JP2022176588A - 情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

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Kenji Ohashi
功一 瀧澤
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Abstract

【課題】顧客が興味を有している商品等をより的確に提示して消費行動に繋げることができる情報処理装置及び情報処理方法を提供する。【解決手段】情報処理装置(情報処理サーバ10)は、ユーザを検索する検索指示に応じて、予め登録されている複数のユーザの中から、検索指示により特定される位置条件を満たすユーザを抽出するユーザ抽出部と、ユーザ抽出部により抽出されたユーザに予め対応付けられている、商品又はサービスに係る項目を、検索指示を受け付けた端末装置の表示部に表示させる表示制御部と、を備える。表示制御部は、表示部に表示された一の項目を選択する操作に応じて、当該一の項目に対応付けられたウェブサイトを表示部に表示させる。【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理方法に関する。
従来、インターネットを介した電子商取引が盛んに行われている(例えば、特許文献1)。この電子商取引では、顧客が所望の商品又はサービス(以下、商品等と記す)を見つける方法として、電子商取引サイトにおける検索キーワードを用いた検索により商品等を抽出する方法が広く用いられている。
特開2003-228567号公報
しかしながら、上記の方法では、顧客が適切な検索キーワードを用意できないと所望の商品等を見つけることが困難である。例えば、街中で見かけた人が着用していた商品と同一の商品を購入したいような場合に、商品名等の情報を有していないと、電子商取引サイトにおける検索によりその商品を見つけるのは容易でない。
また、上記の街中で見かけた人のように、自身と嗜好が近い人が気に入っている商品等を探して購入したいという要求がある。しかしながら、検索による商品抽出が前提となっている電子商取引サイトにおいて、自身と嗜好が近い人が気に入っている商品等を探すことは困難である。
また、顧客が気に入った商品をすぐに購入することができなければ、顧客の購入意欲は減退し、商品のメーカーにとっては、販売機会を失うことになる。
このように、従来の技術では、顧客が興味を有している商品等を的確に提示して消費行動に繋げるのが容易でないという課題がある。
この発明の目的は、顧客が興味を有している商品等をより的確に提示して消費行動に繋げることができる情報処理装置及び情報処理方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の情報処理装置の発明は、
ユーザを検索する検索指示に応じて、予め登録されている複数のユーザの中から、前記検索指示により特定される位置条件を満たすユーザを抽出するユーザ抽出手段と、
前記ユーザ抽出手段により抽出された前記ユーザに予め対応付けられている、商品又はサービスに係る項目を、前記検索指示を受け付けた端末装置の表示部に表示させる表示制御手段と、
を備え、
前記表示制御手段は、前記表示部に表示された一の前記項目を選択する操作に応じて、当該一の項目に対応付けられたウェブサイトを前記表示部に表示させる
ことを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の情報処理装置において、
前記ユーザ抽出手段は、前記複数のユーザの現在位置に係る位置情報に基づいて、前記端末装置の現在位置を含む所定範囲内にいるユーザを、前記位置条件を満たすユーザとして抽出することを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の情報処理装置において、
前記検索指示は、前記位置条件に係る日時及び場所の指定を含み、
前記ユーザ抽出手段は、前記複数のユーザの位置の履歴に係る位置履歴情報に基づいて、前記検索指示において指定された前記日時に、前記検索指示において指定された前記場所にいたユーザを、前記位置条件を満たすユーザとして抽出する
ことを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項1~3のいずれか一項に記載の情報処理装置において、
前記表示制御手段は、
前記ユーザ抽出手段により抽出されたユーザを表す標識を前記表示部に表示させ、
いずれかの前記標識を選択する操作がなされた場合に、選択された標識が表す前記ユーザに対応付けられている前記項目を前記表示部に表示させる
ことを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の情報処理装置において、
前記表示制御手段は、前記位置条件に係る場所を表す地図を前記表示部に表示させ、当該地図における前記抽出されたユーザの位置に対応付けて前記標識を前記表示部に表示させることを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、請求項1~5のいずれか一項に記載の情報処理装置において、
前記複数のユーザの各々から、他のユーザに対して開示する商品又はサービスに係る前記項目の入力を受け付け、入力された前記項目を各ユーザに対応付けて登録する項目登録手段を備えることを特徴としている。
請求項7に記載の発明は、請求項1~6のいずれか一項に記載の情報処理装置において、
前記ウェブサイトにおいて、選択された前記一の項目に係る所定の消費行動が行われたか否かを判別する消費行動判別手段と、
前記消費行動が行われたと判別された場合に、前記一の項目が対応付けられていた前記ユーザに対して所定の報酬を付与する報酬付与手段と、
を備えることを特徴としている。
請求項8に記載の発明は、請求項1~7のいずれか一項に記載の情報処理装置において、
前記複数のユーザの各々から、自身を検索対象から除外する除外条件の設定指示を受け付け、当該設定指示に応じて各ユーザに前記除外条件を対応付けて設定する除外条件設定手段を備え、
前記ユーザ抽出手段は、前記複数のユーザのうち、設定されている前記除外条件を満たすユーザを抽出対象から除外する
ことを特徴としている。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の情報処理装置において、
前記除外条件は、検索対象から除外するときのユーザの位置に係る除外位置設定を含み、
前記ユーザ抽出手段は、一のユーザの前記除外位置設定により特定される位置が、前記位置条件の判定対象となる場所に含まれている場合に、当該一のユーザを、前記除外条件を満たすユーザであると判別することを特徴としている。
また、上記目的を達成するため、請求項10に記載の情報処理方法の発明は、
ユーザを検索する検索指示に応じて、予め登録されている複数のユーザの中から、前記検索指示により特定される位置条件を満たすユーザを抽出するユーザ抽出ステップと、
前記ユーザ抽出ステップにおいて抽出された前記ユーザに予め対応付けられている、商品又はサービスに係る項目を、前記検索指示を受け付けた端末装置の表示部に表示させる表示制御ステップと、
を含み、
前記表示制御ステップでは、前記表示部に表示された一の前記項目を選択する操作に応じて、当該一の項目に対応付けられたウェブサイトを前記表示部に表示させる
ことを特徴としている。
本発明によれば、顧客が興味を有している商品等をより的確に提示して消費行動に繋げることができる。
情報処理システムの概略構成を示す図である。 情報処理サーバの主要な機能構成を示すブロック図である。 端末装置の主要な機能構成を示すブロック図である。 項目登録処理の制御手順を示すフローチャートである。 登録項目データの内容例を示す図である。 消費行動サポート処理の制御手順を示すフローチャートである。 検索画面の例を示す図である。 除外条件データの内容例を示す図である。 検索結果表示画面の例を示す図である。 検索画面の他の例を示す図である。 位置履歴データの内容例を示す図である。 図10の検索画面に対応する検索結果表示画面の例を示す図である。 ユーザ情報画面の例を示す図である。 ECサイトの例を示す図である。 報酬データの内容例を示す図である。
以下、本発明の情報処理装置及び情報処理方法に係る実施の形態を図面に基づいて説明する。
<情報処理システムの概要>
図1は、情報処理システム1の概略構成を示す図である。
情報処理システム1は、情報処理装置としての情報処理サーバ10と、複数の端末装置20と、EC(電子商取引)サーバ30とを備える。情報処理サーバ10、端末装置20及びECサーバ30は、通信ネットワークNを介して通信接続されている。通信ネットワークNは、例えばインターネットであるが、これに限られない。また、情報処理サーバ10、端末装置20及びECサーバ30の相互の通信経路の一部は、無線通信により実現されていていてもよい。図1では、端末装置20が無線通信を介して通信ネットワークNに通信接続される構成を例示している。
情報処理サーバ10は、端末装置20及びECサーバ30との間で各種データの送受信を行い、必要なデータ処理を行うことで、端末装置20を使用するユーザの消費行動をサポートするサービスを提供する。以下では、情報処理サーバ10により提供されるサービスを「消費行動サポートサービス」と記す。また、消費行動サポートサービスを受けるユーザを「顧客ユーザ」と記す。消費行動サポートサービスは、以下の(1)~(4)のサービスを含む。
(1)お気に入り情報の登録/公開サービス
情報処理サーバ10は、消費行動サポートサービスに登録している各ユーザから、お気に入りの商品等や、こだわりを持っている商品等に関する情報(以下、「お気に入り情報」と記す)の入力を受け付けて登録する。お気に入り情報は、各ユーザが使用する端末装置20において入力されて情報処理サーバ10に送信される。情報処理サーバ10は、登録した各ユーザのお気に入り情報を、他のユーザから閲覧可能な状態で公開する。お気に入り情報として登録される商品等は、例えば、ユーザがその日に身に着けている商品(被服やアクセサリー等)であってもよい。これにより、各ユーザは、その日に身に着けている商品を他のユーザに対して公開することができる。
(2)ユーザ検索サービス
情報処理サーバ10は、端末装置20を使用する顧客ユーザから、所定の位置条件を満たす他のユーザを検索する検索指示を受け付ける。情報処理サーバ10は、当該検索指示がなされた場合に、当該検索指示により特定される位置条件を満たす他のユーザを抽出して顧客ユーザに提示する。ここで、位置条件は、特定の日時に特定の場所にいたこと、とすることができる。すなわち、顧客ユーザは、任意の日時及び場所を指定して、指定した日時に指定した場所にいた他のユーザを検索することができる。日時を現在とし、場所を顧客ユーザの現在位置とすることで(又は、日時及び場所の指定を省略することで)、その時点において顧客ユーザの周囲にいる他のユーザを検索することもできる。顧客ユーザは、検索で抽出された他のユーザが公開しているお気に入り情報を閲覧することができる。よって、顧客ユーザは、任意の日時に任意の場所にいた他のユーザのお気に入りの商品等を知得することができる。
(3)ECサイトへの誘導サービス
端末装置20において他のユーザのお気に入り情報が閲覧されているときに、お気に入り情報に含まれる1つの商品等の項目が選択されると、情報処理サーバ10は、当該項目に対応付けられたECサイト(ウェブサイト)に表示を遷移させて誘導する。これにより、顧客ユーザは、ECサイトにおいて簡易に他のユーザのお気に入りの商品等を購入したり予約したりすることができる。
(4)アフィリエイト報酬付与サービス
情報処理サーバ10は、(3)により誘導したECサイトにおいて消費行動が行われた場合に、消費行動の対象となった商品等の項目を公開していたユーザに対し、所定のアフィリエイト報酬を付与する。これにより、各ユーザが自身のお気に入り情報を登録する動機付けを与えることができる。ここで、消費行動は、例えば、上記項目の商品若しくはサービスを購入する行動、又は上記項目の商品若しくはサービスの購入を予約する行動である。
端末装置20は、上記の消費行動サポートサービスを受けるユーザが使用する端末である。端末装置20は、例えばユーザが携帯するスマートフォン、タブレット端末又はノートPCなどである。
ECサーバ30は、端末装置20のユーザに対して電子商取引サービスを提供する。なお、ECサーバ30の機能は、情報処理サーバ10に含まれていてもよい。この場合にはECサーバ30を省略することができる。
<情報処理サーバの構成>
図2は、情報処理サーバ10の主要な機能構成を示すブロック図である。
情報処理サーバ10は、制御部11と、記憶部12と、操作部13と、表示部14と、通信部15などを備え、これらの各部はバス16により接続されている。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、及びRAM(Random Access Memory)等を有し、情報処理サーバ10の各部の動作を統括制御するプロセッサー(コンピューター)である。このうちCPUは、記憶部12に記憶されているプログラム121を読み出してRAMに展開し、当該プログラム121を実行することで各種処理を行う。制御部11は、CPUがプログラム121を実行することで、項目登録部111(項目登録手段)、位置情報取得部112(位置情報取得手段)、ユーザ抽出部113(ユーザ抽出手段)、表示制御部114(表示制御手段)、消費行動判別部115(消費行動判別手段)、報酬付与部116(報酬付与手段)、及び除外条件設定部117(除外条件設定手段)などとして機能する。
項目登録部111は、端末装置20から受信したユーザのお気に入り情報を記憶部12の登録項目データ1221に登録する。言い換えると、項目登録部111は、複数のユーザの各々から、他のユーザに対して開示する商品又はサービスに係る項目(お気に入り情報)の入力を受け付け、入力された項目を各ユーザに対応付けて登録項目データ1221に登録する。
位置情報取得部112は、端末装置20から位置情報を取得して、受信した日時とともに位置履歴データ1222(位置履歴情報)に記録する。
ユーザ抽出部113は、ユーザを検索する検索指示に応じて、記憶部12のユーザデータ122に予め登録されている複数のユーザの中から、検索指示により特定される位置条件を満たすユーザを抽出する。
表示制御部114は、端末装置20に対して表示制御信号を送信して、端末装置20の操作表示部23(表示部)に所望の表示を行わせる。
消費行動判別部115は、上述したように項目の選択に応じて顧客ユーザをECサイトに誘導した場合に、当該ECサイトにおいて所定の消費行動が行われたか否かを判別する。
報酬付与部116は、消費行動が行われたと判別された場合に、上記の選択された項目を登録していたユーザ(選択された項目が対応付けられていたユーザ)に対して所定の報酬を付与する設定を行い、報酬データ1223に反映させる。
除外条件設定部117は、各ユーザから、自身を検索対象から除外する除外条件の設定指示を受け付ける。除外条件設定部117は、当該設定指示に応じて各ユーザに除外条件を対応付けて設定し、除外条件データ1224に反映させる。除外条件の内容については後述する。
記憶部12は、HDD(Hard Disk Drive)や不揮発性の半導体メモリ等を備え、プログラム121や、ユーザデータ122を始めとする各種データ等を記憶している。ユーザデータ122は、端末装置20を使用する各ユーザに係る各種情報を含む。詳しくは、ユーザデータ122は、各ユーザのお気に入り情報が登録されている登録項目データ1221、各ユーザの位置の履歴に係る情報が登録されている位置履歴データ1222、各ユーザのアフィリエイト報酬が設定されている報酬データ1223、及び各ユーザの除外条件が設定されている除外条件データ1224などを含む。これらの各データの内容については後述する。
操作部13は、オペレータからの操作入力を受け付け、当該操作に応じた操作信号を制御部11に出力する。例えば、操作部13は、キーボード及びマウス等の入力装置を備える。
表示部14は、液晶ディスプレイ等の表示装置を備え、制御部11による制御下で各種情報画面などを表示する。
通信部15は、通信インターフェース等により構成され、所定の通信プロトコルを用いて、通信ネットワークNを介して端末装置20及びECサーバ30との間でデータの送受信を行う。
<端末装置の構成>
図3は、端末装置20の主要な機能構成を示すブロック図である。
端末装置20は、制御部21と、記憶部22と、操作表示部23と、位置検出部24と、通信部25などを備え、これらの各部はバス26により接続されている。
制御部21は、CPU、ROM及びRAM等を有し、端末装置20の各部の動作を統括制御するプロセッサー(コンピューター)である。このうちCPUは、記憶部22に記憶されているアプリ221(アプリケーションプログラム)等のプログラムを読み出してRAMに展開し、当該プログラムを実行することで各種処理を行う。
記憶部22は、不揮発性の半導体メモリ等を備え、アプリ221等のプログラム、及び各種データ等を記憶している。
アプリ221は、情報処理サーバ10による消費行動サポートサービスを受けるために端末装置20において実行されるプログラムである。アプリ221が実行されると、当該アプリ221上では、ユーザの操作、及び情報処理サーバ10から受信した制御信号に応じて、上記の(1)~(4)のサービスを受けるための端末装置20側の各種処理が実行される。
例えば、アプリ221上でユーザから認証情報(例えば、ユーザID及びパスワード)が入力されると、当該認証情報が情報処理サーバ10に送信されてユーザ認証が行われる。ユーザ認証に成功してログインセッションが開始されると、以降、端末装置20は、ログインしたユーザに紐付けられる。例えば、端末装置20の位置情報は、ユーザの位置情報としてユーザに対応付けられて情報処理サーバ10において記録される。
また、「(1)お気に入り情報の登録/公開サービス」では、アプリ221上でユーザからのお気に入り情報の入力が受け付けられ、入力された情報が情報処理サーバ10に送信される。
また、「(2)ユーザ検索サービス」では、アプリ221上でユーザからの検索指示が受け付けられ、当該検索指示の内容が情報処理サーバ10に送信される。また、情報処理サーバ10から検索結果が送信されると、当該検索結果を示す検索結果表示画面232(図9参照)等が操作表示部23に表示される。
また、「(3)ECサイトへの誘導サービス」では、ECサーバ30との通信が行われて、ユーザにより選択された商品等の項目に対応するECサイトが操作表示部23に表示される。
また、「(4)アフィリエイト報酬付与サービス」では、付与されたアフィリエイト報酬の内容などがアプリ221上で操作表示部23に表示されてユーザに通知される。
操作表示部23は、液晶ディスプレイ等の表示装置と、当該表示装置の表示画面に重ねられて設けられたタッチパネルなどを備える。
このうちの表示装置は、制御部21による制御下で各種操作画面やステータス画面などを表示する。制御部21は、情報処理サーバ10の制御部11(表示制御部114)から受信したデータや制御信号に応じて操作表示部23の表示装置を動作させるため、当該表示装置の表示内容は、間接的に制御部11(表示制御部114)により制御される。
また、タッチパネルは、指などの操作手段の接触操作を検出して、その接触位置に係る操作信号を制御部21に出力する。操作表示部23は、物理ボタンなどの入力デバイスをさらに有していてもよい。
位置検出部24は、端末装置20の位置を検出して、当該位置を表す位置情報を制御部21に出力する。位置検出部24は、例えばGPS(Global Positioning System)の測位衛星からの送信電波を受信してGPSデータを取得し、端末装置20の現在位置を算出するGPSモジュールである。位置検出部24は、制御部21の命令に基づいて現在位置を算出し、生成した位置情報を制御部21に出力する。なお、位置検出部24による現在位置の検出方式は、GPSデータを用いるものに限られない。例えば、公共の施設などに設置されている発信機(無線LANアクセスポイント等)から受信したビーコン信号に基づいて位置を検出するものであってもよい。
通信部25は、通信インターフェース等により構成され、所定の通信プロトコルを用いて、通信ネットワークNを介して情報処理サーバ10及びECサーバ30との間でデータの送受信を行う。
<情報処理システムの動作>
次に、上述の消費行動サポートサービスを実現するための情報処理システム1の動作について、情報処理サーバ10において実行される処理を中心に説明する。
まず、上述の(1)~(4)のサービスのうち、「(1)お気に入り情報の登録/公開サービス」を実行するための項目登録処理について説明する。
図4は、項目登録処理の制御部11による制御手順を示すフローチャートである。
項目登録処理が開始されると、制御部11は、端末装置20からお気に入り情報を受信したか否かを判別し(ステップS101)、当該情報を受信していないと判別された場合には(ステップS101で“NO”)、再度ステップS101の処理を実行する。
お気に入り情報を受信したと判別された場合には(ステップS101で“YES”)、制御部11は、受信したお気に入り情報の項目を登録項目データ1221に記録する(ステップS102)。
図5は、登録項目データ1221の内容例を示す図である。
登録項目データ1221の1つのデータ行は、あるユーザが登録を申請したお気に入り情報のうち、1つの商品又はサービスの項目に対応する。各データ行は、「ユーザID」、「項目カテゴリ」、「項目名」、「項目ID」及び「ECサイトURL」のデータ項目を含む。
「ユーザID」は、各ユーザに割り当てられた固有の符号である。ここでは数字が用いられているが、これに限られず、文字などを含んでいてもよい。
「項目カテゴリ」は、そのデータ行の商品又はサービスのカテゴリである。
「項目名」は、そのデータ行の商品名又はサービス名である。
「項目ID」は、そのデータ行の商品又はサービスに対応付けられている固有の符号である。項目IDから、1つの商品又はサービスを特定することができる。
「ECサイトURL」は、そのデータ行の商品又はサービスに対応付けられているECサイトのURLである。
図4のステップS102の処理が終了すると、制御部11は、項目登録処理を終了させる。
次に、上述の(1)~(4)のサービスのうち、「(2)ユーザ検索サービス」、「(3)ECサイトへの誘導サービス」及び「(4)アフィリエイト報酬付与サービス」を実行するための消費行動サポート処理について、端末装置20における画面遷移を参照しつつ説明する。
図6は、消費行動サポート処理の制御部11による制御手順を示すフローチャートである。
消費行動サポート処理が開始されると、情報処理サーバ10の制御部11(表示制御部114)は、端末装置20に制御信号を送信して、ユーザの検索指示を受け付けるための検索画面231を操作表示部23に表示させる(ステップS201)。
図7は、検索画面231の例を示す図である。
検索画面231では、ユーザを検索する位置条件の入力が受け付けられる。詳しくは、場所を指定するための場所入力欄51、及び日時を指定するための日時入力欄52が表示されている。場所入力欄51及び日時入力欄52は、内容を直接入力可能なテキストボックスであってもよいし、所定の選択肢の中から内容を選択するドロップダウンリスト等であってもよい。場所入力欄51及び日時入力欄52に所望の場所及び日時が入力(選択)された状態で検索実行ボタン53を選択すると、ユーザの検索を開始させることができる。なお、図7では、場所入力欄51に「現在地(半径500m)」が入力され、日時入力欄52に「現在」が入力されている。この状態で検索を開始させると、端末装置20の現在位置を含む所定範囲内(ここでは、半径500mの区域内)にいる他のユーザを検索することができる。
図6のステップS201が終了すると、制御部11は、検索指示を受け付けたか否か、すなわち検索画面231において検索実行ボタン53が選択されたか否かを判別する(ステップS202)。検索指示を受け付けたと判別された場合には(ステップS202で“YES”)、制御部11(ユーザ抽出部113)は、検索指示に係る位置条件を満たし、かつ除外条件を満たさないユーザを抽出する(ステップS203)。
このステップS203では、制御部11は、まず検索画面231で指定された検索の条件(場所及び日時)を特定する。
次に、制御部11は、位置履歴データ1222を参照し、指定された日時に指定された場所にいたユーザを抽出する。図7のように日時の指定が「現在」である場合には、位置情報取得部112が各端末装置20から現在の位置情報を取得し、当該位置情報に基づいて、位置条件を満たすユーザをユーザ抽出部113が抽出する。例えば、図7に示すように、指定された条件が「現在地(半径500m)」である場合には、制御部11は、顧客ユーザが使用している端末装置20の現在位置を特定し、当該現在位置から500mの区域を特定する。そして、他のユーザの端末装置20の位置情報に基づいて、特定した区域内に位置するユーザを、位置条件を満たすユーザとして抽出する。
また、ステップS203において、制御部11は、図8に示す除外条件データ1224を参照し、除外条件を満たすユーザを抽出対象から除外する。
ユーザは、他のユーザからの検索によって、自宅や勤務先といった特定の場所が特定されないように、除外条件を設定することができる。この除外条件は、他のユーザによる検索対象から除外するときのユーザの位置に係る除外位置設定を含む。除外位置を設定しておくことで、ユーザが除外位置及びその近傍範囲にいた(又は、いる)ときの位置情報を、ユーザ検索に用いられないようにすることができる。例えば、自宅を除外位置として設定すると、位置履歴データ1222における当該ユーザの位置情報のうち、自宅から所定の近傍範囲(例えば、半径500mの範囲)に相当する位置情報は、検索に用いられなくなる。よって、他のユーザが、自宅を含む範囲を指定してユーザ検索を行っても、検索結果としてそのユーザが抽出されないようにすることができる。
図8に示す除外条件データ1224の1つのデータ行は、あるユーザが設定した1つの除外位置設定に対応する。各データ行は、「ユーザID」及び上述した「除外位置」のデータ項目を含む。
「除外位置」は、ユーザが設定した除外位置を表す緯度及び経度のデータである。
このような除外条件データ1224を参照して、制御部11は、一のユーザの除外位置設定により特定される位置(設定された除外位置から所定の近傍範囲)が、検索指示で指定された場所に含まれている場合(検索に係る位置条件の判定対象となる場所に含まれている場合)に、当該一のユーザを、除外条件を満たすユーザであると判別する。
ステップS203で、位置条件を満たし、かつ除外条件を満たさないユーザの抽出が完了すると、制御部11(表示制御部114)は、検索指示を受け付けた端末装置20に制御信号を送信して、当該端末装置20の操作表示部23に、ユーザの検索結果を表示するための検索結果表示画面232を表示させる。また、制御部11は、検索結果表示画面232において、抽出されたユーザを表すユーザアイコン54(標識)を地図55上に表示させる(ステップS204)。
図9は、検索結果表示画面232の例を示す図である。
検索結果表示画面232では、検索の位置条件に係る場所(検索の条件として指定された場所。ここでは、現在地から半径500mを含む範囲)の地図55が表示される。また、地図55における抽出されたユーザの位置に対応付けてユーザアイコン54が表示される。図9では、各ユーザの位置にユーザアイコン54が表示されているが、これに限られず、例えばユーザの位置とは異なる位置にユーザアイコン54を表示させて、地図上のユーザの位置とユーザアイコン54とを引き出し線などにより紐付けてもよい。図9に示すように、ユーザアイコン54には、ユーザがお気に入りとして登録している代表的な商品等の画像又は項目名などが含まれていてもよい。また、ユーザアイコン54には、ユーザが公開している場合には、当該ユーザの顔写真、又はユーザが自身のアイコンとして登録している画像などが表示されてもよい。
なお、図10に示す検索画面231の他の例のように、現在地とは異なる任意の場所、及び過去の任意の日時を指定してユーザを検索することもできる。図10では、場所入力欄51に「ニューヨーク」が入力され、日時入力欄52に「2019/6/11 20:00」が入力されている。この状態で検索を開始させると、2019年6月11日の20時においてニューヨークにいた他のユーザを検索することができる。なお、このように地域名(図10では、都市名)のみが指定されている場合には、その地域の全域を検索対象の場所としてもよいし、当該地域の代表地点(ユーザによる指定地点がある場合には当該指定地点)から所定距離範囲内の区域を検索対象の場所としてもよい。図10のように過去の日時が指定された場合には、制御部11は、位置履歴データ1222を参照してユーザの抽出を行う。
図11は、位置履歴データ1222の内容例を示す図である。
位置履歴データ1222の1つのデータ行は、あるユーザが使用している端末装置20の、ある時点における位置を表す。本明細書では、「ユーザが使用している端末装置20の位置」を、単に「ユーザの位置」とも記す。各データ行は、「ユーザID」、「日時」及び「位置」のデータ項目を含む。
「日時」は、そのデータ行の位置が記録されたときの日時である。
「位置」は、ユーザの位置を表す緯度及び経度のデータである。
図11に示すように、本実施形態では、各ユーザの位置が定期的に(例えば10分ごとに)取得されて位置履歴データ1222に蓄積される。位置の記録は、ユーザの指示によらずに自動的に行われてもよいし、ユーザが指示した期間においてのみ(例えば、アプリ221が起動している期間のみ)記録することとしてもよい。
このような位置履歴データ1222を参照して、制御部11は、指定された日時において、指定された場所にいたユーザを、位置条件を満たすユーザとして抽出する。また、除外条件を満たすユーザについては、抽出対象から除外する。
図12は、図10の検索画面に対応する検索結果表示画面232の例を示す図である。
図12に示す検索結果表示画面232では、指定された位置条件に係るニューヨークの地図55が表示されている。また、2019年6月11日の20時においてニューヨークにいたユーザのユーザアイコン54が、地図55上の各ユーザの位置に表示されている。
図6に戻り、ステップS204が終了すると、制御部11は、検索結果表示画面232においていずれかのユーザアイコン54を選択する入力操作(例えば、指でタップする操作)がなされたか否かを判別する(ステップS205)。いずれかのユーザアイコン54を選択する入力操作がなされたと判別された場合には(ステップS205で“YES”)、制御部11は、端末装置20に制御信号を送信して、選択されたユーザアイコン54のユーザに係るユーザ情報画面233を操作表示部23に表示させる(ステップS206)。
図13は、ユーザ情報画面233の例を示す図である。
ユーザ情報画面233では、選択されたユーザに予め対応付けられている、商品又はサービスに係る項目57が、項目カテゴリ56ごとに表示されている。ステップS206において制御部11は、登録項目データ1221を参照し、選択されたユーザに対応付けられている項目カテゴリ56及び項目57を特定し、これらの項目カテゴリ56及び項目57を含む表示制御信号を端末装置20に送信することで、ユーザ情報画面233を表示させる。
図6のステップS206が終了すると、制御部11は、ユーザ情報画面233においていずれかの項目57を選択する入力操作(例えば、指でタップする操作)がなされたか否かを判別する(ステップS207)。当該入力操作がなされたと判別された場合には(ステップS207で“YES”)、制御部11は、登録項目データ1221を参照し、選択された項目57に対応付けられたURLのECサイト234を操作表示部23に表示させる(ステップS208)。
図14は、ECサイト234の例を示す図である。
ここでは、図13のユーザ情報画面233において「お薦め店」のカテゴリのうち「ビストロC」の項目57が選択された場合のECサイト234を例示している。ECサイト234では、ビストロCに係る各種情報を表示させるためのメニューボタン58と、ビストロCの予約を行うための予約実行ボタン59とが表示されている。なお、ECサイト234は、店舗が独自に提供しているウェブサイトであってもよいし、複数の店舗の情報を集約して掲載するグルメサイトなどであってもよい。
図14では、サービスに係る項目57が選択された場合を例示したが、選択された項目57が商品であった場合には、商品を購入可能なECサイト234が表示される。この場合のECサイト234には、商品を購入するための購入ボタンなどが表示される。この場合のECサイト234は、商品を提供している個別のメーカーのウェブサイトであってもよいし、複数のメーカーの商品の情報を集約して掲載するショッピングサイトであってもよい。
図6のステップS208が終了すると、制御部11(消費行動判別部115)は、ECサイト234において所定の消費行動が行われたか否かを判別する(ステップS209)。例えば、制御部11は、図14のECサイト234において予約実行ボタン59が選択されて予約が完了した場合に、消費行動が行われたと判別する。
消費行動が行われたと判別された場合には(ステップS209で“YES”)、制御部11は、ユーザ情報画面233で選択された項目57が対応付けられていたユーザに対して所定のアフィリエイト報酬を付与する設定を行い、報酬データ1223に反映させる(ステップS210)。
図15は、報酬データ1223の内容例を示す図である。
報酬データ1223の1つのデータ行は、あるユーザに対して設定された1件のアフィリエイト報酬に対応する。各データ行は、「ユーザID」、「日時」、「項目名」、「項目ID」及び「報酬額」のデータ項目を含む。
「日付」は、そのデータ行のアフィリエイト報酬を付与する設定がなされた日付である。
「項目名」は、そのユーザが登録している商品等の項目のうち、他のユーザの消費行動に繋がった項目の商品名又はサービス名である。
「項目ID」は、そのデータ行の商品又はサービスに対応付けられている固有の符号である。報酬データ1223では、登録項目データ1221と共通の項目IDが用いられている。
「報酬額」は、消費行動に応じて付与された報酬の金額である。
報酬データ1223に設定されたアフィリエイト報酬の支払いは、ステップS210において即時に実行されてもよいし、後日所定のタイミングで実行されてもよい。また、アフィリエイト報酬は、金融機関におけるユーザの口座への振り込み等により支払われてもよいし、ECサイト等で使用可能なポイントとして支払われてもよい。
ステップS210が終了した場合、又はステップS202、S205、S207、S209で“NO”と判別された場合には、制御部11は、消費行動サポート処理を終了する指示がなされたか否かを判別する(ステップS211)。当該指示がなされていないと判別された場合には(ステップS211で“NO”)、制御部11は、処理をステップS201に戻す。消費行動サポート処理を終了する指示がなされたと判別された場合には(ステップS211で“YES”)、制御部11は、消費行動サポート処理を終了させる。
<効果>
以上のように、本実施形態に係る情報処理装置としての情報処理サーバ10は、ユーザ抽出部113及び表示制御部114として機能する制御部11を備える。ユーザ抽出部113は、ユーザを検索する検索指示に応じて、予め登録されている複数のユーザの中から、検索指示により特定される位置条件を満たすユーザを抽出する。表示制御部114は、ユーザ抽出部113により抽出されたユーザに予め対応付けられている、商品又はサービスに係る項目57を、検索指示を受け付けた端末装置20の操作表示部23に表示させ、表示された一の項目57を選択する操作に応じて、当該一の項目57に対応付けられたECサイト234を操作表示部23に表示させる。これにより、顧客ユーザは、所望の位置条件を満たす他のユーザを検索して、このユーザがお気に入り情報として登録している商品等を参照することができる。よって、検索により抽出されたユーザを媒介として、顧客ユーザが潜在的に興味を持っていた商品等を含む種々の商品等を顧客ユーザに対して提示することができる。また、提示した商品が選択された場合に顧客ユーザをECサイト234に導くことができるため、適時に消費行動に繋げることができる。よって、より的確に商品等を提示して消費行動に繋げることができる。また、このように的確に商品等を提示することで、顧客の購入意欲の減退を抑えることができ、販売機会を失いにくくすることができる。
また、ユーザ抽出部113は、複数のユーザの現在位置に係る位置情報に基づいて、端末装置20の現在位置を含む所定範囲内にいるユーザを、位置条件を満たすユーザとして抽出する。これにより、顧客ユーザは、周囲にいる他のユーザがお気に入り情報として登録している商品等を参照することができる。よって、周囲にいる人が身に着けている商品や、その人が気に入っている他の商品等を知りたいような場合に、この人がユーザ登録していれば、所望の商品等の情報を取得したり購入したりすることができる。
また、検索指示は、上記位置条件に係る日時及び場所の指定を含み、ユーザ抽出部113は、複数のユーザの位置の履歴に係る位置履歴データ1222に基づいて、検索指示において指定された日時に、検索指示において指定された場所にいたユーザを、位置条件を満たすユーザとして抽出する。これにより、顧客ユーザは、任意の日時及び場所にいた他のユーザがお気に入り情報として登録している商品等を参照することができる。よって、例えば過去にすれ違った人が身に着けていた商品や、その人が気に入っている他の商品等を知りたいような場合に、この人がユーザ登録していれば、所望の商品等の情報を取得したり購入したりすることができる。
また、表示制御部114は、ユーザ抽出部113により抽出されたユーザを表すユーザアイコン54を操作表示部23に表示させ、いずれかのユーザアイコン54を選択する操作がなされた場合に、選択されたユーザアイコン54が表すユーザに対応付けられている項目57を操作表示部23に表示させる。これにより、直感的な操作で所望のユーザを選択してお気に入り情報を表示させることができる。
また、表示制御部114は、位置条件に係る場所を表す地図55を操作表示部23に表示させ、当該地図55における抽出されたユーザの位置に対応付けてユーザアイコン54を操作表示部23に表示させる。これにより、検索により抽出されたユーザの位置を直感的に分かりやすく顧客ユーザに認識させることができる。
また、制御部11は、複数のユーザの各々から、他のユーザに対して開示する商品又はサービスに係る項目57の入力を受け付け、入力された項目57を各ユーザに対応付けて登録する項目登録部111として機能する。これにより、各ユーザは、自身が選択したお気に入り情報を登録して他のユーザに公開することができる。
また、制御部11は、消費行動判別部115及び報酬付与部116として機能する。消費行動判別部115は、ECサイト234において、選択された一の項目57に係る所定の消費行動が行われたか否かを判別する。報酬付与部116は、消費行動が行われたと判別された場合に、一の項目57が対応付けられていたユーザに対して所定の報酬を付与する。これにより、お気に入り情報を公開したユーザに対し、当該情報の公開が商品の購入や予約といった消費行動に繋がった場合に報酬を付与することができる。よって、各ユーザが、自身のお気に入り情報を登録する動機付けを与えることができる。
また、制御部11は、複数のユーザの各々から、自身を検索対象から除外する除外条件の設定指示を受け付け、当該設定指示に応じて各ユーザに除外条件を対応付けて設定する除外条件設定部117として機能する。ユーザ抽出部113は、複数のユーザのうち、設定されている除外条件を満たすユーザを抽出対象から除外する。これにより、各ユーザが望まない条件下においては当該ユーザが検索対象とならないようにすることができる。よって、サービスの安全性及び信頼性を高めることができる。
また、除外条件は、検索対象から除外するときのユーザの位置に係る除外位置設定を含み、ユーザ抽出部113は、一のユーザの除外位置設定により特定される位置が、位置条件の判定対象となる場所に含まれている場合に、当該一のユーザを、除外条件を満たすユーザであると判別する。これにより、設定した除外位置又はその近傍にいるときの位置情報を、他のユーザからのユーザ検索に使用されないようにすることができる。よって、自宅などの、他のユーザに知られたくない場所を除外位置に設定しておけば、検索結果から他のユーザに自宅等を特定されないようにすることができる。
また、本実施形態に係る情報処理方法は、ユーザを検索する検索指示に応じて、予め登録されている複数のユーザの中から、検索指示により特定される位置条件を満たすユーザを抽出するユーザ抽出ステップと、ユーザ抽出ステップにおいて抽出されたユーザに予め対応付けられている、商品又はサービスに係る項目57を、検索指示を受け付けた端末装置20の操作表示部23に表示させる表示制御ステップと、を含み、表示制御ステップでは、操作表示部23に表示された一の項目57を選択する操作に応じて、当該一の項目57に対応付けられたECサイト234を操作表示部23に表示させる。このような方法によれば、顧客が興味を有している商品等をより的確に提示して消費行動に繋げることができる。また、このように的確に商品等を提示することで、顧客の購入意欲の減退を抑えることができ、販売機会を失いにくくすることができる。
<その他>
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、様々な変更が可能である。
例えば、情報処理サーバ10の機能の一部は、一又は二以上の別個のサーバにより実現されていてもよい。
検索結果表示画面232は、地図55上にユーザアイコン54を分布させたものに限られない。例えば、抽出されたユーザをリストアップした画面であってもよい。当該リストにおいて、各ユーザのお気に入りの商品等の項目57の一部を表示させてもよい。
上記実施形態では、検索結果表示画面232において1つのユーザアイコン54がタップされたことに応じて、ユーザ情報画面233に遷移させてそのユーザのお気に入り情報に係る項目57を表示させたが、検索結果表示画面232から他の方法で項目57を特定して表示させてもよい。例えば、検索結果表示画面232において、顧客ユーザが所望の項目57を検索できるようになっていてもよい。例えば、検索結果表示画面232において「香水」を検索した場合に、検索結果表示画面232で抽出されている複数のユーザがお気に入り情報として登録している香水の項目57を抽出し、抽出された香水の項目57を一覧表示させてもよい。
除外条件として、除外位置を設定するものを例示したが、これに限られない。例えば、特定の日時における位置情報を検索対象から除外するように設定できてもよい。あるいは、検索を行っている顧客ユーザの属性(年齢、性別等)に応じて検索対象から除外できるようにしてもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
1 情報処理システム
10 情報処理サーバ(情報処理装置)
11 制御部
111 項目登録部(項目登録手段)
112 位置情報取得部(位置情報取得手段)
113 ユーザ抽出部(ユーザ抽出手段)
114 表示制御部(表示制御手段)
115 消費行動判別部(消費行動判別手段)
116 報酬付与部(報酬付与手段)
117 除外条件設定部(除外条件設定手段)
12 記憶部
121 プログラム
122 ユーザデータ
1221 登録項目データ
1222 位置履歴データ(位置履歴情報)
1223 報酬データ
1224 除外条件データ
13 操作部
14 表示部
15 通信部
16 バス
20 端末装置
21 制御部
22 記憶部
221 アプリ
23 操作表示部(表示部)
231 検索画面
232 検索結果表示画面
233 ユーザ情報画面
234 ECサイト(ウェブサイト)
24 位置検出部
25 通信部
26 バス
30 ECサーバ
51 場所入力欄
52 日時入力欄
53 検索実行ボタン
54 ユーザアイコン(標識)
55 地図
56 項目カテゴリ
57 項目
58 メニューボタン
59 予約実行ボタン
N 通信ネットワーク

Claims (10)

  1. ユーザを検索する検索指示に応じて、予め登録されている複数のユーザの中から、前記検索指示により特定される位置条件を満たすユーザを抽出するユーザ抽出手段と、
    前記ユーザ抽出手段により抽出された前記ユーザに予め対応付けられている、商品又はサービスに係る項目を、前記検索指示を受け付けた端末装置の表示部に表示させる表示制御手段と、
    を備え、
    前記表示制御手段は、前記表示部に表示された一の前記項目を選択する操作に応じて、当該一の項目に対応付けられたウェブサイトを前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記ユーザ抽出手段は、前記複数のユーザの現在位置に係る位置情報に基づいて、前記端末装置の現在位置を含む所定範囲内にいるユーザを、前記位置条件を満たすユーザとして抽出することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記検索指示は、前記位置条件に係る日時及び場所の指定を含み、
    前記ユーザ抽出手段は、前記複数のユーザの位置の履歴に係る位置履歴情報に基づいて、前記検索指示において指定された前記日時に、前記検索指示において指定された前記場所にいたユーザを、前記位置条件を満たすユーザとして抽出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記表示制御手段は、
    前記ユーザ抽出手段により抽出されたユーザを表す標識を前記表示部に表示させ、
    いずれかの前記標識を選択する操作がなされた場合に、選択された標識が表す前記ユーザに対応付けられている前記項目を前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記表示制御手段は、前記位置条件に係る場所を表す地図を前記表示部に表示させ、当該地図における前記抽出されたユーザの位置に対応付けて前記標識を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記複数のユーザの各々から、他のユーザに対して開示する商品又はサービスに係る前記項目の入力を受け付け、入力された前記項目を各ユーザに対応付けて登録する項目登録手段を備えることを特徴とする請求項1~5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記ウェブサイトにおいて、選択された前記一の項目に係る所定の消費行動が行われたか否かを判別する消費行動判別手段と、
    前記消費行動が行われたと判別された場合に、前記一の項目が対応付けられていた前記ユーザに対して所定の報酬を付与する報酬付与手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1~6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記複数のユーザの各々から、自身を検索対象から除外する除外条件の設定指示を受け付け、当該設定指示に応じて各ユーザに前記除外条件を対応付けて設定する除外条件設定手段を備え、
    前記ユーザ抽出手段は、前記複数のユーザのうち、設定されている前記除外条件を満たすユーザを抽出対象から除外する
    ことを特徴とする請求項1~7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 前記除外条件は、検索対象から除外するときのユーザの位置に係る除外位置設定を含み、
    前記ユーザ抽出手段は、一のユーザの前記除外位置設定により特定される位置が、前記位置条件の判定対象となる場所に含まれている場合に、当該一のユーザを、前記除外条件を満たすユーザであると判別することを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. ユーザを検索する検索指示に応じて、予め登録されている複数のユーザの中から、前記検索指示により特定される位置条件を満たすユーザを抽出するユーザ抽出ステップと、
    前記ユーザ抽出ステップにおいて抽出された前記ユーザに予め対応付けられている、商品又はサービスに係る項目を、前記検索指示を受け付けた端末装置の表示部に表示させる表示制御ステップと、
    を含み、
    前記表示制御ステップでは、前記表示部に表示された一の前記項目を選択する操作に応じて、当該一の項目に対応付けられたウェブサイトを前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする情報処理方法。
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