JP2022520540A - 手術ツール及び使用方法 - Google Patents

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Abstract

カットガイドは、第1の面及び対向する第2の面を含む。カットガイドは、第1の面から第2の面へカットガイドを通って延びる第1の開口部及び第2の開口部をさらに含む。第1及び第2の開口部は、骨を切断するときに手術ツールをガイドするように構成されている。カットガイドは、第1の面から第2の面へカットガイドを通って延びる第1の孔をさらに含む。カットガイドは、カットガイドを通って延びる第2の孔をさらに含む。第2の孔の中心軸は第2の面に対して鋭角に配向されている。第1及び第2の孔は、ガイドを骨に対して位置決めするワイヤを受け取るように構成されている。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、米国特許出願第62/846,943号(2019年5月13日に出願)の効果を主張する。なおこの文献の全体は参照により本明細書に組み込まれている。
外反母趾変形は、良く知られた前足部変形である。このような変形があると、痛いバニオン、転移中足骨痛、及び槌趾または鷲爪趾に至る可能性がある。外反母趾変形を矯正するために種々の方法が用いられている。このような方法の1つは、第1の中足骨のシェブロン骨切り術を行って、第1の中足骨を遠位及び近位部分に分離することである。次に遠位及び近位部分を必要に応じて位置決めして、骨ネジ、プレート、または他の固定手段を用いて所定の位置に固定する。
一態様では、第1の面及び対向する第2の面を含むカットガイドが開示される。カットガイドは、第1の面から第2の面へカットガイドを通って延びる第1の開口部及び第2の開口部をさらに含む。第1及び第2の開口部は、骨を切断するときに手術ツールをガイドするように構成されている。カットガイドは、第1の面から第2の面へカットガイドを通って延びる第1の孔をさらに含む。カットガイドは、カットガイドを通って延びる第2の孔をさらに含む。第2の孔の中心軸は第2の面に対して鋭角に配向されている。第1及び第2の孔は、ガイドを骨に対して位置決めするワイヤを受け取るように構成されている。
別の態様では、結合部材と、結合部材から延びるアームと、アームに結合されたターゲティング部材とを有するターゲティングガイドが開示される。結合部材は、結合部材を通って延びる結合孔を含む。結合孔はワイヤを受け取るように構成されている。結合部材は、結合部材の骨対向面から延びる第1の突出部をさらに含む。第1の突出部は骨と嵌合するように構成されている。ターゲティング部材は、骨の中に挿入されるワイヤを受け取って位置合わせするための少なくとも1つのターゲティング孔を含む。
別の態様では、カットガイドとターゲティングガイドとを有するキットが開示される。カットガイドは第1の面及び対向する第2の面を含む。カットガイドは、第1の面から第2の面へカットガイドを通って延びる第1の開口部及び第2の開口部をさらに含み、第1及び第2の開口部は、骨を切断するときに手術ツールをガイドするように構成されている。ターゲティングガイドは、結合部材、結合部材から延びるアーム、及びアームに結合されたターゲティング部材を含む。結合部材は、結合部材を通って延びる結合孔を含み、結合孔は、骨に挿入される結合ワイヤを受け取るように構成されている。結合部材は、結合部材の骨対向面から延びる第1の突出部をさらに含み、第1の突出部は骨と嵌合するように構成されている。ターゲティング部材は、骨に挿入されるターゲティングワイヤを受け取って位置合わせするための少なくとも1つのターゲティング孔を含む。
別の態様では、方法が開示される。本方法は、骨の中に第1のワイヤを挿入することを含む。本方法はさらに、第1のワイヤ上でカットガイドをスライドさせて、第1のワイヤがカットガイドの第1の孔内に配置されるようにすることを含む。本方法はさらに、カットガイドの第2の孔を通して第2のワイヤを挿入して、第1のワイヤと第2のワイヤとが鋭角を規定するようにすることを含む。本方法はさらに、手術ツールを用いて骨を第1の骨部分と第2の骨部分とに分離することを、カットガイドにおける少なくとも1つの開口部を通して手術ツールを挿入することによって行うことを含む。
別の態様では、方法が開示される。本方法は骨の中にワイヤを挿入することを含む。本方法はさらに、ターゲティングガイドの孔を通してワイヤをスライドさせることを含む。本方法はさらに、ターゲティングガイドの骨対向面から延びる突出部を骨と嵌合させることを含む。本方法はさらに、ターゲティングガイドの第1のターゲティング孔を通して第1のターゲティングワイヤを挿入することを含む。本方法はさらに、ターゲティングガイドの第2のターゲティング孔を通して第2のターゲティングワイヤを挿入することであって、第1及び第2のターゲティング孔は骨対向面から等間隔に配置されている、挿入することを含む。本方法はさらに、第1のターゲティングワイヤによって規定される軌跡に沿って骨の中に第1のネジを挿入することを含む。本方法はさらに、第2のターゲティングワイヤによって規定される軌跡に沿って骨の中に第2のネジを挿入することを含む。
本明細書で説明する実施形態の特徴は、以下の詳細な説明においてより十分に開示される。詳細な説明は添付図面とともに考えるべきである。図面では同様の番号は同様の部分を指す。
本明細書で説明する一実施形態による、カットガイドの平面図である。 本明細書で説明する一実施形態による、カットガイドの側面図である。 本明細書で説明する一実施形態による、カットガイドの底面図である。 本明細書で説明する一実施形態による、カットガイドの端面図である。 図1のカットガイドの断面図である。 図1のカットガイドの開口部を示す詳細断面図である。 図1のカットガイドの第1の孔の詳細図である。 本明細書で説明する一実施形態によるターゲティングガイドの正面図である。 本明細書で説明する一実施形態によるターゲティングガイドの側面図である。 本明細書で説明する一実施形態によるターゲティングガイドの背面図である。 図8のターゲティングガイドの断面図である。 図8のターゲティングガイドの平面図である。 図8のターゲティングガイドの断面図である。 図8のターゲティングガイドの突出部の詳細図である。 図15Aは、使用中の本明細書で説明する別の実施形態による、ターゲティングガイドの平面図である。 図15Bは、使用中の本明細書で説明する別の実施形態による、ターゲティングガイドの平面図である。 中足骨の下処理した表面に対して所定の位置にあるカットガイドの平面図である。 中足骨の切断面に対して位置決めされているカットガイドの内側図である。 中足骨の切断面に対して位置決めされているカットガイドの斜視図である。 カットガイドにおける孔を通して中足骨内に挿入されている第2のワイヤの斜視内側図である。 中足骨に対して所定の位置に固定されたカットガイドの斜視図である。 中足骨に対して所定の位置に固定されたカットガイドの平面図である。 切断器具及びカットガイドを用いて中足骨内に切り込みを形成するところを示す図である。 中足骨及びカットガイドから第1のワイヤを取り除いた後の斜視図である。 骨部分を再位置決めした後に中足骨内に第2のワイヤをより深く挿入するところを示す図である。 カットガイドを取り除いた後の中足骨の斜視図である。 中足骨上の所定の位置にあるターゲティングガイドの斜視図である。 ターゲティングガイドを通して中足骨の中にさらなるワイヤを挿入するところを示す斜視図である。 ターゲティングガイドを通して中足骨の中にさらなるワイヤを挿入した後の斜視図である。 ターゲティングガイドを通して中足骨の中に第1の固定ワイヤを挿入した後の斜視図である。 ターゲティングガイドを通して中足骨の中に第2の固定ワイヤを挿入した後の斜視図である。 ターゲティングガイドを通して中足骨の中に第2の固定ワイヤを挿入した後の内側図である。
典型的な実施形態についてのこの説明は、添付図面と共に読むことが意図されている。図面は書面の説明全体の一部であると考えるべきである。図面図は必ずしも一定の比率ではなく、特定の特徴については、明瞭及び簡潔にするために一定の割合でまたはある程度概略的な形態で誇張して示している場合がある。説明では、相対語たとえば「水平方向の」、「垂直方向の」、「上方の」、「下方の」、「頂部の」、及び「底部の」ならびにそれらの派生語(たとえば、「水平方向に」、「下方に」、「上方に」など)は、そのときに説明されているかまたは説明下の図面図に示されている方向を指すと解釈されるべきである。これらの相対語は、説明の便宜上であり、通常は特定の配向を必要とすることは意図していない。「内側に」対「外側に」、「長手方向の」対「横方向の」などを含む用語は、必要に応じて、互いに対して、または伸びの軸または回転の軸もしくは中心に対して解釈すべきである。取り付け、結合などに関する用語、たとえば「接続された」及び「相互接続された」は、特に明記のない限り、構造体が介在構造を通して直接または間接的に互いに固定されているかまたは取り付けられている関係、ならびに移動可能または剛性の両方の取り付けまたは関係を指す。用語「動作可能に接続された」は、関連する構造体がその関係によって目的どおりに動作することができる取り付け、結合、または接続である。
本開示では、カッティングガイド及びターゲティングガイドならびにそれらの使用方法について説明する。本明細書で説明するカッティングガイド及びターゲティングガイドは特に、第1趾の顕著な外反母趾角を矯正する処置で使用する際にとても適している。しかし、それらは任意の適切な処置で用いてもよい。
図1~7に、一実施形態によるカットガイド100を示す。図1に示すのはカットガイド100の平面図である。カットガイド100は、骨を切断する際に切断器具(たとえば、外科用鋸)をガイドするように構成されたカットガイド100の第1の面106と第2の面108(図2に示す)の間を延びる第1の開口部102と第2の開口部104とを含む。一実施形態では、第1(102)及び第2(104)の開口部は、本明細書で説明するように、切断器具が骨内にシェブロン形状の切り込みを形成することができるように、互いに対してある角度で配向されている。たとえば、いくつかの実施形態では、第1(102)及び第2(104)の開口部は互いに対して約45度の角度で配向されている。いくつかの実施形態では、第1(102)及び第2(104)の開口部は交点で合流する。第1(102)及び第2(104)の開口部は同じ長さであってもよいし、または図1に示すように、異なる長さであってもよい。カットガイド100は、左及び右足でそれぞれ用いる左及び右の構成の両方で設けてもよい。
いくつかの実施形態では、カットガイド100は、第1の面106と第2の面108との間を延びる第1の孔110をさらに含む。第1の孔110は、本明細書で説明するように、患者の骨中に挿入されるkワイヤ、シュタインマンピン、または他の適切なワイヤまたはピン(以下、kワイヤ、シュタインマンピン、及び他のワイヤまたはピンをまとめて「ワイヤ」と言う)を受け取るように構成されている。図7に第1の孔110を詳細に示す。いくつかの実施形態では、第1の孔110は、第1及び第2の開口部102、104の交点に位置決めされている。さらに、いくつかの実施形態では、第1の孔110の中心軸111(図5に示す)は第1の面106及び/または第2の面108に垂直である。
図1の平面図及び図3の底面図に示すように、カットガイド100はまた、本明細書で説明するように、患者の骨の中に挿入されるワイヤを受け取るように構成された第2の孔112も含む。図5に示すように、少なくともいくつかの実施形態では、第2の孔112は、第2の面108と鋭角116を形成する中心軸114を規定する。たとえば、一実施形態では、角度116は約30°である。別の実施形態では、角度116は約15°~約45°である。いくつかの実施形態では、第1の孔110と第2の孔112とは線118(図1に示す)上に位置決めされている。線118は第1の開口部102と第2の開口部104とを二分する。距離120(図5)が、第1の孔110の中心軸111と、第2の孔112の中心軸114の第2の面108との交点との間に規定される。図4及び5に示すように、いくつかの実施形態では、カットガイド100は、第1の面106から延びる突起122を含む。このような実施形態では、第2の孔112は突起122を通して延びてもよい。突起122は、中心軸114に直交する面124を含んでいてもよい。
種々の実施形態では、図1、3、及び5に示すように、カットガイド100は、第1の面106から第2の面108へカットガイド100を通って延びるウィンドウ126を含んでいてもよい。本明細書でさらに説明するように、ワイヤが適切に位置合わせされていることを確実にするために、第2の孔112内に位置するワイヤを、ウィンドウ126によって(たとえば、直接にまたは蛍光透視法もしくは他の画像診断法を用いて)見ることができる。
カットガイド100は、任意の適切な材料で構成してもよい。たとえば、いくつかの実施形態では、カットガイド100はステンレス鋼から構成されている。
別の態様では、ターゲティングガイドは(たとえば、前述したカットガイド100を用いて)骨を切断した後に骨を固定するための骨の中へのワイヤの挿入をガイドするように設けられている。図8~14に、一実施形態によるターゲティングガイド200を示す。たとえば、図8に示すように、ターゲティングガイド200は、ワイヤ及び骨に結合するように構成された結合部材202を含む。ターゲティングガイド200は、結合部材202から延びるアーム204と、アーム204の反対端から延びるターゲティング部材206(図9に示す)とをさらに含む。
結合部材202は、ワイヤを受け取るように構成された結合孔208を含む。図11に示すように、結合孔208は、結合部材202の骨対向面214と鋭角212を形成する中心軸210を規定する。本明細書でさらに説明するように、これによって、前述したカットガイド100と用いるワイヤをターゲティングガイド200が受け取ることができてもよい。種々の実施形態では、角度212は、カットガイド100の第2の孔112の中心軸114によって規定される角度116と同じである。一実施形態では、角度212は約30°である。一実施形態では、角度212は約15°~約45°である。
図10及び11に示すように、結合部材202は、遠位の孔215をさらに含んでいてもよい。本明細書で説明するように、ワイヤを遠位の孔215を通して骨の中に挿入して、ターゲティングガイド200を所定の位置に固定してもよい。いくつかの実施形態では、遠位の孔215は骨対向面214と鋭角を形成してもよい。さらに、いくつかの実施形態では、たとえば、図8に示すように、遠位の孔215は結合孔208から垂直方向にずれている。遠位の孔215の角度及び位置によって、遠位の孔215に挿入されたワイヤが、カットガイド100を用いて形成された骨内の切り込みと交差しないことが確実になってもよい。
結合部材202は、骨対向面214から延びる1つ以上の突出部216をさらに含んでいてもよい。たとえば、図9及び10に示すように、第1の突出部216a及び第2の突出部216bは、骨対向面214から延びてもよい。たとえば、図10に示すように、第1(216a)及び第2(216b)の突出部は、第1(216a)及び第2(216b)の突出部間にV字形の空洞218を形成する。空洞218は頂点220を有している(図14)。後述するように、突出部216は、(たとえば、前述したカットガイド100を用いて)vまたはシェブロン形状に切断されている骨を受け取ってこれと嵌合するように構成されている。図14に示すように、各突出部216は合わせ面222を含み、合わせ面222a、222bはそれらの間に角度224を規定するように配向されている。種々の実施形態では、角度224は約45°である。加えて、図11に示すように、距離226が、頂点220と、中心軸210及び骨対向面214の交点との間に規定されている。種々の実施形態では、距離226は、カットガイド100の第1の孔110及び第2の孔112間の距離120とほぼ等しい。これによって、本明細書で説明するように、ワイヤと嵌合したときに、突出部216a、216bは骨の端部と嵌合することができてもよい。例示した実施形態には、空洞218を形成する2つの突出部216が含まれているが。他の実施形態では、空洞218は、単一の突出部または任意の他の数の突出部によって形成されている。
アーム204は結合部材202からある角度で延びてもよい。たとえば、一実施形態では、アーム204は結合部材202から約68°の角度で延びている。別の実施形態では、アーム204は結合部材202から約53°~約83°の角度で延びている。種々の実施形態では、アーム204は、ウィンドウ227をさらに含んでいてもよい。ウィンドウ227によって、ユーザは、ターゲティングガイド200を用いて挿入される固定ワイヤの位置及び配向を、直接にまたは蛍光透視法もしくは他の画像診断法を用いて検証することができる。いくつかの実施形態では、アーム204の配向は、ターゲティング部材206が骨の切断面(たとえば、カットガイド100とともに形成される)と平行に配向されるように選択される。これについては、本明細書でより詳細に説明する。
ターゲティング部材206は、ターゲティング部材206が結合部材202の骨対向面214と略直交となるようにアーム204から延びている。ターゲティング部材206は、本明細書で説明するように、骨の中へのガイドワイヤの挿入をガイドするように構成された1つ以上のターゲティング孔228を含んでいる。ターゲティング孔228はそれぞれ、そこに挿入されるワイヤが骨の略中心と交差するように位置するように、配向される。
図12に最良に示されるように、種々の実施形態では、ターゲティング部材206は第1の組230のターゲティング孔228を含む。少なくとも1つの実施形態では、第1の組230のターゲティング孔228内の各孔230a、230bは、骨対向面214から等間隔に配置されている。さらに、種々の実施形態では、図13に示すように、第1の組の孔230内の孔230a、230bの中心軸は互いに平行である。
種々の実施形態では、ターゲティング部材206は、第2の組232のターゲティング孔228をさらに含んでいてもよい。図12に示すように、第2の組の孔232は、骨対向面214と直交する方向において第1の組230からずれている。種々の実施形態では、図13に示すように、第2の組の孔232の孔232a、232bの中心軸は互いに平行である。図13に示すように、種々の実施形態では、第2の組の孔232の孔232a、232bは第1の組の孔230の孔とは平行ではない。これによって、ユーザは、本明細書で説明するように、処置を行うときに、第1の組230のターゲティング孔228と第2の組232のターゲティング孔228との間で選択することができてもよい。骨対向面214に対して、第2の組の孔232の孔232a、232bは第1の組の孔230のそれらよりも急な角度で配向されている。しかし、それらは依然として骨の中心をターゲットにするように構成されていてもよい。たとえば、第1の組の孔230の各孔は、骨対向面214に対して約17°の角度で配向されていてもよく、第2の組の孔232の各孔は、骨対向面214に対して約30°の角度で配向されていてもよい。
いくつかの実施形態では、ターゲティング部材206は、ウィンドウ234をさらに含む。ウィンドウ234をユーザが用いて、ターゲティングガイド200を用いて挿入される固定ワイヤの位置及び配向を(直接にまたは蛍光透視法もしくは他の画像診断法を用いて)見ることができる。
図8~13に示すように、ターゲティングガイド200は単一の単一片であってもよい。たとえば、結合部材202、アーム204、及びターゲティング部材206を一体に形成してもよい(たとえば、材料の単一片から機械加工する、鋳造する、射出成形する、または付加製造を通して形成する)。代替的に、結合部材202、アーム204、及びターゲティング部材206のうちの1つ以上を、溶接または他の方法によって結合してもよい。ターゲティングガイド200は任意の適切な材料で構成してもよい。たとえば、種々の実施形態では、ターゲティングガイド200は金属合金(たとえば、チタン含有合金)から構成される。
他の実施形態では、図15A及び15Bに示すように、ターゲティングガイド200は複数の部片から構成されている。たとえば、結合部材202は、アーム204及びターゲティング部材206とは別個であってもよい。このような実施形態では、別個のコンポーネントを処置前または処置中に結合してもよい。たとえば、一実施形態では、結合部材202は収縮アーム236を含む。収縮アーム236は、(たとえば、結合部材202を骨と嵌合させた後に)アーム204と嵌合するように構成されている。
図16~30を参照して、カットガイド(たとえば、カットガイド100)及びターゲティングガイド(たとえば、ターゲティングガイド200)用いて患者の外反母趾角を低減するための方法を例示する。種々の実施形態では、外科用鋸または他の切断器具を用いて第1の中足骨300の内側隆起を取り除くことによって、最初に第1の中足骨300を下処理する。このような下処理した第1の中足骨300を図16~18に示す。いくつかの実施形態では、中足骨を下処理する際に用いるガイドを設ける。第1の中足骨300の下処理後、中足骨頭の頂点内に第1のワイヤ400を挿入する。種々の実施形態では、たとえば、図16に示すように、切断器具を用いて下処理した平坦な面に直交するように第1のワイヤ400を挿入する。
図16~18に示すように、カットガイド100における第1の孔110を第1のワイヤ400上でスライドさせて、カットガイド100を第1の中足骨300の近位に位置決めする。代替的に、いくつかの実施形態では、第1のワイヤ400を挿入するためのガイドとしてカットガイド100を用いる。いくつかの実施形態では、図16及び20Bに示すように、第1の中足骨300の下処理した面に対して第2の面108を配置する。カットガイド100を第1の中足骨300と接触させた状態で、第1の中足骨300内に第2の孔を形成する。たとえば、図19及び20に示すように、第2のワイヤ402を第2の孔112を通して第1の中足骨300の中に挿入する(たとえば、ドリルを用いて)。第2のワイヤ402は第1のワイヤ400に対してある角度をなすため、カットガイド100は所定の位置に固定される。これにより、カットガイドを所定の位置に固定するためにさらなるワイヤまたは他のコンポーネントを用いる必要性がなくなる。いくつかの実施形態では、第2のワイヤ402の挿入深さを制御する。たとえば、第2のワイヤ402は、レーザマーク、溝、色識別子、仕上げの変化、または他の識別マークを含んでいてもよい。ユーザは、識別マークがカットガイド100の面124とほぼ位置合わせされるまで、第2のワイヤ402を挿入してもよい。いくつかの実施形態では、第2のワイヤ402が後述の骨切り術切断を越えて延びることがないように、第2のワイヤ402の挿入深さは限定される。第2のワイヤ402の挿入中及び/または挿入後に、ユーザは、ウィンドウ126を用いて第2のワイヤ402の位置合わせ及び配置を視覚化することができる。第2のワイヤ402の配置及び配向は、直接にまたは代替的に蛍光透視法または他の画像診断法を用いて見てもよい。いくつかの実施形態では、第2のワイヤ402を、外側から内側方向に見たときに、第1の中足骨300の長手軸と位置合わせする。
カットガイド100を所定の位置に固定した状態で、手術ツール404(たとえば、外科用鋸)を用いて第1の中足骨300を切断する(図21に示す)。カットガイド100の第1の開口部102及び第2の開口部104によって手術ツール404をガイドして、第1の中足骨300内にシェブロン形状の切り込みを形成し、その結果、第1の骨部分302を第2の骨部分304から分離することができる。
切断の完了後に、図22に示すように、第1のワイヤ400を取り除いてもよい。次にカットガイド100を、第2のワイヤ402からスライドさせることによって取り除くことができる。次に第1(302)及び第2(304)の骨部分を、所望の位置までシフトさせる。図23に示すように、カットガイド100を取り除く前または取り除いた後に、第2のワイヤ402を中足骨300の中により深く挿入して、第1(302)及び第2(304)の骨部分に及ぶようにしてもよい。これにより、第1(302)及び第2(304)の骨部分の相対位置が一時的に固定される。他の実施形態では、第2のワイヤ402を中足骨300から取り除いて、その後に再挿入する。これについては後述する。
図25に示すように、第2のワイヤ402が所定の位置に留まる実施形態では、ターゲティングガイド200を中足骨300の方に動かして、第2のワイヤ402が結合孔208を通るようにする。加えて、突出部216によって形成されている空洞218を、前述したように、手術ツール404及びカットガイド100を用いて形成した第1の骨部分302のV字形端部と嵌合させる。この嵌合によって、ターゲティングガイド200が所定の位置に保持される。いくつかの実施形態では、突出部216を第1の骨部分302の端部と嵌合させると、第2のワイヤ402は湾曲するかまたは曲がる。その結果、突出部216が第1の骨部分302と嵌合すると、第2のワイヤ402によってターゲティングガイド200に弾性付勢力が印加されて、ターゲティングガイド200が所定の位置にロックされる。任意的に、さらなるワイヤ406を、ターゲティングガイド200の遠位の孔215を通して第2の骨部分304の中に挿入して(図26及び27に示す)、ターゲティングガイド200を所定の位置にさらに固定することができる。
ターゲティングガイド200を配置する前に第2のワイヤ402を取り除く実施形態では、最初に突出部216を第1の骨部分302と嵌合させてもよい。その後に第2のワイヤ402を、結合孔208を通して中足骨300の中に通すことによって再挿入する。
図30に最良に示されるように、第2のワイヤ402及び突出部216を用いてターゲティングガイド200を位置決めすると、ターゲティング部材206は第1の骨部分302の頂部切断面(すなわち、カットガイド100の第1の開口部102を通して切断器具を挿入することによって形成された表面)とほぼ平行である。この結果、ターゲティングワイヤを、第1及び第2の骨部分302、304を通して所望の配向で挿入することができる。
ユーザは、第1の骨部分302及び第2の骨部分304を通した固定ネジの挿入をガイドするためにワイヤを挿入するターゲティング孔の組(たとえば、第1の組230または第2の組232)を選択する。ターゲティング孔の個々の組は骨にアプローチする角度が異なっているため、ユーザは患者の生体構造に基づいた適切な角度を選択することができる。次にユーザは、選択したターゲティング孔の組の1番目を通して第1の固定ワイヤ408を挿入する(図28に示す)。次にユーザは、ターゲティング孔の組の2番目の中に第2の固定ワイヤ410を挿入する(図29及び30に示す)。前述したように、ターゲティング孔は、第1の固定ワイヤ408と第2の固定ワイヤ410との方向を合わせて、それらが互いにほぼ平行になるようにする。固定ワイヤ408、410は第1(302)及び第2(304)の骨部分を通って延びて、それらを互いに対して所定の位置に一時的に固定する。
固定ワイヤ408、410を配置した後に、第2のワイヤ402を第1及び第2の骨部分302、304から取り除くことができ、ターゲティングガイド200を固定ワイヤ408、410からスライドさせることによって取り除くことができる。ターゲティングガイド200を固定するために遠位のワイヤ306を用いた場合、ターゲティングガイド200を固定ワイヤ408、410からスライドさせる前に、ワイヤ306を取り除くことができる。
取り除いた後に、第1及び第2の骨部分302、304を、骨ネジを用いて所定の位置に固定することができる。たとえば、カニューレ処置されたネジを第1及び第2の骨部分302、304の中に挿入することが、ネジを固定ワイヤ408、410上に送ることによって可能である。ネジが所定の位置にある状態で、固定ワイヤ408、410を第1及び第2の骨部分302、304から取り除くことができる。
種々の実施形態では、本明細書で説明するカットガイド及びターゲティングガイドをキットで提供してもよい。さらに、本明細書で説明するカットガイド及びターゲティングガイドを左及び右の構成の両方で提供してもよい(すなわち、左及び右足でそれぞれ用いるように構成されている)。このような右及び左の構成を、別個のキットまたは代替的に単一のキットで供給することができる。いくつかの実施形態では、カットガイド及びターゲティングガイドは、左及び右の構成を容易に識別することを可能にする特徴を含んでいてもよい。たとえば、「左」または「L」マーキングによってガイドを識別してもよい。それに加えてまたはその代わりに、右及び左の構成の幾何学的形状が異なっていてもよい。たとえば、図1に示すように、カットガイド100は、カットガイド100の適切な配向を決めることが容易になる切り取り部分128を含んでいてもよい。
前述の説明及び図面では本発明の好ましいまたは典型的な実施形態を表しているが、当然のことながら、添付の請求項の均等物の趣旨及び領域及び範囲から逸脱することなく、種々の追加、変更、及び置換を行ってもよい。詳細には、当業者には明らかなように、本発明は、趣旨またはその本質的特徴から逸脱することなく、他の形態、構造、配置、割合、サイズで、及び他の要素、材料、及びコンポーネントを用いて、具体化してもよい。当業者であればさらに分かるように、本発明を、本発明の原理から逸脱することなく特定の環境及び実際的要求事項に特に適合した構造、配置、割合、サイズ、材料、及びコンポーネントその他であって本発明の実施において使用するものに多くの変更を施して用いてもよい。したがって、本開示の実施形態を、すべての点において例示的であって限定的ではないと考えるべきであり、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲及びその均等物によって規定され、前述の説明または実施形態には限定されない。むしろ、添付の特許請求の範囲は、本発明の均等物の領域及び範囲から逸脱することなく当業者によって行われ得る本発明の他の変形及び実施形態を含むものと広く解釈すべきである。本明細書で特定される特許及び公開特許出願はすべて、その全体において参照により本明細書に組み込まれている。

Claims (30)

  1. カットガイドであって、
    第1の面及び対向する第2の面と、
    前記第1の面から前記第2の面へ前記カットガイドを通って延びる第1の開口部及び第2の開口部であって、骨を切断するときに手術ツールをガイドするように構成された前記第1及び第2の開口部と、
    前記第1の面から前記第2の面へ前記カットガイドを通って延びる第1の孔と、
    前記カットガイドを通って延びる第2の孔であって、前記第2の孔の中心軸は前記第2の面に対して鋭角に配向される、前記第2の孔と、を含み、
    前記第1及び第2の孔は、前記カットガイドを前記骨に対して位置決めするワイヤを受け取るように構成されている、前記カットガイド。
  2. 前記第1の開口部は前記第2の開口部に対して鋭角に配列され、前記第1及び第2の開口部は交点で合流し、前記第1の孔は前記交点に位置する、請求項1に記載のカットガイド。
  3. 前記第2の孔の前記中心軸と前記第2の面とによって形成される前記鋭角は約30度である、請求項1に記載のカットガイド。
  4. 前記第1の面から前記第2の面へ前記カットガイドを通って延びるウィンドウをさらに含み、前記ウィンドウは、前記第1及び第2の開口部によって規定される角度を二分する平面と交差し、前記ウィンドウは、前記第2の孔内に位置するワイヤの位置が見えるように構成されている、請求項1に記載のカットガイド。
  5. ターゲティングガイドであって、
    結合部材であって、
    前記結合部材を通って延びる結合孔であって、ワイヤを受け取るように構成された前記結合孔と、
    前記結合部材の骨対向面から延びる第1の突出部であって、骨と嵌合するように構成された前記第1の突出部と、を含む前記結合部材と、
    前記結合部材から延びるアームと、
    前記アームに結合されたターゲティング部材であって、前記骨内に挿入されるワイヤを受け取って位置合わせするための少なくとも1つのターゲティング孔を含む前記ターゲティング部材と、を含む、前記ターゲティングガイド。
  6. 前記結合部材は、前記骨対向面から延びる第2の突出部をさらに含み、前記第1の突出部と前記第2の突出部とは、前記骨を受け取るように構成されたV字形の空洞を形成する、請求項5に記載のターゲティングガイド。
  7. 前記結合孔は、前記骨対向面と鋭角を規定する中心軸を規定する、請求項5に記載のターゲティングガイド。
  8. 前記中心軸と前記骨対向面とによって形成される前記角度は約30度である、請求項7に記載のターゲティングガイド。
  9. 前記少なくとも1つのターゲティング孔は、前記結合部材の前記骨対向面に対して鋭角に配置されている、請求項5に記載のターゲティングガイド。
  10. 前記少なくとも1つのターゲティング孔は第1のターゲティング孔と第2のターゲティング孔とを含み、前記第1及び第2のターゲティング孔は前記骨対向面から等間隔に配置されている、請求項5に記載のターゲティングガイド。
  11. 前記第1及び第2のターゲティング孔は平行である、請求項10に記載のターゲティングガイド。
  12. 前記少なくとも1つのターゲティング孔は第3のターゲティング孔と第4のターゲティング孔とをさらに含み、前記第3及び第4のターゲティング孔は、前記骨対向面から等間隔に配置され、前記第1及び第2のターゲティング孔よりも前記骨対向面から遠くにある、請求項11に記載のターゲティングガイド。
  13. 前記第3及び第4のターゲティング孔は互いに平行であるが、前記第1及び第2のターゲティング孔とは非平行である、請求項12に記載のターゲティングガイド。
  14. キットであって、
    カットガイドであって、
    第1の面及び対向する第2の面と、
    前記第1の面から前記第2の面へ前記カットガイドを通って延びる第1の開口部及び第2の開口部であって、骨を切断するときに手術ツールをガイドするように構成された前記第1及び第2の開口部と、を含む前記カットガイドと、
    ターゲティングガイドであって、
    結合部材であって、
    前記結合部材を通って延びる結合孔であって、前記骨に挿入される結合ワイヤを受け取るように構成された前記結合孔と、
    前記結合部材の骨対向面から延びる第1の突出部であって、前記骨と嵌合するように構成された前記第1の突出部と、を含む前記結合部材と、
    前記結合部材から延びるアームと、
    前記アームに結合されたターゲティング部材であって、前記骨に挿入されるターゲティングワイヤを受け取って位置合わせするための少なくとも1つのターゲティング孔を含む前記ターゲティング部材と、を含む前記ターゲティングガイドと、を含む、前記キット。
  15. 前記カットガイドは、前記カットガイドを通って延びる孔をさらに含み、前記孔は、前記結合ワイヤを受け取って、前記カットガイドと前記ターゲティングガイドとが前記結合ワイヤを用いて位置決め可能となるように構成されている、請求項14に記載のキット。
  16. 前記カットガイドにおける前記孔の中心軸は前記第2の面に対して鋭角に配向されている、請求項15に記載のキット。
  17. 前記孔の前記中心軸と前記第2の面とによって形成される前記鋭角は約30度である、請求項16に記載のキット。
  18. 前記ターゲティングガイドの前記結合部材は、前記骨対向面から延びる第2の突出部をさらに含み、前記第1の突出部と前記第2の突出部とは、前記骨を受け取るように構成されたV字形の空洞を形成する、請求項14に記載のキット。
  19. 前記結合孔は、前記骨対向面と鋭角を規定する中心軸を規定する、請求項14に記載のキット。
  20. 前記中心軸と骨対向面とによって形成される前記角度は約30度である、請求項19に記載のキット。
  21. 前記少なくとも1つのターゲティング孔は、前記結合部材の前記骨対向面に対して鋭角に配置されている、請求項14に記載のキット。
  22. 前記少なくとも1つのターゲティング孔は第1のターゲティング孔と第2のターゲティング孔とを含み、前記第1及び第2のターゲティング孔は前記骨対向面から等間隔に配置されている、請求項14に記載のキット。
  23. 前記第1及び第2のターゲティング孔は平行である、請求項22に記載のキット。
  24. 前記少なくとも1つのターゲティング孔は第3のターゲティング孔と第4のターゲティング孔とをさらに含み、前記第3及び第4のターゲティング孔は、前記骨対向面から等間隔に配置され、前記第1及び第2のターゲティング孔よりも前記骨対向面から遠くにある、請求項23に記載のキット。
  25. 前記第3及び第4のターゲティング孔は互いに平行であるが、前記第1及び第2のターゲティング孔とは非平行である、請求項24に記載のキット。
  26. 方法であって、
    骨の中に第1のワイヤを挿入することと、
    前記第1のワイヤ上にカットガイドをスライドさせて、前記第1のワイヤが前記カットガイドの第1の孔内に配置されるようにすることと、
    前記カットガイドの第2の孔を通して第2のワイヤを挿入して、第1のワイヤと前記第2のワイヤとが鋭角を規定するようにすることと、
    手術ツールを用いて前記骨を第1の骨部分と第2の骨部分とに分離することを、前記カットガイドにおける少なくとも1つの開口部を通して前記手術ツールを挿入することによって行うことと、を含む、前記方法。
  27. 前記骨から前記第1のワイヤを取り除いて、前記第2のワイヤから前記カットガイドをスライドさせることをさらに含む、請求項26に記載の方法。
  28. さらに、
    前記第1の骨部分に対して前記第2の骨部分を再位置決めすることと、
    前記第2のワイヤの挿入深さを増加させて、前記第2のワイヤが前記第1の骨部分及び前記第2の骨部分の両方と嵌合して前記第1及び第2の骨部分の相対的な動きを防ぐようにすることと、を含む、請求項27に記載の方法。
  29. 前記第2のワイヤ上にターゲティングガイドをスライドさせて、前記ターゲティングガイドを前記第1の骨部分と嵌合させることをさらに含む、請求項28に記載の方法。
  30. 方法であって、
    骨の中にワイヤを挿入することと、
    ターゲティングガイドの孔を通して前記ワイヤをスライドさせることと、
    前記ターゲティングガイドの骨対向面から延びる突出部を前記骨と嵌合させることと、
    前記ターゲティングガイドの第1のターゲティング孔を通して第1のターゲティングワイヤを挿入することと、
    前記ターゲティングガイドの第2のターゲティング孔を通して第2のターゲティングワイヤを挿入することであって、前記第1及び第2のターゲティング孔は前記骨対向面から等間隔に配置されている、前記挿入することと、
    前記第1のターゲティングワイヤによって規定される軌跡に沿って前記骨の中に第1のネジを挿入することと、
    前記第2のターゲティングワイヤによって規定される軌跡に沿って前記骨の中に第2のネジを挿入することと、を含む、前記方法。
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