JP2022163621A - 無線路側機、交通通信システム、及び交通通信方法 - Google Patents

無線路側機、交通通信システム、及び交通通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】路側センサを必要とすることなく車両運転の制御又は支援を適切に行うことを可能とする。【解決手段】路車間通信を行う無線路側機200が実行する交通通信方法は、無線路側機200の存在を通知するための通知メッセージを第1伝送方式で周期的にブロードキャストするステップS1と、通知メッセージを受信した車両100から、当該車両100の情報を含む車両情報メッセージを受信するステップS2と、車両情報メッセージに基づいて、車両運転を指示又は支援するための交通管制メッセージを生成するステップS3と、交通管制メッセージを第2伝送方式でブロードキャストするステップS4とを有する。第1伝送方式は、第2伝送方式に比べて誤り耐性が高い伝送方式である。【選択図】図7

Description

本発明は、無線路側機、交通通信システム、及び交通通信方法に関する。
近年、交通事故の危険を回避可能な技術として高度道路交通システム(ITS:Intelligent Transport Systems)が注目されている。このような背景下において、非特許文献1には、路側に設けられる基地局である無線路側機と、車両に設けられる移動局である車載通信機とを有する交通通信システムの標準規格について規定されている。
交通通信システムのユースケースとして、2以上の道路が合流する地点の路側に設けられた無線路側機が、路側センサを用いて車両を検知すると、車両運転を制御又は支援するための交通管制メッセージをブロードキャストする方法が検討されている。車両(車載通信機)は、無線路側機からの交通管制メッセージを受信すると、自車両の情報を含む車両情報メッセージを送信する。無線路側機は、この車両情報メッセージに基づいて更新した交通管制メッセージをブロードキャストする。
ARIB STD-T109 1.3版 「700MHz帯高度道路交通システム」
しかしながら、上述のようなユースケースにおいては、車両を検知するための路側センサが必要になる。そのため、路側センサ自体のコスト及び路側センサ設置の負担が生じるという問題がある。また、路側センサとしてカメラを用いるような場合、夜間及び悪天候時における検出精度が低くなり得るため、車両運転の制御又は支援を適切に行うことが難しいという問題もある。
そこで、本発明は、路側センサを必要とすることなく車両運転の制御又は支援を適切に行うことを可能とする無線路側機、交通通信システム、及び交通通信方法を提供することを目的とする。
第1の態様に係る無線路側機は、路車間通信を行う無線路側機である。無線路側機は、無線路側機の存在を通知するための通知メッセージを第1伝送方式で周期的にブロードキャストする送信部と、通知メッセージを受信した車両から送信される、当該車両の情報を含む車両情報メッセージを受信する受信部と、車両情報メッセージに基づいて、車両運転を指示又は支援するための交通管制メッセージを生成する制御部と、を備える。前記送信部は、交通管制メッセージを第2伝送方式でブロードキャストする。第1伝送方式は、第2伝送方式に比べて誤り耐性が高い伝送方式である。
第2の態様に係る交通通信システムは、第1の態様に係る無線路側機を備える。
第3の態様に係る交通通信方法は、路車間通信を行う無線路側機が実行する方法である。交通通信方法は、無線路側機の存在を通知するための通知メッセージを第1伝送方式で周期的にブロードキャストするステップと、通知メッセージを受信した車両から送信される、当該車両の情報を含む車両情報メッセージを受信するステップと、車両情報メッセージに基づいて、車両運転を指示又は支援するための交通管制メッセージを生成するステップと、交通管制メッセージを第2伝送方式でブロードキャストするステップと、を有する。第1伝送方式は、第2伝送方式に比べて誤り耐性が高い伝送方式である。
本発明の一態様によれば、路側センサを必要とすることなく車両運転の制御又は支援を適切に行うことを可能とする無線路側機、交通通信システム、及び交通通信方法を提供できる。
実施形態に係る交通通信システムの構成例を示す図である。 路車間通信期間の一例を示す図である。 実施形態に係る無線路側機の構成例を示す図である。 実施形態に係る車両の構成例を示す図である。 実施形態に係る交通通信システムの動作を説明するための図である。 実施形態に係る無線路側機の動作例を示す図である。 実施形態に係る交通通信方法を示す図である。
一実施形態に係る交通通信システムについて図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。
(交通通信システムの構成)
まず、一実施形態に係る交通通信システムの構成について説明する。以下において、非特許文献1の標準規格に基づく無線通信を行う交通通信システムについて主として説明するが、この標準規格に限定されるものではなく、例えば3GPP(Third Generation Partnership Project)のV2X(Vehicle to Everything)規格に基づく無線通信を行ってもよい。
図1は、一実施形態に係る交通通信システム1の構成例を示す図である。図1に示すように、交通通信システム1は、道路を走行する複数の車両100と、道路付近に設けられる複数の無線路側機200とを有する。
図1において、複数の車両100として車両100A及び100Bを例示し、複数の無線路側機200として無線路側機200A及び200Bを例示している。なお、車両100としては普通自動車や軽自動車等の自動車を例示しているが、道路を通行する車両であればよく、例えば自動二輪車(オートバイ)等であってもよい。車両100は、自動運転車両であってもよい。
各車両100には、車載通信機150が設けられている。車載通信機150は、車両100に固定的に設けられる据置型の通信機であってもよいし、車両100にケーブルを介して一時的に接続される可搬型の通信機であってもよい。
各無線路側機200は、道路付近に設置されている。図1に示す例おいて、無線路側機200Aは、交通信号灯器300又はその支柱に設置されており、交通信号灯器300と連携して動作する。無線路側機200Bは、支柱に設置されている。各無線路側機200は、通信回線を介してサーバ装置400に接続されている。サーバ装置400は、中央装置と呼ばれることもある。サーバ装置400は、無線路側機200が受信する情報に基づいて各種の交通情報を収集し、道路交通を管理する。
このような交通通信システム1においては、無線路側機200と車載通信機150との間で路車間通信を行い、車載通信機150間で車車間通信を行う。一実施形態において、車載通信機150は、700MHz帯の搬送波周波数(周波数帯)を時分割で無線路側機200と共用する。
例えば、路車間通信により、無線路側機200から送信される路車間メッセージを車載通信機150が受信し、車載通信機150から送信される車両情報メッセージを無線路側機200が受信する。また、車車間通信により、1つの車載通信機150から送信される車両情報メッセージを他の車載通信機150が受信する。路車間通信及び車車間通信により、周辺車両の状態、交通情報、歩行者の有無等を認識し、交通事故の危険を回避するための支援を行うことができる。また、無線路側機200が受信する車両情報メッセージを交通流の円滑化等に用いることができる。
路車間メッセージは、道路に関する情報を含むメッセージである。路車間メッセージは、例えば、UTMS(Universal Traffic Management System)協会発行の「ITS無線路側機 通信アプリケーション共通規格」や「5.8GHz帯/700MHz帯無線式DSSS用 通信アプリケーション(光・電波実験)規格」に準拠した所定フォーマットを有する。
車両情報メッセージは、車両100に関する情報を含むメッセージである。車両情報メッセージは、例えば、ITS Connect推進協議会発行の「ITS Connectシステム 車車間通信メッセージ仕様」に準拠した所定フォーマットを有する。
さらに、交通通信システム1において、無線路側機200間で路路間通信を行ってもよい。路路間通信により、1つの無線路側機200から送信される路路間メッセージを他の無線路側機200が受信する。
路車間通信、車車間通信、及び路路間通信のそれぞれには、ブロードキャストによる無線通信が用いられてもよい。例えば、送信される無線信号(通信パケット)について、宛先アドレス(宛先MACアドレス)としてブロードキャストアドレスのみが規定されていてもよい。
(路車間通信期間)
次に、一実施形態に係る交通通信システム1における路車間通信期間について説明する。図2は、路車間通信期間の一例を示す図である。
図2に示すように、無線路側機200は、100ms周期(「制御周期」と呼ばれる)での通信を基本とする。100msの制御周期内において16μsを制御単位時間(「ユニット」と呼ばれる)としており、制御周期は6250ユニットで構成される。1制御周期中に設定可能な路車間通信期間の数の最大値は「16」であり、制御周期の先頭から390ユニット(6240μs)間隔で路車間通信期間を配置する。設定可能な1路車間通信期間長の最大値は、189ユニット(3024μs)である。
無線路側機200には、1制御周期中にある16の路車間通信期間のうち1つ又は複数の路車間通信期間が割り当てられる。無線路側機200は、自身に割り当てられた路車間通信期間を用いて、所定周期で路車間メッセージをブロードキャストする。この所定周期は、例えば制御周期の整数倍である。路車間メッセージは、路車間通信期間に関する情報を含む。具体的には、無線路側機200は、自身の送信情報として送信時刻及び路車間通信期間情報(転送回数・路車間通信期間長)を含む路車間メッセージを周囲の車載通信機150に送信することにより、自身の送信時間を確保する。なお、無線路側機200間では±16μs以下の同期精度を保つこととされている。
このような路車間メッセージを受信した車載通信機150は、路車間メッセージに含まれる送信時刻に基づいて時刻同期し、路車間メッセージに含まれる路車間通信期間情報に基づいて自身の送信を停止し、無線路側機200の送信期間以外のタイミングで送信を行う。具体的には、車載通信機150は、無線路側機200に割り当てられた路車間通信期間以外の時間、及び無線路側機200に未割当の路車間通信期間において、CSMA/CA方式により車両情報メッセージをブロードキャストする。
(無線路側機の構成)
次に、一実施形態に係る無線路側機200の構成について説明する。図3は、無線路側機200の構成例を示す図である。
図3に示すように、無線路側機200は、アンテナ21aと、無線通信部21と、制御部22と、インターフェイス23とを有する。
無線通信部21は、アンテナ21aを介して無線通信を行う。アンテナ21aは、無指向性アンテナであってもよいし、指向性を有する指向性アンテナであってもよい。アンテナ21aは、指向性を動的に変更可能なアダプティブアレイアンテナであってもよい。一実施形態において、無線通信部21は、ブロードキャストによる路車間通信を車両100(車載通信機150)と行う。
また、無線通信部21の無線通信方式は、ARIB(Association of Radio Industries and Businesses) STD-T109に準拠した方式であるものとする。但し、無線通信部21の無線通信方式は、3GPPのV2X規格に準拠した方式であってもよいし、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11シリーズ等の無線LAN規格に準拠した方式であってもよい。無線通信部21は、これらの通信規格の全てに対応可能に構成されていてもよい。
無線通信部21は、制御部22が出力するベースバンド信号に対して信号処理を施したうえで無線信号に変換し、無線信号をアンテナ21aから送信する送信部21bを有する。また、無線通信部21は、アンテナ21aが受信する無線信号をベースバンド信号に変換したうえで信号処理を施し、信号処理後の信号を制御部22に出力する受信部21cを有する。
制御部22は、無線路側機200における各種の機能を制御する。例えば、制御部22は、無線通信部21を制御する。制御部22は、少なくとも1つのメモリと、メモリと電気的に接続された少なくとも1つのプロセッサとを有する。メモリは、揮発性メモリ及び不揮発性メモリを含み、プロセッサにおける処理に用いる情報と、プロセッサにより実行されるプログラムとを記憶する。プロセッサは、メモリに記憶されたプログラムを実行することにより各種の処理を行う。
制御部22は、路車間メッセージを生成し、路車間メッセージを無線通信部21(送信部21b)に出力する。無線通信部21(送信部21b)は、無線路側機200に割り当てられた路車間通信期間において路車間メッセージをブロードキャストする。
インターフェイス23は、有線回線及び/又は無線回線を介してサーバ装置400と接続される。
(車両の構成)
次に、一実施形態に係る車両100の構成について説明する。図4は、車両100の構成例を示す図である。
図4に示すように、車両100は、車載通信機150と、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機12と、提示部13と、駆動制御部14とを有する。車載通信機150は、アンテナ11aと、無線通信部11と、制御部15とを有する。
無線通信部11は、アンテナ11aを介して無線通信を行う。一実施形態において、無線通信部11は、ブロードキャストによる路車間通信を無線路側機200と行う。無線通信部11の無線通信方式は、ARIB STD-T109に準拠した方式であるものとする。但し、無線通信部11の無線通信方式は、3GPPのV2X規格に準拠した方式であってもよいし、IEEE802.11シリーズ等の無線LAN規格に準拠した方式であってもよい。無線通信部11は、これらの通信規格の全てに対応可能に構成されていてもよい。
無線通信部11は、制御部15が出力するベースバンド信号に対して信号処理を施したうえで無線信号に変換し、無線信号をアンテナ11aから送信する送信部11bを有する。また、無線通信部11は、アンテナ11aが受信する無線信号をベースバンド信号に変換したうえで信号処理を施し、信号処理後の信号を制御部15に出力する受信部11cを有する。
無線通信部11は、ARIB T109規格に準拠している場合、キャリアセンスを行って電波の周波数(例えば、700MHz帯)の空き状態を判定する機能を有していてもよい。この場合、無線通信部11は、キャリアセンスの結果に応じて決定されたタイミングで車両情報メッセージを送信してもよい。
GNSS受信機12は、GNSS衛星信号に基づいて測位を行い、車両100の現在の地理的な位置(緯度・経度)を示す位置情報を制御部15に出力する。GNSS受信機12は、例えば、GPS、GLONASS(Global Navigation Satellite System)、IRNSS(Indian Regional Navigational Satellite System)、COMPASS、Galileo、及びQZSS(Quasi-Zenith Satellite System)のうち少なくとも1つのGNSSの受信機を含んで構成される。
提示部13は、制御部15の制御下で、車両100の運転者に対する情報の提示を行う。例えば、提示部13は、情報を表示するディスプレイ及び情報を音声出力するスピーカのうち少なくとも一方を含む。
駆動制御部14は、車両100の動力源としてのエンジン又はモータ、動力伝達機構、及びブレーキ等を制御する。車両100が自動運転車両である場合、駆動制御部14は、制御部15と連携して車両100の駆動を制御してもよい。
制御部15は、車載通信機150(及び車両100)における各種の機能を制御する。例えば、制御部15は、無線通信部11を制御する。制御部15は、少なくとも1つのメモリと、メモリと電気的に接続された少なくとも1つのプロセッサとを有する。メモリは、揮発性メモリ及び不揮発性メモリを含み、プロセッサにおける処理に用いる情報と、プロセッサにより実行されるプログラムとを記憶する。プロセッサは、メモリに記憶されたプログラムを実行することにより各種の処理を行う。
制御部15は、無線路側機200から無線通信部11(受信部11c)が受信する路車間メッセージに基づいて提示部13を制御してもよい。このような路車間メッセージは、交通信号灯器300の信号灯色に関する信号情報を含んでもよい。この場合、制御部15は、信号情報を表示するように提示部13を制御する。車両100が自動運転車両である場合、制御部15は、駆動制御部14と連携し、信号情報に基づいて車両100の駆動を制御(例えば、減速制御又は加速制御)してもよい。
制御部15は、車両情報メッセージを生成し、車両情報メッセージを無線通信部11(送信部11b)に出力する。無線通信部11(送信部11b)は、キャリアセンスの結果に応じて決定されたタイミングで車両情報メッセージをブロードキャストする。車両情報メッセージは、例えば、車両位置情報及び車両速度情報等を含む。
(交通通信システムの動作)
次に、一実施形態に係る交通通信システム1の動作について説明する。図5は、一実施形態に係る交通通信システム1の動作を説明するための図である。
図5に示すように、無線路側機200は、2つの道路が合流する地点の路側に設けられている。図5において、一方の道路が本線であり、他方の道路が合流レーンである一例を示している。また、本線において車両100a及び車両100bが合流地点に向けて走行しており、合流レーンにおいて車両100cが合流地点に向けて走行している。各車両100(車両100a、車両100b、車両100c)には、車載通信機150が搭載されているものとする。
このような動作環境において、第1に、無線路側機200の送信部21bは、自身の存在を通知するための通知メッセージを周期的にブロードキャストする。通知メッセージは、路車間メッセージの一種である。通知メッセージは、誤り耐性が高い伝送方式(以下、「第1伝送方式」と呼ぶ)でブロードキャストされるため、通知メッセージのカバレッジエリアは広い。
第2に、通知メッセージを受信した各車両100の車載通信機150は、通知メッセージに基づいて無線路側機200の存在を認識し、通知メッセージの受信をトリガとして、自車両に関する情報を含む車両情報メッセージをブロードキャストする。車両情報メッセージは、例えば、車載通信機150の識別子(車載器ID)と車両位置情報とを含む。
第3に、無線路側機200の制御部22は、各車両100から受信した車両情報メッセージに基づいて、合流地点の周辺の各車両100を認識し、各車両100に関する情報を含む交通管制メッセージを生成する。交通管制メッセージは、路車間メッセージの一種であって、車両運転を指示(制御)又は支援するためのメッセージである。交通管制メッセージは、複数の車両100の情報を含んでおり、その情報量が多い。
第4に、無線路側機200の送信部21bは、交通管制メッセージをブロードキャストする。上述のように、無線路側機200に割り当てられた路車間通信期間は有限であり、路車間通信期間内で伝送可能な情報量は制限される。そのため、交通管制メッセージは、伝送速度を高めるために、誤り耐性が低い伝送方式(以下、「第2伝送方式」と呼ぶ)でブロードキャストされる。よって、交通管制メッセージのカバレッジエリアは、通知メッセージのカバレッジエリアよりも狭い。言い換えると、通知メッセージのカバレッジエリアは、交通管制メッセージのカバレッジエリアよりも広い。
このように、無線路側機200は、交通管制メッセージのブロードキャストに用いる第2伝送方式に比べて誤り耐性が高い第1伝送方式で通知メッセージを周期的にブロードキャストする。これにより、各車両100(車載通信機150)は、無線路側機200を早期に発見可能になり、車両情報メッセージを早期に無線路側機200に送信できる。その結果、無線路側機200は、車両情報メッセージに基づいて交通管制メッセージを早期に生成・送信可能になる。その際、無線路側機200は、路側センサを用いることなく交通管制メッセージを生成することが可能である。車両100は、交通管制メッセージのカバレッジエリアに入って直ぐに、各車両100の情報を含む交通管制メッセージを受信できる。よって、路側センサを必要とすることなく車両運転の制御又は支援を適切に行うことが可能である。
例えば、合流レーンを走行する車両100cは、無線路側機200からの交通管制メッセージを受信することにより、本線を走行する車両100a及び車両100bを把握可能になるため、車両100cの本線への合流を円滑化できる。また、交通管制メッセージは、本線を走行する車両100a及び車両100bが車間調整及び/又は速度調整等を行うよう指示する指示情報を含んでいてもよい。本線を走行する車両100a及び車両100bは、無線路側機200からの交通管制メッセージを受信することにより、車間調整及び/又は速度調整等を行うことが可能になるため、車両100cの本線への合流を円滑化できる。
例えば、交通管制メッセージのブロードキャストに用いる第2伝送方式は、所定変調方式を含む。所定変調方式は、メッセージサイズの大きい交通管制メッセージを路車間通信期間内でブロードキャストすることが可能な大きい変調多値数を有する変調方式である。変調多値数とは、1シンボルあたりの情報ビットの数をいう。変調多値数が大きいほど、誤り耐性が低くなる。例えば、所定変調方式は、16QAM(Quadrature Amplitude Modulation)である。これに対し、通知メッセージのブロードキャストに用いる第1伝送方式は、所定変調方式に比べて変調多値数が小さい変調方式を含む。例えば、第1伝送方式を構成する変調方式は、BPSK(Binary Phase-Shift Keying)である。このように、交通管制メッセージに用いる所定変調方式に比べて変調多値数が小さい変調方式で通知メッセージをブロードキャストすることにより、通知メッセージのカバレッジエリアを拡張できる。
交通管制メッセージのブロードキャストに用いる第2伝送方式は、所定符号化率を含んでもよい。符号化率とは、誤り耐性符号化後のビット数に対する元の情報ビットの割合をいう。具体的には、符号率がk/nである場合、kビットの情報ビットごとに誤り訂正符号化により合計でnビットのデータを生成する。ここで、n-kビットは冗長ビット(パリティビット)である。符号化率が低いほど、冗長ビットの割合が多くなり、誤り耐性が高くなる。通知メッセージのブロードキャストに用いる第1伝送方式は、所定符号化率よりも低い符号化率を含む。このように、交通管制メッセージに用いる所定符号化率よりも低い符号化率で通知メッセージをブロードキャストすることにより、通知メッセージのカバレッジエリアを拡張できる。
無線路側機200(送信部21b)は、通知メッセージ及び交通管制メッセージを同じ送信電力でブロードキャストしてもよい。これにより、通知メッセージ及び交通管制メッセージを同じ路車間通信期間内で送信することが容易になる。また、標準規格で規定される送信電力要件を満たすことが容易になる。なお、車両100(車載通信機150)が車両情報メッセージをブロードキャストする際の送信電力も、無線路側機200(送信部21b)が通知メッセージ及び交通管制メッセージをブロードキャストする際の送信電力と同じ又は同等であってもよい。
通知メッセージのメッセージサイズは、交通管制メッセージのメッセージサイズよりも小さい。例えば、通知メッセージに含まれる情報は、交通管制メッセージに含まれる情報の一部である。これにより、限られた路車間通信期間を有効活用し、交通管制メッセージのブロードキャストに必要な無線リソースを確保することが容易になる。
ここで、通知メッセージに含まれる情報は、
・メッセージID(8ビット)
・路側機ID(32ビット)
・合流起点(加速レーン起点)情報(16ビット)
・道路番号(32ビット)
・情報更新時刻(32ビット)
であってもよい。
これに対し、交通管制メッセージに含まれる情報は、
・メッセージID(8ビット)
・路側機ID(32ビット)
・合流起点(加速レーン起点)情報(16ビット)
・道路番号(32ビット)
・情報更新時刻(32ビット)
・走行車両数(8ビット)
・検知車両ごとの車両ID(8ビット×検知車両数)
・検知車両ごとの車載器ID(32ビット×検知車両数)
・検知車両ごとの車両位置(緯度経度高度)(88ビット×検知車両数)
・検知車両ごとの走行レーン(8ビット×検知車両数)
・検知車両ごとの車両速度(16ビット×検知車両数)
・検知車両ごとの車両長さ(14ビット×検知車両数)
・検知車両ごとの合流起点(加速レーン起点)到達時刻(16ビット×検知車両数)
・管制状態(1ビット×検知車両数)
・検知車両ごとの目標車間距離(16ビット×検知車両数)
・検知車両ごとの目標レーン(8ビット×検知車両数)
であってもよい。
なお、車両情報メッセージに含まれる情報は、
・メッセージID(8ビット)
・車載器ID(32ビット)
・道路番号(32ビット)
・情報更新時刻(32ビット)
・車両ID(8ビット)
・車両位置(緯度経度高度)(88ビット)
・走行レーン(8ビット)
・車両速度(16ビット)
・車両長さ(14ビット)
・管制可否(1ビット)
・車間距離(16ビット)
・目標レーン(8ビット)
であってもよい。
無線路側機200(送信部21b)は、通知メッセージ及び交通管制メッセージを同じ送信周期でブロードキャストしてもよい。無線路側機200(送信部21b)は、所定周期で無線路側機200に割り当てられた路車間通信期間内で通知メッセージ及び交通管制メッセージをブロードキャストしてもよい。所定周期は、100msの制御周期又はその整数倍であってもよい。
図6は、一実施形態に係る無線路側機200の動作例を示す図である。
図6に示す動作例において、第1に、無線路側機200(送信部21b)は、100ms周期(制御周期)で通知メッセージをブロードキャストする(ステップS101)。このブロードキャスト送信は、無線路側機200に割り当てられた路車間通信期間内で行われる。
第2に、無線路側機200(受信部21c)は、通知メッセージを受信した各車両100(車載通信機150)から車両情報メッセージを受信する(ステップS102)。無線路側機200(制御部22)は、受信した車両情報メッセージに基づいて交通管制メッセージを生成する。
第3に、無線路側機200(送信部21b)は、路車間通信期間内で通知メッセージをブロードキャストするとともに、この路車間通信期間内で交通管制メッセージをブロードキャストする(ステップS103)。
車両情報メッセージは、交通管制メッセージのブロードキャストに用いる第2伝送方式に比べて誤り耐性が高い第3伝送方式で車両100(車載通信機150)からブロードキャストされてもよい。このような前提下において、無線路側機200及び車両100(車載通信機150)のそれぞれの送信電力が同等である場合、交通管制メッセージの到達可能距離よりも車両情報メッセージの到達可能距離が長くなる。すなわち、上り・下りでメッセージの到達可能距離が異なり、下りに比べて上りのメッセージの到達可能距離が長くなる。そのため、通知メッセージのブロードキャストに用いる第1伝送方式は、車両情報メッセージのブロードキャストに用いる第3伝送方式の誤り耐性以上の誤り耐性を有する伝送方式としてもよい。これにより、下りのメッセージである通知メッセージの到達可能距離を、上りのメッセージである車両情報メッセージの到達可能距離以上にすることができる。
(交通通信方法)
次に、一実施形態に係る交通通信方法について説明する。図7は、一実施形態に係る交通通信方法を示す図である。
図7に示すように、ステップS1において、無線路側機200(送信部21b)は、通知メッセージを第1伝送方式でブロードキャストする。例えば、第1伝送方式は「BPSK 1/2」である。具体的には、変調方式がBPSKであって、符号化率が1/2である。車両100(車載通信機150)は、通知メッセージを受信することにより無線路側機200の存在を認識する。通知メッセージのブロードキャストは、周期的に実行される。
ステップS2において、車両100(車載通信機150)は、車両情報メッセージを第3伝送方式でブロードキャストする。例えば、第3伝送方式は、「QPSK(Quadrature Phase Shift Keying) 1/2」である。具体的には、変調方式がQPSKであって、符号化率が1/2である。車両情報メッセージのブロードキャストは、車両100(車載通信機150)が通知メッセージを受信している期間内において、周期的に実行されてもよい。無線路側機200(受信部21c)は、車両情報メッセージを受信する。
ステップS3において、無線路側機200(制御部22)は、ステップS2で受信した車両情報メッセージに基づいて交通管制メッセージを生成する。
ステップS4において、無線路側機200(送信部21b)は、交通管制メッセージを第2伝送方式でブロードキャストする。例えば、第2伝送方式は「16QAM 1/2」である。具体的には、変調方式が16QAMであって、符号化率が1/2である。交通管制メッセージのブロードキャストは、無線路側機200(受信部21c)が車両情報メッセージを受信している期間内において、周期的に実行されてもよい。車両100(車載通信機150)は、交通管制メッセージを受信する。
ステップS5において、車両100(車載通信機150)は、ステップS4で受信した交通管制メッセージに基づいて運転制御及び/又は運転支援を行う。例えば、車両100(車載通信機150)は、ステップS4で受信した交通管制メッセージに含まれる情報を提示部13(ディスプレイ)に表示させる。車両100(車載通信機150)は、駆動制御部14と連携し、交通管制メッセージに基づいて車両100の駆動を制御(例えば、減速制御又は加速制御)してもよい。
このように、無線路側機200が実行する交通通信方法は、無線路側機200の存在を通知するための通知メッセージを第1伝送方式で周期的にブロードキャストするステップS1と、通知メッセージを受信した車両100から、当該車両100の情報を含む車両情報メッセージを受信するステップS2と、車両情報メッセージに基づいて、車両運転を制御又は支援するための交通管制メッセージを生成するステップS3と、交通管制メッセージを第2伝送方式でブロードキャストするステップS4とを有する。第1伝送方式は、第2伝送方式に比べて誤り耐性が高い伝送方式である。これにより、路側センサを必要とすることなく車両運転の制御又は支援を適切に行うことが可能になる。
(その他の実施形態)
上述の実施形態において、ARIB STD-T109規格に基づく交通通信システム1について主として説明した。しかしながら、交通通信システム1は、3GPP規格に基づく通信システムであってもよい。3GPP規格に基づく交通通信システム1において、無線路側機200は、通知メッセージ及び交通管制メッセージのそれぞれをシステム情報(SIB:System Information Block)中でブロードキャストしてもよい。システム情報は、ブロードキャストチャネルにより送信される情報である。また、車両100は、車両情報メッセージをユニキャストで無線路側機200に送信してもよい。この車両情報メッセージは、RRC(Radio Resource Control)メッセージであってもよい。
上述の実施形態において、無線路側機200が、路側センサを用いることなく、車両情報メッセージを用いて交通管制メッセージを生成する一例について説明した。しかしながら、無線路側機200は、路側センサ及び車両情報メッセージを併用して交通管制メッセージを生成してもよい。路側センサは、無線路側機200に組み込まれていてもよい。路側センサは、道路を撮影して得た撮影画像を出力する画像センサ(カメラ)、移動体を検出して検出データ(点群データ)を出力するLiDAR(Light Detection and Ranging)センサ、ミリ波センサ、超音波センサ、及び赤外線センサのうち少なくとも1つであってもよい。
上述の実施形態において、サーバ装置400は、無線路側機200の近くに配置されるエッジサーバであってもよい。このようなエッジサーバを無線路側機200の一部とみなしてもよい。エッジサーバは、無線路側機200とインターネットとの間に設けられ、所定範囲に限定されたエリア内の道路を管轄する。エッジサーバは、WAN(Wide Area Network)を介さずに、LAN(Local Area Network)を介して無線路側機200と接続されてもよい。
上述した実施形態に係る各処理をコンピュータに実行させるプログラムが提供されてもよい。プログラムは、コンピュータ読取り可能媒体に記録されていてもよい。コンピュータ読取り可能媒体を用いれば、コンピュータにプログラムをインストールすることが可能である。ここで、プログラムが記録されたコンピュータ読取り可能媒体は、非一過性の記録媒体であってもよい。非一過性の記録媒体は、特に限定されるものではないが、例えば、CD-ROMやDVD-ROM等の記録媒体であってもよい。
以上、図面を参照して実施形態について詳しく説明したが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
1 :交通通信システム
11 :無線通信部
11a :アンテナ
11b :送信部
11c :受信部
12 :GNSS受信機
13 :提示部
14 :駆動制御部
15 :制御部
21 :無線通信部
21a :アンテナ
21b :送信部
21c :受信部
22 :制御部
23 :インターフェイス
100 :車両
150 :車載通信機
200 :無線路側機
300 :交通信号灯器
400 :サーバ装置

Claims (9)

  1. 路車間通信を行う無線路側機であって、
    前記無線路側機の存在を通知するための通知メッセージを第1伝送方式で周期的にブロードキャストする送信部と、
    前記通知メッセージを受信した車両から送信される、前記車両の情報を含む車両情報メッセージを受信する受信部と、
    前記車両情報メッセージに基づいて、車両運転を指示又は支援するための交通管制メッセージを生成する制御部と、を備え、
    前記送信部は、前記交通管制メッセージを第2伝送方式でブロードキャストし、
    前記第1伝送方式は、前記第2伝送方式に比べて誤り耐性が高い伝送方式である
    無線路側機。
  2. 前記第2伝送方式は、所定変調方式を含み、
    前記第1伝送方式は、前記所定変調方式に比べて変調多値数が小さい変調方式を含む
    請求項1に記載の無線路側機。
  3. 前記第2伝送方式は、所定符号化率を含み、
    前記第1伝送方式は、前記所定符号化率よりも低い符号化率を含む
    請求項1又は2に記載の無線路側機。
  4. 前記送信部は、前記通知メッセージ及び前記交通管制メッセージを同じ送信電力でブロードキャストする
    請求項2又は3に記載の無線路側機。
  5. 前記通知メッセージのメッセージサイズは、前記交通管制メッセージのメッセージサイズよりも小さい
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の無線路側機。
  6. 前記送信部は、所定周期で前記無線路側機に割り当てられた路車間通信期間内で前記通知メッセージ及び前記交通管制メッセージをブロードキャストする
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載の無線路側機。
  7. 前記車両情報メッセージは、前記第2伝送方式に比べて誤り耐性が高い第3伝送方式で前記車両からブロードキャストされ、
    前記第1伝送方式は、前記第3伝送方式の誤り耐性以上の誤り耐性を有する
    請求項1乃至6のいずれか1項に記載の無線路側機。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の無線路側機を備える
    交通通信システム。
  9. 路車間通信を行う無線路側機が実行する交通通信方法であって、
    前記無線路側機の存在を通知するための通知メッセージを第1伝送方式で周期的にブロードキャストするステップと、
    前記通知メッセージを受信した車両から送信される、前記車両の情報を含む車両情報メッセージを受信するステップと、
    前記車両情報メッセージに基づいて、車両運転を指示又は支援するための交通管制メッセージを生成するステップと、
    前記交通管制メッセージを第2伝送方式でブロードキャストするステップと、を有し、
    前記第1伝送方式は、前記第2伝送方式に比べて誤り耐性が高い伝送方式である
    交通通信方法。
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