JP2022177608A - 分岐装置及びシステム - Google Patents

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Tatsuo Shiraishi
周平 大西
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Abstract

【課題】一次側エネルギー供給経路を複数の二次側エネルギー供給経路に分岐して複数の供給対象にエネルギーを供給する場合に、複数の供給対象へのエネルギー供給を遠隔的に監視して効率的に制御する。【解決手段】分岐装置は、一次側エネルギー供給経路を複数の二次側エネルギー供給経路に分岐する。分岐装置は、複数の二次側エネルギー供給経路のそれぞれにおけるエネルギー供給状況を計測する二次側計測手段と、複数の二次側エネルギー供給経路のそれぞれを開閉する開閉手段と、二次側計測手段の計測結果の情報を管理装置に送信し、管理装置から受信した制御情報に基づいて複数の二次側エネルギー供給経路のそれぞれを個別に開閉するように開閉手段を制御する制御手段と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、車両の充電等に用いられる電力等のエネルギーを分岐する分岐装置及びシステムに関する。
従来、電力源等のエネルギー源から供給される電力等のエネルギーを分岐して複数の車両等の供給対象に供給するシステムが知られている。例えば、特許文献1には、外部の電力線から供給される電力を分岐して複数の電力線を介して車両充電に用いられる複数のコンセントから出力する電力出力装置を備えたシステムが開示されている。
特開2010-284039号公報
上記従来のシステムのように電力源側の一次側の電力線(以下「一次側電力線」ともいう。)を複数の二次側の電力線(以下「二次側電力線」ともいう。)に分岐して複数の車両等の供給対象に電力を供給する場合、複数の供給対象に同時に供給可能な電力量に限りがあるため、複数の供給対象への電力供給を遠隔的に監視して効率的に制御したい、という課題がある。なお、このような課題は、電力以外のエネルギーを供給する場合にも同様に発生し得る。
本発明の一態様に係る分岐装置は、一次側エネルギー供給経路を複数の二次側エネルギー供給経路に分岐する分岐装置である。この分岐装置は、前記複数の二次側エネルギー供給経路のそれぞれにおけるエネルギー供給状況を計測する二次側計測手段と、前記複数の二次側エネルギー供給経路のそれぞれを開閉する開閉手段と、前記二次側計測手段の計測結果の情報を管理装置に送信し、前記二次側計測手段の計測結果の情報に基づいて生成された制御情報を前記管理装置から受信し、前記制御情報に基づいて前記複数の二次側エネルギー供給経路のそれぞれを個別に開閉するように前記開閉手段を制御する制御手段と、を備える。
前記分岐装置において、前記一次側エネルギー供給経路におけるエネルギー供給状況を計測する一次側計測手段を備え、前記制御手段は、前記一次側計測手段の計測結果の情報を前記管理装置に送信し、前記一次側計測手段の計測結果の情報に基づいて生成された制御情報を前記管理装置から受信し、前記制御情報に基づいて前記複数の二次側エネルギー供給経路のそれぞれを個別に開閉するように前記開閉手段を制御してもよい。
ここで、前記一次側計測手段は、前記一次側エネルギー供給経路におけるエネルギー供給量を計測し、前記制御手段は、前記一次側エネルギー供給経路におけるエネルギー供給量の計測結果が所定の閾値を超えた場合又は前記計測結果が前記閾値を超えると予測される場合、前記複数の二次側エネルギー供給経路の少なくとも一つを閉じるように前記開閉手段を制御してもよい。
前記分岐装置において、前記制御情報は、前記複数の二次側エネルギー供給経路のそれぞれに対するエネルギー供給の優先順位の情報を含み、前記制御手段は、前記管理装置から受信した前記優先順位の情報に基づいて、前記複数の二次側エネルギー供給経路の一部に対して優先的にエネルギーを供給するように前記開閉手段を制御してもよい。
前記分岐装置において、前記制御情報は、前記複数の二次側エネルギー供給経路における割り込みエネルギー供給の情報を含み、前記制御手段は、前記管理装置から受信した前記割り込みエネルギー供給の情報に基づいて、前記複数の二次側エネルギー供給経路のうち、エネルギー供給中の二次側エネルギー供給経路に対するエネルギー供給を停止し、他のエネルギー供給停止中の二次側エネルギー供給経路に対するエネルギー供給を開始するように前記開閉手段を制御してもよい。
前記分岐装置において、前記制御手段は、前記二次側エネルギー供給経路を介してエネルギーが供給される供給対象の情報及び前記二次側計測手段の計測結果の情報の少なくとも一方に基づいて生成された制御情報を前記管理装置から受信し、当該制御情報に基づいて前記複数の二次側エネルギー供給経路のそれぞれを個別に開閉するように前記開閉手段を制御してもよい。
前記分岐装置において、前記二次側エネルギー供給経路を介して供給されるエネルギーは、車両に搭載されたバッテリーの充電に用いられる電気エネルギーであり、前記一次側エネルギー供給経路及び前記複数の二次側エネルギー供給経路はそれぞれ電力線であり、前記計測するエネルギー供給状況は電力、電流又は電力量であってもよい。
本発明の他の態様に係るシステムは、車両の充電サービスを提供するシステムである。このシステムは、前記分岐装置と、通信網を介して前記分岐装置と通信可能な管理装置と、前記複数の二次側エネルギー供給経路のそれぞれを介して供給される電力を出力する複数の電力出力部と、を備える。前記管理装置は、前記計測結果の情報を前記分岐装置から受信する情報受信手段と、前記計測結果の情報に基づいて、前記複数の二次側エネルギー供給経路のそれぞれを個別に開閉するための制御情報を生成する情報生成手段と、前記制御情報を前記分岐装置に送信する情報送信手段と、を備える。
前記システムにおいて、前記管理装置は、前記複数の電力出力部のそれぞれについて、前記二次側計測手段の計測結果の情報に基づいて、前記電力出力部を介した前記車両による充電の利用料金を、前記車両の充電サービスの利用者、前記車両、前記車両に搭載されたバッテリー及び前記利用者が操作する端末装置の少なくとも一つに対して課金する処理を行う課金処理手段を備えてもよい。
本発明によれば、一次側エネルギー供給経路を複数の二次側エネルギー供給経路に分岐して複数の供給対象にエネルギーを供給する場合に、複数の供給対象へのエネルギー供給を遠隔的に監視して効率的に制御することができる。
実施形態に係る充電サービス管理システムの全体の概略構成の一例を示す説明図。 実施形態に係る充電サービス管理システムの要部構成の一例を示す説明図。 (a)~(c)はそれぞれ、実施形態に係るコンセントに付した画像の一例を示す説明図。 実施形態に係る充電管理サーバの主要な機能の構成の一例を示すブロック図。 実施形態に係る充電HUB装置の構成の一例を示す説明図。 実施形態に係る充電サービス提供の処理の一例を示すフローチャート。 図6の充電サービス提供における充電開始時の処理の一例を示すフローチャート。 図6の充電サービス提供における充電中の処理の一例を示すフローチャート。 図6の充電サービス提供における充電終了時の処理の一例を示すフローチャート。 実施形態に係る充電HUB装置の構成の他の例を示す説明図。 充電サービス提供における充電中の電源断回避処理の一例を示すフローチャート。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
本発明の実施形態に係るシステムは、エネルギー出力部からエネルギー供給対象へのエネルギー供給サービスを管理するシステムである。エネルギー出力部は、例えば、エネルギー供給サービスにおいてエネルギー提供を行う提供者によって所有又は管理されるものである。供給されるエネルギーは、例えば、石油、天然ガス、石炭などの形態の一次エネルギーでもよいし、電気、水素、ガソリン、軽油、重油、都市ガス、アルコールなどの形態の二次エネルギーであってもよい。
エネルギーが供給される供給対象は、例えば、外部から充電可能なバッテリー搭載のモータで駆動される電動の移動体(例えば、EV(Electric Vehicle)、PHEV(Plug-in Hybrid Vehicle)等の電動車両)である。移動体は、電動車両や燃料電池車両(例えば、FCV(Fuel Cell Vehicle))等の地上の移動体でもよいしドローンなどの空中の移動体、海などの水上を移動する船舶等の移動体であってもよい。移動体は、四輪以上の車両、三輪車(トライスクル)、二輪車(バイク、自転車)、トラック、バス、自家用車、事業用車両などの車両であってもよい。バッテリーは、利用者自身が所有するものであってもよいし、リース会社からリースされたものであってもよいし、利用者とは異なる事業者が所有するものであってもよい。また、供給対象は、携帯型又は設置型の家電機器、オフィス機器、通信端末装置等の電気機器や電子機器であってもよい。
なお、以下の実施形態では、一例として、利用対象のエネルギーが電気エネルギーであり、そのエネルギーが出力されるエネルギー出力部が電気エネルギーを出力するコンセントであり、エネルギーが供給される供給対象が車両に組み込まれた駆動用のバッテリーであり、コンセントから出力される電力で車両のバッテリーを充電する充電サービス(エネルギー供給サービス)を管理する充電サービス管理システムの場合について説明する。実施形態における供給対象の車両は例えば電気自動車である。
また、以下の実施形態において、エネルギー出力部(電力出力部)は、例えば直流電流で車両のバッテリーを比較的短い時間で急速充電可能な充電器であってもよい。
図1は、実施形態に係る充電サービス管理システムの概略構成の一例を示す説明図である。本実施形態の充電サービス管理システムは、複数のコンセント20から電力が供給される複数の供給対象(充電対象)としての電気自動車などの車両30の充電を管理するシステム(充電管理システム)である。図1の例では、8個のコンセント20から8台の車両30に充電可能なシステムの例を示しているが、コンセント20及び車両30のそれぞれの数は2~7であってもよいし、又は、9以上であってもよい。
充電サービス管理システムは、分岐装置としての充電HUB装置(「充電HUBユニット」ともいう。)10を備える。充電HUB装置10は、電力会社の外部の電力線から施設の配電設備に引き込まれた一次側エネルギー供給経路(電力供給経路)としての一次側電力線11を、複数の二次側エネルギー供給経路(電力供給経路)としての複数の二次側電力線12(1)~12(8)に分岐する。一次側電力線11で供給される電力のうち一部の電力は複数の二次側電力線12に供給され、残りの電力は別の電力線13を介して施設の別の負荷に供給される。
充電HUB装置10は、無線又は優先の通信回線を介して、移動通信網、インターネットなどの通信網60に設けられた管理装置としての充電管理サーバ70と通信することができる。なお、充電HUB装置10は、充電管理サーバ70と直接通信してもよいし、又は、充電HUB装置10を遠隔的に保守管理する保守管理サーバ75を介して充電管理サーバ70と通信してもよい。また、充電管理サーバ70の一部の処理は保守管理サーバ75で実行してもよいし、保守管理サーバ75の一部又は全部の処理は充電管理サーバ70で実行してもよい。
充電HUB装置10に接続された複数の二次側電力線12(1)~12(8)の端部のそれぞれは、駐車場等の複数の駐車スペース(車室)それぞれの近傍に配置された複数のエネルギー出力部としての電力出力部25(1)~25(8)の充電スタンド(例えば自立ポール)24に設けられた複数のコンセント20に接続されている。充電HUB装置10、二次側電力線12(1)~12(8)及び電力出力部25(1)~25(8)のコンセント20により8組の充電回路が構成され、最大8台までの車両30を同時に充電することができる。
複数の充電スタンド24のコンセント20それぞれの近くにはコード画像21が付されている。また、複数の充電スタンド24のコンセント20のそれぞれには、車両30からの電源ケーブル40を接続することができる。
図2は、実施形態に係る充電サービス管理システムの要部構成の一例を示す説明図。図2において、実施形態の供給対象は、コンセント20からの電力で充電される車両30のバッテリー31である。コンセント20からの電力供給は、例えば、有線の電源ケーブル(充電ケーブル)40及びプラグ41を介して行われる。コンセント20からの電力供給は、電磁誘導、マイクロ波等の電波による給電、レーザー光等の光による給電などの無線給電で行ってもよい。また、コンセント20から供給される電圧(電流)は交流(例えば、AC200V、最大3~4kW/15~20A出力)であってもよいし、直流(DC50~500V、最大50kW)であってもよい。
図2(後述の図3も同様)におけるコンセント20は、図中手前側に凸状に形成されたコンセント本体部分の下面にAC200V(定格:20A,250V、アース端子あり)用のプラグ差し込み口20aを有するEV・PHEV用の充電コンセントの例である。コンセント20は、コンセント不使用時にプラグ差し込み口20aをカバーする開閉可能なコンセントカバーを有してもよい。また、コンセント20は、プラグ差し込み口20aに差し込まれたプラグ41の脱落を防止する機能を有してもよい。また、コンセント20は、AC100V(定格:15A,1500V、アース端子あり)用のプラグ差し込み口20aを有してもよい。なお、コンセント20及びプラグ差し込み口20aの種類及び構成は、図2及び後述の図3に例示したものに限定されない。
充電サービス管理システムは、電力(電気エネルギー)利用を管理する管理装置としての充電管理サーバ70と、充電HUB装置10等の機器の制御及び保守を遠隔的に行う保守管理サーバ75とを備える。充電管理サーバ70及び保守管理サーバ75はそれぞれ、単体のコンピュータ装置で構成してもよいし、複数のコンピュータ装置を連携させるように構成してもよいし、ネットワーク上のクラウドシステムで構成してもよい。
電力(電気エネルギー)を出力可能な電力出力部(エネルギー出力部)25のコンセント20は、例えば、駐車場、一戸建住宅、マンション等の共同住宅、オフィスビル、イベント会場、工場などの施設の壁、屋外又は屋内の駐車場や充電設備(充電ステーション)のスタンドなどの施設に設けられたコンセントである。コンセント20は、用途が限定されていない汎用のコンセントでもよいし、用途限定の専用のコンセントであってもよい。また、コンセント20は、利用者が限定されていないコンセントでもよいし、特定の利用者のみ利用可能なコンセントであってもよい。
図3(a)~(c)はそれぞれ実施形態に係るコンセント20に付した画像の一例を示す説明図である。図3(a)のコンセント20には、コード画像(例えば、QRコード(登録商標)の画像)21が付されている。コード画像21は、1次元コード画像でもよいし、2次元コード画像であってもよい。コード画像21は、たとえば、コンセント20の名前、識別番号、設置場所、設置主体などの情報が符号化された画像である。ード画像21は、利用者又は設置主体などがシール部材26に印刷してコンセント20の脇に貼り付けてもよい。
図3(b)のコンセント20には、利用者又は設置主体などが任意に付けたコンセント20の識別補助画像としての文字(例えば手書き文字)21’の画像が付されている。また、図3(c)のコンセント20には、利用者又は設置主体などが任意に付けた識別補助画像としてのイラスト21’’の画像が付されている。文字21’又はイラスト21’’は、コンセント20に付してもよい。コンセント20の文字21’及びイラスト21’’は、利用者又は設置主体などがシール部材26に描いてコンセント20の脇に貼り付けてもよい。なお、識別補助画像は、文字及びイラストのほか、図柄やマークであってもよい。
コンセント20から供給される電力を利用しようとする利用者50の端末装置51は、移動通信網、インターネットなどの通信網60を介して充電管理サーバ70と通信することができる。端末装置51は、キー、ボタン、タッチパネルなどの操作部、液晶ディスプレイなどの表示部、コンセントのコード画像や識別補助画像などを撮像するカメラなどの撮像部などを備える。端末装置51は、利用者が操作することにより、予め組み込んだ所定の電力利用のアプリケーション(例えば、充電サービス利用のアプリケーション)を起動して実行することができる。端末装置51は、自装置の現在位置の情報を取得するGNSS受信機などの現在位置取得部を備えてもよい。端末装置51は、例えば、第4世代又は第5世代以降の世代の移動通信網を介して通信可能な移動局(「移動機」、「ユーザ装置(UE)」等ともいう。)であってもよい。
車両30は、車載装置の外部通信部32により、通信網60を介して充電管理サーバ70と通信することができる。外部通信部32は、例えば、車載ネットワーク(CAN:Controller Area Network)にゲートウェイを介して接続された遠隔制御ユニット(TCU:テレマティック コントロール ユニット)であってもよい。遠隔制御ユニット(TCU)は、通信網60を介した通信機能のほか、無線LANやブルートゥース(登録商標)等の近距離無線通信機能を有してもよい。車載ネットワーク(CAN)には、遠隔制御ユニット(TCU)のほか、バッテリー31を管理するバッテリー管理システム(BMS)や、その他の各部の制御する一又は複数の電子制御ユニット(ECU)が接続されている。
バッテリー31の充電に利用された電力に関する電力利用情報(例えば、バッテリー識別情報、電力量、充電開始時間、充電終了時間)は、例えば、バッテリー管理システム(BMS)から遠隔制御ユニット(TCU)を介して充電管理サーバ70に送信することができる。また、車両の識別情報は、例えば、車両の基本情報を記憶したメモリを有する電子制御ユニット(ECU)から遠隔制御ユニット(TCU)を介して充電管理サーバ70に送信することができる。これらの情報の充電管理サーバ70への送信は、例えば、端末装置51で起動しているアプリケーションが生成した送信要求に基づいて実行される。端末装置51からの送信要求は、例えば無線LANやブルートゥース(登録商標)等の近距離無線通信を介して車両の遠隔制御ユニット(TCU)が受信してもよい。
なお、充電管理サーバ70は、前述の電力利用情報や車両の識別情報等の車両関連情報を、例えば車両のメーカごと又は車種ごとに設けられた車両管理サーバから取得してもよい。
図4は、実施形態に係る充電管理サーバ70の主要な機能の構成の一例を示すブロック図である。図4において、充電管理サーバ70は、端末通信部701と供給対象通信部702と認証処理部703と記憶部(DB:データベース)704と充電制御通信部706とを備える。
端末通信部701は、通信網60を介して、又は、他の公衆回線若しくは専用回線を介して、利用者50の端末装置51と通信する機能を有する。
充電サービス管理の一例において、端末通信部701は、利用者50の端末装置51から、コンセント20に付されているコード画像(例えばQRコード(登録商標)の画像)21(図3(a)参照)の読取データと、利用者50又は端末装置51の識別情報と、コンセント20から電力が供給される供給対象の識別情報(例えば、車両30又はバッテリー31の識別情報)とを受信する。コード画像21の読取データは、例えば、コード画像21を端末装置51のカメラで撮像した画像データでもよいし、その画像データを復号化して得られたデータであってもよい。
また、充電サービス管理の別の例において、端末通信部701は、利用者50の端末装置51から、コンセント20に付されている識別補助画像21’又は21’’(図3(a)及び図3(c)参照)の読取データと、端末装置51の位置情報と、利用者50又は端末装置51の識別情報と、コンセント20から電力が供給される供給対象の識別情報(例えば、車両30又はバッテリー31の識別情報)とを受信する。識別補助画像21’、21’’の読取データは、例えば、識別補助画像21’、21’’を端末装置51のカメラで撮像した画像データである。端末装置51の位置情報は、例えば、端末装置51のGNSS受信機で測位した端末装置51の位置情報(緯度、経度、高度)である。
供給対象通信部702は、通信網60を介して、又は、他の公衆回線若しくは専用回線を介して、供給対象の車両30と通信する機能を有する。供給対象通信部702は、例えば、車両30から、供給対象の識別情報(例えば、車両30又はバッテリー31の識別情報)と、コンセント20から供給されて車両30で利用された電力利用情報としての充電情報(例えば、バッテリー識別情報、電力量、充電開始時間、充電終了時間)とを受信する。供給対象通信部702は、供給対象の識別情報及び充電情報を前述の車両管理サーバから受信してもよい。
充電制御通信部706は、通信網60を介して、又は、他の公衆回線若しくは専用回線を介して、充電HUB装置10と通信する機能を有し、情報受信手段、情報生成手段及び情報送信手段として機能する。
充電制御通信部706は、例えば、一次側電力線11のエネルギー供給状況である電力、電流若しくは電力量の計測結果の情報、及び、複数の二次側電力線12(1)~12(8)のエネルギー供給状況である電力、電流若しくは電力量の計測結果の情報、又は、その両方の計測結果の情報を受信する。また、充電制御通信部706は、前記一次側若しくは二次側の計測結果の情報に基づいて、又は、前記一次側及び二次側の計測結果の情報に基づいて、前記8組の充電回路における二次側電力線12(1)~12(8)のそれぞれを個別に開閉するための制御情報を生成し、その制御情報を充電HUB装置10に送信する。
前記制御情報は、例えば、複数の二次側電力線12(1)~12(8)のそれぞれの電力、電流若しくは電力量の計測結果の情報に基づいて各駐車スペース(車室)で充電されている状況を監視し、複数の二次側電力線12(1)~12(8)のそれぞれを介した複数の充電を時分割で分散実行するように制御する制御情報であってもよい。
前記制御情報は、例えば、一次側電力線11のエネルギー供給状況である電力、電流若しくは電力量の計測結果が所定の閾値(例えば、目標デマンド値)を超えた場合又は前記計測結果が前記閾値を超えると予測される場合、前記8組の充電回路における二次側電力線12(1)~12(8)の少なくとも一つを閉じるように制御する制御情報であってもよい。この制御情報に基づいて、充電HUB装置10は、複数の二次側電力線12(1)~12(8)の少なくとも一つを閉じるように制御することにより、一次側電力線11の全体の電力、電流及び電力量を低下させ、一次側電力線11を共用する駐車場、一戸建住宅、マンション等の共同住宅、オフィスビル、イベント会場、工場などの施設での予期せぬ電源断を回避することができる。
前記制御情報は、例えば、8組の充電回路における二次側電力線12(1)~12(8)のそれぞれに対する電力供給の優先順位(充電の優先順位)の情報を含んでもよい。この優先順位の情報に基づいて、充電HUB装置10は、複数の二次側電力線12(1)~12(8)の一部に対して優先的に電力を供給する優先充電を実行するように制御する。
また、前記制御情報は、8組の充電回路における二次側電力線12(1)~12(8)における割り込み電力供給(割り込み充電)の情報を含んでもよい。この割り込み電力供給(割り込み充電)の情報に基づいて、充電HUB装置10は、複数の二次側電力線12(1)~12(8)のうち、電力供給中の二次側電力線に対する電力供給を停止し、他の電力供給停止中の二次側電力線に対する電力供給を開始する割込充電を実行するように制御する。
上記電力供給の優先順位(充電の優先順位)及び上記割り込み電力供給(割り込み充電)は、例えば、ポリシーベース、ルールベース、機械学習モデル等の方法に基づいて、8組の充電回路における二次側電力線12(1)~12(8)を介したコンセントからの充電の全体について充電効率又は課金運用が最大になるように決定される。ポリシーベースの方法は、例えば、予め設定したポリシー情報に基づいて作成されたプログラムにより、現在の充電状況の情報及び供給対象の情報等に基づいて、充電対象の複数の車両30における優先順位(充電の優先順位)及び車両30に対する割込充電の許否を決定する方法である。ルールベースの方法は、例えば、予め設定したルールに基づいて作成された変換テーブルにより、現在の充電状況の情報及び供給対象の情報等から、充電対象の複数の車両30における優先順位(充電の優先順位)及び車両30に対する割込充電の許否を決定する方法である。機械学習モデルの方法は、例えば、予め設定した機械学習モデルについて過去の充電サービス実行時の充電情報や車両情報のデータを用いて学習を行うことにより、学習済みモデルを作成し、学習済みモデルと現在の充電状況の情報及び供給対象の情報等とに基づいて、充電対象の複数の車両30における優先順位(充電の優先順位)及び車両30に対する割込充電の許否を決定する方法である。
なお、端末通信部701、供給対象通信部702及び充電制御通信部706は、一体構成の通信装置(例えば移動通信モジュール)で構成してもよい。
認証処理部703は、利用者50又は端末装置51の識別情報と供給対象の識別情報(例えば、車両30又はバッテリー31の識別情報)とに基づいて、電力を利用としている利用者の認証(利用者認証)と、供給対象(例えば車両30又はバッテリー31)の認証(供給対象認証)の少なくとも一方を行う。
例えば、認証処理部703は、端末装置51から受信した利用者50の識別情報(利用者ID)と、充電管理サーバ70に予め登録されている利用者の識別情報(利用者ID)とを比較することにより、利用者50が所定の充電サービスに予め登録された正規の利用者であるかを確認する利用者認証を行ってもよい。この場合、正規の利用者のときは充電サービスの利用を許可し、正規の利用者でないときは充電サービスの利用を制限(例えば利用を不許可)にしてもよい。
また、例えば、認証処理部703は、端末装置51から受信した供給対象の識別情報(例えば、車両30又はバッテリー31の識別情報)と、車両30から受信した供給対象の識別情報(例えば、車両30又はバッテリー31の識別情報)とを比較することにより、供給対象(例えば、車両30又はバッテリー31)が所定の電力利用管理サービスに予め登録された正規の供給対象であるかを確認する供給対象認証を行ってもよい。この場合、正規の供給対象のときは当該電力利用管理サービスの利用を許可し、正規の供給対象でないときは電力利用管理サービスの利用を制限(例えば利用を不許可)にしてもよい。なお、この認証においては、端末装置51又は車両30から受信した供給対象の識別情報(例えば、車両30又はバッテリー31の識別情報)を、充電管理サーバ70に予め登録されている供給対象の識別情報と比較して認証処理を行ってもよい。
充電サービス管理の一例において、記憶部(DB)704は、コード画像の読取データに基づいてコンセント20の識別情報及びそのコンセント20が接続されている充電HUB装置10の識別情報を特定し、コンセント20の識別情報(コンセントID)と充電HUB装置10の識別情報(HUBID)と利用者50又は端末装置51の識別情報と供給対象の識別情報(例えば、車両30又はバッテリー31の識別情報)と電力利用情報とを互いに対応付けて記憶する。例えば表1に示すように、一連の電力利用のトランザクションごとに、コンセントIDと利用者IDと端末ID(例えばIMEI)と車両IDと電力利用情報とを互いに対応付けた1レコードが記憶され、全体として、電力利用トランザクションテーブル(電力利用台帳)が形成される。
Figure 2022177608000002
充電サービス管理の他の例において、記憶部(DB)704は、前述の識別補助画像の読取データと端末装置51の現在位置情報とに基づいてコンセント20の識別情報を特定し、コンセント20の識別情報(コンセントID)と利用者50又は端末装置51の識別情報と供給対象の識別情報(例えば、車両30又はバッテリー31の識別情報)と電力利用情報とを互いに対応付けて記憶する。
また、記憶部(DB)704には、複数のコンセントを介した充電サービス管理に用いられる各種テーブルが格納されている。例えば、記憶部(DB)704には、表2のコンセント管理テーブルと、表3のユーザ管理テーブルと、表4の車両管理テーブルを格納されている。
Figure 2022177608000003
Figure 2022177608000004
Figure 2022177608000005
コンセント管理テーブル、ユーザ管理テーブル及び車両管理テーブルはそれぞれ、本実施形態の充電管理サーバ70で提供されるコンセント20を介した充電サービスを利用するためのコンセント20、利用者50(端末装置51)及び車両30(バッテリー31)の新規登録があったときに新規レコードが追加される。また、表2のコンセント管理テーブルを参照することにより、本実施形態の充電管理サーバ70で提供される充電サービスにおいて利用者が新規に登録することができる公開コンセントの位置を示す公開コンセント仮想空間を構築することできる。この公開コンセント仮想空間を実空間の地図上に重ね合わせて表示することにより、利用者が新規登録可能な公開コンセントの位置を容易に把握してアクセスすることができる。
また、記憶部(DB)704には、表5に示す登録コンセントテーブルを格納してもよい。この登録コンセントテーブルには、利用者が新規にコンセント20を登録したときにレコードが追加される。登録コンセントテーブルと前述の各種テーブルとを連結して参照することにより、本実施形態の充電管理サーバ70で提供される充電サービスにおいて利用者が使用できる登録済みのコンセントの位置を示すマイ・コンセント仮想空間を構築することできる。このマイ・コンセント仮想空間を実空間の地図上に重ね合わせて表示することにより、利用者が登録して利用可能なコンセントの位置を容易に把握してアクセスすることができる。
Figure 2022177608000006
本実施形態において、充電管理サーバ70は課金処理部705を備えてもよい。課金処理部705は、コンセント20を介した車両30による電力利用の利用料金について、利用者50、供給対象(車両30又はバッテリー31)及び端末装置51の少なくとも一つに対して課金する処理を行う。例えば、コンセント20を介した車両30による電力利用の利用料金の全額又は一部を、利用者50に課金したり、端末装置51の利用料金に加算するように課金したりしてもよい。車両30やバッテリー31がレンタル会社からレンタルした場合やリース会社からリースされた場合は、コンセント20を介した車両30による電力利用の利用料金の全額又は一部を、レンタル会社やリース会社に課金してもよい。
また、電力利用の課金処理は、課金に関する各種の特典(課金特典)を考慮して行ってもよい。例えば、風力、太陽光、バイオマスなどの再生可能エネルギーが持つ環境価値を証書化した「グリーン電力証書」、「Jクレジット」、「非化石証書」等の環境価値証書又はそれと同等の価値のあるもの(以下、「環境価値証書等の環境価値」という。)が、コンセント20を介して車両30に供給される電流に付加されるとみなされる場合、このような環境価値証書等の環境価値の付加状況を例えば表3のユーザ管理テーブルの課金特典の欄のフラグで管理し、電力量と並行して環境価値に対する課金(増額または減額)を行ってもよい。また、このような環境価値証書等の環境価値の購入等の課金特典の有無は、例えば、表3のユーザ管理テーブルの課金特典の欄のフラグで管理することができる。
図5は、実施形態に係る充電HUB装置10の構成の一例を示す説明図である。図5において、一次側電力線11は、ターミナルボックス(TB)14及び充電用のサーキットブレーカー(CB)15を介して充電HUB装置10に接続されている。また、一次側電力線11は、TB14において分岐され、他のサーキットブレーカー(CB)16を介して車両充電回路以外の別の負荷(例えば、駐車場の充電以外の各種の電気機器、一戸建住宅やマンション等の共同住宅の居住部の電気機器、オフィスビルの各オフィスの電気機器、イベント会場の電気機器、工場の電気機器など)に接続されている。
充電HUB装置10に接続された一次側電力線11は、8組の充電回路における二次側電力線12(1)~12(8)に分岐されている。
充電HUB装置10は、通信制御装置100と、制御データ変換装置としてのインターフェースコンバータ102と、二次側電力線12(1)~12(8)を開閉する開閉手段としての複数のリモコンリレーを有するリモコンブレーカ104(1)~104(8)と、二次側電力線12(1)~12(8)の電力量を計測する計測手段としての電力量モニタ装置105とを備える。
通信制御装置100は、例えば、二次側電力線12(1)~12(8)の開閉制御などを行うための所定の制御プログラムを読み出して実行可能なマイコンで構成され、充電管理サーバ70又は保守管理サーバ75と通信する機能を有する。インターフェースコンバータ102は、例えば、LANケーブル101介して通信制御装置100に接続され、通信制御装置100から受信した制御情報のデータを制御信号に変換し、複数のリモコンブレーカ104(1)~104(8)のそれぞれに送信する。
複数のリモコンブレーカ104(1)~104(8)はそれぞれ、所定の信号線を介してインターフェースコンバータ102に接続されている。リモコンブレーカ104(1)~104(8)はそれぞれ、通信制御装置100からのON指令に対応する制御信号を受信すると二次側電力線12(1)~12(8)の回路を閉状態(回路導通状態)にし、通信制御装置100からのOFF指令に対応する制御信号を受信すると二次側電力線12(1)~12(8)を開状態(回路遮断状態)にする。
電力量モニタ装置105は、例えば、二次側電力線12(1)~12(8)のそれぞれに取り付けられた電流センサとしての分割型変流器107に、専用のケーブル106を介して接続されている。電力量モニタ装置105で計測された二次側電力線12(1)~12(8)のそれぞれの電力量の計測データは、専用のインターフェース(例えばRS485のシリアルインターフェース)のケーブル108を介して通信制御装置100に送られる。
図6は、実施形態に係る充電サービス提供の処理の一例を示すフローチャートである。図6において、本実施形態の充電サービス提供の処理は、事前準備フェーズ(S100)と運用フェーズ(S200)とを含む。
事前準備フェーズ(S100)において、充電管理サーバ70は、オペレータによって、電力利用管理サービスで用いられる複数のコンセント20についてデータ入力が行われ、前述の表2のコンセント管理テーブルを作成する。また、充電管理サーバ70は、充電サービスを利用する複数の利用者50の端末装置51から、利用者50及び端末装置51の情報並びに供給対象(車両30及びバッテリー31)の情報を含む新規登録データを受信することにより、表3のユーザ管理テーブルと表4の車両管理テーブルを作成する。
運用フェーズ(S200)は、充電開始時の処理S210と、充電中の処理S220と、充電終了時の処理S230とを含み、オプションの処理として課金処理S240を含んでもよい。
図7は、図6の充電サービス提供における充電開始時の処理(S210)の一例を示すフローチャートである。なお、図7の例では、充電管理サーバ70が保守管理サーバ75を介して充電HUB装置10と通信を行って制御しているが、充電管理サーバ70が保守管理サーバ75を介さずに充電HUB装置10と通信を行って制御してもよい(以下の図8~図11においても同様)。
図7において、まず、利用者50は、端末装置51を操作して充電サービスを利用するためのアプリケーションを起動し、コンセント20の近くにある当該コンセント20の識別情報を含むコード画像(例えばQRコード(登録商標))21を撮像して読み取るとともに、端末装置51の表示画面に表示されたメニュー選択で「私の車」を選択する(S211)。この操作により、端末装置51から充電管理サーバ70に充電サービスの利用許可認証が要求される(S212)。この要求の際に、利用者50(又は端末装置51)の識別情報と、コード画像21の読取データと、端末装置51に「私の車」として事前登録されている車両30(又はバッテリー31)の識別情報が、充電管理サーバ70に送信される。
次に、充電管理サーバ70は、利用者50の端末装置51から、利用者50(又は端末装置51)の識別情報とコード画像21の読取データと車両30(又はバッテリー31)の識別情報とを含む利用許可認証の要求を受信すると、端末装置51から受信した利用者50(又は端末装置51)の識別情報と車両30(又はバッテリー31)の識別情報とに基づいて、利用者50(又は端末装置51)の識別情報と車両30(又はバッテリー31)との組み合わせについて認証処理を行う。ここで、利用者50についてコンセント20が登録されていない場合、充電管理サーバ70は、当該コンセント20を利用者50が利用可能なコンセントとして、前述の表5の登録コンセントテーブルに、互いに対応するコンセントID及び利用者IDを新規登録する。
充電管理サーバ70は、上記認証処理が完了すると、制御対象のコンセントIDを含む利用許可情報を保守管理サーバ75に通知する(S213)。保守管理サーバ75は、充電管理サーバ70から利用許可情報を受信すると、当該利用許可情報を充電HUB装置10の通信制御装置100に通知する(S214)。
充電HUB装置10の通信制御装置100は、コンセントIDとリモコンブレーカ(リモコンリレー)の識別情報との対応関係のデータを予め記憶しており、上記利用許可情報を保守管理サーバ75から受信すると、当該利用許可情報に含まれるコンセントIDに基づいて、コンセントIDに対応する利用許可のリモコンブレーカ(リモコンリレー)104にON指令を通知する(S215)。
利用許可のリモコンブレーカ(リモコンリレー)104は、通信制御装置100からON指令を受信すると、対応する二次側電力線12の回路を閉状態(回路導通状態)にし、対応するコンセント20への電力供給(例えばAC200V)を開始する(S216)。
充電HUB装置10の通信制御装置100は、リモコンブレーカ(リモコンリレー)104からの開閉情報に基づいて、対応するコンセント20が充電に利用可能な状態であることを示す利用可能状態の情報を保守管理サーバ75に通知する(S217)。保守管理サーバ75は、充電HUB装置10から利用可能状態の情報の通知を受けると、上記利用許可情報に対する応答を充電管理サーバ70に送信する(S218)。
上記利用許可情報に対する応答を充電管理サーバ70が受信すると、利用者50は端末装置51のアプリケーション上で、当該コンセント20が利用可能状態にあることを確認することができる(S219)。
図8は、図6の充電サービス提供における充電中の処理(S220)の一例を示すフローチャートである。図8において、上記コンセント20から車両30への充電を開始すると、充電HUB装置10は、電力量モニタ装置105により、当該コンセント20の二次側電力線12における充電中の電力量[kWh]を計測する(S221)。
充電HUB装置10の通信制御装置100は、定期的に、上記計測した充電中の電力量の情報を含む充電情報を保守管理サーバ75に通知し(S222)、保守管理サーバ75は、充電HUB装置10から受信した充電情報を充電管理サーバ70に通知する(S223)。
上記充電情報を充電管理サーバ70が受信すると、利用者50は端末装置51のアプリケーション上で、当該コンセント20から車両30への充電状況を確認することができる(S224)。
図9は、図6の充電サービス提供における充電終了時の処理(S230)の一例を示すフローチャートである。コンセント20から供給される電力による車両30のバッテリー31の充電が完了すると、車両30は、利用者50の端末装置51からのリクエストにより又は自律的に、供給対象の識別情報(車両30又はバッテリー31の識別情報)と、コンセント20から供給されて車両30のバッテリー31の充電に利用された電力利用情報とを、充電管理サーバ70に送信する。充電管理サーバ70は、車両30から、供給対象の識別情報(車両30又はバッテリー31の識別情報)と電力利用情報とを受信する。
図9において、充電管理サーバ70は、上記車両30からの情報を受信すると、終了対象のコンセントのコンセントIDを含む利用終了情報を保守管理サーバ75に通知する(S231)。保守管理サーバ75は、充電管理サーバ70から利用終了情報を受信すると、当該利用終了情報を充電HUB装置10の通信制御装置100に通知する(S232)。
充電HUB装置10の通信制御装置100は、上記利用終了情報を保守管理サーバ75から受信すると、当該利用終了情報に含まれるコンセントIDに基づいて、コンセントIDに対応する利用終了のリモコンブレーカ(リモコンリレー)104にOFF指令を通知する(S233)。
利用終了のリモコンブレーカ(リモコンリレー)104は、通信制御装置100からOFF指令を受信すると、対応する二次側電力線12の回路を開状態(回路遮断状態)にし、対応するコンセント20への電力供給(例えばAC200V)を停止する(S234)。
充電HUB装置10の通信制御装置100は、リモコンブレーカ(リモコンリレー)104からの開閉情報に基づいて、対応するコンセント20からの充電が終了した状態であることを示す利用終了状態の情報を保守管理サーバ75に通知する(S235)。保守管理サーバ75は、充電HUB装置10から利用終了状態の情報の通知を受けると、上記利用終了情報に対する応答を充電管理サーバ70に送信する(S236)。
上記利用終了情報に対する応答を充電管理サーバ70が受信すると、利用者50は端末装置51のアプリケーション上で、当該コンセント20の利用を終了したことを確認することができる(S237)。
また、充電管理サーバ70は、コード画像の読取データに基づいて前述の表2のコンセント管理テーブルを参照し、コンセント20の識別情報を特定する。更に、充電管理サーバ70は、そのコンセント20の識別情報(コンセントID)と利用者50又は端末装置51の識別情報(利用者ID、端末ID)と供給対象の識別情報(車両ID又はバッテリーID)と電力利用情報とを互いに対応付けて、前述の表1の電力利用トランザクションテーブル(電力利用台帳)に追加するように、記憶部(DB)104に記憶する。
充電管理サーバ70は、電力利用トランザクションテーブル(電力利用台帳)を参照することにより、電力利用管理サービスにおける各利用者のコンセントを介した電力利用を管理することができる。
なお、充電管理サーバ70は、電力利用トランザクションテーブル(電力利用台帳)を参照することにより、コンセント20を介した車両30による電力利用の利用料金について、利用者50、供給対象(車両30又はバッテリー31)及び端末装置51の少なくとも一つに対して課金する処理を行ってもよい(前述の図6のS240)。
また、コンセント20に付されている識別補助画像21’又は21’’(図3(a)及び図3(c)参照)を利用する場合は、図7のステップS211において、充電管理サーバ70は、コード画像の読取データの代わりに、識別補助画像21’又は21’’の読取データと端末装置51の位置情報とを、端末装置51から受信する。また、図7のステップS211において、充電管理サーバ70は、識別補助画像21’又は21’’の読取データと端末装置51の位置情報とに基づいて、前述の表2のコンセント管理テーブルを参照し、コンセント20の識別情報を特定する。
図10は、実施形態に係る充電HUB装置の構成の他の例を示す説明図である。図10の構成例において、充電HUB装置10は、一次側電力線11の電力量を計測する計測手段としての電力量モニタ装置109とを備える。なお、図10の他の構成は、前述の図5と同様である。
電力量モニタ装置109は、一次側電力線11に取り付けられた電流センサとしての分割型変流器111に、専用のケーブル110を介して接続されている。電力量モニタ装置109で計測された一次側電力線11の電力量の計測データは、前述の専用のインターフェース(例えばRS485のシリアルインターフェース)のケーブル108を介して通信制御装置100に送られる。一次側電力線11の電力量の計測データは、例えば、充電中の電源断回避処理に用いることができる。
図11は、充電サービス提供における充電中の電源断回避処理(S300)の一例を示すフローチャートである。
図11において、充電管理サーバ70又は保守管理サーバ75は、充電HUB装置10で計測された一次側電力線11の電力量の計測データを定期的に受信し(S301)、一次側電力線11の電力量が所定の閾値(例えば、目標デマンド値)を超えたか否か又は前記計測データが前記閾値を超えると予測されるか否かを判断する(S302)。
充電管理サーバ70又は保守管理サーバ75は、一次側電力線11の電力量が所定の閾値(例えば、目標デマンド値)を超えた(又は前記計測データが前記閾値を超えると予測される)と判断すると(S302でYES)、充電に用いられているコンセント20の中から、充電中断のコンセントを決定する(S303)。この決定には、前述の電力供給の優先順位(充電の優先順位)の情報を用いてもよい。
次に、保守管理サーバ75は、充電中断対象のコンセントのコンセントIDを含む利用中断情報を充電HUB装置10の通信制御装置100に通知する(S304)。
充電HUB装置10の通信制御装置100は、上記利用中断情報を保守管理サーバ75から受信すると、当該利用中断情報に含まれるコンセントIDに基づいて、コンセントIDに対応する利用中断のリモコンブレーカ(リモコンリレー)104にOFF指令を通知する(S305)。
利用中断のリモコンブレーカ(リモコンリレー)104は、通信制御装置100からOFF指令を受信すると、対応する二次側電力線12の回路を開状態(回路遮断状態)にし、対応するコンセント20への電力供給(例えばAC200V)を停止する(S306)。これにより、一次側電力線11の全体の電力、電流及び電力量を低下させ、一次側電力線11を共用する駐車場、一戸建住宅、マンション等の共同住宅、オフィスビル、イベント会場、工場などの施設での予期せぬ電源断を回避することができる。
以上、本実施形態によれば、一次側電力線11を複数の二次側電力線12(1)~12(8)に分岐して複数の車両30に電力供給して充電する場合に、複数の車両30への電力供給を遠隔的に監視して効率的に制御することができる。
また、本実施形態によれば、一次側電力線11から分岐された複数の二次側電力線12(1)~12(8)の充電回路(実施形態では最大8組の充電回路)の充電コンセントや充電器群を効率的に課金運用、制御ができる。
また、本実施形態によれば、複数の二次側電力線12(1)~12(8)の充電回路で充電されている状況を監視し、電気自動車等の車両30の充電に必要な充電制御を、クラウドシステムで構成した充電管理サーバ70から遠隔的に行うことができる。
また、本実施形態によれば、充電サービス提供システムは、ポリシーベース、ルールベース、機械学習モデルなどに基づいた優先充電や割込充電を実行する拡張性を備える。
また、本実施形態によれば、主幹ブレーカー(一次側電力線)の電力量を計測し、目標デマンド値(閾値)を超えるようであれば、電気自動車等の車両30への充電を制御し、一次側電力線を共用する施設の全体の電源断を回避することができる。
また、本実施形態によれば、コンセント20に追加装置を設けることなく、コンセント20から供給されて車両30のバッテリー31の充電に利用される電力について認証を伴う電力利用管理を実現することができる。
なお、本明細書で説明された処理工程並びに情報処理装置、端末装置、車両の車載装置などの構成要素は、様々な手段によって実装することができる。例えば、これらの工程及び構成要素は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、又は、それらの組み合わせで実装されてもよい。
ハードウェア実装については、実体(例えば、コンピュータ装置、サーバ、端末装置(ユーザ装置、移動局、通信端末)、車両の車載装置、ハードディスクドライブ装置、又は、光ディスクドライブ装置)において前記工程及び構成要素を実現するために用いられる処理ユニット等の手段は、1つ又は複数の、特定用途向けIC(ASIC)、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、デジタル信号処理装置(DSPD)、プログラマブル・ロジック・デバイス(PLD)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、電子デバイス、本明細書で説明された機能を実行するようにデザインされた他の電子ユニット、コンピュータ、又は、それらの組み合わせの中に実装されてもよい。
また、ファームウェア及び/又はソフトウェア実装については、前記構成要素を実現するために用いられる処理ユニット等の手段は、本明細書で説明された機能を実行するプログラム(例えば、プロシージャ、関数、モジュール、インストラクション、などのコード)で実装されてもよい。一般に、ファームウェア及び/又はソフトウェアのコードを明確に具体化する任意のコンピュータ/プロセッサ読み取り可能な媒体が、本明細書で説明された前記工程及び構成要素を実現するために用いられる処理ユニット等の手段の実装に利用されてもよい。例えば、ファームウェア及び/又はソフトウェアコードは、例えば制御装置において、メモリに記憶され、コンピュータやプロセッサにより実行されてもよい。そのメモリは、コンピュータやプロセッサの内部に実装されてもよいし、又は、プロセッサの外部に実装されてもよい。また、ファームウェア及び/又はソフトウェアコードは、例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)、プログラマブルリードオンリーメモリ(PROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、フラッシュメモリ、フロッピー(登録商標)ディスク、コンパクトディスク(CD)、デジタルバーサタイルディスク(DVD)、磁気又は光データ記憶装置、などのような、コンピュータやプロセッサで読み取り可能な媒体に記憶されてもよい。そのコードは、1又は複数のコンピュータやプロセッサにより実行されてもよく、また、コンピュータやプロセッサに、本明細書で説明された機能性のある態様を実行させてもよい。
また、前記媒体は非一時的な記録媒体であってもよい。また、前記プログラムのコードは、コンピュータ、プロセッサ、又は他のデバイス若しくは装置機械で読み込んで実行可能であればよく、その形式は特定の形式に限定されない。例えば、前記プログラムのコードは、ソースコード、オブジェクトコード及びバイナリコードのいずれでもよく、また、それらのコードの2以上が混在したものであってもよい。
また、本明細書で開示された実施形態の説明は、当業者が本開示を製造又は使用するのを可能にするために提供される。本開示に対するさまざまな修正は当業者には容易に明白になり、本明細書で定義される一般的原理は、本開示の趣旨又は範囲から逸脱することなく、他のバリエーションに適用可能である。それゆえ、本開示は、本明細書で説明される例及びデザインに限定されるものではなく、本明細書で開示された原理及び新規な特徴に合致する最も広い範囲に認められるべきである。
10 :充電HUB装置
20、20(1)~20(8) :コンセント
21、21(1)~21(8) :コード画像
30 :車両
31 :バッテリー
32 :外部通信部
40 :電源ケーブル
41 :プラグ
50 :利用者
51 :端末装置
60 :通信網
70 :充電管理サーバ
75 :保守管理サーバ

Claims (9)

  1. 一次側エネルギー供給経路を複数の二次側エネルギー供給経路に分岐する分岐装置であって、
    前記複数の二次側エネルギー供給経路のそれぞれにおけるエネルギー供給状況を計測する二次側計測手段と、
    前記複数の二次側エネルギー供給経路のそれぞれを開閉する開閉手段と、
    前記二次側計測手段の計測結果の情報を管理装置に送信し、前記二次側計測手段の計測結果の情報に基づいて生成された制御情報を前記管理装置から受信し、前記制御情報に基づいて前記複数の二次側エネルギー供給経路のそれぞれを個別に開閉するように前記開閉手段を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする分岐装置。
  2. 請求項1の分岐装置において、
    前記一次側エネルギー供給経路におけるエネルギー供給状況を計測する一次側計測手段を備え、
    前記制御手段は、前記一次側計測手段の計測結果の情報を前記管理装置に送信し、前記一次側計測手段の計測結果の情報に基づいて生成された制御情報を前記管理装置から受信し、前記制御情報に基づいて前記複数の二次側エネルギー供給経路のそれぞれを個別に開閉するように前記開閉手段を制御する、ことを特徴とする分岐装置。
  3. 請求項2の分岐装置において、
    前記一次側計測手段は、前記一次側エネルギー供給経路におけるエネルギー供給量を計測し、
    前記制御手段は、前記一次側エネルギー供給経路におけるエネルギー供給量の計測結果が所定の閾値を超えた場合又は前記計測結果が前記閾値を超えると予測される場合、前記複数の二次側エネルギー供給経路の少なくとも一つを閉じるように前記開閉手段を制御する、ことを特徴とする分岐装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかの分岐装置において、
    前記制御情報は、前記複数の二次側エネルギー供給経路のそれぞれに対するエネルギー供給の優先順位の情報を含み、
    前記制御手段は、前記管理装置から受信した前記優先順位の情報に基づいて、前記複数の二次側エネルギー供給経路の一部に対して優先的にエネルギーを供給するように前記開閉手段を制御する、ことを特徴とする分岐装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかの分岐装置において、
    前記制御情報は、前記複数の二次側エネルギー供給経路における割り込みエネルギー供給の情報を含み、
    前記制御手段は、前記管理装置から受信した前記割り込みエネルギー供給の情報に基づいて、前記複数の二次側エネルギー供給経路のうち、エネルギー供給中の二次側エネルギー供給経路に対するエネルギー供給を停止し、他のエネルギー供給停止中の二次側エネルギー供給経路に対するエネルギー供給を開始するように前記開閉手段を制御する、ことを特徴とする分岐装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれかの分岐装置において、
    前記制御手段は、前記二次側エネルギー供給経路を介して電力が供給される供給対象の情報及び前記二次側計測手段の計測結果の情報の少なくとも一方に基づいて生成された制御情報を前記管理装置から受信し、当該制御情報に基づいて前記複数の二次側エネルギー供給経路のそれぞれを個別に開閉するように前記開閉手段を制御する、ことを特徴とする分岐装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれかの分岐装置において、
    前記二次側エネルギー供給経路を介して供給されるエネルギーは、車両に搭載されたバッテリーの充電に用いられる電気エネルギーであり、
    前記一次側エネルギー供給経路及び前記複数の二次側エネルギー供給経路はそれぞれ電力線であり、
    前記計測するエネルギー供給状況は電力、電流又は電力量である、ことを特徴とする分岐装置。
  8. 車両の充電サービスを提供するシステムであって、
    請求項7の分岐装置と、通信網を介して前記分岐装置と通信可能な管理装置と、前記複数の二次側エネルギー供給経路のそれぞれを介して供給される電力を出力する複数の電力出力部と、を備え、
    前記管理装置は、
    前記計測結果の情報を前記分岐装置から受信する情報受信手段と、
    前記計測結果の情報に基づいて、前記複数の二次側エネルギー供給経路のそれぞれを個別に開閉するための制御情報を生成する情報生成手段と、
    前記制御情報を前記分岐装置に送信する情報送信手段と、を備えることを特徴とするシステム。
  9. 請求項8のシステムにおいて、
    前記管理装置は、前記複数の電力出力部のそれぞれについて、前記二次側計測手段の計測結果の情報に基づいて、前記電力出力部を介した前記車両による充電の利用料金を、前記車両の充電サービスの利用者、前記車両、前記車両に搭載されたバッテリー及び前記利用者が操作する端末装置の少なくとも一つに対して課金する処理を行う課金処理手段を備えることを特徴とするシステム。
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