JP2022156924A - プログラム、情報処理装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022156924000001
【課題】 電子契約サービスの利用者をよりいっそう支援する技術が必要とされている。
【解決手段】プロセッサを備えるコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記プロセッサに、契約の当事者同士が当該契約を締結するための操作を受け付ける契約締結プラットフォームにおいて蓄積される、前記契約締結プラットフォームにおいて各ユーザで契約を締結した実績データを取得するステップと、前記実績データに基づいて、前記契約締結プラットフォームにおける第1のユーザの信用度を、当該第1のユーザが当事者となった契約締結の実績に基づき特定するステップと、特定される前記第1のユーザの信用度を、前記契約締結プラットフォームにおいて当該第1のユーザと契約締結をする第2のユーザに提示するステップと、を実行させる。
【選択図】 図15

Description

本開示は、プログラム、情報処理装置及び方法に関する。
契約書の電子データをインターネット上で交換して電子署名を施すことで契約を締結し、企業のサーバやクラウドストレージなどに電子データを保管しておく技術がある。
特許文献1には、管理者が、電子契約を締結するユーザの電子身分証明カード情報を登録及び管理することについて記載され、また本人の身分等を相手方に表示することにより、電子契約の際に身分を証明することについて記載されている。
特許文献2には、電子契約サービスで用いられる契約情報に含まれる契約金額に基づいて印紙税額を決定することと、印紙税額に応じた課金額を決定することについて記載されている。
特表2014-529371号公報 特開2014-035757号公報
しかしながら、電子契約サービスにおいて、契約を締結する相手方(法人、個人など)の事業、素性などの実態が明らかでない場合もあり、当該実体は常に変化しうる。
そのため、電子契約サービスの利用者をよりいっそう支援する技術が必要とされている。
一実施形態によると、プロセッサを備えるコンピュータに実行させるためのプログラムが提供される。プログラムは、プロセッサに、契約の当事者同士が当該契約を締結するための操作を受け付ける契約締結プラットフォームにおいて蓄積される、契約締結プラットフォームにおいて各ユーザで契約を締結した実績データを取得するステップと、実績データに基づいて、契約締結プラットフォームにおける第1のユーザの信用度を、当該第1のユーザが当事者となった契約締結の実績に基づき特定するステップと、特定される第1のユーザの信用度を、契約締結プラットフォームにおいて当該第1のユーザと契約締結をする第2のユーザに提示するステップと、を実行させる。
本開示によれば、電子契約サービスの利用者をよりいっそう支援することができる。
電子契約システム1の全体の構成を示す図である。 実施の形態1の電子契約システム1を構成する端末装置10のブロック図である。 サーバ20の機能的な構成を示す図である。 電子契約を説明するための概念図である。 サーバ20が記憶するユーザ情報データベース281、法人グループ情報データベース282のデータ構造を示す図である。 利用実績情報データベース283のデータ構造を示す図である。 PF利用スコア算出データベース284のデータ構造を示す図である。 能力値スコア算出データベース285のデータ構造を示す図である。 契約締結プラットフォームを利用する各ユーザの信用スコアを特定する処理の流れを示す図である。 契約締結プラットフォームを利用する各ユーザが、電子契約を締結する処理の流れを示す図である。 契約を締結する当事者間において、各当事者について特定された信用スコアを提示しつつ、契約の締結を進める処理の流れを示す図である。 各ユーザについて特定される信用スコアに基づいて、各ユーザに、取引の相手方の候補となる他のユーザを提示する処理の流れを示す図である。 各ユーザの信用スコアに基づいて、各ユーザの債務の立替および立て替え額の徴収を行う処理の流れを示す図である。 サーバ20が提供する契約締結プラットフォームで特定される各ユーザの信用スコアを、他のサービスを提供する外部サービスサーバ40に提供する処理の流れを示す図である。 端末装置10の画面例を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
以下の実施形態では、事業者が、契約締結プラットフォームを利用者に提供することにより、利用者が当事者として電子契約を締結するサービスについて説明する。
当事者間で電子契約により契約を締結する方法としては、各ユーザの端末に、ICカード等に格納された秘密鍵を用いて、契約締結の対象となる電子ファイル(契約書のデータ等)に署名をすることで、本人の確からしさを証明するものがある。この場合、電子署名の技術により、本人確認を行うことができる。
一方、サーバ上に、契約を締結する当事者がログインする(この際、各当事者の認証をサーバ等で行う)形で、契約締結の対象となる電子ファイルを確認する技術がある。例えば、メールアドレス等に基づき発行される各ユーザのアカウントにより、各ユーザがサーバにログインする(メールアドレスと、パスワード、電話番号を用いたSMS(ショートメッセージサービス)認証、メールアドレス宛に有効期限付きの認証コードを送信する等による認証)。必ずしも、契約締結の当事者が、ICカード等により電子署名を行わなくともよいこととしている場合もある。その結果、契約締結をする本人の確からしさ、契約締結の相手方として信頼をしてよいか等を各ユーザが推し量ることが必要になりえる。また、契約締結プラットフォーム側では、各ユーザが契約を締結した履歴が蓄積されていく。このような契約締結の履歴は、各ユーザが他者とともに事業を行った、他者のもとで労務を提供した等の実績ともいえる。そのため、これら各ユーザが契約を締結した履歴を、よりいっそう有効活用していくことも必要とされてきている。
そこで、以下の実施形態では、契約締結プラットフォームを利用する各ユーザの、契約締結に伴う活動(事業活動等)を支援する技術について説明する。
<1 電子契約システム全体の構成>
図1は、電子契約システム1の全体の構成を示す図である。
図1に示すように、電子契約システム1は、複数の端末装置(図1では端末装置10Aおよび端末装置10Bを示している。以下、総称して「端末装置10」ということもある)と、サーバ20と、外部サービスサーバ40と、を含む。端末装置10とサーバ20と外部サービスサーバ40とは、ネットワーク80を介して通信接続する。
端末装置10は、各ユーザが操作する装置である。端末装置10は、移動体通信システムに対応したスマートフォン、タブレット等の携帯端末などにより実現される。この他に、端末装置10は、例えば据え置き型のPC(Personal Computer)、ラップトップPCであるとしてもよい。図1に端末装置10Bとして示すように、端末装置10は、通信IF(Interface)12と、入力装置13と、出力装置14と、メモリ15と、記憶部16と、プロセッサ19とを備える。サーバ20は、通信IF22と、入出力IF23と、メモリ25と、ストレージ26と、プロセッサ29とを備える。
端末装置10は、ネットワーク80を介してサーバ20と通信可能に接続される。端末装置10は、5G、LTE(Long Term Evolution)などの通信規格に対応した無線基地局81、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11などの無線LAN(Local Area Network)規格に対応した無線LANルータ82等の通信機器と通信することによりネットワーク80に接続される。
通信IF12は、端末装置10が外部の装置と通信するため、信号を入出力するためのインタフェースである。入力装置13は、ユーザからの入力操作を受け付けるための入力装置(例えば、タッチパネル、タッチパッド、マウス等のポインティングデバイス、キーボード等)である。出力装置14は、ユーザに対し情報を提示するための出力装置(ディスプレイ、スピーカ等)である。メモリ15は、プログラム、および、プログラム等で処理されるデータ等を一時的に記憶するためのものであり、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性のメモリである。記憶部16は、データを保存するための記憶装置であり、例えばフラッシュメモリ、HDD(Hard Disc Drive)である。プロセッサ19は、プログラムに記述された命令セットを実行するためのハードウェアであり、演算装置、レジスタ、周辺回路などにより構成される。
サーバ20は、契約締結プラットフォームとして機能させるための装置であり、複数のユーザが当事者となる契約の締結をするための処理を行う。
サーバ20の通信IF22は、サーバ20が外部の装置と通信するため、信号を入出力するためのインタフェースである。入出力IF23は、ユーザからの入力操作を受け付けるための入力装置、および、ユーザに対し情報を提示するための出力装置とのインタフェースとして機能する。メモリ25は、プログラム、および、プログラム等で処理されるデータ等を一時的に記憶するためのものであり、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性のメモリである。ストレージ26は、データを保存するための記憶装置であり、例えばフラッシュメモリ、HDD(Hard Disc Drive)である。プロセッサ29は、プログラムに記述された命令セットを実行するためのハードウェアであり、演算装置、レジスタ、周辺回路などにより構成される。
外部サービスサーバ40は、契約締結プラットフォームと連携し得る、他のサービスを提供するための装置である。当該他のサービスとしては、以下があり得る。以下の各サービスは、ユーザに対し月額の課金によりサービスを提供するものも含む。
・ 電子商取引を行うためのプラットフォームを提供するサービス(ECサイト)
・ 決済機能を提供するサービス(前払い式、ポイント付与等により電子的に金銭的価値を管理して、ユーザ間での決済に使用できるものを含む)
・ 求人情報を提供するサービス
・ ユーザ間でのコミュニケーションを行うためのSNS、メール等を提供するサービス
・ その他、情報をユーザに提供するニュースサービスなど
なお、図示する例では、端末装置10は、サーバ20を介して互いに通信可能であることとしているが、サーバ20を介さず、近距離無線通信により複数の端末装置10が互いに直接通信することとしてもよい。
<1.1 端末装置10の構成>
図2は、実施の形態1の電子契約システム1を構成する端末装置10のブロック図である。図2に示すように、端末装置10は、複数のアンテナ(アンテナ111、アンテナ112)と、各アンテナに対応する無線通信部(第1無線通信部121、第2無線通信部122)と、操作受付部130(タッチ・センシティブ・デバイス131およびディスプレイ132を含む)と、音声処理部140と、マイク141と、スピーカ142と、位置情報センサ150と、カメラ160と、記憶部180と、制御部190と、を含む。端末装置10は、図2では特に図示していない機能及び構成(例えば、電力を保持するためのバッテリ、バッテリから各回路への電力の供給を制御する電力供給回路など)も有している。端末装置10に含まれる各ブロックは、バス等により電気的に接続される。
アンテナ111は、端末装置10が発する信号を電波として放射する。また、アンテナ111は、空間から電波を受信して受信信号を第1無線通信部121へ与える。
アンテナ112は、端末装置10が発する信号を電波として放射する。また、アンテナ112は、空間から電波を受信して受信信号を第2無線通信部122へ与える。
第1無線通信部121は、端末装置10が他の無線機器と通信するため、アンテナ111を介して信号を送受信するための変復調処理などを行う。第2無線通信部122は、端末装置10が他の無線機器と通信するため、アンテナ112を介して信号を送受信するための変復調処理などを行う。第1無線通信部121と第2無線通信部122とは、チューナー、RSSI(Received Signal Strength Indicator)算出回路、CRC(Cyclic Redundancy Check)算出回路、高周波回路などを含む通信モジュールである。第1無線通信部121と第2無線通信部122とは、端末装置10が送受信する無線信号の変復調や周波数変換を行い、受信信号を制御部190へ与える。
操作受付部130は、ユーザの入力操作を受け付けるための機構を有する。具体的には、操作受付部130は、キーボード等の入力装置を含む。操作受付部130は、マウス、タッチパッド、タッチパネル等のポインティングデバイスとして構成されることとしてもよい。また、操作受付部130は、タッチスクリーンとして構成され、タッチ・センシティブ・デバイス131と、ディスプレイ132とを含む。タッチ・センシティブ・デバイス131は、端末装置10のユーザの入力操作を受け付ける。タッチ・センシティブ・デバイス131は、例えば静電容量方式のタッチパネルを用いることによって、タッチパネルに対するユーザの接触位置を検出する。タッチ・センシティブ・デバイス131は、タッチパネルにより検出したユーザの接触位置を示す信号を入力操作として制御部190へ出力する。
ディスプレイ132は、制御部190の制御に応じて、画像、動画、テキストなどのデータを表示する。ディスプレイ132は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイによって実現される。
音声処理部140は、音声信号の変復調を行う。音声処理部140は、マイク141から与えられる信号を変調して、変調後の信号を制御部190へ与える。また、音声処理部140は、音声信号をスピーカ142へ与える。音声処理部140は、例えば音声処理用のプロセッサによって実現される。マイク141は、音声入力を受け付けて、当該音声入力に対応する音声信号を音声処理部140へ与える。スピーカ142は、音声処理部140から与えられる音声信号を音声に変換して当該音声を端末装置10の外部へ出力する。
位置情報センサ150は、端末装置10の位置を検出するセンサであり、例えばGPS(Global Positioning System)モジュールである。GPSモジュールは、衛星測位システムで用いられる受信装置である。衛星測位システムでは、少なくとも3個または4個の衛星からの信号を受信し、受信した信号に基づいて、GPSモジュールが搭載される端末装置10の現在位置を検出する。
カメラ160は、受光素子により光を受光して、撮影画像として出力するためのデバイスである。カメラ160は、例えば、カメラ160から撮影対象までの距離を検出できる深度カメラである。
記憶部180は、例えばフラッシュメモリ等により構成され、端末装置10が使用するデータおよびプログラムを記憶する。ある局面において、記憶部180は、ユーザ情報181を記憶する。ユーザ情報181は、電子契約システム1を利用するユーザの情報である。
制御部190は、記憶部180に記憶されるプログラムを読み込んで、プログラムに含まれる命令を実行することにより、端末装置10の動作を制御する。制御部190は、例えばアプリケーションプロセッサである。制御部190は、プログラムに従って動作することにより、入力操作受付部191と、送受信部192と、データ処理部193と、報知制御部194としての機能を発揮する。
入力操作受付部191は、タッチ・センシティブ・デバイス131等の入力装置に対するユーザの入力操作を受け付ける処理を行う。入力操作受付部191は、タッチ・センシティブ・デバイス131に対してユーザが指などを接触させた座標の情報に基づき、ユーザの操作がフリック操作であるか、タップ操作であるか、ドラッグ(スワイプ)操作であるか等の操作の種別を判定する。
送受信部192は、端末装置10が、サーバ20等の外部の装置と、通信プロトコルに従ってデータを送受信するための処理を行う。データ処理部193は、端末装置10が入力を受け付けたデータに対し、プログラムに従って演算を行い、演算結果をメモリ等に出力する処理を行う。
データ処理部193は、端末装置10が入力を受け付けたデータに対し、プログラムに従って演算を行い、演算結果をメモリ等に出力する処理を行う。
報知制御部194は、ユーザに対し、視聴覚等の五感を通じて情報を報知する処理を行う。報知制御部194は、表示画像をディスプレイ132に表示させる処理、音声をスピーカ142に出力させる処理、振動をバイブレータに発生させる処理を行う。
<1.2 サーバ20の機能的な構成>
図3は、サーバ20の機能的な構成を示す図である。図3に示すように、サーバ20は、通信部201と、記憶部202と、制御部203としての機能を発揮する。
通信部201は、サーバ20が外部の装置と通信するための処理を行う。
記憶部202は、サーバ20が使用するデータ及びプログラムを記憶する。記憶部202は、ユーザ情報データベース281と、法人グループ情報データベース282と、利用実績情報データベース283と、PF(プラットフォーム)利用スコア算出データベース284と、能力値スコア算出データベース285等を記憶する。
ユーザ情報データベース281は、電子契約システム1において、契約の締結作業を進めるための個人(組織に所属する個人を含む)のユーザの情報を保持するためのデータベースである。詳しくは後述する。
法人グループ情報データベース282は、電子契約を行うユーザが属する組織(例えば会社等の企業組織)を示す情報である。詳しくは後述する。
利用実績情報データベース283は、サーバ20が提供する契約締結プラットフォームにおいて、各ユーザが契約を締結する操作を行うことにより、当事者間で契約をした履歴を管理するためのデータベースである。詳しくは後述する。
PF利用スコア算出データベース284は、サーバ20が提供する契約締結プラットフォームを各ユーザが利用することにより算出される、各ユーザの信用度を表すパラメータを管理するためのデータベースである。詳しくは後述する。
能力値スコア算出データベース285は、各ユーザ(個人または契約の締結の主体となる法人)が、契約を履行する能力があるか否かにより算出される、各ユーザの信用度を表すパラメータを管理するためのデータベースである。詳しくは後述する。
制御部203は、サーバ20のプロセッサがプログラムに従って処理を行うことにより、各種モジュールとして示す機能を発揮する。
制御部203の操作内容取得モジュール2041は、ユーザの操作内容を取得する。
受信制御モジュール2042は、サーバ20が外部の装置から通信プロトコルに従って信号を受信する処理を制御する。
送信制御モジュール2043は、サーバ20が外部の装置に対し通信プロトコルに従って信号を送信する処理を制御する。
権限管理モジュール2044、契約締結処理モジュール2045については、以下の電子契約の概念図に続いて説明する。
図4は、電子契約を説明するための概念図である。本実施形態において「電子契約」とは、契約書の電子データをインターネット上で交換し、契約当事者が合意の意思表示を行い、その電子署名を契約書の電子データに付与することをいう。また「電子署名」とは、電子署名及び電子署名法2条1項に定義される、電子データの作成者を表示し、電子データが改ざんされていないことを証明するための仕組みのことをいう。
まず契約書送信者は、端末装置10Aを操作することにより、契約書の電子データを例えばクラウド上のサーバ20にアップロードする。端末装置10は、この契約書について合意をすることを示す操作を端末装置10のユーザから受け付ける。サーバ20は、契約書送信者が合意した契約書の電子データに対し、契約書送信者の電子署名を付与する。
次に、契約書送信者は、契約書受信者に合意締結を依頼するための操作を行う。電子契約システム1は、契約書電子データにアクセスするための情報(リンク)を契約書受信者に電子メールで送付する。
契約書受信者は、端末装置10Bにおいて受信した電子メールに記載されたリンクをクリックし、オンラインでサーバ20上の契約書電子データの内容を確認して、合意締結することができる。この時点で契約内容に意図しない条件の記載や瑕疵があるような場合、サーバ20は、契約書受信者から、契約に合意をしない旨の操作を受け付けることとしてもよい。
契約書受信者が合意した場合、契約書の電子データには、契約書受信者の電子署名が付与される。契約書の電子データは、サーバ20に保管される。契約当事者双方の電子署名が付与されることで、契約書の改ざんは防止される。
本実施形態は、このようなクラウド型の電子契約サービスを実現するものである。
このためサーバ20の権限管理モジュール2044(図3参照)は、組織内において契約締結が可能な者の情報(すなわち本実施形態でいうところの権限情報)を管理し、同権限を有しない者による合意締結の操作を防止する処理を行う。
権限管理モジュール2044は、組織において契約を締結することができるユーザを管理するための処理を行うものである。
具体的には、権限管理モジュール2044は、ユーザが所属する組織の情報と関連付けてユーザの登録を受け付けつつ、いずれのユーザが契約を締結する権限があるかの指定を、当該組織の管理者等から受け付けて、ユーザ情報データベース281等を更新する。ユーザが契約を締結する権限があるか否かの指定として、以下を含みうる。
・ ユーザごとに、締結できる契約書の種類に制限がある。例えば、一部のユーザは、秘密保持契約書のみ締結できる等。
・ 契約書の種類ごとに、締結できる組織の部署に制限がある。例えば、雇用契約書は人事労務部門でのみ締結できる等。
・ 契約書の送信者として、受信者側のユーザに対して契約締結の依頼を送信できるが、契約締結権限はない
契約締結処理モジュール2045は、上記の権限管理以外の電子契約処理全般を担う。すなわち、契約締結処理モジュール2045は、上記のように契約書送信者の操作に基づき契約書電子データをサーバ20に記録させる処理、契約書電子データにアクセスするためのリンクを生成する処理、契約書受信者に契約締結のための電子メールを送信する処理、契約書受信者からの当該リンクに基づくアクセスを受け付けて契約締結のための操作を受け付ける処理その他の処理を行う。
契約締結処理モジュール2045は、電子契約により契約を締結するための処理を行うものである。
具体的には、契約締結処理モジュール2045は、当事者間での契約締結を進めるため、以下を行う。
・ 契約書の送信者から、契約対象の契約書のアップロードを受け付ける
・ 契約書の送信者から、契約の締結を進める相手方のメールアドレスの指定を受け付ける
・ 契約書の受信者(契約の締結の相手方)に対し、契約書のデータにアクセスするためのリンクを生成してメールにより送信する
・ 契約書の受信者から、リンクに基づくアクセスを受け付けて、契約書の内容を確認する操作、契約を締結する操作を受け付ける
・ 契約書の受信者から、契約を締結する操作を受け付けることにより、当事者間で契約を締結したものとして、利用実績情報データベース283を更新する
スコア特定モジュール2046は、サーバ20が提供する契約締結プラットフォームのサービスにおいて各ユーザが契約を締結した実績(利用実績情報データベース283)に基づいて、各ユーザの信用度を示す信用スコアを特定することにより、ユーザ情報データベース281、法人グループ情報データベース282等を更新するものである。
具体的には、スコア特定モジュール2046は、各ユーザの信用スコアを特定することとして、以下を行う。
・ ユーザ情報データベース281の各個人のユーザ、または、法人グループ情報データベース282に示されるような各ユーザが所属する法人であるユーザを対象として、信用スコアを算出する
・ スコア特定モジュール2046は、信用スコアとして、各ユーザが契約締結プラットフォームを利用した実績に基づきプラットフォーム利用スコア(PF利用スコア)を算出する。具体的には、スコア特定モジュール2046は、PF利用スコアを、以下の各情報に基づき算出する。例えば、スコア特定モジュール2046は、以下の各情報に基づきユーザが契約締結プラットフォームを利用すればするほど、PF利用スコアが向上するようにPF利用スコアを算出することとしてもよい。また、スコア特定モジュール2046は、例えば直近の一定期間(直近の数か月、数年等)など、ユーザが契約締結プラットフォームを利用している期間のうち一部である一定期間内におけるユーザの契約締結プラットフォームの利用状況に基づいて(例えば、当該一定期間における利用状況を、他の期間よりも重みづけする等)、PF利用スコアを算出することとしてもよい。
ユーザが契約締結プラットフォームを利用している期間の長さ、
当該期間においてユーザが契約締結プラットフォームを利用する頻度、
ユーザが契約締結プラットフォームにおいて契約を締結した回数、
ユーザが契約締結プラットフォームにおいて契約を締結する頻度、
ユーザが契約締結プラットフォームにおいて当事者として契約を締結する相手方の属性(例えば、相手方の属性として、
「上場企業であるか否か」、
「資本金の額が一定以上であるか」、
「業界に応じて、従業員数が一定以上であるか」、
「業界の構造における上流下流工程のいずれの企業であるか」)、
ユーザが前記契約締結プラットフォームにおいて当事者として締結をする契約に伴う取引の対価の情報(対価の通算、対価の平均、対価の中央値等)。
例えば、サーバ20は、あるユーザ(第1のユーザ)が、別のユーザ(第2のユーザ)との契約を締結する際に、ユーザ間でそれぞれ契約の主体の信用スコアを提示することとする。この場合、サーバ20は、利用実績情報データベース283を参照することにより、ユーザ(第1のユーザ)が過去に締結した企業(第2のユーザ、さらに第2のユーザとは異なる他のユーザ)の属性として、「上場企業」との契約を締結した回数、「取引の対価」の情報等に基づいて信用スコアを算出する。サーバ20は、別のユーザ(第2のユーザ)に対し、ユーザ(第1のユーザ)について算出された信用スコアを提示する。
・ スコア特定モジュール2046は、信用スコアとして、ユーザが契約締結プラットフォームにおいて締結した契約の所期の目的の達成状況に基づき能力値スコアを算出する。具体的には、スコア特定モジュール2046は、能力値スコアを、以下の各情報に基づき算出する。スコア特定モジュール2046は、契約の所期の目的が達成されている場合と比較して、所期の目的が達成されていない場合(例えば、契約を履行していない、契約が解除された、契約に関する紛争が発生した)に、能力値スコアが低下するように、能力値スコアを算出することとしてもよい。
ユーザが締結した契約を履行した履歴、
ユーザが締結した契約について、当該契約の期間満了を待たずして契約を解除した履歴、
ユーザが締結した契約について、当該契約に関する紛争が発生した履歴。
・ スコア特定モジュール2046は、契約に基づき当事者間(さらに、契約の当事者が指定した事業者宛て)等で支払いが行われる場合に、当該支払いの処理の履歴に基づいて、能力値スコアを算出することとしてもよい。
例えば、サーバ20が、契約締結プラットフォームで利用できる支払い代行サービス(ペイメントサービス)をユーザに提供しているとする。サーバ20は、支払い代行サービスを利用するユーザから、支払をするための銀行口座の情報、クレジットカードの情報、プリペイド方式で残高を管理するアカウントの情報などの指定を受け付ける。これにより、サーバ20が、利用実績情報データベース283で管理される各契約と関連付けて、契約に基づくユーザ間の支払を、当該支払い代行サービスにより行う。例えば、契約において、月額の支払いなど定期的に費用の支払いが規定されている場合、サーバ20は、契約の当事者間で、契約に基づき、支払い代行サービスにより定期的に費用の支払いを行う。
サーバ20は、契約に基づく支払処理がされなかった場合に、契約の当事者であるユーザのいずれかまたは両方について、ユーザが締結した債務を履行しなかった、契約に関する紛争が発生したものとして、信用スコアが変化するように(信用スコアを低下させるように)算出することとしてもよい。
契約に基づく支払処理がされない場合としては、支払い代行サービスにおいて、
支払いを行うユーザからの引き落としができない、
支払い代行サービスにおいて支払いを留保する操作をユーザが行った、
等があり得る。
例えば、スコア特定モジュール2046は、支払の引き落としができなかった場合、当該ユーザが契約を履行する(支払いを行う)能力が低下したとして、当該ユーザの信用スコアが低下するように算出することとしてもよい。
例えば、スコア特定モジュール2046は、支払を留保する操作をユーザが行った場合、契約の当事者のいずれか(または両方)が、契約を履行する能力が低下した、または、契約に関する紛争が発生したとして、ユーザの信用スコアが低下するように算出することとしてもよい。例えば、スコア特定モジュール2046は、契約に基づき当事者の一方からの納品物の納入がされておらず、他方の当事者が支払いを留保する操作を行った場合等があり得る(納品物の納入がされていないことに起因して支払いがされていない場合等)。
・ スコア特定モジュール2046は、各ユーザについて算出されるPF利用スコアと、能力値スコアとに基づいて、各ユーザの総合的な信用スコアを特定することとしてもよい。例えば、スコアと046は、PF利用スコア、能力値スコアそれぞれに所定の重みづけを施すことにより、各ユーザの総合的な信用スコアを算出することとしてもよい。
・ スコア特定モジュール2046は、ユーザが契約を履行していない、または、締結当初に相手方と合意した内容ではなく合意内容を変更している相手方に一定の傾向が見られる場合に、信用スコアの算出の要素として加味することとしてもよい。例えば、スコア特定2046は、ユーザが契約を締結した回数、頻度が一定以上であるとしても、その後、契約を履行しない、合意した内容を変更する等の傾向が特定の相手方にみられる場合に、信用スコアの算出において考慮しない、信用スコアの算出結果に注釈をつける等としてもよい。
情報収集モジュール2047は、ユーザ情報データベース281、法人グループ情報データベース282等の各ユーザ(個人または法人)の情報(例えば、法人についての情報)を収集するものである。
具体的には、情報収集モジュール2047は、各ユーザについて、能力値スコアの算出にかかわる情報(例えば、契約について当事者間で紛争(例えば、係争)が発生していること等)を、Web、経済記事のデータベース等から収集する。情報収集モジュール2047は、収集した情報に応じて、能力値スコア算出データベース285等を更新する。
特典付与モジュール2048は、ユーザの信用スコアに基づいて、契約締結プラットフォームのユーザに特典を付与するものである。
具体的には、特典付与モジュール2048は、ユーザに特典を付与することとして、以下を含みうる。
・ 契約締結プラットフォームを利用することによる特典。例えば、契約締結プラットフォームにおいて、信用スコアが一定以上であることにより、ユーザが利用できる機能が増える。このような機能として、以下があり得る。
他のユーザの信用スコアを含む情報を閲覧できる機能、
ユーザが取引の相手方の候補を契約締結プラットフォーム内で検索する機能(信用スコアが高いことにより、取引の機会を増やすことができる)、
契約締結プラットフォーム内で他のユーザを検索可能とする場合に、信用スコアに応じて優先的に検索結果として表示される機能(つまり、信用スコアが高いことにより、他のユーザとの取引の機会が増加し得る)、
契約締結プラットフォームの利用手数料で特典を受けられる機能(例えば、ユーザが金銭的な価値(前払い式支払い手段、契約締結プラットフォームまたは外部のサービスにより付与されるポイント等)を付与される、利用料の割引を受けられる等)、
契約締結プラットフォームにおいてユーザが広告を配信する機能。
債務履行モジュール2049は、ユーザの信用スコアに基づいて、ユーザの債務の全部または一部を、ユーザに代わって履行するものである。
具体的には、債務履行モジュール2049は、ユーザの債務の情報を取得して(例えば、ユーザが債務の情報をサーバ20へ提供する、債務の情報を管理する外部の装置とサーバ20とを通信させる)、ユーザの信用スコアに応じて、債務の一部または全部に対応する額を、債権者に対して支払う処理を行う。
債務履行モジュール2049は、以下を行い得る。
・ ユーザに対し、信用スコアに応じて(例えば、信用スコアが高いほど)、支払代金の立替、貸付等を行う。
・ 信用スコアに応じて、契約に基づく取引の費用の支払いを立て替える。
・ 信用スコアに応じて、契約締結プラットフォームに対するユーザの債務の期限を延長する。
信用度提供モジュール2050は、ユーザの信用度を、契約締結プラットフォームとは異なるサービスを行う事業者に提供するものである。
具体的には、信用度提供モジュール2050は、以下を行い得る。
・ ユーザの信用度に応じて、ユーザが当該異なるサービスを利用する際の質が変化し得ることをユーザに提示する
・ 異なるサービスが、具体的には個人または法人向けの電子商取引サイトである場合、当該電子商取引サイトで優遇を受け得る。
当該優遇として、
電子商取引サイトでの手数料が下がる、
電子商取引サイトでの支払い時期が有利になる(支払い時期を伸ばせる)、
電子商取引サイトでの購入時の割引額が大きくなる(または、購入に伴うポイント還元等の割合が大きくなる)、
電子商取引サイトでの売却時の金額が大きくなる(または、売却に伴うポイント還元等の割合が大きくなる)、
等があり得る。
・ 異なるサービスが、コミュニケーションツール(SNS(Social Network Service)を含む)である場合、ユーザの信用スコアに応じて、当該コミュニケーションツールにおいて優遇する。
当該優遇として、
信用スコアに応じて、コミュニケーションツールにおいて送受信できるメッセージの量が有利になる、
コミュニケーションツール上の他のユーザに対し優先的にユーザの情報を提示する、
等があり得る。
・ 異なるサービスが、求人サービスである場合、ユーザの信用スコアに応じて、当該求人サービスを介して人材を採用できる可能性または応募に成功する可能性を高め得るよう優遇する。
当該優遇として、
求人の応募または採用時の手数料を下げる、
優先して求人情報を利用できる(採用できる人材を優先的に閲覧できる等)、
等があり得る。
<2 データ構造>
図5は、サーバ20が記憶するユーザ情報データベース281、法人グループ情報データベース282のデータ構造を示す図である。
図5に示すように、ユーザ情報データベース281の各レコードは、項目「ユーザID」と、項目「名前」と、項目「メールアドレス」と、項目「法人グループID」と、項目「所属部署」と、項目「PF利用履歴スコア」と、項目「能力値スコア」と、項目「PF利用期間」とを含む。
項目「ユーザID」は、契約締結の送信者または受信者となり得るユーザに付与される識別情報を示す。
具体的には、項目「ユーザID」は、プログラムを管理する際に必要となる、ユーザに対して一意なIDのことである。
項目「名前」は、ユーザが指定した名前を示す。
項目「メールアドレス」は、ユーザが指定したメールアドレスの情報を示す。
項目「法人グループID」は、ユーザが所属する組織を識別する情報を示す。
具体的には、項目「法人グループID」は、契約締結の当事者となる法人を識別する情報を示す。
項目「所属部署」は、ユーザが所属する組織において、当該ユーザが所属する部署を示す。
具体的には、項目「所属部署」は、ユーザが所属する部署として、以下を含みうる。
(1)職種の情報
・ 営業
・ 開発
・ 広報
・ 法務
・ その他、組織における部署
(2)役職の情報
・ 管理職
・ 役員。
項目「PF利用履歴スコア」は、ユーザが、サーバ20が提供する契約締結プラットフォームにログインして、締結済みの契約書を閲覧すること、契約締結の当事者となること等により算出されるスコアを示す。
具体的には、項目「PF利用履歴スコア」は、PF利用履歴スコアとして、ユーザが契約締結プラットフォームを利用することにより、以下の項目のように一方的に単純増量するデータに基づくスコアを含む。
・契約締結プラットフォームを利用する期間の長さ、当該契約締結プラットフォームを利用する頻度(アクセスする頻度)
・当該契約締結プラットフォームにおけるユーザのアカウントで契約締結した契約締結件数(通算の件数)
・同契約締結頻度(例えば、月あたりなど所定期間における件数)
・同取引相手方法人の数(例えば、上場企業のように一定の要件を満たす企業の数とその他の企業の数とを区別してもよい)
・同取引金額、取引の頻度(例えば、月当たりの取引の回数)。
項目「能力値スコア」は、ユーザが契約内容に基づき業務を遂行する能力を表すスコアを示す。
具体的には、項目「能力値スコア」は、能力値スコアは以下の項目に応じて、以下の項目を加味したアルゴリズムに基づき算出されるスコアを含む。
・契約締結プラットフォームにおけるユーザのアカウントで契約を締結し履行した回数、履行した割合(例えば、履行すべき事象のうち、実際にユーザが履行した割合)
・同履行した頻度(例えば、月当たりなど一定期間内に、契約で定められた事項を履行した回数)
・同契約を(契約期間中などにおいて)解除した回数
・同契約を(契約期間中などにおいて)解除した頻度
・同契約で紛争が発生した回数
・同契約で紛争が発生した頻度。
項目「PF利用期間」は、ユーザが契約締結プラットフォームを利用する期間の情報を示す。
具体的には、項目「PF利用期間」は、ユーザの信用スコアとして、PF利用履歴スコア等を算出するための情報を含む。
ユーザ情報データベース281は、ユーザの情報として図示する例の他に、そのユーザのパスワードといったそのユーザに固有の情報や、本実施形態に係る電子契約システム1のサービス利用に関して管理するべき、種々のユーザ属性を含む。
法人グループ情報データベース282の各レコードは、項目「法人グループID」と、項目「名前」と、項目「メールアドレス」と、項目「業種」と、項目「資本金」と、項目「従業員数」と、項目「上場有無」と、項目「PF利用履歴スコア」と、項目「能力値スコア」と、項目「PFの利用実績」と、項目「債務残高」と、項目「立替金額」と、項目「締結候補としての公開可否」と、項目「信用スコア公開可否」と、を含む。
項目「法人グループID」は、契約締結の当事者となりえる、法人グループに付与された識別情報を示す。
具体的には、項目「法人グループID」は、プログラムを管理する際に必要となる、法人グループに対して一意なIDのことである。
項目「名前」は、法人グループが指定した名前を示す。
項目「メールアドレス」は、法人グループが指定したメールアドレスを示す。ここで、当該項目「メールアドレス」において、法人グループのドメインの情報を含むこととしてもよい。サーバ20は、法人グループとして指定されたドメインの情報を参照することにより、ユーザ情報データベース281において管理されている各ユーザのメールアドレスに基づいて、各ユーザの法人グループを特定することとしてもよい。
項目「メールアドレス」において、法人グループとして、複数のドメインの指定をユーザから受け付けることとしてもよい。例えば、親会社と子会社とでドメインが異なる場合において、当該親会社と子会社とを同一の法人グループとして管理することができる。親会社側で、子会社が締結する契約を管理することがあり得る。
項目「業種」は、法人グループの業種の情報を示す。
項目「資本金」は、法人グループの資本金を示す。
項目「従業員数」は、法人グループの従業員数を示す。
項目「上場有無」は、法人グループが上場しているか、いずれの市場に上場しているかの情報を示す。
項目「PF利用履歴スコア」は、信用スコアとして、法人グループについて算出されたPF利用履歴スコアを示す。
具体的には、項目「PF利用履歴スコア」は、経験値スコアは以下の項目に応じて、一方的に単純増量するデータに基づくスコアである。
・プラットフォーム利用期間の長さ
・当該アカウントで契約締結した契約締結件数(通数)
・同契約締結頻度(月あたりx件)
・同取引相手方法人の数
・同取引金額。
項目「能力値スコア」は、信用スコアとして、法人グループについて算出された能力値スコアを示す。
具体的には、項目「能力値スコア」は、能力値スコアは以下の項目に応じて、以下の項目を加味したアルゴリズムにかけて算出されるスコアである。
・当該アカウントで契約締結し履行した回数
・同履行した頻度
・同契約(途中)解除した回数
・同契約(途中)解除した頻度
・同契約で紛争発生した回数
・同契約で紛争発生した頻度。
項目「PFの利用実績」は、法人グループのプラットフォームの利用期間を含む利用実績の情報を示す。
項目「債務残高」は、法人グループについての債務の情報を示す。
具体的には、項目「債務残高」は、他のサービスからサーバ20が法人グループの債務の情報を取得した結果を含む。
項目「立替金額」は、法人グループについて、契約締結プラットフォームが立て替えている金額の情報を示す。
項目「締結候補としての公開可否」は、法人グループが、契約締結プラットフォームにおいて取引の候補として他のユーザに公開するか否かの指定を示す。
項目「信用スコア公開可否」は、法人グループが、契約締結プラットフォームにおいて、他のユーザに信用スコアを公開するか否かの指定を示す。
図6は、利用実績情報データベース283のデータ構造を示す図である。
利用実績情報データベース283の各レコードは、項目「利用実績ID」と、項目「使用日時」と、項目「送信者アカウント」と、項目「受信者アカウント」と、項目「取引金額」と、項目「契約締結日時」と、項目「契約書種別」と、項目「契約締結書類データ」と、項目「契約のステータス」と、を含む。
項目「利用実績ID」は、当事者間で締結された契約それぞれに付与される識別情報を示す。
具体的には、項目「利用実績ID」は、プログラムを管理する際に必要となる、利用実績に対して一意なIDのことである。
項目「使用日時」は、契約締結プラットフォームにより契約締結を開始した日時を示す。
具体的には、項目「使用日時」は、契約を締結する当事者のいずれかが送信者となって、契約対象の書類のアップロート等を行ったタイミングの情報を含む。
項目「送信者アカウント」は、契約書の送信者のユーザを表す情報を示す。
項目「受信者アカウント」は、契約書の受信者のユーザを表す情報を示す。
項目「取引金額」は、契約の取引金額を示す。
項目「契約締結日時」は、送信者および受信者により締結作業がなされることにより、契約の締結をした日時を示す。
項目「契約書種別」は、契約書の種別を示す。
具体的には、項目「契約書種別」は、契約書の種別として、以下を含みうる。
・ 秘密保持契約書
・ 購買契約書
・ 業務委託契約書
・ 共同開発契約書
・ ライセンス契約書
・ 雇用契約書
・ その他の各種契約書。
項目「契約締結書類データ」は、契約締結書類に使用した1または複数の契約書のデータを示す。
具体的には、項目「契約締結書類データ」は、ひとつの契約において、複数の種類の契約書を含みうる。
項目「履行の有無」は、契約の当事者が、契約に定められた作業・義務等を履行しているか否かを示す。
項目「契約のステータス」は、契約書に基づき契約された内容がどのような状態であるかを示す。
具体的には、項目「契約のステータス」は、契約のステータスとして、以下を含みうる。サーバ20が、契約ごとにステータスを集計することにより、これらステータスに基づいて、ユーザまたは法人グループのアカウントの信用スコアを算出し得る。
・契約締結
・契約解除
・契約(途中)解除
・紛争発生
例えば、サーバ20が、契約の当事者に関する情報を収集することにより、契約について紛争が発生しているか否かを検知し得る。
・解約。
図7は、PF利用スコア算出データベース284のデータ構造を示す図である。
PF利用スコア算出データベース284の各レコードは、項目「スコア算出対象アカウント」と、項目「プラットフォーム利用期間・頻度」と、項目「契約締結した契約締結件数(通算)」と、項目「契約締結頻度(月あたりの件数)」と、項目「取引相手方法人の数, 上場企業の割合」と、項目「取引金額合計・平均・中央値」とを含む。
項目「スコア算出対象アカウント」は、PF利用履歴スコアを算出する対象のユーザのアカウントを示す。
具体的には、項目「スコア算出対象アカウント」は、PF利用履歴スコアを算出する対象のアカウントとして、契約締結の主体となりうるユーザ(法人または個人)または、契約締結の作業を行うために契約書の送信者または受信者となりうるユーザを識別する情報を含みうる。
項目「プラットフォーム利用期間・頻度」は、ユーザが契約締結プラットフォームを利用する期間または頻度を示す。
具体的には、項目「プラットフォーム利用期間・頻度」は、契約締結プラットフォームを利用する期間または頻度の情報として、以下を含みうる。
・ 契約締結プラットフォームにアカウントを登録してから経過した期間
・ 契約締結プラットフォームにログインする日の割合
・ 契約締結プラットフォームにより契約締結の送信者または受信者として利用する日の割合。
項目「契約締結した契約締結件数(通算)」は、ユーザが契約締結プラットフォームにより契約を締結した件数(通算)を示す。
項目「契約締結頻度(月あたりの件数)」は、ユーザが契約締結プラットフォームにより契約を締結する頻度を示す。
具体的には、項目「契約締結頻度(月あたりの件数)」は、契約を締結する頻度として、以下を含みうる。
・ 月、週など一定期間において契約締結をした件数。
項目「取引相手方法人の数, 上場企業の割合」は、ユーザが契約締結プラットフォームにより契約を締結する相手方が法人である場合の数、上場企業の割合を示す。
具体的には、項目「取引相手方法人の数, 上場企業の割合」は、契約を締結する相手方の属性の情報として、法人グループ情報データベース282で管理する各種情報を含みうる。
項目「取引金額合計・平均・中央値」は、ユーザが契約締結プラットフォームにより締結する契約の取引金額の情報を示す。
具体的には、項目「取引金額合計・平均・中央値」は、契約の取引金額の情報として、以下を含みうる。
・ ユーザが契約により取引した金額の合計(通算)
・ 当該取引した金額の平均(通算の取引の金額に基づく平均の金額であってもよいし、一定期間内に締結された契約に基づく取引の平均の額であってもよい)
・ 当該取引した金額の中央値(通算の取引の金額に基づく中央値であってもよいし、一定期間内に締結された契約に基づく取引の中央値の額であってもよい)。
図8は、能力値スコア算出データベース285のデータ構造を示す図である。
能力値スコア算出データベース285の各レコードは、項目「スコア算出対象アカウント」と、項目「契約締結し履行した回数」と、項目「契約締結し履行した頻度」と、項目「契約(途中)解除した回数」と、項目「契約(途中)解除した頻度」と、項目「契約で紛争発生した回数」と、項目「契約で紛争発生した頻度」とを含む。
項目「スコア算出対象アカウント」は、能力値スコアを算出する対象のユーザのアカウントを示す。
項目「契約締結し履行した回数」は、ユーザが契約締結プラットフォームにより締結した契約を履行した回数を示す。
具体的には、項目「契約締結し履行した回数」は、サーバ20が、利用実績情報データベース283等に基づき、ユーザが契約を締結した履歴と、ユーザが当該契約に基づき契約内容を履行した履歴とにより、ユーザが契約を履行した回数を集計する。サーバ20が、ユーザが契約の内容を履行したか否かを検知することは、以下を含みうる。
・ 契約締結プラットフォームにおいて、契約の当事者間で、契約に基づく債務を履行したことを通知する
・ 契約締結プラットフォームとは異なる他のサービス(例えばメール、SNS等のコミュニケーションツール)において、契約に基づき履行を行ったことを示す情報をサーバ20で収集する。
項目「契約締結し履行した頻度」は、ユーザが契約締結プラットフォームにより締結した契約を履行した頻度を示す。
具体的には、項目「契約締結し履行した頻度」は、契約を履行した頻度として、以下を含みうる。
・ 一定期間内に締結した契約に基づき履行をした割合。
項目「契約(途中)解除した回数」は、ユーザが契約を解除した回数を示す。
具体的には、項目「契約(途中)解除した回数」は、サーバ20が、利用実績情報データベース283等に基づき、ユーザが契約を解除した履歴を集計する。サーバ20が、ユーザが契約を解除したか否かを検知することは、以下を含みうる。
・ 契約締結プラットフォームにおいて、契約の当事者間で、契約を解除する操作を受け付けて、契約の当事者にサーバ20が通知する
・ 契約締結プラットフォームとは異なる他のサービス(例えばメール、SNS等のコミュニケーションツール)において、契約を解除することに合意したことを示す情報をサーバ20で収集する。
項目「契約(途中)解除した頻度」は、ユーザが契約を解除した頻度を示す。
具体的には、項目「契約(途中)解除した頻度」は、契約を解除した頻度として、以下を含みうる。
・ 一定期間内に締結した契約に基づき解除をした割合。
項目「契約で紛争発生した回数」は、ユーザが契約の当事者である相手方と紛争を発生させた回数を示す。
具体的には、項目「契約で紛争発生した回数」は、サーバ20が、利用実績情報データベース283等に基づき、ユーザが契約を解除した履歴を集計する。サーバ20が、ユーザが契約を解除したか否かを検知することは、以下を含みうる。
・ 契約締結プラットフォームにおいて、契約の当事者間で契約に基づき紛争が発生していることを指定する操作(例えば、テキスト等によるメモの入力)をサーバ20が受け付ける
・ 契約締結プラットフォームとは異なる他のサービス(例えばインターネットにおいて記事を配信するプラットフォーム等)において、契約の当事者間で紛争が発生していることを示す情報をサーバ20で収集する。
項目「契約で紛争発生した頻度」は、ユーザが契約の当事者である相手方と紛争を発生させた頻度を示す。
具体的には、項目「契約で紛争発生した頻度」は、紛争が発生した頻度として、以下を含みうる。
・ 一定期間内に契約の当事者間で紛争が発生した回数等。
<3 動作>
図9は、契約締結プラットフォームを利用する各ユーザの信用スコアを特定する処理の流れを示す図である。
ステップS901において、端末装置10の制御部190は、アカウントを所持しているユーザから、契約締結プラットフォームを利用するための情報(ログイン情報等)を受信する。
ステップS921において、サーバ20の制御部203は、ユーザのアカウントの情報を取得する。
ステップS922において、サーバ20は、ユーザのアカウントの情報について、PF利用スコア算出データベース284と能力値スコア算出データベース285とを更新し、ユーザの信用度(PF利用スコアと能力値スコアそれぞれ、および、これらPF利用スコアと能力値スコアとに基づく総合的な信用スコア)を特定する。
ステップS923において、サーバ20は、特定したユーザの信用スコア(PF利用スコア、能力値スコア、及び総合的な信用スコア)を端末情報に提示する。
ステップS902において、端末装置10は、ユーザの信用スコア(PF利用スコア、能力値スコア、及び総合的な信用スコア)をディスプレイに表示する等によりユーザに提示する。
図10は、契約締結プラットフォームを利用する各ユーザが、電子契約を締結する処理の流れを示す図である。
ステップS1001において、端末装置10Aの制御部190は、契約書送信者となるユーザから、契約締結プラットフォームにアップロードする契約書の情報の指定を受け付ける。
ステップS1002において、端末装置10Aは、契約書送信者となるユーザから、契約書を送信する相手方のメールアドレスの指定を受け付ける。
ステップS1021において、サーバ20の制御部203は、契約書送信者となるユーザから契約書のアップロードを受け付けるとともに、契約締結の相手方(受信側)のメールアドレスの情報を受信する。
ステップS1022において、サーバ20は、受信側となる相手方のメールアドレスの情報をもとに、ユーザ情報データベース281、法人グループ情報データベース282等を更新する。
ステップS1023において、サーバ20は、受信側となる相手方のメールアドレスに、契約書の内容の確認を依頼するメールを送信する。
ステップS1011において、端末装置10Bは、契約書受信者となるユーザが、契約書の内容の確認を依頼するメールを受信する。
ステップS1012において、端末装置10Bは、契約書受信者となるユーザから、契約書に電子署名をする入力操作を受け付ける。
ステップS1024において、サーバ20は、受信者側となるユーザからの入力操作に応答して、契約締結の処理として、利用実績情報データベース283を更新し、送信者側となるユーザに、契約締結が完了したことを通知する。
図11は、契約を締結する当事者間において、各当事者について特定された信用スコアを提示しつつ、契約の締結を進める処理の流れを示す図である。
ステップS1001において、端末装置10Aは、契約書送信者となるユーザから、契約締結プラットフォームにアップロードする契約書の情報の指定を受け付ける。
ステップS1002において、端末装置10Aは、契約書送信者となるユーザから、契約書を送信する相手方のメールアドレスの指定を受け付ける。
ステップS1021において、サーバ20は、契約書送信者となるユーザから契約書のアップロードを受け付けるとともに、契約締結の相手方(受信側)のメールアドレスの情報を受信する。
ステップS1022において、サーバ20は、受信側となる相手方のメールアドレスの情報をもとに、ユーザ情報データベース281、法人グループ情報データベース282等を更新する。
ステップS1123において、サーバ20は、契約書の受信者となるユーザの信用スコアの情報を、契約書の送信者となるユーザの端末装置10へ送信する。
ステップS1104において、端末装置10Aは、契約書の受信者となるユーザの信用スコアの情報を受信して、送信者となるユーザに提示する。送信者となるユーザから、契約締結の処理を進める旨の入力操作を受け付ける。
ステップS1124において、サーバ20は、受信側となる相手方のメールアドレスに、契約書の内容の確認を依頼するメールを送信する。契約書の送信者の信用スコアの情報を、受信者側へ送信する。
ステップS1111において、端末装置10Bは、契約書受信者となるユーザが、契約書の内容の確認を依頼するメールを受信する。
契約書送信者の信用スコアを、受信者側のユーザに提示する。
(信用スコアの表示は任意である)
ステップS1012において、端末装置10Bは、契約書受信者となるユーザから、契約書に電子署名をする入力操作を受け付ける。
ステップS1024において、サーバ20は、受信者側となるユーザからの入力操作に応答して、契約締結の処理として、利用実績情報データベース283を更新し、送信者側となるユーザに、契約締結が完了したことを通知する。
図12は、各ユーザについて特定される信用スコアに基づいて、各ユーザに、取引の相手方の候補となる他のユーザを提示する処理の流れを示す図である。
ステップS1201において、端末装置10の制御部190は、ユーザから、取引の相手方となりえる他のユーザの候補を要求するための入力操作を受け付ける。
ステップS1221において、サーバ20の制御部203は、ユーザ情報データベース281、法人グループ情報データベース282、利用実績情報データベース283等を参照し、要求を行ったユーザの情報に基づいて、取引の相手方となりえる他のユーザの候補を抽出する。
ステップS1222において、サーバ20は、抽出した1または複数の他のユーザの候補の信用スコアに基づいて、当該他のユーザの候補を端末装置10のユーザに提示する優先順位を決定する。
ステップS1223において、サーバ20は、抽出した1または複数の他のユーザの候補について、決定した優先順位に基づいて、端末装置10に提示させる。
ステップS1202において、端末装置10は、サーバ20から当該他のユーザの候補の情報を受信して、信用スコアに基づく優先順位に従って、当該他のユーザの候補の情報を、ディスプレイに表示する等によりユーザに提示する。
図13は、各ユーザの信用スコアに基づいて、各ユーザの債務の立替および立て替え額の徴収を行う処理の流れを示す図である。
ステップS1301において、端末装置10の制御部190は、ユーザから、債務の立替を要求するための入力操作を受け付ける。
ステップS1321において、サーバ20の制御部203は、ユーザ情報データベース281、法人グループ情報データベース282、利用実績情報データベース283等を参照し、要求を行ったユーザの信用スコアに基づいて、債務を立て替える金額、期限を決定する。決定した内容に基づきユーザ情報データベース281、法人グループ情報データベース282等を更新する。
ステップS1322において、サーバ20は、立て替えた債務の内容について端末装置10へ通知する。
ステップS1302において、端末装置10は、ユーザから、契約の締結をするための入力操作を受け付ける
ステップS1323において、サーバ20は、契約の締結をするための処理を行いつつ、契約においてユーザが債権者の場合、当該契約における取引の額と、立て替えた債務の内容とに基づき、立て替え額を徴収する。
図14は、サーバ20が提供する契約締結プラットフォームで特定される各ユーザの信用スコアを、他のサービスを提供する外部サービスサーバ40に提供する処理の流れを示す図である。
ステップS1401において、端末装置10の制御部190は、ユーザから、信用スコアを、契約締結プラットフォームとは異なるサービスを行う事業者に提供することを希望する旨、および、提供する対象となるサービスを指定する入力操作を受け付ける。
ステップS1421において、サーバ20の制御部203は、ユーザが指定した外部サービスに対し信用スコアを提供した場合にユーザが受けられるサービスの質の情報をユーザに提示する。外部サービスにユーザの信用スコアを送信する。
ステップS1402において、端末装置10は、信用スコアを外部サービスに提供した場合に受けられるサービスの質の内容を表示する。
ステップS1441において、外部サービスサーバ40の制御部は、契約締結プラットフォームにおけるユーザの信用スコアを受け付けて、外部サービスサーバ40におけるユーザのアカウントの情報を要求する。
ステップS1403において、端末装置10は、外部サービスサーバ40のサービスを利用するためのアカウントの情報を送信する。
ステップS1442において、外部サービスサーバ40は、外部サービスサーバ40のユーザのアカウントの情報と、契約締結プラットフォームにおけるユーザのアカウントの情報とを関連付けて記憶する。契約締結プラットフォームに対し、外部サービスサーバ40のユーザのアカウントの情報を応答する。
ステップS1422において、サーバ20は、外部サービスサーバ40におけるユーザのアカウントの情報と、契約締結プラットフォームにおけるユーザのアカウントの情報とを関連付けて記憶する。
ステップS1443において、外部サービスサーバ40は、契約締結プラットフォームにおけるユーザの信用スコアに基づいて、外部サービスサーバ40のサービスにおいてユーザに提供する価値を決定し、決定した価値をユーザの端末装置10へ送信する。
ステップS1404において、端末装置10は、外部サービスサーバ40から、信用スコアに基づいてユーザが受けられる価値の情報を受信して表示する。
<5 画面例>
図15は、端末装置10の画面例を示す図である。
図15の画面例(A)は、契約締結プラットフォームを利用する各ユーザの信用スコアを、電子契約を締結する過程において各ユーザで参照可能とする局面を示す。
画面例(A)において、端末装置10の制御部190は、ディスプレイ132において、以下の情報をユーザに提示する。図示する例では、端末装置10のユーザは、電子契約の受信者側として、契約締結の対象となる書類を確認している。
制御部190は、表示部132Aにおいて、ユーザが受信者側である各契約の情報(送信者のメールアドレス、送信者の所属、信用スコア、契約種別、契約の状態など、サーバ20が管理する各種データベースに記憶される情報)を表示している。図示するように、送信者側の信用スコアが表示されていることにより、受信者側のユーザは、契約締結の相手方が、過去にどの程度の契約の実績があるのか等、事業活動を行っているであろうことを確認することができ得る。
図示する例では、受信者側であるユーザが、まだ確認していない「未確認」の書類があり、これから電子署名をする局面の書類があることを示している。
制御部190は、表示部132Bにおいて、受信者側であるユーザに通知する内容を表示し、また、ユーザから、通知内容に応じた操作を受け付ける。図示する例では、表示部132Bにおいて、受信者側であるユーザが未確認(内容を確認して電子署名をする作業を行う必要がある)の書類があることを表示している。
制御部190は、表示部132Cにおいて、ユーザに対し、信用スコアを他のユーザに公開するか否かの設定を変更する操作を受け付ける。このように、信用スコアを公開するか否かは、ユーザが任意に指定できることとしてもよい。
制御部190は、表示部132Eにおいて、契約締結プラットフォームを利用するユーザが、サーバ20にログインすることにより、ログインしたユーザの情報を表示している。表示部132Eでは、ユーザの名称、ユーザの所属、ユーザ個人または所属している組織(契約締結の主体)の信用スコアを表示している。
図示する例では、ユーザが受信者側である場合に、各契約の情報を表示部132A等で表示する例を示している。制御部190は、ユーザが送信者側である場合においても、各契約の情報をディスプレイ132に表示する等により、ユーザに提示することとしてもよい。例えば、送信者側において、複数のユーザの承認を経てから、受信者側に、契約の情報を送信することがあり得る。この場合、送信者側で、承認者となるユーザは、複数の契約の内容を確認しつつ電子署名をする操作を行う。
画面例(A)において、制御部190は、ユーザから、表示部132Aに表示される各契約について、ユーザが指定した条件に応じた契約を優先的に提示することとしてもよい。
例えば、制御部190は、表示部132Aに表示される各契約を並び替える操作を、表示部132B等により受け付けることとしてもよい。制御部190がユーザから契約を並び替える操作を受け付けることとして、例えば以下のような例があり得る。
・ 各契約の相手方(送信者または受信者)の信用スコアに基づく並び替え(例えば、信用スコアが「非公開」、信用スコアが一定以下である等。制御部190は、相手方の属性(業界ごとの従業員の数、上場しているか否か等)に応じて、信用スコアの閾値を設定できることとしてもよい)
・ 各契約の相手方の属性(例えば、上場企業であるか、資本金が一定以上であるか等、法人グループ情報データベース282で管理される各種情報)
以上により、例えば、契約の承認を行う承認者が、特に契約の内容を確認したい契約を抽出することがよりいっそう容易になる。例えば、制御部190は、当該承認者であるユーザから、「上場していない企業」に基づき並び替えをする操作、「信用スコアが一定以下または非公開である企業」に基づき並び替えをする操作、等を受け付けて、これらに基づき各契約を並び替えて優先的に表示する。
例えば、制御部190は、表示部132Aに表示される各契約について、ユーザが指定した条件に合致するものを強調表示する(条件に合致する契約を条件に合致しないものと区別できるように表示する、条件に合致しない契約を非表示にする等)してもよい。
図15の画面例(B)は、契約締結プラットフォームを利用する各ユーザの信用スコアに基づいて、各ユーザが、取引の相手方の候補を検索する局面を示す。
制御部190は、表示部132Fにおいて、ユーザが取引の相手方を検索する条件の指定を受け付けて、指定された検索条件を表示している。例えば、表示部132Fにおいて、ユーザから、ユーザ情報データベース281、法人グループ情報データベース282の各項目について、検索条件の指定を受け付けることとしてもよい。
制御部190は、表示部132Gにおいて、検索条件に従って、サーバ20から応答を受けた検索結果(取引の相手方の候補)を表示している。図示する例では、取引の相手方の候補それぞれの信用スコアの情報と、信用スコア順に検索結果となる企業を表示していることとを表示している。
制御部190は、表示部132Hにおいて、ユーザに通知する内容を表示するとともに、検索結果の並び替えの操作を受け付けることを表示している。
図15の画面例(C)は、契約締結プラットフォームを利用する各ユーザの信用スコアに基づいて、ユーザの債務を立て替えた内容を当該ユーザに提示する局面を示す。
表示部132Kは、ユーザに通知する内容として、ユーザの信用スコアに基づいて、サーバ20が提供する契約締結プラットフォームにおいて立て替えている債務の内容、債務の期限、ユーザが取引の契約を成立させることにより立替分をユーザが支払うことが可能であることを表示している。
制御部190は、表示部132Lにおいて、ユーザから、取引の成立により立替分を支払うか否かの指定を受け付けている。すなわち、サーバ20は、ユーザから、契約締結プラットフォーム側が債務を立て替える機能を利用するか否か、また、立て替えた債務について、契約成立により発生する債権等により充当するか否かの指定を任意に行うことができる。
図15の画面例(D)は、契約締結プラットフォームを利用する各ユーザの信用スコアに基づいて、外部のサービスに提供することにより、各ユーザが特典を受けられることを提示する局面を示す。
制御部190は、表示部132Mにおいて、契約締結プラットフォームで特定される信用スコアを提供することができる外部サービスの情報を表示する。図示する例では、表示部132Mにおいて、外部サービスの名称、外部サービスの種別、外部サービスに信用スコアを提供することでユーザが受け得る特典、ユーザが外部サービスと契約締結プラットフォームで特定されるアカウントとを連携されているか否かを表示している。
制御部190は、表示部132Nにおいて、ユーザに通知する内容として、外部サービスに信用スコアを提供することでユーザが特典を受けられること、信用スコアを提供するための操作を行う方法について表示している。
制御部190は、表示部132Pにおいて、外部サービスに信用スコアを提供するか否かのユーザの指定を受け付けている。すなわち、契約締結プラットフォームにおいて、ユーザは、信用スコアを外部のサービスに提供するか否かの指定を任意に行うことができる。
<6 付記>
以上の各実施形態で説明した事項を以下に付記する。
(付記1)
プロセッサ(19,29)を備えるコンピュータ(10,20)に実行させるためのプログラムであって、プロセッサに、契約の当事者同士が当該契約を締結するための操作を受け付ける契約締結プラットフォームにおいて蓄積される、契約締結プラットフォームにおいて各ユーザで契約を締結した実績データ(283)を取得するステップと、実績データに基づいて、契約締結プラットフォームにおける第1のユーザの信用度を、当該第1のユーザが当事者となった契約締結の実績に基づき特定するステップ(2046、S922)と、特定される第1のユーザの信用度を、契約締結プラットフォームにおいて当該第1のユーザと契約締結をする第2のユーザに提示するステップ(S1124、S1111)と、を実行させる、プログラム。
(付記2)
特定するステップにおいて、第1のユーザの信用度を特定することとして、第1のユーザが契約締結プラットフォームを利用している期間の長さ、または、当該期間において第1のユーザが契約締結プラットフォームを利用する頻度からなる群のうち少なくともいずれかに基づき信用度を特定する(284、2046)、付記1に記載のプログラム。
(付記3)
特定するステップにおいて、第1のユーザの信用度を特定することとして、第1のユーザが契約締結プラットフォームにおいて契約を締結した回数、または、契約を締結する頻度からなる群のうち少なくともいずれかに基づき信用度を特定する(284、2046)、付記1に記載のプログラム。
(付記4)
特定するステップにおいて、第1のユーザの信用度を特定することとして、実績データに基づいて、第1のユーザが契約締結プラットフォームにおいて当事者として契約を締結した第2のユーザまたは他のユーザの属性に基づき信用度を特定する(284,2046)、付記1に記載のプログラム。
(付記5)
特定するステップにおいて、第1のユーザの信用度を特定することとして、実績データに基づいて、第1のユーザが契約締結プラットフォームにおいて当事者として第2のユーザまたは他のユーザと締結をする契約に伴う取引の対価に基づき信用度を特定する(284、2046)、付記1に記載のプログラム。
(付記6)
特定するステップにおいて、第1のユーザの信用度を特定することとして、第1のユーザが契約締結プラットフォームにおいて締結した契約の所期の目的の達成状況に基づき信用度を特定する(285、2046)、付記1に記載のプログラム。
(付記7)
特定するステップにおいて、第1のユーザの信用度を特定することとして、所期の目的として、第1のユーザが締結した契約を履行した履歴に基づき信用度を特定する(285、2046)、付記6に記載のプログラム。
(付記8)
特定するステップにおいて、第1のユーザの信用度を特定することとして、所期の目的として、第1のユーザが締結した契約について、当該契約の期間満了を待たずして契約を解除した履歴に基づき信用度を特定する(285、2046)、付記6に記載のプログラム。
(付記9)
特定するステップにおいて、第1のユーザの信用度を特定することとして、所期の目的として、第1のユーザが締結した契約について、当該契約に関する紛争が発生した履歴に基づき信用度を特定する(285、2046)、付記6に記載のプログラム。
(付記10)
第1のユーザの信用度に基づいて、契約締結プラットフォームの利用に関する特典を第1のユーザに付与する(285、2046)、付記1に記載のプログラム。
(付記11)
契約締結プラットフォームにおいて、各ユーザに対し、取引の候補となる他のユーザを提示するステップを実行させ(S1221)、特典を付与するステップにおいて、第1のユーザに対し特典を付与することとして、当該第1のユーザが取引の候補となる場合に、第1のユーザを含む取引の候補を第2のユーザに提示する際、第1のユーザを優先して提示する(S1223)、付記10に記載のプログラム。
(付記12)
第1のユーザの信用度に基づいて、第1のユーザの債務の全部または一部を第1のユーザに代わって履行する(2049、S1321)、付記1に記載のプログラム。
(付記13)
第1のユーザの信用度を、契約締結プラットフォームとは異なるサービスを行う事業者に提供するステップと(2050、S1421)、第1のユーザの信用度に応じて、第1のユーザが当該異なるサービスを利用する際の質が変化し得ることを第1のユーザに提示するステップと、を実行させる、付記1に記載のプログラム。
(付記14)
プロセッサを備えるコンピュータに実行させるための方法であって、方法は、プロセッサが、契約の当事者同士が当該契約を締結するための操作を受け付ける契約締結プラットフォームにおいて蓄積される、契約締結プラットフォームにおいて各ユーザで契約を締結した実績データを取得するステップと、実績データに基づいて、契約締結プラットフォームにおける第1のユーザの信用度を、当該第1のユーザが当事者となった契約締結の実績に基づき特定するステップと、特定される第1のユーザの信用度を、契約締結プラットフォームにおいて当該第1のユーザと契約締結をする第2のユーザに提示するステップと、を実行する、方法。
(付記15)
制御部を備える情報処理装置であって、情報処理装置は、制御部が、契約の当事者同士が当該契約を締結するための操作を受け付ける契約締結プラットフォームにおいて蓄積される、契約締結プラットフォームにおいて各ユーザで契約を締結した実績データを取得するステップと、実績データに基づいて、契約締結プラットフォームにおける第1のユーザの信用度を、当該第1のユーザが当事者となった契約締結の実績に基づき特定するステップと、特定される第1のユーザの信用度を、契約締結プラットフォームにおいて当該第1のユーザと契約締結をする第2のユーザに提示するステップと、を実行する、情報処理装置。
10A,10B 端末装置、12 通信IF、13 入力装置、14 出力装置、15 メモリ、16 記憶部、19 プロセッサ、20 サーバ、22 通信IF、23 入出力IF、25 メモリ、26 ストレージ、29 プロセッサ、80 ネットワーク、81 無線基地局、82 無線LAN基地局、130 操作受付部、132 ディスプレイ

Claims (15)

  1. プロセッサを備えるコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記プロセッサに、
    契約の当事者同士が当該契約を締結するための操作を受け付ける契約締結プラットフォームにおいて蓄積される、前記契約締結プラットフォームにおいて各ユーザで契約を締結した実績データを取得するステップと、
    前記実績データに基づいて、前記契約締結プラットフォームにおける第1のユーザの信用度を、当該第1のユーザが当事者となった契約締結の実績に基づき特定するステップと、
    特定される前記第1のユーザの信用度を、前記契約締結プラットフォームにおいて当該第1のユーザと契約締結をする第2のユーザに提示するステップと、を実行させる、プログラム。
  2. 前記特定するステップにおいて、前記第1のユーザの信用度を特定することとして、
    前記第1のユーザが前記契約締結プラットフォームを利用している期間の長さ、または、当該期間において前記第1のユーザが前記契約締結プラットフォームを利用する頻度からなる群のうち少なくともいずれかに基づき前記信用度を特定する、請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記特定するステップにおいて、前記第1のユーザの信用度を特定することとして、
    前記第1のユーザが前記契約締結プラットフォームにおいて契約を締結した回数、または、契約を締結する頻度からなる群のうち少なくともいずれかに基づき前記信用度を特定する、請求項1に記載のプログラム。
  4. 前記特定するステップにおいて、前記第1のユーザの信用度を特定することとして、
    前記実績データに基づいて、前記第1のユーザが前記契約締結プラットフォームにおいて当事者として契約を締結した前記第2のユーザまたは他のユーザの属性に基づき前記信用度を特定する、請求項1に記載のプログラム。
  5. 前記特定するステップにおいて、前記第1のユーザの信用度を特定することとして、
    前記実績データに基づいて、前記第1のユーザが前記契約締結プラットフォームにおいて当事者として前記第2のユーザまたは他のユーザと締結をする契約に伴う取引の対価に基づき前記信用度を特定する、請求項1に記載のプログラム。
  6. 前記特定するステップにおいて、前記第1のユーザの信用度を特定することとして、
    前記第1のユーザが前記契約締結プラットフォームにおいて締結した契約の所期の目的の達成状況に基づき前記信用度を特定する、請求項1に記載のプログラム。
  7. 前記特定するステップにおいて、前記第1のユーザの信用度を特定することとして、
    前記所期の目的として、前記第1のユーザが締結した契約を履行した履歴に基づき前記信用度を特定する、請求項6に記載のプログラム。
  8. 前記特定するステップにおいて、前記第1のユーザの信用度を特定することとして、
    前記所期の目的として、前記第1のユーザが締結した契約について、当該契約の期間満了を待たずして契約を解除した履歴に基づき前記信用度を特定する、請求項6に記載のプログラム。
  9. 前記特定するステップにおいて、前記第1のユーザの信用度を特定することとして、
    前記所期の目的として、前記第1のユーザが締結した契約について、当該契約に関する紛争が発生した履歴に基づき前記信用度を特定する、請求項6に記載のプログラム。
  10. 前記第1のユーザの信用度に基づいて、前記契約締結プラットフォームの利用に関する特典を前記第1のユーザに付与する、請求項1に記載のプログラム。
  11. 前記契約締結プラットフォームにおいて、各ユーザに対し、取引の候補となる他のユーザを提示するステップを実行させ、
    前記特典を付与するステップにおいて、前記第1のユーザに対し特典を付与することとして、
    当該第1のユーザが取引の候補となる場合に、前記第1のユーザを含む取引の候補を第2のユーザに提示する際、前記第1のユーザを優先して提示する、請求項10に記載のプログラム。
  12. 前記第1のユーザの信用度に基づいて、前記第1のユーザの債務の全部または一部を前記第1のユーザに代わって履行する、請求項1に記載のプログラム。
  13. 前記第1のユーザの信用度を、前記契約締結プラットフォームとは異なるサービスを行う事業者に提供するステップと、
    前記第1のユーザの信用度に応じて、前記第1のユーザが当該異なるサービスを利用する際の質が変化し得ることを前記第1のユーザに提示するステップと、を実行させる、請求項1に記載のプログラム。
  14. プロセッサを備えるコンピュータに実行させるための方法であって、前記方法は、前記プロセッサが、
    契約の当事者同士が当該契約を締結するための操作を受け付ける契約締結プラットフォームにおいて蓄積される、前記契約締結プラットフォームにおいて各ユーザで契約を締結した実績データを取得するステップと、
    前記実績データに基づいて、前記契約締結プラットフォームにおける第1のユーザの信用度を、当該第1のユーザが当事者となった契約締結の実績に基づき特定するステップと、
    特定される前記第1のユーザの信用度を、前記契約締結プラットフォームにおいて当該第1のユーザと契約締結をする第2のユーザに提示するステップと、を実行する、方法。
  15. 制御部を備える情報処理装置であって、前記情報処理装置は、前記制御部が、
    契約の当事者同士が当該契約を締結するための操作を受け付ける契約締結プラットフォームにおいて蓄積される、前記契約締結プラットフォームにおいて各ユーザで契約を締結した実績データを取得するステップと、
    前記実績データに基づいて、前記契約締結プラットフォームにおける第1のユーザの信用度を、当該第1のユーザが当事者となった契約締結の実績に基づき特定するステップと、
    特定される前記第1のユーザの信用度を、前記契約締結プラットフォームにおいて当該第1のユーザと契約締結をする第2のユーザに提示するステップと、を実行する、情報処理装置。

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