閉孔が開放されると、前記内槽は前記洗浄時常時閉孔を通じて前記集水トレイと連通し、洗濯機の前記内槽から流出した洗濯機の排水が前記洗浄時常時閉孔を通じて前記集水トレイに流入することを特徴とする洗濯機。
  20. 前記集水トレイは、前記内槽の開口を覆う環状構造を含み、前記内槽の開口側と前記環状構造とは水流を通過させる隙間を隔てており、前記環状構造の内周は前記内槽の開口と密封状に接触し、前記環状構造の外周には前記内槽の他端に向かって延伸する環状の折り返しが設けられていることを特徴とする請求項19に記載の洗濯機。
  21. 洗濯機であって、
    洗濯機の内槽は、扉により開口が閉止されることで洗浄時に密閉された容器となり、前記内槽には少なくとも1つの洗浄時常時閉孔が設けられており、集水トレイが前記内槽の外部に装着されており、前記内槽には、前記洗浄時常時閉孔と前記集水トレイとを連通させる導水経路が設けられており、前記導水経路内の水流は経路の内壁面に沿って前記導水経路の吐水端方向に流動することを特徴とする洗濯機。
  22. 前記導水経路は、水流を吐水端方向に流動させるよう案内する傾斜側壁を有し、
    好ましくは、前記導水経路における内槽の軸線から離間した側の内壁は傾斜側壁であり、前記傾斜側壁は、前記導水経路内の水流方向に沿って、前記内槽の軸線から離れるように徐々に傾斜する斜面又は曲面であって、前記洗浄時常時閉孔から流出した洗濯機の排水を前記導水経路の前記傾斜側壁沿いに前記集水トレイまで流動させるよう案内することを特徴とする請求項21に記載の洗濯機。
  23. 前記導水経路の傾斜側壁と前記内槽の軸線との距離は、前記導水経路内の水流方向に沿って徐々に増大しており、
    好ましくは、前記導水経路における前記内槽の軸線から離間した側の内壁は、前記内槽の軸線を取り囲み、且つ円錐角がaの錐面をなしていることを特徴とする請求項22に記載の洗濯機。
  24. 前記集水トレイは内槽の一端に設けられ、前記集水トレイは、前記内槽の端を覆うトレイ状構造を有しており、前記トレイ状構造の外周に前記内槽の他端に向かって延伸する環状の折り返しが設けられており、前記環状の折り返しの内周と前記内槽の外壁とは隙間を隔てており、前記導水経路の吐水端は、前記環状の折り返しと前記内槽の外壁との隙間まで延伸しており、
    好ましくは、前記導水経路の吐水端は、前記集水トレイのトレイ状構造まで延伸し、且つ前記吐水端と前記トレイ状構造との間に水流を通過させる隙間が備わっていることを特徴とする請求項21~23のいずれか1項に記載の洗濯機。
  25. 前記集水トレイの環状の折り返しには、前記内槽の軸線方向に屈曲して延伸する内反縁が設けられており、前記内反縁の端部は前記内槽の外壁に近接又は密接するよう設けられ、
    更に好ましくは、前記集水トレイと前記内槽との接続箇所を密封処理するよう、前記内反縁と前記内槽の外壁との間には動的シールが設けられていることを特徴とする請求項24に記載の洗濯機。
  26. 前記洗浄時常時閉孔は前記内槽の側壁に位置し、前記内槽の側壁における各断面の直径は、前記洗浄時常時閉孔が位置する断面の方向に向かって増大するよう設置されることを特徴とする請求項21~23のいずれか1項に記載の洗濯機。
  27. 前記内槽の一端には開口が設けられており、前記集水トレイは、前記開口と対向する前記内槽の他端に設けられ、前記集水トレイの後側にはモータが装着されており、内槽底の中心には同軸に設置される内槽軸が設けられており、前記内槽軸は前記集水トレイを貫通し、貫通端が、直接又は伝動装置を介してモータに接続され、前記内槽軸は中空に設けられ、中空部が流路を構成し、流路の一端は前記内槽に接続され、他端は洗濯機の給水構造に接続されることを特徴とする請求項21~23のいずれか1項に記載の洗濯機。
  28. 前記導水経路は、内槽壁の内壁、又は外壁、又は内部に設けられ、前記導水経路の入水端は、前記洗浄時常時閉孔を通じて前記内槽の内部と連通しており、吐水端には前記集水トレイと連通する吐水口が設けられていることを特徴とする請求項21~23のいずれか1項に記載の洗濯機。
  29. 洗濯機が洗浄状態の場合、前記洗浄時常時閉孔は閉状態となり、洗濯機が脱水状態の場合、前記洗浄時常時閉孔は開状態となり、
    好ましくは、前記洗浄時常時閉孔は内槽壁に設けられる孔を含み、前記孔にシールバルブ構造が装着されており、
    前記シールバルブ構造は、
    移動可能に孔を密封又は開放するバルブコアと、
    前記バルブコアに接続されて、前記内槽が高速回転する際に、遠心力の働きで前記バルブコアを引き動かして前記孔を開放する遠心装置と、
    前記バルブコアに接続されて、前記内槽が低速回転する際に、遠心力に抗して前記バルブコアを押し動かして前記孔を閉止する弾性部材、を含むことを特徴とする請求項21~24のいずれか1項に記載の洗濯機。
  30. 前記集水トレイの最低部分は洗濯機の排水管と連通し、
    好ましくは、前記集水トレイの環状の折り返しにおける最低部分が前記排水管と連通し、環状の折り返しの内反縁は、排水管との連通箇所よりも前記内槽の開口に近接して設置されることを特徴とする請求項21~24のいずれか1項に記載の洗濯機。
  31. 洗濯機であって、
    洗濯機の内槽は、扉により開口が閉止されることで洗浄時に密閉された容器となり、前記内槽には少なくとも1つの洗浄時常時閉孔が設けられており、集水トレイが前記内槽の外部に装着されて洗濯機の排水を収集するために用いられ、前記洗浄時常時閉孔が開放されると、前記内槽は前記洗浄時常時閉孔を通じて前記集水トレイと連通し、洗濯機の前記内槽から流出した洗濯機の排水が前記洗浄時常時閉孔を通じて前記集水トレイに流入することを特徴とする洗濯機。
  32. 前記内槽は、前記洗浄時常時閉孔を通じて前記集水トレイと直接連通し、
    好ましくは、前記洗浄時常時閉孔は前記内槽の側壁に位置し、前記内槽の側壁における各断面の直径は、前記洗浄時常時閉孔が位置する断面の方向に向かって増大するよう設置されることを特徴とする請求項31に記載の洗濯機。
  33. 前記洗浄時常時閉孔は、前記内槽の側壁における前記内槽の一端寄りに位置しており、
    好ましくは、前記内槽は、一端に開口が設けられており、他端が内槽底となっており、前記洗浄時常時閉孔は前記内槽の側壁における内槽底寄りに位置していることを特徴とする請求項31に記載の洗濯機。
  34. 前記集水トレイは前記内槽の一端に設けられ、前記集水トレイは、前記内槽の端を覆うトレイ状構造を有しており、前記トレイ状構造の外周に前記内槽の他端に向かって延伸する環状の折り返しが設けられており、前記環状の折り返しの内周と前記内槽の外壁とは隙間を隔てており、前記洗浄時常時閉孔は前記環状の折り返しと水平方向において重なっており、前記洗浄時常時閉孔の吐水端は、前記環状の折り返しと前記内槽の外壁との隙間に位置しており、
    好ましくは、前記集水トレイは内槽底に設けられ、前記洗浄時常時閉孔は、前記内槽の側壁における内槽底寄りに位置するとともに、前記集水トレイの環状の折り返しと水平方向において重なるように設けられることを特徴とする請求項33に記載の洗濯機。
  35. 前記洗浄時常時閉孔は前記内槽の側壁の中央部に位置しており、前記集水トレイは前記洗浄時常時閉孔と重なり合う垂直断面に設けられることを特徴とする請求項31に記載の洗濯機。
  36. 前記集水トレイは、環状をなして前記内槽の外部に嵌装される環状構造を含み、前記環状構造の内周は前記内槽の外壁と密封状に接触し、前記環状構造の外周には前記内槽の軸線に沿って延伸する環状の折り返しが設けられており、前記洗浄時常時閉孔は、水平方向において前記環状の折り返しと重なり合い、前記洗浄時常時閉孔から流出した排水は前記集水トレイに流入することを特徴とする請求項35に記載の洗濯機。
  37. 前記洗浄時常時閉孔の軸線は内槽の径方向に沿って設けられ、前記洗浄時常時閉孔から流出した洗浄水は環状の折り返しに向かって噴射されることを特徴とする請求項34又は36に記載の洗濯機。
  38. 前記集水トレイの環状の折り返しには、前記内槽の軸線方向に屈曲して延伸する内反縁が設けられており、前記内反縁の端部は前記内槽の外壁に近接又は密接するよう設けられ、
    好ましくは、前記内反縁は前記環状の折り返しにおける前記集水トレイのトレイ状構造から離間する一端に設けられ、
    更に好ましくは、前記集水トレイと前記内槽との接続箇所を密封処理するよう、前記内反縁と前記内槽の外壁との間には動的シールが設けられていることを特徴とする請求項34又は36に記載の洗濯機。
  39. 洗濯機が洗浄状態の場合、前記洗浄時常時閉孔は閉状態となり、洗濯機が脱水状態の場合、前記洗浄時常時閉孔は開状態となり、
    好ましくは、前記洗浄時常時閉孔は内槽壁に設けられる孔を含み、前記孔にシールバルブ構造が装着されており、
    前記シールバルブ構造は、
    移動可能に孔を密封又は開放するバルブコアと、
    前記バルブコアに接続されて、前記内槽が高速回転する際に、遠心力の働きで前記バルブコアを引き動かして前記孔を開放する遠心装置と、
    前記バルブコアに接続されて、前記内槽が低速回転する際に、遠心力に抗して前記バルブコアを押し動かして前記孔を閉止する弾性部材、を含むことを特徴とする請求項31~36のいずれか1項に記載の洗濯機。
  40. 前記集水トレイの最低部分は洗濯機の排水管と連通し、
    好ましくは、前記集水トレイの環状の折り返しにおける最低部分が排水管と連通し、前記環状の折り返しの内反縁は、前記排水管との連通箇所よりも前記内槽の開口に近接して設置されることを特徴とする請求項31~36のいずれか1項に記載の洗濯機。
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