JP2022530699A - 動作状態を示す光インジケータを備えた携帯型パーソナルケア装置 - Google Patents

Abstract

携帯型パーソナルケア装置１は、手により保持されるよう構成されたメインハウジング２と、メインハウジング２に接続され、ユーザの身体部分に対してパーソナルケア操作を行うよう構成された操作ユニット３とを備える。メインハウジング２は、主延長軸３６を持ち、パーソナルケア装置１の動作状態を示すための光インジケータ４を収容する。光インジケータ４は、主延長軸３６の周りでメインハウジング２の周方向に閉ループ面として延びる発光面６と、閉ループ面を含む少なくとも一部が主延長軸の周りで閉ループ壁部４０として延びる導光壁３１とを持つ。

Description

本発明は、携帯型パーソナルケア装置に関する。

ＷＯ２０１８／１００１５５Ａ１号は、毛切断動作が少なくなるにつれて活性化する光源の数を変化させることにより、シェービング動作の進行を視覚化する光インジケータを持つシェービング装置を開示する。代替的に、シェービング動作の進行が検出されるとき、１つ又は複数の第１色の光源をフェードアウトさせ、１つ又は複数の第２色の光源をフェードインさせることができる。光インジケータは例えば、長方形の発光面として形成されることができ、又は切断要素の近傍でシェーバーの上端を部分的に囲む、部分的な、好ましくはＣ字型のリングとして形成されることができる。その結果、ユーザは、シェービング動作が適用される場所を確認するために、切断要素を見るときに光インジケータも見ることになる。部分的なリング、特にＣ字型のリングを使用することにより、特にケーシングが基本的に同じ大きさの２つのシェル、特に２つのハーフシェルで構成される場合、光インジケータは、ケーシングの一方のシェルの一部を形成することができる。

ＵＳ２０１１／００１６７７２１Ａ１号から、ウェットシェービングシステムの形態の携帯型パーソナルケア装置が示される。そこでは、ボタンアセンブリの光ガイドが、光源から光を受け、照らされたシンボルの形で光を放出する。

ＥＰ３ ３７２ ３５７Ａ１号は、１つ又は複数の発光要素と、ユーザに対する装置の位置及び／又は向きに基づき、発光要素により放射される光をユーザの環境にある鏡を介して受け取るよう構成された１つ又は複数の受光要素とを含む、携帯型パーソナルケア装置を開示する。この装置は更に、上記受光要素により受光された光の測定に基づき、上記装置の位置及び／又は向きを推定するよう構成された制御部を持つ。発光要素及び／又は受光要素は、装置の筐体の周方向に円形に配置されていてもよい。

本発明の目的は、携帯型パーソナルケア装置を提供することにあり、そこでは、光インジケータが使用中により容易に、かつより継続的に視認されることができ、限られた数の光源で発光面上の周方向の意味で特に均一な光強度分布を得ながら、光インジケータが小型装置に収容されることができる。

本発明によれば、この目的は、請求項１に記載の携帯型パーソナルケア装置を提供することにより達成される。

発光面は、主延長軸を中心とする閉ループ面としてメインハウジングの周方向に延在するので、光インジケータは、装置の実質的にすべての側面から見られることができる。その結果、光インジケータは典型的には、装置が保持される向きにかかわらず（直接又は適用中の操作を視覚的に監視するために使用される鏡を介して）、見える状態を維持する。特に、シェービング圧、抵抗、駆動トルク、回転数、吐出空気温度など、急激に変化する動作状態を示すためにインジケータが使用されるとき、好ましい動作範囲から外れる、又は好ましい動作範囲に入ったという動作状態の変化のインジケーションが直ちに通知されることが重要である。その結果、動作状態が好ましい範囲に戻ることをもたらすようユーザは直ちに行動することができる。

限られた数の光源で発光面上の周方向の光強度の特に均一な分布を得るようにしながら、小型の装置内に光インジケータを収容するため、本発明は、
光インジケータが、光学的に透明な光ガイド及び少なくとも１つの光源を更に含むこと、
上記発光面が、上記光ガイドの閉ループ面であって、上記主延長軸に対して径方向外側に主成分を持つ方向に面すること、
上記光ガイドが、上記発光面の軸方向平均位置よりも上記操作ユニットから離れた主延長軸に対する軸方向平均位置に配置され、上記操作ユニットから離れた主延長軸に対する軸方向に主成分を持つ方向に向く受光面を持つこと、
上記少なくとも１つの光源は、上記軸方向において、上記受光面に隣接する位置に配置され、動作中に上記光源により生成された光が上記受光面により受光されること、
上記光ガイドは、上記受光面から上記発光面まで延在する導光壁を持つこと、
上記光ガイドの閉ループ面を含む導光壁の少なくとも一部が、上記主延長軸を中心として閉ループ壁として延在すること、及び
主延長軸を含む断面において見られるとき、導光壁が、湾曲しており、受光面において主成分が主延長軸と平行な方向から、発光面において主成分が主延長軸と垂直な方向へと徐々に広がることを提供する。

本発明による装置の一例の透視図である。 図１による装置のメインハウジングの上部の断面図である。 図１及び図２による装置の光ガイドとシェービングユニットキャリアとハウジングシールドとの透視図である。 図１～３による装置の光ガイド、ハウジングシールド及びプリント基板の正面図である。 図１～４による装置の光ガイド、ハウジングシールド及びプリント基板の側面図である。

本発明及び特定の実施形態、並びに本発明の更なるオプションの特徴及び効果は、従属請求項及び明細書に記載され、図面から現れる。

図面において、本発明による携帯型パーソナルケア装置１の一例が、手で保持されるよう構成されたメインハウジング２と、ユーザの身体部位に対してパーソナルケア操作を行うための操作ユニット３とを持つことが示される。この例では、パーソナルケア装置は、操作ユニットがシェービングユニット３である電気シェービング装置である。しかしながら、パーソナルケア装置は、他のパーソナルケア操作に使用するための操作ユニット、例えば、脱毛ヘッド、熱風流出口（例えば、ヘアドライ用）、加熱ヘアクランプ（例えば、ヘアカール又はヘアストレート用）又は温度センサ（体温測定用）を備える装置であってもよい。操作ユニットは、例えば本実施例のように主にメインハウジングの外側に配置されてもよいし、又は例えばメインハウジングの隣接部分で操作ヘッド、表面若しくは開口部を備えるように、部分的に、主に若しくは完全にメインハウジングの内部に配置されてもよい。

この例では、図２及び図３に示すように、メインハウジング２内にモータ７が配置され、このモータ７から突出するモータ出力駆動軸９に駆動歯車８が取り付けられる。駆動歯車８は、中央の駆動軸１０に固定された従動歯車９と係合する。中央駆動軸１０は、メインハウジング２に回転可能に懸架される。駆動カップリング１１は、中央駆動軸１０の自由端に結合され、シェービングユニット３の被駆動カップリング（図示省略）と駆動係合するよう構成される。シェービングユニット３は、シェービングユニットキャリア１２に着脱自在に接続される。シェービングユニットキャリア１２は、シェービングユニットキャリア１２の反対側の一対の板ばね１４、１５を介してシールド１３に対して懸架され、シェービングユニットキャリア１２のキャリアビーム１６に接続される。シールド１３は、メインハウジング２のシェル２１、２２の間に固定される。キャリアビーム１６に取り付けられた端部の反対側の板ばね１４、１５の端部は、シェービングユニットキャリア１２の対応する互いに反対側の台座１７に結合される。台座１７は、シールド１３に対して固定される。

シェービングユニットキャリア１２の底側には、磁石１８が取り付けられる。シールド１３のすぐ下には、磁石１８に近接して、磁石１８と整列したホールセンサ２０を搬送するプリント回路基板（ＰＣＢ）１９が取り付けられる。ホールセンサ２０は、同じくＰＣＢ１９に取り付けられた回路５に接続される。光源２４、２５、２６も、プリント基板１９に取り付けられる。回路５は、シェービングユニット３に加わるシェービング圧を表す磁石１８とホールセンサ２０との間の距離の測定値に基づき、光源２４～２６を作動又は非作動させるための電圧を出力するよう構成される。光源２４～２６は、シェービング圧が好ましい範囲内にある場合又は所定の閾値以下となる場合よりも更にシールド１３に向かってシェービングユニット３がシェービングユニットキャリア１２を押し付けることを、高すぎるシェービング圧がもたらす場合に作動される。磁石１８とホールセンサ２０との間の斯かる小さすぎる測定距離に基づき、回路は、例えば緑色光源を非活性化させ、例えば赤色光源を活性化させ得る。例えば橙色又は黄色光源が点灯され、他の光源が消灯される中間距離も考えられる。ＲＧＢのＬＥＤを使用することも可能であり、その結果、光源はそれぞれ、特定の色の光を発するよう制御されることができる。例えば、シェービング圧が低すぎる場合は青、適切な範囲内のシェービング圧の場合は緑、シェービング圧が高すぎる場合は赤が発光される。

行使されたシェービング圧力のインジケーションは、装置１のメインハウジング２に収容された光インジケータ４により行われ、その光インジケータ４の光源２４～２６は部品である。こうして、光インジケータ４は、行われたシェービング圧に基づき作動されるように接続される。

光インジケータ４は、代替的に又は追加的に、シェービング動作の進行を示すための感知回路、電池充電状態を示すための回路、又はシェービングユニットの清掃が望ましいかどうかを示すための回路など、装置の他の動作状態を監視するための回路に接続されてもよい。

光インジケータ４は、シェービングユニット３の近傍に発光面６を持ち、この発光面６は、メインハウジング２の主延長軸３６を中心として閉ループ面としてメインハウジング２の周方向に延在している。

発光面６は、主延長軸３６を中心としてメインハウジング２の周方向に延びる閉ループ面を構成しているため、装置１の実質的にすべての側面から光インジケータ４は見られることができる。そのため、光インジケータ４は典型的に、装置１が保持される向きにかかわらず、（直接又は適用される操作を視覚的に監視するために使用される鏡を介して）見えるままである。特に、インジケータ４が、シェービング圧、抵抗、駆動トルク、回転数又は排出空気温度などの急速に変化する状態を示すために用いられる場合、好ましい範囲から外れた状態又は好ましい範囲に入った状態の変化のインジケーションが直ちに通知されることが特に有利である。その結果、動作状態が好ましい範囲に戻ることをもたらすようユーザは直ちに行動することができる。

使用中の光インジケータ４の発光面６の特に良好な視認性のために、発光面６が、シェービングユニット３が接続される第１のハウジング部分の周囲で円周方向に延在している場合有利である。従って、第１ハウジング部分は、シェービングユニット３とシェービングユニット３から離間して位置するメインハウジング２の第２ハウジング部分との間に位置するメインハウジング２の上部である。好ましくは、第１ハウジング部分は、主延長軸３６に沿った軸方向長さが、主延長軸３６に沿ったメインハウジング２の全軸方向長さの５０％以下であり、より好ましくはこの全軸方向長さの３３％以下であり、更に好ましくは２０％以下である。従って、光インジケータ４の発光面６は好ましくは、シェービングユニット３に近いメインハウジング２の上部に配置され、これは典型的にはユーザが使用中に最も注視する装置１の部分であり、光インジケータ４を視界から隠すことなくメインハウジング２を手で保持するための大きなスペースが残される。

装置１が作動状態にあるとき、シェービングユニット３に結合される中央駆動軸１０と駆動結合部材１１とにより形成される駆動トレインが、閉ループ発光面６を通って延在する。従って、シェービング中に典型的に起こるように、シェービングユニット３がメインハウジング２から概ね同じ方向に突出したまま、シェービング装置１が回転される場合でも、光インジケータ４の発光面６は見えるままとなる。同様に、他のパーソナルケア操作を行うための装置の使用中、操作ユニットは一般に、装置が使用中に操作されるのとほぼ同じ方向に向けられたままであり、一方、その方向と概ね垂直な平面における移動及び回転は典型的には、はるかに大きな大きさである。斯かる動きがあっても、光インジケータの閉ループ発光面は視認性を維持する。

図２により示されるように、携帯型パーソナルケア機器では、非常に少ないスペースしか利用できないため、メインハウジング２に大きな容積を追加することなく、メインハウジング２の周方向に閉ループ面を形成するように発光面６を実現することは困難である。また、発光面６の明るさは全周にわたって実質的に一定であることが好ましく、一方、コストの制約を考慮すると、光源の数は制限されるべきである。これらの要件を満たすために、光インジケータ４は、光学的に透明な光ガイド２３を更に含む。発光面６は、光ガイド２３の閉ループ面であり、これは、主延長軸３６に対して径方向外側に主成分を持つ方向に向く。この例では、発光面６は、閉ループ発光面６が延びる主延長軸３６に対して斜めに向いた中央部分３７と、主延長軸３６に対して主に半径方向外側に向いた外側部分３８と、主延長軸３６に対して主に軸方向に向いた内側部分３９とを含む。これらの部分はすべて、主延長軸３６を中心に延びる閉ループ面を形成する。光ガイド２３は、発光面６の平均軸方向位置よりもシェービングユニット３から離れた主延長軸３６に対する平均軸方向位置に配置された受光面部２７、２８、２９を含む受光面を更に持つ。受光面部は、シェービングユニット３から離れる方向に、主延長軸３６に対して軸方向に主成分を持つ方向に向いている。光源２４～２６はそれぞれ、軸方向において、受光面部２７～２９のそれぞれの１つに隣接する位置に配置される。その結果、動作時に光源２４～２６により生成された光が受光面部２７～２９で受光される。光ガイド２３は、受光面の受光面部２７～２９から発光面６に向かって延びる導光壁３１を持つ。光ガイド２３の閉ループ発光面６を含む導光壁３１の一部は、閉ループ壁部４０として、主延長軸３６を中心に延在している。主延長軸３６を通るように延びる平面に沿った断面で見ると（例えば図２のように）、導光壁３１は、湾曲しており、受光面の受光面部２７～２９において主成分が主延長軸３６とほぼ平行な方向から、発光面６において主成分が主延長軸３６とほぼ垂直な方向へと徐々に広がる。

従って、光源２４～２６は、発光面６から間隔を空けて配置され、これは、導光壁３１の閉ループ壁部４０が延びる空間領域に、装置のパーソナルケア機能を提供する要素（この例では特にサスペンション１４～１７及びカップリング１１を備えるシェービングユニットキャリア１２）のためのスペースを残す。更に、湾曲した導光壁３１は、受光面部２７～２９において、主延長軸３６に対して主に軸方向に伝播する光を、発光面６において、主延長軸３６に対してより径方向外側に伝播する方向へと導光している。湾曲した導光壁３１は、周方向に相当な距離にわたって光を広げるので、発光面６の非常に均一な照明が実現される。発光面６の照明の均一性は更に向上される。なぜなら、複数の光源２４～２６は、軸方向において、受光面の受光面部２７～２９に隣接する位置に均一に分散して配置されるからである。

装置１のパーソナルケア機能を提供する要素のためのスペースを残しながら、発光面６に沿って均一な配光を行う目的で、光ガイド２３の導光壁３１が桶状の壁であることも有利である。上記導光壁３１の桶型形状によれば、発光面６は、桶型壁のうちシェービングユニット３に面する側で桶型壁の第１の周縁４１に沿って延び、受光面の受光面部２７～２９は、桶型壁３１のうちシェービングユニット３から離れた側で桶型壁の第２の周縁４２に沿って延びる。

発光面６を含む導光壁３１の上記第１周縁部４１を光拡散性材料から製造することにより、発光面６の照明の均一性が更に向上される。光学拡散材は、第１周縁部４１に入射した光を拡散させるので、発光面６の周方向に沿った一層均一な光の分布が実現される。導光壁３１の残りの部分は、導光壁３１の導光特性を最適化するために、比較的高い光学的透明度を持つ光学的透明材料から作製されてもよい。導光壁３１は、上記２種類の材料から２Ｋ射出成形法により作製されてもよい。

いくつかの実施形態では、光ガイドの適切な設計で光ガイド内の光の周方向分布の所望の均一性を実現するために、単一の光源が発光面から十分に離れていれば、発光面に沿った周方向における照明の強度の所望の程度の均一性を達成するために、単一の光源で十分であり得る。しかしながら、発光面に沿った周方向で均一な照明強度のためには、特に主延長軸３６方向において導光壁３１のスペースがほとんどない場合、複数の光源を設けることが有利である。光源２４～２６は好ましくは、軸方向において受光面に隣接し、受光面に沿って分散して配置される。

装置のパーソナルケア機能（この例ではシェービング）を提供する要素を収容するため、特に斯かる要素の部品が光ガイド２３の内側の位置から光ガイド２３の外側の位置まで延びることを可能にするため、光ガイド２３の導光壁３１は窪み（ｉｎｄｅｎｔａｔｉｏｎ）３２、３３及び３５を持つ。窪み３４は、発光面６の周方向における出射光強度の均一性を更に向上させるために設けられる。窪み３２、３３、３４、３５はそれぞれ、光源２４～２６の間の位置で受光面の中断を形成し、これにより受光面は受光面部２７～２９に分割される。窪み３２～３５はそれぞれ、受光面から発光面６に向かう方向に延びている。窪み３３及び３４を参照して最もよく分かるように、窪み３２～３５はそれぞれ、受光面から発光面６に向かう方向に徐々に収束する２つの対向する側壁４３～４９を持つ。これは、特に本実施例のように、導光壁３１により導かれた光源２４～２６の少なくとも１つからの光によって受光面６の各部分が（同様に）直接照射されるよう、窪み３２～３５及び光源２４～２６が構成及び形成される場合、発光面６に向かって周方向に均一に光が分布するのに有利となる。

光源２４～２６は、メインハウジング２の水密室５１内に配置され、光ガイド２３は、この水密室５１の外側に、シールド１３により光源２４～２６及び水密室５１から分離されて配置される。シールドは、水密室５１の光学的に透明なシール部材を形成する。こうして、光源２４～２６は、光ガイド２３に沿った封止を必要としない簡単な態様で、水及び他の液体並びに削りカスから非常に確実に遮蔽される。シールド１３は、光学的に透明な壁５２を持つ。使用時、光源２４～２６により生成された光は、光学的透明壁５２を介して光ガイド２３の受光面部２７～２９に伝達される。

光ガイド２３は、受光面部２７～２９がシールド１３の光学的透明壁５２に直接接触するよう構成される。これは、光ガイド２３の受光面部２７～２９とシールド１３の光学透明壁５２との間に削りカス及び他のゴミが入り込むことを防止し、その結果、実際に光源２４～２６の前面に光ガイド２３を直接延在させなくても、光路が確実に開かれたままとなる。更に、受光面部２７～２９とシールド１３の光学透明壁５２とが直接接触することにより、光源２４～２６と光ガイド２３との間の光結合効率が改善される。

本発明が図及び説明において詳細に図示及び説明されてきたが、斯かる図示又は説明は説明的又は例示的なものに過ぎず、限定的なものではない。本発明は、開示された実施形態に限定されるものではない。開示された実施形態への変形は、図、説明、及び添付の請求項の検討から、請求項に記載された発明を実施する当業者により理解及び実施されることができる。

特許請求の範囲において、「有する」という語は、他のステップ又は要素を除外するものではなく、不定冠詞「ａ」又は「ａｎ」は複数性を除外するものではない。１つの要素又は他のユニットが、特許請求の範囲に記載された複数の項目の機能を果たすことがある。ある手段が相互に異なる従属請求項に記載されるという単なる事実は、これらの手段の組み合わせが有利に使用されることができないことを示すものではない。

特許請求の範囲に記載される任意の参照符号は、本発明の範囲を限定するものと解釈されるべきではない。

Claims (13)

1. 携帯型パーソナルケア装置であって、
   手で保持されるメインハウジングと、
   前記メインハウジングに接続され、ユーザの身体の一部に対してパーソナルケア操作を行うよう構成された操作ユニットとを有し、
   前記メインハウジングが、
   主延長軸を持ち、
   前記パーソナルケア装置の動作状態を示す光インジケータを収容し、前記光インジケータは、前記メインハウジングの周方向に延びる発光面を、前記主延長軸を中心とする閉ループ面として持ち、前記光インジケータが、光学的に透明な光ガイドと少なくとも１つの光源とを更に含み、
   前記光インジケータの発光面は、前記主延長軸に対して径方向外側に主成分を持つ方向に向く前記光ガイドの閉ループ面であり、
   前記光ガイドが、前記発光面の軸方向平均位置よりも前記操作ユニットから離れた前記主延長軸に対する軸方向平均位置に配置され、前記操作ユニットから離れた前記主延長軸に対する軸方向に主成分を持つ方向に向く受光面を持ち、
   前記少なくとも１つの光源は、前記軸方向において、前記受光面に隣接する位置に配置され、動作中に前記光源により生成された光が、前記受光面により受光され、
   前記光ガイドが、前記受光面から前記発光面まで延在する導光壁を持ち、前記光ガイドの閉ループ面を含む前記導光壁の少なくとも一部は、前記主延長軸を中心として閉ループ壁部として延在し、
   前記主延長軸を含む断面で見られるとき、前記導光壁が、湾曲しており、前記受光面において主成分が前記主延長軸と平行である向きから、前記発光面において主成分が前記主延長軸と垂直である向きへと徐々に広がる、携帯型パーソナルケア装置。
2. 前記メインハウジングが、前記主延長軸に沿った軸方向の全長を持ち、前記操作ユニットが接続される第１ハウジング部と、前記操作ユニットから離間して配置される第２ハウジング部とを有し、前記発光面は、前記第１ハウジング部分の周方向に延在し、前記第１ハウジング部分が、前記主延長軸に沿った軸方向長さが、前記軸方向全長の５０％以下である、請求項１に記載の装置。
3. 前記第１ハウジング部分の軸方向長さが、前記軸方向全長の３３％以下である、請求項２に記載の装置。
4. 前記装置が、電気シェービング装置であり、前記操作ユニットは、シェービングユニットである、請求項１乃至３のいずれかに記載の装置。
5. 前記光ガイドの導光壁が、桶状の壁であり、
   前記発光面は、前記操作ユニットに面する前記桶状壁の側面において、前記桶状壁の第１の周縁に沿って延び、
   前記受光面が、前記操作ユニットから離れた前記桶状壁の側面において、前記桶状壁の第２の周縁に沿って延びる、請求項１乃至４のいずれかに記載の装置。
6. 前記光インジケータが、前記軸方向において、前記受光面に隣接する分散された位置に配置された複数の光源を含む、請求項１乃至５のいずれかに記載の装置。
7. 前記導光壁が、前記受光面から前記発光面に向かう方向に延びる少なくとも２つの窪みを持ち、前記窪みは、前記受光面を少なくとも２つの受光面部に分割する前記受光面の中断を形成する、請求項１乃至６のいずれかに記載の装置。
8. 前記窪みがそれぞれ、前記受光面から前記発光面へ向かう方向において徐々に収束する２つの対向する側壁を持つ、請求項７に記載の装置。
9. 前記光インジケータが、少なくとも２つの光源を含み、
   各光源は、前記軸方向において、前記少なくとも２つの受光面部のそれぞれの１つに隣接する位置に配置される、請求項７又は８に記載の装置。
10. 前記操作ユニットに接続された駆動トレインが、前記閉ループ発光面を貫通して延在する、請求項１乃至９のいずれかに記載の装置。
11. 前記少なくとも１つの光源が、前記メインハウジングの水密室内に配置され、
    前記光ガイドは、前記水密室の外側に配置され、前記水密室の光学的に透明なシール部材により前記少なくとも１つの光源及び前記水密室から分離される、請求項１乃至１０のいずれかに記載の装置。
12. 前記シール部材が、光学的に透明な壁を持ち、使用時に、前記光源により生成された光は、前記光学透明壁を介して前記光ガイドの前記受光面に伝達される、請求項１１に記載の装置。
13. 前記光ガイドが、前記受光面が前記シール部材の前記光学的に透明な壁に直接接触するよう構成される、請求項１２に記載の装置。

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