JP2022188791A - 容器体 - Google Patents
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Abstract
Description
被係止部を有する本体と、
把持部と、前記被係止部に係止可能である係止部とを含み、前記被係止部に前記係止部が係止される係止状態と、前記把持部が移動されることによって前記係止状態が解除される解除状態とを切り換えることができる係止機構を有する蓋体と、を備え、
前記把持部は、前記蓋体の着脱方向に沿って移動される。
前記係止機構は、前記蓋体を前記本体から脱着する側に向かって前記把持部が移動された際に前記解除状態となると好適である。
前記係止機構を前記解除状態にするのに要する力は、前記本体を持ち上げるのに要する力よりも小さいと好適である。
前記把持部は、基体部と、前記基体部の外周面から外側に向かって延びる鍔部とを有すると好適である。
前記把持部の移動方向は、前記係止部の動作方向と異なると好適である。
前記係止機構は、前記把持部が移動されると前記係止部を回動させて前記解除状態となると好適である。
前記蓋体は、前記移動部の近傍に固定的に配設される基準部をさらに備えると好適である。
本発明の実施形態に係る電気ケトル100は、図1および図3に示されるように、主に、ケトル本体200および電源台600などから構成される。以下、これらの構成要素についてそれぞれ詳述する。
ケトル本体200は、電源台600に着脱自在に載置される。電気ケトル100の使用者は、お湯を沸かしたいときにケトル本体200を電源台600上に載置し、カップや湯飲みなどの容器にお湯を注ぐためにケトル本体200を電源台600から取り外すことができる。そして、このケトル本体200は、図1~図3に示されるように、主に、本体ユニット300、取っ手ユニット400および蓋ユニット500から構成される。以下、これらの構成要素についてそれぞれ詳述する。なお、図1~図3に示されるように、ケトル本体200の前上方部にお湯などの液体の注ぎ口(吐出口)301が形成されている。
本体ユニット300は、図1~図3に示されるように、主に、側壁部材310、液体容器320、底部材330、ヒータユニット340および吐出口形成部350などから構成される。以下、これらの構成要素についてそれぞれ詳述する。
側壁部材310は、樹脂やステンレスなどの金属などで形成された部材であって、図1および図3に示されるように、略円筒状を呈しており、本体ユニット300の外周面を形成している。そして、図3に示されるように、この側壁部材310は、液体容器320および吐出口形成部350などを収容している。また、図3に示されるように、この側壁部材310は、底部材330と共にヒータユニット340を収容している。なお、ここで、側壁部材310の上端部は、図1、図3~図5に示されるように、吐出口形成部350の上端部を支持している。また、側壁部材310の後部の上端部には切欠き部が形成されており、図3に示されるように、この切欠き部に取っ手ユニット400の本体接続部402が嵌め込まれている。また、側壁部材310の前部の上部には、前側に向かって傾斜する前側突出部311が形成されている。
液体容器320は、その内部に液体を溜めることができる部材であって、上述したように、側壁部材310の内部に収容されている。また、液体容器320は、図3に示されるように、内側壁部材321およびヒータプレート322から形成されている。内側壁部材321は、樹脂やステンレスなどの金属などで形成された部材であって、略円筒状を呈しており、図3に示されるように、液体容器320の側壁を構成している。また、図3~図5に示されるように、内側壁部材321の上端部には、吐出口形成部350の下端部が取り付けられている。なお、内側壁部材321の内周面には、フッ素樹脂等の耐蝕性樹脂(図示せず)が塗装されていてもよい。ヒータプレート322は、金属製の板材であって、図3に示されるように、内側壁部材321の下側の開口を閉塞するように覆っている。すなわち、ヒータプレート322は、液体容器320の底部を構成している。また、このヒータプレート322の下面には、ヒータユニット340の一構成部品であるプリントヒータ341が配設されている。
底部材330は、図1および図3に示されるように、本体ユニット300の底部を構成しており、側壁部材310の下側に取り付けられ、液体容器320やヒータユニット340などを下から覆っている。なお、底部材330には、給電端子342の下端を露出させる開口が形成されている。
ヒータユニット340は、図3に示されるように、ヒータプレート322に取り付けられており、主に、プリントヒータ341および給電端子342から構成される。プリントヒータ341は、液体容器320内の液体を加熱する役目を担っている。電源台600に設けられた接続端子602と電気的に給電端子342が接続されると、接続端子602からプリントヒータ341へと給電が行われる。なお、このヒータユニット340としては、従来公知の電気ケトルのヒータユニットを適用することができる。
吐出口形成部350は、略円筒状を呈する部材であって、図1~図3に示されるように、本体ユニット300に取り付けられている。上述したように、吐出口形成部350の上端部は、側壁部材310の上端部に支持され、吐出口形成部350の下端部は、液体容器320の内側壁部材321の上端部に取り付けられている。また、図1~図3に示されるように、吐出口形成部350の前部の上部には、前側に向かうに従って上方に傾斜する前側突出部351が形成されている。前側突出部351は、図1および図3に示されるように、側壁部材310の前側突出部311に支持されている。このように、本発明の実施形態に係る電気ケトル100では、注ぎ口301は、吐出口形成部350の一部(すなわち、前側突出部351)で形成されている。また、図4および図5に示されるように、吐出口形成部350の左右部の中間部には、外方に凹む爪受け部352が形成されている。この爪受け部352に蓋ユニット500の係止機構LMの係止レバーRLの爪部RL2が係止される(図4および図5参照)。また、図4および図5に示されるように、爪受け部352の上側には外側に向かって傾斜する傾斜部353が形成されている。傾斜部353は、本体ユニット300に蓋ユニット500が装着される際や本体ユニット300から蓋ユニット500が取り外される際に蓋ユニット500の係止機構LMの係止レバーRLの爪部RL2と当接する。
取っ手ユニット400は、図1~図3に示されるように、主に、把持部401、本体接続部402およびダイヤル機構403などから構成される。以下、これらの構成要素についてそれぞれ詳述する。
把持部401は、樹脂などで形成された部材であって、使用者がケトル本体200を持ち運ぶ際の持ち手としての役目を担う。把持部401は、図1~図3に示されるように、本体接続部402の後部から下方に向かって延びている。
本体接続部402は、取っ手ユニット400を本体ユニット300と結合させるためのものである。本体接続部402は、上述の通り、側壁部材310の後部の上端部の切欠き部に嵌め込まれている。
ダイヤル機構403は、ヒータユニット340のプリントヒータ341の温度(すなわち、液体容器320内の液体の水温)を調節するためのものであり、ヒータユニット340と接続される。ダイヤル機構403は、図1~図3に示されるように、本体接続部402の後部に配設されている。
蓋ユニット500は、図1~図5に示されるように、本体ユニット300の上方を覆う着脱自在の略円柱形の蓋体である。使用者は、蓋ユニット500に設けられる操作レバー560を介してロック機構550(後述)を操作することで、本体ユニット300から蓋ユニット500を取り外すことが可能になる。これにより、使用者は、本体ユニット300から蓋ユニット500を取り外した後、液体容器320内に液体を入れることが可能になる。そして、使用者は、液体容器320内に入れた液体を加熱するとき、蓋ユニット500を本体ユニット300に装着して液体容器320内を閉空間とする。蓋ユニット500は、図1~図5に示されるように、主に、底板部材520、開閉ボタン530、開閉弁540、ロック機構550、係止機構LM、操作レバー560およびロック解除阻止構造RPなどから構成される。以下、これらの構成要素についてそれぞれ詳述する。
底板部材520は、図3~図5に示されるように、蓋ユニット500の下側部分を主に構成しており、側壁部521および底壁部522から形成されている。側壁部521は、略円筒形状を呈している。図3~図5に示されるように、側壁部521の上側には上面部材510(後述)が載置されている。これにより、上面部材510および底板部材520によって囲まれる蒸気流通空間SP1が形成される(図3参照)。蒸気流通空間SP1は、液体容器320内で発生した蒸気の流通経路を形成する役目を担っている。そして、図3に示されるように、側壁部521の前部には流路形成部523が形成されている。流路形成部523は、ケトル本体200の注ぎ口301へ向かって開口する部位である。流路形成部523によって、液体容器320内の液体を注ぎ口301へと導く吐出経路DPが形成される。また、図4に示されるように、側壁部521の左右部の下側には開口521aが形成されており、係止機構LMの係止レバーRLの爪部RL2がこの開口521aから突出可能となる。底壁部522は、平面視において略円環形状を呈しており、図3~図5に示されるように、縦断面視において段構造を形成している。図3~図5に示されるように、底壁部522の下側には開閉弁540が配設されている。なお、ここで、底壁部522は、図3に示されるように、開閉弁540が閉状態のとき開閉弁540のパッキン543と当接する。そして、底壁部522は、開閉弁540が開状態のとき開閉弁540のパッキン543と当接しない。これにより、開閉弁540が開状態のとき、液体容器320内の液体を吐出経路DPへ導くことが可能となる。また、図3および図4に示されるように、底壁部522の中央部には中央開口が形成されており、この中央開口には開閉弁540の軸部542が嵌め込まれている。また、図3に示されるように、底壁部522の後部(すなわち、中央開口より後側)には後側連通穴522aが形成されている。後側連通穴522aは、開閉弁540が閉状態のとき開閉弁540のパッキン543と当接して閉じられた状態となり、開閉弁540が開状態のとき開かれた状態となって液体容器320の内部空間と蒸気流通空間SP1とを連通する。また、図3に示されるように、底壁部522の前部(すなわち、中央開口より前側、且つ、流路形成部523より後側)には前側連通穴522bが形成されている。前側連通穴522bは、図3に示されるように、蒸気流通空間SP1と吐出経路DPとを連通する。
開閉ボタン530は、図3~図5に示されるように、上面部材510の開口に嵌め込まれており、開閉弁540の軸部542の先端と連結されている。図2~図5に示されるように、開閉ボタン530の外側にはロック機構550の移動ボール載置部材BPの円筒壁部BP2が配置されている。また、開閉ボタン530は、開閉弁540の軸部542を取り囲むように配置されたコイルバネCS1によって上方に向かって付勢されている。そして、使用者によってコイルバネCS1の付勢力に逆らって開閉ボタン530が下方に向かって押圧されると、その押圧動作に連動して開閉弁540が下方に移動する。これにより、開閉弁540が開状態となる。
開閉弁540は、図3~図5に示されるように、弁本体部541、軸部542およびパッキン543から構成されている。弁本体部541は、略円盤形状を呈しており、図3~図5に示されるように、蓋ユニット500の底板部材520の下側に配置されている。軸部542は、図3および図4に示されるように、弁本体部541の上面の後部から上方に向かって延びる棒状部材である。上述したように、軸部542は底板部材520の底壁部522の中央開口に嵌め込まれ、軸部542の先端は開閉ボタン530と連結されている。パッキン543は、略円環形状を呈しており、図3~図5に示されるように、弁本体部541の外縁部に取り付けられている。
ロック機構550は、本体ユニット300に蓋ユニット500が装着された状態において本体ユニット300に対して蓋ユニット500をロック(図4および図5参照)させるためのものである。ロック機構550は、図4および図5に示されるように、主に、移動ボール載置部材BPおよびレバーストッパーLSから構成されている。以下、これらの構成要素について詳述する。
移動ボール載置部材BPは、図4および図5に示されるように、レバーストッパーLSの上側に載置されてレバーストッパーLSと連結されると共に操作レバー560と連結されている。この移動ボール載置部材BPは、図2、図4および図6に示されるように、主に、基体部BP1、円筒壁部BP2、台座部BP3、第1バネ設置部BP4および第2バネ設置部BP5から形成される。なお、これらの部位のうちロック機構550に寄与する部位は、基体部BP1、円筒壁部BP2、第1バネ設置部BP4および第2バネ設置部BP5である。基体部BP1は、図6に示されるように、略長方形状の板状部位である。図4に示されるように、基体部BP1の中央部には開口が形成される。円筒壁部BP2は、図4および図6に示されるように、略円筒形状を呈しており、基体部BP1の開口の上縁から上方に向かって延びている。また、この円筒壁部BP2は、図3~図5に示されるように、開閉ボタン530と操作レバー560との間に挟まれており、操作レバー560とのみ連結されている。すなわち、操作レバー560および移動ボール載置部材BP(およびレバーストッパーLS)は互いに連動するが、開閉ボタン530および移動ボール載置部材BPは互いに連動しない。このため、操作レバー560および移動ボール載置部材BPが上方向に持ち上げられた場合、開閉ボタン530は上方向に持ち上げられず、操作レバー560および移動ボール載置部材BPと、開閉ボタン530との高さ位置関係が変化する(図4および図5参照)。台座部BP3は、図2、図4および図6に示されるように、基体部BP1の上面の左右に形成され、上部が下側に凹んだ(言い換えれば、上部が略逆円錐状に切り欠かれた)略円柱形状を呈している。図2および図4に示されるように、台座部BP3には移動ボール570が移動自在に載置される。また、図2および図6に示されるように、平面視における台座部BP3の中心から放射状に広がる凸状の案内部BP3aが台座部BP3に形成されている。第1バネ設置部BP4は、図2、図4および図6に示されるように、基体部BP1の上面の台座部BP3より外側に左右一対形成されている。図4および図6に示されるように、第1バネ設置部BP4には、移動ボール載置部材BPおよびレバーストッパーLSを下方に向かって付勢するコイルバネCS2の一端が嵌め込まれる。第2バネ設置部BP5は、図4に示されるように、基体部BP1の下面の中央部の左右に形成されており、それぞれ左右方向外側に向かって延びている。図4に示されるように、レバーストッパーLS、係止レバーRLおよび軸受け部580を左右外方に向かって付勢するコイルバネCS3の一端が第2バネ設置部BP5に嵌め込まれる。
レバーストッパーLSは、図4、図5、図7および図8に示されるように、左右一対の部材であって、移動ボール載置部材BPと連結されると共に移動ボール載置部材BPを介して操作レバー560と連結されている。このレバーストッパーLSは、図7および図8に示されるように、主に、基体部LS1、上側立壁部LS2、下側立壁部LS3、バネ設置部LS4および凸嵌合部LS5から形成される。なお、図7および図8においては、左右一対のレバーストッパーLSのうち一方だけが描画されている。基体部LS1は、図7に示されるように、蓋ユニット500の軸線側に凹部LS1aが形成された略長方形状の板部材である。基体部LS1の上側に移動ボール載置部材BPが載置されて、レバーストッパーLSが移動ボール載置部材BPに対してスライド移動自在に嵌合される。上側立壁部LS2は、図7および図8に示されるように、基体部LS1の前部および後部からそれぞれ上方向に向かって延びている。この上側立壁部LS2は、基体部LS1の上側に移動ボール載置部材BPが載置されるときに移動ボール載置部材BPの基体部BP1の下側に形成される溝部(図示せず)に嵌め込まれる。下側立壁部LS3は、図4、図7および図8に示されるように、基体部LS1の凹部LS1aの内縁部位から下方に向かって延びている。バネ設置部LS4は、図4および図7に示されるように、下側立壁部LS3の内側面(すなわち、蓋ユニット500の軸線側の面)に形成されている。図4に示されるように、バネ設置部LS4にはコイルバネCS3の一端が嵌め込まれる。凸嵌合部LS5は、図5、図7および図8に示されるように、基体部LS1の外側端部の前部および後部それぞれから下方に向かって延びている。凸嵌合部LS5は、後に詳述するが、係止レバーRLの凹嵌合部RL1aと嵌合可能である。
係止機構LMは、図4および図5に示されるように、主に、係止レバーRL、軸受け部580およびトーションバネTSから構成されている。以下、これらの構成要素について詳述する。
係止レバーRLは、図4、図5、図9および図18に示されるように、左右一対の部材であって、レバーストッパーLSと連結可能である。この係止レバーRLは、図9および図18に示されるように、主に、基体部RL1、爪部RL2、外側翼部RL3および内側翼部RL4から形成される。なお、図9および図18においては、左右一対の係止レバーRLのうち一方だけが描画されている。基体部RL1は、図9および図18に示されるように、略円柱状を呈している。図5、図9および図18に示されるように、基体部RL1には、前端部および後端部それぞれの部位において上側から下側に向かって凹む凹嵌合部RL1aが形成され、前端部から後端部まで通じる軸受孔RL1bが形成され、前後方向中央部に空間RL1cが形成される。凹嵌合部RL1aは、図5に示されるように、トーションバネTS(図9および図16参照)によって、爪部RL2が本体ユニット300の吐出口形成部350の爪受け部352に係止される方向に(すなわち、爪部RL2の上面が蓋ユニット500の軸線と直交する面と略平行になるように)付勢されている場合に、レバーストッパーLSの凸嵌合部LS5と嵌合する。そして、図4、図5および図18に示されるように、軸受孔RL1bには軸AXが挿通される。軸AXは蓋ユニット500内において固定されるため、係止レバーRLは、軸AXを中心として回動可能となる(図10等参照)。そして、図4、図9および図18に示されるように、空間RL1cにはトーションバネTSや、軸受け部580の円筒部582および円柱部583が配置される。爪部RL2は、図4、図5、図9および図18に示されるように、基体部RL1の上部の外端部から外方に向かって延びており、本体ユニット300の吐出口形成部350の爪受け部352に対して係止することができる。外側翼部RL3は、図9および図18に示されるように、基体部RL1の前端部および後端部それぞれから内方に向かって延びている。内側翼部RL4は、図9および図18に示されるように、基体部RL1の空間RL1cの形成部位の前端部および後端部からそれぞれ内方に向かって延びている。
軸受け部580は、図4および図5示されるように、左右一対の部材であって、蓋ユニット500内において軸AXの高さ位置を規定している。軸受け部580は、図16~図18に示されるように、基体部581、円筒部582、円柱部583、翼部584および底板部585から形成される。なお、図16~図18においては、左右一対の軸受け部580のうち一方だけが描画されている。基体部581は、図16に示されるように、略長方形状の板状部位である。円筒部582は、図16~図18に示されるように、略円筒形状を呈しており、基体部581の前側に形成されている。円柱部583は、図16に示されるように、略円柱状を呈しており、円筒部582の内部空間に形成されている。なお、図16に示されるように、円柱部583には、前端部から後端部まで通じる軸受孔583aが形成されており、軸受孔583aには軸AXが挿通される。また、図16に示されるように、円筒部582および円柱部583によって囲まれる空間には、トーションバネTSが配置される。そして、上述したように、円筒部582および円柱部583(およびトーションバネTS)は、係止レバーRLの空間RL1cに配置される。翼部584は、図16~図18に示されるように、基体部581の前端部および後端部から内方に向かって延びる一対の部位である。底板部585は、図16~図18に示されるように、翼部584の下側に形成される板状部位である。なお、ここで、図16および図17に示されるように、底板部585の前後方向の長さは、一対の翼部584間の長さよりも大きく、底板部585の左右方向の長さは、翼部584の左右方向の長さよりも小さい。そして、図17に示されるように、基体部581、翼部584および底板部585によって囲まれる下側立壁部挿通口586が軸受け部580に形成される。この下側立壁部挿通口586には、本体ユニット300に対して蓋ユニット500がロックされている状態において、レバーストッパーLSの下側立壁部LS3が挿通される。また、軸受け部580の基体部581の内側面は、図4および図10に示されるように、本体ユニット300に対して蓋ユニット500がロックされているか否かに関わらず、レバーストッパーLSの下側立壁部LS3の外側面の少なくとも一部と当接している。このため、レバーストッパーLSだけではなく軸受け部580(および軸受け部580を介して係止レバーRL)も、コイルバネCS3によって左右外方に向かって付勢されることになる。
トーションバネTSは、上述したように、係止レバーRLの爪部RL2を本体ユニット300の吐出口形成部350の爪受け部352に係止させる方向に付勢(すなわち、係止レバーRLの爪部RL2の上面が蓋ユニット500の軸線と直交する面と略平行になるように係止レバーRLの爪部RL2を付勢)するためのものである。また、トーションバネTSは、軸AXの外周に配設されると共に、軸受け部580の円筒部582および円柱部583で囲まれる空間に配設される(図16参照)。そして、トーションバネTSは、軸受け部580の円筒部582および円柱部583と共に、係止レバーRLの空間RL1cに配置される。
操作レバー560は、ロック機構550を解除状態にする際に使用者に操作されるものであり、上述したように、ロック機構550の移動ボール載置部材BPと連結されると共に、ロック機構550の移動ボール載置部材BPを介してロック機構550のレバーストッパーLSと連結される。操作レバー560は、図3~図5に示されるように、基体部561および鍔部562から形成される。基体部561は、略円筒状を呈しており、図3~図5に示されるように、上面部材510の開口に嵌め込まれている。鍔部562は、使用者が操作レバー560を指で支えるための略円盤形状部位であって、図3~図5に示されるように、基体部561の上端部から外方に向かって延びている。図3~図5に示されるように、この鍔部562の中央部には開口が形成されており、この開口を通じて開閉ボタン530が露出している。また、鍔部562の下面には溝部が形成されている。この溝部は、使用者の指の滑り止めとして機能する。
ロック解除阻止構造RPは、ケトル本体200の傾倒時に、本体ユニット300に対して蓋ユニット500がロックされている状態を解除する操作を阻止するためのものである。ロック解除阻止構造RPは、図4に示されるように、主に、移動ボール載置部材BP、上面部材510および移動ボール570等から構成されている。
移動ボール載置部材BPは、上述のロック機構550の一部を構成すると共に、ロック解除阻止構造RPの一部も構成している。なお、上述の通り、移動ボール載置部材BPは、主に、基体部BP1、円筒壁部BP2、台座部BP3、第1バネ設置部BP4および第2バネ設置部BP5から形成されているが、これらの部位のうちロック解除阻止構造RPに寄与する部位は台座部BP3のみである。移動ボール載置部材BPの詳細については既述したため、ここでは、その詳細な説明を省略する。
上面部材510は、図1~図3に示されるように、略円環形状を呈する部材であって、蓋ユニット500の上面を構成している。すなわち、この上面部材510の中央部には開口が形成されている。図3~図5に示されるように、上面部材510の開口には、開閉ボタン530、ロック機構550の移動ボール載置部材BPの円筒壁部BP2、操作レバー560の基体部561などが嵌め込まれている。また、図4に示されるように、上面部材510の下面の左右部には移動ボール受け部511が形成されている。移動ボール受け部511は、ロック機構550の移動ボール載置部材BPが上方向に移動した際にロック機構550の移動ボール載置部材BPに載置された移動ボール570を受ける(すなわち、ロック機構550の移動ボール載置部材BPと協働して移動ボール570を挟む)ための部位であって、図4に示されるように、中心部511aおよび周囲部511bから形成されている。中心部511aは、略半球形状の凹部であって、図4に示されるように、縦断面視において周囲部511bより上方に位置している。周囲部511bは、略円環状の凹部(縦断面視において略半円形状を呈する。)であって、図4に示されるように、中心部511aの周囲に形成されており縦断面視において中心部511aより僅かに下方に位置している。また、図4に示されるように、上面部材510の下面の移動ボール受け部511より外側にはバネ設置部512が形成されている。図4に示されるように、ロック機構550の移動ボール載置部材BPおよびロック機構550のレバーストッパーLSを下方に向かって付勢するコイルバネCS2の一端がバネ設置部512に嵌め込まれている。
移動ボール570は、球状を呈しており、上述したように、移動ボール載置部材BPの台座部BP3に移動自在に載置される。移動ボール570は、隣接する案内部BP3aの間を傾倒方向に向かって移動する。また、ケトル本体200の正立時において、移動ボール570は、ロック機構550の移動ボール載置部材BPが上方向に移動した際に、上面部材510の移動ボール受け部511に嵌め込まれる(図10および図14参照)。
電源台600は、電気ケトル100へ電気を供給する給電部の役割を果たすともに、電気ケトル100の台座の役割を果たす。電源台600は、図1および図3に示されるように、主に、電源スイッチ(図示せず)、電源コード601、電源プラグ(図示せず)、ヒータユニット340と電気的に接続される接続端子602から構成される。電源スイッチは、ヒータユニット340の給電端子342と、接続端子602との接続状態を切り換えるためのスイッチである。電源スイッチがONになると、ヒータユニット340は電源台600と通電される。これにより、ヒータユニット340には電気が供給され、液体容器320内の液体が加熱される。なお、電源台600については、従来公知の電気ケトルの電源台と同様の構成が適用できる。
本発明の実施形態に係る電気ケトル100では、蓋ユニット500のロック機構550により、本体ユニット300に蓋ユニット500が装着された状態において本体ユニット300に対して蓋ユニット500をロックさせることができる。そして、使用者は、操作レバー560を介してロック機構550を操作することによって、本体ユニット300に対して蓋ユニット500がロックされている状態(以下、「ロック状態」という。)を解除することができる(以下、この操作を「ロック解除操作」という。)。以下、ロック解除操作が行われる際の操作レバー560、ロック機構550および係止機構LMの動作について説明する。
ここでは、本体ユニット300から取り外した蓋ユニット500を再び本体ユニット300に装着させて、本体ユニット300に対して蓋ユニット500をロックさせる操作(ロック状態にする操作)について図12および図13を参照しながら説明する。まず、使用者は、係止機構LMの係止レバーRLの爪部RL2が吐出口形成部350の傾斜部353の上側に到達するまで蓋ユニット500を押し込む。そして、使用者は、係止機構LMの係止レバーRLの爪部RL2が吐出口形成部350の爪受け部352の下側に到達するまで蓋ユニット500をさらに押し込む。このとき、吐出口形成部350の傾斜部353に係止機構LMの係止レバーRLの爪部RL2の下面が当接し、これによってロック機構550のレバーストッパーLS、係止機構LMの係止レバーRLおよび軸受け部580がコイルバネCS3の付勢力に逆らって内方にスライド移動する(図12および図13参照)。そして、係止機構LMの係止レバーRLの爪部RL2の上面が吐出口形成部350の爪受け部352の上端部の下側に到達すると、係止機構LMの係止レバーRLの爪部RL2が吐出口形成部350の爪受け部352に係止される。また、この状態において、係止機構LMの係止レバーRLの爪部RL2の回動を阻止するロック状態が維持されている。
仮に、ケトル本体200が傾倒している時にロック解除操作が可能であれば、蓋ユニット500が本体ユニット300から取り外されて液体容器320内の液体が流出するおそれが生じる。このため、本発明の実施形態に係る電気ケトル100では、ケトル本体200が傾倒している時はロック解除阻止構造RPによってロック解除操作が阻止されるように設計されている。以下、ケトル本体200の傾倒時にロック解除操作を阻止するロック解除阻止構造RPについて図14および図15を参照しながら説明する。なお、図14および図15では、ケトル本体200が左側に傾倒している状態が示されている。まず、ロック状態においてケトル本体200が傾倒すると、平面視におけるロック機構550の移動ボール載置部材BPの台座部BP3の中心部に載置された移動ボール570が、ロック機構550の移動ボール載置部材BPの台座部BP3上を傾倒方向に向かって転がる。なお、このとき、移動ボール570は、傾倒方向に形成されたロック機構550の移動ボール載置部材BPの案内部BP3aの間を転がる。この状態においてロック解除操作を行うために操作レバー560が持ち上げられると、移動ボール570が、上面部材510の移動ボール受け部511の周囲部511bに押し込まれる。かかる場合、移動ボール570が上面部材510の移動ボール受け部511の中心部511aに押し込まれた時(図10および図11参照)とは異なり、ロック機構550のレバーストッパーLSの凸嵌合部LS5と係止機構LMの係止レバーRLの凹嵌合部RL1aとの嵌合状態が解除されない。すなわち、係止機構LMの係止レバーRLの凹嵌合部RL1aが、ロック機構550のレバーストッパーLSの凸嵌合部LS5に嵌まり込んでいるため、係止機構LMの係止レバーRLは、軸AXを中心として回動することを阻止される。このため、ケトル本体200の傾倒時において吐出口形成部350の爪受け部352に対して係止機構LMの係止レバーRLの爪部RL2が係止された状態が維持される(すなわち、ロック解除操作が阻止される)。
ここでは、注ぎ口301から液体容器320内の液体をカップや湯飲みなどの容器に注ぐため(液体吐出時)の液体経路の開閉状態について説明する。まず、開閉弁540が閉状態のとき(すなわち、開閉ボタン530が下方に向かって押圧されていないとき)は、開閉弁540のパッキン543が底板部材520の下面と密着した状態となる(図3~図5参照)。これにより、液体経路が閉状態となる(すなわち、液体容器320内は、概ね閉鎖された空間となる)。そのため、開閉弁540が閉状態のときにケトル本体200が傾倒しても、開閉弁540と底板部材520の下面との間から吐出経路DPへ直接液体が流れることがなくなる。そのため、誤ってケトル本体200を転倒させてしまった場合に、大量の液体が注ぎ口301から漏れ出すことを抑制することができる。一方、開閉弁540が開状態のとき(すなわち、開閉ボタン530が下方に向かって押圧されたとき)は、開閉弁540のパッキン543が底板部材520の下面から離間した状態となり、液体容器320の上部が開放された状態となる。これにより、液体流路が開状態となる。なお、開閉ボタン530が下方に向かって一度押圧されると、ボタン係止機構(図示せず)によって開閉ボタン530が押圧された状態、すなわち、液体流路が開放された状態が維持される。そして、使用者は、液体流路が開放された状態でケトル本体200を注ぎ口301側に傾けることにより、液体容器320内の液体をカップや湯飲みなどの容器に注ぐことができる。その後、使用者によって開閉ボタン530がもう一度押圧されると、開閉ボタン530が押圧された状態が解除され、コイルバネCS1の付勢力によって開閉弁540および開閉ボタン530が上方に戻される。これにより、開閉弁540によって液体流路が再び閉状態となる。
(1)
本発明の実施形態にかかる電気ケトル100では、操作レバー560を操作する際に鍔部562に指を引っ掛けることができる。このため、この電気ケトル100では、操作レバー560を指で安定して支えることができる。また、この電気ケトル100では、使用者が、ロック状態において操作レバー560の鍔部562に指を引っ掛け、主に腕の力で操作レバー560を上方向に持ち上げると、ロック機構550の移動ボール載置部材BPおよびロック機構550のレバーストッパーLSもコイルバネCS2の付勢力に逆らって上方向に持ち上げられる。そして、移動ボール570が、上面部材510の移動ボール受け部511の中心部511aに押し込まれ、ロック機構550のレバーストッパーLSの凸嵌合部LS5と係止機構LMの係止レバーRLの凹嵌合部RL1aとの嵌合状態が完全に解除される。そして、係止機構LMの係止レバーRLが軸AXを中心として回動可能となり、ロック状態が解除される。このため、この電気ケトル100では、操作レバー560の鍔部562を指で摘まむ必要がなく、指の力が弱い人であってもロック解除操作を容易に行うことができる。
本発明の実施形態にかかる電気ケトル100では、ロック状態において操作レバー560が上方向に持ち上げられてロック解除操作が行われた後、そのまま操作レバー560が上方向に持ち上げられると係止レバーRLが軸AXを中心として徐々に回動しながら爪受け部352から抜け出て、最終的に蓋ユニット500が本体ユニット300から脱着される。このため、この電気ケトル100では、ロック解除操作を行ってから蓋ユニット500を本体ユニット300から脱着する一連の動作をスムーズに行うことができる。
本発明の実施形態にかかる電気ケトル100では、ロック解除操作に要する力、および、蓋ユニット500を本体ユニット300から取り外すのに要する力は本体ユニット300を持ち上げるのに要する力よりも小さい。このため、この電気ケトル100では、液体容器320が空である状態のみならず液体が入っている状態においても操作レバー560を上方向に持ち上げた場合に本体ユニット300も持ち上げられることを防止することができる。したがって、この電気ケトル100では、空中で係止状態が解除されて本体ユニット300が落下して液体容器320内の液体が流出することを防止することができる。
本発明の実施形態にかかる電気ケトル100では、操作レバー560は、上下方向の直進運動を行うことが可能であり、係止機構LMの係止レバーRLは、軸AXを中心とした回動運動を行うことが可能である。このため、この電気ケトル100では、意図しない係止解除操作によって係止状態が解除されることを抑制することができる。
本発明の実施形態にかかる電気ケトル100では、係止状態において操作レバー560の高さ位置および開閉ボタン530の高さ位置はほぼ同じとなり、係止解除操作が行われると、操作レバー560の高さ位置は開閉ボタン530の高さ位置よりも高くなる。このため、この電気ケトル100では、操作レバー560の高さ位置と開閉ボタン530の高さ位置とを見比べることで、係止状態が解除されたか否かを目視確認することができる。
(A)
先の実施形態に係る電気ケトル100では、操作レバー560の高さ位置と開閉ボタン530の高さ位置とを見比べることで、ロック状態が解除されたか否かを目視確認することができた。しかし、電気ケトル100は、操作レバー560と連動しない開閉ボタン530以外の基準部を備えてもよい。
先の実施形態に係る電気ケトル100では、ロック状態において操作レバー560が上方向に持ち上げられることでロック状態が解除されていた。しかし、ロック状態において、例えば操作レバー560の鍔部562の上面に指が掛けられ、操作レバー560が下方向(すなわち、蓋ユニット500を本体ユニット300から脱着する側の反対側)に押し込まれることでロック状態が解除されてもよい。かかる場合、操作レバー560が押し込まれた状態で、開閉ボタン530を指で摘まんで蓋ユニット500全体を上方向に持ち上げることで、本体ユニット300から蓋ユニット500を取り外すことができる。あるいは、蓋ユニット500の上側部分に固定される把持部が備えられ、操作レバー560が押し込まれた状態で、その把持部を把持して蓋ユニット500全体を上方向に持ち上げることで、本体ユニット300から蓋ユニット500を取り外すこともできる。
先の実施形態に係る電気ケトル100では、ロック解除操作に要する力、および、蓋ユニット500を本体ユニット300から取り外すのに要する力は本体ユニット300を持ち上げるのに要する力よりも小さかったが、この限りではない。つまり、係止解除操作に要する力は本体ユニット300を持ち上げるのに要する力と同じであってもよいし、係止解除操作に要する力は本体ユニット300を持ち上げるのに要する力より大きくてもよい。ただし、かかる場合、使用者は、係止解除操作を行う際は本体ユニット300を押さえておく必要がある。
先の実施形態に係る電気ケトル100では、ロック状態において操作レバー560が上方に持ち上げられるとロック状態が解除され、その結果、係止機構LMの係止レバーRLが軸AXを中心として回動可能な状態となっていた。しかし、ロック状態および係止状態において操作レバー560が上方に持ち上げられると、ロック状態が解除され、その結果、係止機構LMの係止レバーRLが蓋ユニット500の軸線側(すなわち、内方向)にスライド移動可能な状態(すなわち、係止解除可能状態)となるようにされてもよい。かかる場合、ロック状態では、係止機構LMの係止レバーRLが蓋ユニット500の軸線側(すなわち、内方向)にスライド移動することが阻止されることで、ケトル本体200の傾倒時、ロック解除操作が阻止される。
先の実施形態に係る電気ケトル100では、ヒータユニット340のプリントヒータ341の温度を調節するためのダイヤル機構403は、取っ手ユニット400の本体接続部402の後部に配設されていた。しかし、ダイヤル機構403は、電源台600に配設されてもよい。
先の実施形態に係る電気ケトル100では、蓋ユニット500の操作レバー560の鍔部562の下面には溝部が形成されていた。しかし、この溝部は形成されなくてもよいし、滑り止めシールを貼る等して滑り止めの役目が果たされてもよい。
先の実施形態に係る電気ケトル100では、蓋ユニット500のロック機構550の移動ボール載置部材BPの台座部BP3に案内部BP3aが形成されていた。しかし、案内部BP3aは形成されなくてもよい。
先の実施形態に係る電気ケトル100では、加熱源としてプリントヒータ341が採用されたが、加熱源は特に限定されず、シーズヒータ等であってもよい。
300 本体ユニット(本体)
352 爪受け部(被係止部)
500 蓋ユニット(蓋体)
530 開閉ボタン(基準部)
550 ロック機構(係止機構)
560 操作レバー(把持部)
561 基体部
562 鍔部
LM 係止機構
RL 係止レバー(係止部)
Claims (7)
- 被係止部を有する本体と、
把持部と、前記被係止部に係止可能である係止部とを含み、前記被係止部に前記係止部が係止される係止状態と、前記把持部が移動されることによって前記係止状態が解除される解除状態とを切り換えることができる係止機構を有する蓋体と、を備え、
前記把持部は、前記蓋体の着脱方向に沿って移動される
容器体。 - 前記係止機構は、前記蓋体を前記本体から脱着する側に向かって前記把持部が移動された際に前記解除状態となる
請求項1に記載の容器体。 - 前記係止機構を前記解除状態にするのに要する力は、前記本体を持ち上げるのに要する力よりも小さい、請求項2に記載の容器体。
- 前記把持部は、基体部と、前記基体部の外周面から外側に向かって延びる鍔部とを有する、請求項1から3のいずれか1項に記載の容器体。
- 前記把持部の移動方向は、前記係止部の動作方向と異なる
請求項1から4のいずれか1項に記載の容器体。 - 前記係止機構は、前記把持部が移動されると前記係止部を回動させて前記解除状態となる
請求項1から5のいずれか1項に記載の容器体。 - 前記蓋体は、前記把持部の近傍に固定的に配設される基準部をさらに備える
請求項1から6のいずれか1項に記載の容器体。
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