JP2022178836A - 圧電振動子および駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高い出力を発生させることのできる圧電振動子および駆動装置を提供する。【解決手段】圧電振動子は、表裏関係にある一対の主面と、前記一対の主面を接続する側面と、を有する振動部と、前記振動部に配置され、前記振動部が振動することにより生じる駆動力を被駆動部に伝達する凸部と、を有し、前記振動部は、前記第1振動板および前記第2振動板を含む複数の振動板が、前記一対の主面が並ぶ第1方向に積層されてなり、前記第1振動板は、前記主面の平面視で、前記振動部を前記被駆動部と前記凸部とが並ぶ第2方向に対して直交する第3方向に屈曲振動させる屈曲振動用圧電素子を有し、前記第1振動板および前記第2振動板のいずれか一方または両方は、前記振動部を前記第2方向に伸縮振動させる伸縮振動用圧電素子を有し、前記側面に前記屈曲振動用圧電素子および前記伸縮振動用圧電素子と電気的に接続されている複数の端子が配置されている。【選択図】図7

Description

本発明は、圧電振動子および駆動装置に関する。
例えば、特許文献1には、下面に共通電極、上面に個別電極が形成された第1圧電基板と、第1圧電基板上に積層され、上面に個別電極が形成された第2圧電基板と、第2圧電基板上に積層され、上面に共通電極が形成された第3圧電基板と、第3圧電基板上に積層され、上面に個別電極が形成された第4圧電基板と、を有する圧電振動子が記載されている。このように、4枚の圧電基板を用いて3層の個別電極を積層することにより、圧電振動子の出力を高めることができる。
特表2003-501988号公報
しかしながら、特許文献1の圧電振動子では、各個別電極が4つの電極に分割されており、そのうちの2つの電極が一方側への屈曲振動を励振するための電極対であり、残りの2つの電極が他方側への屈曲振動を励振するための電極対である。このように、特許文献1の圧電振動子では、各個別電極に屈曲振動を励振するための電極しか含まれていないため、出力を十分に高めることができない。
本発明の圧電振動子は、表裏関係にある一対の主面と、前記一対の主面を接続する側面と、を有する振動部と、
前記振動部に配置され、前記振動部が振動することにより生じる駆動力を被駆動部に伝達する凸部と、を有し、
前記振動部は、前記第1振動板および前記第2振動板を含む複数の振動板が、前記一対の主面が並ぶ第1方向に積層されてなり、
前記第1振動板は、前記主面の平面視で、前記振動部を前記被駆動部と前記凸部とが並ぶ第2方向に対して直交する第3方向に屈曲振動させる屈曲振動用圧電素子を有し、
前記第1振動板および前記第2振動板のいずれか一方または両方は、前記振動部を前記第2方向に伸縮振動させる伸縮振動用圧電素子を有し、
前記側面に前記屈曲振動用圧電素子および前記伸縮振動用圧電素子と電気的に接続されている複数の端子が配置されていることを特徴とする。
本発明の駆動装置は、被駆動部と、
前記被駆動部を駆動する圧電振動子と、を有し、
前記圧電振動子は、
表裏関係にある一対の主面と、前記一対の主面を接続する側面と、を有する振動部と、
前記振動部に配置され、前記振動部が振動することにより生じる駆動力を被駆動部に伝達する凸部と、を有し、
前記振動部は、前記第1振動板および前記第2振動板を含む複数の振動板が、前記一対の主面が並ぶ第1方向に積層されてなり、
前記第1振動板は、前記主面の平面視で、前記振動部を前記被駆動部と前記凸部とが並ぶ第2方向に対して直交する第3方向に屈曲振動させる屈曲振動用圧電素子を有し、
前記第1振動板および前記第2振動板のいずれか一方または両方は、前記振動部を前記第2方向に伸縮振動させる伸縮振動用圧電素子を有し、
前記側面に前記屈曲振動用圧電素子および前記伸縮振動用圧電素子と電気的に接続されている複数の端子が配置されていることを特徴とする。
第1実施形態に係る駆動装置を示す全体図である。 駆動装置の変形例を示す全体図である。 駆動装置の変形例を示す全体図である。 駆動装置の変形例を示す全体図である。 駆動装置の変形例を示す全体図である。 圧電振動子の断面図である。 振動部の分解斜視図である。 振動部の分解斜視図である。 振動板の平面図である。 振動体の斜視図である。 振動体の斜視図である。 振動体に印加する交番電圧を示す図である。 振動体の駆動状態を示す図である。 振動体の駆動状態を示す図である。 第2実施形態に係る圧電振動子が有する振動部の分解斜視図である。 第2実施形態に係る圧電振動子が有する振動部の分解斜視図である。 第3実施形態に係る圧電振動子が有する各振動部の平面図である。 振動体の斜視図である。 第4実施形態に係る駆動装置の回路図である。
以下、本発明の圧電振動子および駆動装置を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係る駆動装置を示す全体図である。図2ないし図5は、それぞれ、駆動装置の変形例を示す全体図である。図6は、圧電振動子の断面図である。図7および図8は、それぞれ、振動部の分解斜視図である。図9は、振動板の平面図である。図10および図11は、それぞれ、振動体の斜視図である。図12は、振動体に印加する交番電圧を示す図である。図13および図14は、それぞれ、振動体の駆動状態を示す図である。
なお、以下では、説明の便宜上、圧電振動子固有の座標軸として、互いに直交する3軸をX軸、Y軸およびZ軸とし、X軸に沿う方向をX軸方向、Y軸に沿う方向をY軸方向、Z軸に沿う方向をZ軸方向とも言う。また、各軸の矢印側を「プラス側」とも言い、矢印と反対側を「マイナス側」とも言う。
図1に示す駆動装置1は、Z軸に沿った回転軸Oまわりに回転可能な被駆動体としてのローター21と、ローター21を回転軸Oまわりに回転させる圧電振動子3と、圧電振動子3の駆動を制御する制御装置9と、を有する。
このような駆動装置1では、制御装置9による制御により圧電振動子3が駆動し、圧電振動子3で生じる駆動力がローター21に伝わることにより、ローター21が回転軸Oまわりに回転する。なお、図1では、圧電振動子3がローター21の外周面211に接触し、外周面211に駆動力を伝達する構成となっているが、これに限定されず、例えば、図2に示すように、圧電振動子3がローター21の主面212に接触し、主面212に駆動力を伝達する構成となっていてもよい。
また、被駆動部としては、ローター21に限定されず、例えば、図3に示すように、図中の横方向にスライド可能なスライダー22であってもよい。つまり、駆動装置1は、ロータリー型の駆動装置であってもよいし、リニア型の駆動装置であってもよい。
また、駆動装置1は、例えば、図4に示すように、方向Aにスライド可能なステージ23Aおよびステージ23Aを方向Aに移動させる圧電振動子3Aを備える第1駆動装置1Aと、ステージ23A上に位置し、ステージ23Aに対して方向Aに直交する方向Bにスライド可能なステージ23Bおよびステージ23Bを方向Bに移動させる圧電振動子3Bを備える第2駆動装置1Bと、を有する2自由度のステージであってもよい。
さらに、駆動装置1は、図5に示すように、ステージ23B上に位置し、ステージ23Bに対して回転軸Oまわりに回転可能なステージ23θおよびステージ23θを回転軸Oまわりに回転させる圧電振動子3θを備える第3駆動装置1θを有する3自由度のステージであってもよい。なお、圧電振動子3A、3B、3θは、本実施形態の圧電振動子3と同様の構成である。
以下、圧電振動子3について詳細に説明する。図6に示すように、圧電振動子3は、ケース30と、ケース30に収容された振動体4と、振動体4と電気的に接続された配線基板31と、振動体4をX軸方向プラス側に付勢する付勢部32と、振動体4と付勢部32との間に介在する間座33と、振動体4をY軸方向マイナス側に付勢する付勢部34と、振動体4と付勢部34との間に介在する間座35と、を有する。ただし、圧電振動子3の構成としては、特に限定されず、振動体4以外の部材については、適宜省略、追加することができる。
振動体4は、振動部41と、振動部41の先端部に配置され、ローター21に向けて突出する凸部42と、を有する。
図7および図8に示すように、振動部41は、複数の振動板5がZ軸方向に積層して形成されている。なお、本実施形態では、4枚の振動板5が積層されているが、振動板5の数としては、2つ以上であれば、特に限定されない。振動板5の数が多くなる程、高い駆動力を出力することができるが、Z軸方向の厚さが大きくなる。そのため、求められる最大出力、サイズ等に応じて振動板5の数を適宜選択することができる。
なお、以下では、4枚の振動板5を上側から順に振動板51、振動板52、振動板53、振動板54とする。本実施形態では、振動板51、52、53、54は、互いに同様であり、これらのうちの1枚、2枚または3枚が第1振動板であり、残りが第2振動板である。
図7および図8に示すように、振動板51、52、53、54は、それぞれ、圧電層6と、圧電層6の上面に配置された5つの個別電極71、72、73、74、75と、圧電層6の下面に配置された1つの共通電極70と、を有する。
圧電層6の構成材料としては、特に限定されず、例えば、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)、チタン酸バリウム、チタン酸鉛、ニオブ酸カリウム、ニオブ酸リチウム、タンタル酸リチウム、タングステン酸ナトリウム、酸化亜鉛、チタン酸バリウムストロンチウム(BST)、タンタル酸ストロンチウムビスマス(SBT)、メタニオブ酸鉛、スカンジウムニオブ酸鉛等の圧電セラミックスを用いることができる。また、圧電体としては、上述した圧電セラミックスの他にも、ポリフッ化ビニリデン、水晶等を用いてもよい。
図7に示すように、個別電極73は、圧電層6の上面の中央部にX軸方向に沿って配置されている。また、個別電極73のY軸方向プラス側には個別電極71、72がX軸方向に並んで配置されており、Y軸方向マイナス側には個別電極74、75がX軸方向に並んで配置されている。また、図8に示すように、共通電極70は、圧電層6の下面のほぼ全面にベタに配置されている。
このような振動板51、52、53、54においては、図9に示すように、Z軸方向の平面視で、個別電極73と重なる領域が伸縮振動用圧電素子E1を構成し、個別電極71と重なる領域が屈曲振動用圧電素子E21を構成し、個別電極72と重なる領域が屈曲振動用圧電素子E31を構成し、個別電極74と重なる領域が屈曲振動用圧電素子E32を構成し、個別電極75と重なる領域が屈曲振動用圧電素子E22を構成する。
また、4つの屈曲振動用圧電素子E21、E22、E31、E32のうち、屈曲振動用圧電素子E21、E22、E31、E32は、振動板51、52、53、54をY軸方向に屈曲変形させるための圧電素子である。そして、後述するように、伸縮振動用圧電素子E1、屈曲振動用圧電素子E21、E22および屈曲振動用圧電素子E31、E32に位相の異なる同周波数の交番電圧を印加することにより、凸部42を楕円振動させることができる。
図7および図8に示すように、振動板51、52、53、54は、Z軸方向に積層されており、隣り合う振動板5同士は、接着剤等の絶縁性の接合部材Q1を介して接合されている。これにより、上側に位置する振動板5の共通電極70と、その下側に位置する振動板5の個別電極71、72、73、74、75とを絶縁することができる。
振動部41は、さらに、振動板51の上面に配置された絶縁層50と、振動板54の下面に配置された絶縁層55と、を有する。絶縁層55、50は、例えば、ポリイミド等の各種樹脂材料で構成することができる。
図10および図11に示すように、振動部41は、略直方体であり、表裏関係にある一対の主面としての上面411および下面412と、上面411と下面412とを接続する側面413と、を有する。このうち、上面411は、絶縁層50の上面で構成され、下面412は、絶縁層55の下面で構成されている。また、側面413は、振動部41のX軸方向プラス側(先端側)に位置する第1側面413aと、振動部41のX軸方向マイナス側(基端側)に位置する第2側面413bと、振動部41のY軸方向プラス側に位置する第3側面413cと、振動部41のY軸方向マイナス側に位置する第4側面413dと、を有する。
また、図10に示すように、第3側面413cには、4つの端子80、81、82、83が形成されており、図11に示すように、第4側面413dには、2つの端子84、85が形成されている。そして、端子80は、各振動板5が有する共通電極70と電気的に接続され、端子81は、各振動板5が有する個別電極71と電気的に接続され、端子82は、各振動板5が有する個別電極72と電気的に接続され、端子83は、各振動板5が有する個別電極73と電気的に接続され、端子84は、各振動板5が有する個別電極74と電気的に接続され、端子85は、各振動板5が有する個別電極75と電気的に接続されている。
また、端子85は、上面411に配置された電気配線87を介して端子81と電気的に接続されており、端子84は、下面412に配置された電気配線88を介して端子82と電気的に接続されている。これにより、個別電極71、75が電気的に接続され、個別電極72、74が電気的に接続される。
図6に示すように、凸部42は、振動部41の先端部に設けられ、振動部41からX軸方向プラス側へ突出する。そして、凸部42の先端部がローター21の外周面211と接触している。また、凸部42は、付勢部32によって外周面211に押し付けられている。そのため、振動部41の振動は、凸部42を介してローター21に効率的に伝達される。凸部42は、比較的硬質な材料、例えば、アルミナ、チタニア、ジルコニア等の各種セラミックスで構成することができる。
間座33は、略L字状をなし、振動部41の第2側面413bおよび第4側面413dと対向して配置されている。付勢部32は、間座33のX軸方向マイナス側に配置されており、間座33を介して振動体4をローター21側に付勢する。付勢部32によって、凸部42の先端部をローター21に押し付けることにより、振動部41の駆動力をローター21に効率的に伝達することができる。付勢部32としては、特に限定されないが、本実施形態では圧縮コイルばね321が用いられている。これにより、付勢部32の構成が簡単となる。
間座35は、ストレート状をなし、振動部41の第3側面413cと対向して配置されている。付勢部34は、間座35のY軸方向プラス側に配置されており、間座35を介して振動部41をY軸方向マイナス側に付勢する。これにより、振動部41がケース30の内面に押し付けられ、振動部41の振動が安定する。付勢部34としては、特に限定されないが、本実施形態では一対の圧縮コイルばね341が用いられている。これにより、付勢部34の構成が簡単となる。
配線基板31は、帯状のフレキシブル配線基板(FPC)であり、図6に示すように、振動体4と制御装置9とを電気的に接続している。配線基板31は、先端部がケース30内に位置し、基端部がケース30に形成された開口301を介してケース30外に飛び出している。また、配線基板31の先端部は、振動部41の第3側面413cと間座35との間に位置しており、これらで挟まれている。また、配線基板31の先端部には4つの接続端子310、311、312、313が形成されており、これら接続端子310、311、312、313は、それぞれ、配線基板31に形成された図示しない電気配線を介して制御装置9と電気的に接続されている。
このような配線基板31は、絶縁性の接合部材Q2を介して振動部41の第3側面413cに接合されている。そして、接合状態では、接続端子310が端子80と電気的に接続され、接続端子311が端子81と電気的に接続され、接続端子312が端子82と電気的に接続され、接続端子313が端子83と電気的に接続されている。これにより、配線基板31を介して圧電振動子3と制御装置9とが電気的に接続される。このように、配線基板31を用いることにより、圧電振動子3と制御装置9との電気的な接続が容易となる。
制御装置9は、例えば、コンピューターから構成され、情報を処理するプロセッサーと、プロセッサーに通信可能に接続されたメモリーと、外部インターフェースと、を有する。また、メモリーにはプロセッサーにより実行可能なプログラムが保存され、プロセッサーは、メモリーに記憶されたプログラムを読み込んで実行する。このような制御装置9は、図示しないホストコンピューターからの指令を受け、この指令に基づいて圧電振動子3を駆動する。
例えば、共通電極70をグランドに接続した状態で、図12に示す交番電圧V1を個別電極71、75に印加し、交番電圧V2を個別電極73に印加し、交番電圧V3を個別電極72、74に印加すると、図13に示すように、振動部41がX軸方向に伸縮振動しつつY軸方向に屈曲振動し、これらの振動が合成されて凸部42の先端が矢印A1で示すように反時計回りに楕円軌道を描く楕円運動する。そして、凸部42の楕円運動により、ローター21が送り出され、ローター21が矢印B1で示すように時計回りに回転する。なお、振動部41のX軸方向への伸縮振動は、主に伸縮振動用圧電素子E1の伸縮に起因し、Y軸方向への屈曲振動は、主に、屈曲振動用圧電素子E21、E22、E31、E32の伸縮に起因している。
交番電圧V1、V3の波形を切り換えると、図14に示すように、振動部41がX軸方向に伸縮振動しつつY軸方向に屈曲振動し、これらの振動が合成されて凸部42の先端が矢印A2で示すように時計回りに楕円軌道を描く楕円運動する。そして、凸部42の楕円運動により、ローター21が送り出され、ローター21が矢印B2で示すように反時計回りに回転する。なお、振動部41のX軸方向への伸縮振動は、主に伸縮振動用圧電素子E1の伸縮に起因し、Y軸方向への屈曲振動は、主に、屈曲振動用圧電素子E21、E22、E31、E32の伸縮に起因している。
なお、「楕円運動」とは、軌跡が楕円と一致する運動の他にも、例えば、軌跡が円、長円等、楕円から若干ずれた運動も含む意味である。
このような構成の圧電振動子3によれば、4枚の振動板5が積層されているため、振動板5が1枚の場合と比べて、圧電振動子の出力を高めることができる。また、圧電振動子3によれば、振動部41をX軸方向へ伸縮振動させる伸縮振動用圧電素子E1を備えているため、伸縮振動用圧電素子E1を備えていない場合と比べて楕円運動の軌跡が大きくなり、その分、出力も大きくなる。そのため、ローター21をより大きな力で回転させることができる。特に、本実施形態では、全ての振動板5が伸縮振動用圧電素子E1を備えているため、上述の効果がより顕著となる。
以上、駆動装置1について説明した。このような駆動装置1に含まれる圧電振動子3は、前述したように、表裏関係にある一対の主面である上面411および下面412と、上面411および下面412を接続する側面413と、を有する振動部41と、振動部41に配置され、振動部41が振動することにより生じる駆動力を被駆動部であるローター21に伝達する凸部42と、を有する。また、振動部41は、第1振動板および第2振動板を含む複数の振動板5が、上面411および下面412が並ぶ第1方向であるZ軸方向に積層されてなり、第1振動板(振動板51、52、53、54の1つ、2つまたは3つ)は、Z軸方向からの平面視で、振動部41をローター21と凸部42とが並ぶ第2方向であるX軸方向に対して直交する第3方向であるY軸方向に屈曲振動させる屈曲振動用圧電素子E21、E22、E31、E32を有し、第1振動板および第2振動板のいずれか一方または両方(本実施形態では両方)は、振動部41を第2方向であるX軸方向に伸縮振動させる伸縮振動用圧電素子E1を有し、側面413に屈曲振動用圧電素子E21、E22、E31、E32および伸縮振動用圧電素子E1と電気的に接続されている複数の端子80、81、82、83が配置されている。このような構成の圧電振動子3によれば、振動部41をX軸方向へ伸縮振動させる伸縮振動用圧電素子E1を備えているため、伸縮振動用圧電素子E1を備えていない場合と比べて楕円運動の軌跡が大きくなり、その分、出力も大きくなる。そのため、ローター21をより大きな力で回転させることができる。
また、前述したように、伸縮振動用圧電素子E1は、第1振動板および第2振動板のそれぞれに配置されている。これにより、圧電振動子3の出力をさらに大きくすることができる。
また、前述したように、圧電振動子3は、複数の端子80、81、82、83と電気的に接続されている配線基板31を有する。これにより、圧電振動子3と外部装置、例えば、制御装置9との電気的な接続が容易となる。
また、前述したように、圧電振動子3は、振動部41を収容するケース30と、ケース30に対して振動部41を凸部42の先端側に付勢する付勢部32と、を有する。これにより、凸部42をローター21に押し付けることができ、圧電振動子3の駆動力をローター21に効率的に伝達することができる。
また、前述したように、駆動装置1は、被駆動部であるローター21と、ローター21を駆動する圧電振動子3と、を有する。また、圧電振動子3は、表裏関係にある一対の主面である上面411および下面412と、上面411および下面412を接続する側面413と、を有する振動部41と、振動部41に配置され、振動部41が振動することにより生じる駆動力を被駆動部であるローター21に伝達する凸部42と、を有する。また、振動部41は、第1振動板および第2振動板を含む複数の振動板5が、上面411および下面412が並ぶ第1方向であるZ軸方向に積層されてなり、第1振動板(振動板51、52、53、54の1つ、2つまたは3つ)は、Z軸方向からの平面視で、振動部41をローター21と凸部42とが並ぶ第2方向であるX軸方向に対して直交する第3方向であるY軸方向に屈曲振動させる屈曲振動用圧電素子E21、E22、E31、E32を有し、第1振動板および第2振動板のいずれか一方または両方(本実施形態では両方)は、振動部41を第2方向であるX軸方向に伸縮振動させる伸縮振動用圧電素子E1を有し、側面413に屈曲振動用圧電素子E21、E22、E31、E32および伸縮振動用圧電素子E1と電気的に接続されている複数の端子80、81、82、83が配置されている。このような構成の駆動装置1によれば、振動部41をX軸方向へ伸縮振動させる伸縮振動用圧電素子E1を備えているため、伸縮振動用圧電素子E1を備えていない場合と比べて楕円運動の軌跡が大きくなり、その分、出力も大きくなる。そのため、ローター21をより大きな力で回転させることができる。
なお、本実施形態では、4枚の振動板51、52、53、54の全部が、その上面に個別電極71、72、73、74、75を有し、下面に共通電極70を有しているが、これに限定されず、例えば、4枚の振動板51、52、53、54のうちの1つ、2つまたは3つは、その下面に個別電極71、72、73、74、75を有し、上面に共通電極70を有していてもよい。
<第2実施形態>
図15および図16は、それぞれ、第2実施形態に係る圧電振動子が有する振動部の分解斜視図である。
本実施形態の圧電振動子3は、振動部41の構成が異なること以外は、前述した第1実施形態の圧電振動子3と同様である。そのため、以下の説明では、本実施形態の圧電振動子3に関し、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項に関してはその説明を省略する。また、本実施形態における各図において、前述した実施形態と同様の構成については、同一符号を付している。
図15および図16に示すように、振動部41は、4枚の振動板51、52、53、54がZ軸方向に積層して形成されている。なお、本実施形態では、上下両端に位置する振動板51、54が第1振動板であり、これらに挟まれた振動板52、53が第2振動板である。
第1振動板である振動板51、54は、それぞれ、圧電層6と、圧電層6の上面に配置された4つの個別電極71、72、74、75と、圧電層6の下面に配置された1つの共通電極70と、を有する。つまり、振動板51、54は、屈曲振動用圧電素子E21、E22、E31、E32を有する。一方、第2振動板である振動板52、53は、それぞれ、圧電層6と、圧電層6の上面に配置された1つの個別電極73と、圧電層6の下面に配置された1つの共通電極70と、を有する。つまり、振動板52、53は、伸縮振動用圧電素子E1を有する。このように、本実施形態では、振動板51、54によって振動部41を屈曲振動させ、振動板52、53によって振動部41を伸縮振動させている。
このような構成によれば、振動板51、54に形成される圧電素子の数が前述した第1実施形態の5つ(伸縮振動用圧電素子E1、屈曲振動用圧電素子E21、E22、E31、E32)から4つ(屈曲振動用圧電素子E21、E22、E31、E32)に減少する。したがって、例えば、前述した第1実施形態と同じ大きさの振動板51、54であれば、屈曲振動用圧電素子E21、E22、E31、E32のサイズを大きくすることができ、その分、圧電振動子3の出力を高めることができる。また、同じ大きさの屈曲振動用圧電素子E21、E22、E31、E32であれば、振動板5のサイズを小さくすることができ、圧電振動子3の小型化を図ることができる。
以上のように、本実施形態の圧電振動子3では、伸縮振動用圧電素子E1は、第2振動板である振動板52、53に配置されている。そのため、振動板51、54に配置される圧電素子の数を減らすことができる。したがって、例えば、前述した第1実施形態と同じ大きさの振動板51、54であれば、屈曲振動用圧電素子E21、E22、E31、E32のサイズを大きくすることができ、その分、圧電振動子3の出力を高めることができる。また、同じ大きさの屈曲振動用圧電素子E21、E22、E31、E32であれば、振動板51、54のサイズを小さくすることができ、圧電振動子3の小型化を図ることができる。
このような第2実施形態によっても前述した第1実施形態と同様の効果を発揮することができる。
なお、本実施形態では、4枚の振動板51、52、53、54の全部が、その上面に個別電極を有し、下面に共通電極70を有しているが、これに限定されず、例えば、振動板51、54のいずれか一方または両方は、その下面に個別電極71、72、74、75を有し、上面に共通電極70を有していてもよい。同様に、振動板52、53のいずれか一方または両方は、その下面に個別電極73を有し、上面に共通電極70を有していてもよい。また、第1、第2振動板の数は、特に限定されず、例えば、振動板51、52、53、54のうちの3枚が第1振動板、残りの一枚が第2振動板であってもよいし、これとは逆に、振動板51、52、53、54のうちの3枚が第2振動板、残りの一枚が第1振動板であってもよい。また、第1、第2振動板の配置は、特に限定されず、例えば、2枚の第2振動板の間に2枚の第1振動板が挟まれていてもよいし、第1振動板と第2振動板とが交互に配置されていてもよい。
<第3実施形態>
図17は、第3実施形態に係る圧電振動子が有する各振動部の平面図である。図18は、振動体の斜視図である。
本実施形態の圧電振動子3は、振動部41の構成が異なること以外は、前述した第1実施形態の圧電振動子3と同様である。そのため、以下の説明では、本実施形態の圧電振動子3に関し、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項に関してはその説明を省略する。また、本実施形態における各図において、前述した実施形態と同様の構成については、同一符号を付している。
図17に示すように、各振動板51、52、53、54は、その上面に個別電極71、72、73、74、75に加えてさらに検出電極76を有する。検出電極76は、個別電極73とX軸方向に並んで配置され、個別電極73の基端側(X軸方向マイナス側)に位置している。各振動板51、52、53、54においては、Z軸方向の平面視で、検出電極76と重なる領域が検出用圧電素子E4を構成する。なお、検出用圧電素子E4の配置や数は、特に限定されない。
検出用圧電素子E4は、振動部41の楕円運動に含まれるX軸方向への伸縮振動に応じた外力を受け、受けた外力に応じた検出信号を出力する。そのため、検出用圧電素子E4から出力される検出信号に基づいて、振動部41の振動状態を検知することができる。
また、図18に示すように、振動部41の第3側面413cには、端子80、81、82、83と同様にして端子86が形成されており、端子86は、各振動板51、52、53、54が有する検出電極76と電気的に接続されている。また、図示しないが、配線基板31の先端部には接続端子310、311、312、313と同様にして端子86と電気的に接続される接続端子が形成されている。
制御装置9は、検出用圧電素子E4から出力される検出信号に基づいて、交番電圧V1、V2、V3の振幅を制御する。検出信号の振幅は、ローター21の回転速度と相関関係にあるため、例えば、検出信号の振幅が所定値を保つように交番電圧V2の振幅をフィードバック制御することにより、ローター21を所定の速度で安定して回転させることができる。なお、上述の例では、伸縮振動用圧電素子E1に印加する交番電圧V2だけをフィードバック制御しているが、これに限定されず、さらに、屈曲振動用圧電素子E21、E22、E31、32に印加する交番電圧V2、V3についてもフィードバック制御してもよい。
特に、本実施形態では、各振動板51、52、53、54に検出用圧電素子E4が配置されているため、検出信号がより大きくなり、上述したフィードバック制御の精度が向上する。ただし、これに限定されず、検出用圧電素子E4は、振動板51、52、53、54の少なくとも1つに配置されていればよい。つまり、第1振動板および第2振動板のいずれか一方だけが検出用圧電素子E4を有していてもよい。
以上のように、本実施形態の圧電振動子3では、第1振動板および第2振動板のいずれか一方または両方は、振動部41の振動を検出する検出用圧電素子E4を有する。そのため、検出用圧電素子E4から出力される検出信号に基づいて、振動部41の振動状態を検知することができる。また、例えば、検出信号の振幅が所定値を保つように伸縮振動用圧電素子E1に印加する交番電圧V2の振幅をフィードバック制御することにより、ローター21を所定の速度で安定して回転させることができる。
このような第3実施形態によっても前述した第1実施形態と同様の効果を発揮することができる。
<第4実施形態>
図19は、第4実施形態に係る駆動装置の回路図である。
本実施形態の駆動装置1は、伸縮振動用圧電素子E1を検出用圧電素子に切り替えることができること以外は、前述した第1実施形態の駆動装置1と同様である。そのため、以下の説明では、本実施形態の駆動装置1に関し、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項に関してはその説明を省略する。また、本実施形態における各図において、前述した実施形態と同様の構成については、同一符号を付している。
図19に示すように、本実施形態の駆動装置1は、スイッチ回路39を有する。スイッチ回路39は、各個別電極73と制御装置9の電圧印加部91とを電気的に接続する駆動モードと、各個別電極73と制御装置9の検出信号受付部92とを電気的に接続する検出モードと、を切り替えることができる。駆動モードでは、電圧印加部91から各個別電極73に交番電圧V2が印加され、各伸縮振動用圧電素子E1は、各屈曲振動用圧電素子E21、E22、E31、E32と共に振動部41の振動の用に供される。一方、検出モードでは、各屈曲振動用圧電素子E21、E22、E31、E32だけが振動部41の振動の用に供され、各伸縮振動用圧電素子E1は、振動部41の振動に応じた検出信号を制御装置9の検出信号受付部92に出力する。制御装置9は、受け付けた検出信号に基づいて圧電振動子3の駆動を制御する。
このように、本実施形態の駆動装置1では、伸縮振動用圧電素子E1を検出用圧電素に切り替えることができるため、例えば、前述した第3実施形態のように、別途、検出用圧電素子E4を配置する必要が無くなり、伸縮振動用圧電素子E1の面積を大きく確保することができる。そのため、振動部41の振動状態を検出可能としつつ、圧電振動子3の出力をより高めることができる。
以上のように、本実施形態の駆動装置1は、伸縮振動用圧電素子E1を振動部41の振動を検出する検出用圧電素子E4に切り替えるスイッチ回路39を備えている。振動部41の振動状態を検出可能としつつ、圧電振動子3の出力をより高めることができる。
このような第4実施形態によっても前述した第1実施形態と同様の効果を発揮することができる。
以上、本発明の圧電振動子および駆動装置を図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に、他の任意の構成物が付加されていてもよい。また、各実施形態を適宜組み合わせてもよい。
また、前述した実施形態では、振動板5が圧電層6の上下面に電極を形成した構成であるが、振動板5の構成は、これに限定されない。例えば、振動板は、シリコン基板等の非圧電性の基板上に伸縮振動用圧電素子および屈曲振動用圧電素子を配置した構成であってもよい。また、伸縮振動用圧電素子および屈曲振動用圧電素子を一対のシリコン基板等の非圧電性の基板で挟み込んだ構成であってもよい。
1…駆動装置、1A…第1駆動装置、1B…第2駆動装置、1θ…第3駆動装置、21…ローター、211…外周面、212…主面、22…スライダー、23A…ステージ、23B…ステージ、23θ…ステージ、3…圧電振動子、3A…圧電振動子、3B…圧電振動子、3θ…圧電振動子、30…ケース、301…開口、31…配線基板、310…接続端子、311…接続端子、312…接続端子、313…接続端子、32…付勢部、321…圧縮コイルばね、33…間座、34…付勢部、341…圧縮コイルばね、35…間座、39…スイッチ回路、4…振動体、41…振動部、411…上面、412…下面、413…側面、413a…第1側面、413b…第2側面、413c…第3側面、413d…第4側面、42…凸部、5…振動板、50…絶縁層、51…振動板、52…振動板、53…振動板、54…振動板、55…絶縁層、6…圧電層、70…共通電極、71…個別電極、72…個別電極、73…個別電極、74…個別電極、75…個別電極、76…検出電極、80…端子、81…端子、82…端子、83…端子、84…端子、85…端子、86…端子、87…電気配線、88…電気配線、9…制御装置、91…電圧印加部、92…検出信号受付部、A…方向、A1…矢印、A2…矢印、B…方向、B1…矢印、B2…矢印、E1…伸縮振動用圧電素子、E21…屈曲振動用圧電素子、E22…屈曲振動用圧電素子、E31…屈曲振動用圧電素子、E32…屈曲振動用圧電素子、E4…検出用圧電素子、O…回転軸、Q1…接合部材、Q2…接合部材、V1…交番電圧、V2…交番電圧、V3…交番電圧

Claims (8)

  1. 表裏関係にある一対の主面と、前記一対の主面を接続する側面と、を有する振動部と、
    前記振動部に配置され、前記振動部が振動することにより生じる駆動力を被駆動部に伝達する凸部と、を有し、
    前記振動部は、前記第1振動板および前記第2振動板を含む複数の振動板が、前記一対の主面が並ぶ第1方向に積層されてなり、
    前記第1振動板は、前記主面の平面視で、前記振動部を前記被駆動部と前記凸部とが並ぶ第2方向に対して直交する第3方向に屈曲振動させる屈曲振動用圧電素子を有し、
    前記第1振動板および前記第2振動板のいずれか一方または両方は、前記振動部を前記第2方向に伸縮振動させる伸縮振動用圧電素子を有し、
    前記側面に前記屈曲振動用圧電素子および前記伸縮振動用圧電素子と電気的に接続されている複数の端子が配置されていることを特徴とする圧電振動子。
  2. 前記伸縮振動用圧電素子は、前記第1振動板および前記第2振動板のそれぞれに配置されている請求項1に記載の圧電振動子。
  3. 前記伸縮振動用圧電素子は、前記第2振動板に配置されている請求項1に記載の圧電振動子。
  4. 前記第1振動板および前記第2振動板のいずれか一方または両方は、前記振動部の振動を検出する検出用圧電素子を有する請求項1ないし3のいずれか1項に記載の圧電振動子。
  5. 前記複数の端子と電気的に接続されている配線基板を有している請求項1ないし4のいずれか1項に記載の圧電振動子。
  6. 前記振動部を収容するケースと、
    前記ケースに対して前記振動部を前記凸部の先端側に付勢する付勢部と、を有している請求項1ないし5のいずれか1項に記載の圧電振動子。
  7. 被駆動部と、
    前記被駆動部を駆動する圧電振動子と、を有し、
    前記圧電振動子は、
    表裏関係にある一対の主面と、前記一対の主面を接続する側面と、を有する振動部と、
    前記振動部に配置され、前記振動部が振動することにより生じる駆動力を被駆動部に伝達する凸部と、を有し、
    前記振動部は、前記第1振動板および前記第2振動板を含む複数の振動板が、前記一対の主面が並ぶ第1方向に積層されてなり、
    前記第1振動板は、前記主面の平面視で、前記振動部を前記被駆動部と前記凸部とが並ぶ第2方向に対して直交する第3方向に屈曲振動させる屈曲振動用圧電素子を有し、
    前記第1振動板および前記第2振動板のいずれか一方または両方は、前記振動部を前記第2方向に伸縮振動させる伸縮振動用圧電素子を有し、
    前記側面に前記屈曲振動用圧電素子および前記伸縮振動用圧電素子と電気的に接続されている複数の端子が配置されていることを特徴とする駆動装置。
  8. 前記伸縮振動用圧電素子を前記振動部の振動を検出する検出用圧電素子に切り替えるスイッチ回路を備えている請求項7に記載の駆動装置。
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