JP2022172682A - Condensate pump control device and condensate pump controlling method - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、復水ポンプ制御装置及び復水ポンプ制御方法に関する。 The present invention relates to a condensate pump control device and a condensate pump control method.
従来、復水器から得られる復水を脱塩する復水脱塩装置と、復水を送出する複数のポンプを備える発電設備が知られている。この種の発電設備が記載されているものとして特許文献1がある。特許文献1には、発電機の出力の増減に対応してポンプの駆動台数を増減させる発電設備が記載されている。
2. Description of the Related Art Conventionally, a power generation facility is known that includes a condensate desalination device that desalinates condensate obtained from a condenser and a plurality of pumps that send out the condensate.
ところで、復水脱塩装置は復水の通水に伴ってイオン交換能が低下するので、再生処理を行う必要がある。復水脱塩装置の再生処理を行うと、復水の使用量が増加する。このため、特許文献1の技術のように発電機の出力に応じてポンプの駆動台数を増減させても、要求負荷に応じた流量の復水を供給できないおそれがある。そこで、脱塩装置の再生処理に用いられる復水の流量を考慮し、予め復水ポンプの駆動台数の変更基準となる要求負荷を低く設定する場合があるが、再生処理が行われていない通常時に必要以上の復水ポンプを駆動させることになり改善の余地がある。
By the way, since the ion exchange capacity of the condensate demineralizer decreases as the condensate flows, it is necessary to regenerate it. When the condensate demineralizer is regenerated, the amount of condensate used increases. Therefore, even if the number of driven pumps is increased or decreased according to the output of the generator as in the technique of
本発明は、復水ポンプの駆動に起因する電力消費を抑制しつつ、より確実に発電機の要求負荷に応じた復水を供給できる復水ポンプ制御装置及び復水ポンプ制御方法を提供することを目的とする。 The present invention provides a condensate pump control device and a condensate pump control method that can more reliably supply condensate in accordance with the required load of a generator while suppressing power consumption caused by driving the condensate pump. With the goal.
本発明は、発電機の要求負荷を取得する取得部と、前記取得部によって取得される前記要求負荷に応じて、復水器の復水ポンプの駆動台数を変更する駆動台数変更部と、前記復水ポンプから送出される復水を脱塩する復水脱塩装置の再生処理を行っている再生状態であるか前記再生処理を行っていない非再生状態であるかを判定する判定部と、を備え、前記再生状態では、前記駆動台数変更部による前記駆動台数の変更基準となる前記要求負荷が、前記非再生状態における前記駆動台数の変更基準となる前記要求負荷よりも低い復水ポンプ制御装置に関する。 The present invention includes an acquisition unit that acquires a required load of a generator, a driven number change unit that changes the number of driven condensate pumps of a condenser according to the required load acquired by the acquisition unit, and a determination unit that determines whether the condensate demineralizer for desalinating condensate sent from the condensate pump is in a regeneration state in which regeneration processing is being performed or in a non-regeneration state in which the regeneration processing is not performed; wherein, in the regeneration state, the required load serving as a reference for changing the number of driven units by the driving number changing unit is lower than the required load serving as a reference for changing the number of driven units in the non-regenerating state. Regarding the device.
前記駆動台数の変更基準となる前記要求負荷は、前記駆動台数が増加する基準となる増加側要求負荷と、前記駆動台数が減少する基準となる減少側要求負荷と、を有し、前記増加側要求負荷は、前記減少側要求負荷よりも大きい。 The required load serving as a reference for changing the number of driven vehicles has an increasing required load serving as a basis for increasing the number of driven vehicles and a decreasing required load serving as a basis for decreasing the number of driven vehicles, and the increasing side The required load is greater than the decreasing side required load.
また本発明は、発電機の要求負荷を取得する取得工程と、前記取得工程で取得される前記要求負荷に応じて、復水器の復水ポンプの駆動台数を変更する駆動台数変更工程と、前記復水ポンプから送出される復水を脱塩する復水脱塩装置の再生処理を行っている再生状態であるか前記再生処理を行っていない非再生状態であるかを判定する判定工程と、を含み、前記再生状態では、前記駆動台数変更工程において前記駆動台数の変更基準となる前記要求負荷が、前記非再生状態における前記駆動台数の変更基準となる前記要求負荷よりも低い復水ポンプ制御方法に関する。 Further, the present invention includes an acquisition step of acquiring a required load of a generator, and a driven number changing step of changing the number of driven condensate pumps of a condenser according to the required load acquired in the acquiring step, a determination step of determining whether the condensate demineralizer for desalinating the condensate sent from the condensate pump is in a regeneration state in which regeneration processing is being performed or in a non-regeneration state in which the regeneration processing is not performed; wherein, in the regeneration state, the required load serving as a reference for changing the number of driven units in the step of changing the number of driven units is lower than the required load serving as a reference for changing the number of driven units in the non-regenerating state. Regarding the control method.
本発明によれば、復水ポンプの駆動に起因する電力消費を抑制しつつ、より確実に発電機の要求負荷に応じた復水を供給できる復水ポンプ制御装置及び復水ポンプ制御方法を提供できる。 According to the present invention, there is provided a condensate pump control device and a condensate pump control method that can more reliably supply condensate in accordance with the required load of a generator while suppressing power consumption caused by driving the condensate pump. can.
以下、本発明の好ましい実施形態について、図面を参照しながら説明する。ただし、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。 Preferred embodiments of the present invention are described below with reference to the drawings. However, the present invention is not limited to the following embodiments.
本発明の実施形態に係る復水ポンプ制御装置1は、復水器40の復水ポンプ110の駆動を制御する装置である。復水ポンプ制御装置1について説明する前に、まず復水ポンプ制御装置1が用いられる発電設備2について図1を参照しながら説明する。図1は復水ポンプ制御装置1が用いられる発電設備2を示す図である。
A condensate
発電設備2は、火力発電所において蒸気タービン20の回転によって発電機30を駆動して発電を行う設備である。
The
発電設備2は、ボイラ(図示省略)と、蒸気タービン20と、発電機30と、復水器40と、復水器40の復水ポンプ110等を含む復水系統100と、給水ポンプ50等を含む給水系統60と、を主に備える。
The
ボイラは、蒸気を発生させる装置である。具体的には、ボイラは、給水系統60から供給される給水を蒸発させて蒸気を生成する。そしてボイラは、生成した蒸気を過熱して高温高圧の過熱蒸気を生成する。ボイラが生成した過熱蒸気は、蒸気タービン20に供給される。
A boiler is a device that generates steam. Specifically, the boiler evaporates the feed water supplied from the
蒸気タービン20は、ボイラから供給される過熱蒸気により回転駆動する。蒸気タービン20の回転軸は、発電機30の回転軸と同軸上に配置される。蒸気タービン20の回転軸と発電機30の回転軸は互いに連結される。
The
発電機30は、蒸気タービン20の回転により駆動され、発電する。
The
復水器40は、蒸気タービン20から排出された蒸気を回収して水に戻す装置である。蒸気タービン20から排出された蒸気は、復水器40の内部に流入し、復水器40の冷却管(図示省略)を流通する冷却水と熱交換されることで凝縮され、復水となる。
The
復水器40から得られる復水は、復水系統100を介して給水ポンプ50が設けられる給水系統60に供給される。復水系統100は、図1に示すように、複数の復水ポンプ110と、復水脱塩装置120と、複数の復水昇圧ポンプ130と、熱交換ユニット140と、低圧給水加熱器150と、脱気器160と、純水タンク170と、復水タンク180と、を主に含む。
Condensate obtained from the
復水ポンプ110は、復水器40内の復水を給水系統60側に向かって送出する。本実施形態の発電設備2では、3台の復水ポンプ110である復水ポンプ111,112,113が設けられる。復水ポンプ111~113のそれぞれから送出された復水は、開閉弁114を介して復水管101を流れ、復水脱塩装置120に送られる。
The
復水ポンプ110の駆動は、復水ポンプ制御装置1によって制御される。復水ポンプ制御装置1は、発電機30の要求負荷に応じて復水ポンプ110の駆動台数や復水の吐出量を制御している。なお、復水ポンプ制御装置1の構成については後述する。
Driving of the
復水脱塩装置120は、ボイラや蒸気タービン20等の腐食を防ぐために、復水ポンプ110から送出される復水を脱塩する装置である。本実施形態では、復水脱塩装置120は3つの混床式の脱塩塔121~123と、復水管101に配置される開閉弁124,125と、再生塔(図示省略)と、樹脂貯槽(図示省略)を主に備える。復水脱塩装置120で脱塩された復水は、開閉弁125を介して復水管101を流れて復水昇圧ポンプ130に送られる。なお、復水脱塩装置120による復水の脱塩処理の詳細については後述する。
The
復水管101の開閉弁114と開閉弁124の間には、開閉弁115を有するバイパスライン102が連結される。開閉弁114,115を開き、開閉弁124,125を閉じることで、復水ポンプ110から送出された復水を復水脱塩装置120を介さずにバイパスライン102から復水昇圧ポンプ130に送ることができる。
A
復水昇圧ポンプ130は、復水脱塩装置120によって脱塩された復水を熱交換ユニット140に圧送する装置である。本実施形態の発電設備2では、3台の復水昇圧ポンプ130である復水昇圧ポンプ131,132,133が設けられる。復水昇圧ポンプ130の駆動台数は、発電機30の要求負荷に応じて変更される。
The
熱交換ユニット140は、復水熱交換器141と、インタークーラ142と、アフタークーラ143と、グランドコンデンサ144と、封水回収タンク145と、ドレンクーラ146を主に備える。
The
復水熱交換器141は、復水昇圧ポンプ130から圧送される復水と蒸気タービン20の軸受(図示省略)の冷却水として使用された水を熱交換させる。復水熱交換器141で熱交換された復水は、インタークーラ142又はアフタークーラ143によって冷却された後に、グランドコンデンサ144に送られる。グランドコンデンサ144は、復水と蒸気タービン20の軸シール水を熱交換させる。グランドコンデンサ144で熱交換された復水は、ドレンクーラ146又は封水回収タンク145に送られる。ドレンクーラ146は送られた復水は、蒸気タービン20の抽気が冷却されて生成されたドレンと熱交換される。一方、封水回収タンク145に送られた復水は、復水器40に戻される。
The
低圧給水加熱器150は、蒸気タービン20からの抽気で復水を加熱する。低圧給水加熱器150は、第1ヒータ151と第2ヒータ152と第3ヒータ153と第4ヒータ154を有する。低圧給水加熱器150で加熱された復水は、脱気器160に供給される。
A low-
脱気器160は、蒸気タービン20からの蒸気で復水を加熱するとともに、復水中の溶存ガスを物理的に分離除去する機能を有する。脱気器160によって脱気された復水は、給水管103を流れ、給水系統60に送られるか、復水器40に戻されるか又は大気に放出される。
The
純水タンク170は純水を貯留するタンクである。純水タンク170内の純水は、起動用補給水ポンプ171や補給水ポンプ172によって復水タンク180又は復水器40に送られる。具体的には、純水タンク170内の純水は、第1補給水管105を流れ、復水タンク180に送られるか又は第1補給水管105及び第2補給水管106を流れ、復水器40に送られる。
The
復水タンク180は、復水を貯留するタンクである。復水タンク180内の復水は、復水器40に送られるか又は封水ポンプ173によって復水ポンプ110や給水ポンプ50に送られ、封水として用いられる。
The
復水系統100から送られた復水は、給水系統60に設けられる複数の給水ポンプ50によって給水としてボイラに送られる。
Condensate sent from the
給水系統60からボイラに送られた給水は、再びボイラによって蒸発し、過熱され、過熱蒸気として蒸気タービンに供給される。
The feed water sent from the
次に、復水脱塩装置120による復水の脱塩処理及び復水脱塩装置120の再生処理について図2を参照しながら説明する。図2は復水ポンプ制御装置1が用いられる発電設備2の復水脱塩装置120を示す概略図である。
Next, the condensate desalination process by the
復水の脱塩処理について説明する。復水脱塩装置120の脱塩塔121~123のそれぞれには、イオン交換樹脂が充填される。図2に示すように、復水ポンプ110から送出された復水は、開閉弁124を介して脱塩塔121~123の上部から脱塩塔121~123の内部に流入する。脱塩塔121~123の内部に流入した復水は、その上部から下部に向かってイオン交換樹脂の間を移動する。この結果、復水中のナトリウムイオンや塩素イオン等の金属イオンがイオン交換樹脂によって除去される。脱塩塔121~123で脱塩された復水は、脱塩塔121~123の下部から開閉弁124を介して復水管101を流れて復水昇圧ポンプ130に送られる。
The desalting treatment of condensate will be described. Each of the demineralization towers 121 to 123 of the
復水脱塩装置120のイオン交換樹脂は、復水の通水に伴って金属イオンの吸着量が増加し、そのイオン交換能が低下する。このため、復水の通水量が所定の量に達した場合に、イオン交換能が低下したイオン交換樹脂を再生する再生処理を行う必要がある。
The ion exchange resin of the
復水脱塩装置120の再生処理の流れについて説明する。まず復水の通水量が所定の値に達した脱塩塔121~123の下部から上部に向かって復水を供給し、イオン交換樹脂を再生塔に送る。次いで、再生塔でイオン交換樹脂に対して逆洗処理等を行い、イオン交換樹脂に吸着した金属イオンを除去する。そして、イオン交換樹脂を送り出した脱塩塔121~123を洗浄した後、再生処理済みのイオン交換樹脂が樹脂貯槽から脱塩塔121~123に送られ、再生処理が完了する。
A flow of regeneration processing of the
ここで、発電機30がその要求負荷に応じた電力を出力するためには、該要求負荷に応じた過熱蒸気を生成するために必要な流量の水を復水ポンプ110から給水系統60を介してボイラに供給する必要がある。復水脱塩装置120の再生処理を行っている再生状態では、再生処理にも復水が使用されるので、再生処理を行っていない非再生状態に比べて給水系統60に供給される復水の流量が減少する。このため、再生状態では、非再生状態に比べてより多くの復水を復水ポンプ110から送出する必要がある。
Here, in order for the
例えば、本実施形態の発電設備2では発電機30の要求負荷が175MWの場合に、給水系統60に供給する必要がある復水の流量は416t/hである。そして、復水ポンプ110の1台当たりの定格流量は435t/hである。また、復水脱塩装置120の再生処理で使用される復水の流量は105t/hである。この場合、非再生状態では1台の復水ポンプ110により発電機30の要求負荷を満たす復水を供給できるが、再生処理に105t/hの復水が使用される再生状態では1台の復水ポンプ110により要求負荷を満たす復水を供給できない。
For example, in the
この点に関し、本実施形態の復水ポンプ制御装置1は、復水ポンプ110の駆動に起因する電力消費を低減しつつ、要求負荷に応じた復水が供給されない状態をより確実に避けることを目的に案出されたものである。
Regarding this point, the condensate
次に、復水ポンプ制御装置1について図3を参照しながら説明する。図3は復水ポンプ制御装置1の電気的な構成を示すブロック図である。
Next, the condensate
復水ポンプ制御装置1は、図3に示すように、復水ポンプ情報取得部11と、要求負荷情報取得部12と、再生処理情報取得部13と、再生状態判定部14と、駆動台数変更部15と、変更基準値設定部16と、出力部17と、を備える。
As shown in FIG. 3, the condensate
復水ポンプ情報取得部11は、復水ポンプ110の駆動状況に関する情報を取得する。復水ポンプ110の駆動状況としては、復水ポンプ111~113のそれぞれの起動の有無、復水ポンプ111~113のそれぞれの吐出量等が挙げられる。
The condensate pump
要求負荷情報取得部12は、発電機30の要求負荷に関する情報を取得する。例えば、要求負荷情報取得部12は、発電設備2の制御装置(図示省略)から送られる出力指令等を受信することで発電機30の要求負荷に関する情報を取得してもよい。
The required load
再生処理情報取得部13は、復水脱塩装置120の再生処理に関する情報を取得する。例えば、再生処理情報取得部13は、復水脱塩装置120の再生処理を開始することを示す再生処理開始情報と再生処理を完了することを示す再生処理完了情報を取得してもよく、復水脱塩装置120が再生処理中であることを示す情報を取得してもよい。
The regeneration processing
再生状態判定部14は、再生処理情報取得部13によって取得される復水脱塩装置120の再生処理に関する情報に基づいて、復水脱塩装置120の再生処理を行っている再生状態であるか再生処理を行っていない非再生状態であるかを判定する。例えば、再生状態判定部14は、再生処理情報取得部13が再生処理開始情報を取得してから再生処理完了情報を取得するまでを再生状態であると判定し、それ以外の場合を非再生状態であると判定してもよい。また、例えば、再生状態判定部14は、再生処理情報取得部13が再生開始情報を取得してから所定時間経過時までを再生状態であると判定し、それ以外の場合を非再生状態であると判定してもよい。また、例えば、再生状態判定部14は、復水脱塩装置120が再生処理中であることを示す情報を取得している間を再生状態であると判定し、それ以外の場合を非再生状態であると判定してもよい。
The regeneration
変更基準値設定部16は、再生状態判定部14による判定結果に基づいて、復水ポンプ110の駆動台数の変更基準となる要求負荷(以下、変更基準値)を設定する。変更基準値設定部16は、再生状態判定部14によって再生状態と判定された場合と、非再生状態と判定された場合で異なる変更基準値を設定する。具体的には、変更基準値設定部16は、再生状態と判定された場合に非再生状態と判定された場合に比べて低い変更基準値を設定する。
The change reference
また変更基準値設定部16によって設定される変更基準値は、復水ポンプ110の駆動台数が増加する基準となる増加側変更基準値(増加側要求負荷)と、駆動台数が減少する基準となる減少側変更基準値(減少側要求負荷)と、を有してもよい。そして、増加側変更基準値は減少側変更基準値よりも大きくてもよい。
The change reference value set by the change reference
本実施形態では、例えば、変更基準値設定部16は、非再生状態において復水ポンプ110の駆動台数を1台から2台に増やす場合の第1増加側変更基準値を175MWとし、駆動台数を2台から1台に減らす場合の第1減少側変更基準値を173MWとしてもよい。また例えば、変更基準値設定部16は、再生状態において復水ポンプ110の駆動台数を1台から2台に増やす場合の第2増加側変更基準値を140MWとし、駆動台数を2台から1台に減らす場合の第2減少側変更基準値を140MWとしてもよい。
In the present embodiment, for example, the change reference
駆動台数変更部15は、要求負荷情報取得部12によって取得される発電機30の要求負荷に応じて、復水器40の復水ポンプ110の駆動台数を変更する。具体的には、駆動台数変更部15は、復水ポンプ110の駆動状況に関する情報と、発電機30の要求負荷に関する情報と、変更基準値設定部16が設定した変更基準値に基づいて、復水ポンプ110の駆動台数を変更する。また、駆動台数変更部15は、復水ポンプ110の1台当たりの吐出量も制御する。
The driven
出力部17は、再生状態判定部14による判定結果を表示部18に出力する。なお、表示部18は、再生状態であるか非再生状態であるかを表示するモニタである。
The
次に、復水ポンプ制御装置1による復水ポンプ110の制御の処理の一例について図4及び図5を参照しながら説明する。図4は、復水ポンプ110の駆動台数を1台から2台に増やす場合の復水ポンプ制御装置1による処理の流れの一例を示すフローチャートである。図5は、復水ポンプ110の駆動台数を2台から1台に減らす場合の復水ポンプ制御装置1による処理の流れの一例を示すフローチャートである。
Next, an example of control processing of the
図4に示すように、ステップS11において駆動台数変更部15は、復水ポンプ情報取得部11によって取得される復水ポンプ110の駆動状況に関する情報に基づいて、復水ポンプ110の駆動台数が1台以下であるか否か判定する。駆動台数変更部15は、復水ポンプ110が1台以下であると判定した場合(ステップS10でYES)、処理をステップS11に進める。一方、駆動台数変更部15は、復水ポンプ110が1台以下でないと判定した場合(ステップS11でNO)、処理をステップS17に進める。
As shown in FIG. 4 , in step S<b>11 , the driven
ステップS12において、再生状態判定部14は、再生処理情報取得部13によって取得される復水脱塩装置120の再生処理に関する情報に基づいて、再生状態であるか否かを判定する。再生状態判定部14は、非再生状態であると判定した場合(ステップS12ではNO)、処理をステップS13に進める。一方、再生状態判定部14は、再生状態であると判定した場合(ステップS12ではYES)、処理をステップS14に進める。
In step S<b>12 , the regeneration
ステップS13において、駆動台数変更部15は、要求負荷情報取得部12によって取得される発電機30の要求負荷が、変更基準値設定部16が設定した第1増加側変更基準値以上か否か判定する。本実施形態では、第1増加側変更基準値は175MWである。駆動台数変更部15は、要求負荷が175MW以上と判定した場合(ステップS13ではYES)、処理をステップS16に進める。一方、駆動台数変更部15は、要求負荷が175MW未満であると判定した場合(ステップS13ではNO)、処理をステップS12に戻す。
In step S13, the driven
ステップS14において、出力部17は、ステップS12での再生状態判定部14による判定結果を表示部18に出力する。即ち、表示部18に再生状態であることが表示される。これにより、非再生状態である通常時に比べて多量の復水を使用する状況であることを作業員に知らせることができる。
In step S<b>14 , the
ステップS15において、駆動台数変更部15は、要求負荷情報取得部12によって取得される発電機30の要求負荷が、変更基準値設定部16が設定した第2増加側変更基準値以上か否か判定する。本実施形態では、第2増加側変更基準値は140MWである。駆動台数変更部15は、要求負荷が140MW以上と判定した場合(ステップS15ではYES)、処理をステップS16に進める。一方、駆動台数変更部15は、要求負荷が140MW未満であると判定した場合(ステップS15ではNO)、処理をステップS12に戻す。
In step S15, the driven
ステップS16において、駆動台数変更部15は、2台目の復水ポンプ110を起動し、処理をステップS17に進める。
In step S16, the driven
図5に示すように、ステップS17において、再生状態判定部14は、再生処理情報取得部13によって取得される復水脱塩装置120の再生処理に関する情報に基づいて、再生状態であるか否かを判定する。再生状態判定部14は、非再生状態であると判定した場合(ステップS17ではNO)、処理をステップS18に進める。一方、再生状態判定部14は、再生状態であると判定した場合(ステップS17ではYES)、処理をステップS19に進める。
As shown in FIG. 5 , in step S<b>17 , the regeneration
ステップS18において、駆動台数変更部15は、要求負荷情報取得部12によって取得される発電機30の要求負荷が、変更基準値設定部16が設定した第1減少側変更基準値以下か否か判定する。本実施形態では、第1減少側変更基準値は173MWである。駆動台数変更部15は、要求負荷が173MW以下と判定した場合(ステップS18ではYES)、処理をステップS21に進める。一方、駆動台数変更部15は、要求負荷が173MW超であると判定した場合(ステップS18ではNO)、処理をステップS17に戻す。
In step S18, the driven
ステップS19において、出力部17は、ステップS17での再生状態判定部14による判定結果を表示部18に出力する。即ち、表示部18に再生状態であることが表示される。これにより、非再生状態である通常時に比べて多量の復水を使用する状況であることを作業員に知らせることができる。
In step S<b>19 , the
ステップS20において、駆動台数変更部15は、要求負荷情報取得部12によって取得される発電機30の要求負荷が、変更基準値設定部16が設定した第2減少側変更基準値以下か否か判定する。本実施形態では、第2減少側変更基準値は140MWである。駆動台数変更部15は、要求負荷が140MW以下と判定した場合(ステップS20ではYES)、処理をステップS21に進める。一方、駆動台数変更部15は、要求負荷が140MW超であると判定した場合(ステップS20ではNO)、処理をステップS17に戻す。
In step S20, the driven
ステップS21において、駆動台数変更部15は、復水ポンプ110を1台停止し、処理をステップS12に戻す。そして、復水ポンプ制御装置1はステップS12からの処理を繰り返す。
In step S21, the driven
以上説明した本実施形態に係る復水ポンプ制御装置1によれば、以下のような効果を奏する。
The condensate
本実施形態に係る復水ポンプ制御装置1は、発電機30の要求負荷を取得する要求負荷情報取得部12と、要求負荷情報取得部12によって取得される要求負荷に応じて、復水器40の復水ポンプ110の駆動台数を変更する駆動台数変更部15と、復水ポンプ110から送出される復水を脱塩する復水脱塩装置120の再生処理を行っている再生状態であるか再生処理を行っていない非再生状態であるかを判定する再生状態判定部14と、を備え、再生状態では、駆動台数変更部15による駆動台数の変更基準となる要求負荷が、非再生状態における駆動台数の変更基準となる要求負荷よりも低い。
The condensate
これにより、再生処理による復水の使用量の増加を考慮して再生状態と非再生状態で復水ポンプ110の駆動台数の変更基準となる要求負荷が変更されるので、再生状態と非再生状態の両方の状態で復水ポンプ110の駆動台数をより最適化することが可能になる。即ち、復水脱塩装置120の再生が行われていない非再生状態では過剰な台数の復水ポンプ110を起動させずに要求負荷に応じた復水の流量を供給でき、復水脱塩装置120の再生で通常よりも多くの復水が必要な再生状態では復水の流量を迅速に増加できる。よって、復水ポンプ110に起因する電力消費を抑制しつつ、復水脱塩装置120の再生が行われる場合であってもより確実に要求負荷に応じた復水の流量を供給できる。
As a result, the required load, which is the basis for changing the number of driven condensate pumps 110 in the regeneration state and the non-regeneration state, is changed in consideration of the increase in the amount of condensate used due to the regeneration process. In both states, the number of condensate pumps 110 to be driven can be optimized. That is, in the non-regeneration state in which the
本実施形態に係る復水ポンプ制御方法は、発電機30の要求負荷を取得する取得工程と、取得工程で取得される要求負荷に応じて、復水器40の復水ポンプ110の駆動台数を変更する駆動台数変更工程と、復水ポンプ110から送出される復水を脱塩する復水脱塩装置120の再生処理を行っている再生状態であるか再生処理を行っていない非再生状態であるかを判定する判定工程と、を含み、再生状態では、駆動台数変更工程において駆動台数の変更基準となる要求負荷が、非再生状態における駆動台数の変更基準となる要求負荷よりも低い。
The condensate pump control method according to the present embodiment includes an acquisition step of acquiring the required load of the
これにより、再生処理による復水の使用量の増加を考慮して再生状態と非再生状態で復水ポンプ110の駆動台数の変更基準となる要求負荷が変更されるので、再生状態と非再生状態の両方の状態で復水ポンプ110の駆動台数をより最適化することが可能になる。即ち、復水脱塩装置120の再生が行われていない非再生状態では過剰な復水ポンプ110を起動させずに要求負荷に応じた復水の流量を供給でき、復水脱塩装置120の再生で通常よりも多くの復水が必要な場合は復水の流量を迅速に増加できる。よって、復水ポンプ110に起因する電力消費を抑制しつつ、復水脱塩装置120の再生が行われる場合であってもより確実に要求負荷に応じた復水の流量を供給できる。
As a result, the required load, which is the basis for changing the number of driven condensate pumps 110 in the regeneration state and the non-regeneration state, is changed in consideration of the increase in the amount of condensate used due to the regeneration process. In both states, the number of condensate pumps 110 to be driven can be optimized. That is, in the non-regeneration state in which the
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に制限されるものではなく適宜変更が可能である。 Although the embodiments of the present invention have been described above, the present invention is not limited to the above embodiments and can be modified as appropriate.
上記実施形態では、復水ポンプ制御装置1は再生状態判定部14による判定結果を表示部18に出力する出力部17を備えていたが、出力部17を備えない構成であってもよい。
In the above-described embodiment, the condensate
上記実施形態では、変更基準値設定部16は第1増加側変更基準値を第1減少側変更基準値よりも大きく設定していたが、第1増加側変更基準値と第2減少側変更基準値を等しい値に設定してもよい。
In the above-described embodiment, the change reference
また例えば、変更基準値設定部16は第1増加側変更基準値を第1減少側変更基準値よりも大きく設定するとともに、第2増加側変更基準値を第2減少側変更基準値よりも大きく設定してもよい。即ち、復水ポンプ制御装置1において、駆動台数の変更基準となる要求負荷は、駆動台数が増加する基準となる増加側要求負荷と、駆動台数が減少する基準となる減少側要求負荷と、を有し、増加側要求負荷は、減少側要求負荷よりも大きい構成としてもよい。
Further, for example, the change reference
これにより、増加側要求負荷が減少側要求負荷よりも大きいので、要求負荷が増加側要求負荷又は減少側要求負荷の近傍で変動する場合に、復水ポンプ110が起動と停止を繰り返す現象を防止できる。よって、復水ポンプ110の不要な起動電力の発生による電力消費を抑制することができる。
This prevents the
上記実施形態では、発電設備2には、3台の復水ポンプ110と3台の復水昇圧ポンプ130が設けられていたが、復水ポンプ110と復水昇圧ポンプ130の台数は特に限定されない。例えば、復水ポンプ110と復水昇圧ポンプ130の台数はそれぞれ2台以下であってもよく、4台以上であってもよい。
In the above embodiment, the
1 復水ポンプ制御装置
12 要求負荷情報取得部(取得部)
14 再生状態判定部
15 駆動台数変更部
30 発電機
40 復水器
110 復水ポンプ
120 復水脱塩装置
1 condensate
14 regeneration
Claims (3)
前記取得部によって取得される前記要求負荷に応じて、復水器の復水ポンプの駆動台数を変更する駆動台数変更部と、
前記復水ポンプから送出される復水を脱塩する復水脱塩装置の再生処理を行っている再生状態であるか前記再生処理を行っていない非再生状態であるかを判定する判定部と、を備え、
前記再生状態では、前記駆動台数変更部による前記駆動台数の変更基準となる前記要求負荷が、前記非再生状態における前記駆動台数の変更基準となる前記要求負荷よりも低い復水ポンプ制御装置。 an acquisition unit that acquires the requested load of the generator;
a driven number changing unit that changes the number of driven condensate pumps of a condenser according to the required load acquired by the acquiring unit;
a determination unit that determines whether the condensate demineralizer for desalting the condensate sent from the condensate pump is in a regeneration state in which regeneration processing is being performed or in a non-regeneration state in which the regeneration processing is not performed; , and
The condensate pump control device, wherein, in the regeneration state, the required load serving as a reference for changing the number of driven units by the unit for changing the number of driven units is lower than the required load serving as a reference for changing the number of driven units in the non-regenerating state.
前記増加側要求負荷は、前記減少側要求負荷よりも大きい請求項1に記載の復水ポンプ制御装置。 The required load, which serves as a reference for changing the number of driven vehicles, includes an increasing required load, which serves as a basis for increasing the number of driven vehicles, and a decreasing required load, which serves as a basis for decreasing the number of driven vehicles;
2. The condensate pump control device according to claim 1, wherein the increasing side required load is larger than the decreasing side required load.
前記取得工程で取得される前記要求負荷に応じて、復水器の復水ポンプの駆動台数を変更する駆動台数変更工程と、
前記復水ポンプから送出される復水を脱塩する復水脱塩装置の再生処理を行っている再生状態であるか前記再生処理を行っていない非再生状態であるかを判定する判定工程と、を含み、
前記再生状態では、前記駆動台数変更工程において前記駆動台数の変更基準となる前記要求負荷が、前記非再生状態における前記駆動台数の変更基準となる前記要求負荷よりも低い復水ポンプ制御方法。 an obtaining step of obtaining the requested load of the generator;
a driven number changing step of changing the number of driven condensate pumps of a condenser according to the required load acquired in the acquiring step;
a determination step of determining whether the condensate demineralizer for desalinating the condensate sent from the condensate pump is in a regeneration state in which regeneration processing is being performed or in a non-regeneration state in which the regeneration processing is not performed; , including
The condensate pump control method, wherein, in the regeneration state, the required load serving as a reference for changing the number of driven units in the step of changing the number of driven units is lower than the required load serving as a reference for changing the number of driven units in the non-regenerating state.
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