JP2022161579A - 消毒剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】消毒剤の塗布が確実に行われたかどうかを塗布後に確認することが可能な消毒剤を提供する。【解決手段】紫外線の照射により発光する発光体を含むことを特徴とする消毒剤。【選択図】なし

Description

本発明は、手指等の消毒に使用できる消毒剤に関する。
近年、清潔志向の高まりから手軽に手指やテーブル等を殺菌できる消毒剤の使用が広がりをみせており、ウイルス等への感染防止等の観点からもその重要性が高まっている。
従来より殺菌作用を有する消毒剤として用途や目的に応じた様々な種類のものが提案されている。例えば、酸化亜鉛の殺菌力が十分に維持されつつ、酸化亜鉛粒子の凝集体が認められない組成物として、シリカ被覆酸化亜鉛と増粘用高分子とを含む抗菌性(特許文献1参照)が提案されている。また、使用感に優れた手指消毒剤組成物として、(A):エタノール及び/又はイソプロパノール、(B):カルボキシビニルポリマー及び/又はアクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、(C):アスペクト比が10以上である板状粉体を所定の割合で含む手指消毒剤組成物(特許文献2参照)が提案され、粉体を使用しながらディスペンサーノズルの詰まり発生が低減されたゲル状の手指消毒剤組成物として、(A):エタノール及びイソプロパノールから選ばれる1種以上、成分(B):カルボキシビニルポリマー、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体及びそれらの塩から選ばれる1種以上、成分(C):水不溶性粉体、並びに成分(D):グリセリンを所定の割合で含む手指消毒剤組成物(特許文献3参照)が提案されている。
また、殺菌、消毒とは別に、衛生管理の方法についても提案がされており、洗剤及びマーカー物質を対象物に塗布した後、洗浄された対象物を撮影してマーカー物質が写っている領域の大きさに基づいて対象物の洗浄が完了したか否かを判定する判定部と、判定結果に応じた処理を行う処理部とを備える衛生管理システムが提案されている(特許文献4参照)。
特開2002-363018号公報 特開2010-163419号公報 特開2015-78171号公報 特開2016-186438号公報
上記のとおり、手指等の消毒に使用される消毒剤には、殺菌、消毒作用に優れることだけでなく、使用感や容器の詰まりの防止等の観点についても検討がされているが、十分な殺菌、消毒が行えることが消毒剤にとって最も重要であり、そのためには消毒剤の確実な塗布が必要であることはいうまでもない。しかしながら、消毒剤の多くは透明であり、塗布が確実に行われたかどうかを塗布後に確認することは困難である。確認のためには、塗布する瞬間を目視又は監視システムで確認することが必要となるが、大規模なイベント等では全ての入場者の消毒剤塗布の瞬間を目視で確認するのは現実的ではなく、監視システムの導入には多額のコストがかかる。多くの人が集まる場所でのウイルス感染等を防止するためには確実な殺菌、消毒の実施が不可欠であり、手間やコストをかけることなく、消毒剤の塗布が確実に行われたかどうかを確認する方法が求められている。
本発明は、上記現状に鑑み、消毒剤の塗布が確実に行われたかどうかを塗布後に確認することが可能な消毒剤を提供することを目的とする。
本発明者らは、紫外線の照射により発光する発光体を消毒剤に含ませることで、塗布後の対象物に紫外線を照射することにより消毒剤の塗布が行われたか否かを容易に確認することができることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、紫外線の照射により発光する発光体を含むことを特徴とする消毒剤である。
上記消毒剤は、エタノール、n-プロパノール、イソプロパノールからなる群より選択される少なくとも1種のアルコールを消毒剤全体の40質量%以上含むことが好ましい。
上記消毒剤は、更にポリアクリル酸系増粘剤、セルロース系増粘剤、ポリビニルアルコール、アルギン酸及びその塩、カラギーナン、キサンタンガム、グアガムからなる群より選択される少なくとも1種の増粘剤を含むことが好ましい。
上記紫外線の照射により発光する発光体は、蛍光性酸化亜鉛であることが好ましい。
上記消毒剤は、紫外線の照射により発光する発光体を消毒剤全体の1~20質量%含むことが好ましい。
上記紫外線の照射により発光する発光体は、平均粒子径が0.5~10μmであることが好ましい。
上記消毒剤は、粘度が300~300,000mPa・sであることが好ましい。
本発明の消毒剤は、塗布、乾燥後でも消毒剤を塗布された範囲を容易に確認することができる消毒剤であるため、日常での使用の他、確実な消毒の実行が求められる多くの人が集まる場所での消毒や、医療現場での消毒等に好適に用いることができる。
本発明の実施例1の消毒剤を手に塗布し、紫外線を照射した様子を示した図である。
以下、本発明の好ましい形態について具体的に説明するが、本発明は以下の記載のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲において適宜変更して適用することができる。
本発明の消毒剤は紫外線の照射により発光する発光体を含む。消毒剤を対象物に塗布し、乾燥した後も発光体は塗布した箇所に残るため、対象物に紫外線を照射すると消毒剤の塗布した箇所のみが発光し、塗布が行われた範囲を容易に確認することができる。
本発明の消毒剤は、消毒成分としてアルコールを含むことが好ましい。アルコール類としては特に制限されないが、1atm下、室温程度の温度で揮発するものが好ましく、エタノール、n-プロパノール、イソプロパノールからなる群より選択される少なくとも1種のアルコールであることが好ましい。より好ましくは、エタノールである。
本発明の消毒剤は、消毒成分であるアルコールを消毒剤全体の40質量%以上含むことが好ましい。このような割合でアルコールを含むことで、より十分な殺菌、消毒作用を発揮することができる。アルコールの割合はより好ましくは、消毒剤全体の45質量%以上である。
本発明の消毒剤が含む発光体は、紫外線の照射により発光するものである限り特に制限されず、蛍光性酸化亜鉛、蛍光性チタン酸マグネシウム等の1種又は2種以上を用いることができる。これらの中でも、蛍光性酸化亜鉛が好ましい。酸化亜鉛は抗菌性、抗ウイルス性を有することから、発光体として蛍光性酸化亜鉛を用いることで、消毒剤の殺菌、消毒作用をより高め、更にはアルコールが揮発した後も消毒成分として手に残るため、持続的な抗菌、抗ウイルス効果を得ることができる。また、蛍光性酸化亜鉛は化粧品としても広く使用され、人体への安全性が高い点でも好ましい。
上記蛍光性酸化亜鉛とは、紫外線励起により発光する酸化亜鉛であり、そのような特性を有する酸化亜鉛であればいずれのものであってもよいが、酸化亜鉛(ZnO)を還元処理することで得られる、酸素欠陥を有する酸化亜鉛が好ましい。このような酸素欠陥を有する酸化亜鉛は、Zn1+zO又はZnO1-xの平均組成式で表されると考えられる。
蛍光性酸化亜鉛の製造方法は特に制限されないが、例えば、酸化亜鉛や炭酸亜鉛等の酸素含有亜鉛化合物に硫黄含有化合物を添加した後、これを還元雰囲気下で焼成することで製造することができる。
市販されている蛍光性酸化亜鉛の一例としては、堺化学工業社製のLumate Gが挙げられ、紫外線を照射すると明瞭な緑色発光が確認される。
本発明の消毒剤が含む発光体は、平均粒子径が0.5~10μmであることが好ましい。発光体の平均粒子径がこのような範囲であると、消毒剤を手指の消毒に使用した場合の感触に優れたものとなる。また消毒剤が増粘剤を含む場合、増粘剤と発光体の粒子が絡むことにより発生する白いカス(撚り)の発生量を抑制することができる。更に平均粒子径がこのような範囲であると、消毒剤中で発光体粒子が沈降することも抑制することができる。発光体の平均粒子径は、より好ましくは、1~7μmであり、更に好ましくは、1.5~4μmである。
なお、ここでいう平均粒子径とは、平均一次粒子径である。
発光体の平均粒子径は、後述する実施例に記載の方法により測定することができる。
本発明の消毒剤における発光体の含有量は、消毒剤全体の1~20質量%であることが好ましい。このような割合であると、消毒剤の殺菌、消毒作用を損なうことなく、かつ、消毒剤塗布後に紫外線を照射した際に、塗布箇所をより容易に確認することができる。発光体の含有量は、より好ましくは、消毒剤全体の1.5~10質量%であり、更に好ましくは、2~7質量%である。
本発明の消毒剤は、更に増粘剤を含むことが好ましい。増粘剤を含むことで消毒剤が増粘し、対象物全体に消毒剤を塗布することが容易になる。また、消毒剤中での発光体の沈降を抑制することができる。
本発明の消毒剤が含む増粘剤としては、消毒剤を増粘させることができることができるものである限り特に制限されないが、ポリアクリル酸系増粘剤、メチルセルロースやヒドロキシアルキルセルロースといったセルロース系増粘剤、ポリビニルアルコール、アルギン酸及びその塩、カラギーナン、キサンタンガム、グアガムからなる群より選択される少なくとも1種類を使用することが好ましく、2種類以上を組み合わせて使用しても良い。これらの増粘剤は、発光体として蛍光性酸化亜鉛を含む消毒剤に対しても増粘作用を十分に発揮することができる。増粘剤としてより好ましくは、ポリアクリル酸系増粘剤、セルロース系増粘剤であり、更に好ましくは、ポリアクリル酸系増粘剤、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロースである。
本発明の消毒剤が増粘剤を含む場合、増粘剤の含有量は、消毒剤全体の0.2~10質量%であることが好ましい。このような割合であると、消毒剤の殺菌、消毒作用を損なうことなく、消毒剤を増粘させることができる。増粘剤の含有量は、より好ましくは、消毒剤全体の0.5~8質量%であり、更に好ましくは、1~5質量%である。
本発明の消毒剤は、粘度が300~300,000mPa・sであることが好ましい。消毒剤がこのような適度な粘度を有するものであると、対象物全体に消毒剤を塗布することが容易になる。消毒剤の粘度は、より好ましくは、1,000~200,000mPa・sであり、更に好ましくは、2,000~100,000mPa・sである。粘度を調節することで、ジェル状、ゲル状、ゾル状、液状等の消毒剤を提供することができる。
消毒剤の粘度は、後述する実施例に記載の方法で測定することができる。
本発明の消毒剤は、紫外線の照射により発光する発光体、消毒剤、増粘剤以外に水を含むものであることが好ましい。水を含むことで消毒剤が使用感により優れたものとなる。
水の含有量は、消毒剤全体の5~59質量%であることが好ましい。より好ましくは、10~50質量%であり、更に好ましくは、30~45質量%である。
本発明の消毒剤は、上述した成分以外のその他の成分を含むものであってもよい。その他の成分としては、香料、防腐剤、保湿剤、抗菌剤等が挙げられる。
上記その他の成分の含有量は、消毒剤全体の2質量%以下であることが好ましい。より好ましくは、1.5質量%以下であり、更に好ましくは、1質量%以下である。
本発明の消毒剤を使用する対象物は特に制限されないが、発光体の粒径や粘度が適度な範囲であると手指の消毒に使用しやすく、使用した場合の感触にも優れたものとなるため、手指の消毒に好適に使用することができる。したがって、本発明の消毒剤が手指用の消毒剤として使用されることは本発明の好適な実施形態の1つである。
本発明を詳細に説明するために以下に具体例を挙げるが、本発明はこれらの例のみに限定されるものではない。特に断りのない限り、「%」及び「wt%」とは「重量%(質量%)」を意味する。
合成例1(蛍光性酸化亜鉛の合成)
酸化亜鉛(堺化学工業社製、微細酸化亜鉛)20g、硫化亜鉛(堺化学工業社製、RAK-T)0.0179g、炭酸水素ナトリウム(関東化学社製、特級)0.0105gを秤量し、30分間かけて充分に乾式混合を行った。得られた原料混合粉をアルミナ坩堝に全量充填し、3体積%H/N雰囲気中で150℃/時にて840℃まで昇温し、そのまま2時間保持した後、150℃/時で降温した。
こうして得られた焼成物を乳鉢で解砕し、アルミナ坩堝に全量充填した後、大気雰囲気にて150℃/時で700℃まで昇温し、そのまま1時間保持後、150℃/時で降温した。その後、得られた粉体を水洗、ろ過した。得られたケーキを130℃の乾燥機で一晩乾燥することにより、蛍光性酸化亜鉛を得た。この蛍光体のD50は2.7μmであり、内部量子効率は35%であった。
なお、原料比率、温度条件、水素濃度などの諸条件を調整する事で、蛍光性酸化亜鉛の粒径をコントロールすることが可能である。
実施例1、2、4~6、比較例1~3
以下の手順で消毒剤を作製した。
(1)エタノールと水、増粘剤1を表1に記載の通りの量で200mlビーカーに投入し、ホモディスパー(プライミクス社製)にて室温下1000prmで混合した。
(2)(1)で得られた混合液を10%NaOH水溶液を用いて、pH7.5になるまでpH調整し、ホモディスパーで1000prmにて混合した。
(3)ゲル状になった(2)の液に表1に記載の通りの量で酸化亜鉛粉末を添加し、ホモディスパーで4500prmにて混合し、消毒剤を作製した。
実施例3
以下の手順で消毒剤を作製した。
(1)0.5gの増粘剤2を少量の水に添加して懸濁液を作り、そこに1000rpmで撹拌しながら60gのエタノールを徐々に加えた。その後に、20gの水を加えて透明になるまで撹拌した。
(2)ゲル状になった(1)の液に酸化亜鉛粉末10gを加えて、ホモディスパーで4500rpmにて混合し、消毒剤を作製した。
実施例7
以下の手順で消毒剤を作製した。
(1)エタノールと水、増粘剤2を表1に記載の通りの量で200mlビーカーに投入し、ホモディスパー(プライミクス社製)にて室温下1000prmで混合した。
(2)(1)得られた混合液に増粘剤1を表1に記載の通りの量で200mlビーカーに投入し、ホモディスパー(プライミクス社製)にて室温下1000prmで混合した。
(3)(2)で得られた混合液を10%NaOH水溶液を用いて、pH7.5になるまでpH調整し、ホモディスパーで1000prmにて混合した。
(4)ゲル状になった(3)の液に表1に記載の通りの量で酸化亜鉛粉末を添加し、ホモディスパーで4500prmにて混合し、消毒剤を作製した。
実施例8
以下の手順で消毒剤を作製した。
(1)エタノールと水、増粘剤3を表1に記載の通りの量で200mlビーカーに投入し、ホモディスパー(プライミクス社製)にて室温下1000prmで混合した。
(2)(1)得られた混合液に増粘剤1を表1に記載の通りの量で200mlビーカーに投入し、ホモディスパー(プライミクス社製)にて室温下1000prmで混合した。
(3)(2)で得られた混合液を10%NaOH水溶液を用いて、pH7.5になるまでpH調整し、ホモディスパーで1000prmにて混合した。
(4)ゲル状になった(3)の液に表1に記載の通りの量で酸化亜鉛粉末を添加し、ホモディスパーで4500prmにて混合し、消毒剤を作製した。
実施例1~8、比較例1~3の消毒剤について、以下の方法で各種評価を行った。結果を表1に示す。
<酸化亜鉛の平均粒子径>
マイクロトラック(レーザー回折・散乱法)により測定し、個数基準粒度分布曲線において、積算値が50%となるときの粒径値を平均粒子径とした。
<粘度>
B型粘度計を使用し、ローター#3を用いて12rpmで測定した。
<蛍光性>
消毒剤を手の甲に塗布した後、手の甲に紫外線ランプを照射し、発光が目視で確認できたものを○、できなかったものを×とした。
<感触>
10名のパネラーによる使用テストを行い使用感(消毒剤を塗布した際の肌の感触)について0.1単位で1.0~5.0点で採点をしてもらった。その平均点について以下の通りとした。
4.0~5.0点 ◎
3.0~3.9点 〇
2.0~2.9点 △
1.0~1.9点 ×
<撚り>
塗布した際に摩擦によって白いカス(撚り)が発生しなかったものを〇、発生したものを×とした。
<分散>
ジェル作製後48時間後のジェル全体の様子を観察し、不均一化、粒子の沈降が起きていないものを◎、沈降は見られるが再分散するものを〇、再分散せずに沈降しているものを×とした。
Figure 2022161579000001
増粘剤1…アキュリン33A(ダウ・ケミカル社製、固形分28%;アクリレーツコポリマー、残りは水)
なお、増粘剤1は有効成分が水分散した状態であり、表記載の配合は有効成分のみの配合量であり、水の配合量は増粘剤の水分量と添加した水分量の合算量である。
増粘剤2…HECダイセルSE900(ダイセルファインケム社製;ヒドロキシエチルセルロース)
増粘剤3…メトローズ 60SH-4000(信越化学工業株式会社製;ヒドロキシプロピルメチルセルロース)
酸化亜鉛1…酸化亜鉛JIS 1種
酸化亜鉛2…堺化学工業社製酸化亜鉛LPZINC-2
表1の結果から、蛍光性酸化亜鉛を含む実施例1~8の消毒剤は塗布した後、紫外線照射により発光したことから、塗布した箇所の確認が可能であった。更に増粘剤を含む実施例1~5、7、8の消毒剤は酸化亜鉛の沈降も抑制され、分散性にも優れることが確認され、蛍光性酸化亜鉛として特定の粒径のものを用いることで、感触、撚りの特性にもより優れたものとなることが確認された。

Claims (7)

  1. 紫外線の照射により発光する発光体を含むことを特徴とする消毒剤。
  2. 前記消毒剤は、エタノール、n-プロパノール、イソプロパノールからなる群より選択される少なくとも1種のアルコールを消毒剤全体の40質量%以上含むことを特徴とする請求項1に記載の消毒剤。
  3. 更にポリアクリル酸系増粘剤、セルロース系増粘剤、ポリビニルアルコール、アルギン酸及びその塩、カラギーナン、キサンタンガム、グアガムからなる群より選択される少なくとも1種の増粘剤を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の消毒剤。
  4. 前記紫外線の照射により発光する発光体は、蛍光性酸化亜鉛であることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の消毒剤。
  5. 前記消毒剤は、紫外線の照射により発光する発光体を消毒剤全体の1~20質量%含むことを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の消毒剤。
  6. 前記紫外線の照射により発光する発光体は、平均粒子径が0.5~10μmであることを特徴とする請求項1~5のいずれかに記載の消毒剤。
  7. 粘度が300~300,000mPa・sであることを特徴とする請求項1~6のいずれかに記載の消毒剤。
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