JP2022154660A - アプリケーション実行装置、アプリケーション実行装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

アプリケーション実行装置、アプリケーション実行装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

Figure 2022154660000001
【課題】プリセットアプリボタンを登録する際の設定の手間を軽減することができるアプリケーション実行装置を提供する。
【解決手段】MFP100は、ディスプレイ106にホーム画面200を表示させる。ホーム画面200には、アプリケーションを起動させ更にプリセットされた設定値を用いてジョブを実行させるためのプリセットアプリボタンが表示される。MFP100は、プリセットアプリボタンに対応するアプリケーションの種類に基づいて、当該プリセットアプリボタンに対し、ユーザによるプリセットアプリボタンの選択に従ってジョブを即座に実行する即時実行、又はユーザによるプリセットアプリボタンの選択に従ってジョブを即座に実行せずにジョブを実行するか否かの指示を受け付けるための設定内容確認画面を表示する非即時実行を設定する。
【選択図】図8

Description

本発明は、アプリケーション実行装置、アプリケーション実行装置の制御方法、及びプログラムに関する。
画面を表示可能な操作部を備えるアプリケーション実行装置としてのMFPが知られている。この操作部には、MFPのホーム画面等が表示される。ホーム画面には、例えば、ユーザによる押下に従ってアプリケーションを起動して更にプリセットされた設定値を用いてジョブの実行を行う機能を持つボタン(以下、「プリセットアプリボタン」という。)が表示される。
プリセットアプリボタンはユーザにとって使い勝手が良い機能である一方で、ユーザがプリセットされた設定値を十分に把握しない状態でプリセットアプリボタンを誤って押下すると、ユーザの意図した結果が得られずに重大な問題を引き起こす懸念がある。これに対し、プリセットアプリボタンが押下された際に、ジョブの実行前に、ジョブの実行許可を受け付けるための確認画面を表示する技術が提案されている(特許文献1参照)。これにより、プリセットアプリボタンの誤操作を抑制して、プリセットアプリボタンによるジョブの実行に伴うリスクを低減することができる。
ところで、MFPには、複数の種類のアプリケーションがインストールされており、プリセットアプリボタンによるジョブの実行に伴うリスクの深刻度は、実行するアプリケーションの種類によって異なる。例えば、ファクス送信機能を備えるアプリケーションでは、宛先間違いや原稿間違いといった誤送信による情報漏えい等のリスクが想定され、このリスクの深刻度は極めて高い。このようにリスクの深刻度が極めて高いアプリケーションにおいて、このリスクを低減することを優先して、ユーザによるプリセットアプリボタンの押下に従って、上述したようにジョブの実行前に確認画面を表示するのが好ましい。一方、コピー機能を備えるアプリケーションでは、印刷設定の間違いによる用紙の無駄使い等が想定され、深刻度は比較的低い。このようにリスクの深刻度が比較的低いアプリケーションにおいて、プリセットアプリボタンの使い勝手を向上することを優先して、ユーザによるプリセットアプリボタンの押下に従って、ジョブを即座に実行するのが好ましい。
特開2015-194941号公報
しかしながら、ホーム画面には複数のプリセットアプリボタンが表示される。ユーザは、これらの登録時にそれぞれ、ジョブの実行前に確認画面を表示するか、若しくはユーザによるプリセットアプリボタンの押下に従ってジョブを即座に実行するかを設定する必要があり、手間が生じる。
本発明の目的は、プリセットアプリボタンを登録する際の設定の手間を軽減することができる仕組みを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のアプリケーション実行装置は、インストールされたアプリケーションを起動させ、プリセットされた設定値を用いたジョブを実行させるためのオブジェクトを登録する登録手段と、前記登録されたオブジェクトを表示する表示制御手段と、ユーザによる前記オブジェクトの選択に従って、前記ジョブの実行の制御を行うジョブ実行制御手段とを備え、前記登録手段は、前記オブジェクトに対応するアプリケーションの種類に基づいて、当該オブジェクトに対し、ユーザによる前記オブジェクトの選択に従って前記ジョブを即座に実行する第1の実行方法、又はユーザによる前記オブジェクトの選択に従って前記ジョブを即座に実行せずに前記ジョブを実行するか否かの指示を受け付けるための確認画面を表示する第2の実行方法を設定し、前記ジョブ実行制御手段は、前記オブジェクトに設定された実行方法に基づいて前記ジョブの実行の制御を行うことを特徴とする。
本発明によれば、プリセットアプリボタンを登録する際の設定の手間を軽減することができる。
本発明の実施の形態に係るアプリケーション実行装置としてのMFPの構成を概略的に示すブロック図である。 図1のディスプレイに表示されるホーム画面の一例を示す図である。 図1のCPUによって実行される実行方法設定処理の手順を示すフローチャートである。 図3のステップS302の設定受付処理の手順を示すフローチャートである。 図1のディスプレイに表示される設定画面の一例を示す図である。 図1のCPUによって実行されるホーム画面表示制御処理の手順を示すフローチャートである。 図6のステップS602のプリセットアプリボタン追加処理の手順を示すフローチャートである。 図1のHDDに格納されている管理テーブルの一例を示す図である。 図1のCPUによって実行されるジョブ実行制御処理の手順を示すフローチャートである。 図9のステップS902のジョブ実行処理の手順を示すフローチャートである。 図1のディスプレイに表示される設定内容確認画面の一例を示す図である。 図1のディスプレイ106に表示される設定画面1200の一例を示す図である。 図6のステップS602のプリセットアプリボタン追加処理の別の手順を示すフローチャートである。 図1のHDDに格納されている管理テーブルの一例を示す図である。 図9のステップS902のジョブ実行処理の別の手順を示すフローチャートである。 図1のディスプレイに表示される設定内容確認画面の一例を示す図である。 本実施の形態におけるソフトウェアスイッチを説明するための図である。 図1のMFPによって実行されるソフトウェアスイッチ設定処理の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。なお、本実施の形態では、アプリケーション実行装置の一例である画像形成装置としてのMFPに本発明を適用した場合について説明するが、本発明はMFPに限られない。例えば、アプリケーションがインストールされたスキャナ、プリンタ、SFP、スマートフォン、タブレット端末、デジタルカメラ、PC等の装置に本発明を適用してもよい。
図1は、本発明の実施の形態に係るアプリケーション実行装置としてのMFP100の構成を概略的に示すブロック図である。
図1において、MFP100は、CPU101、ROM102、RAM103、操作部コントローラ104、操作パネル105、ディスプレイ106、ディスクコントローラ107、及びHDD108を備える。更にMFP100は、プリンタ109、スキャナ110、MODEM111、及びNCU112を備える。上述した各デバイスは、システムバス115を介して互いに接続されている。
CPU101は、システムバス115に接続された各デバイスを総括的に制御する。CPU101は、ROM102やHDD108に記憶されたプログラムを実行する。ROM102は、プログラムや設定データ等を格納する。RAM103は、CPU101の主メモリやワークエリア等として機能する。操作部コントローラ104は、MFP100が備える各種ボタン(不図示)、操作パネル105、及びディスプレイ106等を制御する。ディスクコントローラ107は、HDD108に記憶されたデータを読み出す制御や、HDD108にデータを書き込む制御を行う。HDD108は、プログラムや設定データ等を格納する。また、HDD108は、画像データの一時記憶領域として使用される。
プリンタ109は、電子写真方式等によって用紙に画像を印刷する。なお、プリンタ109の印字方式は、電子写真方式以外の別の方式であってもよい。スキャナ110は、用紙に印字された画像を読み込む画像読み取り部である。スキャナ110にはオプションとしてADF(オートドキュメントフィーダ)(不図示)が装着されている。これにより、スキャナ110は、複数枚の原稿を自動的に読み込むことができる。MODEM111は、交換機113や電話機114から受信した変調信号を復調する。また、MODEM111は、変調した信号を交換機113や電話機114へ送出する。NCU112は、電話回線及びファクス回線とのインターフェース部分にあたり、交換機113や電話機114から送信された信号を検知し、当該信号をMODEM111へ出力する。また、NCU112は、回線をファクス回線や電話回線に切り替える回線制御を行う。
図2は、図1のディスプレイ106に表示されるホーム画面200の一例を示す図である。ホーム画面200は、ユーザがアプリケーションを選択するための画面である。ホーム画面200には、例えば、登録されたプリセットアプリボタン(オブジェクト)が表示される。プリセットアプリボタンは、対応するアプリケーションを起動させ更にプリセットされた設定値を用いたジョブを実行させるためのボタンである。図2では、一例として、プリセットアプリボタン201a~201cがホーム画面200に表示されている様子が示されている。例えば、ユーザがプリセットアプリボタン201aを選択すると、MFP100は、プリセットアプリボタン201aに対応付けられたコピーアプリケーションと設定値を呼び出し、10部のカラーコピーを行う。本実施の形態では、上述したプリセットアプリボタンをホーム画面200に3つまで表示可能であり、表示し切れないプリセットアプリボタンは別のページ画面に配置される。ユーザは、スクロールボタン202を選択する、又はホーム画面200におけるプリセットアプリボタンの表示領域をフリック操作することにより、別のページ画面へスクロール可能である。
また、ホーム画面200には、メニューボタン203及び状況確認ボタン204が表示される。メニューボタン203は、設定メニュー(不図示)をディスプレイ106に表示させるためのボタンである。状況確認ボタン204は、MFP100におけるジョブの実行状況やジョブの実行履歴を確認するための画面(不図示)をディスプレイ106に表示させるためのボタンである。
次に、本実施の形態におけるプリセットアプリボタンの登録について説明する。MFP100は、図3の実行方法設定処理を実行してプリセットアプリボタンの登録に用いられる実行方法を予め設定する。また、MFP100は、ホーム画面200をディスプレイに表示する際に、後述する図6のホーム画面表示制御処理を実行してプリセットアプリボタンを登録する。
図3は、図1のCPU101によって実行される実行方法設定処理の手順を示すフローチャートである。図3の処理は、ROM102からRAM103に読み出されたプログラムをCPU101が実行することによって実現される。図3の処理では、ユーザがホーム画面200のメニューボタン203を選択して、ディスプレイ106に設定メニュー(不図示)が表示されていることとする。
図3において、CPU101は、ユーザがプリセットアプリボタンの選択時のジョブの実行方法を設定するためのメニューを上記設定メニューから選択したことを検知すると、図5の設定画面500をディスプレイ106に表示させる(ステップS301)。設定画面500は、後述するホーム画面表示制御処理で用いられる、プリセットアプリボタンの選択時のジョブの実行方法を設定するための画面である。
設定画面500は、実行方法設定領域501、OKボタン503、及びキャンセルボタン504を備える。
実行方法設定領域501では、ジョブを実行する全てのアプリケーションに対して、それぞれプリセットアプリボタンの押下時のジョブの実行方法が設定される。なお、図5では、一例として、実行方法設定領域501に5種のアプリケーションの設定欄が表示されている様子が示されている。スクロールボタン502を操作することで、実行方法設定領域501に表示されていない別のアプリケーションの設定欄が表示される。実行方法設定領域501では、プリセットアプリボタン選択時のジョブの実行方法として、『即時実行』及び『非即時実行』の何れかがプルダウンによって選択可能である。
『即時実行』は、ユーザによるプリセットアプリボタンの押下に従って、プリセットされた設定値を用いてジョブを即座に実行する設定である。本実施の形態では、プリセットアプリボタンによるジョブの実行に伴うリスクの深刻度が比較的低いアプリケーションに対して、『即時実行』が設定される。上記リスクの深刻度が比較的低いアプリケーションは、例えば、白黒コピーを行うアプリケーションや、スキャンして得られた画像を保存するアプリケーションである。
『非即時実行』は、ユーザによるプリセットアプリボタンの押下に従って、上記ジョブを即座に実行せずに当該ジョブを実行するか否かの指示を受け付ける後述する設定内容確認画面をディスプレイ106に表示する設定である。本実施の形態では、上記リスクの深刻度が比較的高いアプリケーションに対して、『非即時実行』が設定される。上記リスクの深刻度が比較的高いアプリケーションは、例えば、カラーコピーを行うアプリケーション、ファックス送信を行うアプリケーション、スキャンして得られた画像を外部装置へ送信するアプリケーションである。
OKボタン503が選択されると、実行方法設定領域501における設定(以下では、「実行方法設定」という。)がHDD108に保存され、画面がホーム画面200に遷移する。キャンセルボタン504が選択されると、実行方法設定がHDD108に保存されずに、画面がホーム画面200に遷移する。
図3に戻り、CPU101は、図4の設定受付処理を実行する(ステップS302)。
図4は、図3のステップS302の設定受付処理の手順を示すフローチャートである。
図4において、CPU101は、設定画面500の実行方法設定領域501において、1つのアプリケーションの選択を検知し(ステップS401)、選択されたアプリケーションに対応するジョブの実行方法の選択を検知する(ステップS402)。ステップS402では、上述したように、『即時実行』及び『非即時実行』の何れかが選択される。その後、CPU101は、ユーザが設定画面500にてOKボタン503及びキャンセルボタン504の何れかを選択するまで待機する。ユーザが設定画面500にてOKボタン503及びキャンセルボタン504の何れかを選択すると、CPU101は、ユーザが選択したボタンがOKボタン503及びキャンセルボタン504の何れであるかを判別する(ステップS403)。
ステップS403の判別の結果、ユーザが選択したボタンがキャンセルボタン504である場合、CPU101は、実行方法設定を保存することなく、本処理を終了する。ステップS403の判別の結果、ユーザが選択したボタンがOKボタン503である場合、CPU101は、実行方法設定をHDD108に保存する(ステップS404)。例えば、図4のように、実行方法設定領域501にて『カラーでコピー』のアプリケーションが選択され、このアプリケーションのジョブの実行方法として『非即時実行』が選択された場合、この内容を含む実行方法設定がHDD108に保存される。その後、設定受付処理は終了する。
このようにして、本実施の形態では、プリセットアプリボタンの押下時のジョブの実行方法がアプリケーションの種類毎に設定される。
図6は、図1のCPU101によって実行されるホーム画面表示制御処理の手順を示すフローチャートである。図6のホーム画面表示制御処理は、ROM102からRAM103に読み出されたプログラムをCPU101が実行することによって実現される。図6のホーム画面表示制御処理は、図3の実行方法設定処理が既に実行され、MFP100においてジョブを実行する全てのアプリケーションのジョブの実行方法を含む実行方法設定がHDD108に既に保存されていることとする。図6のホーム画面表示制御処理は、ホーム画面200をディスプレイ106に表示する際に実行される。
図6において、CPU101は、管理していたジョブの実行履歴に基づいて、MFP100においてジョブを実行する全てのアプリケーションのうち、同じ設定値で高頻度に実行されているアプリケーションが存在するか否かを判別する(ステップS601)。ステップS601では、高頻度であるか否かについて、例えば、同じ設定値でのアプリケーションの実行回数が予め設定された所定の回数以上であるか否かに基づいて判別される。
ステップS601の判別の結果、同じ設定値で高頻度に実行されているアプリケーションが存在しない場合、ホーム画面200に新たなプリセットアプリボタンは追加されない。ホーム画面表示制御処理は終了する。ステップS601の判別の結果、同じ設定値で高頻度に実行されているアプリケーションが存在する場合、CPU101は、図6のプリセットアプリボタン追加処理を実行する(ステップS602)。その後、ホーム画面表示制御処理は終了する。
図7は、図6のステップS602のプリセットアプリボタン追加処理の手順を示すフローチャートである。
図7において、CPU101は、同じ設定値で高頻度に実行されているアプリケーションの中から1つのアプリケーションを特定する。次いで、CPU101は、図8の管理テーブル800をRAM103に読み出し、当該管理テーブル800に新たなプリセットアプリボタンの設定項目を追加する(ステップS701)。管理テーブル800は、ホーム画面200に表示されるプリセットアプリボタンの実行方法と即時実行フラグを管理するためのテーブルである。管理テーブル800は、HDD108に格納されている。管理テーブル800は、識別番号801、アプリケーション種類802、実行方法803、及び即時実行フラグ804を含む。識別番号801には、管理テーブル800に登録されたプリセットアプリボタンを識別するための識別番号が設定される。アプリケーション種類802には、プリセットアプリボタンに対応付けられたアプリケーションの種類が設定される。実行方法803には、プリセットアプリボタンの押下時のジョブの実行方法が設定される。即時実行フラグ804には、プリセットアプリボタンの押下時にジョブの即時実行を行うか否かを示す値が設定される。即時実行フラグ804が『ON』に設定されたプリセットアプリボタンをユーザがホーム画面200にて選択した場合、MFP100は、この選択操作に従って、プリセットされた設定値を用いてジョブを即座に実行する。即時実行フラグ804が『OFF』に設定されたプリセットアプリボタンをユーザがホーム画面200にて選択した場合、MFP100は、この選択操作に従って、設定内容確認画面をディスプレイ106に表示する。その後、MFP100は、設定内容確認画面にてユーザが入力したジョブの実行指示に従って、プリセットされた設定値を用いてジョブを実行する。ステップS701にて設定項目を追加した際に、CPU101は、追加した設定項目の識別番号801に、特定したアプリケーションの識別番号として他の識別番号と重複しない未登録の識別番号を設定する。また、CPU101は、アプリケーション種類802に特定したアプリケーションの種類を設定する。
次いで、CPU101は、上述した実行方法設定処理にてHDD108に保存された実行方法設定に含まれる上記特定したアプリケーションのジョブの実行方法をRAM103に読み出す。CPU101は、この実行方法が即時実行及び非即時実行の何れであるかを判別する(ステップS702)。
ステップS702の判別の結果、実行方法が即時実行である場合、CPU101は、ステップS701にて追加した設定項目における実行方法803に『即時実行』を設定する(ステップS703)。次いで、CPU101は、ステップS701にて追加した設定項目における即時実行フラグ804に『ON』を設定する(ステップS704)。次いで、CPU101は、特定したアプリケーションのプリセットアプリボタンをホーム画面200に追加し(ステップS705)、プリセットアプリボタン追加処理を終了する。
ステップS702の判別の結果、実行方法が非即時実行である場合、CPU101は、ステップS701にて追加した設定項目における実行方法803に『非即時実行』を設定する(ステップS706)。次いで、CPU101は、ステップS701にて追加した設定項目における即時実行フラグ804に『OFF』を設定し(ステップS707)、プリセットアプリボタン追加処理はステップS705へ進む。同じ設定値で高頻度に実行されているアプリケーションが複数存在する場合、CPU101は、これら全てのアプリケーションに対して上述したプリセットアプリボタン追加処理を行う。このようにして、本実施の形態では、アプリケーションのプリセットアプリボタンが、当該プリセットアプリボタンの押下時のジョブの実行方法として『即時実行』及び『非即時実行』の何れかが設定された状態でホーム画面200に表示される。
図9は、図1のCPU101によって実行されるジョブ実行制御処理の手順を示すフローチャートである。図9のジョブ実行制御処理は、ROM102からRAM103に読み出されたプログラムをCPU101が実行することによって実現される。図9のジョブ実行制御処理では、図6のホーム画面表示制御処理によってプリセットアプリボタン201a~201cを含むホーム画面200がディスプレイ106に表示されていることとする。
図9において、CPU101は、ホーム画面200においてプリセットアプリボタン201a~201cの何れかが押下されると(ステップS901)、図10のジョブ実行処理を実行し(ステップS902)、本処理を終了する。
図10は、図9のステップS902のジョブ実行処理の手順を示すフローチャートである。図10において、CPU101は、HDD108から管理テーブル800をRAM103に読み出し、押下されたプリセットアプリボタンの即時実行フラグ804の値が『ON』及び『OFF』の何れであるかを判別する(ステップS1001)。
ステップS1001の判別の結果、押下されたプリセットアプリボタンの即時実行フラグ804の値が『OFF』である場合、CPU101は、図11の設定内容確認画面1100をディスプレイ106に表示させる(ステップS1002)。設定内容確認画面1100は、ジョブを実行するか否かの指示を受け付けるための画面である。設定内容確認画面1100は、設定値表示領域1101、設定変更ボタン1102、実行ボタン1103、及びキャンセルボタン1104を含む。設定値表示領域1101には、押下されたプリセットアプリボタンに対応付けてプリセットされた設定値が表示される。設定変更ボタン1102は、プリセットされた設定値を変更するための設定変更画面(不図示)を表示させるためのボタンである。実行ボタン1103は、表示されている設定値を用いてジョブを実行する指示を行うためのボタンである。キャンセルボタン1104は、ジョブを実行させずに終了する指示を行うためのボタンである。
次いで、CPU101は、ユーザが設定内容確認画面1100における設定変更ボタン1102、実行ボタン1103、及びキャンセルボタン1104の何れかを押下するまで待機する。ユーザが上記何れかのボタンを押下すると、CPU101は、ユーザが押下したボタンが設定変更ボタン1102、実行ボタン1103、及びキャンセルボタン1104の何れであるかを判別する(ステップS1003)。
ステップS1003の判別の結果、ユーザが押下したボタンが設定変更ボタン1102である場合、CPU101は、設定変更処理を行う(ステップS1004)。ステップS1004では、CPU101は、ディスプレイ106に設定変更画面(不図示)を表示させ、押下されたプリセットアプリボタンに対応付けてプリセットされた設定値を当該設定変更画面に入力された設定値に変更する。その後、画面は設定内容確認画面1100に遷移し、この設定内容確認画面1100の設定値表示領域1101には、変更後の設定値が表示される。次いで、ジョブ実行処理はステップS1003へ戻る。
ステップS1003の判別の結果、ユーザが押下したボタンが実行ボタン1103である場合、CPU101は、押下されたプリセットアプリボタンに対応付けてプリセットされた設定値に基づいてジョブを実行し(ステップS1005)、本処理を終了する。ステップS1003の判別の結果、ユーザが押下したボタンがキャンセルボタン1104である場合、CPU101は、ジョブを実行せずに、本処理を終了する。
ステップS1001の判別の結果、押下されたプリセットアプリボタンの即時実行フラグ804の値が『ON』である場合、設定内容確認画面1100がディスプレイ106に表示されずに、ジョブ実行処理はステップS1005へ進む。
上述した実施の形態によれば、プリセットアプリボタンに対応するアプリケーションの種類に基づいて、当該プリセットアプリボタンに対し、即時実行又は非即時実行が設定される。すなわち、プリセットアプリボタンを登録する際に、当該プリセットアプリボタンの押下時のジョブの実行方法として即時実行又は非即時実行をユーザが設定する必要が無い。これにより、プリセットアプリボタンを登録する際の設定の手間を軽減することができる。
また、上述した実施の形態では、プリセットアプリボタンに対応するアプリケーションがスキャンして得られた画像を外部装置へ送信するアプリケーションである場合、当該プリセットアプリボタンに対し、非即時実行が設定される。これにより、プリセットアプリボタンを登録する際の設定の手間を軽減しつつ、宛先間違いや原稿間違いといった誤送信による情報漏えいのリスクを軽減することができる。
上述した実施の形態では、プリセットアプリボタンに対応するアプリケーションがファックス送信を行うアプリケーションである場合、当該プリセットアプリボタンに対し、非即時実行が設定される。これにより、プリセットアプリボタンを登録する際の設定の手間を軽減しつつ、ファックス送信における誤送信による情報漏えいのリスクを軽減することができる。
上述した実施の形態では、プリセットアプリボタンに対応するアプリケーションがカラーコピーを行うアプリケーションである場合、当該プリセットアプリボタンに対し、非即時実行が設定される。これにより、プリセットアプリボタンを登録する際の設定の手間を軽減しつつ、複数の色のトナーの必要以上の消費を抑えることができる。
上述した実施の形態では、予め設定された所定の回数以上、同じ設定値で実行されているアプリケーションに対応するプリセットアプリボタンが登録される。これにより、比較的利用頻度の高い設定値がプリセットされたプリセットアプリボタンを手間無く登録することができる。
以上、本発明について、上述した実施の形態を用いて説明したが、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではない。例えば、プリセットアプリボタンに対応するアプリケーションの種類及びプリセットアプリボタンに対応付けられた設定値に基づいて、当該プリセットアプリボタンに対し、即時実行又は非即時実行が設定されてもよい。例えば、プリセットアプリボタンに対応するアプリケーションがスキャンして得られた画像を外部装置へ送信するアプリケーションであり且つ当該プリセットアプリボタンに対応付けられた送信先がLAN外の装置である場合、非即時実行が設定される。なお、スキャンして得られた画像を外部装置へ送信するアプリケーションは、上述したようにプリセットアプリボタンによるジョブの実行に伴うリスクの深刻度が比較的高いアプリケーションである。一方、プリセットアプリボタンに対応するアプリケーションがスキャンして得られた画像を外部装置へ送信するアプリケーションであり且つ当該プリセットアプリボタンに対応付けられた送信先がLAN内の装置である場合、即時実行が設定される。このように、上記リスクの深刻度が比較的高いアプリケーションのプリセットアプリボタンであっても、上記リスクの深刻度が高くならない設定値がプリセットされたプリセットアプリボタンが押下された場合、即時実行が行われる。これにより、設定内容確認画面の表示を最小限に抑えることができ、もって、ジョブの実行を指示する操作の手数が必要以上に増えるのを防止することができる。
また、上述した実施の形態では、非即時実行として、複数のモードの何れかを設定可能な構成であっても良い。
図12は、図1のディスプレイ106に表示される設定画面1200の一例を示す図である。設定画面1200は、基本的に設定画面500と同様の構成である。しかし、実行方法設定領域1201において、プリセットアプリボタンの押下時のジョブの実行方法として、『即時実行』の他に、『非即時実行モード1』、『非即時実行モード2』、『非即時実行モード3』が選択可能である点で設定画面500と異なる。
『非即時実行モード1』は、プリセットアプリボタンの押下時に、設定内容確認画面を毎回表示させる設定である。本実施の形態では、プリセットアプリボタンによるジョブの実行に伴うリスクの深刻度が最も高いアプリケーションに対して、『非即時実行モード1』が設定される。上記リスクの深刻度が最も高いアプリケーションは、例えば、ファックス送信を行うアプリケーションである。
『非即時実行モード2』は、プリセットアプリボタンの初回押下時にのみ設定内容確認画面を表示させ、プリセットアプリボタンの2回目以降の押下時には設定内容確認画面を表示させない設定である。本実施の形態では、上記リスクの深刻度が『非即時実行モード1』のアプリケーションの次に高いアプリケーションに対して、『非即時実行モード2』が設定される。上記リスクの深刻度が『非即時実行モード1』のアプリケーションの次に高いアプリケーションは、例えば、スキャンして得られた画像を外部装置へ送信するアプリケーションである。
『非即時実行モード3』は、設定内容確認画面におけるユーザの設定に基づいて次回以降の設定内容確認画面の表示を制御する設定である。本実施の形態では、上記リスクの深刻度が『非即時実行モード2』のアプリケーションの次に高いアプリケーションに対して、『非即時実行モード3』が設定される。上記リスクの深刻度が『非即時実行モード2』のアプリケーションの次に高いアプリケーションは、例えば、カラーコピーを行うアプリケーションである。
プリセットアプリボタンの押下時のジョブの実行方法として、『即時実行』、『非即時実行モード1』、『非即時実行モード2』、及び『非即時実行モード3』を選択可能なMFP100においても、上述した実行方法設定処理によって実行方法が設定される。具体的に、ステップS301において、設定画面1200がディスプレイ106に表示され、ステップS302において、設定受付処理が実行されて、プリセットアプリボタンの押下時のジョブの実行方法がアプリケーションの種別毎に設定される。
次に、プリセットアプリボタンの押下時のジョブの実行方法として、『即時実行』、『非即時実行モード1』、『非即時実行モード2』、及び『非即時実行モード3』を選択可能な構成におけるホーム画面表示制御処理について説明する。この構成におけるホーム画面表示制御処理は、基本的に図6のホーム画面表示制御処理と同じであるが、図13のように、ステップS602のプリセットアプリボタン追加処理と一部の処理が異なる。以下では、ステップS602のプリセットアプリボタン追加処理と異なる処理について説明する。
図13は、図6のステップS602のプリセットアプリボタン追加処理の別の手順を示すフローチャートである。
図13において、CPU101は、同じ設定値で高頻度に実行されているアプリケーションの中から1つのアプリケーションを特定する。次いで、CPU101は、管理テーブル800と同様の構成である図14の管理テーブル1400をHDD108からRAM103に読み出し、当該管理テーブル1400に新たなプリセットアプリボタンの設定項目を追加する(ステップS1301)。次いで、CPU101は、上述した実行方法設定処理にてHDD108に保存された実行方法設定に含まれる上記特定したアプリケーションのジョブの実行方法をRAM103に読み出す。CPU101は、読み出した実行方法が即時実行であるか否かを判別する(ステップS1302)。
ステップS1302の判別の結果、読み出した実行方法が即時実行である場合、CPU101は、ステップS1301にて追加した設定項目における実行方法1403に『即時実行』を設定する(ステップS1303)。次いで、CPU101は、ステップS1301にて追加した設定項目における即時実行フラグ1404に『ON』を設定する(ステップS1304)。次いで、CPU101は、特定したアプリケーションのプリセットアプリボタンをホーム画面200に追加し(ステップS1305)、プリセットアプリボタン追加処理を終了する。
ステップS1302の判別の結果、読み出した実行方法が即時実行でない場合、CPU101は、読み出した実行方法が非即時実行モード1、非即時実行モード2、非即時実行モード3の何れであるかを判別する(ステップS1306)。
ステップS1306の判別の結果、読み出した実行方法が非即時実行モード1である場合、CPU101は、ステップS1301にて追加した設定項目における実行方法1403に『非即時実行モード1』を設定する(ステップS1307)。次いで、CPU101は、ステップS701にて追加した設定項目における即時実行フラグ1404に『OFF』を設定し(ステップS1308)、プリセットアプリボタン追加処理はステップS1305へ進む。
ステップS1306の判別の結果、読み出した実行方法が非即時実行モード2である場合、CPU101は、ステップS1301にて追加した設定項目における実行方法1403に『非即時実行モード2』を設定する(ステップS1309)。次いで、プリセットアプリボタン追加処理はステップS1308へ進む。ステップS1306の判別の結果、読み出した実行方法が非即時実行モード3である場合、CPU101は、ステップS1301にて追加した設定項目における実行方法1403に『非即時実行モード3』を設定する(ステップS1310)。次いで、プリセットアプリボタン追加処理はステップS1308へ進む。同じ設定値で高頻度に実行されているアプリケーションが複数存在する場合、CPU101は、これら全てのアプリケーションに対して上述したプリセットアプリボタン追加処理を行う。このようにして、本実施の形態では、アプリケーションのプリセットアプリボタンが、上記実行方法として『即時実行』、『非即時実行モード1』、『非即時実行モード2』及び『非即時実行モード3』の何れかが設定された状態でホーム画面200に表示される。
次に、プリセットアプリボタンの押下時のジョブの実行方法として、『即時実行』、『非即時実行モード1』、『非即時実行モード2』、及び『非即時実行モード3』を選択可能な構成におけるジョブ実行制御処理について説明する。この構成におけるジョブ実行制御処理は、基本的に図9のジョブ実行制御処理と同じであるが、図15のように、ステップS902のジョブ実行処理と一部の処理が異なる。以下では、ステップS902のジョブ実行処理と異なる処理について説明する。
図15は、図9のステップS902のジョブ実行処理の別の手順を示すフローチャートである。
図15において、CPU101は、HDD108から管理テーブル1400をRAM103に読み出し、押下されたプリセットアプリボタンの即時実行フラグ1404の値が『ON』及び『OFF』の何れであるかを判別する(ステップS1501)。
ステップS1501の判別の結果、押下されたプリセットアプリボタンの即時実行フラグ1404の値が『OFF』である場合、ジョブ実行処理はステップS1502へ進む。ステップS1502では、CPU101は、押下されたプリセットアプリボタンの実行方法1403の値が、非即時実行モード1、非即時実行モード2、及び非即時実行モード3の何れであるかを判別する。
ステップS1502の判別の結果、押下されたプリセットアプリボタンの実行方法1403の値が非即時実行モード1又は非即時実行モード2である場合、CPU101は、設定内容確認画面1100をディスプレイ106に表示させる(ステップS1503)。次いで、ジョブ実行処理は後述するステップS1505へ進む。
ステップS1502の判別の結果、押下されたプリセットアプリボタンの実行方法1403の値が非即時実行モード3である場合、CPU101は、図16の設定内容確認画面1600をディスプレイ106に表示させる(ステップS1504)。設定内容確認画面1600は、基本的に設定内容確認画面1100と同様の構成であるが、チェックボックス1601を含む点で設定内容確認画面1100と異なる。チェックボックス1601は、次回以降の設定内容確認画面の表示を省略する設定を行うためのチェックボックスである。設定内容確認画面1600において実行ボタン1103の押下時にチェックボックス1601がチェックされていた場合、次回以降上記プリセットアプリボタンが押下された際に設定内容確認画面1600が表示されずにジョブが実行される。
次いで、CPU101は、ユーザが設定内容確認画面1100又は設定内容確認画面1600における設定変更ボタン1102、実行ボタン1103、及びキャンセルボタン1104の何れかを押下するまで待機する。ユーザが上記何れかのボタンを押下すると、CPU101は、ユーザが押下したボタンが設定変更ボタン1102、実行ボタン1103、及びキャンセルボタン1104の何れであるかを判別する(ステップS1505)。
ステップS1505の判別の結果、ユーザが押下したボタンが設定変更ボタン1102である場合、CPU101は、ステップS1004と同様の処理であるステップS1506の処理を行う。ステップS1505の判別の結果、ユーザが押下したボタンがキャンセルボタン1104である場合、CPU101は、ジョブを実行せずに、本処理を終了する。
ステップS1505の判別の結果、ユーザが押下したボタンが実行ボタン1103である場合、CPU101は、ステップS1507の処理を行う。ステップS1507では、CPU101は、押下されたプリセットアプリボタンの実行方法1403の値が、非即時実行モード1、非即時実行モード2、及び非即時実行モード3の何れであるかを判別する。
ステップS1507の判別の結果、押下されたプリセットアプリボタンの実行方法1403の値が非即時実行モード3である場合、ジョブ実行処理はステップS1508へ進む。ステップS1508では、CPU101は、設定内容確認画面1600にてチェックボックス1601がチェックされているか否かを判別する。
ステップS1508の判別の結果、設定内容確認画面1600にてチェックボックス1601がチェックされている場合、CPU101は、押下されたプリセットアプリボタンの即時実行フラグ1404の値を『ON』に変更する(ステップS1509)。次いで、CPU101は、押下されたプリセットアプリボタンにプリセットされた設定に基づいてジョブを実行し(ステップS1510)、本処理を終了する。なお、本実施の形態では、ステップS1509の処理により、次回以降、このプリセットアプリボタンの押下に従って、設定内容確認画面1600が表示されず、プリセットされた設定値を用いてジョブが実行される。
ステップS1507の判別の結果、押下されたプリセットアプリボタンの実行方法1403の値が非即時実行モード2である場合、ジョブ実行処理はステップS1509へ進む。これにより、次回以降、このプリセットアプリボタンの押下に従って、設定内容確認画面1100が表示されず、プリセットされた設定値を用いてジョブが実行される。
ステップS1507の判別の結果、押下されたプリセットアプリボタンの実行方法1403の値が非即時実行モード1である場合、ジョブ実行処理はステップS1510へ進む。また、ステップS1508の判別の結果、設定内容確認画面1600にてチェックボックス1601がチェックされていない場合も、ジョブ実行処理はステップS1510へ進む。
上述した実施の形態では、非即時実行として、非即時実行モード1、非即時実行モード2、及び非即時実行モード3の何れかが設定される。これにより、ユーザによる設定の手間を軽減しつつ、非即時実行に該当するアプリケーションの中でもリスクの深刻度合いに応じて設定内容確認画面の表示を制御することができ、もって、プリセットアプリボタンの使い勝手を向上することができる。
また、上述した実施の形態では、製品の工場出荷時や設置時等に、アプリケーション種別毎の実行方法を予め登録しておき、一般のユーザがこの実行方法を変更できないように制御しても良い。具体的に、図17のソフトウェアスイッチ1700により、一般のユーザが設定画面500及び設定画面1200を表示させるためのメニューを参照できないように制御する。以下では、このメニューを『実行方法設定メニュー』と称する。ソフトウェアスイッチ1700は、例えば、サービスマン専用のサービスモード等のみで有効なスイッチであり、『0』及び『1』の何れかに設定される。ソフトウェアスイッチ1700の値が『0』に設定されると、一般ユーザは実行方法設定メニューを参照可能となり、ソフトウェアスイッチ1700の値が『1』に設定されると、一般ユーザは実行方法設定メニューを参照不可能となる。ソフトウェアスイッチ1700の初期値は、例えば、『0』に設定されている。
図18は、図1のMFP100によって実行されるソフトウェアスイッチ設定処理の手順を示すフローチャートである。図18のソフトウェアスイッチ設定処理は、ROM102からRAM103に読み出されたプログラムをCPU101が実行することによって実現される。図18のソフトウェアスイッチ設定処理は、一般ユーザによる製品使用開始前(工場出荷時や設置時等)に予め実施される。図18のソフトウェアスイッチ設定処理では、一例として、予め設定された初期値『0』を変更する場合について説明する。
図18において、CPU101は、サービスマン等による指示に従って、ソフトウェアスイッチ1700の値を初期値の『0』から『1』に変更する(ステップS1801)。これにより、一般ユーザは、実行方法設定メニューを参照不可能となる。つまり、一般ユーザによる各アプリケーションの実行方法の設定変更ができなくなる。次いで、ソフトウェアスイッチ設定処理は終了する。
上述した実施の形態では、一般ユーザが各アプリケーションの実行方法を変更できないように制御される。これにより、メーカー側が予め用意した各アプリケーションの実行方法をそのまま一般ユーザに使用してもらうことが可能となり、ジョブの即時実行に伴うリスクの低減を適切に行うことができる。
本発明は、上述の実施の形態の1以上の機能を実現するプログラムをネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、該システム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出して実行する処理でも実現可能である。また、本発明は、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 MFP
101 CPU
104 操作部コントローラ
1100、1600 設定内容確認画面

Claims (11)

  1. インストールされたアプリケーションを起動させ、プリセットされた設定値を用いたジョブを実行させるためのオブジェクトを登録する登録手段と、
    前記登録されたオブジェクトを表示する表示制御手段と、
    ユーザによる前記オブジェクトの選択に従って、前記ジョブの実行の制御を行うジョブ実行制御手段とを備え、
    前記登録手段は、前記オブジェクトに対応するアプリケーションの種類に基づいて、当該オブジェクトに対し、ユーザによる前記オブジェクトの選択に従って前記ジョブを即座に実行する第1の実行方法、又はユーザによる前記オブジェクトの選択に従って前記ジョブを即座に実行せずに前記ジョブを実行するか否かの指示を受け付けるための確認画面を表示する第2の実行方法を設定し、
    前記ジョブ実行制御手段は、前記オブジェクトに設定された実行方法に基づいて前記ジョブの実行の制御を行うことを特徴とするアプリケーション実行装置。
  2. 前記登録手段は、前記第2の実行方法として、前記確認画面を毎回表示する第1のモードと、前記確認画面を初回のみ表示する第2のモードと、前記確認画面におけるユーザの設定に基づいて次回以降の前記確認画面の表示を制御する第3のモードの何れかを設定することを特徴とする請求項1記載のアプリケーション実行装置。
  3. 前記登録手段は、前記アプリケーションの種類毎に、前記第1の実行方法及び前記第2の実行方法の何れを設定するかに関する設定値が予め設定され、当該設定値をユーザが変更できないように制御することを特徴とする請求項1又は2記載のアプリケーション実行装置。
  4. 画像形成を行う画像形成装置であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のアプリケーション実行装置。
  5. 前記オブジェクトに対応するアプリケーションがカラーコピーを行うアプリケーションである場合、当該オブジェクトに対し、前記第2の実行方法が設定されることを特徴とする請求項4記載のアプリケーション実行装置。
  6. 前記オブジェクトに対応するアプリケーションがスキャンして得られた画像を外部装置へ送信するアプリケーションである場合、当該オブジェクトに対し、前記第2の実行方法が設定されることを特徴とする請求項4又は5記載のアプリケーション実行装置。
  7. 前記オブジェクトに対応するアプリケーションがファックス送信を行うアプリケーションである場合、当該オブジェクトに対し、前記第2の実行方法が設定されることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載のアプリケーション実行装置。
  8. 前記登録手段は、前記オブジェクトに対応するアプリケーションの種類及び前記オブジェクトに対応付けられた設定値に基づいて、当該オブジェクトに対し、前記第1の実行方法又は前記第2の実行方法を設定することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のアプリケーション実行装置。
  9. 前記登録手段は、予め設定された所定の回数以上、同じ設定値で実行されているアプリケーションに対応するオブジェクトを登録することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のアプリケーション実行装置。
  10. インストールされたアプリケーションを起動するためのオブジェクトを登録する登録ステップと、
    前記登録されたオブジェクトを表示する表示制御ステップと、
    ユーザによる前記オブジェクトの選択に従って、前記オブジェクトにプリセットされた設定値を用いたジョブの実行の制御を行うジョブ実行制御ステップとを有し、
    前記登録ステップでは、前記オブジェクトに対応するアプリケーションの種類に基づいて、当該オブジェクトに対し、ユーザによる前記オブジェクトの選択に従って前記ジョブを即座に実行する第1の実行方法、又はユーザによる前記オブジェクトの選択に従って前記ジョブを即座に実行せずに前記ジョブを実行するか否かの指示を受け付けるための確認画面を表示する第2の実行方法が設定され、
    前記ジョブ実行制御ステップでは、前記オブジェクトに設定された実行方法に基づいて前記ジョブの実行の制御が行われることを特徴とするアプリケーション実行装置の制御方法。
  11. 請求項1乃至9のうち何れか1項に記載のアプリケーション実行装置の各手段をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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