JP2022515328A - カミソリ - Google Patents
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Abstract
複数の開口部を備え、開口部内に刃を有する、不正加工防止の剛性金属製構造の形態の、自傷または自殺のための使用などの悪用の可能性を最小限に抑える危害低減カミソリ。金属製本体部材の開口部の寸法および形状は、突出する顔毛または体毛が開口部に入るのを可能にするのに十分であるが、皮膚が開口部に入るのを防止し、したがって、切刃が皮膚を傷つけることはない。加えて、カミソリの本体部材は、専用工具なしでは容易に曲げるか、または歪めることはできず、したがって、切刃を露出させて傷を負わせることはできない。【選択図】図5
Description
本発明は、シェービング用カミソリに関し、特に、改造使用のリスクと悪用の可能性とを最小限に抑える危害低減カミソリに関する。
ほとんどの従来のカミソリは、ベース内に固定された1つ以上の細長い刃先を備える。そのようなカミソリは、一般に、通常の条件下で使用するには安全である。すなわち、カミソリは、シェービング動作中にユーザの皮膚を切る可能性を低減しながら、顔毛または体毛を除去するように設計されている。
しかしながら、そのようなカミソリは、鋭利な刃を露出させるために取り外すか、さもなければ分解することができる。残念なことに、カミソリから抜き出された刃、または他の鋭利な縁部を使用して、自身を傷つけるか、他人を傷つけるか、またはさらには自殺しようとする可能性がある、刑務所または精神科施設にいる人々などの脆弱な人々の集団が存在する。なぜ個人が自傷を望むのかについては単純な答えはないが、そのような傷害または死を防止する試みが必要である。
本発明は、複数の開口部を備え、開口部内に刃を有する、不正加工防止の剛性金属製構造の形態の危害低減カミソリを提供することによって、カミソリの故意の悪用の問題に対処する。
切縁を提供するための複数の鋭利縁付き開口部を表面に有するカミソリ頭部が知られている。例えば、EP2165809は、複数の開口部を有する金属箔シートを備えたカミソリ刃であって、各開口部の外周が切縁を形成する、カミソリ刃を開示している。そのようなカミソリは、通常の使用条件下では安全であるが、箔シートは可撓性であり、容易に歪ませて、鋭利化された切縁を露出させることができるので、不正加工防止ではない。開口部を有する薄い箔を備える類似の刃も、EP057770、EP077318、EP0436693、およびUS4984365に記載されている。
複数の鋭利化された開口部を有する別のタイプのカミソリが、開口部が位置するエラストマーパッドを記載するEP0305866によって例示されている。開口部を取り囲みかつ支持するパッドは、皮膚表面に適合するように容易に変形可能であるように設計されている。したがって、この場合もやはり、そのようなカミソリは、円滑でかつ効率的なシェービング行為を提供するという意図された目的に好適であるが、その変形性が、悪用された場合に、刃へのアクセスを可能にするので、不正加工防止カミソリとしては有用ではない。開口部のための可撓性またはスポンジ様の支持体を有する類似のカミソリも、EP0276066、US4977670、およびEP0524194に記載されている。
上記の先行技術特許文献は、危害低減カミソリの必要性を満たすことができる開口部を含む剛性金属製構造を有するカミソリを提言していない。
したがって、本発明は、複数の開口部を有する剛性金属製本体部材を備えたカミソリであって、本体部材は、皮膚接触面を有し、各開口部は、皮膚接触面に隣接する切刃を有する、カミソリを提供する。
本体部材は、専用工具なしでカミソリが容易に曲げられるか、または歪められるのを防止するのに十分な剛性を有する。したがって、金属は、脆性であるべきではない。本体部材が構築され得る好適な金属材料としては、チタン、または鋼、好ましくはステンレス鋼などの剛性金属合金が挙げられる。
本発明の本体部材の長さおよび幅は、従来のカミソリの頭部とほぼ同じサイズであり得る。カミソリ本体部材の厚さは、剛性を維持するのに十分であるべきである。好適な厚さは、2mm~10mm、例えば2mm~5mm、好ましくは2mm~4mm、特に約3mmまたは3.5mmである。
切刃は、各開口部内に形成され、好ましくは開口部の壁と一体である。したがって、皮膚接触面における開口部の幅は、開口部の残りの部分の幅よりも小さい。金属製本体部材の開口部の寸法および形状は、突出した顔毛または体毛が開口部に入ることを可能にするのに十分であるが、皮膚が開口部に入るのを防止し、したがって、切刃が皮膚を傷つけることはない。したがって、開口部は、典型的には直径がおよそ0.02mm~0.2mmであり得るヒト毛嚢を収容すべきである。例えば、切刃から、開口部の内側体の反対側までの距離は、好適には0.4mm~1mm、例えば0.4mm~0.9mm、好ましくは0.5mm~0.85mmである。開口部の主要部分の内幅は、好適には0.6mm~2mm、好ましくは0.8mm~1.5mmである。切刃の長さは、好適には0.6mm~2mm、好ましくは0.9mm~1.4mmである。
また、例えばフライス加工によって、切刃とは反対側の開口部の縁部に空洞を形成することによって、皮膚接触面に隣接する領域のサイズを増加させることも可能である。空洞は、毛嚢が開口部に入るのを支援し、毛嚢の基部を切刃に提示するのを助け、したがって、シェービングプロセスの有効性および密着性を高める。空洞の存在により、皮膚接触面に隣接する開口部の上方領域の切刃と反対側縁部との間の距離を、好適には0.6mm~2mm、例えば0.8mm~1.5mm、好ましくは0.9mm~1.4mmとすることが可能になる。
開口部は、毛嚢の進入を可能にするならば、任意の形状であり得る。例えば、各開口部の形状は、円形、六角形、三角形、または正方形であり得る。好ましくは、開口部は、円形である。
開口部は、カミソリの皮膚接触面に対して垂直に、すなわち表面に対して90°の角度で配置され得る。代替的に、好ましい実施形態では、開口部は、皮膚接触面に対して90°未満の角度で、例えば表面に対して50°~70°の角度で、好適には表面に対して約60°の角度で、配置され得る。そのような角度付き開口部を提供することの1つの利点は、開口部をドリル穿孔することによって、生成し得、皮膚接触面に隣接する角度付きリップである。角度付きリップは、切刃を提供する。したがって、リップの角度は、好適には皮膚接触面に対して20°~40°、好ましくは表面に対して約30°の角度であり得る。
本体部材上の各開口部間の間隔は、その剛性を保持するのに、すなわち本体部材が曲げられるか、または歪められるのを防止するのに十分であるべきである。皮膚接触面における各開口部間の好適な間隔は、0.75mm~3mm、好ましくは1mm~2.5mmである。主開口壁の厚さは、好適には0.1mm~1.5mm、好ましくは0.15mm~0.75mmであり、例えば0.2mm~0.3mmを形成する。
開口部は、概して、互いに等間隔に離間されている。本体部材の開口部の交互の列は、互いにオフセットされ、カミソリが皮膚の表面を横切って引っ張られるときに、すべての毛嚢を捕捉するための最大効率を可能にすることが好ましい。
上記の本体部材および開口部の寸法では、本体部材の開口部の数は、好適には50~300個、例えば60~250個、好ましくは62~225個であり得る。
各開口部の切刃は、金属製本体部材をドリル穿孔し、任意選択的にはそれをさらに成形して、皮膚接触面に隣接する開口部の縁部を鋭利化することによって、形成し得る。切刃のバリを低減または防止するために、ドリル穿孔または成形プロセスの間、本体部材は、さらなる金属片上に支持され得る。さらなる金属片は、好適には、次にドリル穿孔される本体部材であり得る。そのようにして、案内孔が後続の本体部材に生成されて、その正確なドリル穿孔を助成する。
刃は、研削と称されることもある、ラップ仕上げと呼ばれるプロセスによって成形され得、ラップ仕上げは、酸化アルミニウム、エメリ、炭化ケイ素、またはダイヤモンドなどの研磨剤でコーティングされた、ラップと呼ばれる表面に対して刃を擦ることを伴う。次いで、刃をさらに鋭利化してもよい。切刃をさらに鋭利化することは、研磨水砥石またはダイヤモンド砥石を使用してホーニング仕上げすることによって達成され得る。代替的に、刃は、レーザービームの使用によって、鋭利化され、熱処理されてもよい。
カミソリの本体部材には、そのドリル穿孔または成形の間に本体部材を固定位置に保持することを支援するために、スロットまたは切り欠きセクションが設けられ得る。
本体部材の外周は、傷害を引き起こすために使用される可能性のあるいずれの鋭利な縁部も避けるために、丸みを帯びていることが好ましい。
本発明のカミソリの本体部材は、ハンドルに好適に取り付けられる。この取り付けを支援するために、本体部材の外周には、ハンドル上の相補構造と協働するための凹部が設けられている。例えば、カミソリ本体部材の下側は、ハンドル上の突起と協働するソケットおよび/またはスロットを備え得る。そのような取り付けにより、ハンドル上への本体部材の固定配置が可能になるか、または傾斜もしくは揺動機構が可能になり得る。
本発明のカミソリは、使い捨てであり、使用後に安全に廃棄され得る。代替的に、開口部内の切刃は、再利用のために再度鋭利化されてもよい。しかしながら、鋭利化プロセスは、施設内のユーザには入手可能ではない専用工具を必要とし、したがって、通常使用中に改造使用することは不可能であり、やはり、本発明のカミソリの危害低減特性が強化される。
本発明のカミソリは、施設内のユーザにとって危害低減において特段の利点を有するが、それはまた、円滑かつ効率的なシェービングプロセスを提供する。したがって、家庭内の普通のユーザにとっても価値がある。本発明のカミソリは、男性または女性による使用に好適であり、顔、脚、およびわきの下を含む身体の任意の部分の表面から毛を剃るために使用され得る。
本発明の実施形態を、添付の図面を参照してここに説明する。
本発明のカミソリの1つの実施形態の斜視図である。
図1のカミソリの本体部材を通る断面図であり、カミソリの開口部の内部を示す。
図2aの開口部のうちの2つを通る拡大断面図である。
図1の本体部材の下側の図である。
カミソリに取り付けられ得るハンドルを示す。
本発明のカミソリの第2の実施形態の斜視図である。
および
図5の開口部をより詳細に示す。
図5の1つの開口部の断面図である。
図5のカミソリへのハンドルの嵌合を示す。
図1を参照すると、カミソリの本体部材1は、皮膚接触面2を最上部に有する矩形形状を有する。本体部材1は、ステンレス鋼で構築され、長さがおよそ36mm、幅がおよそ13.5mmである。丸みを帯びた外周3を有し、傷害を引き起こす可能性のある鋭利な縁部またはざらざらした縁部がないことを保証する。本体部材1は、9列に位置する開口部4を含む。各開口部4は、円形の断面を有し、すなわち、本体部材1内に円筒を形成する。交互に並ぶ各列の開口部は、オフセットされており、1つの列が24個の開口部を含むと、次の列は23個の開口部を含み、合計で212個の開口部となる。各開口部4は、鋭利化された縁部を有し、皮膚接触面2に隣接する刃を形成する。
図2aは、1つの列の開口部を通る断面図であり、各開口部4の内側円筒形状を示す。各開口部の深さは、3.5mmである。各開口部の切刃5は、皮膚接触面2に隣接する円筒形の上縁部に形成されている。切刃は、開口部が本体部材1にドリル穿孔されるとき形成される。
図2bは、主開口壁4aを有する開口部4のうちの2つを断面図で示す。各開口部は、ドリル穿孔によって形成され、ドリルは、皮膚接触面2に突入するが、表面2を通るその進行を完了させず、したがって、開口部4の壁4aと一体である鋭利な切刃5を形成する。
図3は、本体部材の皮膚接触面とは反対側の本体部材の表面を示す。外側の丸みを帯びた外周3とは反対側の、本体部材1の内縁部に、凹部6が設けられ、切断された毛を本体部材とカミソリのハンドルとの間で洗い流すことを可能にする。凹部6は、開口部のドリル穿孔中に本体部材を所定の位置に保持するのを支援するための切り欠き部分6aを有する。
凹部6はまた、本体部材1をハンドルに取り付けることを可能にするための側方スロット11およびソケット12を含む。
図4は、本発明のカミソリの本体部材にクリップ留めするように適合されたハンドルを示す。ハンドル7には、その頭部に、2つの弾性クリップ8が設けられている。各クリップ8には、図3に示されたような、本体部材1の側方スロット11およびソケット12にそれぞれ篏合する側方タブ9および円筒状突起10が設けられている。カミソリ本体部材1をハンドルに篏合するために、クリップ8を手動で内側に絞り、側方タブ9をスロット11内に移動させると、突起10がソケット12内にクリップ留めされる。側方スロット11は、傾斜内縁部を有し、スロット11内での側方タブ9のいくらかの回転を可能にする。したがって、カミソリ本体部材1は、使用中にハンドル7に対して枢動することができる。ハンドルの取り付けは、ハンドルとカミソリとの間に隙間を残し、切断された毛を洗い流すことを可能にする。本体部材1はまた、ハンドルから取り外し得、カミソリの切刃を露出させることなく、洗浄または交換を可能にする。
使用中、カミソリは、切刃が円形であるので、皮膚を横切って任意の方向に引っ張られ得る。カミソリが皮膚を横切って動かされるとき、毛が開口部に入り、切刃5によって切り取られる。タブ9をス
ロット11内に配置することは、皮膚接触面2を顔または身体の輪郭に対して平行に維持するのを支援する。毛が1つの列の切刃によって見逃された場合、開口部の列がオフセットされていることにより、毛が次の列によって確実に捕捉される。したがって、円滑かつ効率的なシェービングプロセスが保証される。
ロット11内に配置することは、皮膚接触面2を顔または身体の輪郭に対して平行に維持するのを支援する。毛が1つの列の切刃によって見逃された場合、開口部の列がオフセットされていることにより、毛が次の列によって確実に捕捉される。したがって、円滑かつ効率的なシェービングプロセスが保証される。
本発明のカミソリのさらなる実施形態を図5~図8に示す。この実施形態において、開口部は、皮膚接触面に対して垂直ではない。
図5を参照すると、本体部材201は、長さがおよそ32mm、幅が13mmである。本体部材201は、皮膚接触面202および丸みを帯びた外周303を有する。外周は、ハンドルに取り付けるためのソケット212に適応させる。本体部材201は、複数の開口部204を含み、各開口部は、皮膚接触面の平面に対して70°で整列された円形の断面としてである。開口部は、皮膚接触面に対して20°で角度付けされたリップで終端し、皮膚接触面202に隣接する切刃205を形成する。切刃205とは反対側の、各開口部204の縁部は、空洞を有し、空洞は、各開口部の頂部に三角形の形状を与える。
図6Aおよび図6Bは、開口部の拡大図である。図6Aでは、切刃205の反対側に、空洞214が存在し、その輪郭が点線214Aによって示されている。図6Bでは、点線204Aが、開口部の形状の輪郭を表し、その位置が皮膚接触面202に対してある角度であることを示す。
開口部の構造を、開口部のうちの1つを通る断面図である図7により詳細に示す。開口部204は、カミソリの本体に、本体の下側から、皮膚接触面202に対して60°の角度でドリル穿孔される。ドリル穿孔は、表面202を完全に切り抜く直前に終了され、したがって、表面202に対して30°の角度でリップ215を形成する。リップの端部は、皮膚接触面202に隣接する切刃205を形成する。次いで、カミソリの本体を、切刃205とは反対側の開口部の縁部でフライス加工し、開口部204の上方領域を拡大する空洞214を切り欠く。
図8は、図5に示されたカミソリの本体部材にクリップ留めするように適合されたハンドルを示す。ハンドル207には、その頭部に、2つの弾性クリップ208が設けられている。各クリップ208には、本体部材201のソケット212に嵌合する円筒形突起210が設けられている。カミソリ本体部材201をハンドルに嵌合するために、クリップ208を手動で内側に絞り、本体部材201の下側に嵌合すると、突起210がソケット212内にクリップ留めされる。本体部材201は、丸みを帯びた支持体216上に置かれ、ハンドルとカミソリとの間に隙間を残して、切断された毛が洗い流されることを可能にする。
動作中、カミソリは、皮膚を横切って動かされ、毛が開口部に入る。空洞214は、毛嚢が開口部に入るのを支援し、毛嚢の基部を切刃205に提示するのを助け、したがって、シェービングプロセスの有効性および密着性を高める。
本発明の目的によれば、これらの実施形態に示されたカミソリの使用後、工具なしで、切刃を露出させる方法でカミソリを曲げる、歪める、または壊すことは、容易には可能でない。カミソリは、従来のカミソリと比較して、改造使用のリスクを最小限に抑え、したがって、悪用の可能性を低減する。したがって、危害の可能性が低減される。
Claims (12)
- 複数の開口部を有する剛性金属製本体部材を備えたカミソリであって、前記本体部材は皮膚接触面を有し、各開口部は、前記皮膚接触面に隣接する切刃を有し、前記本体部材の厚さは、2mm~10mmである、カミソリ。
- 前記金属は、チタンまたは鋼である、請求項1に記載のカミソリ。
- 前記金属は、ステンレス鋼である、請求項2に記載のカミソリ。
- 前記本体部材の厚さは、2mm~4mmである、請求項1~3のいずれか一項に記載のカミソリ。
- 前記開口部は、断面が円形である、請求項1~4のいずれか一項に記載のカミソリ。
- 前記開口部は、前記カミソリの前記皮膚接触面に対して垂直に配置されている、請求項1~5のいずれか一項に記載のカミソリ。
- 前記開口部は、前記カミソリの前記皮膚接触面に対して50°~70°の角度で配置されている、請求項1~5のいずれか一項に記載のカミソリ。
- 前記切刃から、前記開口部の内側体の反対側までの距離が、0.4mm~0.9mmである、請求項1~7のいずれか一項に記載のカミソリ。
- 前記切刃から、前記皮膚接触面に隣接する前記開口部の上方領域の反対側縁部までの距離が、0.8mm~1.5mmである、請求項8に記載のカミソリ。
- 前記本体部材は、60~250個の開口部を含む、請求項1~9のいずれか一項に記載のカミソリ。
- 前記本体部材の開口部の交互の列は、互いにオフセットされている、請求項1~10のいずれか一項に記載のカミソリ。
- 前記本体部材は、ハンドルに取り付けられている、請求項1~11のいずれか一項に記載のカミソリ。
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