JP2022177667A - 処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】集積回路への電力供給を適切に制御する処理装置を提供する。【解決手段】処理装置は、集積回路と、外部電源に接続され、前記集積回路に電力供給を行う電源部と、前記電源部から供給される電力に基づく前記処理装置の状態を切り替える電源スイッチとを備える。前記集積回路は、前記電源部により前記集積回路に電力供給が行われている状態において前記集積回路の電力状態を制御する制御手段を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、ジョブを処理可能な集積回路を有する処理装置に関する。
一般的に、記録装置を含むネットワーク機器では、省エネルギーモードにおいてもASICなどの集積回路は動作しており、一部の処理を継続している場合が多い。更なる省電力を目的として、集積回路の機能の大半、もしくはすべてを制限することが行われる場合がある。特許文献1には、機器の省エネルギーモードにおいて、コントローラに対する電力供給を停止することで、消費電力を削減する構成が記載されている。
特許文献1では、機器の省エネルギーモード時には、コントローラに対する電力供給を停止することで消費電力を削減している。そして、特許文献1では、機器が省エネルギーモードである間、検出回路がユーザによる入力の作動を検出すると、電源は、コントローラに電力を供給し、ラッチ回路は、その電力供給を継続させるよう動作する。また、省エネルギーモードに移行するようなユーザの入力の作動に対して、コントローラは、ラッチ回路をディスエーブル化する。
ところで、記録装置には、AC電源が投入され且つ本体電源スイッチがOFFである状態において、外部からジョブ要求を受信すると、該要求を処理可能な状態に移行する機能があることが知られている。
特開2007-189891号公報
特許文献1では、ユーザによる入力の作動に対してコントローラに対する電力供給が開始されることが記載されている。しかしながら、特許文献1には、AC電源が投入された場合に、記録装置の上記機能の設定に応じて、コントローラ等の集積回路への電力供給を制御することについては言及されていない。
本発明は、集積回路への電力供給を適切に制御する処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る処理装置は、処理装置であって、集積回路と、外部電源に接続され、前記集積回路に電力供給を行う電源部と、前記電源部から供給される電力に基づく前記処理装置の状態を切り替える電源スイッチとを備え、前記集積回路は、前記電源部により前記集積回路に電力供給が行われている状態において前記集積回路の電力状態を制御する制御手段、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、集積回路への電力供給を適切に制御することができる。
記録システムの概略構成を示す図である。 記録装置の電源制御に関する構成を示す図である。 記録装置の電源制御に関する回路構成を示す図である。 記録装置がスタンバイ状態に遷移するまでの処理を示すフローチャートである。 電源部への電力供給が停止した場合の処理を示すフローチャートである。 記録装置の状態遷移を説明するための図である。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
図1は、本実施形態における記録装置112と、外部機器であるホストPC104とを含む記録システムの概略構成の一例を示す図である。図1は、主に、本実施形態の動作に関連するブロック構成を示している。ACケーブル等により外部電源であるAC電源101から記録装置112の電源部102に電力が供給され、電源部102は、集積回路103を含む各部に電力を供給する。本実施形態において、集積回路103は、例えばASIC(Application Specific Integrated Circuit)で構成され、内部には、CPU、メモリ、タイマ等の周辺機能等が含まれており、記録装置112の内部を統括的に制御するコントローラとして動作する。また、本実施形態では、集積回路103は、ASICとして説明するが、FPGA等、他の形態の集積回路でも良い。また、本実施形態では、記録媒体への記録を行う記録装置112を一例として説明するが、本実施形態における集積回路103の電力状態の制御動作が実現可能であるならば、集積回路103が登載される装置は、記録装置でなくても良い。例えば、記録装置ではなく、汎用的なPCの構成を有する情報処理装置でも良い。
ホストPC104から送信された制御コマンドや記録データは、インタフェース(I/F)回路105で受信される。なお、ホストPC104との間は、有線通信ネットワーク、無線通信ネットワーク、並びに、その両者を含むネットワークで構成される。ホストPC104は、記録装置112にジョブを送信可能であれば、スマートフォン等の携帯端末であっても良い。I/F回路105は、ホストPC104との間のネットワーク媒体に対応した構成を有する。I/F回路105で受信された記録データに対して、集積回路103は、例えば、画像処理を実行し、RAM106に展開する。ROM107は、集積回路103が動作するためのプログラムや記録ヘッド108の制御に必要な各種テーブル等が記憶されている。また、ROM107は、後述するが、AC電源101が投入されたときに記録装置112が遷移する電力状態に関するユーザ設定が記憶される記憶部として動作する。
記録ヘッド108は、例えばシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色のインク滴をシート等の記録媒体上に吐出するためのノズルを有している。記録ヘッド108は、例えば、記録媒体の搬送方向に対して直交する方向に往復走査しながら、インク滴を吐出する、いわゆるシリアル型の記録ヘッドである。また、記録ヘッド108は、記録媒体の幅領域に渡ってノズル列が構成された、いわゆるライン型の記録ヘッドの場合もある。記録動作時に、集積回路103は、ROM107に記憶されたテーブル等に基づいて、記録ヘッド108を制御して記録媒体に対して記録を行う。
表示部109は、パネル等を含んで構成され、各種ユーザインタフェース画面を表示可能である。表示部109の表示は、集積回路103により制御される。また、表示部109は、ハードキーやソフトキー等を含んで、ユーザ操作を受付可能なように構成されても良い。また、図1では不図示であるが、ユーザ操作を受付可能な操作部を別に設けるようにしても良い。
本体電源スイッチ111は、ユーザが操作可能な電源スイッチであり、例えば押下時のみ接点が変化する自己復帰型のスイッチとして構成される。本体電源スイッチ111は、ユーザ操作に応じて、記録装置112を電源オフ状態からスタンバイ状態に、もしくは、スタンバイ状態及びその他の動作状態から電源オフ状態に切り替える。ここで、スタンバイ状態とは、集積回路103及び表示部109に対して電力が供給されており、ユーザ操作やジョブを処理可能な記録装置112の状態をいう。省電力回路110は、電源部102、集積回路103、本体電源スイッチ111と接続されており、それらの構成については後述する。
図2は、記録装置112の電源制御に関する構成の一例を示す図である。図2では、省電力回路110及びその周辺構成を示している。省電力回路110は、ラッチ回路201とスイッチ検出回路202を含む。AC電源101から電源部102に電力が供給されると、電源部102は、集積回路103とラッチ回路201とスイッチ検出回路202に電力を供給可能である。ラッチ回路201は、後述するが、NPNトランジスタとPNPトランジスタを含み、ある入力に対して出力を維持する動作を行う回路である。電源部102は、電源出力スイッチ203を含み、集積回路103への電源出力のオン/オフを選択的に切り替えることが可能である。
記録装置112は、電源制御機能として、AC電源101が投入されており且つ本体電源スイッチ111が操作されていない状態(電源オフ状態)において、ホストPC104からジョブ要求を受信すると、その要求を処理可能な状態に移行する機能を有する。以下、そのような電源制御機能を「自動電源オン機能」と呼ぶ。このような「自動電源オン機能」の有効/無効は、ユーザ設定により設定可能である。本実施形態では、「自動電源オン機能」が有効に設定された場合と無効に設定された場合との間で、AC電源101が投入されたときに行われる状態遷移が異なる。
ここで、「自動電源オン機能」が有効に設定された場合と無効に設定された場合それぞれにおいて、AC電源101が投入されたときに行われる記録装置112の状態遷移について説明する。
図6は、記録装置112の状態遷移を説明するための図である。図6は、AC電源101が投入されてから(ACオン)、記録装置112がスタンバイ状態に移行するまでの状態遷移を示している。AC電源101がオフにされている状態601のときに、AC電源101が投入されると、記録装置112は、状態602に遷移する。状態602では、集積回路103に電力が供給される。ここで、集積回路103は、電力が供給されることで、一旦、通常動作モードとなる。集積回路103は、ROM107に記憶されている「自動電源オン機能」に関するユーザ設定を参照する。
ユーザ設定として「自動電源オン機能」が有効に設定されている場合、記録装置112は、状態603に遷移する。状態603では、集積回路103はスリープモードとなっている。スリープモードとは、集積回路103がジョブを処理可能な状態であるが、周辺機能等一部の機能を制限することで、電力消費を抑えるための状態である。状態603において本体電源スイッチ111が操作されると、集積回路103は、スリープモードから通常動作モードに復帰し、記録装置112は、スタンバイ状態605に遷移する。
一方、ユーザ設定として「自動電源オン機能」が無効に設定されている場合、記録装置112は、状態604に遷移する。状態604では、集積回路103への電力の供給は停止している。状態604において本体電源スイッチ111が操作されると、集積回路103は、電力が供給されることで通常動作モードとなり、スタンバイ状態605に遷移する。
このように、本実施形態においては、AC電源101がオンにされることによって、記録装置112の集積回路103に電力が供給される。そして、「自動電源オン機能」が「有効」に設定されている場合には、集積回路103は自身をスリープモードにすることでジョブを処理可能な状態とし、且つ、記録装置112の消費電力の抑制が実現される。そして、本体電源スイッチ111が操作されることで、集積回路103はスリープモードから通常動作モードに復帰し、記録装置112はスタンバイ状態となる。一方、「自動電源オン機能」が「無効」に設定されている場合には、集積回路103への電力供給が停止され、記録装置112の消費電力がより抑制された状態となる。そして、本体電源スイッチ111が操作されることで、集積回路103への電力供給が行われ、集積回路103は通常動作モードとなり、記録装置112はスタンバイ状態となる。
再び、図2を参照する。ROM107は、「自動電源オン機能」に関するユーザ設定を記憶する。図6の状態603のとき、電源部102は、集積回路103、ラッチ回路201、スイッチ検出回路202に電力を供給する。集積回路103は、電力が供給されると、自身をスリープモードとする。その際、記録ヘッド108、表示部109への電力供給は停止されている。スイッチ検出回路202が本体電源スイッチ111の操作を検出すると、スイッチ検出回路202は、集積回路103に信号を送り、集積回路103は、自身をスリープモードから通常動作モードに復帰させる。
図6の状態604のとき、電源部102は、ラッチ回路201、スイッチ検出回路202に電力を供給する。その際、集積回路103、記録ヘッド108、表示部109への電力供給は停止されている。状態604へ遷移するとき、集積回路103は、ラッチ回路201を介して電源部102に信号を送る。その後、電源出力スイッチ203が切り替わり、集積回路103への電力供給は停止される。ラッチ回路201は、上記の信号を保持するので、集積回路103への電力供給の停止が維持される。スイッチ検出回路202が本体電源スイッチ111の操作を検出すると、スイッチ検出回路202は、ラッチ回路201を介して電源部102に信号を送る。その後、電源出力スイッチ203が切り替わり、集積回路103に電力が供給され、集積回路103は、通常動作モードとなる。
図3は、記録装置112の電源制御機能に関する回路構成の一例を示す図である。電源部102が出力する電源には、AC電源オン時に常に出力される電源Vcc(常時)310と、電源Vcc311とがあり、それらの2つの電源は、電源出力スイッチ203により切り替えられる。ラッチ回路201は、NPNトランジスタ301とPNPトランジスタ302を含む。電源部端子307は、内部プルアップとして構成されており、NPNトランジスタ306がオフである場合、電源部端子307の出力は、内部ブルアップによりHighとなり、電源Vcc311を出力する。一方、NPNトランジスタ306がオンである場合、電源部端子307の出力はLowとなり、電源Vcc311を停止する。
AC電源101が投入されたとき、NPNトランジスタ306はオフであるので、電源部102は電源Vcc311を出力し、集積回路103に電力が供給され、集積回路103は通常動作モードとなる。
状態602から状態604に遷移するとき、即ち、ユーザ設定として「自動電源オン機能」が「無効」である場合、集積回路103は、端子308のレベルをHighに設定する。端子308のレベルがHighになることにより、NPNトランジスタ303はオンとなる。NPNトランジスタ303がオンとなることにより、PNPトランジスタ302がオンとなり、NPNトランジスタ301もオンとなる。その結果、PNPトランジスタ302とNPNトランジスタ301のオンが維持され、ラッチ回路201はイネーブル状態になる。ラッチ回路201がイネーブル状態になることにより、NPNトランジスタ306は、ベース端子がHighに固定されてオンになり、電源部端子307の出力はLowになり、集積回路103への電力供給が停止される。
状態604において本体電源スイッチ111が操作されると、NPNトランジスタ305は、ベース端子がHighとなることでオンになる。NPNトランジスタ305がオンになることにより、NPNトランジスタ301は、ベース端子がLowとなることでオフとなる。NPNトランジスタ301がオフとなることにより、PNPトランジスタ302は、ベース端子がHighとなることでオフとなる。その結果、ラッチ回路201は、ディスエーブル状態になる。ラッチ回路201がディスエーブル状態になることにより、NPNトランジスタ306は、ベース端子がLowに固定されてオフとなる。すると、電源部端子307の出力は、内部プルアップによりHighとなり、集積回路103への電力供給が再開される。そして、集積回路103は通常動作モードとなり、記録装置112は状態605に遷移する。
このように、ユーザ設定として「自動電源オン機能」が「無効」である場合、集積回路103の端子308の出力制御によりラッチ回路201がイネーブル状態とされ、その結果、集積回路103への電力供給が停止される。そして、本体電源スイッチ111が操作されると、ラッチ回路201がディスエーブル状態とされ、その結果、集積回路103への電力供給が再開され、集積回路103は通常動作モードとなる。
状態602から状態603に遷移するとき、即ち、ユーザ設定として「自動電源オン機能」が「有効」である場合、集積回路103は、周辺機能等一部の機能を制限することで、自身をスリープモードとする。状態603において本体電源スイッチ111が操作されると、NPNトランジスタ304は、ベース端子がHighとなることでオンとなる。それにより、集積回路103の端子309のレベルがLowとなる。集積回路103は、端子309のLowを検出すると、機能の制限を解除してスリープモードから通常動作モードに復帰し、記録装置112は状態605に遷移する。
このように、ユーザ設定として「自動電源オン機能」が「有効」である場合、集積回路103は、自身をスリープモードとする。そして、本体電源スイッチ111が操作されると、集積回路103の端子309のレベルがLowとなり、集積回路103は、スリープモードから通常動作モードに復帰する。
本実施形態では、上記のように、ラッチ回路201は、トランジスタを含むラッチ回路の機能に基づいて、集積回路103への電源供給を制御するための信号を生成する信号生成回路として動作する。
図4は、AC電源101が投入されてから、記録装置112がスタンバイ状態に遷移するまでの処理を示すフローチャートである。S401においてAC電源101が投入されると、S402において、図3で説明したように、集積回路103に電源Vcc311が供給され、集積回路103は一旦、通常動作モードとなる。
S403において、集積回路103は、ROM107に記憶されている「自動電源オン機能」に関するユーザ設定を参照し、「自動電源オン」機能が「有効」に設定されているか、もしくは「無効」に設定されているかを判定する。「自動電源オン」機能が「有効」に設定されていると判定された場合、S409に進み、「自動電源オン機能」が「無効」に設定されていると判定された場合、S404に進む。
S409において、集積回路103は、自身をスリープモードにする。そして、S410において、集積回路103は、端子309のレベル変化に基づいて、本体電源スイッチ111が操作されたか否かを判定する。本体電源スイッチ111が操作されたと判定されるまで、S410の処理が繰り返される。本体電源スイッチ111が操作されたと判定された場合、例えば、集積回路103が端子309のLowを検出した場合、S411において、集積回路103は、スリープモードから通常動作モードに復帰する。その後、S408において、集積回路103は、記録装置112をスタンバイ状態に遷移させる。その後、図4の処理を終了する。
このように、AC電源101が投入されると、集積回路103は、通常動作モードになった後、スリープモードとなる。即ち、「自動電源オン機能」が「有効」に設定されている場合、集積回路103がジョブを処理可能な状態とされ、且つ消費電力の抑制が実現される。そして、ユーザから本体電源スイッチ111が操作されると、集積回路103はスリープモードから通常動作モードに復帰し、記録装置112はスタンバイ状態となる。
S403で「自動電源オン機能」が「無効」に設定されていると判定された場合、S404において、集積回路103は、端子308のレベル設定により、ラッチ回路201をイネーブル状態にする。その結果、S405において、図3で説明したように、集積回路103への電力供給が停止される。S405の後、S406において本体電源スイッチ111が操作されると、S407において、スイッチ検出回路202は、図3で説明したように、ラッチ回路201をディスエーブル状態にする。その結果、集積回路103への電力供給が再開され、集積回路103は通常動作モードとなる。そして、S408において、集積回路103は、記録装置112をスタンバイ状態に遷移させる。その後、図4の処理を終了する。
このように、AC電源101が投入されると、集積回路103が通常動作モードになった後、集積回路103への電力供給が停止される。即ち、「自動電源オン機能」が「無効」に設定されている場合、集積回路103への電力供給が停止され、消費電力のさらなる抑制および集積回路103からの漏洩電流の抑制が実現される。そして、ユーザから本体電源スイッチ111が操作されると、ラッチ回路201がディスエーブル状態にされることにより、集積回路103への電力供給が再開され、集積回路103は通常動作モードとなり、記録装置112はスタンバイ状態となる。
図5(a)は、記録装置112が状態603、即ち、集積回路103がスリープモードであるときに、電源部102への電力供給が遮断された場合の処理を示すフローチャートである。ここで、電源部102への電力供給が遮断された場合とは、例えば、停電が発生した場合や、ユーザによりACケーブルが引き抜かれた場合である。
S501において、電源部102への電力供給が遮断されると、S502において、電源Vcc(常時)310、電源Vcc311がオフとなり、図5(a)の処理を終了する。本実施形態では、集積回路103が端子308のレベル設定をしない限り、ラッチ回路201は、ディスエーブル状態であるので、S502では、集積回路103は、ディスエーブルの状態である。従って、次に、AC電源101が投入された場合には、集積回路103への電力供給がされ、図4のS402以降の処理が実行されることになる。
図5(b)は、記録装置112が状態604、即ち、集積回路103への電力供給が停止されているときに、電源部102への電力供給が遮断された場合の処理を示すフローチャートである。ここで、電源部102への電力供給が遮断された場合とは、例えば、停電が発生した場合や、ユーザによりACケーブルが引き抜かれた場合である。
S511において、電源部102への電力供給が停止すると、S512において、電源Vcc(常時)310、電源Vcc311がオフとなる。S511では、集積回路103への電力供給が停止されているので、ラッチ回路201はイネーブル状態である。しかしながら、電源Vcc(常時)310、電源Vcc311がオフとなることで、PNPトランジスタ302とNPNトランジスタ301は、コレクタ-エミッタ間電位差がなくなるのでオフとなり、ラッチ回路201はディスエーブル状態になる(S513)。従って、次に、AC電源101が投入された場合には、集積回路103への電力供給がされ、図4のS402以降の処理が実行されることになる。
このように、本実施形態によれば、状態603と状態604のいずれにおいて電源部102への電力供給が遮断された場合であっても、ラッチ回路201はディスエーブル状態となる。その結果、次に、AC電源101が投入された場合には、集積回路103への電力供給がされ、その後、「自動電源オン機能」の設定内容に応じた、集積回路103への適切な電力供給制御が行われる。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
101 AC電源: 102 電源部: 103 集積回路: 110 省電力回路: 111 本体電源スイッチ: 112 記録装置

Claims (12)

  1. 処理装置であって、
    集積回路と、
    外部電源に接続され、前記集積回路に電力供給を行う電源部と、
    前記電源部から供給される電力に基づく前記処理装置の状態を切り替える電源スイッチと、
    を備え、
    前記集積回路は、前記電源部により前記集積回路に電力供給が行われている状態において前記集積回路の電力状態を制御する制御手段、を備える、
    ことを特徴とする処理装置。
  2. ユーザ設定を記憶する記憶部、をさらに備え、
    前記制御手段は、前記記憶部に記憶されている前記ユーザ設定に基づいて、前記集積回路の電力状態を制御する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の処理装置。
  3. 前記制御手段は、前記ユーザ設定が第1の設定である場合、前記電源部による前記集積回路への電力供給を停止させ、前記ユーザ設定が第2の設定である場合、前記電源部により前記集積回路に電力供給が行われている通常動作モードよりも電力消費が小さいスリープモードに前記集積回路の状態を遷移させる、
    ことを特徴とする請求項2に記載の処理装置。
  4. 前記集積回路に接続された信号生成回路、をさらに備え、
    前記制御手段は、前記ユーザ設定が前記第1の設定である場合、前記信号生成回路に対して、前記集積回路への電力供給を停止させるための第1信号を送信し、
    前記信号生成回路は、前記第1信号に基づいて、前記電源部に対して、前記集積回路への電力供給を停止させるための第2信号を送信し、
    前記電源部は、前記第2信号に基づいて、前記集積回路への電力供給を停止する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の処理装置。
  5. 前記信号生成回路は、前記電源スイッチに接続されており、
    前記電源部による前記集積回路への電力供給が停止された後、前記電源スイッチが操作されたことに基づいて、前記信号生成回路は、前記電源部に対して、前記集積回路への電力供給を再開させるための第3信号を送信し、
    前記電源部は、前記第3信号に基づいて、前記集積回路への電力供給を再開する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の処理装置。
  6. 前記電源部による前記集積回路への電力供給が停止された後、前記外部電源が遮断されたことに基づいて、前記信号生成回路は、前記電源部に対して、前記集積回路への電力供給を再開させるための第3信号を送信することを特徴とする請求項4に記載の処理装置。
  7. 前記信号生成回路は、トランジスタを含むラッチ回路として構成されていることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載の処理装置。
  8. 前記制御手段は、前記ラッチ回路に含まれるトランジスタのベース端子のレベルを設定可能であることを特徴とする請求項7に記載の処理装置。
  9. 前記電源スイッチの操作により、前記ラッチ回路に含まれるトランジスタのベース端子のレベルが設定されることを特徴とする請求項7又は8に記載の処理装置。
  10. 前記制御手段は、前記ユーザ設定が前記第2の設定である場合、前記集積回路が前記スリープモードに遷移した後、前記電源スイッチが操作されたことに基づいて、前記通常動作モードに前記集積回路の状態を遷移させることを特徴とする請求項3乃至9のいずれか1項に記載の処理装置。
  11. 前記集積回路は、前記通常動作モードと前記スリープモードにおいて、ジョブの処理が可能であることを特徴とする請求項3乃至10のいずれか1項に記載の処理装置。
  12. 前記ジョブに基づいて、記録媒体への記録を行う記録手段、をさらに備え、
    前記集積回路は、前記記録手段を制御するコントローラである、
    ことを特徴とする請求項11に記載の処理装置。
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