JP2022179318A - 扉開閉装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】外部装置との配線が容易な扉開閉装置を提供する。【解決手段】扉1に取り付けられ、扉1を駆動する駆動装置11を備えた本体3と、扉枠2等の固定部に取り付けられる中継ボックス23と、本体3と中継ボックス23を電気的に接続する第3コード24と、を備え、本体3は、第1外部端子を備え、中継ボックス23は、第2外部端子32を備えており、中継ボックス23は、商用電源9の電力を本体3に供給する電力供給路に配置されており、第3コード24は、電力供給用の電力線と、第2外部端子32用の信号線とを有する。【選択図】図2
Description
本発明は、扉を開閉する扉開閉装置に関する。
下記特許文献1には、ドアクローザと制御装置を備えたドア開閉システムが記載されている。ドアクローザはドアに取り付けられ、制御装置は、壁面に配置されている。制御装置には、人体検知器や電気錠、受信器が接続されている。
しかしながら、制御装置は壁面に配置されているため、開閉するドアに設置される人体検知器や電気錠、受信器といった外部装置の接続が容易ではない。
本発明は、外部装置の接続が容易な扉開閉装置を提供することを課題とする。
本発明に係る扉開閉装置は、扉に取り付けられ、扉を駆動する駆動装置を備えた本体と、扉枠等の固定部に取り付けられる固定装置と、本体と固定装置を電気的に接続するコードと、を備え、本体は、第1外部端子を備え、固定装置は、第2外部端子を備えている。尚、扉開閉装置は、開扉動作と閉扉動作の両方を行うものの他、開扉動作のみ、あるいは、閉扉動作のみを行うものであってもよい。
この構成によれば、本体と固定装置のそれぞれに第1外部端子と第2外部端子が設けられているので、第1外部端子に外部装置を接続することができ、また、第2外部端子に外部装置を接続することもできる。即ち、外部装置を本体と固定装置の何れにも接続することができる。従って、作業者は、外部装置の接続先を任意に選択することができ、配線が容易な接続先を選択することができる。例えば、扉枠や壁等の固定部に設置される外部装置については、同じく固定部に取り付けられる固定装置の第2外部端子に接続することにより、作業が容易になる。また、扉に設置される外部装置については、同じく扉に取り付けられる本体の第1外部端子に接続することにより、作業が容易になる。
特に、固定装置は、商用電源の電力を本体に供給する電力供給路に配置されており、コードは、電力供給用の電力線と、第2外部端子用の信号線とを有することが好ましい。この構成によれば、本体と固定装置との間の配線と、本体と商用電源との間の配線とが部分的に共用され、配線が容易になる。また、コードが電力線と信号線とを有することにより、一つのコードによって電力の供給と信号の伝送を行うことができる。
更に、第2外部端子は、コードを介して第1外部端子に接続されていることが好ましい。この構成によれば、本体における配線が容易になる。
また、固定装置が、AC/DC変換部と、AC/DC変換部及び第2外部端子を収納するケースと、を備えていることが好ましい。この構成によれば、第2外部端子と共にAC/DC変換部がケースに収納されているので、扉周りに露出する部品が少なくなり、優れた外観が得られると共に施工性も優れている。また、天井裏等に隠して配線する場合においても作業性に優れている。
以上のように、外部装置の接続が容易になる。
以下、本発明の一実施形態にかかる扉開閉装置について図1~図4を参酌しつつ説明する。扉開閉装置は、扉1を電動で開いたり、あるいは、閉じたりする。扉開閉装置は、扉1の開扉動作のみや閉扉動作のみを行う構成であってもよいし、扉1の開扉動作と閉扉動作の両方を行う構成であってもよい。図1に扉開閉装置の全体構成を示している。図1では、一例として左開き(左勝手)の扉1を示しているが、右開き(右勝手)の扉1であってもよい。
本実施形態において、扉1は回動する。扉1は、扉枠2に図示しないヒンジを介して回動可能に取り付けられている。扉1は、上下方向の軸線まわりに水平方向に回動する。扉開閉装置は、扉1に取り付けられる本体3と、本体3と扉枠2とを連結するリンク機構4と、本体3に商用電源9の電力を供給する電力供給装置5とを備えている。本体3は、扉1の前面の上部であって、ヒンジ寄りの位置に取り付けられる。本体3は、図示しない取付板を介して扉1に取り付けられる。図2のように、リンク機構4は、アーム6とリンク7とブラケット8とを備えている。
<本体3>
本体3は、駆動軸10を備えている。駆動軸10は、上下方向の軸線まわりに回転する。駆動軸10の上端部にアーム6の一端部が連結される。アーム6は、駆動軸10と一体となって回動する。アーム6は、駆動軸10を中心として水平方向に回動する。アーム6の他端部はリンク7の一端部に回動可能に連結されている。リンク7の他端部はブラケット8に回動可能に連結されている。ブラケット8は扉枠2の上枠2aの下面に取り付けられる。
本体3は、駆動軸10を備えている。駆動軸10は、上下方向の軸線まわりに回転する。駆動軸10の上端部にアーム6の一端部が連結される。アーム6は、駆動軸10と一体となって回動する。アーム6は、駆動軸10を中心として水平方向に回動する。アーム6の他端部はリンク7の一端部に回動可能に連結されている。リンク7の他端部はブラケット8に回動可能に連結されている。ブラケット8は扉枠2の上枠2aの下面に取り付けられる。
本体3は、駆動軸10を駆動することにより扉1を開閉させる駆動装置11と、駆動装置11を制御する制御装置12と、外部装置との接続のための本体インターフェース13を備えている。駆動装置11は、図示しないモータを備えていて、駆動軸10を駆動する。モータは、例えばブラシレスDCモータである。制御装置12は、モータを制御する。本体インターフェース13は、外部装置と接続される第1外部端子31(図4参照)を備えている。本体インターフェース13の詳細については後述する。
<電力供給装置5>
電力供給装置5は、本体3と商用電源9との間に配置される。電力供給装置5は、本体3に電力を供給する電力供給路である。商用電源9は、建物に配線された例えばAC100V電源である。電力供給装置5は、その一方の端部が商用電源9に接続され、他方の端部が本体3に接続される。
電力供給装置5は、本体3と商用電源9との間に配置される。電力供給装置5は、本体3に電力を供給する電力供給路である。商用電源9は、建物に配線された例えばAC100V電源である。電力供給装置5は、その一方の端部が商用電源9に接続され、他方の端部が本体3に接続される。
電力供給装置5は、第1コード20と、ACアダプタ21と、第2コード22と、中継ボックス23と、第3コード24を備えている。第1コード20は、商用電源9とACアダプタ21とを接続する。第1コード20は、第1端部20aに電源プラグ25を備えている。電源プラグ25は、商用電源9の差し込み口(コンセント)に差し込まれる。商用電源9の差し込み口は、建物の壁面に設置されている。第1コード20の第2端部20bはACアダプタ21に着脱自在に接続される。但し、第1コード20の第2端部20bがACアダプタ21と一体に構成されていてもよい。ACアダプタ21は、商用電源9から入力される交流電力を直流電力に変換して出力する。例えば、AC100VをDC12Vに変換する。ACアダプタ21は、例えば扉枠2の縦枠2bやその近傍の壁面に取り付けられる。
第2コード22は、ACアダプタ21と中継ボックス23とを接続する。第2コード22の第1端部22aはACアダプタ21に着脱自在に接続される。但し、第2コード22の第1端部22aがACアダプタ21と一体に構成されていてもよい。第2コード22の第2端部22bは中継ボックス23に着脱自在に接続される。但し、第2コード22の第2端部22bが中継ボックス23と一体に構成されていてもよい。
中継ボックス23は、本体3の近傍に取り付けられる。中継ボックス23は、例えば扉枠2の縦枠2bの上部や扉枠2の上枠2a、あるいはそれらの近傍の壁面に取り付けられる。即ち、中継ボックス23は、扉枠2や壁面等の固定部に取り付けられる。中継ボックス23は、扉1の回転軸側(ヒンジ側)の縦枠2bに設置されることが好ましく、また本体3と略同一高さに設置されることが好ましい。
本実施形態において、中継ボックス23が固定装置である。中継ボックス23には、二次電池26と、回路基板27と、第2外部端子32が収納されている。二次電池26は、停電時に本体3に電力を供給するためのものである。回路基板27は、二次電池26の充電と放電の切り替えを制御する。回路基板27は、停電時においては二次電池26から放電をし、停電ではない通電時(通常時)においては二次電池26に充電をする。中継ボックス23は、図示しない蓋を備えることが好ましい。中継ボックス23の蓋を開けて二次電池26や回路基板27を交換、メンテナンスできる。第2外部端子32には外部装置が接続されるが、その詳細については後述する。
尚、二次電池26と回路基板27と第2外部端子32は、ACアダプタ21に収納されていてもよい。二次電池26は、例えば、ニッケル水素電池の単三型を四個直列配置した構成とすることができる。従って、二次電池26の電圧は1.2V×4=4.8Vとすることができる。また、回路基板27は、入力電圧を昇圧して出力する昇圧部を備えることができる。例えば、上述のように二次電池26の電圧が4.8Vであって、モータ11の駆動電圧が12Vである場合には、二次電池26の電圧を昇圧して12Vの電圧を出力する。尚、中継ボックス23に、二次電池26の放電や充電を外部に報知するための報知部として、LED等を設けてもよい。また、本実施形態では、電池として二次電池26を使用しているが、乾電池等の一次電池を使用できるように構成することもできる。電池を一次電池として構成する場合は、回路基板27は充電を行う機能が不要となる。また、電池が省略されてもよい。
第3コード24は、中継ボックス23と本体3を接続する。第3コード24の第1端部24aは中継ボックス23に着脱自在に接続される。第3コード24の第2端部24bは本体3に着脱自在に接続される。本実施形態では、第3コード24は、伸縮性を有するコード、例えば、カールコード(スプリングコード)が好適に使用される。第3コード24は、電力線40と信号線41を有する。電力線40は、プラスとマイナスの合計2本である。信号線41は、第2外部端子32用のもので、その本数は、第2外部端子32の数に対応している。
第1外部端子31と第2外部端子32は、入出力端子であり、外部装置からの信号が入力されたり、そこから外部装置に信号が出力されたりする。制御装置12は、外部装置から信号を受けて駆動装置11を制御する。また、制御装置11は、外部装置に対して信号を出力する。外部装置は、種々のものであってよいが、代表的には、電気錠、扉1の近傍領域を監視する人検知センサー等の監視センサー50、手動で開扉や閉扉を行うタッチセンサーや押しボタン等の手動スイッチ、電波や赤外線等の無線媒体を受信あるいは送信する無線装置などが挙げられる。監視センサー50は、扉1や扉枠2に取り付けられるが、好ましくは扉1に取り付けられる。本体3が監視センサー50を備えていてもよい。
外部装置は、第1外部端子31と第2外部端子32のうちの何れか一方に接続される。例えば、二種類の外部装置が接続される場合、第1の外部装置と第2の外部装置は、それぞれ第1外部端子31と第2外部端子32のうちの何れか一方に接続される。第1の外部装置と第2の外部装置の双方が第1外部端子31に接続されてもよいし、第1の外部装置と第2の外部装置の双方が第2外部端子32に接続されてもよいし、第1の外部装置が第1外部端子31に接続され、第2の外部装置が第2外部端子32に接続されてもよい。
図4に、扉開閉装置における配線図の概要を示している。商用電源9から供給される電力は、第1コード20からACアダプタ21に送られ、そこで直流に変換されて第2コード22から中継ボックス23に送られる。電力は、中継ボックス23が二次電池26を備えている場合には、二次電池26に蓄えられると共に第3コード24の電力線40を介して本体3に送られ、中継ボックス23が二次電池26を備えていない場合には、中継ボックス23を経由して第3コード24の電力線40を介して本体3に送られる。第3コード24の電力線40は、制御装置12に接続されていて、直流電力は制御装置12に供給され、制御装置12から駆動装置11のモータへと供給される。
中継ボックス23の第2外部端子32は、第3コード24の信号線41を介して本体インターフェース13に接続されている。本体インターフェース13は、第1外部端子31を備えている。本実施形態において、本体インターフェース13は、本体3がオプションとしている監視センサー50に対応したものとなっており、第1外部端子31は、主外部端子33とセンサー用外部端子34を備えている。主外部端子33は第2外部端子32に対応していて、主外部端子33の数は第2外部端子32の数と同一である。但し、主外部端子33の数が第2外部端子32の数と異なっていてもよい。第2外部端子32は、第3コード24の信号線41を介して主外部端子33に接続されている。主外部端子33は、制御装置12に接続されている。即ち、第2外部端子32は、主外部端子33を介して制御装置12に接続されている。尚、第2外部端子32が第1外部端子31に接続されずに制御装置12に直接接続されてもよい。
本体インターフェース13は、監視センサー50のON/OFFスイッチ35を備えている。ON/OFFスイッチ35は手動の切り替えスイッチである。本体3が監視センサー50を備える場合、ON/OFFスイッチ35はON側に設定され、本体3が監視センサー50を備えない場合、ON/OFFスイッチ35はOFF側に設定される。センサー用外部端子34には監視センサー50が接続される。センサー用外部端子34は、ON/OFFスイッチ35を介して制御装置12に接続されている。
以上のように構成された扉開閉装置にあっては、本体3と中継ボックス23にそれぞれ第1外部端子31と第2外部端子32が設けられている。そのため、第1外部端子31に外部装置を接続することができ、また、第2外部端子32に外部装置を接続することもできる。作業者は、外部装置の接続先を、第1外部端子31と第2外部端子32のうちから任意に選択することができ、配線が容易な接続先を選択することができる。例えば、扉枠2や壁等の固定部に設置される外部装置については、第2外部端子32に接続することにより、外部装置との間の配線が容易になる。また、扉1に設置される外部装置については、第1外部端子31に接続することにより、外部装置との間の配線が容易になる。
例えば、扉枠2や壁等の固定部に手動スイッチ等が設けられている場合には、その手動スイッチ等を第2外部端子32に接続することにより、配線が容易になる。また、扉1に監視センサー50や電気錠が設けられている場合には、その監視センサー50や電気錠を第1外部端子31に接続することにより、配線が容易になる。特に、本実施形態においては、第1外部端子31が主外部端子33とは別に監視センサー50専用のセンサー用外部端子34を備えているので、監視センサー50との配線が容易であり、また、監視センサー50の有無の何れにも容易に対応できる。本体3が監視センサー50をオプションで備える構成において特に有効である。尚、監視センサー50以外の電気錠等の外部装置は、主外部端子33に接続することができる。
また、第2外部端子32が第3コード24を介して第1外部端子31に接続されているので、本体3における配線が容易であって、制御装置12の構成も容易になる。
更に、中継ボックス23に第2外部端子32が設けられているので、本体3と第2外部端子32との間の配線が容易になる。また、第3コード24が電力線40と信号線41を有することにより、第3コード24の本数が最小限で済む。第3コード24がカールコードであると、第3コード24の断線が容易に防止される。中継ボックス23は本体3に近い位置に配置されるので、第3コード24が短くて済む。尚、外部装置が無線装置である場合、無線装置の基板を中継ボックス23に収納することが好ましい。本体3に無線装置の基板を配置する必要がなくなり、本体3がコンパクト化されて本体3の美感が向上する。
尚、固定装置は、中継ボックス23ではなく、ACアダプタ21であってもよく、ACアダプタ21に第2外部端子32が設けられていてもよい。また、固定装置は電源供給路から独立して設けられていてもよい。制御装置12が本体3以外の部分に設けられていてもよい。また、中継ボックス23に、図示しないディレイ回路が設けられていてもよい。ディレイ回路は、電気錠が解除した後に開扉するように本体3への信号を遅延させる。
また、図5~図8のように、ACアダプタ21が中継ボックス23に格納されていてもよい。尚、本実施形態では、中継ボックス23には、二次電池26が収納されていない。二次電池26は、例えば本体3に備えられる。図7のように、中継ボックス23は、ケース60を備えている。ケース60は、取付板61と、取付板61に着脱自在に取り付けられるカバー62とを備えている。図6は、カバー62を外した状態を示している。取付板61は、例えば扉枠2や天井裏に取り付けられる。取付板61は例えばネジ止めされる。取付板61をネジ止めするための固定ネジ63がケース60に収納されていてもよい。本実施形態では、取付板61の内面に、固定ネジ63を保持するネジ保持部64が設けられている。取付板61には、貫通したネジ止め孔65が例えば二箇所設けられ、その二箇所のネジ止め孔65に固定ネジ63が挿通されて、取付板61がネジ止めされる。従って、取付板61にカバー62を取り付けた状態においては、固定ネジ63の頭部は、ケース60の内部に位置し、ケース60の外部には露出しない。二箇所のネジ止め孔65は、ACアダプタ21の両側に配置されている。
取付板61の内面に、ACアダプタ21を保持するアダプタ保持部66が設けられている。図7のように、ケース60の第1側面60aには、第1コード20の第2端部20bをACアダプタ21のAC接続部21aに着脱自在に差し込むための差込孔67が設けられている。差込孔67は、具体的には、カバー62の側面に切り欠きが形成されることによって設けられている。ACアダプタ21のAC接続部21aは、差込孔67から露出している。カバー62を開けることなく、第1コード20の第2端部20bを差込孔67を介してACアダプタ21に着脱できる。
第3コード24は、ケース60の第2側面60bから延びている。ケース60の第2側面60bは、ケース60の第1側面60aと対向している。ACアダプタ21は、所定方向に沿って長い形状である。ACアダプタ21の長手方向は、ケース60の第1側面60aと第2側面60bが対向する方向であるケース第1方向に沿っている。AC接続部21aは、ACアダプタ21の長手方向の第1端部21bに位置している。
取付板61の内面には回路基板27が取り付けられている。回路基板27は、ACアダプタ21と重なり合うことなく、取り付け箇所を異にして取付板61に取り付けられる。第2コード22は、ACアダプタ21と回路基板27を接続する。第2コード22もACアダプタ21と共にケース60に収納される。第2コード22の第1端部22aは、ACアダプタ21の長手方向の第2端部21cに位置している。AC接続部21aと第2コード22の第1端部22aは、それぞれACアダプタ21の長手方向の両端部21b,21cに位置している。
回路基板27は、コード接続部68を有する。コード接続部68に第2コード22の第2端部22bが着脱自在に接続される。第2コード22は、ケース60内において、ACアダプタ21と回路基板27とを接続する。第2コード22は、回路基板27を介して電力線40に接続される。第2コード22の第2端部22bは、ケース60の第1側面60aを向いている。第2コード22は、ケース60内において反対側に折り返すように湾曲している。第2コード22の第2端部22bは、ACアダプタ21の短手方向の隣りに位置している。
回路基板27には、ACアダプタ21によって変換された直流電力を出力するためのDC電源出力端子69が設けられている。DC電源出力端子69には、第2コード22から直流電力が供給される。DC電源出力端子69は、無線装置の基板や人検知センサ等の外部装置に、直流電力を供給する。
回路基板27には、ディレイ回路が設けられていてもよい。ディレイ回路は、第2外部端子32への信号入力に基づく信号線41への信号出力を所定時間遅延させる。ディレイ回路は、調整部70を有し、調整部70を操作することによりディレイタイムを手動で調整できる。回路基板27に第2外部端子32が実装されている。第2外部端子32は、回路基板27を介して信号線41に接続される。
ケース60には、信号挿通孔71が設けられている。信号挿通孔71には、図示しない外部信号線が挿通する。外部信号線は、信号挿通孔71を通ってケース60内部に入って、第2外部端子32に接続される。信号挿通孔71は、好ましくは、ケース60の第1側面60aに設けられる。差込孔67と信号挿通孔71は、互いに同じ方向に向けて開口していることが好ましいが、互いに異なる方向に開口していてもよく、その配置等は任意である。
取付板61の内面には、追加収納スペース72が設けられている。追加収納スペース72は、ACアダプタ21及び回路基板27と重ならないように並列に設けられている。追加収納スペース72には、例えば無線装置の基板等の他の基板が取り付けられる。上述のように、追加される他の基板には、DC電源出力端子69から直流電源が供給される。
このように、第2外部端子32と共にACアダプタ21が中継ボックス23に収納されていると、扉周りに露出する部品が少なくなる。そのため、優れた外観が得られる。また、施工性に優れている。更には、天井裏等に隠して配線する場合においても作業性に優れている。
1 扉
2 扉枠(固定部)
2a 上枠
2b 縦枠
3 本体
4 リンク機構
5 電力供給装置(電力供給路)
6 アーム
7 リンク
8 ブラケット
9 商用電源
10 駆動軸
11 駆動装置
12 制御装置
13 本体インターフェース
20 第1コード
20a 第1端部
20b 第2端部
21 ACアダプタ(AC/DC変換部)
21a AC接続部
21b 第1端部
21c 第2端部
22 第2コード
22a 第1端部
22b 第2端部
23 中継ボックス(固定装置)
24 第3コード
24a 第1端部
24b 第2端部
25 電源プラグ
26 二次電池
27 回路基板
31 第1外部端子
32 第2外部端子
33 主外部端子
34 センサー用外部端子
35 ON/OFFスイッチ
40 電力線
41 信号線
50 監視センサー
60 ケース
60a 第1側面
60b 第2側面
61 取付板
62 カバー
63 固定ネジ
64 ネジ保持部
65 ネジ止め孔
66 アダプタ保持部
67 差込孔
68 コード接続部
69 DC電源出力端子
70 調整部
71 信号挿通孔
72 追加収納スペース
2 扉枠(固定部)
2a 上枠
2b 縦枠
3 本体
4 リンク機構
5 電力供給装置(電力供給路)
6 アーム
7 リンク
8 ブラケット
9 商用電源
10 駆動軸
11 駆動装置
12 制御装置
13 本体インターフェース
20 第1コード
20a 第1端部
20b 第2端部
21 ACアダプタ(AC/DC変換部)
21a AC接続部
21b 第1端部
21c 第2端部
22 第2コード
22a 第1端部
22b 第2端部
23 中継ボックス(固定装置)
24 第3コード
24a 第1端部
24b 第2端部
25 電源プラグ
26 二次電池
27 回路基板
31 第1外部端子
32 第2外部端子
33 主外部端子
34 センサー用外部端子
35 ON/OFFスイッチ
40 電力線
41 信号線
50 監視センサー
60 ケース
60a 第1側面
60b 第2側面
61 取付板
62 カバー
63 固定ネジ
64 ネジ保持部
65 ネジ止め孔
66 アダプタ保持部
67 差込孔
68 コード接続部
69 DC電源出力端子
70 調整部
71 信号挿通孔
72 追加収納スペース
Claims (4)
- 扉に取り付けられ、扉を駆動する駆動装置を備えた本体と、
扉枠等の固定部に取り付けられる固定装置と、
本体と固定装置を電気的に接続するコードと、を備え、
本体は、第1外部端子を備え、固定装置は、第2外部端子を備えている、扉開閉装置。 - 固定装置は、商用電源の電力を本体に供給する電力供給路に配置されており、
コードは、電力供給用の電力線と、第2外部端子用の信号線とを有する、請求項1記載の扉開閉装置。 - 第2外部端子は、コードを介して第1外部端子に接続されている、請求項2記載の扉開閉装置。
- 固定装置は、AC/DC変換部と、AC/DC変換部及び第2外部端子を収納するケースと、を備えている、請求項2又は3記載の扉開閉装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021085963 | 2021-05-21 | ||
JP2021085963 | 2021-05-21 |
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---|---|
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022026547A Pending JP2022179318A (ja) | 2021-05-21 | 2022-02-24 | 扉開閉装置 |
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Country | Link |
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-
2022
- 2022-02-24 JP JP2022026547A patent/JP2022179318A/ja active Pending
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