JP2022169867A - 摂取期限管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】利便性の向上を図ることができる賞味期限管理システムを提供することである。【解決手段】実施形態の賞味期限管理システムは、賞味期限管理部と、通知部と、を持つ。摂取期限管理部は、設定温度が異なる保存部屋を複数備える冷蔵庫で保存する食材について、前記食材に対応付けられている摂取期限と、前記食材を保存する前記保存部屋と、に基づいて、前記食材の摂取期限を設定する。通知部は、前記摂取期限に関する情報または前記保存部屋での経過時間に関する情報を通知する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、摂取期限管理システムに関する。
冷蔵庫には、冷蔵室、チルド室、冷凍室など設定温度の異なる部屋が設けられている。同じ食材でも、どの部屋で保管するかによって賞味期限は変動する。例えば、食材を冷凍室で保存すれば賞味期限を延長することができる。
特開2016-133880号公報
本発明が解決しようとする課題は、利便性の向上を図ることができる摂取期限管理システムを提供することである。
実施形態の賞味期限管理システムは、賞味期限管理部と、通知部と、を持つ。摂取期限管理部は、設定温度が異なる保存部屋を複数備える冷蔵庫で保存する食材について、前記食材に対応付けられている摂取期限と、前記食材を保存する前記保存部屋と、に基づいて、前記食材の摂取期限を設定する。通知部は、前記摂取期限に関する情報または前記保存部屋での経過時間に関する情報を通知する。
実施形態の賞味期限管理システムの全体構成を示す図。 実施形態の賞味期限管理システムの機能ブロック図。 実施形態の賞味期限の変更規則の一例を示す図。 実施形態の賞味期限が近付いたときの通知例を示す図。 実施形態の賞味期限の延長期間とチルド室設定温度の設定例を示す図。 実施形態の栄養素変化情報の一例を示す図。 実施形態の食材の保存部屋が不適切と判定する例を示す図。 実施形態の賞味期限管理処理に関する通信の一覧を示す図。 実施形態の賞味期限管理テーブルの一例を示す図。 実施形態の賞味期限管理処理の一例を示す図。
以下、実施形態の賞味期限管理システムを、図面を参照して説明する。以下の説明では、同一または類似の機能を有する構成に同一の符号を付す。そして、それら構成の重複する説明は省略する場合がある。「XXまたはYY」とは、XXとYYのうちいずれか一方の場合に限定されず、XXとYYの両方の場合も含み得る。これは選択的要素が3つ以上の場合も同様である。「XX」および「YY」は、任意の要素(例えば任意の情報)である。
<実施形態>
(システム構成)
図1を参照し、実施形態の賞味期限管理システム1の全体構成について説明する。図1は、実施形態の賞味期限管理システム1の全体構成を示す図である。賞味期限管理システム1は、サーバ装置10と、冷蔵庫20と、情報処理装置30と、レシピ提案装置40と、を備える。サーバ装置10とレシピ提案装置40は、ネットワークNW上に存在し、互いに通信可能である。モデム2と、ルータ3と、冷蔵庫20と、情報処理装置30はユーザの家庭に設置されている。情報処理装置30は、設置されるものではなく、携帯端末など移動可能なものであってもよい。ルータ3は、モデム2を介してネットワークNWに接続されている。ネットワークNWは、例えば、インターネット、セルラー網、Wi-Fi網、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、公衆回線、電話回線などのうち1つ以上を含む。冷蔵庫20および情報処理装置30は、ルータ3を介してサーバ装置10およびレシピ提案装置40と通信可能である。例えば、情報処理装置30は、冷蔵庫20のどの部屋(冷蔵室、冷凍室など)にどのような食品や食材(以下、まとめて食材と記載する。)が保存されているか、それらの食材の元々の賞味期限や消費期限などの摂取期限(以下、「摂取期限」の一例として、賞味期限を例として記載する。)などを含む情報をサーバ装置10へ送信する。一例として、これら賞味期限などの情報は、ユーザが情報処理装置30へ入力する。サーバ装置10は、どの食材の賞味期限が近いかを冷蔵庫20や情報処理装置30へ送信する。賞味期限管理システム1は、摂取期限管理システムの一例である。
サーバ装置10は、冷蔵庫20に保存された食材の賞味期限の管理、賞味期限が近付いている食材の通知などの機能を有している。
冷蔵庫20は、制御装置21と、冷蔵室22と、チルド室23と、野菜室24と、小冷凍室25と、製氷室26と、主冷凍室27と、表示装置28と、を備える。制御装置21は、冷蔵庫20の動作を制御する。冷蔵室22、チルド室23、野菜室24は、冷蔵温度帯の部屋であり、小冷凍室25、製氷室26、主冷凍室27は、冷凍温度帯の部屋である。チルド室23は、例えば、冷蔵室22内に区画され、冷蔵室22よりも低い温度に冷却される。又は、チルド室23は、冷蔵室22とは独立して設けられてもよい。また、チルド室23は、複数の温度帯で温度が切り替え可能であってもよい。本実施形態では、一例として、冷蔵室22と野菜室24を、冷蔵室のグループ、チルド室23をチルド室のグループ、小冷凍室25、製氷室26、主冷凍室27を冷凍室のグループとして扱い、この3つのグループの何処で食材を保存するかによって賞味期限を変更して管理する。以下、食材を、冷蔵室22、チルド室23、主冷凍室27の何れかで保存することとして本実施形態の賞味期限管理について説明する。例えば、食材を野菜室24に保存する場合の賞味期限管理の方法は冷蔵室22に保存する場合と同様であり、小冷凍室25または製氷室26に保存する場合の賞味期限管理の方法は主冷凍室27に保存する場合と同様である。冷蔵室22、チルド室23、野菜室24、小冷凍室25、製氷室26、主冷凍室27は、食材を保存する部屋(又は保存部屋とも記載する。)の一例である。表示装置28は、液晶ディスプレイまたは有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイなどである。例えば、表示装置28には、賞味期限が近い食材、その食材を保存する部屋、賞味期限、その食材を使用したレシピなどの情報が表示される。
情報処理装置30は、ユーザが使用するスマートフォン、タブレット端末、スマートスピーカ、スマートディスプレイ、PC(personal computer)などのうち1つ以上を含む。情報処理装置30は、冷蔵庫20へ保存した食材およびその食材の元々の賞味期限の登録や、賞味期限が近い食材やその食材を使ったレシピの情報をユーザへ通知する為に用いられる。
レシピ提案装置40は、様々な料理のレシピを記憶しており、冷蔵庫20に保存されている食材のうち、賞味期限が近いものを使用して調理できるレシピをその中から選択してユーザに提案する機能を有している。
(サーバ装置の構成)
図2は、実施形態の賞味期限管理システム1の機能ブロック図である。サーバ装置10は、制御部11と、記憶部14と、通信部15と、を備える。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサを含む。制御部11の各処理は、プロセッサがプログラムを実行することにより実現される。なお、制御部11の各処理のうち一部又は全部は、LSI(Large Scale Integration)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等のハードウェアが実行してもよい。制御部11は、冷蔵庫20で保存されている食材の名称、食材の保存部屋、食材の購入時の賞味期限、購入日(最初に冷蔵庫に入れた日)、食材の量などの情報を情報処理装置30から取得してこれらを記憶し、ユーザが食材の保存部屋を変更すると、変更先の部屋に応じて賞味期限を変更する等の賞味期限管理を行う。また、制御部11は、賞味期限が近付いた食材の情報を冷蔵庫20、情報処理装置30およびレシピ提案装置40のうちの少なくとも1台へ送信する。また、制御部11は、食材が不適切な部屋で保存されていると、冷蔵庫20、情報処理装置30のうちの少なくとも1つへ警告を通知する。制御部11は、賞味期限管理部12と、通知部13と、を備えている。
賞味期限管理部12は、冷蔵庫20で保存されている食材、食材を保存する部屋、食材の元々の賞味期限(冷蔵庫20に入れる前の賞味期限、購入時の賞味期限)、購入日(最初に冷蔵庫に入れた日)等の情報を管理する。例えば、ユーザが食材を冷蔵庫20に入れたときに、その食材の名称、食材の保存部屋、食材の元々の賞味期限、購入日等の情報を情報処理装置30から取得し、記憶部14が記憶する賞味期限管理テーブルT100(図9)に登録する。また、ユーザが食材の保存部屋を変更すると、賞味期限管理部12は、保存部屋が変更された食材と新たな保存部屋の情報を情報処理装置30から取得し、賞味期限管理テーブルT100の登録内容を変更する。賞味期限管理部12は、新たな保存部屋に応じて食材の賞味期限を変更する。例えば、冷蔵室22で保存していた食材Aを主冷凍室27へ移動した場合、食材Aの賞味期限を3か月先まで延長する。
ここで、図3を参照する。図3に食材の保存部屋を変更した場合における賞味期限の変更規則の一例を示す。(1)例えば、食材1の購入時の賞味期限が購入日から3日後であって、購入した食材1を冷蔵室22へ入れて保存した場合は食材1の賞味期限は購入日から3日後である。その後、食材1を冷蔵室22から主冷凍室27へ移動すると、賞味期限管理部12は、食材1の摂取期限を賞味期限に代えて保存期限として管理し、保存期限を購入日から3か月後へ設定する(又は、移動した日から3か月後でもよい。)。
(2)例えば、上記と同じ食材1を購入して主冷凍室27へ入れて保存した場合、賞味期限管理部12は食材1の保存期限を購入日から3か月後に設定する。その後、食材1を主冷凍室27から冷蔵室22へ移動すると、賞味期限管理部12は、食材1の賞味期限を移動した日から例えば、2日後に設定する。移動した日が購入から3日以内であれば、賞味期限管理部12は、食材1の賞味期限を元々の賞味期限、つまり購入日から3日後に設定する(又は、移動した日から3日後でもよい)。また、購入した食材1の保存部屋が、最初に冷蔵室22、次に主冷凍室27、最後に冷蔵室22のように切り替わった場合、賞味期限管理部12は、(1)と(2)を組み合わせて、最初は購入日から3日後、次に購入日から3か月後、最後に移動してから2日後のように食材1の賞味期限を切り換えて管理する。
(3)例えば、上記と同じ食材1を購入して主冷凍室27へ入れて保存した場合、賞味期限管理部12は食材1の保存期限を購入日から3か月後に設定する。その後、食材1を主冷凍室27からチルド室23へ移動すると、賞味期限管理部12は、食材1の賞味期限を移動した日から例えば、2日後に設定する。移動した日が購入から3日以内であれば、賞味期限管理部12は、食材1の賞味期限を元々の賞味期限、つまり購入日から3日後に設定する(又は、移動した日から2日後でもよい)。なお、チルド室23へ移動してからの賞味期限は、チルド室23の設定温度に応じて、例えば、チルド室23の設定温度がX1℃の場合、賞味期限管理部12は、食材1の賞味期限を移動してから例えば、2日後に設定し、チルド室23の設定温度がX2℃の場合、食材1の賞味期限を移動してから例えば、4日後に設定してもよい。X1℃とは例えば0~3℃の温度、X2℃とは例えば-3~0℃の温度である。
(4)例えば、上記と同じ食材1を購入して冷蔵室22へ入れて保存した場合、賞味期限管理部12は食材1の賞味期限は購入日から3日後に設定する。その後、食材1を冷蔵室22から設定温度がX2℃のチルド室23へ移動すると、賞味期限管理部12は、食材1の賞味期限を移動した日から例えば、4日後に設定する。
(5)例えば、上記と同じ食材1を購入してチルド室23へ入れて保存した場合、賞味期限管理部12は食材1の賞味期限を購入日から3日後に設定する。このときのチルド室23の設定温度をX1℃とする。その後、チルド室23の設定温度をX1℃からX2℃へ下げたとする。すると、賞味期限管理部12は、例えば、食材1の賞味期限を購入日から例えば、4日後に設定する。
(6)例えば、上記と同じ食材1を購入して設定温度がX2℃のチルド室23へ入れて保存した場合、賞味期限管理部12は食材1の賞味期限を購入日から7日後に設定する。その後、チルド室23の設定温度をX2℃からX1℃へ上げたとする。すると、賞味期限管理部12は、例えば、食材1の賞味期限を変更した日から例えば、1日後に設定する。
また、購入した食材1の保存部屋がチルド室23で、設定温度が最初にX1℃、次にX2℃、最後にX1℃のように切り替わった場合、賞味期限管理部12は、(4)と(5)を組み合わせて、最初は購入日から3日後、次に変更日から4日後、最後に変更日から1日後のように食材1の賞味期限を切り換えて管理する。
賞味期限管理部12は摂取期限管理部の一例である。
通知部13は、賞味期限が近い食材とその賞味期限を、冷蔵庫20、情報処理装置30およびレシピ提案装置40のうちの少なくとも1つへ通知する。賞味期限が近付いたときの賞味期限の到来を通知する例を図4に示す。まず、冷蔵庫20、情報処理装置30向けの通知内容について説明する。例えば、冷蔵室22で保存されている食材の賞味期限の1日前となると、通知部13は、“○○(食材名)の賞味期限が近いため、冷凍室で保存しませんか?”という情報を、通信部15を使用して情報処理装置30等に通知する。
例えば、チルド室23で保存されている食材の賞味期限の1日前となると、通知部13は、“○○(食材名)の賞味期限が近づいています。○○(食材名)の賞味期限を1~3日延長できます。延長する日数を選択してください”という情報を、通信部15を使用して情報処理装置30等に通知する。例えば、図5に例示するように、記憶部14には、チルド室23の設定温度と対応付けて、賞味期限を1日延長するための設定温度、2日延長するための設定温度、3日延長するための設定温度が登録されている。ユーザが、情報処理装置30へ延長する日数を入力すると、情報処理装置30は、その情報をサーバ装置10へ送信する。サーバ装置10では賞味期限管理部12が、図5のテーブルから延長するに日数に対応する設定温度を読み出して、冷蔵庫20へ、読み出した設定温度に変更するよう指令を送信する。冷蔵庫20では、制御部211がこの設定温度を取得して、チルド室23の設定温度を変更する。これにより、賞味期限が延長される。
例えば、主冷凍室27で保存されている食材が1週間以上保存されている場合、通知部13は、1週間ごとに“○○(食材名)が冷凍室で保存されています。忘れていませんか?”という情報を、通信部15を使用して情報処理装置30等に通知する。さらに最終的な賞味期限(3か月)の1日前になると、通知部13は、“○○(食材名)の保存期限が近づいています。”という情報を、通信部15を使用して情報処理装置30等に通知する。
次にレシピ提案装置40向けの通知内容について説明する。冷蔵室22、チルド室23、主冷凍室27の何れかで保存されている食材の賞味期限の1日前となると、通知部13は、食材名、賞味期限、食材の量、保存期間、栄養素などの情報を、通信部15を使用してレシピ提案装置40に通知する。食材の量(例えば、豚肉であれば100g、ホウレンソウであれば1束など)は、ユーザが情報処理装置30を使用して、食材名や購入時の賞味期限などとともに入力した値、保存期間は、最初に冷蔵庫20に食材を入れてからの経過時間である。また、栄養素とは、保存期間に応じて変化する食材に含まれる栄養素である。例えば、野菜等に含まれるビタミンなどは、冷蔵室22で保存していても数日で減少するものがある。図6に例示するように、記憶部14には、栄養素ごと、保存部屋ごと、保存日数ごと、に各栄養素の増減割合が登録されている。また、記憶部14には、食材ごとにその食材に多く含まれている栄養素を定めた食材別栄養素情報が登録されている。賞味期限管理部12は、賞味期限が近付いた食材に含まれている主な栄養素を食材別栄養素情報に基づいて抽出し、抽出した栄養素の変化を図6に例示する栄養素変化情報に基づいて算出する。例えば、賞味期限管理部12は、冷蔵室22で2日間(賞味期限1日前とする。)保存されたホウレンソウの栄養素1について、保存期間2日後の含有量を、栄養素1が80%などと算出する。賞味期限管理部12は、食材に含まれる栄養素の変化を所定の周期(例えば、毎日)で算出してもよい。例えば、通知部13は、食材名“ホウレンソウ”、賞味期限“2021/8/8”(1日後)、食材の量“1束”、保存期間“2日間”、栄養素“栄養素1が80%、栄養素2・・・”などの情報を、レシピ提案装置40へ通知する。栄養素は、食材の性質の一例である。
また、通知部13は、食材が不適切な部屋へ入れられたときに警告を、冷蔵庫20および情報処理装置30のうちの少なくとも1つへ通知する。図7に食材の保存部屋が不適切と判定する例を示す。例えば、果物が主冷凍室27に保存されたり、設定温度が低温に設定されたチルド室23に夏野菜が保存されたりすると、それらの食材に低温障害が発生する可能性がある。例えば、制御部11は、果物が主冷凍室27に保存されたり、夏野菜が低温のチルド室23に保存されたりしていると、通知部13に警告を通知するよう指示する。通知部13は、“○○(食材名)に低温障害が生じる可能性があります。XXで保存してください。”といった情報を、通信部15を使用して情報処理装置30等に通知する。制御部11は、判定部の一例である。
記憶部14は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、EEPROM(Electrical Erasable ROM)などの半導体メモリーを有する。EEPROMは、電気的に消去可能な不揮発性半導体メモリーの一例であり、不揮発性の記憶領域として利用される。例えば、記憶部14は、賞味期限管理に必要な諸々の情報を記憶している。
通信部15は、例えば、ルータ3を介して、ネットワークNWに接続可能に形成されている。通信部15は、ネットワークNWを介して、冷蔵庫20の制御装置21、情報処理装置30、レシピ提案装置40と通信を行う。
(制御装置の構成)
制御装置21は、制御部211と、記憶部212と、通信部213と、を備える。制御部211は、CPUなどのプロセッサを含む。制御部211の各処理は、プロセッサがプログラムを実行することにより実現される。制御部211の各処理のうち一部又は全部は、LSI、ASIC、FPGA等のハードウェアが実行してもよい。例えば、制御部211は、図示しない圧縮機を制御し、冷蔵室22、チルド室23、野菜室24、小冷凍室25、製氷室26、主冷凍室27の各部屋の温度を設定温度に維持する。制御部211は、サーバ装置10との通信制御、表示装置28の表示制御などを行う。例えば、サーバ装置10から賞味期限が近付いている食材の情報の通知を受けると、制御部211は、通信部213を通じて通知された情報を取得し、表示装置28に“○○(食材名)の賞味期限が近いため、冷凍室で保存しませんか?”等の情報を表示する。記憶部212は、RAM、ROM、EEPROMなどの半導体メモリーを有する。通信部213は、ルータ3を介して、サーバ装置10やレシピ提案装置40と通信を行う。
(情報処理装置の構成)
情報処理装置30は、制御部31と、表示部34と、記憶部35と、通信部36と、を備える。制御部31は、CPUなどのプロセッサを含む。制御部31の各処理は、プロセッサがプログラムを実行することにより実現される。例えば、制御部31は、記憶部35が記憶する賞味期限管理用のアプリケーションプログラム(以下、管理アプリ32と記載する。)、レシピ閲覧用のアプリケーションプログラム(以下、レシピアプリ33と記載する。)を実行する。管理アプリ32は、ユーザが、冷蔵庫20に保存する食材の食材名、食材の量、購入時の賞味期限、購入日などの情報を入力する入力画面を作成し、表示部34に表示する。ユーザが、表示された入力画面を通じて、食材の名称、量、賞味期限、購入日を入力すると、管理アプリ32は、入力された情報を記憶部35に記憶するとともに、通信部36を用いて入力された情報をサーバ装置10へ送信する。食材の情報の入力は、情報処理装置30が備えるカメラで、食材のバーコードを読み取るといった方法であってもよい。また、ユーザが食材1の保存部屋を冷蔵室22から主冷凍室27へ変更すると、ユーザは、管理アプリ32を用いて食材1の新たな保存部屋の情報(主冷凍室27)を入力する。管理アプリ32は、食材1の保存部屋が冷蔵室22から主冷凍室27へ変更されたことをサーバ装置10へ送信する。また、サーバ装置10から賞味期限が近付いている食材の情報の通知を受けると、管理アプリ32は、通信部36を通じて通知された情報を取得し、表示部34に“○○(食材名)の賞味期限が近いため、冷凍室で保存しませんか?”等の情報を表示する。また、サーバ装置10から不適切な部屋で食材が保存されていることに対する警報の通知を受けると、管理アプリ32は、通信部36を通じて通知された情報を取得し、表示部34に“○○(食材名)に低温障害が生じる可能性があります。”等の情報を表示する。また、レシピ提案装置40から賞味期限が近付いている食材を使ったレシピの情報が通知されると、レシピアプリ33は、通信部36を通じてレシピの情報を取得し、表示部34にレシピの情報を表示する。
表示部34は、液晶ディスプレイ等の表示装置を用いて構成される。記憶部35は、RAM、ROM、EEPROMなどの半導体メモリーを有し、管理アプリ32やレシピアプリ33等を記憶する。通信部36は、ルータ3を介して、サーバ装置10やレシピ提案装置40と通信を行う。
情報処理装置30の構成は、これに限定されず、例えば、さらにスピーカ等の音声出力部を備えていてもよい。そして、制御部31は、音声出力部を通じて“○○(食材名)の賞味期限が近いため、冷凍室で保存しませんか?”等の情報を音声によって出力し、ユーザに通知してもよい。
(レシピ提案装置の構成)
レシピ提案装置40は、制御部41と、記憶部43と、通信部44と、を備える。制御部41は、CPUなどのプロセッサを含む。制御部41の各処理は、プロセッサがプログラムを実行することにより実現される。制御部41は、レシピ提案部42を備える。レシピ提案部42は、ユーザの冷蔵庫20に保存されている食材の情報(図4で例示した、食材名、賞味期限、量、保存期間、栄養素など)をサーバ装置10から取得し、ユーザが、情報処理装置30のレシピアプリ33を用いて、レシピ提案の要求を行うと、冷蔵庫20に保存されている食材を使った献立のレシピを記憶部43から読み出して、読み出したレシピの情報を、通信部44を用いて情報処理装置30へ送信することにより、ユーザへレシピの提案を行う。このとき、レシピ提案部42は、賞味期限が近付いている食材を使用する献立を優先的に選択する。例えば、賞味期限が近付いている食材が3種類存在する場合、レシピ提案部42は、その3種類をすべて使用する献立を最も優先的に選択し、3種類のうちの2種類を使用する献立を次に優先して選択する。又は、賞味期限と冷蔵庫に保存されているその食材の量を考慮して、例えば、賞味期限が近づいている食材1、2が存在し、食材ごとに定義された分量の目安に基づいて算出された量が食材1に比べて食材2の方が多い場合、レシピ提案部42は、食材2を使用する献立のレシピを優先して選択してもよい。また、レシピ提案部42は、賞味期限に加えて/代えて栄養素の減少が進行している食材を多く使用する献立を優先的に選択してもよい。
記憶部43は、RAM、ROM、EEPROMなどの半導体メモリーを有する。通信部44は、ネットワークNWを介して、サーバ装置10や情報処理装置30と通信を行う。
(通信一覧)
次に図8を参照して、冷蔵庫20と、情報処理装置30と、サーバ装置10と、レシピ提案装置40との間の主な通知情報の流れについて整理する。
図8は、実施形態の賞味期限管理処理に関する通信の一覧を示す図である。
(1)ユーザが、管理アプリ32を用いて、冷蔵庫20に保存した食材の情報を入力すると、管理アプリ32から、新たな食材を冷蔵庫20へ保存したことを通知する食材登録通知がサーバ装置10へ送信される。食材登録通知には、食材の名称、分量、購入時の賞味期限、保存部屋などの情報が含まれる。サーバ装置10では、賞味期限管理部12が食材登録通知に含まれる情報を賞味期限管理テーブルT100に登録する。
図9に賞味期限管理テーブルT100の一例を示す。賞味期限管理テーブルT100は、“登録ID”、“食材の名称”、“食材の量”、“保存部屋”、“賞味期限”、“購入時の賞味期限”、“購入日”の各項目を有し、賞味期限管理部12は、食材登録通知に含まれる情報を賞味期限管理テーブルT100の対応する項目に登録する。なお、食材が冷蔵室22に格納された場合、賞味期限管理部12は、食材の購入時の賞味期限をそのまま“賞味期限”へ登録する。また、食材が主冷凍室27に格納された場合、賞味期限管理部12は、食材の賞味期限を予め定められた賞味期限(例えば、3か月先)に修正して“賞味期限”へ登録する。また、食材がチルド室23に格納された場合、賞味期限管理部12は、食材の賞味期限をチルド室23の設定温度に応じた賞味期限(例えば、7日先)に修正して“賞味期限”へ登録する。なお、チルド室23の設定温度は、冷蔵庫20の制御装置21からサーバ装置10へ送信される(後述する各部屋の温度通知)。
図9上段の賞味期限管理テーブルT100に例示する食材1~3の場合、購入日は2021年8月5日、購入時の元々の賞味期限は、食材1、3が2021年8月6日、食材2が2021年8月8日である。食材1は、主冷凍室27に保存されるので、賞味期限管理部12は、元々の賞味期限である2021年8月6日を3か月先の2021年11月6日に修正して賞味期限管理テーブルT100に登録する。食材2は、冷蔵室22に保存されるので、賞味期限管理部12は、元々の賞味期限である2021年8月8日のまま賞味期限管理テーブルT100に登録する。食材3は、設定温度がX1℃のチルド室23に保存されるので(X1℃のチルド室23での賞味期限を3日とする。)、賞味期限管理部12は、賞味期限を元々の1日から3日に延長して、元々の賞味期限である2021年8月6日を7日先の2021年8月8日に修正して賞味期限管理テーブルT100に登録する。
(2)情報処理装置30の管理アプリ32から、食材を保存する部屋を変更したことを通知する保存部屋変更通知がサーバ装置10へ送信される。保存部屋変更通知には、食材の名称、変更後の部屋などの情報が含まれる。サーバ装置10では、賞味期限管理部12が保存部屋変更通知に基づいて賞味期限管理テーブルT100に登録された情報を更新する。例えば、図9上段の賞味期限管理テーブルT100に例示する食材1~3について、2021年8月7日に、食材1を主冷凍室27から冷蔵室22へ移動し、食材2を冷蔵室22から主冷凍室27へ移動し、食材3が保存されたチルド室23の設定温度をX1℃からX2℃に低下させたとする。ユーザは、これらの3つの変更を、管理アプリ32を用いて情報処理装置30へ入力する。すると、管理アプリ32は、食材1を冷蔵室22へ保存したこと、食材2を主冷凍室27へ保存したこと、チルド室23の設定温度をX1℃からX2℃に低下させたことを含む保存部屋変更通知をサーバ装置10へ送信する。賞味期限管理部12は、賞味期限管理テーブルT100の食材1~3の賞味期限について、図3で例示した変更規則に基づいて更新する。食材1は、冷蔵室22に保存されるので、賞味期限管理部12は、賞味期限管理テーブルT100の食材1の賞味期限を冷蔵室22に移動した日から2日後の2021年8月9日に変更する。食材2は、主冷凍室27に保存されるので、賞味期限管理部12は、賞味期限管理テーブルT100の食材2の賞味期限を元々の賞味期限から3か月先の2021年11月8日に変更する。食材3が保存されたチルド室23の設定温度は、X1℃からX2℃へ低下したので、賞味期限管理部12は、賞味期限管理テーブルT100の食材3の賞味期限を4日延長して2021年8月12日に変更する。変更後の賞味期限管理テーブルT100の登録内容を図9の下段に示す。
(3)情報処理装置30の管理アプリ32から、食材の登録を削除することを通知する食材削除通知がサーバ装置10へ送信される。例えば、食材1~3を使用して、冷蔵庫20に食材1~3が保存されていない状態となると、ユーザは、管理アプリ32を用いて、食材1~3の登録を削除する。すると、管理アプリ32は、食材1~3を冷蔵庫20から取り出したことを含む食材削除通知をサーバ装置10へ送信する。賞味期限管理部12は、賞味期限管理テーブルT100から食材1~3の情報を削除する。
(4)サーバ装置10の通知部13は、不適切保存部屋通知を情報処理装置30と冷蔵庫20のうちの少なくとも1つに送信する。不適切保存部屋通知とは、図7を用いて説明した、“〇〇(食材名)に低温障害が生じる可能性があります。”といった通知である。
(5)サーバ装置10の通知部13は、賞味期限通知(主冷凍室27の場合は保存期限通知)を情報処理装置30と冷蔵庫20のうちの少なくとも1つに送信する。賞味期限通知とは、図4を用いて説明した、“〇〇(食材名)の賞味期限が近いため、冷凍室で保存しませんか?”、“○○(食材名)の賞味期限が近づいています。○○(食材名)の賞味期限を1~3日延長できます。延長する日数を選択してください””、“〇〇(食材名)の保存期限が近づいています。”等の通知である。
(6)サーバ装置10の通知部13は、冷凍室保存食材リマインド通知を情報処理装置30と冷蔵庫20のうちの少なくとも1つに送信する。冷凍室保存食材リマインド通知とは、図4を用いて説明した、“〇〇(食材名)が冷凍室で保存されています。忘れていませんか?”といった通知である。
(7)サーバ装置10の通知部13は、冷蔵庫20が保存する食材の賞味期限に変更があったタイミング、又は、レシピを求めるユーザの操作がレシピ提案装置40にて受け付けられてレシピ提案装置40がサーバ装置10へ冷蔵庫20が保存する食材の賞味期限を要求したタイミングで、食材情報通知をレシピ提案装置40に送信する。食材情報通知には、例えば、食材の名称、量、賞味期限、保存期間、栄養素などの情報が含まれている。
(8)レシピ提案装置40のレシピ提案部42は、レシピ情報を情報処理装置30と冷蔵庫20のうちの少なくとも1つに送信する。レシピ情報とは、例えば、賞味期限が近い食材を使った献立のレシピである。
(9)冷蔵庫20の制御装置21は、例えば、所定の周期で冷蔵室22、チルド室23、主冷凍室27などの各部屋の設定温度を含む各部屋の温度通知をサーバ装置10へ送信する。例えば、賞味期限管理部12は、管理アプリ32からチルド室23の設定温度の変更を通知する保存部屋変更通知を取得する以外に、各部屋の温度通知によってチルド室23の設定温度の変更が通知されると、チルド室23に保存された食材の賞味期限を変更する。
(10)冷蔵庫20の制御装置21は、例えば、情報処理装置30からチルド室23の設定温度の変更を要求する情報(例えば、チルド室に保存された食材の賞味期限を何日延長するか、あるいは変更後の設定温度そのものでもよい。)を取得すると、要求された設定温度にチルド室23の設定温度を変更するよう指令するチルド室設定温度指令を冷蔵庫20の制御装置21へ送信する。
(動作)
次に図10を参照して、賞味期限管理システム1の動作について説明する。図10は、実施形態の賞味期限管理処理の一例を示す図である。
ユーザが、食材を冷蔵庫20に入れ、管理アプリ32のその食材の情報を入力する。すると、管理アプリ32は、通信部36を介して、食材登録通知をサーバ装置10へ送信する。サーバ装置10では、賞味期限管理部12が、通信部15を介して、食材登録通知を取得する。賞味期限管理部12は、食材登録通知の内容を賞味期限管理テーブルT100へ登録する(ステップS11)。次に賞味期限管理部12は、登録された食材の1つ1つについて、保存部屋は適切かどうかを判定する(ステップS12)。例えば、設定温度が低い温度(例えば0℃以下)に設定されたチルド室23に夏野菜が保存されていたり、果物が主冷凍室27に保存されていたりすると、賞味期限管理部12は、保存部屋が不適切と判定し(ステップS12;No)、不適切保存部屋通知を行う(ステップS13)。具体的には、賞味期限管理部12は、“〇〇(食材名)に低温障害が生じる可能性があります。”という情報を、例えば、情報処理装置30と冷蔵庫20へ送信する。情報処理装置30では、管理アプリ32が不適切保存部屋通知を取得して、表示部34に上記のメッセージを表示する。冷蔵庫20では、制御部211が不適切保存部屋通知を取得して、表示装置28に上記のメッセージを表示する。次に賞味期限管理部12は、登録された食材の1つ1つについて、保存部屋が主冷凍室27かどうかを判定する(ステップS14)。
(主冷凍室の場合)
食材の保存部屋が主冷凍室27の場合(ステップS14;Yes)、その食材については、以下のステップS15~S19の処理を実行する。賞味期限管理部12は、賞味期限管理テーブルT100の賞味期限を“冷凍モデル”に基づいて修正する(ステップS15)。“冷凍モデル”は、記憶部14に登録されていて、例えば、食材の種類ごとにその食材を主冷凍室27で保存した場合の賞味期限を記憶するデータテーブルである。賞味期限管理部12は、賞味期限管理テーブルT100に登録された食材の名称から“冷凍モデル”が記憶する当該食材の冷凍時における賞味期限を検索する。賞味期限管理部12は、検索できた値を用いて賞味期限管理テーブルT100の“賞味期限”の内容を修正する。例えば、その食材の冷凍時における賞味期限が3か月であれば、賞味期限管理部12は、“賞味期限”の内容を3か月先に修正する。“賞味期限”の内容が修正されると、通知部13は、食材情報通知をレシピ提案装置40へ送信してもよい。レシピ提案装置40では、制御部41が、通信部44を介して、食材情報通知を取得し、記憶部43に食材ごとの賞味期限などを登録する。次に賞味期限管理部12は、主冷凍室27で保存された食材が直前の1週間で他の部屋に移動したかどうかを判定する(ステップS16)。他の部屋に移動した場合(ステップS16;Yes)、ステップS12からの処理が実行される。他の部屋に移動していない場合(ステップS16;No)、賞味期限管理部12は、冷凍室保存食材リマインド通知を行う(ステップS17)。情報処理装置30では、管理アプリ32が冷凍室保存食材リマインド通知を取得して、表示部34に“〇〇(食材名)が冷凍室で保存されています。忘れていませんか?”といったメッセージを表示する。冷蔵庫20では、制御部211が冷凍室保存食材リマインド通知を取得して、表示装置28に同様のメッセージを表示する。次に賞味期限管理部12は、主冷凍室27に保存された食材について、賞味期限が近い食材があるかどうかを判定する(ステップS18)。賞味期限管理部12は、主冷凍室27に保存された食材のうち、ステップS15で設定した賞味期限までの日数が所定値以内となったものがあるかどうかを判定する。賞味期限までの日数が所定値以内となった食材が存在する場合、賞味期限管理部12は、賞味期限が近い食材があると判定する。賞味期限が近い食材がない場合(ステップS18;No)、ステップS16からの処理を繰り返し実行する。賞味期限が近い食材がある場合(ステップS18;Yes)、賞味期限管理部12は、冷凍室用の保存期限通知を行う(ステップS19)。具体的には、賞味期限管理部12は、“〇〇(食材名)の保存期限が近づいています。”といった情報を、例えば、情報処理装置30と冷蔵庫20へ送信する。情報処理装置30では、管理アプリ32が冷凍室保存食材リマインド通知を取得して、表示部34に上記のメッセージを表示する。冷蔵庫20では、制御部211が冷凍室保存食材リマインド通知を取得して、表示装置28に同様のメッセージを表示する。
(温度可変のチルド室の場合)
食材の保存部屋が主冷凍室27ではない場合(ステップS14;No)、賞味期限管理部12は、食材の保存部屋は温度可変のチルド室23かどうかを判定する(ステップS20)。温度可変のチルド室23の場合(ステップS20;Yes)、賞味期限管理部12は、チルド室23の設定温度に応じて賞味期限を修正する(ステップS21)。例えば、チルド室23の設定温度がX1℃であれば、賞味期限管理部12は、賞味期限管理テーブルT100の“賞味期限”の内容を3日後に修正し、設定温度がX2℃であれば、7日後に修正する。“賞味期限”の内容が修正されると、通知部13は、食材情報通知をレシピ提案装置40へ送信してもよい。レシピ提案装置40では、制御部41が、修正された賞味期限などの情報を食材ごとに記憶部43に登録する。次に賞味期限管理部12は、賞味期限が近い食材があるかどうかを判定する(ステップS22)。例えば、賞味期限が翌日の食材が存在する場合、賞味期限管理部12は、チルド室23で保存された食材について、賞味期限が近い食材があると判定する。賞味期限が近い食材がある場合(ステップS22;Yes)、賞味期限管理部12は、チルド室用の賞味期限通知を行う(ステップS23)。具体的には、賞味期限管理部12は、“○○(食材名)の賞味期限が近づいています。○○(食材名)の賞味期限を1~3日延長できます。延長する日数を選択してください”といった情報を、例えば、情報処理装置30と冷蔵庫20へ送信する。情報処理装置30では、管理アプリ32が冷凍室保存食材リマインド通知を取得して、表示部34に上記のメッセージを表示する。冷蔵庫20では、制御部211が冷凍室保存食材リマインド通知を取得して、表示装置28に同様のメッセージを表示する。ユーザが、このメッセージを参照して、情報処理装置30へ延長する日数を入力すると、情報処理装置30は、その情報をサーバ装置10へ送信する。サーバ装置10では賞味期限管理部12が、図5のテーブルから延長するに日数に対応する設定温度を読み出して冷蔵庫20へ読み出した設定温度を含むチルド室設定温度指令を送信する。冷蔵庫20では、制御部211がこの設定温度を取得して、チルド室23の設定温度を変更する。これにより、賞味期限が延長される。チルド室23の設定温度が変更されると(ステップS24;Yes)、ステップS21からの処理が再度実行される。
(冷蔵室の場合)
食材の保存部屋が温度可変のチルド室23ではない場合(ステップS20;No)、または冷蔵庫20に温度可変のチルド室を備えていない場合(つまり、食材の保存部屋が冷蔵室22の場合)、賞味期限管理部12は、元の賞味期限を設定する(ステップS25)。“賞味期限”が設定されると、通知部13は、食材情報通知をレシピ提案装置40へ送信してもよい。次に賞味期限管理部12は、賞味期限が近い食材があるかどうかを判定する(ステップS26)。例えば、賞味期限が翌日の食材が存在する場合、賞味期限管理部12は、冷蔵室22で保存された食材について、賞味期限が近い食材があると判定する。賞味期限が近い食材がある場合(ステップS26;Yes)、賞味期限管理部12は、冷蔵室用の賞味期限通知を行う(ステップS27)。具体的には、賞味期限管理部12は、“〇〇(食材名)の賞味期限が近いため、冷凍室で保存しませんか?”といった情報を、例えば、情報処理装置30と冷蔵庫20へ送信する。情報処理装置30では、管理アプリ32が冷凍室保存食材リマインド通知を取得して、表示部34に上記のメッセージを表示する。冷蔵庫20では、制御部211が冷凍室保存食材リマインド通知を取得して、表示装置28に同様のメッセージを表示する。ユーザが、このメッセージを参照して、食材を主冷凍室27へ移動すると(ステップS28;Yes)、ステップS12からの処理が繰り返し実行される。
次に賞味期限通知を認識したユーザの操作により、レシピアプリ33が、レシピ提案の要求をレシピ提案装置40へ送信する(ステップS29;Yes)。すると、レシピ提案装置40では、制御部41が、この要求を受け付ける。このとき、例えば、制御部41は、サーバ装置10へ冷蔵庫20が保存する食材の賞味期限などの食材情報を要求する。サーバ装置10は、食材情報通知をレシピ提案装置40へ送信する。レシピ提案装置40では、食材情報を取得し、記憶部43に記録する。そして、レシピ提案部42は、賞味期限が近付いている食材を用いた献立のレシピを選択して、レシピ情報を情報処理装置30へ送信する(ステップS30)。
以上説明したように、本実施形態によれば、食材の保存部屋に応じて、自動的に食材の賞味期限を変更することができる。また、食材の賞味期限が近付いたときには、賞味期限が近付いたことをユーザへ通知することができる。また、冷蔵庫20に温度変更が可能な部屋(例えば、チルド室23)が設けられている場合、その部屋の設定温度を変更することにより、賞味期限を延長することができる。変更後の設定温度に応じて、賞味期限を延長する程度を変更することができる。またその場合、賞味期限を延長する程度に応じた設定温度の設定を案内することができる。また、食材を主冷凍室27で保存すると、長期保存が可能となるが、その分、ユーザが食材を保存していることを忘れてしまう可能性がある。これに対し、本実施形態によれば、冷凍室保存食材リマインド通知により、その食材が主冷凍室27で保存されていることをユーザへ通知することができる。また、本実施形態によれば、食材を不適切な部屋で保存しようとした場合、ユーザへ警告を通知することができる。また、本実施形態によれば、冷蔵庫20で保存する食材の食材情報(賞味期限など)を他のシステム(例えば、レシピ提案装置40)へ通知することができる。これにより、例えば、冷蔵庫20で保存する食材の最新の賞味期限や栄養素の情報を活用することができる。例えば、レシピ提案装置40へ食材情報を提供することにより、賞味期限が迫った食材を使う献立のレシピをユーザに提案することができる。
なお、上記説明では、賞味期限を例に説明を行ったが、賞味期限については、他の(例えば、消費期限、主冷凍室27で保存したときの保存期限など)の任意の摂取期限に置き換えることができる。
(変形例1)
上記の実施形態では、チルド室23の設定温度が可変であるとしたが、同様にして小冷凍室25の設定温度を可変とし、冷凍温度帯においても設定温度に応じて、段階的に賞味期限の延長ができるようにしてもよい。また、冷蔵庫20は、チルド室23に代えて、パーシャル温度帯(約-4℃~-2℃)に冷却されるパーシャル室や、複数の温度帯で温度が切り替え可能な温度切替室を有していてもよく、これらの保存室でも設定温度に応じて、段階的に賞味期限の延長ができるようにしてもよい。チルド室23、パーシャル室、温度切替室、主冷凍室よりも高い設定温度の場合の小冷凍室25は特別貯蔵室の一例である。
(変形例2)
賞味期限管理部12は、食材に含まれる栄養素の変化を所定の周期で算出し、そのたびに食材情報を他システムへ送信してもよい。また、通知部13は、栄養素の低下・劣化が所定の割合より大きい栄養素を含む食材について、“○○(食材名)に含まれる××(栄養素名)の含有量が低下しています。早めに摂取することを検討してください”といったメッセージを通知してもよい。さらにレシピ提案装置40は、賞味期限が近い食材に代えて/加えて、栄養素の劣化が激しい食材を使用したレシピを提案したり、低下・劣化の程度が激しい栄養素を破壊しない食材の調理法などを提案したりしてもよい。
(変形例3)
上記の実施形態では、「摂取期限」の一例である賞味期限によって食材の管理を行うこととしたが、賞味期限に代えて、「摂取期限」の別の例である消費期限によって管理してもよい。又は、賞味期限および消費期限のうち期限が近い方を各食材の摂取期限として定めて、この摂取期限によって管理してもよい。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、食材を保存する部屋に応じて、食材の賞味期限を変更して管理することができ、食材の賞味期限が近付いたときには、賞味期限が近付いたことをユーザへ通知することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…賞味期限管理システム、2…モデム、3…ルータ、10…サーバ装置、20…冷蔵庫、30…情報処理装置、40…レシピ提案装置。

Claims (9)

  1. 設定温度が異なる保存部屋を複数備える冷蔵庫で保存する食材について、前記食材に対応付けられている摂取期限と、前記食材を保存する前記保存部屋と、に基づいて、前記食材の摂取期限を設定する摂取期限管理部と、
    前記摂取期限に関する情報または前記保存部屋での経過時間に関する情報を通知する通知部と、
    を備える摂取期限管理システム。
  2. 前記食材が前記保存部屋の1つである冷凍室で保存される場合、
    前記摂取期限管理部は、前記食材の前記摂取期限を所定の期間先へ延長し、
    前記通知部は、所定の周期で前記食材が前記冷凍室で保存されていることを通知する、
    請求項1に記載の摂取期限管理システム。
  3. 前記食材が前記保存部屋の1つである冷凍室から前記保存部屋の1つである冷蔵室又は前記冷凍室よりも設定温度が高い特別貯蔵室へ移動された場合、
    前記摂取期限管理部は、前記食材の前記摂取期限を前記移動の日から所定の日数だけ先へ変更する、
    請求項1または請求項2に記載の摂取期限管理システム。
  4. 前記食材が前記保存部屋の1つである冷蔵室で保存されていて、前記摂取期限までの時間が所定の範囲内となると、
    前記通知部は、前記摂取期限の到来の通知に加え、前記食材を前記冷蔵室よりも設定温度が低い前記保存部屋で保存することを提案する情報を通知する、
    請求項1から請求項3の何れか1項に記載の摂取期限管理システム。
  5. 前記食材が前記保存部屋の1つである冷凍室よりも設定温度が高い特別貯蔵室で保存されていて、前記摂取期限までの時間が所定の範囲内となると、
    前記通知部は、前記摂取期限の到来の通知に加え、前記特別貯蔵室の設定温度を変更することにより、前記摂取期限を延長することを提案する情報を通知する、
    請求項1から請求項4の何れか1項に記載の摂取期限管理システム。
  6. 前記通知部は、前記摂取期限を延長する日数に関する複数の選択肢と、前記延長する日数の選択肢に対応する前記特別貯蔵室の設定温度とを提案する情報を通知する、
    請求項5に記載の摂取期限管理システム。
  7. 前記冷蔵庫で保存されている食材を利用したレシピを提案するレシピ提案部、をさらに備え、
    前記通知部は、前記食材と前記摂取期限を前記レシピ提案部へ通知し、
    前記レシピ提案部は、前記摂取期限までの期間が所定内となった前記食材を利用したレシピを提案する、
    請求項1から請求項6の何れか1項に記載の摂取期限管理システム。
  8. 前記摂取期限管理部は、前記摂取期限に加えて、前記食材を保存する前記保存部屋の種類と、前記食材を保存する期間の長さとに基づいて、前記食材の性質の情報を変更する、
    請求項1から請求項7の何れか1項に記載の摂取期限管理システム。
  9. 前記保存部屋の1つである冷凍室又は前記冷凍室よりも設定温度が高い特別貯蔵室で保存すると低温障害が生じる前記食材が保存されているかどうかを判定する判定部、をさらに備え、
    前記判定部が、前記低温障害が生じる前記食材が保存されていると判定した場合、
    前記通知部は、警告を通知する、
    請求項1から請求項8の何れか1項に記載の摂取期限管理システム。
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