JP2022529216A - 衝突を防止するためのシステム及び方法 - Google Patents

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Abstract

物理的実体から、侵入ゾーンへの物体の侵入を検出するための方法。方法は、それぞれ第1及び第2の有向ビームによって距離を測定する少なくとも第1及び第2の距離測定センサを物理的実体に設けるステップと、物理的実体から離れた位置に存在する交点で少なくとも対をなして互いに交わるそれぞれの第1及び第2の方向に、物理的実体からの第1及び第2のセンサから出て配向される第1及び第2のビームによって侵入ゾーンを画定するステップと、第1及び第2のビームの各々に対して、物体によるビームの遮断を監視し、遮断の瞬間に、ビームを放出する第1又は第2のセンサから物体を隔てている距離を測定するステップと、測定された距離がそれぞれの第1及び第2の決定済み閾値未満の値を有する場合、監視された遮断から、及び第1及び第2のビームの少なくともサブセットからの測定された距離から侵入を検出するステップとを含む。【選択図】 図6

Description

本発明は、物理的実体、例えば、車両の周り、又は特定の場所における2次元又は3次元侵入ゾーンを物体による侵入から保護することを目的としたシステム及び方法に関する。
現在の無人搬送車(AGV)衝突防止システムは、ほとんどがレーザスキャナー、並列超音波のアレイ、レーダー又は2D(2次元)カメラに基づいており、これらのほとんどはAGVの周囲又はAGVの中心点に配置され、AGVの周囲を知覚し、障害物によって反射されたビームを受け取る半導体/センサによって障害物を検出する。
代替システムでは、複数のレーザスキャナーがAGVに使用されているが、それは、それらの放射状の有効範囲が、例えば事例に応じてAGVの両側、AGVの周りの360°又は3つの側面をカバーすることを保証するためにすぎない。図1は、従来技術による集中管理衝突防止システムの略図を含んでおり、複数のビームがAGVの中心点から出て、中心点は円として表され、AGVは隅が丸くなった長方形として表されている。これらのビームは、円から出る8本の直線で表されている。
本発明は、衝突を防止するための代替システム及び方法を見出すべく試行している。
第1の態様では、本発明は、物理的実体から、侵入ゾーンへの物体の侵入を検出するための方法を提供する。方法は、それぞれ第1の有向ビーム及び第2の有向ビームによって距離を測定する少なくとも第1の距離測定センサ及び第2の距離測定センサを物理的実体に設けるステップと、物理的実体から離れた位置に存在する交点で少なくとも対をなして互いに交わるそれぞれの第1の方向及び第2の方向に、物理的実体からの第1のセンサ及び第2のセンサから出て配向される第1のビーム及び第2のビームによって侵入ゾーンを画定するステップと、第1のビーム及び第2のビームの各々に対して、物体によるビームの遮断を監視し、遮断の瞬間に、ビームを放出する第1のセンサ又は第2のセンサから物体を隔てている距離を測定するステップと、測定された距離がそれぞれの第1の決定済み閾値及び第2の決定済み閾値未満の値を有する場合、監視された遮断から、及び第1のビーム及び第2のビームの少なくともサブセットからの測定された距離から侵入を検出するステップとを含む。
好ましい実施形態では、侵入ゾーンは、3次元であり、方法は、第3の有向ビームをもたらす少なくとも第3の距離測定センサを物理的実体に設けるステップをさらに含む。侵入ゾーンを画定するステップは、物理的実体から離れた位置に存在するさらなる交点で、第1の方向、第2の方向、及び物理的実体に設けられている第4の距離測定センサからの第4の有向ビームの第4の方向のうちの少なくとも1つと交わる第3の方向に、物理的実体からの第3の距離測定センサから出て配向される第3の有向ビームも利用する。監視するステップは、第3の有向ビームに対しても、物体による第3の有向ビームの遮断を監視し、遮断の瞬間に、第3の有向ビームを放出する第3の距離測定センサから物体を隔てている距離を測定するステップを含む。侵入を検出するステップは、測定された距離が少なくとも第3の決定済み閾値未満の値を有する場合、第3の有向ビームの監視された遮断からも検出する。物体の最小物体サイズ又は幾何構造の仮定に基づいて、複数の有向ビームが配置される。
さらなる好ましい実施形態では、第1の有向ビーム及び第2の有向ビームは、物理的実体が乗っている地面に対して実質的に平行な第1の平面を画定し、第3の有向ビーム及び第4の有向ビームは、第1の平面に対して非平行な第2の平面を画定する。
さらなる好ましい実施形態では、物理的実体の周囲は、複数の側部に分割され、第1の距離測定センサ及び第2の距離測定センサは、これらの複数の側部のうちの第1の側部の前方に、物理的実体から出る方向に侵入ゾーンを画定するように構成される。
さらなる好ましい実施形態では、複数の側部のうちの第1の側部とは異なる少なくとも1つのさらなる側部に対して、方法は、対応するさらなる対の距離測定センサを設けるステップをさらに含み、その対応するさらなる対の距離測定センサは、侵入ゾーンを画定するステップに従って、複数の側部のうちの前記さらなる側部の前方にさらなる侵入ゾーンを画定するように構成され、方法は、第1の距離測定センサ及び第2の距離測定センサを使用して適用される対応するステップと同様に、さらなる対の距離測定センサに対するさらなる監視ステップ及び検出ステップを含む。
さらなる好ましい実施形態では、方法は、複数の側部のうちの第1の側部の前方への侵入を検出するために、それぞれ第5の有向ビーム及び第6の有向ビームによって距離を測定する第5の距離測定センサ及び第6の距離測定センサを設けるさらなるステップをさらに含み、第5の距離測定センサ及び第6の距離測定センサは、第5のビームを第1のビームに対して平行に導き、第6のビームを第2のビームに対して平行に導き、それぞれ第2のビーム及び第1のビームと交わるように構成され、したがって侵入ゾーンへの物体の侵入の検出における冗長性を追加する。
さらなる好ましい実施形態では、物理的実体は移動デバイスである。
さらなる好ましい実施形態では、方法は、少なくとも第1のデバイス及び第1のデバイスとは異なる第2のデバイスを物理的実体に設けるステップをさらに含み、第1のデバイス及び第2のデバイスは、それぞれ少なくとも第1の距離測定センサ及び第2の距離測定センサを備える。
さらなる好ましい実施形態では、方法は、少なくとも第1のデバイス及び第1のデバイスとは異なる第2のデバイスを物理的実体に設けるステップをさらに含み、第1のデバイスは少なくとも第1の距離測定センサ及び第3の距離測定センサを備え、第2のデバイスは少なくとも第2の距離測定センサ及び第4の距離測定センサを備える。
第2の態様では、本発明は、物理的実体から、侵入ゾーンへの物体の侵入を検出するためのシステムを提供する。システムは、それぞれ第1の有向ビーム及び第2の有向ビームによって距離を測定するように構成される少なくとも第1の距離測定センサ及び第2の距離測定センサであって、第1のビーム及び第2のビームは、物理的実体から離れた位置に存在する交点で少なくとも対をなして互いに交わるそれぞれの第1の方向及び第2の方向に、物理的実体からの第1のセンサ及び第2のセンサから出て配向されることによって侵入ゾーンを画定するように構成される、少なくとも第1の距離測定センサ及び第2の距離測定センサと、第1のビーム及び第2のビームの各々に対して、物体によるビームの遮断を監視し、且つ、遮断の瞬間に、ビームを放出する第1のセンサ又は第2のセンサから物体を隔てている距離を測定するように構成される監視手段と、測定された距離がそれぞれの第1の決定済み閾値及び第2の決定済み閾値未満の値を有する場合、監視された遮断から、及び第1のビーム及び第2のビームの少なくともサブセットからの測定された距離から侵入を検出するように構成される検出手段とを備える。
さらなる好ましい実施形態では、侵入ゾーンは3次元であり、システムは、物理的実体に取り付けられることが意図され、第3の有向ビームをもたらすことができる少なくとも第3の距離測定センサ手段をさらに備え、第3の有向ビームは、物理的実体から離れた位置に存在するさらなる交点で、第1の方向、第2の方向、及び物理的実体に取り付けられることが意図される第4の距離測定センサからの第4の有向ビームの第4の方向のうちの少なくとも1つと交わる第3の方向に、物理的実体からの第3の距離測定センサから出て配向されることによって侵入ゾーンをさらに画定するように構成される。監視手段は、第3の有向ビームに対して、物体による第3の有向ビームの遮断を監視し、且つ、遮断の瞬間に、第3の有向ビームを放出する第3の距離測定センサから物体を隔てている距離を測定するようにさらに構成される。検出手段は、測定された距離が少なくとも第3の決定済み閾値未満の値を有する場合、第3の有向ビームの監視された遮断から侵入を検出するようにさらに構成される。物体の最小物体サイズ及び/又は幾何構造の仮定に基づいて、複数の有向ビームが配置される。
さらなる好ましい実施形態では、第1の有向ビーム及び第2の有向ビームは、物理的実体が乗っている地面に対して実質的に平行な第1の平面を画定し、第3の有向ビーム及び第4の有向ビームは、第1の平面に対して非平行な第2の平面を画定する。
さらなる好ましい実施形態では、システムは、監視手段及び検出手段を実装するように構成される処理手段をさらに備える。
さらなる好ましい実施形態では、システムは、少なくとも第1のデバイス及び第1のデバイスとは異なる第2のデバイスをさらに備え、第1のデバイス及び第2のデバイスは、物理的実体に取り付けられることが意図され、それぞれ第1の距離測定センサ及び第2の距離測定センサを備える。
さらなる好ましい実施形態では、第1のデバイス及び第2のデバイスのうちのいずれか一方は、処理手段を備える。
さらなる好ましい実施形態では、システムは、第1の距離測定センサと第2の距離測定センサとの間に、第1の距離測定センサ及び第2の距離測定センサから監視手段へ信号を送信するように構成される電気リンクをさらに備える。
さらなる好ましい実施形態では、第1の距離測定センサ及び第2の距離測定センサは、単一点センサ、多重ピクセルセンサ、単一点「微小」視野(FoV)飛行時間(ToF)センサ、3D(3次元)カメラ、超音波、レーダー、又は距離を測定することができる任意の他のデバイスを含むリストのうちのいずれか1つである。
本発明は、好ましい実施形態の例についての説明から、及び添付の図を参照することにより、より良好に理解されよう。
従来技術による衝突防止システムの略図である。 本発明の例示的実施形態によるシステムの略図である。 本発明のさらなる例示的実施形態によるシステムの略図である。 本発明のさらなる例示的実施形態によるシステムの略図である。 本発明のさらなる例示的実施形態によるシステムの略図である。 本発明のさらなる例示的実施形態による、無人搬送車(AGV)上で実装されたシステムの略図である。 本発明のさらなる例示的実施形態による侵入ゾーンの画定を有する無人搬送車(AGV)上で実装されたシステムの略図である。 本発明のさらなる例示的実施形態による複数の侵入ゾーン画定を2次元で示す図である。 本発明のさらなる例示的実施形態による3次元侵入ゾーン画定を示す図である。 本発明のさらなる例示的実施形態による3次元侵入ゾーンを作り出すための概略構成を示す図である。 本発明のさらなる例示的実施形態による、物理的実体の側面に作り出される侵入ゾーンのコンピュータシミュレーションを示す図である。 本発明のさらなる例示的実施形態による、物理的実体の側面に作り出される侵入ゾーンのコンピュータシミュレーションを示す図である。 本発明のさらなる実施形態による、同じ物理的実体の全周囲の周りに作り出される侵入ゾーンのコンピュータシミュレーションを示す図である。 侵入ゾーンの具体的に画定された領域が強調されているコンピュータシミュレーションを示す図である。 本発明のさらなる例示的実施形態による、6自由度で動くことができる物理的実体の周りに3次元侵入ゾーンを画定するためのコンピュータシミュレーションを示す図である。 本発明のさらなる例示的実施形態による、6自由度で動くことができる物理的実体の周りに3次元侵入ゾーンを画定するためのコンピュータシミュレーションを示す図である。 本発明のさらなる例示的実施形態による、6自由度で動くことができる物理的実体の周りに3次元侵入ゾーンを画定するためのコンピュータシミュレーションを示す図である。 本発明のさらなる例示的実施形態による、6自由度で動くことができる物理的実体の周りに3次元侵入ゾーンを画定するためのコンピュータシミュレーションを示す図である。 本発明による方法の好ましい実施形態を示すフローチャートである。 本発明のさらなる例示的実施形態によるシステムの略図である。
本発明は、物理的実体の周囲の2次元又は3次元侵入ゾーンを侵入から保護することを目的としたシステム及び方法に関している。2次元又は3次元侵入ゾーンは、それぞれ面積及び体積に対応している。システムは、物理的実体、例えば移動車両又は無人搬送車(AGV)に取り付けることができ、或いは静止物理的実体に取り付けることができる。いずれの使用事例においても、システム及び方法は、2次元又は3次元侵入ゾーンにおける物体の出現、即ち侵入を検出することができる。システムは、侵入ゾーンへの侵入について、ユーザ又は制御システムに警報を発するように構成することができる。
本発明は、システムのセットアップに応じて複数の侵入ゾーンの侵入を制御することができる。
以下、本発明によるシステム及び/又は方法が好ましい実施形態において有する複数の特定の特性を示す。
本発明によるシステムは少なくとも2つの距離センサを備えている。
システムは、前記少なくとも2つの距離センサのうちの1つ、及びおそらくはさらなる距離センサを含む少なくとも2つの物理的デバイスを備えていることが好ましい。
センサ(複数可)は、それぞれ検出軸線を有するものとして定義され、それぞれ、それらのそれぞれの検出軸線の方向に有向ビームを放出しており、センサ(複数可)の検出軸線は、例えばビームは収束方向に向いてはいるが、ビームが到達するには交点がセンサから遠すぎるためにそれらが実際には交わらない場合であっても、それらのビームを交わらせるためにシステムから侵入ゾーンに向かって見て、それにより保護している。
距離センサは、例えば単一点又は多重ピクセルセンサ、単一点「微小」視野(FoV)飛行時間(ToF)センサ、3D(3次元)カメラ、超音波、レーダー、又は距離を測定することができる任意の他のデバイスであってもよい。
少なくとも2つの物理的デバイス、又は実際に少なくとも2つの距離センサは、データの交換を可能にし、センサ読取りを同期させるためにリンクされている。このリンクは、例えばケーブル、無線接続又は任意の他のタイプの適切な通信によって実装することができる。
少なくとも2つの物理的デバイスのうちの一方は、とりわけ複数のセンサをトリガする必要がある場合にそれらのセンサを管理し、データをフォーマット化し、警報システムを起動するように構成された処理装置を備えることができることが好ましい。好ましい実施形態では、処理装置は、センサを含んだすべての物理的デバイスの外部であってもよい。センサ(複数可)のみを有するさらなる好ましい実施形態では、処理装置はセンサ(複数可)とは異なっている。
衝突防止ゾーンとも呼ばれる侵入ゾーンは、保護する物理的実体、例えばロボット又は静止物体から離れた位置に存在する点で互いに交わるセンサのビームによって画定される。
センサのビーム自体が侵入ゾーン、即ち保護される領域を画定し、侵入ゾーンは、物理的実体と衝突-物体の間の相対運動によって複数のビームのうちの1つが「遮断」されると「侵入される」。「遮断された」状態は、関連するセンサによって読み取られる特定の距離の読値、又はこの読値未満によって定義される。この方法によれば、誰か又は何かが1つのビームを横切ると、警報システムを起動することができる。
これらの特性及び他の特性は、以下でより詳細に説明される。
衝突を防止するためのシステム
この節では、本発明をより良好に理解することが意図された例示的実施形態として、衝突を表現するためのシステムに対する複数の例が説明される。
図20を参照すると、図20は、本発明の例示的実施形態によるシステムの略図を含む。システムは、第1の距離センサS11及び第2の距離センサS21を備えており、これらはリンク32によってリンクされている。リンク32は処理装置33にも接続されており、処理装置33は、とりわけ、リンク32上で第1の距離センサS11及び第2の距離センサS21から受け取った信号を監視するように構成されている。第1の距離センサS11及び第2の距離センサS21には物理的実体上で使用されることが意図されており、物理的実体は、可読性をより良好にするために図20には示されてないが、後続する図には図解されている。物理的実体は静止実体であっても、或いはロボット又は無人搬送車(AGV)などの移動実体であってもよい。第1のセンサS11及び第2のセンサS21の各々は、センサの軸線に従って配向される有向ビーム(図20には図解されていない)を放出するように構成されており、センサは、この軸線に沿って、知られている方法で例えば電磁放射を放出するように設計されている。センサの配向は、そのセンサが意図されている物理的実体に対して達成され、この配向は、例えば固定マウンティング又はヒンジなどの知られている機械的手段(図解されていない)によって達成することができる。ビームは電磁放射であってもよい。電磁放射は、例えば赤外線(IR)放射の範囲であってもよい。有向ビームが配向される方法については、この説明のもっと後で説明される。
図2を参照すると、図2は、本発明の例示的実施形態によるさらなるシステムの略図を含む。システムは第1のデバイス30及び第2のデバイス31を備えており、これらはリンク32によってリンクされている。第1のデバイス30は少なくとも第1の距離センサS11、S12、...、S1nを備えており、したがって2個以上の距離センサで、最大n個の距離センサを備えることができ、nは整数である。第2のデバイス31は少なくとも第2の距離センサS21、S22、...、S2mを備えており、したがって2個以上の距離センサで、最大m個のセンサを備えることができ、mは整数である。本発明によるシステムのこの例では、第1のデバイス30は処理装置33を備えている。
第1のデバイス30及び第2のデバイス31には物理的実体上で使用されることが意図されており、物理的実体は、可読性をより良好にするために図2には示されてないが、後続する図には図解されている。物理的実体は静止実体であっても、或いはロボット又は無人搬送車(AGV)などの移動実体であってもよい。第1のデバイスのセンサS11、S12、...、S1n及び第2のデバイスのセンサS21、S22、...、S2mの各々は距離測定センサであり、これらは例えば単一点センサ又は多重ピクセルセンサ、3D(3次元)カメラであってもよく、例えば飛行時間(ToF)センサの技術を使用することも可能である。
第1のデバイスのセンサS11、S12、...、S1n及び第2のデバイスのセンサS21、S22、...、S2mの各々は、センサの軸線に従って配向される有向ビーム(図2には図解されていない)を放出するように構成されており、センサは、この軸線に沿って、知られている方法で例えば電磁放射を放出するように設計されている。センサの配向は、そのセンサを備えているデバイスに対して達成され、この配向は、例えば固定マウンティング又はヒンジなどの知られている機械的手段(図解されていない)によって達成することができる。電磁放射は、例えば赤外線(IR)放射の範囲であってもよい。有向ビームが配向される方法については、この説明のもっと後で説明される。
第1のデバイス30と第2のデバイス31の間のリンク32は、データの交換を可能にし、第1のデバイスのセンサS11、S12、...、S1n及び第2のデバイスのセンサS21、S22、...、S2mの各々からのセンサ読取りの同期化を可能にしている。リンク32は、例えばケーブル、無線接続又は任意の他のタイプの適切な通信によって実装することができる。
処理装置33は、とりわけ第1のデバイスのセンサS11、S12、...、S1n及び第2のデバイスのセンサS21、S22、...、S2mをトリガする必要がある場合にそれらのセンサの各々を管理し、データをフォーマット化し、警報システムを起動するように構成されている(データ及び警報システムは、いずれも図2には図解されていない)。好ましい実施形態では、処理装置33は、以下で他の図に示されるように、センサを含んだすべての物理的デバイスの外部であってもよい。
より一般的には、個々のセンサに対して説明されている、或いはデバイスの一部として説明されているセンサの特性は類似していてもよく、これらの特性はシステムの以下の例に対しても適用することができる。これは、処理装置33が有し得る特性に対しても同様である。
図3を参照すると、図3は、本発明のさらなる例示的実施形態によるシステムの略図を含む。システムは、図2に図解されているシステムと同様であるが、処理装置33が第1のデバイス30の外部に配置されている点で異なっており、その点に関しては同じく第2のデバイス31の外部に配置されている。処理装置33は、リンク32によって第1のデバイス30及び第2のデバイス31に接続されている。別法としては、処理装置33は、リンク32とは異なるリンク(図3には図解されていない)によって接続することも可能である。
図4を参照すると、図4は、本発明のさらなる例示的実施形態による、さらなるシステムの略図を含む。このシステムは図2のシステムに基づいているが、距離センサを有するk-2個の他の追加デバイスを備えており、kは整数である。図4にはk番目のさらなるデバイスしか示されていない。k番目のさらなるデバイスは、少なくとも1つの距離センサSk1、Sk2、...、Skpを備えており、したがって2個以上の距離センサで、最大p個の距離センサを備えることができ、pは整数である。距離センサを備えたすべてのデバイスは、例えばリンク32によってリンクされている。図4は単一の処理装置33のみを示しているが、代替実施形態では、システムは追加処理装置(図4には図解されていない)を備えることも可能である。さらに、好ましい実施形態では、システムは複数のサブシステムに細分することができ、個々のサブシステムは、距離センサを有し、サブシステムを取り扱うための複数の処理装置を任意選択で有する少なくとも2つのデバイスを備えている(サブシステムは図4には示されていない)。
図5を参照すると、図5は、本発明のさらなる例示的実施形態による、さらなるシステムの略図を含む。このシステムは図2のシステムに基づいており、第1のデバイス30は単一の距離センサS11を備えており、第2のデバイスも単一の距離S21を含む。
図2で説明したように、第1のデバイスのセンサS11及び第2のデバイスのセンサS21の各々は、それぞれ61及び62で参照されている有向ビームを放出するように構成されている。有向ビーム61は距離センサS11の軸線63に従って配向されており、距離センサS11は、この軸線63に沿ってその放射を放出するように設計されている。有向ビーム62は距離センサS21の軸線64に従って配向されており、距離センサS21は、この軸線64に沿ってその放射を放出するように設計されている。有向ビーム61及び62は、交点65でそれらが交わる方法で配向されている。これにより、図5の斜線が施された表面で表されている三角形の形の被制御侵入ゾーン66を作り出すことができる。
可動物理的実体を有する本発明によるシステムの使用
図6を参照すると、図6は、本発明のさらなる例示的実施形態による、可動物理的実体70上で実装された、図5に図解されているシステムと同様のシステムの略図を含む。
可動物理的実体は、例えば無人搬送車(AGV)であってもよい。
図6では、可動物理的実体70は、矢印72によって示されている方向に「前方に向かって」移動している。第1のデバイス30及び第2のデバイス31の距離センサビーム61及び62は、移動方向72の前方で交わり、物理的実体70の前面に検出ゾーンを作り出している。
システムは、代替実施形態では、第1のデバイス30及び第2のデバイス31を備えることなく、第1のセンサビーム61及び62、並びに処理装置33のみを備えることも可能であることに留意されたい。
検出ゾーン66は、交差ビーム61及び62によって範囲が定められる物理的実体70の前方の領域であり、交差ビーム61及び62はその領域の周囲を画定している。これは、センサS11及びS21の視野(FoV)の有効範囲内の任意のサイズを有する任意の物体71が物理的実体70の前方に存在し、したがって関連するセンサの読取りをトリガすることになることを意味しており、この物体71は、距離センサS11及びS21のうちのいずれかによって読み取られることになり、この検出は、フォトセルトリガと同様に「ビーム遮断」と呼ばれている。この検出には、赤外線であることがしばしばである光送信機及び光電受信機を使用することによって物体の距離、物体の有無を知覚するための機器を利用しており、この検出は、距離に比例する反射強度読値の変化に基づいている。代替実施形態では、ToFの場合は光信号強度値が使用され、或いは別の技術が代わりに使用される場合は任意の他の方法が使用される。
したがってAGVが前方に向かって移動する任意の状況において、可動物理的実体の前方、即ち可動物理的実体70の前面の検出ゾーンは、2つのビーム61及び62によって画定される検出ゾーン66によってカバーされる。
図7を参照すると、図7は、本発明のさらなる例示的実施形態による侵入ゾーンの画定を有する可動物理的実体70上で実装されたデバイスを備えた距離センサを有するシステムの略図を含む。
図7では、第1のデバイス30及び第2のデバイス31は、それぞれ2つの距離センサS11、S12及びS21、S22を個々に備えている。例えば図6で既に考察した2つのビーム61及び62に加えて、2つのさらなるビーム81及び82がそれぞれ距離センサS12及びS22によって放出されている。これらの2つのさらなるビーム81及び82は、ビーム61及び62に対してそれぞれ実質的に平行である。したがって複数の交差ビームを有する2つのタイプの領域が存在し、警告領域83は警告ゾーンであり、侵入ゾーン66は、移動している物理的実体70は停止する必要があることを示すトリガを生成することが意図された停止ゾーンである(停止トリガ及び機構は図7には図解されていない)。複数の距離センサS11、S12及びS21、S22を使用することによって冗長性が増し、通常、これらのセンサビームのうちの少なくとも2つを横切ることなく物体71が侵入ゾーン66に侵入して物理的実体70と接触することはあり得ず、したがって最低2つの警報をトリガすることができる(トリガは図7には図解されていない)。
複数の移動方向
可動物理的実体は複数の側面、例えば図7の物理的実体70の場合のように4つの側面を有する仮定から出て、物理的実体70がその方向に移動している場合、或いは物体71が同じ方向から物理的実体70に接近している場合、2つの距離センサは、独立して、物理的実体の複数の側面のうちの1つに対する侵入ゾーンを画定することができることに留意されたい。これは、可動実体のすべての側面をカバーすることを希望する場合、例えばそれぞれ少なくとも2つの距離センサを備えた4つの物理的デバイスを置くことができる物理的実体70の4つの隅に配置された最低8個の距離センサが必要であることを意味している。
侵入ゾーンの形状
侵入ゾーンの形状は距離センサの数、したがって使用するビームの数で決まり、2つの距離センサ、即ち2つのビームの場合、三角形が「描かれる」。ビームは、我々が描く幾何学の線として見ることができる。目的は「保護する」侵入ゾーンを画定することであり、距離センサは、それらのビームを使用してこの侵入ゾーンの範囲を定めている。
侵入ゾーンの範囲を定めているビームを何かが横切ると、システムの処理装置は、例えば警報を起動して、物理的実体が移動している場合であればおそらくはその物理的実体を停止させ、おそらくは物理的実体のユーザに警告を発する。異なる保護ゾーンを作り出すか否かに応じて、物理的実体が保護の周囲、即ちビームによって範囲が定められた侵入ゾーンの内側に入る物体と衝突することになる前に、物理的実体及びシステムを停止させるために送られる光、音又はコマンドで警告を実装することが可能である。
本発明によるシステム及び方法に使用される技術は、有利には、可動物理的実体の周り全体における衝突防止の、モジュール方式の柔軟な、おそらくは冗長侵入ゾーンの設定を可能にする。レーザスキャナーを使用したシステムとは対照的に、本発明によるシステムは移動部品を使用しておらず、どちらかと言えばそのすべてが「静止ビーム」に基づいている。また、交差ビーム即ち同様のセンサの視野によって衝突防止を実現する既存の解決法は従来技術には存在していない。
本発明のさらなる利点は、極めて重要なことであるが、単一のソース/レセプションではなく、複数のセンサを使用しているため、比較的容易に冗長性をもたらすことができることであり、単一のソース/レセプションは、従来技術の競合技術によってほとんど使用されているようである。検出ゾーン即ち領域を画定するための、多重ピクセル距離センサ、超音波センサ、さらには3D(3次元)カメラと組み合わせた単一点センサの使用が可能である。複数のビーム及び技術は、冗長性のレベルを高くしている。
システムのさらなる利点は、たった数個のビームで比較的広い領域をカバーする可能性であり、これは、機能の単純化及びコストの節約を意味している。
2D(2次元)で構成された可能距離センサの例
図8A~図8Eは、本発明のさらなる例示的実施形態による、2次元における複数の侵入ゾーン画定を示したものである。
図8A及び図8Eの各々では、可動物理的実体70は72の方向に移動することができ、この方向の前の方の側面は複数のデバイスを備えており、個々のデバイスは少なくとも1つの距離センサを備えている(デバイス及び距離センサはこれらの図には図解されていない)。距離センサは、侵入ゾーンを形作るために有向ビーム90を放出するように構成されている。侵入ゾーンは、互いに対をなして交わるように有向ビームを配向することによって得られる。図8Aでは、侵入ゾーンは、図6に示されている侵入ゾーンと同様である。図8Bでは、侵入ゾーンは、それぞれ複数の対の有向ビームによって作り出された2つの侵入ゾーンを重畳させることによって得られる。図8Cでは、侵入ゾーンは、複数の三角形の侵入ゾーンのアセンブリである。同様に、図8Dは、複数の三角形の侵入ゾーンのパッチワークとして得られた侵入ゾーンを示している。図8Eは、図7で考察した侵入ゾーンと同様の侵入ゾーンを示している。
2D(2次元)有効範囲から3D(3次元)有効範囲への拡張
例えばTerabeeのToF距離センサなどのアイセーフ技術を使用する場合、距離センサは、人間の眼に対する潜在的な損傷がないため、ボトムアップで見るように物理的実体に取り付けることができる。これにより、3次元侵入ゾーンを作り出すことによって3D(3次元)空間を保護することができるシステムを構築することができる。
物体の最小物体サイズ及び/又は幾何構造の仮定に基づいて、複数の有向ビームが配置される。言い換えると、この構造は、先験的に画定される一組の物体の侵入から実際に保護する。したがって有向ビームは、列記されている物体のどの物体も、検出されることなく3D(3次元)侵入ゾーンに入ることができないように配置される。
さらなる例では、本発明は、同じくほとんどの物理的実体に対してモジュール化が可能で、柔軟で、且つ、冗長的である、3次元における構成を包含している。例えば物理的実体の要素として距離センサを取り上げると、複数の距離センサのうちの1つの距離センサが定義済みの方法でその動作を停止するか、或いは故障したとしても、残りの他の距離センサが、衝突防止システムが機能していること、即ち侵入ゾーンを監視していることを依然として保証する。
図9に図解されている例示的システムでは、センサ100及び101の2つの層をそれぞれデバイス102及び103の中に備えている。
図9のシステムの好ましい実施形態では、センサグループ100及び101の中に分散されたセンサの層は、上の節における例のように「平ら」であり、地面に対して平行な同じ平面で動作する、と言われている。より一般的には、センサの層は、同じ平面に配置されたそれぞれの知覚軸線を有する少なくとも2つの複数のセンサを備えている。例えば以下の図10に示されているように、1つの平面の範囲を定めている2つのセンサの1つの層、及び別の平面の範囲を定めている2つのセンサの別の層を有することが可能である(3D(3次元)で)。図9は、可読性をより良好にするために個々のセンサを示していない。しかしながら1つの平面の範囲を定めている2つのセンサから、個々のセンサは、センサグループ100及び101のうちの異なるグループのセンサである。
図9のシステムでは、個々の対のビーム110及び111は、それぞれ両方のセンサグループ100及び101から生成されており、異なる非平行平面に存在しており、そのうちの1つの平面は地面に対して平行であり、そのうちの別の平面は地面に対して傾斜して配向され、システムから、ソース/システムから遠ざかるにつれて知覚されるレベルまで高くなっている。
図10は、物理的実体70の側面図によって明確にしたものであり(図10の下側の部分の図は側面図であり、一方、図10の上側の部分の図は、同じ物理的実体を上から見た図である)、ビーム110及びビーム111によってもたらされる平面の異なる「攻撃角」を認識することが可能である。
図11及び図12を参照すると、これらは、本発明のさらなる例示的実施形態による、物理的実体の側面に作り出される侵入ゾーンのコンピュータシミュレーションを示している。図11は物理的実体1200を示したものであり、その側面は2つのデバイスを備えており、それぞれ2つの距離センサがビーム1201を放出している(デバイス及び距離センサは図11には図解されていない)。ビーム1201は、本明細書において既に考察した、物理的実体1200の関連する側面の物体を検出することが意図された侵入ゾーンを含むゾーンを画定している。図12は物理的実体1300を示したものであり、6つのビーム1301がその複数の側面のうちの1つの側面から放出され、物理的実体1300が配置されている地面から離れる方向に配向されている。4つのビーム1301の1つの層は、物理的実体1300の下側の部分全体をカバーしている。2×2個のセンサが交差して、物理的実体1300のシャーシの側面全体をカバーしている。これは冗長性を増し、物理的実体1300の隅をカバーすることも可能にする。この場合、角度の値を調整して、物理的実体のより先の方で検出し、或いはそれとは対照的に物理的実体の近くで検出することができる。2つのビーム1301の第2の層は、別の頂部平面(3D(3次元))における検出を可能にしている(図10の場合と同様に)。第2の層からの2つのビーム1301は同じ原点からきているが、空間における別の平面をカバーしている。これにより、物理的実体1300の上側の部分をカバーして、物理的実体1300の物体と、地面に接触していない物体(図12には示されていない)との間の衝突を回避することができる。
図13及び図14を参照すると、これらは、本発明のさらなる実施形態による、物理的実体の全周囲の周りに作り出される侵入ゾーンのコンピュータシミュレーションを示している。これらの図における侵入ゾーンを作り出すことによって「全有効範囲構成」が得られ、物理的実体は、作り出された侵入ゾーンによってその全体が保護される。
図14は、侵入ゾーンの具体的に画定された領域が強調されているコンピュータシミュレーションを示したものである。
図13、図14及び図15は、物理的実体の全有効範囲を3D(3次元)で示したものである。それぞれ6つのセンサが縦方向の面に存在し、4つのセンサが横方向の面に存在している。6センサ構成は、図12及び図13に示されているセンサ構成と同様である。横方向センサ構成は、同じ原点からの4つのセンサを備えている。4つのセンサのうちの2つは、物理的実体のシャーシからの平面をカバーしており、4つのセンサのうちの他の2つは、物理的実体の上側の部分をカバーしている(3D(3次元)有効範囲)。センサが交差していることによってより広い表面をカバーすることができ、保護されるゾーンとして画定したいゾーンをセンサの角度で画定することができる。
他の用途例
システムは、さらなる使用事例、例えば人間/物体の侵入から保護されるべき領域で動作する固定ロボットアーム或いはドローンに対しても働く。
別の使用事例は、空間を6自由度で動くことができ、あらゆる方向で衝突し得るロボットアームの端部に取り付けられたツールの保護である。保護のためのシステムの例は、ロボットアームの上を含む、ツールの隅に置かれ、「外側に向かって」放出する距離センサからの適切な数のセンサビームを備え、すべての距離センサは、明らかに同じシステムの一部であり、同じ処理装置によって管理される。
図16~図18の上面図に図解されているように、2次元の三角形構成における交差ビームの技法は、3D(3次元)空間をカバーするために角錐構成に変換することができる。図16の大きいボールは、センサのFoV中に存在する単なる無作為の物体/障害物にすぎない。
図19は、本発明による方法の好ましい実施形態を示すフローチャートを含む。
ステップ200は、方法の目的、即ち物理的実体に配置された観察点からの、侵入ゾーンへの物体の侵入の検出を記述しており、また、方法を開始する。
ステップ201は、少なくとも第1の距離測定センサ及び第2の距離測定センサを設け、それぞれ第1の有向ビーム及び第2の有向ビームによって距離測定が実施される。
ステップ202は、物理的実体から離れた位置に存在する交点で互いに交わるよう、物理的実体からの第1のセンサ及び第2のセンサから出て配向される第1のビーム及び第2のビームによって侵入ゾーンを画定する。
ステップ203は、第1のビーム及び第2のビームの各々に対して、物体によるビームの遮断を監視し、且つ、遮断の瞬間に、ビームを放出する第1のセンサ又は第2のセンサから物体を隔てている距離を測定する。
ステップ204は、測定された距離がそれぞれの第1の決定済み閾値及び第2の決定済み閾値未満の値を有する場合、監視された遮断から、及び第1のビーム及び第2のビームの少なくともサブセットからの測定された距離から侵入を検出する。
好ましい実施形態では、ステップ204は、ビームの遮断が検出される場合(決定205、分岐「イエス」)、測定された距離が長方形のボックス206で検査されることを含む。測定された距離が決定済み閾値未満の値を有する場合(これは、遮断されているビームに従って定義される)(決定207、分岐「イエス」)、ステップ208で、侵入ゾーンへの侵入が検出される。測定された距離が決定済み閾値より大きい値を有する場合(決定207、分岐「ノー」)、方法はステップ203で監視を継続する。ビームの遮断が検出されない場合(決定205、分岐「ノー」)、方法はステップ203で監視を継続する。

Claims (17)

  1. 物理的実体から、侵入ゾーンへの物体の侵入を検出するための方法であって、
    それぞれ第1の有向ビーム及び第2の有向ビームによって距離を測定する、少なくとも第1の距離測定センサ及び第2の距離測定センサを前記物理的実体に設けるステップと、
    前記物理的実体から離れた位置に存在する交点で少なくとも対をなして互いに交わるそれぞれの第1の方向及び第2の方向に、前記物理的実体からの前記第1のセンサ及び前記第2のセンサから出て配向される前記第1のビーム及び前記第2のビームによって前記侵入ゾーンを画定するステップと、
    前記第1のビーム及び前記第2のビームの各々に対して、前記物体による前記ビームの遮断を監視し、前記遮断の瞬間に、前記ビームを放出する前記第1のセンサ又は前記第2のセンサから前記物体を隔てている距離を測定するステップと、
    前記測定された距離がそれぞれの第1の決定済み閾値及び第2の決定済み閾値未満の値を有する場合、前記監視された遮断から、及び前記第1のビーム及び第2のビームの少なくともサブセットからの前記測定された距離から、前記侵入を検出するステップと、
    を含む、方法。
  2. 前記侵入ゾーンが3次元であり、前記方法が、
    第3の有向ビームをもたらす少なくとも第3の距離測定センサを前記物理的実体に設けるステップ
    をさらに含み、
    前記侵入ゾーンを画定する前記ステップが、前記物理的実体から離れた位置に存在するさらなる交点で、前記第1の方向、前記第2の方向、及び前記物理的実体に設けられている第4の距離測定センサからの第4の有向ビームの第4の方向のうちの少なくとも1つと交わる第3の方向に、前記物理的実体からの前記第3の距離測定センサから出て配向される第3の有向ビームも利用し、
    監視する前記ステップが、前記第3の有向ビームに対しても、前記物体による前記第3の有向ビームの遮断を監視すること、及び前記遮断の瞬間に、前記第3の有向ビームを放出する前記第3の距離測定センサから前記物体を隔てている距離を測定することを含み、
    前記侵入を検出する前記ステップが、前記測定された距離が少なくとも第3の決定済み閾値未満の値を有する場合、前記第3の有向ビームの前記監視された遮断からも検出し、
    前記物体の最小物体サイズ及び/又は幾何構造の仮定に基づいて、複数の有向ビームが配置される、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の有向ビーム及び前記第2の有向ビームが、前記物理的実体が乗っている地面に対して実質的に平行な第1の平面を画定し、前記第3の有向ビーム及び前記第4の有向ビームが、前記第1の平面に対して非平行な第2の平面を画定する、請求項2に記載の方法。
  4. 前記物理的実体の周囲が、複数の側部に分割され、前記第1の距離測定センサ及び前記第2の距離測定センサが、前記複数の側部のうちの第1の側部の前方に、前記物理的実体から出る方向に前記侵入ゾーンを画定するように構成される、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記複数の側部のうちの前記第1の側部とは異なる少なくとも1つのさらなる側部に対して、前記方法が、対応するさらなる対の距離測定センサを設けるステップをさらに含み、前記さらなる対の距離測定センサが、侵入ゾーンを画定する前記ステップに従って、前記複数の側部のうちの前記さらなる側部の前方にさらなる侵入ゾーンを画定するように構成され、前記方法が、前記第1の距離測定センサ及び前記第2の距離測定センサを使用して適用される対応するステップと同様に、前記さらなる対の距離測定センサに対するさらなる監視ステップ及び検出ステップを含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記複数の側部のうちの前記第1の側部の前方への侵入を検出するために、それぞれ第5の有向ビーム及び第6の有向ビームによって距離を測定する第5の距離測定センサ及び第6の距離測定センサを設けるさらなるステップをさらに含み、前記第5の距離測定センサ及び前記第6の距離測定センサが、前記第5のビームを前記第1のビームに対して平行に導き、前記第6のビームを前記第2のビームに対して平行に導き、それぞれ前記第2のビーム及び前記第1のビームと交わるように構成され、したがって前記侵入ゾーンへの前記物体の前記侵入の検出における冗長性を追加する、請求項4に記載の方法。
  7. 前記物理的実体が、移動デバイスである、請求項1に記載の方法。
  8. 少なくとも第1のデバイス及び前記第1のデバイスとは異なる第2のデバイスを前記物理的実体に設けるステップをさらに含み、前記第1のデバイス及び前記第2のデバイスが、それぞれ少なくとも前記第1の距離測定センサ及び前記第2の距離測定センサを備える、請求項1に記載の方法。
  9. 少なくとも第1のデバイス及び前記第1のデバイスとは異なる第2のデバイスを前記物理的実体に設けるステップをさらに含み、前記第1のデバイスが、少なくとも前記第1の距離測定センサ及び前記第3の距離測定センサを備え、前記第2のデバイスが、少なくとも前記第2の距離測定センサ及び前記第4の距離測定センサを備える、請求項2に記載の方法。
  10. 物理的実体から、侵入ゾーンへの物体の侵入を検出するためのシステムであって、
    それぞれ第1の有向ビーム及び第2の有向ビームによって距離を測定するように構成される少なくとも第1の距離測定センサ及び第2の距離測定センサであって、
    前記第1のビーム及び前記第2のビームが、前記物理的実体から離れた位置に存在する交点で少なくとも対をなして互いに交わるそれぞれの第1の方向及び第2の方向に、前記物理的実体からの前記第1のセンサ及び前記第2のセンサから出て配向されることによって前記侵入ゾーンを画定するように構成される、少なくとも第1の距離測定センサ及び第2の距離測定センサと、
    前記第1のビーム及び前記第2のビームの各々に対して、前記物体による前記ビームの遮断を監視し、前記遮断の瞬間に、前記ビームを放出する前記第1のセンサ又は前記第2のセンサから前記物体を隔てている距離を測定するように構成される監視手段と、
    前記測定された距離がそれぞれの第1の決定済み閾値及び第2の決定済み閾値未満の値を有する場合、前記監視された遮断から、及び前記第1のビーム及び前記第2のビームの少なくともサブセットからの前記測定された距離から前記侵入を検出するように構成される検出手段と、
    を備える、システム。
  11. 前記侵入ゾーンが、3次元であり、前記システムが、
    前記物理的実体に取り付けられることが意図され、第3の有向ビームをもたらすことができる少なくとも第3の距離測定センサ手段
    をさらに備え、
    前記第3の有向ビームが、前記物理的実体から離れた位置に存在するさらなる交点で、前記第1の方向、前記第2の方向、及び前記物理的実体に取り付けられることが意図される第4の距離測定センサからの第4の有向ビームの第4の方向のうちの少なくとも1つと交わる第3の方向に、前記物理的実体からの前記第3の距離測定センサから出て配向されることによって前記侵入ゾーンをさらに画定するように構成され、
    前記監視手段が、前記第3の有向ビームに対して、前記物体による前記第3の有向ビームの遮断を監視し、前記遮断の瞬間に、前記第3の有向ビームを放出する前記第3の距離測定センサから前記物体を隔てている距離を測定するようにさらに構成され、
    前記検出手段が、前記測定された距離が少なくとも第3の決定済み閾値未満の値を有する場合、前記第3の有向ビームの前記監視された遮断から前記侵入を検出するようにさらに構成され、
    前記物体の最小物体サイズ及び/又は幾何構造の仮定に基づいて、複数の有向ビームが配置される、
    請求項10に記載のシステム。
  12. 前記第1の有向ビーム及び前記第2の有向ビームが、前記物理的実体が乗っている地面に対して実質的に平行な第1の平面を画定し、前記第3の有向ビーム及び前記第4の有向ビームが、前記第1の平面に対して非平行な第2の平面を画定する、請求項11に記載のシステム。
  13. 前記監視手段及び前記検出手段を実装するように構成される処理手段をさらに備える、請求項10に記載のシステム。
  14. 少なくとも第1のデバイス及び前記第1のデバイスとは異なる第2のデバイスをさらに備え、前記第1のデバイス及び前記第2のデバイスが、前記物理的実体に取り付けられることが意図され、それぞれ前記第1の距離測定センサ及び前記第2の距離測定センサを備える、請求項13に記載のシステム。
  15. 前記第1のデバイス及び前記第2のデバイスのうちのいずれか一方が、前記処理手段を備える、請求項14に記載のシステム。
  16. 前記第1の距離測定センサと前記第2の距離測定センサとの間に、前記第1の距離測定センサ及び前記第2の距離測定センサから前記監視手段へ信号を送信するように構成される電気リンクをさらに備える、請求項10~15のいずれか一項に記載のシステム。
  17. 前記第1の距離測定センサ及び前記第2の距離測定センサが、単一点センサ、多重ピクセルセンサ、単一点「微小」視野(FoV)飛行時間(ToF)センサ、3次元カメラ、超音波、レーダー、又は距離を測定することができる任意の他のデバイスを含むリストのうちのいずれか1つである、請求項10~16のいずれか一項に記載のシステム。
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