JP2022538218A - リアルタイム消費者取引フィードバックを受信するためのシステム及び方法 - Google Patents

Abstract

無線装置を動作させるためのシステム、方法及び記憶媒体が開示される。例示的な実装形態は、その消費者に関連する１つ以上の取引に関連するフィードバックを提供するために消費者を選択し、消費者の無線装置上に表示するために、その消費者に関連する１つ以上の取引に関連する１つ以上の質問を含む調査を送信し、インセンティブオファーデータベースからインセンティブオファーを選択し、消費者の無線装置上に表示するために、そのインセンティブオファーに関連する情報を送信し、その調査に対する１つ以上の回答を受信し、インセンティブオファーを履行することができる。【選択図】 図１

Description

関連出願の相互参照
本出願は、２０１９年６月１４日出願の米国特許出願６２／８６１，９２１号の優先権およびその利益を主張する。上記で参照した出願の内容は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。

本開示は一般に、顧客満足度データの電子的な収集及び分析の分野における技術的改善に関する。より具体的には、本開示が特に、消費者のモバイル装置を介した迅速な回答（又は、応答）を奨励することによって、消費者調査に対する回答率及び回答の質を改善するためのシステム及び方法を記載する。

多くのオンライン及びブリック・アンド・モルタル（又は、実店舗）の商人、小売業者及びサービスプロバイダは、ビジネス上の意思決定を助けるために、消費者のフィードバックに頼っている。例えば、商人はどの製品が消費者に人気があり、どの製品が人気がないか、及びその理由についての情報を求めることができる。小売業者又はサービスプロバイダは、消費者調査において繰り返される問題又は苦情を突き止めることによって、劇的な方法で消費者サービスの知覚（又は、認識／perception）を改善することができる。一部の小売業者は、オンライン取引に対する物理的店舗における消費者の経験の間の期待及び経験の類似性及び相違を理解することに関心がある場合がある。このようなフィードバックは、正確かつ迅速に収集されると、ビジネスがより効率的かつ有益に運営されるのを助けることができる。

顧客を調査し、顧客のフィードバックを収集する従来の方法は、様々な理由で高品質の情報を提供しない。例えば、小売業者はしばしば、レジスターで、または紙の店舗レシートを介して、顧客のフィードバックを要求する。フィードバックのための本人自らの要求は批判及び改善のための率直な提案を思いとどまらせる傾向があるが、店舗レシートに結び付けられた紙の調査は消費者がレシートを保存し、その後にアクセスし、しばしば手動でウェブサイトにログインし、及び／又はコード番号を入力することを要求するので、消費者にとっては通常不便である。多くの消費者は、たとえ無料商品又はコンテストへの参加のようなインセンティブが提供されたとしても、フィードバックを提供するためのそのような要求に単に気付かない。

多くの場合、従来のフィードバック収集方法は消費者にとって過度に負担がかかり、その結果、プロセスが、紙の領収書、第三者のデータアグリゲータによって維持されるウェブサイト若しくは他の方法で商人の主たるウェブサイトから分離されたウェブサイト、固有のログイン又はＱＲコード（登録商標）などを含む、いくつかの異なるタイプのプラットフォーム及びメディアを必要とするため、商人へのフィードバックが不十分に、不正確に又は全くなくなる。また、伝統的なプロセスは、かなりの時間投資を必要とし、典型的な消費者が参加を十分に奨励されない。さらに、インセンティブが従来のプロセスで提供される場合、典型的には、報酬の配信における即時性の欠如があり、消費者は、別個の部門又はエンティティが、バウチャー、クーポン又は他の報酬を収集する方法についてのさらなる指示をメール、電話又は電子メールによって連絡してくるのをしばしば待たなければならない。

伝統的な調査要求を見つけて回答する消費者は、しばしば、公衆又は特定の企業の消費者の母体（base）を代表しておらず、しばしば、不満を抱いた顧客、又は何らかの理由で、店舗レシートを読む可能性がはるかに高い消費者に偏っている。フィードバックが与えられると、企業はしばしば購入のずっと後の情報を受け取り、フィードバックデータの信頼性及び洞察力が低下する。

一般に、本開示は、消費者調査に対する回答率及び回答の質を改善するためのシステム及び方法を提供する。本開示の一態様は、顧客へのフィードバック質問及び関連するインセンティブを選択するように構成されたシステムに関する。そのシステムは、機械可読命令によって構成される１つ以上のハードウェアプロセッサを含んでもよい。そのプロセッサ（単数又は複数）は、その消費者に関連付けられた１つ以上の取引（又は、トランザクション）に関連するフィードバックを提供するために消費者を選択するように構成され得る。そのプロセッサ（単数又は複数）は前記消費者の無線装置上に表示するために、前記消費者に関連付けられた前記１つ以上の取引に関連する１つ以上の質問を含む調査を送信するように構成され得る。そのプロセッサ（単数又は複数）は、インセンティブオファーデータベースからインセンティブオファーの選択をするように構成されてもよい。そのプロセッサ（単数又は複数）は前記消費者の前記無線装置上に表示するために、前記インセンティブオファーに関連する情報を送信するように構成されてもよい。そのプロセッサ（単数又は複数）は、前記調査に対する１つ以上の回答を受信するように構成され得る。そのプロセッサ（単数又は複数）は、前記インセンティブオファーを履行するためにさらに構成されてもよい。

システムのいくつかの実装形態では、前記インセンティブオファーの前記選択がモバイル装置の地理的位置に少なくとも部分的に依存し得る。システムのいくつかの実装形態では、前記インセンティブオファーの前記選択が前記消費者に関連付けられた前記１つ以上の取引に関連付けられた商人のアイデンティティに少なくとも部分的に依存することができる。システムの一部の実装では、前記プロセッサ（単数又は複数）が消費者の無線装置上での表示のために、調査が前記消費者に利用可能であるという通知を送信するように構成されてもよい。そのような通知は、典型的には電子デバイスへのプッシュ通知によって、テキストメッセージ若しくは電子メールによって、あるいは電子通知の別の適切な方法によって達成され得る。システムのいくつかの実施態様では、前記消費者の前記選択が前記消費者に関連付けられた購買層情報（又は、人口統計情報／demographic information）若しくは心理学的情報、あるいは１つ以上のライフスタイル分類若しくは分類法（taxonomy）に関連付けられた情報に少なくとも部分的に依存することができる。

システムのいくつかの実施態様では、前記消費者の前記選択が少なくとも部分的に消費者プロファイルに依存することができる。システムの一部の実装では、前記消費者プロファイルが商人によって定義された調査選好に関連付けられてもよい。システムのいくつかの実施形態では、前記インセンティブオファーが前記商人に関連付けられてもよい。さまざまな実施態様において、及び本開示全体を通して、「商人」、「小売業者」又は「サービスプロバイダ」という用語は拡張的であることを意図し、ほんの少数の非限定的な例として、共通所有権、地理的近接性、ビジネスパートナーシップ等の１つ以上の共通性によって互いに何らかの形で関連する、単一の物理的若しくは電子的な販売時点情報（又は、ポイントオブセールス）管理システム、フランチャイズ若しくはチェーンの販売時点情報管理システム、商人のグループ又は販売時点情報管理システムを指すことができる。

本開示の別の態様は、無線装置を動作させるための方法に関する。その方法は、その消費者に関連付けられた１つ以上の取引に関連するフィードバックを提供するために消費者を選択することを含むことができる。その方法は消費者の無線装置上に表示するために、前記消費者に関連付けられた１つ以上の取引に関連する１つ以上の質問を含む調査を送信することを含むことができる。その方法は、インセンティブオファーデータベースからインセンティブオファーの選択をすることを含むことができる。その方法は前記消費者の無線装置上に表示するために、前記インセンティブオファーに関連する情報を送信することを含むことができる。その方法は、前記調査に対する１つ以上の回答を受信することを含むことができる。その方法は、前記インセンティブオファーを履行することを含むことができる。

本開示のさらに別の態様は、ワイヤレスデバイスを動作させるための方法を実行するために１つ以上のプロセッサによって実行可能でその上に実施される命令を有する非一時的コンピュータ可読記憶媒体に関する。無線装置を動作させるための方法に関する。その方法は、その消費者に関連付けられた１つ以上の取引に関連するフィードバックを提供するために消費者を選択することを含むことができる。その方法は消費者の無線装置上に表示するために、前記消費者に関連付けられた１つ以上の取引に関連する１つ以上の質問を含む調査を送信することを含むことができる。その方法は、インセンティブオファーデータベースからインセンティブオファーの選択をすることを含むことができる。その方法は前記消費者の無線装置上に表示するために、前記インセンティブオファーに関連する情報を送信することを含むことができる。その方法は、前記調査に対する１つ以上の回答を受信することを含むことができる。その方法は、前記インセンティブオファーを履行することを含むことができる。

他の技術的特徴は、以下の図面、説明及び特許請求の範囲から当業者には容易に明らかであろう。これら及び他の特徴、並びに本技術の特性、並びに動作の方法及び構造の関連要素の機能並びに部品の組合せ、並びに製造の経済性は添付の図面を参照して以下の説明及び添付の特許請求の範囲を考慮するとより明らかになり、添付の図面のすべては本明細書の一部を形成し、同様の参照番号は様々な図において対応する部品を示す。しかしながら、図面は例示及び説明のみを目的とするものであり、本発明の限定の定義として意図されるものではないことを明確に理解されたい。本明細書及び特許請求の範囲で使用されるように、単数形の「ａ」、「ａｎ」、及び「ｔｈｅ」は文脈が明らかにそうでないことを指示しない限り、複数の指示対象を含む。

以下の詳細な説明に着手する前に、本特許文書全体にわたって使用される特定の単語及び語句の定義を記載することが有利であり得る。用語「結合する」及びその派生語は、２つ以上の要素が互いに物理的に接触しているか否かにかかわらず、それらの要素間の任意の直接的又は間接的な通信を指す。用語「送信」、「受信」及び「通信」、並びにそれらの派生語は、直接の及び間接の通信の両方を包含する。用語「含む」（include）及び「含む」（comprise）、並びにそれらの派生語は、限定されない包含を意味する。「または」という用語は包括的であり、「及び／又は」を意味する。「関連する」という語句はその派生語と同様に、含み（include）、内部に含まれ（be included）、相互接続し、含み（contain）、内部に含まれ（be contained）、（～と若しくは～に）接続し、（～と若しくは～に）結合し（couple）、通信し、協働し、インターリーブし、並置し、近接し、（～と若しく～に）結合され（be bound）、有し（若しくは、持ち）、性質を有し、（～と若しくは～に）関係を有し、又は同種のものを有する手段を意味する。「制御装置」という用語は、少なくとも１つの動作を制御する任意の装置、装置又はその一部を意味する。そのような制御装置は、ハードウェア又はハードウェアとソフトウェア及び／又はファームウェアの組み合わせで実現することができる。特定の制御装置に関連する機能は、ローカルでもリモートでも、集中型でも分散型でもかまわない。語句「のうちの少なくとも１つ」はアイテムのリストと共に使用される場合、リストされたアイテムのうちの１つ以上の様々な組合せが使用され得ること、及びリスト内の１つのアイテムのみが必要とされ得ることを意味する。例えば、「Ａ、Ｂ及びＣのうちの少なくとも１つ」は、以下の組み合わせのいずれかを含む：Ａ、Ｂ、Ｃ、Ａ及びＢ、Ａ及びＣ、Ｂ及びＣ並びにＡ及びＢ及びＣ。

さらに、以下に説明する様々な機能は１つ以上のコンピュータプログラムによって実現又はサポートすることができ、その各々は、コンピュータ可読プログラムコードから形成され、コンピュータ可読媒体で具体化される。「アプリケーション」及び「プログラム」という用語は、１つ以上のコンピュータプログラム、ソフトウェアコンポーネント、命令セット、プロシージャ、関数、オブジェクト、クラス、インスタンス、関連データ又は適切なコンピュータ可読プログラムコードでの実装に適合されたそれらの一部分を指す。「コンピュータ可読プログラムコード」という用語は、ソースコード、オブジェクトコード及び実行可能コードを含む任意のタイプのコンピュータコードを含む。「コンピュータ可読媒体」という用語は、読み出し専用メモリ（ＲＯＭ）、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）、ハードディスクドライブ、コンパクトディスク（ＣＤ）、デジタルビデオディスク（ＤＶＤ）、ソリッドステートドライブ（ＳＳＤ）、フラッシュ又は任意の他のタイプのメモリ等、コンピュータによってアクセス可能な任意のタイプの媒体を含む。「非一時的」コンピュータ可読媒体は、一時的な電気信号又は他の信号を伝送する有線、無線、光又は他の通信リンクを除外する。非一時的コンピュータ可読媒体はデータを永久的に記憶することができる媒体と、書き換え可能な光ディスク又は消去可能な記憶装置のように、データを記憶し後で上書きすることができる媒体とを含む。

他の特定の語句の定義は、本特許文書全体を通して提供される。当業者はほとんどではないにしても多くの場合、そのような定義はそのような定義された語句の以前の使用及び将来の使用に適用されることを理解すべきである。

本開示及びその利点をより完全に理解するために、添付の図面と併せて以下の説明を参照する。

図１は、本開示のいくつかの実施形態による、例示的なシステムアーキテクチャの高レベルコンポーネント図を示す。

図２は、様々な実施形態による例示的な消費者プロファイルの詳細を示す。

図３は、様々な実施形態による例示的なインセンティブ選択モジュールの詳細を示す。

図４は、様々な実施形態による、利用可能な商人インセンティブ選好の部分リストを示す。

図５は、本発明のいくつかの実施形態による例示的な消費者デバイスアプリケーション画面を示す。

図６は、いくつかの実施形態による、デジタルウォレットインターフェースに現れるインセンティブ報酬の表示例を示す。

図７は、いくつかの実施形態による、電子的に生成されたソーシャルメディアへの投稿の例示的な表示を示す。

図８は、本開示のいくつかの実施形態による、リアルタイム消費者取引フィードバックを受信する方法のフローチャートを表す。

図９は、本開示のいくつかの実施形態による、リアルタイム消費者取引フィードバックを受信する別の方法のフローチャートを表す。

図１０は、本開示の様々な実施形態による、デジタルウォレットにインセンティブを配信し（又は、配送し）、消費者が第三者にインセンティブオファーを贈ることを可能にするための方法のフローチャートを表す。

消費者満足度データの量、質及び適時性の改善が望まれる。現代の技術ハードウェアを活用して、顧客満足度調査への迅速な対応を奨励することによって、商人、小売業者及びサービスプロバイダは、それらの効率性及び利益を最大化することができる。顧客を調査し、顧客のフィードバックを収集する従来の方法は、様々な理由で高品質の情報を提供しない。例えば、小売業者はしばしば、レジスターでまたは紙の店舗レシートを介して、顧客のフィードバックを要求する。フィードバックのための本人自らの要求は批判及び改善のための率直な提案を思いとどまらせる傾向があるが、紙の店舗レシートに結び付けられた調査は消費者がレシートを保存し、その後にアクセスし、しばしば手動でウェブサイトにログインし、及び／又はコード番号を入力することを要求するので、消費者にとっては通常不便である。多くの消費者は、たとえ無料商品又はコンテストへの参加のようなインセンティブが提供されたとしても、フィードバックを提供するためのそのような要求に単に気付かない。そのような調査要求を見つけて回答する消費者は、しばしば、公衆又は特定の企業の消費者の母体を代表しておらず、しばしば、不満を抱いた消費者、又は何らかの理由で店舗レシートを読む可能性がはるかに高い消費者に偏っている。フィードバックが与えられると、企業はしばしば購入のずっと後の情報を受け取り、フィードバックデータの信頼性及び洞察力が低下する。

本開示の態様は、上述の欠点を克服する実施形態に関する。本開示はリアルタイム、ニアタイム又はバッチでの消費者取引フィードバックを奨励し、受信するためのシステム及び方法に関する。消費者調査への参加を奨励し、より多くのデータ及びより信頼できる消費者取引データを迅速に収集するためのシステム及び方法を提供することに加えて、本開示は、取引データ、消費者データ並びにフィードバックデータ及び調査データの顕著性を評価することを記載する。本明細書でさらに詳細に説明するように、様々なタイプのデータ及びプロファイルを評価することに関して、当該システム及び方法は、必要に応じて（又は、しかるべく）、加重平均、ノンパラメトリックランキング方法、ベイズ分析、マルコフ過程及びマルコフ分析、並びに他のタイプ及び方法の統計分析及びデータ分析を考慮することを含むことができる。一般に、本開示における「データ」及び関連する概念への言及は、プレーンテキストデータ、暗号化又はハッシュされたデータ、ここで具体的に挙げられていない他の技術的に実現可能なフォーマットによって記憶または送信されたデータ、またはそれらのフォーマットの任意の組み合わせを指すものと理解されるべきである。

現代の人工知能及び機械学習は、刺激的な新しい技術的、操作的（並びに、運用的／operational）及び発見的な洞察及び可能性を議論の分野にもたらす。データ収集及び分析（例えば、消費者フィードバックの収集、実際のまたは望ましい／所望の消費者プロファイルの構築、購入傾向の識別等）に関連する本開示の部分の一部として、当業者には明らかなように、様々な人工知能及び／又は機械学習の原理を適用して、データ分析の方法を決定し、及び／又はデータ分析を強化し、及び／又は追加の洞察を明らかにすることができることも理解されたい。一例として、機械学習を使用して、特定のインセンティブオファーの結果、特定の消費者又は消費者のタイプが、取引に関するフィードバックを与えることに参加する可能性を識別することができる。そのような決定は、特定の消費者及び／又は特定の特性（又は、特徴）を共有する消費者の過去の挙動（導出された又は推論された特性を含む）等の様々な入力要素を使用して行うことができる。いくつかの実施形態では、様々なパラメータが一般に、期待される適合性の可能性に従ってランク付けされてもよい。例えば、すべての利用可能なインセンティブは、消費者の購買層的及び心理学的特性、販売時点の地理的位置、時刻、取引に関与する商品又はサービスのタイプ等を含むがこれらに限定されない多数の要因に基づいて、取引時に有効である可能性についてランク付けすることができる。

以下に説明する図１～図１０、及び本開示の原理を記載するために使用される様々な実施形態は例示のためだけのものであり、本開示の範囲を限定するものと決して解釈されるべきではない。

例示的なアーキテクチャ１００は、消費者フィードバック奨励サービス１０２、ユーザ装置１２８、マーチャント計算システム１２２及び消費者のデジタルウォレット１３２を含む様々なデバイスを通信可能に結合するネットワーク１２０を含む。ネットワーク１２０は、ローカルエリアネットワーク（ＬＡＮ）及びワイドエリアネットワーク（ＷＡＮ）を含むことができる。ネットワーク１０２は有線技術（例えば、イーサネット（登録商標））および無線技術（例えば、Ｗｉ‐Ｆｉ（登録商標）、符号分割多元接続（ＣＤＭＡ）、近距離無線通信（ＮＦＣ）、移動体向けグローバルシステム（ＧＳＭ（登録商標））、ユニバーサル移動電話サービス（ＵＭＴＳ）、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）及びＺｉｇＢｅｅ（登録商標））を含むことができる。例えば、ユーザ装置１０４は有線接続又は無線技術（例えば、Ｗｉ‐Ｆｉ（登録商標））を用いて、ネットワーク１２０を介してデータを送受信することができる。

様々な実装形態ではデータのすべて又は一部が主に、ブロックチェーン等の分散型台帳システムに格納またはバックアップされてもよいが、これに限定されない。例えば、消費者フィードバックデータは、多数の異種の装置及びソースから収集されたデータの完全性を維持及び改善する目的で、分散型台帳システムに記憶されてもよい。分散型台帳を使用すると、異なるプラットフォームや組織間での関連データの共有が容易になる場合もある。いくつかの実施形態では、本明細書でさらに説明するように、インセンティブの利用可能性、インセンティブ報酬履歴、消費者プロファイル等を可能にし、追跡するために、分散型台帳を使用することができる。いくつかの実施形態では、分散型台帳が、許可された当事者によってのみあるデータがアクセスされることを可能にするために使用されてもよい。

例示的な動作では、消費者フィードバック奨励サービス１０２が消費者に関連する１つ以上の取引に関連するフィードバックを提供するためにその消費者を選択するように構成され得る。次いで、消費者フィードバック奨励サービス１０２は、その消費者に関連する１つ以上の取引に関連する１つ以上の質問を含む調査を選択することができる。例えば、消費者フィードバック奨励サービス１０２は、選択された消費者及び／又は取引に関する情報を調査生成モジュール１１４に通信することができる。いくつかの実施形態では、その消費者について調査生成モジュール１１４に通信された情報は、記憶された消費者プロファイル１１８の全部または一部を含むことができる。いくつかの実施形態によれば、調査生成モジュール１１４は次いで、消費者又は消費者の特性を調査生成モジュール１１４のデータベース１１６に格納された１つ以上の調査と照合し、１つ以上の選択された調査を消費者フィードバック奨励サービス１０２に返送することができる

いくつかの実施形態によれば、消費者フィードバック奨励サービス１０２は消費者の無線装置上に表示するために、その消費者に関連する１つ以上の取引に関連する１つ以上の選択された調査を送信することができる。いくつかの実施形態によれば、消費者フィードバック奨励サービス１０２はユーザ装置１２８のユーザインターフェース（例えば、タッチスクリーン又は他の標準的なコンピューティング（又は、計算）インターフェース）上に示すクライアントアプリケーション１３０を介して、表示のために１つ以上の調査をユーザ装置１２８に送信する。

ユーザ装置１２８は、スマートフォン、タブレット若しくはデスクトップ又はラップトップコンピュータ等の任意の適切な計算装置とすることができる。ユーザ装置１２８は、クライアントアプリケーション１３０を実行するように構成されたユーザインターフェースを含んでもよい。クライアントアプリケーション１３０は、１つ以上の記憶装置に記憶され、ユーザ装置１２８の１つ以上の処理装置によって実行されるコンピュータ命令で実現されてもよい。クライアントアプリケーション１３０はユーザ装置１２８上にインストールされたスタンドアロンのアプリケーションであってもよく、又はウェブブラウザ内のウェブサイトのような別のアプリケーションによって実行されるアプリケーションであってもよい。

いくつかの実施形態によれば、消費者フィードバック奨励サービス１０２は、消費者フィードバック奨励サービス１０２のタスクを実行するための１つ以上のプロセッサ１０６と、計算装置データベース１０８とを有する計算装置１０４を含むことができる。計算装置１０４は、コンピュータサーバ、ラップトップ、タブレット、スマートフォン若しくはデスクトップ又はラップトップコンピュータのような任意の適切な計算装置であってもよい。１つ以上のプロセッサ１０６は計算装置１０４上に、又は消費者フィードバック奨励サービス１０２内の他の場所に格納されたコンピュータ命令を実行するように構成され得る。計算装置１０４のデータベース１０８は、消費者フィードバック奨励サービス１０２の動作を可能にするために必要な任意のデータを記憶することができる。例えば、データベース１０８は、消費者プロファイル１１８、インセンティブ選択モジュール１１０、及び／又は調査生成モジュール１１４に関連する情報を含む消費者プロファイルを含むことができる。

いくつかの実施形態によれば、消費者フィードバック奨励サービス１０２はインセンティブ選択モジュール１１０に、消費者及び／又は１つ以上の取引に関する情報を送信してもよい。いくつかの実施形態によれば、インセンティブ選択モジュール１１０は次いで、消費者又は消費者の特性をインセンティブ選択モジュール１１０のデータベース１１２に格納された１つ以上のインセンティブと照合し、選択された１つ以上のインセンティブに関する情報を消費者フィードバックインセンティブ化サービス１０２に返送することができる。利用可能であり得るインセンティブの例は、将来の購入に対する小売業者の割引の付与、コンテストへの参加、特定の商人又はフランチャイズ店で引き換え可能な無料の商品又はサービス、報酬プログラムポイント若しくは関与する消費者及び企業に適切であり得る任意の他の適切なインセンティブ報酬を含む。

消費者フィードバック奨励サービス１０２は消費者の無線装置上に表示するために、インセンティブ選択モジュール１１０によって選択された１つ以上のインセンティブを送信することができる。いくつかの実施形態によれば、消費者フィードバック奨励サービス１０２はユーザ装置１２８のユーザインターフェース上に示すクライアントアプリケーション１３０を介して、表示のために１つ以上のインセンティブに関連する情報をユーザ装置１２８に送信する。

いくつかの実施形態によれば、ユーザ装置１２８の消費者又は他のユーザは、ユーザ装置１２８のユーザインターフェースにおいて、１つ以上の調査に対する回答を入力することができる。次いで、これらの回答は、ネットワーク１２０を介して、消費者フィードバック奨励サービス１０２に送り返されてもよい。

いくつかの実施形態によれば、適切な調査回答の受信に応答して、消費者フィードバック奨励サービス１０２は、インセンティブオファーを履行する（又は、満たす）ことができる。例えば、いくつかの実施形態によれば、消費者フィード奨励サービスは、ユーザ装置１２８又は、例えば消費者プロファイル１１８の一部として、利用可能であり得る他の連絡先情報を介してクーポン又はバウチャーを消費者に通信することによって、少なくとも部分的にインセンティブオファーを履行することができる。いくつかの実施形態では、消費者フィードバック奨励サービス１０２が消費者に関連付けられたデジタルウォレット１３２にインセンティブの利益を追加することによって、少なくとも部分的にインセンティブオファーを履行することができる。例えば、消費者フィードバック奨励サービスは、地元の店で無料のベーグルのインセンティブ報酬を消費者のデジタルウォレットに直接追加することができる。いくつかの実施形態によるデジタルウォレット１３２は、Ａｐｐｌｅ Ｐａｙ（登録商標）、Ｇｏｏｇｌｅ Ｐａｙ（登録商標）、Ｓａｍｓｕｎｇ Ｐａｙ（登録商標）若しくは任意の他の適切なデジタルウォレット又はデジタル取引促進アプリケーションであり得る。

いくつかの実施形態によれば、消費者フィードバック奨励サービス１０２の一部または全部は、１つ以上のマーチャント計算システム１２２と通信することができる。例えば、商人、小売業者若しくは他の商品又はサービスプロバイダは、マーチャント計算システム１２２のデータベース１２６に格納された１つ以上の所望の消費者プロファイル１２４を確立してもよい。所望の消費者プロファイルは、その商人が調査回答を求める消費者の特性を定義することができる。いくつかの実施形態によれば、マーチャント計算システム１２２はまた、その商人によって提供される調査の選好（又は、好み／preference）及び／又は調査の質問を、消費者フィードバック奨励サービス１０２及び／又は調査生成モジュール１１４に提供してもよい。いくつかの実施形態によれば、マーチャント計算システム１２２は消費者フィードバック奨励サービス１０２及び／又はインセンティブ選択モジュール１１０に、インセンティブ選好及び／又は利用可能なインセンティブに関する情報を提供することもできる。

いくつかの実施形態によるマーチャント計算システム１２２は、コンピュータサーバ、ラップトップ、タブレット、スマートフォン若しくはデスクトップ又はラップトップコンピュータ等の任意の適切な計算装置であってもよい。マーチャント計算システム１２２のデータベース１２６は、マーチャント計算システム１２２の動作を可能にするために必要な任意のデータを格納することができる。

図２は、様々な実施形態による例示的な消費者プロファイルの詳細を示す。いくつかの実施形態による消費者プロファイル２０２は、個々の消費者又は消費者グループを表す。いくつかの実施形態によれば、図１の消費者プロファイル１１８は、図２の消費者プロファイル２０２に関して本明細書に記載されるものと同様に配置されてもよく、又は同様の情報を含んでもよい。所望の消費者プロファイル１２４はいくつかの実施形態によれば、図２の消費者プロファイル２０２に関して本明細書に記載されるものと同様に配置されてもよく、または同様の情報を含んでもよい。

消費者プロファイル２０２の消費者購買層データ２０４はいくつかの実施形態によれば、年齢、性別、人種、職業、収入、趣味、居住地、食習慣及び他の適切な購買層情報等、１つ以上の消費者に関連する購買層データを含むことができる。消費者購買層データ２０４及び消費者プロファイル２０２の他の情報は最終的に、誰が特定の商品又はサービスを購入しているか、または購入する可能性があるかを考慮するときに、高レベルの粒度（又は、きめ細かさ／granularity）を商人に提供することを意図され得る。

消費者プロファイル２０２の消費者地理的位置データ２０６はいくつかの実施形態によれば、ユーザの住居、職場、ありふれた休暇場所又は仕事旅行（work travel）場所、お気に入りのレストラン等に関連する全地球測位システム（「ＧＰＳ」）又は他の適切な地理的位置情報などの全地球位置情報を含むことができる。消費者地理的位置データ２０６はまた、個々の消費者又は消費者のグループの実際の位置履歴を含むことができる。いくつかの実施形態によれば、消費者地理的位置データ２０６は、可能性のある将来の位置情報の予測を含むことができる。いくつかの実施形態によれば、消費者地理的位置データ２０６の任意の位置情報は、対応するデータ及びタイムスタンプ情報と共に格納されてもよい。

消費者プロファイル２０２の消費者調査回答履歴２０８はいくつかの実施形態によれば、消費者プロファイル２０２に関連付けられた１人以上の消費者、又はそれらの１人以上の消費者と特定の実際の、予測可能な又は導出可能な特性を共有する人々が、消費者プロファイル２０２に関連付けられた１つ以上の消費者に提示された以前の調査質問に回答したかどうか、その時期及びその頻度に関する情報を含む。そのような分析は、いくつかの実施形態では必要に応じて、様々な人工知能または機械学習技術の使用によって支援されてもよい。いくつかの実施形態によれば、消費者調査回答履歴２０８は、消費者プロファイル２０２に関連付けられた１人以上の消費者が過去に回答した調査質問のタイプ、及び／又は消費者プロファイル２０２に関連付けられた１人以上の消費者が将来回答する可能性がある調査質問の予測された特性に関連する情報を含むことができる。いくつかの実施形態では、消費者プロファイル２０２が、利用可能であるか又は利用可能であると予想される調査質問に回答する可能性が高い、又は回答及びフィードバックが望まれる消費者の予測された特性を含むことができる。

消費者プロファイル２０２の消費者支出習慣データ２１０はいくつかの実施形態によれば、消費者プロファイル２０２に関連付けられた１人以上の消費者によって行われた過去の購入に関する情報を含む。いくつかの実施形態によれば、消費者プロファイル２０２の消費者支出習慣データ２１０は、消費者プロファイル２０２に関連付けられた１人以上の消費者の起こりそうな将来の支出習慣に関する予測をさらに含むことができる。いくつかの実施形態によれば、消費者支出習慣データの情報は、様々なタイプの購入の購入量及び頻度、並びに当業者が認識するような他の適切な消費者支出習慣データを含むことができる。

消費者プロファイル２０２のインセンティブ選好データ２１２及び消費者インセンティブ履歴２１４はいくつかの実施形態によれば、調査を完了することと引き換えに、消費者プロファイル２０２に関連付けられた１人以上の消費者が、提供された以前のインセンティブ（消費者インセンティブ履歴２１４）に応答したかどうか、その応答の時期及びその頻度に関する情報を含む。いくつかの実施形態によれば、インセンティブ選好データ２１２は、消費者プロファイル２０２に関連付けられた１つ以上の消費者が過去に応答したインセンティブのタイプ、及び／又は消費者プロファイル２０２に関連付けられた１つ以上の消費者が将来応答する可能性が高い可能性があるインセンティブの予測特性に関連する情報を含むことができる。

いくつかの実施形態によれば、消費者デジタルウォレット識別子２１６（単数又は複数）は、消費者プロファイル２０２に関連付けられた１つ以上の消費者に関連付けられた任意の適切なデジタルウォレット又はデジタル取引促進プラットフォームを含む。

図３は、様々な実施形態による例示的なインセンティブ選択モジュールの詳細を示す。図１のインセンティブ選択モジュール１１０は、いくつかの実施形態ではインセンティブ選択モジュール３０２に関して本明細書で説明されるものと同様に配置されてもよく、又は同様の情報を含んでもよい。インセンティブ選択モジュールはとりわけ、選択された消費者又は消費者のグループの既知の特性を、商人の選好データおよび利用可能なインセンティブと組み合わせて、回答の可能性及びターゲットとされた又は選択された消費者（本明細書では「隣接（又は、即時／immediate）消費者」とも呼ばれる）が商人の選好にどれだけ密接に一致するかといった様々な要因を考慮に入れるときに、最良のインセンティブの一致を選択するように構成されてもよい。

消費者インセンティブ選好データ３０４はいくつかの実施形態によれば、隣接消費者又は消費者のグループが過去に応答したインセンティブのタイプ、及び／又は隣接消費者又は消費者のグループが将来応答する可能性があるインセンティブの予測された特性に関連する情報を含むことができる。

商人選好データ３０６はいくつかの実施形態によれば、商人（単数又は複数）が調査フィードバックデータを有することを望む所望の消費者について、商人（単数又は複数）によって提供される任意の情報を含むことができる。商人選好データはいくつかの実施形態によれば、商人インターフェースを介して入力されてもよく、調査結果は同じインターフェース又は別のインターフェースを通じて商人に提供されてもよい。いくつかの実施形態によれば、商人選好データは所望の消費者プロファイルの情報の一部または全部を含むことができ、これは、図２に関して説明したような消費者プロファイル２０２と同様であってもよい。

消費者調査回答履歴３０８はいくつかの実施形態によれば、１人以上の消費者が、隣接消費者又は消費者のグループに提示された以前の調査質問に回答したかどうか、その回答の時期及びその頻度に関する情報を含む。いくつかの実施形態によれば、消費者調査回答履歴３０８は、消費者又は消費者グループが過去に回答した調査質問のタイプ、及び／又は消費者又は消費者グループが将来回答する可能性がある調査質問の予測された特性に関連する情報を含むことができる。

消費者支出習慣データ３１０はいくつかの実施形態によれば、隣接消費者又は消費者のグループによって行われた過去の購入に関する情報を含む。いくつかの実施形態によれば、消費者支出習慣データ３１０は、隣接消費者又は消費者のグループの起こりそうな将来の支出習慣に関する予測をさらに含むことができる。いくつかの実施形態によれば、消費者支出習慣データの情報は、様々なタイプの購入の購入量及び頻度、並びに当業者が認識するような他の適切な消費者支出習慣データを含むことができる。

インセンティブデータベース３１２は、いくつかの実施形態によれば、例えば、地域のドーナツ店での無料の飲料又は無料のドーナツのように、商人によって提供され、直ちに、将来の任意の時点、及び／若しくは他のフランチャイズの場所又は小売業者で、利用可能なインセンティブが投入されてもよい。いくつかの実施形態によれば、インセンティブデータベース３１２はまた、又は代替として、消費者フィードバック奨励サービス１０２又は他の適切なソースによって生成されるインセンティブを含んでもよい。

図４は、様々な実施形態による、利用可能な商人インセンティブ選好の部分リストを示す。いくつかの実施形態による商人インセンティブ選好４０２は、個々の商人、小売業者、若しくはサービスプロバイダ、又は商人、小売業者若しくはサービスプロバイダの集団を表す。いくつかの実施形態によれば、商人インセンティブ選好は例えば、図１を参照して説明したように、マーチャント計算システム１２２からインセンティブ選択モジュール１１０に通信されてもよい。

いくつかの実施形態によれば、カレントインセンティブ記述（又は、現インセンティブ記述）４０４は、商人又は商人のグループによってどのようなインセンティブが提供されるか、それらがどのくらいの期間提供されるか、当該オファーを行うために必要とされるのは、もしあればどのような消費者の特性であるか、及び当業者が認識するであろう任意の他の適切な記述的インセンティブ、の詳細を含む。

商人インセンティブ選好４０２のインセンティブ満了情報４０６は利用可能なインセンティブ又はインセンティブ記述４０４に関連付けられた１つ以上の満了日を含む情報を含むことができる。商人インセンティブ選好４０２の「期間当たりの最大インセンティブ」４１２は、いくつかの実施形態によれば、定義された期間内に個々の消費者又は消費者のグループが利用可能なインセンティブの最大数（又は、最大値）を定義することができる。いくつかの実施形態によれば、期間当たりの最大インセンティブ４１２は、定義された期間中に任意の当事者に利用可能にされ得る、特定の商人又は商人のグループに関連するインセンティブの最大数を定義し得る。

商人インセンティブ選好４０２のインセンティブ贈与可能性４０８はいくつかの実施形態によれば、様々なインセンティブが元の所有者から第三者に贈られ得るかどうか、その頻度及びその回数に関する情報を含むことができる。例えば、本明細書の他の箇所に記載されるように、そしていくつかの実施形態によれば、インセンティブが履行されたか又は消費者のデジタルウォレットに配信された後、その消費者は、第三者に同じ又は類似のインセンティブを贈るか、又は複数の当事者間で贈与インセンティブを分割するオプションを提示され得る。いくつかの実施形態によれば、「インセンティブの最大贈与」４１０は、１つ以上のインセンティブに関して、インセンティブが定義された期間中、インセンティブの存続期間中、消費者又は商人の生涯中、若しくは当業者には明らかであろう任意の他の適切な制限中に贈られ得る最大回数を定義し得る。

いくつかの実施形態によれば、警告選好４１４は、インセンティブ状態又は収益に関して消費者及び／又は商人に提供される通知のタイプ及び頻度を定義することができる。

図５は、本発明のいくつかの実施形態による例示的な消費者デバイスアプリケーション画面を示す。本明細書で提示されるインターフェース及びコンテンツのすべての態様は単に例示的なものであり、たとえば、本開示が任意の特定のユーザインターフェースの構成に限定するものと理解されるべきではない。

画面５０２はユーザ装置、例えば図１を参照して説明したようなユーザ装置１２８上の例示的な支払いインターフェースを示す。画面５０２では、ユーザには購入に関連する支払いを完了するためのオプションが提示される。いくつかの実施形態によれば、この支払い画面は、デジタルウォレットアプリケーション自体であっても、ユーザのデジタルウォレットにリンクされていてもよい。

支払いが完了した後、いくつかの実施形態によれば、ユーザに画面５０４が提示される。インターフェース５０８は、一例として、単純でよく知られた「スター評価」フォーマットの調査質問を提示する。当業者には明らかなように、一般的に使用される「スター評価」フォーマットは単に例示的なものであり、多数の他の単純な評価システムが利用可能である。いくつかの実施形態によるフィールド５１０は、ユーザが所望であれば、小売業者にメッセージをタイプすることを可能にする。

いくつかの実施形態によれば、画面５０４の選択５１２により、ユーザは例えば、ユーザが商人又はサービスプロバイダの商品又はサービスに関して共有するための苦情又は賞賛を有する場合に、ユーザが商人によって連絡されることを望むことを指定することができる。

画面５０４の位置５１４で、いくつかの実施形態によれば、ユーザに調査質問５０８を完了するように促すインセンティブがユーザに提示される。いくつかの実施形態によれば、送信ボタン５１６は、ユーザが画面５０４の位置５１４で提供されるインセンティブを請求することを選択できるようにする。

画面５０４の調査質問５０８が完了し、画面５０４の位置５１４で提供されるインセンティブを請求した後、いくつかの実施形態によれば、ユーザに画面５０６又は類似のものが提示される。インターフェースの位置５１８は、例示的な実施形態によれば、調査質問５０８に対する消費者又はユーザの回答の結果を表示する。

画面５０６の位置５２０において、ユーザには、いくつかの実施形態によれば、１人以上の第三者にインセンティブを贈るためのオファーが提示される。いくつかの実施形態によれば、画面５０６のフィールド５２２は、ユーザが贈られたインセンティブを受け取るために、１人以上の第三者の識別情報を入力することを可能にする。例えば、ユーザは、フィールド５２２に、１つ以上の電子メールアドレス、デジタルウォレットＩＤ、電話番号、メッセンジャーアプリケーションＩＤ、生体情報、暗号化鍵若しくは他の鍵、又は当業者に明らかなように他の適切な識別情報を入力することができる。

図６は、デジタルウォレットインターフェースに現れるインセンティブ報酬の表示例を示す。いくつかの実施形態によれば、画面６０２はデジタルウォレットアプリケーション又は別のクライアントアプリケーション、例えば、図１を参照して説明したようなユーザ装置１２８のクライアントアプリケーション１３０を表すことができる。

画面６０２の識別子６０４は、いくつかの実施形態によれば、現在使用されている特定のデジタルウォレット又は他の支払プラットフォームを識別する。例示的な実施形態のフィールド６０６では、デジタルウォレット及び／又は最近の１つ以上の取引に関連するクレジットカード情報がユーザに提示される。

画面６０２の位置６０８では、インセンティブ報酬がデジタルウォレット６０４で利用可能であるとして示される。いくつかの実施形態によれば、そして本明細書でさらに詳細に論じるように、インセンティブ報酬は消費者がインセンティブを獲得するための１つ以上の前提条件を完了したことに応答して、たとえば、インセンティブを与えている商人と取引し、インセンティブを与えている商人からの調査質問を完了することによって、消費者のデジタルウォレットに送信されるか、又は消費者のデジタルウォレット内で直接使用可能にされ得る。

図７は、電子的に生成されたソーシャルメディアへの投稿の例示的な表示を示す。いくつかの実施形態によれば、画面７０２は例えば、図１を参照して説明したような消費者フィードバック奨励サービス１０２によって、ユーザに代わって自動的に生成されるソーシャルメディアへの投稿を表すことができる。

いくつかの実施形態によれば、画面７０２の識別子７０４は、現在使用されている特定のソーシャルメディアのプラットフォームを識別する。画面７０２の例示的なプロファイル情報７０６は、ソーシャルメディアへの投稿を行うソーシャルメディアのプラットフォーム７０４のメンバーのアイデンティティを示す。

いくつかの実施形態によれば、ソーシャルメディアへの投稿７０８は、ソーシャルメディアユーザに代わって自動的に生成されるメッセージを含む。画面７０２のコントロール７１０は、いくつかの実施形態によれば、ソーシャルメディアへの投稿に関連する追加のコントロールを提供する。いくつかの実施形態によれば、例示的な画面７０２のフィールド７１２は、ソーシャルメディアユーザが所望であれば、ソーシャルメディアへの投稿に追加のコメントを追加することを可能にする。

図８は、リアルタイム消費者取引フィードバックを受信する方法のフローチャート８００を表す。いくつかの実施形態によれば、フローチャート８００のステップのいくつか又はすべては、図１を参照して説明したようなシステム１００のようなシステムによって実行されてもよい。

ステップ８０２において、消費者は、その消費者によって行われる１つ以上の取引に関連するフィードバックを提供するために選択される。いくつかの実施形態によれば、消費者は、商人によって提供される所望の消費者プロファイルの特性とマッチング特性（又は、一致特性）に基づいて選択されてもよい。いくつかの実施形態では、消費者は、すべてのその商人又は商人のセットの消費者が調査されることを要求した、特定の商人又は商人のセットと取引した消費者に少なくとも部分的に基づいて選択されてもよい。

ステップ８０４において、その消費者への調査が生成され、その調査はその消費者に関連する１つ以上の取引に関連する１つ以上の質問を含む。ほんのいくつかの例として、調査質問は単に、商人のサービス、商人の製品提供又は一般的な取引に対する一般的な満足度を尋ねることができる。

ステップ８０６において、インセンティブオファーが選択される。いくつかの実施形態によれば、インセンティブオファーは例えば、消費者又は取引が、商人によって提供される所望の消費者プロファイルの特性と一致するため、インセンティブデータベースから選択されてもよい。

ステップ８０８において、いくつかの実施形態によれば、調査及びインセンティブオファーに関連する情報が、ユーザ又はユーザの装置に送信される。典型的な実施形態では、調査及びインセンティブオファーがタッチユーザインターフェースを介して消費者の装置（例えば、スマートフォン）上でその消費者に提示されてもよい（ステップ８１０）。

ステップ８１２において、その調査に対する回答がユーザ又は消費者から受信される。例えば、典型的な実施態様では、消費者がその調査を完了するために消費者の装置のタッチスクリーンを使用するであろう。

ステップ８１４において、調査回答（いくつかの実施形態によれば、インセンティブを取得するための前提条件）の受信に応答して、インセンティブが履行される。例えば、インセンティブ情報は、消費者の装置に送信されてもよく、又は消費者のスマートウォレットに直接送信されてもよい。

図９は、本開示のいくつかの実施形態による、リアルタイム消費者取引フィードバックを受信する別の方法のフローチャートを表す。いくつかの実施形態によれば、フローチャート９００のステップのいくつか又はすべては、図１を参照して説明したようなシステム１００のようなシステムによって実行されてもよい。

ステップ９０２において、デジタルウォレットに関連付けられた取引の通知が受信される。特定のデジタルウォレットはいくつかの実施形態によれば、商人と取引を行った消費者に関連付けられてもよい。

ステップ９０４において、インセンティブオファーがインセンティブオファーデータベースから選択される。本明細書の他の箇所で説明するように、インセンティブオファーは商人の選好、デジタルウォレットに関連する消費者の選好、支出習慣及び他の消費者又は商人プロファイル情報の様々な組合せに基づいて選択することができる。

ステップ９０６において、顧客満足調査が、デジタルウォレットに関連付けられた消費者の無線装置に送信される。いくつかの実施形態によれば、満足調査は、デジタルウォレット取引に関する単純なスター評価を含むことができる。ステップ９０４のインセンティブオファーは、いくつかの実施形態によれば、顧客満足調査に対する消費者による回答を奨励することを意図している。

例示的なステップ９０８において、インセンティブオファーは、デジタルウォレットに関連付けられた消費者の無線装置に送信される。インセンティブオファーは、典型的にはデジタルウォレットに関連付けられた消費者の無線装置のタッチスクリーンユーザインターフェースを介して表示され得る。

ステップ９１０において、顧客満足調査に対する少なくとも１つの回答が受信される。取引のスター評価の例示的な場合、このステップは、デジタルウォレットに関連付けられた消費者が取引を評価したことを示す。

ステップ９１２において、インセンティブ報酬は、デジタルウォレットに直接クレジットされる。例えば、インセンティブ報酬が無料のマフィンである場合、そのインセンティブ報酬は図６を参照して説明したように、画面６０２の位置６０８と同様の方法で、デジタルウォレットのユーザインターフェースに表示されてもよい。

図１０は、本開示の様々な実施形態による、デジタルウォレットにインセンティブを配信し、消費者が第三者にインセンティブオファーを贈ることを可能にするための方法のフローチャートを表す。いくつかの実施形態によれば、フローチャート１０００の一部又は全部は、図１を参照して説明したようなシステム１００と類似のシステムによって実行されてもよい。

ステップ１００２において、第１のインセンティブが消費者のデジタルウォレットに配信される。例えば、本明細書で詳細に説明するように、特定の商人に対応するインセンティブ報酬が配信されてもよい。

ステップ１００４で、消費者からの第２のインセンティブの贈与を可能にするオファーが、１人以上の第三者に行われる。いくつかの実施形態では、第２のインセンティブがステップ１００２の元のインセンティブ報酬の複製であってもよい。いくつかの実施形態によれば、ギフト（又は、贈る）オファーは、その消費者に関連付けられた無線装置のユーザインターフェースにおいて表示され得る。

ステップ１００６において、贈られたインセンティブを受け取る１人以上の第三者に関連する識別情報が受け取られる。識別情報は例えば、電子メールアドレス、デジタルウォレットＩＤ又は当業者に明らかなように他の適切な識別情報のいずれかを含むことができる。

ステップ１００８において、いくつかの実施形態によれば、１つ以上の贈られたインセンティブオファーは、ステップ１００６で取得された識別情報を使用して、１人以上の識別された第三者の受信者に配信される。

オプションのステップ１０１０において、いくつかの実施形態によれば、オファーが、その消費者に代わってソーシャルメディアへの投稿を生成するために消費者に送信される。いくつかの実施形態によれば、そのオファーは、その消費者に関連付けられた無線装置のユーザインターフェースにおいて提示され得る。

本出願における説明のいずれも、任意の特定の要素、ステップ又は機能が、特許請求の範囲に含まれなければならない必須の要素であることを意味する（又は、暗示する）ものとして解釈されるべきではない。特許の対象の範囲は、クレームによってのみ定義される。さらに、クレームのいずれも、「means for」というまさにその語句の後に不変化詞（particle）が続かない限り、米国特許法第１１２条（ｆ）が適用されるようには意図されていない。

Claims (21)

1. 消費者を選択して前記消費者に関連付けられた１つ以上の取引に関連するフィードバックを提供し、
   前記消費者の無線装置上に表示するために、前記消費者に関連付けられた前記１つ以上の取引に関連する１つ以上の質問を含む調査を送信し、
   インセンティブオファーデータベースからインセンティブオファーの選択をし、
   前記消費者の前記無線装置上に表示するために、前記インセンティブオファーに関連する情報を送信し、
   前記調査に対する１つ以上の回答を受信する、
   ための機械可読命令によって構成される１つ以上のハードウェアプロセッサを含む、システム。
2. 前記１つ以上のハードウェアプロセッサは前記消費者に関連付けられたデジタルウォレットにインセンティブ報酬を配信することによって、前記インセンティブオファーを履行するように、機械可読命令によってさらに構成される、請求項１に記載のシステム。
3. 前記インセンティブオファーの前記選択は、前記モバイル装置の地理的位置に少なくとも部分的に依存する、請求項１に記載のシステム。
4. 前記インセンティブオファーの前記選択は、前記消費者に関連付けられた前記１つ以上の取引に関連付けられた商人のアイデンティティに少なくとも部分的に依存する、請求項１に記載のシステム。
5. 前記１つ以上のハードウェアプロセッサは、消費者の無線装置上での表示のために、前記消費者に調査が利用可能であるという通知を送信するように機械可読命令によってさらに構成される、請求項１に記載のシステム。
6. 前記消費者の前記選択は、前記消費者に関連付けられた購買層情報又は前記消費者に関連付けられた心理学的情報のうちの１つ以上に少なくとも部分的に依存する、請求項１に記載のシステム。
7. 前記消費者の前記選択は少なくとも部分的に消費者プロファイルに依存し、前記消費者プロファイルは、商人によって定義された調査選好に関連付けられる、請求項１に記載のシステム。
8. 前記インセンティブオファーは、前記商人に関連付けられる、請求項７に記載のシステム。
9. 無線装置を動作させる方法であって、
   消費者を選択して前記消費者に関連付けられた１つ以上の取引に関連するフィードバックを提供するステップと、
   前記消費者を無線装置上に表示するために、前記消費者に関連付けられた１つ以上の取引に関連する１つ以上の質問を含む調査を送信するステップと、
   インセンティブオファーデータベースからインセンティブオファーの選択をするステップと、
   前記消費者を前記無線装置上に表示するために、前記インセンティブオファーに関連する情報を送信するステップと、
   前記調査に対する１つ以上の回答を受信するステップと、
   を含む、方法。
10. 前記消費者に関連付けられたデジタルウォレットにインセンティブ報酬を配信することによって、前記インセンティブオファーを履行するステップをさらに含む、請求項９に記載の方法。
11. 前記インセンティブオファーの前記選択は、前記消費者に関連付けられた前記１つ以上の取引に関連付けられた商人のアイデンティティに少なくとも部分的に依存する、請求項９に記載の方法。
12. 消費者の無線装置上での表示のために、前記消費者に調査が利用可能であるという通知を送信するステップをさらに含む、請求項９に記載の方法。
13. 前記消費者の前記選択は、前記消費者に関連付けられた購買層情報又は前記消費者に関連付けられた心理学的情報のうちの１つ以上に少なくとも部分的に依存する、請求項９に記載の方法。
14. 前記消費者の前記選択は少なくとも部分的に消費者プロファイルに依存し、前記消費者プロファイルは、商人によって定義された調査選好に関連付けられる、請求項９に記載の方法。
15. 前記インセンティブオファーは、前記商人に関連付けられる、請求項１４に記載の方法。
16. 非一時的コンピュータ可読記憶媒体上で具現化される命令を有する前記非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記命令は、無線装置を操作する方法を実施するように１つ以上のプロセッサによって実行可能であり、前記方法は、
    消費者を選択して前記消費者に関連付けられた１つ以上の取引に関連するフィードバックを提供するステップと、
    前記消費者の無線装置上に表示するために、前記消費者に関連付けられた１つ以上の取引に関連する１つ以上の質問を含む調査を送信するステップと、
    インセンティブオファーデータベースからのインセンティブオファーの選択をするステップと、
    前記消費者の前記無線装置上に表示するために、前記インセンティブオファーに関連する情報を送信するステップと、
    前記調査に対する１つ以上の回答を受信するステップと、
    前記インセンティブオファーを履行するステップと、
    を含む、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
17. 前記方法は、前記消費者に関連付けられたデジタルウォレットにインセンティブ報酬を配信することによって、前記インセンティブオファーを履行するステップをさらに含む、請求項１６に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
18. 前記インセンティブオファーの前記選択は、前記消費者に関連付けられた前記１つ以上の取引に関連付けられた商人のアイデンティティに少なくとも部分的に依存する、請求項１６に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
19. 前記方法は、消費者の無線装置上での表示のために、前記消費者に前記調査が利用可能であるという通知を送信するステップをさらに含む、請求項１６に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
20. 前記消費者の前記選択は、前記消費者に関連付けられた購買層情報又は前記消費者に関連付けられた心理学的情報のうちの１つ以上に少なくとも部分的に依存する、請求項１６に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
21. 前記消費者の前記選択は少なくとも部分的に消費者プロファイルに依存し、前記消費者プロファイルは、商人によって定義された調査選好に関連付けられる、請求項１６に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
    
    

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