JP2022183645A - 電力変換装置 - Google Patents

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芳光 高取
Yoshimitsu Takatori
翔 高橋
Sho Takahashi
翔悟 迫田
Shogo Sakota
弘敏 川合
Hirotoshi Kawai
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Abstract

【課題】 用品数の増加と装置外形の増大とを抑制しつつ、複数種類の電力供給源に対応することが可能な電力変換装置を提供する。【解決手段】 実施形態の電力変換装置は、外部電源に接続される1次巻線と、第1単相交流電力を出力する2次巻線とを有する変圧器と、交流電力を直流電力に変換する第1コンバータと、2次巻線と第1コンバータとの間に接続された第1遮断器と、3相交流電力を発生する発電機と、前記発電機と前記第1コンバータとの間に接続された第1接触器と、第1コンバータの動作を制御する制御部とを含む。第1コンバータは、第1乃至第6スイッチング素子を含む。制御部は、第1動作モードにおいて、第1乃至第6スイッチング素子を用いて、3相交流電力を直流電力に変換し、第2動作モードにおいて、第1乃至第4スイッチング素子を用いて、第1単相交流電力を直流電力に変換する。【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、交流電力を直流電力に変換する電力変換装置に関する。
発電機からの給電とする場合、3相2レベルコンバータにより3相交流から直流へ電力変換をする。架線からの給電とする場合、単相2レベルコンバータにより単相交流から直流へ電力変換とをする。発電機と架線との2種類の電力供給源に対応する場合、3相2レベルコンバータと単相2レベルコンバータとの2種類の電力変換装置が必要である。また架線からの給電の場合、集電装置の離線再着線による過渡変動などによって直流電圧が上昇した際に、過電圧抑制機能が必要になる。このように、2つの電力供給源に対応する場合、用品数が増加し、装置外形が増大してしまう。
国際公開第2013/114546号
本発明が解決しようとする課題は、用品数の増加と装置外形の増大とを抑制しつつ、複数種類の電力供給源に対応することが可能な電力変換装置を提供することである。
実施形態に係る電力変換装置は、外部電源に接続される1次巻線と、第1単相交流電力を出力する2次巻線とを有する変圧器と、交流電力を直流電力に変換する第1コンバータと、前記2次巻線と前記第1コンバータとの間に接続された第1遮断器と、3相交流電力を発生する発電機と、前記発電機と前記第1コンバータとの間に接続された第1接触器と、前記第1コンバータの動作を制御する制御部とを具備する。前記第1コンバータは、第1乃至第6スイッチング素子を含む。前記制御部は、第1動作モードにおいて、前記第1乃至第6スイッチング素子を用いて、前記3相交流電力を直流電力に変換し、第2動作モードにおいて、前記第1乃至第4スイッチング素子を用いて、前記第1単相交流電力を直流電力に変換する。
図1は、第1実施形態に係る電力変換装置の回路図である。 図2は、第2実施形態に係る電力変換装置の回路図である。 図3は、第3実施形態に係る電力変換装置の回路図である。 図4は、第4実施形態に係る電力変換装置の回路図である。 図5は、第5実施形態に係る電力変換装置の回路図である。
以下、実施形態について図面を参照して説明する。以下に示す幾つかの実施形態は、本発明の技術思想を具体化するための装置および方法を例示したものであって、構成部品の形状、構造、配置等によって、本発明の技術思想が特定されるものではない。なお、以下の説明において、同一の機能及び構成を有する要素については同一符号を付し、重複する説明は省略する。
[1] 第1実施形態
[1-1] 電力変換装置1の構成
図1は、第1実施形態に係る電力変換装置1の回路図である。電力変換装置1は、変圧器10、充電回路11、発電機15、3相接触器16、コンバータ17、電圧検出回路(VD)20、フィルタコンデンサ21、過電圧保護回路22、及び制御部27を備える。
変圧器10は、1次巻線W1及び2次巻線W2を含む絶縁トランスである。変圧器10は、1次電圧(1次巻線W1の電圧)を、1次巻線W1と2次巻線W2との巻数比に比例した2次電圧(2次巻線W2の電圧)に変換する。変圧器10の1次巻線W1は、集電装置2と接地端子3との間に直列に接続される。
変圧器10の1次巻線W1は、単相交流電力を供給する電源に接続される。本実施形態では、一例として、電力変換装置1が電気機関車の駆動装置に用いられる場合について説明する。変圧器10の1次巻線W1の一端は、集電装置2に接続され、変圧器10の1次巻線W1の他端は、接地端子3に接続される。
集電装置2は、架線から単相交流電力の供給を受けるパンタグラフのような集電装置でもよいし、サードレールから単相交流電力の供給を受ける集電シューのような集電装置でもよい。接地端子3は、線路を介して接地された車輪である。変圧器10の1次巻線W1に接続される電源は、不安定な電源であることを想定している。
変圧器10の2次巻線W2の一端は、充電回路11を介して、コンバータ17のノードN1に接続される。変圧器10の2次巻線W2の他端は、コンバータ17のノードN2に接続される。
充電回路11は、充電接触器12、及び充電抵抗13を備える。充電接触器12は、a接点(ノーマリーオープン)の接触器である。充電接触器12の一端は、変圧器10の2次巻線W2に接続され、充電接触器12の他端は、充電抵抗13の一端に接続される。充電抵抗13の他端は、コンバータ17のノードN1に接続される。充電回路11は、コンバータ17が起動する前に、フィルタコンデンサ21を充電する機能を有する。
遮断器14の一端は、変圧器10の2次巻線W2に接続され、遮断器14の他端は、コンバータ17のノードN1に接続される。遮断器14は、a接点の遮断器である。遮断器14は、変圧器10とコンバータ17との経路を導通又は遮断する。
発電機15は、U相、V相、及びW相からなる3相交流電力を発生する。発電機15の3相端子は、3相接触器16の一端に接続される。3相接触器16の他端は、コンバータ17のノードN1、N2、N3に接続される。3相接触器16は、a接点の接触器であり、3相分の接点を有する。3相接触器16は、発電機15とコンバータ17との3相経路を導通又は遮断する。
コンバータ17は、6個のスイッチング素子Q1~Q6を備える。スイッチング素子Q1~Q6は、例えば、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)で構成される。スイッチング素子Q1~Q6は、オン/オフを切り替えることが可能である素子であれば、特定のものに限定されない。スイッチング素子Q1~Q6は、バイポーラトランジスタ、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)、及びGTO(Gate Turn Off thyristor)などを用いてもよい。
スイッチング素子Q1、Q2は、高電位線18及び低電位線19間に、ノードN1を介して直列に接続される。スイッチング素子Q1のコレクタは、高電位線18に接続され、スイッチング素子Q1のエミッタは、ノードN1を介して、スイッチング素子Q2のコレクタに接続される。スイッチング素子Q2のエミッタは、低電位線19に接続される。
スイッチング素子Q3、Q4は、高電位線18及び低電位線19間に、ノードN2を介して直列に接続される。スイッチング素子Q3のコレクタは、高電位線18に接続され、スイッチング素子Q3のエミッタは、ノードN2を介して、スイッチング素子Q4のコレクタに接続される。スイッチング素子Q4のエミッタは、低電位線19に接続される。
スイッチング素子Q5、Q6は、高電位線18及び低電位線19間に、ノードN3を介して直列に接続される。スイッチング素子Q5のコレクタは、高電位線18に接続され、スイッチング素子Q5のエミッタは、ノードN3を介して、スイッチング素子Q6のコレクタに接続される。スイッチング素子Q6のエミッタは、低電位線19に接続される。
スイッチング素子Q1~Q6は、スイッチング動作を制御するための動作信号が入力されるゲートを有する。
コンバータ17は、6個のダイオードD1~D6を備える。ダイオードD1~D6は、スイッチング素子Q1~Q6に逆並列接続される。ダイオードD1~D6は、還流ダイオードであり、スイッチング素子Q1~Q6に逆流電流が供給された場合に、スイッチング素子Q1~Q6を保護する機能を有する。
コンバータ17は、3相2レベルコンバータとして機能することも可能であるし、単相2レベルコンバータとして機能することも可能である。すなわち、コンバータ17は、発電機15によって発生された3相交流電力を直流電力に変換する。また、コンバータ17は、変圧器10によって生成された単相交流電力を直流電力に変換する。コンバータ17によって変換された直流電力は、高電位線18及び低電位線19に出力される。
電圧検出回路20は、高電位線18及び低電位線19間に接続される。電圧検出回路20は、高電位線18及び低電位線19間の電圧(直流電圧)を検出する。電圧検出回路20により検出された電圧値は、制御部27に送られる。
フィルタコンデンサ(単にコンデンサともいう)21は、高電位線18及び低電位線19間に接続される。フィルタコンデンサ21は、コンバータ17の出力電圧を平滑化させる。また、コンデンサ21は、高電位線18及び低電位線19に伝達される直流電力に生じる交流成分(電圧リップル)を除去する機能を有する。
過電圧保護回路22は、スイッチング素子23、ダイオード24、25、及び抵抗26を備える。スイッチング素子23は、例えばコンバータ17に含まれるスイッチング素子と同じ素子で構成される。スイッチング素子23は、スイッチング動作を制御するための動作信号が入力されるゲートを有する。スイッチング素子23のコレクタは、高電位線18に接続され、スイッチング素子23のエミッタは、ダイオード25のカソード、及び抵抗26の一端に接続される。ダイオード25のアノード、及び抵抗26の他端は、低電位線19に接続される。ダイオード24は、スイッチング素子23に逆並列接続される。過電圧保護回路22は、高電位線18及び低電位線19間に過電圧を発生した場合に、フィルタコンデンサ21に充電された電荷を抵抗26を介して低電位線19に放電することで、過電圧を抑制する機能を有する。
高電位線18及び低電位線19間には、負荷4が接続される。電気機関車の実施例の場合、負荷4は、インバータ及び電動機を含む。
制御部27は、電力変換装置1の動作を統括的に制御する。制御部27は、外部より電源切替指令を受ける。制御部27は、電源切替指令に基づいて、各種制御信号を生成する。
具体的には、制御部27は、充電接触器12、遮断器14、及び3相接触器16にそれぞれ、投入信号を供給し、これらの開閉状態を制御する。制御部27は、スイッチング素子23に動作信号を供給し、スイッチング素子23のオン及びオフを制御する。制御部27は、コンバータ17に含まれるスイッチング素子Q1~Q6に動作信号を供給し、コンバータ17による交流電力から直流電力への変換動作を制御する。コンバータ17に供給される動作信号は、スイッチング素子Q1~Q6のオン及びオフを制御するゲート信号である。
[1-2] 動作
次に、上記のように構成された電力変換装置1の動作について説明する。
本実施形態では、電力変換装置1は、発電機15を電力供給源とする第1動作モードと、集電装置2及び変圧器10を電力供給源とする第2動作モードとの2つの動作モードを実行することができる。
制御部27は、図1に示すように、外部より電源切替指令を受ける。電源切替指令は、例えば、車両側の制御回路や、地上側から車上モニタ装置経由で制御部27に与えられる。制御部27は、電源切替指令に基づいて、第1動作モードと第2動作モードとのいずれかを選択して実行する。
まず、発電機15を電力供給源とする第1動作モードについて説明する。第1動作モードにおいて、制御部27は、3相接触器16に、閉状態(導通状態)を指示する投入指令を送る。これにより、3相接触器16は、閉状態になる。充電接触器12及び遮断器14は、開状態である。すなわち、コンバータ17は、集電装置2及び変圧器10から電気的に切り離される。
発電機15は、3相交流電力を発生する。発電機15により発生された3相交流電力は、コンバータ17に供給される。
制御部27は、6個のスイッチング素子Q1~Q6をスイッチング動作させることが可能な動作信号をコンバータ17(具体的には、スイッチング素子Q1~Q6のゲート)に送る。コンバータ17は、3相全波整流回路として動作し、3相交流電力を直流電力に変換する。
コンバータ17から出力された直流電力は、高電位線18及び低電位線19を介して負荷4に供給される。
次に、集電装置2及び変圧器10を電力供給源とする第2動作モードについて説明する。第2動作モードにおいて、3相接触器16は、開状態である。すなわち、コンバータ17は、発電機15から電気的に切り離される。
制御部27は、充電接触器12に、閉状態を指示する投入指令を送る。これにより、充電接触器12は、閉状態になる。遮断器14は、開状態である。変圧器10により発生された単相交流電力は、充電抵抗13、及びコンバータ17のダイオードD1~D4を経由して、フィルタコンデンサ21に供給される。これにより、フィルタコンデンサ21が充電される。
続いて、制御部27は、遮断器14に、閉状態を指示する投入指令を送る。これにより、遮断器14は、閉状態になる。制御部27は、充電接触器12に、開状態を指示する指令を送る。これにより、充電接触器12は、開状態になる。制御部27は、4個のスイッチング素子Q1~Q4をスイッチング動作させることが可能な動作信号をコンバータ17に送る。この時、スイッチング素子Q5、Q6は、動作させない。コンバータ17は、単相全波整流回路として動作し、単相交流電力を直流電力に変換する。
コンバータ17から出力された直流電力は、高電位線18及び低電位線19を介して負荷4に供給される。
電圧検出回路20は、高電位線18及び低電位線19間の電圧(直流電圧)を検出する。電圧検出回路20により検出された電圧値は、制御部27に送られる。制御部27は、電圧検出回路20により検出された電圧値に応じて、過電圧保護回路22に含まれるスイッチング素子23のゲートに、オン/オフを制御可能な動作信号を送る。具体的には、制御部27は、電圧検出回路20により検出された電圧値が閾値電圧を超えた場合に、スイッチング素子23をオンさせる。これにより、高電位線18及び低電位線19間に過電圧が発生した場合に、フィルタコンデンサ21に充電された電荷を抵抗26を介して低電位線19に放電することができる。よって、高電位線18及び低電位線19間に発生した過電圧が抑制される。
[1-3] 第1実施形態の効果
第1実施形態によれば、コンバータ17は、3相2レベルコンバータ及び単相2レベルコンバータとして動作することが可能である。すなわち、コンバータ17は、3相交流電力を直流電力に変換する動作と、単相交流電力を直流電力に変換する動作とを行うことができる。これにより、用品数の増加と装置外形の増大とを抑制しつつ、複数種類の電力供給源に対応することが可能な電力変換装置を実現できる。
また、集電装置2に不安定な電力が供給された場合でも、過電圧保護回路22を用いて、高電位線18及び低電位線19間の過電圧を抑制することができる。これにより、電力変換装置1を過電圧から保護することが可能である。
[2] 第2実施形態
第2実施形態は、コンバータ17に含まれるスイッチング素子を利用して、過電圧保護回路を構成するようにしている。
[2-1] 電力変換装置1の構成
図2は、第2実施形態に係る電力変換装置1の回路図である。電力変換装置1は、直流接触器30、及び抵抗26を備える。
直流接触器30は、a接点の接触器である。直流接触器30の一端は、コンバータ17のノードN3に接続され、直流接触器30の他端は、抵抗26の一端に接続される。抵抗26の他端は、低電位線19に接続される。
コンバータ17に含まれるスイッチング素子Q5、ダイオードD5、D6と、直流接触器30と、抵抗26とは、過電圧保護回路を構成する。つまり、直流接触器30及び抵抗26を備えることで、第1実施形態の過電圧保護回路22に相当する構成としており、スイッチング素子Q5がスイッチング素子23に相当し、ダイオードD5がダイオード24に相当し、ダイオードD6がダイオード25に相当する構成となる。なお、このように過電圧保護回路を構成するときは、ダイオードD6に並列に接続されたスイッチング素子Q6は電気回路としては使用しないため、常時オフ状態とする。その他の構成は、第1実施形態と同じである。
[2-2] 動作
次に、上記のように構成された電力変換装置1の動作について説明する。第2実施形態における第1動作モードは、第1実施形態と同じである。第1動作モードにおいて、直流接触器30は、開状態である。
第2動作モードにおいて、制御部27は、充電回路11を用いて、フィルタコンデンサ21を充電し、その後、遮断器14を閉状態にする。
続いて、制御部27は、4個のスイッチング素子Q1~Q4をスイッチング動作させることが可能な動作信号をコンバータ17に送る。コンバータ17は、単相全波整流回路として動作し、単相交流電力を直流電力に変換する。この電力変換動作において、スイッチング素子Q5、Q6は使用されていない。
制御部27は、直流接触器30に、閉状態を指示する投入指令を送る。これにより、直流接触器30は、閉状態になる。制御部27は、電圧検出回路20により検出された電圧値に応じて、コンバータ17に含まれるスイッチング素子Q5に、オン/オフを制御可能な動作信号を送る。具体的には、制御部27は、電圧検出回路20により検出された電圧値が閾値電圧を超えた場合に、スイッチング素子Q5をオンさせる。スイッチング素子Q6は、オフのままである。スイッチング素子Q6に逆並列接続されたダイオードD6は、還流ダイオードとして使用される。
これにより、高電位線18及び低電位線19間に過電圧が発生した場合に、フィルタコンデンサ21に充電された電荷を、スイッチング素子Q5、直流接触器30、及び抵抗26を経由して低電位線19に放電することができる。よって、高電位線18及び低電位線19間に発生した過電圧が抑制される。
[2-3] 第2実施形態の効果
第2実施形態によれば、直流接触器30、及び抵抗26の追加のみで、単相2レベルコンバータの電力変換機能及び過電圧抑制機能を有した電力変換装置1を実現できる。これにより、用品数の増加と装置外形の増大とを抑制することができる。その他の効果は、第1実施形態と同じである。
[3] 第3実施形態
第3実施形態は、集電装置2及び変圧器10を電力供給源とする第2動作モードにおいて、2群構成の単相2レベルコンバータを用いて電力変換を行うようにしている。
[3-1] 電力変換装置1の構成
図3は、第3実施形態に係る電力変換装置1の回路図である。電力変換装置1は、遮断器31、第1コンバータ17、及び第2コンバータ32を備える。第1コンバータ17は、第1実施形態で説明したコンバータ17に対応する。
変圧器10は、1次巻線W1、2次巻線W2、及び3次巻線W3を含む絶縁トランスである。変圧器10は、1次電圧(1次巻線W1の電圧)を、2次電圧(2次巻線W2の電圧)と3次電圧(3次巻線W3の電圧)とに変換する。3次電圧は、2次電圧と同じに設定される。
変圧器10の3次巻線W3の一端は、遮断器31の一端に接続され、3次巻線W3の他端は、第2コンバータ32のノードN5に接続される。遮断器31の他端は、第2コンバータ32のノードN4に接続される。遮断器31は、a接点の遮断器である。遮断器31は、変圧器10と第2コンバータ32との経路を導通又は遮断する。
第2コンバータ32は、4個のスイッチング素子Q7~Q10を備える。スイッチング素子Q7~Q10は、例えば、IGBTで構成される。スイッチング素子Q7~Q10は、オン/オフを切り替えることが可能である素子であれば、特定のものに限定されない。スイッチング素子Q7~Q10は、バイポーラトランジスタ、MOSFET、及びGTOなどを用いてもよい。
スイッチング素子Q7、Q8は、高電位線18及び低電位線19間に、ノードN4を介して直列に接続される。スイッチング素子Q7のコレクタは、高電位線18に接続され、スイッチング素子Q7のエミッタは、ノードN4を介して、スイッチング素子Q8のコレクタに接続される。スイッチング素子Q8のエミッタは、低電位線19に接続される。
スイッチング素子Q9、Q10は、高電位線18及び低電位線19間に、ノードN5を介して直列に接続される。スイッチング素子Q9のコレクタは、高電位線18に接続され、スイッチング素子Q9のエミッタは、ノードN5を介して、スイッチング素子Q10のコレクタに接続される。スイッチング素子Q10のエミッタは、低電位線19に接続される。
スイッチング素子Q7~Q10は、スイッチング動作を制御するための動作信号が入力されるゲートを有する。
第2コンバータ32は、4個のダイオードD7~D10を備える。ダイオードD7~D10はそれぞれ、スイッチング素子Q7~Q10に逆並列接続される。その他の構成は、第1実施形態と同じである。
[3-2] 動作
次に、上記のように構成された電力変換装置1の動作について説明する。第3実施形態における第1動作モードは、第1実施形態と同じである。第1動作モードにおいて、遮断器31は、開状態である。
第2動作モードにおいて、制御部27は、充電回路11を用いて、フィルタコンデンサ21を充電し、その後、遮断器14を閉状態にする。制御部27は、遮断器31に、閉状態を指示する投入指令を送る。これにより、遮断器31は、閉状態になる。
制御部27は、4個のスイッチング素子Q1~Q4をスイッチング動作させることが可能な動作信号を第1コンバータ17に送る。この時、スイッチング素子Q5、Q6は、動作させない。第1コンバータ17は、単相全波整流回路として動作し、単相交流電力を直流電力に変換する。
制御部27は、4個のスイッチング素子Q7~Q10をスイッチング動作させることが可能な動作信号を第2コンバータ32に送る。第2コンバータ32は、単相全波整流回路として動作し、単相交流電力を直流電力に変換する。
また、制御部27は、電圧検出回路20から送られる電圧値に応じて、過電圧保護回路22を制御する。過電圧保護回路22の動作は、第1実施形態と同じである。
[3-3] 第3実施形態の効果
第3実施形態によれば、単相交流電力の電力変換動作(第2動作モード)において、第1コンバータ17及び第2コンバータ32からなる2群構成の単相2レベルコンバータを用いることができる。これにより、より大きな電力を供給することが可能な電力変換装置1を実現できる。また、より高い信頼性を有する電力変換装置1を実現できる。
また、2群構成のコンバータで電力供給を行うことで、各コンバータの負荷を低減できる。これにより、より高い信頼性を有する電力変換装置1を実現できる。その他の効果は、第1実施形態と同じである。
[4] 第4実施形態
第4実施形態は、2群構成のコンバータを用いつつ、第1コンバータ17に含まれるスイッチング素子を利用して、過電圧保護回路を構成するようにしている。
[4-1] 電力変換装置1の構成
図4は、第4実施形態に係る電力変換装置1の回路図である。第3実施形態と同様に、電力変換装置1は、第1コンバータ17及び第2コンバータ32を備える。また、第2実施形態と同様に、電力変換装置1は、直流接触器30、及び抵抗26を備える。
直流接触器30は、a接点の接触器である。直流接触器30の一端は、第1コンバータ17のノードN3に接続され、直流接触器30の他端は、抵抗26の一端に接続される。抵抗26の他端は、低電位線19に接続される。
第1コンバータ17に含まれるスイッチング素子Q5、ダイオードD5、D6と、直流接触器30と、抵抗26とは、過電圧保護回路を構成する。つまり、直流接触器30及び抵抗26を備えることで、第3実施形態の過電圧保護回路22に相当する構成としており、スイッチング素子Q5がスイッチング素子23に相当し、ダイオードD5がダイオード24に相当し、ダイオードD6がダイオード25に相当する構成となる。なお、このように過電圧保護回路を構成するときは、ダイオードD6に並列に接続されたスイッチング素子Q6は電気回路としては使用しないため、常時オフ状態とする。その他の構成は、第3実施形態と同じである。
[4-2] 動作
次に、上記のように構成された電力変換装置1の動作について説明する。3相交流電力の電力変換動作、及び単相交流電力の電力変換動作は、第3実施形態と同じである。
第2動作モードにおいて、制御部27は、直流接触器30に、閉状態を指示する投入指令を送る。これにより、直流接触器30は、閉状態になる。制御部27は、電圧検出回路20により検出された電圧値に応じて、第1コンバータ17に含まれるスイッチング素子Q5に、オン/オフを制御可能な動作信号を送る。具体的には、制御部27は、電圧検出回路20により検出された電圧値が閾値電圧を超えた場合に、スイッチング素子Q5をオンさせる。スイッチング素子Q6は、オフのままである。スイッチング素子Q6に逆並列接続されたダイオードD6は、還流ダイオードとして使用される。
これにより、高電位線18及び低電位線19間に過電圧が発生した場合に、フィルタコンデンサ21に充電された電荷を、スイッチング素子Q5、直流接触器30、及び抵抗26を経由して低電位線19に放電することができる。よって、高電位線18及び低電位線19間に発生した過電圧が抑制される。
[4-3] 第4実施形態の効果
第4実施形態によれば、直流接触器30、及び抵抗26の追加のみで、単相2レベルコンバータの電力変換機能及び過電圧抑制機能を有した電力変換装置1を実現できる。これにより、用品数の増加と装置外形の増大とを抑制することができる。その他の効果は、第3実施形態と同じである。
[5] 第5実施形態
第5実施形態は、素子数をより削減しつつ、3相2レベルコンバータと2群構成の単相2レベルコンバータとを備える電力変換装置1を構成するようにしている。
[5-1] 電力変換装置1の構成
図5は、第5実施形態に係る電力変換装置1の回路図である。電力変換装置1は、第1コンバータ17、及び第2コンバータ32を備える。第2コンバータ32の構成は、第3実施形態と同じである。
第1コンバータ17は、単相2レベルコンバータで構成される。第1コンバータ17は、スイッチング素子Q1~Q4、及びダイオードD1~D4を備える。スイッチング素子Q1、Q2は、高電位線18及び低電位線19間に、ノードN1を介して直列に接続される。スイッチング素子Q3、Q4は、高電位線18及び低電位線19間に、ノードN2を介して直列に接続される。ダイオードD1~D4はそれぞれ、スイッチング素子Q1~Q4に逆並列接続される。
発電機15の3相端子は、3相接触器16の一端に接続される。3相接触器16の他端は、第1コンバータ17のノードN1、N2と、第2コンバータ32のノードN4とに接続される。換言すると、発電機15のU相及びV相は、3相接触器16を介して第1コンバータ17に接続され、発電機15のW相は、3相接触器16を介して第2コンバータ32に接続される。
その他の構成は、第3実施形態と同じである。
[5-2] 動作
次に、上記のように構成された電力変換装置1の動作について説明する。
まず、発電機15を電力供給源とする第1動作モードについて説明する。第1動作モードでは、第1コンバータ17に含まれる4個のスイッチング素子Q1~Q4と、第2コンバータ32に含まれる2個のスイッチング素子Q7、Q8とを用いて、3相交流電力を直流電力に変換する。
第1動作モードにおいて、制御部27は、3相接触器16に、閉状態を指示する投入指令を送る。これにより、3相接触器16は、閉状態になる。充電接触器12、遮断器14、遮断器31は、開状態である。すなわち、第1コンバータ17及び第2コンバータは、集電装置2及び変圧器10から電気的に切り離される。
発電機15は、3相交流電力を発生する。発電機15により発生された3相交流電力のうち2相(例えばU相及びV相)は、第1コンバータ17に供給され、残りの1相(例えばW相)は、第2コンバータ32に供給される。
制御部27は、4個のスイッチング素子Q1~Q4をスイッチング動作させることが可能な動作信号を第1コンバータ17に送るとともに、2個のスイッチング素子Q7、Q8をスイッチング動作させることが可能な動作信号を第2コンバータ32に送る。この時、第2コンバータ32に含まれるスイッチング素子Q9、Q10は、動作させない。第1コンバータ17と、第2コンバータ32の一部とは、3相全波整流回路として動作し、3相交流電力を直流電力に変換する。
第1コンバータ17及び第2コンバータ32から出力された直流電力は、高電位線18及び低電位線19を介して負荷4に供給される。
次に、集電装置2及び変圧器10を電力供給源とする第2動作モードについて説明する。第2動作モードにおいて、3相接触器16は、開状態である。すなわち、第1コンバータ17及び第2コンバータ32は、発電機15から電気的に切り離される。
制御部27は、充電接触器12に、閉状態を指示する投入指令を送る。これにより、充電接触器12は、閉状態になる。遮断器14及び遮断器31は、開状態である。変圧器10により発生された単相交流電力は、充電抵抗13、第1コンバータ17のダイオードD1~D4を経由して、フィルタコンデンサ21に供給される。これにより、フィルタコンデンサ21が充電される。
続いて、制御部27は、遮断器14及び遮断器31に、閉状態を指示する投入指令を送る。これにより、遮断器14及び遮断器31は、閉状態になる。制御部27は、充電接触器12に、開状態を指示する指令を送る。これにより、充電接触器12は、開状態になる。
制御部27は、4個のスイッチング素子Q1~Q4をスイッチング動作させることが可能な動作信号を第1コンバータ17に送る。また、制御部27は、4個のスイッチング素子Q7~Q10をスイッチング動作させることが可能な動作信号を第2コンバータ32に送る。第1コンバータ17及び第2コンバータ32はそれぞれ、単相全波整流回路として動作し、単相交流電力を直流電力に変換する。
第1コンバータ17及び第2コンバータ32から出力された直流電力は、高電位線18及び低電位線19を介して負荷4に供給される。
過電圧保護回路22の動作は、第1実施形態と同じである。
[5-3] 第5実施形態の効果
第5実施形態によれば、3相交流電力の電力変換動作(第1動作モード)において、2群構成の単相2レベルコンバータ(第1コンバータ17及び第2コンバータ32)のうち、第1コンバータ17に含まれる4個のスイッチング素子Q1~Q4と、第2コンバータ32に含まれる2個のスイッチング素子Q7、Q8とを用いて、3相2レベルコンバータを構成することができる。
また、単相交流電力の電力変換動作(第2動作モード)において、第1コンバータ17及び第2コンバータ32からなる2群構成の単相2レベルコンバータを用いることができる。これにより、より大きな電力を供給することが可能な電力変換装置1を実現できる。また、より高い信頼性を有する電力変換装置1を実現できる。
また、3相交流電力の電力変換動作に必要な6個のスイッチング素子に、さらに2個のスイッチング素子を追加するのみで、3相2レベルコンバータと2群構成の単相2レベルコンバータとの電力変換機能を有する電力変換装置1を実現できる。これにより、用品数の増加と装置外形の増大とを抑制することができる。その他の効果は、第1実施形態と同じである。
なお、上記各実施形態では、電力変換装置1が適用されるシステムとして電気機関車を例に挙げて説明しているが、これに限定されるものではない。本実施形態は、交流電力を直流電力に変換する機能を含む様々なシステムに適用可能である。本実施形態は、単相交流電力が供給される交流電源が不安定な場合に特に有効である。本実施形態は、例えばトロリーバスなどにも適用可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…電力変換装置、2…集電装置、3…接地端子、3…発電機、4…負荷、10…変圧器、11…充電回路、12…充電接触器、13…充電抵抗、14…遮断器、15…発電機、16…3相接触器、17…コンバータ、18…高電位線、19…低電位線、20…電圧検出回路、21…フィルタコンデンサ、22…過電圧保護回路、23…スイッチング素子、24,25…ダイオード、26…抵抗、27…制御部、30…直流接触器、31…遮断器、32…コンバータ、D1~D10…ダイオード、Q1~Q10…スイッチング素子。

Claims (10)

  1. 外部電源に接続される1次巻線と、第1単相交流電力を出力する2次巻線とを有する変圧器と、
    交流電力を直流電力に変換する第1コンバータと、
    前記2次巻線と前記第1コンバータとの間に接続された第1遮断器と、
    3相交流電力を発生する発電機と、
    前記発電機と前記第1コンバータとの間に接続された第1接触器と、
    前記第1コンバータの動作を制御する制御部と、
    を具備し、
    前記第1コンバータは、第1乃至第6スイッチング素子を含み、
    前記制御部は、
    第1動作モードにおいて、前記第1乃至第6スイッチング素子を用いて、前記3相交流電力を直流電力に変換し、
    第2動作モードにおいて、前記第1乃至第4スイッチング素子を用いて、前記第1単相交流電力を直流電力に変換する
    電力変換装置。
  2. 前記第1コンバータに接続され、前記直流電力が出力される第1電位線及び第2電位線と、
    前記第1電位線及び前記第2電位線間に接続されたフィルタコンデンサと、
    をさらに具備する
    請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記第1電位線及び前記第2電位線間の電圧を検出する検出回路と、
    前記検出回路の検出結果に基づいて、前記第1電位線及び前記第2電位線間の過電圧を抑制する保護回路と、
    をさらに具備する
    請求項2に記載の電力変換装置。
  4. 前記保護回路は、第7スイッチング素子、第1ダイオード、第2ダイオード、及び抵抗を含み、
    前記第1ダイオードは、前記第7スイッチング素子に逆並列接続され、
    前記第7スイッチング素子の一端は、前記第1電位線に接続され、
    前記第7スイッチング素子の他端は、前記第2ダイオードのカソードと、前記抵抗の一端に接続され、
    前記第2ダイオードのアノードは、前記第2電位線に接続され、
    前記抵抗の他端は、前記第2電位線に接続される
    請求項3に記載の電力変換装置。
  5. 前記第1乃至第6スイッチング素子にそれぞれ逆並列接続された第1乃至第6ダイオードをさらに具備し、
    前記第5スイッチング素子と前記第6スイッチング素子とは、前記第1電位線及び前記第2電位線間に直列に接続され、
    前記保護回路は、第2接触器、及び抵抗を含み、
    前記第2接触器の一端は、前記第5スイッチング素子と前記第6スイッチング素子との間のノードに接続され、
    前記第2接触器の他端は、前記抵抗の一端に接続され、
    前記抵抗の他端は、前記第2電位線に接続され、
    前記第2動作モードにおいて、前記第5スイッチング素子、前記第6ダイオード、前記第2接触器、及び前記抵抗は、前記保護回路を構成する
    請求項3に記載の電力変換装置。
  6. 第2遮断器と、
    第8乃至第11スイッチング素子を含む第2コンバータと、
    をさらに具備し、
    前記変圧器は、第2単相交流電力を出力する3次巻線を含み、
    前記第2遮断器は、前記3次巻線と前記第2コンバータとの間に接続され、
    前記制御部は、前記第2動作モードにおいて、前記第8乃至第11スイッチング素子を用いて、前記第2単相交流電力を直流電力に変換する
    請求項1乃至5の何れか1項に記載の電力変換装置。
  7. 外部電源に接続される1次巻線と、第1単相交流電力を出力する2次巻線と、第2単相交流電力を出力する3次巻線とを有する変圧器と、
    第1乃至第4スイッチング素子を含み、前記第1単相交流電力を直流電力に変換する第1コンバータと、
    前記2次巻線と前記第1コンバータとの間に接続された第1遮断器と、
    第5乃至第8スイッチング素子を含み、前記第2単相交流電力を直流電力に変換する第2コンバータと、
    前記3次巻線と前記第2コンバータとの間に接続された第2遮断器と、
    3相交流電力を発生する発電機と、
    前記発電機と前記第1及び第2コンバータとの間に接続された第1接触器と、
    前記第1及び第2コンバータの動作を制御する制御部と、
    を具備し、
    前記制御部は、
    第1動作モードにおいて、前記第1コンバータに含まれる前記第1乃至第4スイッチング素子と、前記第2コンバータに含まれる前記第5及び第6スイッチング素子とを用いて、前記3相交流電力を直流電力に変換し、
    第2動作モードにおいて、前記第1コンバータを用いて前記第1単相交流電力を直流電力に変換し、前記第2コンバータを用いて前記第2単相交流電力を直流電力に変換する
    電力変換装置。
  8. 前記第1及び第2コンバータに接続され、前記直流電力が出力される第1電位線及び第2電位線と、
    前記第1電位線及び前記第2電位線間に接続されたフィルタコンデンサと、
    をさらに具備する
    請求項7に記載の電力変換装置。
  9. 前記第1電位線及び前記第2電位線間の電圧を検出する検出回路と、
    前記検出回路の検出結果に基づいて、前記第1電位線及び前記第2電位線間の過電圧を抑制する保護回路と、
    をさらに具備する
    請求項8に記載の電力変換装置。
  10. 前記保護回路は、第9スイッチング素子、第1ダイオード、第2ダイオード、及び抵抗を含み、
    前記第1ダイオードは、前記第9スイッチング素子に逆並列接続され、
    前記第9スイッチング素子の一端は、前記第1電位線に接続され、
    前記第9スイッチング素子の他端は、前記第2ダイオードのカソードと、前記抵抗の一端に接続され、
    前記第2ダイオードのアノードは、前記第2電位線に接続され、
    前記抵抗の他端は、前記第2電位線に接続される
    請求項9に記載の電力変換装置。
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