JP2022501318A - パーソナルケア組成物 - Google Patents
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Abstract
ビヒクルと;美容上許容される油と;カチオン性ポリマーであって、アクリルアミドモノマーの構造単位;N,N−ジメチルアクリルアミドモノマーの構造単位;およびモノエチレン性不飽和モノカチオン性モノマーの構造単位を含むカチオン性ポリマーとを含むパーソナルケア組成物が提供され、カチオン性ポリマーは、10mol%未満の多エチレン性不飽和カチオン性モノマーの構造単位を含み;カチオン性ポリマーは、30重量%未満のエステル含有モノマーの構造単位を含み;カチオン性ポリマーは、エポキシ、無水物、イミド、ラクトン、カルボン酸、スルホン酸およびイソシアネートからなる群から選択される部分を含むエチレン性不飽和モノマーの構造単位を1mol%未満含み;カチオン性ポリマーは、0.1mol%未満の反応性シロキサンの構造単位を含み;パーソナルケア組成物は、0.05重量%未満の水溶性、有機、両性ポリマーコンディショニング剤を含む。パーソナルケア組成物を使用する方法もまた提供される。【選択図】なし
Description
本発明は、パーソナルケア組成物に関する。特に、本発明は、ビヒクルと;美容上許容される油と;カチオン性ポリマーであって、アクリルアミドモノマーの構造単位;N,N−ジメチルアクリルアミドモノマーの構造単位;およびモノエチレン性不飽和モノカチオン性モノマーの構造単位を含むカチオン性ポリマーとを含むパーソナルケア組成物に関し、カチオン性ポリマーは、10mol%未満の多エチレン性不飽和カチオン性モノマーの構造単位を含み;カチオン性ポリマーは、30重量%未満のエステル含有モノマーの構造単位を含み;カチオン性ポリマーは、エポキシ、無水物、イミド、ラクトン、カルボン酸、スルホン酸およびイソシアネートからなる群から選択される部分を含むエチレン性不飽和モノマーの構造単位を1mol%未満含み;カチオン性ポリマーは、0.1mol%未満の反応性シロキサンの構造単位を含み;パーソナルケア組成物は、0.05重量%未満の水溶性、有機、両性ポリマーコンディショニング剤を含む。
保湿剤の堆積は、様々なパーソナルケア組成物にとって特に興味深い。特に、洗浄効果に加えて保湿効果をもたらすパーソナルケアクレンザー(例えば、ボディウォッシュ、フェイスウォッシュ、ハンドウォッシュ、石鹸、シャンプー)への関心がある。
皮膚のクレンジングは、個人の衛生状態の遍在的要素になっている。皮膚のクレンジングは、皮膚または個人に有害であると認識されている汚れ、細菌およびその他のものの除去を容易にする。クレンジング配合物は通常、皮膚に付着した物質の除去を促進するための界面活性剤を含む。残念ながら、クレンジング配合物は、望ましくない物質および望ましい物質の両方を皮膚から除去する。例えば、望ましくないことに、クレンジング配合物はしばしば、水分の損失から皮膚を保護するように作用する油を皮膚から除去する。皮膚から過剰な油分を除去すると、皮膚が乾燥しやすくなる可能性がある。この皮膚乾燥の懸念に対する1つの解決策は、穏やかな界面活性剤の選択である。別のアプローチは、堆積によって除去された油を置き換えるのに役立つ添加剤を組み込むことであるが、このアプローチは、特にリンスオフ型用途では実践が難しいことが証明されている。
皮膚への物質の堆積を増強するためのアプローチは、Sauに対する米国特許出願公開第20100247472号に開示されている。Sauは、コンディショナーおよびアミノ基で官能化されたポリマーを含む水性パーソナルケア組成物を開示しており、アミノ基はペンダントであり、アミノ基で官能化されたポリマーは以下の構造を有する。
式中、ポリマーは、天然、半合成、または合成ポリマーを含み;Xは、酸素、窒素もしくは硫黄原子、またはポリアルキレンオキシド基を含み;Yは、二価ポリアルキレンまたは置換二価ポリアルキレン部分を含み;R1およびR2は、同じであっても異なっていてもよく、水素、C1〜20アルキル、C1〜20アリールまたはC1〜20アルキル(アリール)基を含み;nは、0〜10の整数を含み;Z−は、対アニオンを含み、コンディショナーは、カチオン性界面活性剤、カチオン性ポリマー、核酸、脂質、シリコーン、炭化水素油、脂肪酸エステルおよびそれらの組み合わせからなる群から選択される。
従来使用されている堆積助剤、例えば可溶性カチオン性修飾セルロース(例えばPQ−10)、グアーヒドロキシプロピルトリアンモニウムクロリドおよび他のカチオン性ポリマー(例えばPQ−6、PQ−7)は、パーソナルケアクレンザーにおいて一定レベルの油の堆積を提供するが、それにもかかわらず、それらは効率が低く、所望の皮膚の保湿を促進するためにパーソナルケアクレンザー配合物に比較的高レベルの油を組み込むことを必要とする。しかしながら、そのような高レベルの油は、配合物の消費者による使用感に発泡/泡の感触の悪影響を与える。
したがって、消費者による望ましい使用感を維持しながら保湿を促進するパーソナルケア組成物の必要性が残されている。
本発明は、ビヒクルと;美容上許容される油と;カチオン性ポリマーであって、(a)1〜98重量%のアクリルアミドモノマーの構造単位;(b)1〜98重量%のN,N−ジメチルアクリルアミドモノマーの構造単位;(c)1〜30重量%未満の式(I)
(式中、R1は、−Hまたは−CH3基であり;R2は、−Hまたは−CH3基であり;Xは、−O−または−N−であり;R3は、−C1−4アルキレンであり;R4、R5およびR6は、それぞれ独立して、−HまたはC1〜30アルキル基であり;但し、R4及びR5は、それぞれ−H又は−CH3基であり、R6は、式(I)の不飽和モノマーの構造単位の1〜100mol%の−C2〜30アルキル基である)のモノエチレン性不飽和モノカチオン性モノマーの構造単位を含むカチオン性ポリマーとを含む、パーソナルケア組成物を提供し、カチオン性ポリマーは、65重量%超の組み合わされた(a)および(b)の構造単位を含み;カチオン性ポリマーは、10mol%未満の多エチレン性不飽和カチオン性モノマーの構造単位を含み;カチオン性ポリマーは、30重量%未満のエステル含有モノマーの構造単位を含み;カチオン性ポリマーは、エポキシ、無水物、イミド、ラクトン、カルボン酸、スルホン酸およびイソシアネートからなる群から選択される部分を含むエチレン性不飽和モノマーの構造単位を1mol%未満含み;カチオン性ポリマーは、0.1mol%未満の反応性シロキサンの構造単位を含み;パーソナルケア組成物は、0.05重量%未満の水溶性、有機、両性ポリマーコンディショニング剤を含む。
本発明は、ビヒクルと;美容上許容される油と;カチオン性ポリマーであって、(a)1〜98重量%のアクリルアミドモノマーの構造単位;(b)1〜98重量%のN,N−ジメチルアクリルアミドモノマーの構造単位;(c)1〜30重量%未満の式(II)
(式中、R1は、−Hまたは−CH3基であり;R2は、−Hまたは−CH3基であり;R3は、−C1−4アルキレンであり;R4、R5およびR6は、それぞれ独立して、−HまたはC1〜30アルキル基であり;但し、R4及びR5は、それぞれ−H又は−CH3基であり、R6は、式(I)の不飽和モノマーの構造単位の1〜100mol%の−C2〜30アルキル基である)のモノエチレン性不飽和モノカチオン性モノマーの構造単位を含むカチオン性ポリマーとを含む、パーソナルケア組成物を提供し、カチオン性ポリマーは、65重量%超の組み合わされた(a)および(b)の構造単位を含み;カチオン性ポリマーは、10mol%未満の多エチレン性不飽和カチオン性モノマーの構造単位を含み;カチオン性ポリマーは、30重量%未満のエステル含有モノマーの構造単位を含み;カチオン性ポリマーは、エポキシ、無水物、イミド、ラクトン、カルボン酸、スルホン酸およびイソシアネートからなる群から選択される部分を含むエチレン性不飽和モノマーの構造単位を1mol%未満含み;カチオン性ポリマーは、0.1mol%未満の反応性シロキサンの構造単位を含み;
パーソナルケア組成物は、0.05重量%未満の水溶性、有機、両性ポリマーコンディショニング剤を含む。
パーソナルケア組成物は、0.05重量%未満の水溶性、有機、両性ポリマーコンディショニング剤を含む。
本発明は、パーソナルケア組成物を使用する方法であって、本発明のパーソナルケア組成物を提供することと、パーソナルケア組成物を皮膚および毛髪の少なくとも1つに適用することとを含む方法を提供する。
驚くべきことに、アクリルアミドモノマーの構造単位;N,N−ジメチルアクリルアミドモノマーの構造単位;およびモノエチレン性不飽和モノカチオン性モノマーの構造単位を含むカチオン性ポリマー(カチオン性ポリマーは、10mol%未満の多エチレン性不飽和カチオン性モノマーの構造単位を含み;カチオン性ポリマーは、30重量%未満のエステル含有モノマーの構造単位を含み;カチオン性ポリマーは、エポキシ、無水物、イミド、ラクトン、カルボン酸、スルホン酸およびイソシアネートからなる群から選択される部分を含むエチレン性不飽和モノマーの構造単位を1mol%未満含み;カチオン性ポリマーは、0.1mol%未満の反応性シロキサンの構造単位を含み;パーソナルケア組成物は、0.05重量%未満の水溶性、有機、両性ポリマーコンディショニング剤を含む)が、優れた油沈着効率を提供し、消費者による望ましい使用感を保ちながら保湿を提供できるようにする。
特に指示がない限り、比率、百分率、部等は、重量単位である。
本明細書で使用される場合、他に示されない限り、「分子量」またはMwという語句は、ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)およびポリ(エチレンオキシド)標準を用いて従来の手法で測定される重量平均分子量を指す。GPC技法は、Modern Size Exclusion Chromatography,W.W.Yau,J.J.Kirkland,D.D.Bly;Wiley−Interscience,1979、およびA Guide to Materials Characterization and Chemical Analysis,J.P.Sibilia;VCH,1988,p.81−84に詳細に考察されている。分子量は、本明細書においてダルトンの単位で、または同等にg/molで報告される。
本明細書および添付の特許請求の範囲で使用される「美容上許容される」という用語は、パーソナルケア組成物に典型的に使用される成分を意味し、パーソナルケア組成物に典型的に見られる量で存在する場合に有毒な材料は、本発明の一部として企図されないことを強調することが意図されている。
好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、ボディウォッシュ配合物、剥離ボディウォッシュ配合物、洗顔料配合物、剥離洗顔料配合物、液体ハンドソープ、シャンプー、コンディショニングシャンプー、リーブオンヘアコンディショナー、リンスオフヘアコンディショナー、ヘアカラー剤、ヘアスタイリングジェル、石鹸、日焼け止め、サルフェート不含クレンジング配合物およびマイルドクレンジング配合物からなる群から選択される。より好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、ボディウォッシュ配合物、洗顔料配合物、リーブオンヘアコンディショナー、リンスオフヘアコンディショナー、ヘアスタイリングジェル、日焼け止めおよびシャンプーからなる群から選択される。最も好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、ボディウォッシュ配合物である。
好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、ビヒクル(好ましくは、ビヒクルは水を含み;より好ましくは、ビヒクルは、水および水性C1〜4アルコール混合物からなる群から選択され;最も好ましくは、ビヒクルは水である)と;美容上許容される油(好ましくは、美容上許容される油は、炭化水素油(例えば、鉱物油、ワセリン、ポリイソブテン、水素化ポリイソブテン、水素化ポリデセン、ポリイソヘキサデカン);天然油(例えば、カプリル酸およびカプリン酸トリグリセリド、ヒマワリ油、大豆油、ココナッツ油);シリコーン油(例えばポリジメチルシロキサン);香油(例えばリモネン)およびそれらの混合物からなる群から選択され;より好ましくは、美容上許容される油は、ミネラル油を含み;最も好ましくは、美容的に許容される油は、ミネラル油である)と;(a)1〜98重量%(好ましくは10〜75重量%;より好ましくは15〜45重量%;さらにより好ましくは20〜40重量%;最も好ましくは25〜35重量%)のアクリルアミドモノマーの構造単位;(b)1〜98重量%(好ましくは20〜80重量%;より好ましくは45〜75重量%;さらにより好ましくは50〜70重量%;最も好ましくは55〜65重量%)のN,N−ジメチルアクリルアミドモノマーの構造単位;(c)1〜30重量%未満(好ましくは5〜25重量%未満;より好ましくは7.5〜20重量%;さらにより好ましくは8〜15重量%;最も好ましくは9〜12重量%)の式(I)(好ましくは、式(II)
(式中、R1は、−Hまたは−CH3基(好ましくは−H)であり;R2は、−Hまたは−CH3基(好ましくは−CH3)であり;Xは、−O−または−N−(好ましくは−O−)であり、R3は、−C1〜4アルキレン(好ましくは−C2アルキレン)であり;R4、R5およびR6は、それぞれ独立して、−HまたはC1〜30アルキル基であり;但し、R4およびR5は、それぞれ−Hまたは−CH3基(好ましくは−CH3基)であり、R6は、式(I)の不飽和モノマーの構造単位の1〜100mol%(好ましくは25〜100mol%;より好ましくは50〜100mol%;さらにより好ましくは75〜100mol%;さらにより好ましくは95〜100mol%;最も好ましくは98〜100mol%)の−C2〜30アルキル基(好ましくは−C4〜22アルキル基;より好ましくは−C4〜18アルキル基;最も好ましくは−C5〜12アルキル基)である)のモノエチレン性不飽和モノカチオン性モノマーの構造単位を含むカチオン性ポリマーとを含み;カチオン性ポリマーは、65重量%超の組み合わされた(a)および(b)の構造単位を含み;カチオン性ポリマーは、10mol%未満の多エチレン性不飽和カチオン性モノマーの構造単位を含み;カチオン性ポリマーは、30重量%未満のエステル含有モノマーの構造単位を含み;カチオン性ポリマーは、エポキシ、無水物、イミド、ラクトン、カルボン酸、スルホン酸およびイソシアネートからなる群から選択される部分を含むエチレン性不飽和モノマーの構造単位を1mol%未満(好ましくは0.1mol%未満;より好ましくは0〜0.01mol%未満;さらにより好ましくは0〜0.001mol%未満;最も好ましくは0〜検出限界未満)含み;カチオン性ポリマーは、0.1mol%未満(好ましくは0〜0.01mol%未満;より好ましくは0〜0.001mol%未満;最も好ましくは0〜検出限界未満)の反応性シロキサンの構造単位を含み;パーソナルケア組成物は、0.05重量%未満の水溶性、有機、両性ポリマーコンディショニング剤を含む。
好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、ビヒクルを含み、ビヒクルは水を含む。より好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、ビヒクルを含み、ビヒクルは、水および水性C1〜4アルコールの混合物からなる群から選択される。最も好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、ビヒクルを含み、ビヒクルは水である。
好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、25〜99重量%のビヒクルを含む。好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、30〜95重量%のビヒクルを含み、ビヒクルは水を含む。より好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、60〜85重量%のビヒクルを含み、ビヒクルは、水および水性C1〜4アルコール混合物からなる群から選択される。最も好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、75〜80重量%のビヒクルを含み、ビヒクルは水である。
好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物で使用される水は、蒸留水および脱イオン水の少なくとも1つである。より好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物に使用される水は、蒸留され、脱イオン化される。
好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、美容上許容される油を含み、美容上許容される油は、炭化水素油(例えば、鉱油、ワセリン、ポリイソブテン、水素化ポリイソブテン、水素化ポリデセン、ポリイソヘキサデカン);天然油(例えば、カプリル酸およびカプリン酸トリグリセリド、ひまわり油、大豆油、ココナッツ油、アルガン油);シリコーン油(例えばポリジメチルシロキサン);香油(例えばリモネン)およびそれらの混合物からなる群から選択される。より好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、美容上許容される油を含み、美容上許容される油は、ワセリン、鉱油、およびひまわり油のうちの少なくとも1つを含む。最も好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、美容上許容される油を含み、美容上許容される油は鉱油である。
好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、0.5〜40重量%の美容上許容される油を含む。より好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、1〜15重量%の美容上許容される油を含む。最も好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、2.5〜7.5重量%の美容上許容される油を含む。
好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、(a)1〜98重量%(好ましくは10〜75重量%;より好ましくは15〜45重量%;さらにより好ましくは20〜40重量%;最も好ましくは25〜35重量%)のアクリルアミドモノマーの構造単位;(b)1〜98重量%(好ましくは20〜80重量%;より好ましくは45〜75重量%;さらにより好ましくは50〜70重量%;最も好ましくは55〜65重量%)のN,N−ジメチルアクリルアミドモノマーの構造単位;(c)1〜30重量%未満(好ましくは5〜25重量%未満;より好ましくは7.5〜20重量%;さらにより好ましくは8〜15重量%;最も好ましくは9〜12重量%)の式(I)(式中、R1は、−Hまたは−CH3基(好ましくは−H)であり;R2は、−Hまたは−CH3基(好ましくは−CH3)であり;Xは、−O−または−N−(好ましくは−O−)であり;R3は、−C1〜4アルキレン(好ましくは−C2アルキレン)であり;R4、R5およびR6は、それぞれ独立して、−HまたはC1〜30アルキル基であり;但し、R4及びR5は、それぞれ−H又は−CH3基(好ましくは−CH3基)であり;R6は、式(I)の不飽和モノマーの構造単位の1〜100mol%(好ましくは25〜100mol%;より好ましくは50〜100mol%;さらにより好ましくは75〜100mol%;さらにより好ましくは95〜100mol%;最も好ましくは98〜100mol%)の−C2〜30アルキル基(好ましくは−C4〜22アルキル基;より好ましくは−C4〜18アルキル基;最も好ましくは−C5〜12アルキル基)である)のモノエチレン性不飽和モノカチオン性モノマーの構造単位を含むカチオン性ポリマーを含み;カチオン性ポリマーは、65重量%超の組み合わされた(a)および(b)の構造単位を含み;カチオン性ポリマーは、10mol%未満の多エチレン性不飽和カチオン性モノマーの構造単位を含み;カチオン性ポリマーは、30重量%未満のエステル含有モノマーの構造単位を含み;カチオン性ポリマーは、エポキシ、無水物、イミド、ラクトン、カルボン酸、スルホン酸およびイソシアネートからなる群から選択される部分を含むエチレン性不飽和モノマーの構造単位を1mol%未満(好ましくは0.1mol%未満;より好ましくは0〜0.01mol%未満;さらにより好ましくは0〜0.001mol%未満;最も好ましくは0〜検出限界未満)含み;カチオン性ポリマーは、0.1mol%未満(好ましくは0〜0.01mol%未満;より好ましくは0〜0.001mol%未満;最も好ましくは、0〜検出限界未満)の反応性シロキサンの構造単位を含み;パーソナルケア組成物は、0.05重量%未満の水溶性、有機、両性ポリマーコンディショニング剤を含む。
好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、:(a)1〜98重量%(好ましくは10〜75重量%;より好ましくは15〜45重量%;さらにより好ましくは20〜から40重量%;最も好ましくは25〜35重量%)のアクリルアミドモノマーの構造単位;(b)1〜98重量%(好ましくは20〜80重量%;より好ましくは45〜75重量%;さらにより好ましくは50〜70重量%;最も好ましくは55〜65重量%)のN,N−ジメチルアクリルアミドモノマーの構造単位;(c)1〜30重量%未満(好ましくは5〜25重量%未満;より好ましくは7.5〜20重量%;さらにより好ましくは8〜15重量%;最も好ましくは9〜12重量%)式(II)
(式中、R1は、−Hまたは−CH3基(好ましくは−H)であり;R2は、−Hまたは−CH3基(好ましくは−CH3)であり;R3は、−C1〜4アルキレン(好ましくは−C2アルキレン)であり;R4、R5およびR6は、それぞれ独立して、−HまたはC1〜30アルキル基であり;但し、R4およびR5は、それぞれ−Hまたは−CH3基(好ましくは−CH3基)であり、R6は、式(II)の不飽和モノマーの構造単位の1〜100mol%(好ましくは25〜100mol%;より好ましくは50〜100mol%;さらにより好ましくは75〜100mol%;さらにより好ましくは95〜100mol%;最も好ましくは98〜100mol%)の−C2〜30アルキル基(好ましくは−C4〜22アルキル基;より好ましくは−C4〜18アルキル基;最も好ましくは−C5〜12アルキル基)である)のモノエチレン性不飽和モノカチオン性モノマーの構造単位を含むカチオン性ポリマーを含み;カチオン性ポリマーは、65重量%超の組み合わされた(a)および(b)の構造単位を含み;カチオン性ポリマーは、10mol%未満の多エチレン性不飽和カチオン性モノマーの構造単位を含み;カチオン性ポリマーは、30重量%未満のエステル含有モノマーの構造単位を含み;カチオン性ポリマーは、エポキシ、無水物、イミド、ラクトン、カルボン酸、スルホン酸およびイソシアネートからなる群から選択される部分を含むエチレン性不飽和モノマーの構造単位を1mol%未満(好ましくは0.1mol%未満;より好ましくは0〜0.01mol%未満;さらにより好ましくは0〜0.001mol%未満;最も好ましくは0〜検出限界未満)含み;カチオン性ポリマーは、0.1mol%未満(好ましくは0〜0.01mol%未満;より好ましくは0〜0.001mol%未満;最も好ましくは0〜検出限界未満)の反応性シロキサンの構造単位を含み;パーソナルケア組成物は、0.05重量%未満の水溶性、有機、両性ポリマーコンディショニング剤を含む。
好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、0.05〜10重量%のカチオン性ポリマーを含む。より好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、0.1〜5重量%のカチオン性ポリマーを含む。さらにより好ましくは、パーソナルケア組成物は、0.2〜2重量%のカチオン性ポリマーを含む。最も好ましくは、パーソナルケア組成物は、0.25〜1重量%のカチオン性ポリマーを含む。
好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物で使用されるカチオン性ポリマーは、500,000g/mol以下(好ましくは400,000g/mol以下;より好ましくは375,000g/mol以下)の重量平均分子量を有する。好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物で使用されるカチオン性ポリマーは、100,000/mol以上(好ましくは200,000g/mol以上;より好ましくは250,000g/mol以上)の重量平均分子量を有する。好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物に使用されるカチオン性ポリマーは、100,000〜500,000g/mol(好ましくは200,000〜400,000g/mol;より好ましくは250,000〜375,000g/mol)の重量平均分子量を有する。
好ましくは、カチオン性ポリマーは、0.1mol%未満(好ましくは0〜0.01mol%未満;より好ましくは0〜0.001mol%未満;最も好ましくは0〜検出限界未満)の反応性シロキサンの構造単位を含み、反応性シロキサンの構造単位は、Si−O部分を含む。より好ましくは、カチオン性ポリマーは、0.1mol%未満(好ましくは0〜0.01mol%未満;より好ましくは0〜0.001mol%未満;最も好ましくは0〜検出限界未満)の反応性シロキサンの構造単位を含み、反応性シロキサンの構造単位は、Si−O部分を含み;反応性シロキサンは、アミノ、アミド、アルコキシ、ヒドロキシ、ポリエーテル、カルボキシ、ヒドリド、メルカプト、サルフェート、ホスフェート、および/または第4級アンモニウム部分からなる群から選択される1つ以上の官能性部分を含み得るポリマーであり、これらの部分は、二価のアルキレンラジカル(すなわちペンダント)を介してシロキサン骨格に直接結合してもよく、または骨格の一部であってもよい。
好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、任意選択で、抗菌剤;パーソナルケア洗浄界面活性剤;レオロジー調整剤;石鹸;着色剤;pH調整剤;酸化防止剤(例えばブチル化ヒドロキシトルエン);保湿剤(例えば、グリセリン、ソルビトール、モノグリセリド、レシチン、糖脂質、脂肪アルコール、脂肪酸、多糖類、ソルビタンエステル、ポリソルベート(例えば、ポリソルベート20、ポリソルベート40、ポリソルベート60、およびポリソルベート80)、ジオール(例えばプロピレングリコール)、ジオール類似体、トリオール、トリオール類似体、カチオン性ポリマーポリオール);ワックス;発泡剤;乳化剤;着色剤;香料;キレート剤;防腐剤(例えば、安息香酸、ソルビン酸、フェノキシエタノール);漂白剤;潤滑剤;感覚調整剤;日焼け止め添加剤;ビタミン;タンパク質/アミノ酸;植物抽出物;天然成分;生物活性剤;老化防止剤;顔料;酸;浸透剤;帯電防止剤;縮れ防止剤;ふけ防止剤;ヘアウェーブ/矯正剤;ヘアスタイリング剤;吸収剤;硬質粒子;軟質粒子;コンディショニング剤(例えば、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、PQ−10、PQ−7);滑り剤;乳白剤;真珠光沢剤;塩およびそれらの混合物からなる群から選択される少なくとも1つの追加の成分をさらに含む。より好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、任意選択で、抗菌剤、パーソナルケア洗浄界面活性剤、レオロジー調整剤、石鹸、着色剤およびpH調整剤のうちの少なくとも1つからなる群から選択される少なくとも1つの追加の成分をさらに含む。
好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、抗菌剤をさらに含む。最も好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、抗菌剤をさらに含み、抗菌剤は、フェノキシエタノール、安息香酸、ベンジルアルコール、安息香酸ナトリウム、DMDMヒダントイン、2−エチルヘキシルグリセリルエーテル、およびイソチアゾリノン(例えば、メチルクロロイソチアゾリノン、メチルイソチアゾリノン)からなる群から選択される。さらにより好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、抗菌剤をさらに含み、抗菌剤は、イソチアゾリノンである(より好ましくは、抗菌剤は、メチルイソチアゾリノン、メチルクロロイソチアゾリノン、およびそれらの混合物からなる群から選択され;最も好ましくは、抗菌剤はメチルイソチアゾリノンである)。最も好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、抗菌剤をさらに含み、抗菌剤は、イソチアゾリノンであり(より好ましくは、抗菌剤は、メチルイソチアゾリノン、メチルクロロイソチアゾリノン、およびそれらの混合物からなる群から選択され;最も好ましくは、抗菌剤はメチルイソチアゾリノンである);パーソナルケア組成物は、ボディウォッシュ配合物である。
好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、パーソナルケア洗浄界面活性剤をさらに含む。より好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、パーソナルケア洗浄界面活性剤をさらに含み、パーソナルケア洗浄界面活性剤は、アルキルポリグルコシド(例えば、ラウリルグルコシド、ココ−グルコシド、デシルグルコシド)、グリシネート(例えばココイルグリシン酸ナトリウム)、ベタイン(例えば、セチルベタイン等のアルキルベタインおよびコカミドプロピルベタイン等のアミドベタイン)、タウレート(例えばメチルココイルタウリン酸ナトリウム)、グルタメート(例えばココイルグルタミン酸ナトリウム)、サルコシネート(例えばラウロイルサルコシン酸ナトリウム)、イセチオネート(例えば、ココイルイセチオン酸ナトリウム、ラウロイルメチルイセチオン酸ナトリウム)、スルホアセテート(例えばラウリルスルホ酢酸ナトリウム)、アラニネート(例えばココイルアラニン酸ナトリウム)、アンホアセテート(例えばココアンホ酢酸ナトリウム)、スルホネート(例えばC14〜16オレフィンスルホン酸ナトリウム)、スクシネート(例えばラウリルスルホコハク酸二ナトリウム)、およびそれらの混合物からなる群から選択される。さらにより好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、パーソナルケア洗浄界面活性剤をさらに含み、パーソナルケア組成物は、ボディウォッシュ配合物であり、パーソナルケア洗浄界面活性剤は、アルキルポリグルコシド(例えば、ラウリルグルコシド、ココ−グルコシド、デシルグルコシド)、グリシネート(例えばココイルグリシン酸ナトリウム)、ベタイン(例えば、セチルベタイン等のアルキルベタインおよびコカミドプロピルベタイン等のアミドベタイン)、タウレート(例えばメチルココイルタウリン酸ナトリウム)、グルタメート(例えばココイルグルタミン酸ナトリウム)、サルコシネート(例えばラウロイルサルコシン酸ナトリウム)、イセチオネート(例えば、ココイルイセチオン酸ナトリウム、ラウロイルメチルイセチオン酸ナトリウム)、スルホアセテート(例えばラウリルスルホ酢酸ナトリウム)、アラニネート(例えばココイルアラニン酸ナトリウム)、アンホアセテート(例えばココアンホ酢酸ナトリウム)、サルフェート(例えばラウレス硫酸ナトリウム)、スルホネート(例えばC14〜16オレフィンスルホン酸ナトリウム)、スクシネート(例えばラウリルスルホコハク酸二ナトリウム)、およびそれらの混合物からなる群から選択される。最も好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、パーソナルケア洗浄界面活性剤をさらに含み、パーソナルケア組成物は、ボディウォッシュ配合物であり、パーソナルケア洗浄界面活性剤は、ラウレス硫酸ナトリウム(SLES)およびコカミドプロピルベタインの混合物を含む。
好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、0.01〜80重量%(より好ましくは5〜50重量%;さらにより好ましくは7.5〜35重量%;最も好ましくは10〜20重量%)の、パーソナルケア洗浄界面活性剤を含む。より好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、0.01〜80重量%(より好ましくは5〜50重量%;さらにより好ましくは7.5〜35重量%;最も好ましくは10〜20重量%)のパーソナルケア洗浄界面活性剤をさらに含み、パーソナルケア洗浄界面活性剤は、アルキルポリグルコシド(例えば、ラウリルグルコシド、ココ−グルコシド、デシルグルコシド)、グリシネート(例えばココイルグリシン酸ナトリウム)、ベタイン(例えば、セチルベタイン等のアルキルベタインおよびコカミドプロピルベタイン等のアミドベタイン)、タウレート(例えばメチルココイルタウリン酸ナトリウム)、グルタメート(例えばココイルグルタミン酸ナトリウム)、サルコシネート(例えばラウロイルサルコシン酸ナトリウム)、イセチオネート(例えば、ココイルイセチオン酸ナトリウム、ラウロイルメチルイセチオン酸ナトリウム)、スルホアセテート(例えばラウリルスルホ酢酸ナトリウム)、アラニネート(例えばココイルアラニン酸ナトリウム)、アンホアセテート(例えばココアンホ酢酸ナトリウム)、サルフェート(例えばラウレス硫酸ナトリウム)、スルホネート(例えばC14〜16オレフィンスルホン酸ナトリウム)、スクシネート(例えばラウリルスルホコハク酸二ナトリウム)、およびそれらの混合物からなる群から選択される。さらにより好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、0.01〜80重量%(より好ましくは5〜50重量%;さらにより好ましくは7.5〜35重量%;最も好ましくは10〜20重量%)のパーソナルケア洗浄界面活性剤をさらに含み、パーソナルケア組成物は、ボディウォッシュ配合物であり、パーソナルケア洗浄界面活性剤は、アルキルポリグルコシド(例えば、ラウリルグルコシド、ココ−グルコシド、デシルグルコシド)、グリシネート(例えばココイルグリシン酸ナトリウム)、ベタイン(例えば、セチルベタイン等のアルキルベタインおよびコカミドプロピルベタイン等のアミドベタイン)、タウレート(例えばメチルココイルタウリン酸ナトリウム)、グルタメート(例えばココイルグルタミン酸ナトリウム)、サルコシネート(例えばラウロイルサルコシン酸ナトリウム)、イセチオネート(例えば、ココイルイセチオン酸ナトリウム、ラウロイルメチルイセチオン酸ナトリウム)、スルホアセテート(例えばラウリルスルホ酢酸ナトリウム)、アラニネート(例えばココイルアラニン酸ナトリウム)、アンホアセテート(例えばココアンホ酢酸ナトリウム)、サルフェート(例えばラウレス硫酸ナトリウム)、スルホネート(例えばC14〜16オレフィンスルホン酸ナトリウム)、スクシネート(例えばラウリルスルホコハク酸二ナトリウム)、およびそれらの混合物からなる群から選択される。最も好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、0.01〜80重量%(より好ましくは5〜50重量%;さらにより好ましくは7.5〜35重量%、最も好ましくは10〜20重量%)のパーソナルケア洗浄界面活性剤をさらに含み;パーソナルケア組成物は、ボディウォッシュ配合物であり、パーソナルケア洗浄界面活性剤は、ラウレス硫酸ナトリウム(SLES)およびコカミドプロピルベタインの混合物を含む。
好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、石鹸をさらに含む。より好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、石鹸をさらに含み、石鹸は、ステアリン酸ナトリウム、ラウリン酸ナトリウム、タロウ酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム、ステアリン酸カリウム、ラウリン酸カリウム、タロウ酸カリウム、パルミチン酸カリウムおよびそれらの混合物からなる群から選択される。さらにより好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、石鹸をさらに含み、石鹸は、ステアリン酸ナトリウム、ラウリン酸ナトリウム、ステアリン酸カリウム、ラウリン酸カリウムおよびそれらの混合物からなる群から選択される。さらにより好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、石鹸をさらに含み、石鹸は、ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸カリウム、およびそれらの混合物からなる群から選択される。最も好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、石鹸をさらに含み、石鹸は、ステアリン酸ナトリウムを含む。
好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、石鹸をさらに含み、石鹸は、ステアリン酸ナトリウム、ラウリン酸ナトリウム、タロウ酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム、ステアリン酸カリウム、ラウリン酸カリウム、タロウ酸カリウム、パルミチン酸カリウム、およびそれらの混合物からなる群から選択され(より好ましくは、石鹸は、ステアリン酸ナトリウム、ラウリン酸ナトリウム、ステアリン酸カリウム、ラウリン酸カリウム、およびそれらの混合物からなる群から選択され;さらにより好ましくは、石鹸は、ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸カリウム、およびそれらの混合物からなる群から選択され;最も好ましくは、石鹸は、ステアリン酸ナトリウムである);パーソナルケア組成物は、ボディウォッシュ配合物である。
好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、レオロジー調整剤をさらに含む。より好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、レオロジー調整剤をさらに含み、レオロジー調整剤は、塩化ナトリウム、セルロース、キサンタンガム、アクリレートコポリマーおよびそれらの混合物からなる群から選択される。さらにより好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、レオロジー調整剤をさらに含み、レオロジー調整剤は、アクリレートコポリマーを含み、アクリレートコポリマーは、イオン性アクリルベースレオロジー調整剤である。さらにより好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、レオロジー調整剤をさらに含み、レオロジー調整剤は、アクリレートコポリマーであり、アルカリ膨潤性アニオン性アクリルコポリマー(例えば、Aculyn(商標)33、Aculyn(商標)22、Aculyn(商標)28、Aculyn(商標)88レオロジー調整剤、すべてThe Dow Chemical Companyから入手可能)である。最も好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、レオロジー調整剤をさらに含み、パーソナルケア組成物は、ボディウォッシュ配合物であり、レオロジー調整剤は、アルカリ膨潤性アニオン性アクリルコポリマー(例えば、Aculyn(商標)33、Aculyn(商標)22、Aculyn(商標)28、Aculyn(商標)88レオロジー調整剤、すべてThe Dow Chemical Companyから入手可能)である。
好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、pH調整剤をさらに含む。より好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、pH調整剤をさらに含み、パーソナルケア組成物は、ボディウォッシュ配合物である。最も好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、pH調整剤をさらに含み、パーソナルケア組成物は、ボディウォッシュ配合物であり、ボディウォッシュ配合物は、4.5〜9(好ましくは5〜8;最も好ましくは6〜7)のpHを有する。
好ましくは、pH調整剤は、クエン酸、乳酸、塩酸、アミノエチルプロパンジオール、トリエタノールアミン、モノエタノールアミン、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、アミノ−2−メチル−1−プロパノールの少なくとも1つからなる群から選択される。より好ましくは、pH調整剤は、クエン酸、乳酸、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、トリエタノールアミン、アミノ−2−メチル−1−プロパノールの少なくとも1つからなる群から選択される。さらにより好ましくは、pH調整剤は、トリエタノールアミンを含む。最も好ましくは、pH調整剤は、トリエタノールアミンである。
好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、着色剤をさらに含む。より好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、着色剤をさらに含み、パーソナルケア組成物は、ボディウォッシュ配合物である。
好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、ボディウォッシュ配合物である。より好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、25〜99重量%(好ましくは30〜90重量%;より好ましくは60〜85重量%;最も好ましくは75〜80重量%)のビヒクル(好ましくは水);0.05〜10重量%(好ましくは0.1〜5重量%;より好ましくは0.2〜2重量%;最も好ましくは0.25〜1重量%)の本発明のカチオン性ポリマー;0.5〜40重量%(好ましくは1〜15重量%;より好ましくは2.5〜7.5重量%)の美容上許容される油を含むボディウォッシュ配合物である。さらにより好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、25〜99重量%(好ましくは30〜90重量%;より好ましくは60〜85重量%;最も好ましくは75〜80重量%)のビヒクル(好ましくは水);0.05〜10重量%(好ましくは0.1〜5重量%;より好ましくは0.2〜2重量%;最も好ましくは0.25〜1重量%)の本発明のカチオン性ポリマー;0.5〜40重量%(好ましくは1〜15重量%;より好ましくは2.5〜7.5重量%)の美容上許容される油を含むボディウォッシュ配合物であり;美容上許容される油は、炭化水素油(例えば、鉱油、ワセリン);天然油(例えば、ひまわり油、大豆油、ココナッツ油);シリコーン油(例えばポリジメチルシロキサン);香油(例えばリモネン)およびそれらの混合物からなる群から選択される。さらにより好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、25〜99重量%(好ましくは30〜90重量%;より好ましくは60〜85重量%;最も好ましくは75〜80重量%)のビヒクル(好ましくは水);0.05〜10重量%(好ましくは0.1〜5重量%;より好ましくは、0.2〜2重量%;最も好ましくは、0.25〜1重量%)の本発明のカチオン性ポリマー;0.5〜40重量%(好ましくは1〜15重量%;より好ましくは2.5〜7.5重量%)の美容上許容される油を含むボディウォッシュ配合物であり;美容上許容される油は、鉱油、ワセリン、ヒマワリ油、大豆油、ココナッツ油、シリコーン油および香油のうちの少なくとも1つからなる群から選択される。さらにさらにより好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、25〜99重量%(好ましくは30〜90重量%;より好ましくは60〜85重量%;最も好ましくは75〜80重量%)のビヒクル(好ましくは水);0.05〜10重量%(好ましくは0.1〜5重量%;より好ましくは0.2〜2重量%;最も好ましくは0.25〜1重量%)の本発明のカチオン性ポリマー;0.5〜40重量%(好ましくは1〜15重量%;より好ましくは2.5〜7.5重量%)の美容上許容される油を含むボディウォッシュ配合物であり;美容上許容される油は、鉱油を含む。最も好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、25〜99重量%(好ましくは30〜90重量%;より好ましくは60〜85重量%;最も好ましくは75〜80重量%)のビヒクル(好ましくは水);0.05〜10重量%(好ましくは0.1〜5重量%;より好ましくは0.2〜2重量%;最も好ましくは0.25〜1重量%)の本発明のカチオン性ポリマー;0.5〜40重量%(好ましくは1〜15重量%;より好ましくは2.5〜7.5重量%)の美容上許容される油を含むボディウォッシュ配合物であり;美容上許容される油は、鉱油である。
好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、ボディウォッシュ配合物である。より好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、25〜99重量%(好ましくは30〜90重量%;より好ましくは60〜85重量%;最も好ましくは75〜80重量%)のビヒクル(好ましくは水);0.05〜10重量%(好ましくは、0.1〜5重量%;より好ましくは、0.2〜2重量%;最も好ましくは、0.25〜1重量%)の本発明のカチオン性ポリマー;0.5〜40重量%(好ましくは1〜15重量%;より好ましくは2.5〜7.5重量%)の美容上許容される油;および0.01〜80重量%(より好ましくは5〜50重量%;さらにより好ましくは7.5〜35重量%、最も好ましくは10〜20重量%)のパーソナルケア洗浄界面活性剤を含むボディウォッシュ配合物である。さらにより好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、25〜99重量%(好ましくは30〜90重量%;より好ましくは60〜85重量%;最も好ましくは75〜80重量%)のビヒクル(好ましくは水);0.05〜10重量%(好ましくは、0.1〜5重量%;より好ましくは、0.2〜2重量%;最も好ましくは、0.25〜1重量%)の本発明のカチオン性ポリマー;0.5〜40重量%(好ましくは1〜15重量%;より好ましくは2.5〜7.5重量%)の美容上許容される油であって、炭化水素油(例えば、鉱油、ワセリン);天然油(例えば、ひまわり油、大豆油、ココナッツ油);シリコーン油(例えばポリジメチルシロキサン);香油(例えばリモネン)およびそれらの混合物からなる群から選択される美容上許容される油;0.01〜80重量%(より好ましくは5〜50重量%;さらにより好ましくは7.5〜35重量%、最も好ましくは10〜20重量%)のパーソナルケア洗浄界面活性剤を含むボディウォッシュ配合物であり、パーソナルケア洗浄界面活性剤は、アルキルポリグルコシド(例えば、ラウリルグルコシド、ココ−グルコシド、デシルグルコシド)、グリシネート(例えばココイルグリシン酸ナトリウム)、ベタイン(例えば、セチルベタイン等のアルキルベタインおよびコカミドプロピルベタイン等のアミドベタイン)、タウレート(例えばメチルココイルタウリン酸ナトリウム)、グルタメート(例えばココイルグルタミン酸ナトリウム)、サルコシネート(例えばラウロイルサルコシン酸ナトリウム)、イセチオネート(例えば、ココイルイセチオン酸ナトリウム、ラウロイルメチルイセチオン酸ナトリウム)、スルホアセテート(例えばラウリルスルホ酢酸ナトリウム)、アラニネート(例えばココイルアラニン酸ナトリウム)、アンホアセテート(例えばココアンホ酢酸ナトリウム)、サルフェート(例えば、ラウレス硫酸ナトリウム)、スルホネート(例えば、C14〜16オレフィンスルホン酸ナトリウム)、スクシネート(例えばラウリルスルホコハク酸二ナトリウム)およびそれらの混合物からなる群から選択される。さらにより好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、25〜99重量%(好ましくは30〜90重量%;より好ましくは60〜85重量%;最も好ましくは75〜80重量%)のビヒクル(好ましくは水);0.05〜10重量%(好ましくは0.1〜5重量%;より好ましくは、0.2〜2重量%;最も好ましくは、0.25〜1重量%)の本発明のカチオン性ポリマー;0.5〜40重量%(好ましくは1〜15重量%;より好ましくは2.5〜7.5重量%)の美容上許容される油であって、鉱油、ワセリン、ヒマワリ油、大豆油、ココナッツ油、シリコーン油および香油のうちの少なくとも1つからなる群から選択される美容上許容される油;0.01〜80重量%(より好ましくは5〜50重量%;さらにより好ましくは7.5〜35重量%、最も好ましくは10〜20重量%)のパーソナルケア洗浄界面活性剤を含むボディウォッシュ配合物であり、パーソナルケア組成物は、ボディウォッシュ配合物であり、パーソナルケア洗浄界面活性剤は、アルキルポリグルコシド(例えば、ラウリルグルコシド、ココ−グルコシド、デシルグルコシド)、グリシネート(例えばココイルグリシン酸ナトリウム)、ベタイン(例えば、セチルベタイン等のアルキルベタインおよびコカミドプロピルベタイン等のアミドベタイン)、タウレート(例えばメチルココイルタウリン酸ナトリウム)、グルタメート(例えばココイルグルタミン酸ナトリウム)、サルコシネート(例えばラウロイルサルコシン酸ナトリウム)、イセチオネート(例えば、ココイルイセチオン酸ナトリウム、ラウロイルメチルイセチオン酸ナトリウム)、スルホアセテート(例えばラウリルスルホ酢酸ナトリウム)、アラニネート(例えばココイルアラニン酸ナトリウム)、アンホアセテート(例えばココアンホ酢酸ナトリウム)、サルフェート(例えばラウレス硫酸ナトリウム)、スルホネート(例えばC14〜16オレフィンスルホン酸ナトリウム)、スクシネート(例えばラウリルスルホコハク酸二ナトリウム)およびそれらの混合物からなる群から選択される。さらにさらにより好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、25〜99重量%(好ましくは30〜90重量%;より好ましくは60〜85重量%;最も好ましくは75〜80重量%)のビヒクル(好ましくは水);0.05〜10重量%(好ましくは0.1〜5重量%;より好ましくは0.2〜2重量%;最も好ましくは0.25〜1重量%)の本発明のカチオン性ポリマー;0.5〜40重量%(好ましくは1〜15重量%;より好ましくは2.5〜7.5重量%)の美容上許容される油であって、鉱油を含む美容上許容される油;0.01〜80重量%(より好ましくは5〜50重量%;さらにより好ましくは7.5〜35重量%;最も好ましくは10〜20重量%)のパーソナルケア洗浄界面活性剤を含むボディウォッシュ配合物であり、パーソナルケア組成物は、ボディウォッシュ配合物であり、パーソナルケア洗浄界面活性剤は、ラウレス硫酸ナトリウム(SLES)およびコカミドプロピルベタインの混合物を含む。最も好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、25〜99重量%(好ましくは30〜90重量%;より好ましくは60〜85重量%;最も好ましくは、75〜80重量%)のビヒクル(好ましくは水);0.05〜10重量%(好ましくは0.1〜5重量%;より好ましくは0.2〜2重量%;最も好ましくは0.25〜1重量%)の本発明のカチオン性ポリマー;0.5〜40重量%(好ましくは1〜15重量%;より好ましくは2.5〜7.5重量%)の美容上許容される油であって、鉱油である美容上許容される油;0.01〜80重量%(より好ましくは5〜50重量%;さらにより好ましくは7.5〜35重量%、最も好ましくは10〜20重量%)のパーソナルケア洗浄界面活性剤を含むボディウォッシュ配合物であり、パーソナルケア組成物は、ボディウォッシュ配合物であり、パーソナルケア洗浄界面活性剤は、ラウレス硫酸ナトリウム(SLES)およびコカミドプロピルベタインの混合物を含む。
好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物を使用する方法は、本発明のパーソナルケア組成物を提供することと、パーソナルケア組成物を皮膚および毛髪の少なくとも1つに適用することとを含む。より好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物を使用する方法は、皮膚および毛髪の少なくとも1つからパーソナルケア組成物をすすぎ水で洗い流すことをさらに含む。最も好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物を使用する方法は、本発明のパーソナルケア組成物を提供することと;パーソナルケア組成物を皮膚に適用することと;皮膚からパーソナルケア組成物を洗い流すこととを含み、パーソナルケア組成物は、ボディウォッシュ配合物である。
本発明のいくつかの実施形態をこれより以下の実施例において詳細に説明する。
例S1〜S5:カチオン性ポリマーの合成
機械式オーバーヘッドスターラー、加熱マントル、熱電対、コンデンサー、ならびにモノマー、開始剤および窒素を添加するための入口を備えた1リットルの丸底フラスコ内で、カチオン性ポリマーを調製した。フラスコに、224gの脱イオン水を入れた。スターラーを駆動し、フラスコ内の蒸気空間から窒素パージを開始し、加熱マントルの温度設定値を75℃に設定した。
機械式オーバーヘッドスターラー、加熱マントル、熱電対、コンデンサー、ならびにモノマー、開始剤および窒素を添加するための入口を備えた1リットルの丸底フラスコ内で、カチオン性ポリマーを調製した。フラスコに、224gの脱イオン水を入れた。スターラーを駆動し、フラスコ内の蒸気空間から窒素パージを開始し、加熱マントルの温度設定値を75℃に設定した。
500mLのメスシリンダー内で、脱イオン水139.0g、脱イオン水中のアクリルアミドの50wt%溶液Ag、N,N−ジメチルアクリルアミドBg;脱イオン水中の3−アクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリドの70wt%溶液Cg、および式
(Rは表1に記載の通りである)のモノエチレン性不飽和モノマーDgを加えることにより、モノマー混合物を調製した。メスシリンダーの内容物を均一になるまで混合した。
別個の容器内で、2.25gのVazo−56および19.35gの脱イオン水を加えることにより、共供給触媒を調製した。
フラスコの内容物が75℃に達したときに、共供給触媒を0.16g/分の速度で137分間フラスコに加えた。共供給触媒の開始から2分後、モノマー混合物を、120分間にわたって2.79g/分の速度でフラスコに加えた。
フラスコへの供給が完了した後、すすぎとして15.3gの脱イオン水を加え、フラスコの内容物を75℃で30分間保持した。この保持の間に、0.15重量%硫酸鉄七水和物およびベルセンの4.3g溶液の追跡促進剤を調製した。8.91gの脱イオン水中に溶解した0.64gのイソアスコルビン酸の追跡活性剤溶液を調製した。8.6gの脱イオン水中の1gの70重量%tert−ブチルヒドロペルオキシドの追跡触媒溶液を調製した。30分間保持した後、加熱マントルを取り外し、フラスコの内容物を放冷した。フラスコの内容物が70℃に達したときに、追跡促進剤溶液をフラスコの内容物にショットとして加えた。次いで、追跡活性剤溶液および追跡触媒溶液を、シリンジポンプによって別個にフラスコの内容物に0.32g/分の速度で30分間にわたり加えた。
性能試験
比較例C1〜C2および実施例1〜4のそれぞれからのパーソナルケア組成物を、トリエタノールアミンでpH6.5に滴定した。次いで、サックで覆った指を用いて、Vitro−Skin(登録商標)高度試験基板(IMS Inc.から入手可能)に最終的な組成物を塗布した。次いで、処理された基板を脱イオン水ですすぎ、基板への油の体積について評価した。パーソナルケア組成物のそれぞれに対して、8つの複製Vitro−Skin(登録商標)高度試験基板試料を調製した。以下の手順を使用した:(a)Vitro−Skin(登録商標)高度試験基板を4cm×4cmの断片に切断した。(b)各試験基板を秤量した。(c)1mL HSWシリンジ(Henke Saas Wolf GmbH)を使用して、パーソナルケア組成物の0.2mL試料を試験基板の粗い面に堆積させた。(d)次いで、サックで覆った指を用いて、堆積されたパーソナルケア組成物を約15秒間基板上で優しくこすりつけた。(e)パーソナルケア組成物で処理した後、各試験基板を再度秤量した。(f)処理された各基板を、水ですすぐ前に20秒間放置した。(g)次いで、処理された各基板を、32〜38℃の水温で1L/分の流速で水ですすいだ。粗面(パーソナルケア組成物が塗布された表面)を、45°の角度で、蛇口の出口から5〜10cmの位置で15秒間、すすぎ水の流れにさらした。(h)次いで、すすいだ各基板を、処理面を上に向けてきれいなトレイに置き、油沈着分析に移る前に1時間乾燥させた。
比較例C1〜C2および実施例1〜4のそれぞれからのパーソナルケア組成物を、トリエタノールアミンでpH6.5に滴定した。次いで、サックで覆った指を用いて、Vitro−Skin(登録商標)高度試験基板(IMS Inc.から入手可能)に最終的な組成物を塗布した。次いで、処理された基板を脱イオン水ですすぎ、基板への油の体積について評価した。パーソナルケア組成物のそれぞれに対して、8つの複製Vitro−Skin(登録商標)高度試験基板試料を調製した。以下の手順を使用した:(a)Vitro−Skin(登録商標)高度試験基板を4cm×4cmの断片に切断した。(b)各試験基板を秤量した。(c)1mL HSWシリンジ(Henke Saas Wolf GmbH)を使用して、パーソナルケア組成物の0.2mL試料を試験基板の粗い面に堆積させた。(d)次いで、サックで覆った指を用いて、堆積されたパーソナルケア組成物を約15秒間基板上で優しくこすりつけた。(e)パーソナルケア組成物で処理した後、各試験基板を再度秤量した。(f)処理された各基板を、水ですすぐ前に20秒間放置した。(g)次いで、処理された各基板を、32〜38℃の水温で1L/分の流速で水ですすいだ。粗面(パーソナルケア組成物が塗布された表面)を、45°の角度で、蛇口の出口から5〜10cmの位置で15秒間、すすぎ水の流れにさらした。(h)次いで、すすいだ各基板を、処理面を上に向けてきれいなトレイに置き、油沈着分析に移る前に1時間乾燥させた。
油堆積分析
Vitro−Skin(登録商標)高度試験基板への鉱油の堆積を、2次元ガスクロマトグラフィー質量分析(2D−GC/MS)分析によって定量した。
Vitro−Skin(登録商標)高度試験基板への鉱油の堆積を、2次元ガスクロマトグラフィー質量分析(2D−GC/MS)分析によって定量した。
試料準備:次いで、すすいだ各皮膚堆積試料(4cm×4cmの1片)を、20mLのヘキサンで満たされた1オンスのバイアルに入れた。次いで、試料をシェーカーで約1.5時間振とうした。次いで、各バイアル内の溶液相を0.2μmナイロンPTFEシリンジフィルタでろ過してから、2D−GC/MSで分析した。
鉱油(Sonneborn,LLCからのLilac(登録商標)高精製鉱油)の応答係数を得るために、外部補正を適用した。鉱油標準液は、1〜200mg/Lの濃度範囲のヘキサンで調製した。鉱油は、1次元GCで分析したときに多数のピークを示す炭化水素の混合物を含む。Vitro−Skin(登録商標)高次試験基板に堆積した鉱油の量を定量するために、最も豊富な炭化水素C16ピークを2次元GCカラムにカットし、2次元検出器(MSD)からのC16ピークのシグナルを定量に使用した。
Claims (10)
- ビヒクルと、
美容上許容される油と、
カチオン性ポリマーであって、
(a)1〜98重量%のアクリルアミドモノマーの構造単位;
(b)1〜98重量%のN,N−ジメチルアクリルアミドモノマーの構造単位;
(c)1〜30重量%未満の式(I)
前記カチオン性ポリマーは、65重量%超の組み合わされた(a)および(b)の構造単位を含み;前記カチオン性ポリマーは、10mol%未満の多エチレン性不飽和カチオン性モノマーの構造単位を含み;前記カチオン性ポリマーは、30重量%未満のエステル含有モノマーの構造単位を含み;前記カチオン性ポリマーは、エポキシ、無水物、イミド、ラクトン、カルボン酸、スルホン酸およびイソシアネートからなる群から選択される部分を含むエチレン性不飽和モノマーの構造単位を1mol%未満含み;前記カチオン性ポリマーは、0.1mol%未満の反応性シロキサンの構造単位を含み;
前記パーソナルケア組成物は、0.05重量%未満の水溶性、有機、両性ポリマーコンディショニング剤を含む、パーソナルケア組成物。 - Xが、−O−であり;R4、R5およびR6のうちの少なくとも1つが、式(I)の不飽和モノマーの構造単位の25〜100mol%の−C2〜30アルキル基である、請求項1に記載のパーソナルケア組成物。
- Xが、−O−であり;R4、R5およびR6のうちの少なくとも1つが、式(I)の不飽和モノマーの構造単位の98〜100mol%の−C4〜22アルキル基である、請求項1に記載のパーソナルケア組成物。
- 前記カチオン性ポリマーが、
(a)10〜75重量%のアクリルアミドモノマーの構造単位と、
(b)20〜80重量%のN,N−ジメチルアクリルアミドモノマーの構造単位と、
(c)5〜25重量%未満の式(I)の構造単位モノエチレン性不飽和モノカチオン性モノマーとを含有する、請求項1に記載のパーソナルケア組成物。 - 前記美容上許容される油が、鉱油、ワセリン、ヒマワリ油、大豆油、ココナッツ油、シリコーン油および香油からなる群から選択される、請求項1に記載のパーソナルケア組成物。
- 前記ビヒクルが、水を含み、前記パーソナルケア組成物が、水性パーソナルケア組成物である、請求項1に記載のパーソナルケア組成物。
- 抗菌剤、パーソナルケア洗浄界面活性剤、レオロジー調整剤、石鹸、着色剤、pH調整剤、酸化防止剤、保湿剤、ワックス、発泡剤、乳化剤、着色剤、香料、キレート剤、防腐剤、漂白剤、潤滑剤、感覚調整剤、日焼け止め添加剤、ビタミン、タンパク質/アミノ酸、植物抽出物、天然成分、生物活性剤、老化防止剤、浸透剤、帯電防止剤、縮れ防止剤、ふけ防止剤、ヘアウェーブ/矯正剤、ヘアスタイリング剤、吸収剤、硬質粒子、コンディショニング剤、滑り剤、乳白剤、真珠光沢剤、塩およびそれらの混合物からなる群から選択される少なくとも1つの追加の成分をさらに含む、請求項6に記載の水性パーソナルケア組成物。
- パーソナルケア洗浄界面活性剤をさらに含み、前記水性パーソナルケア組成物がボディウォッシュ配合物である、請求項6に記載の水性パーソナルケア組成物。
- 前記パーソナルケア洗浄界面活性剤が、ラウレス硫酸ナトリウム(SLES)およびコカミドプロピルベタインの混合物を含み、前記美容上許容される油は、鉱油、ワセリン、ひまわり油、大豆油、ココナッツ油、シリコーン油および香油からなる群から選択される、請求項8に記載のボディウォッシュ配合物。
- パーソナルケア組成物を使用する方法であって、
請求項1に記載のパーソナルケア組成物を提供することと、
前記パーソナルケア組成物を皮膚および毛髪の少なくとも1つに適用することとを含む方法。
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