JP2022175894A - ドラム式洗濯機 - Google Patents

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Yu Kaneuchi
哲也 山本
Tetsuya Yamamoto
忠俊 勝山
Tadatoshi Katsuyama
真理 黒澤
Mari Kurosawa
宏史 河田
Hiroshi Kawada
真 井村
Makoto Imura
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Abstract

【課題】本発明の目的は、絞り形状を工夫することによって筐体の剛性を効果的に高めることができるドラム式洗濯機を提供することにある。【解決手段】本発明のドラム式洗濯機100は側板1aに複数の絞り6を有する外枠を備える。複数の絞り6は前方絞り6b、後方絞り6c、前方絞り6bと後方絞り6cとの間に設けられる中間絞り6a1,6a2,6a3を備える。前方絞り6bおよび後方絞り6cは、前方絞り6bの上端部、前方絞り6bの下端部、後方絞り6cの上端部、または後方絞り6cの下端部の少なくともいずれか1か所に、前後方向に延設される前後方向延設部6bb,6cbを備える。前後方向延設部6bb,6cbは、当該前後方向延設部6bb,6cbが設けられた前方絞り6bまたは後方絞り6cと隣り合う中間絞り6a1,6a3と、前後方向においてオーバーラップする範囲に延設されている。【選択図】図3

Description

本発明は、洗濯、脱水を行うドラム式洗濯機に関する。本明細書において、ドラム式洗濯機は洗濯及び脱水のほか、乾燥を行うドラム式洗濯乾燥機を含む。
本技術分野に属するドラム式洗濯乾燥機として、特許第2007-301178号公報(特許文献1)に記載されたものがある。特許文献1のドラム式洗濯乾燥機は、薄鋼板からなり両側面を形成する側板とこの両側板と接続して前面を形成する薄鋼板製の前板および天井部を形成する天板とによって筐体を形成し、この筐体の前面を前蓋で覆うことによって外郭である本体を形成している(段落0012参照)。
さらに特許文献1には、側板に二重の絞り形状を複数備えた構成が記載されている(図1及び図2参照)。
特許第2007-301178号公報
特許文献1のドラム式洗濯機(ドラム式洗濯乾燥機)では、二重の絞り形状は縦方向に延設され、筐体の奥行き方向に4列の絞り形状が形成されている。各絞り形状は側板の剛性を増加させるのに寄与している。しかしながら特許文献1のドラム式洗濯機では、絞り形状の各列の間には絞り形状が形成されておらず、各列の間の側板部の剛性を高めることについては配慮がなく、側板又は筐体の剛性を高める上で更なる工夫の余地がある。
本発明の目的は、絞り形状を工夫することによって筐体の剛性を効果的に高めることができるドラム式洗濯機を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のドラム式洗濯機は、
ドラムと、前記ドラムを内設する外槽と、前記外槽を内設する外枠と、を備え、前記外枠はその側板に複数の絞りを有するドラム式洗濯機において、
前記複数の絞りは、前記複数の絞りの中で最も前方に位置する前方絞りと、前記複数の絞りの中で最も後方に位置する後方絞りと、前後方向において前記前方絞りと前記後方絞りとの間に設けられる中間絞りと、を備え、
前記前方絞り、前記後方絞りおよび前記中間絞りはそれぞれ上下方向に延設され、
前記前方絞りおよび前記後方絞りは、前記前方絞りの上端部、前記前方絞りの下端部、前記後方絞りの上端部、または前記後方絞りの下端部の少なくともいずれか1か所に、前後方向に延設される前後方向延設部を備え、
前記前後方向延設部は、当該前後方向延設部が設けられた前記前方絞りまたは前記後方絞りと隣り合う中間絞りと、前後方向においてオーバーラップする範囲に延設されている。
本発明によれば、筐体の剛性を効果的に高めることができ、外枠の変形を抑制すると共に筐体の振動を低減したドラム式洗濯機を提供することができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の一実施例に係るドラム式洗濯機の斜視図である。 図1のドラム式洗濯機で使用される外枠の斜視図である。 図1のドラム式洗濯機の内部構造を右側面側から見た断面図である。 図2の外枠を右側面側から見た概略図である。 本発明に係るドラム式洗濯機の筐体と本発明との比較例に係るドラム式洗濯機の筐体とにおいて、各振動を比較した図である。 本発明に係る側板を上部から見た断面図である。 図6に示す側板における効果を説明する概念図である。
ドラム式洗濯機は筐体の振動低減が求められる。特にキッチンのアンダーカウンターに設置するタイプのドラム式洗濯機では、アンダーカウンターとの衝突による破損を防ぐため、筐体の振動低減が求められる。また、ドラム式洗濯機では、外槽の振動が過大となって外槽が側板に衝突した場合や、輸送時および設置時に側板に外力が加わった際に、外観部品となる側板の変形を抑制することも求められている。筐体の振動低減と側板の変形抑制とを側板の板厚増加や防振部材の追加により実現する場合は、コストが増加してしまう。そのため、筐体を構成する側板に絞りを備え、筐体および側板の剛性を増加させることで、コストの増加を抑制しながら、筐体の振動低減と側板の変形とを抑制する必要がある。本実施例のドラム式洗濯機では、側板の絞り形状を工夫することによって筐体の剛性を効果的に高める。
以下、本発明を実施するための形態例について、図面を参照して説明する。なお以下の説明では、上述した「絞り形状」を「絞り」と呼んで説明する。
図1、図2および図3用いて、ドラム式洗濯機100の構成と動作を説明する。
図1は、本発明の一実施例に係るドラム式洗濯機の斜視図である。
ドラム式洗濯乾燥機100の外郭を構成する筐体1は、左右の側板1a、前面カバー1b、背面カバー1c(図2参照)、上面カバー1d、下ステー10(図2参照)で構成されている。なお、図1では右の側板のみを図示しており、左の側板は右の側板と同様に形成されている。
側板1aは、側板1aの剛性、さらには筐体1の剛性を増加させるため、側板1aの板面に凹凸を形成する絞り6が設けられている。また、筐体1は側板1aと背面カバー1cと補強部材とで構成された外枠101(図2参照)により、十分な強度を有している。筐体1を構成するカバー1dには、水道栓からドラム式洗濯機100に給水するための給水ホース接続口30が設けられている。
ドア2は、前面カバー1bの略中央に設けた衣類を出し入れするための投入口(図示せず)を塞ぐためのもので、前面カバー1bに設けたヒンジ(図示せず)で開閉可能に支持されている。ドア2は、ドア開放取手2aを引くことでロック機構(図示せず)が外れて開き、前面カバー1bに押し付けられることでロック機構がロックされて閉じる。前面カバー1bは、前ステー9(図2参照)の開口部9aおよび外槽17(図3参照)の開口部17aと略同心に、衣類を出し入れするための円形の開口部1ba(図3参照)を有している。
筐体1の上部に設けた操作・表示パネル3は、電源スイッチ4および操作スイッチ5を備える。操作・表示パネル3は筐体1の内部に備えられている制御装置13(図3参照)に電気的に接続している。
図2は、図1のドラム式洗濯機で使用される外枠の斜視図である。
外枠101は側板1a、背面カバー1c、上ステー7、前上ステー8、前ステー9、下前ステー10、および下ステー11を含んで構成される。上述した補強部材は、上ステー7、前上ステー8、前ステー9、下前ステー10、および下ステー11を含んで構成される。
左右の側板1aと背面カバー1cとは、一枚の鋼板をコの字に曲げることにより一体化して形成され、筐体1の左右の側面と背面とを構成する。側板1aには、筐体1および外枠101の補強部材となるステーが取り付けられている。補強部材は、側板1aの上方の左右2カ所に設けられた上ステー7と、側板1aの前側上方に設けられた前上ステー8と、側板1aの前側に設けられた前ステー9と、側板1aの前側下方に設けられた下前ステー10と、側板1aの下方の左右2カ所に設けられた下ステー11とを含む。
上ステー7、前上ステー8、前ステー9、下前ステー10、および下ステー11は、側板1aに、例えばねじを用いてそれぞれ締結される。筐体1および外枠101は、側板1aと各ステーとが剛に結合されることで、十分な強度を有することができる。
図3は、図1のドラム式洗濯機の内部構造を右側面側から見た断面図である。
筐体1の内部には、水を溜める外槽17が備えられる。外槽17の下部は、下ステー11に固定されたサスペンション26で防振支持されている。外槽17の上部は懸架装置12で上ステー7と接続されることで、外槽17が外枠101に吊り下げられた状態で支持される。懸架装置12は例えばコイルばねで構成される。
外槽17は、衣類を収納するためのドラム21を内包する。外槽17の後方には、ドラム21を回転させるためのモータ22が配置される。モータ22は、回転軸となるシャフト22aが外槽17を貫通し、ドラム21と結合されている。
制御装置13は、ドラム式洗濯機100に備えられた振動センサ28のセンサ値を取得して、モータ22の回転数(r/min)を制御する。制御装置13は、脱水工程時にドラム21の投入した衣類のアンバランスによって、外槽17の振動振幅が振動センサ28に予め設定した値を超えると、脱水工程を一時停止して、ドラム21を正転および逆転させる。ドラム21の正転および逆転により衣類のアンバランスを修正されると、制御装置13は脱水工程のやり直しを行う(リトライ)。
モータ22が駆動すると、ドラム21は、正転(ドラム式洗濯機100を正面から見て時計回り)および逆転(ドラム式洗濯機100を正面から見て反時計回り)の両方向に回転駆動される。ドラム21の回転軸線Azは、ドラム式洗濯機100の前方から後方に向けて水平または、奥側が下になるように傾斜している。図3では奥側が下になるように傾斜した状態を示している。
ドラム21には、ドラム21内の洗濯水を外槽17に排水するための複数個の脱水孔21bが設けられると共に、その内周面に複数個(図3では1個のみを図示)のバッフル23が設けられている。複数個のバッフル23はドラム21の周方向に間隔をおいて設けられ、ドラム21の回転に伴ってドラム21内に投入された衣類を持ち上げる。バッフル23は、ドラム21の前後方向に延在している。
ドラム21の前端(前面側)には、円筒状の流体バランサ21cが設けられている。外槽17は、前方を開口として、後方を閉じた有底の略円筒を形成している。この外槽17の開口部と筺体1の投入口とは、前後方向に伸縮しやすいベローズ19により接続される。ベローズ19は、環状の弾性部材で成形され、ドア2を閉めることでドラム21を水封する。また、筐体1の投入口、外槽17の開口部、およびドラム21の開口部は連通しており、ドア2を開くことでドラム21内への衣類の出し入れが可能となる。なお、外槽17は、開口部を含む側と、モータ22の取り付けられる側とに分割することができる。
給水ホース接続口30の下部には、給水弁31が配置されている。給水弁31には、外槽17に給水するための給水配管32の一端が接続されている。給水弁31の弁を開くことで、給水ホース接続口30から給水配管32に水が流れて、洗剤容器33を介して外槽17内に給水される。
筐体1の下部には、洗剤と水を撹拌するための循環ポンプ27が備えられる。
外槽17の下部に備えられた排水ホース34の排水経路には、排水弁34aが設けられる。排水弁34aを閉じると外槽17内に給水した水が外槽17内に溜まり、排水弁34aを開くと、外槽17内の洗濯水が排水ホース34からドラム式洗濯機100の機外に排水される。
上記構成において、ドラム式洗濯機100の動作を説明する。
ドラム式洗濯機100では、まず利用者が電源スイッチ4を押すことで、ドラム式洗濯機100が起動する。そして、利用者は、ドア開放取手2aを引き、ドア2を開いてドラム21内に衣類を投入する。そして、利用者は、ドア2を閉じた後、操作スイッチ5を操作することで、運転を開始する。運転が開始されると、ドラム21が回転して、注水前の衣類容量を算出する。衣類容量は、モータ22を回転させたときのモータ22の電流値に基づいて算出される。このとき、衣類容量が多い程、モータ22に負荷が加わり、電流値が大きくなるので、電流値で衣類容量を判定することができる。そして、衣類容量に基づいて、投入する洗剤量が操作・表示パネル3に表示される。このとき、算出した衣類容量が多い程、投入する洗剤量も多くなる。利用者は、操作・表示パネル3の表示を確認して、洗剤容器33内に所定量の洗剤量を投入する。その後、制御装置13は洗い工程を開始する。
洗い工程では、制御装置13は給水弁31を開き、給水ホース接続口30から供給された水を給水ホース32および洗剤容器33を介して、洗剤と共に外槽17内に供給する。このとき、算出した衣類容量が多い程、洗い工程での給水量が多くなる。また、このとき、循環ポンプ27内で未溶解の洗剤と水とが撹拌され、効率よく洗剤が溶かされ、高濃度の洗剤液が生成される。この動作を所定時間実行した後、ドラム21を正転、停止、逆転、停止を繰り返す洗い動作を所定時間行う。このとき、衣類がバッフル23によって持ち上げられて落下する動作が繰り返されることで衣類の洗浄力が高められる。
洗い工程の後、制御装置13は脱水工程を実行する。脱水工程では、始めにドラム21に衣類が張り付かない低速回転数でドラム21を回転させる。低速回転数では、洗い工程で水を含んだ衣類がドラム21の回転時にバッフル23によって持ち上げられ、衣類が落下する際にドラム21の内周面に広げられる。衣類が広がり始めたら、ドラム21の回転数を徐々に上昇させて、ドラム21に衣類を張り付ける。ドラム21に衣類が張り付くと、ドラム21の回転数を上昇させて、外槽17の振動が増加する外槽17の共振区間を通過させながら、目標回転数まで到達させて、衣類に含まれる水を遠心脱水していく。
脱水工程を行った後、制御装置13はすすぎ工程を実行する。すすぎ工程では、給水弁31を開いて、給水ホース接続口30から供給された水を給水ホース32および洗剤容器33を介して、外槽17内に供給する。また、洗い工程と同様に、算出した衣類容量が多い程、給水量が多くなる。すすぎ工程では、洗い工程と同様に、ドラム21の正転、停止、逆転、停止の動作を繰り返す。このとき、バッフル23によって持ち上げられた衣類が落下する攪拌動作を所定時間行う。
その後、制御装置13は前記した脱水工程およびすすぎ工程を所定回数繰り返し、最終脱水工程に移行する。この最終脱水工程における目標回転数区間における運転時間は、前記脱水工程より長く設定される。
最終脱水工程を行った後、制御装置13は乾燥工程を実行する。乾燥工程のドラム21の回転数は、洗い工程時よりもさらに低速に設定される。乾燥工程ではドラム21を低速で回転させながら、送風ユニット(図示せず)からドラム21内の衣類に温風を吹き付けて、衣類のシワを低減しながら衣類を乾燥させる。
[実施例1]
次に、側板1aに備えた絞り6による筐体1の振動低減および側板1aの変形の抑制に関する詳細例を図4と図5を参照して説明する。
図4は、図2の外枠を右側面側から見た概略図である。
側板1aには、上下方向に延伸する複数の絞り6a1,6a2,6a3と、複数の絞り6a1,6a2,6a3の前方に備えた前方絞り6bと、複数の絞り6a1,6a2,6a3の後方に備えた後方絞り6cと、からなる絞り6を備える。前方絞り6bは複数の絞り6a1,6a2,6a3に対して前端側の最外周に位置する。後方絞り6cは複数の絞り6a1,6a2,6a3に対して後端側の最外周に位置する。
複数の絞り6a1,6a2,6a3は直線状の絞り形状部として形成され、上下方向に延設される。絞り6a1は複数の絞り6a1,6a2,6a3の中で最も前方に位置する絞りである。絞り6a3は複数の絞り6a1,6a2,6a3の中で最も後方に位置する絞りである。複数の絞り6a1,6a2,6a3は、前後方向において、前方絞り6bと後方絞り6cとの間(前後方向の中間部)に設けられるため、中間絞り(中間絞り形状部)と呼んで説明する場合もある。
絞り6a1は複数の絞り6a2に対して前方に設けられ、絞り6a1の上下方向長さH6a1は絞り6a2の上下方向長さH6a2よりも短い。絞り6a3は複数の絞り6a2に対して後方に設けられ、絞り6a3の上下方向長さH6a3は絞り6a2の上下方向長さH6a2よりも短い。絞り6a1の上下方向長さH6a1と絞り6a3の上下方向長さH6a3とは同じであってもよいし、異なっていてもよい。本実施例では、絞り6a1の上下方向長さH6a1と絞り6a3の上下方向長さH6a3とは同じ長さである。
前方絞り6bは上下方向に延伸し、上下端が後方に延伸している。すなわち前方絞り6bは、上下方向に直線状に延設された直線部(上下方向延設部)6baと、直線部6baの上下端からそれぞれ後方に延設された前後方向延設部6bbと、を有する絞り形状部として形成されている。前後方向延設部6bbは、前後方向において、絞り6a1とオーバーラップする範囲に延設されている。
後方絞り6cは上下方向に延伸し、上下端が前方に延伸している。すなわち後方絞り6cは、上下方向に直線状に延設された直線部(上下方向延設部)6caと、直線部6caの上下端からそれぞれ前方に延設された前後方向延設部6cbと、を有する絞り形状部として形成されている。前後方向延設部6cbは、前後方向において、絞り6a3とオーバーラップする範囲に延設されている。
各絞り6b,6a1,6a2,6a3,6cは、それぞれが独立した絞り形状部として形成され、本実施例では側板1aの板面から凹状に形成された凹部により形成されている。各絞り6b,6a1,6a2,6a3,6cの間には、各絞り6b,6a1,6a2,6a3,6cを分割するように、各絞り6b,6a1,6a2,6a3,6cの凹部に対して凸状に形成された凸部6d1が設けられている。各絞り6b,6a1,6a2,6a3,6cの間に形成される凸部6d1の頂部は同一平面上に存在する。
複数の絞り6a2の間の凸部6d1は側板1aの上端から下端まで形成されている。前方絞り6bと絞り6a1との間の凸部6d1は側板1aの上端及び下端には貫通せず、前後方向延設部6bbにより後方に曲げられ、絞り6a1と絞り6a2との間の凸部6d1に接続される。後方絞り6cと絞り6a3との間の凸部6d1は側板1aの上端及び下端には貫通せず、前後方向延設部6cbにより前方に曲げられ、絞り6a3と絞り6a2との間の凸部6d1に接続される。
前方絞り6bと後方絞り6cで上下端を前後方向に延伸させた場合、筐体1および外枠101の補強部材となるステー近傍に絞りが配置されるため、筐体1および外枠101の剛性を増加することができ、筐体1の振動を低減することができる。
絞り6は筐体1の側面を構成する側板1aの剛性を向上する。本実施例では、絞り6a1,6a2,6a3の中で絞り(第1絞り)6a2の長さH6a2を最も長くし、前方絞り6bの長さH6bおよび後方絞り6cの長さH6cを絞り6a2の長さH6a2と等しくしている。この場合、前方絞り6bおよび後方絞り6cの上下端の高さ位置を絞り6a2の上下端の高さ位置と等しくすることで、前方絞り6b、後方絞り6cおよび絞り6a2を側板1aの上下方向の広い範囲に形成することができ、側板1a全体の剛性を増加することができる。そして、側板1aに力が加わった際の側板1a、すなわち筐体1の側面の変形を抑制することができる。
絞り6は、側板1aの前後方向の中心を通る中心線1axに対して、対称な形状(線対称形状)としている。これにより、側板1aが局所的に変形することを抑制することができる。また、絞り6b,6cは上下方向と前後方向とに延伸し、かつ側板1aの中心線1axに対して線対称形状となっている。このため、特許文献1に記載されている二重の絞りの様な、複雑な絞り形状を必要とせず、絞り形状の加工時間の増加によるコスト増加を抑制することができる。
また、前方絞り6bには前後方向延設部6bbが設けられ、後方絞り6cには前後方向延設部6cbが設けられていることで、前方絞り6bと絞り6a1との間および後方絞り6cと絞り6a3との間に設けられた両凸部6d1は、側板1aを上端から下端まで貫通することなく、直線を成す両凸部6d1を前後方向延設部6bb,6cbが横切るように構成されている。これにより、曲がりの頂部が上下方向に沿うように発生する曲り、或いは振動の節が上下方向に沿うように発生する振動に対する剛性を向上することができる。さらに、前後方向延設部6bb,6cbが矩形を成す側板1aの四隅に形成されていることにより、側板1aの四隅の剛性を向上することができ、外枠101、さらには筐体1の剛性の向上と、振動の低減に有効である。
なお、前後方向延設部6bb,6cbは側板1aの四隅の全てに設けられる必要はなく、筐体1の振動状況に応じて、側板1aの四隅のいずれか1つに設けられてもよい。
ここで、キッチンのアンダーカウンターに設置するタイプのドラム式洗濯機に本実施例の側板1aを適用することで、筐体1が左右方向に大きく振動してキッチンカウンターの側壁と衝突するのを抑制することができる。筐体1が左右方向に大きく振動するのは、脱水工程で外槽17が共振通過時に左右方向に大きく振動し、外槽17の振動が吊りばね12から筐体1に伝達する場合である。外槽17から吊りばね12に振動が伝達すると、吊りばね12を接続している上ステー7から側板1aに振動が伝達し、筐体1が左右方向に大きく振動するからである。本実施例の側板1aを適用することで、このような大きな振動が側板1aに発生するのを抑制することができ、アンダーカウンターのより小さなスペースにドラム式洗濯機を配置することが可能になる。
図5は、本発明に係るドラム式洗濯機の筐体と本発明との比較例に係るドラム式洗濯機の筐体とにおいて、各振動を比較した図である。
図4に示した本実施例の絞り6による筐体1の振動低減効果を確認するため、本実施例の側板1aを備えた筐体1と、一般的な側板を備えた比較例の筐体との振動を比較した。一般的な側板は、本実施例の前側絞り6bと後側絞り6cとに前後方向延設部6bb,6cbが設けられておらず、且つ本実施例の絞り6b,6a1,6a2,6a3,6cの上下方向長さが全て同じ長さに形成されているものとする。筐体1の振動比較は、吊りばね12を接続する上ステー7の左右方向に荷重を与えて、静的解析を行い筐体1の振動変位を比較した。
図5に、前方絞り6bと後方絞り6cとの上下端が前後に延伸している、本実施例にける絞り6を備えた筐体1の変位と、前方絞りと後方絞りとの上下端が前後に延伸していない絞りを備えた筐体(比較例)の変位との比(筐体振動比)を示す。図5では、比較例の筐体の変位を1.00としている。この場合、本実施例の筐体1の筐体振動比は0.92となり、前側絞り6bと後側絞り6cの上下端を前後に延伸することで、筐体1の変位を小さくできることが分かる。また、筐体1の変位が小さなるため、側板1aに力が加わった際の側板1aの変形も抑制することができる。
本実施例では、側板1aに上下方向に延伸する複数の絞り6aを備えると共に、前側絞り6bと後側絞り6cとの上下端を前後に延伸させることで、コスト増加を抑制しながら筐体1及び外枠101の剛性を増加することができ、ドラム式洗濯機100とキッチンカウンター側壁との衝突を防ぎ、側板1aに力が加わった際の側板1aの変形を抑制することができる。
なお、本実施例に記載した前側絞り6bと後側絞り6cとの上下端4カ所を前後方向に延伸させているが、前側絞り6bと後側絞り6cとの上下端の内、1カ所以上を前後方向に延伸させる形状としてもよい。
以上に説明した本実施例のドラム式洗濯機は、下記特徴を有する。
(1)ドラム21と、ドラム21を内設する外槽17と、外槽17を内設する外枠101と、を備え、外枠101はその側板1aに複数の絞り6を有するドラム式洗濯機100において、
複数の絞り6は、複数の絞り6の中で最も前方に位置する前方絞り6bと、複数の絞り6の中で最も後方に位置する後方絞り6cと、前後方向において前方絞り6bと後方絞り6cとの間に設けられる中間絞り6a1,6a2,6a3と、を備え、
前方絞り6b、後方絞り6cおよび中間絞り6a1,6a2,6a3はそれぞれ上下方向に延設され、
前方絞り6bおよび後方絞り6cは、前方絞り6bの上端部、前方絞り6bの下端部、後方絞り6cの上端部、または後方絞り6cの下端部の少なくともいずれか1か所に、前後方向に延設される前後方向延設部6bb,6cbを備え、
前後方向延設部6bb,6cbは、当該前後方向延設部6bb,6cbが設けられた前方絞り6bまたは後方絞り6cと隣り合う中間絞り6a1,6a3と、前後方向においてオーバーラップする範囲に延設されている。
(2)前後方向延設部6bb,6cbは、当該前後方向延設部6bb,6cbが設けられた前方絞り6bまたは後方絞り6cと隣り合う中間絞り6a1,6a3の上端部に対して上下方向の上側、または当該前後方向延設部6bb,6cbが設けられた前方絞り6bまたは後方絞り6cと隣り合う前記中間絞り6a1,6a3の下端部に対して上下方向の下側に設けられている。
(3)前方絞り6b、後方絞り6cおよび中間絞り6a1,6a2,6a3は、側板1aの板面から凹状に形成された凹部により形成され、
中間絞り6a1,6a2,6a3は、前方絞り6bに隣り合う第1中間絞り6a1と、後方絞り6cに隣り合う第2中間絞り6a3と、第1中間絞り6a1と第2中間絞り6a3との間に設けられる第3中間絞り6a2と、を備え、
側板1aは、前方絞り6bと第1中間絞り6a1との間、第1中間絞り6a1と第3中間絞り6a2との間、第2中間絞り6a3と第3中間絞り6a2との間、および後方絞り6cと第2中間絞り6a3との間に、前方絞り6b、後方絞り6cおよび中間絞り6a1,6a2,6a3の凹部に対して凸状に形成された凸部6d1を有し、
前方絞り6b、後方絞り6c、第1中間絞り6a1、第2中間絞り6a3、および第3中間絞り6a2は、凸部6d1によりそれぞれが独立した絞り形状部として形成されている。
(4)請求項3に記載のドラム式洗濯機において、
前方絞り6bと第1中間絞り6a1との間、第1中間絞り6a1と第3中間絞り6a2との間、第2中間絞り6a3と第3中間絞り6a2との間、および後方絞り6cと第2中間絞り6a3との間に形成された各凸部6d1は、上下方向に延設された直線部を有し、
前方絞り6bと第1中間絞り6a1との間および後方絞り6cと第2中間絞り6a3との間に形成される各凸部6d1の直線部の上下方向における長さ(H6a1に一致)は、第1中間絞り6a1と第3中間絞り6a2との間および第2中間絞り6a3と第3中間絞り6a2との間に形成される各凸部6d1の直線部の上下方向における長さ(H6a2に一致)よりも短い。
(5)前後方向延設部6bb,6cbは、前方絞り6bの上端部と、前方絞り6bの下端部と、後方絞り6cの上端部と、後方絞り6cの下端部と、に設けられる。
(6)第1中間絞り6a1と第3中間絞り6a2との間および第2中間絞り6a3と第3中間絞り6a2との間に形成される各凸部6d1の直線部は、側板1aの上端部から下端部に亘る範囲に設けられ、
前後方向延設部6bb,6cbは、前方絞り6bと第1中間絞り6a1との間および後方絞り6cと第2中間絞り6a3との間に形成される各凸部6d1の直線部における、側板1aの上端部および下端部への上下方向への延伸を阻害するように設けられる。
(7)前方絞り6b、後方絞り6c、第1中間絞り6a1、第2中間絞り6a3、および第3中間絞り6a2は、側板1aの前後方向の中心を通る中心線1axに対して線対称形状に形成される。
[実施例2]
次に実施例2について図6および図7を参照して詳細に説明する。
なお、ドラム式洗濯機100の構成と、運転方法は実施例1と基本的に同様であるので、以下では、異なる部分について説明する。実施例1と同様な構成には、実施例1で使用した符号と同じ符号を付して説明を省略し、異なる部分がある場合はその異なる部分について説明する。
図6は、本発明に係る側板を上部から見た断面図である。
実施例2は実施例1とは異なり、前方絞り6a1の絞り深さL1を他の絞り6b,6a2,6a3,6cの深さL2よりも小さくしている。例えば、L1は2mm、L2は4mmのように異ならせるとよい。
図7は、図6に示す側板における効果を説明する概念図である。
図7は、側板1aを上から見た断面を示しており、脱水工程における外槽17の共振通過で、外槽17が左右方向に大きく振動する様子を模式図として表したものである。本例では、外槽17が左右方向に大きく振動することにより、外槽17の外周と絞り6a1の内周面との距離が短くなる。
洗濯容量を増加するには、外槽17の直径を大きくする必要がある。外槽17の直径を大きくするためには、外槽17が左右方向に振動した際、外槽17と側板1aの衝突を防止する必要がある。外槽17が左右方向に大きく振動した際、外槽17と絞り6a1との距離が他の絞り6b,6a2,6a3,6cと外槽17との距離よりも小さくなるため、絞り6a1の位置で外槽17が側板1aと衝突しやすい。
側板1aに備えた絞り6の中で、絞り6a1のみ絞り深さを小さくすることで、筐体1の左右方向寸法(幅寸法)を大きくすることなく、外槽17が左右方向に大きく振動した際の、外槽17と側板1aとの距離を広げることができる。見方を変えれば、外槽17の直径を大きくした場合に、筐体1の左右方向寸法(幅寸法)を大きくすることなく、外槽17と側板1aとの衝突部における両者の距離を広げることで、外槽17と側板1aとの衝突を防止することができ、洗濯容量を増加することができる。
ここで、絞り深さは筐体1の剛性に影響を与える。絞り深さが大きいほど、筐体1の剛性が増加する。実施例2は、絞り6の中で1つの絞り6a1のみの絞り深さを小さくすることで、実施例1に対して筐体1と側板1aの剛性低下を抑制することができる。
外槽17の外周と絞り6a1の内周面との距離が短く位置は、サスペンション26および懸架装置12による外槽17の支持位置によっても変化するが、本例では外層17の前側端面の側で、外槽17の外周と絞り6a1の内周面との距離が短くなる場合を示している。仮に、外層17の後側端面の側で、外槽17の外周と後方絞り6cの内周面との距離が短くなる場合は、後方絞り6cの深さを他の絞り6b,6a2,6a3,6cの深さよりも小さくするとよい。いずれにしても、外槽17が大きく振動するのは前側端面か後側端面の何れかになるので、両端面の内、大きく振動する側の端面の径方向外側にある絞りの深さを、他の絞りの深さよりも小さくするとよい。
本実施例のドラム式洗濯機は、実施例1で説明した(1)~(7)の特徴に加えて、下記(8)の特徴を有する。
(8)前方絞り6b、後方絞り6c、第1中間絞り6a1、第2中間絞り6a3、および第3中間絞り6a2の中で、いずれか1つ(本実施例では6a1)の絞り形状部の絞りの深さL1が他の絞り形状部の絞りの深さL2よりも小さい。
以上、側板1aに備えた絞り6の中で、絞り6a1のみ絞り深さを小さくすることで、筐体1の振動増加と側板1aの変形とを抑制しながら、洗濯容量を増加することができる。
なお、本発明は上記した各実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1a…側板、1ax…側板1aの前後方向の中心を通る中心線、6…絞り、6a1,6a2,6a3…中間絞り、6b…前方絞り、6c…後方絞り、6bb,6cb…前後方向延設部、6d1…凸部、17…外槽、21…ドラム、100…ドラム式洗濯機、101…外枠。

Claims (9)

  1. ドラムと、前記ドラムを内設する外槽と、前記外槽を内設する外枠と、を備え、前記外枠はその側板に複数の絞りを有するドラム式洗濯機において、
    前記複数の絞りは、前記複数の絞りの中で最も前方に位置する前方絞りと、前記複数の絞りの中で最も後方に位置する後方絞りと、前後方向において前記前方絞りと前記後方絞りとの間に設けられる中間絞りと、を備え、
    前記前方絞り、前記後方絞りおよび前記中間絞りはそれぞれ上下方向に延設され、
    前記前方絞りおよび前記後方絞りは、前記前方絞りの上端部、前記前方絞りの下端部、前記後方絞りの上端部、または前記後方絞りの下端部の少なくともいずれか1か所に、前後方向に延設される前後方向延設部を備え、
    前記前後方向延設部は、当該前後方向延設部が設けられた前記前方絞りまたは前記後方絞りと隣り合う中間絞りと、前後方向においてオーバーラップする範囲に延設されていることを特徴とするドラム式洗濯機。
  2. 請求項1に記載のドラム式洗濯機において、
    前記前後方向延設部は、当該前後方向延設部が設けられた前記前方絞りまたは前記後方絞りと隣り合う前記中間絞りの上端部に対して上下方向の上側、または当該前後方向延設部が設けられた前記前方絞りまたは前記後方絞りと隣り合う前記中間絞りの下端部に対して上下方向の下側に設けられていることを特徴とするドラム式洗濯機。
  3. 請求項2に記載のドラム式洗濯機において、
    前記前方絞り、前記後方絞りおよび前記中間絞りは、前記側板の板面から凹状に形成された凹部により形成され、
    前記中間絞りは、前記前方絞りに隣り合う第1中間絞りと、前記後方絞りに隣り合う第2中間絞りと、前記第1中間絞りと前記第2中間絞りとの間に設けられる第3中間絞りと、を備え、
    前記側板は、前記前方絞りと前記第1中間絞りとの間、前記第1中間絞りと前記第3中間絞りとの間、前記第2中間絞りと前記第3中間絞りとの間、および前記後方絞りと前記第2中間絞りとの間に、前記前方絞り、前記後方絞りおよび前記中間絞りの凹部に対して凸状に形成された凸部を有し、
    前記前方絞り、前記後方絞り、前記第1中間絞り、前記第2中間絞り、および前記第3中間絞りは、前記凸部によりそれぞれが独立した絞り形状部として形成されていることを特徴とするドラム式洗濯機。
  4. 請求項3に記載のドラム式洗濯機において、
    前記前方絞りと前記第1中間絞りとの間、前記第1中間絞りと前記第3中間絞りとの間、前記第2中間絞りと前記第3中間絞りとの間、および前記後方絞りと前記第2中間絞りとの間に形成された各凸部は、上下方向に延設された直線部を有し、
    前記前方絞りと前記第1中間絞りとの間および前記後方絞りと前記第2中間絞りとの間に形成される各凸部の直線部の上下方向における長さは、前記第1中間絞りと前記第3中間絞りとの間および前記第2中間絞りと前記第3中間絞りとの間に形成される各凸部の直線部の上下方向における長さよりも短いことを特徴とするドラム式洗濯機。
  5. 請求項4に記載のドラム式洗濯機において、
    前記前後方向延設部は、前記前方絞りの上端部と、前記前方絞りの下端部と、前記後方絞りの上端部と、前記後方絞りの下端部と、に設けられることを特徴とするドラム式洗濯機。
  6. 請求項5に記載のドラム式洗濯機において、
    前記第1中間絞りと前記第3中間絞りとの間および前記第2中間絞りと前記第3中間絞りとの間に形成される各凸部の直線部は、前記側板の上端部から下端部に亘る範囲に設けられ、
    前記前後方向延設部は、前記前方絞りと前記第1中間絞りとの間および前記後方絞りと前記第2中間絞りとの間に形成される各凸部の直線部における、前記側板の上端部および下端部への上下方向への延伸を阻害するように設けられることを特徴とするドラム式洗濯機。
  7. 請求項6に記載のドラム式洗濯機において、
    前記前方絞り、前記後方絞り、前記第1中間絞り、前記第2中間絞り、および前記第3中間絞りは、前記側板の前後方向の中心を通る中心線に対して線対称形状に形成されることを特徴とするドラム式洗濯機。
  8. 請求項6に記載のドラム式洗濯機において、
    前記前方絞り、前記後方絞り、前記第1中間絞り、前記第2中間絞り、および前記第3中間絞りの中で、いずれか1つの絞り形状部の絞りの深さが他の絞り形状部の絞りの深さよりも小さいことを特徴とするドラム式洗濯機。
  9. 請求項1乃至8の何れか1項に記載のドラム式洗濯機において、
    乾燥機能を備えたことを特徴とするドラム式洗濯機。
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