JP2022506362A - 再確立失敗あいまいさのハンドリング - Google Patents

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Abstract

本明細書で説明される実施形態は、再確立プロシージャを実施するための方法および装置に関する。ユーザ機器における方法が、再確立メッセージを受信することと、再確立メッセージを受信すると、下位レイヤから受信された完全性チェック失敗の指示を監視することであって、指示が、再確立要求を送信した後にUEによって受信された第1のメッセージまたは第2のメッセージに関する、完全性チェック失敗の指示を監視することと、完全性チェック失敗の指示に応答して、RRC_IDLE動作モードに入るときのアクションを実施することと、接続失敗を上位レイヤに指示することと、指示に基づいて、上位レイヤが回復プロシージャをトリガすることとを含む。【選択図】図13a

Description

本明細書で説明される実施形態は、再確立プロシージャを実施するための方法および装置に関する。
概して、本明細書で使用されるすべての用語は、異なる意味が、明確に与えられ、および/またはその用語が使用されるコンテキストから暗示されない限り、関連する技術分野における、それらの用語の通常の意味に従って解釈されるべきである。1つの(a/an)/その(the)エレメント、装置、構成要素、手段、ステップなどへのすべての言及は、別段明示的に述べられていない限り、そのエレメント、装置、構成要素、手段、ステップなどの少なくとも1つの事例に言及しているものとしてオープンに解釈されるべきである。本明細書で開示されるいずれの方法のステップも、ステップが、別のステップに後続するかまたは先行するものとして明示的に説明されない限り、および/あるいはステップが別のステップに後続するかまたは先行しなければならないことが暗黙的である場合、開示される厳密な順序で実施される必要はない。本明細書で開示される実施形態のうちのいずれかの任意の特徴は、適切であればいかなる場合も、任意の他の実施形態に適用され得る。同じように、実施形態のうちのいずれかの任意の利点は、任意の他の実施形態に適用され得、その逆も同様である。同封の実施形態の他の目的、特徴、および利点は、以下の説明から明らかになる。
LTEにおける再確立プロシージャ
LTEでは、3GPP TS36.331によれば、再確立プロシージャは、UEが、RRC_CONNECTEDにあり、シグナリング無線ベアラSRB1またはSRB2が完全性検証に失敗したという指示を下位レイヤから受信したときを含む、異なる失敗検出状況においてトリガされる。これは、36.331からの抜粋において以下で示される。
***抜粋開始*************************************************************************
5.3.7.2 始動
UEは、ASセキュリティがアクティブ化されているとき、または、NB-IoT UEが制御プレーンCIoT EPS最適化のためにRRC接続再確立をサポートする場合のいずれかのみで、プロシージャを始動するものとする。UEは、以下の条件のうちの1つが満たされるとき、プロシージャを始動する。
1> 5.3.11による、無線リンク障害を検出すると、あるいは
1> 5.3.5.6による、ハンドオーバ失敗時に、あるいは
1> 5.4.3.5による、E-UTRA失敗からのモビリティ時に、あるいは
1> SRB1またはSRB2に関係する、下位レイヤからの完全性チェック失敗指示時に、あるいは
1> 5.3.5.5による、RRC接続再設定失敗時に、あるいは
1> TS38.331[82、5.3.5.5]による、RRC接続再設定失敗時に。
***抜粋終了*************************************************************************
上記の抜粋のための規定:
AS=アクセス階層
NB-IoT=狭帯域モノのインターネット
RRC=無線リソース制御
CIoT EPS=消費者モノのインターネットエボルブドパケットシステム
E-UTRA=拡張ユニバーサル地上無線アクセス
シグナリング無線ベアラSRB1またはSRB2が完全性検証に失敗したという、下位レイヤからの指示は、受信されたメッセージがRRC接続再設定メッセージであるとき、送出され得る。
別の関連する態様は、再確立始動時に、UEが、SRB0上で(すなわち、暗号化されず、完全性保護されずに)RRC接続再確立要求を送出し、一般的な場合、UEは、応答して、SRB0上で(すなわち、暗号化されず、完全性保護されずに)RRC接続再確立を受信し、セキュリティを開始した後に、SRB1上でRRC接続再確立完了メッセージを送出することである。それは、図10に示されている、36.331からの以下のシグナリングフローに示されている。
言及すべき別の関連する態様は、RRC接続再確立メッセージがSRB0上で送出されるとき、UEが、DRBと(SRB0およびSRB1以外の)SRBとを再開するために、再確立プロシージャの後の第1のRRC接続再設定メッセージ(SRB1上の、すなわち、完全性保護され、暗号化されたもの)に依拠することである。
NRにおける再確立プロシージャ
いくつかの態様は、たとえば、ハンドオーバ失敗の場合、障害回復の速度を上げるために拡張され得る。これらの態様のうちのいくつかが以下である。
- SRB1上のRRC再確立:UEが、SRB1のためのパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)を再確立することができず、MSG3を下位レイヤにサブミットする前にダウンリンク(DL)においてSRB1を再開することができる、基本的な理由がないことがある。これは、MSG4のために、SRB0の代わりにSRB1を使用することを可能にし、これは、MSG5中のUE応答を待つ代わりに、MSG4とともにまたは直後に後続のRRC再設定メッセージを送出することを可能にする。これは、データ無線ベアラ(DRB)の再確立においてラウンドトリップを節約する。
- RRC再確立要求に応答するRRCセットアップ:無線アクセスネットワーク(RAN)が、UEコンテキストを再確立することが可能でない場合、たとえば、ハンドオーバ失敗中にセルが準備されない場合、RANにおいて、より速い非アクセス階層(NAS)回復をサポートすることが可能であり得る。これは、ネットワークが、通常RRC接続セットアップを始動するために使用され得る、(RRC再確立拒否の代わりに)RRC接続セットアップメッセージをSRB0上で送出することによって行われ得る。
- RRC再確立拒否が削除された:このメッセージは、フォールバックプロシージャにより、もはや必要とされないことがある。UEが、準備されていない、またはネットワークがDRBを再確立することができない、セルにおいて再確立することを試みる場合、ネットワークは、RRCセットアップメッセージを送出することができる。セルがオーバーロードされるシナリオでは、ネットワークは、単に、ユーザ機器(UE)がRRC_IDLEに入り、再び試みる前にアクセス制御を実施するように、失敗タイマーT301が満了するまで待ち得る。
図11は、これらの態様が採用されたNRにおける再確立プロシージャについて説明する。
ステップ1において、UEが接続を再確立し、再確立のためのトリガが発生した基地局(たとえば、gNB)に、UE識別情報(物理セル識別情報(PCI)+セル無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI))を提供する。
ステップ2において、UEコンテキストがローカルで利用可能でない場合、gNBは、最後のサービングgNBに、UEコンテキストデータを提供するように要求する。
ステップ3において、最後のサービングgNBはUEコンテキストデータを提供する。
ステップ4/4aにおいて、gNBはRRC接続の再確立を続ける。メッセージは、SRB1上で送出される。
ステップ5/5aにおいて、gNBは、再確立プロシージャが進行中であるとき、SRB2とDRBとを再確立するために再設定を実施し得る。
ステップ6において、最後のサービングgNBにおいてバッファされたDLユーザデータの喪失が防がれるものとする場合、gNBはフォワーディングアドレスを提供する。
ステップ7/8において、gNBは経路切替えを実施する。
ステップ9において、gNBは、最後のサービングgNBにおけるUEリソースの解放をトリガする。
LTEおよびNRにおけるメッセージの完全性保護
Long Term Evolution(LTE)およびNRでは、メッセージの完全性保護は、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)ヘッダ中に含まれるメッセージ認証コード-完全性(MAC-I)を算出することによって、ネットワークとUEの両方においてPDCPにおいて実施される。MAC-Iは、完全性保護アルゴリズムを使用して計算されるセキュアなチェックサムである。受信機がPDCPパケットを受信すると、受信機は、受信機と送信機とが認証され得るように、送信機と同じ入力およびアルゴリズムを使用してMAC-Iを算出し、検証する。MAC-I導出は、EPSおよび5Gシステム(5GS)について、それぞれTS33.401およびTS33.501において指定されているが、唯一の違いは、どのアルゴリズムが適用されるかである。EPCまたは5GCのいずれかに接続されたLTEの場合は、使用されるアルゴリズムがTS33.401において規定されるが、NRの場合は、使用されるアルゴリズムが33.501において規定される。PDCPレイヤにおいて含まれ、PDCPレイヤによって検証される、MAC-Iとは異なり、セキュリティトークンは、RRCレイヤにおいて含まれ、検証される。
以下は、MAC-Iの導出のための5Gセキュリティ仕様(3GPP TS33.501におけるセクションD.3.1.1参照)からの抜粋である。
***抜粋開始*************************************************************************
D.3.1.1 入力および出力
完全性アルゴリズムへの入力パラメータは、鍵(KEY)と称する128ビットの完全性鍵、32ビットのカウント(COUNT)、ベアラ(BEARER)と呼ばれる5ビットのベアラ識別情報、1ビットの、送信の方向、すなわち、方向(DIRECTION)、およびメッセージ自体、すなわち、メッセージ(MESSAGE)である。方向ビットは、アップリンクの場合0、およびダウンリンクの場合1であるものとする。メッセージのビット長は長さ(LENGTH)である。
図12は、メッセージの完全性を認証するための完全性アルゴリズムNIAの使用を示す。
これらの入力パラメータに基づいて、送出側は、完全性アルゴリズムNIAを使用して、32ビットのメッセージ認証コード(MAC-I/NAS-MAC)を算出する。次いで、メッセージ認証コードは、送出されるときにメッセージに付加される。完全性保護アルゴリズムでは、受信側は、送出側が、送出されるメッセージ上の送出側のメッセージ認証コードを算出したのと同様のやり方で、受信されるメッセージ上の予想されるメッセージ認証コード(XMAC-I/XNAS-MAC)を算出し、予想されるメッセージ認証コード(XMAC-I/XNAS-MAC)を、受信されるメッセージ認証コード、すなわち、MAC-I/NAS-MACと比較することによってメッセージのデータ完全性を検証する。
***抜粋終了*************************************************************************
現在、いくつかの課題が存在する。LTEとNRとにおいて異なる問題があり、これは、基本的に、RRC再確立のようなメッセージまたは再確立メッセージ(たとえば、NRの場合のようにRRC再確立、またはLTEの場合のようにRRC接続再確立)が、LTEの場合のようにSRB0上で(すなわち、保護および暗号化されずに)送出されるのか、NRの場合のようにSRB1上で(すなわち、暗号化および完全性保護されて)送出されるのかに依存する。
LTEの場合、メッセージがSRB0上で送出されるとき、UEは、SRBとDRBとを再開するために、再確立プロシージャが完了した後にSRB1上で送出される第1のRRC接続再設定メッセージに依拠する。しかしながら、再確立プロシージャの後に、および再確立の後のメッセージ、たとえば、RRC接続再設定の受信時に、下位レイヤは完全性保護失敗を指示し得る。しかしながら、LTE仕様によれば、UEは再び再確立をトリガするものとする。問題は、失敗時に、UEがセル選択/再選択を実施しないことがあり、したがって、UEは、失敗が発生した同じセル上で立ち往生することがあるので、これが無限ループにつながり得ることである。これは、完全性保護失敗が、無線関係でない問題によって引き起こされる場合、すなわち、UEが、これらの複数の失敗が発生するときにセルをおそらく変更しない場合、特に問題になり得ることに留意されたい。
NRの場合、RRC再確立メッセージは、SRB1上で、すなわち、完全性保護および暗号化されて、送出される。そのおかげで、ネットワークは、RRC再設定メッセージをRRC再確立メッセージとともに多重化し得る。また、RRC再確立がSRB1上で送出されるとき、それは完全性検証に失敗し得る。現在、完全性検証失敗を検出するときのUEアクションに関係する仕様におけるあいまいさがある。
NR RRC(3GPP TS38.331)におけるサブクローズ5.3.7.2によれば、UEは、SRB1またはSRB2に関係する完全性チェック失敗指示を下位レイヤから受信すると、再確立プロシージャを始動するものとする。RRC再確立メッセージはSRB1上で送出されるとき、その条件に従って、UEは、以下で示されているように、RRC再確立メッセージを受信すると、完全性チェック失敗指示を下位レイヤから受信すると再び再確立を始動するものとする。
***抜粋開始*************************************************************************
5.3.7 RRC接続再確立
5.3.7.1 全般
図13aおよび図13bを参照されたい。このプロシージャの目的は、RRC接続を再確立することである。セキュリティがアクティブ化されている、RRC_CONNECTEDにあるUEが、RRC接続を続けるためにプロシージャを始動し得る。ネットワークが有効なUEコンテキストを見つけ、検証することが可能である場合、または、UEコンテキストが取り出され得ず、ネットワークがセクション5.3.3.4によるRRCセットアップで応答する場合、接続再確立は成功する。ASセキュリティがアクティブ化されていない場合、UEは、プロシージャを始動せず、代わりにRRC_IDLEに直接移動する。
ネットワークは、以下のようにプロシージャを適用する。
- ASセキュリティがアクティブ化され、ネットワークがUEコンテキストを取り出すかまたは検証するとき、
- アルゴリズムを変更することなしにASセキュリティを再アクティブ化すること、
- 再確立し、SRB1を再開すること、
- UEがRRC接続を再確立しつつあり、ネットワークがUEコンテキストを取り出すかまたは検証することが可能でないとき、
- 記憶されたASコンテキストを廃棄し、すべてのRBを解放すること、
- 新しいRRC接続を確立するためのフォールバック。
5.3.7.2 始動
UEは、以下の条件のうちの1つが満たされるとき、プロシージャを始動する。
1> 5.3.10による、MCGの無線リンク障害を検出すると、あるいは
1> サブクローズ5.3.5.8.3による、MCGの同期失敗を伴う再設定時に、あるいは
1> サブクローズ5.4.3.5による、NR失敗からのモビリティ時に、あるいは
1> SRB1またはSRB2に関係する、下位レイヤからの完全性チェック失敗指示時に、あるいは
1> サブクローズ5.3.5.8.2による、RRC接続再設定失敗時に。
...
***抜粋終了*************************************************************************
しかしながら、NR RRC(38.331)におけるサブクローズ5.3.7.5によれば、UEは、以下で示されているように、解放原因「その他」を伴う、5.3.11において指定されているような、RRC_IDLEに入るときのアクションを実施するものとする。
***抜粋開始*************************************************************************
5.3.7.5 UEによるRRC再確立の受信
UEは、以下を行うものとする。
1> タイマーT301を停止する。
1> 現在のセルをPCellであると見なす。
1> RRC再確立メッセージ中で指示されるnextHopChainingCount値を記憶する。
1> TS33.501[11]において指定されているように、記憶されたnextHopChainingCount値を使用して、現在のKgNBまたはNHに基づいて、KgNB鍵を更新する。
1> TS33.501[11]において指定されているように、前に設定されたサイファ化アルゴリズムに関連付けられたKRRCenc鍵、KRRCint鍵、KUPint鍵およびKUPenc鍵を導出する。
1> 前に設定されたアルゴリズムとKRRCint鍵とを使用して、RRC再確立メッセージの完全性保護を検証するように下位レイヤに要求する。
1> RRC再確立メッセージの完全性保護チェックが失敗した場合、
2> 解放原因「その他」を伴う、5.3.11において指定されているような、RRC_IDLEに入るときのアクションを実施し、そのとき、プロシージャが終了する。
1> 前に設定されたアルゴリズムとKRRCint鍵とを直ちに使用して、完全性保護をアクティブ化するように下位レイヤを設定し、すなわち、完全性保護は、プロシージャの正常な完了を指示するために使用されるメッセージを含む、UEによって受信および送出されるすべての後続のメッセージに適用されるものとする。
1> 前に設定されたアルゴリズムとKRRCenc鍵とKUPenc鍵とを直ちに使用して、サイファ化を適用するように下位レイヤを設定し、すなわち、サイファ化は、プロシージャの正常な完了を指示するために使用されるメッセージを含む、UEによって受信および送出されるすべての後続のメッセージに適用されるものとする。
1> 送信のためにRRC再確立完了メッセージを下位レイヤにサブミットする。
1> プロシージャが終了する。
***抜粋終了*************************************************************************
仕様におけるそのようなあいまいさは、異なるUEについて異なるアクションをもたらし得、これは、予測不可能な挙動を引き起こし得、したがって、適切なネットワークアクションが異なるUEにわたって一様にとられないことがある。特に、UEが、RRC再確立のようなメッセージが完全性保護チェックに失敗するという、下位レイヤからの指示の後に、再び再確立を実施する場合、UEは、それがおそらく失敗すると見なされるので、常に同じセルにおいて立ち往生し得る。
第2の考えられるあいまいなアクションに関するNRにおける別の問題は、アクセス階層が、UEが何も行わないことをもたらし得る解放原因「その他」を上位レイヤに指示するが、実際は、以前RRC_CONNECTEDにあったUEについての失敗が発生したことである。
要約すれば、提案されるソリューションは以下の問題を解決する。
- 完全性チェックが失敗するという指示時に、たとえば、RRC再確立の後の第1のメッセージ、たとえば、RRC再設定のようなメッセージのRRC再確立の受信時に、UEが実施するものとするアクションにおけるあいまいさ問題、
- 失敗が検出された後に、いくつかの受動的アクション、たとえば、RRC_IDLEおよびCM-IDLEへの遷移を除く、UEからのアクションをもたらさない、下位レイヤからの指示。
本開示のいくつかの態様およびそれらの実施形態は、これらまたは他の課題のソリューションを提供し得る。本明細書で開示される問題点のうちの1つまたは複数に対処する様々な実施形態が、本明細書で提案される。
いくつかの実施形態によれば、再確立プロシージャを実施するための、UEによって実施される方法が開示され、本方法は、
再確立メッセージを受信することと、
再確立メッセージを受信すると、下位レイヤから受信された完全性チェック失敗の指示を監視することであって、指示が、再確立要求を送信した後にUEによって受信された第1のメッセージまたは第2のメッセージに関する、完全性チェック失敗の指示を監視することと、
完全性チェック失敗の指示に応答して、RRC_IDLE動作モードに入るときのアクションを実施することと、
接続失敗を上位レイヤに指示することと、
指示に基づいて、上位レイヤが回復プロシージャをトリガすることと
を含む。
監視するステップは、再確立メッセージを受信すると、SRB1またはSRB2に関係する、下位レイヤからの考えられる完全性チェック失敗指示のうちのある指示を監視することを含み得る。再確立メッセージはRRC再確立のようなメッセージを含み得る。いくつかの実施形態によれば、再確立メッセージは、NRにおけるRRC再確立メッセージ、またはLTEにおけるRRC接続再確立メッセージ、または再確立要求に応答して接続を再確立する目的を有する任意の他のメッセージであり得る。
いくつかの実施形態によれば、第1のメッセージは、UEによって送信された再確立要求に応答して接続を再確立するためのメッセージ、および/または、再確立要求を受信した後にネットワークによって送信される、完全性保護されたメッセージを含む。たとえば、第1のメッセージは、NRにおけるRRC再確立メッセージ、またはLTEにおけるRRC接続再確立メッセージなど、SRB1上で送出されるRRC再確立のようなメッセージ、あるいは、RRC再確立要求のようなメッセージ、たとえば、RRC解放などの後にネットワークによって送出され得る、完全性保護された任意のメッセージを含み得る。
いくつかの実施形態によれば、第2のメッセージは、UEによって送信された再確立要求に応答して接続を再確立するメッセージを送信した後にネットワークによって送信される、完全性保護されたメッセージを含む。たとえば、第2のメッセージは、NRにおけるRRC再設定メッセージ、またはLTEにおけるRRC接続再設定メッセージなど、RRC再設定のようなメッセージ、あるいは、RRC再確立のようなメッセージ、たとえば、RRC解放などの後にネットワークによって送出され得る、完全性保護された任意のメッセージを含み得る。
いくつかの実施形態によれば、UEは、たとえば、失敗がLTEにおいて検出された場合、RRC IDLEに入るためにRRC_CONNECTEDまたはRRC_INACTIVEを出るときのアクションを実施する。
下位レイヤはPDCPレイヤを備え得る。上位レイヤは非アクセス階層レイヤを備え得る。
いくつかの実施形態によれば、回復プロシージャは、失敗指示の受信時にトリガされる、および/または失敗指示、たとえば「RRC接続失敗」であり得る、適切な解放原因を伴うRRC_IDLEへの遷移時にトリガされる、NASにおいて規定されているNAS回復プロシージャであり得る。このコンテキストにおけるNAS回復は、登録エリア更新(または、トラッキングエリア更新などの等価物)と解釈され得る。
いくつかの実施形態によれば、回復プロシージャは、失敗指示の受信時にトリガされる、ならびに/またはより具体的な失敗指示、たとえば、RRC接続がセキュリティまたは完全性失敗により失敗したという指示であり得、特定の回復プロシージャが、より一般的およびロバストな回復プロシージャを潜在的に使用する前に試みられ得る、適切な解放原因を伴うRRC_IDLEへの遷移時にトリガされる、NASにおいて規定されているNAS回復プロシージャであり得る。このコンテキストにおけるNAS回復は、たとえば、別のSRプロシージャを始動することと解釈され得る。特定のNAS回復プロシージャは、より一般的およびロバストなNAS回復プロシージャよりも、軽量で、低いシグナリング集約であり得る。特定の回復プロシージャが失敗した場合(のみ)、より一般的およびロバストなNAS回復プロシージャがトリガされる。このコンテキストにおけるより一般的およびロバストなNAS回復は、登録エリア更新(または、トラッキングエリア更新などの等価物)と解釈され得る。
いくつかの実施形態によれば、完全性検証失敗時に、UEが再確立プロシージャをトリガするが、UEは、たとえば、以下のものなど、偽の基地局のアクションを回避するために異なる保護機構を有する。
・ UEが同じセルにおいて再確立することをX回のみ許可されるようなやり方でカウンタを規定する。
・ X回後に、別のRAT、別の周波数および/または別のセルへのセル選択/再選択を実施する。
・ X回後に、NAS回復を実施し、IDLEに入る。
いくつかの実施形態によれば、再確立プロシージャを実施するように設定されたユーザ機器(UE)が開示される。本UEは、本明細書で開示される方法のうちのいずれかを本UEが実施することを可能にする、本明細書で開示される好適なハードウェア(たとえば、処理回路)を備え得る。
いくつかの実施形態によれば、再確立プロシージャを実施するための、ネットワークノードによって実施される方法が開示される。本方法は、UEに再確立方法を送出することを含む。本方法は、UEから完全性チェック失敗の指示を受信することをさらに含む。それに応じて、ネットワークノードは、予想される挙動に従ってUEアクションを監視する。
いくつかの実施形態によれば、再確立プロシージャを実施するように設定されたネットワークノードが開示される。本ネットワークノードは、本明細書で開示される方法のうちのいずれかを本ネットワークノードが実施することを可能にする、本明細書で開示される好適なハードウェア(たとえば、処理回路)を備え得る。本ネットワークノードは、UEとともに再確立メッセージングを実施するための任意の好適なノードであり得る。
いくつかの実施形態は、以下の技術的利点のうちの1つまたは複数を提供し得る。第1に、あいまいさを解決することによって、異なるUEについての予測可能な挙動があるようになる。したがって、失敗時に、ネットワークは、RRC仕様において規定されている予想される挙動に従って、UEアクションを監視し得る。その場合、上位レイヤへの失敗指示のおかげで、UEは、回復プロシージャを実施するものとし、悪意のある基地局がサービス妨害(DoS)攻撃を実施することを試みた場合、UEは同じセル中で立ち往生せず、そこで再確立および/または接続することを試み続ける。
別の利点は、再確立メッセージ(たとえば、RRC再確立のようなメッセージ)が完全性保護されず、UEが、DRBとSRBとを再開するために第1のRRC再設定に依拠する場合にある。その場合、完全性検証が、RRC再確立の後にそのメッセージについて失敗した場合、UEは、失敗すると見なされ得る、複数の後続のRRC再確立プロシージャを試みる代わりに、回復プロシージャを実施し、IDLEに入る。特定の実施形態は、これらの技術的利点のすべてを提供するか、いくつかを提供するか、またはいずれをも提供しないことがある。追加の技術的利点が、本開示に照らして当業者に容易に明らかになり得る。
いくつかの実施形態による無線ネットワークを示す図である。 いくつかの実施形態によるユーザ機器を示す図である。 いくつかの実施形態による仮想化環境を示す図である。 いくつかの実施形態による、中間ネットワークを介してホストコンピュータに接続された通信ネットワークを示す図である。 いくつかの実施形態による、部分的無線接続上で基地局を介してユーザ機器と通信するホストコンピュータを示す図である。 いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法を示す図である。 いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法を示す図である。 いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法を示す図である。 いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法を示す図である。 シグナリング図である。 いくつかの態様が採用されたNRにおける再確立プロシージャを示す図である。 メッセージの完全性を認証するための完全性アルゴリズムNIAの使用を示す図である。 RRC接続再確立を示す図である。 RRC接続再確立を示す図である。
添付の図面を参照しながら、次に、本明細書で企図される実施形態のうちのいくつかがより十分に説明される。しかしながら、他の実施形態は、本明細書で開示される主題の範囲内に含まれており、開示される主題は、本明細書に記載される実施形態のみに限定されるものとして解釈されるべきではなく、むしろ、これらの実施形態は、当業者に主題の範囲を伝達するために、例として提供される。付録中で提供されるドラフト変更要求において追加情報も見つけられ得る。
第1の実施形態によれば、方法の考えられる実装形態が、NR RRC仕様(38.331)への変更の形態で示される。これらの変更は説明のためのものであることを諒解されたい。他の用語および/または標準セクションが、本開示の範囲または実施形態の機能から逸脱することなく使用され得る。
***抜粋開始*************************************************************************
5.3.7.2 始動
UEは、以下の条件のうちの1つが満たされるとき、プロシージャを始動する。
1> 5.3.10による、MCGの無線リンク障害を検出すると、あるいは
1> サブクローズ5.3.5.8.3による、MCGの同期失敗を伴う再設定時に、あるいは
1> サブクローズ5.4.3.5による、NR失敗からのモビリティ時に、あるいは
1> 完全性チェック失敗が、RRC再確立メッセージ、またはRRC再確立メッセージの後の第1のRRC再設定上で検出される場合を除いて、SRB1またはSRB2に関係する、下位レイヤからの完全性チェック失敗指示時に、あるいは
1> サブクローズ5.3.5.8.2による、RRC接続再設定失敗時に。
UEは、このプロシージャを始動する前に、セクション5.2.2.2において指定されているような有効なおよび最新の重要なシステム情報を有することを保証するものとする。
プロシージャが始動すると、UEは、以下を行うものとする。
1> 稼働している場合、タイマーT310を停止する。
1> 稼働している場合、タイマーT304を停止する。
1> タイマーT311を開始する。
1> SRB0を除く、すべてのRBを中断する。
1> MACをリセットする。
1> サブクローズ5.3.5.5.8による、設定された場合、(1つまたは複数の)MCG SCellを解放する。
1> 現在の専用サービングセル設定を解放する。および
1> 値がSIB1中で提供されるパラメータを除いて、対応する物理レイヤ仕様においてデフォルトL1パラメータ値を指定された値として適用する。
1> 設定された場合、delayBudgetReportingConfigを解放し、稼働している場合、タイマーT3xxを停止する。
1> 9.2.2x1において指定されているようなデフォルトMACセルグループ設定を適用する。
1> TS38.304[21、5.2.6]において指定されているように、セル選択プロセスに従ってセル選択を実施する。
***抜粋終了*************************************************************************
次の変更:
***抜粋開始*************************************************************************
5.3.7.5 UEによるRRC再確立の受信
UEは、以下を行うものとする。
1> タイマーT301を停止する。
1> 現在のセルをPCellであると見なす。
1> RRC再確立メッセージ中で指示されるnextHopChainingCount値を記憶する。
1> TS33.501[11]において指定されているように、記憶されたnextHopChainingCount値を使用して、現在のKgNBまたはNHに基づいて、KgNB鍵を更新する。
1> TS33.501[11]において指定されているように、前に設定されたcipheringAlgorithmに関連付けられたKRRCenc鍵およびKUPenc鍵を導出する。
1> TS33.501[11]において指定されているように、前に設定されたintegrityProtAlgorithmに関連付けられたKRRCint鍵およびKUPint鍵を導出する。
1> 前に設定されたアルゴリズムとKRRCint鍵とを使用して、RRC再確立メッセージの完全性保護を検証するように下位レイヤに要求する。
1> RRC再確立メッセージの完全性保護チェックが失敗した場合、あるいは
1> 下位レイヤが、RRC再確立メッセージの後の第1のRRC再設定の完全性保護チェックが失敗したことを指示する場合、
2> 解放原因「RRC接続失敗その他」を伴う、5.3.11において指定されているような、RRC_IDLEに入るときのアクションを実施し、そのとき、プロシージャが終了する。
1> 前に設定されたアルゴリズムとKRRCint鍵とを直ちに使用して、SRB1のために完全性保護を再開するように下位レイヤを設定し、すなわち、完全性保護は、プロシージャの正常な完了を指示するために使用されるメッセージを含む、UEによって受信および送出されるすべての後続のメッセージに適用されるものとする。
1> 前に設定されたアルゴリズムとKRRCenc鍵とを直ちに使用して、SRB1のためにサイファ化を再開するように下位レイヤを設定し、すなわち、サイファ化は、プロシージャの正常な完了を指示するために使用されるメッセージを含む、UEによって受信および送出されるすべての後続のメッセージに適用されるものとする。
1> 送信のためにRRC再確立完了メッセージを下位レイヤにサブミットする。
1> プロシージャが終了する。
***抜粋終了*************************************************************************
第2の実施形態によれば、方法の考えられる実装形態が、NR RRC仕様(38.331)への変更の形態で示される。これらの変更は説明のためのものであることを諒解されたい。他の用語および/または標準セクションが、本開示の範囲または実施形態の機能から逸脱することなく使用され得る。
***抜粋開始*************************************************************************
5.3.7.2 始動
UEは、以下の条件のうちの1つが満たされるとき、プロシージャを始動する。
1> 5.3.10による、MCGの無線リンク障害を検出すると、あるいは
1> サブクローズ5.3.5.8.3による、MCGの同期失敗を伴う再設定時に、あるいは
1> サブクローズ5.4.3.5による、NR失敗からのモビリティ時に、あるいは
1> 完全性チェック失敗が、RRC再確立メッセージ、またはRRC再確立メッセージの後の第1のRRC再設定上で検出される場合を除いて、SRB1またはSRB2に関係する、下位レイヤからの完全性チェック失敗指示時に、あるいは
1> サブクローズ5.3.5.8.2による、RRC接続再設定失敗時に。
UEは、このプロシージャを始動する前に、セクション5.2.2.2において指定されているような有効なおよび最新の重要なシステム情報を有することを保証するものとする。
プロシージャが始動すると、UEは、以下を行うものとする。
1> 稼働している場合、タイマーT310を停止する。
1> 稼働している場合、タイマーT304を停止する。
1> タイマーT311を開始する。
1> SRB0を除く、すべてのRBを中断する。
1> MACをリセットする。
1> サブクローズ5.3.5.5.8による、設定された場合、(1つまたは複数の)MCG SCellを解放する。
1> 現在の専用サービングセル設定を解放する。および
2> 値がSIB1中で提供されるパラメータを除いて、対応する物理レイヤ仕様においてデフォルトL1パラメータ値を指定された値として適用する。
1> 設定された場合、delayBudgetReportingConfigを解放し、稼働している場合、タイマーT3xxを停止する。
1> 9.2.2x1において指定されているようなデフォルトMACセルグループ設定を適用する。
1> TS38.304[21、5.2.6]において指定されているように、セル選択プロセスに従ってセル選択を実施する。
***抜粋終了*************************************************************************
次の変更
***抜粋開始*************************************************************************
5.3.7.5 UEによるRRC再確立の受信
UEは、以下を行うものとする。
1> 現在のセルをPCellであると見なす。
1> RRC再確立メッセージ中で指示されるnextHopChainingCount値を記憶する。
1> TS33.501[11]において指定されているように、記憶されたnextHopChainingCount値を使用して、現在のKgNBまたはNHに基づいて、KgNB鍵を更新する。
1> TS33.501[11]において指定されているように、前に設定されたcipheringAlgorithmに関連付けられたKRRCenc鍵およびKUPenc鍵を導出する。
1> TS33.501[11]において指定されているように、前に設定されたintegrityProtAlgorithmに関連付けられたKRRCint鍵およびKUPint鍵を導出する。
1> 前に設定されたアルゴリズムとKRRCint鍵とを使用して、RRC再確立メッセージの完全性保護を検証するように下位レイヤに要求する。
1> RRC再確立メッセージの完全性保護チェックが失敗した場合、
2> 解放原因「RRC接続失敗その他」を伴う、5.3.11において指定されているような、RRC_IDLEに入るときのアクションを実施し、そのとき、プロシージャが終了する。
1> タイマーT301を停止する。
1> 前に設定されたアルゴリズムとKRRCint鍵とを直ちに使用して、SRB1のために完全性保護を再開するように下位レイヤを設定し、すなわち、完全性保護は、プロシージャの正常な完了を指示するために使用されるメッセージを含む、UEによって受信および送出されるすべての後続のメッセージに適用されるものとする。
1> 前に設定されたアルゴリズムとKRRCenc鍵とを直ちに使用して、SRB1のためにサイファ化を再開するように下位レイヤを設定し、すなわち、サイファ化は、プロシージャの正常な完了を指示するために使用されるメッセージを含む、UEによって受信および送出されるすべての後続のメッセージに適用されるものとする。
1> 送信のためにRRC再確立完了メッセージを下位レイヤにサブミットする。
1> プロシージャが終了する。
[...]
5.3.7.7 T301満了、T301が稼働している間の下位レイヤからの完全性チェック失敗、または選択されたセルがもはや好適でない
UEは、以下を行うものとする。
1> タイマーT301が満了した場合、または
1> 選択されたセルが、TS38.304[21]において指定されているように、セル選択基準に従ってもはや好適でなくなった場合、
1> 下位レイヤが、T301が稼働している間に完全性チェック失敗を指示する場合、
2> 解放原因「RRC接続失敗」を伴う、5.3.11において指定されているような、RRC_IDLEに入るときのアクションを実施する。
***抜粋終了*************************************************************************
本開示において説明される実施形態のうちのいくつかは、LTE RRC仕様(3GPP TS36.331)においても実装され得る。提案される変更は以下の通りである。これらの変更は説明のためのものであることを諒解されたい。他の用語および/または標準セクションが、本開示の範囲または実施形態の機能から逸脱することなく使用され得る。
***抜粋開始*************************************************************************
5.3.7.2 始動
UEは、ASセキュリティがアクティブ化されているとき、または、NB-IoT UEが制御プレーンCIoT EPS最適化のためにRRC接続再確立をサポートする場合のいずれかのみで、プロシージャを始動するものとする。UEは、以下の条件のうちの1つが満たされるとき、プロシージャを始動する。
1> 5.3.11による、無線リンク障害を検出すると、あるいは
1> 5.3.5.6による、ハンドオーバ失敗時に、あるいは
1> 5.4.3.5による、E-UTRA失敗からのモビリティ時に、あるいは
1> RRC接続再確立メッセージの受信の後の第1のメッセージを除いて、SRB1またはSRB2に関係する、下位レイヤからの完全性チェック失敗指示時に、あるいは
1> 5.3.5.5による、RRC接続再設定失敗時に、あるいは
1> TS38.331[82、5.3.5.5]による、RRC接続再設定失敗時に。
プロシージャが始動すると、UEは、以下を行うものとする。
1> 稼働している場合、タイマーT310を停止する。
1> 稼働している場合、タイマーT312を停止する。
1> 稼働している場合、タイマーT313を停止する。
1> 稼働している場合、タイマーT307を停止する。
1> タイマーT311を開始する。
1> 稼働している場合、タイマーT370を停止する。
1> 設定された場合、uplinkDataCompressionを解放する。
1> SRB0を除く、NR PDCPで設定されたRBを含む、すべてのRBを中断する。
1> MACをリセットする。
1> 5.3.10.3aによる、設定された場合、(1つまたは複数の)MCG SCellを解放する。
1> 9.2.4において指定されているようなデフォルト物理チャネル設定を適用する。
1> NB-IoTを除いて、MCGの場合、9.2.3において指定されているようなデフォルト半永続的スケジューリング設定を適用する。
1> MCGの場合、9.2.2において指定されているようなデフォルトMACメイン設定を適用する。
1> 設定された場合、powerPrefIndicationConfigを解放し、稼働している場合、タイマーT340を停止する。
1> 設定された場合、reportProximityConfigを解放し、関連する近接度ステータス報告タイマーをクリアする。
1> 設定された場合、obtainLocationConfigを解放する。
1> 設定された場合、idc-Configを解放する。
1> 設定された場合、sps-AssistanceInfoReportを解放する。
1> 設定された場合、measSubframePatternPCellを解放する。
1> (drb-ToAddModListSCGによって設定されたような)DRB設定を除いて、設定された場合、SCG設定全体を解放する。
1> EN-DCが設定された場合、
2> TS38.331[82、5.3.5.10]において指定されているようなEN-DC解放を実施する。
1> 設定された場合、PCellのためのnaics-Infoを解放する。
1> RNとして接続され、RNサブフレーム設定で設定された場合、
2> RNサブフレーム設定を解放する。
1> 5.6.14.3に記載されているように、設定された場合、LWA設定を解放する。
1> 5.6.17.3に記載されているように、設定された場合、LWIP設定を解放する。
1> 設定された場合、delayBudgetReportingConfigを解放し、稼働している場合、タイマーT342を停止する。
1> TS36.304[4]において指定されているように、セル選択プロセスに従ってセル選択を実施する場合、
1> 設定された場合、bw-PreferenceIndicationTimerを解放し、稼働している場合、タイマーT341を停止する。
1> 設定された場合、overheatingAssistanceConfigを解放し、稼働している場合、タイマーT345を停止する。
1> 設定された場合、ailc-BitConfigを解放する。
[...]
5.3.7.x RRC接続再確立の後に受信される第1のメッセージのための下位レイヤからの完全性チェック失敗
UEは、以下を行うものとする。
1> RRC接続再確立の後に受信される第1のメッセージのための完全性チェック失敗指示を下位レイヤから受信すると、
2> 解放原因「RRC接続失敗」を伴う、5.3.11において指定されているような、RRC_IDLEに入るときのアクションを実施する。
***抜粋終了*************************************************************************
図1は、いくつかの実施形態による無線ネットワークを示す。
本明細書で説明される主題は、任意の好適な構成要素を使用する任意の適切なタイプのシステムにおいて実装され得るが、本明細書で開示される実施形態は、図1に示されている例示的な無線ネットワークなど、無線ネットワークに関して説明される。簡単のために、図1の無線ネットワークは、ネットワーク106、ネットワークノード160および160b、ならびにWD110、110b、および110cのみを図示する。実際には、無線ネットワークは、無線デバイス間の通信、あるいは無線デバイスと、固定電話、サービスプロバイダ、または任意の他のネットワークノードもしくはエンドデバイスなどの別の通信デバイスとの間の通信をサポートするのに好適な任意の追加のエレメントをさらに含み得る。示されている構成要素のうち、ネットワークノード160および無線デバイス(WD)110は、追加の詳細とともに図示される。無線ネットワークは、1つまたは複数の無線デバイスに通信および他のタイプのサービスを提供して、無線デバイスの、無線ネットワークへのアクセス、および/あるいは、無線ネットワークによってまたは無線ネットワークを介して提供されるサービスの使用を容易にし得る。
無線ネットワークは、任意のタイプの通信(communication)、通信(telecommunication)、データ、セルラ、および/または無線ネットワーク、あるいは他の同様のタイプのシステムを備え、および/またはそれらとインターフェースし得る。いくつかの実施形態では、無線ネットワークは、特定の規格あるいは他のタイプのあらかじめ規定されたルールまたはプロシージャに従って動作するように設定され得る。したがって、無線ネットワークの特定の実施形態は、汎欧州デジタル移動電話方式(GSM)、Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)、Long Term Evolution(LTE)、ならびに/あるいは他の好適な2G、3G、4G、または5G規格などの通信規格、IEEE802.11規格などの無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)規格、ならびに/あるいは、マイクロ波アクセスのための世界的相互運用性(WiMax)、Bluetooth、Z-Waveおよび/またはZigBee規格など、任意の他の適切な無線通信規格を実装し得る。
ネットワーク106は、1つまたは複数のバックホールネットワーク、コアネットワーク、IPネットワーク、公衆交換電話網(PSTN)、パケットデータネットワーク、光ネットワーク、ワイドエリアネットワーク(WAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、有線ネットワーク、無線ネットワーク、メトロポリタンエリアネットワーク、およびデバイス間の通信を可能にするための他のネットワークを備え得る。
ネットワークノード160およびWD110は、以下でより詳細に説明される様々な構成要素を備える。これらの構成要素は、無線ネットワークにおいて無線接続を提供することなど、ネットワークノードおよび/または無線デバイス機能を提供するために協働する。異なる実施形態では、無線ネットワークは、任意の数の有線または無線ネットワーク、ネットワークノード、基地局、コントローラ、無線デバイス、中継局、ならびに/あるいは有線接続を介してかまたは無線接続を介してかにかかわらず、データおよび/または信号の通信を容易にするかまたはその通信に参加し得る、任意の他の構成要素またはシステムを備え得る。
本明細書で使用されるネットワークノードは、無線デバイスと、ならびに/あるいは、無線デバイスへの無線アクセスを可能にし、および/または提供するための、および/または、無線ネットワークにおいて他の機能(たとえば、アドミニストレーション)を実施するための、無線ネットワーク中の他のネットワークノードまたは機器と、直接または間接的に通信することが可能な、そうするように設定された、構成された、および/または動作可能な機器を指す。ネットワークノードの例は、限定はしないが、アクセスポイント(AP)(たとえば、無線アクセスポイント)、基地局(BS)(たとえば、無線基地局、ノードB、およびエボルブドノードB(eNB))を含む。基地局は、基地局が提供するカバレッジの量(または、言い方を変えれば、基地局の送信電力レベル)に基づいてカテゴリー分類され得、その場合、フェムト基地局、ピコ基地局、マイクロ基地局、またはマクロ基地局と呼ばれることもある。基地局は、リレーを制御する、リレーノードまたはリレードナーノードであり得る。ネットワークノードは、リモート無線ヘッド(RRH)と呼ばれることがある、集中型デジタルユニットおよび/またはリモートラジオユニット(RRU)など、分散無線基地局の1つまたは複数(またはすべて)の部分をも含み得る。そのようなリモートラジオユニットは、アンテナ統合無線機としてアンテナと統合されることも統合されないこともある。分散無線基地局の部分は、分散アンテナシステム(DAS)において、ノードと呼ばれることもある。ネットワークノードのまたさらなる例は、マルチ規格無線(MSR)BSなどのMSR機器、無線ネットワークコントローラ(RNC)または基地局コントローラ(BSC)などのネットワークコントローラ、基地トランシーバ局(BTS)、送信ポイント、送信ノード、マルチセル/マルチキャスト協調エンティティ(MCE)、コアネットワークノード(たとえば、MSC、MME)、O&Mノード、OSSノード、SONノード、測位ノード(たとえば、E-SMLC)、および/あるいはMDTを含む。別の例として、ネットワークノードは、以下でより詳細に説明されるように、仮想ネットワークノードであり得る。しかしながら、より一般的には、ネットワークノードは、無線ネットワークへのアクセスを可能にし、および/または無線デバイスに提供し、あるいは、無線ネットワークにアクセスした無線デバイスに何らかのサービスを提供することが可能な、そうするように設定された、構成された、および/または動作可能な任意の好適なデバイス(またはデバイスのグループ)を表し得る。
図1では、ネットワークノード160は、処理回路170と、デバイス可読媒体180と、インターフェース190と、補助機器184と、電源186と、電力回路187と、アンテナ162とを含む。図1の例示的な無線ネットワーク中に示されているネットワークノード160は、ハードウェア構成要素の示されている組合せを含むデバイスを表し得るが、他の実施形態は、構成要素の異なる組合せをもつネットワークノードを備え得る。ネットワークノードが、本明細書で開示されるタスク、特徴、機能および方法を実施するために必要とされるハードウェアおよび/またはソフトウェアの任意の好適な組合せを備えることを理解されたい。その上、ネットワークノード160の構成要素が、より大きいボックス内に位置する単一のボックスとして、または複数のボックス内で入れ子にされている単一のボックスとして図示されているが、実際には、ネットワークノードは、単一の示されている構成要素を組成する複数の異なる物理構成要素を備え得る(たとえば、デバイス可読媒体180は、複数の別個のハードドライブならびに複数のRAMモジュールを備え得る)。
同様に、ネットワークノード160は、複数の物理的に別個の構成要素(たとえば、ノードB構成要素およびRNC構成要素、またはBTS構成要素およびBSC構成要素など)から組み立てられ得、これらは各々、それら自体のそれぞれの構成要素を有し得る。ネットワークノード160が複数の別個の構成要素(たとえば、BTS構成要素およびBSC構成要素)を備えるいくつかのシナリオでは、別個の構成要素のうちの1つまたは複数が、いくつかのネットワークノードの間で共有され得る。たとえば、単一のRNCが、複数のノードBを制御し得る。そのようなシナリオでは、各一意のノードBとRNCとのペアは、いくつかの事例では、単一の別個のネットワークノードと見なされ得る。いくつかの実施形態では、ネットワークノード160は、複数の無線アクセス技術(RAT)をサポートするように設定され得る。そのような実施形態では、いくつかの構成要素は複製され得(たとえば、異なるRATのための別個のデバイス可読媒体180)、いくつかの構成要素は再使用され得る(たとえば、同じアンテナ162がRATによって共有され得る)。ネットワークノード160は、ネットワークノード160に統合された、たとえば、GSM、WCDMA、LTE、NR、WiFi、またはBluetooth無線技術など、異なる無線技術のための様々な示されている構成要素の複数のセットをも含み得る。これらの無線技術は、同じまたは異なるチップまたはチップのセット、およびネットワークノード160内の他の構成要素に統合され得る。
処理回路170は、ネットワークノードによって提供されるものとして本明細書で説明される、任意の決定動作、計算動作、または同様の動作(たとえば、いくつかの取得動作)を実施するように設定される。処理回路170によって実施されるこれらの動作は、処理回路170によって取得された情報を、たとえば、取得された情報を他の情報に変換することによって、処理すること、取得された情報または変換された情報をネットワークノードに記憶された情報と比較すること、ならびに/あるいは、取得された情報または変換された情報に基づいて、および前記処理が決定を行ったことの結果として、1つまたは複数の動作を実施することを含み得る。
処理回路170は、単体で、またはデバイス可読媒体180などの他のネットワークノード160構成要素と併せてのいずれかで、ネットワークノード160機能を提供するように動作可能な、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理ユニット、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または任意の他の好適なコンピューティングデバイス、リソースのうちの1つまたは複数の組合せ、あるいはハードウェア、ソフトウェアおよび/または符号化された論理の組合せを備え得る。たとえば、処理回路170は、デバイス可読媒体180に記憶された命令、または処理回路170内のメモリに記憶された命令を実行し得る。そのような機能は、本明細書で説明される様々な無線特徴、機能、または利益のうちのいずれかを提供することを含み得る。いくつかの実施形態では、処理回路170は、システムオンチップ(SOC)を含み得る。
いくつかの実施形態では、処理回路170は、無線周波数(RF)トランシーバ回路172とベースバンド処理回路174とのうちの1つまたは複数を含み得る。いくつかの実施形態では、無線周波数(RF)トランシーバ回路172とベースバンド処理回路174とは、別個のチップ(またはチップのセット)、ボード、または無線ユニットおよびデジタルユニットなどのユニット上にあり得る。代替実施形態では、RFトランシーバ回路172とベースバンド処理回路174との一部または全部は、同じチップまたはチップのセット、ボード、あるいはユニット上にあり得る。
いくつかの実施形態では、ネットワークノード、基地局、eNBまたは他のそのようなネットワークデバイスによって提供されるものとして本明細書で説明される機能の一部または全部は、デバイス可読媒体180、または処理回路170内のメモリに記憶された、命令を実行する処理回路170によって実施され得る。代替実施形態では、機能の一部または全部は、ハードワイヤード様式などで、別個のまたは個別のデバイス可読媒体に記憶された命令を実行することなしに、処理回路170によって提供され得る。それらの実施形態のいずれでも、デバイス可読記憶媒体に記憶された命令を実行するか否かにかかわらず、処理回路170は、説明される機能を実施するように設定され得る。そのような機能によって提供される利益は、処理回路170単独に、またはネットワークノード160の他の構成要素に限定されないが、全体としてネットワークノード160によって、ならびに/または概してエンドユーザおよび無線ネットワークによって、享受される。
デバイス可読媒体180は、限定はしないが、永続記憶域、固体メモリ、リモートマウントメモリ、磁気媒体、光媒体、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、大容量記憶媒体(たとえば、ハードディスク)、リムーバブル記憶媒体(たとえば、フラッシュドライブ、コンパクトディスク(CD)またはデジタルビデオディスク(DVD))を含む、任意の形態の揮発性または不揮発性コンピュータ可読メモリ、ならびに/あるいは、処理回路170によって使用され得る情報、データ、および/または命令を記憶する、任意の他の揮発性または不揮発性、非一時的デバイス可読および/またはコンピュータ実行可能メモリデバイスを備え得る。デバイス可読媒体180は、コンピュータプログラム、ソフトウェア、論理、ルール、コード、テーブルなどのうちの1つまたは複数を含むアプリケーション、および/または処理回路170によって実行されることが可能であり、ネットワークノード160によって利用される、他の命令を含む、任意の好適な命令、データまたは情報を記憶し得る。デバイス可読媒体180は、処理回路170によって行われた計算および/またはインターフェース190を介して受信されたデータを記憶するために使用され得る。いくつかの実施形態では、処理回路170およびデバイス可読媒体180は、統合されていると見なされ得る。
インターフェース190は、ネットワークノード160、ネットワーク106、および/またはWD110の間のシグナリングおよび/またはデータの有線または無線通信において使用される。示されているように、インターフェース190は、たとえば有線接続上でネットワーク106との間でデータを送出および受信するための(1つまたは複数の)ポート/(1つまたは複数の)端末194を備える。インターフェース190は、アンテナ162に結合されるか、またはいくつかの実施形態では、アンテナ162の一部であり得る、無線フロントエンド回路192をも含む。無線フロントエンド回路192は、フィルタ198と増幅器196とを備える。無線フロントエンド回路192は、アンテナ162および処理回路170に接続され得る。無線フロントエンド回路は、アンテナ162と処理回路170との間で通信される信号を調節するように設定され得る。無線フロントエンド回路192は、無線接続を介して他のネットワークノードまたはWDに送出されるべきであるデジタルデータを受信し得る。無線フロントエンド回路192は、デジタルデータを、フィルタ198および/または増幅器196の組合せを使用して適切なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号に変換し得る。無線信号は、次いで、アンテナ162を介して送信され得る。同様に、データを受信するとき、アンテナ162は無線信号を収集し得、次いで、無線信号は無線フロントエンド回路192によってデジタルデータに変換される。デジタルデータは、処理回路170に受け渡され得る。他の実施形態では、インターフェースは、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組合せを備え得る。
いくつかの代替実施形態では、ネットワークノード160は別個の無線フロントエンド回路192を含まないことがあり、代わりに、処理回路170は、無線フロントエンド回路を備え得、別個の無線フロントエンド回路192なしでアンテナ162に接続され得る。同様に、いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路172の全部または一部が、インターフェース190の一部と見なされ得る。さらに他の実施形態では、インターフェース190は、無線ユニット(図示せず)の一部として、1つまたは複数のポートまたは端末194と、無線フロントエンド回路192と、RFトランシーバ回路172とを含み得、インターフェース190は、デジタルユニット(図示せず)の一部であるベースバンド処理回路174と通信し得る。
アンテナ162は、無線信号を送り、および/または受信するように設定された、1つまたは複数のアンテナまたはアンテナアレイを含み得る。アンテナ162は、無線フロントエンド回路190に結合され得、データおよび/または信号を無線で送信および受信することが可能な任意のタイプのアンテナであり得る。いくつかの実施形態では、アンテナ162は、たとえば2GHzから66GHzの間の無線信号を送信/受信するように動作可能な1つまたは複数の全指向性、セクタまたはパネルアンテナを備え得る。全指向性アンテナは、任意の方向に無線信号を送信/受信するために使用され得、セクタアンテナは、特定のエリア内のデバイスから無線信号を送信/受信するために使用され得、パネルアンテナは、比較的直線ラインで無線信号を送信/受信するために使用される見通し線アンテナであり得る。いくつかの事例では、2つ以上のアンテナの使用は、MIMOと呼ばれることがある。いくつかの実施形態では、アンテナ162は、ネットワークノード160とは別個であり得、インターフェースまたはポートを通してネットワークノード160に接続可能であり得る。
アンテナ162、インターフェース190、および/または処理回路170は、ネットワークノードによって実施されるものとして本明細書で説明される任意の受信動作および/またはいくつかの取得動作を実施するように設定され得る。任意の情報、データおよび/または信号が、無線デバイス、別のネットワークノードおよび/または任意の他のネットワーク機器から受信され得る。同様に、アンテナ162、インターフェース190、および/または処理回路170は、ネットワークノードによって実施されるものとして本明細書で説明される任意の送信動作を実施するように設定され得る。任意の情報、データおよび/または信号が、無線デバイス、別のネットワークノードおよび/または任意の他のネットワーク機器に送信され得る。
電力回路187は、電力管理回路を備えるか、または電力管理回路に結合され得、本明細書で説明される機能を実施するための電力を、ネットワークノード160の構成要素に供給するように設定される。電力回路187は、電源186から電力を受信し得る。電源186および/または電力回路187は、それぞれの構成要素に好適な形態で(たとえば、各それぞれの構成要素のために必要とされる電圧および電流レベルにおいて)、ネットワークノード160の様々な構成要素に電力を提供するように設定され得る。電源186は、電力回路187および/またはネットワークノード160中に含まれるか、あるいは電力回路187および/またはネットワークノード160の外部にあるかのいずれかであり得る。たとえば、ネットワークノード160は、電気ケーブルなどの入力回路またはインターフェースを介して外部電源(たとえば、電気コンセント)に接続可能であり得、それにより、外部電源は電力回路187に電力を供給する。さらなる例として、電源186は、電力回路187に接続された、または電力回路187中で統合された、バッテリーまたはバッテリーパックの形態の電力源を備え得る。バッテリーは、外部電源が落ちた場合、バックアップ電力を提供し得る。光起電力デバイスなどの他のタイプの電源も使用され得る。
ネットワークノード160の代替実施形態は、本明細書で説明される機能、および/または本明細書で説明される主題をサポートするために必要な機能のうちのいずれかを含む、ネットワークノードの機能のいくつかの態様を提供することを担当し得る、図1に示されている構成要素以外の追加の構成要素を含み得る。たとえば、ネットワークノード160は、ネットワークノード160への情報の入力を可能にするための、およびネットワークノード160からの情報の出力を可能にするための、ユーザインターフェース機器を含み得る。これは、ユーザが、ネットワークノード160のための診断、メンテナンス、修復、および他のアドミニストレーティブ機能を実施することを可能にし得る。
本明細書で使用される無線デバイス(WD)は、ネットワークノードおよび/または他の無線デバイスと無線で通信することが可能な、そうするように設定された、構成された、および/または動作可能なデバイスを指す。別段に記載されていない限り、WDという用語は、本明細書ではユーザ機器(UE)と互換的に使用され得る。無線で通信することは、空中で情報を伝達するのに好適な、電磁波、電波、赤外波、および/または他のタイプの信号を使用して無線信号を送信および/または受信することを伴い得る。いくつかの実施形態では、WDは、直接人間対話なしに情報を送信および/または受信するように設定され得る。たとえば、WDは、内部または外部イベントによってトリガされたとき、あるいはネットワークからの要求に応答して、所定のスケジュールでネットワークに情報を送信するように設計され得る。WDの例は、限定はしないが、スマートフォン、モバイルフォン、セルフォン、ボイスオーバーIP(VoIP)フォン、無線ローカルループ電話、デスクトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、無線カメラ、ゲーミングコンソールまたはデバイス、音楽記憶デバイス、再生器具、ウェアラブル端末デバイス、無線エンドポイント、移動局、タブレット、ラップトップコンピュータ、ラップトップ組込み機器(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、スマートデバイス、無線顧客構内機器(CPE:customer-premise equipment)、車載無線端末デバイスなどを含む。WDは、たとえばサイドリンク通信のための3GPP規格を実装することによって、D2D(device-to-device)通信をサポートし得、この場合、D2D通信デバイスと呼ばれることがある。また別の特定の例として、モノのインターネット(IoT)シナリオでは、WDは、監視および/または測定を実施し、そのような監視および/または測定の結果を別のWDおよび/またはネットワークノードに送信する、マシンまたは他のデバイスを表し得る。WDは、この場合、マシンツーマシン(M2M)デバイスであり得、M2Mデバイスは、3GPPコンテキストではマシン型通信(MTC)デバイスと呼ばれることがある。1つの特定の例として、WDは、3GPP狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)規格を実装するUEであり得る。そのようなマシンまたはデバイスの特定の例は、センサー、電力計などの計量デバイス、産業用機械類、あるいは家庭用または個人用電気器具(たとえば冷蔵庫、テレビジョンなど)、個人用ウェアラブル(たとえば、時計、フィットネストラッカーなど)である。他のシナリオでは、WDは車両または他の機器を表し得、車両または他の機器は、その動作ステータスを監視することおよび/またはその動作ステータスに関して報告すること、あるいはその動作に関連する他の機能が可能である。上記で説明されたWDは無線接続のエンドポイントを表し得、その場合、デバイスは無線端末と呼ばれることがある。さらに、上記で説明されたWDはモバイルであり得、その場合、デバイスはモバイルデバイスまたはモバイル端末と呼ばれることもある。
示されているように、無線デバイス110は、アンテナ111と、インターフェース114と、処理回路120と、デバイス可読媒体130と、ユーザインターフェース機器132と、補助機器134と、電源136と、電力回路137とを含む。WD110は、WD110によってサポートされる、たとえば、ほんの数個を挙げると、GSM、WCDMA、LTE、NR、WiFi、WiMAX、またはBluetooth無線技術など、異なる無線技術のための示されている構成要素のうちの1つまたは複数の複数のセットを含み得る。これらの無線技術は、WD110内の他の構成要素と同じまたは異なるチップまたはチップのセットに統合され得る。
アンテナ111は、無線信号を送出および/または受信するように設定された、1つまたは複数のアンテナまたはアンテナアレイを含み得、インターフェース114に接続される。いくつかの代替実施形態では、アンテナ111は、WD110とは別個であり、インターフェースまたはポートを通してWD110に接続可能であり得る。アンテナ111、インターフェース114、および/または処理回路120は、WDによって実施されるものとして本明細書で説明される任意の受信動作または送信動作を実施するように設定され得る。任意の情報、データおよび/または信号が、ネットワークノードおよび/または別のWDから受信され得る。いくつかの実施形態では、無線フロントエンド回路および/またはアンテナ111は、インターフェースと見なされ得る。
示されているように、インターフェース114は、無線フロントエンド回路112とアンテナ111とを備える。無線フロントエンド回路112は、1つまたは複数のフィルタ118と増幅器116とを備える。無線フロントエンド回路114は、アンテナ111および処理回路120に接続され、アンテナ111と処理回路120との間で通信される信号を調節するように設定される。無線フロントエンド回路112は、アンテナ111に結合されるか、またはアンテナ111の一部であり得る。いくつかの実施形態では、WD110は別個の無線フロントエンド回路112を含まないことがあり、むしろ、処理回路120は、無線フロントエンド回路を備え得、アンテナ111に接続され得る。同様に、いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路122の一部または全部が、インターフェース114の一部と見なされ得る。無線フロントエンド回路112は、無線接続を介して他のネットワークノードまたはWDに送出されるべきであるデジタルデータを受信し得る。無線フロントエンド回路112は、デジタルデータを、フィルタ118および/または増幅器116の組合せを使用して適切なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号に変換し得る。無線信号は、次いで、アンテナ111を介して送信され得る。同様に、データを受信するとき、アンテナ111は無線信号を収集し得、次いで、無線信号は無線フロントエンド回路112によってデジタルデータに変換される。デジタルデータは、処理回路120に受け渡され得る。他の実施形態では、インターフェースは、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組合せを備え得る。
処理回路120は、単体で、またはデバイス可読媒体130などの他のWD110構成要素と併せてのいずれかで、WD110機能を提供するように動作可能な、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理ユニット、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または任意の他の好適なコンピューティングデバイス、リソースのうちの1つまたは複数の組合せ、あるいはハードウェア、ソフトウェアおよび/または符号化された論理の組合せを備え得る。そのような機能は、本明細書で説明される様々な無線特徴または利益のうちのいずれかを提供することを含み得る。たとえば、処理回路120は、本明細書で開示される機能を提供するために、デバイス可読媒体130に記憶された命令、または処理回路120内のメモリに記憶された命令を実行し得る。
示されているように、処理回路120は、RFトランシーバ回路122、ベースバンド処理回路124、およびアプリケーション処理回路126のうちの1つまたは複数を含む。他の実施形態では、処理回路は、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組合せを備え得る。いくつかの実施形態では、WD110の処理回路120は、SOCを備え得る。いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路122、ベースバンド処理回路124、およびアプリケーション処理回路126は、別個のチップまたはチップのセット上にあり得る。代替実施形態では、ベースバンド処理回路124およびアプリケーション処理回路126の一部または全部は1つのチップまたはチップのセットになるように組み合わせられ得、RFトランシーバ回路122は別個のチップまたはチップのセット上にあり得る。さらに代替の実施形態では、RFトランシーバ回路122およびベースバンド処理回路124の一部または全部は同じチップまたはチップのセット上にあり得、アプリケーション処理回路126は別個のチップまたはチップのセット上にあり得る。また他の代替実施形態では、RFトランシーバ回路122、ベースバンド処理回路124、およびアプリケーション処理回路126の一部または全部は、同じチップまたはチップのセット中で組み合わせられ得る。いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路122は、インターフェース114の一部であり得る。RFトランシーバ回路122は、処理回路120のためのRF信号を調節し得る。
いくつかの実施形態では、WDによって実施されるものとして本明細書で説明される機能の一部または全部は、デバイス可読媒体130に記憶された命令を実行する処理回路120によって提供され得、デバイス可読媒体130は、いくつかの実施形態では、コンピュータ可読記憶媒体であり得る。代替実施形態では、機能の一部または全部は、ハードワイヤード様式などで、別個のまたは個別のデバイス可読記憶媒体に記憶された命令を実行することなしに、処理回路120によって提供され得る。それらの特定の実施形態のいずれでも、デバイス可読記憶媒体に記憶された命令を実行するか否かにかかわらず、処理回路120は、説明される機能を実施するように設定され得る。そのような機能によって提供される利益は、処理回路120単独に、またはWD110の他の構成要素に限定されないが、全体としてWD110によって、ならびに/または概してエンドユーザおよび無線ネットワークによって、享受される。
処理回路120は、WDによって実施されるものとして本明細書で説明される、任意の決定動作、計算動作、または同様の動作(たとえば、いくつかの取得動作)を実施するように設定され得る。処理回路120によって実施されるようなこれらの動作は、処理回路120によって取得された情報を、たとえば、取得された情報を他の情報に変換することによって、処理すること、取得された情報または変換された情報をWD110によって記憶された情報と比較すること、ならびに/あるいは、取得された情報または変換された情報に基づいて、および前記処理が決定を行ったことの結果として、1つまたは複数の動作を実施することを含み得る。
デバイス可読媒体130は、コンピュータプログラム、ソフトウェア、論理、ルール、コード、テーブルなどのうちの1つまたは複数を含むアプリケーション、および/または処理回路120によって実行されることが可能な他の命令を記憶するように動作可能であり得る。デバイス可読媒体130は、コンピュータメモリ(たとえば、ランダムアクセスメモリ(RAM)または読取り専用メモリ(ROM))、大容量記憶媒体(たとえば、ハードディスク)、リムーバブル記憶媒体(たとえば、コンパクトディスク(CD)またはデジタルビデオディスク(DVD))、ならびに/あるいは、処理回路120によって使用され得る情報、データ、および/または命令を記憶する、任意の他の揮発性または不揮発性、非一時的デバイス可読および/またはコンピュータ実行可能メモリデバイスを含み得る。いくつかの実施形態では、処理回路120およびデバイス可読媒体130は、統合されていると見なされ得る。
ユーザインターフェース機器132は、人間のユーザがWD110と対話することを可能にする構成要素を提供し得る。そのような対話は、視覚、聴覚、触覚など、多くの形態のものであり得る。ユーザインターフェース機器132は、ユーザへの出力を作り出すように、およびユーザがWD110への入力を提供することを可能にするように動作可能であり得る。対話のタイプは、WD110にインストールされるユーザインターフェース機器132のタイプに応じて変動し得る。たとえば、WD110がスマートフォンである場合、対話はタッチスクリーンを介したものであり得、WD110がスマートメーターである場合、対話は、使用量(たとえば、使用されたガロンの数)を提供するスクリーン、または(たとえば、煙が検出された場合)可聴警報を提供するスピーカーを通したものであり得る。ユーザインターフェース機器132は、入力インターフェース、デバイスおよび回路、ならびに、出力インターフェース、デバイスおよび回路を含み得る。ユーザインターフェース機器132は、WD110への情報の入力を可能にするように設定され、処理回路120が入力情報を処理することを可能にするために、処理回路120に接続される。ユーザインターフェース機器132は、たとえば、マイクロフォン、近接度または他のセンサー、キー/ボタン、タッチディスプレイ、1つまたは複数のカメラ、USBポート、あるいは他の入力回路を含み得る。ユーザインターフェース機器132はまた、WD110からの情報の出力を可能にするように、および処理回路120がWD110からの情報を出力することを可能にするように設定される。ユーザインターフェース機器132は、たとえば、スピーカー、ディスプレイ、振動回路、USBポート、ヘッドフォンインターフェース、または他の出力回路を含み得る。ユーザインターフェース機器132の1つまたは複数の入力および出力インターフェース、デバイス、および回路を使用して、WD110は、エンドユーザおよび/または無線ネットワークと通信し、エンドユーザおよび/または無線ネットワークが本明細書で説明される機能から利益を得ることを可能にし得る。
補助機器134は、概してWDによって実施されないことがある、より固有の機能を提供するように動作可能である。これは、様々な目的のために測定を行うための特殊なセンサー、有線通信などの追加のタイプの通信のためのインターフェースなどを備え得る。補助機器134の構成要素の包含およびタイプは、実施形態および/またはシナリオに応じて変動し得る。
電源136は、いくつかの実施形態では、バッテリーまたはバッテリーパックの形態のものであり得る。外部電源(たとえば、電気コンセント)、光起電力デバイスまたは電池など、他のタイプの電源も使用され得る。WD110は、電源136から、本明細書で説明または示される任意の機能を行うために電源136からの電力を必要とする、WD110の様々な部分に電力を配信するための、電力回路137をさらに備え得る。電力回路137は、いくつかの実施形態では、電力管理回路を備え得る。電力回路137は、追加または代替として、外部電源から電力を受信するように動作可能であり得、その場合、WD110は、電力ケーブルなどの入力回路またはインターフェースを介して(電気コンセントなどの)外部電源に接続可能であり得る。電力回路137はまた、いくつかの実施形態では、外部電源から電源136に電力を配信するように動作可能であり得る。これは、たとえば、電源136の充電のためのものであり得る。電力回路137は、電源136からの電力に対して、その電力を、電力が供給されるWD110のそれぞれの構成要素に好適であるようにするために、任意のフォーマッティング、変換、または他の修正を実施し得る。
図2は、いくつかの実施形態によるユーザ機器を示す。
図2は、本明細書で説明される様々な態様による、UEの一実施形態を示す。本明細書で使用されるユーザ機器またはUEは、必ずしも、関連するデバイスを所有し、および/または動作させる人間のユーザという意味におけるユーザを有するとは限らない。代わりに、UEは、人間のユーザへの販売、または人間のユーザによる動作を意図されるが、特定の人間のユーザに関連付けられないことがあるか、または特定の人間のユーザに初めに関連付けられないことがある、デバイスを表し得る。UEはまた、人間のユーザへの販売、または人間のユーザによる動作を意図されないNB-IoT UEを含む、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって識別される任意のUEを備え得る。図2に示されているUE200は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)のGSM、UMTS、LTE、および/または5G規格など、3GPPによって公表された1つまたは複数の通信規格による通信のために設定されたWDの一例である。前述のように、WDおよびUEという用語は、互換的に使用され得る。したがって、図2はUEを示すが、本明細書で説明される構成要素は、WDに等しく適用可能であり、その逆も同様である。
図2では、UE200は、入出力インターフェース205、無線周波数(RF)インターフェース209、ネットワーク接続インターフェース211、ランダムアクセスメモリ(RAM)217と読取り専用メモリ(ROM)219と記憶媒体221などとを含むメモリ215、通信サブシステム231、電源233、および/または他の構成要素、あるいはそれらの任意の組合せに動作可能に結合された、処理回路201を含む。記憶媒体221は、オペレーティングシステム223と、アプリケーションプログラム225と、データ227とを含む。他の実施形態では、記憶媒体221は、他の同様のタイプの情報を含み得る。いくつかのUEは、図2に示されている構成要素のすべてを利用するか、またはそれらの構成要素のサブセットのみを利用し得る。構成要素間の統合のレベルは、UEごとに変動し得る。さらに、いくつかのUEは、複数のプロセッサ、メモリ、トランシーバ、送信機、受信機など、構成要素の複数のインスタンスを含んでいることがある。
図2では、処理回路201は、コンピュータ命令およびデータを処理するように設定され得る。処理回路201は、(たとえば、ディスクリート論理、FPGA、ASICなどにおける)1つまたは複数のハードウェア実装状態機械など、機械可読コンピュータプログラムとしてメモリに記憶された機械命令を実行するように動作可能な任意の逐次状態機械、適切なファームウェアと一緒のプログラマブル論理、適切なソフトウェアと一緒のマイクロプロセッサまたはデジタル信号プロセッサ(DSP)など、1つまたは複数のプログラム内蔵、汎用プロセッサ、あるいは上記の任意の組合せを実装するように設定され得る。たとえば、処理回路201は、2つの中央処理ユニット(CPU)を含み得る。データは、コンピュータによる使用に好適な形式での情報であり得る。
図示された実施形態では、入出力インターフェース205は、入力デバイス、出力デバイス、または入出力デバイスに通信インターフェースを提供するように設定され得る。UE200は、入出力インターフェース205を介して出力デバイスを使用するように設定され得る。出力デバイスは、入力デバイスと同じタイプのインターフェースポートを使用し得る。たとえば、UE200への入力およびUE200からの出力を提供するために、USBポートが使用され得る。出力デバイスは、スピーカー、サウンドカード、ビデオカード、ディスプレイ、モニタ、プリンタ、アクチュエータ、エミッタ、スマートカード、別の出力デバイス、またはそれらの任意の組合せであり得る。UE200は、ユーザがUE200に情報をキャプチャすることを可能にするために、入出力インターフェース205を介して入力デバイスを使用するように設定され得る。入力デバイスは、タッチセンシティブまたはプレゼンスセンシティブディスプレイ、カメラ(たとえば、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、ウェブカメラなど)、マイクロフォン、センサー、マウス、トラックボール、方向性パッド、トラックパッド、スクロールホイール、スマートカードなどを含み得る。プレゼンスセンシティブディスプレイは、ユーザからの入力を検知するための容量性または抵抗性タッチセンサーを含み得る。センサーは、たとえば、加速度計、ジャイロスコープ、チルトセンサー、力センサー、磁力計、光センサー、近接度センサー、別の同様のセンサー、またはそれらの任意の組合せであり得る。たとえば、入力デバイスは、加速度計、磁力計、デジタルカメラ、マイクロフォン、および光センサーであり得る。
図2では、RFインターフェース209は、送信機、受信機、およびアンテナなど、RF構成要素に通信インターフェースを提供するように設定され得る。ネットワーク接続インターフェース211は、ネットワーク243aに通信インターフェースを提供するように設定され得る。ネットワーク243aは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、通信ネットワーク、別の同様のネットワークまたはそれらの任意の組合せなど、有線および/または無線ネットワークを包含し得る。たとえば、ネットワーク243aは、Wi-Fiネットワークを備え得る。ネットワーク接続インターフェース211は、イーサネット、TCP/IP、SONET、ATMなど、1つまたは複数の通信プロトコルに従って通信ネットワーク上で1つまたは複数の他のデバイスと通信するために使用される、受信機および送信機インターフェースを含むように設定され得る。ネットワーク接続インターフェース211は、通信ネットワークリンク(たとえば、光学的、電気的など)に適した受信機および送信機機能を実装し得る。送信機および受信機機能は、回路構成要素、ソフトウェアまたはファームウェアを共有し得るか、あるいは、代替的に、別個に実装され得る。
RAM217は、オペレーティングシステム、アプリケーションプログラム、およびデバイスドライバなど、ソフトウェアプログラムの実行中に、データまたはコンピュータ命令の記憶またはキャッシングを提供するために、バス202を介して処理回路201にインターフェースするように設定され得る。ROM219は、処理回路201にコンピュータ命令またはデータを提供するように設定され得る。たとえば、ROM219は、不揮発性メモリに記憶される、基本入出力(I/O)、起動、またはキーボードからのキーストロークの受信など、基本システム機能のための、不変低レベルシステムコードまたはデータを記憶するように設定され得る。記憶媒体221は、RAM、ROM、プログラマブル読取り専用メモリ(PROM)、消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EEPROM)、磁気ディスク、光ディスク、フロッピーディスク、ハードディスク、リムーバブルカートリッジ、またはフラッシュドライブなど、メモリを含むように設定され得る。一例では、記憶媒体221は、オペレーティングシステム223と、ウェブブラウザアプリケーション、ウィジェットまたはガジェットエンジン、あるいは別のアプリケーションなどのアプリケーションプログラム225と、データファイル227とを含むように設定され得る。記憶媒体221は、UE200による使用のために、多様な様々なオペレーティングシステムまたはオペレーティングシステムの組合せのうちのいずれかを記憶し得る。
記憶媒体221は、独立ディスクの冗長アレイ(RAID)、フロッピーディスクドライブ、フラッシュメモリ、USBフラッシュドライブ、外部ハードディスクドライブ、サムドライブ、ペンドライブ、キードライブ、高密度デジタル多用途ディスク(HD-DVD)光ディスクドライブ、内蔵ハードディスクドライブ、Blu-Ray光ディスクドライブ、ホログラフィックデジタルデータ記憶(HDDS)光ディスクドライブ、外部ミニデュアルインラインメモリモジュール(DIMM)、シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)、外部マイクロDIMM SDRAM、加入者識別モジュールまたはリムーバブルユーザ識別情報(SIM/RUIM)モジュールなどのスマートカードメモリ、他のメモリ、あるいはそれらの任意の組合せなど、いくつかの物理ドライブユニットを含むように設定され得る。記憶媒体221は、UE200が、一時的または非一時的メモリ媒体に記憶されたコンピュータ実行可能命令、アプリケーションプログラムなどにアクセスすること、データをオフロードすること、またはデータをアップロードすることを可能にし得る。通信システムを利用する製造品などの製造品は、記憶媒体221中に有形に具現され得、記憶媒体221はデバイス可読媒体を備え得る。
図2では、処理回路201は、通信サブシステム231を使用してネットワーク243bと通信するように設定され得る。ネットワーク243aとネットワーク243bとは、同じ1つまたは複数のネットワークまたは異なる1つまたは複数のネットワークであり得る。通信サブシステム231は、ネットワーク243bと通信するために使用される1つまたは複数のトランシーバを含むように設定され得る。たとえば、通信サブシステム231は、IEEE802.2、CDMA、WCDMA、GSM、LTE、UTRAN、WiMaxなど、1つまたは複数の通信プロトコルに従って、無線アクセスネットワーク(RAN)の別のWD、UE、または基地局など、無線通信が可能な別のデバイスの1つまたは複数のリモートトランシーバと通信するために使用される、1つまたは複数のトランシーバを含むように設定され得る。各トランシーバは、RANリンク(たとえば、周波数割り当てなど)に適した送信機機能または受信機機能をそれぞれ実装するための、送信機233および/または受信機235を含み得る。さらに、各トランシーバの送信機233および受信機235は、回路構成要素、ソフトウェアまたはファームウェアを共有し得るか、あるいは、代替的に、別個に実装され得る。
示されている実施形態では、通信サブシステム231の通信機能は、データ通信、ボイス通信、マルチメディア通信、Bluetoothなどの短距離通信、ニアフィールド通信、ロケーションを決定するための全地球測位システム(GPS)の使用などのロケーションベース通信、別の同様の通信機能、またはそれらの任意の組合せを含み得る。たとえば、通信サブシステム231は、セルラ通信と、Wi-Fi通信と、Bluetooth通信と、GPS通信とを含み得る。ネットワーク243bは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、通信ネットワーク、別の同様のネットワークまたはそれらの任意の組合せなど、有線および/または無線ネットワークを包含し得る。たとえば、ネットワーク243bは、セルラネットワーク、Wi-Fiネットワーク、および/またはニアフィールドネットワークであり得る。電源213は、UE200の構成要素に交流(AC)または直流(DC)電力を提供するように設定され得る。
本明細書で説明される特徴、利益および/または機能は、UE200の構成要素のうちの1つにおいて実装されるか、またはUE200の複数の構成要素にわたって分割され得る。さらに、本明細書で説明される特徴、利益、および/または機能は、ハードウェア、ソフトウェアまたはファームウェアの任意の組合せで実装され得る。一例では、通信サブシステム231は、本明細書で説明される構成要素のうちのいずれかを含むように設定され得る。さらに、処理回路201は、バス202上でそのような構成要素のうちのいずれかと通信するように設定され得る。別の例では、そのような構成要素のうちのいずれかは、処理回路201によって実行されたとき、本明細書で説明される対応する機能を実施する、メモリに記憶されたプログラム命令によって表され得る。別の例では、そのような構成要素のうちのいずれかの機能は、処理回路201と通信サブシステム231との間で区分され得る。別の例では、そのような構成要素のうちのいずれかの非計算集約的機能が、ソフトウェアまたはファームウェアで実装され得、計算集約的機能がハードウェアで実装され得る。
図3は、いくつかの実施形態による仮想化環境を示す。
図3は、いくつかの実施形態によって実装される機能が仮想化され得る、仮想化環境300を示す概略ブロック図である。本コンテキストでは、仮想化することは、ハードウェアプラットフォーム、記憶デバイスおよびネットワーキングリソースを仮想化することを含み得る、装置またはデバイスの仮想バージョンを作成することを意味する。本明細書で使用される仮想化は、ノード(たとえば、仮想化された基地局または仮想化された無線アクセスノード)に、あるいはデバイス(たとえば、UE、無線デバイスまたは任意の他のタイプの通信デバイス)またはそのデバイスの構成要素に適用され得、機能の少なくとも一部分が、(たとえば、1つまたは複数のネットワークにおいて1つまたは複数の物理処理ノード上で実行する、1つまたは複数のアプリケーション、構成要素、機能、仮想マシンまたはコンテナを介して)1つまたは複数の仮想構成要素として実装される、実装形態に関する。
いくつかの実施形態では、本明細書で説明される機能の一部または全部は、ハードウェアノード330のうちの1つまたは複数によってホストされる1つまたは複数の仮想環境300において実装される1つまたは複数の仮想マシンによって実行される、仮想構成要素として実装され得る。さらに、仮想ノードが、無線アクセスノードではないか、または無線コネクティビティ(たとえば、コアネットワークノード)を必要としない実施形態では、ネットワークノードは完全に仮想化され得る。
機能は、本明細書で開示される実施形態のうちのいくつかの特徴、機能、および/または利益のうちのいくつかを実装するように動作可能な、(代替的に、ソフトウェアインスタンス、仮想アプライアンス、ネットワーク機能、仮想ノード、仮想ネットワーク機能などと呼ばれることがある)1つまたは複数のアプリケーション320によって実装され得る。アプリケーション320は、処理回路360とメモリ390とを備えるハードウェア330を提供する、仮想化環境300において稼働される。メモリ390は、処理回路360によって実行可能な命令395を含んでおり、それにより、アプリケーション320は、本明細書で開示される特徴、利益、および/または機能のうちの1つまたは複数を提供するように動作可能である。
仮想化環境300は、1つまたは複数のプロセッサのセットまたは処理回路360を備える、汎用または専用のネットワークハードウェアデバイス330を備え、1つまたは複数のプロセッサのセットまたは処理回路360は、商用オフザシェルフ(COTS)プロセッサ、専用の特定用途向け集積回路(ASIC)、あるいは、デジタルもしくはアナログハードウェア構成要素または専用プロセッサを含む任意の他のタイプの処理回路であり得る。各ハードウェアデバイスはメモリ390-1を備え得、メモリ390-1は、処理回路360によって実行される命令395またはソフトウェアを一時的に記憶するための非永続的メモリであり得る。各ハードウェアデバイスは、ネットワークインターフェースカードとしても知られる、1つまたは複数のネットワークインターフェースコントローラ(NIC)370を備え得、ネットワークインターフェースコントローラ(NIC)370は物理ネットワークインターフェース380を含む。各ハードウェアデバイスは、処理回路360によって実行可能なソフトウェア395および/または命令を記憶した、非一時的、永続的、機械可読記憶媒体390-2をも含み得る。ソフトウェア395は、1つまたは複数の(ハイパーバイザとも呼ばれる)仮想化レイヤ350をインスタンス化するためのソフトウェア、仮想マシン340を実行するためのソフトウェア、ならびに、それが、本明細書で説明されるいくつかの実施形態との関係において説明される機能、特徴および/または利益を実行することを可能にする、ソフトウェアを含む、任意のタイプのソフトウェアを含み得る。
仮想マシン340は、仮想処理、仮想メモリ、仮想ネットワーキングまたはインターフェース、および仮想ストレージを備え、対応する仮想化レイヤ350またはハイパーバイザによって稼働され得る。仮想アプライアンス320の事例の異なる実施形態が、仮想マシン340のうちの1つまたは複数上で実装され得、実装は異なるやり方で行われ得る。
動作中に、処理回路360は、ソフトウェア395を実行してハイパーバイザまたは仮想化レイヤ350をインスタンス化し、ハイパーバイザまたは仮想化レイヤ350は、時々、仮想マシンモニタ(VMM)と呼ばれることがある。仮想化レイヤ350は、仮想マシン340に、ネットワーキングハードウェアのように見える仮想動作プラットフォームを提示し得る。
図3に示されているように、ハードウェア330は、一般的なまたは特定の構成要素をもつスタンドアロンネットワークノードであり得る。ハードウェア330は、アンテナ3225を備え得、仮想化を介していくつかの機能を実装し得る。代替的に、ハードウェア330は、多くのハードウェアノードが協働し、特に、アプリケーション320のライフサイクル管理を監督する、管理およびオーケストレーション(MANO)3100を介して管理される、(たとえば、データセンタまたは顧客構内機器(CPE)の場合のような)ハードウェアのより大きいクラスタの一部であり得る。
ハードウェアの仮想化は、いくつかのコンテキストにおいて、ネットワーク機能仮想化(NFV)と呼ばれる。NFVは、多くのネットワーク機器タイプを、データセンタおよび顧客構内機器中に位置し得る、業界標準高ボリュームサーバハードウェア、物理スイッチ、および物理ストレージ上にコンソリデートするために使用され得る。
NFVのコンテキストでは、仮想マシン340は、プログラムを、それらのプログラムが、物理的な仮想化されていないマシン上で実行しているかのように稼働する、物理マシンのソフトウェア実装形態であり得る。仮想マシン340の各々と、その仮想マシンに専用のハードウェアであろうと、および/またはその仮想マシンによって仮想マシン340のうちの他の仮想マシンと共有されるハードウェアであろうと、その仮想マシンを実行するハードウェア330のその一部とは、別個の仮想ネットワークエレメント(VNE)を形成する。
さらにNFVのコンテキストでは、仮想ネットワーク機能(VNF)は、ハードウェアネットワーキングインフラストラクチャ330の上の1つまたは複数の仮想マシン340において稼働する固有のネットワーク機能をハンドリングすることを担当し、図3中のアプリケーション320に対応する。
いくつかの実施形態では、各々、1つまたは複数の送信機3220と1つまたは複数の受信機3210とを含む、1つまたは複数の無線ユニット3200は、1つまたは複数のアンテナ3225に結合され得る。無線ユニット3200は、1つまたは複数の適切なネットワークインターフェースを介してハードウェアノード330と直接通信し得、無線アクセスノードまたは基地局など、無線能力をもつ仮想ノードを提供するために仮想構成要素と組み合わせて使用され得る。
いくつかの実施形態では、何らかのシグナリングが、ハードウェアノード330と無線ユニット3200との間の通信のために代替的に使用され得る制御システム3230を使用して、実現され得る。
図4は、いくつかの実施形態による、中間ネットワークを介してホストコンピュータに接続された通信ネットワークを示す。
図4を参照すると、一実施形態によれば、通信システムが、無線アクセスネットワークなどのアクセスネットワーク411とコアネットワーク414とを備える、3GPPタイプセルラネットワークなどの通信ネットワーク410を含む。アクセスネットワーク411は、NB、eNB、gNBまたは他のタイプの無線アクセスポイントなど、複数の基地局412a、412b、412cを備え、各々が、対応するカバレッジエリア413a、413b、413cを規定する。各基地局412a、412b、412cは、有線接続または無線接続415上でコアネットワーク414に接続可能である。カバレッジエリア413c中に位置する第1のUE491が、対応する基地局412cに無線で接続するか、または対応する基地局412cによってページングされるように設定される。カバレッジエリア413a中の第2のUE492が、対応する基地局412aに無線で接続可能である。この例では複数のUE491、492が示されているが、開示される実施形態は、唯一のUEがカバレッジエリア中にある状況、または唯一のUEが対応する基地局412に接続している状況に等しく適用可能である。
通信ネットワーク410は、それ自体、ホストコンピュータ430に接続され、ホストコンピュータ430は、スタンドアロンサーバ、クラウド実装サーバ、分散型サーバのハードウェアおよび/またはソフトウェアにおいて、あるいはサーバファーム中の処理リソースとして具現され得る。ホストコンピュータ430は、サービスプロバイダの所有または制御下にあり得、あるいはサービスプロバイダによってまたはサービスプロバイダに代わって動作され得る。通信ネットワーク410とホストコンピュータ430との間の接続421および422は、コアネットワーク414からホストコンピュータ430に直接延び得るか、または随意の中間ネットワーク420を介して進み得る。中間ネットワーク420は、パブリックネットワーク、プライベートネットワーク、またはホストされたネットワークのうちの1つ、またはそれらのうちの2つ以上の組合せであり得、中間ネットワーク420は、もしあれば、バックボーンネットワークまたはインターネットであり得、特に、中間ネットワーク420は、2つまたはそれ以上のサブネットワーク(図示せず)を備え得る。
図4の通信システムは全体として、接続されたUE491、492とホストコンピュータ430との間のコネクティビティを可能にする。コネクティビティは、オーバーザトップ(OTT)接続450として説明され得る。ホストコンピュータ430および接続されたUE491、492は、アクセスネットワーク411、コアネットワーク414、任意の中間ネットワーク420、および考えられるさらなるインフラストラクチャ(図示せず)を媒介として使用して、OTT接続450を介して、データおよび/またはシグナリングを通信するように設定される。OTT接続450は、OTT接続450が通過する、参加する通信デバイスが、アップリンクおよびダウンリンク通信のルーティングに気づいていないという意味で、透過的であり得る。たとえば、基地局412は、接続されたUE491にフォワーディング(たとえば、ハンドオーバ)されるべき、ホストコンピュータ430から生じたデータを伴う着信ダウンリンク通信の過去のルーティングについて、通知されないことがあるかまたは通知される必要がない。同様に、基地局412は、UE491から生じてホストコンピュータ430に向かう発信アップリンク通信の将来ルーティングに気づいている必要がない。
図5は、いくつかの実施形態による、部分的無線接続上で基地局を介してユーザ機器と通信するホストコンピュータを示す。
次に、一実施形態による、前の段落において説明されたUE、基地局およびホストコンピュータの例示的な実装形態が、図5を参照しながら説明される。通信システム500では、ホストコンピュータ510が、通信システム500の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線接続または無線接続をセットアップおよび維持するように設定された通信インターフェース516を含む、ハードウェア515を備える。ホストコンピュータ510は、記憶能力および/または処理能力を有し得る、処理回路518をさらに備える。特に、処理回路518は、命令を実行するように適応された、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。ホストコンピュータ510は、ホストコンピュータ510に記憶されるかまたはホストコンピュータ510によってアクセス可能であり、処理回路518によって実行可能である、ソフトウェア511をさらに備える。ソフトウェア511はホストアプリケーション512を含む。ホストアプリケーション512は、UE530およびホストコンピュータ510において終端するOTT接続550を介して接続するUE530など、リモートユーザにサービスを提供するように動作可能であり得る。リモートユーザにサービスを提供する際に、ホストアプリケーション512は、OTT接続550を使用して送信されるユーザデータを提供し得る。
通信システム500は、通信システム中に提供される基地局520をさらに含み、基地局520は、基地局520がホストコンピュータ510およびUE530と通信することを可能にするハードウェア525を備える。ハードウェア525は、通信システム500の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線接続または無線接続をセットアップおよび維持するための通信インターフェース526、ならびに基地局520によってサーブされるカバレッジエリア(図5に図示せず)中に位置するUE530との少なくとも無線接続570をセットアップおよび維持するための無線インターフェース527を含み得る。通信インターフェース526は、ホストコンピュータ510への接続560を容易にするように設定され得る。接続560は直接であり得るか、あるいは、接続560は、通信システムのコアネットワーク(図5に図示せず)を、および/または通信システムの外部の1つまたは複数の中間ネットワークを通過し得る。図示の実施形態では、基地局520のハードウェア525は、処理回路528をさらに含み、処理回路528は、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または、命令を実行するように適応されたこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。基地局520は、内部的に記憶されるかまたは外部接続を介してアクセス可能なソフトウェア521をさらに有する。
通信システム500は、すでに言及されたUE530をさらに含む。UE530のハードウェア535は、UE530が現在位置するカバレッジエリアをサーブする基地局との無線接続570をセットアップおよび維持するように設定された、無線インターフェース537を含み得る。UE530のハードウェア535は、処理回路538をさらに含み、処理回路538は、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または、命令を実行するように適応されたこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。UE530は、UE530に記憶されるかまたはUE530によってアクセス可能であり、処理回路538によって実行可能である、ソフトウェア531をさらに備える。ソフトウェア531はクライアントアプリケーション532を含む。クライアントアプリケーション532は、ホストコンピュータ510のサポートのもとに、UE530を介して人間のまたは人間でないユーザにサービスを提供するように動作可能であり得る。ホストコンピュータ510では、実行しているホストアプリケーション512は、UE530およびホストコンピュータ510において終端するOTT接続550を介して、実行しているクライアントアプリケーション532と通信し得る。ユーザにサービスを提供する際に、クライアントアプリケーション532は、ホストアプリケーション512から要求データを受信し、要求データに応答してユーザデータを提供し得る。OTT接続550は、要求データとユーザデータの両方を転送し得る。クライアントアプリケーション532は、クライアントアプリケーション532が提供するユーザデータを生成するためにユーザと対話し得る。
図5に示されているホストコンピュータ510、基地局520およびUE530は、それぞれ、図4のホストコンピュータ430、基地局412a、412b、412cのうちの1つ、およびUE491、492のうちの1つと同様または同等であり得ることに留意されたい。つまり、これらのエンティティの内部の働きは、図5に示されているようなものであり得、別個に、周囲のネットワークトポロジーは、図4のものであり得る。
図5では、OTT接続550は、仲介デバイスとこれらのデバイスを介したメッセージの正確なルーティングとへの明示的言及なしに、基地局520を介したホストコンピュータ510とUE530との間の通信を示すために抽象的に描かれている。ネットワークインフラストラクチャが、ルーティングを決定し得、ネットワークインフラストラクチャは、UE530からまたはホストコンピュータ510を動作させるサービスプロバイダから、またはその両方からルーティングを隠すように設定され得る。OTT接続550がアクティブである間、ネットワークインフラストラクチャは、さらに、ネットワークインフラストラクチャが(たとえば、ネットワークの負荷分散考慮または再設定に基づいて)ルーティングを動的に変更する判断を行い得る。
UE530と基地局520との間の無線接続570は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従う。様々な実施形態のうちの1つまたは複数は、無線接続570が最後のセグメントを形成するOTT接続550を使用して、UE530に提供されるOTTサービスの性能を改善する。より正確には、これらの実施形態の教示は、レイテンシおよび電力消費を改善し、それにより、低減されたユーザ待ち時間、より良い応答性、およびバッテリー寿命の延長などの利益を提供し得る。
1つまたは複数の実施形態が改善する、データレート、レイテンシおよび他のファクタを監視する目的での、測定プロシージャが提供され得る。測定結果の変動に応答して、ホストコンピュータ510とUE530との間のOTT接続550を再設定するための随意のネットワーク機能がさらにあり得る。測定プロシージャおよび/またはOTT接続550を再設定するためのネットワーク機能は、ホストコンピュータ510のソフトウェア511およびハードウェア515でまたはUE530のソフトウェア531およびハードウェア535で、またはその両方で実装され得る。実施形態では、OTT接続550が通過する通信デバイスにおいてまたはそれに関連して、センサー(図示せず)が展開され得、センサーは、上記で例示された監視された量の値を供給すること、またはソフトウェア511、531が監視された量を算出または推定し得る他の物理量の値を供給することによって、測定プロシージャに参加し得る。OTT接続550の再設定は、メッセージフォーマット、再送信セッティング、好ましいルーティングなどを含み得、再設定は、基地局520に影響を及ぼす必要がなく、再設定は、基地局520に知られていないかまたは知覚不可能であり得る。そのようなプロシージャおよび機能は、当技術分野において知られ、実践され得る。いくつかの実施形態では、測定は、スループット、伝搬時間、レイテンシなどのホストコンピュータ510の測定を容易にするプロプライエタリUEシグナリングを伴い得る。測定は、ソフトウェア511および531が、ソフトウェア511および531が伝搬時間、エラーなどを監視する間にOTT接続550を使用して、メッセージ、特に空のまたは「ダミー」メッセージが送信されることを引き起こすことにおいて、実装され得る。
図6は、いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法を示す。
図6は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図4および図5を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図6への図面参照のみがこのセクションに含まれる。ステップ610において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。ステップ610の(随意であり得る)サブステップ611において、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップ620において、ホストコンピュータは、UEにユーザデータを搬送する送信を始動する。(随意であり得る)ステップ630において、基地局は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、ホストコンピュータが始動した送信において搬送されたユーザデータをUEに送信する。(また、随意であり得る)ステップ640において、UEは、ホストコンピュータによって実行されるホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行する。
図7は、いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法を示す。
図7は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図4および図5を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図7への図面参照のみがこのセクションに含まれる。方法のステップ710において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。随意のサブステップ(図示せず)において、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップ720において、ホストコンピュータは、UEにユーザデータを搬送する送信を始動する。送信は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、基地局を介して進み得る。(随意であり得る)ステップ730において、UEは、送信において搬送されたユーザデータを受信する。
図8は、いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法を示す。
図8は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図4および図5を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図8への図面参照のみがこのセクションに含まれる。(随意であり得る)ステップ810において、UEは、ホストコンピュータによって提供された入力データを受信する。追加または代替として、ステップ820において、UEはユーザデータを提供する。ステップ820の(随意であり得る)サブステップ821において、UEは、クライアントアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップ810の(随意であり得る)サブステップ811において、UEは、ホストコンピュータによって提供された受信された入力データに反応してユーザデータを提供する、クライアントアプリケーションを実行する。ユーザデータを提供する際に、実行されたクライアントアプリケーションは、ユーザから受信されたユーザ入力をさらに考慮し得る。ユーザデータが提供された特定の様式にかかわらず、UEは、(随意であり得る)サブステップ830において、ホストコンピュータへのユーザデータの送信を始動する。方法のステップ840において、ホストコンピュータは、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、UEから送信されたユーザデータを受信する。
図9は、いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法を示す。
図9は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図4および図5を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図9への図面参照のみがこのセクションに含まれる。(随意であり得る)ステップ910において、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、基地局は、UEからユーザデータを受信する。(随意であり得る)ステップ920において、基地局は、ホストコンピュータへの、受信されたユーザデータの送信を始動する。(随意であり得る)ステップ930において、ホストコンピュータは、基地局によって始動された送信において搬送されたユーザデータを受信する。
本明細書で開示される任意の適切なステップ、方法、特徴、機能、または利益は、1つまたは複数の仮想装置の1つまたは複数の機能ユニットまたはモジュールを通して実施され得る。各仮想装置は、いくつかのこれらの機能ユニットを備え得る。これらの機能ユニットは、1つまたは複数のマイクロプロセッサまたはマイクロコントローラを含み得る、処理回路、ならびに、デジタル信号プロセッサ(DSP)、専用デジタル論理などを含み得る、他のデジタルハードウェアを介して実装され得る。処理回路は、読取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、キャッシュメモリ、フラッシュメモリデバイス、光記憶デバイスなど、1つまたはいくつかのタイプのメモリを含み得る、メモリに記憶されたプログラムコードを実行するように設定され得る。メモリに記憶されたプログラムコードは、1つまたは複数の通信および/またはデータ通信プロトコルを実行するためのプログラム命令、ならびに本明細書で説明される技法のうちの1つまたは複数を行うための命令を含む。いくつかの実装形態では、処理回路は、それぞれの機能ユニットに、本開示の1つまたは複数の実施形態による、対応する機能を実施させるために使用され得る。
実施形態
グループAの実施形態
1. 再確立プロシージャを実施するための、無線デバイスによって実施される方法であって、方法は、
- 再確立のようなメッセージを受信することと、
- 考えられる完全性チェック失敗を検出することと、
- 完全性チェック失敗を上位レイヤに指示することと、
- 回復プロシージャをトリガすることと
を含む、方法。
2.
- ユーザデータを提供することと、
- 基地局への送信を介してホストコンピュータにユーザデータをフォワーディングすることと
をさらに含む、実施形態1に記載の方法。
グループBの実施形態
3. 再確立プロシージャを実施するための、基地局によって実施される方法であって、方法は、
- 無線デバイスに再確立のようなメッセージを送出することと、
- 無線デバイスから完全性チェック失敗の指示を受信することと、
- 予想される挙動に従ってUEアクションを監視することと
を含む、方法。
4.
- ユーザデータを取得することと、
- ユーザデータをホストコンピュータまたは無線デバイスにフォワーディングすることと
をさらに含む、実施形態3に記載の方法。
グループCの実施形態
5. 再確立プロシージャを実施するための無線デバイスであって、無線デバイスは、
- グループAの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された処理回路と、
- 無線デバイスに電力を供給するように設定された電力供給回路と
を備える、無線デバイス。
6. 再確立プロシージャを実施するための基地局であって、基地局は、
- グループBの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された処理回路と、
- 無線デバイスに電力を供給するように設定された電力供給回路と
を備える、基地局。
7. 再確立プロシージャを実施するためのユーザ機器(UE)であって、UEは、
- 無線信号を送出し、受信するように設定されたアンテナと、
- アンテナおよび処理回路に接続され、アンテナと処理回路との間で通信される信号を調節するように設定された、無線フロントエンド回路と、
- グループAの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された処理回路と、
- 処理回路に接続され、UEへの情報の入力が処理回路によって処理されることを可能にするように設定された、入力インターフェースと、
- 処理回路に接続され、処理回路によって処理されたUEからの情報を出力するように設定された、出力インターフェースと、
- 処理回路に接続され、UEに電力を供給するように設定された、バッテリーと
を備える、ユーザ機器(UE)。
8.
- ユーザデータを提供するように設定された処理回路と、
- ユーザ機器(UE)への送信のためにユーザデータをセルラネットワークにフォワーディングするように設定された通信インターフェースと
を備えるホストコンピュータを含む通信システムであって、
- セルラネットワークが、無線インターフェースと処理回路とを有する基地局を備え、基地局の処理回路が、グループBの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された、通信システム。
9. 基地局をさらに含む、実施形態8に記載の通信システム。
10. UEをさらに含み、UEが基地局と通信するように設定された、実施形態8または9に記載の通信システム。
11.
- ホストコンピュータの処理回路が、ホストアプリケーションを実行し、それによりユーザデータを提供するように設定され、
- UEが、ホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行するように設定された処理回路を備える、
実施形態8から10のいずれか1つに記載の通信システム。
12. ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器(UE)とを含む通信システムにおいて実装される方法であって、方法は、
- ホストコンピュータにおいて、ユーザデータを提供することと、
- ホストコンピュータにおいて、基地局を備えるセルラネットワークを介してUEにユーザデータを搬送する送信を始動することであって、基地局が、グループBの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施する、送信を始動することと
を含む、方法。
13. 基地局においてユーザデータを送信することをさらに含む、実施形態12に記載の方法。
14. ユーザデータが、ホストコンピュータにおいて、ホストアプリケーションを実行することによって提供され、方法が、UEにおいて、ホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行することをさらに含む、実施形態12または13に記載の方法。
15. 基地局と通信するように設定されたユーザ機器(UE)であって、UEが、実施形態12から14のいずれか1つを実施するように設定された、無線インターフェースと処理回路とを備える、ユーザ機器(UE)。
16.
- ユーザデータを提供するように設定された処理回路と、
- ユーザ機器(UE)への送信のためにユーザデータをセルラネットワークにフォワーディングするように設定された通信インターフェースと
を備えるホストコンピュータを含む通信システムであって、
- UEが無線インターフェースと処理回路とを備え、UEの構成要素が、グループAの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された、通信システム。
17. セルラネットワークが、UEと通信するように設定された基地局をさらに含む、実施形態16に記載の通信システム。
18.
- ホストコンピュータの処理回路が、ホストアプリケーションを実行し、それによりユーザデータを提供するように設定され、
- UEの処理回路が、ホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行するように設定された、
実施形態16または17に記載の通信システム。
19. ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器(UE)とを含む通信システムにおいて実装される方法であって、方法は、
- ホストコンピュータにおいて、ユーザデータを提供することと、
- ホストコンピュータにおいて、基地局を備えるセルラネットワークを介してUEにユーザデータを搬送する送信を始動することであって、UEが、グループAの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施する、送信を始動することと
を含む、方法。
20. UEにおいて、基地局からユーザデータを受信することをさらに含む、実施形態19に記載の方法。
21.
- ユーザ機器(UE)から基地局への送信から生じたユーザデータを受信するように設定された通信インターフェース
を備えるホストコンピュータを含む通信システムであって、
- UEが無線インターフェースと処理回路とを備え、UEの処理回路が、グループAの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された、通信システム。
22. UEをさらに含む、実施形態21に記載の通信システム。
23. 基地局をさらに含み、基地局が、UEと通信するように設定された無線インターフェースと、UEから基地局への送信によって搬送されたユーザデータをホストコンピュータにフォワーディングするように設定された通信インターフェースとを備える、実施形態21または22に記載の通信システム。
24.
- ホストコンピュータの処理回路が、ホストアプリケーションを実行するように設定され、
- UEの処理回路が、ホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行し、それによりユーザデータを提供するように設定された、
実施形態21から23のいずれか1つに記載の通信システム。
25.
- ホストコンピュータの処理回路が、ホストアプリケーションを実行し、それにより要求データを提供するように設定され、
- UEの処理回路が、ホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行し、それにより要求データに応答してユーザデータを提供するように設定された、
実施形態21から24のいずれか1つに記載の通信システム。
26. ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器(UE)とを含む通信システムにおいて実装される方法であって、方法は、
- ホストコンピュータにおいて、UEから基地局に送信されたユーザデータを受信することであって、UEが、グループAの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施する、ユーザデータを受信すること
を含む、方法。
27. UEにおいて、基地局にユーザデータを提供することをさらに含む、実施形態26に記載の方法。
28.
- UEにおいて、クライアントアプリケーションを実行し、それにより送信されるべきユーザデータを提供することと、
- ホストコンピュータにおいて、クライアントアプリケーションに関連付けられたホストアプリケーションを実行することと
をさらに含む、実施形態26または27に記載の方法。
29.
- UEにおいて、クライアントアプリケーションを実行することと、
- UEにおいて、クライアントアプリケーションへの入力データを受信することであって、入力データが、クライアントアプリケーションに関連付けられたホストアプリケーションを実行することによってホストコンピュータにおいて提供される、入力データを受信することと
をさらに含み、
- 送信されるべきユーザデータが、入力データに応答してクライアントアプリケーションによって提供される、
実施形態26から28のいずれか1つに記載の方法。
30. ホストコンピュータを含む通信システムであって、ホストコンピュータが、ユーザ機器(UE)から基地局への送信から生じたユーザデータを受信するように設定された通信インターフェースを備え、基地局が、無線インターフェースと処理回路とを備え、基地局の処理回路が、グループBの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された、通信システム。
31. 基地局をさらに含む、実施形態30に記載の通信システム。
32. UEをさらに含み、UEが基地局と通信するように設定された、実施形態30または31に記載の通信システム。
33.
- ホストコンピュータの処理回路が、ホストアプリケーションを実行するように設定され、
- UEが、ホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行し、それによりホストコンピュータによって受信されるべきユーザデータを提供するように設定された、
実施形態30から32のいずれか1つに記載の通信システム。
34. ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器(UE)とを含む通信システムにおいて実装される方法であって、方法は、
- ホストコンピュータにおいて、基地局から、基地局がUEから受信した送信から生じたユーザデータを受信することであって、UEが、グループAの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施する、ユーザデータを受信すること
を含む、方法。
35. 基地局において、UEからユーザデータを受信することをさらに含む、実施形態34に記載の方法。
36. 基地局において、ホストコンピュータへの、受信されたユーザデータの送信を始動することをさらに含む、実施形態34または35に記載の方法。
略語
以下の略語のうちの少なくともいくつかが本開示で使用され得る。略語間の不整合がある場合、その略語が上記でどのように使用されるかが選好されるべきである。以下で複数回リストされる場合、最初のリスティングが(1つまたは複数の)後続のリスティングよりも選好されるべきである。
1x RTT CDMA2000 1x無線送信技術
3GPP 第3世代パートナーシッププロジェクト
5G 第5世代
AS アクセス階層
ABS オールモストブランクサブフレーム
ARQ 自動再送要求
AWGN 加法性白色ガウス雑音
BCCH ブロードキャスト制御チャネル
BCH ブロードキャストチャネル
CA キャリアアグリゲーション
CC キャリアコンポーネント
CCCH SDU 共通制御チャネルSDU
CDMA 符号分割多重化アクセス
CGI セルグローバル識別子
CIR チャネルインパルス応答
CP サイクリックプレフィックス
CPICH 共通パイロットチャネル
CPICH Ec/No 帯域中の電力密度で除算されたチップごとのCPICH受信エネルギー
CQI チャネル品質情報
C-RNTI セルRNTI
CSI チャネル状態情報
DCCH 専用制御チャネル
DL ダウンリンク
DM 復調
DMRS 復調用参照信号
DRX 間欠受信
DTX 間欠送信
DTCH 専用トラフィックチャネル
DUT 被試験デバイス
E-CID 拡張セルID(測位方法)
E-SMLC エボルブドサービングモバイルロケーションセンタ
ECGI エボルブドCGI
eNB E-UTRANノードB
ePDCCH 拡張物理ダウンリンク制御チャネル
E-SMLC エボルブドサービングモバイルロケーションセンタ
E-UTRA エボルブドUTRA
E-UTRAN エボルブドUTRAN
FDD 周波数分割複信
FFS さらなる検討が必要
GERAN GSM EDGE無線アクセスネットワーク
gNB (LTEにおけるeNBに対応する)NRにおける基地局
GNSS グローバルナビゲーション衛星システム
GSM 汎欧州デジタル移動電話方式
HARQ ハイブリッド自動再送要求
HO ハンドオーバ
HSPA 高速パケットアクセス
HRPD 高速パケットデータ
LOS 見通し線
LPP LTE測位プロトコル
LTE Long-Term Evolution
MAC 媒体アクセス制御
MBMS マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス
MBSFN マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス単一周波数ネットワーク
MBSFN ABS MBSFNオールモストブランクサブフレーム
MDT ドライブテスト最小化
MIB マスタ情報ブロック
MME モビリティ管理エンティティ
MSC モバイルスイッチングセンタ
NAS 非アクセス階層
NPDCCH 狭帯域物理ダウンリンク制御チャネル
NR 新無線
OCNG OFDMAチャネル雑音生成器
OFDM 直交周波数分割多重
OFDMA 直交周波数分割多元接続
OSS 運用サポートシステム
OTDOA 観測到達時間差
O&M 運用保守
PBCH 物理ブロードキャストチャネル
P-CCPCH 1次共通制御物理チャネル
PCell 1次セル
PCFICH 物理制御フォーマットインジケータチャネル
PDCCH 物理ダウンリンク制御チャネル
PDP プロファイル遅延プロファイル
PDSCH 物理ダウンリンク共有チャネル
PGW パケットゲートウェイ
PHICH 物理ハイブリッド自動再送要求指示チャネル
PLMN パブリックランドモバイルネットワーク
PMI プリコーダ行列インジケータ
PRACH 物理ランダムアクセスチャネル
PRS 測位参照信号
PSS 1次同期信号
PUCCH 物理アップリンク制御チャネル
PUSCH 物理アップリンク共有チャネル
RACH ランダムアクセスチャネル
QAM 直交振幅変調
RAN 無線アクセスネットワーク
RAT 無線アクセス技術
RLM 無線リンク管理
RNC 無線ネットワークコントローラ
RNTI 無線ネットワーク一時識別子
RRC 無線リソース制御
RRM 無線リソース管理
RS 参照信号
RSCP 受信信号コード電力
RSRP 参照シンボル受信電力または
参照信号受信電力
RSRQ 参照信号受信品質または
参照シンボル受信品質
RSSI 受信信号強度インジケータ
RSTD 参照信号時間差
SCH 同期チャネル
SCell 2次セル
SDU サービスデータユニット
SFN システムフレーム番号
SGW サービングゲートウェイ
SI システム情報
SIB システム情報ブロック
SNR 信号対雑音比
SON 自己最適化ネットワーク
SS 同期信号
SSS 2次同期信号
TDD 時分割複信
TDOA 到達時間差
TOA 到達時間
TSS 3次同期信号
TTI 送信時間間隔
UE ユーザ機器
UL アップリンク
UMTS Universal Mobile Telecommunication System
USIM ユニバーサル加入者識別モジュール
UTDOA アップリンク到達時間差
UTRA ユニバーサル地上無線アクセス
UTRAN ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク
WCDMA ワイドCDMA
WLAN ワイドローカルエリアネットワーク

Claims (18)

  1. 再確立プロシージャを実施するための、ネットワークと通信しているユーザ機器(UE)によって実施される方法であって、前記方法は、
    再確立メッセージを受信することと、
    前記再確立メッセージを受信すると、下位レイヤから受信された完全性チェック失敗の指示を監視することであって、前記指示が、再確立要求を送信した後に前記UEによって受信された第1のメッセージまたは第2のメッセージに関する、完全性チェック失敗の指示を監視することと、
    前記完全性チェック失敗の前記指示に応答して、RRC_IDLE動作モードに入るときのアクションを実施することと、
    接続失敗を上位レイヤに指示することと、
    前記指示に基づいて、前記上位レイヤが回復プロシージャをトリガすることと
    を含む、方法。
  2. 前記再確立メッセージが、前記UEによって送信された前記再確立要求に応答して接続を再確立するためのメッセージを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のメッセージが、前記UEによって送信された前記再確立要求に応答して接続を再確立するためのメッセージ、および/または、前記再確立要求を受信した後に前記ネットワークによって送信される、完全性保護されたメッセージを含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記第2のメッセージが、前記UEによって送信された前記再確立要求に応答して接続を再確立するメッセージを送信した後に前記ネットワークによって送信される、完全性保護されたメッセージを含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 受信するステップと、監視するステップと、実施するステップと、指示するステップとが、無線プロトコルアーキテクチャスタックにおける第1のレイヤによって実施される、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記回復プロシージャが非アクセス階層(NAS)回復プロシージャを含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記回復プロシージャが登録エリア更新を含む、請求項6に記載の方法。
  8. 前記回復プロシージャが、偽の基地局のアクションを回避するための保護機構を含むプロシージャを含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記接続失敗が、前記完全性チェック失敗によるものである、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 再確立プロシージャを実施するための、ネットワークと通信しているユーザ機器(UE)であって、前記UEは、
    再確立メッセージを受信することと、
    前記再確立メッセージを受信すると、下位レイヤから受信された完全性チェック失敗の指示を監視することであって、前記指示が、再確立要求を送信した後に前記UEによって受信された第1のメッセージまたは第2のメッセージに関する、完全性チェック失敗の指示を監視することと、
    前記完全性チェック失敗の前記指示に応答して、RRC_IDLE動作モードに入るときのアクションを実施することと、
    接続失敗を上位レイヤに指示することと、
    前記指示に基づいて、前記上位レイヤが回復プロシージャをトリガすることと
    を行うように設定された処理回路を備える、ユーザ機器(UE)。
  11. 前記再確立メッセージが、前記UEによって送信された前記再確立要求に応答して接続を再確立するためのメッセージを含む、請求項10に記載のUE。
  12. 前記第1のメッセージが、前記UEによって送信された前記再確立要求に応答して接続を再確立するためのメッセージ、および/または、前記再確立要求を受信した後に前記ネットワークによって送信される、完全性保護されたメッセージを含む、請求項10または11に記載のUE。
  13. 前記第2のメッセージが、前記UEによって送信された前記再確立要求に応答して接続を再確立するメッセージを送信した後に前記ネットワークによって送信される、完全性保護されたメッセージを含む、請求項10から12のいずれか一項に記載のUE。
  14. 前記処理回路が、無線プロトコルアーキテクチャスタックにおける第1のレイヤにおいて、受信するステップと、監視するステップと、実施するステップと、指示するステップとを実施するように設定された、請求項10から13のいずれか一項に記載のUE。
  15. 前記回復プロシージャが非アクセス階層(NAS)回復プロシージャを含む、請求項10から14のいずれか一項に記載のUE。
  16. 前記回復プロシージャが登録エリア更新を含む、請求項15に記載のUE。
  17. 前記回復プロシージャが、偽の基地局のアクションを回避するための保護機構を含む再確立プロシージャを含む、請求項10から14のいずれか一項に記載のUE。
  18. 前記接続失敗が、前記完全性チェック失敗によるものである、請求項10から17のいずれか一項に記載のUE。
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