JP2022170275A - ネットワークマップ作成支援プログラム、情報処理装置およびネットワークマップ作成支援方法 - Google Patents

ネットワークマップ作成支援プログラム、情報処理装置およびネットワークマップ作成支援方法 Download PDF

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Abstract

Figure 2022170275000001
【課題】ネットワークマップの作成が容易になる。
【解決手段】情報処理装置10は、ネットワーク1における通信データに関する計測結果またはノード2a~2dおよびスイッチ3a,3bの接続環境を示す情報に基づいて、ノード2a~2dそれぞれの、対象スイッチポートに接続されている可能性を示す評価値を算出する。次に、情報処理装置10は、ノード2a~2dそれぞれを示す図を、評価値が大きいほど対象スイッチポートを示す図に近い位置に表示する。そして、情報処理装置10は、ノード2a~2dのうち、ネットワークマップ11aにおける対象スイッチポートの接続先の選択を受け付ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワークマップ作成支援プログラム、情報処理装置およびネットワークマップ作成支援方法に関する。
近年、データセンタのネットワークでは、複数の種類の機器が複数台つながっている。このような複雑なネットワークの機器を管理するために、ネットワークマップを作成することがある。
ネットワークマップは、例えば、ネットワークにおいて接続されている機器同士を線で結んで表示したものである。例えば、ネットワークの管理者は、ネットワークで異常が発生した場合に、ネットワークマップを参照することで、異常の影響範囲を素早く特定することができる。
ネットワークマップに関する技術として、例えば、切替装置の物理ポートと通信装置の通信ポートとの物理的な配線の情報を作成することが可能である配線情報作成システムが提案されている。
国際公開第2020/217300号
ネットワークマップを作成する方法としては、例えば、ネットワーク内の各機器について、接続されている機器をユーザが選択していく方法が考えられる。しかし、ネットワーク内の機器の数が多い場合、選択作業が煩雑になる。
1つの側面では、本件は、ネットワークマップの作成を容易にすることを目的とする。
1つの案では、以下の処理をコンピュータに実行させるネットワークマップ作成支援プログラムが提供される。
まず、コンピュータは、複数のノードおよび複数のスイッチを含むネットワークにおける通信データに関する計測結果または複数のノードおよび複数のスイッチの接続環境を示す情報に基づいて、複数のノードそれぞれについて、複数のスイッチの対象スイッチポートに接続されている可能性を示す評価値を算出する。次に、コンピュータは、複数のノードそれぞれを示す図を、評価値が大きいほど対象スイッチポートを示す図に近い位置に表示する。そして、コンピュータは、複数のノードのうち、ネットワークマップにおける対象スイッチポートの接続先の選択を受け付ける。
1態様によれば、ネットワークマップの作成が容易になる。
第1の実施の形態に係るネットワークマップ作成支援方法の一例を示す図である。 第2の実施の形態の概要を示す図である。 管理端末のハードウェアの一構成例を示す図である。 ネットワークマップの一例を示す図である。 管理端末の機能例を示すブロック図である。 ネットワークに含まれる機器情報の一例を示す図である。 ラック判定の一例を示す図である。 アドレステーブル判定の一例を示す図である。 通信量判定の一例を示す図である。 通信速度判定の一例を示す図である。 リンク判定の一例を示す図である。 評価値テーブルの一例を示す図である。 ネットワークマップを作成するための画面の一例を示す図である。 評価値算出処理の手順の一例を示すフローチャートである。 ラック判定処理の手順の一例を示すフローチャートである。 アドレステーブル判定処理の手順の一例を示すフローチャートである。 通信量判定処理の手順の一例を示すフローチャートである。 通信速度判定処理の手順の一例を示すフローチャートである。 リンク判定処理の手順の一例を示すフローチャートである。 ネットワークマップ作成処理の手順の一例を示すフローチャートである。
以下、本実施の形態について図面を参照して説明する。なお各実施の形態は、矛盾のない範囲で複数の実施の形態を組み合わせて実施することができる。
〔第1の実施の形態〕
まず、第1の実施の形態について説明する。
図1は、第1の実施の形態に係るネットワークマップ作成支援方法の一例を示す図である。図1には、ネットワークマップ作成支援方法を実施する情報処理装置10が示されている。情報処理装置10は、例えば、ネットワークマップ作成支援方法の処理手順が記述されたネットワークマップ作成支援プログラムを実行することにより、ネットワークマップ作成支援方法を実施することができる。
情報処理装置10は、ネットワーク1における機器の接続関係を示すネットワークマップの作成を支援する。ネットワーク1は、ノード2a,2b,2c,2d(ノード#1,#2,#3,#4)およびスイッチ3a,3b(スイッチ#1,#2)を含む。例えば、ネットワーク1においてノード2aとスイッチ3aの1つのスイッチポートとが接続されている。また、例えば、ノード2bとスイッチ3bの1つのスイッチポートとが接続されている。また、例えば、ノード2cとスイッチ3bの1つのスイッチポートとが接続されている。また、例えば、ノード2dとスイッチ3bの1つのスイッチポートとが接続されている。
情報処理装置10は、ネットワークマップ作成支援方法を実現するために、記憶部11と処理部12とを有する。記憶部11は、例えば、情報処理装置10が有するメモリまたはストレージ装置である。処理部12は、例えば、情報処理装置10が有するプロセッサまたは演算回路である。記憶部11は、ネットワークマップ11aを記憶する。ネットワークマップ11aは、ネットワーク1における機器の接続関係を示すネットワークマップである。
まず、処理部12は、ネットワーク1における通信データに関する計測結果、またはノード2a~2dおよびスイッチ3a,3bの接続環境を示す情報を取得する。例えば、処理部12は、ノード2a~2dおよびスイッチ3a,3bそれぞれがいずれのラックに設置されているかを示す情報を取得する。また、例えば、処理部12は、ノード2a~2dそれぞれの通信アドレスと、スイッチ3a,3bに接続された機器の通信アドレスを示す情報とを取得する。ここで、通信アドレスは、例えば、MAC(Media Access Control)アドレスであり、スイッチ3a,3bに接続された機器の通信アドレスを示す情報は、例えば、スイッチ3a,3bのMACアドレステーブルに登録された情報である。
また、例えば、処理部12は、ノード2a~2dのうちの1つのノードにデータを送信し、データ送信前後のスイッチ3a,3bのスイッチポートの累積通信量を計測する処理を、ノード2a~2dそれぞれについて実行する。また、例えば、処理部12は、スイッチ3a,3bの1つのスイッチポートの通信速度を所定の速度に変更し、通信速度を変更した前後のノード2a~2dそれぞれの通信速度を計測する処理を、スイッチ3a,3bのスイッチポートそれぞれについて実行する。また、例えば、処理部12は、ノード2a~2dのうちの1つのノードがリンクダウンした場合のスイッチ3a,3bのスイッチポートの通信状況を計測する処理を、ノード2a~2dそれぞれについて実行する。
処理部12は、取得した計測結果、または接続環境を示す情報に基づいて、ノード2a~2dそれぞれについて、スイッチ3a,3bの対象スイッチポートに接続されている可能性を示す評価値を算出する。例えば、処理部12は、ノード2a~2dそれぞれが対象スイッチポートを含むスイッチと同じラックに設置されているか否かに基づいて、ノード2a~2dそれぞれについて、評価値を算出する。ここで、処理部12は、ノード2a~2dのうち、対象スイッチポートを含むスイッチと同じラックに設置されているノードについて、評価値に加点をする。
また、例えば、処理部12は、ノード2a~2dそれぞれの通信アドレスと、対象スイッチポートに接続された機器の通信アドレスを示す情報に基づいて、ノード2a~2dそれぞれについて、評価値を算出する。ここで、処理部12は、ノード2a~2dのうち、対象スイッチポートを含むスイッチのMACアドレステーブルに対象スイッチポートに接続された機器としてMACアドレスが登録されたノードについて、評価値に加点をする。また、例えば、処理部12は、ノード2a~2dそれぞれにデータが送信される前後の、対象スイッチポートの累積通信量の計測結果に基づいて、ノード2a~2dそれぞれについて、評価値を算出する。ここで、処理部12は、あるノードへデータ送信した前後で、対象スイッチポートの累積通信量が送信データのサイズだけ増加した場合、当該ノードについて、評価値に加点をする。
また、例えば、処理部12は、対象スイッチポートの通信速度を所定の速度に変更した前後のノード2a~2dそれぞれの通信速度の計測結果に基づいて、ノード2a~2dそれぞれについて、評価値を算出する。ここで、処理部12は、ノード2a~2dのうち、対象スイッチポートの通信速度を所定の速度に変更したときに、所定の通信速度となったノードについて、評価値に加点をする。また、例えば、処理部12は、ノード2a~2dそれぞれをリンクダウンした場合に、対象スイッチポートの通信が停止したか否かに基づいて、ノード2a~2dそれぞれについて、評価値を算出する。ここで、処理部12は、あるノードがリンクダウンしたときに、対象スイッチポートの通信が停止した場合、当該ノードについて、評価値に加点をする。
ここでは、一例として、処理部12は、スイッチ3aのスイッチポートを対象スイッチポートとしたときのノード2a~2dの評価値を算出したものとする。そして、算出した評価値は、ノード2a、ノード2b、ノード2c、ノード2dの順で大きかったものとする。
次に、処理部12は、選択画面4を表示する。処理部12は、選択画面4において、ノード2a~2dそれぞれを示す図を、評価値が大きいほど対象スイッチポートを示す図に近づけて(より近い位置に)表示する。例えば、選択画面4は、「スイッチ#1」と記されたブロック、「ノード#1」と記されたブロック、「ノード#2」と記されたブロック、「ノード#3」と記されたブロックおよび「ノード#4」と記されたブロックを含む。選択画面4では、「ノード#1」と記されたブロック、「ノード#2」と記されたブロック、「ノード#3」と記されたブロック、「ノード#4」と記されたブロックの順で、「スイッチ#1」と記されたブロックの近くに配置される。
そして、処理部12は、ノード2a~2dのうち、ネットワークマップ11aにおける対象スイッチポートの接続先の選択を受け付ける。例えば、処理部12は、選択画面4において、対象スイッチポートを示す図とノードを示す図とをつなぐ入力を受け付ける。一例として、処理部12は、「スイッチ#1」と記されたブロックと「ノード#1」と記されたブロックをつなぐ入力を受け付けたものとする。すると、処理部12は、ノード2aとスイッチ3aの1つのスイッチポートとが接続されていることを示す情報を、ネットワークマップ11aに登録する。
このような情報処理装置10によれば、処理部12は、ネットワーク1における通信データに関する計測結果、またはノード2a~2dおよびスイッチ3a,3bの接続環境を示す情報に基づいて、ノード2a~2dそれぞれについて、評価値を算出する。処理部12は、ノード2a~2dそれぞれを示す図を、評価値が大きいほど対象スイッチポートを示す図に近い位置に表示する。そして、処理部12は、ノード2a~2dのうち、ネットワークマップ11aにおける対象スイッチポートの接続先の選択を受け付ける。これにより、情報処理装置10は、ユーザがネットワークマップ11aにおける対象スイッチポートの接続先を選択する際に、ネットワーク1において対象スイッチポートと接続されている可能性が高いノードを選択しやすいように表示できる。よって、情報処理装置10は、ネットワークマップ11aの作成を容易にすることができる。
また、処理部12は、ノード2a~2dそれぞれが対象スイッチポートを含むスイッチと同じラックに設置されているか否かに基づいて、ノード2a~2dそれぞれについて、評価値を算出する。これにより、情報処理装置10は、対象スイッチポートを含むスイッチと同じラックに設置されているノードを、ネットワークマップ11aにおける対象スイッチポートの接続先として選択しやすいように表示できる。
また、処理部12は、ノード2a~2dそれぞれの通信アドレスと、対象スイッチポートに接続された機器の通信アドレスを示す情報に基づいて、ノード2a~2dそれぞれについて、評価値を算出する。これにより、情報処理装置10は、対象スイッチポートに接続された機器の通信アドレスと同じ通信アドレスを持つノードを、ネットワークマップ11aにおける対象スイッチポートの接続先として選択しやすいように表示できる。
また、処理部12は、ノード2a~2dそれぞれにデータが送信される前後の、対象スイッチポートの累積通信量の計測結果に基づいて、ノード2a~2dそれぞれについて、評価値を算出する。これにより、情報処理装置10は、あるノードへデータ送信した前後で、対象スイッチポートの累積通信量が送信データのサイズだけ増加した場合、当該ノードをネットワークマップ11aにおける対象スイッチポートの接続先として選択しやすいように表示できる。
また、処理部12は、対象スイッチポートの通信速度を所定の速度に変更した前後のノード2a~2dそれぞれの通信速度の計測結果に基づいて、ノード2a~2dそれぞれについて、評価値を算出する。これにより、情報処理装置10は、対象スイッチポートの通信速度を所定の速度に変更したときに、所定の通信速度となったノードをネットワークマップ11aにおける対象スイッチポートの接続先として選択しやすいように表示できる。
また、処理部12は、ノード2a~2dそれぞれをリンクダウンした場合に、対象スイッチポートの通信が停止したか否かに基づいて、ノード2a~2dそれぞれについて、評価値を算出する。これにより、情報処理装置10は、あるノードがリンクダウンしたときに、対象スイッチポートの通信が停止した場合、当該ノードをネットワークマップ11aにおける対象スイッチポートの接続先として選択しやすいように表示できる。
なお、処理部12は、ノード2a~2dのノードポートごとに評価値を算出してもよい。そして、処理部12は、複数のノードポートそれぞれを示す図を、評価値が大きいほど対象スイッチポートを示す図に近い位置に表示し、複数のノードポートのうち、ネットワークマップ11aにおける対象スイッチポートの接続先の選択を受け付けてもよい。これにより、情報処理装置10は、ノード2a~2dのノードポートごとの接続先を示すネットワークマップ11aの作成を容易にすることができる。
〔第2の実施の形態〕
次に、第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態は、データセンタ内のネットワークを示すネットワークマップの作成を支援するものである。
図2は、第2の実施の形態の概要を示す図である。第2の実施の形態では、管理者21が管理端末100によってネットワーク30のネットワークマップを作成する。ネットワーク30は、データセンタ内のネットワークである。ネットワーク30は、サーバ群31-1,31-2,・・・を有する。
サーバ群31-1は、複数のサーバおよび複数のスイッチを有する。サーバ群31-1に含まれる複数のサーバおよび複数のスイッチは、同じラックに設置されている。サーバ群31-2,・・・も、サーバ群31-1と同様に、同じラック内に設置されている複数のサーバおよび複数のスイッチを有する。
管理端末100は、管理者21が操作するコンピュータである。管理端末100は、ネットワークマップを作成するために用いられるデータの収集およびネットワークマップの作成をする。管理端末100は、データの収集では、ネットワーク30に含まれるスイッチ(調査対象スイッチ)に接続される。そして、管理端末100は、調査対象スイッチの各スイッチポートの通信状況を計測する。また、管理端末100は、調査対象スイッチを介して、ネットワーク30に含まれる各サーバにアクセスし、各サーバの通信状況を計測する。
そして、管理端末100は、収集したデータから、ネットワーク30に含まれる各サーバが、各スイッチのスイッチポートに接続されている可能性を示す評価値を算出する。管理端末100は、ネットワークマップの作成では、スイッチポートの近くに評価値が高いサーバを表示し、スイッチポートの接続先の選択を受け付ける。管理端末100は、スイッチポートの接続先の選択結果をネットワークマップに反映する。
図3は、管理端末のハードウェアの一構成例を示す図である。管理端末100は、CPU(Central Processing Unit)101によって装置全体が制御されている。CPU101は、プログラムの命令を実行するプロセッサである。なお、CPU101は複数のプロセッサコアを含んでもよい。また、CPU101は、複数のプロセッサであってもよく、MPU(Micro Processing Unit)、またはDSP(Digital Signal Processor)等であってもよい。また、CPU101がプログラムを実行することで実現する機能の少なくとも一部を、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)等の電子回路で実現してもよい。CPU101には、バス109を介してRAM(Random Access Memory)102と複数の周辺機器が接続されている。
RAM102は、管理端末100の主記憶装置である。RAM102には、CPU101に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM102には、CPU101による処理に利用する各種データが格納される。なお、管理端末100は、RAM以外の種類のメモリを備えてもよく、複数個のメモリを備えてもよい。
バス109に接続されている周辺機器としては、HDD(Hard Disk Drive)103、GPU(Graphics Processing Unit)104、入力インタフェース105、光学ドライブ装置106、機器接続インタフェース107およびネットワークインタフェース108がある。
HDD103は、管理端末100の補助記憶装置である。HDD103は、内蔵した磁気ディスクに対して、磁気的にデータの書き込みおよび読み出しを行う。HDD103には、OSのプログラム、アプリケーションプログラム、および各種データが格納される。なお、管理端末100は、フラッシュメモリやSSD(Solid State Drive)等の他の種類の補助記憶装置を備えてもよく、複数の補助記憶装置を備えてもよい。
GPU104には、モニタ41が接続されている。GPU104は、CPU101からの命令に従って、画像をモニタ41の画面に表示させる。モニタ41としては、有機EL(Electro Luminescence)を用いた表示装置や液晶表示装置等がある。
入力インタフェース105には、キーボード42とマウス43とが接続されている。入力インタフェース105は、キーボード42やマウス43から送られてくる信号をCPU101に送信する。なお、マウス43は、ポインティングデバイスの一例であり、他のポインティングデバイスを使用することもできる。他のポインティングデバイスとしては、タッチパネル、タブレット、タッチパッド、トラックボール等がある。
光学ドライブ装置106は、レーザ光等を利用して、光ディスク44に記録されたデータの読み取りを行う。光ディスク44は、光の反射によって読み取り可能なようにデータが記録された可搬型の記録媒体である。光ディスク44には、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD-RAM、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD-R(Recordable)/RW(ReWritable)等がある。
機器接続インタフェース107は、管理端末100に周辺機器を接続するための通信インタフェースである。例えば機器接続インタフェース107には、メモリ装置45やメモリリーダライタ46を接続することができる。メモリ装置45は、機器接続インタフェース107との通信機能を搭載した記録媒体である。メモリリーダライタ46は、メモリカード47へのデータの書き込み、またはメモリカード47からのデータの読み出しを行う装置である。メモリカード47は、カード型の記録媒体である。
ネットワークインタフェース108は、ネットワーク30に含まれる調査対象スイッチ50に接続される。ネットワークインタフェース108は、調査対象スイッチ50を介して、ネットワーク30内のコンピュータまたは通信機器との間でデータの送受信を行うことができる。なお、ネットワークインタフェース108は、ネットワーク30以外の他のネットワークに接続することもできる。ネットワークインタフェース108は、他のネットワークを介して、他のコンピュータまたは通信機器との間でデータの送受信を行うこともできる。
管理端末100は、以上のようなハードウェア構成によって、第2の実施の形態の処理機能を実現することができる。なお、第1の実施の形態に示した情報処理装置10も、図3に示した管理端末100と同様のハードウェアにより実現することができる。また、CPU101は、第1の実施の形態に示した処理部12の一例である。またRAM102またはHDD103は、第1の実施の形態に示した記憶部11の一例である。
管理端末100は、例えばコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムを実行することにより、第2の実施の形態の処理機能を実現する。管理端末100に実行させる処理内容を記述したプログラムは、様々な記録媒体に記録しておくことができる。例えば、管理端末100に実行させるプログラムをHDD103に格納しておくことができる。CPU101は、HDD103内のプログラムの少なくとも一部をRAM102にロードし、プログラムを実行する。また、管理端末100に実行させるプログラムを、光ディスク44、メモリ装置45、メモリカード47等の可搬型記録媒体に記録しておくこともできる。可搬型記録媒体に格納されたプログラムは、例えば、CPU101からの制御により、HDD103にインストールされた後、実行可能となる。また、CPU101が、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み出して実行することもできる。
次に、ネットワークマップについて説明する。
図4は、ネットワークマップの一例を示す図である。ネットワークマップ60は、管理対象のネットワーク(例えば、ネットワーク30)に含まれる機器の接続関係を示す。ネットワークマップ60は、ネットワーク30に含まれる各機器のポートを示す図を含み、線で結ばれたポート同士が接続されていることを示す。例えば、ネットワークマップ60は、サーバ(SV)#1のポート#1と、スイッチ(SW)#2のポート#1とが接続されていることを示す。管理者21は、ネットワークマップ60を参照することで、ネットワーク30に異常が発生した場合に、影響範囲を素早く特定することができる。
ネットワークマップ60を作成する方法としては、例えば、GUI(Graphical User Interface)上で、サーバおよびスイッチの各ポートを示す図を表示し、接続されたポート同士の選択を受け付ける方法が考えられる。しかし、ネットワーク30に含まれる機器の数が多い場合、接続先の選択操作は煩雑になる。また、ネットワークマップ60を作成する方法としては、例えば、LLDP(Link Layer Discovery Protocol)を用いて、各ポートの接続先を特定する方法も考えられる。しかし、ネットワーク30に含まれる機器がLLDPに対応していないことがある。
そこで、第2の実施の形態では、管理端末100は、ネットワーク30に含まれる各サーバのサーバポートが、各スイッチのスイッチポートに接続されている可能性を示す評価値を算出する。そして、管理端末100は、スイッチポートを示す図の近くに、評価値が高いサーバポートを示す図を表示し、スイッチポートの接続先の選択を受け付けることで、接続先の選択操作を容易にする。
次に、管理端末100の機能について詳細に説明する。
図5は、管理端末の機能例を示すブロック図である。管理端末100は、ネットワーク情報記憶部110、マップ作成データ記憶部120、コントローラ部130、通信監視部140およびGUI処理部150を有する。
ネットワーク情報記憶部110は、機器情報テーブル111、スイッチ情報テーブル112およびサーバ情報テーブル113を記憶する。機器情報テーブル111には、ネットワーク30に含まれる機器(スイッチおよびサーバ)に関する情報が登録される。スイッチ情報テーブル112には、ネットワーク30に含まれるスイッチに関する情報が登録される。サーバ情報テーブル113には、ネットワーク30に含まれるサーバに関する情報が登録される。
マップ作成データ記憶部120は、ネットワークマップ60および評価値テーブル121-1,121-2,・・・を記憶する。評価値テーブル121-1,121-2,・・・は、それぞれネットワーク30に含まれるスイッチのいずれかのスイッチポートに対応する。評価値テーブル121-1,121-2,・・・は、ネットワーク30に含まれるサーバのサーバポートそれぞれの、対応するスイッチポートに対する評価値が登録される。
コントローラ部130は、調査対象スイッチ50の各スイッチポートについて評価値を算出するための判定処理を実行する。コントローラ部130は、ラック判定処理、アドレステーブル判定処理、通信量判定処理、通信速度判定処理およびリンク判定処理を実行する。
ラック判定処理では、まず、コントローラ部130は、機器情報テーブル111を参照し、調査対象スイッチ50が設置されているラックのラック名を取得する。次に、コントローラ部130は、機器情報テーブル111を参照し、調査対象スイッチ50と同じラックに設置されているサーバを検索する。そして、コントローラ部130は、評価値テーブル121-1,121-2,・・・のうち、調査対象スイッチ50の各スイッチポートに対応する評価値テーブルにおいて、検索されたサーバの各サーバポートに加点する。
アドレステーブル判定処理では、まず、コントローラ部130は、調査対象スイッチ50からMACアドレステーブルを取得する。次に、コントローラ部130は、MACアドレステーブルに登録されたMACアドレスおよびサーバ情報テーブル113から、調査対象スイッチ50の各スイッチポートの接続先のサーバポートを特定する。そして、コントローラ部130は、評価値テーブル121-1,121-2,・・・のうち、調査対象スイッチ50の各スイッチポートに対応する評価値テーブルにおいて、接続先として特定したサーバポートに加点する。
通信量判定処理では、まず、コントローラ部130は、サーバポートを選択し、選択したサーバポートに50MBのデータを送信する。次に、コントローラ部130は、データ送信前後の調査対象スイッチ50の各スイッチポートの累積通信量を、通信監視部140に取得させる。コントローラ部130は、データ送信前後で50MBだけ累積通信量が増加したスイッチポートがある場合、評価値テーブル121-1,121-2,・・・のうち、当該スイッチポートに対応する評価値テーブルにおいて、選択したサーバポートに加点する。
通信速度判定処理では、コントローラ部130は、調査対象スイッチ50のスイッチポートを選択し、通信監視部140に、選択したスイッチポートの通信速度を10Mbpsに変更させる。次に、コントローラ部130は、通信速度変更前後の各サーバポートの通信速度を、通信監視部140に取得させる。そして、コントローラ部130は、通信速度の変更前後で、通信速度が10Mbpsに変化したサーバポートがある場合、選択したスイッチポートに対応する評価値テーブルにおいて、当該サーバポートに加点する。
リンク判定処理では、まず、コントローラ部130は、サーバポートのリンクダウン前後およびリンクアップ前後の、調査対象スイッチ50の各スイッチポートの累積通信量および通信速度を通信監視部140に取得させる。そして、コントローラ部130は、リンクダウンによって通信が停止し、リンクアップによって通信が再開したスイッチポートがある場合、当該スイッチポートに対応する評価値テーブルにおいて、リンクダウンおよびリンクアップしたサーバポートに加点する。以上の判定後、コントローラ部130は、各判定による加点の合計を算出する。
通信監視部140は、コントローラ部130の指示に応じて、調査対象スイッチ50の各スイッチポートの累積通信量を取得する。また、通信監視部140は、コントローラ部130の指示に応じて、サーバポートおよび調査対象スイッチ50の各スイッチポートの通信速度を取得する。また、通信監視部140は、コントローラ部130の指示に応じて、スイッチポートの通信速度を変更する。
GUI処理部150は、スイッチポートを示す図およびサーバポートを示す図を表示し、ネットワークマップ60における各ポートの接続先の選択を受け付ける。GUI処理部150は、複数のスイッチポートを示す図を表示し、選択を受け付ける。GUI処理部150は、評価値テーブル121-1,121-2,・・・のうち、ステップS161で選択されたスイッチポートに対応する評価値テーブルを取得する。GUI処理部150は、取得した評価値テーブルを参照して、複数のサーバポートを示す図を、選択されたスイッチポートに対する評価値が大きいサーバポートを示す図が選択されたスイッチポートを示す図と近くなるよう表示する。そして、GUI処理部150は、選択されたスイッチポートのネットワークマップ60における接続先の選択を受け付ける。GUI処理部150は、接続先の選択をネットワークマップ60に反映する。
なお、図5に示した各要素間を接続する線は通信経路の一部を示すものであり、図示した通信経路以外の通信経路も設定可能である。また、図5に示した各要素の機能は、例えば、その要素に対応するプログラムモジュールをコンピュータに実行させることで実現することができる。
次に、ネットワーク情報記憶部110に格納される情報について詳細に説明する。
図6は、ネットワークに含まれる機器情報の一例を示す図である。ネットワーク情報記憶部110は、機器情報テーブル111、スイッチ情報テーブル112およびサーバ情報テーブル113を記憶する。機器情報テーブル111、スイッチ情報テーブル112およびサーバ情報テーブル113に登録される情報は、例えば、ネットワーク30に各機器を導入する際に管理者21によって入力される。
機器情報テーブル111には、ネットワーク30に含まれる各機器(スイッチおよびサーバ)の情報が登録されている。機器情報テーブル111には、ID、種類、名称、ラック名およびポート数の欄が設けられている。IDの欄には、機器を識別するための情報が設定されている。種類の欄には、機器がスイッチであるかサーバであるかを示す情報が設定される。名称の欄には、機器の名称が設定される。ラック名の欄には、機器が設置されているラック名が設定される。ポート数の欄には、機器が有するポートの数が設定される。
スイッチ情報テーブル112には、ネットワーク30に含まれるスイッチの情報が登録されている。スイッチ情報テーブル112には、スイッチ名、IPアドレスおよびMACアドレステーブルの欄が設けられている。スイッチ名の欄には、スイッチの名称が設定される。IPアドレスの欄には、スイッチのIPアドレスが設定される。MACアドレステーブルの欄には、スイッチのMACアドレステーブルが静的に設定されているか動的に設定されているかを示す情報が設定される。
サーバ情報テーブル113には、ネットワーク30に含まれるサーバのサーバポートごとの情報が登録されている。サーバ情報テーブル113には、サーバ名、ポート名、IPアドレスおよびMACアドレスの欄が設けられている。サーバ名の欄には、サーバの名称が設定される。ポート名の欄には、サーバポートの名称が設定される。IPアドレスの欄には、サーバポートのIPアドレスが設定される。MACアドレスの欄には、サーバポートのMACアドレスが設定される。
次に、コントローラ部130による評価値を算出するための判定について説明する。まず、ラック判定について説明する。
図7は、ラック判定の一例を示す図である。ラック判定では、コントローラ部130は、各サーバと調査対象スイッチ50とが同じラックに設置されているか否かに基づいて、評価値に加点をする。
一例として、機器情報テーブル111は、ラック#1にSV#1およびSV#2が設置されていることを示す。また、機器情報テーブル111は、ラック#2にSV#3およびSV#4が設置されていることを示す。また、機器情報テーブル111は、ラック#3に調査対象スイッチ50、SV#5およびSV#6が設置されていることを示す。すると、コントローラ部130は、調査対象スイッチ50と同じくラック#3に設置されているSV#5およびSV#6の各サーバポートについて、調査対象スイッチ50の各スイッチポートに対する評価値に加点する。
このようにして、コントローラ部130は、ラック判定による評価値の加点をする。ネットワーク30のようなデータセンタのネットワークの機器は、異なるラックに設置されている機器と接続される可能性よりも、同じラックに設置されている機器と接続される可能性のほうが高い。そこで、コントローラ部130は、調査対象スイッチ50と同じラックに設置されているサーバの各サーバポートについて、調査対象スイッチ50の各スイッチポートに対する評価値に加点することで、適切な評価値を算出できる。
次に、アドレステーブル判定について説明する。
図8は、アドレステーブル判定の一例を示す図である。調査対象スイッチ50は、MACアドレステーブル51を有する。アドレステーブル判定では、コントローラ部130は、MACアドレステーブル51に基づいて、評価値に加点をする。
一例として、MACアドレステーブル51には、調査対象スイッチ50のポート#1の接続先のMACアドレスとして、アドレスXが登録されている。コントローラ部130は、サーバ情報テーブル113を参照し、アドレスXに対応するサーバ名SV#1とサーバポート名ポート#1とを特定したとする。すると、コントローラ部130は、SV#1のポート#1について、調査対象スイッチ50のポート#1に対する評価値に加点する。
このようにして、コントローラ部130は、アドレステーブル判定による評価値の加点をする。MACアドレステーブル51は、動的に設定され、接続機器に合わせて適宜変更されるため、調査対象スイッチ50の各ポートの接続先を示している可能性が高い。そこで、コントローラ部130は、サーバポートについて、MACアドレステーブル51に示される接続先であるスイッチポートに対する評価値に加点することで、適切な評価値を算出できる。
次に、通信量判定について説明する。
図9は、通信量判定の一例を示す図である。通信量判定では、コントローラ部130は、サーバポートへのデータ送信前後の調査対象スイッチ50の各ポートの累積通信量に基づいて、評価値に加点をする。
一例として、管理端末100は、調査対象スイッチ50のポート#0と接続されている。コントローラ部130は、SV#1のポート#1に50MBのデータを送信する。コントローラ部130は、データ送信前後の調査対象スイッチ50の各スイッチポートの累積通信量を通信監視部140に取得させる。ここで、調査対象スイッチ50のポート#0およびポート#1の累積通信量は50MB増加し、調査対象スイッチ50の他のスイッチポート(例えば、ポート#2)は累積通信量が変化していないとする。すると、コントローラ部130は、SV#1のポート#1について、調査対象スイッチ50のポート#1に対する評価値に加点する。
このようにして、コントローラ部130は、通信量判定による評価値の加点をする。データが送信されると、通信経路のスイッチポートにおいて累積通信量が増加するため、サーバポートへのデータ送信前後で累積通信量が増加したスイッチポートは、データ送信されたサーバポートと接続されている可能性が高い。よって、コントローラ部130は、データを送信したサーバポートについて、サーバポートへのデータ送信前後で累積通信量が増加したスイッチポートに対する評価値に加点することで、適切な評価値を算出できる。
次に、通信速度判定について説明する。
図10は、通信速度判定の一例を示す図である。通信速度判定では、コントローラ部130は、スイッチポートの通信速度の変更前後のサーバポートの通信速度に基づいて、評価値に加点をする。
一例として、管理端末100は、調査対象スイッチ50のポート#0と接続されている。コントローラ部130は、通信監視部140に、調査対象スイッチ50のポート#1の通信速度を10Mbpsに設定させる。また、コントローラ部130は、通信速度変更前後の各サーバポートの通信速度を通信監視部140に取得させる。ここで、SV#1のポート#1は通信速度が10Mbpsに変化し、他のサーバポート(例えば、SV#2のポート#1)は通信速度が変化していないとする。すると、コントローラ部130は、SV#1のポート#1について、調査対象スイッチ50のポート#1に対する評価値に加点する。
このようにして、コントローラ部130は、通信速度判定による評価値の加点をする。スイッチポートの通信速度が変更されると、通信相手の通信速度も変更されるため、スイッチポートの通信速度の変更により通信速度が変化したサーバポートは、通信速度を変更したスイッチポートと接続されている可能性が高い。よって、コントローラ部130は、スイッチポートの通信速度の変更により通信速度が変化したサーバポートについて、当該サーバポートに接続されている可能性が高いスイッチポートに対する評価値に加点することで、適切な評価値を算出できる。
次に、リンク判定について説明する。
図11は、リンク判定の一例を示す図である。通信速度判定では、コントローラ部130は、サーバポートのリンクダウンおよびリンクアップ前後のスイッチポートの通信状況に基づいて、評価値に加点をする。
一例として、管理端末100は、調査対象スイッチ50のポート#0と接続されている。コントローラ部130は、SV#1のポート#1がリンクダウンする前後の調査対象スイッチ50の各スイッチポートの通信状況を通信監視部140に取得させる。なお、SV#1のポート#1は、例えば、管理者21がSV#1のポート#1に接続されているケーブルを抜くことでリンクダウンする。ここで、調査対象スイッチ50のポート#1の通信が停止したものとする。
次に、コントローラ部130は、SV#1のポート#1がリンクアップする前後の調査対象スイッチ50の各スイッチポートの通信状況を通信監視部140に取得させる。なお、SV#1のポート#1は、例えば、管理者21がリンクダウンの際に抜いたケーブルをSV#1のポート#1に接続することでリンクアップする。ここで、調査対象スイッチ50のポート#1の通信が再開したものとする。すると、コントローラ部130は、SV#1のポート#1について、調査対象スイッチ50のポート#1に対する評価値に加点する。
このようにして、コントローラ部130は、リンク判定による評価値の加点をする。サーバポートがリンクダウンされると、通信相手のスイッチポートも通信が停止する。また、サーバポートがリンクアップされると、通信相手のスイッチポートも通信が再開する。そのため、リンクダウンによって通信が停止し、リンクアップによって通信が再開したスイッチポートは、リンクダウンおよびリンクアップされたサーバポートと接続されている可能性が高い。よって、コントローラ部130は、リンクダウンおよびリンクアップされたサーバポートについて、リンクダウンによって通信が停止し、リンクアップによって通信が再開したスイッチポートに対する評価値に加点することで、適切な評価値を算出できる。
次に、評価値の集計について説明する。
図12は、評価値テーブルの一例を示す図である。評価値テーブル121-1,121-2,・・・は、ネットワーク30に含まれるサーバのサーバポートそれぞれの、対応するスイッチポートに対する評価値が登録される。以下では、評価値テーブル121-1について説明するが、評価値テーブル121-2,・・・も評価値テーブル121-1と同様の欄が設けられている。
評価値テーブル121-1には、サーバ名、ポート名、ラック判定、アドレステーブル判定、通信量判定、通信速度判定、リンク判定および合計の欄が設けられている。サーバ名の欄には、サーバの名称が設定される。ポート名の欄には、サーバポートの名称が設定される。ラック判定の欄には、ラック判定による加点対象の場合、「+2」が設定される。アドレステーブル判定の欄には、アドレステーブル判定による加点対象の場合、「+12」が設定される。通信量判定の欄には、通信量判定による加点対象の場合、「+3」が設定される。通信速度判定の欄には、通信速度測定による加点対象の場合、「+6」が設定される。リンク判定の欄には、リンク判定による加点対象の場合、「+15」が設定される。合計の欄には、各判定による加点の合計が設定される。
ここで、各判定の点数について説明する。ラック判定の点数は、2点に設定される。ラック判定は、同じラックに設置されているサーバポートのグループごとの判定であるのに対し、通信量判定は、個々のサーバポートについての判定である。そこで、通信量判定の点数は、ラック判定の点数(2点)に1点を加算した3点に設定される。
また、通信量判定では、管理端末100がサーバへデータ送信しているときに発生した当該サーバの他の通信が、累積通信量の測定に影響することがある。一方、通信速度判定では、サーバへの他の通信発生は、通信速度に影響しない。そこで、通信速度判定の点数は、ラック判定の点数(2点)と通信量判定の点数(3点)との合計に1点を加算した6点に設定される。
また、アドレステーブル判定で参照する、MACアドレステーブル51は、実際の接続関係を示していることが多い。そこで、アドレステーブル判定の点数は、ラック判定の点数(2点)と通信量判定の点数(3点)と通信速度判定の点数(6点)との合計に1点を加算した12点に設定される。
また、リンク判定では、実際の接続の有無が判定される。そこで、リンク判定の点数は、ラック判定の点数(2点)とアドレステーブル判定の点数(12点)との合計に1点を加算した15点に設定される。なお、上記の点数は一例であり、各判定が上記の点数と異なる点数に設定されていてもよい。
次に、GUI処理部150による画面表示について説明する。
図13は、ネットワークマップを作成するための画面の一例を示す図である。GUI処理部150は、ネットワークマップ60を作成する際に、ポート選択画面71をモニタ41に表示させる。
ポート選択画面71は、ネットワークマップ60における接続先を設定するスイッチポートの選択を受け付けるための画面である。ポート選択画面71は、複数のスイッチポートを示す図を含む。例えば、ポート選択画面71は、SW#1のポート#1~#4を示す図を含む。ここで、GUI処理部150は、ポート#1の選択を受け付けたとする。すると、GUI処理部150は、評価値テーブル121-1,121-2,・・・のうち、SW#1のポート#1に対応する評価値テーブル(例えば、評価値テーブル121-1)を取得する。GUI処理部150は、評価値テーブル121-1に基づいて、接続先選択画面72をモニタ41に表示させる。
接続先選択画面72は、ポート選択画面71で選択されたスイッチポートのネットワークマップ60における接続先であるサーバポートの選択を受け付けるための画面である。接続先選択画面72は、ポート選択画面71で選択されたスイッチポートを示す図と、複数のサーバポートを示す図とを含む。接続先選択画面72では、各サーバポートを示す図は、評価値が大きいサーバポートを示す図ほど、選択されたスイッチポートを示す図と近くなるよう配置される。
例えば、評価値テーブル121-1において、SV#1のポート#1、SV#2のポート#5、SV#3のポート#6、SV#1のポート#3、SV#5のポート#1、SV#3のポート#3、SV#7のポート#4の順で評価値が高かったものとする。すると、接続先選択画面72では、SV#1のポート#1、SV#2のポート#5、SV#3のポート#6、SV#1のポート#3、SV#5のポート#1、SV#3のポート#3、SV#7のポート#4の順で、SW#1のポート#1を示す図の近くに配置される。例えば、最大評価値のサーバポートを示す図の接続先選択画面72におけるx座標を1、最小評価値のサーバポートを示す図のx座標を0とすると、各サーバポートを示す図のx座標は、(評価値-最小評価値)/(最大評価値-最小評価値)で示される。また、各サーバポートを示す図は、SW#1のポート#1を示す図に近い順に、上段と下段とに交互に(つまり、W字型に)配置される。
そして、GUI処理部150は、接続先選択画面72において、サーバポートを示す図のいずれかに対する選択操作を受け付ける。例えば、GUI処理部150は、接続先選択画面72において、SW#1のポート#1を示す図とサーバポートを示す図のいずれかとをつなぐ入力を受け付ける。GUI処理部150は、接続先の選択をネットワークマップ60に反映する。例えば、GUI処理部150は、接続先選択画面72において、SV#1のポート#1を示す図が選択された場合、SW#1のポート#1とSV#1のポート#1とが接続されていることを示す情報をネットワークマップ60に登録する。
このように、GUI処理部150は、接続先選択画面72を表示して、ネットワークマップ60における接続先の選択を受け付ける。これにより、GUI処理部150は、ユーザ(例えば、管理者21)が、ポート選択画面71で選択されたスイッチポートとネットワーク30において接続されている可能性が高いサーバポートを選択しやすいように表示できる。よって、GUI処理部150は、ネットワークマップ60の作成を容易にすることができる。
以下、評価値算出処理の手順について、詳細に説明する。
図14は、評価値算出処理の手順の一例を示すフローチャートである。以下、図14に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS101]コントローラ部130は、ラック判定処理を実行する。ラック判定処理の詳細については後述する(図15参照)。
[ステップS102]コントローラ部130は、調査対象スイッチ50からMACアドレステーブル51が取得可能であるか否かを判定する。例えば、コントローラ部130は、スイッチ情報テーブル112のスイッチ名の欄に調査対象スイッチ50の名称が設定されているレコードを参照する。コントローラ部130は、参照したレコードのMACアドレステーブルの欄にMACアドレステーブルが動的に設定されていることを示す情報が設定されている場合、調査対象スイッチ50からMACアドレステーブル51が取得可能であると判定する。コントローラ部130は、調査対象スイッチ50からMACアドレステーブル51が取得可能であると判定した場合、処理をステップS103に進める。また、コントローラ部130は、調査対象スイッチ50からMACアドレステーブル51が取得不可能であると判定した場合、処理をステップS104に進める。
[ステップS103]コントローラ部130は、アドレステーブル判定処理を実行する。アドレステーブル判定処理の詳細については後述する(図16参照)。そして、処理がステップS106に進む。
[ステップS104]コントローラ部130は、通信量判定処理を実行する。通信量判定処理の詳細については後述する(図17参照)。
[ステップS105]コントローラ部130は、通信速度判定処理を実行する。通信速度判定処理の詳細については後述する(図18参照)。
[ステップS106]コントローラ部130は、ネットワーク30に含まれるサーバがリンクダウン可能であるか否かを判定する。コントローラ部130は、ネットワーク30に含まれるサーバがリンクダウン可能であると判定した場合、処理をステップS107に進める。また、コントローラ部130は、ネットワーク30に含まれるサーバがリンクダウン不可能であると判定した場合、処理をステップS108に進める。
[ステップS107]コントローラ部130は、リンク判定処理を実行する。リンク判定処理の詳細については後述する(図19参照)。
[ステップS108]コントローラ部130は、各判定による加点の合計を算出する。例えば、コントローラ部130は、評価値テーブル121-1,121-2,・・・のうち、調査対象スイッチ50の各スイッチポートに対応する評価値テーブルの合計の欄に、各判定による加点の合計値を設定する。
このようにして、調査対象スイッチ50のスイッチポートに対して、ネットワーク30に含まれるサーバのサーバポートが接続されている可能性を示す評価値が算出される。次に、ラック判定処理の手順について、詳細に説明する。
図15は、ラック判定処理の手順の一例を示すフローチャートである。以下、図15に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS111]コントローラ部130は、調査対象スイッチ50が設置されているラックのラック名を取得する。例えば、コントローラ部130は、機器情報テーブル111の名称の欄に調査対象スイッチ50の名称が設定されているレコードを参照する。そして、コントローラ部130は、参照したレコードのラック名の欄からラック名を取得する。
[ステップS112]コントローラ部130は、調査対象スイッチ50と同じラックに設置されているサーバを検索する。例えば、コントローラ部130は、機器情報テーブル111のラック名の欄にステップS111で取得したラック名が設定され、種類の欄にサーバであることを示す情報が設定されているレコードを検索する。そして、コントローラ部130は、検索されたレコードの名称の欄に設定されたサーバ名を、調査対象スイッチ50と同じラックに設置されているサーバのサーバ名として取得する。
[ステップS113]コントローラ部130は、調査対象スイッチ50のスイッチポートを1つ選択する。
[ステップS114]コントローラ部130は、ステップS113で選択したスイッチポートに対応する評価値テーブルにおいて、ステップS112で検索されたサーバの各サーバポートに加点する。例えば、コントローラ部130は、評価値テーブル121-1,121-2,・・・のうち、ステップS113で選択したスイッチポートに対応する評価値テーブルの、サーバ名の欄にステップS112で取得したサーバ名が設定されているレコードの、ラック判定の欄に「+2」を設定する。
[ステップS115]コントローラ部130は、調査対象スイッチ50のスイッチポートをすべて選択したか否かを判定する。コントローラ部130は、調査対象スイッチ50のスイッチポートをすべて選択したと判定した場合、処理を終了する。また、コントローラ部130は、選択していない調査対象スイッチ50のスイッチポートが残っていると判定した場合、処理をステップS113に進める。
このように、コントローラ部130は、調査対象スイッチ50と同じラックに設置されているサーバの各サーバポートの、調査対象スイッチ50のスイッチポートに対する評価値に加点する。ここで、ネットワーク30のようなデータセンタのネットワークの機器は、異なるラックに設置されている機器と接続される可能性よりも、同じラックに設置されている機器と接続される可能性のほうが高い。よって、コントローラ部130は、調査対象スイッチ50と同じラックに設置されているサーバの各サーバポートの評価値に加点することで、スイッチポートに対してサーバポートが接続されている可能性を示す評価値を、適切に算出することができる。
次に、アドレステーブル判定処理の手順について、詳細に説明する。
図16は、アドレステーブル判定処理の手順の一例を示すフローチャートである。以下、図16に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS121]コントローラ部130は、調査対象スイッチ50からMACアドレステーブル51を取得する。
[ステップS122]コントローラ部130は、MACアドレステーブルが51に登録されているスイッチポートを1つ選択する。そして、コントローラ部130は、MACアドレステーブル51から、選択したスイッチポートの接続先のMACアドレスを特定する。
[ステップS123]コントローラ部130は、ステップS122で特定したMACアドレスから、接続先のサーバポートを特定する。例えば、コントローラ部130は、サーバ情報テーブル113のMACアドレスの欄にステップS122で特定したMACアドレスが設定されているレコードを検索する。そして、コントローラ部130は、検索されたレコードのサーバ名の欄に設定されたサーバ名とポート名の欄に設定されたポート名とを取得する。
[ステップS124]コントローラ部130は、ステップS122で選択したスイッチポートに対応する評価値テーブルにおいて、ステップS123で特定したサーバポートに加点する。例えば、コントローラ部130は、評価値テーブル121-1,121-2,・・・のうち、ステップS122で選択したスイッチポートに対応する評価値テーブルを特定する。そして、コントローラ部130は、特定した評価値テーブルの、サーバ名の欄およびポート名の欄にステップS123で取得したサーバ名およびポート名が設定されているレコードの、アドレステーブル判定の欄に「+12」を設定する。
[ステップS125]コントローラ部130は、MACアドレステーブル51に登録されたスイッチポートをすべて選択したか否かを判定する。コントローラ部130は、MACアドレステーブル51に登録されたスイッチポートをすべて選択したと判定した場合、処理を終了する。また、コントローラ部130は、選択していないMACアドレステーブル51に登録されたスイッチポートが残っていると判定した場合、処理をステップS122に進める。
このように、コントローラ部130は、MACアドレステーブル51にMACアドレスが登録されたサーバポートについて、MACアドレステーブル51に示される接続先であるスイッチポートに対する評価値に加点する。ここで、動的に設定されるMACアドレステーブル51は、接続機器に合わせて適宜変更されるため、調査対象スイッチ50の各ポートの接続先を示している可能性が高い。よって、コントローラ部130は、MACアドレステーブル51にMACアドレスが登録されたサーバポートについて、当該サーバポートに接続されている可能性が高いスイッチポートに対する評価値に加点することができ、評価値を適切に算出することができる。
次に、通信量判定処理の手順について、詳細に説明する。
図17は、通信量判定処理の手順の一例を示すフローチャートである。以下、図17に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS131]コントローラ部130は、1つのサーバポートを選択する。例えば、コントローラ部130は、サーバ情報テーブル113に登録されている1つのレコードを選択する。そして、コントローラ部130は、選択したレコードのサーバ名の欄に設定されたサーバ名とポート名の欄に設定されたポート名とを取得する。
[ステップS132]通信監視部140は、調査対象スイッチ50の各スイッチポートの累積通信量を取得する。
[ステップS133]コントローラ部130は、ステップS131で選択したサーバポートに50MBのデータを送信する。例えば、コントローラ部130は、ステップS131で選択したサーバ情報テーブル113のレコードのIPアドレスの欄に設定されたIPアドレスを取得する。そして、コントローラ部130は、取得したIPアドレス宛に50MB分のpingを送信する。
[ステップS134]通信監視部140は、調査対象スイッチ50の各スイッチポートの累積通信量を取得する。
[ステップS135]コントローラ部130は、データ送信前後で送信データのサイズだけ累積通信量が増加したスイッチポートがあるか否かを判定する。例えば、コントローラ部130は、ステップS134で取得した累積通信量がステップS132で取得した累積通信量より50MB多いスイッチポートがあった場合、データ送信前後で送信データのサイズだけ累積通信量が増加したスイッチポートがあると判定する。コントローラ部130は、データ送信前後で送信データのサイズだけ累積通信量が増加したスイッチポートがあると判定した場合、処理をステップS136に進める。また、コントローラ部130は、データ送信前後で送信データのサイズだけ累積通信量が増加したスイッチポートがないと判定した場合、処理をステップS137に進める。
[ステップS136]コントローラ部130は、ステップS135で累積通信量が増加したと判定されたスイッチポートに対応する評価値テーブルにおいて、ステップS131で選択したサーバポートに加点する。例えば、コントローラ部130は、評価値テーブル121-1,121-2,・・・のうち、ステップS135で累積通信量が増加したと判定されたスイッチポートに対応する評価値テーブルを特定する。そして、コントローラ部130は、特定した評価値テーブルの、サーバ名の欄およびポート名の欄にステップS131で取得したサーバ名およびポート名が設定されているレコードの、通信量判定の欄に「+3」を設定する。
[ステップS137]コントローラ部130は、サーバポートをすべて選択したか否かを判定する。コントローラ部130は、サーバポートをすべて選択したと判定した場合、処理を終了する。また、コントローラ部130は、選択していないサーバポートが残っていると判定した場合、処理をステップS131に進める。
このように、コントローラ部130は、データを送信したサーバポートについて、データ送信前後で送信データのサイズだけ累積通信量が増加したスイッチポートに対する評価値に加点する。ここで、データが送信されると、通信経路のスイッチポートにおいて累積通信量が増加するため、サーバポートへのデータ送信前後で累積通信量が増加したスイッチポートは、データ送信されたサーバポートと接続されている可能性が高い。よって、コントローラ部130は、データを送信したサーバポートについて、当該サーバポートに接続されている可能性が高いスイッチポートに対する評価値に加点することができ、評価値を適切に算出することができる。
次に、通信速度判定処理の手順について、詳細に説明する。
図18は、通信速度判定処理の手順の一例を示すフローチャートである。以下、図18に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS141]コントローラ部130は、1つのサーバポートを選択する。例えば、コントローラ部130は、サーバ情報テーブル113に登録されている1つのレコードを選択する。そして、コントローラ部130は、選択したレコードのサーバ名の欄に設定されたサーバ名とポート名の欄に設定されたポート名とを取得する。
[ステップS142]コントローラ部130は、調査対象スイッチ50のスイッチポートを1つ選択する。
[ステップS143]通信監視部140は、ステップS141で選択したサーバポートおよびステップS142で選択したスイッチポートの通信速度を取得する。
[ステップS144]通信監視部140は、ステップS142で選択したスイッチポートの通信速度を10Mbpsに変更する。
[ステップS145]通信監視部140は、ステップS141で選択したサーバポートおよびステップS142で選択したスイッチポートの通信速度を取得する。
[ステップS146]コントローラ部130は、通信速度の変更前後で、ステップS141で選択したサーバポートおよびステップS142で選択したスイッチポート(両ポート)の通信速度が変化したか否かを判定する。例えば、コントローラ部130は、ステップS145で取得した両ポートの通信速度が10Mbpsであった場合、通信速度の変更前後で、両ポートの通信速度が変化したと判定する。コントローラ部130は、通信速度の変更前後で、両ポートの通信速度が変化したと判定した場合、処理をステップS147に進める。また、コントローラ部130は、通信速度の変更前後で、両ポートの通信速度が変化しなかったと判定した場合、処理をステップS148に進める。
[ステップS147]コントローラ部130は、ステップS142で選択したスイッチポートに対応する評価値テーブルにおいて、ステップS141で選択したサーバポートに加点する。例えば、コントローラ部130は、評価値テーブル121-1,121-2,・・・のうち、ステップS142で選択したスイッチポートに対応する評価値テーブルを特定する。そして、コントローラ部130は、特定した評価値テーブルの、サーバ名の欄およびポート名の欄にステップS141で取得したサーバ名およびポート名が設定されているレコードの、通信量判定の欄に「+6」を設定する。
[ステップS148]コントローラ部130は、調査対象スイッチ50のスイッチポートをすべて選択したか否かを判定する。コントローラ部130は、調査対象スイッチ50のスイッチポートをすべて選択したと判定した場合、処理をステップS149に進める。また、コントローラ部130は、選択していない調査対象スイッチ50のスイッチポートが残っていると判定した場合、処理をステップS142に進める。
[ステップS149]コントローラ部130は、サーバポートをすべて選択したか否かを判定する。コントローラ部130は、サーバポートをすべて選択したと判定した場合、処理を終了する。また、コントローラ部130は、選択していないサーバポートが残っていると判定した場合、処理をステップS141に進める。
このように、コントローラ部130は、スイッチポートの通信速度の変更により通信速度が変化したサーバポートについて、通信速度を変更したスイッチポートに対する評価値に加点する。ここで、スイッチポートの通信速度が変更されると、通信相手の通信速度も変更されるため、スイッチポートの通信速度の変更により通信速度が変化したサーバポートは、通信速度を変更したスイッチポートと接続されている可能性が高い。よって、コントローラ部130は、スイッチポートの通信速度の変更により通信速度が変化したサーバポートについて、当該サーバポートに接続されている可能性が高いスイッチポートに対する評価値に加点することができ、評価値を適切に算出することができる。
次に、リンク判定処理の手順について、詳細に説明する。
図19は、リンク判定処理の手順の一例を示すフローチャートである。以下、図19に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS151]コントローラ部130は、1つのサーバポートを選択する。例えば、コントローラ部130は、サーバ情報テーブル113に登録されている1つのレコードを選択する。そして、コントローラ部130は、選択したレコードのサーバ名の欄に設定されたサーバ名とポート名の欄に設定されたポート名とを取得する。
[ステップS152]通信監視部140は、調査対象スイッチ50の各スイッチポートの累積通信量および通信速度を取得する。
[ステップS153]コントローラ部130は、ステップS151で選択したサーバポートがリンクダウンされるのを待機する。例えば、コントローラ部130は、ステップS151で選択したサーバポートに接続されているケーブルを管理者21が抜くことによって、リンクダウンされるのを待機する。
[ステップS154]通信監視部140は、調査対象スイッチ50の各スイッチポートの累積通信量および通信速度を取得する。
[ステップS155]コントローラ部130は、ステップS151で選択したサーバポートがリンクアップされるのを待機する。例えば、コントローラ部130は、ステップS151で選択したサーバポートに、ステップS153で抜かれたケーブルを管理者21が接続することによって、リンクアップされるのを待機する。
[ステップS156]通信監視部140は、調査対象スイッチ50の各スイッチポートの累積通信量および通信速度を取得する。
[ステップS157]コントローラ部130は、リンクダウンによって通信が停止し、リンクアップによって通信が再開したスイッチポートがあるか否かを判定する。例えば、コントローラ部130は、ステップS154で取得した累積通信量がステップS152で取得した累積通信量と同じで、ステップS154で取得した通信速度が0Mbpsであるスイッチポートはリンクダウンによって通信が停止したと判定する。また、コントローラ部130は、ステップS154で取得した通信速度が0Mbpsであり、ステップS156で取得した通信速度が0Mbpsではないスイッチポートはリンクアップによって通信が再開したと判定する。
コントローラ部130は、リンクダウンによって通信が停止し、リンクアップによって通信が再開したスイッチポートがあると判定した場合、処理をステップS158に進める。また、コントローラ部130は、リンクダウンによって通信が停止し、リンクアップによって通信が再開したスイッチポートがないと判定した場合、処理をステップS159に進める。
[ステップS158]コントローラ部130は、ステップS157でリンクダウンによって通信が停止し、リンクアップによって通信が再開したと判定されたスイッチポートに対応する評価値テーブルにおいて、ステップS151で選択したサーバポートに加点する。例えば、コントローラ部130は、評価値テーブル121-1,121-2,・・・のうち、ステップS157でリンクダウンによって通信が停止し、リンクアップによって通信が再開したと判定されたスイッチポートに対応する評価値テーブルを特定する。そして、コントローラ部130は、特定した評価値テーブルの、サーバ名の欄およびポート名の欄にステップS151で取得したサーバ名およびポート名が設定されているレコードの、通信量判定の欄に「+15」を設定する。
[ステップS159]コントローラ部130は、サーバポートをすべて選択したか否かを判定する。コントローラ部130は、サーバポートをすべて選択したと判定した場合、処理を終了する。また、コントローラ部130は、選択していないサーバポートが残っていると判定した場合、処理をステップS151に進める。
このように、コントローラ部130は、リンクダウンおよびリンクアップされたサーバポートについて、リンクダウンによって通信が停止し、リンクアップによって通信が再開したスイッチポートに対する評価値に加点する。ここで、サーバポートがリンクダウンされると、通信相手のスイッチポートも通信が停止する。また、サーバポートがリンクアップされると、通信相手のスイッチポートも通信が再開する。
そのため、リンクダウンによって通信が停止し、リンクアップによって通信が再開したスイッチポートは、リンクダウンおよびリンクアップされたサーバポートと接続されている可能性が高い。よって、コントローラ部130は、リンクダウンおよびリンクアップされたサーバポートについて、当該サーバポートに接続されている可能性が高いスイッチポートに対する評価値に加点することができ、評価値を適切に算出することができる。
次に、ネットワークマップ60を作成する処理の手順について、詳細に説明する。
図20は、ネットワークマップ作成処理の手順の一例を示すフローチャートである。以下、図20に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS161]GUI処理部150は、スイッチポートの選択を受け付ける。例えば、GUI処理部150は、ポート選択画面71をモニタ41に表示させる。そして、GUI処理部150は、ポート選択画面71において、スイッチポートを示す図のいずれかに対する選択操作を受け付ける。
[ステップS162]GUI処理部150は、評価値テーブル121-1,121-2,・・・のうち、ステップS161で選択されたスイッチポートに対応する評価値テーブルを取得する。
[ステップS163]GUI処理部150は、ステップS162で取得した評価値テーブルを参照して、複数のサーバポートを示す図を、評価値が大きいサーバポートを示す図がステップS161で選択されたスイッチポートを示す図と近くなるよう表示する。例えば、GUI処理部150は、接続先選択画面72をモニタ41に表示させる。
[ステップS164]GUI処理部150は、ステップS161で選択されたスイッチポートのネットワークマップ60における接続先の選択を受け付ける。例えば、GUI処理部150は、接続先選択画面72において、サーバポートを示す図のいずれかに対する選択操作を受け付ける。
[ステップS165]GUI処理部150は、接続先の選択をネットワークマップ60に反映する。例えば、GUI処理部150は、ステップS161で選択されたスイッチポートとステップS165で選択されたサーバポートとが接続されていることを示す情報をネットワークマップ60に登録する。
このように、GUI処理部150は、スイッチポートを示す図に対して、当該スイッチポートに対する評価値が高いサーバポートを示す図を近づけて表示する。これにより、GUI処理部150は、ネットワークマップ60におけるスイッチポートの接続先を選択する際に、ネットワーク30において当該スイッチポートと接続されている可能性が高いサーバポートを選択しやすいように表示できる。よって、GUI処理部150は、ネットワークマップ60の作成を容易にすることができる。
以上、実施の形態を例示したが、実施の形態で示した各部の構成は同様の機能を有する他のものに置換することができる。また、他の任意の構成物や工程が付加されてもよい。さらに、前述した実施の形態のうちの任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
1 ネットワーク
2a,2b,2c,2d ノード
3a,3b スイッチ
4 選択画面
10 情報処理装置
11 記憶部
11a ネットワークマップ
12 処理部

Claims (9)

  1. コンピュータに、
    複数のノードおよび複数のスイッチを含むネットワークにおける通信データに関する計測結果または前記複数のノードおよび前記複数のスイッチの接続環境を示す情報に基づいて、前記複数のノードそれぞれについて、前記複数のスイッチの対象スイッチポートに接続されている可能性を示す評価値を算出し、
    前記複数のノードそれぞれを示す図を、前記評価値が大きいほど前記対象スイッチポートを示す図に近い位置に表示し、
    前記複数のノードのうち、ネットワークマップにおける前記対象スイッチポートの接続先の選択を受け付ける、
    処理を実行させるネットワークマップ作成支援プログラム。
  2. 前記評価値の算出では、前記複数のノードそれぞれが前記対象スイッチポートを含むスイッチと同じラックに設置されているか否かに基づいて、前記複数のノードそれぞれについて、前記評価値を算出する、
    請求項1記載のネットワークマップ作成支援プログラム。
  3. 前記評価値の算出では、前記複数のノードそれぞれの通信アドレスと、前記対象スイッチポートに接続された機器の通信アドレスを示す情報に基づいて、前記複数のノードそれぞれについて、前記評価値を算出する、
    請求項1または2記載のネットワークマップ作成支援プログラム。
  4. 前記評価値の算出では、前記複数のノードそれぞれにデータが送信される前後の、前記対象スイッチポートの累積通信量の計測結果に基づいて、前記複数のノードそれぞれについて、前記評価値を算出する、
    請求項1ないし3のいずれかに記載のネットワークマップ作成支援プログラム。
  5. 前記評価値の算出では、前記対象スイッチポートの通信速度を所定の速度に変更した前後の前記複数のノードそれぞれの通信速度の計測結果に基づいて、前記複数のノードそれぞれについて、前記評価値を算出する、
    請求項1ないし4のいずれかに記載のネットワークマップ作成支援プログラム。
  6. 前記評価値の算出では、前記複数のノードそれぞれをリンクダウンした場合に、前記対象スイッチポートの通信が停止したか否かに基づいて、前記複数のノードそれぞれについて、前記評価値を算出する、
    請求項1ないし5のいずれかに記載のネットワークマップ作成支援プログラム。
  7. 前記コンピュータに、さらに、
    前記複数のノードのノードポートごとに前記評価値を算出し、
    複数のノードポートそれぞれを示す図を、前記評価値が大きいほど前記対象スイッチポートを示す図に近い位置に表示し、
    前記複数のノードポートのうち、前記ネットワークマップにおける前記対象スイッチポートの接続先の選択を受け付けさせる、
    請求項1ないし6のいずれかに記載のネットワークマップ作成支援プログラム。
  8. ネットワークマップを記憶する記憶部と、
    複数のノードおよび複数のスイッチを含むネットワークにおける通信データに関する計測結果または前記複数のノードおよび前記複数のスイッチの接続環境を示す情報に基づいて、前記複数のノードそれぞれについて、前記複数のスイッチの対象スイッチポートに接続されている可能性を示す評価値を算出し、前記複数のノードそれぞれを示す図を、前記評価値が大きいほど前記対象スイッチポートを示す図に近い位置に表示し、前記複数のノードのうち、前記ネットワークマップにおける前記対象スイッチポートの接続先の選択を受け付ける処理部と、
    を有する情報処理装置。
  9. コンピュータが、
    複数のノードおよび複数のスイッチを含むネットワークにおける通信データに関する計測結果または前記複数のノードおよび前記複数のスイッチの接続環境を示す情報に基づいて、前記複数のノードそれぞれについて、前記複数のスイッチの対象スイッチポートに接続されている可能性を示す評価値を算出し、
    前記複数のノードそれぞれを示す図を、前記評価値が大きいほど前記対象スイッチポートを示す図に近い位置に表示し、
    前記複数のノードのうち、ネットワークマップにおける前記対象スイッチポートの接続先の選択を受け付ける、
    ネットワークマップ作成支援方法。
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