JP2022162470A - 回転電機のロータ、回転電機及び電動駆動システム - Google Patents

回転電機のロータ、回転電機及び電動駆動システム Download PDF

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Abstract

Figure 2022162470000001
【課題】磁石トルクを増加し、減磁率を低減することができる回転電機のロータを提供する。
【解決手段】回転電機(モータ100)のロータ10は、磁石12と、磁石12の収納空間13を有するロータコア11と、を備える。磁石12は、主磁束が通る径方向外側の第1磁極面12Aと、第1磁極面12Aに対向する第2磁極面12Bと、第1磁極面12Aと第2磁極面12Bを繋ぐq軸側の側面を示すq軸側面を有する。磁石12の磁化方向は第1磁極面12Aに垂直な角度からd軸側に傾いている。q軸側面は複数の側面で構成され、q軸側面のうち径方向外側の一面は他の面よりも磁化方向に近い角度で形成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、回転電機のロータ、回転電機及び電動駆動システムに関する。
回転電機のロータに、熱間加工プロセスを用いた成形により形成されたリング状磁石を径方向に切断した円弧磁石を用いることが知られている(例えば、特許文献1参照)。
国際公開第2020/067349号
近年、コスト削減のため回転電機のロータに低コスト磁石を用いるようになってきている。低コスト磁石適用の課題として、低い磁束密度に対応した磁石配置を考案する必要がある。トルク増加のためには、磁石トルク増加、リラクタンストルク増加が必要となる。磁石トルクの増加のためには、磁石の磁束出力面を増加させる必要がある。リラクタンストルクの増加のためには、q軸磁束を通りやすい磁石配置とする必要がある。
加えて、低コスト磁石は耐減磁性能も低いため、不可逆減磁しにくい磁石形状が必要となる。不可逆減磁が発生すると磁石磁束が低下するため、トルク指令に対して、出力トルクが低下し、要求されるトルク精度を達成できない可能性がある。しかし、特許文献1に開示されるような円弧磁石では、このような課題は考慮されていない。
本発明の目的は、磁石トルクを増加し、減磁率を低減することができる回転電機のロータを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、磁石と、前記磁石の収納空間を有するロータコアと、を備え、前記磁石は、主磁束が通る径方向外側の第1磁極面と、前記第1磁極面に対向する第2磁極面と、前記第1磁極面と前記第2磁極面を繋ぐq軸側の側面を示すq軸側面を有し、前記磁石の磁化方向は前記第1磁極面に垂直な角度からd軸側に傾き、前記q軸側面は複数の側面で構成され、前記q軸側面のうち径方向外側の一面は他の面よりも前記磁化方向に近い角度で形成される。
本発明によれば、磁石トルクを増加し、減磁率を低減することができる。上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
磁石の磁化方向とq軸外周側の形状を示す本実施形態のロータの断面図である。 磁石のd軸内周側の形状を示す本実施形態のロータの断面図である。 磁石のq軸内周側の形状を示す本実施形態のロータの断面図である。 ボンド磁石を用いた例を示すロータの断面図である。 磁石および収納空間の面に曲率を持たせた例を示すロータの断面図である。 磁石および収納空間の角部に曲率を持たせた例を示すロータの断面図である。 磁石を径方向の外側に配置した例を示すロータの断面図である。 収納空間の角部に非磁性体を充填した例を示すロータの断面図である。 ロータコアの外周にくぼみを設けた例を示すロータの断面図である。 本実施形態のロータを含むモータと、それを駆動用の動力として含む電動駆動システムの構成図である。 本実施形態のロータのギャップ磁束密度を示す図である。 磁石挿入孔(収納空間)に磁石が充填された比較例の減磁率を示す図である。 本発明を適用した一例の磁石の減磁率を示す図である。
以下、図面を用いて、本発明の実施形態によるモータ(回転電機)のロータの構成について説明する。なお、各図において、同一符号は同一部分を示す。
(ロータの概略構成)
図1に示すように、ロータ10は、主として、ロータコア11と磁石12を構成部品として備える。ロータコア11は、電磁鋼板(薄板)を積層して構成される。磁石12は、例えば、焼結磁石、ボンド磁石等であり、磁束を発生させる材料で構成される。
ロータコア11には、磁石の収納空間13(孔)が成形されている。磁石12は、一定のクリアランスをもって収納空間13に収納される。なお、図1の例では、d軸を対称軸として2個の磁石12がV字状に配置されているが、直線状に配置されていてもよい。
(磁石の磁化方向とq軸外周側)
図1を用いて、ロータ10の構成を詳細に説明する。ロータ10は、磁石12と、磁石12の収納空間13を形成するロータコア11と、を備える。磁石12は、軸方向を横切る断面において、互いに対向しかつ主磁束が通る第1磁極面12A及び第2磁極面12Bと、第1磁極面12Aと第2磁極面12Bを繋ぎかつq軸側に近いq軸側面を有する。
磁石12の主磁束を形成する磁化方向は第1磁極面12Aに垂直な角度から、d軸側に傾いている。q軸側面は、複数の側面で形成され、q軸側面の一面は他の面よりも主磁束を形成する磁化方向に近い角度で形成される。
なお、主磁束は、磁石が作る磁束であり、磁化方向はその主磁束の向き(角度)である。第1磁極面12Aは、磁石12の外周側の面であり、第2磁極面12Bは、磁石12の内周側の面である。d軸、q軸は、ロータ10の周方向の位置を示す。d軸はロータ10の磁極の周方向中心に位置し、q軸は磁極間に位置する。
上記の特徴は次のようにまとめることもできる。
回転電機(モータ100)のロータ10は、磁石12と、磁石12の収納空間13を有するロータコア11と、を備える。磁石12は、主磁束が通る径方向外側の第1磁極面12Aと、第1磁極面12Aに対向する第2磁極面12Bと、第1磁極面12Aと第2磁極面12Bを繋ぐq軸側の側面を示すq軸側面を有する。磁石12の磁化方向は第1磁極面12Aに垂直な角度からd軸側に傾いている。q軸側面は複数の側面で構成され、q軸側面のうち径方向外側の一面は他の面よりも磁化方向に近い角度で形成される。
q軸側面のうち径方向外側の一面は、磁化方向と平行であることが好ましいが、磁化方向と略平行あるいは磁化方向に沿って形成されていればよい。
これにより、磁石磁束の出力面が径方向外側のd軸側面12Cの分だけ増加するため、磁石磁束を増加でき、磁石トルクを増加できる。また、磁石12のq軸-外周側の磁石端部において、磁化方向に対して磁石12が厚くなり、減磁耐力が向上する。すなわち、磁石12の減磁率を低減することができる。なお、減磁耐力は、外部磁界に対する減磁のしにくさの指標であり、磁石の厚さにほぼ比例する。減磁率は、不可逆減磁により磁石の磁束が低下した割合を示す。
(磁石のd軸内周側)
図2に示すように、磁石12は、1極中に周方向に2つ以上設けられ、第1磁極面12Aと第2磁極面12Bを繋ぎかつd軸側に近いd軸側面を有する。d軸側面は複数の側面で形成され、d軸側面の一面は、他の面よりも主磁束を形成する磁化方向に近い角度で形成される。
換言すれば、磁石12は、1極につき2つ以上設けられ、第1磁極面12Aと第2磁極面12Bを繋ぐd軸側の側面を示すd軸側面を有する。d軸側面は複数の側面で構成され、d軸側面のうち径方向内側の一面は他の面よりも磁化方向に近い角度で形成される。
d軸側面のうち径方向内側の一面は、磁化方向と平行であることが好ましいが、磁化方向と略平行あるいは磁化方向に沿って形成されていればよい。
これにより、磁石12のd軸-内周側の磁石端部において、磁化方向に対して磁石が厚くなり、減磁耐力が向上する。すなわち、磁石12の磁化方向に対して薄い部位をなくすことで減磁耐力を向上し、磁石12の減磁率を低減することができる。
図2の例では、1極につき2つの磁石12を配置している。つまり、磁石を2分割している。磁石を2分割し、それらの間にリブを設けることで、磁石を支えるロータコア11の耐遠心力性能を向上できる。
(磁石のq軸内周側)
図3に示すように、磁石12のq軸側面の一面は、他の面よりも主磁束を形成するq軸に近い角度で形成される。換言すれば、q軸側面のうち径方向内側の一面は他の面よりもq軸に近い角度で形成される。q軸側面のうち径方向内側の一面は、q軸と平行であることが好ましいが、q軸と略平行あるいはq軸に沿って形成されていればよい。
外部磁界とロータコア11との引き付けによるリラクタンストルクは、q軸からロータコア11に侵入するq軸磁束の経路を広い形状とすることで増加する。そこで、磁石12のq軸-内周側端部をq軸に近い角度にすることで、q軸磁束の経路が広がり、q軸磁束を通りやすくする。これにより、リラクタンストルクを増加することができる。なお、q軸磁束は、q軸からロータコア11に侵入する外部磁束(ステータの磁束)である。
(ボンド磁石)
図4の例では、磁石12は、ボンド磁石である。ボンド磁石は磁性体とバインド材(例えば、樹脂)によって成形される。ボンド磁石の種類には、例えば、SmFeN系やSmCoN系などがある。
ボンド磁石は、射出成型により作られるため、形状自由度が大きく、本実施形態で示した複雑な形状や磁化方向を比較的容易に作ることができる。一方、焼結磁石では、矩形形状から後加工で成形(例えば、切削)する必要があり、工数増加やコスト増加が発生する。
(曲率)
図5に示すように、磁石12および収納空間13の面のいくつかに曲率を持たせてもよい。各面に曲率を持たせることで、q軸磁束の通路を確保しつつ磁石を厚くできるため、減磁耐力の向上が可能となる。
また、図6に示すように、磁石12および収納空間13の角部のいくつかに曲率を持たせてもよい。挿入空間(収納空間13)の角部に曲率を持たせることで、ロータ10の回転時の応力集中を緩和し、強度を向上できる。また、磁石12の角部に曲率を持たせることで、磁石12と収納空間13が点接触することを防ぎ、磁石12の欠け、割れを防ぐことができる。磁石12を収納空間13に挿入できるよう、磁石12の曲率は、収納空間13の曲率に合わせて選定する必要がある。
なお、上記の特徴は、磁石12及び収納空間13の面もしくは角部のいくつかに曲率が設けられるということもできる。
(磁石の径方向の位置)
図7に示すように、磁石12の多くの面積はロータコア11の径方向中心の位置から外径側に配置される。換言すれば、磁石12の過半の軸方向断面はロータコア11の径方向中心から径方向外側に位置する。
モータの量産性を考慮すると、ロータ10の制作時には未着磁の磁石を用いて、ロータ10の作成後に着磁することが望ましい。着磁は、磁化を持たない、または磁石の最大性能に対して磁化が少ない磁石に対して、大きな磁場を加えることで、磁化を持たせる工程である。
着磁の磁場はロータコア11の内径側に到達させることが困難であるため、磁石12は外径側に配置されることが望ましい。特に、ボンド磁石は焼結磁石に対して、着磁性能が低いため、より外径側に配置することが必要となる。もちろん、磁石12の一部がロータコア11の径方向中心より内径側に配置されてもよい。
(非磁性体)
図8の例では、収納空間13を形成するロータコア11の内壁13Aと磁石12との間に、非磁性体14が充填されている。換言すれば、ロータ10は、収納空間13を形成するロータコア11の内壁13Aと、磁石12のq軸側面のうち径方向外側の一面との間に非磁性体14を備える。非磁性体14は、磁性を持たない物質であり、例えば、空気や樹脂などである。
収納空間13のq軸外周側の角部に非磁性体14が充填されることで、磁束を遮断できるため、漏れ磁束が低減し、トルクを向上できる。また、磁石角部に磁化方向と離れた角度から磁束が侵入することを防ぎ減磁率を向上できる。
(くぼみ)
図9の例では、ロータコア11の外周にくぼみ15が設けられている。くぼみ15は、ロータコア11の表面にへこみを設ける構造である。
くぼみ15をロータコア11の外周の適切な位置に設けることで、ギャップに発生する磁石の磁束の分布を正弦波化し、トルク脈動を低減できる。また、ロータ10のN極とS極でくぼみの大きさや位置を変えることで、トルクリプルの位相をずらし、トータルのトルクリプルを低減することも可能となる。なお、トルクリプルは、空間的、または時間的な磁束の脈動によりトルクが一定ではなく脈動する現象である。
(モータと電動駆動システム)
図10は、本実施形態によるロータ10を備えたモータ100(回転電機)と、モータ100を駆動用の動力として含む電動駆動システム200の構成図である。
モータ100は、主として、ロータ10、ステータ20から構成される。ステータ20は、ステータコア21、ティース23を備える。ティース23には、コイル22が巻回される。ロータ10には、シャフト17が取り付けられる。
電動駆動システム200は、モータ100、ギア18から構成される。ギア18は、シャフト17に取り付けられる。電動駆動システム200は、モータ100に電力を供給するインバータを含んでもよい。なお、インバータは、モータ100又はギア18のハウジングに一体化して設けてもよい。
本実施形態の回転電機のロータ10をモータ100(電動駆動システム200)に用いることで、トルク、および出力を向上できる。
(磁石トルクと減磁率)
図11、図12A、12Bを用いて、本実施形態のロータ10の特性を説明する。
本実施形態のロータ10によれば、磁化方向をd軸側に傾け、磁束出力面が増加することで磁束量が増加でき、図11に示すように、ギャップ磁束密度のピーク値を増加することができる。また、磁石トルク=(磁石磁束)*(電流値)であるから、磁石トルクも増加することができる。なお、*は乗算の演算子を示す。
さらに、本実施形態のロータ10によれば、図12Bに示すように、減磁率を低減することができる。図12Aは、磁石挿入孔(収納空間13)に磁石12が充填された比較例を示しているが、磁石の減磁耐力は磁石の厚みに比例するため、磁化方向に対して、磁石が薄い部位は減磁率が増加する。本実施形態のロータ10によれば、q軸-外周側端部とd軸内周側端部の形状を磁化方向に近い角度に成型することで、図12Bに示すように、磁石の薄い部位をなくし磁石全体の減磁率を低減できる。
以上説明したように、本実施形態によれば、磁石トルクを増加し、減磁率を低減することができる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上述した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
なお、本発明の実施形態は、以下の態様であってもよい。
(1).磁石と、前記磁石の収納空間を形成するロータコアと、を備え、前記磁石は、軸方向を横切る断面において、互いに対向しかつ主磁束が通る第1磁極面と第2磁極面と、当該第1磁極面と第2磁極面を繋ぎかつq軸側に近いq軸側面を有し、磁石の主磁束を形成する磁化方向は前記第1磁極面に垂直な角度から、d軸側に傾き、前記q軸側面は複数の側面で形成され、前記q軸側面の一面は他の面よりも前記主磁束を形成する磁化方向に近い角度で形成される回転電機のロータ。
(2).(1)に記載の回転電機のロータであって、前記磁石は、1極中に周方向に2つ以上設けられ、当該第1磁極面と第2磁極面を繋ぎかつd軸側に近いd軸側面を有し、前記d軸側面は複数の側面で形成され、前記d軸側面の一面は、他の面よりも前記主磁束を形成する磁化方向に近い角度で形成される。
(3).(1)又は(2)に記載の回転電機のロータであって、前記q軸側面の一面は他の面よりも前記主磁束を形成するq軸に近い角度で形成される回転電機のロータ。
(4).(1)-(3)のいずれかに記載の回転電機のロータであって、前記磁石は、ボンド磁石にて構成されることを特徴とする回転電機のロータ。
(5).(1)-(4)のいずれかに記載の回転電機のロータであって、前記磁石および前記収納空間の面のいくつかに曲率を持たせたことを特徴とする回転電機のロータ。
(6).(1)-(5)のいずれかに記載の回転電機のロータであって、前記磁石および前記収納空間の角部のいくつかに曲率を持たせたことを特徴とする回転電機のロータ。
(7).(1)-(6)のいずれかに記載の回転電機のロータであって、前記磁石の多くの面積はロータコアの径方向中心位置から外径側に配置されることを特徴とする回転電機のロータ。
(8).(1)-(7)のいずれかに記載の回転電機のロータであって、前記収納空間と前記磁石との間に、非磁性体が充填されていることを特徴とする回転電機のロータ。
(9).(1)-(8)のいずれかに記載の回転電機のロータであって、前記ロータコアの外周にくぼみを設けたことを特徴とする回転電機のロータ。
(10).駆動用の動力として、(1)-(9)にいずれかに記載された回転電機のロータを備えたことを特徴とする電動駆動システム。
10…ロータ
11…ロータコア
12…磁石
12A…第1磁極面
12B…第2磁極面
12C…径方向外側のd軸側面
13…磁石の収納空間
14…非磁性体
15…くぼみ
16…ロータ端盤
17…シャフト
18…ギア
20…ステータ
21…ステータコア
22…コイル
22A…コイルエンド
23…ティース
100…モータ
200…電動駆動システム

Claims (10)

  1. 磁石と、前記磁石の収納空間を有するロータコアと、を備え、
    前記磁石は、主磁束が通る径方向外側の第1磁極面と、前記第1磁極面に対向する第2磁極面と、前記第1磁極面と前記第2磁極面を繋ぐq軸側の側面を示すq軸側面を有し、
    前記磁石の磁化方向は前記第1磁極面に垂直な角度からd軸側に傾き、
    前記q軸側面は複数の側面で構成され、前記q軸側面のうち径方向外側の一面は他の面よりも前記磁化方向に近い角度で形成される回転電機のロータ。
  2. 請求項1に記載の回転電機のロータであって、
    前記磁石は、1極につき2つ以上設けられ、第1磁極面と第2磁極面を繋ぐd軸側の側面を示すd軸側面を有し、
    前記d軸側面は複数の側面で構成され、前記d軸側面のうち径方向内側の一面は他の面よりも前記磁化方向に近い角度で形成される
    ことを特徴とする回転電機のロータ。
  3. 請求項2に記載の回転電機のロータであって、
    前記q軸側面のうち径方向内側の一面は他の面よりもq軸に近い角度で形成される
    ことを特徴とする回転電機のロータ。
  4. 請求項1に記載の回転電機のロータであって、
    前記磁石は、ボンド磁石である
    ことを特徴とする回転電機のロータ。
  5. 請求項1に記載の回転電機のロータであって、
    前記磁石及び前記収納空間の面もしくは角部のいくつかに曲率が設けられる
    ことを特徴とする回転電機のロータ。
  6. 請求項1に記載の回転電機のロータであって、
    前記磁石の過半の軸方向断面は前記ロータコアの径方向中心から径方向外側に位置する
    ことを特徴とする回転電機のロータ。
  7. 請求項1に記載の回転電機のロータであって、
    前記収納空間を形成する前記ロータコアの内壁と、前記q軸側面のうち径方向外側の前記一面との間に非磁性体を備える
    ことを特徴とする回転電機のロータ。
  8. 請求項1に記載の回転電機のロータであって、
    前記ロータコアの外周にくぼみが設けられる
    ことを特徴とする回転電機のロータ。
  9. 請求項1に記載のロータを備えた回転電機。
  10. 請求項9に記載の回転電機を駆動用の動力として含む電動駆動システム。
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