JP2022504658A - Nr-dcにおける測定設定 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022504658000001
無線デバイスは、両方ともNew Radio(NR)ノードであるマスタノードとセカンダリノードへのデュアルコネクティビティで動作する。無線デバイスは、ネットワークから、測定および/または報告コンフィグ情報を受信する。無線デバイスは、受信したコンフィグ情報がMCGに関連するかSCGに関連するかを判定する。具体的には、SRB1を介して受信されたRRCReconfigurationメッセージ内でコンフィグ情報を直接受信した場合には、受信したコンフィグ情報がMCGに関連すること、または、SRB3を介して受信されたRRCReconfigurationメッセージ内でコンフィグ情報を直接受信した場合、またはSRB1を介して受信されたRRCReconfigurationメッセージ内に埋め込まれたRRCReconfigurationメッセージにおいてコンフィグ情報を受信した場合には、受信したコンフィグ情報がSCGに関連することが、判定される。
【選択図】図4

Description

これは、セルラ無線ネットワークにおけるデュアルコネクティビティ動作に関し、特に、測定及び/又は報告の設定に関する。
マルチキャリア動作
マルチキャリアまたはキャリアアグリゲーション(CA)動作では、ユーザ端末(UE)デバイスがセルラ無線通信ネットワークの1つより多くののサービングセルに対してデータを受信および/または送信することができる。換言すると、CA可能なUEは、1つより多くのサービングセルと動作するように構成されうる。各サービングセルのキャリアは、一般にコンポーネントキャリア(CC)と呼ばれる。簡単に言うと、コンポーネントキャリア(CC)は、マルチキャリアシステムにおける個々のキャリアを意味する。キャリアアグリゲーション(CA)という用語は、(例えば、互換的に)「マルチキャリアシステム」、「マルチセル動作」、「マルチキャリア動作」、「マルチキャリア」送信および/または受信とも呼ばれる。これは、CAがアップリンク方向およびダウンリンク方向におけるシグナリングおよびデータの伝送のために使用されることを意味する。CCのうちの1つは、プライマリコンポーネントキャリア(PCC)、または単にプライマリキャリアまたはアンカキャリアでさえある。残りのキャリアは、セカンダリコンポーネントキャリア(SCC)、または単にセカンダリキャリア、さらにはサプリメンタリキャリアと呼ばれる。サービングセルは、プライマリセル(PCell)またはプライマリサービングセル(PSC)と、交換可能に呼ばれる。同様に、セカンダリサービングセルは、セカンダリセル(SCell)またはセカンダリサービングセル(SSC)と交換可能に呼ばれる。
一般に、プライマリまたはアンカーCCは、必須のUE固有シグナリングを搬送する。プライマリCC(別名PCCまたはPCell)は、CA内のアップリンク方向およびダウンリンク方向の両方に存在する。単一のUL CCが存在する場合、PCellは明らかにそのCC上にある。ネットワークは、同じセクタまたはセル内で動作する異なるUEに異なるプライマリキャリアを割り当てることができる。DC動作では、UEは、マスタeNB(MeNB)およびセカンダリeNB(SeNB)と呼ばれる、少なくとも2つのノードによってサービスを受けることができる。より一般的には、(マルチコネクティビティとも呼ばれる)マルチプルコネクティビティ動作では、UEは、各ノードが1つのセルグループ、例えば、MeNB、SeNB1、SeNB2などを運用または管理する2つ以上のノードによって、サービスを受けることができる。より具体的には、マルチコネクティビティでは、各ノードがそれ自体のセルグループに属する少なくともセカンダリサービングセルにおいて、サービスを提供するか、またはそれを管理する。各セルグループは、1つ以上のサービングセルを含む。UEは、MeNBとSeNBの両方からPCCで設定される。MeNBおよびSeNBからのPCellは、それぞれPCellおよびPSCellと呼ばれる。また、UEは、MeNBおよびSeNBのそれぞれからの1つまたは複数のSCCを用いて構成される。MeNB及びSeNBによってサービス提供される対応するセカンダリサービングセルは、SCellと呼ばれる。DCにおけるUEは、通常、MeNBおよびSeNBとの接続のそれぞれに対して別個のTX/RXを有する。これは、MeNBとSeNBが、それらのPCellとPSCellにおいて、例えば、無線リンク監視(RLM)、DRXサイクルなどの1つ以上の手順を用いて、UEを個別に設定することを可能とする。
マルチコネクティビティでは、すべてのセルグループが同じ無線アクセス技術(RAT)(例えば、ロングタームエボリューション(LTE))のサービングセルを含むことができ、または、異なるセルグループが異なるRATのサービングセルを含むことができる。
LTEにおけるデュアルコネクティビティ
エボルブドユニバーサル地上無線アクセス(E-UTRAN)は、デュアルコネクティビティ(DC)動作をサポートし、それによって、RRC_CONNECTEDにおける複数の受信機/送信機(Rx/Tx)UEが、X2インタフェース上の非理想的なバックホールを介して接続された2つのeNBに配置された、2つの別個のスケジューラによって提供される無線リソースを利用するように構成される(3GPP 36.300を参照)。あるUEのDCに関与するeNBは、2つの異なる役割を仮定することができる;eNBは、MN(マスタノード)またはSN(セカンダリノード)のいずれかとして動作することができる。DCでは、UEが1つのMNおよび1つのSNに接続される。
LTE DCでは、特定のベアラが使用する無線プロトコルアーキテクチャが、ベアラがどのようにセットアップされるかに依存する。3つのベアラタイプが存在する:MCG(マスタセルグループ)ベアラ、SCG(セカンダリセルグループ)ベアラ、および、スプリットベアラである。無線リソース制御(RRC)はMN内に配置され、シグナリング無線ベアラ(SRB)は常にMCGベアラタイプとして構成され、したがって、MNの無線リソースのみを使用する。
図1はマスタノード(MN)102およびセカンダリノード(SN)104を有する、LTE DCのためのユーザプレーンアーキテクチャ100の形態を示し、具体的には、MCGベアラ106、SCGベアラ108、およびスプリットベアラ110を示す。
Rel-15について現在議論されているように、LTEおよびNew Radio(NR)の両方を使用するデュアルコネクティビティは、LTE-NRデュアルコネクティビティ、またはLTE-NRタイト・インタワーキングと呼ばれる。
図2は、マスタノード(MN)202およびセカンダリノード(SN)204との、LTE-NRタイト・インタワーキングのためのユーザプレーン(UP)アーキテクチャ200の形態を示し、具体的には、MNからのMCGベアラ206、SCGベアラ208、およびスプリットベアラ210を示す。
図3は、マスタノード(MN)302、セカンダリノード(SN)304、およびユーザ端末(UE)306との、LTE-NRタイト・インタワーキングのための制御プレーン(CP)アーキテクチャ300の形態を示す。
また、図2および図3は、図1に示されるLTE DCアーキテクチャからの主要な変更を示している。すなわち:
(SCGスプリットベアラとして知られる)SNからのスプリットベアラ212の導入;
RRCのためのスプリットベアラの導入、
(SCG SRBまたはSRB3とも呼ばれる)SNからのダイレクトRRC308の導入。
LTEがマスタノードであり、NRがセカンダリノードである場合、SNはSgNB(ここで、gNBはNR基地局である)と呼ばれることもあり、MNはMeNBと呼ばれることもある。NRがマスタノードであり、LTEがセカンダリノードである他の場合、対応する用語はSeNBおよびMgNBである。
スプリットRRCメッセージは主にダイバーシティを生み出すために使用され、送信者はRRCメッセージをスケジューリングするためのリンクの1つを選択するか、あるいは両方のリンク上でメッセージを複製するかのいずれかを決定できる。ダウンリンクでは、MCGまたはSCGレッグ間の経路切り替え、または両方における複製はネットワーク実装に任される。一方、アップリンクに対しては、ネットワークが、MCG、SCG、または両方のレッグを使用するようにUEを設定する。「レッグ」および「パス」という用語は、本文書の全体にわたって互換的に使用される。
以下の用語は様々なデュアルコネクティビティのシナリオを区別するために、本書全体で使用される:
DC: LTE DC(すなわち、MNおよびSNの両方がLTEを使用する);
EN-DC: LTEがマスタでありNRがセカンダリである、LTE-NRデュアルコネクティビティ;
NGEN-DC: 5Gコアネットワーク(5GC)に接続されたLTEがマスタであり、NRがセカンダリである、LTE-NRデュアルコネクティビティ;
NE-DC: NRがマスタでありLTEがセカンダリである、LTE-NRデュアルコネクティビティ;
NR-DC(またはNR-NR DC): MNおよびSNの両方がNRを使用する;
MR-DC(multi-RAT DC): DC(EN-DC、NGEN-DC、NE-DC、およびNR-DC)を述べる総称。
E-UTRAN-NRデュアルコネクティビティでは、マスタセルグループ(MCG)が少なくともE-UTRA PCellを含み、一方で、セカンダリセルグループ(SCG)は少なくともNR PSCellを含む。この例では、マスタCGおよびセカンダリCGがそれぞれeNBおよびgNBによって管理される。
NR-E-UTRANデュアルコネクティビティでは、マスタセルグループが少なくともNR PCellを含み、一方で、セカンダリセルグループは少なくともLTE PSCellを含む。この例では、マスタCGおよびセカンダリCGがそれぞれgNBおよびeNBによって管理される。
EN-DC、MR-DC、及びNR-DCにおける、測定協調
EN-DCのためのRRCストラクチャ
UEは、基本的にNR RRC再構成メッセージである埋め込みSCG設定を含むことができるEN-DCの場合に、MN(LTEノード)からRRC connection reconfigurationメッセージを受信する。
以下は、EN-DCのために使用されるrel-15におけるLTE RRC Reconfigurationメッセージの抜粋である(TS36.331):
Figure 2022504658000002
Figure 2022504658000003
Figure 2022504658000004
Figure 2022504658000005
上でハイライトされたmeasConfigは、MN側からの測定設定を含む。MCGのための測定コンフィグの設定および処理は、36.331に規定されている。
nr-SecondaryCellGroupConfig-r15は、SCG測定コンフィグの設定も可能なNRのRRC Reconfigurationを含む。以下は、NRのRRC Reconfigurationメッセージの抜粋である:
Figure 2022504658000006
Figure 2022504658000007
上でハイライトされたmeasgap configは、NR側の測定コンフィグが含まれている。SCGのための測定コンフィグの設定および処理は、3GPP TS 38.331 V15.3.0(以下、38.331と呼ぶ)に規定されている。SRB3が存在しない場合、NR RRC Reconfigurationは、上述のようにLTE RRCメッセージ内に埋め込まれて送信され(nr-SecondaryCellGroupConfig-r15)、36.331のRRC connection reconfiguration手順は、38.331のRRC Reconfiguration手順を呼び出して、NRコンフィグを適用する。SRB3が設定されている場合、SRB3を介して、NRのRRC ReconfigurationメッセージをUEへ直接送信できるため、38.331のRRC Reconfigurationが直接適用される。
TS 38.331に記載されているように、MR-DCの場合、マスタノードとセカンダリノードとの間で測定関連情報を通信するために、ノード間メッセージが使用される。ノード間メッセージは、X2-、Xn-またはNG-インタフェースを介して、(スタンドアロンNRのためのハンドオーバおよびNRデュアルコネクティビティの場合)2つのgNB間で、または(EN-DC、NGEN-DC、NE-DC、またはLTEとNRとの間のRAT間ハンドオーバの場合)eNBとgNBとの間で、送信されるRRCメッセージである。ここでは、本発明に関連するCG-ConfigおよびCG-ConfgInfo(すなわち、測定コンフィグ)のみを説明する。
EN-DCでは、SRB3が構成される場合、SNは(測定コンフィグを含むことができる)SCGコンフィグでUEを直接設定することができる。SRB3が使用可能でない/構成されていない場合、SNは、SCGコンフィグをMNに送信し、MNが、それをMNのRRCメッセージに埋め込み、UEに転送する。
分散測定コンフィグを有する主な理由は、LTEおよびNRの異なるモビリティ管理であり、また、ある程度、待ち時間の態様であった。したがって、SNノード(NR)のためにSRB3をサポートし、SNが(MNを伴うことなく)別個に測定をコンフィグすることを可能にすることは、SCGに関連する測定コンフィグおよび報告を高速化することができる。SRB3は、NR無線を使用するため、対応するLTEのSRBよりも高速な伝送が可能な場合がある。また、MNとSNとの間のバックホールリンクは輻輳している可能性があり、これは、測定報告のコンフィグおよび新しい測定コンフィグの両方に悪影響を及ぼす可能性がある。
分散測定コンフィグ(すなわち、各ノードが測定を別々にコンフィグすること)は、MNノードおよびSNノードが異なる測定能力を有する異なるRAT上で動作する場合、および、Xn上での大きな輻輳/遅延が存在する可能性がある場合の展開のために有益でありうる。
CG-Config
このメッセージは、SgNB/SeNBによって生成されたSCG無線コンフィグをMeNB/MgNBに転送するために使用される。本メッセージは、EN-DC/NGEN-DCの場合にはセカンダリgNBからマスタeNBに、NE-DCの場合にはセカンダリeNBからマスタgNBに、NR-NR DCの場合にはセカンダリgNBからマスタgNBに送信される。メッセージのASN.1の構造を以下に示す。
Figure 2022504658000008
Figure 2022504658000009
Figure 2022504658000010
Figure 2022504658000011
measConfigSNは、TS 38.331に記載されているように、SNが測定するようにUEを設定しているNR周波数のリストを提供する。この情報は、MNがギャップを設定/更新するかどうかを決定するために使用される。
CG-ConfigInfo
このメッセージは、マスタeNBまたはgNBが、SgNB/SeNBに対してSCGの確立、変更、又は解放などの特定のアクションを実行するように要求するために使用される。本メッセージは、EN-DC/NGEN-DCの場合にはマスタeNBからセカンダリgNBに、NE-DCの場合にはマスタgNBからセカンダリeNBに、NR-NR DCの場合にはマスタgNBからセカンダリgNBに送信される。本メッセージは、例えばSNの追加/変更中にSCGコンフィグをSgNBが設定するのを支援するなどの追加情報を含みうる。また、本メッセージは、例えば、MCGまたはSCGを確立、変更、または解放するなどの、特定のアクションを実行するように、セントラルユニット(CU)がディストリビューテッドユニット(DU)に要求するために使用されうる(関連する部分のみがここに示されているため、詳細なメッセージ構造については38.331を参照されたい)。
Figure 2022504658000012
Figure 2022504658000013
Figure 2022504658000014
maxMeasFreqSCG-NRは、測定するようにUEを設定することができるNR周波数の最大数をSNに伝える。
measConfigMNは、測定するようにUEをMNが設定しているNR周波数のリストと、測定ギャップコンフィグとを提供する。ギャップコンフィグは、gapPurpose IEの設定に応じて、FR1周波数のみのための、または、FR1とFR2の両方(すなわち、UEごと)のためのものでありうる。NR周波数のリストは、それが測定調整のために必要とされうる(この情報がmaxMeasFreqSCG-NRと共に、UEの許容される測定の総数を超えないことを保証する)ため、また、FRごとのギャップが設定される場合のアシスタント情報として(すなわち、SNが適切なギャップを決定することができるようにする。例えば、FR2で設定された、いくつかのNR測定がある場合、SNは長いギャップ期間を有するギャップコンフィグでUEを設定することができる)必要とされうるため、SNに提供される。
CG-Configメッセージで提供されるmeasConfigSNとCG-ConfigInfoのmeasConfigMNの1つの違いは、前者でギャップ情報が提供されないことである。これは、FRごとのギャップが設定される(すなわち、FR2ギャップがSNによって設定される)場合であっても、MNはFR1周波数上でサービングセルを設定することしかできず、したがって、それがFR1周波数上のスケジューリングに影響を及ぼさないため、FR2ギャップを知る必要がないからである。
MR-DCにおける測定ギャップコンフィグ
より短い遅延時間を有するという議論はNGEN-DCの場合には依然として関連するが、NE-DCを有する場合には(MN無線が最高容量/より短い遅延時間を有するものであるため)それほど重要ではない。しかしながら、他の引数は依然として有効であり、すなわち、NRおよびLTEは異なるモビリティ管理を有し、異なるRRCプロトコルを使用する。したがって、MR-DC測定フレームワークはMNおよびSNの両方が測定コンフィグを構築し、測定報告を別々に受信することができるEN-DC解決策に基づくべきである。
NR-DCの場合、レイテンシおよびモビリティ管理目的のためにMNおよびSNの両方について別個の測定(および報告)を有するための引数が依然として適用される(すなわち、この場合、NRノードのみを使用するという事実による)。したがって、合理的な解決策は、NN-DCのためにEN-DCソリューションを依然として適用し、すべてのDCオプションのための測定コンフィグ(および報告)に関する一種の調和を有することであろう。
MR-DCの測定コンフィグについては、2018年10月のRAN2 #103_bis会議で議論され、以下の合意がなされた:
合意
1: TS37.340における測定フレームワークに関する説明は、SNがNE-DCのためにSRB1を介してMNのRRCメッセージに埋め込まれた測定のみをコンフィグすることができることを除いて、NG-EN DC、NE-DC、およびNR-DCに適用可能である。
2: TS37.340における測定されるレイヤの最大数を超えないようにするための調整に関する説明は、NG-EN DC、NE-DC、およびNR-DCに適用可能である。
3: TS37.340におけるノード間の測定結果の交換に関する説明は、NG-EN DC、NE-DC、およびNR-DCに適用可能であり、測定結果が、MNによってSNに提供される場合、NRのRRCの代わりにSNのRRCに従って符号化されるという変更を伴う。
4: TS37.340におけるEN-DCの測定ギャップ/ギャップ共有コンフィグに関する記述は、NG-EN DCに適用可能である。
5: NE DCの場合、測定ギャップ/ギャップ共有コンフィグは、UEごとのギャップ、FR1ごとのギャップ、およびFR2ごとのギャップを含んで、MNによって設定される。
6: NR-DCの場合、測定ギャップ/ギャップ共有コンフィグは、UEごとのギャップ、FR1ごとのギャップ、およびFR2ごとのギャップを含んで、MNによって設定される。
7: TS37.340におけるEN-DCのための測定ギャップ調整に関する説明は、NG-EN DCに適用可能である。
8: NE-DCの測定ギャップ調整:
MN→SN: UEまたはFR1ごとのギャップパターン
SN→MN: ギャップ要求(周波数リストなし)
9: NR-DC用測定ギャップ協調:
MN→SN: 設定されたUEまたはFR1またはFR2ごとの測定ギャップパターン及びギャップの目的
SN→MN: UEによって測定されたFR1およびFR2におけるSNが設定した周波数のリスト
MR-DCのためのRRCストラクチャ
NGEN-DCのRRCの構造は、上述のEN-DCの場合に示される構造と同様である。
NE-DCおよびNR-NR DCのためのRRC構造はまだ議論中であり、議論中の現在の提案は以下に示される。
Figure 2022504658000015
Figure 2022504658000016
Figure 2022504658000017
Figure 2022504658000018
Figure 2022504658000019
Figure 2022504658000020
Figure 2022504658000021
NE-DCの場合、SCGのLTE設定を含んだeutra-SCG IEが含められ、SCGのNR設定を含んだNR-NR DCの場合、nr-SCG IEが含められる。
NRでの測定コンフィグと報告
NRにおける測定コンフィグは、以下のパラメータを含む:
1. 測定対象:UEが測定を実行しなければならない対象のリスト。
- 周波数内および周波数間測定の場合、測定対象は、測定される参照信号の周波数/時間位置およびサブキャリア間隔を示す。この測定対象に関連して、ネットワークは、セル固有オフセットのリスト、「ブラックリスト化された」セルのリスト、および「ホワイトリスト化された」セルのリストを設定しうる。ブラックリスト化されたセルは、イベント評価または測定報告に適用されない。ホワイトリスト化されたセルのみが、イベント評価または測定報告に適用可能なセルである。
- 各サービングセルに対応するMOのmeasObjectIdは、サービングセルのコンフィグ内のservingCellMOによって示される。
- RAT間E-UTRA測定の場合、測定対象は、単一のEUTRAキャリア周波数である。このE-UTRAキャリア周波数に関連して、ネットワークは、セル固有オフセットのリスト、「ブラックリスト化された」セルのリスト、および「ホワイトリスト化された」セルのリストを設定しうる。ブラックリスト化されたセルは、イベント評価または測定報告に適用されない。ホワイトリスト化されたセルのみが、イベント評価または測定報告に適用可能なセルである。
2. 報告コンフィグ:測定対象ごとに1つまたは複数の報告コンフィグが存在することができる報告コンフィグのリスト。各報告コンフィグは、以下で構成される:
- 報告基準: 測定報告を送信するようにUEをトリガする基準。これは、周期的なものであってもよいし、単一のイベント記述であってもよい。
- RS type: UEがビームおよびセルの測定結果に使用するRS(SS/PBCHブロックまたはCSI-RS)。
- 報告フォーマット: UEが測定報告に含めるセルごとおよびビームごとの量(例えば、RSRP)、及び、報告するセルの最大個数やセルあたりの最大ビーム数などの他の関連情報。
3. 測定アイデンティティ:各測定アイデンティティが1つの測定対象を1つの報告コンフィグにリンクする、測定アイデンティティのリスト。複数の測定アイデンティティを構成することによって、1つより多くの測定対象を同じ報告コンフィグにリンクすること、及び、複数の報告コンフィグを同じ測定対象にリンクすることができる。また、測定アイデンティティは、報告をトリガした測定報告に含められ、ネットワークへの参照として機能する。
4. 数量コンフィグ:数量コンフィグは、すべてのイベント評価および関連する報告に、そして、その測定の定期的な報告に、使用される測定フィルタリングコンフィグを定義する。NR測定の場合、ネットワークは、使用されるコンフィグに対するNR測定対象における参照を用いて、2つまでの数量コンフィグを構成しうる。各コンフィグでは、異なる測定量、異なるRSタイプ、およびセルごとおよびビームごとの測定に対して、異なるフィルタ係数を設定することができる。
5. 測定ギャップ:UEが測定を実行するのに使用しうる、すなわち、(UL、DLの)送信がスケジューリングされていない、期間。
測定コンフィグは、measConfig IEを伴うNR RRCReconfigurationメッセージの一部として提供される。このIEと関連するIEの定義を以下に示す:
Figure 2022504658000022
Figure 2022504658000023
Figure 2022504658000024
Figure 2022504658000025
Figure 2022504658000026
Figure 2022504658000027
Figure 2022504658000028
Figure 2022504658000029
測定を設定するために使用される上記のIEとは別に、UEは、測定コンフィグおよび報告に関して、2つの変数、VarMeasConfigおよびVarMeasReportListをも保持する。
VarMeasConfigは、UEによって実行される測定の蓄積されたコンフィグを含み、周波数内、周波数間、およびRAT間モビリティ関連測定をカバーする。
VarMeasReportListは、トリガ条件が満たされた測定に関する情報を含む。
Figure 2022504658000030
Figure 2022504658000031
現在、いくつかの課題が存在する。
NE-DCの場合、MCGの測定コンフィグが38.331で処理され、一方で、SCGの測定コンフィグは36.331で処理される。これらの場合の測定コンフィグが異なる仕様で処理され、異なるIEがそれらを保持するために使用されるため、UEは、どの測定コンフィグがMCGに属し、どの測定コンフィグがSCGに属するかを決定する際に混乱を生じない。すなわち、ある測定コンフィグに関する報告条件が満たされると、UEは、この測定がMNに属するかSNに属するかを知り、それに応じて測定報告をMNまたはSNに送信する。
NR-DCの場合、MCGおよびSCGの測定コンフィグの両方が38.331で処理される。SCG測定コンフィグはMNのRRC Reconfigurationメッセージ内に埋め込まれたnr-SCG IEを介して、または設定されている場合にはSRB3内のNRのRRC Reconfigurationメッセージ内に独立して、UEに渡される。しかし、UEは依然として1つの測定コンフィグのみを保持し、したがって、ある測定コンフィグがMCGまたはSCGからのものであるかどうかに関して混乱が生じる可能性がある。これは、上述の38.331の測定コンフィグに使用されるIEを見ることによって説明される。
理解されるように、(SRB3がSNのために使用されるか否かによらず)MNおよびSNの両方は、上記の異なるIEを使用することによって含めることを望む測定値を含むことになる。したがって、測定コンフィグのいずれがMCGに関連し、いずれがSCGに関連するかについて混乱が生じ、測定のための報告条件が満たされるとき、UEは、どのノードに測定値を送信するかを決定する際に問題を有することになる。また、同じ測定IDがMNおよびSNによって使用される場合、MNの測定コンフィグが、特定の測定のためにSNの構成を上書きすること(またはその逆)、または、MNが誤ってSCG測定コンフィグを削除する(またはその逆)などの追加の問題がありうる。
本発明の第1の態様によれば、無線デバイスによって実行される方法が提供され、そこでは、無線デバイスがマスタノードおよびセカンダリノードへのデュアルコネクティビティで動作し、マスタノードおよびセカンダリノードは、両方とも、New Radio(NR)ノードである。本方法は、ネットワークから、測定および/または報告コンフィグ情報を受信することを含む。そして、無線デバイスは、受信された測定および/または報告コンフィグ情報に基づいて、受信された測定および/または報告コンフィグ情報がマスタセルグループに関連するかセカンダリセルグループに関連するかを判定する。受信された測定および/または報告コンフィグ情報がマスタセルグループに関連するかセカンダリセルグループに関連するかを判定することは、測定および/または報告コンフィグ情報がSRB1を介して受信されたRRCReconfigurationメッセージ内で直接受信された場合に、受信された測定および/または報告コンフィグ情報がマスタセルグループに関連すると判定すること、または、測定および/または報告コンフィグ情報がSRB3を介して受信されたRRCReconfigurationメッセージ内で直接受信された場合に、もしくは、代替的に、測定および/または報告コンフィグ情報がSRB1を介して受信されたRRCReconfigurationメッセージ内に埋め込まれたRRCReconfigurationメッセージ内で受信された場合に、受信された測定および/または報告コンフィグ情報がセカンダリセルグループに関連すると判定することを含む。そして、無線デバイスは、受信された測定および/または報告コンフィグ情報がマスタセルグループに関連するかセカンダリセルグループに関連するかに関する判定に基づいて、測定を実行し、及び/又は、測定結果を報告する。
本方法は、受信された報告コンフィグ情報が、マスタセルグループに関連するかセカンダリセルグループに関連するかに関する判定に基づいて、マスタノードまたはセカンダリノードのいずれかに測定結果を報告することを含みうる。
本方法は、セカンダリセルグループに関連付けられる測定アイデンティティ、測定対象アイデンティティ、および/または、報告コンフィグのうちの1つまたは複数の範囲を示すコンフィグ情報を、ネットワークから受信することを含みうる。
受信された測定および/または報告コンフィグは、マスタセルグループに関する測定および/または報告コンフィグ情報を含んだ第1の情報要素および/またはフィールドと、セカンダリセルグループに関する測定および/または報告コンフィグ情報を含んだ第2の情報要素および/またはフィールドと、のうちの少なくとも1つを含みうる。
本方法は、第1の情報要素および/またはフィールドにおいてマスタセルグループに関する測定結果情報を報告すること、または、第1の情報要素とは異なる第2の情報要素において、セカンダリセルグループに関する測定結果を報告することを含みうる。
本方法は、SRB3が構成されている場合、SRB3を介してセカンダリセルグループに関する測定結果を報告することを含んでもよい。
本方法は、SRB3が構成されていない場合に、マスタセルグループを介した無線リソース制御メッセージにおいて、セカンダリセルグループに関する測定結果を報告することを含んでもよい。
第2の態様によれば、マスタノードの動作方法が提供され、そこでは、マスタノードはユーザ端末(UE)にサービスを提供しており、UEはマスタノードおよびセカンダリノードへのデュアルコネクティビティで動作しており、マスタノードは、マスタセルグループの一部である。本方法は、マスタセルグループに関する測定および/または報告コンフィグ情報のために利用可能な情報要素および/またはフィールドにおいて、測定および/または報告コンフィグを送信することを含む。
本方法は、SRB1を介したRRCReconfigurationメッセージ内で、直接、測定および/または報告コンフィグ情報を送信することを含みうる。
本方法は、UEから測定報告を受信することをさらに含みうる。
第3の態様によれば、セカンダリノードの動作方法が提供され、そこでは、セカンダリノードはユーザ端末(UE)にサービスを提供し、UEはセカンダリノードおよびマスタノードへのデュアルコネクティビティで動作し、セカンダリノードは、セカンダリセルグループの一部である。本方法は、セカンダリセルグループに関する測定および/または報告コンフィグ情報のために利用可能な情報要素および/またはフィールドにおいて、測定および/または報告構成を送信することを含む。
本方法は、SRB1を介したRRCReconfigurationメッセージ内に埋め込まれたRRCReconfigurationメッセージにおいて測定および/または報告コンフィグ情報を送信することを含みうる。
本方法は、SRB3を介してRRCReconfigurationメッセージ内の測定および/または報告コンフィグ情報を送信することを含みうる。
本方法は、UEから測定報告を受信することをさらに含みうる。
さらなる態様によれば、無線デバイスが提供され、その無線デバイスは、第1の態様による任意の方法のステップのいずれかを実行するように構成された処理回路と、その無線デバイスに電力を供給するように構成された電力供給回路とを含む。
さらなる態様によれば、ネットワークノード、例えば基地局、であって、第2または第3の態様による任意の方法のステップのいずれかを実行するように構成された処理回路と、そのネットワークノードに電力を供給するように構成された電力供給回路とを含んだ、ネットワークノードが提供される。
このように、NE-DCおよびNR-NR DCシナリオにおいて測定および測定ギャップをコンフィグするロバストな方法が開示される。
さらに、DCで動作するUEのための共有コンフィグパラメータを設定するロバストな方法が開示される。
具体的には、いくつかの実施形態においてここで開示される方法は、NR-DC測定を明確な方法で設定可能とするのに役立ち、実装を容易にし、MNおよびSNの両方が独立して測定をコンフィグすることを可能とし、また、UEが測定をコンフィグした正しいノードへ測定値を報告することを可能とする。
いくつかの実施形態では、本メカニズムは、SNに関連付けられた測定および報告コンフィグを変更/削除するようにMNが不注意にUEへ指示することがないことを確実にする(およびその逆)のに役立つ。
いくつかの実施形態では、本メカニズムは、UEが測定値を適切なノードに報告することを確実にするのに役立つ(すなわち、MNによって行われたコンフィグはトリガ条件が満たされたときのMNへの報告に繋がり、SNによって行われたコンフィグはトリガ条件が満たされたときのSNへの報告に繋がる)。
いくつかの実施形態では、本メカニズムは、MNまたはSNが、不注意に、UEの能力を超える測定/報告コンフィグを用いてUEを構成すること(これは再構成障害をもたらし、UEに接続を再確立させる可能性がある)がないことを確実にするのに役立つ。
いくつかの実施形態では、本メカニズムは、UEが測定/報告コンフィグを不正確に関連付けること(例えば、MNからの測定アイデンティティをSNからの報告構成と関連付けること)を防止することを確実にするのに役立つ。そうでなければ、UEは、ある測定対象を、それが関連付けられることが意図されていなかった報告コンフィグに関連付け、それによって、誤った時間/状況で測定を報告してしまいうる。受信ノード(MNまたはSN)は、適切な報告条件がなされたと誤って想定し、最適でない挙動(例えば、UEに最良の無線条件を有するサービングセルを有していなかったMNまたはSNにUEが接続される)、または最悪の場合には障害(およびその後のSCG障害または再確立)さえももたらしうる、ハンドオーバやセカンダリノードの変更/解放などの動作を開始しうる。同様に、実装に応じて、ネットワークが測定報告を受信して測定報告が自身の送信した構成に従わないことを発見した場合(例えば、報告に含まれる情報が、UEに送信されたコンフィグによらなかった場合)、ネットワークは、そのUEの接続を解放することになる可能性がある(これはUEに接続を再確立させることになる)。
第1のグループの実施形態によれば、無線デバイスによって実行される方法が提供され、無線デバイスは、第1のネットワークノードおよび第2のネットワークノードへのデュアルコネクティビティで動作し、第1のネットワークノードおよび第2のネットワークノードは両方ともNew Radio(NR)ノードであり、方法は以下を含む:
ネットワークから測定および/または報告コンフィグ情報を受信すること;
無線デバイスにおいて、受信された測定および/または報告コンフィグ情報に基づいて、受信された測定および/または報告コンフィグ情報が第1のネットワークノードに関連するか第2のネットワークノードに関連するかを判定すること;
受信された測定および/または報告コンフィグ情報が第1のネットワークノードに関連するか第2のネットワークノードに関連するかに関する判定に基づいて、測定を実行することおよび/または測定結果を報告すること。
本方法は、測定および/または報告コンフィグ情報がどのように受信されたかに基づいて、受信された測定および/または報告コンフィグ情報が第1のネットワークノードに関連するか第2のネットワークノードに関連するかを判定することを含みうる。
本方法は、測定および/または報告コンフィグ情報が、マスタノード・シグナリング無線ベアラ(SRB1)においてRRCReconfigurationメッセージ内で直接受信された場合、受信された測定および/または報告コンフィグ情報がマスタネットワークノードに関連すると判定することを含みうる。
本方法は、マスタネットワークノードからのRRCReconfigurationメッセージ内に埋め込まれたセカンダリネットワークノードからのRRCReconfigurationメッセージにおいて測定および/または報告コンフィグ情報が受信された場合、受信された測定および/または報告コンフィグ情報がセカンダリネットワークノードに関連すると判定することを含みうる。
本方法は、測定および/または報告コンフィグ情報が、セカンダリノード・シグナリング無線ベアラ(SRB3)においてRRCReconfigurationメッセージ内で直接受信された場合、受信された測定および/または報告コンフィグ情報がセカンダリネットワークノードに関連すると判定することを含みうる。
本方法は、受信された報告コンフィグ情報が第1のネットワークノードに関連するか第2のネットワークノードに関連するかの判定に基づいて、第1のネットワークノードまたは第2のネットワークノードのいずれかに測定結果を報告することを含みうる。
本方法は、セカンダリセルグループに関連付けられるべき測定アイデンティティ、測定対象アイデンティティ、および/または報告コンフィグのうちの1つまたは複数についての範囲を示すコンフィグ情報をネットワークから受信することを含みうる。
本方法は、受信された測定および/または報告コンフィグ情報に含まれる明示的情報に基づいて、受信された測定および/または報告コンフィグ情報が第1のネットワークノードに関連するか第2のネットワークノードに関連するかを判定することを含みうる。
本方法は、特定のアイデンティティが第1のネットワークノードと結び付けられているか第2のネットワークノードと結び付けられているかを示す情報を、受信された各測定および/または報告コンフィグにおいて受信することを含みうる。
本方法は、特定のアイデンティティがマスタセルグループに結び付けられているかセカンダリセルグループに結び付けられているかを示す情報を、受信された各測定および/または報告コンフィグにおいて受信することを含みうる。
特定のアイデンティティは、コンフィグフィールドにおいて参照されうる。
本方法は、測定および/または報告コンフィグがマスタセルグループに関連付けられているかセカンダリセルグループに関連付けられているかを示す情報を、受信された測定コンフィグにおいて受信することを含みうる。
受信された測定および/または報告コンフィグは次のうちの少なくとも1つを含みうる:
マスタセルグループに関する測定および/または報告コンフィグ情報を含んだ第1の情報要素および/またはフィールド;及び
セカンダリセルグループに関する測定および/または報告コンフィグ情報を含んだ第2の情報要素および/またはフィールド。
本方法は、第1の情報要素および/またはフィールドにおいてマスタセルグループに関する測定結果情報を報告することと、第1の情報要素とは異なる第2の情報要素においてセカンダリセルグループに関する測定結果を報告することとを含みうる。
本方法は、SRB3が構成されている場合に、SRB3においてセカンダリセルグループに関する測定結果を報告することを含みうる。
本方法は、SRB3が構成されていない場合に、マスタセルグループを介した無線リソース制御メッセージにおいて、セカンダリセルグループに関する測定結果を報告することを含みうる。
本方法はさらに以下を含みうる:
-ユーザデータを提供すること;及び
-基地局への送信を介して、ユーザデータをホストコンピュータへ転送すること。
第2のグループの実施形態によれば、第1のネットワークノードによって実行される方法が提供され、第1のネットワークノードはユーザ端末(UE)にサービスを提供しており、UEは第1のネットワークノードと第2のネットワークノードとのデュアルコネクティビティで動作しており、この方法は以下を含む:
-UEの測定/報告コンフィグが一貫性を有するように、第2のネットワークノードと調整すること。
本方法では、UEにおける一貫した測定/報告コンフィグが、測定アイデンティティ、測定対象アイデンティティ、および/または報告コンフィグアイデンティティのうちの1つまたは複数をコンフィグするときに、第1のネットワークノードおよび第2のネットワークノードが異なるアイデンティティを使用することを意味しうる。
第1のネットワークノードはマスタノードであってもよく、第2のノードは第2のノードであってもよく、方法は以下を含む:
第2のノードがコンフィグすることができる測定アイデンティティの範囲を、第2のネットワークノードに伝達すること。
第1のネットワークノードはセカンダリノードであってもよく、第2のネットワークノードはマスタノードであってもよく、この方法は以下を含む:
第1のノードがコンフィグすることができる測定アイデンティティの範囲を示す通信を、第2のネットワークノードから受信する。
第1のネットワークノードと第2のネットワークノードは、両方ともNew Radio(NR)ノードでありうる。
第2のグループの別の実施形態によれば、ネットワークノードの動作方法が提供される:
ユーザ端末(UE)へ測定および/または報告コンフィグ情報を送信すること、ここで、UEは第1のネットワークノードおよび第2のネットワークノードへのデュアルコネクティビティを用いて動作し、第1のネットワークノードおよび第2のネットワークノードは、両方ともNew Radio(NR)ノードであり;
ここで、測定および/または報告コンフィグ情報は、測定および/または報告コンフィグ情報が第1のネットワークノードに関連するか第2のネットワークノードに関連するかを明示的に示す。
本方法は、特定のアイデンティティが第1のネットワークノードと結び付けられているか第2のネットワークノードと結び付けられているかを示す情報を、送信される各測定/報告コンフィグにおいて送信することを含みうる。
本方法は、特定のアイデンティティがマスタセルグループに結び付けられているかセカンダリセルグループに結び付けられているかを示す情報を、送信される各測定/報告コンフィグにおいて送信することを含みうる。
この特定のアイデンティティは、コンフィグフィールドにおいて参照されうる。
本方法は、測定コンフィグがマスタセルに関連付けられているかセカンダリセルグループに関連付けられているかを示す情報を、送信される測定コンフィグのそれぞれにおいて送信することを含みうる。
第2のグループの別の実施形態によれば、第1のネットワークノードの動作方法が提供され、第1のネットワークノードはユーザ端末(UE)にサービスを提供し、UEは第1のネットワークノードと第2のネットワークノードとのデュアルコネクティビティで動作し、第1のネットワークノードはマスタセルグループの一部であり、方法は以下を含む:
-マスタセルグループに関連する測定および/または報告コンフィグ情報のために利用可能な情報要素および/またはフィールドにおいて、測定および/または報告コンフィグを送信すること。
第2のグループの別の実施形態によれば、第1のネットワークノードの動作方法が提供され、第1のネットワークノードはユーザ端末(UE)にサービスを提供しており、UEは第1のネットワークノードおよび第2のネットワークノードへのデュアルコネクティビティで動作しており、第1のネットワークノードはセカンダリセルグループの一部であり、方法は以下を含む:
セカンダリセルグループに関連する測定および/または報告コンフィグ情報のために利用可能な情報要素および/またはフィールドにおいて、測定および/または報告コンフィグを送信すること。
第2のグループの実施形態の方法はさらに、以下を含んでもよい:
-ユーザデータを取得すること;及び
-ユーザデータをホストコンピュータまたは無線デバイスに転送すること。
第3のグループの実施形態によれば、無線デバイスが提供され、無線デバイスは以下を含む:
-第1のグループの実施形態のいずれかのステップのいずれかを実行するように構成された処理回路;及び
-無線デバイスに電力を供給するように構成された電力供給回路。
第3のグループの別の実施形態によれば、ネットワークノード、例えば基地局が提供され、ネットワークノードは、以下を有する:
-第2のグループの実施形態のいずれかのステップのいずれかを実行するように構成された処理回路;及び
-ネットワークノードに電力を供給するように構成された電力供給回路。
第3のグループの別の実施形態によれば、ユーザ端末(UE)が提供され、UEは以下を有する:
-無線信号を送受信するように構成されたアンテナ;
-アンテナおよび処理回路に接続され、アンテナと処理回路との間で通信される信号を調整するように構成された無線フロントエンド回路;
-第1のグループの実施形態のいずれかのステップのいずれかを実行するように構成された処理回路;
-処理回路に接続され、UEへの情報の入力が処理回路によって処理されることを可能にするように構成された入力インタフェース;
-処理回路に接続され、処理回路によって処理されたUEから情報を出力するように構成された出力インタフェース;及び
-処理回路に接続され、UEに電力を供給するように構成されたバッテリ。
第3のグループの別の実施形態によれば、以下を含んだホストコンピュータを含む通信システムが提供される:
-ユーザデータを提供するように構成された処理回路;及び
-ユーザ端末(UE)への送信のために、ユーザデータをセルラネットワークに転送するように構成された通信インタフェース、
-ここで、セルラネットワークは、無線インタフェースおよび処理回路を有する基地局を含み、基地局の処理回路は、第2のグループの実施形態のいずれかのステップのいずれかを実行するように構成される。
通信システムは、基地局をさらに含みうる。
通信システムは、UEをさらに含んでもよく、UEは、基地局と通信するように構成される。
通信システムでは:
-ホストコンピュータの処理回路が、ホストアプリケーションを実行し、それによってユーザデータを提供するように構成されてもよい;及び
-UEは、ホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行するように構成された処理回路を有しうる。
第3のグループの別の実施形態によれば、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ端末(UE)とを含む通信システムにおいて実行される方法が提供され、方法は以下を含む:
-ホストコンピュータにおいて、ユーザデータを提供すること;及び
-ホストコンピュータにおいて、基地局を含むセルラネットワークを介してUEにユーザデータを搬送する送信を開始し、基地局は、第2のグループの実施形態のいずれかのステップのいずれかを実行する。
本方法は、基地局において、ユーザデータを送信することをさらに含みうる。
ユーザデータは、ホストコンピュータにおいてホストアプリケーションを実行することによって提供されてもよく、本方法は、UEにおいて、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行することをさらに含む。
第3のグループの別の実施形態によれば、基地局と通信するように構成されたユーザ端末(UE)が提供され、UEは、無線インタフェースと、上述の方法を実行するように構成された処理回路とを有する。
第3のグループの別の実施形態によれば、以下を有するホストコンピュータを含む通信システムが提供される:
-ユーザデータを提供するように構成された処理回路;及び
-ユーザ端末(UE)への送信のために、ユーザデータをセルラネットワークに転送するように構成された通信インタフェース、
-ここで、UEは、無線インタフェースおよび処理回路を有し、UEの構成要素は第1のグループの実施形態のいずれかのステップのいずれかを実行するように構成される。
セルラネットワークは、UEと通信するように構成された基地局をさらに含んでもよい。
通信システムでは:
-ホストコンピュータの処理回路が、ホストアプリケーションを実行して、それによってユーザデータを提供するように構成されうる;及び
-UEの処理回路は、ホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行するように構成されうる。
第3のグループの別の実施形態によれば、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ端末(UE)とを含む通信システムにおいて実行される方法が提供され、方法は以下を含む:
-ホストコンピュータにおいて、ユーザデータを提供すること;及び
-ホストコンピュータにおいて、基地局を含んだセルラネットワークを介してUEへユーザデータを搬送する送信を開始し、UEは、第1のグループの実施形態のいずれかのステップのいずれかを実行する。
本方法は、UEにおいて、基地局からユーザデータを受信することをさらに含みうる。
第3のグループの別の実施形態によれば、以下を有するホストコンピュータを含んだ通信システムが提供される:
-ユーザ端末(UE)から基地局への送信から発信されるユーザデータを受信するように構成された通信インタフェース、
-ここで、UEは無線インタフェース及び処理回路を含み、UEの処理回路は、第1のグループの実施形態のいずれかのステップのいずれかを実行するように構成される。
通信システムは、UEをさらに含みうる。
通信システムは基地局をさらに含んでもよく、基地局は、UEと通信するように構成された無線インタフェースと、UEから基地局への送信によって運ばれるユーザデータをホストコンピュータへ転送するように構成された通信インタフェースとを含む。
通信システムでは:
-ホストコンピュータの処理回路は、ホストアプリケーションを実行するように構成されうる;及び
-UEの処理回路は、ホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行し、それによってユーザデータを提供するように構成されうる。
通信システムでは:
-ホストコンピュータの処理回路は、ホストアプリケーションを実行し、それによって要求データを提供するように構成されてもよい;及び
-UEの処理回路は、ホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行し、それによって要求データに応答してユーザデータを提供するように構成されうる。
第3のグループの別の実施形態によれば、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ端末(UE)とを含む通信システムにおいて実行される方法が提供され、方法は以下を含む:
-ホストコンピュータにおいて、UEから基地局へ送信されたユーザデータを受信すること、ここで、UEは、第1のグループの実施形態のいずれかのステップのいずれかを実行する。
本方法は、UEにおいてユーザデータを基地局に提供することをさらに含みうる。
本方法はさらに以下を含みうる:
-UEにおいて、クライアントアプリケーションを実行し、それによって送信されるべきユーザデータを提供すること;及び
-ホストコンピュータにおいて、クライアントアプリケーションに関連付けられたホストアプリケーションを実行すること。
本方法はさらに以下を含みうる:
-UEにおいて、クライアントアプリケーションを実行すること;及び
-UEにおいて、クライアントアプリケーションへの入力データを受信すること、ここで、クライアントアプリケーションに関連付けられたホストアプリケーションを実行することによって、入力データがホストコンピュータにおいて提供され、
-ここで、送信されるべきユーザデータは、入力データに応答してクライアントアプリケーションによって提供される。
第3のグループの別の実施形態によれば、ユーザ端末(UE)から基地局への送信から生じるユーザデータを受信するように構成された通信インタフェースを有するホストコンピュータを含んだ通信システムが提供され、ここで、基地局は無線インタフェースおよび処理回路を有し、基地局の処理回路は第2のグループの実施形態のいずれかのステップのいずれかを実行するように構成される。
通信システムは、基地局をさらに含みうる。
通信システムはUEをさらに含んでもよく、UEは、基地局と通信するように構成される。
通信システムでは:
-ホストコンピュータの処理回路が、ホストアプリケーションを実行するように構成されうる;
-UEは、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行し、それによってホストコンピュータによって受信されるべきユーザデータを提供するように構成されうる。
第3のグループの別の実施形態によれば、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ端末(UE)とを含む通信システムにおいて実行される方法が提供され、方法は以下を含む:
-ホストコンピュータにおいて、基地局から、基地局がUEから受信した送信に由来するユーザデータを受信し、UEは、第1のグループの実施形態のいずれかのステップのいずれかを実行する。
本方法は、基地局において、UEからユーザデータを受信することをさらに含みうる。
本方法は、基地局において、受信したユーザデータのホストコンピュータへの送信を開始することをさらに含みうる。
本発明をより良く理解し、それをどのように実行に移すことができるかを示すために、例として、添付の図面を参照する。
図1は、無線ネットワークにおけるデュアルコネクティビティを示す図である。 図2は、タイト・インタワーキングのためのユーザプレーンアーキテクチャを示す図である。 図3は、タイト・インタワーキングのための制御プレーンアーキテクチャを示す図である。 図4は、無線デバイスにおいて実行される方法を示すフローチャートである。 図5は、ネットワークノードにおいて実行される方法を示すフローチャートである。 図6は、いくつかの実施形態による無線ネットワークを示す図である。 図7は、いくつかの実施形態によるユーザ端末を示す図である。 図8は、いくつかの実施形態による仮想化環境を示す図である。 図9は、いくつかの実施形態による、中間ネットワークを介した電気通信ネットワークのホストコンピュータへの接続を示す図である。 図10は、いくつかの実施形態による、基地局を介して、部分的に無線接続を介してユーザ機器と通信するホストコンピュータを示す図である。 図11は、いくつかの実施形態による、ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ端末を含んだ通信システムにおいて実行される方法を示す図である。 図12は、いくつかの実施形態による、ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ端末を含んだ通信システムにおいて実行される方法を示す図である。 図13は、いくつかの実施形態による、ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ端末を含んだ通信システムにおいて実行される方法を示す図である。 図14は、いくつかの実施形態による、ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ端末を含んだ通信システムにおいて実行される方法を示す図である。 図15は、いくつかの実施形態による仮想化装置を示す図である。
一般に、ここで使用されるすべての用語は、異なる意味が明確に与えられ及び/又はそれが使用される文脈から暗示されない限り、関連する技術分野におけるそれらの通常の意味に従って解釈されるべきである。a/an/the要素、装置、構成要素、手段、ステップなどへの言及はすべて、特に明記しない限り、要素、装置、構成要素、手段、ステップなどの少なくとも1つのインスタンスを指すものとして開放的に解釈されるべきである。ここで開示される任意の方法のステップは、ステップが別のステップの後または前として明示的に記載されていない限り、および/または、ステップが別のステップの後または前になければならないことが暗に示されない限り、開示される正確な順序で実行される必要はない。ここに開示される実施形態のいずれかの任意の特徴は、適切な場合には任意の他の実施形態に適用されてもよい。同様に、任意の実施形態の任意の利点は任意の他の実施形態に適用することができ、その逆も同様である。添付の実施形態の他の目的、特徴、および利点は、以下の説明から明らかになるであろう。
ここでは、NR-DCにおける測定コンフィグおよび報告を明確にするための方法が開示される。
以下でより詳細に説明するように、いくつかのメカニズムが提案され、そのうちのいくつかはUEに関連し、いくつかはネットワークに関連する。
UE関連メカニズムの中には、黙示的なメカニズム(ネットワークからの明示的シグナリングが必要とされない)と、(ネットワークからの新しい明示的シグナリングが必要とされる)明示的メカニズムとがある。
1つの黙示的なメカニズムは、測定および/または報告コンフィグがどのように受信されるか(例えば、SRB1、SRB1内に埋め込まれる、SRB3など)に基づいて、測定および/または報告コンフィグのMNまたはSNへの関連付けを区別し、この情報をUE測定変数に格納する、UEにおけるメカニズムである。そして、UEは、この情報を使用して、測定がトリガされたときに、測定結果を適切なノードに報告する。
1つの明示的なメカニズムでは現在の測定および/または報告コンフィグのフィールドおよび/またはIEおよび/またはUEパラメータが再使用されるが、MNに関連する測定/報告関連アイデンティティ(例えば、測定アイデンティティおよび/または測定対象アイデンティティおよび/または報告コンフィグアイデンティティなど)の範囲と、SNに関連するそれらとを、UEに通信するために、新しいIEが使用される。
別の明示的なメカニズムでは、新しいIEおよび/またはフィールドが、既存の測定コンフィグのフィールドおよび/またはIEおよび/またはUEパラメータに導入され、測定および/または報告コンフィグがMNに結び付けられているかSNに結び付けられているかを区別する。
別の明示的なメカニズムでは、新しいIEおよび/またはフィールドおよび/またはUEパラメータが、SCG測定および報告コンフィグに関連する測定コンフィグおよび報告情報を格納するために導入される。
ネットワーク関連メカニズムは、MNに関連付けられたアイデンティティがSNに関連付けられると誤解されること(及びその逆)がないことを確実にするために、MNおよびSNにおいて使用されるべき測定関連アイデンティティ(例えば、測定アイデンティティ、測定対象アイデンティティ、または報告コンフィグアイデンティティなど)を調整するために、(例えば、MNとSNとの間のノード間メッセージにおいて)新しいIEを導入することを含む。
ここで企図される実施形態のいくつかをより完全に説明する。しかしながら、他の実施形態が、ここに開示された主題の範囲内に含まれ、開示された主題はここに記載された実施形態のみに限定されると解釈されるべきではなく、むしろ、これらの実施形態は主題の範囲を当業者に伝えるために例として提供される。
注釈:
以下では、用語MNおよびMCGは互換的に使用され、用語SNおよびSCGは互換的に使用される。
実施形態a:
単一の測定コンフィグ/報告フィールド(例えば、measConfig)が、エアインタフェースを介してシグナリングされ、(スタンドアロンNRにおけるように)UEによってMCGおよびSCGの測定コンフィグを処理するために共同で使用される。UEは、測定コンフィグがどのように受信されるかに応じて、測定/報告コンフィグがMCGに関連するかSCGに関連するかを判定する。具体的には:
1.コンフィグレーションがSRB1を介して(すなわち、RRCReconfigurationメッセージ内で直接)受信された場合、コンフィグレーションはMNに関連する
2.コンフィグレーションがSRB1内に埋め込まれて(すなわち、SNからのRRCReconfigurationメッセージを含むMNからのRRCReconfigurationメッセージにおいて)受信された場合、またはコンフィグレーションがSRB3を介して受信された場合、コンフィグレーションはSNに関連付けられる
UEは、UE測定コンフィグパラメータ(例えば、varMeasConfig、varMeasReportList)内のIEに、この情報(すなわち、コンフィグがMNに関連付けられているかSNに関連付けられているか)を含め、この情報は測定トリガ条件が満たされるときに、測定値がどこ(すなわち、MNまたはSN)に報告されるべきかを決定するために使用される。
MNとSNとの間の調整は、UEを一貫した測定コンフィグで構成することを可能にする(例えば、同じ測定アイデンティティが再使用されない)。これは、実装を介して(例えば、SNは自身が使うことができるアイデンティティで事前設定される)、または、ノード間メッセージを介して動的に(例えば、SNが設定できる測定アイデンティティの範囲がCG-ConfigInfoノード間メッセージを介してSNに通信される)、行われうる。
図4は、実施形態aに従ってUEによって実行される方法を示すフローチャートである。
具体的には、図4は、無線デバイスによって実行される方法を示し、ここで、無線デバイスはマスタノードおよびセカンダリノードへのデュアルコネクティビティで動作し、マスタノードおよびセカンダリノードは両方ともNew Radio(NR)ノードである。
ステップ402において、無線デバイスは、ネットワークから測定および/または報告コンフィグ情報を受信する。
ステップ404において、無線デバイスは、受信された測定および/または報告コンフィグ情報に基づいて、受信された測定および/または報告コンフィグ情報がマスタセルグループに関連するかセカンダリセルグループに関連するかを判定する。
受信された測定および/または報告コンフィグ情報がマスタセルグループに関連するかセカンダリセルグループに関連するかを判定することは、以下を含みうる:
測定および/または報告コンフィグ情報がSRB1を介して受信されたRRCReconfigurationメッセージ内で直接受信された場合、受信された測定および/または報告コンフィグ情報がマスタセルグループに関連すると判定すること、または、
測定および/または報告コンフィグ情報がSRB3を介して受信されたRRCReconfigurationメッセージ内で直接受信された場合、または代替的に、測定および/または報告コンフィグ情報がSRB1を介して受信されたRRCReconfigurationメッセージ内に埋め込まれたRRCReconfigurationメッセージにおいて受信された場合、受信された測定および/または報告コンフィグ情報がセカンダリセルグループに関連すると判定すること。
ステップ406において、方法は、続けて、受信された測定および/または報告コンフィグ情報がマスタセルグループに関連するかセカンダリセルグループに関連するかに関する判定に基づいて、無線デバイスが測定を実行しおよび/または測定結果を報告する。
図5は、実施形態aによるネットワークノードによって実行される方法を示す。
ネットワークノードがマスタノードとして動作している場合、ステップ502において、ネットワークノードは、マスタセルグループに関する測定および/または報告コンフィグ情報のために利用可能な情報要素および/またはフィールドにおいて、測定および/または報告コンフィグを送信する。例えば、SRB1を介してRRCReconfigurationメッセージ内で直接マスタセルグループに関する測定及び/又は報告コンフィグ情報を送信しうる。
代替的に、ネットワークノードがセカンダリノードとして動作している場合、ステップ504において、ネットワークノードは、セカンダリセルグループに関連する測定および/または報告コンフィグ情報のために利用可能な情報要素および/またはフィールドにおいて、測定および/または報告コンフィグを送信する。例えば、ネットワークノードは、SRB3を介してRRCReconfigurationメッセージ内で直接、セカンダリセルグループに関連する測定および/または報告コンフィグ情報を送信してもよく、あるいは、SRB1を介してRRCReconfigurationメッセージ内に埋め込まれたRRCReconfigurationメッセージ内で測定および/または報告コンフィグ情報を送信しうる。
実施形態b:
実施形態aにおけるように、エアインタフェースを介してシグナリングされ、UEによってMCGおよびSCGの測定コンフィグを処理するために共同で使用される単一の測定コンフィグ/報告フィールド(例えば、measConfig)がある。しかしながら、実施形態aとは異なり、ネットワークは、また、コンフィグフィールドで参照されるアイデンティティがMCGに結び付けられているかSCGに結び付けられているかを、測定コンフィグ(例えば、measIdフィールド)ごとにシグナリングする。このために、新しいフィールド/IEが、この情報をシグナリングするために必要とされる。
実施形態c:
実施形態aおよび実施形態bにおけるように、エアインタフェースを介してシグナリングされ、UEによってMCGおよびSCGの測定コンフィグを処理するために共同で使用される単一の測定コンフィグ/報告フィールド(例えば、measConfig)がある。しかしながら、この場合、ネットワークは、測定コンフィグがどのセルグループに関連付けられているかを明示的に示す。
実施形態d:
測定コンフィグ/報告フィールドおよびUE変数-両方ともエアインタフェースを介してシグナリングされ、UEに格納される、例えばmeasConfigおよびvarMeasConfig-が、MCGおよびSCGについて別々に定義される。これは、測定アイデンティティが独立して使用されうることをも意味する。この場合、例えば、MeasConfig、VarMeasConfig、及びReportingConfig情報要素(IE)は必ずしも変更される必要はないが、SCGのための対応するIE(MeasConfig-SCG、VarMeasConfig-SCGなど)が定義される。
実装例
実施形態の様々な実装例が与えられる。38.331の現在の手順が再使用される場所によっては、簡潔にするために、<<skipped parts>>を使用してそのように示されている。
実施形態a
MCGおよびSCGの測定/報告コンフィグの黙示的な処理(実装オプション1)
UEの態様
varMeasConfig IEは、設定がMNに関連付けられているかSNに関連付けられているかを区別するためのフィールドが含まれるように拡張される。
Figure 2022504658000032
Figure 2022504658000033
VarMeasConfigフィールドの説明
cellGroup
この測定コンフィグを設定したセルグループに設定される。値0がMCGを示し、一方で値1がSCGを示す。
注釈:上述では、quantityConfig及びs-MeasureConfigがセルグループごとである。しかしながら、いくつかの部分実施形態では、そのいずれか又は両方をセルグループ間で共有する(すなわち、CellGroupMeasConfigの配下より、直接VarMeasConfig-r15xy IEの配下とする)ことが可能である。
実施形態aに必要とされる手続き上の変更は、以下の実施例に示される:
測定コンフィグ
測定アイデンティティの追加/変更
ネットワークは、以下の手順を適用する:
-対応する測定対象、対応する報告コンフィグ、および対応する数量コンフィグが設定されている場合にのみ、measIdを設定する。
UEは以下のようにしなければならない:
1> 受信したmeasIdToAddModListに含まれるmeasIdごとに:
2> 一致するmeasIdを持つエントリが(各cellGroupMeasConfig内の)VarMeasConfig内のmeasIdListに存在する場合:
3> エントリをこのmeasIdに対して受信した値に置き換える;
2> そうでない場合:
3> この手順をトリガした測定コンフィグがSRB1で受信された場合:
4> 0に等しいcellGroupを有するvarMeasConfigにcellGroupMeasConfigがない場合
5> varMeasConfigに新しいcellGroupMeasConfigエントリを追加し、cellGroupを0に設定する;
4> cellGroup値が0のcellGroupMeasConfigのVarMeasConfig内に、このmeasIdに対する新しいエントリを追加する;
3> それ以外の場合に、この手順をトリガした測定コンフィグがSRB3において又はSRB1に組み込まれたSCGのRRCReconfigurationメッセージで受信された場合:
4> 1に等しいcellGroupを有するvarMeasConfigに、cellGroupMeasConfigがない場合
5> varMeasConfigに新しいcellGroupMeasConfigエントリを追加し、cellGroupを1に設定する;
4> cellGroup値が1のcellGroupMeasConfigのVarMeasConfig内に、このmeasIdに対する新しいエントリを追加する;
2> 含まれている場合は、このmeasIdに対する測定報告エントリをVarMeasReportListから削除する;
2> 定期報告タイマを停止し、このmeasIdに対する関連情報(例えばtimeToTrigger)をリセットする。
2> このmeasIdに関連付けられたreportConfigにおいて、reportTypeがreportCGIに設定されている場合;
3> このmeasIdに関連付けられているmeasObjectがE-UTRAに関する場合:
4> このmeasIdに対してX秒に設定されたタイマ値を有するタイマT321を開始;
3> このmeasIdに関連付けられているmeasObjectがNRに関する場合:
4> このmeasIdのタイマ値をY秒に設定したタイマT321を開始する;
測定対象の追加/変更
UEは以下のようにしなければならない:
1> 受信したmeasObjectToAddModListに含まれるmeasObjectIdのそれぞれに対して:
2> 一致するmeasObjectIdを持つエントリがVarMeasConfig内のmeasObjectListに存在する場合、(各cellGroupMeasConfig内の)このエントリに対して:
<<skipped parts>>
2> それ以外の場合:
3> この手順をトリガした測定コンフィグがSRB1で受信された場合:
4> 0に等しいcellGroupを持つvarMeasConfigにcellGroupMeasConfigがない場合
5> varMeasConfigに新しいcellGroupMeasConfigエントリを追加し、cellGroupを0に設定する;
4> cellGroup値が0のcellGroupMeasConfigのVarMeasConfig内のmeasObjectListに、受信したmeasObjectの新しいエントリを追加する;
3 それ以外の場合に、この手順をトリガした測定コンフィグがSRB3において又はSRB1に組み込まれたSCGのRRCReconfigurationメッセージにおいて、受信された場合:
4> 1に等しいcellGroupを伴うvarMeasConfigにcellGroupMeasConfigがない場合
5> varMeasConfigに新しいcellGroupMeasConfigエントリを追加し、cellGroupを1に設定する;
4> cellGroup値が1のcellGroupMeasConfigのVarMeasConfig内のmeasObjectListに、受信したmeasObjectに対する新しいエントリを追加する;
5.5.2.7 報告コンフィグの追加/変更
UEは以下のようにしなければならない:
1> 受信したreportConfigToAddModListに含まれるreportConfigIdのそれぞれに対して:
2> 一致するreportConfigIdを持つエントリがVarMeasConfig内のreportConfigListに存在する場合、このエントリに対して:
3> このreportConfigのために受信した値でエントリを再構成する;
3> VarMeasConfig内のmeasIdListに含まれるこのreportConfigIdに関連付けられているmeasId(存在する場合)のそれぞれに対して:
4> 含まれている場合は、このmeasIdに対する測定報告エントリをVarMeasReportListから削除する;
4> 定期報告タイマを停止し、このmeasIdに対する関連情報(例えば、timeToTrigger)をリセットする;
2> そうでない場合:
3> この手順をトリガした測定コンフィグがSRB1で受信された場合:
4> 0に等しいcellGroupを持つvarMeasConfigにcellGroupMeasConfigがない場合
5> varMeasConfigに新しいcellGroupMeasConfigエントリを追加し、cellGroupを0に設定する;
4> cellGroup値が0のcellGroupMeasConfigのVarMeasConfig内のreportConfigListに、受信したreportConfigに対する新しいエントリを追加する;
3> それ以外の場合に、この手順をトリガした測定コンフィグがSRB3において又はSRB1に組み込まれたSCGのRRCReconfigurationメッセージにおいて、受信された場合:
4> 1に等しいcellGroupを持つvarMeasConfigにcellGroupMeasConfigがない場合
5> varMeasConfigに新しいcellGroupMeasConfigエントリを追加し、cellGroupを1に設定する;
4> cellGroup値が1のcellGroupMeasConfigのVarMeasConfig内のreportConfigListに、受信したreportConfigの新しいエントリを追加する;
測定報告
一般
<<skipped parts>>
1> UEがEN-DCで構成されている場合:
2> SRB3が設定されている場合:
3> MeasurementReportメッセージを、SRB3を介して、送信のために下位レイヤに提示し、その後、手順は終了する;
2> そうでない場合:
3> TS36.331に規定されているように、E-UTRAのRRCメッセージULInformationTransferMRDCに埋め込まれたEUTRA MCGを介して、MeasurementReportメッセージを提示する。
1> そうでない場合に、MeasurementReportメッセージに含まれるmeasResultのmeasIDがSCGに関連付けられている場合:
2> SRB3が設定されている場合:
3> MeasurementReportメッセージを、SRB3を介して、送信のために下位レイヤに提示し、その後、手順は終了する;
2> そうでない場合:
3> RRCメッセージULInformationTransferMRDCに埋め込まれたMCGを介してMeasurementReportメッセージを提示する。
1> そうでない場合:
2> MeasurementReportメッセージを下位レイヤに送信し、その後、手順は終了する。
注釈:UEは、measIDがvarMeasConfigにおいてどのセルグループに属するかに基づいて、measIDがMCGに関連付けられているかSCGに関連付けられているかを判定する。
ネットワーク態様
MNとSNとの間の調整は、UEが一貫した測定コンフィグで構成されることを可能にする(例えば、同じ測定アイデンティティが再使用されない)。これは、実装を介して(例えば、SNは自身が使うことができるアイデンティティで事前に設定されている)、又は、ノード間メッセージを介して動的に(例えば、SNが設定できる測定アイデンティティの範囲がCG-ConfigInfoノード間メッセージを介してSNに通信される)、行われうる。
実装を介して:
この場合、ノード間メッセージは必要とされず、MNおよびSNは、それらがどの測定アイデンティティを使用することができるかを用いて事前に設定されうる。測定対象およびreportingConfigurationsに関しては、同じ原理を維持することができる。しかし、MNおよびSNが同じ測定対象および報告コンフィグを共有することができる可能性がある(1つの測定対象または報告コンフィグがいくつかの測定コンフィグで関連付けられることが可能である(measIdToAddModList IEを参照されたい)ため)。しかし、ここでは、MNによって設定された測定対象または報告コンフィグがMNに通知することなく、SNによって変更されないこと、またはその逆になることに注意すべきである。
ノード間メッセージを介して:
ここでは、このような協調をサポートするためにノード間メッセージがどのように強化されるかを説明する:
Figure 2022504658000034
Figure 2022504658000035
Figure 2022504658000036
Figure 2022504658000037
Figure 2022504658000038
Figure 2022504658000039
measIdIndexRangeSCGは、SNに、lowBound値とupBound値との間にある測定アイデンティティを設定することができることを伝え、それによって、MNおよびSNが、同じアイデンティティを有する測定を決して設定しないことを確実にする。
measObjectIdIndexRangeSCGは、SNに、lowBound値とupBound値との間にある測定対象アイデンティティを設定することができることを伝え、それによって、MNおよびSNが、同じアイデンティティを有する測定対象を決して設定しないことを確実にする。
reportConfigIdIndexRangeSCGは、SNに、lowBound値とupBound値の間にある報告コンフィグIDを構成できることを伝え、それによって、MNおよびSNが、同じアイデンティティで測定を決して設定しないことを確実にする。
なお、上述したように、セルグループ間で測定対象及び報告コンフィグを再利用することが可能である。これをサポートするために、CG-ConfigInfo(および、SNからMNに送信されるCG-Config)を拡張して、(最初にそれらを設定されたとき、または最初に設定したノードまたは他のノードによって変更されたときに)ノード間でこれらの設定を交換可能とすることができる。
注釈: 上記では、measId、measObject、およびreportConfigはすべて、measIdIndexRangeSCG、measObjectIDIndexRangeSCG、およびreportConfigIdIndexRangeSCGをそれぞれ介してMNとSNとの間で調整される。しかしながら、いくつかの部分的な実施形態では、(たとえば、測定コンフィグが、同じメッセージにおいてmeasID、measObject、およびreportingConfigを互いに適切に関連付けて有するmeasConfigを常に送信する場合)これらのうちの1つまたは2つだけが調整を必要としてもよく、したがってノード間メッセージで使用される。
実施形態a
MCGおよびSCGの測定/報告コンフィグの黙示的な処理(実装オプション2)
varMeasConfig IEは、設定がMNに関連付けられているかSNに関連付けられているかを区別するためのフィールドを含むように拡張される。
Figure 2022504658000040
Figure 2022504658000041
Figure 2022504658000042
実施形態aに必要とされる手続き上の変更は、以下の例において説明される:
注釈: 上記では、measId、measObject、およびreportConfigについてのSCGの範囲は、それぞれscgMeasIdList、scgMeasObjectIdList、およびscgReportConfigIdListを介して、UEに全て示される。しかしながら、いくつかの部分的な実施形態では、(例えば、設定コンフィグが、measID、measObject、およびreportingConfigを同じメッセージにおいて互いに適切に関連付けて有するmeasconfigを、常に送信する場合)これらのうちの1つまたは2つのみが示される必要がありうる。
測定コンフィグ
測定アイデンティティの追加/変更
ネットワークは、以下の手順を適用する:
-対応する測定対象、対応する報告コンフィグ、および対応する数量コンフィグが設定されている場合にのみ、measIdを設定する。
UEは以下のようにしなければならない:
1> 受信したmeasIdToAddModListに含まれるmeasIdのそれぞれに対して:
2> 一致するmeasIdを持つエントリがVarMeasConfig内のmeasIdListに存在する場合:
3> このmeasIdに対して受信した値でエントリを置き換える;
2> そうでない場合:
3> VarMeasConfig内にこのmeasIdのための新しいエントリを追加する;
3> この手順をトリガした測定コンフィグがSRB3において又はSRB1に組み込まれたSCGのRRCReconfigurationメッセージにおいて、受信された場合:
5> varMeasConfig内のscgMeasIdListに、measIdを追加;
2> 含まれている場合は、このmeasIdに対する測定報告エントリをVarMeasReportListから削除する;
2> 定期報告タイマを停止し、このmeasIdに対する関連情報(例えば、timeToTrigger)をリセットする。
2> このmeasIdに関連付けられたreportConfigにおいて、reportTypeがreportCGIに設定されている場合;
3> このmeasIdに関連付けられているmeasObjectがE-UTRAに関する場合:
4> このmeasIdに対してX秒に設定されたタイマ値を有するタイマT321を開始する;
3> このmeasIdに関連付けられたmeasObjectがNRに関する場合:
4> このmeasIdのタイマ値をY秒に設定したタイマーT321を開始する;
測定対象の追加/変更
UEは以下のようにしなければならない:
1> 受信したmeasObjectToAddModListに含まれるmeasObjectIdのそれぞれに対して:
2> このエントリのmeasObjectIdが一致するエントリがVarMeasConfig内のmeasObjectListに存在する場合:
<<skipped parts>>
2> そうでない場合:
3> 受信したmeasObjectに対する新しいエントリを、VarMeasConfig内のmeasObjectListに追加する;
3> この手順をトリガした測定コンフィグがSRB3において又はSRB1に組み込まれたSCGのRRCReconfigurationメッセージにおいて、受信された場合:
5> varMeasConfig内のscgMeasObjectIdListにmeasObjectIdを追加する;
報告コンフィグの追加/変更
UEは以下のようにしなければならない:
1> 受信したreportConfigToAddModListに含まれるreportConfigIdのそれぞれに対して:
2> 一致するreportConfigIdを持つエントリがVarMeasConfig内のreportConfigListに存在する場合、このエントリに対して:
3> reportConfigに対して受信した値でエントリを再構成する;
3> VarMeasConfig内のmeasIdListに含まれるこのreportConfigIdに関連付けられているmeasId(存在する場合)のそれぞれに対して:
4> 含まれている場合は、このmeasIdに対する測定報告エントリを、VarMeasReportListから削除する;
4> 定期報告タイマを停止し、このmeasIdに対する関連情報(例えば、timeToTrigger)をリセットする;
2> そうでない場合:
3> 受信したreportConfigに対する新しいエントリを、VarMeasConfig内のreportConfigListに追加する。
3> この手順をトリガした測定コンフィグがSRB3において又はSRB1に組み込まれたSCGのRRCReconfigurationメッセージにおいて、受信された場合:
5> varMeasConfig内のscgReportConfigIdListにreportConfigIdを追加する;
測定報告
一般
<<skipped parts>>
1> UEがEN-DCで構成されている場合:
2> SRB3が設定されている場合:
3> MeasurementReportメッセージを、SRB3を介して、送信のために下位レイヤに提示し、その後、手順は終了する;
2> それ以外の場合:
3> TS36.331に規定されているE-UTRAのRRCメッセージULInformationTransferMRDCに埋め込まれたEUTRA MCGを介して、MeasurementReportメッセージを提示する。
1> それ以外の場合に、MeasurementReportメッセージに含まれるmeasResultのmeasIDがSCGに関連付けられている(すなわち、varMeasConfigのscgMeasIdListにmeasIDが含まれている)場合:
2> SRB3が設定されている場合:
3> MeasurementReportメッセージを、SRB3を介して、送信のために下位レイヤに提示し、その後、手順は終了する;
2> それ以外の場合:
3> RRCメッセージULInformationTransferMRDCに埋め込まれたMCGを介してMeasurementReportメッセージを提示する。
1> それ以外の場合:
2> MeasurementReportメッセージを下位レイヤに提示し、その後、手順は終了する。
上記の「ネットワーク態様」のセクションと同じメカニズムを再使用して、MNとSNとの間のアイデンティティを調整することができる。
実施形態b
セルグループに対するアイデンティティのシグナリングされる範囲を介した明示的な処理。
MCGまたはSCGに関連付けられているアイデンティティの範囲は、複数のメッセージ/IE/フィールドにおいて伝達されうる。例えば:
・RRCReconfigurationメッセージにフィールドが追加される
・IEが、CellGroupConfigメッセージに導入される
・IEが、measConfig IEに導入される
CellGroupConfigが拡張された例を以下に示す:
Figure 2022504658000043
Figure 2022504658000044
Figure 2022504658000045
Figure 2022504658000046
Figure 2022504658000047
Figure 2022504658000048
注釈:上述では、measId、measObject及びreportConfigに対するSCGの範囲が、それぞれmeasIdIndexRangeSCG、measObjectIDIndexRangeSCG及びreportConfigIdIndexRangeSCGを介して、全てUEに示されている。しかしながら、いくつかの部分的な実施形態では、(例えば、測定コンフィグが常に同一メッセージにおいて、measID、measObject及びreportingConfigを、それぞれを他に適切に関連付けて有するmeasconfigを送信する場合)これらのうちの1つ又は2つのみが示される必要がありうる。
また、これを示すためのcellGroupコンフィグの使用は、この実施形態の1つの可能な実現例にすぎないことに留意されたい。他の可能性としては、これらのSCG範囲IEを、RRCConnectionReconfigurationメッセージにおけるmeasConfigに含めることなどがある。
実施形態bに必要とされる手続き上の変更について、以下の例において説明する:
測定報告
一般
<<skipped parts>>
1> UEがEN-DCで構成されている場合:
2> SRB3が設定されている場合:
3> MeasurementReportメッセージを、SRB3を介して、送信のために下位レイヤに提示し、その後、手順は終了する;
2> それ以外の場合:
3> TS36.331に規定されているE-UTRAのRRCメッセージULInformationTransferMRDCに埋め込まれたEUTRA MCGを介して、MeasurementReportメッセージを提示する。
1> MeasurementReportメッセージに含まれるmeasResultのmeasIDが、SCGに関連付けられている場合:
2> SRB3が設定されている場合:
3> MeasurementReportメッセージを、SRB3を介して、送信のために下位レイヤに提示し、その後、手順は終了する;
2> それ以外の場合:
3> RRCメッセージULInformationTransferMRDCに埋め込まれたMCGを介してMeasurementReportメッセージを提示する。
1> それ以外の場合:
2> MeasurementReportメッセージを下位レイヤに提示し、その後、手順は終了する。
注釈: UEは、セルグループコンフィグ内の測定アイデンティティの受信された範囲に基づいて、measIDがMCGに関連付けられているかSCGに関連付けられているかを判定する。
ネットワーク態様
上記の「ネットワーク態様」のセクションと同じメカニズムを再使用して、MNとSNとの間のアイデンティティを調整することができる。
Embodiment c
測定コンフィグにおけるセルグループの表示による明示的な処理
MNおよびSNから到来する測定コンフィグを区別するために、1つの可能性は、異なる測定コンフィグIEに指示を含めることである。IEのASN.1コードと、この方法の手順例を以下に示す。
UE態様
Figure 2022504658000049
Figure 2022504658000050
Figure 2022504658000051
Figure 2022504658000052
Figure 2022504658000053
Figure 2022504658000054
Figure 2022504658000055
Figure 2022504658000056
測定報告
一般
<<skipped parts>>
1> UEがEN-DCで構成されている場合:
2> SRB3が設定されている場合:
3> MeasurementReportメッセージを、SRB3を介して、送信のために下位レイヤに提示し、その後、手順は終了する;
2> それ以外の場合:
3> TS36.331に規定されているE-UTRAのRRCメッセージULInformationTransferMRDCに埋め込まれたEUTRA MCGを介して、MeasurementReportメッセージを提出する。
1> それ以外の場合に、MeasurementReportメッセージに含まれるmeasResultのmeasIDがSCGに関連付けられている(すなわち、cellGroup=1の)場合:
2> SRB3が設定されている場合:
3> MeasurementReportメッセージを、SRB3を介して、送信のために下位レイヤに提示し、その後、手順は終了する;
2> それ以外の場合:
3> RRCメッセージULInformationTransferMRDCに埋め込まれたMCGを介してMeasurementReportメッセージを提示する。
1> それ以外の場合:
2> MeasurementReportメッセージを下位レイヤに提示し、その後、手順は終了する。
ネットワーク態様
上記の「ネットワーク態様」セクションと同じメカニズムを再利用して、MNとSNの間のアイデンティティを調整することができる。
実施形態d
MCGとSCGに対する別々の構成による明示的な処理
SCG測定の構成/報告のために別個の測定コンフィグIE、フィールド、およびUE変数が使用される方法のための、IEのASN.1コードおよび例示的な手順を以下に示す。
UE態様
Figure 2022504658000057
Figure 2022504658000058
Figure 2022504658000059
Figure 2022504658000060
Figure 2022504658000061
UEによるRRCReconfigurationの受信
UEは、RRCReconfigurationを受信すると、以下のアクションを実行しなければならない:
<<skipped parts>>
1> RRCReconfigurationメッセージがmeasConfigを含む場合:
2> 5.5.2で指定した測定コンフィグ手順を実行する;
1> RRCReconfigurationメッセージがmeasConfig-SCGを含む場合:
2> 5.5.2で指定した測定コンフィグ手順を実行する;
<<skipped parts>>
一般
ネットワークは、以下の手順を適用する:
-UEがmeasConfigを有するときはいつでも、測定されるべきSpCellおよび各NR SCellに対するmeasObjectを含むことを確実にするために;
-reportTypeをreportCGIに設定した報告コンフィグを使用して、最大1つの測定IDを設定するために;
-すべてのSSBベースの報告に対して、コンフィグが、同一のssbFrequencyとssbSubcarrierSpacingを有する最大で1つの測定対象を有することを確実にするために。
UEは以下のようにしなければならない:
1> 受信したmeasConfigまたはmeasConfig-SCGがmeasObjectToRemoveListを含む場合:
2> 5.5.2.4に定める測定対象削除手順を実行する;
1> 受信したmeasConfigまたはmeasConfig-SCGがmeasObjectToAddModListを含む場合:
2> 5.5.2.5に定める測定対象追加/変更手順を実行する;
1> 受信したmeasConfigまたはmeasConfig-SCGがreportConfigToRemoveListを含む場合:
2> 5.5.2.6に規定されている報告コンフィグ削除手順を実行する;
1> 受信したmeasConfigまたはmeasConfig-SCGがreportConfigToAddModListを含む場合:
2> 5.5.2.7に規定する報告コンフィグ追加/変更手順を実行する;
1> 受信したmeasConfigまたはmeasConfig-SCGがquantityConfigを含む場合:
2> 5.5.2.8で指定された数量設定手順を実行する;
1> 受信したmeasConfigまたはmeasConfig-SCGがmeasIdToRemoveListを含む場合:
2> 5.5.2.2に規定された測定アイデンティティ削除手順を実行する;
1> 受信したmeasConfigまたはmeasConfig-SCGがmeasIdToAddModListを含む場合:
2> 5.5.2.3に定める測定アイデンティティ追加/変更手順を実行する;
1> 受信したmeasConfigがmeasGapConfigを含む場合:
2> 5.5.2.9に規定された測定ギャップ設定手順を実行する;
1> 受信したmeasConfigがmeasGapSharingConfigを含む場合:
2> 5.5.2.11に規定されている測定ギャップ共有設定手順を実行する;
1> 受信したmeasConfigまたはmeasConfig-SCGがs-MeasureConfigを含む場合:
2> ssb-RSRPにs-MeasureConfigが設定されている場合は、VarMeasConfig内のs-MeasureConfigのパラメータssb-RSRPを、受信したs-MeasureConfigの値が示すRSRP範囲の最小値に設定する;
2> それ以外の場合は、VarMeasConfig内のs-MeasureConfigのパラメータcsi-RSRPを、s-MeasureConfigの受信値によって示されるRSRP範囲の最小値に設定する。
注釈: NR-DCでは、FR1およびFR2周波数の両方に対して、測定ギャップおよびギャップ共有設定がMNによって実行される。したがって、measConfig-SCGは、measGapConfig IEおよびmeasGapSharingConfig IEを含まない。
5.5.2.2 測定アイデンティティの削除
UEは以下のようにしなければならない:
1> measConfigの受信によりこの手順が呼び出された場合:
2> VarMeasConfigにおける現在のUEの設定の一部である受信したmeasIdToRemoveListに含まれるmeasIdのそれぞれに対して:
3> VarMeasConfig内のmeasIdListから、一致するmeasIdを持つエントリを削除する;
3> 含まれている場合は、このmeasIdの測定報告エントリをVarMeasReportListから削除する;
3> 動作中の場合、定期報告タイマを停止し、このmeasIdの関連情報(例えば、timeToTrigger)をリセットする。
注釈: measIdToRemoveListが現在のUEの設定の一部ではないmeasId値を含む場合、UEはメッセージをエラーと見なさない。
1> そうでない場合で、measConfig-SCGの受信によりこの手順が呼び出された場合:
2> VarMeasConfig-SCGの現在のUEの設定の一部である受信したmeasIdToRemoveListに含まれるmeasIdのそれぞれに対して:
3> VarMeasConfig-SCG内のmeasIdListから、一致するmeasIdを持つエントリを削除する;
3> 含まれている場合は、このmeasIdの測定報告エントリをVarMeasReportList-SCGから削除する;
3> 動作中の場合は定期報告タイマを停止し、このmeasIdの関連情報(例えば、timeToTrigger)をリセットする。
注釈: measIdToRemoveListが現在のUEの設定の一部ではないmeasId値を含む場合、UEはメッセージをエラーと見なさない。
5.5.2.3 測定アイデンティティの追加/変更
ネットワークは、以下の手順を適用する:
-対応する測定対象、対応する報告コンフィグ、および対応する数量コンフィグが設定されている場合にのみ、measIdを設定する。
UEは以下のようにしなければならない:
1> measConfigの受信によりこの手順が呼び出された場合:
2> 受信したmeasIdToAddModListに含まれるmeasIdのそれぞれに対して:
3> 一致するmeasIdを持つエントリがVarMeasConfig内のmeasIdListに存在する場合:
4> エントリをこのmeasIdのために受信した値に置き換える;
3> そうでない場合:
4> VarMeasConfig内にこのmeasIdのための新しいエントリを追加する;
3> 含まれている場合は、このmeasIdのための測定報告エントリをVarMeasReportListから削除する;
3> 定期報告タイマを停止し、このmeasIdのための関連情報(例えばtimeToTrigger)をリセットする。
3> このmeasIdに関連付けられたreportConfigにおいて、reportTypeがreportCGIに設定されている場合;
4> このmeasIdに関連付けられているmeasObjectがE-UTRAに関する場合:
5> このmeasIdに対してX秒に設定されたタイマ値を有するタイマT321を開始する;
4> このmeasIdに関連付けられたmeasObjectがNRに関する場合:
5> このmeasIdのタイマ値をY秒に設定したタイマT321を開始する;
1> measConfig-SCGを受信したためにこの手順が呼び出された場合:
2> 受信したmeasIdToAddModListに含まれるmeasIdのそれぞれに対して:
3> 一致するmeasIdを持つエントリがVarMeasConfig-SCG内のmeasIdListに存在する場合:
4> エントリをこのmeasIdのために受信した値に置き換える;
3> そうでない場合:
4> VarMeasConfig-SCG内にこのmeasIdのための新しいエントリを追加する;
3> 含まれている場合は、このmeasIdのための測定報告エントリをVarMeasReportList-SCGから削除する;
3> 定期報告タイマを停止し、このmeasIdのための関連情報(例えばtimeToTrigger)をリセットする。
3> このmeasIdに関連付けられたreportConfigにおいて、reportTypeがreportCGIに設定されている場合;
4> このmeasIdに関連付けられているmeasObjectがE-UTRAに関する場合:
5> このmeasIdに対してX秒に設定されたタイマ値を有するタイマT321を開始する;
4> このmeasIdに関連付けられたmeasObjectがNRに関する場合:
5> このmeasIdのタイマ値をY秒に設定したタイマT321を開始する;
5.5.2.4(測定対象の削除)、5.5.2.5(測定対象の追加・変更)、5.5.2.6(報告コンフィグの削除)、5.5.2.7(報告コンフィグの追加/変更)等の、38.331の他の測定コンフィグ手順も、SCG測定コンフィグを考慮するために、上記と同様に変更される。
測定の実行
一般
<<skipped parts>>
UEは以下のようにしなければならない:
1> UEがmeasConfigまたはmeasConfig-SCGを有するときはいつでも、servingCellMOが構成される各サービングセルについてRSRPおよびRSRQ測定を以下のように実行する:
2> VarMeasConfigまたはVarMeasConfig-SCG内のmeasIdListに含まれる少なくとも1つのmeasIdが、ssbに設定されたrsTypeを含む場合:
3> VarMeasConfigまたはVarMeasConfig-SCG内のmeasIdListに含まれる少なくとも1つのmeasIdが、reportQuantityRsIndexesおよびmaxNrofRSIndexesToReportを含む場合:
4> 5.5.3.3aに記載されているように、SS/PBCHブロックに基づいて、サービングセルのためのビームごとにレイヤ3フィルタリングされたRSRPおよびRSRQを導出する;
3> 5.5.3.3に記載されているように、SS/PBCHブロックに基づいてサービングセル測定結果を導出する;
2> VarMeasConfigまたはVarMeasConfig-SCG内のmeasIdListに含まれる少なくとも1つのmeasIdが、csi-rsに設定されたrsTypeを含む場合:
3> VarMeasConfigまたはVarMeasConfig-SCG内のmeasIdListに含まれる少なくとも1つのmeasIdが、reportQuantityRsIndexesおよびmaxNrofRSIndexesToReportを含む場合:
4> 5.5.3.3aに記載されているように、CSI-RSに基づいて、サービングセルのための、ビームごとのレイヤ3フィルタリングされたRSRPおよびRSRQを導出する;
3> 5.5.3.3に記載されているように、CSI-RSに基づいてサービングセル測定結果を導出する;
1> VarMeasConfigまたはVarMeasConfig-SCG内のmeasIdListに含まれる少なくとも1つのmeasIdが、トリガ数量および/または報告数量としてSINRを含む場合:
2> 関連するreportConfigが、ssbに設定されたrsTypeを含む場合:
3> measIdが、reportQuantityRsIndexesおよびmaxNrofRSIndexesToReportを含む場合:
4> 5.5.3.3aに記載されているように、SS/PBCHブロックに基づいて、サービングセルのためのビームごとのレイヤ3フィルタリングされたSINRを導出する;
3> 5.5.3.3に記載されているように、SS/PBCHブロックに基づいてサービングセルSINRを導出する;
2> 関連するreportConfigが、csi-rsに設定されたrsTypeを含む場合:
3> measIdが、reportQuantityRsIndexesおよびmaxNrofRSIndexesToReportを含む場合:
4> 5.5.3.3aに記載されているように、CSI-RSに基づいてサービングセルのためのビームごとのレイヤ3フィルタリングされたSINRを導出する;
3> 5.5.3.3に記載されているように、CSI-RSに基づいてサービングセルSINRを導出する;
1> VarMeasConfigまたはVarMeasConfig-SCG内のmeasIdListに含まれるmeasIdのそれぞれに対して:
2> 関連するreportConfigのreportTypeがreportCGIに設定されている場合:
3> 利用可能なアイドル期間を使用して、関連するmeasObjectにおいて示される周波数およびRATについて対応する測定を実行する;
3> 関連するmeasObjectに対するreportCGIフィールドによって示されるセルがNRセルであり、その示されるセルがSIB1をブロードキャストしている場合(TS38.213、セクション13を参照):
4> そのセルでのSIB1の獲得を試みる;
3> reportCGIフィールドによって示されるセルがEUTRAセルである場合:
4> そのセルのSystemInformationBlockType1の取得を試みる;
2> 関連するreportConfigのreportTypeがperiodicalまたはeventTriggeredの場合:
3> 測定ギャップコンフィグが設定されている場合、または
3> 関連する測定を実行するための測定ギャップをUEが必要としない場合:
4> s-Measures-Configが設定されていない場合、または
4> s-MeasureConfigがssb-RSRPに設定され、SS/PBCH ブロックに基づくNRのSpCellのRSRPが、レイヤ3フィルタリング後に、ssb-RSRPより低い場合、または
4> s-MeasureConfigがcsi-RSRPに設定され、CSI-RSに基づくNRのSpCellのRSRPが、レイヤ3フィルタリング後に、csi-RSRPより低い場合:
5> measObjectがNRに関連付けられ、rsTypeがcsi-rsに設定されている場合:
6> 関連するreportConfigのためのreportQuantityRsIndexesおよびmaxNrofRSIndexesToReportが構成されている場合:
7> 5.5.3.3aに記載されているように、reportQuantityRsIndexesに示されている各測定量に対するCSI-RSのみに基づいて、レイヤ3フィルタリングされたビーム測定値を導出する;
6> 5.5.3.3に記載されているように、関連するmeasObjectからのパラメータを使用して、reportQuantityCellに示される各トリガ量および各測定量についてのCSI-RSに基づいて、セル測定結果を導出する;
5> measObjectがNRに関連付けられ、rsTypeがssbに設定されている場合:
6> 関連するreportConfigに対するreportQuantityRsIndexesおよびmaxNrofRSIndexesToReportが構成されている場合:
7> 5.5.3.3aに記載されているように、reportQuantityRsIndexesに示されている各測定量についてのSS/PBCHブロックのみに基づいてレイヤ3ビーム測定値を導出する;
6> 5.5.3.3に記載されているように、関連するmeasObjectからのパラメータを使用して、reportQuantityCellに示されている各トリガ量および各測定量についてのSS/PBCHブロックに基づいてセル測定結果を導出する;
5> measObjectがE-UTRAに関連付けられている場合:
6> 関連するmeasObjectにおいて示された周波数上で、隣接セルに関連付けられた対応する測定を実行する;
2> 5.5.4に定める報告基準の評価を行う。
測定報告トリガ
一般
セキュリティが正常にアクティブ化された場合、UEは、以下のようにしなければならない:
1> VarMeasConfigまたはVarMeasConfig-SCG内のmeasIdListに含まれるmeasIdのそれぞれに対して:
2> 対応するreportConfigが、eventTriggeredまたはperiodicalに設定されたreportTypeを含む場合;
3> 対応するmeasObjectがNRに関する場合;
4> eventA1またはeventA2が対応するreportConfigにおいて設定されている場合:
5> サービングセルのみが適用可能であるとみなす;
4> そうでない場合:
5> measObjectNRに関連付けられたサービングセル及び別のmeasObjectNRに関連付けられた隣接セルを含むイベントについて、その別のmeasObjectNRに関連付けられた任意のサービングセルも同様に隣接セルであるとみなす;
5> useWhiteCellListがTRUEに設定されている場合:
6> 関連するセルがこのmeasIdのためのVarMeasConfig内で定義されたwhiteCellsToAddModListに含まれている場合、関連するmeasObjectNR内のパラメータに基づいて検出された隣接セルを、適用可能と見なす;
5> それ以外の場合:
6> 関連するセルがこのmeasIdのためのVarMeasConfig内で定義されたblackCellsToAddModListに含まれていない場合に、関連するmeasObjectNR内のパラメータに基づいて検出された隣接セルを、適用可能と見なす;
3> それ以外の場合で、対応するmeasObjectがE-UTRAに関する場合;
4> 関連するセルがこのmeasIdのVarMeasConfigまたはVarMeasConfig-SCG内で定義されたblackCellsToAddModListEUTRANに含まれていない場合に、関連周波数で検出された隣接セルを適用可能であるとみなす;
2> 対応するreportConfigが、reportCGIに設定されたreportTypeを含む場合:
3> VarMeasConfigまたはVarMeasConfig-SCG内の対応するreportConfigに含まれるcellForWhichToReportCGIの値に一致する物理セルアイデンティティを有し、関連するmeasObjectにおいて検出されたセルを、適用可能と見なす;
2> VarMeasReportListまたはVarMeasReportList-SCGが、このmeasIdについての測定報告エントリを含まない間に、reportTypeがeventTriggeredに設定されている場合、および、このイベントに適用可能なエントリ条件が、すなわち、VarMeasConfigまたはVarMeasConfig-SCG内の対応するreportConfigのeventIdに対応するイベントが、VarMeasConfigまたはVarMeasConfig-SCG内のこのイベントについて定義されたtimeToTriggerの間に行われたレイヤ3フィルタリングの後に、全ての測定値のためのすべての適用可能なセルについて満たされている(最初のセルがイベントをトリガする)場合:
3> このmeasIdのためのVarMeasReportListまたはVarMeasReportList-SCG内に測定報告エントリを含める;
3> このmeasIdのためのVarMeasReportListまたはVarMeasReportList-SCG内で定義されているnumberOfReportsSentを0に設定する;
3> このmeasIdのためのVarMeasReportListまたはVarMeasReportList-SCG内で定義されたcellsTriggeredList内に関連セルを含める;
3> 5.5.5に定める測定報告手順を開始する;
2> reportTypeがeventTriggeredに設定されている場合、および、このイベントに適用可能なエントリ条件が、すなわち、VarMeasConfigまたはVarMeasConfig-SCG内の対応するreportConfigのeventIdに対応するイベントが、VarMeasConfig内のこのイベントに対して定義されたtimeToTriggerの間に行われたレイヤ3フィルタリング後のすべての測定値について、cellsTriggeredListに含まれていない1つまたは複数の適用可能なセルに対して満たされている(後続のセルがイベントをトリガする)場合:
3> このmeasIdのためのVarMeasReportListまたはVarMeasReportList-SCG内で定義されているnumberOfReportsSentを0に設定する;
3> このmeasIdのためのVarMeasReportListまたはVarMeasReportList-SCG内で定義されたcellsTriggeredList内に、関連セルを含める;
3> 5.5.5に定める測定報告手順を開始する;
2> reportTypeがeventTriggeredに設定されている場合、および、このイベントのためのVarMeasConfigまたはVarMeasConfig-SCG内で定義されたtimeToTriggerの間にレイヤ3フィルタリングが行われた後に、すべての測定値について、このmeasIdのためのVarMeasReportList内で定義されたcellsTriggeredListに含まれる1つ以上のセルについて、このイベントに適用可能な離脱条件が満たされている場合:
3> このmeasIdのためのVarMeasReportListまたはVarMeasReportList-SCG内に定義されているcellsTriggeredListにおいて、関連セルを削除する;
3> 対応する報告コンフィグに対して、reportOnLeaveがTRUEに設定されている場合:
4> 5.5.5に定める測定報告手順を開始する;
3> このmeasIdのためのVarMeasReportListまたはVarMeasReportList-SCG内で定義されたcellsTriggeredListが空の場合:
4> このmeasIdのためのVarMeasReportListまたはVarMeasReportList-SCG内の測定報告エントリを削除する;
4> 実行中の場合は、このmeasIdのための定期報告タイマを停止する;
2> reportTypeがperiodicalに設定されている場合、および、(最初の)測定結果が使用可能な場合:
3> このmeasIdのためのVarMeasReportListまたはVarMeasReportList-SCG内に測定報告エントリを含める;
3> このmeasIdのためのVarMeasReportListまたはVarMeasReportList-SCG内で定義されているnumberOfReportsSentを0に設定する;
4> reportAmountが1を超える場合:
5> 報告されるべき数量がNR SpCellに利用可能になった直後に、5.5.5に規定されている測定報告手順を開始する;
4> それ以外の(すなわち、reportAmountが1に等しい)場合:
5> 報告されるべき量がNR SpCellおよび適用可能なセルの中で最も強いセルに対して利用可能になった直後に、5.5.5に規定されている測定報告手順を開始する;
2> このmeasIdの定期報告タイマが満了したことに応じて:
3> 5.5.5に規定されているように、測定報告手順を開始する。
2> reportTypeがreportCGIに設定されている場合;
3> UEが、要求されたセルについてSIB1またはSystemInformationBlockType1を取得した場合
3> 要求されたNRセルがSIB1を送信していないことをUEが検出した場合(TS38.213、セクション13を参照):
4> タイマT321を停止する;
4> このmeasIdのためのVarMeasReportListまたはVarMeasReportList-SCG内に測定報告エントリを含める;
4> このmeasIdのためのVarMeasReportListまたはVarMeasReportList-SCG内で定義されているnumberOfReportsSentを0に設定する;
4> 5.5.5に定める測定報告手順を開始する;
2> このmeasIdのためのT321の満了に応じて:
3> このmeasIdのためのVarMeasReportListまたはVarMeasReportList-SCG内に測定報告エントリを含める;
3> このmeasIdのためのVarMeasReportListまたはVarMeasReportList-SCG内で定義されているnumberOfReportsSentを0に設定する;
3> 5.5.5に規定されているように、測定報告手順を開始する。
測定報告
一般
この手順の目的は、UEからネットワークへ測定結果を転送することである。UEはセキュリティアクティベーションに成功した後にのみ、この手順を開始するものとする。測定報告手順がトリガされたmeasIdについて、UEは、以下のように、measResultsをMeasurementReportメッセージ内に設定しなければならない:
1> measIdを、測定報告をトリガした測定アイデンティティに設定する;
<<skipped parts>>
1> 報告すべき適用可能な隣接セルが少なくとも1つある場合:
2> measResultNeighCellsを、以下に従ってmaxReportCellsまでの最良の隣接セルを含むように設定する:
3> reportTypeがeventTriggeredに設定されている場合:
4> このmeasIdのためのVarMeasReportListまたはVarMeasReportList-SCG内で定義されるように、cellsTriggeredListに含まれるセルを含める;
3> それ以外の場合:
4> 直近の定期報告以降、または、測定が開始またはリセットされて以降に、新しい測定結果利用可能になった、利用可能なセルを含める;
4> reportQuantityRsIndexesおよびmaxNrofRSIndexesToReportが構成されている場合、5.5.5.2に記載されているビーム測定情報を含める;
<<skipped parts>>
1> このmeasIdのためのVarMeasReportListまたはVarMeasReportList-SCGで定義されているように、numberOfReportsSentを1だけインクリメントする;
1> 定期報告タイマが動作している場合は停止する;
1> このmeasIdのためのVarMeasReportListまたはVarMeasReportList-SCGで定義されているnumberOfReportsSentが、このmeasIdのための対応するreportConfig内で定義されているreportAmountより小さい場合:
2> このmeasIdのための対応するreportConfig内で定義されているreportIntervalの値を使用して、定期報告タイマを開始する;
1> それ以外の場合:
2> reportTypeがperiodicalに設定されている場合:
3> このmeasIdのためのVarMeasReportListまたはVarMeasReportList-SCG内のエントリを削除する;
3> このmeasIdを、VarMeasConfigまたはVarMeasConfig-SCG内のmeasIdListから削除する;

1> UEがEN-DCまたはNGEN-DCで構成されている場合:
2> SRB3が設定されている場合:
3> MeasurementReportメッセージを、SRB3を介して、送信のために下位レイヤに提示し、その後、手順は終了する;
2> それ以外の場合:
3> TS36.331に規定されているように、E-UTRAのRRCメッセージULInformationTransferMRDCに埋め込まれたEUTRA MCGを介して、MeasurementReportメッセージを提示する。
(EN_DCとの違いは、EN-DCではmeasConfigがセカンダリコンフィグに使用され、NR-DCではmeasConfig-SCGなどがプライマリコンフィグに使用されたことである。)
1> それ以外の場合で、SCG測定コンフィグに基づいて測定報告がトリガされる場合:
2> SRB3が設定されている場合:
3> MeasurementReportメッセージを、SRB3を介して、送信のために下位レイヤに提示し、その後、手順は終了する;
2> それ以外の場合:
3> RRCメッセージULInformationTransferMRDCに埋め込まれたMCGを介してMeasurementReportメッセージを提示する。
1> それ以外の場合:
2> MeasurementReportメッセージを下位レイヤに提示し、その後、手順は終了する。
ネットワーク態様
MNおよびSNからシグナリングされる2つの別個の測定コンフィグがあるため、測定/報告コンフィグアイデンティティは、UEにおいて混乱を引き起こすことなく、セルグループにわたって再使用されうる。このように、MNとSNとの間のアイデンティティの調整は不要である。しかしながら、ネットワークは、先の実施形態においてMNとSNとの間の調整を可能とすることを考慮すること(例えば、2つの測定対象のコンフィグが全く同じであった場合、異なるものを使用するのではなく、MNおよびSNのコンフィグの両方において同じ測定対象を再使用する可能性)ができるように、同様のメカニズムを使用しうる。
ここで説明される主題は、任意の好適な構成要素を使用して任意の適切な種類のシステムで実装されうるが、ここで開示される実施形態は、図6に示される例示的な無線ネットワークなどの無線ネットワークに関連して説明される。簡潔にするために、図6の無線ネットワークはネットワーク606、ネットワークノード660および660b、ならびにWD610、610b、および610cのみを示している。実際には、無線ネットワークは、無線デバイス間の、又は無線デバイスと他の通信装置、例えば、固定電話、サービスプロバイダ、または他の任意のネットワークノードまたはエンド装置、との間の、通信をサポートするのに適した任意の追加要素をさらに含みうる。図示された構成要素のうち、ネットワークノード660および無線デバイス(WD)610は、さらに詳細に示されている。無線ネットワークは、無線ネットワークによって、または無線ネットワークを介して提供されるサービスへの無線デバイスのアクセスおよび/またはサービスの使用を促進するために、1つ以上の無線デバイスへ、通信および他のタイプのサービスを提供しうる。
無線ネットワークは、任意の種類の通信、電気通信、データ、セルラ、および/または無線ネットワークまたは他の同様の種類のシステムを含み、および/または、インタフェース接続しうる。いくつかの実施形態では、無線ネットワークが、特定の標準または他のタイプの所定のルールまたは手順に従って動作するように構成されうる。したがって、無縁ネットワークの特定の実施形態は、移動通信用グローバルシステム(GSM)、ユニバーサル移動通信システム(UMTS)、ロングタームエボリューション(LTE)、および/または他の適切な2G、3G、4G、または5G規格などの通信規格;IEEE 802.11規格などの無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)規格;および/または、全世界相互運用マイクロ波アクセス(WiMax)、Bluetooth(登録商標)、Z-Wave、および/またはZigBee規格などの任意の他の適切な無線通信規格を実装しうる。
ネットワーク606は、1つ以上のバックホールネットワーク、コアネットワーク、IPネットワーク、公衆交換電話網(PSTN)、パケットデータネットワーク、光ネットワーク、ワイドエリアネットワーク(WAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、有線ネットワーク、無線ネットワーク、メトロポリタンエリアネットワーク、およびデバイス間の通信を可能にする他のネットワークを含みうる。
ネットワークノード660およびWD610は、以下でより詳細に説明する様々な構成要素を有する。これらの構成要素は、無線ネットワークで無線接続を提供するなど、ネットワークノード機能および/または無線デバイス機能を提供するために協働する。様々な実施形態において、無縁ネットワークは、任意の数の、有線または無縁ネットワーク、ネットワークノード、基地局、コントローラ、無線デバイス、中継局、および/または、有線接続または無線接続を介するかどうかにかかわらず、データおよび/またはシグナリングの通信を促進し又は参加しうる任意の他の構成要素またはシステムを有しうる。
ここで使用されるように、ネットワークノードは、無線デバイスと、および/または、無線ネットワーク内の他のネットワークノードまたは装置と、直接的または間接的に通信して、無線デバイスへの無線アクセスを可能にしおよび/または提供し、および/または、無線ネットワーク内の他の機能(例えば、管理)を実行することができ、そのように構成され、そのように配置され、および/またはそのように動作可能な装置を指す。ネットワークノードの例は、アクセスポイント(AP)(例えば、無線アクセスポイント)、基地局(BS)(例えば、無線基地局、NodeB、エボルブドNodeB(eNB)、および、NR NodeB(gNB))を含むが、これらに限定されない。基地局は、それらが提供するカバレッジの量(または別の言い方をすれば、それらの送信電力レベル)に基づいて分類されてもよく、そして、フェムト基地局、ピコ基地局、マイクロ基地局、またはマクロ基地局とも呼ばれうる。基地局は、中継ノードや、中継を制御する中継ドナーノードであってもよい。ネットワークノードは、セントラライズド・デジタルユニット、および/または、リモート無線ヘッド(RRH)と呼ばれることもあるリモート無線ユニット(RRU)などの分散型無線基地局の1つまたは複数の(またはすべての)部分を含みうる。このようなリモート無線ユニットは、アンテナ一体型無線機としてアンテナと一体化される場合とされない場合がある。分散無線基地局の一部は、分散アンテナシステム(DAS)におけるノードとも呼ばれることがある。ネットワークノードのさらに別の例は、マルチスタンダード無線機(MSR) BSなどのMSR機器、無線ネットワーク制御装置(RNC)または基地局制御装置(BSC)などのネットワークコントローラ、基地送受信局(BTS)、送信ポイント、送信ノード、マルチセル/マルチキャスト調整エンティティ(MCE)、コアネットワークノード(例えば、MSC、MME)、O&Mノード、OSSノード、SONノード、測位ノード(例えば、E-SMLC)、および/またはMDTを含む。別の例として、ネットワークノードは、以下でより詳細に説明されるように、仮想ネットワークノードであってもよい。しかしながら、より一般的には、ネットワークノードは、無線装置の無線ネットワークへのアクセスを可能とし及び/又は提供し、又は、無線ネットワークにアクセスした無線装置に何らかのサービスを提供することができる、そのように構成された、そのように配置された、および/または、そのように動作可能な任意の適切な装置(または装置群)を表しうる。
図6において、ネットワークノード660は、処理回路670、デバイス可読媒体680、インタフェース690、補助装置684、電源686、電力回路687、およびアンテナ662を含む。図6の例示的な無線ネットワークに示されたネットワークノード660はハードウェアコンポーネントの図示された組合せを含むデバイスを表しうるが、他の実施形態は、コンポーネントの異なる組合せを有するネットワークノードを有してもよい。ネットワークノードは、ここで開示されるタスク、特徴、機能、および方法を実行するために必要とされるハードウェアおよび/またはソフトウェアの任意の適切な組合せを有することを理解されたい。さらに、ネットワークノード660の構成要素が、より大きなボックス内に配置された単一のボックスとして示されているか、または複数のボックス内に入れ子にされているが、実際にはネットワークノードは、単一の図示された構成要素を構成する複数の異なる物理的構成要素を有してもよい(例えば、デバイス可読媒体680は、複数の別個のハードドライブや複数のRAMモジュールを含みうる)。
同様に、ネットワークノード660は、複数の物理的に別個の構成要素(例えば、NodeBの構成要素およびRNCの構成要素、またはBTSの構成要素およびBSCの構成要素など)から構成されてもよく、それらはそれぞれ、それら自体のそれぞれの構成要素を有しうる。ネットワークノード660が複数の別個の構成要素(例えば、BTSおよびBSC構成要素)を有する特定のシナリオでは、別個の構成要素のうちの1つまたは複数が、いくつかのネットワークノード間で共有されうる。例えば、単一のRNCは、複数のNodeBを制御しうる。このようなシナリオでは、いくつかの例において、唯一のNodeBとRNCのペアのそれぞれが、1つの個別のネットワークノードと見なされてもよい。いくつかの実施形態では、ネットワークノード660は、複数の無線アクセス技術(RAT)をサポートするように構成されうる。そのような実施形態では、いくつかの構成要素を二重にしてもよく(例えば、異なるRATのための別個のデバイス可読媒体680)、いくつかの構成要素は再使用されてもよい(例えば、同じアンテナ662が複数のRATによって共有されてもよい)。また、ネットワークノード660は、例えば、GSM、WCDMA(登録商標)、LTE、NR、WiFi、またはBluetooth無線技術などの、ネットワークノード660に統合される、異なる無線技術のための様々な例示された構成要素の複数のセットを含んでもよい。これらの無線技術は、ネットワークノード660内の同じまたは異なるチップまたはチップのセットおよび他の構成要素に統合されうる。
処理回路670は、ネットワークノードによって提供されるようにここで説明される任意の判定、計算、または類似の動作(例えば、特定の取得動作)を実行するように構成される。処理回路670によって実行されるこれらの動作は、例えば、取得された情報を他の情報に変換すること、取得された情報または変換された情報をネットワークノードに格納された情報と比較すること、および/または、取得された情報または変換された情報に基づいて1つまたは複数の動作を実行すること、および、その処理の決定として判定を行うことによって、処理回路670が取得した情報を処理することを含みうる。
処理回路670は、単独で、または、デバイス可読媒体680などの他のネットワークノード660の構成要素と併せて、ネットワークノード660の機能を提供するように動作可能な、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央演算処理装置、デジタルシグナルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または任意の他の適切なコンピューティングデバイス、リソース、または、ハードウェアとソフトウェアと符号化ロジックとの少なくともいずれかの組合せのうちの1つまたは複数についての組合せを有しうる。例えば、処理回路670は、デバイス可読媒体680または処理回路670内のメモリに格納された命令を実行しうる。そのような機能は、ここで説明される様々な無線特徴、機能、または利益のいずれかを提供することを含みうる。いくつかの実施形態では、処理回路670は、システムオンチップ(SOC)を含みうる。
いくつかの実施形態では、処理回路670は、無線周波数(RF)送受信器回路672およびベースバンド処理回路674のうちの1つ以上を含みうる。いくつかの実施形態では、無線周波数(RF)送受信器回路672およびベースバンド処理回路674が、別個のチップ(またはチップのセット)、ボード、または、無線ユニットおよびデジタルユニットなどのユニット上にあってもよい。代替の実施形態では、RF送受信器回路672およびベースバンド処理回路674の一部または全部が、同じチップまたはチップのセット、ボード、またはユニット上にあってもよい。
いくつかの実施形態では、ネットワークノード、基地局、eNB、または他のそのようなネットワークデバイスによって提供されるものとしてここで説明される機能のいくつかまたはすべてが、デバイス可読媒体680または処理回路670内のメモリに格納された命令を処理回路670が実行することによって実行されうる。代替の実施形態では、機能のいくつかまたはすべてが、別個のまたは個別のデバイス可読媒体に格納された命令を実行することなく、配線接続される方式などで、処理回路670によって提供されうる。これらの実施形態のいずれにおいても、デバイス可読記憶媒体に記憶された命令を実行するか否かにかかわらず、処理回路670は、説明された機能を実行するように構成されうる。そのような機能性によって提供される利点は、処理回路670単独にまたはネットワークノード660の他の構成要素に限定されず、ネットワークノード660全体によって、および/またはエンドユーザおよび無線ネットワーク全体によって享受される。
デバイス可読媒体680は、限定されるものではないが、永続的記憶装置、ソリッドステートメモリ、遠隔でマウントされたメモリ、磁気媒体、光学媒体、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、大容量記憶媒体(例えば、ハードディスク)、取り外し可能記憶媒体(例えば、フラッシュドライブ、コンパクトディスク(CD)またはデジタルビデオディスク(DVD))、および/または処理回路670によって使用されうる情報、データ、および/または命令を記憶するその他の揮発性または不揮発性の、非一時的なデバイス可読および/またはコンピュータ実行可能メモリデバイスを含んだ、任意の形態の揮発性または不揮発性のコンピュータ可読メモリを含みうる。デバイス可読媒体680は、コンピュータプログラム、ソフトウェア、1つ以上のロジック、ルール、コード、テーブルなどを含んだアプリケーション、および/または、処理回路670によって実行され、ネットワークノード660によって利用されることが可能な他の命令を含む、任意の適切な命令、データ、または情報を記憶しうる。デバイス可読媒体680は、処理回路670によって行われた任意の演算、および/またはインタフェース690を介して受信された任意のデータを記憶するために使用されうる。いくつかの実施形態では、処理回路670およびデバイス可読媒体680が一体化されていると考えられてもよい。
インタフェース690は、ネットワークノード660、ネットワーク606、および/またはWD610間のシグナリングおよび/またはデータの有線または無線通信において使用される。図示されるように、インタフェース690は、例えば有線接続を介してネットワーク606との間でデータを送受信するためのポート/端子694を含む。また、インタフェース690は、アンテナ662に、又は特定の実施形態ではアンテナ662の一部に、結合されうる無線フロントエンド回路692を含む。無線フロントエンド回路692は、フィルタ698および増幅器696を含む。無線フロントエンド回路692は、アンテナ662および処理回路670に接続されうる。無線フロントエンド回路は、アンテナ662と処理回路670との間で通信される信号を調整するように構成されうる。無線フロントエンド回路692は、無線接続を介して他のネットワークノードまたはWDに送出されるべきデジタルデータを受信しうる。無線フロントエンド回路692は、フィルタ698および/または増幅器696の組合せを使用して、デジタルデータを、適切なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号に変換しうる。その後、無線信号は、アンテナ662を介して送信されうる。同様に、データを受信する場合、アンテナ662は無線信号を収集し、無線信号はその後に無線フロントエンド回路692によってデジタルデータに変換されうる。デジタルデータは、処理回路670に渡されうる。他の実施形態では、インタフェースは、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組合せを含みうる。
特定の代替実施形態では、ネットワークノード660は、別個の無線フロントエンド回路692を含まなくてもよく、代わりに、処理回路670が無線フロントエンド回路を含んでもよく、別個の無線フロントエンド回路692を伴わずに、アンテナ662に接続されてもよい。同様に、いくつかの実施形態では、RF送受信器回路672のすべてまたは一部がインタフェース690の一部とみなされてもよい。さらに他の実施形態では、インタフェース690は、無線ユニット(不図示)の一部として、1つ以上のポートまたは端子694、無線フロントエンド回路692、およびRF送受信器回路672を含んでもよく、インタフェース690は、デジタルユニット(不図示)の一部であるベースバンド処理回路674と通信してもよい。
アンテナ662は、無線信号を送信および/または受信するように構成された1つまたは複数のアンテナ、またはアンテナアレイを含みうる。アンテナ662は、無線フロントエンド回路690に接続されてもよく、データおよび/またはシグナリングを無線で送受信することができる任意のタイプのアンテナでありうる。いくつかの実施形態では、アンテナ662は、例えば、2GHzと66GHzとの間で無線信号を送受信するように動作可能な、1つまたは複数の無指向性、セクタまたはパネルアンテナを含みうる。無指向性アンテナは、任意の方向に無線信号を送受信するために使用されてもよく、セクタアンテナは、特定の領域内のデバイスから無線信号を送受信するために使用されてもよく、パネルアンテナは、比較的直線状に無線信号を送受信するために使用される見通しアンテナでありうる。いくつかの例では、1つより多くのアンテナの使用がMIMOと呼ばれうる。いくつかの実施形態では、アンテナ662は、ネットワークノード660とは別個であってもよく、インタフェースまたはポートを介してネットワークノード660に接続可能であってもよい。
アンテナ662、インタフェース690、および/または処理回路670は、ネットワークノードによって実行されるものとしてここで説明される、任意の受信動作および/または所定の取得動作を実行するように構成されうる。任意の情報、データ、および/または信号は、無線デバイス、別のネットワークノード、および/または任意の他のネットワーク機器から受信されうる。同様に、アンテナ662、インタフェース690、および/または処理回路670は、ネットワークノードによって実行されるものとしてここで説明される任意の送信動作を実行するように構成されうる。任意の情報、データ、および/または信号は、無線デバイス、別のネットワークノード、および/または任意の他のネットワーク機器に送信されうる。
電力回路687は、電力管理回路を有してもよく、または電力管理回路に結合されてもよく、ここで説明される機能を実行するための電力をネットワークノード660の構成要素に供給するように構成される。電力回路687は、電源686から電力を受け取ることができる。電源686および/または電力回路687はそれぞれの構成要素に適した形態(例えば、それぞれの構成要素に必要な電圧および電流レベル)で、ネットワークノード660の様々な構成要素に電力を供給するように構成されてもよい。電源686は、電力回路687および/またはネットワークノード660に含まれてもよく、またはその外部に含まれてもよい。例えば、ネットワークノード660は、電気ケーブルなどの入力回路またはインタフェースを介して、外部電源(例えば、電気コンセント)に接続可能であってもよく、それによって、外部電源が電力回路687に電力を供給する。さらなる例として、電源686は、電力回路687に接続され、または集積される、バッテリまたはバッテリパックの形態で、電源を含んでもよい。万一、外部電源に障害が発生した場合には、バッテリからバックアップ電源が供給されうる。光起電装置のような他のタイプの電源が使用されてもよい。
ネットワークノード660の代替的な実施形態は、ここで説明される機能のいずれか、および/または、ここで説明される主題を補助するために必要な任意の機能を含んだ、ネットワークノードの機能の所定の態様を提供することを担いうる、図6に示されるものを超える追加の構成要素を含んでもよい。例えば、ネットワークノード660は、ネットワークノード660への情報の入力を可能にし、ネットワークノード660からの情報の出力を可能にする、ユーザインタフェース機器を含みうる。これにより、ユーザは、ネットワークノード660の診断、保守、修理、および他の管理機能を実行することが可能となりうる。
ここで使用されるように、無線デバイス(WD)は、ネットワークノードおよび/または他の無線デバイスと無線に通信することができる、構成される、配置される、および/または動作可能なデバイスを指す。特に断らない限り、用語WDは、ここではユーザ端末(UE)と互換的に使用されうる。無線で通信することは、電磁波、電波、赤外線、および/または、エアを介して情報を伝達するのに適した他のタイプの信号を使用して、無線信号を送信および/または受信することを伴ってもよい。いくつかの実施形態では、WDが直接的な人間の対話なしに情報を送信および/または受信するように構成されうる。例えば、WDは、所定のスケジュールで、内部または外部のイベントによってトリガされたとき、またはネットワークからの要求に応答して、ネットワークに情報を送信するように設計されてもよい。WDの例は、スマートフォン、移動体電話、携帯電話、voice over IP(VoIP)電話、無線ローカルループ電話、デスクトップコンピュータ、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、無線カメラ、ゲームコンソールまたはデバイス、音楽記憶装置、再生アプライアンス、ウェアラブル端末デバイス、無線エンドポイント、モバイルステーション、タブレット、ラップトップ、ラップトップ組み込み装置(LEE)、ラップトップ搭載装置(LME)、スマートデバイス、無線顧客構内設備(CPE)、車載無線端末デバイスなどを含むが、これらに限定されない。WDは、例えば、サイドリンク通信、車車間(V2V)、車対インフラストラクチャ(V2I)、車対物(V2X)のための3GPP標準を実装することによって、デバイス間(D2D)通信をサポートすることができ、この場合、D2D通信装置と呼ばれてもよい。さらに別の特定の例として、Internet of Things(IoT)シナリオでは、WDは、監視および/または測定を実行し、そのような監視および/または測定の結果を別のWDおよび/またはネットワークノードに送信する機械または他のデバイスを表しうる。この場合、WDは、機械対機械(M2M)デバイスであってもよく、3GPPの文脈ではMTCデバイスと呼ばれうる。1つの特定の例として、WDは、3GPPの狭帯域Internet of Things(NB-IoT)規格を実装するUEでありうる。そのような機械または装置の特定の例は、センサ、電力計などの計量装置、産業機械、または家庭用もしくは個人用機器(例えば、冷蔵庫、テレビなど)、個人用ウェアラブル(例えば、時計、フィットネストラッカなど)である。他のシナリオでは、WDは、その動作状態またはその動作に関連する他の機能を監視および/または報告することができる車両または他の機器を表しうる。上述のWDは、無線接続のエンドポイントを表すことができ、この場合、デバイスは、無線端末と呼ばれうる。さらに、上述したようなWDは、移動体であってもよく、その場合、移動デバイスまたは移動端末とも呼ばれうる。
図示のように、無線デバイス610は、アンテナ611、インタフェース614、処理回路620、デバイス可読媒体630、ユーザインタフェース機器692、補助装置634、電源636、および電力回路637を含む。WD610は、ほんの数例を挙げると、たとえば、GSM、WCDMA、LTE、NR、WiFi、WiMAX、またはBluetooth無線技術など、WD610によってサポートされる様々な無線技術のために、例示された1つ以上の構成要素の複数のセットを含みうる。これらの無線技術は、WD610内の他のコンポーネントと同じまたは異なるチップまたはチップのセットに統合されうる。
アンテナ611は、無線信号を送信および/または受信するように構成された1つまたは複数のアンテナまたはアンテナアレイを含むことができ、インタフェース614に接続される。特定の代替実施形態では、アンテナ611は、WD610とは別個であってもよく、インタフェースまたはポートを介してWD610に接続可能であってもよい。アンテナ611、インタフェース614、および/または処理回路620は、WDによって実行されるものとしてここで説明される、任意の受信動作または送信動作を実行するように構成されうる。任意の情報、データ、および/または信号が、ネットワークノードおよび/または別のWDから受信されうる。いくつかの実施形態では、無線フロントエンド回路および/またはアンテナ611が、インタフェースとみなされてもよい。
図示されるように、インタフェース614は、無線フロントエンド回路612およびアンテナ611を有する。無線フロントエンド回路612は、1つまたは複数のフィルタ618および増幅器616を有する。無線フロントエンド回路614は、アンテナ611および処理回路620に接続され、アンテナ611と処理回路620との間で通信される信号を調整するように構成される。無線フロントエンド回路612は、アンテナ611に結合されてもよく、またはその一部であってもよい。一部の実施形態では、WD610は、別個の無線フロントエンド回路612を含まなくてもよく、むしろ、処理回路620が無線フロントエンド回路を含み、アンテナ611に接続されてもよい。同様に、いくつかの実施形態では、RF送受信器回路622の一部または全部が、インタフェース614の一部とみなされてもよい。無線フロントエンド回路612は、無線接続を介して他のネットワークノードまたはWDに送出されるデジタルデータを受信しうる。無線フロントエンド回路612は、フィルタ618および/または増幅器616の組合せを使用して、デジタルデータを適切なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号に変換することができる。無線信号は、その後、アンテナ611を介して送信されうる。同様に、データを受信する場合、アンテナ611は無線信号を収集し、無線信号は、その後に、無線フロントエンド回路612によってデジタルデータに変換されうる。デジタルデータは、処理回路620に渡されてもよい。他の実施形態では、インタフェースは、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組合せを含みうる。
処理回路620は、単独でまたはデバイス可読媒体630などの他のWD610の構成要素と併せて、WD610機能を提供するように動作可能な、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央演算処理装置、デジタルシグナルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または任意の他の適切なコンピューティングデバイス、リソース、または、ハードウェアとソフトウェアと符号化ロジックとの少なくともいずれかの組合せ、のうちの1つまたは複数の組合せを有しうる。そのような機能は、ここで説明される様々な無線特徴または利点のいずれかを提供することを含みうる。例えば、処理回路620は、ここで開示される機能を提供するために、デバイス可読媒体630にまたは処理回路620内のメモリに記憶された命令を実行しうる。
図示されるように、処理回路620は、RF送受信器回路622、ベースバンド処理回路624、およびアプリケーション処理回路626のうちの1つ以上を含む。他の実施形態では、処理回路は、異なる構成要素を及び/又は構成要素の異なる組合せを含むことができる。いくつかの実施形態では、WD610の処理回路620は、SOCを有することができる。いくつかの実施形態では、RF送受信器回路622、ベースバンド処理回路624、およびアプリケーション処理回路626は、別個のチップまたはチップのセット上にあってもよい。代替の実施形態では、ベースバンド処理回路624およびアプリケーション処理回路626の一部または全部が、1つのチップまたはチップのセットに組み合わせられてもよく、RF送受信器回路622は、別個のチップまたはチップのセット上にあってもよい。さらに代替の実施形態では、RF送受信器回路622およびベースバンド処理回路624の一部または全部が同じチップまたはチップのセット上にあってもよく、アプリケーション処理回路626は別個のチップまたはチップのセット上にあってもよい。さらに他の代替実施形態では、RF送受信器回路622、ベースバンド処理回路624、およびアプリケーション処理回路626の一部または全部が同じチップまたは1つのチップのセットに組み合わせられてもよい。いくつかの実施形態では、RF送受信器回路622がインタフェース614の一部であってもよい。RF送受信器回路622は、処理回路620のためにRF信号を調整しうる。
特定の実施形態では、WDによって実行されるものとしてここで説明される機能の一部またはすべてが、特定の実施形態においてコンピュータ可読記憶媒体とすることができるデバイス可読媒体630上に記憶された命令を実行する処理回路620によって提供されうる。代替の実施形態では、機能のいくつかまたはすべては、配線接続された方式などで、別個のまたは個別のデバイス可読記憶媒体上に記憶された命令を実行することなく、処理回路620によって提供されてもよい。これらの特定の実施形態のいずれにおいても、デバイス可読記憶媒体上に記憶された命令を実行するか否かにかかわらず、処理回路620は、説明された機能を実行するように構成されうる。そのような機能によって提供される利点は、処理回路620単独またはWD610の他の構成要素に限定されず、WD610全体によって、および/またはエンドユーザおよび無線ネットワーク全体によって享受される。
処理回路620は、WDによって実行されるものとしてここで説明される任意の判定、計算、または同様の動作(例えば、特定の取得動作)を実行するように構成されうる。これらの動作は、処理回路620によって実行されるように、例えば、取得された情報を他の情報に変換すること、取得された情報または変換された情報をWD610によって記憶された情報と比較すること、および/または、取得された情報または変換された情報に基づいて1つまたは複数の動作を実行すること、および、その処理の結果として判定を行うことによって、処理回路620によって取得された情報を処理することを含みうる。
デバイス可読媒体630は、処理回路620によって実行されることが可能な、コンピュータプログラム、ソフトウェア、ロジックとルールとコードとテーブルなどのうちの1つ以上を含んだアプリケーション、および/または、他の命令を格納するように動作可能でありうる。デバイス可読可能媒体630は、処理回路620によって使用されうる情報、データ、および/または命令を記憶する、コンピュータメモリ(例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)または可読専用メモリ(ROM))、大容量記憶媒体(例えば、ハードディスク)、取り外し可能記憶媒体(例えば、コンパクトディスク(CD)またはデジタルビデオディスク(DVD))、および/または、任意の他の揮発性または不揮発性、非一時的なデバイス可読および/またはコンピュータ実行可能なメモリデバイスを含みうる。いくつかの実施形態では、処理回路620およびデバイス可読媒体630が一体化されているとみなされうる。
ユーザインタフェース機器632は、人間のユーザがWD610と対話することを可能にするコンポーネントを提供しうる。このような対話は、視覚的、聴覚的、触覚的などの多くの形態のものでありうる。ユーザインタフェース機器632は、ユーザへの出力を生成し、ユーザがWD610に入力を提供することを可能にするように動作可能でありうる。対話のタイプは、WD610にインストールされたユーザインタフェース機器632のタイプに応じて変わりうる。例えば、WD610がスマートフォンである場合、対話はタッチスクリーンを介して行われてもよく、WD610がスマートメータである場合、対話は使用量(例えば、使用されたガロン数)を提供するスクリーン、または可聴警報(例えば、煙が検出された場合)を提供するスピーカを介して行われてもよい。ユーザインタフェース機器632は、入力インタフェース、デバイス並びに回路、及び、出力インタフェース、デバイス並びに回路を含みうる。ユーザインタフェース装置632は、WD610への情報の入力を可能にするように構成され、処理回路620に接続されて、処理回路620が入力情報を処理することを可能にする。ユーザインタフェース機器632は、例えば、マイク、近接または他のセンサ、キー/ボタン、タッチディスプレイ、1つ以上のカメラ、USBポート、または他の入力回路を含みうる。また、ユーザインタフェース装置632は、WD610からの情報の出力を可能にし、処理回路620がWD610から情報を出力することを可能にするように構成される。ユーザインタフェース機器632は、例えば、スピーカ、ディスプレイ、振動回路、USBポート、ヘッドホンインタフェース、または他の出力回路を含みうる。ユーザインタフェース機器632の1つまたは複数の入出力インタフェース、デバイス、および回路を使用して、WD610は、エンドユーザおよび/または無線ネットワークと通信することができ、ここで説明する機能からの利益をエンドユーザおよび/または無線ネットワークに与えることができる。
補助装置634は、WDによって一般に実行されない可能性がある、より固有の機能を提供するように動作可能である。これは、様々な目的のために測定を行うための専用センサ、有線通信などの追加の種類の通信のためのインタフェースを含みうる。補助装置634の構成要素の包含およびタイプは、実施形態および/またはシナリオに応じて変わりうる。
電源636は、一部の実施形態において、バッテリまたはバッテリパックの形態でありうる。外部電源(例えば、電気コンセント)、光起電力デバイス、またはパワーセルなどの他のタイプの電源も使用することができる。WD610は、さらに、電源636からの電力を、ここで説明され示された任意の機能を実行するために電源636からの電力を必要とするWD610の種々の部分に送るための電力回路637を有しうる。電力回路637は、特定の実施形態において、電力管理回路を有しうる。電力回路637は、追加的または代替的に、外部電源から電力を受け取るように動作可能であってもよく、その場合、WD610は、入力回路または電力ケーブルなどのインタフェースを介して、外部電源(電気コンセントなど)に接続可能でありうる。また、特定の実施形態では、電力回路637が外部電源から電源636に電力を送るように動作可能であってもよい。これは、例えば電源636の充電のためでありうる。電力回路637は、電力が供給されるWD610のそれぞれの構成要素に適した電力にするために、電源636からの電力に対して、任意のフォーマット、変換、または他の変更を実行しうる。
図7は、ここで説明される様々な態様によるUEの一実施形態を示す。ここで使用されるように、ユーザ端末またはUEは、必ずしも、関連するデバイスを所有し及び/または操作する人間のユーザという意味で、ユーザを有しなくてもよい。代替的には、UEは、人間のユーザへの販売または人間のユーザによる操作が意図されているが、特定の人間のユーザに関連付けられていなくてもよいし、または、当初はそれに関連付けられていなくてもよいデバイスを表しうる(例えば、スマートスプリンクラコントローラ)。あるいは、UEは、エンドユーザへの販売またはエンドユーザによる操作が意図されていないが、ユーザのために関連付けられるか、または操作されうるデバイスを表してもよい(例えば、スマート電力メータ)。UE7200は、NB-IoT UE、マシンタイプ通信(MTC)UE、および/または拡張MTC(eMTC)UEを含んだ、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって特定される任意のUEであってもよい。図7に示されるように、UE700は、3GPPのGSM、UMTS、LTE、および/または5G標準などの、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって公布される1つ以上の通信標準に従って通信するように構成されるWDの一例である。前述のように、用語WDおよびUEは、交換可能に使用されうる。したがって、図7はUEであるが、ここで説明される構成要素はWDに等しく適用可能であり、その逆も同様である。
図7において、UE700は、入出力インタフェース705、無線周波数(RF)インタフェース709、ネットワーク接続インタフェース711、ランダムアクセスメモリ(RAM)717や読み出し専用メモリ(ROM)719や記憶媒体721などを含むメモリ715、通信サブシステム731、電源733、および/または任意の他の構成要素、またはそれらの任意の組合せに、動作可能に結合される処理回路701を含む。記憶媒体721は、オペレーティングシステム723、アプリケーションプログラム725、およびデータ727を含む。他の実施形態では、記憶媒体721が他の同様のタイプの情報を含むことができる。所定のUEは、図7に示される構成要素のすべて、または構成要素のサブセットのみを利用してもよい。構成要素間の統合のレベルは、UEごとに変化しうる。さらに、所定のUEは、複数のプロセッサ、メモリ、送受信器、送信機、受信機など、構成要素の複数のインスタンスを含みうる。
図7において、処理回路701は、コンピュータ命令およびデータを処理するように構成されうる。処理回路701は、1つ以上のハードウェア実装ステートマシン(例えば、個別ロジック、FPGA、ASICなど)などのメモリに機械可読コンピュータプログラムとして記憶された機械命令を実行するように動作可能な任意のシーケンシャルステートマシン;適切なファームウェアを伴うプログラマブルロジック;1つ以上の格納されたプログラム、適切なソフトウェアを伴うマイクロプロセッサまたはデジタルシグナルプロセッサ(DSP)などの汎用プロセッサ、または上記の任意の組合せを実装するように構成されうる。例えば、処理回路701は、2つの中央処理装置(CPU)を含みうる。データは、コンピュータによる使用に適した形態の情報でありうる。
図示された実施形態では、入出力インタフェース705は、入力デバイス、出力デバイス、または入出力デバイスへの通信インタフェースを提供するように構成されうる。UE700は、入出力インタフェース705を介して出力デバイスを使用するように構成されうる。出力デバイスは、入力デバイスと同じタイプのインタフェースポートを使用できる。例えば、USBポートは、UE700への入力およびUEからの出力を提供するために使用されうる。出力デバイスは、スピーカ、サウンドカード、ビデオカード、ディスプレイ、モニタ、プリンタ、アクチュエータ、エミッタ、スマートカード、別の出力デバイス、またはそれらの任意の組合せとしうる。UE700は、ユーザがUE700への情報を捕捉することを可能にするために、入出力インタフェース705を介して入力デバイスを使用するように構成されうる。入力デバイスは、タッチセンシティブまたはプレゼンスセンシティブディスプレイ、カメラ(例えば、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、ウェブカメラなど)、マイク、センサ、マウス、トラックボール、方向パッド、トラックパッド、スクロールホイール、スマートカードなどを含みうる。プレゼンスセンシティブディスプレイは、ユーザからの入力を感知するために、容量性または抵抗性タッチセンサを含んでもよい。センサは、例えば、加速度計、ジャイロスコープ、傾斜センサ、力センサ、磁力計、光学センサ、近接センサ、別の同様のセンサ、またはそれらの任意の組合せでありうる。例えば、入力装置は、加速度計、磁力計、デジタルカメラ、マイク、および光センサでありうる。
図7において、RFインタフェース709は、送信器、受信器、およびアンテナなどのRF構成要素に通信インタフェースを提供するように構成されうる。ネットワーク接続インタフェース711は、ネットワーク743aへの通信インタフェースを提供するように構成されうる。ネットワーク743aは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、電気通信ネットワーク、他の同様のネットワーク、又はそれらの任意の組み合わせなどの、有線及び/又は無線のネットワークを含みうる。例えば、ネットワーク743aは、Wi-Fiネットワークを含みうる。ネットワーク接続インタフェース711は、イーサネット(登録商標)、TCP/IP、SONET、ATMなどの1つ以上の通信プロトコルに従って、通信ネットワークを介して、1つ以上の他のデバイスと通信するために使用される受信器および送信器インタフェースを含むように構成されうる。ネットワーク接続インタフェース711は、通信ネットワークリンク(例えば、光、電気など)に適切な受信器および送信器の機能を実装しうる。送信器の機能および受信器の機能は、回路構成要素、ソフトウェア、またはファームウェアを共有してもよく、あるいは、別々に実装されてもよい。
RAM717は、オペレーティングシステム、アプリケーションプログラム、およびデバイス・ドライバなどのソフトウェア・プログラムの実行中にデータまたはコンピュータ命令の記憶またはキャッシュを提供するために、バス702を介して処理回路701にインタフェース接続するように構成されうる。ROM719は、コンピュータ命令またはデータを処理回路701に提供するように構成されうる。例えば、ROM719は、不揮発性メモリに記憶された、キーボードからの基本入出力(I/O)、スタートアップ、またはキーストロークの受信のような、基本的なシステム機能のための不変の低レベルシステムコードまたはデータを記憶するように構成されうる。記憶媒体721は、RAM、ROM、プログラム可能読出し専用メモリ(PROM)、消去可能プログラム可能読出し専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラム可能読出し専用メモリ(EEPROM)、磁気ディスク、光ディスク、フロッピーディスク、ハードディスク、リムーバブルカートリッジ、またはフラッシュドライブなどのメモリを含むように構成されうる。一例において、記憶媒体721は、オペレーティングシステム723、ウェブブラウザアプリケーションやウィジェットまたはガジェットエンジンや別のアプリケーションなどのアプリケーションプログラム725、およびデータ・ファイル727を含むように構成されうる。記憶媒体721は、UE700による使用のために、様々なオペレーティングシステムのうちの任意のもの、またはオペレーティングシステムの組合せを記憶しうる。
記憶媒体721は、独立ディスクの冗長アレイ(RAID)、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ、フラッシュメモリ、USBフラッシュドライブ、外部ハードディスクドライブ、サムドライブ、ペンドライブ、キードライブ、高密度デジタル多用途ディスク(HD-DVD)光ディスクドライブ、内部ハードディスクドライブ、ブルーレイ光ディスクドライブ、ホログラフィックデジタルデータストレージ(HDDS)光ディスクドライブ、外部ミニデュアルインラインメモリモジュール(DIMM)、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)、外部マイクロDIMM SDRAM、加入者識別モジュールまたは取り外し可能ユーザ識別(SIM/RUIM)モジュールなどのスマートカードメモリ、他のメモリ、またはそれらの任意の組合せなど、複数の物理ドライブユニットを含むように構成されうる。記憶媒体721は、一時的または非一時的なメモリ媒体に記憶されたコンピュータ実行可能な命令、アプリケーションプログラム等にUE700がアクセスし、データをオフロードし、またはデータをアップロードすることを可能にしうる。通信システムを利用するものなどの製造品は、デバイス可読媒体を有しうる記憶媒体721内に有形に具現化されうる。
図7では、処理回路701は、通信サブシステム731を使用してネットワーク743bと通信するように構成されうる。ネットワーク743aおよびネットワーク743bは、同じ1つまたは複数のネットワークであってもよいし、異なる1つまたは複数のネットワークであってもよい。通信サブシステム731は、ネットワーク743bと通信するために使用される1つ以上の送受信器を含むように構成されうる。例えば、通信サブシステム731は、IEEE802.11、CDMA、WCDMA、GSM、LTE、UTRAN、WiMaxなどの1つ以上の通信プロトコルに従って、無線アクセスネットワーク(RAN)の別のWD、UE、または基地局などの無線通信が可能な別の装置の、1つ以上のリモート送受信器と通信するために使用される1つ以上の送受信器を含むように構成されうる。各送受信器はRANリンクに適切な送信器または受信器の機能(例えば、周波数割り当てなど)をそれぞれ実装するために、送信器733および/または受信器735を含みうる。さらに、各送受信器の送信器733および受信器735は、回路構成要素、ソフトウェア、またはファームウェアを共有してもよく、あるいは別々に実装されてもよい。
図示の実施形態では、通信サブシステム731の通信機能は、データ通信、音声通信、マルチメディア通信、Bluetoothなどの短距離通信、ニアフィールドコミュニケーション、位置を判定するための全地球測位システム(GPS)の使用などの位置ベース通信、別の同様の通信機能、またはそれらの任意の組合せを含みうる。例えば、通信サブシステム731は、セルラ通信、Wi-Fi通信、Bluetooth通信、およびGPS通信を含みうる。ネットワーク743bは、ローカルエリアネットワーク、ワイドエリアネットワーク、コンピュータネットワーク、無縁ネットワーク、電気通信ネットワーク、他の同様のネットワークまたはそれらの任意の組合せなどの有線および/または無縁ネットワークを含みうる。例えば、ネットワーク743bは、セルラネットワーク、Wi-Fiネットワーク、および/またはニアフィールドネットワークであってもよい。電源713は、UE700の構成要素に、交流(AC)又は直流(DC)電力を供給するように構成されうる。
ここで説明される特徴、利点、および/または機能は、UE700の構成要素のうちの1つで実装されてもよいし、UE700の複数の構成要素にわたって区分されてもよい。さらに、ここで説明される特徴、利点、および/または機能は、ハードウェア、ソフトウェア、またはファームウェアの任意の組合せで実装されうる。一例において、通信サブシステム731は、ここで説明される構成要素のいずれかを含むように構成されうる。さらに、処理回路701は、バス702を介してそのような構成要素のいずれかと通信するように構成されうる。別の例では、そのような構成要素のいずれも、処理回路701によって実行されるときに、ここで説明される対応する機能を実行する、メモリに格納されたプログラム命令によって表されうる。別の例では、そのような構成要素のいずれかの機能が、処理回路701と通信サブシステム731との間で区分されうる。別の例では、このような構成要素のいずれかの計算機負荷の重くない機能がソフトウェアまたはファームウェアで実現されてもよく、計算機負荷の重い機能がハードウェアで実現されてもよい。
図8は、いくつかの実施形態によって実装される機能を仮想化することができる仮想化環境800を示す概略ブロック図である。本文脈において、仮想化は、ハードウェアプラットフォーム、記憶装置およびネットワーク資源の仮想化を含みうる、装置またはデバイスの仮想化バージョンを作成することを意味する。ここで使用されるように、仮想化は、ノード(例えば、仮想化された基地局または仮想化された無線アクセスノード)またはデバイス(例えば、UE、無線デバイス、または任意の他のタイプの通信デバイス)またはそれらのコンポーネントに適用されることができ、機能の少なくとも一部が1つまたは複数の仮想コンポーネントとして(例えば、1つまたは複数のネットワーク内の1つまたは複数の物理処理ノード上で実行される、1つまたは複数のアプリケーション、コンポーネント、機能、仮想マシン、またはコンテナを介して)実装される実装形態に関係する。
いくつかの実施形態において、ここで説明する機能の一部または全部が、1つ以上のハードウェアノード830によってホストされる1つ以上の仮想環境800内に実装される、1つ以上の仮想マシンによって実行される仮想コンポーネントとして実装されうる。さらに、仮想ノードが無線アクセスノードでない又は無線接続を必要としない実施形態(例えば、コアネットワークノード)では、ネットワークノードが完全に仮想化されてもよい。
機能は、ここで開示される実施形態のいくつかの特徴、機能、および/または利益のいくつかを実装するように動作する1つまたは複数のアプリケーション820(代替として、ソフトウェアインスタンス、仮想アプライアンス、ネットワーク機能、仮想ノード、仮想ネットワーク機能などと呼ばれうる)によって実装されうる。アプリケーション820は、処理回路860およびメモリ890を有するハードウェア830を提供する仮想化環境800において実行される。メモリ890は、処理回路860によって実行可能な命令895を含み、それによって、アプリケーション820は、ここで開示される特徴、利点、および/または機能のうちの1つまたは複数を提供するように動作可能である。
仮想化環境800は、市販の既製(COTS)プロセッサ、専用特定用途向け集積回路(ASIC)、またはデジタルもしくはアナログハードウェア構成要素もしくは特定用途プロセッサを含む任意の他のタイプの処理回路でありうる1つまたは複数のプロセッサまたは処理回路860のセットを有する、汎用または特定用途ネットワークハードウェアデバイス830を有する。
各ハードウェアデバイスは、処理回路860によって実行される命令895またはソフトウェアを一時的に格納するための非永続的メモリでありうるメモリ890-1を有しうる。各ハードウェア装置は、物理ネットワークインタフェース880を含んだ、ネットワークインタフェースカードとしても知られる、1つ以上のネットワークインタフェースコントローラ(NIC)870を含みうる。また、各ハードウェアデバイスは、ソフトウェア895および/または処理回路860によって実行可能な命令を格納した、非一時的な、永続的な、機械可読な、記憶媒体890-2を含んでもよい。ソフトウェア895は、1つ以上の仮想化レイヤ850(ハイパーバイザとも呼ばれる)をインスタンス化するためのソフトウェア、仮想マシン840を実行するためのソフトウェア、及び、ここで説明するいくつかの実施形態に関連して説明された機能、特徴、および/または利点を実行することを可能にするソフトウェアを含んだ、あらゆる種類のソフトウェアを含みうる。
仮想マシン840は、仮想処理、仮想メモリ、仮想ネットワークワーキングまたはインタフェースおよび仮想ストレージを含み、対応する仮想化レイヤ850またはハイパーバイザによって実行されてもよい。仮想アプライアンス820のインスタンスの様々な実施形態は、1つまたは複数の仮想マシン840上で実装されてもよく、実装は異なる方法で行われてもよい。
動作中、処理回路860は、仮想マシンモニタ(VMM)と呼ばれることもあるハイパーバイザまたは仮想化レイヤ850をインスタンス化するために、ソフトウェア895を実行する。仮想化レイヤ850は、ネットワークハードウェアのように見える仮想オペレーティングプラットフォームを仮想マシン840に提示しうる。図8に示すように、ハードウェア830は、汎用または特定の構成を有するスタンドアロンネットワークノードであってもよい。ハードウェア830は、アンテナ8225を有してもよく、仮想化を介していくつかの機能を実装してもよい。あるいは、ハードウェア830は、多くのハードウェアノードが協働し、特にアプリケーション820のライフサイクル管理を監督する管理およびオーケストレーション(MANO)8100を介して管理される、より大きなハードウェアクラスタ(例えば、データセンタまたは顧客構内機器(CPE)内など)の一部であってもよい。
ハードウェアの仮想化は、いくつかの文脈において、ネットワーク機能仮想化(NFV)と呼ばれる。NFVは、多くのネットワーク機器タイプを、データセンタや顧客構内機器に配置することができる業界標準の大容量サーバ・ハードウェア、物理スイッチ、および物理ストレージに統合するために使用されうる。
NFVの文脈において、仮想マシン840は、あたかも物理的な仮想化されていないマシン上で実行されているかのようにプログラムを実行する、物理マシンのソフトウェア実装であってもよい。仮想マシン840のそれぞれ、および、その仮想マシンを実行するハードウェア830のその部分は、その仮想マシン専用のハードウェアであり、および/または、その仮想マシンによって仮想マシン840の他のものと共有されるハードウェアであり、別個の仮想ネットワーク要素(VNE)を形成する。
さらに、NFVの文脈では、仮想ネットワーク機能(VNF)は、ハードウェアネットワークインフラストラクチャ830上の1つ以上の仮想マシン840で実行され、図8のアプリケーション820に対応する特定のネットワーク機能を処理する責任を負う。
いくつかの実施形態では、それぞれが1つまたは複数の送信器8220および1つまたは複数の受信器8210を含む1つまたは複数の無線ユニット8200が1つまたは複数のアンテナ8225に結合されうる。無線ユニット8200は、1つ以上の適切なネットワークインタフェースを介してハードウェアノード830と直接通信してもよく、無線アクセスノードや基地局などの無線機能を仮想ノードに提供するための仮想コンポーネントと組み合わせて使用しうる。
いくつかの実施形態では、いくつかのシグナリングが、ハードウェアノード830と無線ユニット8200との間の通信のために代替的に使用されうる制御システム8230を使用して実施されうる。
図9を参照すると、実施形態に従って、通信システムは、無線アクセスネットワークなどのアクセスネットワーク911と、コアネットワーク914とを含んだ、3GPPタイプのセルラネットワークなどの電気通信ネットワーク910を含む。アクセスネットワーク911は、NB、eNB、gNB、または他のタイプの無線アクセスポイントなどの、それぞれが対応するカバレッジエリア913a、913b、913cを定義する複数の基地局912a、912b、912cを有する。各基地局912a、912b、912cは、有線または無線接続915を介してコアネットワーク914に接続可能である。カバレッジエリア913cに位置する第1のUE991は、対応する基地局912cに無線で接続されるか、または呼び出しを受けるように構成される。カバレッジエリア913a内の第2のUE992は、対応する基地局912aに無線で接続可能である。この例では、複数のUE991、992が示されているが、開示された実施形態は、唯一のUEがカバレッジエリア内にあるか、または唯一のUEが対応する基地局912に接続している状況にも同様に適用可能である。
電気通信ネットワーク910は、それ自体がホストコンピュータ930に接続されており、これは、スタンドアロンサーバ、クラウド実装されたサーバ、分散サーバ、またはサーバファーム内の処理リソースのハードウェアおよび/またはソフトウェアにおいて具現化されうる。ホストコンピュータ930は、サービスプロバイダの所有または制御下にあってもよいし、サービスプロバイダによって、またはサービスプロバイダの代わりに運用されてもよい。電気通信ネットワーク910とホストコンピュータ930との間の接続921および922は、コアネットワーク914からホストコンピュータ930に直接延伸してもよく、あるいはオプションの中間ネットワーク920を介してもよい。中間ネットワーク920は、公衆、プライベートまたはホストされたネットワークのうちの1つまたはそれ以上の組合せであってもよく;中間ネットワーク920は、存在する場合、バックボーンネットワークまたはインターネットであってもよく;特に、中間ネットワーク920は、2つ以上のサブネットワーク(不図示)を含んでもよい。
図9の通信システムは、全体として、UE991、992とホストコンピュータ930との間の接続性を有効にする。接続性は、オーバー・ザ・トップ(OTT)接続950として説明されうる。ホストコンピュータ930および接続されたUE991、992は、アクセスネットワーク911、コアネットワーク914、任意の中間ネットワーク920、および可能なさらなるインフラストラクチャ(不図示)を仲介者として使用して、OTT接続950を介して、データおよび/またはシグナリングを通信するように構成される。OTT接続950は、OTT接続950が通過する参加中の通信装置がアップリンク通信およびダウンリンク通信のルーティングに気付かないという意味で、トランスペアレントでありうる。例えば、基地局912は、接続されたUE991に転送される(例えば、ハンドオーバされる)ホストコンピュータ930から発信されたデータを伴う着信ダウンリンク通信の過去のルーティングについて通知されなくてよいし、その必要もない。同様に、基地局912は、UE991からホストコンピュータ930に向けて発信される発信アップリンク通信の将来のルーティングを認識する必要はない。
ここで、前述の段落で論じたUE、基地局およびホストコンピュータの実施形態による例示の実装について、図10を参照して説明する。通信システム1000において、ホストコンピュータ1010は、通信システム1000の異なる通信装置のインタフェースとの有線または無線接続をセットアップして維持するように構成された通信インタフェース1016を含んだハードウェア1015を有する。ホストコンピュータ1010は、記憶および/または処理能力を有しうる処理回路1018をさらに有する。特に、処理回路1018は、命令を実行するように適合された、1つ以上のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組み合わせ(不図示)を含みうる。ホストコンピュータ1010は、さらに、ホストコンピュータ1010内に格納されまたはホストコンピュータ1010によってアクセス可能であり、処理回路1018によって実行可能であるソフトウェア1011を有する。ソフトウェア1011は、ホストアプリケーション1012を含む。ホストアプリケーション1012は、UE1030およびホストコンピュータ1010で終端するOTT接続1050を介して接続するUE1030などの、リモートユーザにサービスを提供するように動作可能でありうる。サービスをリモートユーザに提供する際に、ホストアプリケーション1012は、OTT接続1050を使用して送信されるユーザデータを提供しうる。
通信システム1000は、さらに、電気通信システムに設けられ、ホストコンピュータ1010およびUE1030と通信することを可能にするハードウェア1025を有する基地局1020を含む。ハードウェア1025は、通信システム1000の異なる通信装置のインタフェースと有線または無線接続をセットアップして維持するための通信インタフェース1026と、基地局1020によって提供されるカバレッジエリア(図10において不図示)に位置するUE1030との少なくとも無線接続1070をセットアップして維持するための無線インタフェース1027とを含みうる。通信インタフェース1026は、ホストコンピュータ1010への接続1060を送信するように構成されうる。接続1060は、直接であってもよく、電気通信システムのコアネットワーク(図10において不図示)を通過してもよく、および/または電気通信システムの外部の1つ以上の中間ネットワークを通過してもよい。図示の実施形態では、基地局1020のハードウェア1025は、命令を実行するように適合された1つ以上のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイまたはこれらの組み合わせ(不図示)を有しうる処理回路1028をさらに含む。基地局1020は、さらに、内部に記憶された、または外部接続を介してアクセス可能なソフトウェア1021を有する。
通信システム1000は、既に言及したUE1030をさらに含む。そのハードウェア1035は、UE1030が現在位置するカバレッジエリアを提供する基地局との無線接続1070をセットアップして維持するように構成された無線インタフェース1037を含みうる。UE1030のハードウェア1035は、さらに、命令を実行するように適合された、1つ以上のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組み合わせ(不図示)を有しうる処理回路1038を含む。UE1030は、UE1030内に記憶され、または、UE1030によってアクセス可能であり、また処理回路1038によって実行可能である、ソフトウェア1031をさらに有する。ソフトウェア1031は、クライアントアプリケーション1032を含む。クライアントアプリケーション1032は、ホストコンピュータ1010のサポートにより、UE1030を介して人間または非人間のユーザにサービスを提供するように動作可能でありうる。ホストコンピュータ1010において、実行中のホストアプリケーション1012は、UE1030およびホストコンピュータ1010で終端するOTT接続1050を介して、実行中のクライアントアプリケーション1032と通信しうる。サービスをユーザに提供する際に、クライアントアプリケーション1032は、ホストアプリケーション1012から要求データを受信し、要求データに応答してユーザデータを提供しうる。OTT接続1050は、要求データとユーザデータの両方を転送しうる。クライアントアプリケーション1032は、ユーザと対話して、それが提供するユーザデータを生成しうる。
なお、図10に示されるホストコンピュータ1010、基地局1020、およびUE1030は、それぞれ、図9の、ホストコンピュータ930、基地局912a、912b、912cのうちの1つ、およびUE991、992のうちの1つと同様または同一でありうる。すなわち、これらのエンティティの内部動作は、図10に示されるようなものであってもよく、独立して、周囲のネットワークトポロジが図9のものであってもよい。
図10では、OTT接続1050を抽象的に描いて、いかなる中間デバイスも明示的に参照せず、これらのデバイスを介したメッセージの正確なルーティングも示さずに、基地局1020を介したホストコンピュータ1010とUE1030との間の通信を示した。ネットワークインフラストラクチャは、UE1030から、またはホストコンピュータ1010を運用するサービスプロバイダから、あるいはその両方から隠すように構成されうる、ルーティングを決定しうる。OTT接続1050がアクティブである間、ネットワークインフラストラクチャは、(例えば、負荷分散の考慮またはネットワークの再構成に基づいて)ルーティングを動的に変更する決定を、さらに行うことができる。
UE1030と基地局1020との間の無線接続1070は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従う。様々な実施形態のうちの1つまたは複数は、無線接続1070が最後のセグメントを形成するOTT接続1050を使用して、UE1030に提供されるOTTサービスの性能を改善する。より正確には、これらの実施形態の教示が、成可能なデータ速度および電力消費を改善することができ、それによって、使用待ち時間の減少およびバッテリ寿命の延長などの利点を提供する。
1つまたは複数の実施形態が改善するデータ速度、待ち時間、および他の要因を監視する目的で、測定手順が提供されうる。さらに、測定結果の変動に応答して、ホストコンピュータ1010とUE1030との間のOTT接続1050を再構成するためのオプションのネットワーク機能があってもよい。OTT接続1050を再構成するための測定手順および/またはネットワーク機能は、ホストコンピュータ1010のソフトウェア1011およびハードウェア1015、またはUE1030のソフトウェア1031およびハードウェア1035、あるいはその両方で実現することができる。実施形態では、センサ(不図示)が、OTT接続1050が通過する通信デバイスに配置され、またはそれに関連してもよく;センサは上で例示された監視された量の値を供給することによって、またはソフトウェア1011、1031が監視される量を計算または推定することができる他の物理量の値を供給することによって、測定手順に関与してもよい。OTT接続1050の再構成は、メッセージフォーマット、再送信設定、好ましいルーティングなどを含んでもよく;再構成は、基地局1020に影響を及ぼす必要はなく、基地局1020には知られていないか、または知覚できなくてもよい。このような手順および機能は当技術分野で公知であり、実践されうる。特定の実施形態では、測定が、スループット、伝搬時間、待ち時間などのホストコンピュータ1010の測定を容易にする独自のUEシグナリングを含みうる。測定は、ソフトウェア1011および1031が、伝搬時間やエラーなどを監視している間に、OTT接続1050を使用して、メッセージ、特に空のまたは「ダミー」のメッセージを送信させるという点で、実装されうる。
図11は、一実施形態による、通信システムにおいて実行される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図9および図10を参照して説明した、ホストコンピュータ、基地局、およびUEを含む。本開示を簡単にするために、図11に対する図面参照のみがこのセクションに含まれる。ステップ1110において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。ステップ1110のサブステップ1111(オプションでありうる)において、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップ1120において、ホストコンピュータは、ユーザデータをUEに運ぶ送信を開始する。ステップ1130(オプションでありうる)において、基地局は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、ホストコンピュータが開始した送信において搬送されたユーザデータをUEに送信する。ステップ1140において、UEは、ホストコンピュータによって実行されるホストアプリケーションに関連付けられた、クライアントアプリケーションを実行する。
図12は、一実施形態による、通信システムにおいて実行される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図9および図10を参照して説明した、ホストコンピュータ、基地局、およびUEを含む。本開示を簡単にするために、図12に対する図面参照のみがこのセクションに含まれる。本方法のステップ1210において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。オプションのサブステップ(不図示)において、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによってユーザデータを提供する。ステップ1220において、ホストコンピュータは、ユーザデータをUEに運ぶ送信を開始する。その送信は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、基地局を介して渡されうる。ステップ1230(オプションでありうる)において、UEは、その送信において運ばれるユーザデータを受信する。
図13は、一実施形態による、通信システムにおいて実行される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図9および図10を参照して説明した、ホストコンピュータ、基地局、およびUEを含む。本開示を簡単にするために、図13に対する図面参照のみがこのセクションに含まれる。ステップ1310(オプションでありうる)において、UEは、ホストコンピュータによって提供される入力データを受信する。追加的に又は代替的に、ステップ1320において、UEは、ユーザデータを提供する。ステップ1320のサブステップ1321(オプションでありうる)において、UEは、クライアントアプリケーションを実行することによってユーザデータを提供する。ステップ1310のサブステップ1311(オプションでありうる)において、UEは、ホストコンピュータによって提供された受信入力データに応答してユーザデータを提供する、クライアントアプリケーションを実行する。ユーザデータを提供する際に、実行されたクライアントアプリケーションは、ユーザから受け取ったユーザ入力をさらに考慮してもよい。ユーザデータが提供された特定の方法によらず、UEは、サブステップ1330(オプションでありうる)において、ユーザデータのホストコンピュータへの送信を開始する。本方法のステップ1340において、ホストコンピュータは、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、UEから送信されたユーザデータを受信する。
図14は、一実施形態による、通信システムにおいて実行される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図9および図10を参照して説明した、ホストコンピュータ、基地局、およびUEを含む。本開示を簡単にするために、図14に対する図面参照のみがこのセクションに含まれる。ステップ1410(オプションでありうる)において、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、基地局は、UEからユーザデータを受信する。ステップ1420(オプションでありうる)において、基地局は、受信したユーザデータのホストコンピュータへの送信を開始する。ステップ1430(オプションでありうる)において、ホストコンピュータは、基地局によって開始された送信において運ばれたユーザデータを受信する。
ここで開示される任意の適切なステップ、方法、特徴、機能、または利益は、1つまたは複数の仮想装置の1つまたは複数の機能ユニットまたはモジュールを介して実行されうる。各仮想装置は、いくつかのこれらの機能ユニットを有しうる。これらの機能ユニットは、1つまたは複数のマイクロプロセッサまたはマイクロコントローラを含みうる処理回路、ならびにデジタルシグナルプロセッサ(DSP)、専用デジタルロジックなどを含みうる他のデジタルハードウェアを介して実装されうる。処理回路は、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、キャッシュメモリ、フラッシュメモリデバイス、光記憶デバイスなどの1つまたは複数のタイプのメモリを含みうるメモリに格納された、プログラムコードを実行するように構成されうる。メモリに格納されたプログラムコードは、1つまたは複数の電気通信および/またはデータ通信プロトコルを実行するためのプログラム命令、ならびにここで説明される技術のうちの1つまたは複数を実行するための命令を含む。いくつかの実装では、処理回路は、本開示の1つ以上の実施形態に従って、それぞれの機能ユニットに、対応する機能を実行させるために使用されうる。
図15は、無線ネットワーク(例えば、図6に示される無線ネットワーク)における、装置1500の概略ブロック図を示す。装置は、無線デバイスまたはネットワークノード(例えば、図6に示される無線デバイス610またはネットワークノード660)において実装されうる。装置1500は、図4を参照して説明した例示的な方法、および場合によってはここで開示された任意の他のプロセスまたは方法を実行するように動作可能である。図4の方法は、必ずしも装置1500のみによって実行されるわけではないことも理解されるべきである。本方法の少なくともいくつかの動作が、1つまたは複数の他のエンティティによって実行されてもよい。
仮想装置1500は、1つまたは複数のマイクロプロセッサまたはマイクロコントローラを含みうる処理回路、ならびに、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、専用デジタルロジックを含むことができる他のデジタルハードウェアを含みうる。処理回路は、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ、キャッシュメモリ、フラッシュメモリデバイス、光記憶デバイスなどの1つまたはいくつかのタイプのメモリを含みうるメモリに格納された、プログラムコードを実行するように構成されうる。メモリに格納されたプログラムコードは、いくつかの実施形態において、1つまたは複数の電気通信および/またはデータ通信プロトコルを実行するためのプログラム命令、ならびにここで説明された技術のうちの1つまたは複数を実行するための命令を含む。幾つかの実装形態では、処理回路を使用して、受信部1502、判定部1504、および実行部1506、ならびに装置1500の任意の他の適切なユニットに、本開示の1つ以上の実施形態による対応する機能を実行させてもよい。
図15に示されるように、装置1500は、受信部1502と、判定部1504と、実行部1506とを含み、UEが第1のネットワークノードおよび第2のネットワークノードへのデュアルコネクティビティで動作しており、第1のネットワークノードおよび第2のネットワークノードが両方ともNew Radio(NR)ノードである場合、受信部1502は、ネットワークから測定および/または報告コンフィグ情報を受信するように構成され、判定部1504は、受信された測定および/または報告コンフィグ情報に基づいて、UEにおいて、受信された測定および/または報告コンフィグ情報が第1のネットワークノードに関連するか第2のネットワークノードに関連するかを判定するように構成され、実行部1506は、受信された測定および/または報告コンフィグ情報が第1のネットワークノードに関連するか第2のネットワークノードに関連するかに関する判定に基づいて、測定を実行しおよび/または測定結果を報告するように構成される。
ユニット(部)という用語は、電子工学、電気デバイス、および/または電子デバイスの分野において従来の意味を有することができ、たとえば、ここで説明されるような、それぞれのタスク、手順、演算、出力、および/または表示機能などを実行するための、電気および/または電子回路、デバイス、モジュール、プロセッサ、メモリ、ロジックソリッドステートおよび/またはディスクリートデバイス、コンピュータプログラムまたは命令を含むことができる。
上述の実施形態は、本発明を限定するのではなく例示するものであり、当業者は、添付の特許請求の範囲から逸脱することなく、多くの代替実施形態を設計することができることに留意されたい。単語「有する」は請求項に列挙されたもの以外の要素又はステップの存在を除外せず、「a」又は「an」は複数を除外せず、単一の特徴又は他のユニットが、請求項に列挙された、いくつかのユニットの機能を満たしうる。請求項中の引用符号は、その範囲を限定するように解釈してはならない。
略語
本開示では、以下の略語の少なくともいくつかが使用されうる。略語間に不一致がある場合、それが上記でどのように使用されているかが優先されるべきである。以下で複数回列挙された場合、最初の列挙が、その後の任意の列挙よりも優先されるべきである。
1xRTT CDMA2000 1x無線送信技術
3GPP 第3世代パートナーシップ・プロジェクト
5G 第5世代
ABS ほぼ空白のサブフレーム
ARQ 自動再送要求
AWGN 加法性白色ガウス雑音
BCCH ブロードキャスト制御チャネル
BCH ブロードキャストチャネル
CA キャリアアグリゲーション
CC キャリアコンポーネント
CCCH SDU 共通制御チャネルSDU
CDMA 符号分割多元接続
CGI セルグローバル識別子
CIR チャネルインパルス応答
CP サイクリックプレフィックス
CPICH 共通パイロットチャネル
CPICH Ec/No チップあたりのCPICH受信エネルギーを帯域内の電力密度で割った値
CQI チャネル品質情報
C-RNTI セルRNTI
CSI チャネル状態情報
DCCH 固有制御チャネル
DL ダウンリンク
DM 復調
DMRS 復調参照信号
DRX 間欠受信
DTX 間欠送信
DTCH 固有トラフィックチャンネル
DUT 被試験デバイス
E-CID エンハンスドCell-ID(測位方式)
E-SMLC エボルブド・サービングモバイルロケーションセンタ
ECGI エボルブドCGI
eNB E-UTRAN NodeB
ePDCCH 拡張物理ダウンリンク制御チャネル
E-SMLC エボルブド・サービングモバイルロケーションセンタ
E-UTRA エボルブドUTRA
E-UTRAN エボルブドUTRAN
FDD 周波数分割複信
FFS さらなる研究のために
GERAN GSM EDGE無線アクセスネットワーク
gNB NRの基地局
GNSS 全地球航法衛星システム
GSM 移動通信用グローバルシステム
HARQ ハイブリッド自動再送要求
HO ハンドオーバ
HSPA 高速パケットアクセス
HRPD 高速パケットデータ
LOS 見通し
LPP LTE測位プロトコル
LTE ロングタームエボリューション
MAC 媒体アクセス制御
MBMS マルチメディア放送マルチキャストサービス
MBSFN マルチメディア放送マルチキャストサービス単一周波数ネットワーク
MBSFN ABS MBSFNのほぼ空白のサブフレーム
MDT ドライブテストの最小化
MIB マスタインフォメーションブロック
MME 移動管理エンティティ
MSC 移動交換センタ
NPDCCH 狭帯域物理ダウンリンク制御チャネル
NR New Radio
OCNG OFDMAチャネルノイズジェネレータ
OFDM 直交周波数分割多重
OFDMA 直交周波数分割多元接続
OSS 運用支援システム
OTDOA 観測到来時間差
O&M 運用及び保守
PBCH 物理ブロードキャストチャネル
P-CCPCH プライマリ共通制御物理チャネル
PCell プライマリセル
PCFICH 物理制御フォーマットインジケータチャネル
PDCCH 物理ダウンリンク制御チャネル
PDP プロファイル遅延プロファイル
PDSCH 物理ダウンリンク共有チャネル
PGW パケットゲートウェイ
PHICH 物理ハイブリッドARQインジケータチャネル
PLMN 公衆陸上移動通信網
PMI プリコーダ行列インジケータ
PRACH 物理ランダムアクセスチャネル
PRS 測位参照信号
PSS プライマリ同期信号
PUCCH 物理アップリンク制御チャネル
PUSCH 物理アップリンク共有チャネル
RACH ランダムアクセスチャネル
QAM 直交振幅変調
RAN 無線アクセスネットワーク
RAT 無線アクセス技術
RLM 無線リンク管理
RNC 無線ネットワーク制御装置
RNTI 無線ネットワーク一時識別子
RRC 無線リソース制御
RRM 無線リソース管理
RS 参照信号
RSCP 受信信号符号電力
RSRP 参照シンボル受信電力又は参照信号受信電力
RSRQ 参照信号受信品質又は参照シンボル受信品質
RSSI 受信信号強度インジケータ
RSTD 参照信号時間差
SCH 同期チャネル
SCell セカンダリセル
SDU サービスデータユニット
SFN システムフレーム番号
SGW サービングゲートウェイ
SI システムインフォメーション
SIB システムインフォメーションブロック
SNR 信号対雑音比
SON 自己最適化ネットワーク
SS 同期信号
SSS セカンダリ同期信号
TDD 時分割複信
TDOA 到来時間差
TOA 到来タイミング
TSS ターシャリ(Tertiary)同期信号
TTI 送信時間間隔
UE ユーザ端末
UL アップリンク
UMTS ユニバーサル移動通信システム
USIM ユニバーサル加入者識別モジュール
UTDOA アップリンク到来時間差
UTRA ユニバーサル地上無線アクセス
UTRAN ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク
WCDMA Wide CDMA
WLAN 広域ローカルエリアネットワーク

Claims (16)

  1. 無線デバイスによって実行される方法であって、前記無線デバイスはマスタノードおよびセカンダリノードへのデュアルコネクティビティで動作し、前記マスタノードおよび前記セカンダリノードは、両方とも、New Radio(NR)ノードであり、
    前記方法は、
    ネットワークからの測定および/または報告コンフィグ情報を受信することと、
    受信された前記測定および/または報告コンフィグ情報に基づいて、受信された前記測定および/または報告コンフィグ情報がマスタセルグループに関連するかセカンダリセルグループに関連するかを前記無線デバイスにおいて判定することであって、
    前記測定および/または報告コンフィグ情報が、SRB1を介して受信されたRRCReconfigurationメッセージ内で直接受信された場合、受信された前記測定および/または報告コンフィグ情報が前記マスタセルグループに関連すると判定すること、または、
    前記測定および/または報告コンフィグ情報が、SRB3を介して受信されたRRCReconfigurationメッセージ内で直接受信された場合、もしくは、前記測定および/または報告コンフィグ情報が、SRB1を介して受信されたRRCReconfigurationメッセージ内に埋め込まれたRRCReconfigurationメッセージにおいて受信された場合に、受信された前記測定および/または報告コンフィグ情報が前記セカンダリセルグループに関連すると判定すること、
    を含んだ、受信された前記測定および/または報告コンフィグ情報が前記マスタセルグループに関連するか前記セカンダリセルグループに関連するかを判定することと、
    受信された前記測定および/または報告コンフィグ情報が前記マスタセルグループに関連するか前記セカンダリセルグループに関連するかに関する前記判定に基づいて、測定を実行することおよび/または測定結果を報告すること、
    を含む方法。
  2. 受信された報告コンフィグ情報が前記マスタセルグループに関連するか前記セカンダリセルグループに関連するかに関する前記判定に基づいて、前記マスタノードと前記セカンダリノードとのいずれかに、測定結果を報告することを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記セカンダリセルグループに関連付けられるべき、測定アイデンティティ、測定対象アイデンティティ、および/または、報告コンフィグのうちの1つ以上の範囲を示すコンフィグ情報を、前記ネットワークから受信することを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 受信された前記測定および/または報告コンフィグは、
    マスタセルグループに関する測定および/または報告コンフィグ情報を含む第1の情報要素および/またはフィールドと、
    セカンダリセルグループに関する測定および/または報告コンフィグ情報を含む第2の情報要素および/またはフィールドと、
    の少なくともいずれかを含む、請求項1に記載の方法。
  5. 第1の情報要素および/またはフィールドにおいてマスタセルグループに関する測定結果情報を報告すること、または、前記第1の情報要素とは異なる第2の情報要素においてセカンダリセルグループに関する測定結果を報告することを含む、請求項1に記載の方法。
  6. SRB3が構成されている場合、SRB3を介して前記セカンダリセルグループに関する測定結果を報告することを含む、請求項5に記載の方法。
  7. SRB3が構成されていない場合、前記マスタセルグループを介した無線リソース制御メッセージにおいて前記セカンダリセルグループに関する測定結果を報告することを含む、請求項5に記載の方法。
  8. マスタノードの動作方法であって、前記マスタノードがユーザ端末(UE)にサービスを提供しており、前記UEが前記マスタノードおよびセカンダリノードへのデュアルコネクティビティで動作しており、前記マスタノードがマスタセルグループの一部であり、前記方法は、
    前記マスタセルグループに関連する測定および/または報告コンフィグ情報のために利用可能な情報要素および/またはフィールドにおいて、測定および/または報告コンフィグを送信することを含む、方法。
  9. 前記測定および/または報告コンフィグ情報を、SRB1を介したRRCReconfigurationメッセージ内で直接送信することを含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記UEから測定報告を受信することをさらに含む、請求項8または9に記載の方法。
  11. セカンダリノードの動作方法であって、前記セカンダリノードがユーザ端末(UE)にサービスを提供しており、前記UEが前記セカンダリノードおよびマスタノードへのデュアルコネクティビティで動作しており、前記セカンダリノードがセカンダリセルグループの一部であり、前記方法は、
    前記セカンダリセルグループに関する測定および/または報告コンフィグ情報のために利用可能な情報要素および/またはフィールドにおいて、測定および/または報告コンフィグを送信することを含む、方法。
  12. SRB1を介したRRCReconfigurationメッセージ内に埋め込まれたRRCReconfigurationメッセージにおいて、前記測定および/または報告コンフィグ情報を送信することを含む、請求項11に記載の方法。
  13. SRB3を介したRRCReconfigurationメッセージ内で、前記測定および/または報告コンフィグ情報を送信することを含む、請求項11に記載の方法。
  14. 前記UEから測定報告を受信することをさらに含む、請求項11から13のいずれか1項に記載の方法。
  15. 無線デバイスであって、
    請求項1から7のいずれか1項に記載のステップのいずれかを実行するように構成された処理回路と、
    前記無線デバイスに電力を供給するように構成された電力供給回路と、
    を含む無線デバイス。
  16. ネットワークノード、例えば基地局であって、
    請求項8から14のいずれか1項に記載のステップのいずれかを実行するように構成された処理回路と、
    前記ネットワークノードへ電力を供給するように構成された電力供給回路と、
    を含むネットワークノード。
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