JP2022190291A - 振分装置 - Google Patents

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Ryoji Kawano
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Abstract

【課題】 清掃性の向上を図ることができる振分装置を提供する。【解決手段】 物品を搬送する振分コンベア3と、振分コンベア3の側方に配置され、上下方向に延びる回動軸10と、回動軸10の上端に固定され回動軸10が回動されることによって振分コンベア3上から物品を排除するアーム部11とを有する振分アーム8,9と、振分コンベア3の下方に配置され、回動軸10が貫通した天面板13aを有する筐体13内に回動軸10を回動させる駆動部が収納されてなるアーム駆動装置12と、を備え、アーム駆動装置12は、振分コンベア3のベルト33の幅方向における回動軸10に近い方のベルト33の端縁部の略直下から振分コンベア3の側方に向かう領域に配置されている。【選択図】 図4

Description

本発明は、重量選別機等に用いられる振分装置に関する。
農水産物等の物品は、例えば、その重量に応じたランクに選別され、同じランクのものが箱詰めあるいは袋詰めされることがある。このように、物品をその重量に応じたランクに選別する際に、重量選別機が使用されている。
従来の重量選別機では、例えば、物品を一方向へ搬送する計量コンベアと、計量コンベアの下流側において計量コンベア上で計量された物品の重量に応じて物品を振り分ける振分装置とを備えている。
特許文献1には、振分コンベア(搬送機構)の左右両側(ベルト幅方向の両外側)に、重量不足の不良品を振り分ける第1振分アームと、重量過剰の不良品を振り分ける第2振分アームとを備えた振分装置の構成が記載されている。そして、これらの第1及び第2振分アームを駆動するためのエアシリンダなどが1つの筐体(特許文献1では「フレーム62」と記載)内に設けられてアーム駆動装置が構成されている。
特開2002-114366号公報
上記特許文献1のように、従来の振分装置では、アーム駆動装置の筐体が、振分コンベアのベルト幅方向における全域の直下を含みかつその両外側に跨る領域に配置されている。このような構成では、振分コンベアのコンベアベルトの表面に付着したごみは、コンベアベルトの回転によりコンベアベルトの表面が下になったときにアーム駆動装置の筐体上に落下する。アーム駆動装置の筐体は上記のように振分コンベアのベルト幅方向における全域の直下を含む領域に配置されているため、コンベアベルトから落下したごみの清掃がしにくいという問題がある。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、清掃性の向上を図ることができる振分装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のある態様に係る振分装置は、物品を搬送するベルトコンベアと、前記ベルトコンベアの側方に配置され、上下方向に延びる回動軸と、前記回動軸の上端に固定され前記回動軸が回動されることによって前記ベルトコンベア上から物品を排除するアーム部とを有する振分アームと、前記ベルトコンベアの下方に配置され、前記回動軸が貫通した天面板を有する筐体内に前記回動軸を回動させる駆動部が収納されてなるアーム駆動装置と、を備え、前記アーム駆動装置は、前記ベルトコンベアのベルトの幅方向における前記回動軸に近い方の前記ベルトの端縁部の略直下から前記ベルトコンベアの側方に向かう領域に配置されている。
この構成によれば、アーム駆動装置がベルトコンベアのベルトの幅方向中央部分及びその付近の直下を避けて配置されるので、ベルトコンベアのベルトの表面に付着し、その表面が下になったときにベルトから落下するごみ等はほとんどが振分装置の設置された床面へ落下し、床面の清掃はやりやすいので、清掃性の向上を図ることができる。また、ベルトコンベアで搬送される物品が魚等の水に濡れたものである場合に、ベルトコンベアのベルトから落下する水がアーム駆動装置の筐体の経年劣化によって筐体内に浸入するようになっても、アーム駆動装置がベルトコンベアのベルトの幅方向中央部分及びその付近の直下を避けて配置されるので、ベルトの表面に水が付着し、その表面が下になったときにベルトから筐体上へ落下する水の量が少なくなり、筐体内へ浸入する水の量を少なくできるので、アーム駆動装置に用いられている電気部品の故障を防止することができる。
また、前記アーム駆動装置の前記筐体は、前記ベルトコンベアを載せる架台上で前記ベルトコンベアを支持するように前記架台と前記ベルトコンベアのサイドフレームとの間に取り付けられていてもよい。
また、前記振分アームによって前記ベルトコンベア上から排除される物品を、前記アーム駆動装置を避けて下方へ滑落させる傾斜面を有する排出シュートをさらに備えていてもよい。
この構成によれば、振分アームによってベルトコンベア上から排除される物品を排出シュート上を滑落させることにより、ベルトコンベアの側方へ延びて配置されたアーム駆動装置と衝突させずに落下させることができる。
また、前記振分アームが前記ベルトコンベアの両側または一方側の前記側方において前記ベルトコンベアの搬送方向に並んで複数配置され、各々の前記振分アームに対して前記アーム駆動装置が設けられていてもよい。
本発明は、以上に説明した構成を有し、清掃性の向上を図ることができる振分装置を提供することができるという効果を奏する。
図1(A)は、本実施形態の一例の振分装置を備えた重量選別機を上方から視た概略構成を示す模式図であり、図1(B)は、同重量選別機を側方から視た概略構成を示す模式図である。 図2(A)は、具体例を示す振分装置の斜視図である。図2(B)は、振分装置の架台のフレームワークを示す模式図である。 図3は、図2(A)に示す振分装置の側面図である。 図4は、図2(A)に示す振分装置を振分コンベアの搬送方向の下流側から見た拡大図である。 図5は、アーム駆動装置の内部の詳細の一例を示す斜視図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照しながら説明する。なお、以下では全ての図面を通じて同一又は相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する場合がある。また、図面は理解しやすくするために、それぞれの構成要素を模式的に示したもので、形状及び寸法比等については正確な表示ではない場合がある。また、本発明は、以下の実施形態に限定されない。
(実施形態)
図1(A)は、本実施形態の一例の振分装置を備えた重量選別機を上方から視た概略構成を示す模式図であり、図1(B)は、同重量選別機を側方から視た概略構成を示す模式図である。
まず、本実施形態の一例の振分装置100を備えた重量選別機の概略について説明する。この重量選別機は、物品を所定数の重量ランクに選別するものであり、送り込みコンベア1と、ロードセル等からなる重量センサ2aにより支持された計量コンベア2と、振分コンベア3及び振分アーム8,9等を備えた振分装置100と、電装品収納ボックス5と、操作表示器6と、制御装置7とを備えている。そして、振分コンベア3の周囲には、例えば、物品の収容箱(容器)B1~B7が配置される。なお、物品としては、果物や魚介類等の農水産物を例示できるが、これに限らない。
電装品収納ボックス5には、その前面の上部に操作表示器6が嵌め込まれるようにして取り付けられ、内部に制御装置7が収納されている。操作表示器6は、例えばタッチパネルディスプレイ等を用いて構成され、重量選別機の操作およびその運転条件の設定等を行うための入力手段と、物品の重量値等をディスプレイ画面に表示する表示手段とを備えている。制御装置7は、操作表示器6からの信号を入力するとともに、操作表示器6に表示するデータ等の信号を出力する。
制御装置7は、例えばマイクロコンピュータ等によって構成され、重量選別機全体の動作制御を行う。よって、制御装置7は、送り込みコンベア1、計量コンベア2、振分コンベア3、振分アーム8,9の動作を制御する。なお、制御装置7は、集中制御する単独の制御装置によって構成されていてもよいし、互いに協働して分散制御する複数の制御装置によって構成されていてもよい。
送り込みコンベア1の前段には例えば供給コンベア(図示せず)が設けられる。この供給コンベアには、作業者または図示しない前段装置から物品が供給され、その物品が送り込みコンベア1へ搬送される。送り込みコンベア1は、供給コンベアによって順次搬送されてくる物品を受け取り、計量コンベア2へ移送する。計量コンベア2は、送り込みコンベア1によって搬送されてくる物品を受け取り、振分コンベア3へ移送する。
制御装置7は、重量センサ2aからの計量信号を入力し、例えば送り込みコンベア1と計量コンベア2との間に設けられた物品検出センサ(図示せず)の検出信号に基づいて、所定のタイミングで、重量センサ2aによって計量される計量コンベア2上の物品の重量を取得し、この物品の重量が、予め設定された複数の重量ランクのうちのどのランクに属するかを判定する。そして、判定結果に基づいて後述のアーム駆動装置12(図2等参照)を制御することによって振分アーム8,9の動作を制御する。
ここでは、例えば、第1~第6の6つの規格品の重量ランクと、規格外品の重量ランクとからなる7つの重量ランクが設定されている。これらの重量ランクは、使用者が操作表示器6を操作して設定することができる。
例えば、規格品となる重量範囲が、下限重量値WL以上で、上限重量値WU以下の範囲となるように設定し、下限重量値WL未満の範囲及び上限重量値WUを超える範囲が規格外品の重量ランクとなるように設定することができる。そして、規格品となる重量範囲を6つに分割して第1~第6の重量ランクを設定することができる。
例えば、第1の重量ランクの物品が収容箱B1に収容され、第2の重量ランクの物品が収容箱B2に収容され、第3の重量ランクの物品が収容箱B3に収容される、というように、各収容箱B1~B6に対応する位置の振分アーム8,9を動作させることにより、第1~第6の重量ランクの物品が収容箱B1~B6に収容される。例えば、第1重量ランクの物品の場合には、収容箱B1に対応する振分アーム8が二点鎖線で示すように回動軸10を中心に回動して振分コンベア3上へ進出することにより、振分コンベア3上を矢印a方向へ搬送される物品が収容箱B1へ収容される。また、第4重量ランクの物品の場合には、収容箱B4に対応する振分アーム9が二点鎖線で示すように回動軸10を中心に回動して振分コンベア3上へ進出することにより、振分コンベア3上を矢印a方向へ搬送される物品が収容箱B4へ収容される。規格外品の重量ランクに属する物品に対しては、いずれの振分アーム8,9も動作させないことで、規格外品収容箱B7へ収容させる。
なお、制御装置7が各振分アーム8,9を動作させるタイミングを正確に制御するために、計量コンベア2の搬出端や振分コンベア3の中途等に物品検出センサを設け、その検出信号を制御装置7へ入力するように構成することができる。
次に、振分装置100の具体例の詳細について説明する。図2(A)は、斜め上方から見た振分装置100の斜視図であり、図2(B)は、振分装置100の架台50のフレームワークを示す模式図である。また、図3は、振分装置100の側面図である。また、図4は、振分装置100を振分コンベア3の搬送方向の下流側から見た拡大図である。なお、図4では、架台50の両側に設けられた収容箱載置部70は図示していない。
この振分装置100は、振分コンベア3、振分コンベア3を動作させる駆動装置(モータ3M及び駆動伝達部3S)、振分アーム8,9、各振分アーム8,9を動作させるアーム駆動装置12(12A,12B:図4参照)、排出シュート40、振分コンベア3等を載せる架台50、及び、水平に並んで配置された4本の棒71を有する収容箱載置部70を備えている。なお、排出シュート40には、振分コンベア3からの物品の飛出しを防止するための飛出し防止板40aが付加されている。
架台50は、振分コンベア3の搬送方向(矢印a方向)に延びて平行に配置された支持フレーム51,52と、2つの支持フレーム51,52の両端同士を連結する連結フレーム53,54と、2つの支持フレーム51,52の両端を支持する4つの支柱55~58と、支柱55~58間を連結する補強フレーム59~62と、各支柱55~58の下部に取り付けられた高さ調整用のアジャスタからなる脚63とを備えている。各支柱55~58及び各フレーム51~54,59~62は、例えば等辺アングル等で構成でき、溶接等によって接続されている。本例では、架台50の両側に、4本の棒71を有する収容箱載置部70が取り付けられているが、収容箱載置部70の構成は適宜変更可能であり、また無くてもよい。
振分コンベア3は、物品を搬送するベルトコンベアであり、搬送方向の上流側の駆動プーリ31、下流側の従動プーリ32、平ベルトからなる無端のベルト33、搬送方向に延びた一対のサイドフレーム34,35(図4)、サイドフレーム34,35間を連結する棒状の複数の連結部36(図4)等を備えている。図4に示すように、各サイドフレーム34,35は、例えば、断面L字状のL型アングル等で構成され、鉛直部34a,35a及び水平部34b,35bを有している。各連結部36は、サイドフレーム34,35の鉛直部34a,35a間を連結している。
駆動プーリ31及び従動プーリ32は、サイドフレーム34,35の搬送方向両端側に回転自在に設けられ、プーリ31,32間には、搬送用のベルト33が巻きかけられている。駆動プーリ31は駆動伝達部3Sを介してモータ3Mによって回転させられる。駆動伝達部3Sは、そのカバー部材が図示され、その内部を図示してしないが、周知の構成とすることができ、例えば、モータ3Mの回転が伝達されるプーリと駆動プーリ31の一端に設けられたプーリとの間にタイミングベルトが巻き掛けられて構成されている。モータ3Mは、振分コンベア3の搬送方向上流端側において架台50に固定されている。
振分アーム8は、振分コンベア3の幅方向の一方側の側方に所定間隔をおいて搬送方向に並んで複数配置され、振分アーム9は、振分コンベア3の幅方向の他方側の側方に所定間隔をおいて搬送方向に並んで複数配置されている。
振分アーム8,9の各々は、上下方向に延びる回動軸10と、回動軸10の上端に固定され回動軸10が回動されることによって振分コンベア3上から物品を排除するアーム部11とを有している。そして、振分アーム8,9の各々に対して、振分コンベア3の下方に配置されたアーム駆動装置12(12A,12B)が設けられている。
図5は、振分アーム8のアーム駆動装置12(12A)の内部の詳細の一例を示す斜視図である。図5に示すアーム駆動装置12は、回動軸10が貫通する天面板13aを有する略直方体形状の筐体13を有している。回動軸10は、筐体13の天面板13aに固定された軸受け部17と、筐体13の底面板13bに固定された軸受け部18とによって、上下方向に延びる姿勢で回動自在に支持されている。
筐体13内に回動軸10を回動させる駆動部14が収納されている。駆動部14は、ピストンロッド15aの伸縮動作によって回動軸10を正逆回動させるシリンダ15と、シリンダ15にピストンロッド15aの伸縮動作を行わせるための電気部品である電磁弁16等を備えている。シリンダ15はエアシリンダであり、電磁弁16とシリンダ15とをつなぐエア配管等は図示していない。
シリンダ15は、筐体13の底面板13bに固定されたシリンダ取付部材20,21によって、その一端部を中心に水平揺動自在に取り付けられており、筐体13内の下半領域に配置されている。シリンダ15の他端部から進退するピストンロッド15aの先端には、リンク部材19aが取り付けられている。このリンク部材19aの先端に環状部が設けられ、この環状部が連結軸部19cに回動自在に取り付けられている。また、連結軸部19cは、回動軸10に固定して取り付けられたリンク部材19bに固定されている。
シリンダ15は、制御装置7による電磁弁16の制御によってピストンロッド15aの伸縮動作を行い、ピストンロッド15aが収縮状態(図示された状態)から伸長すると、振分アーム8の回動軸10が矢印b方向に回動する。振分アーム8のアーム部11は、回動軸10とともに回動することにより振分コンベア3上に進出し、振分コンベア3で搬送される物品を振分コンベア3上から排除することができる。一方、ピストンロッド15aが伸長状態から収縮すると、振分アーム8の回動軸10が矢印b方向とは逆方向に回動し、アーム部11は振分コンベア3上から退避して元の位置に戻る。このように、シリンダ15のピストンロッド15aの伸縮動作によって回動軸10及びアーム部11が正逆回動させられる。
電磁弁16は、シリンダ取付部材21上に固定された取付板22上に固定されている。このように、電磁弁16は、筐体13内においてその底面板13bから離れて底面板13bよりも上方に配置されており、本例では、シリンダ15より上方に配置されている。
例えば、振分コンベア3で搬送される物品が魚等の水に濡れたものである場合に、アーム駆動装置12の筐体13の経年劣化によって振分コンベア3のベルト33から落下する水が筐体13内に浸入して筐体13内の底部に溜まっても、上記のように、駆動部14の電気部品である電磁弁16が筐体13の底面板13bから離れて底面板13bよりも上方に配置されていることにより、電磁弁16が水に浸かるのを回避でき、電磁弁16の故障を防止することができる。
なお、反対側の振分アーム9のアーム駆動装置12(12B)は、上記振分アーム8のアーム駆動装置12(12A)とは、振分コンベア3(振分コンベア3の中心線)に対して対称な構造であり、シリンダ15のピストンロッド15aの伸縮動作による回動軸10及びアーム部11の回動方向が逆となる以外は、振分アーム8のアーム駆動装置12(12A)と同様であり、その説明を省略する。
そして、図4等に示すように、各振分アーム8のアーム駆動装置12Aは、その筐体13の底面板13bが架台50の一方の支持フレーム51上にボルト等(図示せず)で固定されている。また、各アーム駆動装置12Aの筐体13の天面板13a上に、振分コンベア3の一方のサイドフレーム34の水平部34bがボルト等(図示せず)で固定されている。このように、アーム駆動装置12Aの筐体13は、振分コンベア3を支持するように架台50と振分コンベア3のサイドフレーム34との間に取り付けられている。
同様に、各振分アーム9のアーム駆動装置12Bは、その筐体13の底面板13bが架台50の他方の支持フレーム52上にボルト等(図示せず)で固定されている。また、各アーム駆動装置12Bの筐体13の天面板13a上に、振分コンベア3の他方のサイドフレーム35の水平部35bがボルト等(図示せず)で固定されている。このように、アーム駆動装置12Bの筐体13は、振分コンベア3を支持するように架台50と振分コンベア3のサイドフレーム35との間に取り付けられている。
上記のように、振分コンベア3は、架台50上でアーム駆動装置12A,12Bの筐体13によって支持されているが、必要に応じて、架台50上に振分コンベア3を支持する支柱(例えば図2(A)の支柱38等)が設けられていてもよい。
また、図4に示すように、振分アーム8のアーム駆動装置12Aは、振分コンベア3のベルト33の幅方向(振分コンベア3の幅方向)Wにおける振分アーム8の回動軸10に近い方のベルト33の端縁部の略直下から(サイドフレーム34の直下から)、振分コンベア3の一方側の側方に向かう領域に配置されている。
また、振分アーム9のアーム駆動装置12Bは、振分コンベア3のベルト33の幅方向Wにおける振分アーム9の回動軸10に近い方のベルト33の端縁部の略直下から(サイドフレーム35の直下から)、振分コンベア3の他方側の側方に向かう領域に配置されている。
本実施形態では、上記構成により、アーム駆動装置12が振分コンベア3のベルト33の幅方向中央部分及びその付近の直下を避けて配置されるので、振分コンベア3のベルト33の表面に付着し、その表面が下になったときにベルト33から落下するごみ等はほとんどが振分装置100の設置された床面へ落下し、床面の清掃はやりやすいので、清掃性の向上を図ることができる。また、例えば、振分コンベア3で搬送される物品が魚等の水に濡れたものである場合に、アーム駆動装置12の筐体13の経年劣化によって振分コンベア3のベルト33から落下する水が筐体13内に浸入するようになっても、アーム駆動装置12が振分コンベア3のベルト33の幅方向中央部分及びその付近の直下を避けて配置されるので、ベルト33の表面に水が付着し、その表面が下になったときにベルト33からアーム駆動装置12の筐体13上へ落下する水の量が少なくなり、筐体13内へ浸入する水の量を少なくできるので、電気部品である電磁弁16の故障をより防止することができる。
また、各振分アーム8,9に対して排出シュート40が設けられている。この排出シュート40は、振分アーム8,9によって振分コンベア3上から排除される物品を、アーム駆動装置12A,12Bを避けて下方へ滑落させる傾斜面を有している。よって、振分アーム8,9によって振分コンベア3上から排除される物品を排出シュート40上を滑落させることにより、振分コンベア3の側方へ延びて配置されたアーム駆動装置12A,12Bと衝突させずに、例えば収容箱B1~B6へ収容することができる。
なお、本実施形態では、振分アーム(8,9)が振分コンベア3の両側の側方において振分コンベア3の搬送方向に並んで複数配置されているが、振分アームが振分コンベア3のいずれか一方側の側方において振分コンベア3の搬送方向に並んで複数配置された構成でもよい。また、振分アームが振分コンベア3の両側の側方に1個ずつ配置された構成や、振分アームが振分コンベア3のいずれか一方側の側方に1個だけ配置された構成も可能である。なお、振分コンベア3の機長(搬送方向の長さ)は、振分アームの個数等に応じて適宜変更されてよい。
上記説明から、当業者にとっては、本発明の多くの改良や他の実施形態が明らかである。従って、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本発明の精神を逸脱することなく、その構造及び/又は機能の詳細を実質的に変更できる。
本発明は、清掃性の向上を図ることができる振分装置等として有用である。
3 振分コンベア
8,9 振分アーム
10 回動軸
11 アーム部
12 アーム駆動装置
13 筐体
13a 天面板
13b 底面板
14 駆動部
15 シリンダ
16 電磁弁
33 ベルト
34,35 サイドフレーム
40 排出シュート
50 架台
100 振分装置

Claims (4)

  1. 物品を搬送するベルトコンベアと、
    前記ベルトコンベアの側方に配置され、上下方向に延びる回動軸と、前記回動軸の上端に固定され前記回動軸が回動されることによって前記ベルトコンベア上から物品を排除するアーム部とを有する振分アームと、
    前記ベルトコンベアの下方に配置され、前記回動軸が貫通した天面板を有する筐体内に前記回動軸を回動させる駆動部が収納されてなるアーム駆動装置と、
    を備え、
    前記アーム駆動装置は、
    前記ベルトコンベアのベルトの幅方向における前記回動軸に近い方の前記ベルトの端縁部の略直下から前記ベルトコンベアの側方に向かう領域に配置された、
    振分装置。
  2. 前記アーム駆動装置の前記筐体は、
    前記ベルトコンベアを載せる架台上で前記ベルトコンベアを支持するように前記架台と前記ベルトコンベアのサイドフレームとの間に取り付けられた、
    請求項1に記載の振分装置。
  3. 前記振分アームによって前記ベルトコンベア上から排除される物品を、前記アーム駆動装置を避けて下方へ滑落させる傾斜面を有する排出シュートをさらに備えた、
    請求項1または2に記載の振分装置。
  4. 前記振分アームが前記ベルトコンベアの両側または一方側の前記側方において前記ベルトコンベアの搬送方向に並んで複数配置され、各々の前記振分アームに対して前記アーム駆動装置が設けられた、
    請求項1~3のいずれかに記載の振分装置。
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