JP2022530665A - コンパクトな容器、長寿命な炉心、及びpool型原子炉における燃料補給の容易化を支援する一般的なplenum燃料アセンブリ設計 - Google Patents

コンパクトな容器、長寿命な炉心、及びpool型原子炉における燃料補給の容易化を支援する一般的なplenum燃料アセンブリ設計 Download PDF

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Abstract

【解決手段】燃料バンドルと、前記燃料バンドル上に配置されたプレナムヘッダ接続部と、前記燃料バンドルから延びるマストと、前記マストから延びる共通の核分裂ガスプレナムとを備える、原子炉で使用される燃料集合体が開示されている。原子炉は、容器および容器内に配置された冷却材を含む。燃料バンドルは、その中に位置決めされた核燃料材料を含む複数の燃料要素を含む。プレナムヘッダ接続部は、核燃料材料と流体連通する複数の通路を有する。細長いマストは、共通の核分裂ガスプレナムをプレナムヘッダ接続部の複数の通路に接続する内部通路を備え、その結果、共通の核分裂ガスプレナムは、運転中に核燃料材料によって生成された量の核分裂ガスを受け入れるように構成される。共通の核分裂ガスプレナムは、他の点では使用されていない容器の部分に配置される。【選択図】図1A

Description

(関連出願の相互参照) 本出願は、米国仮特許出願第62/840,775号(発明の名称:Common Plenum Fuel assembly design supporting a compact vessel、Long-life cores、and Eased refueling in Pool-type reactors、平成31年4月30日出願)の利益を主張し、その開示は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
液体金属冷却(または将来的には塩冷却)原子炉に燃料を補給する課題は、軽水原子炉の場合よりも著しく高い。これは、燃料補給の間隔を長くすることでメリットが得られる可能性があることを示唆する。特定の高速炉は、独特の燃料サイクルを利用することができ、非常に高いエネルギーコア、有意な増殖を提供し、U:Pu、Pu+U:Pu、U:Th、およびU+MinorActinides:Puの供給原料を可能にし、ここで、X:Yは種元素:ブランケットブリード材料を表す。しかしながら、高増殖比/高エネルギーコアを利用することに対する主な制限の1つは、プレナム長さの線形単位当たりの核分裂ガスプレナムの体積が比較的小さいことである。現在の技術は、最悪の場合の核分裂ガスを最も制限的なピンに収容するために、有効燃料長より潜在的に長い、非常に長い燃料棒プレナム又は被覆管を実施することにより、この要求に応答している。統合された核分裂ガスの放出、及びそれに伴う高い燃料棒内圧は、被覆管が原子あたりの変位(dpa)として測定される中性子損傷によって引き起こされる脆化及び膨潤を経験した時、高い燃料曝露で発生する。高い内圧による被覆管の膨潤/脆化と高い被覆管応力との組み合わせは、多くの場合、最大許容燃料暴露(すなわち、炉心滞留時間)を確立し、それによって、平準化された燃料サイクルコストを決定付け、高速炉の利点を利用する肯定的なビジネスケースを得る能力を困難にする。
本開示の少なくとも1つの態様は、燃料暴露を最大化し、それによって複数の手段による燃料補給を単純化することを目標とし、したがって単純化を向上させプラントからコストを削減する。これらの改善およびそれらの実施については、以下でより詳細に説明する。
共通の核分裂ガスプレナム又はタンクは、燃料バンドルの上方に配置された収集ヘッダ又は上端取付具に接続され、それらの上方に配置されている。上端取付部の上方にある共通の核分裂ガスプレナムの位置は、炉心及び炉のフロー領域の上方にあり、これにより、原子炉のフロー領域内又は他の共有されたプレナム設計において可能であるよりも、プレナムの長さあたりの実質的に大きなプレナム体積が可能になる。これは、共通の核分裂ガスプレナムが、以前に使用されていなかった原子炉容器空間内に配置されているため、ペナルティなしに、より大きなサイズの共通の核分裂ガスプレナムを可能にし、また(従来の、燃料棒プレナムと比較して)、バンドルフロー領域のほとんどがが、プレナム体積に対して利用可能である。さらに、共通の核分裂ガスプレナムのための構造材料の量は、個々の燃料棒プレナムの現在の技術に必要とされるものよりもはるかに少ない。
上端取付具又は収集ヘッダは、燃料バンドルから放出された核分裂ガスを収集し、上端取付具の上方に配置された減少された直径のマストに核分裂ガスを導くチャネル又は通路を備える。核分裂ガスは、減少された直径のマスト内の通路を通って、減少された直径のマストの上方に配置された共通の核分裂ガスプレナム内に移動する。上端取付部と、燃料バンドルから出た後に核分裂ガスが移動する共通の核分裂ガスプレナムとの間の通路は、核分裂ガス収集体積を規定すると考えることができる。共通のプレナムは、燃料アセンブリ体の限定条件が、製造及び設計の不確実性の最も制限的なセットで最大出力で作動するピークピンによって規定される必要がない。むしろ、燃料棒内圧及び揮発性核分裂生成物を貯蔵する燃料棒の能力においてはるかに低い不確実性を有する燃料バンドルの平均値によって規定されるように、個々の燃料核分裂ガス放出を均等化する。(注:その後の核分裂生成物または核分裂ガスへの言及は、揮発性核分裂生成物のみを指す。
各燃料棒は、上端取付具内に設けられた接続部を介して共通の核分裂ガスプレナムに接続されている。各燃料棒は、燃料棒漏れが発生した場合、プレナムからの逆流を防止するために一方向弁または流体ダイオードを有してもよい。
共通の核分裂ガスプレナムは、燃料棒内のプレナム空間の必要性を排除し、従って、潜在的に、最大6倍又はそれ以上の燃料棒の長さを最小化する。これにより、燃料スタックが長くなるとバンドル長が短くなり、燃料棒内に従来の核分裂ガスプレナムを採用した設計と比較して燃料負荷を大きくすることができ、結果的に燃料サイクルが長くなる。
上記に加えて、図1Aは、本開示の少なくとも1つの態様による共通の核分裂ガスプレナム体積と、異なるピッチ対直径比での燃料棒付きプレナム体積との比を示すグラフ表示を示す。この比較はWestinghouse LFRと歴史的(運転中)液体金属高速炉について描かれている。
さらに、上述のことに対して、燃料マスト及び共通の核分裂ガスプレナムは、冷却材の表面を貫通し、従って、燃料の直接的な取り扱いを可能にし、更に、燃料アセンブリの構造に加えられる下向きの垂直方向の保持力(図6の矢印DF参照)を通して容易な保持を提供し、最も顕著には、冷却材内に位置し、燃料アセンブリ上の浮力、摩擦力及び冷却材の抗力に抵抗する活性燃料部分を含む燃料アセンブリの大部分を保持する。少なくとも1つの実施例では、燃料マスト及び共通の核分裂ガスプレナムは、冷却材の表面に(例えば、表面を貫くことなく)近づくことができる。このような配置では、燃料マスト及び/又は共通の核分裂ガスプレナムが冷却材の表面に侵入することなく、燃料のより容易な取扱いが実現され得る。
本開示の少なくとも1つの態様は、所与の原子炉容器サイズおよび熱出力定格に対する燃料出力密度の低下をもたらす。加えて、本開示の少なくとも1つの態様は、燃料補給期間の負荷を低下させる(例えば、燃料サイクルを長くし、燃料サイクル期間からの全体的な設備利用率の影響を減少するために)。燃料補給の期間の負荷を減らすと、ドライリフト給油が容易になる場合がある。ドライリフト給油は、通常、一次冷却材プールから使用済燃料貯蔵区域又はキャスクへの輸送中に燃料棒の健全性を確保する必要性によって制約される。燃料出力密度の減少及びはるかに大きな利用可能な核分裂ガス貯蔵体積は、燃料棒圧力の構造的制限が生じる前に、燃料統合核分裂の増加に伴って核分裂ガス圧力の速度を減少させることにより、燃料燃焼度及び増殖率の著しい増加を可能にする。燃料出力密度が減少し、利用可能な核分裂ガス貯蔵容積がはるかに大きくなると、燃料サイクルが長くなる可能性がある。
本開示の少なくとも1つの態様は、超長燃料サイクルの実施を容易にするために、燃料棒の被覆管上の応力を下げることを意図しており、その結果、プラント内の使用済み燃料取扱いのためのインフラストラクチャの必要性が低減され、従って、燃料補給作業中に使用済み燃料の転用の可能性に対する懸念が低減される。これらの利点は、成熟した燃料サイクルインフラストラクチャ/セーフガードがない国の原子炉に特に当てはまる。
本開示の少なくとも1つの態様は、重要な高中性子束原子炉領域から遠く離れた(例えば、共通の核分裂ガスプレナムへの再配置)ガス状および不揮発性吸収性核分裂生成物の再配置を可能にする結果として、原子炉核分裂生成物の中性子寄生吸収を下げることを意図している。
さらに、従来のより長い燃料棒設計で実施されるならば、原子炉容器の高さをより厳しく悪化させるであろう容器内の使用済燃料貯蔵のための選択肢は、「カットアンドピンチ」方法論が実装されるマストがより小さい直径のガス輸送経路を伴う点を含むであろう。これは、共通の核分裂ガスプレナムを燃料アセンブリから分離し、それにより、より小さい直径のマスト内で核分裂ガス輸送管の両端内に密封するためである。これにより、各細長い燃料アセンブリは、単一の長い構造よりも比較的容易に収納されるであろう一対の比較的短い細長い構造体に変換されることが可能になるであろう。また、このような構成では、細長い燃料アセンブリの2つの部分は、消耗した燃料用に設計されているが、おそらく共通の核分裂ガスプレナム用に過剰設計されている、1つのコンテナまたはキャスク内での強制貯蔵に対して、それらの要件に適した方法で貯蔵または処理することができる。
共通のプレナムはまた、単に貯蔵することを超えてより良好な処理手段を有することができる。この技術は、石油・ガス産業(噴出防止装置など)などで利用されている。
本明細書に記載される実施形態の様々な特徴は、その利点と共に、以下の添付の図面と併せて以下の説明に従って理解され得る;
本開示の少なくとも1つの態様による共通の核分裂ガスプレナム体積の、異なるピッチ対直径比での燃料棒付きプレナム体積に対する比を示すグラフ図である。
本開示の少なくとも1つの態様による、燃料バンドル上に配置された上端継手の部分切欠図である。
図1の上端取付具及び燃料バンドルの平面図である。
図1の上端取付具及び燃料バンドルの斜視図である。
図1の上端取付具の平面図である。
本開示の少なくとも1つの態様による、各燃料アセンブリが図1の上端取付具および燃料バンドルを備える燃料アセンブリの斜視断面図である。
容器と、容器内の冷却材と、冷却材内の図5からの代表的な量の燃料アセンブリとを有する原子炉の部分斜視図であり、1つの例示的な燃料アセンブリに加えられる下向きの垂直保持力をさらに示す。
燃料バンドルの燃料要素と流体連通する上端取付具内の溝を示す、図5の燃料アセンブリのうちの1つの燃料アセンブリの断面斜視図である。
図5の燃料アセンブリの別の斜視断面図であり、燃料アセンブリの上方に延びるマスト内の中央通路と流体連通する上端取付具内の溝を示す。
図5の燃料アセンブリの別の断面図であり、マスト部分から延びる共通の核分裂ガスプレナム又はタンクを示す図である。
図5の燃料アセンブリの別の断面図であり、燃料バンドル及び冷却材を受け入れるように構成された底部延長部分を示す。
図1及び図3は、冷却材のためのフロー領域及び核分裂ガスのための内部通路を含む活性燃料バンドル200の頂部に配置されたプレナムヘッダ接続部、すなわち上端取付具100を示す。活性燃料バンドル200及び上端取付具100は、燃料アセンブリ500(図5参照)の一部である。原子炉は、複数の燃料アセンブリ500を含み、原子炉は、図5に示す燃料アセンブリ500の数に限定されず、本開示の意図する範囲から逸脱することなく、任意の適切な数の燃料アセンブリ500を利用することができることに留意されたい。具体的には、6つの燃料アセンブリ500が図5に描かれているが、これらは、運転中に所定の原子炉内で受け入れられることになる燃料アセンブリのサブセットにすぎない。
さらに図5を参照すると、燃料アセンブリ500は、原子炉の低温端部からの冷却材を燃料要素または燃料棒210を通過させ、そこで核熱が伝達されるように導くように機能する外面ラッパーまたは細長いダクト510を備える。冷却材は、タンクの下のダクト510、又は炉心入口よりも高い温度で共通の核分裂ガスプレナム400から出る。燃料アセンブリ500は、ダクト510の底部から延在する下方端取付具520をさらに備える。
ダクト510は、複数の燃料要素又は燃料棒210を備える燃料バンドル200を受け入れるように構成されている。燃料アセンブリ500の各々は、互いに流体連通する第1の部分及び第2の部分を含む。第1の部分は、下方端取付具520と、燃料バンドル200と、上端取付具100とを備える。第2の部分は、共通の核分裂ガスプレナム400を含む。燃料アセンブリ500の第1の部分及び第2の部分は、第1の部分及び第2の部分の中間に位置するマスト300(すなわち、燃料アセンブリ500の第3の部分)を介して流体連絡状態で保持される。
主として図1~4を参照すると、燃料バンドル200は、上述したように複数の燃料棒210を含む。
各燃料棒210のテーパー付き又はネック付き燃料棒部分220は、上端取付具100内の開口又はプレナム流れ接続部110内に受け入れられている。
少なくとも1つの実施例では、くびれた燃料棒部分220は、例えば、一方向弁又は流体ダイオードを含むことができる。
いずれにせよ、燃料棒210は、上端取付具100内のプレナムフロー接続部110と一方向フロー体連絡状態にある。
各燃料棒210の被覆管は、シール溶接されるか、さもなければ、上端取付具100のプレナムフロー接続部110に固着される。
使用中、燃料棒210から放出された核分裂ガスは、プレナム流れ接続部110から、上端取付具100内に画定されたチャネル、毛細管、または流路130内に逃げる。流路130は、燃料棒210の上方に配置されたプレナムフロー接続部110の各々を相互接続(すなわち、流体的に接続)するように、上端取付部100内に画定されている。流路130は、燃料棒210のためのプレナムフロー接続部110の中間に並列列の上端取付具100内に画定されている。流路130は、プレナム流接続部110の周囲の周りで上端取付具100に画定される周囲流路、すなわち周囲流路135と相互接続される。周辺流路135は、図2に示すように、六角形の形状を形成する。プレナムフロー接続部110の中間およびプレナムフロー接続部110の周囲に位置決めされた流路経路の異なるアレイおよび/またはパターンが考えられることが理解されるべきである。例えば、流路130は十字パターンを含むことができる。いずれにせよ、核分裂ガスは、流路130、135を通って、上端取付具100の中央のプレナムヘッダ接続部140(図7参照)を介して上端取付具100から外へ移動する。換言すれば、上端取付具100は、燃料棒210の各々を共通の中央接続点(すなわち、プレナムヘッダ接続部140)に連結する。核分裂ガスは、図5及び図9に示すように、プレナムヘッダ接続部140から上端取付部100の上方に位置するマスト300を通ってタンク、又は共通の核分裂ガスプレナム400に流れる。他の実施形態は、上端取付具100が燃料棒210の各々を、燃料バンドル200の中心にない上端取付具100内の共通収集領域にリンクさせる場合を想定している。
再び図5を参照すると、マスト300は、燃料バンドル200の最も外側の表面を包含する外径よりも小さい外径と、共通のプレナム400の最も外側の表面を包含する外径と内側に画定される大部分の表面を含む。換言すれば、マスト300は、共通の核分裂ガスプレナム400及び燃料バンドル200の幅と比較して、幅方向(例えば、マスト300によって規定される縦軸LAに対して横方向)に小さい。この観点から、マスト300は、例えば、縮径マストと考えられる。さらに、マスト300は、上端取付具100のプレナムヘッダ接続部140を共通のプレナム400に接続する、その中に画定されたパイプライン、すなわち通路320を備える。長手方向軸LAは、マスト300の通路320に沿って延び、マスト300の中心軸を画定する。図示の実施形態では、1つの通路320のみが示されているが、2つ以上の通路を有する他の実施形態も考えられる。燃料棒210内の核燃料材料と流体連通している上端取付具100の流路130、135も、マスト300の通路320を介して共通のプレナム400と流体連通している。少なくとも1つの実施形態では、共通のプレナム400は、減少及び/又は停滞した冷却材流を伴う原子炉の領域内に位置し、従って、図6に例示されているように、従来の原子炉と比較してより大きな体積を占めることができる。
更に、マスト300は、熱交換機器及び原子炉の原子炉冷却材ポンプに対する半径方向(すなわち、縦軸LAに対して横方向)の原子炉冷却材流れを許容する。具体的には、マスト300は、燃料の上方(すなわち、ノズル310内)に、冷却材が燃料バンドル200から出て、一次熱交換器及び/又は原子炉冷却材ポンプなどの原子炉の他の部分内に自由に移動するフロー領域を含む。より具体的には、マスト300は、その底端部(すなわち、燃料バンドル200に最も近いマスト300の端部)にノズル310を備える。ノズル310は、図7に示すように、マスト300と燃料バンドル200の中間に配置される。
主に図7を参照すると、ノズル310の外側は、円錐形状であり、燃料束200の外面からマスト300に向かって先細りになっている。ノズル310は、燃料バンドル200に最も近いより広い部分からマスト300に最も近いより狭い部分に向かって先細になる内部キャビティ305を含む。内部キャビティ305は、例えば、冷却材が燃料バンドル200及び上端取付具100から出た後に内部に冷却材が流れる領域を提供する。内部キャビティ305は、中央円錐部分340が内部キャビティ305によって画定されるように、ノズル310内に配置される。中央円錐部分340は、上端取付具100から上方に延び、その中に画定された通路320の一部を含む。ノズル310は、マスト300のノズル310の周囲に半径方向に離間された開口、すなわち冷却材流路330を含む。図示の実施形態では、6つの冷却材流路330がノズル310内に画定されているが、任意の適切な数の冷却材流路330を利用することができる。冷却材流路330は、以下により詳細に説明するように、上端取付具100内の開口部、すなわち冷却材流路120を通過した後に、冷却材をノズル310から逃がすことを可能にする。
上端取付具100は、機械加工、フライス削り、エッチング、および/または任意の他の適切な機械加工技術などの手段を使用して、片のうちの1つに形成された核分裂ガス流路130、135とともに、2つの片で製造されてもよい。次に、第2の部品を、拡散接合または任意の適切な方法を使用して固定して、例えば上端取付具100などの一体で継ぎ目のない上端取付具またはプレナムヘッダ接続部を形成する。上端取付具100を製造するための他の手段としては、付加的な製造またはインベストメント鋳造が挙げられるが、これらに限定されない。少なくとも1つの実施例では、上端取付具100は、等しい寸法の半径方向の区画を一緒に組み合わせることによって作成される。半径方向の区画は、溶接、接合、または任意の適切な方法によって組み合わせることができる。
主として図3及び図4を参照すると、上端取付具100は、燃料バンドル200を囲む領域(即ち、上端取付具100の下方)から上端取付具100の上方の領域まで、そこを通って冷却材が流れることを可能にする冷却材流路120を備える。図示の実施形態では、冷却材流路120は、燃料棒210の間の空間を占めるような寸法及び形状とされている。しかしながら、他の実施態様は、上端取付具100内の異なるパターン、アレイ、形状、及び大きさの冷却材流路を有することが想定される。少なくとも1つの実施形態では、冷却材流路120は、閉塞の懸念を排除するか、又は従来の燃料アセンブリ上部ノズルに対して圧力損失を著しく増大させるのに十分な大きさである。今日までの設計研究は、燃料棒チャネルに対するフロー面積の>80%;多くの現行の燃料ノズルまたは混合グリッドと競合する値を示している。
上述したように、マスト300の減少された直径部分内に画定されるのは、燃料棒210の内部領域を共通のプレナム400に連結する1つ又は複数の核分裂ガスパイプライン又は通路320である。上端取付具100内の流路130、135、上端取付具100内のプレナムヘッダ接続部140、マスト300内の通路320、及び共通のプレナム400は、伝統的な燃料アセンブリにおける結合プレナム面積に対して200~300%の体積増加を達成することを通してプレナム圧力の大幅な低減を達成するようなサイズのガス収集体積を形成する。プレナム圧力が低下すると、燃料棒被覆が高い曝されるという課題が緩和され、また、燃料の加熱過渡及び燃料の動き(例えば、ドライリフト等)中の加圧も緩和される。共通のプレナム400への通路、流路、および接続部はまた、損傷を受けた場合に輸送パイプ(例えば、通路320)への逆流を防止するために、1つまたは複数の一方向弁を有してもよい。一方向弁は、例えば、核分裂ガス収集体積に沿った任意の点に、および/または燃料棒210の一部として配置されてもよい。
従来の燃料サイクルでは、出力密度、より高いロッド圧力、および短い停止の必要性が、ドライリフト燃料補給(例えば、使用済み燃料アセンブリが、それらの典型的な冷却材が存在しない状態で持ち上げられ、空気または何らかの他のガスによってのみ冷却される燃料補給)をより困難にする。例えば、従来の燃料サイクルは、冷却を強化するために、使用済み燃料のための長い容器内貯蔵時間、及び/又はある量の冷却材と一緒に燃料を持ち上げることを必要とし、全体的に原子炉設計および燃料取扱いを複雑にする。具体的には、燃料は、原子炉容器内の周辺位置に移動され、次いで、冷却材を充填したリフティングコンテナ内に移動されなければならない。ここから、それは持ち上げられ、一時的な保持場所または高減衰熱消費燃料キャスクに移送されてもよい。この周辺位置への移動は、原子炉の冷却材プール内で互いに持ち上げることができる短いアセンブリ(したがって、鉛または他の高速原子炉における押さえつけ特有の課題のための高価なバラストまたはラッチングを必要とする)、または排出されるべき燃料アセンブリを移動させるための空間を作り、部分的に燃焼されたアセンブリを定位置に戻すために容器内でシャッフルされなければならない全高アセンブリのいずれかを必要とする。このシャッフリングは、多数の容器内貯蔵場所を必要とし、容器の大きさと炉内構造物の複雑さの大幅な増加を駆動する。このシャッフリングで必要とされる多くの移動はまた、燃料取扱事故の時間および機会を増加させる。
本開示の少なくとも1つの態様は、炉心内部の燃料位置からの直接的で乾燥したリフトが遮蔽された燃料補給マスト(次いで、乾燥したキャスクに入ることができるように、出力密度、ロッド内圧、及び停止時間圧力を下げることを約束している(例えば、プラントの寿命中に1回又は2回の燃料補給が行われる場合、複数月間の冷却は許容され得る)。これにより、燃料補給装置が簡素化されるだけでなく、容器が縮小し、プラント内の他の燃料補給インフラストラクチャが除去することができる。
主に図9を参照すると、並んで配置された図5からの複数の燃料アセンブリ500の拡大された切り欠き部分が図示されている。上端取付具100及び燃料バンドル200は、各燃料アセンブリ500のダクト510内の燃料アセンブリ500の第1の部分に配置されている。燃料アセンブリ500は、共通又は共有された核分裂ガスプレナム400を使用し、ガスプレナムを燃料棒210から燃料アセンブリ500の第2の部分内のマスト300の上方に位置する共通のプレナム400に再配置し、これは、さもなければ、活性燃料及び炉心出口流領域の上方の容器の未使用体積である。冷却材表面よりはるかに下の燃料の水没は、自然対流と両立する方法での一次熱交換器の位置決めに必要である。共通のプレナム400の追加は、活性炉心領域をはるかに高くすることを可能にしながら、燃料全体の長さにほとんど~全く影響を及ぼさない。これにより、従来の燃料設計と比較して、200%以上の有効燃料質量の増加が可能になる。さらに、活性炉心領域から離れた共通のプレナム400は、キセノン、サマリウム、ガドリニウムなどの不揮発性中性子吸収核分裂生成物が炉心反応度に及ぼす負の影響を低減する。
他のいくつかの高速炉設計と同様に、この概念における燃料アセンブリ構造は、冷却材の表面に浸透する可能性があり、したがって、取り扱いを大幅に容易にする。少なくとも1つの実施形態では、共通の核分裂ガスプレナム400の位置は、冷却材表面にブローチをかけるのに必要な高さを利用し、従って、この余分な長さ及びアセンブリを利用して、燃料補給中の識別情報及び捕捉、並びに保持機能を容易にすることが好都合である。
図10は、図5の燃料アセンブリ500の底部端部の拡大された切欠き部分を示す。燃料棒210を構成する燃料バンドル200は、燃料アセンブリ500のダクト510(すなわち、燃料アセンブリ500の第1の部分)内に配置されている。燃料アセンブリ500の下方端取付具520は、冷却材の進入のための複数の入口穴540を含む底部延長部分530を備える。冷却材は、入口孔540内に、下方端取付具520内に、燃料バンドル200内の燃料棒210の周りに、上端取付具100の冷却材流路120を通って流入し、例えばマスト300のノズル310内のクーラント流路330から流出する。
鉛または鉛-ビスマスのような重い液体金属冷却材の場合、液体金属の上方に上昇する燃料アセンブリ500のような長い燃料アセンブリは、複雑な内部構造、ラッチ、または高価なバラストなしに、燃料のより容易な保持を可能にする(注、これらの冷却材では、冷却材が燃料よりも密度が高い場合、燃料は積極的に浮揚し、浮揚する傾向がある)。主に図6を参照すると、矢印DFは、燃料アセンブリ500のような、燃料アセンブリに加えられる下向きの垂直保持力を示す。炉心および炉心出口流の上方の位置のために、核分裂ガスは、主に比較的低い温度領域(すなわち、棒内温度に対して)にあり、したがって、所与の放出された核分裂ガスモル内容および燃料曝露で共通の核分裂ガスプレナムの圧力を低下させる。
一般的な核分裂ガスプレナム400は、容器の大きな、未使用の部分内に位置するため、燃料棒又は他の概念において一般的に実用的であろう体積よりも大きな体積を有する。更に、それは、従来の燃料棒内核分裂ガスプレナと比較して、最も高いフルエンス領域、即ち、コアから離れた位置にあり、かくして、核分裂ガス圧とプレナム壁への照射損傷を低下させ;これは、破壊に対する機械的余裕を増大させる。
共通の核分裂ガスプレナム400を流動する冷却材流から離して配置することにより、流れによって引き起こされる腐食/エロージョンに関連する材料選択の課題を軽減することができる。
もし、燃料棒210が漏洩を発生させれば、漏洩からの核分裂ガス放出は、漏洩後に発生する核分裂ガスに限定されるであろう。燃料棒210及び共通のプレナム400の入口内の逆止弁(又は流体ダイオード)は、共通のプレナム400内の以前に生成(及び貯蔵)された核分裂ガスが原子炉冷却材系に漏出するのを排除するであろう。さらに、逆止弁(または流体ダイオード)は、通路320、プレナムヘッダ接続部140、および/または上端取付け具100の流路130、135内の以前に生成された(および格納された)核分裂ガスが原子炉冷却材システム内に漏れるのを防止することができる。
本開示の少なくとも1つの態様は、個々の燃料棒プレナを採用する従来の設計では実用的でないプレナム圧力を監視することを可能にする。共通のプレナム圧力を監視することにより、漏洩燃料棒を含む燃料アセンブリを識別することができる。
プレナムタンクが大きいため、圧力が低下すると、燃料アセンブリの漏れに関する懸念が緩和される可能性がある。さらに、おそらく、共通のプレナムの制御された通気/収集を行う能力は、他の手段が漏れているアセンブリに対処/軽減することを可能にし得る。
所与の容器サイズ内の低い出力密度、低いロッド圧力、燃料補給の頻度の低さ、および冷却材表面の上または近くに位置することによる燃料処理の容易さは、各位置でのドライリフト燃料補給を可能にし、これらのシステムおよびプラントレイアウト/サイズのコストを大幅に緩和する。冷却材内シャッフリングを伴わない直接抽出は、多くの他の燃料補給スキームと比較して注目すべき単純化である。
共通のプレナム400を、燃料要素210及び上端取付具100を含む活性燃料領域(例えば、燃料バンドル200)から分離する「カットアンドピンチ」方法(例えば、石油堀削装置の噴出防止装置で使用される方法と同様の方法)を、減少された直径のマスト部300、即ち、燃料アセンブリ500の第3の部分で利用することができる。「カットアンドピンチ」方法論は、使用済燃料又は損傷したアセンブリの長期貯蔵を容易にすることができる(容器内及びキャスク内の両方において)。
燃料棒被覆管へのストレスが低ければ、超長時間の燃料サイクルの実施が容易になり、その結果、使用済み燃料インフラストラクチャの必要性が減り、燃料補給作業中の使用済み燃料の転用の可能性への懸念が減る。これらの利点は、特に、成熟した燃料サイクルのインフラストラクチャ/セーフガードがない国の原子炉に適用される。
本開示の少なくとも1つの態様は、プール型原子炉に配置することができる燃料負荷全体の実質的な増加を可能にし、核分裂ガス圧力を減少させ、液体金属または塩冷却材を使用するプール型プラントにおける燃料補給課題を容易にする。それは、燃料補給間隔を20年以上に延長する可能性を提供しつつ行われる。これにより、顧客は、頻繁に使用することを意図した、原子力アイランドの不可欠な部分である燃料補給装置を購入することを回避することができる。これは、プラント全体のレイアウトを単純化し、全資本化期間(およびより長い期間)にわたって保証された燃料コストを提供し、生成される使用済み燃料の体積を減少させ、拡散抵抗性を増加させ、さもなければ成熟した燃料サイクルインフラストラクチャ/セーフガードの欠如によって挑戦されるであろう市場へのアクセスを容易にする。コストの節約がもたらされる。他の利点は明らかであろう。
本明細書に記載される主題の様々な態様は、以下の実施例に記載される。
実施例1-容器を有し、さらに容器内に冷却材を配置する原子炉で使用するための燃料アセンブリ。燃料アセンブリは、第1の部分と第2の部分とを備える。第1部分は、細長いダクトと、その中に形成された複数の流路を含むプレナムヘッダ接続部と、細長いダクトの中に配置された複数の燃料要素とを備える。各燃料要素は、その中に形成された内部領域を含む被覆管を含む。内部領域は、その中に位置する核燃料物質を含む。複数の燃料要素の内部領域は、複数の流路と流体連通している。第2の部分は、プレナムヘッダ接続部の複数の流路と流体連通する共通の核分裂ガスプレナムを含む。共通の核分裂ガスプレナムは、他の点では使用されていない容器の部分に配置される。共通の核分裂ガスプレナムは、原子炉の運転中に核燃料材料によって生成される核分裂ガスの量を受け取るように構成される。
実施例2-燃料アセンブリが、冷却材によって燃料アセンブリに加えられる摩擦力、形状抗力、及び浮力のうちの少なくとも1つに抵抗し、複数の燃料要素を冷却材内に保持するように、燃料アセンブリに加えられる保持力を有するように構成される、実施例1に記載の燃料アセンブリ。
実施例3-燃料アセンブリが、第1の部分と第2の部分との中間に配置された第3の部分を含み、第3の部分が、第1の部分と第2の部分とを互いに流体連通させる通路を含む、実施例1または2に記載の燃料アセンブリ。
実施例4-第1の部分が、第1の直径内に画定された第1の最外面を含み、第2の部分が、第2の直径内に画定された第2の最外面を含み、第3の部分が、第1の直径よりも小さい第3の直径内に画定された第3の最外面を含む、実施例3に記載の燃料アセンブリ。
実施例5-第3の直径が第2の直径よりも小さい、実施例4の燃料アセンブリ。
実施例6-前記共通の核分裂ガスプレナム、前記通路、前記流路、前記プレナムヘッダ接続部、及び前記複数の燃料要素のうちの少なくとも1つが、前記共通の核分裂ガスプレナムから前記複数の燃料要素に向かう方向に核分裂ガスが流れないように抵抗する逆止弁を含む、実施例3、4、又は5の燃料アセンブリ。
実施例7-逆止弁が流体ダイオードを含む、実施例6の燃料アセンブリ。
実施例8-前記プレナムヘッダ接続部が、その中に画定された複数の冷却材流路を備える、実施例1、2、3、4、5、6又は7の燃料アセンブリ。
実施例9-プレナムヘッダ接続部が、プレナムヘッダ接続部の複数の流路を第3の部分の通路に流体接続するように構成された中央収集通路をさらに備える、実施例3、4、5、6、又は7の燃料アセンブリ。
実施例10-容器を有し、さらに容器内に位置する冷却材を有する、原子炉で使用するための燃料アセンブリ。燃料アセンブリは、燃料バンドル、プレナムヘッダ接続部、細長いマスト、及び共通の核分裂ガスプレナムを備える。燃料バンドルは、複数の燃料要素を含む。各燃料要素は、その中に位置決めされた核燃料材料を含む。プレナムヘッダ接続部は、その中に画定された複数の通路を含む。プレナムヘッダ接続部は、燃料バンドル上に配置される。複数の通路は、核燃料物質と流体連通している。細長いマストは、燃料バンドルから延び、内部通路を備える。共通の核分裂ガスプレナムは、細長いマストから延びている。内部通路は、共通の核分裂ガスプレナムをプレナムヘッダ接続部の複数の通路に接続し、その結果、共通の核分裂ガスプレナムは、原子炉の操作中に核燃料材料によって生成された量の核分裂ガスを受け入れるように構成される。共通の核分裂ガスプレナムは、他の点では使用されていない容器の部分に配置される。
実施例11-燃料アセンブリは、冷却材によって燃料アセンブリに加えられる摩擦力、形状抗力、及び浮力のうちの少なくとも1つに抵抗し、冷却材内に位置する複数の燃料要素を保持するように、燃料アセンブリに加えられる保持力を有するように構成される、実施例10に記載の燃料アセンブリ。
実施例12-前記燃料バンドルが、第1の直径内に画定された第1の最外表面を含み、前記共通の核分裂ガスプレナムが、第2の直径内に画定された第2の最外表面を含み、前記細長いマストが、前記第1の直径よりも小さい第3の直径内に画定された第3の最外表面を含む、実施例10又は11に記載の燃料アセンブリ。
実施例13-第3の直径が第2の直径よりも小さい、実施例12の燃料アセンブリ。
実施例14-前記共通の核分裂ガスプレナム、前記内部通路、前記通路、前記プレナムヘッダ接続、及び前記複数の燃料要素のうちの少なくとも1つが、前記共通の核分裂ガスプレナムから前記複数の燃料要素に向かう方向に核分裂ガスが流れないよう抵抗する逆止弁を含む、実施例10、11、12、又は13の燃料アセンブリ。
実施例15-逆止弁が流体ダイオードを含む、実施例14の燃料アセンブリ。
実施例16-プレナムヘッダ接続部が中央収集通路をさらに含み、中央収集通路がプレナムヘッダ接続部の複数の通路を細長いマストの内部通路に流体的に接続する、実施例10、11、12、13、14、又は15の燃料アセンブリ。
実施例17-原子炉内の燃料アセンブリと共に使用するための核分裂ガスプレナムヘッダ接続部を形成する方法。燃料アセンブリは、複数の燃料要素を含む。本方法は、第1の部分内の材料を機械加工、エッチング、又は他の方法で除去することによって流路を形成するステップと、使用中に燃料アセンブリから放出される核分裂ガスがその中を進むことを可能にするように構成された内部流路を含む一体で継ぎ目のないプレナムヘッダ接続部を形成するために、第2の部分を第1の部分に拡散接合するステップとを含む。
実施例18-内部に複数のプレナムフロー接続部を形成するために、前記一体で継ぎ目のないプレナムヘッダ接続部から材料を機械加工、エッチング、又はその他の方法で除去する工程をさらに含み、各プレナムフロー接続が、前記燃料アセンブリの前記燃料要素のうちの1つの端部を受け入れるように構成される、実施例17に記載の方法。
実施例19-前記内部流路は、前記内部流路及び前記複数のプレナムフロー接続が互いに流体連通するように、前記複数のプレナムフロー接続と相互接続する、実施例18に記載の方法。
実施例20-原子炉の冷却材のための流路を形成するために、プレナムヘッダ接続部から材料を機械加工、エッチング、または他の方法で除去する工程をさらに含む、実施例18又は19に記載の方法。
特定の実施形態を詳細に説明したが、当業者であれば、本開示の全ての教示に照らして、これらの詳細に対する様々な修正形態および代替形態を開発することができ、例示的な実施形態のうちの1つ又は複数の選択された要素を、開示された概念の範囲から逸脱することなく、他の実施形態からの1つ又は複数の要素と組み合わせることができることを理解されよう。したがって、開示された特定の実施形態は、例示的なものにすぎず、添付の特許請求の範囲およびその任意のおよびすべての均等物の全範囲が与えられるべき本開示の範囲を限定するものではないことが意図されている。
当業者は、一般的に、本明細書で使用される用語、特に添付の特許請求の範囲で使用される用語(例えば、添付の特許請求の範囲の本体)は、一般的に「オープン」用語(例えば、「含んでいる」を含むがこれに限定されない)として解釈されるべきであり、用語「有している」は「少なくとも有している」と解釈されるべきであり、用語「含んでいる」は「含んでいるがこれに限定されない」などとして解釈されるべきであり、さらに、導入された特許請求の範囲の特定の数の記載が意図される場合、そのような意図はクレームに明示的に記載され、そのような記載がない場合、例えば、理解を助けるために、添付の特許請求の範囲は、クレームの記載を導入するための導入用語「少なくとも1つ」及び「1つ以上」の使用を含むことができるが、そのような用語の使用は、以下のように解釈されるべきではない 不明確な物品「a」又は「an」によるクレームの記載の導入は、当該導入されたクレームの記載を含む特定のクレームを、たとえ同じクレームが「1以上」又は「少なくとも1以上」の導入語句及び「a」又は「an」(例えば、「a」及び/又は「an」は、典型的には「少なくとも1以上」又は「1以上」を意味すると解釈されるべきである)のような不明確な物品を含む場合であっても、当該導入されたクレームの記載を1のみを含むクレームに限定するものであり、クレームの記載を導入するために使用さ。
さらに、たとえ導入された請求項列挙の特定の数が明示的に列挙されたとしても、当業者は、そのような列挙が、典型的には、少なくとも列挙された数を意味すると解釈されるべきであることを認識するであろう(例えば、他の修飾語なしの「2つの列挙」の裸の列挙は、典型的には、少なくとも2つの列挙、又は2つ以上の列挙を意味する)。さらに、「A、B、及びCなどのうちの少なくとも1つ」に類似する規約が使用される場合、一般に、そのような構成は、当業者がその規約を理解することを意図する(例えば、「A、B、及びCのうちの少なくとも1つを有するシステム」は、A単独、B単独、C単独、A及びB単独、A及びB単独、AおよびC単独、A及びC単独、BおよびC単独、ならびに/またはA、BおよびC単独などを有するシステムを含むが、それらに限定されない)。「A、B、又はCなどのうちの少なくとも1つ」に類似する規約が使用される場合、一般に、そのような構成は、当業者がその規約を理解することを意図する(例えば、「A、B、又はCのうちの少なくとも1つを有するシステム」は、A単独、B単独、C単独、A及びB同士、A及びC同士、BおよびC同士、及び/又はA、BおよびC同士などを有するシステムを含むが、それらに限定されない)。さらに、当業者であれば、典型的には、説明、特許請求の範囲、又は図面のいずれかにおいて、2つ以上の代替用語を提示する分離語及び/又は句は、文脈が別段の指示をしない限り、用語のうちの1つ、用語のうちのいずれか、又は両方の用語を含む可能性を企図するものと理解されるべきであることを理解されたい。例えば、語句「A又はB」は、典型的には、「A」又は「B」又は「A及びB」の可能性を含むと理解される。
添付の特許請求の範囲に関して、当業者は、その中に列挙された動作が、一般に、任意の順序で実行され得ることを理解するであろう。また、さまざまな動作フロー図がシーケンスで提示されているが、さまざまな動作は、図示されている順序以外の順序で実行されてもよく、又は同時に実行されてもよいことを理解されたい。そのような代替順序付けの例は、文脈が別段の指示をしない限り、オーバーラップ、インターリーブ、中断、並べ替え、増分、準備、補足、同時、逆、又は他の変形順序付けを含むことができる。さらに、「に応答する」、「に関連する」、または他の過去の形容詞のような用語は、文脈が別段の指示をしない限り、一般に、そのような変形例を除外することを意図しない。
「1つの態様」、「1つの態様」、「例示」、「1つの例示」などへの言及は、その態様に関連して説明された特定の特徴、構造、又は特性が少なくとも1つの態様に含まれることを意味し、したがって、本明細書全体の様々な場所における「1つの態様において」、「1つの態様において」、「1つの例示において」、及び「1つの例示において」という語句の出現は、必ずしもすべて同じ態様を指しているわけではないことに留意されたい。さらに、特定の特徴、構造、又は特性は、1つ又は複数の態様において任意の適切な方法で組み合わせることができる。
本明細書で言及され、及び/又は任意の出願データシートに列挙された任意の特許出願、特許、非特許公開、または他の開示材料は、組み込まれた材料が本明細書と矛盾しない範囲で、参照により本明細書に組み込まれる。したがって、必要な範囲で、本明細書に明示的に記載される開示は、参照により本明細書に組み込まれる任意の矛盾する材料に取って代わる。参照により本明細書に組み込まれると言われているが、本明細書に記載されている既存の定義、ステートメント、又は他の開示材料と矛盾する任意の材料又はその一部は、組み込まれた材料と既存の開示材料との間に矛盾が生じない範囲でのみ組み込まれる。
用語「備える」(及び「備える」及び「備える」などの任意の形成)、「有する」(ならびに「有する」及び「有する」などの任意の形成)、「含む」(及び「含む」及び「含む」などの任意の形成)、及び「含む」(及び「含む」などの任意の形成)は、動詞を結び付けるオープンエンドである。結果として、「備える」、「有する」、「有する」又は「含む」又は「含む」1つまたは複数の要素は、それらの1つ又は複数の要素のみを有するが、それらの1つまたは複数の要素のみを有することに限定されない。同様に、「備える」、「有する」、「有する」、「含む」または「含む」システム、デバイス、又は「含む」装置の要素は、それらの1つ又は複数の特徴を有するが、それらの1つ又は複数の特徴のみを有することに限定されない。
要約すると、本明細書に記載の概念を採用することから生じる多くの利点が記載されている。1つ又は複数の形態の前述の説明は、例示および説明の目的で提示されている。これは、網羅的であることも、開示された厳密な形態に限定することも意図されていない。上記の教示に照らして、修正又は変形が可能である。1つ又は複数の形態は、原理および実用的な適用を例示するために選択され、説明され、それによって、当業者が、意図される特定の使用に適した様々な形態および様々な修正を利用することを可能にした。本明細書で提出される特許請求の範囲は、全体的な範囲を定義することが意図される。

Claims (20)

  1. 容器を有し、さらに前記容器内に配置された冷却材を有する原子炉で使用するための燃料アセンブリであって、
    第1の部分と、
    第2の部分と、を備え、
    前記第1の部分は、
    細長いダクトと、
    複数の流路が形成されたプレナムヘッダ接続部と、
    前記細長いダクト内に位置決めされた複数の燃料要素と、を備え、
    各燃料要素は、その中に形成された内部領域を含む被覆管を備え、
    前記内部領域は、その中に位置決めされた核燃料材料を含み、
    前記複数の燃料要素の内部領域は、前記複数の流路と流体連通しており、
    前記第2の部分は、
    前記プレナムヘッダ接続部の前記複数の流路と流体連通している共通の核分裂ガスプレナムを備え、
    前記共通の核分裂ガスプレナムは、前記容器の他の未使用部分内に位置決めされ、
    前記共通の核分裂ガスプレナムは、前記原子炉の運転中に前記核燃料材料によって生成される核分裂ガスの量を受け取るように構成される、燃料アセンブリ。
  2. 前記燃料アセンブリは、前記冷却材によって前記燃料アセンブリに加えられる摩擦力、形状抗力、および浮力のうちの少なくとも1つに抵抗し、前記複数の燃料要素を前記冷却材内に保持するために、保持力が加えられるように構成される、請求項1に記載の燃料アセンブリ。
  3. 前記燃料アセンブリは、前記第1の部分と前記第2の部分との中間に配置された第3の部分を備え、
    前記第3の部分は、前記第1の部分と前記第2の部分とを互いに流体連通させる通路を含む、請求項1に記載の燃料アセンブリ。
  4. 前記第1の部分は、第1の直径内に画定された第1の最外面を含み、
    前記第2の部分は、第2の直径内に画定された第2の最外面を含み、
    前記第3の部分は、前記第1の直径よりも小さい第3の直径内に画定された第3の最外面を含む、請求項3に記載の燃料アセンブリ。
  5. 前記第3の直径は、前記第2の直径よりも小さい、請求項4に記載の燃料アセンブリ。
  6. 前記共通の核分裂ガスプレナム、前記通路、前記流路、前記プレナムヘッダ接続部、及び前記複数の燃料要素のうちの少なくとも1つは、前記共通の核分裂ガスプレナムから前記複数の燃料要素に向かう方向に核分裂ガスが流れないよう抵抗する逆止弁を含む、請求項3に記載の燃料アセンブリ。
  7. 前記逆止弁が流体ダイオードを備える、請求項6に記載の燃料アセンブリ。
  8. 前記プレナムヘッダ接続部は、その中に画定された複数の冷却材流路を備える、請求項1に記載の燃料アセンブリ。
  9. 前記プレナムヘッダ接続部は、前記プレナムヘッダ接続部の前記複数の流路を前記第3の部分の前記通路に流体接続するように構成された中央収集通路をさらに備える、請求項3に記載の燃料アセンブリ。
  10. 容器を有し、さらに前記容器内に配置された冷却材を有する原子炉で使用するための燃料アセンブリであって、
    複数の燃料要素を含む燃料バンドルであって、
    各燃料要素は、その中に位置決めされた核燃料材料を含む、前記燃料バンドルと、
    内部に画定された複数の通路を含むプレナムヘッダ接続部であって、プレナムヘッダ接続部は前記燃料バンドル上に配置され、前記複数の通路は前記核燃料材料と流体連通している、前記プレナムヘッダ接続部と、
    燃料バンドルから延びる細長いマストであって、内部通路を含む前記細長いマストと、
    前記細長いマストから延びる共通の核分裂ガスプレナムであって、前記内部通路が前記共通の核分裂ガスプレナムを前記プレナムヘッダ接続部の複数の通路に接続し、その結果、前記共通の核分裂ガスプレナムは、前記原子炉の運転中に前記核燃料材料によって生成された核分裂ガスの量を受け取るように構成され、前記共通の核分裂ガスプレナムは、前記容器の他の未使用部分内に配置される、前記共通の核分裂ガスプレナムと、を備える、燃料アセンブリ。
  11. 前記燃料アセンブリは、前記冷却材によって前記燃料アセンブリに加えられる摩擦力、形状抗力、及び浮力のうちの少なくとも1つに抵抗し、前記冷却材内に位置する前記複数の燃料要素を保持するために、それに加えられる保持力を有するように構成される、請求項10に記載の燃料アセンブリ。
  12. 前記燃料バンドルが、第1の直径内に画定された第1の最外表面を含み、
    前記共通の核分裂ガスプレナムが、第2の直径内に画定された第2の最外表面を含み、
    前記細長いマストが、前記第1の直径よりも小さい第3の直径内に画定された第3の最外表面を含む、請求項10に記載の燃料アセンブリ。
  13. 前記第3の直径は、前記第2の直径よりも小さい、請求項12に記載の燃料アセンブリ。
  14. 前記共通の核分裂ガスプレナム、前記内部通路、前記通路、前記プレナムヘッダ接続部、及び前記複数の燃料要素のうちの少なくとも1つは、前記共通の核分裂ガスプレナムから前記複数の燃料要素に向かう方向に核分裂ガスが流れないよう抵抗する逆止弁を含む、請求項10に記載の燃料アセンブリ。
  15. 前記逆止弁が流体ダイオードを備える、請求項14に記載の燃料アセンブリ。
  16. 前記プレナムヘッダ接続部は、中央収集通路をさらに含み、
    前記中央収集通路は、前記プレナムヘッダ接続部の前記複数の通路を前記細長いマストの前記内部通路に流体的に接続する、請求項10に記載の燃料アセンブリ。
  17. 原子炉内の燃料アセンブリと共に使用するための核分裂ガスプレナムヘッダ接続部を形成する方法であって、前記燃料アセンブリは複数の燃料要素を含み、以下のステップ:
    機械加工、エッチング、又は他の方法で第1の部分内の材料を除去することによって流路を形成すること、及び
    第2の部分を前記第1の部分に拡散接合し、使用中に前記燃料アセンブリから放出された核分裂ガスがその中を移動することを可能にするように構成された内部流路を備える、一体で継ぎ目のないプレナムヘッダ接続部を形成すること、を含む、方法。
  18. 前記一体で継ぎ目のないプレナムヘッダ接続部から、材料を機械加工、エッチング、又は他の方法で除去して、その中に複数のプレナムフロー接続部を形成する工程をさらに含み、
    各プレナムフロー接続部は、前記燃料アセンブリの燃料要素のうちの1つの端部を受け入れるように構成される、請求項17に記載の方法。
  19. 前記内部流路は、前記内部流路及び前記複数のプレナムフロー接続部が互いに流体連通するように、前記複数のプレナムフロー接続部と相互接続する、請求項18に記載の方法。
  20. 前記原子炉の冷却材のための流路を形成するために、前記一体で継ぎ目のないプレナムヘッダ接続部から材料を機械加工、エッチング、または他の方法で除去するステップをさらに含む、請求項19に記載の方法。
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