JP2022168737A - 通信装置、通信装置の制御方法、プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ノードによりサポート可能なネットワークスライスの情報を適切に決定して伝達する。【解決手段】通信ネットワークにおいて基地局として機能する通信装置は、該通信装置とユーザ装置の間の通信を中継するノードから、該ノードと該通信装置との間の経路に関する第1の情報と、該ノードにおけるステータスに関する第2の情報を受信し、該第1の情報と該第2の情報に基づいて、該ノードによりサポートされるネットワークスライスの種別を決定し、該決定されたネットワークスライスの種別を該ノードに通知する。【選択図】図4
Description
本発明は、無線通信技術に関する。
3GPP(3rd Generation Partnership Project)において、バックホール用の通信技術としてIAB(Integrated Access and Backhaul)の規格化が進んでいる。IAB技術は、基地局とユーザ装置(User Equipment(UE))との間のアクセス通信に用いられる28GHz帯等のミリ波無線通信を、バックホール通信として同時に利用する技術である(特許文献1)。IAB技術を適用することで、従来の光ファイバーなどによる有線通信と比較し、低コストでエリアのカバレッジを広げることが出来るため、次世代の公衆網の構築に有効な技術として期待されている。
IAB技術を用いたバックホール通信においては、IABノードと呼ばれる中継機器が従来の基地局に相当するIABドナーからの通信をミリ波通信により中継する。さらにIABノードは、他の複数のIABノードとの間でベアラを形成し、IABドナーを始点としたネットワークツリー(IABネットワーク)を形成することで、エリアを拡大することが可能である。IABドナーのエリア拡大のための延長手段としてのIABノードは、IAB用のルーティングプロトコルであるBAP(Backhaul Adaptation Protocol)を介して制御されうる。
一方、次世代の公衆網において、複数の異なるサービスの要求条件に対応するネットワークスライスを共通ネットワーク上に仮想的に提供するネットワークスライシングという概念の導入検討が進んでいる。ネットワークスライスの種別としては、高速大容量通信であるeMBB(enhanced Mobile Broadband)、低遅延通信であるURLLC(Ultra-Reliable and Low Latency Communications)、同時多重接続であるMIot(Massive Internet of Things)が既に規定されている。
例えば特許文献2では、UEがネットワークスライスの要求を基地局へ送信し、基地局がサポートしているか否かを応答することで、UEが所望のサービスを受けることが可能となる方法が開示されている。このように、基地局の提供するネットワークスライスをUEが目的に応じて選択し、利用可能にする仕組みの検討が進められている。
BAP(Backhaul Adaptation Protocol)では、IABネットワークといった通信ネットワークにおけるネットワークスライスの運用について明確に規定されていない。よって、IABネットワークの場合、IABノードは、接続されるIABドナーから受信したNSSAI(Network Slice Selection Assistance Information(ネットワークスライス選択支援情報))を、そのまま下位のIABノードやUEへ報知することになる。なお、NSSAIは、サポート可能なネットワークスライスの種別を示すSST(Slice/Service type(スライス/サービス種別))がリスト形式で示される情報である。
このような運用下では、例えば、IABドナーから遠く離れたIABノードは、該IABドナーによりサポートされるネットワークスライスをサポートする構成を有さない場合であっても、IABドナーと同一のNSSAIを報知することしかできない。その結果、報知されるNSSAIを受信するUEは、利用したいネットワークスライスを選択、要求しても所望の品質が提供されない可能性があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、ノードによりサポート可能なネットワークスライスの情報を適切に決定して伝達することを目的とする。
上記目的を達成するための一手段として、本発明の通信装置は以下の構成を有する。すなわち、通信ネットワークにおいて基地局として機能する通信装置であって、前記通信装置とユーザ装置の間の通信を中継するノードから、前記ノードと前記通信装置との間の経路に関する第1の情報と、前記ノードにおけるステータスに関する第2の情報を受信する受信手段と、前記第1の情報と前記第2の情報に基づいて、前記ノードによりサポートされるネットワークスライスの種別を決定する決定手段と、前記決定されたネットワークスライスの種別を前記ノードに通知する通知手段と、を有する。
本発明によれば、ノードによりサポート可能なネットワークスライスの情報を適切に決定して伝達することが可能となる。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
[実施形態1]
(通信システムの構成)
図1は、実施形態1によるバックホール通信システム(以下、通信システム)の一例を示す図である。当該バックホール通信による通信ネットワークは、NR(New Radio)バックホールリンクおよびNRアクセスリンクを含みうる。通信システム100において、コアネットワーク(Core Network(CN))130への接続を提供するIAB(Integrated Access and Backhaul)ドナー101が存在する。IABドナー101は、IABドナー101とIABノード102~105からなるIABネットワーク(通信ネットワーク)を形成している。各IABドナーは、通信ネットワークにおける無線基地局装置として機能することができる。また、各IABノードも無線基地局装置として機能しうる。
(通信システムの構成)
図1は、実施形態1によるバックホール通信システム(以下、通信システム)の一例を示す図である。当該バックホール通信による通信ネットワークは、NR(New Radio)バックホールリンクおよびNRアクセスリンクを含みうる。通信システム100において、コアネットワーク(Core Network(CN))130への接続を提供するIAB(Integrated Access and Backhaul)ドナー101が存在する。IABドナー101は、IABドナー101とIABノード102~105からなるIABネットワーク(通信ネットワーク)を形成している。各IABドナーは、通信ネットワークにおける無線基地局装置として機能することができる。また、各IABノードも無線基地局装置として機能しうる。
IABドナー101は、各IABノード102~105を統括的に制御し、IABドナー101自身のカバーするエリアを形成する。UE110~119は、所望のアプリケーションに応じた通信を行うために、IABドナーまたはIABノードに接続する。初期状態において、図1に示すように、UE110~119は、それぞれに対して最も電波強度の高い、IABドナー101もしくは、IABノード102~105に接続している状態とする。なお、電波強度の一例としては、RSRP(Reference Signal Received Power(基準信号受信パワー))値、RSCP(Received Signal Code Power(受信信号コード電力))値等である。
IABネットワーク構築初期の時点では、IABノード102~105の各々においてサポート可能なネットワークスライスの種別(SST(スライス/サービス種別)。以降、単にスライス種別と称する)は、まだ決定されていない状態である。IABノード102~105においてサポート可能なスライス種別は、通信システム100を統括するIABドナー101により決定され、各IABノード102~105へ通知される。
IABドナー101および各IABノード102~105は、当該決定されたスライス種別を、IABドナー101/各IABノード102~105に対応するセルID(識別子)と共に、UE110~119に報知する。なお、スライス種別と共に報知される情報は、セルIDに限らず、スライス種別の通知元であるIABドナー101/各IABノード102~105を特定可能(識別可能)な情報であればよい。
各UE110~119は、受信したスライス種別/セルIDに基づいて、実行するアプリケーションに応じて利用したいスライス種別がIABドナー101もしくはIABノード102~105によりサポートされるかどうかを判断して、接続もしくは接続変更を行うことができる。あるいは、各UE110~119は、利用したいスライス種別をIABドナー101およびIABノード102~105へ要求し、当該要求に対する応答に基づいて、接続もしくは接続変更を行ってもよい。
(IABドナー/IABノードの構成)
次に、IABドナー101およびIABノード102~105の構成について説明する。図2は、IABドナー101のハードウェア構成例を示すブロック図である。ここでは、IABドナー101を想定したハードウェア構成の説明を行うが、IABノード102~105も図2と同様のハードウェア構成を備えることができる。
次に、IABドナー101およびIABノード102~105の構成について説明する。図2は、IABドナー101のハードウェア構成例を示すブロック図である。ここでは、IABドナー101を想定したハードウェア構成の説明を行うが、IABノード102~105も図2と同様のハードウェア構成を備えることができる。
IABドナー101は、ハードウェア構成の一例として、制御部201、記憶部202、無線通信部203、アンテナ制御部204、およびアンテナ205を有する。制御部201は、記憶部202に記憶される制御プログラムを実行することにより装置全体を制御する。制御部201は、例えば、1つ以上のCPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)で構成される。
記憶部202は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等で構成される。記憶部202は、制御部201が実行する制御プログラムと、セルIDや接続されるUE情報、配下のIABノード(図1ではIABノード102~105)の経路情報等の各種情報を記憶する。また、記憶部202は、IABドナー101によりサポートされるネットワークスライス(スライス種別)の情報を記憶しうる。後述する各種動作は、記憶部202に記憶された制御プログラムを制御部201が実行することにより行われうる。
無線通信部203は、3GPP(3rd Generation Partnership Project)規格に準拠するLTE(Long Term Evolution)、5G(5th Generation)等のセルラー網通信を行うための無線通信部である。アンテナ制御部204では、無線通信部203において実行される無線通信に使用するアンテナ205を制御する。アンテナ205は複数で構成されてもよい。
図3は、本実施形態によるIABドナー101のソフトウェア機能構成例を示すブロック図である。IABドナー101は、ソフトウェア機能構成の一例として、信号送信部301、信号受信部302、記憶制御部303、接続制御部304、スライス種別決定部305、信号生成部306を有する。ここでは、IABドナー101を想定したソフトウェア機能構成の説明を行い、IABノード102~105については後述する。
信号送信部301および信号受信部302は、制御部201を介して無線通信部203やアンテナ制御部204を制御し、他の通信装置(IABノードやUE)との間で3GPP規格に準拠したLTE、5G等のセルラー網通信(それぞれ送信および受信)を実行する。記憶制御部303は、記憶部202に格納されている各種データの制御(格納/読み出し等)、管理を行う。接続制御部304は、例えば信号送信部301および信号受信部302を介した通信により、他の通信装置との接続を制御する。
スライス種別決定部305は、IABノード102~105から信号受信部302を介して受信(取得)された経路情報およびステータス情報に基づいて、IABノード102~105のスライス種別を決定する。本実施形態では、スライス種別決定部305は、IABノード102~105それぞれから、経路情報およびステータス情報を取得し、IABノード102~105それぞれのスライス種別を決定する。本実施形態において、経路情報は、IABドナー101からIABノード102~105それぞれまでのホップ数や、IABノード102~105におけるルーティングに関する情報を指す(含む)ことができる)。また、ステータス情報は、IABノード102~105それぞれにおける、受信信号品質としてのSNR(Signal to Noise Ratio(信号対雑音比))の値、接続UE数、スペック情報(TSN(Time-Sensitive Networking)をサポートしているか否か)等を指す(含む)ことができる。TSNとは、標準イーサネットを拡張する産業用ネットワークとITネットワークの相互運用の実現を可能とするネットワーク技術である。なお、本実施形態ではSNRを用いるが、SNRに代えて他の受信信号品質を示す情報を用いてもよい。
信号生成部306は、IABノード102~105、UE110~119に各種情報を通知/報知するためのパケット(信号)を生成する。IABドナー101における信号生成部306は2種類のパケットを生成する。
1つ目の種類のパケットとして、信号生成部306は、スライス種別決定部305において決定したスライス種別をIABノード102~105へ通知するための制御パケットを生成する。本実施形態では、スライス種別は、BAP(Backhaul Adaptation Protocol)による制御パケットにより通知するものとする。しかし、この限りではなく、他の制御パケットが使用されてもよい。例えば、IABノード102~105がRRC(Radio Resource Control(無線リソース制御))プロトコルを解釈可能な場合は、RRCプロトコル、もしくは、プロトコル階層においてRRCレイヤ以上の通信レイヤのプロトコルによる制御パケットにより通知してもよい。
2つ目の種類のパケットとして、信号生成部306は、スライス種別決定部305により決定されたスライス種別と共に、IABドナー101を識別可能なセルIDをUE110~119に向けて報知するための報知パケットを生成する。
次に、本実施形態によるIABノード102~105のソフトウェア機能構成について説明する。IABノード102~105のソフトウェア機能構成は、図3を参照して説明したIABドナー101のソフトウェア構成と同様であってもよい。ただし、図3に関する上記説明において、他の通信装置(IABノードやUE)は、他の装置(IABドナーやUE)と読み替える。また、IABノード102~105は、スライス種別決定部305を有さず、信号生成部306は、上記1つ目の種類のパケットを生成しない。信号生成部306は、IABドナー101から通知されたスライス種別と共に、各IABノード102~105を識別可能なセルIDをUE110~119に報知するための報知パケットを生成する。接続制御部304は、UEとのリンク接続/解放のための制御を行うことができる。
(IABドナーによるスライス種別決定手順)
図4は、本実施形態によるIABによるIABノードのスライス種別を決定するための処理を示すフローチャートである。なお、IABドナー101は、高速大容量(eMBB(enhanced Mobile Broadband))、低遅延(URLLC(Ultra-Reliable and Low Latency Communications))、同時多重接続(MIot(Massive Internet of Things))の全てのスライス種別をサポートしているものとする。当該サポートされているスライス種別の情報は、記憶部202に格納することができる。また、本実施形態では、IABノード102~105は、MIotをサポートできるものとする。
図4は、本実施形態によるIABによるIABノードのスライス種別を決定するための処理を示すフローチャートである。なお、IABドナー101は、高速大容量(eMBB(enhanced Mobile Broadband))、低遅延(URLLC(Ultra-Reliable and Low Latency Communications))、同時多重接続(MIot(Massive Internet of Things))の全てのスライス種別をサポートしているものとする。当該サポートされているスライス種別の情報は、記憶部202に格納することができる。また、本実施形態では、IABノード102~105は、MIotをサポートできるものとする。
S400~S411間の処理は、IABドナー101をルートとする全てのIABノード102~105についてスライス種別を決定するために繰り返される。本実施形態では、非限定的な例として、IABドナーは、IABドナー101からのホップ数が小さい順に、スライス種別を決定するものとする。なお、IABドナー101からIABノード102、103までのホップ数は同じであるが、本実施形態では、IABドナー101は、IABノード102、103、104、105の順で、スライス種別を決定するものとする。以下、S400~S411間の1回のループでスライス種別を決定する対象のIABノードを、対象IABノードと称する。
接続制御部304が対象IABノードとの接続を確立した後、S401では、スライス種別決定部305は、対象IABノードの経路情報およびステータス情報を取得する。なお、スライス種別決定部305は、S400~S411のループ外で予め、全てのIABノード102~105の情報を収集しておいてもよい。
S402~S405は、対象IABノードがスライス種別としての高速大容量通信(本実施形態ではeMBB)をサポートするかを判定するための処理である。S402では、スライス種別決定部305は、対象IABノードから取得したステータス情報に含まれるSNRの値が第1の規定値以上かどうかを判定する。当該SNRは、対象IABノードに上位(上り)接続されるノード(親ノード)との間のSNRでありうる。ここで第1の規定値は、eMBB通信が可能な通信速度(データレート)を満足するように予め設定された値である。SNRの値が第1の規定値以上の場合は(S402でYes)、処理はS403へ進み、そうでない場合は(S402でNo)、処理はS406へ進む。
S403では、スライス種別決定部305は、IABドナー101と対象IABノードとの間で接続されているUEの総数(IABドナー101と対象IABノードにおける総接続UE数)が、第2の規定値以下かどうかを判定する。図1に示す通信システム100の場合、対象IABノードがIABノード102の場合は、総接続UE数は3となり、対象IABノードがIABノード104の場合は、総接続UE数は5となる。本実施形態では、第2の規定値は4とするが、他の値であってもよい。総接続UE数が第2の規定値以下である場合は(S403でYes)、処理はS404へ進み、そうでない場合は(S403でNo)、処理はS406へ進む。
S404では、スライス種別決定部305は、対象IABノードに上位(上り)接続されるノード(親ノード)がeMBBをサポートしているかどうかを、取得したステータス情報や記憶部202に記憶される情報に基づいて判定する。対象IABノードがIABノード102の場合は、親ノードはIABドナー101となり、対象IABノードがIABノード104の場合は、親ノードはIABノード102となる。すなわち、親ノードは、対象IABノードとIABドナー101との間で対象IABノードに直接接続される、IABドナー101または対象IABノードと異なる他のIABノードでありうる。親ノードがeMBBをサポートする場合は(S404でYes)、処理はS405へ進み、そうでない場合は(S404でNo)、処理はS406へ進む。
S405では、信号生成部306は、eMBBをNSSAI(Network Slice Selection Assistance Information(ネットワークスライス選択支援情報))に追加する。上述したように、NSSAIは、サポート可能なスライス種別(SST(Slice Service Type))がリスト形式で示される情報である。具体的には、信号生成部306は、eMBBに対応するSST値を、NSSAIの情報要素(Information Element)に設定する。
S406~S409は、対象IABノードがスライス種別としての低遅延通信(本実施形態ではURLLC)をサポートするかを判定するための処理である。S406では、スライス種別決定部305は、対象IABノードから取得したステータス情報に基づいて、対象IABノードがTSN(Time-Sensitive Networking)をサポートするかどうかを判定する。TSNをサポートする場合は(S406でYes)、処理はS407へ進み、そうでない場合は(S406でNo)、処理はS410へ進む。
S407では、スライス種別決定部305は、対象IABノードから取得した経路情報に基づいて、IABドナー101から対象IABノードまでホップ数が第3の規定値以下かどうかを判定する。対象IABノードがIABノード102の場合は、ホップ数は1となる。本実施形態では、第3の規定値は2として以降説明を行う。ホップ数が第3の規定値以下の場合は(S407でYes)、処理はS408へ進み、そうでない場合は(S407でNo)、処理はS410へ進む。S408では、スライス種別決定部305は、親ノードがURLLCをサポートしているかどうかを、取得したステータス情報や記憶部202に記憶される情報に基づいて判定する。S408は、サポートを判定する対象は異なるが、S404と同様の処理である。親ノードがURLLCをサポートする場合は(S408でYes)、処理はS409へ進み、そうでない場合は(S408でNo)、処理はS410へ進む。S409では、信号生成部306は、URLLCをNSSAIに追加する。具体的には、信号生成部306は、URLLCに対応するSST値を、NSSAIの情報要素に設定する。続くS410では、信号生成部306は、MIotに対応するSST値を、NSSAIの情報要素に設定する。
S400~S411の処理が、IABノード102~105の順で全ての対象IABノードに対して行われた後、信号生成部306は、設定(生成)したNSSAIの情報要素を含めたBAP制御パケットを各IABノード102~105に対して生成する。そして、S412では、信号送信部301は、各IABノード102~105に対して生成したBAP制御パケットを各IABノード102~105に対して送信することにより、NSSAI(スライス種別のリスト)を通知する。
以上のようにして、IABドナー101は、経路情報とステータス情報を考慮して、IABノード102~105それぞれについて、スライス種別を決定することができる。即ち、IABドナー101は、通信状況やトポロジに応じて、各IABノードに対して、スライス種別を割り当てることが可能となる。
図5に、図4の処理により決定された各IABノード102~105のスライス種別を示すNSSAIの情報要素の概念図の一例を示す。NSSAI501~504はそれぞれ、IABドナー101により決定されたIABノード102~105に対するNSSAIの情報要素の概念図を表す。図5の例では、eMBBに対応するSST値を“1”、URLLCに対応するSST値を“2”、MIotに対応するSST値を“3”とする。図5から、IABノード102、103はeMBB、URLLC、MIotをサポートし、IABノード104はURLLC、MIotをサポートし、IABノード105はMIotのみをサポートすることがわかる。なお、図5では、3種のスライス種別に対応するSST値を設定可能な例を示したが、他のSST/SST値を追加することにより、他のサービスや目的に応じたスライス種別を定義し提供可能である。
(通信システムにおける動作)
図6は、本実施形態による通信システム100における通信シーケンスを示す図である。ここでは、IABドナー101がIABノード103、105によりサポート可能なスライス種別を決定してUE118、119に通知し、UE118、119が所望のスライス種別をサポートするIABノードへ接続するまでの動作を説明する。なお、他のIABノード102、104、および、UE110~117についても同様の処理が行われるが、ここでは説明の簡略化のため上記の通信装置に絞り、説明を行う。
図6は、本実施形態による通信システム100における通信シーケンスを示す図である。ここでは、IABドナー101がIABノード103、105によりサポート可能なスライス種別を決定してUE118、119に通知し、UE118、119が所望のスライス種別をサポートするIABノードへ接続するまでの動作を説明する。なお、他のIABノード102、104、および、UE110~117についても同様の処理が行われるが、ここでは説明の簡略化のため上記の通信装置に絞り、説明を行う。
図1において説明を行った通信システム100の初期状態として、F600、F601では、各UE118、119は、電波強度の最も高いIABノード105に接続要求を行う。F602では、IABノード105は、UE118、119からの接続要求を許可し、IABノードと各UE118、119間で接続処理が行われる。UE119は、実行するアプリケーションに応じて、eMBBのサービス提供を受けることを希望しているものとする。
F603~F605では、IABドナー101は、IABノード103、105に対して経路情報およびステータス情報の送信を要求し、IABノード103、105は当該要求を受信する。F606では、IABノード105は、IABノード105自身における経路情報およびステータス情報をIABドナー101へ送信する。同様に、F607では、IABノード103は、IABノード103自身における経路情報およびステータス情報をIABドナー101へ送信する。F608では、IABドナー101は、IABノード103、105からの経路情報およびステータス情報を受信する。ここで、IABドナー101は、IABノード103、105の経路情報およびステータス情報の収集(受信)を、所定の定期的なタイミングで行ってもよいし、IABノード103、105が通信状況に変化があった場合に自発的にIABドナー101へ該情報を送信してもよい。
F609では、IABドナー101は、図4に示すフローチャートの処理を行い、各IABノード103、105によりサポートされるスライス種別を決定する。決定されたスライス種別は図5に示すものであり、IABノード103は全て(eMBB、URLLC、MIot)のスライス種別をサポートし、IABノード105はMIotのみをサポートする。
F610、F611では、IABドナー101は、IABノード103に対して決定したスライス種別を示すNSSAIをIABノード103へ通知し、IABノード103はこれを受信する。同様に、F610、F612では、IABドナー101は、IABノード105に対して決定したスライス種別を示すNSSAIをIABノード105へ通知し、IABノード105はこれを受信する。
F613~F615では、IABノード103は、F611で通知されたNSSAIを、IABノード103を識別可能なセルIDと共に、UE118、119へ報知し、UE118、119はこれを受信する。同様に、F616~F618では、IABノード105は、F612で通知されたNSSAIを、IABノード105を識別可能なセルIDと共に、UE118、119へ報知し、UE118、119はこれを受信する。
上記のように、UE119は、eMBBのサービス提供を受けることを希望している。そこで、F619、F620では、UE119は、eMBBをサポートするIABノード103へ接続要求を行い、IABノード103は、接続の許可応答を返すことで、UE119とIABノード103間で接続が行われる。ここで、IABノード103にUE119が接続した場合に、IABノード103における総接続UE数が3から4へ変更となる。上記のように、本実施形態では、IABノードがeMBBをサポートするかを判定するために使用される第2の規定値(図4のS403)は4であるため、IABノード103はeMBBを維持可能と判断でき、許可応答をUE119へ返信する。また、IABノード103は、IABノード103における総接続UE数が増加する場合に、再度NSSAIの再割り当てをIABドナー101に問い合わせ、NSSAIを更新した上でUE119が接続可能かどうかの判断を行ってもよい。
F622~F623では、UE119は、切断要求をIABノード105へ送信し、IABノード105は、切断の許可応答を返信した後、UE119とのリンクを開放する。
図7は、本実施形態による通信システム100においてIABドナー101によるスライス種別決定後のネットワークトポロジを示す図である。通信システム100において、図6のシーケンスが実行された後にIABノード105に通信リンク700を介して接続していたUE119は、IABノード103と新たなリンク701を形成し、接続する。通信リンク700は切断、解放され、UE119はeMBBのスライス種別で通信可能となる。
以上のように、本実施形態によれば、IABドナー101が各IABノード102~105に対してスライス種別を決定して(割り当てて)NSSAIを通知することで、UE110~119に適切なスライス種別の情報を提供することが可能となる。
なお、上述したように、スライス種別は3種(eMBB、URLLC、MIot)に限定されず、新たなスライス種別であるSSTを追加した場合にも、所定の条件を用いることにより、上述のようなスライス種別決定方法を適用することができる。また更に、SSTのオプションであるSD(Slice Differentiator)を用いる場合についても、上述のようなスライス種別決定方法を適用することが可能である。
[実施形態2]
実施形態1では、通信システム100が運用され始めた初期の状態もしくは、静的な通信状況下でのIABドナー101による各IABノード102~105へのNSSAIの割り当て方法について説明を行った。実施形態2として、通信システム100内における通信環境が変化(例えば、SNRが変化、総接続UE数が変化等)する場合について説明する。なお、実施形態1と共通の説明については、説明を省略する。
実施形態1では、通信システム100が運用され始めた初期の状態もしくは、静的な通信状況下でのIABドナー101による各IABノード102~105へのNSSAIの割り当て方法について説明を行った。実施形態2として、通信システム100内における通信環境が変化(例えば、SNRが変化、総接続UE数が変化等)する場合について説明する。なお、実施形態1と共通の説明については、説明を省略する。
本実施形態では、通信環境が変化した場合として、通信システム100においてIABドナー101とIABノード103間における通信状況(通信品質)が悪化(例えば、SNRが低下)した場合を想定する。この場合、IABノード103は、IABドナー101にNSSAIの再割り当てを要求する。もしくは、IABノード103は、受信したNSSAIによりIABノード103に割り当てられたネットワークスライスの維持が困難(不可)であると判断し、IABドナー101へSST維持不可(ネットワークスライス維持が不可であることを示す情報)を示す通知をIABドナー101へ送信してもよい。IABドナー101は、このような要求/通知を受けたことに応じて、IABノード103によりサポートされるスライスを更新して決定し、それに応じて生成したNSSAIをIABノード103に通知することができる。
また、上記のように通信環境が変化した場合に、IABノード103は、UE113~115、119に対してeMBBを実施するための通信状態の劣化を報知してもよい。この場合はさらに、UE113~115、119は、接続可能かつeMBBをサポートする他のIABノード102、104~105を探索し、条件が良ければ接続要求を行ってもよい。
以上のように、本実施形態によれば、通信環境の変化に応じて、IABドナー101は、IABノードによりサポート可能なネットワークスライスの種別を更新し決定して(割り当てて)NSSAIを該IABノードに通知する。あるいは、通信環境の変化に応じて、所定のネットワークスライスを実施するための通信状態の劣化をUE110~119に対して報知する。これにより、IABノードは、UE110~119に適切なスライス種別に関する情報を提供することが可能となる。
[その他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は 記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は 記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
100 通信システム、101 IABドナー、102~105 IABノード、110~119 UE
Claims (18)
- 通信ネットワークにおいて基地局として機能する通信装置であって、
前記通信装置とユーザ装置の間の通信を中継するノードから、前記ノードと前記通信装置との間の経路に関する第1の情報と、前記ノードにおけるステータスに関する第2の情報を受信する受信手段と、
前記第1の情報と前記第2の情報に基づいて、前記ノードによりサポートされるネットワークスライスの種別を決定する決定手段と、
前記決定されたネットワークスライスの種別を前記ノードに通知する通知手段と、
を有することを特徴とする通信装置。 - 前記通信装置は、IAB(Integrated Access and Backhaul)ネットワークにおいてIABドナーとして機能する通信装置であることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
- 前記通信ネットワークは、NR(New Radio)バックホールリンクおよびNRアクセスリンクを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
- 前記通知手段は、前記決定された1つ以上のネットワークスライスの種別を、BAP(Backhaul Adaptation Protocol)、または、RRC(Radio Resource Control)プロトコルによるパケットを用いて、前記ノードに通知することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の通信装置。
- 前記ノードと前記通信装置との間で前記ノードに直接接続される、前記通信装置または他のノードによりサポートされるネットワークスライスの種別を判定する判定手段を更に有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の通信装置。
- 前記第2の情報は、前記ノードにおける受信信号品質を示す値と、前記ノードと前記通信装置との間で接続されているユーザ装置の総数とを含み、
前記判定手段により、前記通信装置または前記他のノードにより、前記ネットワークスライスの種別として高速大容量通信がサポートされると判定され、かつ、前記受信信号品質を示す値が第1の規定値以上であり、前記ユーザ装置の総数が第2の規定値以下である場合に、前記決定手段は、前記ノードにより前記高速大容量通信がサポートされることを決定することを特徴とする請求項5に記載の通信装置。 - 前記第1の情報は、前記通信装置から前記ノードまでのホップ数を含み、前記第2の情報は、前記ノードがTSN(Time-Sensitive Networking)をサポートするか否かを示す情報を含み、
前記判定手段により、前記通信装置または前記他のノードにより、前記ネットワークスライスの種別として低遅延通信がサポートされると判定され、かつ、前記ノードが前記TSNをサポートし、前記ホップ数が第3の規定値以上である場合に、前記決定手段は、前記ノードにより前記低遅延通信がサポートされることを決定することを特徴とする請求項5または6に記載の通信装置。 - 前記決定手段は、前記ノードにより、前記ネットワークスライスの種別として同時多重接続がサポートされることを決定することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の通信装置。
- 前記受信手段は、前記第1の情報と前記第2の情報を、所定の定期的なタイミングで受信することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の通信装置。
- 前記第1の情報と前記第2の情報の送信を前記ノードに要求する要求手段を更に有し、
前記受信手段は、前記要求手段による要求に応じて、前記第1の情報と前記第2の情報を受信することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の通信装置。 - 前記通知手段により前記決定されたネットワークスライスの種別が前記ノードに通知された後に、前記受信手段により、前記決定されたネットワークスライスのサポートの維持が不可であることを示す情報が前記ノードから受信された場合に、前記決定手段は、前記ノードによりサポートされるネットワークスライスの種別を更新して決定することを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の通信装置。
- 通信ネットワークにおいて基地局とユーザ装置の間の通信を中継するノードとして機能する通信装置であって、
前記通信装置と前記基地局との間の経路に関する第1の情報と、前記通信装置におけるステータスに関する第2の情報を前記基地局に送信する送信手段と、
前記第1の情報と前記第2の情報に基づいて前記基地局により決定された、前記ノードによりサポートされるネットワークスライスの種別の情報を受信する受信手段と、
前記ネットワークスライスの種別の情報と共に、前記通信装置を識別可能な情報を前記ユーザ装置に報知する報知手段と、
を有することを特徴とする通信装置。 - 前記基地局は、IAB(Integrated Access and Backhaul)ネットワークにおいてIABドナーとして機能する基地局であることを特徴とする請求項12に記載の通信装置。
- 前記通信ネットワークは、NR(New Radio)バックホールリンクおよびNRアクセスリンクを含むことを特徴とする請求項12または13に記載の通信装置。
- 通信環境の変化に応じて、前記受信手段により受信された前記情報により割り当てられたネットワークスライスの維持が不可であるかを判定する判定手段を更に有し、
前記判定手段により前記ネットワークスライスの維持が不可であると判定された場合に、前記ネットワークスライスのサポートの維持が不可であることを示す情報を前記基地局に送信することを特徴とする請求項12から14のいずれか1項に記載の通信装置。 - 通信ネットワークにおいて基地局として機能する通信装置の制御方法であって、
前記通信装置とユーザ装置の間の通信を中継するノードから、前記ノードと前記通信装置との間の経路に関する第1の情報と、前記ノードにおけるステータスに関する第2の情報を受信する受信工程と、
前記第1の情報と前記第2の情報に基づいて、前記ノードによりサポートされるネットワークスライスの種別を決定する決定工程と、
前記決定されたネットワークスライスの種別を前記ノードに通知する通知工程と、
を有することを特徴とする制御方法。 - 通信ネットワークにおいて基地局とユーザ装置の間の通信を中継するノードとして機能する通信装置の制御方法であって、
前記通信装置と前記基地局との間の経路に関する第1の情報と、前記通信装置におけるステータスに関する第2の情報を前記基地局に送信する送信工程と、
前記第1の情報と前記第2の情報に基づいて前記基地局により決定された、前記ノードによりサポートされるネットワークスライスの種別を含む情報を受信する受信工程と、
前記ネットワークスライスの種別と共に、前記通信装置を識別可能な情報を前記ユーザ装置に報知する報知工程と、
を有することを特徴とする制御方法。 - コンピュータを、請求項1から15のいずれか1項に記載の通信装置として機能させるためのプログラム。
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