JP2022507947A - 勃起不全のための方法および処置 - Google Patents
勃起不全のための方法および処置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2022507947A JP2022507947A JP2021529077A JP2021529077A JP2022507947A JP 2022507947 A JP2022507947 A JP 2022507947A JP 2021529077 A JP2021529077 A JP 2021529077A JP 2021529077 A JP2021529077 A JP 2021529077A JP 2022507947 A JP2022507947 A JP 2022507947A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cbd
- thc
- pde
- inhibitor
- pharmaceutical composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P15/00—Drugs for genital or sexual disorders; Contraceptives
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
- A61K31/045—Hydroxy compounds, e.g. alcohols; Salts thereof, e.g. alcoholates
- A61K31/05—Phenols
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
- A61K31/33—Heterocyclic compounds
- A61K31/335—Heterocyclic compounds having oxygen as the only ring hetero atom, e.g. fungichromin
- A61K31/35—Heterocyclic compounds having oxygen as the only ring hetero atom, e.g. fungichromin having six-membered rings with one oxygen as the only ring hetero atom
- A61K31/352—Heterocyclic compounds having oxygen as the only ring hetero atom, e.g. fungichromin having six-membered rings with one oxygen as the only ring hetero atom condensed with carbocyclic rings, e.g. methantheline
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
- A61K31/33—Heterocyclic compounds
- A61K31/395—Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins
- A61K31/495—Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having six-membered rings with two or more nitrogen atoms as the only ring heteroatoms, e.g. piperazine or tetrazines
- A61K31/4985—Pyrazines or piperazines ortho- or peri-condensed with heterocyclic ring systems
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
- A61K31/33—Heterocyclic compounds
- A61K31/395—Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins
- A61K31/495—Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having six-membered rings with two or more nitrogen atoms as the only ring heteroatoms, e.g. piperazine or tetrazines
- A61K31/505—Pyrimidines; Hydrogenated pyrimidines, e.g. trimethoprim
- A61K31/519—Pyrimidines; Hydrogenated pyrimidines, e.g. trimethoprim ortho- or peri-condensed with heterocyclic rings
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K36/00—Medicinal preparations of undetermined constitution containing material from algae, lichens, fungi or plants, or derivatives thereof, e.g. traditional herbal medicines
- A61K36/18—Magnoliophyta (angiosperms)
- A61K36/185—Magnoliopsida (dicotyledons)
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P15/00—Drugs for genital or sexual disorders; Contraceptives
- A61P15/10—Drugs for genital or sexual disorders; Contraceptives for impotence
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P9/00—Drugs for disorders of the cardiovascular system
- A61P9/08—Vasodilators for multiple indications
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Natural Medicines & Medicinal Plants (AREA)
- Reproductive Health (AREA)
- Endocrinology (AREA)
- Gynecology & Obstetrics (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Botany (AREA)
- Medical Informatics (AREA)
- Microbiology (AREA)
- Mycology (AREA)
- Alternative & Traditional Medicine (AREA)
- Cardiology (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
Abstract
一実施形態において、治療的有効量のホスホジエステラーゼ-5(PDE-5)阻害剤、またはその医薬的に許容できる塩、ならびに治療的有効量のテトラヒドロカンナビノール(THC)、およびカンナビジオール(CBD)の少なくとも1つを含む、勃起不全の処置のための医薬組成物が提供される。【選択図】なし
Description
エンドカンナビノイドシステムは、我々の体内での幅広い範囲の生物学的プロセスに影響を及ぼす中枢制御システムである。それは、カンナビノイドとして既知の分子およびそれに結合するカンナビノイド受容体の群からなる。カンナビノイドは、食欲、痛覚、気分、運動学習スキルおよび記憶を含む種々の生理学的プロセスの制御に関与する。人体は、カンナビノイドが結合する2つの受容体、脳におけるCB-1受容体ならびに体および免疫系におけるCB-2受容体を有する。研究は、カンナビノイド受容体が神経系、心臓血管系、生殖器系、尿路および消化管において認められることを示す。THCは、脳内のCB-1受容体に結合する傾向があり、「性急な」高揚感を生じ、一方でCBDは、体内のCB-2受容体に引きつけられ、患者に、より多くの「体内の」ざわめき(非高揚感)を与える。非専門言語において、エンドカンナビノイドシステムは、単に体と心の間の橋渡しであり、その仕事は、内部の調和を維持することである。
マリファナは、THCおよびCBDを含む、120を超える既知のカンナビノイドの供給源であるが、人体もまた、それ自体のカンナビノイドのいくらかを生産する。我々の体は自然に、エンドカンナビノイドを生産して健康なシステムを維持する。我々が病気のとき、エンドカンナビノイドの製造が低減する。天然のエンドカンナビノイドを模倣しかつ同じ受容体を使用する追加のカンナビノイドの取り込みは、内部安定性を再度向上させるのに役立ち、我々がより迅速に治癒することを支援する。カンナビノイドの組み合わせは、各植物に固有であり、自然な症状の緩和を提供する責めを負い、非常に多くの病気の人々が、それを探している。
シルデナフィル(登録商標)(勃起不全を処置するために使用される薬剤、抗勃起不全薬である)。シルデナフィルの主な効能は、勃起不全(性交を完了するために充分な勃起を維持できない)の処置である。その使用は現在、勃起不全のための標準処置の1つである。シルデナフィルは、勃起不全のための一般的な処置となっている。
1つの研究において、25mgの用量は、勃起の質において顕著な変化を引き起こさないが、射精後不応時間(postejaculatory refractory time)を短縮したことを示した。シルデナフィルは、体内の酵素、ホスホジエステラーゼ5(PDE-5)を阻害することにより作用する。シルデナフィルは、血管を弛緩和させ、陰茎への血流を増加させるPDE-5阻害剤の一例である。結果として、PDE-5の阻害は、勃起を維持するのに役立つ。
正式にはカンナビス・サティバ フォルマ インディカ(Cannabis sativa forma indica)として既知のインド大麻(Cannabis indica)は、アサ科の一年生植物である。それは、アサ属の推定種である。インド大麻は、繊維からの布、そのバイオマスからの紙、医学的利用などの多くの目的のために、および薬剤源として使用される。インド大麻は、大量のテトラヒドロカンナビノール(THC)を生産する。インド大麻において認められる大量のTHCは、娯楽目的または医療目的の薬剤としての使用のためのその人気をもたらす。5:2を超えるCBD:THC比を有する大麻株は、他のものよりもさらに緊張を緩和し、不安症をより小さくするようである。これは、THCの部分的アゴニスト効果と比較して、カンナビノイド受容体でのCBDの拮抗効果によるものである可能性がある。CBDはまた、5-HT受容体(セロトニン)アゴニストでもあり、それはまた、不安緩解内容効果にも寄与し得る。サティバの効果は、その大脳の興奮が周知である。使用者は、より鮮明で高まる高揚感を期待できる一方で、インディカは、その鎮静効果が知られており、夜間の使用を好む人がいる。インディカは、より穏やかで、心休まる、無感覚の経験を有し、それは緊張を緩和する、あるいは疼痛を緩和するために使用できる。両タイプとも、医療用大麻として使用される。THCおよびCBDは、種々の比率の併合投与量で投与できる。
THCaは、大麻において最も豊富なカンナビノイドである。THCaは、THCの前駆体である。収穫直後に、THCaは、THCに変換し始める。THCaは、非精神賦活性であり、そのような強力な抗炎症作用のために、疼痛を緩和すること、筋痙縮を抑制することが示されている。THCaは、免疫系の機能を改善することも認められている。CBDは、大麻植物中に存在する主要な非精神賦活性のカンナビノイドであり、THCのみに次ぐ濃度で発生する。CBDは、強力な抗痙攣薬であり、イブプロフェンよりも良好な抗炎症性であることが示されている。CBDは、疼痛の治療、悪心、不眠症の低減、乾癬の改善および腫瘍の管理にとってTHCと同等に効果的であり得る。研究は、CBDが不安症および抑鬱症を緩和する効果的な方法でもあり得ることを示している。新規の研究は、CBDが糖尿病において血糖を低下させ得ることを示している。高血糖は、勃起不全の主因の1つである。しかし、CBDは単独で、すべての人に作用するわけではない。いくらかの発作性疾患、筋痙攣または慢性疼痛は、CBDおよびTHCの両方の組み合わせでのみ処置できる。
一実施形態において、治療的有効量のホスホジエステラーゼ-5(PDE-5)阻害剤、またはその医薬的に許容できる塩、ならびに治療的有効量のテトラヒドロカンナビノール(THC)、およびカンナビジオール(CBD)の少なくとも1つを含む、勃起不全の処置のための医薬組成物が提供される。
一実施形態において、患者における勃起不全を処置または予防するための方法が提供されてよい。方法は、治療的有効量のホスホジエステラーゼ-5(PDE-5)阻害剤、またはその医薬的に許容できる塩;ならびに治療的有効量の:テトラヒドロカンナビノール(THC)、およびカンナビジオール(CBD)の少なくとも1つを患者に投与することを含んでよい。
別の実施形態において、患者における勃起を誘発する方法が提供される。方法は、治療的有効量のホスホジエステラーゼ-5(PDE-5)阻害剤、またはその医薬的に許容できる塩を患者に投与すること、ならびに治療的有効量のテトラヒドロカンナビノール(THC)、およびカンナビジオール(CBD)の少なくとも1つを共投与することを含む。
定義
本明細書において使用されるように、用語「対象」、「使用者」および「患者」は、交換可能に使用される。本明細書において使用されるように、用語「対象」は、動物、好ましくは、非霊長類(例えば、ウシ、ブタ、ウマ、ネコ、イヌ、ラットなど)および霊長類(例えば、サルおよびヒト)などの哺乳動物、最も好ましくは、男性のヒトを指す。
本明細書において使用されるように、用語「対象」、「使用者」および「患者」は、交換可能に使用される。本明細書において使用されるように、用語「対象」は、動物、好ましくは、非霊長類(例えば、ウシ、ブタ、ウマ、ネコ、イヌ、ラットなど)および霊長類(例えば、サルおよびヒト)などの哺乳動物、最も好ましくは、男性のヒトを指す。
用語「有効量」は、病状を処置するために対象に投与されたときにその病状のそのような処置に影響を及ぼすのに充分である、アゴニストもしくはアンタゴニスト満腹因子またはそれを含む組成物の量を意味する。有効量は、特に、使用される満腹因子、処置される対象の病状およびその重症度ならびに年齢、体重などに応じて変化し得る。試料用量を、本明細書でより詳細に説明する。
「予防すること」または「予防」は、疾患または障害を獲得する危険の低減(すなわち、疾患にさらされているか、罹患する素因がある可能性があるが、その疾患の症状を未だ経験または提示していない対象においてその疾患の臨床症状の少なくとも1つを進行させないこと)を指す。好ましくは、予防は、疾患もしくは障害に未だ罹患していない、または疾患もしくは障害の症状を示していない対象、例えば、勃起不全の症状を未だ示していない対象における化合物または組成物の使用を指す。
任意の疾患または障害の「処置すること」または「処置」は、一実施形態において、対象に存在する疾患、障害、または病状を改善すること(すなわち、疾患または病状、またはその臨床症状の少なくとも1つの進行を阻止するか低減すること)を指す。一実施形態において、「処置すること」または「処置」は、患者により識別できない少なくとも1つの物理パラメータを改善することを指す。1つの特定の例において、1つの物理パラメータは、勃起の不十分な時間的長さを含んでよく、別の例において、物理パラメータは、勃起の開始の遅延または開始の欠如を含んでよい。さらに別の実施形態において、「処置すること」または「処置」は、物理的に(例えば、認識できる症状の安定化)もしくは生理学的に(例えば、物理パラメータの安定化)のいずれか、またはその両方で病状を調節することを指す。さらに別の実施形態において、「処置すること」または「処置」は、勃起不全に悩まされている患者において勃起を強化する、または勃起を開始させることを指す。
投与量
本発明による、動物、特にヒト、とりわけ男性のヒトに投与される用量は、合理的な時間枠にわたり動物における所望の応答に影響を及ぼすのに充分である必要がある。当業者は、投与量が、使用される特定の組成物の強度、動物の年齢、種別、病状、および体重を含む種々の因子に依存することを認識する。用量のサイズはまた、投与のルート、タイミングおよび頻度、ならびに、特定の組成物の投与および所望の生理学的効果に付随すると考えられる、あらゆる有害な副作用の存在、性質および程度により決定される。種々の病状または所望の結果は複数の投与を含む長期の処置を必要とする場合があることが、当業者により理解される。
本発明による、動物、特にヒト、とりわけ男性のヒトに投与される用量は、合理的な時間枠にわたり動物における所望の応答に影響を及ぼすのに充分である必要がある。当業者は、投与量が、使用される特定の組成物の強度、動物の年齢、種別、病状、および体重を含む種々の因子に依存することを認識する。用量のサイズはまた、投与のルート、タイミングおよび頻度、ならびに、特定の組成物の投与および所望の生理学的効果に付随すると考えられる、あらゆる有害な副作用の存在、性質および程度により決定される。種々の病状または所望の結果は複数の投与を含む長期の処置を必要とする場合があることが、当業者により理解される。
適切な用量および投与計画は、当業者に既知の従来の範囲発見技法により決定できる。一般に、処置は、化合物の最適用量よりも少ない、より少ない投与量で開始される。その後、投与量は、その状況下で最適効果に到達するまで、少量ずつ増加される。
本発明の化合物の1回あたりの投与量または1日あたりの総投与量は、予め決定できるか、患者の病状の性質および重症度、処置される病状、患者の年齢、体重、および健康全般、患者の化合物に対する耐性、投与のルート、投与される化合物および任意の副薬剤の活性、有効性、薬物動態および毒物プロファイルなどの薬理学的理由などを含む数多くの因子を勘案して個々の患者に基づいて決定できる。そのような処置を受けている患者は典型的に、治療の有効性を決定するために、定期的に監視される。医師による連続的な監視は、本発明の化合物の最適量がいつでも投与されることを確実にし、かつ処置の期間の決定を容易にする。これは、副薬剤も投与される場合、それらの選択、投与量および治療期間もまた調整を必要とするので、特に価値がある。このように、処置計画および投与スケジュールを治療の過程で調節でき、そのため、所望の有効性を示す化合物の最低量が投与され、さらに、投与は、最適な効果を成功裏に達成するのに必要な長さの期間のみ継続される。
医薬組成物
本発明の種々の実施形態は、一般に病理として定義される種々の病状を処置するための医薬製剤の成分として、価値のある用途を有することが予見される。したがって、本発明の実施形態はまた、医薬的に許容できる担体とともに1つまたは複数の本発明の化合物を含む医薬組成物も含む。好ましくは、これらの組成物は、経口、非経口、鼻腔内、舌下または直腸投与のための、または吸入もしくはガス注入による投与のための、錠剤、丸薬、カプセル、粉末、顆粒、滅菌注射液または懸濁液、従量制エアロゾルまたは液体スプレー、ドロップ、アンプル、自動注入デバイスまたは坐剤などの単位剤形である。錠剤などの固形組成物を調製するために、主要有効成分を医薬用担体、例えば、コーンスターチ、ラクトース、スクロース、ソルビトール、タルク、ステアリン酸、ステアリン酸マグネシウム、リン酸二カルシウムまたはガムなどの従来の打錠用原料、および他の医薬用希釈剤、例えば、水と混合して、本発明の化合物またはその医薬的に許容できる塩の均質な混合物を含む固形予備処方組成物を形成する。これらの予備処方組成物を均質と呼ぶ場合、有効成分は、組成物全体に均一に分散され、そのため組成物を、錠剤、丸薬およびカプセルなどの等しく有効な単位剤形に容易に細分化できることを意味する。この固形予備処方組成物はその後、0.1~約500mgの本発明の有効成分を含む上述したタイプの単位剤形に細分化される。典型的な単位剤形は、1~100mg、例えば、1mg、2mg、5mg、10mg、25mg、50mg、100mgまたは1000mg、2500mgまでの有効成分を含む。新規組成物の錠剤または丸薬を、コートしてまたはその他の方法で配合して、作用が長続きする利点を与える剤形を提供できる。例えば、錠剤または丸薬は、内部投与成分および外部投与成分を含んでよく、後者は、前者を覆う外皮の形状である。2つの成分は、胃での崩壊に抵抗しかつ内部の成分が無傷で十二指腸へと通過することまたは放出において遅延されることを可能にするように機能する、腸溶層により分離されてよい。種々の物質が、そのような腸溶層またはコーティングに使用でき、そのような物質は、多数のポリマー酸およびポリマー酸の、シェラック、アセチルアルコールおよびセルロースアセテートなどの物質との混合物を含む。組成物は、バイアル、スポンジ、注射器、チューブまたは他の適切な容器に含まれ得る。
本発明の種々の実施形態は、一般に病理として定義される種々の病状を処置するための医薬製剤の成分として、価値のある用途を有することが予見される。したがって、本発明の実施形態はまた、医薬的に許容できる担体とともに1つまたは複数の本発明の化合物を含む医薬組成物も含む。好ましくは、これらの組成物は、経口、非経口、鼻腔内、舌下または直腸投与のための、または吸入もしくはガス注入による投与のための、錠剤、丸薬、カプセル、粉末、顆粒、滅菌注射液または懸濁液、従量制エアロゾルまたは液体スプレー、ドロップ、アンプル、自動注入デバイスまたは坐剤などの単位剤形である。錠剤などの固形組成物を調製するために、主要有効成分を医薬用担体、例えば、コーンスターチ、ラクトース、スクロース、ソルビトール、タルク、ステアリン酸、ステアリン酸マグネシウム、リン酸二カルシウムまたはガムなどの従来の打錠用原料、および他の医薬用希釈剤、例えば、水と混合して、本発明の化合物またはその医薬的に許容できる塩の均質な混合物を含む固形予備処方組成物を形成する。これらの予備処方組成物を均質と呼ぶ場合、有効成分は、組成物全体に均一に分散され、そのため組成物を、錠剤、丸薬およびカプセルなどの等しく有効な単位剤形に容易に細分化できることを意味する。この固形予備処方組成物はその後、0.1~約500mgの本発明の有効成分を含む上述したタイプの単位剤形に細分化される。典型的な単位剤形は、1~100mg、例えば、1mg、2mg、5mg、10mg、25mg、50mg、100mgまたは1000mg、2500mgまでの有効成分を含む。新規組成物の錠剤または丸薬を、コートしてまたはその他の方法で配合して、作用が長続きする利点を与える剤形を提供できる。例えば、錠剤または丸薬は、内部投与成分および外部投与成分を含んでよく、後者は、前者を覆う外皮の形状である。2つの成分は、胃での崩壊に抵抗しかつ内部の成分が無傷で十二指腸へと通過することまたは放出において遅延されることを可能にするように機能する、腸溶層により分離されてよい。種々の物質が、そのような腸溶層またはコーティングに使用でき、そのような物質は、多数のポリマー酸およびポリマー酸の、シェラック、アセチルアルコールおよびセルロースアセテートなどの物質との混合物を含む。組成物は、バイアル、スポンジ、注射器、チューブまたは他の適切な容器に含まれ得る。
本明細書において使用されるように、用語「投与すること」または「投与」は、限定されないが、液体、カプセル、錠剤、またはスプレーにより経口または静脈内投与を含む。投与は、筋肉内、静脈内、腹腔内に関わらず注射によるか、または任意の非経口的なルートによってでよい。非経口投与は、ボーラス注射によるか、または持続点滴投与によってでよい。注射用製剤は、例えば、追加の防腐剤を有するアンプル内またはマルチドーズ型容器内での単位剤形で存在してよい。組成物は、油性または水性の媒体中の懸濁液、溶液または乳濁液の形状をとってよく、懸濁剤、安定化剤および/または分散などの調合剤を含んでよい。代わりに、組成物は、使用前に、適切な媒体、例えば、滅菌パイロジェンフリー水で構成するための粉末形状(例えば、凍結乾燥されたもの)であり得る。組成物は、投与単位がバルブを使用して制御されて計量された量を送達できる、加圧エアロゾルスプレーを含む現在既知の任意の適切な技術により、吸入によって対象に送達されてよい。
組成物の粉末ミクスを含むカプセルおよびカートリッジによる投与を、吸入器または注入器で使用して、粒子を女性の対象に送達できる。使用できるさらに別の投与ルートは、頬側、尿道、膣内、または直腸投与を含み、クリーム、ローション、軟膏、乳濁液、または他の液体中での局所投与も使用できる。
本明細書において使用されるような用語「共投与」または「共投与すること」は、いずれかの物質の生物学的効果が相乗的に重なるように、別の物質の投与の前の、同時の、またはその後での物質の投与を指す。本明細書において教示されるような薬剤の組み合わせは、相乗的に作用して本明細書に記載の病状を処置または予防できる。このアプローチを使用して、各薬剤のより少ない投与量で治療有効性を達成できる可能性があり、したがって有害な副作用の可能性を低減する。このアプローチを使用して、または、代わりに、独立して投与した場合いずれの薬剤でも達成できない、改善された、または強化された結果を得ることができる可能性もある。
用語「医薬的に許容できる塩(複数可)」が、組成物の化合物を、例えば、酢酸、乳酸、クエン酸、経皮酸、酒石酸、琥珀酸、フマル酸、マレイン酸、マロン酸、マンデル酸、リンゴ酸、シュウ酸、プロピオン酸、塩酸、臭化水素酸、リン酸、硝酸、硫酸、グリコール酸、ピルビン酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、トルエンスルホン酸、サリチル酸、安息香酸、または類似の既知の許容される酸などの有機酸または無機酸で処理して得られる塩を指すことに留意されたい。
CBDおよびTHCは、その全体が参照により本明細書に組み込まれる、Cuttler、Carrie,et.Al,、Journal of Affective Disorders.第235巻、198~205ページ、Elsevier Science、2018年に記載されるように、不安症および抑鬱症を低減することが既知である。カンナビジオールの安全性は、精神的疾患または神経障害に悩まされている患者において実行されたいくらかの臨床研究において示されている。レポートは、最大で1500mg/日の用量でのカンナビジオールの投与が、患者に有意な副作用をもたらさなかったことを示唆する。いくらかの例において、カンナビジオールまたはその機能的誘導体の用量は、50~2500mgである。他の実施形態において、投与量は、0.1~2500mgを含み得る。さらなる実施形態において、カンナビジオールの投与量は、0.1~1000mgCBDを含み得る。
CBDおよびTHCの組み合わせは、患者における食欲を低減すること、および体重減少に寄与すると議論されている。CBDおよびTHCの形状の種々の組み合わせは、糖尿病の発症率の低下に関連付けられ、BMIの低下および他の代謝性疾患の低減に関連付けられている。発明者らは、本明細書において、CBDおよびTHCの使用が男性における健康的な性機能をサポートすることを確認した。特に、本明細書に記載されるような組み合わせは、男性における勃起不全の問題を低減または排除するために使用された。その全体が参照により本明細書に組み込まれる、Jadoon KA、Ratcliffe SH、Barrett DA,et al,、Diabetes Care.2016年10月;39(10):1777~86ページを参照されたい。Jadoon et alは、13週間にわたり種々の比率でのCBD、THCVで処置された2型糖尿病の非インスリン処置対象の無作為化二重盲検プラセボ対照試験を含んだ。THCVおよびCBDは、糖尿病の対象の血糖管理における新規治療薬を示すことが認められた。
慢性的な大麻の使用は、前頭前野、前帯状皮質、海馬、および海馬傍回などの領域におけるCB1受容体のダウンレギュレーションを引き起こすことが示されており(Hirvonen et al.、2012年)、これらの領域は気分および感情に関与することが既知である(レビューについてDrevets et al.、2008年を参照);そのため、大麻の常用は、ネガティブな情動(禁欲の期間後に逆転する可能性がある)に対する長期間の影響を有し得る。Cuttler et al.、2016年を参照されたい。
一実施形態において、治療的有効量のホスホジエステラーゼ-5(PDE-5)阻害剤、またはその医薬的に許容できる塩、ならびに治療的有効量のテトラヒドロカンナビノール(THC)、およびカンナビジオール(CBD)の少なくとも1つを含む勃起不全の処置のための医薬組成物が提供される。さらに、研究は、大麻が血管拡張剤であり、かつ肉体的苦痛、不安症および抑鬱症の緩和における(sin relieving)その効果に加え、血管を開いたままにすることにより一定の血圧を維持するのを支援することを示した。本発明者らは、PDE5阻害剤(例えば、シルデナフィル)との併用でCVBが、勃起不全の処置において相乗効果をもたらすことを確認した。
研究は、大麻の生物活性剤が免疫細胞上のCB02受容体に結合し抗炎症反応を引き起こすので、大麻が末梢血管疾患(PVD)の処置に使用されることを確認した。その全体が参照により本明細書に組み込まれる、Adejumo、Adeyinka et al.Circulation:Cardiovascular Quality and Outcomes、第10巻、Issue Suppl 3.2017年3月を参照されたい。
PDE5阻害剤は、米国特許出願公開第2003/0144296号に開示されるように勃起不全の処置に使用できる。PDE5は、環状グアノシン一リン酸(cGMP)および環状アデノシン一リン酸(cAMP)を一リン酸塩に変換する。cGMPは、平滑筋弛緩の主な細胞内作用因子であり、血流の増加を促進し、勃起を誘発する。cGMPの分解を低減することにより、PDE5は、cGMPの作用を延長する。バルデナフィル(Nuivi、バイエル/GSK)およびタダラフィル(Claiis、Lilly ICOS LLC)は、本発明の方法により投与できる2つのPDE5阻害剤である。バルデナフィルは、5~20mgで経口投与され、治療効果の開始は、投与後約40分で発生し、約4時間継続する。タダラフィルは、10~20mgで経口投与され、治療効果の開始は、投与後約16分で発生し、例えば、最大で約36時間継続する。しかし、PDE5阻害剤単独は、当初考えられたほど効果的でないことが多いことが認められている。特に、PDE5阻害剤は、性的経験を高めるように使用者の不安症または疼痛を低減する問題を解決しない。
PDE5阻害剤は、本明細書において説明される;しかし、その組成物および方法は、PDE5阻害剤とともに使用することに限定されない。いくらかの非限定実施形態において、例えば、メラノコルチン受容体、オキシトシンおよびオキシトシン受容体アゴニスト、神経ペプチドY(NPY)の阻害剤、ドーパミン受容体アゴニスト(例えば、アポモルフィン)、メラノコルチン受容体アゴニスト、空洞内療法、成長ホルモン-放出ペプチド受容体アゴニスト、5-ヒドロキシトリプタミン受容体アゴニスト、アルファ-アドレナリン受容体アンタゴニスト、局所療法、グアニリルシクラーゼアクチベータ、およびrho-キナーゼアンタゴニストを含む他の薬剤を使用できる。
本明細書に記載の一例の実施形態において、PDE-5阻害剤は、シルデナフィルおよび/またはタダラフィルを含んでよい。PDE5阻害剤は勃起不全の処置として既知であるが、PDE5阻害剤単独では、有効でなく、または望まない副作用を伴うことが多いことが認められている。例えば、勃起不全の薬物治療の一般的な副作用は、頭痛、顔面紅潮、胃の不快感、筋肉痛、背部痛、および悪心を含み得る。加えて、特に、PDE5阻害剤は、性的経験を高めるように、使用者の不安症を低減する問題を解決しない。したがって、本明細書において説明されるように、PDE5阻害剤およびCBDもしくはTHCの組み合わせまたはCBDおよびTHCのPDE5阻害剤との組み合わせの相乗効果は、ED副作用処置のために使用できる。
一実施形態において、CBDは、インド大麻から抽出できる。別の実施形態において、組成物は、THCおよびCBDの両方を含んでよく、ここで、THCおよびCBDは、例えば、5:2の比で提供される。
本明細書に記載のさらに別の実施形態において、組成物は、医薬的に許容できる担体を含んでよい。医薬的に許容できる担体は、いくらかの非限定実施形態において、錠剤、丸薬、またはカプセルを含んでよい。
別の実施形態において、組成物は、0.01mg~150mgのPDE-5阻害剤を含んでよい。さらに別の実施形態において、組成物は、0.1mg~100mgのPDE-5阻害剤を含んでよい。一実施形態において、組成物は、0.01mg~150mgのTHCを含んでよい。別の実施形態において、組成物は、0.1mg~100mgのTHCを含んでよい。別の実施形態において、組成物は、0.01~1500mgのCBDを含んでよい。さらに別の実施形態において、組成物は、0.1~1000mgのCBDを含んでよい。
一実施形態において、患者における勃起不全を処置するまたは予防するための方法が提供される。方法は、患者に、治療的有効量のホスホジエステラーゼ-5(PDE-5)阻害剤、またはその医薬的に許容できる塩;ならびに治療的有効量の以下の少なくとも1つ:テトラヒドロカンナビノール(THC)、およびカンナビジオール(CBD)を投与することを含んでよい。一実施形態において、PDE-5阻害剤は、シルデナフィルおよび/またはタダラフィルを含む。別の実施形態において、方法が提供され、ここで、CBDはインド大麻から抽出される。さらに別の実施形態において、方法が提供され、ここで、THCおよびCBDの両方が、患者に投与される。一例において、THCおよびCBDは、5:2の比で患者に投与され、CBD2部に対してTHC5部が投与される。他の実施形態において、THCおよびCBDは、1:1の比で投与される。別の実施形態において、方法が提供され、ここで、PDE-5阻害剤が、THC、またはCBDと、またはTHCおよびCBDの両方の組み合わせと共投与される。
別の実施形態において、患者における勃起を刺激する方法が提供される。方法は、治療的有効量のホスホジエステラーゼ-5(PDE-5)阻害剤、またはその医薬的に許容できる塩を患者に投与すること、ならびに治療的有効量のテトラヒドロカンナビノール(THC)、およびカンナビジオール(CBD)の少なくとも1つを共投与することを含む。
さらに別の実施形態において、治療的有効量のホスホジエステラーゼ-5(PDE-5)阻害剤、またはその医薬的に許容できる塩を患者に投与すること;ならびに治療的有効量の少なくとも1つの:テトラヒドロカンナビノール(THC)、およびカンナビジオール(CBD)を共投与することを含む、患者における勃起を延長する方法が提供される。一実施形態において、方法が提供され、ここで勃起の持続期間は、少なくとも1時間を含む。別の実施形態において、勃起の持続期間は、少なくとも3時間を含む。
なおさらなる実施形態において、勃起の持続期間は、少なくとも5時間を含む。なおさらなる実施形態において、勃起の持続期間は、長期間延長され、一方で、THC:CBD比は、シルデナフィル単独では処置できない患者の最適な性的性能を妨害する患者の精神的症状(PTSD)および身体的症状(疼痛)を処置し、性的性能への全体的な治癒アプローチを生じる。
本明細書に記載の組成物および方法は、男性における勃起不全(ED)の処置または予防に向けられる一方で、方法および製剤は、女性の性機能障害(FSD)を処置するためにも使用できる。これらの方法および製剤は、他のリビドー強化、FSD tor ED処置方法および組成物と組み合わせて、または独立して使用できる。
Claims (21)
- ホスホジエステラーゼ-5(PDE-5)阻害剤、またはその医薬的に許容できる塩の治療的有効量;ならびに
テトラヒドロカンナビノール(THC)、および
カンナビジオール(CBD):
の少なくとも1つの治療的有効量
を含む、勃起不全の処置のための医薬組成物。 - 前記PDE-5阻害剤が、シルデナフィルおよび/またはタダラフィルを含む、請求項1に記載の医薬組成物。
- 前記CBDが、インド大麻から抽出される、請求項1に記載の医薬組成物。
- THCおよびCBDの両方を含み、前記THCおよびCBDが、5:2の比(THC:CBD)で提供される、請求項1に記載の医薬組成物。
- 医薬的に許容できる担体をさらに含む、請求項1に記載の医薬組成物。
- 0.01mg~150mgの前記PDE-5阻害剤を含む、請求項1に記載の医薬組成物。
- 0.1mg~100mgの前記PDE-5阻害剤を含む、請求項6に記載の医薬組成物。
- 0.01mg~150mgのTHCを含む、請求項1に記載の医薬組成物。
- 0.1mg~100mgのTHCを含む、請求項8に記載の医薬組成物。
- 0.01~1500mgのCBDを含む、請求項1に記載の医薬組成物。
- 0.1~1000mgのCBDを含む、請求項10に記載の医薬組成物。
- PDE-5阻害剤が、シルデナフィルおよび/またはタダラフィルを含む、請求項1に記載の医薬組成物。
- 勃起不全の前記処置のためのホスホジエステラーゼ-5(PDE-5)阻害剤およびTHCまたはCBDを含む、医薬組成物。
- ホスホジエステラーゼ-5(PDE-5)阻害剤、またはその医薬的に許容できる塩の治療的有効量を前記患者に投与すること;ならびに
テトラヒドロカンナビノール(THC)、および
カンナビジオール(CBD):
の少なくとも1つの治療的有効量を共投与すること
を含む、患者における勃起を誘発する方法。 - 前記PDE-5阻害剤が、シルデナフィルおよび/またはタダラフィルを含む、請求項14に記載の方法。
- THCおよびCBDの両方が、前記患者に投与されることをさらに含む、請求項14に記載の方法。
- 前記THCおよびCBDが、5:2の比(THC:CBD)で前記患者に投与される、請求項14に記載の方法。
- ホスホジエステラーゼ-5(PDE-5)阻害剤、またはその医薬的に許容できる塩の治療的有効量を前記患者に投与すること;ならびに
テトラヒドロカンナビノール(THC)、および
カンナビジオール(CBD):
の少なくとも1つの治療的有効量を共投与すること
を含む、患者における勃起を延長する方法。 - 勃起の持続期間が、少なくとも1時間を含む、請求項18に記載の方法。
- 勃起の持続期間が、少なくとも3時間を含む、請求項19に記載の方法。
- 前記PDE-5阻害剤が、前記THCおよび/または前記CBDの投与の前に投与される、請求項18に記載の方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US201862749247P | 2018-10-23 | 2018-10-23 | |
US62/749,247 | 2018-10-23 | ||
PCT/US2019/057557 WO2020086655A2 (en) | 2018-10-23 | 2019-10-23 | Methods and treatments for erectile dysfunction |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022507947A true JP2022507947A (ja) | 2022-01-18 |
Family
ID=70331741
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021529077A Pending JP2022507947A (ja) | 2018-10-23 | 2019-10-23 | 勃起不全のための方法および処置 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20220016119A1 (ja) |
EP (1) | EP3870156A4 (ja) |
JP (1) | JP2022507947A (ja) |
CN (1) | CN113164410A (ja) |
CA (1) | CA3117328A1 (ja) |
CO (1) | CO2021006279A2 (ja) |
DO (1) | DOP2021000076A (ja) |
IL (1) | IL282528A (ja) |
WO (1) | WO2020086655A2 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1896076A2 (en) * | 2005-06-27 | 2008-03-12 | Daniel Drai | Compositions and methods for enhancement of sexual function |
US10064905B1 (en) * | 2013-11-11 | 2018-09-04 | Ilysm, LLC | Pharmaceutical preparation |
WO2016098112A1 (en) * | 2014-12-17 | 2016-06-23 | One World Cannabis Ltd | Novel condom comprising cannabis derived compositions for enhancement of sexual pleasure and decrease of erectile dysfunction symptoms |
CA3007438A1 (en) * | 2015-12-07 | 2017-06-15 | Elka Touitou | Compositions of therapeutic substances, methods and uses thereof |
US10568847B2 (en) * | 2016-12-13 | 2020-02-25 | James J. Caprio | Compositions and methods for treatment of erectile dysfunction |
SG11202101235QA (en) * | 2018-08-07 | 2021-03-30 | Ilylt Llc | Compositions and methods for treating sexual dysfunction and enhancing sexual response and pleasure |
-
2019
- 2019-10-23 CN CN201980078588.3A patent/CN113164410A/zh active Pending
- 2019-10-23 WO PCT/US2019/057557 patent/WO2020086655A2/en unknown
- 2019-10-23 US US17/309,098 patent/US20220016119A1/en active Pending
- 2019-10-23 EP EP19875264.4A patent/EP3870156A4/en not_active Withdrawn
- 2019-10-23 CA CA3117328A patent/CA3117328A1/en not_active Abandoned
- 2019-10-23 JP JP2021529077A patent/JP2022507947A/ja active Pending
-
2021
- 2021-04-21 IL IL282528A patent/IL282528A/en unknown
- 2021-04-23 DO DO2021000076A patent/DOP2021000076A/es unknown
- 2021-05-13 CO CONC2021/0006279A patent/CO2021006279A2/es unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20220016119A1 (en) | 2022-01-20 |
EP3870156A4 (en) | 2022-08-24 |
EP3870156A2 (en) | 2021-09-01 |
CA3117328A1 (en) | 2020-04-30 |
IL282528A (en) | 2021-06-30 |
WO2020086655A2 (en) | 2020-04-30 |
DOP2021000076A (es) | 2021-09-15 |
CO2021006279A2 (es) | 2021-06-10 |
CN113164410A (zh) | 2021-07-23 |
WO2020086655A3 (en) | 2020-07-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Delgado | Common pathways of depression and pain | |
US9700548B2 (en) | Antihistamines combined with dietary supplements for improved health | |
US20030022926A1 (en) | Method for treating neuropathic pain and pharmaceutical preparation therefor | |
TWI330083B (en) | Methods for treating or preventing symptoms of hormonal variations | |
US20090143344A1 (en) | Methods for treating or preventing symptoms of hormonal variations | |
CN102791134A (zh) | 用多巴胺再摄取抑制剂及类似物治疗糖尿病症状和延迟或预防糖尿病相关病理学病况的方法 | |
US20220133741A1 (en) | AAntihistamines In Combination With A Range Of Substances For Improved Health | |
ZA200903527B (en) | Pharmaceutical combinations comprising testosterone in the treatment of female sexual dysfunction | |
HRP20020189A2 (en) | Methods of using rapid-onset selective serotonin reuptake inhibitors for treating sexual dysfunction | |
JP2017534613A (ja) | デクスメデトミジン製剤を使用する睡眠障害の予防または治療 | |
AU748993B2 (en) | Pharmaceutical combinations containing tramadol | |
US20210008039A1 (en) | Promoting sleep using at1 receptor blockers | |
JP5166437B2 (ja) | カヘキシーの治療 | |
US20060084659A1 (en) | Augmentation of psychotherapy with cannabinoid reuptake inhibitors | |
Misra et al. | Pharmacotherapy of insomnia and current updates | |
KR102232198B1 (ko) | 의약으로서 사용되기 위한 (r)-펄린돌 및 약학적으로 허용 가능한 그의 염 | |
JP2022507947A (ja) | 勃起不全のための方法および処置 | |
JP2008524236A (ja) | エストロゲンβアゴニストについての新規用途 | |
KR100851938B1 (ko) | 방광 질환의 치료를 위한 카프-오피에이트 작용제 | |
TW544311B (en) | Therapeutic or preventive agent for intractable epilepsies | |
Sicuteri et al. | Fenfluramine headache | |
JP2020525548A (ja) | 炎症反応を伴う疼痛状態における鎮痛のための末梢限局的二重作用性κおよびδオピオイドアゴニスト | |
US6943193B1 (en) | Method for treating sexual dysfunction | |
US20220175755A1 (en) | Methods of treating tobacco smoking addiction, and treating nicotine and tobacco smoking addiction | |
Capik et al. | A comparison of propofol and alfaxalone in a continuous rate infusion in dogs with mitral valve insufficiency. |