JP2022524964A - 多部品ゴルフクラブヘッド - Google Patents

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Abstract

Figure 2022524964000001
【解決手段】包囲されたウェイト部材を有するゴルフクラブヘッドの実施形態が、本明細書に記載されている。多くの実施形態では、クラブヘッドは、前端と、後端と、ヒール端と、トウ端と、トップレールと、ソールとを有するボディであって、前端を画定する前側ボディと、前側ボディに結合され、第2の密度を有する第2の材料で形成される後側ボディとを含むボディと、前側ボディおよび後側ボディの一方または両方に画定される複数のウェイト受容部と、ウェイト受容部に受け入れられ、第3の密度を有する第3の材料で形成される1つまたは複数のウェイト部材とを備え、1つまたは複数のウェイト部材は、前側ボディと後側ボディとの間で完全に包囲されている。
【選択図】図5

Description

(関連出願)
本願は、平成31年3月1日に出願された米国特許出願第62/812,803号の利益を主張し、その全ての内容は、参照により本明細書に完全に組み込まれる。
クラブヘッドの特定の領域に質量を集中させるように設計されたゴルフクラブヘッドは、通常、クラブヘッドの外面に画定された外側受容部に受け入れられる外部ウェイト部材を含む。このような設計は、一体型のクラブヘッド構造(例えば、鍛造型クラブヘッド)が有する「ルックアンドフィール」に欠ける。当技術分野では、ツアーアイアンの美観および感覚を維持しながら、重量配分をカスタマイズできるゴルフクラブの設計が必要とされている。
図1は、ゴルフクラブヘッドの正面トウ側の斜視図である。
図2は、図1のゴルフクラブヘッドの背面図である。
図3は、図1のゴルフクラブヘッドのトウ側の側面図である。
図4は、図1のゴルフクラブヘッドのヒール側の側面図である。
図5は、図1のゴルフクラブヘッドの背面及びヒール側の分解斜視図である。
図6は、図1のゴルフクラブヘッドの正面及びヒール側の分解斜視図である。
図7は、図2の線7-7に沿った図1のゴルフクラブヘッドの断面図である。
図8は、図2の線7-7に沿った図1のゴルフクラブヘッドの別の断面図である。
図9は、別のゴルフクラブヘッドの背面及びトウ側の斜視図である。
図10は、図9のゴルフクラブヘッドの正面及びヒール側の斜視図である。
図11は、図9のゴルフクラブヘッドのヒール側の側面図である。
図12は、図9のゴルフクラブヘッドの平面図である。
図13は、図9のゴルフクラブヘッドの正面及びヒール側の分解斜視図である。
図14は、図9のゴルフクラブヘッドの正面及びヒール側の別の分解斜視図である。
図15は、図11の線15-15に沿った図9のゴルフクラブヘッドの断面図である。
図16は、図11の線16-16に沿った図9のゴルフクラブヘッドの別の断面図である。
図示を簡単かつ明確にするために、図面は構造を一般的に示し、ゴルフクラブおよびその製造方法を不必要に曖昧にすることを避けるために、周知の特徴および技術に関する説明および詳細は省略する場合がある。さらに、図面中の要素は、必ずしも原寸に比例して描かれていない。例えば、ゴルフクラブおよびその製造方法の実施例を理解し易くするために、図中のいくつかの要素の寸法は、他の要素に対して誇張されている場合がある。異なる図面における同じ参照番号は、同じ要素を示す。
本明細書および特許請求の範囲において「第1の」、「第2の」、「第3の」、「第4の」などの用語が使われる場合、類似の要素を区別する目的で使用されるのであって、必ずしも特定の連続的または時系列的順番を説明する目的で使用されるものではない。このように使用される用語は、適当な状況下において入れ替え可能であり、本明細書に記載されるゴルフクラブおよび製造方法の実施形態は、例えば、図示または本明細書に記載された順番以外の順番で実施可能であることが理解されるべきである。さらに、「備える」、「含む」、および「有する」という用語、並びにこれらのいかなる変化形は、非排他的包含を意図するものであり、要素のリストを備えるプロセス、方法、物品、または装置は、必ずしもそれらの要素に限定されず、明示的に列挙されていない他の要素、またはそのようなプロセス、方法、物品、または装置に本来備わっている他の要素を含むことができる。
本明細書および特許請求の範囲において「左」、「右」、「前」、「後」、「上」、「下」、「横」、「下側」、「上側」などの用語が使われる場合、説明の目的で使用されるのであって、必ずしも永久的な相対位置を説明する目的で使用されるのではない。このように使用される用語は、適当な状況下で入れ替え可能であり、本明細書に記載されるゴルフクラブおよび製造方法の実施形態は、例えば、図示または本明細書に記載される向き以外の他の向きで実施可能であることを理解されたい。本明細書で使用される「結合される」という用語は、物理的、機械的、または他の方法で直接的または間接的に接続されることとして定義される。
本明細書では、多部品構造を有するボディと、1つまたは複数の内部ウェイト部材とを含むゴルフクラブヘッドが記載される。クラブヘッドは、後側ボディに接合された前側ボディから形成されるボディを含む。内部ウェイト部材は、前側ボディと後側ボディの間で完全に包囲されている。当該クラブヘッドの設計は、一体型構造のクラブヘッド(例えば、鍛造クラブヘッド)の外観によく似ているが、より良い感覚およびスイング特性(例えば、低くて離れたCG、高MOIなど)を提供する。このクラブヘッド設計は、また、一体型構造のクラブヘッドと比較して、優れた適応性を実現する。例えば、製造時に、ウェイト部材の個数、配置、および材料特性(例えば、密度)をユーザの特定の好みに合わせてカスタマイズ可能である。また、この内部ウェイト部材の設計は、外部ウェイト部材を有するクラブヘッドと比較して、優れた音響特性を提供する。例えば、内部ウェイト部材のクラブ設計では、外部ウェイトのクラブヘッドを使用する際に起こることがあるガタガタという音がしない。前側ボディまたは後側ボディのサイズ、形状、または材料特性、または美的特性も、製造時に、ユーザの特定の好みに合うように、またはクラブヘッドを特定のプレイ条件に合わせるように調整することができる。例えば、製造時に、ユーザは、異なるサイズ、形状、材料特性(例えば、密度、強度、音響特性など)、または美的特性(例えば、色、表面のテクスチャ、視覚パターンなど)を有する後側ボディのグループから特定の後側ボディを選択することができる。ここで、異なる後側ボディの各々は、同じ前側ボディと対応し、所望される特定の性能および/または美的特性を有するクラブヘッドが得られる。
図1~8は、本開示の実施形態による、多部品構造と、1つまたは複数の内部ウェイト部材104とを含むゴルフクラブヘッド100を示す。図示の実施形態では、クラブヘッド100は、アイアンタイプのクラブヘッド100である。しかしながら、多部品構造および内部ウェイト部材の設計は、他のタイプのクラブヘッド(例えば、ドライバー、ウッド、パター、ハイブリッド等)にも同様に適用可能である。例えば、以下で論じるように、図9~16は、本開示の別の実施形態による、多部品構造と、1つまたは複数の内部ウェイト部材204とを含むパタータイプのクラブヘッド200を示す。
(ドライバーのロフト角と体積)
多くの実施形態では、クラブヘッドのロフト角は、約16度未満、約15度未満、約14度未満、約13度未満、約12度未満、約11度未満、約10度未満、約9度未満、約8度未満、または約7度未満である。クラブのロフト角は、7度~12度であってもよい。
さらに、多くの実施形態では、クラブヘッドの体積は、約400ccよりも大きく、約425ccよりも大きく、約450ccよりも大きく、約475ccよりも大きく、約500ccよりも大きく、約525ccよりも大きく、約550ccよりも大きく、約575ccよりも大きく、約600ccよりも大きく、約625ccよりも大きく、約650ccよりも大きく、約675ccよりも大きく、または約700ccよりも大きい。いくつかの実施形態では、クラブヘッドの体積は、約400cc~600cc、425cc~500cc、約500cc~600cc、約500cc~650cc、約550cc~700cc、約600cc~650cc、約600cc~700cc、または約600cc~800ccであってもよい。
(フェアウェイウッドのロフト角度と体積)
多くの実施形態では、クラブヘッドのロフト角は、約35度未満、約34度未満、約33度未満、約32度未満、約31度未満、または約30度未満である。さらに、多くの実施形態では、クラブヘッドのロフト角は、約12度よりも大きく、約13度よりも大きく、約14度よりも大きく、約15度よりも大きく、約16度よりも大きく、約17度よりも大きく、約18度よりも大きく、約19度よりも大きく、または約20度よりも大きい。例えば、いくつかの実施形態では、クラブヘッドのロフト角は、12度~35度、15度~35度、20度~35度、または12度~30度であってもよい。
多くの実施形態では、クラブヘッドの体積は、約400cc未満、約375cc未満、約350cc未満、約325cc未満、約300cc未満、約275cc未満、約250cc未満、約225cc未満、または約200cc未満である。いくつかの実施形態では、クラブヘッドの体積は、約150cc~200cc、約150cc~250cc、約150cc~300cc、約150cc~350cc、約150cc~400cc、約300cc~400cc、約325cc~400cc、約350cc~400cc、約250cc~400cc、約250~350cc、または約275~375ccであってもよい。
(ハイブリッドのロフト角と体積)
多くの実施形態では、クラブヘッドのロフト角は、約40度未満、約39度未満、約38度未満、約37度未満、約36度未満、約35度未満、約34度未満、約33度未満、約32度未満、約31度未満、または約30度未満である。さらに、多くの実施形態では、クラブヘッドのロフト角は、約16度よりも大きく、約17度よりも大きく、約18度よりも大きく、約19度よりも大きく、約20度よりも大きく、約21度よりも大きく、約22度よりも大きく、約23度よりも大きく、約24度よりも大きく、または約25度よりも大きい。
多くの実施形態では、クラブヘッドの体積は、約200cc未満、約175cc未満、約150cc未満、約125cc未満、約100cc未満、または約75cc未満である。いくつかの実施形態では、クラブヘッドの体積は、約100cc~150cc、約75cc~150cc、約100cc~125cc、または約75cc~125ccであってもよい。
(アイアンのロフト角)
多くの実施形態では、クラブヘッドのロフト角は、約50度未満、約49度未満、約48度未満、約47度未満、約46度未満、約45度未満、約44度未満、約43度未満、約42度未満、約41度未満、または約40度未満である。さらに、多くの実施形態では、クラブヘッドのロフト角は、約16度よりも大きく、約17度よりも大きく、約18度よりも大きく、約19度よりも大きく、約20度よりも大きく、約21度よりも大きく、約22度よりも大きく、約23度よりも大きく、約24度よりも大きく、または約25度よりも大きい。
(ウェッジのロフト角)
多くの実施形態では、クラブヘッドのロフト角は、約64度未満、約63度未満、約62度未満、約61度未満、約60度未満、約59度未満、約58度未満、約57度未満、約56度未満、約55度未満、または約54度未満である。さらに、多くの実施形態では、クラブヘッドのロフト角は、約46度よりも大きく、約47度よりも大きく、約48度よりも大きく、約49度よりも大きく、約50度よりも大きく、約51度よりも大きく、または約52度よりも大きい。
(パターのロフト角)
多くの実施形態では、クラブヘッドは、10度未満のロフト角を有してよい。多くの実施形態では、クラブヘッドのロフト角は、0~5度、0~6度、0~7度、または0~8度であってもよい。例えば、クラブヘッドのロフト角は、10度未満、9度未満、8度未満、7度未満、6度未満、または5度未満であってもよい。さらなる例として、クラブヘッドのロフト角は、0度、1度、2度、3度、4度、5度、6度、7度、8度、9度、または10度であってもよい。
図1~4を参照すると、アイアンタイプのクラブヘッド100は、前端112と、前端112の反対側にある後端116と、クラブヘッド100をゴルフクラブシャフト(図示せず)の端部に固定するためのホーゼル120と、ホーゼル120に近接するヒール端124と、ヒール端124の反対側にあるトウ端128と、トップレール132と、トップレール132の反対側にあるソール136とを有するボディ108を含む。図示の実施形態では、前端112は、ヒール端124とトウ端128との間、およびトップレール132とソール136との間に広がるストライクフェースまたは打撃面140を画定している。他の実施形態では、クラブヘッド100は、前端112においてボディ108に結合し、かつ打撃面を画定する別個に構成されたフェースプレート(図示せず)を含んでもよい。
多くの実施形態では、クラブヘッド100のボディ108は、前側ボディ144と、前側ボディ144に接合された後側ボディ148とを含む2つの別個に形成された部品を含む。前側ボディ144および後側ボディ148は、後側ボディ148を前側ボディ144に接合するために互いに当接し係合する第1の嵌合面152および第2の嵌合面156(図5および図6)を含む。後側ボディ148は、エポキシ樹脂、接着剤、かしめ、溶接(例えば、レーザー溶接、プラズマ溶接など)、機械的締結、または任意の他の適切な方法を用いて、前側ボディ144に取り付けられてよい。多くの実施形態では、前側ボディ144は、ボディ108全体のうちの少なくともいくつかの領域(例えば、前端、トップレールなど)を画定し、後側ボディ148は、ボディ108のうちの同じ領域または他の領域(例えば、後端、ヒールなど)を画定する。図示の実施形態では、前側ボディ144は、打撃面140を含む前端112と、ホーゼル120と、ヒール端124、トウ端128、トップレール132、およびソール136の一部とを画定する。一方、後側ボディ148は、後端116と、ヒール端124、トウ端128、トップレール132、およびソール136の一部とを画定する。したがって、以下で論じるように、前側ボディ144と後側ボディ148のどちらか一方のサイズまたは形状を変えることによって、ボディ108の1つまたは複数の領域(例えば、ソール136)の寸法を特定のユーザのニーズに合うように、または特定のゴルフコースの条件に合うようにカスタマイズすることができる。
対応する第1の嵌合面152および第2の嵌合面156は、ヒール-トウ方向で測定される幅を有してもよい。第1の嵌合面152および第2の嵌合面156の幅は、約2.5インチ~4.5インチの間で変化してもよい。多くの実施形態では、第1の嵌合面152および第2の嵌合面156の一部の幅は、約2.5インチ~2.75インチ、2.75インチ~3.0インチ、3.0インチ~3.25インチ、3.25インチ~3.5インチ、3.5インチ~3.75インチ、3.75インチ~4.0インチ、4.0インチ~4.25インチ、または4.25インチ~4.5インチであってもよい。第1の嵌合面152および第2の嵌合面156の幅は、2.5インチ、2.75インチ、3.0インチ、3.25インチ、3.50インチ、3.75インチ、4.0インチ、4.25インチ、または4.5インチであってもよい。
図5および図6を参照すると、クラブヘッド100は、また、前側ボディ144と後側ボディ148との間でボディ108内に包囲された1つまたは複数の内部ウェイト部材104も含む。ウェイト部材104は、前側ボディ144および後側ボディ148を形成する材料の密度よりも比較的大きい密度を有する材料から形成されている。内部ウェイト受容部160は、第1の嵌合面152と第2の嵌合面156の一方または両方に設けられており、1つまたは複数のウェイト部材104を選択的に受け入れる(すなわち、ねじ係合、圧入など)。図示の実施形態では、ウェイト受容部160は、前側ボディ144の第1の嵌合面152内に設けられている。ウェイト部材104は、エポキシ樹脂、接着剤、圧力嵌め、機械的締結、または任意の他の適切な方法を用いて、ウェイト受容部160内に固定されてよい。前側ボディ144と後側ボディ148は、ウェイト部材104を組み合わされたボディ108内で取り囲み、固定するように、嵌合面152、156において接合される。図示の実施形態では、ウェイト受容部160の各々が、対応するウェイト部材104を受け入れる(すなわち、ウェイト部材104の数は、ウェイト受容部160の数に対応する)。他の実施形態では、ウェイト受容部160のいくつかが、ウェイト部材104を受け入れ、その他のウェイト受容部160は、空のままであってもよい。
図示の実施形態では、前側ボディ144は、6個のウェイト部材104を受け入れる6個のウェイト受容部160を画定している。他の実施形態では、クラブヘッド100は、6個より少ないまたは多いウェイト部材104(例えば、1個、2個、3個、4個、5個、7個、8個、または8個より多いウェイト部材)を受容するために、6個より少ないまたは多いウェイト受容部160(例えば、1個、2個、3個、4個、5個、7個、8個、または8個より多いウェイト受容部)を含んでもよい。図示のように、図示されるウェイト受容部160およびウェイト部材104の全ては、円筒形であり、ほぼ同じ形状および体積を有する。他の実施形態では、ウェイト受容部160の体積は変化してもよく、ウェイト受容部160は、球形、円錐形、円錐台形、円筒形、長方形、またはこれらの組み合わせを含む任意の他の適切な幾何学的形状であってもよい。同様に、ウェイト部材104の体積は変化してもよく、ウェイト部材104は、球形、円錐形、円錐台形、円筒形、長方形、または各ウェイト受容部160の体積および形状に対応する任意の他の適切な幾何学的形状であってもよい。ウェイト部材104の各々は、同じ材料で形成されていてもよく、ウェイト部材のうちのいくつかが、異なる材料特性(例えば、密度、硬度など)を有する異なる材料で形成されていてもよい。代替の実施形態では、後側ボディ148が、1つまたは複数のウェイト部材を受け入れ可能な内部ウェイト受容部(外部ウェイト受容部ではない)をさらに画定してもよい。これにより、一体型構造の外観を維持しつつ、外部ウェイト部材を有するゴルフクラブヘッドのような後方CGを提供することができる。図7を参照すると、前側ボディ144の第1の嵌合面152は、略平面状の上側の第1の嵌合面164と下側の第1の嵌合面168に分かれており、それらの間には嵌合面角度Aが画定されている。図示の実施形態では、嵌合面角度Aは、約130度である。他の実施形態では、嵌合面角度Aは、約60度~175度であってもよい。例えば、嵌合面角度Aは、約60度、75度、90度、100度、110度、115度、120度、125度、130度、135度、140度、145度、150度、160度、または175度であってもよい。
上側の第1の嵌合面164は、トップレール132に、より近接しており、打撃面140に略平行に延びている。他の実施形態では、上側の第1の嵌合面164は、打撃面140に平行でなくてもよく、この場合、上側の第1の嵌合面164は、打撃面140に対して鋭角を画定する。下側の第1の嵌合面168は、ソール136に、より近接しており、打撃面140に対して鋭角を画定している。図示の実施形態では、ウェイト受容部160は、下側の第1の嵌合面168内に画定されている。ウェイト部材104は、ウェイト受容部160内に設置されると、トップレール132よりもソール136に近い位置に配置される。これにより、クラブヘッド100のCGが、ソール136に向かって低くなりやすい。他の実施形態(図示せず)では、代わりに、ウェイト受容部が、後側ボディ148の第2の嵌合面156内に画定されてもよく、この場合、設置されたウェイト部材104は、打撃面140から比較的遠くに位置し、CGを打撃面140から離れるように移動させやすい。
上側の第1の嵌合面164および下側の第1の嵌合面168は、ヒール-トウ方向で測定される幅と、トップレール-ソール方向で測定される高さとを備えてもよい。上側の第1の嵌合面164および下側の第1の嵌合面の幅は、約2.5インチ~4.5インチの間で変化してもよい。多くの実施形態では、上側の第1の嵌合面164および下側の第1の嵌合面168の一部の幅は、約2.5インチ~2.75インチ、2.75インチ~3.0インチ、3.0インチ~3.25インチ、3.25インチ~3.5インチ、3.5インチ~3.75インチ、3.75インチ~4.0インチ、4.0インチ~4.25インチ、または4.25インチ~4.5インチであってもよい。上側の第1の嵌合面164および下側の第1の嵌合面168の一部の幅は、2.5インチ、2.75インチ、3.0インチ、3.25インチ、3.5インチ、3.75インチ、4.0インチ、または4.25インチであってもよい。
対応する上側の第1の嵌合面164の高さは、約1インチ~3インチの間で変化してもよい。多くの実施形態では、上側の第1の嵌合面164の一部の高さは、約1インチ~1.5インチ、1.5インチ~2インチ、2.5インチ~3インチであってもよい。代替の実施形態では、上側の第1の嵌合面164の一部の高さは、約1インチ、1.5インチ、2インチ、2.5インチ、または3インチであってもよい。
下側の第1の嵌合面168は、概ねトップレール-ソール方向で測定される高さを備えてもよい。下側の第1の嵌合面168の高さは、約0.1インチ~1インチの間で変化してもよい。多くの実施形態では、下側の第1の嵌合面168の一部の高さは、約0.1インチ~0.2インチ、0.2インチ~0.3インチ、0.3インチ~0.4インチ、0.4インチ~0.5インチ、0.5インチ~0.6インチ、0.6インチ~0.7インチ、0.7インチ~0.8インチ、0.8インチ~0.9インチ、または0.9インチ~1.0インチであってもよい。他の実施形態では、下側の第1の嵌合面168の一部の高さは、0.2インチ、0.3インチ、0.4インチ、0.5インチ、0.6インチ、0.7インチ、0.8インチ、0.9インチ、または1.0インチであってもよい。
前側ボディ144は、後側ボディ148の材料よりも比較的高密度の材料で作られている。図示の実施形態では、前側ボディ144は、17-4ステンレス鋼で作られている。他の実施形態では、クラブヘッド100の前側ボディ144は、チタン、アルミニウム、タングステン、他の鋼合金(例えば、455鋼、475鋼、431鋼、8620合金鋼、S25C鋼、炭素鋼、マルエージング鋼、ステンレス鋼、ステンレス鋼合金など)、チタン合金(例えば、Ti 7-4、Ti 6-4、T-9S、Ti SSAT2041、Ti SP700、Ti 15-0-3、Ti 15-5-3、Ti 3-8-6-4-4、Ti 10-2-3、Ti 15-3-3-3、Ti 6-6-2、Ti-185、またはこれらの任意の組合せ)、アルミニウム合金、または複合材料のうちのいずれか1つまたはそれらの任意の組合せから作られてもよい。他の実施形態では、前側ボディ144は、カーペンターグレード(carpenter grade)455鋼、カーペンターグレード475鋼、C300鋼、C350鋼、Ni-Co-Cr鋼合金、調質鋼合金、または565鋼で形成されてもよい。前側ボディ144は、鍛造、鋳造、コキャスト(co-casting)、ダイカキャスト、フライス削り、3D印刷、またはゴルフクラブヘッドを製造するのに適した他の任意の方法のいずれか1つまたはそれらの任意の組み合わせによって形成されてもよい。
多くの実施形態では、前側ボディ144の密度は、後側ボディ148の密度よりも約1%~約300%大きくてもよい。例えば、前側ボディ144の密度は、後側ボディ148の密度より、1%~5%、5%~10%、10%~15%、15%~20%、20%~25%、20%~30%、30%~35%、35%~40%、40%~45%、45%~50%、50%~55%、55%~60%、60%~65%、65%~70%、70%~75%、75%~80%、80%~85%、85%~90%、90%~100%、100%~105%、105%~110%、110%~115%、115%~120%、120%~125%、125%~130%、130%~135%、135%~140%、140%~145%、145%~150%、150%~155%、155%~160%、160%~165%、165%~170%、170%~175%、175%~180%、180%~185%、185%~190%、190%~200%、200%~205%、205%~210%、210%~215%、215%~220%、220%~225%、225%~230%、230%~235%、235%~240%、240%~245%、245%~250%、250%~255%、255%~260%、260%~265%、265%~270%、270%~275%、275%~280%、280%~285%、285%~290%、または290%~300%大きくてもよい。代替の実施形態では、前側ボディ144の密度は、後側ボディ148よりも約10%、約20%、約30%、約40%、約50%、約60%、約70%、約80%、約90%、約100%、約110%、約120%、約130%、約140%、約150%、約160%、約170%、約180%、約190%、約200%、約210%、約220%、約230%、約240%、約250%、約260%、約270%、約280%、約290%、または約300%大きくてもよい。
後側ボディ148は、前側ボディ144の材料よりも比較的低密度の材料で作られている。図示の実施形態では、後側ボディ148は、熱可塑性複合材料(「TPC」)(例えば、DuPont(商標)Vizilon(登録商標)TPC、熱可塑性ポリウレタンなど)といった複合材料から作られる。他の実施形態では、クラブヘッド100の後側ボディ148は、チタン、アルミニウム、タングステン、他の鋼合金(例えば、455鋼、475鋼、431鋼、8620合金鋼、S25C鋼、炭素鋼、マルエージング鋼、ステンレス鋼、ステンレス鋼合金など)、チタン合金(例えば、Ti 7-4、Ti 6-4、T-9S、Ti SSAT2041、Ti SP700、Ti 15-0-3、Ti 15-5-3、Ti 3-8-6-4-4、Ti 10-2-3、Ti 15-3-3-3、Ti 6-6-2、Ti-185、またはこれらの任意の組合せ)、アルミニウム合金、または複合材料のうちのいずれか1つまたはそれらの任意の組合せから作られてもよい。他の実施形態では、後側ボディ148は、カーペンターグレード455鋼、カーペンターグレード475鋼、C300鋼、C350鋼、Ni-Co-Cr鋼合金、調質鋼合金、又は565鋼で形成されてもよい。後側ボディ148は、鍛造、鋳造、コキャスト、ダイキャスト、フライス削り、3D印刷、またはゴルフクラブヘッドを製造するのに適した任意の他の方法のうちの任意の1つまたはそれらの任意の組合せによって形成されてもよい。他の実施形態では、後側ボディ148は、前側ボディ144の材料と同じ材料で作られてもよい。
ウェイト部材104は、前側ボディ144および後側ボディ148の材料よりも比較的高密度の材料で作られている。図示の実施形態では、ウェイト部材104は、タングステンで作られている。他の実施形態では、ウェイト部材104は、チタン、アルミニウム、タングステン、他の鋼合金(例えば、455鋼、475鋼、431鋼、8620合金鋼、S25C鋼、炭素鋼、マルエージング鋼、ステンレス鋼、ステンレス鋼合金など)、チタン合金(例えば、Ti 7-4、Ti 6-4、T-9S、Ti SSAT2041、Ti SP700、Ti 15-0-3、Ti 15-5-3、Ti 3-8-6-4-4、Ti 10-2-3、Ti 15-3-3-3、Ti 6-6-2、Ti-185、またはこれらの任意の組合せ)、アルミニウム合金、または複合材料のうちのいずれか1つまたはそれらの任意の組合せから作られてもよい。他の実施形態では、ウェイト部材104は、カーペンターグレード455鋼、カーペンターグレード475鋼、C300鋼、C350鋼、Ni-Co-Cr鋼合金、調質鋼合金、又は565鋼で形成されてもよい。
ゴルフクラブヘッド100の所望の重量を得るため、またはゴルフクラブヘッド100の所望のスイング特性を得るために、ウェイト部材104の数、組成、または配置は戦略的に変更されてよい。すなわち、ウェイト受容部160内に設置されるウェイト部材104の数、組成、または配置を変えることによって、クラブヘッド100の全体重量、重量分布、重心(「CG」)、および/または慣性モーメント(「MOI」)をユーザの好みおよび特定のプレイ条件に合わせてカスタマイズすることができる。例えば、いくつかの実施形態では、ウェイト受容部160のうちヒール端124およびトウ端128に近接して配置されたいくつかは、それぞれウェイト部材104を受け入れてよく、中央に配置された残りのウェイト受容部160は、使用されないままであってもよい。そのような実施例では、全てのウェイト受容部が一様に使用されるクラブヘッドと比較して、クラブヘッド100の周辺領域に比較的多くのウェイトが分配されるので、MOIは比較的大きくなり、クラブヘッド100の全体重量は比較的減少し得る。別の例として、いくつかの実施形態では、ウェイト受容部160のうちヒール端124およびトウ端128に近接して位置するいくつかは、比較的小さいサイズのウェイト部材104、または比較的密度の低い材料から作られたウェイト部材104を受け入れてもよく、中央に位置する残りのウェイト受容部160は、比較的大きいサイズのウェイト部材104、または比較的密度の高い材料から作られたウェイト部材104を受け入れてもよい。このような配置では、クラブヘッド100の中央領域に比較的多くのウェイトが分配されるので、MOIが小さくなりやすく、クラブヘッド100の全体重量が増加しやすい。別の例として、いくつかの実施形態では、ウェイト受容部160のうちトウ端128に近接して配置されるいくつかが使用されてもよく、ヒール端124に近接して配置された他のウェイト受容部160は使用されないままであってもよい。このような配置では、クラブヘッド100のCGをトウ端128に向かってシフトさせやすい。
引き続き図7を参照すると、ボディ108のソール136は、トウ端128とヒール端124との間、および打撃面140と後端116との間に延在するソール面172を画定している。ソール面172は、前側ボディ144によって画定されるソール面前部176と、後側ボディ148によって画定されるソール面後部180とを含む。ソール面前部176は、概して、打撃面140から第1の嵌合面152まで(具体的には、下側の第1の嵌合面168まで)延在している。ソール面後部180は、概して、第2の嵌合面156から後端116によって画定される後面184まで延在している。
図8は、後側ボディ148の代わりにゴルフクラブヘッド100において使用可能な別の後側ボディ150を示す。上述の後側ボディ148と比較して、後側ボディ150が、比較的大きなサイズを有し、かつ第2の嵌合面156と後面184との間で比較的大きな広がりを有する変形のソール面後部182を含むことを除いて、後側ボディ150は後側ボディ148と同じ特徴を多く含む。したがって、図8に示すように前側ボディ144に結合されると、後側ボディ150は、図7に示すソール面172と比較して、より大きなソール面174(すなわち、より大きな面積を有するソール面174)を提供する。後側ボディ150は、後側ボディ148の材料(例えば、熱可塑性複合材料)と同じ材料で形成されてもよく、前側ボディ144は、後側ボディ148、150の材料とは異なる、より高密度の材料で形成されてもよい。(図7と比較して)ソール面172を大きくする、またはより大きなソール面172を作り出すことによって、大きなおよび/または深いキャビティを必要とせずに(すなわち、キャビティがなくても)、ゴルフクラブヘッド100をゲーム改善型のクラブヘッドに近づけることができる。
例えば、ソール面後部180、182は、ソール面172、174の50%までを形成してもよい。多くの実施形態では、ソール面後部180、182は、ソール面172、174の0%~5%、5%~10%、10%~15%、15%~20%、20%~25%、25%~30%、30%~35%、35%~40%、40%~45%、または45%~50%を形成してもよい。代替の実施形態では、ソール面後部180、182は、ソール面部172、174の50%未満、45%未満、40%未満、35%未満、30%未満、25%未満、20%未満、15%未満、10%未満、または5%未満を形成してもよい。
この点に関して、後側ボディ148を含むクラブヘッド100(図7)は、より硬いまたはより圧縮された競技面(例えば、砂漠気候に位置するゴルフコース)により適している場合がある。結果として得られるソール面172の比較的小さい面積のおかげで、クラブヘッド100は、ゴルフスイング中に、比較的圧縮された地面から強く跳ね返りすぎることなく、適切な深さまで競技面に食い込むことができる。一方で、後側ボディ150を含むクラブヘッド100(図8)は、より柔らかいまたはより湿潤な競技面(例えば、湿ったまたはジメジメした気候に位置するゴルフコース)により適している場合がある。結果として得られるソール面174の比較的大きな面積のおかげで、クラブヘッド100は、ゴルフスイング中に、比較的柔らかい地面に深く沈みすぎることなく、適切な深さまで競技面に食い込むことができる。後側ボディ148、150の各々が前側ボディ144の材料よりも低密度の材料で作られており、ウェイト部材104が前側ボディ144に担持されているので、後側ボディ148と後側ボディ150との間のサイズの差がクラブヘッド100の全体重量、重量分布、CG位置、およびMOIに及ぼす影響は、比較的弱い。
サイズおよび形状に加えて、前側ボディ144および/または後側ボディ148の美的特徴も、クラブヘッド100の製造時にカスタマイズされてもよい。例えば、ユーザは、異なる色、表面パターン、テクスチャなどを含む前側ボディ144および後側ボディ148の複数の美的オプションから選択して、様々なクラブヘッドの組み合わせを作成することができる。
前側ボディ144と後側ボディ148の間でウェイト部材104を取り囲むことによって、クラブヘッド100は、一体構造のクラブヘッド(例えば、鍛造クラブヘッド)の外観によく似ながらも、カスタマイズ可能なウェイト部材104によって提供されるより良い感覚、スイング特性(例えば、高いMOI等)、および適応性も実現する。ウェイト部材104およびウェイト受容部160によって、製造中にはゴルフクラブヘッド100を適合し、カスタマイズすることが可能である一方で、使用時には一体的な構造であるように見せることができる。また、包囲されたウェイト部材104が外側にある孔内でガタガタすることがないので、ゴルフクラブヘッド100は、外部ウェイト部材を有するクラブヘッドまたは機械的に固定されたウェイト部材を有するクラブヘッドと比較して、優れた音響特性を実現する。さらに、ウェイト部材104は、外部ウェイト部材に通常必要とされるような研磨または仕上げの必要がなく、単なる金属材料であってよいので、有益なコスト上の利点を提供する。
図9~16は、本開示の他の実施形態による、多部品構造と、1つまたは複数の内部ウェイト部材204とを含む別のゴルフクラブヘッド200を示す。クラブヘッド200は、パタータイプのクラブヘッドである。クラブヘッド200は、クラブヘッド100に類似しており、クラブヘッド100とほぼ同じ構造を含む。したがって、以下の説明は主に、図1~8に関連して上述した実施形態とは異なる構造および特徴に焦点を当てる。図1~8に関連して上述した特徴および要素は、図9~16において、200番台の参照番号が付されている。以下で明示的に説明されないクラブヘッド200の特徴は、クラブヘッド100の特徴と同じ特性を有することを理解されたい。
図9~12を参照すると、パタータイプのクラブヘッド200は、前端212と、前端212と反対側にある後端216と、クラブヘッド200をゴルフクラブシャフト(図示せず)の端部に固定するためのホーゼル開口220と、ホーゼル開口220に近接するヒール端224と、ヒール端224と反対側にあるトウ端228と、トップ端またはクラウン232と、クラウン232と反対側にあるソール236とを有するボディ208を含む。図示の実施形態では、前端212が、ヒール端224とトウ端228との間、およびクラウン232とソール236との間に広がるストライクフェースまたは打撃面240を画定している。他の実施形態では、クラブヘッド200は、前端212においてボディ208に結合し、かつ打撃面を画定する別個に構成されたフェースプレート(図示せず)を含んでもよい。
多くの実施形態では、クラブヘッド200のボディ208は、前側ボディ244と、前側ボディ244に接合される後側ボディ248とを含む2つの別個に形成された部品を含む。前側ボディ244および後側ボディ248は、後側ボディ248を前側ボディ244に接合するために互いに接触し係合する第1の嵌合面252および第2の嵌合面256(図13および図14)を含む。後側ボディ248は、エポキシ樹脂、接着剤、かしめ、溶接(例えば、レーザー溶接、プラズマ溶接など)、機械的締結、または任意の他の適切な方法を用いて、前側ボディ244に取り付けられてもよい。多くの実施形態では、前側ボディ244は、ボディ208全体の領域のうちの少なくともいくつか(例えば、前端、クラウンなど)を画定し、後側ボディ248は、ボディ208の同じ領域または他の領域(例えば、後端、ソールなど)を画定する。図示の実施形態では、前側ボディ244は、打撃面240を含む前端212と、ホーゼル開口220と、クラウン232と、ヒール端224、トウ端228、および後端216の一部とを画定している。一方、後側ボディ248は、ソール236の大部分と、ヒール端224、トウ端228、および後端216の一部とを画定している。したがって、前側ボディ244および後側ボディ248のどちらか一方のサイズまたは形状を変えることによって、ボディ208の1つまたは複数の領域(例えば、ソール236)の寸法を特定のユーザのニーズに合わせて、または特定のゴルフコースの条件に合わせてカスタマイズすることができる。
図13および図14を参照すると、クラブヘッド200はまた、前側ボディ244と後側ボディ248との間でボディ208内に包囲された1つまたは複数の内部ウェイト部材204も含む。ウェイト部材204は、前側ボディ244および後側ボディ248を形成する材料の密度よりも比較的大きい密度を有する材料から形成される。図示の実施形態では、後側ボディ248は、第2の嵌合面256から上方に突出する一対の受容バンク288を含む。具体的には、1つの受容バンク288が、ヒール端288およびトウ端288のそれぞれに近接して配置され、各受容バンク288が、前端288と後端288との間でほぼ縦に延在している。ウェイト部材204を選択的に受け入れるために、各受容バンク288には、内部ウェイト受容部260が設けられている。ウェイト部材204は、エポキシ樹脂、接着剤、圧力嵌め、機械的締結、または任意の他の適切な方法を用いて、ウェイト受容部260内に固定されてもよい。
前側ボディ244は、受容バンク288に対応する一対の凹部292を含み、各凹部292は、後側ボディ248が前側ボディ244に結合されると、対応する受容バンク288を受け入れる。他の実施形態では、代わりに、ウェイト受容部260を含む受容バンク288が、前側ボディ244に設けられてもよく、第1の嵌合面252から下方に突出してもよい。同様に、代わりに、後側ボディ248が、前側ボディ244と後側ボディ248が結合されたときに受容バンク288を受け入れる凹部292を含んでもよい。前側ボディ244および後側ボディ248は、ウェイト部材204を組み合わせられたボディ208内に取り囲み、固定するように、嵌合面252、256において接合される。図示の実施形態では、各ウェイト受容部260が、対応するウェイト部材204を受け入れる(すなわち、ウェイト部材204の数は、ウェイト受容部260の数に対応する)。他の実施形態では、ウェイト受容部260のいくつかはウェイト部材204を受け入れてよく、他のウェイト受容部260は空のままであってもよい。
図示の実施形態では、前側ボディ244は、各受容バンク288に画定された4個のウェイト受容部260(合計で8個のウェイト受容部260)を含む。図示された8個のウェイト受容部260は、8個の対応するウェイト部材204を受け入れる。他の実施形態では、クラブヘッド200は、8個より少ないまたは多いウェイト部材204(例えば、1個、2個、3個、4個、5個、6個、7個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、または15個より多いウェイト部材)を受容するために、8個より少ないまたは多いウェイト受容部260(例えば、1個、2個、3個、4個、5個、6個、7個、9個、10個、11個、12個、13個、14個、15個、または15個より多いウェイト受容部)を含んでもよい。図示されているように、図示されるウェイト受容部260およびウェイト部材204のすべては、円筒形であり、それぞれほぼ同じ形状および体積を有する。他の実施形態では、ウェイト受容部260の体積は変化してもよく、ウェイト受容部260は、球形、円錐形、円錐台形、円筒形、長方形、またはそれらの組み合わせを含む任意の他の適切な幾何学的形状であってもよい。同様に、ウェイト部材204の体積は変化してもよく、ウェイト部材204は、球形、円錐形、円錐台形、円筒形、長方形、または各ウェイト受容部260の体積および形状に対応する任意の他の適切な幾何学的形状であってもよい。ウェイト部材204は、それぞれ同じ材料で形成されてもよく、いくつかのウェイト部材は、異なる材料特性(例えば、密度、硬度など)を有する異なる材料で形成されてもよい。さらに、ウェイト部材204を前側ボディ244と248との間で取り囲むことにより、ウェイト部材204は、外部ウェイト部材に必要とされるような研磨または仕上げの必要がなく、単に金属材料であってよいので、有益なコスト利点が得られる。
前側ボディ244は、後側ボディ248の材料よりも比較的低密度の材料で作られている。図示の実施形態では、前側ボディ244は、熱可塑性複合材料(「TPC」)(例えば、DuPont(商標)Vizilon(登録商標)TPC、熱可塑性ポリウレタンなど)とった複合材料から作られる。他の実施形態では、クラブヘッド200の前側ボディ244は、チタン、アルミニウム、タングステン、他の鋼合金(例えば、455鋼、475鋼、431鋼、8620合金鋼、S25C鋼、炭素鋼、マルエージング鋼、ステンレス鋼、ステンレス鋼合金など)、チタン合金(例えば、Ti 7-4、Ti 6-4、T-9S、Ti SSAT2041、Ti SP700、Ti 15-0-3、Ti 15-5-3、Ti 3-8-6-4-4、Ti 10-2-3、Ti 15-3-3-3、Ti 6-6-2、Ti-185、またはこれらの任意の組合せ)、アルミニウム合金、または複合材料のうちのいずれか1つまたはこれらの任意の組合せから作られてもよい。他の実施形態では、前側ボディ244は、カーペンターグレード455鋼、カーペンターグレード475鋼、C300鋼、C350鋼、Ni-Co-Cr鋼合金、調質鋼合金、または565鋼で形成されてもよい。前側ボディ244は、鍛造、鋳造、コキャスト、ダイキャスト、フライス削り、3D印刷、またはゴルフクラブヘッドを製造するのに適した任意の他の方法のうちの任意の1つまたはこれらの任意の組合せによって形成されてもよい。
後側ボディ248は、前側ボディ244の材料よりも比較的高密度の材料で作られている。図示の実施形態では、後側ボディ248は、17-4ステンレス鋼で作られている。他の実施形態では、クラブヘッド200の後側ボディ248は、チタン、アルミニウム、タングステン、他の鋼合金(例えば、455鋼、475鋼、431鋼、8620合金鋼、S25C鋼、炭素鋼、マルエージング鋼、ステンレス鋼、ステンレス鋼合金など)、チタン合金(例えば、Ti 7-4、Ti 6-4、T-9S、Ti SSAT2041、Ti SP700、Ti 15-0-3、Ti 15-5-3、Ti 3-8-6-4-4、Ti 10-2-3、Ti 15-3-3-3、Ti 6-6-2、Ti-185、またはこれらの任意の組合せ)、アルミニウム合金、または複合材料のうちのいずれか1つまたはこれらの任意の組合せから作られてもよい。他の実施形態では、後側ボディ248は、カーペンターグレード455鋼、カーペンターグレード475鋼、C300鋼、C350鋼、Ni-Co-Cr鋼合金、調質鋼合金、又は565鋼で形成されてもよい。後側ボディ248は、鍛造、鋳造、コキャスト、ダイキャスト、フライス削り、3D印刷、またはゴルフクラブヘッドを製造するのに適した任意の他の方法のうちの任意の1つまたはこれらの任意の組合せによって形成されてもよい。他の実施形態では、後側ボディ248は、前側ボディ244の材料と同じ材料で作られてもよい。
ウェイト部材204は、前側ボディ244および後側ボディ248の材料よりも比較的高密度の材料で作られている。図示の実施形態では、ウェイト部材204は、タングステンで作られている。他の実施形態では、ウェイト部材204は、チタン、アルミニウム、タングステン、他の鋼合金(例えば、455鋼、475鋼、431鋼、8620合金鋼、S25C鋼、炭素鋼、マルエージング鋼、ステンレス鋼、ステンレス鋼合金など)、チタン合金(例えば、Ti 7-4、Ti 6-4、T-9S、Ti SSAT2041、Ti SP700、Ti 15-0-3、Ti 15-5-3、Ti 3-8-6-4-4、Ti 10-2-3、Ti 15-3-3-3、Ti 6-6-2、Ti-185、またはこれらの任意の組合せ)、アルミニウム合金、または複合材料のうちのいずれか1つまたはこれらの任意の組合せから作られてもよい。他の実施形態では、ウェイト部材204は、カーペンターグレード455鋼、カーペンターグレード475鋼、C300鋼、C350鋼、Ni-Co-Cr鋼合金、調質鋼合金、又は565鋼で形成されてもよい。
ゴルフクラブヘッド200の所望の重量を得るため、またはゴルフクラブヘッド200の所望のスイング特性を得るために、ウェイト部材204の数、組成、または配置は戦略的に変化されてもよい。すなわち、ウェイト受容部260内に設置されるウェイト部材204の数、組成、または配置を変えることによって、クラブヘッド200の全体重量、重量分布、重心(「CG」)、および/または慣性モーメント(「MOI」)をユーザの好みおよび特定のプレイ条件に合わせてカスタマイズすることができる。例えば、いくつかの実施形態では、比較的軽量のクラブヘッド200を得るために、ウェイト受容部260のうちいくつかは、それぞれウェイト部材204を受容(すなわち、ねじ係合、圧入など)してよく、中央に位置する残りのウェイト受容部260は、使用されないままであってもよい。そのような実施例では、軽量化されたクラブヘッド200の全体重量は、ウェイト受容部のすべてが一様に使用されるクラブヘッドと比較して、比較的小さくなる。したがって、ボールに同等の打撃力を与えるためには、軽量化されたクラブヘッド200は、ゴルフボールを打つ際に比較的長いストロークまたはスイング距離を必要とする。そのような軽量化されたクラブヘッド200は、ゴルフ初心者にとって好ましい場合がある。他の実施形態では、比較的重いクラブヘッド200を得るために、ウェイト受容部260のすべてがウェイト部材204を受け入れてもよく、またはウェイト受容部が比較的重いウェイト部材204を受け入れてもよい。よって、ボールに同等の打撃力を与えるためには、より重いクラブヘッド200は、ゴルフボールを打つ際に比較的短いストロークまたはスイング距離を必要とする。このような重いクラブヘッド200は、高度に熟練したゴルファーにとって好ましい場合がある。別の例として、いくつかの実施形態では、後端216に近接して配置されるウェイト受容部260のいくつかが使用されてもよく、前端212に近接して配置さる他のウェイト受容部260は使用されないままであってもよい。このような配置は、クラブヘッド200のCGを後端216に向かってシフトさせやすい。
前側ボディ244および/または後側ボディ248のサイズおよび/または形状は、クラブヘッド200の製造時に、各ユーザの好みに合わせてカスタマイズされてもよい。さらに、前側ボディ244および/または後側ボディ248の美的特徴も、製造時にカスタマイズされてもよい。例えば、ユーザは、異なる色、表面パターン、テクスチャ等を含む前側ボディ244および後側ボディ248の多数の美的オプションから選択することができる。
ウェイト部材204を前側ボディ244と後側ボディ248との間で取り囲むことによって、クラブヘッド200は、一体構造のクラブヘッド(例えば、鍛造クラブヘッド)の外観によく似つつも、カスタマイズ可能なウェイト部材204によって提供されるより良い感覚、スイング特性(例えば、低く離れたCG、高いMOIなど)、および適合性を実現することができる。ウェイト部材204およびウェイト受容部260によって、製造中にゴルフクラブヘッド200を適合し、カスタマイズすることが可能である一方、使用時には構造が一体であるように見える。また、包囲されたウェイト部材204が外側の孔内でガタガタすることがないので、ゴルフクラブヘッド200は、外部ウェイト部材を有するクラブヘッドまたは機械的に固定されたウェイト部材を有するクラブヘッドと比較して、優れた音響特性を実現する。
1つまたは複数の特許請求された要素の置換は、再構成を構成するものであり、修理を構成しない。利益、他の利点、および問題解決法が、特定の実施形態に関して記載されてきた。しかしながら、当該利益、利点、問題解決策、および何らかの利益、利点、または解決策を生じさせ得るか、またはそれらをより顕著にさせ得る要素は、そのような利益、利点、解決策、または要素が、請求項に明示的に記載されていない限り、特許請求の範囲のいずれか又は全ての重要な、必要な、または不可欠な特徴または要素として解釈されるべきではない。
ゴルフのルールは時々変更になる場合がある(例えば、米国ゴルフ協会(USGA)、英国ゴルフ協会(R&A)などのゴルフ標準組織および/または運営機関によって、新たに規則が適用されたり、古いルールが排除または変更されることがある)ので、本明細書に記載される装置、方法、および製造品に関連するゴルフ用具は、任意の特定の時点において、ゴルフのルールに準拠している場合もあれば、準拠していない場合もある。したがって、本明細書に記載される装置、方法、および製造品に関連するゴルフ用具は、ルールに適合したゴルフ用品またはルール不適合のゴルフ用具として、広告され、売り出され、および/または販売されてもよい。この点に関して、本明細書に記載される装置、方法、および製造品は、限定されない。
上述の例は、ウッドタイプのゴルフクラブに関連して記載されたかもしれないが、本明細書に記載される装置、方法、および製造品は、ドライバー、フェアウェイウッド、ハイブリッド、クロスオーバー、任意の中空ボディタイプのゴルフクラブを含む様々なタイプのゴルフクラブに適用可能であってもよい。あるいは、本明細書に記載の装置、方法、および製造品は、ホッケースティック、テニスラケット、釣り竿、スキーポールなどの他のタイプのスポーツ用具に適用可能であってもよい。
さらに、本明細書に開示する実施形態および限定事項は、実施形態および/または限定事項が、(1)特許請求の範囲に明示的に記載されておらず、かつ(2)均等論に基づいて、特許請求の範囲における明示的な要素および/または限定事項の均等物である、または均等物である可能性がある場合には、寄与論に基づいて公衆に寄与されるものではない。
特定の好ましい実施形態を参照して、本発明を詳細に説明してきたが、説明した本発明の1つまたは複数の独立した態様の範囲および精神には、変形および変更が存在する。
(第1項)ゴルフクラブヘッドであって、前端と、前記前端と反対側にある後端と、ヒール端と、前記ヒール端と反対側にあるトウ端と、トップレールと、前記トップレールと反対側にあるソールとを有するボディであって、前記ボディは、前記前端と、前記ヒール端、前記トウ端、前記トップレール、前記ソールの一部とを画定し、第1の密度を有する第1の材料で形成される前側ボディと、前記前側ボディに結合され、前記後端と、前記ヒール端、前記トウ端、前記トップレール、前記ソールの一部とを画定し、第2の密度を有する第2の材料で形成される後側ボディと、を含む、ボディと、前記前側ボディおよび前記後側ボディの一方または両方に画定されている複数のウェイト受容部と、前記ウェイト受容部に受け入れられ、第3の密度を有する第3の材料で形成される1つまたは複数のウェイト部材と、を含み、1つまたは複数の前記ウェイト部材は、前記前側ボディと前記後側ボディの間で完全に包囲されており、前記第1の密度は、前記第2の密度よりも大きく、前記第3の密度は、前記第1の密度よりも大きい、ゴルフクラブヘッド。
(第2項)前記前側ボディが、第1の嵌合面を含み、前記後側ボディが、前記後側ボディを前記前側ボディに接合するために前記第1の嵌合面と嵌合する第2の嵌合面を含み、受容バンクが、前記第1の嵌合面および前記第2の嵌合面のうちの一方から離れるように突出し、前記ウェイト受容部が、前記受容バンク内に画定されている、第1項に記載のゴルフクラブヘッド。
(第3項)前記受容バンクは、前記ヒールに近接して配置される第1の受容バンクと、前記トウ端に近接して配置される第2の受容バンクとを含み、前記第1の受容バンクおよび前記第2の受容バンクは、前記前端と前記後端との間で概ね縦に延在している、第2項に記載のゴルフクラブヘッド。
(第4項)ゴルフクラブヘッドであって、打撃面と、前記打撃面の反対側にある第1の嵌合面とを含む前側ボディと、後側ボディを前記前側ボディに結合するために前記第1の嵌合面と嵌合する第2の嵌合面を有する後側ボディと、前記第1の嵌合面に画定されたウェイト受容部と、前記ウェイト受容部に受け入れられ、前記前側ボディと前記後側ボディとの間に完全に包囲される1つまたは複数のウェイト部材と、を備え、前記前側ボディと前記後側ボディは共に、トップレールと、前記トップレールの反対側にあるソールとを画定し、前記第1の嵌合面は、前記トップレールの近くに延在する略平面状の上側の第1の嵌合面と、前記ソールの近くに延在し、前記上側の第1の嵌合面に対して角度をつけて配向された略平面状の下側の第1の嵌合面とに分かれており、前記ウェイト受容部は、前記下側の第1の嵌合面に画定されている、ゴルフクラブヘッド。
(第5項)前記上側の第1の嵌合面は、前記打撃面に略平行に延在している、第4項に記載のゴルフクラブヘッド。
(第6項)前記角度は、60度~175度である、第4項に記載のゴルフクラブヘッド。
(第7項)各ウェイト受容部は、それぞれウェイト部材を受け入れる、第4項に記載のゴルフクラブヘッド。
(第8項)ゴルフクラブヘッドのシステムであって、第1のゴルフクラブヘッドと、第2のゴルフクラブヘッドを備え、前記第1のゴルフクラブヘッドは、第1の前側ボディと、前記第1の前側ボディに接合される第1の後側ボディと、前記第1の前側ボディと前記第1の後側ボディとの間で包囲される1つまたは複数の第1のウェイト部材とを含み、前記第1の前側ボディと前記第1の後側ボディは共に、前記第1のゴルフクラブヘッドの第1のソール面を画定し、前記第1の後側ボディは、前記第1のソール面の第1のソール面部を画定し、前記第2のゴルフクラブヘッドは、前記第1の前側ボディと同一の第2の前側ボディと、前記第2の前側ボディに接合される第2の後側ボディと、前記第2の前側ボディと前記第2の後側ボディとの間で包囲される1つまたは複数の第2のウェイト部材とを含み、前記第2の前側ボディと前記第2の後側ボディは共に、前記第2のゴルフクラブヘッドの第2のソール面を画定し、前記第2の後側ボディが、前記第2のソール面の第2のソール面部を画定し、前記第2のソール面部は、前記第1のソール面部よりも大きい面積を有する、ゴルフクラブヘッドのシステム。
(第9項)前記第1の前側ボディおよび前記第2の前側ボディの各々は、第1の材料で形成されており、前記第1の後側ボディおよび前記第2の後側ボディの各々は、前記第1の材料とは異なる第2の材料で形成されている、第8項に記載のシステム。
(第10項)前記第1の前側ボディおよび前記第2の前側ボディの各々は、前記第1のウェイト部材および前記第2のウェイト部材をそれぞれ受け入れるウェイト受容部を含む、第8項に記載のシステム。
(第10項)前記第1の前側ボディおよび前記第2の前側ボディの各々は、前記第1のウェイト部材および前記第2のウェイト部材をそれぞれ受け入れるウェイト受容部を含む、第8項に記載のシステム。
(第11項)前記第1の密度は、前記第2の密度よりも少なくとも25%大きい、第1項に記載のゴルフクラブヘッド。
(第12項)前記第1の密度は、前記第2の密度よりも少なくとも75%大きい、第1項に記載のゴルフクラブヘッド。
(第13項)前記ソール面の一部を形成する前記後側ボディの部分は、前記ソール面の少なくとも10%を形成している、第4項に記載のゴルフクラブヘッド。
(第14項)前記ソール面の一部を形成する前記後側ボディの部分は、前記ソール面の少なくとも20%を形成している、第4項に記載のゴルフクラブヘッド。
(第15項)前記ソール面の一部を形成する前記後側ボディの部分は、前記ソール面の少なくとも30%を形成している、第4項に記載のゴルフクラブヘッド。
(第16項)前記前側ボディの密度は、前記後側ボディの密度よりも大きい、第4項に記載のゴルフクラブヘッド。
(第17項)前記前側ボディの密度は、前記後側ボディの密度よりも少なくとも25%大きい、第4項に記載のゴルフクラブヘッド。
(第18項)前記前側ボディの密度は、前記後側ボディの密度よりも少なくとも75%大きい、第4項に記載のゴルフクラブヘッド。
(第19項)前記ゴルフクラブヘッドには、キャビティが無い、第4項に記載のゴルフクラブヘッド。

Claims (20)

  1. ゴルフクラブヘッドであって、
    前端と、前記前端の反対側にある後端と、ヒール端と、前記ヒール端の反対側にあるトウ端と、トップレールと、前記トップレールの反対側にあるソールとを有するボディであって、
    前記ボディは、
    前記前端と、前記ヒール端、前記トウ端、前記トップレール、および前記ソールの一部とを画定し、第1の密度を有する第1の材料から形成される前側ボディと、
    前記前側ボディに結合され、前記後端と、前記ヒール端、前記トウ端、前記トップレール、および前記ソールの一部とを画定し、第2の密度を有する第2の材料から形成される後側ボディと、をさらに含む、前記ボディと、
    前記前側ボディおよび前記後側ボディの一方または両方に画定されている複数のウェイト受容部と、
    前記ウェイト受容部に受け入れられ、第3の密度を有する第3の材料で形成される1つまたは複数のウェイト部材と、を備え、
    1つまたは複数の前記ウェイト部材は、前記前側ボディと前記後側ボディとの間で完全に包囲されており、
    前記第1の密度は、前記第2の密度よりも大きく、
    前記第3の密度は、前記第1の密度よりも大きい、ゴルフクラブヘッド。
  2. 前記前側ボディは、第1の嵌合面を含み、
    前記後側ボディは、前記後側ボディを前記前側ボディに接合するために前記第1の嵌合面と嵌合する第2の嵌合面を含み、
    受容バンクが、前記第1の嵌合面および前記第2の嵌合面のうちの1つから離れるように突出しており、
    前記ウェイト受容部は、前記受容バンク内に画定されている、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  3. 前記受容バンクは、前記ヒールに近接して配置される第1の受容バンクと、前記トウ端に近接して配置される第2の受容バンクとを含み、
    前記第1の受容バンクおよび前記第2の受容バンクは、前記前端と前記後端との間で概ね縦に延在している、請求項2に記載のゴルフクラブヘッド。
  4. 前記第1の密度は、前記第2の密度よりも大きい、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  5. 前記第1の密度は、前記第2の密度よりも少なくとも25%大きい、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  6. 前記第1の密度は、前記第2の密度よりも少なくとも75%大きい、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  7. ゴルフクラブヘッドであって、
    打撃面と、前記打撃面の反対側にある第1の嵌合面とを含む前側ボディと、
    後側ボディであって、前記後側ボディを前記前側ボディに結合するために前記第1の嵌合面と嵌合する第2の嵌合面を有する前記後側ボディと、
    前記第1の嵌合面に画定されている1つまたは複数のウェイト受容部と、
    1つまたは複数の前記ウェイト受容部内に受容され、前記前側ボディと前記後側ボディとの間で完全に包囲される1つまたは複数のウェイト部材と、を備え、
    前記前側ボディおよび前記後側ボディは共に、トップレールとトップレールの反対側にあるソールとを画定しており、
    前記第1の嵌合面は、前記トップレールの近くに延在する略平面状の上側の第1の嵌合面と、前記ソールの近くに延在し、前記上側の第1の嵌合面に対して角度をつけて配向されている略平面状の下側の第1の嵌合面とに分かれており、
    前記ウェイト受容部は、前記下側の第1の嵌合面に画定されている、ゴルフクラブヘッド。
  8. 前記上側の第1の嵌合面は、前記打撃面に略平行に延在している、請求項7に記載のゴルフクラブヘッド。
  9. 前記角度は、60度~175度である、請求項7に記載のゴルフクラブヘッド。
  10. 前記ウェイト受容部の各々は、それぞれ前記ウェイト部材を受け入れる、請求項7に記載のゴルフクラブヘッド。
  11. 前記ソール面の一部を形成する前記後側ボディの部分は、前記ソール面の少なくとも10%を形成している、請求項7に記載のゴルフクラブヘッド。
  12. 前記ソール面の一部を形成する前記後側ボディの部分は、前記ソール面の少なくとも20%を形成している、請求項7に記載のゴルフクラブヘッド。
  13. 前記ソール面の一部を形成する前記後側ボディの部分は、前記ソール面の少なくとも30%を形成している、請求項7に記載のゴルフクラブヘッド。
  14. 前記前側ボディの密度は、前記後側ボディの密度よりも大きい、請求項7に記載のゴルフクラブヘッド。
  15. 前記前側ボディの密度は、前記後側ボディの密度よりも少なくとも25%大きい、請求項7に記載のゴルフクラブヘッド。
  16. 前記前側ボディの密度は、前記後側ボディの密度よりも少なくとも75%大きい、請求項7に記載のゴルフクラブヘッド。
  17. 前記ゴルフクラブヘッドには、キャビティが無い、請求項7に記載のゴルフクラブヘッド。
  18. ゴルフクラブヘッドのシステムであって、
    第1のゴルフクラブヘッドと、
    第2のゴルフクラブヘッドと、を備え、
    前記第1のゴルフクラブヘッドは、第1の前側ボディと、前記第1の前側ボディに接合される第1の後側ボディと、前記第1の前側ボディと前記第1の後側ボディとの間で包囲される1つまたは複数の第1のウェイト部材とを含み、
    前記第1の前側ボディと前記第1の後側ボディは共に、前記第1のゴルフクラブヘッドの第1のソール面を画定しており、
    前記第1の後側ボディは、前記第1のソール面の第1のソール面部を画定しており、
    前記第2のゴルフクラブヘッドは、前記第1の前側ボディと同一の第2の前側ボディと、前記第2の前側ボディに接合される第2の後側ボディと、前記第2の前側ボディと前記第2の後側ボディとの間で包囲される1つまたは複数の第2のウェイト部材とを含み、
    前記第2の前側ボディと前記第2の後側ボディは共に、前記第2のゴルフクラブヘッドの第2のソール面を画定しており、
    前記第2の後側ボディは、前記第2のソール面の第2のソール面部を画定しており、
    前記第2のソール面部は、前記第1のソール面部よりも大きな面積を有する、ゴルフクラブヘッドのシステム。
  19. 前記第1の前側ボディおよび前記第2の前側ボディの各々は、第1の材料で形成されており、
    前記第1の後側ボディおよび前記第2の後側ボディの各々は、前記第1の材料とは異なる第2の材料で形成されている、請求項18に記載のシステム。
  20. 前記第1の前側ボディおよび前記第2の前側ボディの各々は、前記第1のウェイト部材および前記第2のウェイト部材をそれぞれ受け入れるウェイト受容部を含む、請求項18に記載のシステム。
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