JP2022538207A - 通信方法 - Google Patents

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Abstract

本開示の実施形態は、省電力のための方法、デバイス、及びコンピュータ読み取り可能な媒体に関する。通信方法は、第1スケジューリングモードにある端末デバイスで、ネットワークデバイスから第1制御情報を受信すること(310)と、前記第1制御情報が前記第1スケジューリングモードから第2スケジューリングモードへ切替えるための指示を含むか否かを判定すること(320)と、前記第1制御情報が前記指示を含むことに応答して、第1スケジューリングモードから第2スケジューリングモードへ切替えること(330)と、を含む。この方法は、異なるスケジューリングモードの間の動的な切替えを可能にする。【選択図】図3

Description

本開示の実施形態は、一般的に、電気通信の分野に関し、特に、省電力のための方法、デバイス、及びコンピュータ読み取り可能な媒体に関する。
端末デバイス(UEなど)は1つ以上のスケジューリングオフセット値で構成されることができる。スケジューリングオフセット値は、スケジューリング情報の受信とスケジューリング情報によってスケジュールされたデータ通信との間のスロットオフセットを示す。通常、UEのスケジューリングモードは、1つ以上のスケジューリングオフセット値のうちの最小値に依存する。例えば、1つ以上のスケジューリングオフセット値のうちの最小値がゼロを超える場合に、スケジューリング情報の受信及びデータ通信が異なるスロットで行われることを意味する。したがって、スケジューリング情報を受信すると、UEは、電力消費を低減するために、1つ以上のスロットに対して無線機能をオフし、そして、スケジューリング情報によってスケジュールされたデータ通信を実行するようにその無線機能をオンする。しかしながら、1つ以上のスケジューリングオフセット値のうちの最小値がゼロである場合に、スケジューリング情報の受信及びデータ通信は同じスロットで行われることがある。したがって、UEは、スケジューリング情報を受信する際にその無線機能をオフすることができない。UEが省電力のスケジューリングモードにある場合に、迅速なスケジューリング用の他のスケジューリングモードに切り替わる必要がある場合がある。
一方、ネットワークデバイス(gNBなど)は、端末デバイス(UEなど)のダウンリンク測定RS(非周期的CSI-RS(AP-CSI-RS)など)を示し、ダウンリンク制御情報(DCI)を介して非周期的SRS(AP-SRS)用のアップリンク候補プリコーダーを決定することができる。つまり、AP-SRSはAP-CSI-RSに関連づけられることができる。ネットワークデバイスは、電力消費を低減するために、AP-CSI-RSの送信を、AP-SRSのトリガーを含むDCIの送信よりも数スロットだけ遅らせることができる。しかしながら、UEでのAP-CSI-RSの受信とAP-SRSの送信との間の時間間隔が短くなることがある。間隔が閾値(42個のOFDMシンボルなど)よりも小さいと、AP-SRS用のアップリンクプリコーダーは更新されない。
一般的に、本開示の例示的な実施形態は、省電力のための方法、デバイス、及びコンピュータ読み取り可能な媒体を提供する。
第1の態様では、通信方法を提供する。当該方法は、第1スケジューリングモードにある端末デバイスで、ネットワークデバイスから第1制御情報を受信することと、前記第1制御情報が前記第1スケジューリングモードから第2スケジューリングモードへ切替えるための指示を含むか否かを判定することと、前記第1制御情報が前記指示を含むことに応答して、前記第1スケジューリングモードから前記第2スケジューリングモードへ切替えることと、を含む。
第2の態様では、通信方法を提供する。当該方法は、第1スケジューリングモードにあるネットワークデバイスで、前記第1スケジューリングモードから第2スケジューリングモードへ切替えるための指示を含む第1制御情報を生成することと、前記第1制御情報を端末デバイスへ送信することと、前記第1スケジューリングモードから前記第2スケジューリングモードへ切替えることと、を含む。
第3の態様では、通信方法を提供する。当該方法は、CSI-RS(Channel State Information-Reference Signal)に関連づけられるSRS(Sounding Reference Signal)の要求を第1スロットで第1デバイスから第2デバイスへ送信することと、前記第1デバイスが前記要求の送信と前記CSI-RSの送信との間の第1スロットオフセットで構成されることに応答して、前記第1スロットよりも前記第1スロットオフセットだけ遅い第2スロットで前記CSI-RSを第2デバイスへ送信することと、前記第1デバイスが前記要求の送信と前記SRSの受信との間の第2スロットオフセットで構成されることに応答して、前記第1及び第2スロットオフセットに基づいて前記第2デバイスから前記SRSを受信するための第3スロットを決定することと、前記第3スロットで前記第2デバイスから前記SRSを受信することと、を含む。
第4の態様では、通信方法を提供する。当該方法は、第2デバイスで、CSI-RS(Channel State Information-Reference Signal)に関連づけられるSRS(Sounding Reference Signal)の要求を第1スロットで第1デバイスから受信することと、前記第2デバイスが前記要求の受信と前記CSI-RSの受信との間の第1スロットオフセットで構成されることに応答して、前記第1スロットよりも前記第1スロットオフセットだけ遅い第2スロットで前記第1デバイスから前記CSI-RSを受信することと、前記第2デバイスが前記要求の受信と前記SRSの送信との第2スロットオフセットで構成されることに応答して、前記第1及び第2スロットオフセットに基づいて前記SRSを前記第1デバイスへ送信するための第3スロットを決定することと、前記第3スロットで前記SRSを前記第1デバイスへ送信することと、を含む。
第5の態様では、通信デバイスを提供する。受信デバイスはプロセッサ、及び前記プロセッサに接続されるメモリを含む。前記メモリは、前記プロセッサによって実施されると、前記受信デバイスに本開示の第1の態様による方法を実行させる指令を格納する。
第6の態様では、通信デバイスを提供する。送信デバイスはプロセッサ、及び前記プロセッサに接続されるメモリを含む。前記メモリは、前記プロセッサによって実施されると、前記送信デバイスに本開示の第2の態様による方法を実行させる指令を格納する。
第7の態様では、通信デバイスを提供する。受信デバイスはプロセッサ、及び前記プロセッサに接続されるメモリを含む。前記メモリは、前記プロセッサによって実施されると、前記受信デバイスに本開示の第3の態様による方法を実行させる指令を格納する。
第8の態様では、通信デバイスを提供する。送信デバイスはプロセッサ、及び前記プロセッサに接続されるメモリを含む。前記メモリは、前記プロセッサによって実施されると、前記送信デバイスに本開示の第4の態様による方法を実行させる指令を格納する。
第9の態様では、指令が格納されたコンピュータ読み取り可能な媒体を提供する。当該指令は、少なくとも1つのプロセッサで実施されると、前記少なくとも1つのプロセッサに本開示の第1の態様による方法を実行させる。
第10の態様では、指令が格納されたコンピュータ読み取り可能な媒体を提供する。当該指令は、少なくとも1つのプロセッサで実施されると、前記少なくとも1つのプロセッサに本開示の第2の態様による方法を実行させる。
第11の態様では、指令が格納されたコンピュータ読み取り可能な媒体を提供する。当該指令は、少なくとも1つのプロセッサで実施されると、前記少なくとも1つのプロセッサに本開示の第3の態様による方法を実行させる。
第12の態様では、指令が格納されたコンピュータ読み取り可能な媒体を提供する。当該指令は、少なくとも1つのプロセッサで実施されると、前記少なくとも1つのプロセッサに本開示の第4の態様による方法を実行させる。
本開示の他の特徴は、以下の説明により容易に理解できるようになる。
添付図面を参照しながら本開示のいくつかの実施形態をより詳細に説明することを通して、本開示の上記及び他の目的、特徴、及び利点がより明らかになる。
図1は、本開示のいくつかの実施形態が実施されることができる例示的な通信ネットワークを示す。
図2は、本開示のいくつかの実施形態による異なるスケジューリングモードの間の切替えのプロセスを示す例示的なシグナルチャートを示す。
図3は、本開示のいくつかの実施形態による例示的な方法を示す。
図4は、本開示のいくつかの実施形態による例示的な方法を示す。
図5Aは、従来のソリューションにおけるAP-CSI-RS及びAP-SRS送信の例示的なダイアグラムを示す。 図5Bは、従来のソリューションにおけるAP-CSI-RS及びAP-SRS送信の例示的なダイアグラムを示す。
図6は、本開示のいくつかの実施形態によるAP-CSI-RS及びAP-SRS送信のプロセスを示す例示的なシグナルチャートを示す。
図7Aは、本開示のいくつかの実施形態によるAP-CSI-RS及びAP-SRS送信の例示的なダイアグラムを示す。 図7Bは、本開示のいくつかの実施形態によるAP-CSI-RS及びAP-SRS送信の例示的なダイアグラムを示す。
図8は、本開示のいくつかの実施形態による例示的な方法を示す。
図9は、本開示のいくつかの実施形態による例示的な方法を示す。
図10は、本開示の実施形態の実施に適したデバイスの簡略的なブロック図である。
図面全体において、同一又は類似の参照番号は、同一又は類似の要素を表す。
本開示の原理を、いくつかの例示的な実施形態を参照して説明する。これらの実施形態は、例示の目的のみで記載され、本開示の範囲に関するいかなる限定を示唆することなく、当業者が本開示を理解及び実施することに寄与することを理解されたい。本明細書で説明される開示は、以下に説明されるもの以外の様々な態様で実施されることができる。
以下の説明及び特許請求の範囲において、別途定義されない限り、本明細書で使用される全ての技術用語及び科学用語は、本開示が属する技術分野の当業者によって一般的に理解されるものと同じ意味を有する。
本明細書で使用されるとき、単数形である「1つ(a)」、「1つ(an)」、及び「前記(the)」は、文脈からそうでないことが明確に示されない限り、複数形も含むことを意図している。「含む」という用語及びその変形は、「含むがこれに限定されない」ことを意味するオープンな用語として読まれる。「に基づいて」という用語は、「少なくとも部分的に基づいて」として読まれる。「一実施形態」及び「実施形態」という用語は、「少なくとも1つの実施形態」として読まれる。「別の実施形態」という用語は、「少なくとも1つの他の実施形態」として読まれる。「第1」、「第2」などの用語は、異なるオブジェクト又は同じオブジェクトを指すことができる。以下には、明示的及び暗黙的なその他の定義が含まれることがある。
いくつかの例では、値、手順、又は装置は、「最もよい」、「最も小さい」、「最も高い」、「最小」、「最大」などとして言及される。そのような記述は、多くの使用される機能的選択肢から選択可能であり、このような選択は、他の選択に比べてより良い、小さい、高い、又はより好ましい必要がないことを示すと意図していることを理解されたい。
図1は、本開示のいくつかの実施形態が実施されることができる例示的な通信ネットワーク100を示す。通信ネットワーク100は、ネットワークデバイス110、及び「端末デバイス」120と総称され、又は個別に「端末デバイス」120と呼ばれることができる端末デバイス120-1、120-2乃至120-N(ここで、Nが自然数である)を含む。ネットワーク100は、端末デバイス120にサービスを提供する1つ以上のセル102を提供することができる。ネットワークデバイス、端末デバイス及び/又はセルの数は、本開示に対する限定を示唆することなく、例示の目的で設定されていると理解されたい。通信ネットワーク100は、本開示の実施例を実施するのに適用される任意の適切な数のネットワークデバイス、端末デバイス及び/又はセルを含んでもよい。
本明細書で使用されるとき、「端末デバイス」という用語は、無線または有線通信機能を有する任意のデバイスを指す。端末デバイスの例は、ユーザー機器(UE)、パーソナルコンピュータ、デスクトップ、モバイルフォン、携帯電話、スマートフォン、携帯情報端末(PDA)、ポータブルコンピュータ、デジタルカメラなどの画像キャプチャデバイス、ゲームデバイス、音楽ストレージ及び再生アプライアンス、又は無線/有線のインターネットアクセス・ブラウジングを可能にするインターネットアプライアンスなどを含むが、これらに限定されない。
本明細書で使用されるとき、「ネットワークデバイス」又は「基地局」(BS)という用語は、端末デバイスが通信できるセルやカバレッジを提供する、またはホストすることができるデバイスを指す。ネットワークデバイスの例として、Node B(NodeB又はNB)、Evolved NodeB(eNodeB又はeNB)、次世代NodeB(gNB)、送受信ポイント(TRP:Transmission Reception Point)、リモート無線ユニット(RRU:Remote Radio Unit)、無線ヘッド(RH:Radio Head)、リモート無線ヘッド(RRH:Remote Radio Head)、及びフェムトノードやピコノードなどの低パワーノードなどが挙げられるが、これらに限定されない。
図1に示す通信ネットワーク100において、ネットワークデバイス110はデータ及び制御情報を端末デバイス120へ通信することができ、かつ、端末デバイス120はデータ及び制御情報をネットワークデバイス110へ通信することができる。ネットワークデバイス110から端末デバイス120へのリンクはダウンリンク(DL)と呼ばれ、一方、端末デバイス120からネットワークデバイス110へのリンクはアップリンク(UL)と呼ばれる。
ネットワーク100における通信は、任意の適切な規格に準拠することができる。ここでの規格は、GSM(Global System for Mobile Communications)、LTE(Long Term Evolution)、LTE-Evolution、LTE-A(LTE-Advanced)、WCDMA (Wideband Code Division Multiple Access)、CDMA(Code Division Multiple Access)、GERAN(GSM EDGE Radio Access Network)、MTC(Machine Type Communication)などを含むが、これらに限定されない。さらに、通信は、現在知られている、又は将来開発される任意の世代の通信プロトコルに従って実行されることができる。通信プロトコルの例は、第1世代(1G)、第2世代(2G)、2.5G、2.75G、第3世代(3G)、第4世代(4G)、4.5G、第5世代(5G)通信プロトコルを含むが、これらに限定されない。
上記のように、端末デバイス120は1つ以上のスケジューリングオフセット値で構成されることができる。スケジューリングオフセット値は、スケジューリング情報の受信(ULデータ送信用のULグラント、DLデータ送信用のDLグラント、又はDCIにおいて受信されたCSI-RS送信のトリガーなど)とスケジューリング情報によってスケジュールされたデータ通信(ULデータ送信、DLデータ送信又はCSI-RS送信など)との間のスロットオフセットを示す。通常、端末デバイス120のスケジューリングモードは、1つ以上のスケジューリングオフセット値のうちの最小値に依存する。例えば、1つ以上のスケジューリングオフセット値のうちの最小値がゼロを超える場合に、スケジューリング情報の受信及びデータ通信は確かに異なるスロットにあることを意味する。したがって、スケジューリング情報を受信すると、端末デバイス120は、電力消費を低減するために、1つ以上のスロットに対して無線機能をオフし、そして、スケジューリング情報によってスケジュールされたデータ通信を実行するようにその無線機能をオンする。しかしながら、1つ以上のスケジューリングオフセット値のうちの最小値がゼロである場合に、迅速なスケジューリングを実現するために、スケジューリング情報の受信及びデータ通信は同じスロットで行われることがある。したがって、端末デバイス120は、スケジューリング情報を受信する際にデータ通信がすぐ同じスロットで行われる可能性があるため、その無線機能をオフすることができない。端末デバイス120が省電力のスケジューリングモード(つまり、1つ以上のスケジューリングオフセットの最小値がゼロを超える)にある場合に、迅速なスケジューリング用の他のスケジューリングモードに切り替わる必要がある場合がある。
本開示の例示的な実施形態は、異なるスケジューリングモードの間で切替えるためのソリューションを提供する。当該ソリューションでは、ネットワークデバイス110及び端末デバイス120が省電力用のスケジューリングモードと迅速なスケジューリング用のスケジューリングモードとの間で動的に切替えることができる。
図2は、本開示のいくつかの実施形態による異なるスケジューリングモードの間の切替えのプロセス200を示す例示的なシグナルチャートを示す。検討の目的で、図1を参照しながらプロセス200を説明する。プロセス200は、図1に示すネットワークデバイス110、及び端末デバイス120を必要とする。プロセス200は未図示の追加の動作を含み、及び/又は示されたいくつかの動作を省略してもよく、本開示の範囲は、この点に関して限定されないと理解されたい。
図2において、ネットワークデバイス110、及び端末デバイス120が最初に省電力のスケジューリングモードにある(「第1スケジューリングモード」とも呼ばれる)と想定する。いくつかの場合には、ネットワークデバイス110は、迅速なスケジューリングを実現するために、省電力用の第1スケジューリングモードから他のスケジューリングモード(「第2スケジューリングモード」とも呼ばれる)へ切替えることを決定してもよい。これは、本開示の範囲に対する限定を示唆することなく、単に提示の目的のためであると理解されたい。本開示の実施形態は、第2スケジューリングモードから第1スケジューリングモードへの切替えにも適用可能である。
いくつかの実施形態において、図2に示されるように、ネットワークデバイス110は、第1スケジューリングモードから第2スケジューリングモードへ切替えるための指示を含む第1制御情報(DCIなど)を生成してもよい。ネットワークデバイス110は、第1制御情報を端末デバイス120へ送信してもよい(220)。端末デバイス120は、第1制御情報が第1スケジューリングモードから第2スケジューリングモードへ切替えるための指示を含むか否かを判定してもよい(230)。第1制御情報がこの指示を含むことに応答して、端末デバイス120は、第1スケジューリングモードから第2スケジューリングモードへ切替えてもよい(240)。同様に、第1制御情報が端末デバイス120へ送信された指示を含むことに応答して、ネットワークデバイス110も第1スケジューリングモードから第2スケジューリングモードへ切替えてもよい(250)。
いくつかの実施形態において、第1スケジューリングモードにあるネットワークデバイス110は、第1スケジューリングモード用の1つ以上のスケジューリングオフセット値で構成されてもよい。例えば、1つ以上のスケジューリングオフセット値のうちの最小値はゼロより大きい可能性があり、これは、スケジューリング情報(ULデータ送信用のULグラント、DLデータ送信用のDLグラント、又はDCIにおいて受信されたCSI-RS送信のトリガーなど)の送信、及びスケジューリング情報によってスケジュールされたデータ通信(物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)送信、又はCSI-RS送信など)が異なるスロットで行われることを意味する。いくつかの実施形態において、ネットワークデバイス110は、第1グループのスケジューリングオフセット値のうちの最小値よりも小さいスケジューリングオフセット値を決定し、決定したスケジューリングオフセット値を指示として第1制御情報に含めてもよい。
いくつかの実施形態において、第1スケジューリングモードにある端末デバイス120も1つ以上のスケジューリングオフセット値で構成されてもよく、当該1つ以上のスケジューリングオフセット値のうちの最小値がゼロを超える可能性がある。いくつかの実施形態において、端末デバイス120によって受信された第1制御情報が第1スケジューリングモード用の1つ以上のスケジューリングオフセット値のうちの最小値よりも小さいスケジューリングオフセット値を含む場合に、端末デバイス120は、第1制御情報がスケジューリングモードを切替えるための指示を含むと判定してもよい。いくつかの実施形態において、端末デバイス120によって受信された第1制御情報が第1スケジューリングモード用の1つ以上のスケジューリングオフセット値のうちの最小値以上のスケジューリングオフセット値を含む場合に、端末デバイス120は、第1制御情報がスケジューリングモードを切替えるための指示を含まないと判定してもよい。
代替的に、いくつかの実施形態において、ネットワークデバイス110は、第1制御情報のフィールド(例えば、1ビットのフィールド)において第1スケジューリングモードから第2スケジューリングモードへ切替えるための指示を含んでもよい。例えば、フィールドの値がAであると、スケジューリングモードが現在のスケジューリングモード(第1スケジューリングモードなど)から他のスケジューリングモード(第2スケジューリングモードなど)へ切替えられようとすることを示してもよい。しかしながら、フィールドの値がBであると、スケジューリングモードが切替えられないことを示してもよい。
いくつかの実施形態において、端末デバイス120によって受信された第1制御情報が値Aを有するフィールドを含む場合に、端末デバイス120は、第1制御情報がスケジューリングモードを切替えるための指示を含むと判定してもよい。いくつかの実施形態において、端末デバイス120によって受信された第1制御情報が値Bを有するフィールドを含む場合に、端末デバイス120は、第1制御情報がスケジューリングモードを切替えるための指示を含まないと判定してもよい。
いくつかの実施形態において、スケジューリングモードを切替えるための指示が端末デバイス120によって受信されたことに応答して、端末デバイス120は、第1スケジューリングモード用の1つ以上のスケジューリングオフセット値のうちの最小値を無効にすることで、第1スケジューリングモードから第2スケジューリングモードへ切替えてもよい。つまり、PDSCH、PUSCH及び/又はCSI-RS送信をスケジューリングするために構成された1つ以上のスケジューリングオフセット値のうちの最小値は以降のスケジューリングに使用されない。いくつかの実施形態において、1つ以上のスケジューリングオフセット値のうちの最小値の無効化は一定の期間続いてもよい。例えば、当該一定の期間は、端末デバイス120に対して事前定義、事前構成、又は構成されてもよい。いくつかの実施形態において、端末デバイス120がすでに第1スケジューリングモードから第2スケジューリングモードへ一定の期間切替えたことに応答して、端末デバイス120は、第2スケジューリングモードから第1スケジューリングモードに戻るように切替えてもよい。つまり、PDSCH、PUSCH及び/又はCSI-RS送信をスケジューリングするために構成される1つ以上のスケジューリングオフセット値のうちの最小値は、復元され、以降のスケジューリングに使用されてもよい。
同様に、いくつかの実施形態において、スケジューリングモードを切替えるための指示が端末デバイス120へ送信されることに応答して、ネットワークデバイス110は、第1スケジューリングモード用の1つ以上のスケジューリングオフセット値のうちの最小値を無効化することで、第1スケジューリングモードから第2スケジューリングモードへ切替えてもよい。つまり、PDSCH、PUSCH及び/又はCSI-RS送信をスケジューリングするために構成された1つ以上のスケジューリングオフセット値のうちの最小値は、以降のスケジューリングに使用されない。いくつかの実施形態において、1つ以上のスケジューリングオフセット値のうちの最小値の無効化は一定の期間続いてもよい。例えば、一定の期間は、ネットワークデバイス110で事前定義、又は事前構成されてもよい。いくつかの実施形態において、ネットワークデバイス110は、端末デバイス120に対して一定の期間を構成してもよい。いくつかの実施形態において、ネットワークデバイス110がすでに第1スケジューリングモードから第2スケジューリングモードへ一定の期間切替えたことに応答して、ネットワークデバイス110は第2スケジューリングモードから第1スケジューリングモードに戻るように切替えてもよい。つまり、スケジューリングPDSCH、PUSCH及び/又はCSI-RS送信をスケジューリングするために構成される1つ以上のスケジューリングオフセット値のうちの最小値は、復元され、以降のスケジューリングに使用されてもよい。
いくつかの実施形態において、第1制御情報はデータ通信をスケジューリングするためのスケジューリング情報を含んでもよい。例えば、スケジューリング情報は、PUSCH送信用のULグラント、PDSCH送信用のDLグラント、又はAP-CSI-RS送信用のトリガーを含んでもよい。いくつかの実施形態において、第1制御情報におけるスケジューリング情報は、ネットワークデバイス110及び/又は端末デバイス120によって無視されることがある。つまり、ネットワークデバイス110及び/又は端末デバイス120は、第1制御情報におけるスケジューリング情報でデータ通信スケジューリングを実行しないことがある。
代替的に、いくつかの実施形態において、第1制御情報はデータ通信をスケジューリングするためのスケジューリング情報を含んでもよい。例えば、スケジューリング情報は、PUSCH送信用のULグラント、PDSCH送信用のDLグラント又はAP-CSI-RS送信用のトリガーを含んでもよい。いくつかの実施形態において、第1制御情報がデータ通信をスケジューリングするためのスケジューリング情報を含むことに応答して、ネットワークデバイス110及び/又は端末デバイス120は、第1スケジューリングモードのために構成された1つ以上のスケジューリングオフセット値からスケジューリングオフセット値を決定し、決定したスケジューリングオフセット値に基づいてデータ通信を実行してもよい。つまり、この場合に、第1スケジューリングモードのために構成された1つ以上のスケジューリングオフセット値のうちの最小値は、このスケジューリングに適用可能である。ネットワークデバイス110は、次回に第2制御情報を送信する際に、第2スケジューリングモード(このモードでは、最小のスケジューリングオフセット値がゼロである)へ切替えてもよい。同様に、端末デバイス120は、次回に第2制御情報を受信する際に、第2スケジューリングモード(このモードでは、最小のスケジューリングオフセット値がゼロである)へ切替えてもよい。
いくつかの実施形態において、第1グループのスケジューリングオフセット値は、第1スケジューリングモードのために構成され、第1グループのスケジューリングオフセット値のうちの最小値がゼロを超える。例えば、第1グループのスケジューリングオフセット値は、ネットワークデバイス110及び端末デバイス120の両方に対して構成されてもよい。追加的に、いくつかの実施形態において、第2グループのスケジューリングオフセット値は、第2スケジューリングモードのために構成され、第2グループのスケジューリングオフセット値のうちの最小値がゼロである。例えば、第2グループのスケジューリングオフセット値もネットワークデバイス110、及び端末デバイス120の両方に対して構成されてもよい。いくつかの実施形態において、第1グループのスケジューリングオフセット値の1つは、第2グループのスケジューリングオフセット値の対応する1つに関連づけられてもよい。表1はこのような実施形態を下記のように示す。

表1:異なるスケジューリングモード用の2グループのスケジューリングオフセット値
Figure 2022538207000002

表1に示されるように、グループ0は、第2スケジューリングモード(つまり、迅速なスケジューリング用のスケジューリングモード)のために構成される4つのスケジューリングオフセット値A0、B0、C0及びD0を含む。いくつかの実施形態において、例えば、4つのスケジューリングオフセット値A0、B0、C0及びD0の最小値はゼロである。表1に示されるように、グループ1は、第1スケジューリングモード(つまり、省電力のスケジューリングモード)のために構成される4つのスケジューリングオフセット値A1、B1、C1、及びD1を含む。いくつかの実施形態において、例えば、4つのスケジューリングオフセット値A1、B1、C1、及びD1の最小値は、ゼロより大きい。いくつかの実施形態において、グループ0における1つの値は、グループ1における対応する1つの値に関連づけられる。例えば、A0は、A1に関連づけられてもよく、B0は、B1に関連づけられてもよく、C0は、C1に関連づけられてもよく、D0は、D1に関連づけられてもよい。
いくつかの実施形態において、第1スケジューリングモードにあるネットワークデバイス110は、スケジューリングモードを切替えることを決定してもよい。ネットワークデバイス110は、第2スケジューリングモード用のグループ0からスケジューリングオフセット値を選択し、選択したスケジューリングオフセット値を、スケジューリングモードを切替えるための指示として第1制御情報に含めてもよい。
いくつかの実施形態において、第1スケジューリングモードにある端末デバイス120によって受信された第1制御情報がグループ0からのスケジューリングオフセット値を含む場合に、端末デバイス120は、第1制御情報がスケジューリングモードを切替えるための指示を含むと判定してもよい。代替的に、第1制御情報がグループ1からのスケジューリングオフセット値を含む場合に、端末デバイス120は、第1制御情報がスケジューリングモードを切替えるための指示を含まないと判定してもよい。つまり、端末デバイス120は、以降のスケジューリングで省電力用の第1スケジューリングモードを維持してもよい。
いくつかの実施形態において、第1制御情報が第1スケジューリングモードにある端末デバイス120によって受信されたグループ0からのスケジューリングオフセット値(A0など)を含むことに応答して、端末デバイス120は、第1スケジューリングモードから第2スケジューリングモードへ切替えてもよい。いくつかの実施形態において、端末デバイス120は、第1スケジューリングモード用のグループ1を無効化することで第1スケジューリングモードから第2スケジューリングモードへ切替えてもよい。つまり、グループ1からのスケジューリングオフセット値は、以降のスケジューリングに使用されない。いくつかの実施形態において、グループ1の無効化は一定の期間続いてもよい。例えば、当該一定の期間は、端末デバイス120に対して事前定義、事前構成、又は構成されてもよい。いくつかの実施形態において、端末デバイス120がすでに第1スケジューリングモードから第2スケジューリングモードへ一定の期間切替えたことに応答して、端末デバイス120は、第2スケジューリングモードから第1スケジューリングモードに戻るように切替えてもよい。つまり、グループ1からのスケジューリングオフセット値は、復元され、以降のスケジューリングに使用されてもよい。
同様に、いくつかの実施形態において、第1制御情報が第1スケジューリングモードにある端末デバイス120によって送信されたグループ0からのスケジューリングオフセット値(A0など)を含むことに応答して、ネットワークデバイス110は第1スケジューリングモードから第2スケジューリングモードへ切替えてもよい。いくつかの実施形態において、ネットワークデバイス110は、第1スケジューリングモード用のグループ1を無効化することで第1スケジューリングモードから第2スケジューリングモードへ切替えてもよい。つまり、グループ1からのスケジューリングオフセット値は以降のスケジューリングに使用されない。いくつかの実施形態において、グループ1の無効化は一定の期間続いてもよい。例えば、当該一定の期間は、ネットワークデバイス110で事前定義、又は事前構成されてもよい。いくつかの実施形態において、ネットワークデバイス110は、端末デバイス120に対して一定の期間を構成してもよい。いくつかの実施形態において、ネットワークデバイス110がすでに第1スケジューリングモードから第2スケジューリングモードへ一定の期間切替えたことに応答して、ネットワークデバイス110は第2スケジューリングモードから第1スケジューリングモードに戻るように切替えてもよい。つまり、グループ1からのスケジューリングオフセット値は、復元され、以降のスケジューリングに使用されてもよい。
いくつかの実施形態において、第1制御情報は、データ通信をスケジューリングするためのスケジューリング情報を含んでもよい。例えば、当該スケジューリング情報は、PUSCH送信用のULグラント、PDSCH送信用のDLグラント又はAP-CSI-RS送信用のトリガーを含んでもよい。いくつかの実施形態において、第1制御情報におけるスケジューリング情報は、ネットワークデバイス110及び/又は端末デバイス120によって無視されることがある。つまり、ネットワークデバイス110及び/又は端末デバイス120は、第1制御情報におけるスケジューリング情報でデータ通信スケジューリングを実行しないことがある。
代替的に、いくつかの実施形態において、第1制御情報はデータ通信をスケジューリングするためのスケジューリング情報を含んでもよい。例えば、スケジューリング情報は、PUSCH送信用のULグラント、PDSCH送信用のDLグラント又はAP-CSI-RS送信用のトリガーを含んでもよい。いくつかの実施形態において、第1制御情報がデータ通信をスケジューリングするためのスケジューリング情報を含むことに応答して、ネットワークデバイス110及び/又は端末デバイス120は、第1スケジューリングモードのために構成されたグループ1からのスケジューリングオフセット値を決定し、決定したスケジューリングオフセット値に基づいて以降のデータ通信を実行してもよい。例えば、第1制御情報がグループ0からのスケジューリングオフセット値(A0など)を含むことに応答して、ネットワークデバイス110及び/又は端末デバイス120は、グループ0からのスケジューリングオフセット値(つまり、A0)に関連づけられる対応するスケジューリングオフセット値(つまり、A1)をグループ1から決定し、グループ1からの当該対応するスケジューリングオフセット値(つまり、A1)に基づいて以降のデータ通信を実行してもよい。
いくつかの実施形態において、端末デバイス120は、スケジューリングオフセット値のセットで構成されてもよい。例えば、スケジューリングオフセット値のセットは、{F、F、・・・、F}として表されてもよく、ここで、Nは整数で、かつ、N≧1であり、また、Fはスケジューリング情報とスケジューリング情報によってスケジュールされたデータ通信との間のスロットオフセットを示し、Fは非負の整数である。いくつかの実施形態において、スケジューリング情報は、ULデータ送信用のULグラント、DLデータ送信用のDLグラント、又はDCIで受信されたCSI-RS送信のトリガーのいずれを含んでもよい。スケジューリング情報によってスケジュールされたデータ通信は、PUSCH送信、PDSCH送信又はCSI-RS送信のいずれを含んでもよい。いくつかの実施形態において、端末デバイス120は、最初の有効なスケジューリングオフセット値、例えば、Kで構成されてもよい。例えば、最初の有効なスケジューリングオフセット値は、RRCシグナリング又はメディアアクセス制御制御(MAC)の制御要素(CE)を介して構成されてもよい。いくつかの実施形態において、Kは非負の整数であってもよい。いくつかのほかの実施形態において、Kは整数で、かつ、K>0である。いくつかの実施形態において、端末デバイス120は、スケジューリングオフセット値のセットに含まれる値F(ここで、F≧K)だけで示されると期待してもよい。いくつかの実施形態において、端末デバイス120は値F(ここで、F<K)で示されてもよく、かつ、端末デバイスは最初の有効なスケジューリングオフセット値がFに変更されると想定してもよい。いくつかの実施形態において、端末デバイス120は値F(ここで、F<K)で示されてもよく、かつ、端末デバイス120は最初の有効なスケジューリングオフセットが0に変更されると想定してもよい。例えば、スケジューリングモードは上記のような第2スケジューリングモード(つまり、省電力以外の迅速なスケジューリング用のスケジューリングモード)に切替えられてもよい。いくつかの実施形態において、端末デバイス120は、1つのPDCCHにおける1つ以上の値F(ここで、F<K)で示されてもよく、かつ、端末デバイス120は、このPDCCHにおけるスケジューリング情報を無視してもよい。いくつかの実施形態において、端末デバイス120は1つのPDCCHにおける1つ以上の値F(ここで、F<K)で示されてもよく、かつ、端末デバイス120は、スケジュールされたPDSCH、PUSCH又はCSI-RS(AP-CSI-RSなど)を無視してもよい。いくつかの実施形態において、端末デバイス120は1つのPDCCHにおける1つ以上の値F(ここで、F<K)で示されてもよく、かつ、端末デバイス120は当該PDCCHにスケジュールされたPDSCH、PUSCH又はAP-CSI-RSのスケジューリングオフセット値がKであると想定してもよい。
いくつかの実施形態において、端末デバイス120は、スケジューリングオフセット値のセットで構成されてもよい。例えば、当該スケジューリングオフセット値のセットはN個の値を含んでもよく、ここで、Nは整数で、かつ、N>1である。いくつかの実施形態において、スケジューリングオフセット値のセットから選択された第1グループの値は、端末デバイス120に対して有効であると示されてもよい。例えば、当該第1グループの値はM個の値を含んでもよく、ここで、Mは整数で、かつ、M≧1である。例えば、残りのN-M個の値を含む第2グループの値は無効であってもよい。いくつかの実施形態において、端末デバイス120はスケジューリング用の第1グループの有効な値の1つ以上だけで示されると期待してもよい。いくつかの実施形態において、端末デバイス120は第2グループの無効な値の1つ以上で示されてもよく、かつ、端末デバイス120はスケジューリングモードが第2スケジューリングモードへ切替えられると想定してもよい。
いくつかの実施形態において、端末デバイス120はスケジューリングオフセット値のセットで構成されてもよい。例えば、スケジューリングオフセット値のセットはN個の値を含んでもよく、ここで、Nは整数で、かつ、N>1である。いくつかの実施形態において、スケジューリングオフセット値のセットから選択された第1グループの値は、端末デバイス120に対して有効であると示されてもよい。例えば、第1グループの値はM個の値を含んでもよく、ここで、Mは整数で、かつ、M≧1である。例えば、残りのN-M個の値は無効であってもよい。いくつかの実施形態において、残りのN-M個の値はさらに2つのグループに分けられてもよい。例えば、第2グループの値は残りのN-M個の値から選択されたL個の値を含んでもよく、例えば、ここで、Lは整数で、かつ、L≧1である。加えて、第3グループの値は、残りのN-M個の値から選択されたN-M-L個の値を含んでもよい。いくつかの実施形態において、端末デバイス120はスケジューリング用の第1グループの有効な値の1つ以上だけで示されると期待してもよい。いくつかの実施形態において、端末デバイス120は第2グループの無効な値の1つ以上で示されてもよく、かつ、端末デバイス120はスケジューリングモードが第2スケジューリングモードに切替えられると想定してもよい。いくつかの実施形態において、端末デバイス120は第3グループの無効な値の1つ以上で示されてもよく、かつ、端末デバイス120はスケジューリングモードが第1スケジューリングモードに切替えられると想定してもよい。
このように、省電力のスケジューリングモード(つまり、上記のような第1スケジューリングモード)と迅速なスケジューリング用のスケジューリングモード(つまり、上記のような第2スケジューリングモード)との間の動的な切替えは可能になる。第1スケジューリングモードから第2スケジューリングモードへの動的な切替えに関する上記実施形態は、本開示に対する限定を示唆することなく、単に提示の目的で示されていると理解されたい。本開示の実施形態は、迅速なスケジューリング用の第2スケジューリングモードから省電力用の第1スケジューリングモードへ切替えることにも適用可能である。
図3は本開示のいくつかの実施形態による例示的な方法300を示す。いくつかの実施形態において、例えば、当該方法300は図1に示す端末デバイス120で実行されてもよい。方法300は未図示の追加のブロックを含み、及び/又は示されたいくつかのブロックを省略してもよく、本開示の範囲は、この点に関して限定されないと理解されたい。
ブロック310で、端末デバイス120は、第1スケジューリングモードにおいて、ネットワークデバイス110から第1制御情報を受信する。
ブロック320で、端末デバイス120は、第1制御情報が第1スケジューリングモードから第2スケジューリングモードへ切替えるための指示を含むか否かを判定する。
ブロック330で、第1制御情報が当該指示を含むことに応答して、端末デバイス120は第1スケジューリングモードから第2スケジューリングモードへ切替える。
いくつかの実施形態において、第1スケジューリングモードは、スケジューリング情報の受信、及びスケジューリング情報によってスケジュールされたデータ通信が異なるスロットで行われることを示す。いくつかの実施形態において、第2スケジューリングモードは、スケジューリング情報の受信、及びスケジューリング情報によってスケジュールされたデータ通信が同じスロットで行われることが可能であることを示す。
いくつかの実施形態において、第1スケジューリングモードは、第1グループのスケジューリングオフセット値に関連づけられる。いくつかの実施形態において、第1制御情報が第1グループのスケジューリングオフセット値のうちの最小値よりも小さいスケジューリングオフセット値を含むことに応答して、端末デバイス120は第1制御情報が当該指示を含むと判定する。
いくつかの実施形態において、第2スケジューリングモードは第2グループのスケジューリングオフセット値に関連づけられる。いくつかの実施形態において、第1制御情報が第2グループのスケジューリングオフセット値の1つを含むことに応答して、端末デバイス120は第1制御情報が当該指示を含むと判定する。
いくつかの実施形態において、端末デバイス120は、ネットワークデバイスから第2制御情報を受信する場合に、第1スケジューリングモードから第2のスケジューリングモードへ切替える。
いくつかの実施形態において、第1制御情報がデータ通信をスケジューリングするためのスケジューリング情報を含むことに応答して、端末デバイス120は、スケジューリング情報によってスケジュールされたデータ通信を無効にする。
いくつかの実施形態において、第1制御情報がデータ通信をスケジューリングするためのスケジューリング情報を含むことに応答して、端末デバイス120は、第1スケジューリングモード用のスケジューリングオフセット値を決定し、当該スケジューリングオフセット値はスケジューリング情報の受信とスケジューリング情報によってスケジュールされたデータ通信との間のスロットオフセットを示す。そして、端末デバイス120は、スケジューリングオフセット値に基づいて、データ通信を実行する。
いくつかの実施形態において、端末デバイス120は、第1スケジューリングモードに関連づけられた第1グループのスケジューリングオフセット値で構成される。いくつかの実施形態において、端末デバイス120は第1グループのスケジューリングオフセット値からスケジューリングオフセット値を決定する。
いくつかの実施形態において、端末デバイス120がすでに第1スケジューリングモードから第2スケジューリングモードへ一定の期間切替えたことに応答して、端末デバイス120は、第2スケジューリングモードから第1スケジューリングモードに戻るように切替える。
図4は本開示のいくつかの実施形態による例示的な方法400を示す。いくつかの実施形態において、例えば、当該方法400は図1に示すネットワークデバイス110で実行されてもよい。方法400は、未図示の追加のブロックを含み、及び/又は示されたいくつかのブロックを省略してもよく、本開示の範囲は、この点に関して限定されないと理解されたい。
ブロック410で、ネットワークデバイス110は、第1スケジューリングモードにおいて、第1スケジューリングモードから第2スケジューリングモードへ切替えるための指示を含む第1制御情報を生成する。
ブロック420で、ネットワークデバイス110は、第1制御情報を端末デバイス120へ送信する。
ブロック430で、ネットワークデバイス110は第1スケジューリングモードから第2スケジューリングモードへ切替える。
いくつかの実施形態において、当該第1スケジューリングモードは、スケジューリング情報の送信、及びスケジューリング情報によってスケジュールされたデータ通信が異なるスロットで行われることを示す。いくつかの実施形態において、当該第2スケジューリングモードは、スケジューリング情報の送信、及びスケジューリング情報によってスケジュールされたデータ通信が同じスロットで行われることが可能であることを示す。
いくつかの実施形態において、第1スケジューリングモードは、第1グループのスケジューリングオフセット値に関連づけられる。いくつかの実施形態において、ネットワークデバイス110は、第1グループのスケジューリングオフセット値のうちの最小値よりも小さいスケジューリングオフセット値を決定する。ネットワークデバイス110は、さらに、制御情報に、スケジューリングオフセット値を指示として含める。
いくつかの実施形態において、第2スケジューリングモードは、第2グループのスケジューリングオフセット値に関連づけられる。いくつかの実施形態において、ネットワークデバイス110は、第2グループのスケジューリングオフセット値からスケジューリングオフセット値を選択する。ネットワークデバイス110は、さらに、制御情報に、スケジューリングオフセット値を指示として含める。
いくつかの実施形態において、ネットワークデバイス110は、第2制御情報を端末デバイスへ送信する場合に、第1スケジューリングモードから第2スケジューリングモードへ切替える。
いくつかの実施形態において、第1制御情報は、データ通信をスケジューリングするためのスケジューリング情報を含む。いくつかの実施形態において、ネットワークデバイス110は、スケジューリング情報によってスケジュールされたデータ通信を無効にする。代替的に、いくつかの実施形態において、ネットワークデバイス110は、第1スケジューリングモード用のスケジューリングオフセット値を決定し、スケジューリングオフセット値は、スケジューリング情報の受信とスケジューリング情報によってスケジュールされたデータ通信との間のスロットオフセットを示す。そして、ネットワークデバイス110は、スケジューリングオフセット値に基づいてデータ通信を実行する。
いくつかの実施形態において、ネットワークデバイス110は第1スケジューリングモードに関連づけられる第1グループのスケジューリングオフセット値で構成される。いくつかの実施形態において、ネットワークデバイス110は、第1グループのスケジューリングオフセット値からスケジューリングオフセット値を決定する。
いくつかの実施形態において、ネットワークデバイス110がすでに第1スケジューリングモードから第2スケジューリングモードへ一定の期間切替えたことに応答して、ネットワークデバイス110は、第2スケジューリングモードから第1スケジューリングモードに戻るように切替える。
上記のように、従来のソリューションでは、ネットワークデバイス110は、端末デバイス120のダウンリンク測定RS(AP-CSI-RSなど)を示し、DCIを介してAP-SRSのDL候補プリコーダーを決定する。つまり、AP-SRSはAP-CSI-RSに関連づけられることができる。ネットワークデバイス110は、電力消費を低減するために、AP-CSI-RSの送信を、AP-SRSのトリガーを含むDCIの送信よりも数スロットだけ遅らせることができる。しかしながら、UEでのAP-CSI-RSの受信とAP-SRSの送信との間の間隔が短くなることがある。間隔が閾値(42個のOFDMシンボルなど)よりも小さい場合に、AP-SRS用のアップリンクプリコーダーは更新されない。図5A及び図5Bは従来のソリューションにおけるAP-CSI-RS及びAP-SRS送信の例示的なダイアグラムを示す。
図5Aに示されるように、いくつかの従来のソリューション(例えば、3GPP仕様リリース15によるもの)において、AP-SRSの要求は、スロットNでネットワークデバイス110から端末デバイス120へ送信される。例えば、SRSの要求の送信は、図5Aにおいて510で示される。SRSに関連づけられるAP-CSI-RSは、同じスロットNでネットワークデバイス110から端末デバイス120へ送信されてもよい。例えば、AP-CSI-RSの送信は、図5Aにおいて520で示される。SRS要求送信510とAP-SRS送信530との間のオフセット501(例えば、K個のスロット)は、無線リソース制御(RRC)シグナリングを介して端末デバイス120に構成されてもよい。したがって、SRSは、スロットN+Kで端末デバイス120からネットワークデバイス110へ送信される。スロットN+Kで送信されたAP-SRSのためのプリコーダーが、端末デバイス120によって受信されたAP-CSI-RSに基づいて更新されることができるように、AP-CSI-RS送信520とAP-SRS送信530との間のオフセット(つまり、スロットオフセット501)は、閾値(42個のOFDMシンボルなど)を超えるべきである。
図5Bに示されるように、いくつかの従来のソリューション(例えば、3GPP仕様リリース16によるもの)において、AP-CSI-RS送信520は、省電力のために、SRS要求送信510よりもXスロットだけ遅延されることがある。例えば、図5Bにおいて、AP-CSI-RS送信520がスロットN+Xで行われる。SRS要求送信510とAP-SRS送信530との間のオフセット(例えば、K個のスロット)は、無線リソース制御(RRC)シグナリングを介して端末デバイス120に構成されてもよい。したがって、SRSは、スロットN+Kにおいて端末デバイス120からネットワークデバイス110へ送信されてもよい。しかしながら、AP-CSI-RS送信520がXスロットだけ遅延されるため、AP-CSI-RS送信520とAP-SRS送信530との間のオフセット503は小さくなる。オフセット503が閾値(42個のOFDMシンボルなど)よりも小さいと、スロットN+Kで送信されたAP-SRSのためのプリコーダーは、端末デバイス120によって受信されたAP-CSI-RSに基づいて更新されない。
本開示の例示的な実施形態は、AP-CSI-RS及びAP-SRS送信のためのソリューションを提供する。このソリューションは、AP-SRSがプリコーダーを計算するためのAP-CSI-RSに関連づけられる場合にAP-SRS送信の調整を可能にする。このソリューションは、AP-SRSのためのプリコーダーが計算されたものに更新されるようにAP-CSI-RS送信とAP-SRS送信との間の時間間隔が閾値を超えるようにすることができる。
図6本開示のいくつかの実施形態によるAP-CSI-RS及びAP-SRS送信のプロセス600を示す例示的なシグナルチャートを示す。プロセス600は未図示の追加の動作を含み、及び/又は示されたいくつかの動作を省略してもよく、本開示の範囲は、この点に関して限定されないと理解されたい。
図6に示されるように、プロセス600は第1デバイス601、及び第2デバイス602を必要とする。以下、ネットワークデバイス110は第1デバイス601の例としてみなされ、端末デバイス120は第2デバイス602の例としてみなされる。しかしながら、これは本開示に対する限定を示唆することなく、例示の目的であると理解されたい。いくつかの実施形態において、例えば、第1デバイス601は図1における端末デバイス120であり、第2デバイス602は図1におけるネットワークデバイス110であってもよい。
図6に示されるように、いくつかの実施形態において、第1デバイス601(ネットワークデバイス110など)は、第1スロットでSRSの要求(AP-SRSなど)を第2デバイス602へ送信してもよい(610)。例えば、SRSは、SRS用のプリコーダーを計算するためのCSI-RS(AP-CSI-RSなど)に関連づけられてもよい。いくつかの実施形態において、第2デバイス602は第1スロットでSRSの要求を受信してもよい。
いくつかの実施形態において、第1デバイス601は、要求の送信とCSI-RSの送信との間の第1スロットオフセットで構成されてもよい。いくつかの実施形態において、第1デバイス601は第1スロットよりも第1スロットオフセットだけ遅い第2スロットでCSI-RSを第2デバイス602へ送信してもよい(620)。いくつかの実施形態において、第1デバイス601がネットワークデバイスで、かつ、第2デバイス602が端末デバイスである場合に、第1デバイス601は第1スロットオフセットを第2デバイス602に対して構成してもよい。いくつかの実施形態において、第1スロットオフセットは、RRCシグナリング又はほかの任意のシグナリングを介して第2デバイス602に対して構成されてもよい。このように、第2デバイス602は、第1スロットよりも第1スロットオフセットだけ遅い第2スロットでSRSに関連づけられるCSI-RSを受信することができる。
いくつかの実施形態において、第1デバイス601は要求の送信とSRSの受信との間の第2スロットオフセットで構成されてもよい。いくつかの実施形態において、第1デバイス601は第1及び第2スロットオフセットに基づいて第2デバイス602からSRSを受信するための第3スロットを決定してもよい(630)。いくつかの実施形態において、第2スロットオフセットと第1スロットオフセットとの差が閾値(42個のOFDMシンボルなど)を超える場合に、第1デバイス601は第3スロットが第1スロットよりも第2スロットオフセットだけ遅いように第3スロットを決定してもよい(630)。代替的に、いくつかの実施形態において、第2スロットオフセットと第1スロットオフセットとの差が閾値より小さい場合に、第1デバイス601は、第3スロットが第2スロットよりも第2スロットオフセットだけ遅いように第3スロットを決定してもよい(630)。
いくつかの実施形態において、第1デバイス601がネットワークデバイスで、かつ、第2デバイス602が端末デバイスである場合に、第1デバイス601は、第2スロットオフセットを第2デバイス602に対して構成してもよい。いくつかの実施形態において、第2スロットオフセットは、RRCシグナリング又はほかの任意のシグナリングを介して第2デバイス602に対して構成されてもよい。このように、第2デバイス602は、第1及び第2スロットオフセットに基づいてSRSを第1デバイス601へ送信するための第3スロットを決定してもよい(640)。いくつかの実施形態において、第2スロットオフセットと第1スロットオフセットとの差が閾値(42個のOFDMシンボルなど)を超える場合に、第2デバイス602は、第3スロットが第1スロットよりも第2スロットオフセットだけ遅いように第3スロットを決定してもよい(640)。代替的に、いくつかの実施形態において、第2スロットオフセットと第1スロットオフセットとの差が閾値より小さい場合に、第2デバイス602は、第3スロットが第2スロットよりも第2スロットオフセットだけ遅いように第3スロットを決定してもよい(640)。
図6に示されるように、いくつかの実施形態において、第2デバイス602は、決定した第3スロットに基づいてSRSを第1デバイス601へ送信してもよい(650)。いくつかの実施形態において、第1デバイス601は、決定した第3スロットに基づいてSRSを第2デバイス602から受信してもよい。
図7A及び図7Bは本開示のいくつかの実施形態によるAP-CSI-RS及びAP-SRS送信の例示的なダイアグラムを示す。図7A及び図7Bに示されるように、AP-SRSの要求は、スロットN(つまり、図6を参照して説明した第1スロット)で第1デバイス601から第2デバイス602へ送信されてもよい。例えば、図7A及び図7Bにおいて、SRS要求の送信は710で示される。AP-SRSに関連づけられるAP-CSI-RSは、スロットN+X(つまり、図6を参照して説明した第2スロット)で第1デバイス601から第2デバイス602へ送信されてもよく、スロットN+XはスロットN(つまり、第1スロット)よりも第1スロットオフセット701だけ遅い。例えば、図7A及び図7Bにおいて、スロットN+XにおけるAP-CSI-RSの送信は720で示される。SRS要求の送信とAP-SRSの受信との間の第2スロットオフセット(例えば、K個のスロット)は第1デバイス601に対して構成されてもよい。SRS要求の受信とAP-SRSの送信との間の第2スロットオフセットも第2デバイス602に対して構成されてもよい。AP-CSI-RSの受信とAP-SRSの送信との間の時間間隔702が依然として閾値(42個のOFDMシンボルなど)を超える場合に、第2デバイス602は構成された第2スロットオフセット(つまり、K個のスロット)に従うとともに、スロットN+KでAP-SRSを送信してもよい。例えば、図7Aにおいて、スロットN+KにおけるAP-SRSの送信は730で示される。しかしながら、AP-CSI-RSの受信とAP-SRSの送信との間の時間間隔702がAP-CSI-RS送信の遅延に起因して閾値よりも小さい場合に、第2デバイス602はAP-SRSの送信もXスロット遅延する。例えば、AP-SRSの送信は図7Bにおいて740で示されるスロットN+X+Kで行われる。
いくつかの実施形態において、第2デバイス602は端末デバイス120であってもよい。例えば、端末デバイス120は、RRCシグナリングを介してAP-SRSトリガーオフセット値K(つまり、上記のような第2スロットオフセット)で構成されてもよく、ここで、Kは非負の整数である。端末デバイス120はAP-SRSに関連づけられるAP-CSI-RSで構成されてもよい。いくつかの実施形態において、端末デバイス120は、スロットNでAP-SRS送信をトリガーするためのSRS要求フィールドを含むDCIを受信してもよい。端末デバイス120はスロットN+Xで関連するAP-CSI-RSを受信してもよく、ここで、Xが整数であり、かつX≧1である。いくつかの実施形態において、端末デバイス120は、スロットN+X+Kで対応するAP-SRSを送信してもよい。いくつかの実施形態において、非周期的NZP(Non-Zero Power)CSI-RSリソースの受信の最後のシンボルとスロットN+Kにおける非周期的SRSリソースの最初のシンボルとのギャップが42個のOFDMシンボル以上である場合に、端末デバイス120は、スロットN+Kで対応するAP-SRSを送信してもよい。代替的に、いくつかの実施形態において、非周期的NZP CSI-RSリソースの最後のシンボルとスロットN+Kにおける非周期的SRSリソースの最初のシンボルとのギャップが42個のOFDMシンボルより小さい場合に、端末デバイス120は、スロットN+K+Xで対応するAP-SRSを送信してもよい。代替的に、いくつかの実施形態において、スロットN+Kにおける非周期的NZP CSI-RSリソースの最後のシンボルとスロットN+Kにおける非周期的SRSリソースの最初のシンボルとのギャップが42個のOFDMシンボルより小さい場合に、端末デバイス120は、スロットNで関連するAP-CSI-RSを受信し、スロットN+Kで対応するAP-SRSを送信してもよい。つまり、この場合に、端末デバイス120は省電力のためのAP-CSI-RSの送信を遅延しない。
このように、本開示の実施形態は、AP-SRSがプリコーダーを計算するためのAP-CSI-RSに関連づけられる場合にAP-SRS送信の調整を可能にする。本開示の実施形態は、AP-SRSのためのプリコーダーが計算されたものに更新されるようにAP-CSI-RS送信とAP-SRS送信との間の時間間隔が閾値を超えるようにすることができる。
図8は本開示のいくつかの実施形態による例示的な方法800を示す。いくつかの実施形態において、例えば、当該方法800は図6に示す第1デバイス601で実行されてもよい。当該方法800は、未図示の追加のブロックを含み、及び/又は示されたいくつかのブロックを省略してもよく、本開示の範囲は、この点に関して限定されないと理解されたい。
ブロック810で、第1デバイス601は、第1スロットでSRSの要求を第2デバイス602へ送信する。当該SRSはCSI-RSに関連づけられる。
ブロック820で、第1デバイス601が要求の送信とCSI-RSの送信との間の第1スロットオフセットで構成されることに応答して、第1デバイス601は、第1スロットよりも第1スロットオフセットだけ遅い第2スロットで、CSI-RSを第2デバイス602へ送信する。
ブロック830で、第1デバイス601が要求の送信とSRSの受信との間の第2スロットオフセットで構成されることに応答して、第1デバイス601は、第1及び第2スロットオフセットに基づいて、第2デバイス602からSRSを受信するための第3スロットを決定する。
ブロック840で、第1デバイス601は、第3スロットで第2デバイス602からSRSを受信する。
いくつかの実施形態において、第1デバイス601は、第2スロットオフセットと第1スロットオフセットとの差が閾値を超えるか否かを判定する。第2スロットオフセットと第1スロットオフセットとの差が閾値を超えることに応答して、第1デバイス601は、第3スロットが第1スロットよりも第2スロットオフセットだけ遅いように、第3スロットを決定する。
いくつかの実施形態において、第2スロットオフセットと第1スロットオフセットとの差が閾値よりも小さいことに応答して、第1デバイス601は、第3スロットが第2スロットよりも第2スロットオフセットだけ遅いように第3スロットを決定する。
いくつかの実施形態において、第1デバイス601はネットワークデバイスであり、かつ、第2デバイス602は端末デバイスである。
いくつかの実施形態において、第1デバイス601は、少なくとも1つの構成を第2デバイス602へ送信する。当該少なくとも1つの構成は、第1スロットオフセット及び/又は第2スロットオフセットを第2デバイス602に対して構成する。
いくつかの実施形態において、第1デバイス601は、無線リソース制御(RRC)シグナリングを介して少なくとも1つの構成を送信する。
図9は本開示のいくつかの実施形態による例示的な方法900を示す。いくつかの実施形態において、例えば、当該方法900は図6に示す第2デバイス602で実行されてもよい。当該方法900は、未図示の追加のブロックを含み、及び/又は示されたいくつかのブロックを省略してもよく、本開示の範囲は、この点に関して限定されないと理解されたい。
ブロック910で、第2デバイス602は、第1スロットで第1デバイス601からSRSの要求を受信する。当該SRSは、CSI-RSに関連づけられる。
ブロック920で、第2デバイス602が要求の受信とCSI-RSの受信との間の第1スロットオフセットで構成されることに応答して、第2デバイス602は、第1スロットよりも第1スロットオフセットだけ遅い第2スロットで第1デバイス601からCSI-RSを受信する。
ブロック930で、第2デバイス602が要求の受信とSRSの送信との間の第2スロットオフセットで構成されることに応答して、第2デバイス602は、第1及び第2スロットオフセットに基づいて、SRSを第1デバイス601へ送信するための第3スロットを決定する。
ブロック940で、第2デバイス602は、第3スロットでSRSを第1デバイス601へ送信する。
いくつかの実施形態において、端末デバイス120は第2スロットオフセットと第1スロットオフセットとの差が閾値を超えるか否かを判定する。第2スロットオフセットと第1スロットオフセットとの差が閾値を超えることに応答して、端末デバイス120は、第3スロットが第1スロットよりも第2スロットオフセットだけ遅いように第3スロットを決定する。
いくつかの実施形態において、第2スロットオフセットと第1スロットオフセットとの差が閾値よりも小さいことに応答して、端末デバイス120は、第3スロットが第2スロットよりも第2スロットオフセットだけ遅いように第3スロットを決定する。
いくつかの実施形態において、第1デバイス601はネットワークデバイスであり、第2デバイス602は端末デバイスである。
いくつかの実施形態において、端末デバイス120は第1デバイス601から少なくとも1つの構成を受信する。当該少なくとも1つの構成は、第1スロットオフセット及び/又は第2スロットオフセットを端末デバイス120に対して構成する。
いくつかの実施形態において、端末デバイス120は無線リソース制御(RRC)シグナリングを介して少なくとも1つの構成を受信する。
図10は、本開示のいくつかの実施形態の実施に適したデバイス1000の簡略化したブロック図である。デバイス1000は、図1に示すネットワークデバイス110又は端末デバイス120のさらなる例示的な実施形態とみなすことができる。従って、デバイス1000は、ネットワークデバイス110又は端末デバイス120の少なくとも一部で実施され、又は端末デバイス120や130の少なくとも一部として実施されることができる。
図示されるように、デバイス1000は、プロセッサ1010と、プロセッサ1010に接続されているメモリ1020と、プロセッサ1010に接続されている適切な送信機(TX)及び受信機(RX)1040と、TX/RX1040に接続されている通信インターフェースとを含む。メモリ1020は、プログラム1030の少なくとも一部を格納する。TX/RX1040は、双方向通信用である。TX/RX1040は、通信を容易にするために少なくとも1つのアンテナを有するが、実際には、本願で言及されるアクセスノードは複数のアンテナを有してもよい。通信インターフェースは、eNB間の双方向通信用のX2インターフェース、モビリティマネジメントエンティティ(MME:Mobility Management Entity)/サービングゲートウェイ(S-GW:Serving Gateway)とeNBとの間の通信用のS1インターフェース、eNBとリレーノード(RN:relay node)との間の通信用のUnインターフェース、又はeNBと端末デバイスとの間の通信用のUuインターフェースなど、他のネットワーク要素との通信に必要な任意のインターフェースを表してもよい。
プログラム1030は、関連するプロセッサ1010によって実行されると、デバイス1000が、本明細書で図1~図9を参照して説明したように、本開示の実施形態に従って動作することを可能にするプログラム命令を含むとする。本明細書の実施形態は、デバイス1000のプロセッサ1010によって実行可能なコンピュータソフトウェアにより、又はハードウェアにより、又はソフトウェアとハードウェアとの組み合わせにより実施されてもよい。プロセッサ1010は、本開示の様々な実施形態を実施するように構成されてもよい。さらに、プロセッサ1010とメモリ1020の組み合わせは、本開示の様々な実施形態の実施に適した処理手段1050を形成してもよい。
メモリ1020は、ローカル技術ネットワークに適した任意のタイプのものであってもよく、非限定的な例として、非一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体、半導体系のメモリデバイス、磁気メモリデバイス及びシステム、光メモリデバイス及びシステム、固定メモリデバイス及びリムーバブルメモリなどの任意の適切なデータ記憶技術を使用して実施されてもよい。デバイス1000には1つのメモリ1020のみが示されているが、デバイス1000には物理的に別個である複数のメモリモジュールがあってもよい。プロセッサ1010は、ローカル技術ネットワークに適した任意のタイプのものであってもよく、非限定的な例として、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、マイクロプロセッサ、DSP(Digital Signal Processor)、及びマルチコアプロセッサアーキテクチャに基づくプロセッサのうちの1つ又は複数を含んでもよい。デバイス1000は、メインプロセッサを同期させるクロックに時間的に従属する特定用途向け集積回路チップなどの複数のプロセッサを有してもよい。
一般的に、本開示の様々な実施形態は、ハードウェア又は専用回路、ソフトウェア、ロジック、又はそれらの任意の組み合わせで実施されてもよい。いくつかの態様はハードウェアで実施され、他の態様はコントローラ、マイクロプロセッサ、又は他のコンピューティングデバイスによって実行され得るファームウェア又はソフトウェアで実施されてもよい。本開示の実施形態の様々な態様は、ブロック図、フローチャート、又は他の何らかの画像表現を使用して例示及び説明されたが、本明細書に記載されるこれらのブロック、装置、システム、技術又は方法は、非限定的な例として、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、専用回路又はロジック、汎用ハードウェア又はコントローラ又は他のコンピューティングデバイス、又はそれらのいくつかの組み合わせで実施されてもよいことを理解されたい。
本開示は、さらに、非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に有形に格納された少なくとも1つのコンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品は、図2~図4、図6、及び図8~図9を参照して上記したプロセス又は方法を実行するために、プログラムモジュールに含まれるものなどの、対象の実プロセッサ又は仮想プロセッサ上のデバイスで実行されるコンピュータ実行可能な命令を含む。一般的に、プログラムモジュールは、特定のタスクを実行したり、特定の抽象データ型を実施したりするルーチン、プログラム、ライブラリ、オブジェクト、クラス、コンポーネント、データ構造などを含む。プログラムモジュールの機能は、様々な実施形態で記載されたプログラムモジュール間で組み合わせる、又は分割されることができる。プログラムモジュールのためのマシン実行可能な命令は、ローカルデバイス又は分散型デバイス内で実行されてもよい。分散型デバイスでは、プログラムモジュールがローカル記憶媒体とリモート記憶媒体の両方に配置されてもよい。
本開示の方法を実行するためのプログラムコードは、1つ又は複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで書かれてもよい。これらのプログラムコードは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、又は他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサ又はコントローラに提供されることにより、プログラムコードがプロセッサ又はコントローラによって実行されると、フローチャート及び/又はブロック図に規定される機能/動作が実現される。プログラムコードは、完全にマシンで実行されてもよく、その一部がマシンで実行されてもよく、スタンドアロンのソフトウェアパッケージとして実行されてもよく、一部がマシンで実行され且つ一部がリモートマシンで実行されてもよく、完全にリモートマシン又はサーバで実行されてもよい。
上記プログラムコードは、命令実行システム、装置、又はデバイスによって、又はそれと関連して使用されるためのプログラムを含む、又は格納することができる任意の有形媒体であり得るマシン読み取り可能な媒体で具現化されてもよい。マシン読み取り可能な媒体は、マシン読み取り可能な信号媒体又はマシン読み取り可能な記憶媒体であってもよい。マシン読み取り可能な媒体は、電子、磁気、光学、電磁気、赤外線、又は半導体システム、装置、デバイス、あるいは前記の任意の適切な組み合わせを含むが、これらに限定されない。マシン読み取り可能な記憶媒体のより具体的な例として、1つ又は複数のワイヤによる電気的接続、ポータブルコンピュータディスケット、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、消去可能なプログラム可能な読み取り専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバー、ポータブルコンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)、光学式ストレージデバイス、磁気ストレージデバイス、又は前記の任意の適切な組み合わせが挙げられる。
さらに、動作が特定の順序で描かれているが、これは、望ましい結果を達成するために、そのような動作が図示の特定の順序又は連続順序で実行されること、又はすべての描かれた動作が実行されることを要求するものとして理解されるべきではない。特定の状況では、マルチタスク及び並列処理が有利である場合がある。同様に、上記の説明にはいくつかの特定の実施形態の詳細が含まれているが、これらは本開示の範囲を限定するものとして解釈されるべきではなく、特定の実施形態に特有の特徴の説明として解釈されるべきである。別々の実施形態の文脈で説明されている特定の特徴は、単一の実施形態に組み合わせて実施されてもよい。逆に、単一の実施形態の文脈で説明されている様々な特徴も、複数の実施形態で別々に、又は任意の適切なサブコンビネーションで実施されてもよい。
本開示は、構造的特徴及び/又は方法論的動作に特有の用語で説明されたが、添付の特許請求の範囲で限定される本開示は、必ずしも上記した特定の特徴又は動作に限定されないことを理解されたい。むしろ、上記した特定の特徴及び動作は、特許請求の範囲を実施する例示的な形態として開示されている。
本開示の実施形態は、一般的に、電気通信の分野に関し、特に、省電力のための方法に関する。


Claims (38)

  1. 第1スケジューリングモードにある端末デバイスで、ネットワークデバイスから第1制御情報を受信することと、
    前記第1制御情報が前記第1スケジューリングモードから第2スケジューリングモードへ切替えるための指示を含むか否かを判定することと、
    前記第1制御情報が前記指示を含むことに応答して、前記第1スケジューリングモードから前記第2スケジューリングモードへ切替えることと、
    を含む通信方法。
  2. 前記第1スケジューリングモードは、スケジューリング情報の受信及び前記スケジューリング情報によってスケジュールされたデータ通信が異なるスロットで行われることを示し、
    前記第2スケジューリングモードは、前記スケジューリング情報の前記受信、及び前記スケジューリング情報によってスケジュールされた前記データ通信が同じスロットで行われることが可能であることを示す、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1スケジューリングモードは第1グループのスケジューリングオフセット値に関連づけられ、
    前記第1制御情報が前記指示を含むか否かを判定することは、
    前記第1制御情報が前記第1グループのスケジューリングオフセット値のうちの最小値より小さいスケジューリングオフセット値を含むことに応答して、前記第1制御情報が前記指示を含むと判定することを含む、
    請求項2に記載の方法。
  4. 前記第2スケジューリングモードは第2グループのスケジューリングオフセット値に関連づけられ、
    前記第1制御情報が前記指示を含むか否かを判定することは、
    前記第1制御情報が前記第2グループのスケジューリングオフセット値の1つを含むことに応答して、前記第1制御情報が前記指示を含むと判定することを含む、
    請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1スケジューリングモードから前記第2スケジューリングモードへ切替えることは、
    前記ネットワークデバイスから第2制御情報を受信する場合に、前記第1スケジューリングモードから前記第2スケジューリングモードへ切替えることを含む、
    請求項1に記載の方法。
  6. さらに、
    前記第1制御情報がデータ通信をスケジューリングするためのスケジューリング情報を含むことに応答して、前記スケジューリング情報によってスケジュールされた前記データ通信を無効することを含む、
    請求項1に記載の方法。
  7. さらに、
    前記第1制御情報がデータ通信をスケジューリングするためのスケジューリング情報を含むことに応答して、前記第1スケジューリングモード用のスケジューリングオフセット値を決定ことと、
    前記スケジューリングオフセット値に基づいて前記データ通信を実行することと、を含み、
    前記スケジューリングオフセット値は、前記スケジューリング情報の受信と前記スケジューリング情報によってスケジュールされた前記データ通信との間のスロットオフセットを示す、
    請求項1に記載の方法。
  8. 前記端末デバイスは前記第1スケジューリングモードに関連づけられる第1グループのスケジューリングオフセット値で構成され、
    前記スケジューリングオフセット値を決定することは、
    前記第1グループのスケジューリングオフセット値から前記スケジューリングオフセット値を決定することを含む、
    請求項7に記載の方法。
  9. さらに、
    前記端末デバイスがすでに前記第1スケジューリングモードから前記第2スケジューリングモードへ一定の期間切替えたことに応答して、前記第2スケジューリングモードから前記第1スケジューリングモードに戻るように切替えることを含む、
    請求項1に記載の方法。
  10. 第1スケジューリングモードにあるネットワークデバイスで、前記第1スケジューリングモードから第2スケジューリングモードへ切替えるための指示を含む第1制御情報を生成することと、
    前記第1制御情報を端末デバイスへ送信することと、
    前記第1スケジューリングモードから前記第2スケジューリングモードへ切替えることと、
    を含む通信方法。
  11. 前記第1スケジューリングモードは、スケジューリング情報の送信及び前記スケジューリング情報によってスケジュールされたデータ通信が異なるスロットで行われることを示し、
    前記第2スケジューリングモードは、前記スケジューリング情報の前記送信及び前記スケジューリング情報によってスケジュールされた前記データ通信が同じスロットで行われることが可能であることを示す、
    請求項10に記載の方法。
  12. 前記第1スケジューリングモードは第1グループのスケジューリングオフセット値に関連づけられ、
    前記指示を含む前記第1制御情報を生成することは、
    前記第1グループのスケジューリングオフセット値のうちの最小値より小さいスケジューリングオフセット値を決定することと、
    前記制御情報に、前記スケジューリングオフセット値を前記指示として含めることと、を含む、
    請求項11に記載の方法。
  13. 前記第2スケジューリングモードは、第2グループのスケジューリングオフセット値に関連づけられ、
    前記指示を含む前記第1制御情報を生成することは、
    前記第2グループのスケジューリングオフセット値からスケジューリングオフセット値を選択することと、
    前記制御情報に、前記スケジューリングオフセット値を前記指示として含めることと、を含む、
    請求項10に記載の方法。
  14. 前記第1スケジューリングモードから前記第2スケジューリングモードへ切替えることは、
    第2制御情報を前記端末デバイスへ送信する場合に、前記第1スケジューリングモードから前記第2スケジューリングモードへ切替えることを含む、
    請求項10に記載の方法。
  15. 前記第1制御情報はデータ通信をスケジューリングするためのスケジューリング情報を含み、
    当該方法は、さらに、
    前記スケジューリング情報によってスケジュールされた前記データ通信を無効することを含む、
    請求項10に記載の方法。
  16. 前記第1制御情報はデータ通信をスケジューリングするためのスケジューリング情報を含み、
    当該方法は、さらに、
    前記第1スケジューリングモード用のスケジューリングオフセット値を決定することと、
    前記スケジューリングオフセット値に基づいて前記データ通信を実行することと、を含み、
    前記スケジューリングオフセット値は、前記スケジューリング情報の受信と前記スケジューリング情報によってスケジュールされた前記データ通信との間のスロットオフセットを示す、
    請求項10に記載の方法。
  17. 前記ネットワークデバイスは前記第1スケジューリングモードに関連づけられる第1グループのスケジューリングオフセット値で構成され、
    前記スケジューリングオフセット値を決定することは、
    前記第1グループのスケジューリングオフセット値から前記スケジューリングオフセット値を決定することを含む、
    請求項7に記載の方法。
  18. さらに、
    前記ネットワークデバイスがすでに前記第1スケジューリングモードから前記第2スケジューリングモードへ一定の期間切替えたことに応答して、前記第2スケジューリングモードから前記第1スケジューリングモードに戻るように切替えることを含む、
    請求項10に記載の方法。
  19. CSI-RS(Channel State Information-Reference Signal)に関連づけられるSRS(Sounding Reference Signal)の要求を第1スロットで第1デバイスから第2デバイスへ送信することと、
    前記第1デバイスが前記要求の送信と前記CSI-RSの送信との間の第1スロットオフセットで構成されることに応答して、前記第1スロットよりも前記第1スロットオフセットだけ遅い第2スロットで前記CSI-RSを前記第2デバイスへ送信することと、
    前記第1デバイスが前記要求の送信と前記SRSの受信との間の第2スロットオフセットで構成されることに応答して、前記第1及び第2スロットオフセットに基づいて前記第2デバイスから前記SRSを受信するための第3スロットを決定することと、
    前記第3スロットで前記第2デバイスから前記SRSを受信することと、
    を含む通信方法。
  20. 前記第3スロットを決定することは、
    前記第2スロットオフセットと前記第1スロットオフセットとの差が閾値を超えるか否かを判定することと、
    前記第2スロットオフセットと前記第1スロットオフセットとの前記差が前記閾値を超えることに応答して、前記第3スロットが前記第1スロットよりも前記第2スロットオフセットだけ遅いように前記第3スロットを決定することと、を含む、
    請求項19に記載の方法。
  21. さらに、
    前記第2スロットオフセットと前記第1スロットオフセットとの前記差が前記閾値より小さいことに応答して、前記第3スロットが前記第2スロットよりも前記第2スロットオフセットだけ遅いように前記第3スロットを決定することを含む、
    請求項20に記載の方法。
  22. 前記第1デバイスはネットワークデバイスであり、かつ、前記第2デバイスは端末デバイスである、
    請求項20に記載の方法。
  23. さらに、
    前記第2デバイスに対して前記第1スロットオフセット及び/又は前記第2スロットオフセットを構成する少なくとも1つの構成を、前記第2デバイスへ送信することを含む、
    請求項22に記載の方法。
  24. 前記少なくとも1つの構成を送信することは、
    無線リソース制御(RRC)シグナリングを介して前記少なくとも1つの構成を送信することを含む、
    請求項22に記載の方法。
  25. 第2デバイスで、CSI-RS(Channel State Information-Reference Signal)に関連づけられるSRS(Sounding Reference Signal)の要求を第1スロットで第1デバイスから受信することと、
    前記第2デバイスが前記要求の受信と前記CSI-RSの受信との間の第1スロットオフセットで構成されることに応答して、前記第1スロットよりも前記第1スロットオフセットだけ遅い第2スロットで前記第1デバイスから前記CSI-RSを受信することと、
    前記第2デバイスが前記要求の受信と前記SRSの送信との第2スロットオフセットで構成されることに応答して、前記第1及び第2スロットオフセットに基づいて前記SRSを前記第1デバイスへ送信するための第3スロットを決定することと、
    前記第3スロットで前記SRSを前記第1デバイスへ送信することと、を含む、
    通信方法。
  26. 前記第3スロットを決定することは、
    前記第2スロットオフセットと前記第1スロットオフセットとの差が閾値を超えるか否かを判定することと、
    前記第2スロットオフセットと前記第1スロットオフセットとの前記差が前記閾値を超えることに応答して、前記第3スロットが前記第1スロットよりも前記第2スロットオフセットだけ遅いように前記第3スロットを決定することと、を含む、
    請求項25に記載の方法。
  27. さらに、
    前記第2スロットオフセットと前記第1スロットオフセットとの前記差が前記閾値より小さいことに応答して、前記第3スロットが前記第2スロットよりも前記第2スロットオフセットだけ遅いように前記第3スロットを決定することを含む、
    請求項26に記載の方法。
  28. 前記第1デバイスはネットワークデバイスであり、かつ、前記第2デバイスは端末デバイスである、
    請求項25に記載の方法。
  29. さらに、
    前記第1デバイスから、前記第2デバイスに対して前記第1スロットオフセット及び/又は前記第2スロットオフセットを構成する少なくとも1つの構成を受信することを含む、
    請求項28に記載の方法。
  30. 前記少なくとも1つの構成を受信することは、
    無線リソース制御(RRC)シグナリングを介して前記少なくとも1つの構成を受信することを含む、
    請求項29に記載の方法。
  31. 通信用のデバイスであって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサに接続され、前記プロセッサによって実施されると、前記デバイスに請求項1~9のいずれか1項に記載の方法を実行させる指令を格納するメモリと、を含む、
    通信デバイス。
  32. 通信用のデバイスであって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサに接続され、前記プロセッサによって実施されると、前記デバイスに請求項10~18のいずれか1項に記載の方法を実行させる指令を格納するメモリと、を含む、
    通信デバイス。
  33. 通信用のデバイスであって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサに接続され、前記プロセッサによって実施されると、前記デバイスに請求項19~24のいずれか1項に記載の方法を実行させる指令を格納するメモリと、を含む、
    通信デバイス。
  34. 通信用のデバイスであって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサに接続され、前記プロセッサによって実施されると、前記デバイスに請求項25~30のいずれか1項に記載の方法を実行させる指令を格納するメモリと、を含む、
    通信デバイス。
  35. 少なくとも1つのプロセッサで実施されると、前記少なくとも1つのプロセッサに請求項1~9のいずれか1項に記載の方法を実行させる指令が格納されたコンピュータ読み取り可能な媒体。
  36. 少なくとも1つのプロセッサで実施されると、前記少なくとも1つのプロセッサに請求項10~18のいずれか1項に記載の方法を実行させる指令が格納されたコンピュータ読み取り可能な媒体。
  37. 少なくとも1つのプロセッサで実施されると、前記少なくとも1つのプロセッサに請求項19~24のいずれか1項に記載の方法を実行させる指令が格納されたコンピュータ読み取り可能な媒体。
  38. 少なくとも1つのプロセッサで実施されると、前記少なくとも1つのプロセッサに請求項25~30のいずれか1項に記載の方法を実行させる指令が格納されたコンピュータ読み取り可能な媒体。
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