JP2022535249A - Ｘ線撮像装置 - Google Patents

Abstract

本発明は、特に、歯科用または医療用Ｘ線撮像のコンテクストでの使用に適用可能な装置の構造に関する。本装置は、Ｘ線源１４、Ｘ線検出器、及び可視光放出構成１４１’が取り付けられた支持構成１２を備え、支持構成１２は、所与の時間において、本質的に同じ場所に位置するときに、Ｘ線検出器１５に向かって該本質的に同じ方向に所与の照射野パターンを向けるように、支持構成１２に対してＸ線源１４及び可視光放出構成１４１’を本質的に同じ場所に位置決めすることを可能にするように構成されている。本装置は、第１の方向に延び、第１の端部及び第２の端部を備える第１のフレーム部分１１を備え、Ｘ線源１４、Ｘ線検出器及び可視光放出構成１４１’が取り付けられた支持構成１２は、第１のフレーム部分１１から第１の方向に対して本質的に直角の第２の方向に延びる。【選択図】図２ｃ

Description

本発明は、歯科用または医療用放射線撮影に関する。具体的には、本発明は、歯科用または医療用のＸ線撮像のコンテクストでの使用に適用可能な本発明による装置の構造に関する。

生体を電離放射線に露光するときに、医学的目的のために解剖学的構造の画像を生成するには、撮像の目的の観点から、できるだけ低い放射線量で撮像を実装するが、依然として妥当な品質の画像を得なくてはならない。

放射線量に関して考慮されるパラメータの１つは、露光される解剖学的構造のボリュームである。解剖学的構造の必要不可欠ではない部分に照射することを望まないときに、所望の解剖学的構造及び撮像装置の構成要素の適切な相対的位置決めの問題に直面する。

かかる位置決めを容易にするために、例えば、様々な位置決め光が使用されている。そのような光は、例えば、解剖学的構造上のレーザーラインまたは光照射野をキャストするように構成されてもよい。放射線撮影のコンテクストでは、光照射野インジケータという用語は、その後の露光中に放射野の形状及び寸法を「予測する」ように構成されているＸ線撮像システムに組み込まれた機器を指すときに使用されることがある。そのようなシステムは、撮像露光中もＸ線源と検出器との間に留まるようにされた構成要素を含んでもよく、他のいくつかのシステムでは、Ｘ線源と検出器との間に留まるであろうそのような構成要素は、Ｘ線露光の前にＸ線ビーム経路から離れる方向に移動される。

コンピュータ断層撮影（ＣＴ）は、撮像するボリュームを異なる方向から照射し、このようにして取得した画像情報から所望の二次元または三次元画像を再構成することができるＸ線撮像の形態である。

従来のＣＴ装置は、大きくて重く、それらは、典型的には、床に取り付けられる。患者は、典型的には、水平に延び、横方向に移動可能な検査プラットフォーム上で、装置の検査開口部内での撮像のために位置決めされる。

例えば、撮像手段のより遅い回転速度が使用されるコーンビームコンピュータ断層撮影（ＣＢＣＴ）技術が開発されて以来、従来のＣＴ装置よりも重量が少ない装置が開発されている。ＣＢＣＴ装置の中には、例えば床に取り付けられるようには設計されるのではなく、可動性があるように構成されているものもある。

最近設計されたＣＴ装置のいくつかは、２Ｄ及び３Ｄ放射線撮影の両方を可能にするように構成されたものなど、２つ以上の撮像モダリティをサポートする多目的装置である。しかし、より多くの機能性を有するときに、装置の複雑さは、例えば、新しい種類の移動の自由度が装置の１つ以上の構成要素に配置された結果として増加する傾向がある。また、装置の重量は次いで増加することがあるが、いくつかの修正は、露光のために位置決めされた解剖学的構造を得ることに関する新しい課題を生じさせることがある。

本発明の目的は、医療用または歯科用Ｘ線撮像装置であり、特定の実施形態では、装置の撮像手段と撮像露光のための解剖学的構造の相互位置決めに関する新規の特徴を有するＣＢＣＴ装置である。

本発明の特徴は、請求項１に定義される。より具体的には、これらの特徴は、光照射野インジケータシステムが、Ｘ線ビーム生成システムが撮像露光中にＸ線照射ビームを放出する場所と本質的に同じ場所から可視光照射野パターンをキャストすることを可能にするように構成された本開示の装置を含む。

本発明は、その好ましい実施形態のいくつか及び添付の図面を参照してより詳細に説明される。
例として、本開示の特徴を備えることに適用可能な撮像装置の構成要素を示す概略側面図である。 例として、Ｘ線源及びＸ線検出器と機能的に接続されて配置された電動案内構成を備える実施形態のいくつかの構造的詳細を示す。 例として、Ｘ線源及びＸ線検出器と機能的に接続されて配置された電動案内構成を備える実施形態のいくつかの構造的詳細を示す。 例として、Ｘ線源及びＸ線検出器と機能的に接続されて配置された電動案内構成を備える実施形態のいくつかの構造的詳細を示す。 Ｘ線源１４及びＸ線検出器１５のための支持構成のハウジングによって部分的に覆われる、図２ａ～図２ｃに示されるような案内構成を示す。 例として、露光中にＸ線ビームが放出されるように構成されている場所と本質的に同じ場所からＸ線検出器に向かって可視光照射野パターンを投影する原理を実現する構成を示す。 例として、露光中にＸ線ビームが放出されるように構成されている場所と本質的に同じ場所からＸ線検出器に向かって可視光照射野パターンを投影する原理を実現する構成を示す。 例として、露光中にＸ線ビームが放出されるように構成されている場所と本質的に同じ場所からＸ線検出器に向かって可視光照射野パターンを投影する原理を実現する構成を示す。 Ｘ線源及びＸ線検出器が位置し、Ｘ線源及びＸ線検出器のための支持構成のハウジングの外部に延びる実施形態を示す。 向きを変更することを可能にする要素が配置された、図１に示されるもののような実施形態の概略側面図を示す。 水平位置にある装置の概略図であり、その特定の構成要素がそれらのベース位置以外の場所に駆動されている。 例として、本開示の装置での使用に好適な患者支持体のいくつかの詳細を示す。 例として、患者支持体の断面を示す。 装置の制御システムの特徴の例を示すブロック図。

本明細書に開示される構成要素、プロセス、及び装置のより完全な理解は、添付の図面を参照することによって得ることができる。これらの図は、利便性及び本開示を実証する容易さに基づいた単なる概略的な表現であり、したがって、デバイスまたはその構成要素の相対的なサイズ及び寸法を示すこと、及び／または例示的な実施形態の範囲を定義または限定することを意図していない。

特定の用語は、明確にするために以下の説明で使用されるが、これらの用語は、図面の例示のために選択される実施形態の特定の構造のみを指すことを意図しており、本開示の範囲を定義または限定することを意図していない。図面及び以下の説明において、同様の数字表示が、同様の機能の構成要素を指すと理解すべきである。

単数形「ａ」、「ａｎ」、及び「ｔｈｅ」は、コンテクストが明示的に別様に示さない限り、複数参照を含む。

本明細書で使用されるときに、約、概して、実質的に、の用語は、かかる用語によって修飾される要素または数値の目的に著しく影響を及ぼさない構造的または数値的修飾を包含することを意図している。例えば、実質的に、の用語は、記載された関係から２５％、１０％、または０％などの分散の範囲を含んでもよい。

本明細書及び特許請求の範囲で使用される場合、「備える」という用語は、「からなる」及び「本質的に～からなる」実施形態を含んでよい。本明細書で使用される場合、「備える（ｃｏｍｐｒｉｓｅ）」、「含む（ｉｎｃｌｕｄｅ）」、「有する（ｈａｖｉｎｇ）」、「有する（ｈａｓ）」、「できる（ｃａｎ）」、「含有する（ｃｏｎｔａｉｎ）」、及びそれらの変形は、名付けられた要素／ステップの存在を必要とし、他の要素／ステップの存在を許容する、開放的な移行句、用語、または単語であることを意図している。

図１は、第１の方向に延び、第１の端部及び第２の端部を有する長手方向に延びるフレーム部分１１を備える装置を示す。この長手方向に延びるフレーム部分１１、または「細長いフレーム部分１１」から、第２の方向にＸ線源１４及びＸ線検出器１５（図１には見えないようなもの）を支持する支持構成１２が延び、第２の方向は、第１の方向に実質的に直交する。まとめてＸ線撮像アセンブリ１４、１５を形成するＸ線源１４及びＸ線検出器１５は、互いに本質的に反対側にＸ線源１４、Ｘ線検出器１５のための支持構成１２に取り付けられてもよいが、さらに本発明の実施形態では、それらの位置はまた、調整可能であるように配置される。

上記に論じたような構造を備える図１の装置は、本発明を実装することができる１つの好ましい実施形態の単なる例であることに留意すべきである。例と同様に、Ｘ線源及びＸ線検出器を支持するための「Ｃ字形状のアーム」を備えるものなど、他の種類のフレーム及び支持構成も適用可能であり得る。

医療用及び歯科用Ｘ線撮像装置は、患者支持体を含むことが多いが、図１は、細長いフレーム部分１１に機械的に接続された１つの特定の種類の患者支持体１８構造を示す。本発明の様々な実施形態での使用に適用可能なこの患者支持体１８は、細長いフレーム部分１１と実質的に平行に延びる表面を備える。また、そのような患者支持体１８は、任意選択であるが、図１の特定の実施形態では、患者支持体１８は、細長いフレーム部分１１と本質的に同じ長さである。

Ｘ線源１４及びＸ線検出器１５が、Ｘ線撮像アセンブリ１４、１５のための支持構成１２にどのように取り付けられ得るかについての例は、以下にさらに本開示の他の図のいくつかを論じるときに提示されるが、図１は、一般に、ハウジング１２１を備えるＸ線撮像アセンブリ１４、１５のための支持構成１２を示す。ハウジング１２１は、Ｘ線撮像アセンブリ１４、１５が取り付けられているリング形状のガントリー１２２を覆ってもよい。一実施形態では、ハウジング１２１は、Ｘ線源１４及びＸ線検出器１５を全体的に覆うように延びてもよく、別の実施形態では、ガントリーハウジング１２１は、Ｘ線源１４及びＸ線検出器１５自体ではなく、Ｘ線源１４及びＸ線検出器１５がガントリー１２２に取り付けられた構成を覆ってもよい。

Ｘ線源１４及びＸ線検出器１５は、回転軸１３を中心に回転可能であるように配置されてもよい。一実施形態では、Ｘ線源１４及びＸ線検出器１５が取り付けられたリング形状のガントリー１２２は、回転可能である。上記に論じたように概略側面図を示す図１に示される特定の構成では、この回転軸１３は、上記に論じたようにハウジング１２１及びリング形状のガントリー１２２のＸ線撮像アセンブリ１４、１５のための支持構成１２の中心軸と一致するか、またはその中心軸と一致するようにされ得る。

したがって、図１に直接見えない一態様によれば、例えば、装置は、回転軸１３を中心にＸ線源１４及びＸ線検出器１５を駆動するように配置された駆動機構１６を備える。回転軸１３は、図１の場合のように、物理的な軸または仮想的な回転軸であってもよい。

一態様によれば、例えば、回転軸１３、またはＸ線源１４及びＸ線検出器１５が湾曲した経路に沿って駆動され、したがって仮想的な回転軸１３の場所を定義するときのこれらの回転の中心は、ガントリー１２２の中心軸と一致する。

一態様によれば、回転軸１３は、瞬時（任意選択で、仮想的な）回転軸であり、上記に論じたようにハウジング１２１及び／またはリング形状のガントリー１２２のＸ線撮像アセンブリ１４、１５のための支持構成１２の中心軸に対する瞬時回転軸の場所は、変更するように配置することができる。

回転は、当業者に既知の任意の従来の機構によってガントリー１２２を回転させることによって実行されるように配置されてもよい。一実施形態では、少なくとも１つのプーリによって駆動される駆動ベルトは、リング形状のガントリー１２２の周りに延びるように配置される。そのような構成は、３６０度を超える角度にわたってガントリー１２２を回転させることを実装することを可能にすることができる。

別の態様によれば、別の駆動機構１７は、細長いフレーム部分１１が延びる方向と実質的に平行な方向にＸ線撮像アセンブリ１４、１５のための支持構成１２を前後に移動させることを可能にするように装置に配置されてもよい。一態様によれば、その駆動機構１７は、支持構成１２を細長いフレーム部分１１に沿ってまたはそれに並んで移動させるように構成されてもよい。

一態様によれば、細長いフレーム部分１１が延びる方向と実質的に平行な方向に支持構成１２を駆動する駆動機構１７は、Ｘ線撮像アセンブリ１４、１５自体のために支持構成１２に配置されたモータを備えることができる。

細長いフレーム部分１１に沿って、またはそれに並んで支持構成１２を駆動する駆動機構１７の構成の詳細にかかわらず、一実施形態では、装置の構成は、支持構成１２を、細長いフレーム部分１１の第１の端部と第２の端部との間の本質的に全長で駆動することを可能にする。

図２ａ～２ｃを参照すると、それらは、例として、本発明を実装するときに使用され得る１つの可能な実施形態のいくつかの構造的詳細を示す。図２ａ～２ｃでは、Ｘ線撮像アセンブリ１４、１５のための支持構成１２のハウジング１２１の一部が取り外され、これにより、例えば、Ｘ線撮像アセンブリ１４、１５のうちの少なくともＸ線源１４と機能的に接続されて配置され得る案内構成５０が見える。一実施形態によれば、案内構成５０は、電動化される。

図２ａ～２ｃは、Ｘ線源１４及びＸ線検出器１５をそれらの支持構成１２に対して、またはガントリー１２２に対して、横方向に移動させることを可能にするように構成されている２つの案内構成５０を示すが、一実施形態によれば、Ｘ線源１４のためにのみ、案内構成５０が配置される。

支持構成１２またはガントリー１２２に対するＸ線源１４及び／またはＸ線検出器１５の横方向移動は、Ｘ線源１４及びＸ線検出器１５が回転するように配置される回転軸１３に直交する平面上で行われるように実装することができる。

一態様によれば、例えば、本明細書で論じるような少なくとも１つの案内構成５０は、Ｘ線撮像アセンブリ１４、１５を支持する支持構成１２に配置されたリング形状のガントリー１２２に取り付けられる。

案内構成５０によって提供される移動の範囲は、ベース位置と、ベース位置から反対方向に位置する第１及び第２の極限位置を含んでもよい。

図２ａ～図２ｃは、Ｘ線源１４及びＸ線検出器１５の両方のために構造的に同一の案内構成５０が配置される実施形態を示し、異なる詳細で案内構成５０を示すが、図の明確さのために、すべての構成要素がそれらのすべてにおいて均一に見えるわけではないため、各々及びすべての構成要素が、関連する参照番号を有する図２ａ～図２ｃの各々に提示されるわけではない。

一態様によれば、一例として、案内構成５０は、少なくともＸ線源１４に取り付けられ、それの横方向の移動を可能にするキャリッジ５１（図２ｃに見える）を備える。キャリッジ５１の横方向移動の範囲は、ベース位置と、ベース位置から反対方向に位置する第１及び第２の極限位置を含んでもよい。

さらに、一態様によれば、少なくとも１つの案内構成５０は、支持構成１２の側面、またはガントリー１２２の側面に少なくとも１つの案内溝またはレール５２と、キャリッジ５１の側面に嵌合構成５２’とを備える（図２ｃで再び見ることができる）。

一態様によれば、少なくとも１つの案内構成５０は、キャリッジ５１と機能的に接続された電動構成５３を備えることができ、電動構成５３は、該横方向移動の範囲内で、少なくともＸ線源１４の横方向移動を提供する。

一態様によれば、電動構成５３は、少なくとも１つの案内溝またはレール５２と平行に位置合わせされ、キャリッジ５１と機能的に接続されて配置された駆動ネジ５４を備えることができる。図２ａ～図２ｃに示す実施形態によれば、駆動ネジ５４は、モータ５３２によって駆動されるベルト５３１を介して回転されるように配置されているが、駆動ネジ５４を回転させるための別の構成が代わりに使用されてもよい。

さらに別の態様によれば、案内構成５０は、Ｘ線源１４及び／またはＸ線検出器１５のうちの少なくともいずれかの横方向移動の範囲内で、Ｘ線源１４及び／またはＸ線検出器１５の位置に関する情報を取得するように構成されている位置センサ配置５５を含むことができる。

一態様によれば、位置センサ配置５５は、キャリッジ５１の横方向移動の範囲内で、キャリッジ５１の位置を検出するように構成され得る。

さらなる一態様によれば、信号経路は、少なくとも１つの案内構成５０と装置の制御システムとの間に配置され得る。

一態様によれば、信号経路は、位置センサ配置５５と装置の制御システムとの間の信号経路を含むことができる。

一態様によれば、位置センサ配置５５は、絶対位置センサ配置５５である。

一態様によれば、絶対位置センサ配置５５は、キャリッジ５１に構造的に接続され、少なくとも１つの案内溝またはレール５２及び駆動ネジ５４と平行に延びるロッド５７に移動可能に接続された磁気構成要素５６を備えることができる。

一態様によれば、第１の長手方向に延びるフレーム部分１１は、水平方向に延びるか、または水平方向に延びるように移動されるように配置され、案内構成５０の電動構成５３は、ｉ）Ｘ線源１４及びＸ線検出器１５の横方向移動の範囲内のそれらのうちの少なくともいずれかの位置、及びｉｉ）第１の駆動機構１６が、仮想的または物理的な回転軸１３を中心にＸ線源１４及びＸ線検出器１５を移動させるように構成されている回転位置のすべてに関して自己保持として配置される。

一実施形態によれば、Ｘ線源１４及びＸ線検出器１５は、リング形状のガントリーハウジング１２１の同じ側面から延びるが、リング形状のガントリーハウジング１２１の特定の側面は、他の方法で閉じられた表面を備えることができるが、その表面上に、Ｘ線源１４及びＸ線検出器１５のうちの少なくともいずれかのための開口部５９がある。開口部５９は、少なくとも１つの案内構成５０によって案内されるように、Ｘ線源１４及び／またはＸ線検出器１５の横方向移動の範囲を可能にするように寸法決めされ得る。

図２ｃ及び図３は、ガントリーハウジング１２１内の開口部５９を通って延びるように構成された取り付けブラケット５８を含む実施形態を示す。取り付けブラケット５８は、一方の側でキャリッジ５１に、他方の側でＸ線源１４及び／またはＸ線検出器１５に固定することができる。異なって寸法決めされた取り付けブラケット５８を使用することができる。別の詳細として、一般に、案内構成に関して、移動は、必ずしも横方向である必要はない。

図４ａ～４ｃを参照すると、図２ａ～２ｃと比較して、光放出構成要素をさらに含む構成が示される。または、上記の本発明の背景の開示に関連して、可視光照射野パターンを放出するように構成されている可視光放出構成１４１’を備える光照射野インジケータ１４１を示す。

図４ａ～４ｃの例示的な構造では、可視光放出構成１４１’は、Ｘ線源１４のコリメータ構成１４２に固定されて位置するように配置され、これらの３つの構成要素は、固定されたアセンブリとしてまとめて移動可能に配置される。そのアセンブリの移動は、例えば、上記に論じたような種類の案内構成５０によって実現することができる。

光放出構成１４１’は、代替として、Ｘ線源１４（のハウジング）に直接取り付けられてもよく、またはＸ線源１４に取り付けられているか、もしくは機能的に接続されているコリメータ構成１４２のフレーム構造に別の場所に取り付けられてもよい。

図４ａ～４ｃに示されるような構成では、可視光放出構成１４１’は、その形状及びサイズに関して異なる光照射野パターンを投影することができるように構成することができる。好ましくは、Ｘ線ビームコリメータ構成１４２がＸ線ビームを制限することができるように構成されている、本質的に同じ形状及び／またはサイズのものである。

したがって、その構成を使用することを検討するとき、Ｘ線源１４、コリメータ構成１４２、及び可視光放出構成１４１’を備える図４ａ～図４ｃに示される配置は、撮像露光の前に、図４ａによる位置に移動させることができ、可視光放出構成１４１’が、図４ｂにおいてＸ線源が位置する場所、すなわち、撮像露光中にＸ線ビームが放出される位置と本質的に同じ場所に位置するようにする。

言い換えると、より一般的には、Ｘ線源１４及びＸ線検出器を搬送する支持構成１２は、Ｘ線源１４及び可視光放出構成１４１’を本質的に同じ場所に位置決めすることを可能にするように構成されてもよく、所与の時間に該本質的に同じ場所に位置するときに、それらがＸ線検出器１５に向かって本質的に同じ方向に所与のフィールドパターンを向けることができるようにする。

したがって、図４ａ～図４ｃに示されるような構成は、例えば、まず、図４ａによる位置で可視光放出構成１４１’を駆動し、装置の撮像領域内で撮像される解剖学的構造を位置決めし、次いで、適用される所与の撮像モードに従って、及びその特定の個々の解剖学的構造に従って、解剖学的構造にキャストされる光照射野パターンを調整する手順を可能にする。

手順は、Ｘ線検出器１５の近傍で、可視光線及びＸ線照射ビームの寸法が実質的に互いに対応するように、Ｘ線検出器１５に向かってキャストされた光照射野パターンの寸法とＸ線ビームのコリメーションとの間の相関に関する情報を備える装置の制御システムをさらに含んでもよい。または、言い換えると、Ｘ線検出器１５からの所与の距離で、可視光パターンとＸ線照射の照射野パターンの寸法が実質的に互いに対応するようにする。

一実施形態によれば、可視光パターンのサイズ及び形状の情報は、Ｘ線ビームコリメータ制御のために提供され、コリメータ構成１４２の１つの構成要素または複数の構成要素が移動され、開口部を区切って、それにより、可視光パターンが解剖学的構造上に投影された場所に実質的に対応する場所にＸ線源１４が移動されたときに、解剖学的構造に当たるＸ線ビームパターンの形状及びサイズが少なくとも実質的に光パターンの形状及び形状に対応するようにする。

別の実施形態によれば、光照射野パターンの調整は、コリメータ構成１４２の制御を介して発生し、コリメータ構成１４２が制限する開口部が調整されるときに、光照射野パターンの形状及びサイズが、装置の制御システムに記録される相関情報に基づいて、それに応じて調整されるようにする。すなわち、そのような実施形態では、その制御がコリメータ構成１４２の制御を介して発生することがあるため、光照射野パターンを調整するための別個の入力手段が必要とされない。

上記の両方の実施形態では、装置の制御システムは、適用される所与の撮像モードのコンテクストのように、所与の状況下でどの種類のＸ線ビーム及び光照射野パターンが互いに対応するかに関する情報を備えてもよい。撮像モードは、例えば、特定の方向から特定の解剖学的構造を撮像することであってもよく、これは、概して、解剖学的構造の表面が、Ｘ線検出器１５から多かれ少なかれ同じ距離に位置し、したがって、支持構成１２において同じ場所に位置決めされるときに、Ｘ線源１４及び光放出構成要素１４１から多かれ少なかれ同じ距離に位置することを意味する。撮像モードが解剖学的構造を中心とした回転、すなわちＸ線ビームによって解剖学的構造を走査することを含むときに、光照射野パターンは、Ｘ線ビームの初期位置におけるＸ線ビームパターンの場所を示す代わりに、またはそれに加えて、走査中にＸ線ビームが動く領域全体の全体またはその少なくとも一部分を示すように構成されてもよい。断層撮影、特にＣＢＣＴ撮像モードの場合、可視光放出構成要素１４１’によって示される解剖学的構造の領域は、Ｘ線ビームの所与のコリメーション設定を使用する場合、所与のＣＴ撮像モードが覆う解剖学的構造のボリュームに関してもよい。

例えば、図４ａ～図４ｃに示されるような種類の配置を使用すると、コンテクストに応じて、必ずしも光照射野パターンとＸ線ビームパターンが正確に同一の形状及びサイズを有する必要はない。例えば、発散する可視光線及びＸ線ビームの焦点または放出点は、Ｘ線検出器１５から完全に同じ距離に位置する必要はなく、それらの発散角度が完全に同じである必要はない。差異に関してはあってもよく、差異を知っているときに考慮することができ、パターンが本質的に一致すべき場所（すなわち、解剖学的構造の表面）までの距離を考慮することができる。このような相関情報は、装置の制御システムに記録することができ、したがって、パターン寸法は、所与の状況下で互いに本質的に対応するように構成されている。

図４ａ～４ｃは、構成要素であるＸ線源１４、Ｘ線ビームコリメータ構成１４２、及び可視光放出構成１４１’が一体化されたアセンブリとして移動するように配置される実施形態を示し、この実施形態は、Ｘ線ビームコリメータ構成１４２に、生成される光照射野パターンのサイズ及び形状の情報を提供するように装置の制御システムを構成すること、またはその逆を含むが、代替の配置は、Ｘ線源１４及び光照射野インジケータ１４１のみを固定アセンブリとして実現することであり、これらは次いで、コリメータ構成１４２に対して移動するように配置される。そのような実施形態において、コリメータ構成１４２は、可視光ビーム及びＸ線ビームの両方を制限するために使用され得る。

ビームサイズ及び形状、または照射野パターンサイズ及び形状の対応の精度に関して、３Ｄ断層撮影撮像と比較して、撮像装置を使用して単一の２Ｄ放射線写真を撮影するというコンテクストにおいて、それらを互いに緊密に一致させることは、ある特定の態様の観点からより重要である。

図５を参照すると、一態様によれば、支持構成１２は、ｉ）少なくとも１つの案内構成５０及び任意選択でｉｉ）Ｘ線撮像アセンブリ１４、１５を仮想的または物理的な回転軸１３を中心に移動させるように配置された駆動機構１６も収容するリング形状のガントリーハウジング１２１を備え、一方でＸ線源１４及び画像検出器１５は、リング形状のガントリーハウジング１２１の外部に位置するか、または外部に延びるように配置される。

一実施形態によれば、Ｘ線源１４及び／またはＸ線検出器１５は、Ｘ線源１４及び／またはＸ線検出器１５のためのハウジングを含むことができ、これは、Ｘ線源１４及びＸ線検出器１５の少なくともいずれかの横方向移動の範囲内のすべての位置で、ハウジングが取り付けブラケット５８が延びる開口部５９を覆うように設計及び寸法決めされる。

一態様によれば、２つ以上のガイジング構造５０がある場合、それらは、同様に機能するアセンブリを形成するために、同じ機能を有する同じ数の構成要素を備えることができる。例として、案内構成は同一であってもよく、任意選択で取り付けブラケット５８は、Ｘ線源１４及び画像検出器１５に具体的に適合されているように、異なってもよい。

一態様によれば、支持構成１２のハウジング１２１がＸ線源１４及びＸ線検出器１５を囲まないが、例えばＸ線源１４及びＸ線検出器１５が取り付けられているリング形状のガントリー１２２のためのハウジングとして主にまたは単独で機能するときに、回転軸１３を中心にＸ線源１４及びＸ線検出器１５を駆動するように装置に配置された構造のために、支持構成１２は、より軽量であり、患者及び人員がＸ線源１４とＸ線検出器１５との間の撮像ボリュームにより良いアクセスをするための可能性を提供するように実現することができる。そのような実施形態はまた、患者が露光のために位置決めされるハウジング１２１内の撮像ボリュームに人員が明確な視線を有することを容易にすることができる。

例として、概略的な側面図として、実施形態の特定の構成要素を示す図６を参照すると、上記で論じた第１の細長いフレーム部分１１と呼ぶことができるものに加えて、第１の細長いフレーム部分１１と本質的に同じ長さの第１の細長いフレーム部分１１に機械的に接続された第２の細長いフレーム部分２１がある。

一態様によれば、依然として図６を参照すると、細長いフレーム部分１１、１２の第１の端部の近傍に、第１の細長いフレーム部分１１及び第２の細長いフレーム部分２１を機械的に接続し、かつ第２の細長いフレーム部分２１に対して少なくとも１つの傾斜軸を中心に第１の細長いフレーム部分１１を傾けることを可能にする関節式接続構成２２が配置される。少なくとも１つの傾斜軸は、第１及び第２の細長いフレーム部分１１、２１が延びる方向、及びＸ線撮像アセンブリ１４、１５に対する支持構成１２が、第１の長手方向に延びるフレーム部分１１から垂直に延びる方向に直交する軸であってもよい。

図６に示される実施形態では、少なくとも１つの傾斜軸は水平である。

別の態様によれば、第２の細長いフレーム部分２１の側面に、図６で直接見えない取り付け構造２３が、関節式接続構成２２に接続されて配置される。取り付け構造２３は、第２の細長いフレーム部分２１に沿ってまたはそれに並んで移動可能に配置される。

別の態様によれば、例えば、第２の細長いフレーム部分２１の第２の端部の近傍に、第１の細長いフレーム部分１１及び第２の細長いフレーム部分２１の接続及び分離を可能にするように構成されているロック機構２４が配置される。特に、ロック機構２４は、第１及び第２の細長いフレーム部分１１、２１の第２の端部の近傍に配置され、第１及び第２の細長いフレーム部分１１、２１の第２の端部の近接において、第１及び第２の細長いフレーム部分１１、２１をまとめて接続及び分離することを可能にするように構成されている。

第２の細長いフレーム部分２１が安定して取り付けられ、ロック機構２４が第１の細長いフレーム部分１１及び第２の細長いフレーム部分２１を接続していないとき、第１の細長いフレーム部分１１の第２の端部は横方向に自由に移動し、フレーム部分１１、２１間の関節式接続２２は、第１の細長いフレーム部分１１の第１の端部の近傍で、水平傾斜軸を中心に第１の細長いフレーム部分１１を回転させることを可能にする。垂直開始位置の場合、上で論じたような移動可能に配置された取り付け構造は、第１の細長いフレーム部分１１の第１の端部の下降及び上昇を可能にする。

第１の細長いフレーム部分１１の傾斜を可能にし、第１の細長いフレーム部分１１の第１の端部の降下及び上昇を可能にする構成、及び上記に論じたロック機構２４の構成は変動することがあるが、そのような例は、参照により本明細書に組み込まれる同時係属の特許出願第ＦＩ２０１９００５４号でより詳細に開示されている。

図６は、第１の細長いフレーム部分１１の第１の端部が下方に移動し、第１の細長いフレーム部分１１の第２の端が表面上で水平に移動した段階での装置を示す。図６の装置は、第１の細長いフレーム部分１１の第１の端部を、第２の細長いフレーム部分２１の第２の端部の近傍までずっと下降させることを可能にするように構成されてもよい。

また別の態様によれば、図６に直接見えないが、第２の細長いフレーム部分２１との機能的接続では、第２の細長いフレーム部分２１に沿ってまたはそれに並んで取り付け構造２３を駆動する駆動機構２７が配置される。第１の細長いフレーム部分１１と機械的に接続されているときに、その第１の端部の近傍で、駆動機構２７は、第２の細長いフレーム部分２１が延びる方向に第１の細長いフレーム部分１１の第１の端部を移動させることができる。

取り付け構造２３を駆動する駆動機構２７は、駆動機構１７が、第１の細長いフレーム部分１１に沿ってまたはそれに並んでＸ線撮像アセンブリ１４、１５の支持構成１２を駆動するのと同様の構成であってもよい。

一態様によれば、取り付け構造２３を駆動する駆動機構２７は、チェーン駆動を備える。

図７は、例として、水平方向に延びる装置の概略図である。図７には示されていないが、装置は、細長いフレーム部分１１が延びる方向を変更することを可能にする、図６に関連して論じるような構成を備えてもよい。図７のＸ線撮像アセンブリ１４、１５のための支持構成１２は、図６のものとは類似していないが、図７は、装置の特定の構成要素を、それらのベース位置以外の場所に駆動されたものを示す。

すなわち、例えば、Ｘ線源１４とＸ線検出器１５との間のボリュームへのアクセスの態様に関して、図７は、装置の特定の構成要素が、それらのために配置された移動の範囲内で、様々な場所にどのように移動し得るかを示す。その実施形態によれば、Ｘ線源１４及びＸ線検出器１５のうちの少なくともいずれかを横方向に移動させるために上記に論じた実施形態は、Ｘ線撮像アセンブリ１４、１５のための支持構成１２内の患者のアクセスを容易にするために使用することができるが、細長いフレーム部分１１に対して、Ｘ線撮像アセンブリ１４、１５自体のための支持構成１２も横方向に移動させるために、同様に構成された別の構成または同様に機能する別の構成が装置に配置されてもよい。このような直線移動機構５０’を装置に組み込むことによって、例えば、患者が撮像領域に入り、次いで露光のために適切に位置決めされるためにさらに多くの空間が提供されてもよい。

したがって、一態様によれば、装置は、長手方向に延びるフレーム部分１１が延びる方向に対して直角の方向に、長手方向に延びるフレーム部分１１に対してＸ線撮像アセンブリのための支持構成１２を移動させることを可能にするように配置された直線移動機構５０’をさらに備える。支持構成１２の直線移動の範囲は、第１の長手方向に延びるフレーム部分１１に対するベース位置と、第１の極限位置及び第２の極限位置を含んでもよい。

Ｘ線撮像アセンブリ１４、１５のための支持構成１２が、長手方向に延びるフレーム部分１１に対して直角の方向に延びるときに、直線移動機構５０’が、長手方向に延びるフレーム部分１１に対してＸ線撮像アセンブリ１４、１５のための支持構成１２を移動させる方向も、その方向に対して直角である。

Ｘ線撮像アセンブリ１４、１５のための支持構成１２のための直線移動機構５０’によって提供されるベース位置に関して、実施形態では、第１及び第２の極限位置のいずれかがベース位置であってもよい。少なくともＸ線源のための案内構成５０に関しても同様である。

さらに別の態様によれば、図８ａに示されるように、患者支持体１８を細長いフレーム部分１１に機械的に接続する接続構成１９、２０は、患者支持体１８を（第１の）細長いフレーム部分１１に近づけるように変位させること、及び遠ざけるように変位させることを可能にするように構成されている患者支持体調整機構１９’、２０’を備えてもよい。

別の態様によれば、患者支持体駆動機構１９”、２０”は、患者支持体調整機構１９’、２０’と機能的に接続されて配置される。

別の態様によれば、患者支持体調整機構１９’、２０’は、患者支持体駆動機構１９”、２０”に含まれる駆動機構１９”と一緒に、細長いフレーム部分１１の第１の端部に実質的に配置された第１の調整機構１９’と、患者支持体駆動機構１９”、２０”に含まれる駆動機構２０”と一緒に、細長いフレーム部分１１の第２の端部に実質的に配置された第２の調整機構２０’とを備えてもよい。

一態様によれば、例えば、患者支持体調整機構１９’、２０’は、装置の制御システムと機能的に関連して配置され、制御システムは、患者支持体調整機構１９’、２０’の患者支持体駆動機構１９”、２０”を制御するように構成されている。

一態様によれば、例えば、制御システムは、駆動機構１９”とともに、（第１の）細長いフレーム部分１１の第１の端部に実質的に配置された第１の調整機構１９’と、駆動機構２０”とともに、細長いフレーム部分１１の第２の端部に実質的に配置された第２の調整機構２０’とを備える接続構成１９、２０が、（第１の）細長いフレーム部分１１と患者支持体１８との間の距離を調整するときに、（第１の）細長いフレーム部分１１の第１の端部及び第２の端部において、二者の間を同一距離に保つように制御するように構成されている。

別の態様によれば、（第１の）細長いフレーム部分１１の端部と患者支持体１８との間の距離は、異なるように調整することができる。

一態様によれば、図８ｂに示されるように、上記に論じた患者支持体１８の第１の方向を考慮すると、その主要部分についてのその断面は、患者支持体１８の凹面に対して患者をより良好に支持するために湾曲している。

他の一態様によれば、図８ｂに示されるように、患者支持体１８のその断面の縁１８１では、断面の形状は、反対方向に湾曲している。

他の一態様によれば、また図８ｂにさらに示されるように、患者支持体１８の上記に論じた断面の縁の近くであって、その主要部分の凹面とは反対側に、保持構造１８２が配置される。保持構造１８２は、患者支持体１８の凹面上またはその上方にわたるように設計されたストラップを受けて、患者にさらなる支持を提供し、撮像露光中に静止を維持するのに役立つように使用される、例えば、細長いハンドルまたは取り付け構造であってもよい。

一態様によれば、既に一般的に上述したように、患者支持体１８のために配置され得るものを含む装置の構成要素の様々な自由度は、患者、またはより正確には、露光のための解剖学的構造を位置決めするときに活用され得る。一例として、上記に論じたもののように患者支持体１８上に横たわっている間に患者の肩が検査される状況を考慮すると、まず患者が患者支持体１８に乗りやすい高さの位置に位置するように患者支持体１８を駆動することができる。次いで、患者が患者支持体１８上に横たわっているとき、ｉ）患者支持体１８の高さ位置、ｉｉ）Ｘ線撮像アセンブリ１４、１５のための支持構成１２の水平位置、及びｉｉｉ）Ｘ線源１４及びＸ線検出器１５のうちの少なくともいずれかの位置は、そのために提供される横方向の動きの範囲内で、所望の解剖学的構造が装置の視野に位置するように調整され得る。これは、明らかに、そのために配置された装置の構成要素の移動の自由度の範囲内である。

実施形態による構造は、様々な患者のエントリー及び位置決め動作を装置に配置することを可能にする。それらは、従来の種類のＣＴ撮像以外のものを実行するために活用することもでき、ＣＴ撮像に加えて、Ｘ線撮像アセンブリの回転なしで単なる直線移動を有する撮像モードも展開されてもよい。具体的には、実施形態は、個々の２Ｄ撮像露光のために解剖学的構造を位置決めするコンテクストにおいて適用されてもよい。

上記で論じられたもののような動作モードは、露光前動作として、可視光放出構成１４１’が接続されるＸ線源１４のための案内構成５０を駆動して、可視光放出構成１４１’がＸ線源１４のベース位置に本質的に位置するように移動するようにすることと、可視光放出構成１４１’によって生成された照射野パターンをデフォルトの形状及びサイズに調整することを含んでよい。デフォルトの形状及びサイズは、撮像モードに従ってセットされてもよく、撮像モードは、装置のユーザインターフェースから選択されるように配置されてもよい。

一実施形態によれば、選択された撮像モードは、Ｘ線源１４及びＸ線検出器１５を、それらのベース位置からある距離で駆動することを含んでもよい。本装置は、撮像のために位置決めされた所与の解剖学的構造の特性に従って、そのような露光前動作の後に、撮像露光中に使用される光照射野パターン、したがってＸ線ビームサイズ及び／または形状を調整することを可能にするように構成されてもよい。

一実施形態では、配置は、撮像のために位置決めされた解剖学的構造の場所及び／または形状を決定するように適合された１つの構成要素または複数の構成要素を備え、次いで、制御システムは、その知識を使用して、解剖学的構造上のＸ線ビームコリメーション及び／または投影された可視光パターンを調整する。座標系における表面までの距離とその形状を決定する技術と、ある座標系から別の座標系へ情報を転送する技術が存在し、この場合、撮像配置（の関連する構成要素）の幾何学的形状を知っているときに、それの表面の場所と形状決の座標系への相関が決定される。実施形態では、解剖学的構造の表面の形状を決定する代わりに、例えば、該同じ場所から解剖学的構造の表面までの最短距離だけが決定されてもよい。

撮像装置に配置された様々な撮像モードのコンテクストにおいて、所与の撮像モードに従って、さらには撮像される解剖学的構造に従って、解剖学的構造と撮像アセンブリの相互位置決め及びＸ線ビームサイズ及び形状の調整に関する露光前動作が適用されてもよい。そのような動作は、一般に、装置の制御システムが、Ｘ線源、光放出構成１４１’、Ｘ線検出器及び／または患者支持体の相互位置に関する幾何学的情報を備え、所与の光照射野パターン及びそれがキャストされる場所に対して、制御システムが、所与の撮像モードのコンテクストにおいて、Ｘ線ビームがＸ線源の所与の場所で放出されるときにＸ線ビームを制限するための対応するコリメーション情報を備えるようにする。

動作モードは、一例として、任意選択で、Ｘ線源１４及びＸ線検出器１５をそれらのベース位置から駆動する前に、可視光放出構成１４１’が接続されるＸ線源１４のための案内構成５０を駆動して、可視光放出構成１４１’がＸ線源１４のベース位置に本質的に位置するように移動するようにすることと、可視光放出構成１４１’によって生成された照射野パターンをデフォルトの形状及びサイズに調整することを含んでよい。デフォルトの形状及びサイズは、装置のユーザインターフェースから選択される撮像モードに従って事前セットされてもよい。

一実施形態によれば、一例として、選択された撮像モードは、Ｘ線源１４及びＸ線検出器１５を、それらのベース位置からある距離で駆動することを含む。本装置は、撮像のために位置決めされた所与の個々の解剖学的構造の特性に従って、そのような露光前動作の後に、撮像露光中に使用される光照射野パターン、したがってＸ線ビームサイズ及び形状を調整することを可能にするように構成されてもよい。

所与の患者入力操作または患者エントリーモードに関して、一態様によれば、それは、Ｘ線源が後続の撮像露光中に、または後続の撮像露光の開始時に位置決めされるのと同じ場所に位置決めされる可視光放出構成１４１’を含む。

一態様によれば、次いで、光照射野インジケータ１４１は、Ｘ線源１４が放出するように構成されるか、または放出するように調整され得るＸ線ビームの形状と同じ形状の光ビームを投影することができるように構成されてもよい。そのような光照射野インジケータ１４１は、支持構成１２に対して移動可能に取り付けられるように、Ｘ線源１４と同じ案内構成５０に、例えばＸ線源１４とは別個の構成要素として取り付けられてもよい。次いで、Ｘ線源１２及び光放出構成要素が取り付けられ得る案内構成５０の移動の範囲は、好ましくは、Ｘ線源１４及び光放出構成１４１’が、案内構成５０が提供する移動の範囲内で、同じ場所に位置決めされ得るように構成されている。かかる構成により、実際のＸ線撮像露光が行われる、または開始されるのと同じ位置から撮像される物体上に位置決め光パターンをキャストすることができる新規の装置が提供される。

図９は、装置での使用に適用可能な制御システムの構成要素の例をブロック図として示す。図９に記載の制御システムは、まず撮像モードに従って、露光中のＸ線源１４及びＸ線検出器１５（撮像手段、またはアセンブリ）の動作を制御することを可能にするように構成されている。Ｘ線源１４及びＸ線検出器１５の動作を制御する構成要素は、Ｘ線源１４及び／またはＸ線検出器１５及び／または装置の他の場所に物理的に配置された構成要素を含むことができる。

制御システムはさらに、１つ以上の案内構成５０を駆動するもの、及びＸ線撮像アセンブリ１４、１５のための支持構成２０を移動させるものなど、装置の様々な駆動手段を制御するように構成されてもよい。信号経路はまた、照射野パターンの形状及びサイズの調整に関連して上記に論じた構成要素を制御し、支持構成１２に対してそれらの構成要素を位置決めするために配置され得る。

図９の制御システムは、Ｘ線撮像アセンブリ１４、１５を回転させる任意選択の特徴、及び患者エントリーモード特徴をさらに示し、これは、上述の駆動手段のうちの少なくとも１つを制御することを含んでもよい。

図９にさらに示されるのは、上記でさらに論じたように、取り付け構造２３への信号経路であり、上記で論じたように、装置が第１及び第２の細長いフレーム部分１１、２１を接続及び分離する電動ロック機構２４を備える場合、制御システムはまた、ロック機構２４の駆動を制御してもよい。

全体的に、制御システムは、上記に論じた動作またはその一部を制御するように配置されてもよい。上記に論じた構造及び機能性は、患者の所望のボリュームの位置決めを容易にし、撮像を実行するための様々な可能性を提供する。

様々な動作のための制御信号は、検出された動作または装置のユーザインターフェースからの入力への応答としてトリガされてもよい。制御システムのメモリは、上記で論じたようなパターン形状及び寸法の様々な相関情報、上記に論じたような関連する制御プロトコル、及び１つ以上のエントリー及び／または撮像モードに関連するプロトコルを含んでもよい。

様々な実施形態が上記に論じられているが、本開示の装置は、歯科用または医療用Ｘ線撮像装置であって、Ｘ線検出器と、Ｘ線照射を生成するように構成されており、Ｘ線源に機能的に接続されたコリメータ構成を備えるＸ線源であって、コリメータ構成が、Ｘ線源によって生成されたＸ線照射を、Ｘ線検出器の方向を狙うビームに制限するように構成されており、Ｘ線照射フィールドパターンを定義する、Ｘ線源と、可視光放出構成を備え、Ｘ線検出器の方向を狙う可視光照射野パターンを投影するように構成されている光照射野インジケータと、撮像モードに関する制御情報を備える制御システムと、を備えるものとして説明され得る。装置は、Ｘ線源、Ｘ線検出器、及び可視光放出構成が取り付けられた支持構成を備え、支持構成は、所与の時間において、本質的に同じ場所に位置するときに、Ｘ線検出器に向かって本質的に同じ方向に所与の照射野パターンを向けるように、支持構成に対してＸ線源及び可視光放出構成を該本質的に同じ場所に位置決めすることを可能にするように構成されている。さらに、装置は、第１の方向に延び、第１の端部及び第２の端部を備える第１のフレーム部分を備えてもよく、Ｘ線源、Ｘ線検出器、及び可視光放出構成’が取り付けられた支持構成が、第１のフレーム部分から第１の方向と本質的に直角の第２の方向に延びる。

上記に論じた特徴のいくつかに追加するか、または要約するために、実施形態は、支持構成が、リング形状のガントリーと、少なくともリング形状のガントリーを収容するハウジングとを備えてもよいリング形状の構造を備えてもよいことを含んでもよい。

Ｘ線源及び可視光放出構成を本質的に同じ場所に位置決めすることは、Ｘ線源及び可視光放出構成を第１及び第２の方向の両方に対して直角である方向に移動可能に配置することを含み得る。

Ｘ線源、コリメータ構成、及び可視光放出構成は、固定アセンブリとして移動可能であるように配置される。一方、Ｘ線源及び可視光放出構成は、コリメータ構成に対して固定ユニットとして移動可能であるように配置されてもよい。

光照射野インジケータは、パターンが実質的に均一に照射された領域であるか、またはその組み合わせとして領域を示す光照射野のパターンを備えるように、可視光照射野パターンを生成するように構成され得る。さらに、光照射野インジケータは、異なるサイズ及び／または異なる形状の可視光照射野パターンを投影することを可能にするように構成されてもよく、コリメータ構成が、異なるサイズ及び／または異なる形状のＸ線照射野パターンを制限することを可能にするように構成されてもよい。

制御システムが、Ｘ線検出器からの所与の距離で、可視光照射野パターン及びＸ線照射野パターンの寸法に関する相関情報を備え、光照射野インジケータ及びコリメータ構成が、相関情報に従ってそれぞれの照射野パターンの寸法及び／または形状を調整することを可能にするように構成されており、照射野パターンが、Ｘ線検出器からの該所与の距離で本質的に同じ領域を覆う。さらに、または代替的に、相関情報は、所与の撮像モードに関する相関情報を含んでもよい。

所与の撮像モードがＣＢＣＴ撮像モードであってもよく、制御システムが、所与のＣＢＣＴ撮像モードに関して、かつ、Ｘ線ビームの所与のコリメーション設定を使用する場合に、覆うボリュームに関するＸ線検出器１５から所与の距離での領域を可視光照射野パターンによって示すことを可能にするように構成されてもよい。

配置が、撮像のために位置決めされた解剖学的構造の場所及び／または形状を決定するように構成されている１つの構成要素または複数の構成要素を備えてもよく、次いで、制御システムが、その知識を使用して解剖学的構造上のＸ線ビームコリメーション及び／または投影された可視光パターンを調整することができるように構成されており、次いで、場所及び／または形状がＸ線検出器１５からの所与の距離を定義する。

制御システムはまた、投影する可視光パターンの特性に関する情報を光照射野インジケータから受信し、該受信した情報を、投影された可視光パターンが示す領域のサイズ及び形状に少なくとも実質的に対応するようにＸ線照射野パターンを調整するように、コリメータ構成の動作をどのように制御するかに関する情報に変換するように構成されてもよい。

制御システムは、制限するＸ線照射野パターンの特性に関する情報をコリメータ構成から受信し、該受信した情報を、Ｘ線照射フィールドパターンのサイズ及び形状に少なくとも実質的に対応するように可視光照射野パターンを調整するように、光照射野インジケータの動作をどのように制御するかに関する情報に変換するようにさらに構成されてもよい。

装置は、支持構成に取り付けられた第１の案内構成を備えてもよく、Ｘ線源及び可視光放出構成体は、固定ユニットとしてまとめて取り付けられ、第１の案内構成は、該固定ユニットを移動させることを可能にするように構成されており、該移動の範囲は、ベース位置と、第１の極限位置及び第２の極限位置とを含む。第１の案内構成は、Ｘ線源及び可視光放出構成を備える該固定ユニットに取り付けられたキャリッジを備えてもよく、キャリッジの該移動の範囲は、ベース位置と、第１及び第２の極限位置を含む。

第１の案内構成は、支持構成の側面に少なくとも１つの案内溝またはレールと、キャリッジの側面に嵌合構造とを備えてもよい。一方、第１の案内構成は、キャリッジと機能的に接続された電動構成を備えてもよく、電動構成は、第１及び第２の極限位置を含むその範囲内で、Ｘ線源及び可視光放出構成を備える固定ユニットの移動を提供する。第１の案内構成はまた、その移動の範囲内で、Ｘ線源及び可視光放出構成を備える固定ユニットの位置に関する情報を取得するように構成されている位置センサ配置を含んでもよく、位置センサ配置は、キャリッジの移動の範囲内のキャリッジの位置を検出するように構成されている。第１の案内構成は、該固定ユニットを横方向に移動させることを可能にするように構成されてもよく、電動構造は、駆動ネジを備えてもよく、駆動ネジは、少なくとも１つの案内溝またはレールと平行に位置合わせされ、キャリッジと機能的に接続されて配置される。

位置センサ配置は、キャリッジに構造的に接続され、かつ案内構成の該少なくとも１つの案内溝またはレール及び該駆動ネジと平行に延びるロッドに移動可能に接続された磁気構成要素を備えてもよい。

取り付けブラケットは、キャリッジに固定されてもよく、一方で、Ｘ線源及び可視光放出構成を備える固定ユニットに固定されてもよく、該固定ユニットを案内構成に機械的に接続する。

第１の案内構成と制御システムとの間に信号経路を提供することができる。信号経路は、位置センサ配置と制御システムとの間の信号経路を備えてもよい。

信号経路は、コリメータ構成１４２と制御システムとの間、及び光照射野インジケータ１４１と制御システムとの間にも提供されてもよく、相関情報に従ってコリメータ構成１４２及び光照射野インジケータ１４１を制御することを可能にする。

リング形状の構造は、第１の案内構成も収容するリング形状のガントリーを備えてもよい。ハウジングはまた、少なくともＸ線源を少なくとも１つの開口部を介して取り付けブラケットによって取り付けるための少なくとも１つの開口部を有する表面を備えてもよく、少なくとも１つの開口部は、該案内構成によって案内されるように、Ｘ線源の移動範囲を可能にするように寸法決めされる。

Claims (22)

1. 歯科用または医療用Ｘ線撮像装置であって、
   Ｘ線検出器１５と、
   Ｘ線照射を生成するように構成されており、Ｘ線源１４に機能的に接続されたコリメータ構成１４２を備える前記Ｘ線源１４であって、前記コリメータ構成１４２が、前記Ｘ線源１４によって生成されたＸ線照射を、前記Ｘ線検出器１５の方向を狙うビームに制限するように構成されており、Ｘ線照射フィールドパターンを定義する、前記Ｘ線源１４と、
   可視光放出構成１４１’を備え、前記Ｘ線検出器１５の方向を狙う可視光照射野パターンを投影するように構成されている光照射野インジケータ１４１と、
   撮像モードに関する制御情報を備える制御システムと、を備え、
   前記装置が、前記Ｘ線源１４、前記Ｘ線検出器１５、及び前記可視光放出構成１４１’が取り付けられた支持構成１２を備え、前記支持構成１２が、所与の時間において、本質的に同じ場所に位置するときに、前記Ｘ線検出器１５に向かって前記本質的に同じ方向に所与の照射野パターンを向けるように、前記支持構成１２に対して前記Ｘ線源１４及び前記可視光放出構成１４１’を前記本質的に同じ場所に位置決めすることを可能にするように構成されており、さらに、第１の方向に延び、第１の端部及び第２の端部を備える第１のフレーム部分１１を備え、前記Ｘ線源１４、前記Ｘ線検出器、及び前記可視光放出構成１４１’が取り付けられた前記支持構成１２が、前記第１のフレーム部分１１から前記第１の方向と本質的に直角の第２の方向に延びることを特徴とする、前記装置。
2. 前記支持構成１２がリング形状の構造を備え、前記リング形状の構造が、リング形状のガントリー１２２及び少なくとも前記リング形状のガントリー１２２を収容するハウジング１２１を備えることを特徴とする、請求項１に記載の装置。
3. 前記Ｘ線源１４及び前記可視光放出構成１４１’の本質的に同じ場所への前記位置決めは、前記Ｘ線源１４及び前記可視光放出構成１４１’を前記第１の方向及び前記第２の方向の両方に対して直角である方向に移動可能に配置することを含むことを特徴とする、請求項１または２のいずれか一項に記載の装置。
4. 前記Ｘ線源１４、前記コリメータ構成１４２、及び前記可視光放出構成１４１’が、固定されたアセンブリとして移動可能であるように配置されていることを特徴とする、請求項１～３のいずれか一項に記載の装置。
5. 前記Ｘ線源１４及び前記可視光放出構成１４１’が、前記コリメータ構成１４２に対して固定ユニットとして移動可能であるように配置されていることを特徴とする、請求項１～４のいずれか一項に記載の装置。
6. 前記光照射野インジケータ１４１は、前記パターンが実質的に均一に照射された領域であるか、またはその組み合わせとして領域を示す光照射野パターンを備えるように、前記可視光照射野パターンを生成するように構成されていることを特徴とする、請求項１～５のいずれか一項に記載の装置。
7. 前記光照射野インジケータ１４１は、異なるサイズ及び／または異なる形状の可視光照射野パターンを投影することを可能にするように構成されており、前記コリメータ構成１４２が、異なるサイズ及び／または異なる形状のＸ線照射野パターンを制限することを可能にするように構成されている、請求項１～６のいずれか一項に記載の装置。
8. 前記制御システムが、前記Ｘ線検出器からの所与の距離で、前記可視光照射野パターン及び前記Ｘ線照射野パターンの寸法に関する相関情報を備え、前記光照射野インジケータ１４１及び前記コリメータ構成１４２が、前記相関情報に従ってそれぞれの照射野パターンの寸法及び／または形状を調整することを可能にするように構成されており、前記照射野パターンが、前記Ｘ線検出器１５からの前記所与の距離で本質的に同じ領域を覆う、及び／または前記相関情報が、所与の撮像モードに関する相関情報を含むことを特徴とする、請求項１～７のいずれか一項に記載の装置。
9. 前記所与の撮像モードがＣＢＣＴ撮像モードであり、前記制御システムが、前記所与のＣＢＣＴ撮像モードに関して、かつ、Ｘ線ビームの所与のコリメーション設定を使用する場合に、覆うボリュームに関する前記Ｘ線検出器１５から所与の距離での領域を前記可視光照射野パターンによって示すことを可能にするように構成されていることを特徴とする、請求項８に記載の装置。
10. 前記装置が、撮像のために位置決めされた解剖学的構造の場所及び／または形状を決定するように構成されている１つの構成要素または複数の構成要素を備え、次いで、前記制御システムが、その知識を使用して前記解剖学的構造上のＸ線ビームコリメーション及び／または前記投影された可視光パターンを調整することができるように構成されており、次いで、前記場所及び／または形状が前記Ｘ線検出器１５からの前記所与の距離を定義することを特徴とする、請求項８または９に記載の装置。
11. 前記制御システムが、投影する前記可視光パターンの特性に関する情報を前記光照射野インジケータ１４１から受信し、前記受信した情報を、前記投影された前記可視光パターンが示す領域のサイズ及び形状に少なくとも実質的に対応するように前記Ｘ線照射野パターンを調整するように、前記コリメータ構成１４２の動作をどのように制御するかに関する情報に変換するように構成されており、及び／または前記制御システムが、制限する前記Ｘ線照射野パターンの特性に関する情報を前記コリメータ構成１４２から受信し、前記受信した情報を、前記Ｘ線照射フィールドパターンのサイズ及び形状に少なくとも実質的に対応するように前記可視光照射野パターンを調整するように、前記光照射野インジケータ１４１の動作をどのように制御するかに関する情報に変換するように構成されていることを特徴とする、請求項１～１０のいずれか一項に記載の装置。
12. 前記装置は、前記支持構成１２に取り付けられた第１の案内構成５０を備え、前記Ｘ線源１４及び前記可視光放出構成１４１’は、固定ユニットとしてまとめて取り付けられ、前記第１の案内構成５０は、前記固定ユニットを移動させることを可能にするように構成されており、前記移動の範囲は、ベース位置と、第１の極限位置及び第２の極限位置とを含むことを特徴とする、請求項１～１１のいずれか一項に記載の装置。
13. 前記第１の案内構成５０が、前記Ｘ線源１４及び前記可視光放出構成１４１’を備える前記固定ユニットに取り付けられたキャリッジ５１を備え、前記キャリッジ５１の前記移動の範囲が、ベース位置と、第１の極限位置及び第２の極限位置と含むことを特徴とする、請求項１２に記載の装置。
14. 前記第１の案内構成５０が、前記支持構成１２の側面に少なくとも１つの案内溝またはレール５２と、前記キャリッジ５１の側面に嵌合構成５２’とを備えることを特徴とする、請求項１３に記載の装置。
15. 前記第１の案内構成５０が、前記キャリッジ５１と機能的に接続された電動構造５３を備え、前記電動構造５３が、前記第１の極限位置及び第２の極限位置を備える前記範囲内で、前記Ｘ線源１４及び前記可視光放出構成１４１’を備える前記固定ユニットの前記移動を提供することを特徴とする、請求項１４に記載の装置。
16. 前記第１の案内構成５０が、前記移動の範囲内で、前記Ｘ線源１４及び前記可視光放出構成１４１’を備える前記固定ユニットの位置に関する情報を取得するように構成されている位置センサ配置５５を含み、前記位置センサ配置５５が、前記キャリッジ５１の前記移動の範囲内で、前記キャリッジ５１の位置を検出するように構成されていることを特徴とする、請求項１３～１５のいずれか一項に記載の装置。
17. 前記第１の案内構成５０が、前記固定ユニットを横方向に移動させることを可能にするように構成されており、前記電動構造５３が駆動ネジ５４を備え、前記駆動ネジ５４が前記少なくとも１つの案内溝またはレール５２と平行に位置合わせされ、前記キャリッジ５１と機能的に接続されて配置されることを特徴とする、請求項１３～１６のいずれか一項に記載の装置。
18. 前記位置センサ配置５５が、前記キャリッジ５１に構造的に接続され、かつ前記案内構成５０の前記少なくとも１つの案内溝またはレール５２及び前記駆動ネジ５４と平行に延びるロッド５７に移動可能に接続された磁気構成要素５６を備えることを特徴とする、請求項１７に記載の装置。
19. 取り付けブラケット５８が前記キャリッジ５１に固定され、一方で、前記Ｘ線源１４及び前記可視光放出構成１４１’を備える前記固定ユニットに固定されて、前記固定ユニットを前記案内構成５０に機械的に接続することを特徴とする、請求項１３～１８のいずれか一項に記載の装置。
20. 前記第１の案内構成５０と前記制御システムとの間に信号経路が提供され、前記信号経路が、前記位置センサ配置５５と前記制御システムとの間に信号経路を備えることを特徴とする、請求項１２～１９のいずれか一項に記載の装置。
21. 信号経路は、前記コリメータ構成１４２と前記制御システムとの間、及び前記光照射野インジケータ１４１と前記制御システムとの間に提供されて、前記相関情報に従って前記コリメータ構成１４２及び前記光照射野インジケータ１４１を制御することを可能にすることを特徴とする、請求項８～２０のいずれか一項に記載の装置。
22. 前記ハウジング１２１が、前記取り付けブラケット５８によって少なくとも１つの開口部５９を通って少なくとも前記Ｘ線源１４を取り付けるための前記少なくとも１つの開口部５９を有する表面を備え、前記少なくとも１つの開口部５９が、前記案内構成５０によって案内される前記Ｘ線源１４の前記移動の範囲を可能にするように寸法決めされることを特徴とする、請求項２～２１のいずれか一項に記載の装置。

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