JP2022152330A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
Description
以下、本発明の一実施形態にかかる遊技機1(ぱちんこ遊技機)について図面を参照して詳細に説明する。まず、図1を参照して遊技機1の全体構成について簡単に説明する。なお、以下の説明において、特に明示することなく「画像」というときは、動画および静止画の両方を含むものとする。
2-1)基本となる遊技状態
大当たり当選を目指して遊技する遊技状態は、大まかに、通常遊技状態と特別遊技状態に区分けされる(図3(a)参照)。特別遊技状態は、通常遊技状態に比して遊技者に有利な遊技状態である。通常遊技状態は、大当たりに当選する確率が低い低確率遊技状態であり、かつ、始動領域904に遊技球が進入しにくい低ベース状態(低確率・時短無)である。特別遊技状態としては、第一特別遊技状態と第二特別遊技状態が設定されている。第一特別遊技状態は、大当たりに当選する確率が高い高確率遊技状態(確率変動状態)であり、かつ、始動領域904に遊技球が進入しやすい高ベース状態(高確率・時短有)である。第二特別遊技状態は、大当たりに当選する確率が低い低確率遊技状態であり、かつ、始動領域904に遊技球が進入しやすい高ベース状態(低確率・時短有)である。
本実施形態にかかる遊技機1は、いわゆる「天井」が搭載されたものである。具体的には、所定の移行条件を満たした場合には、当否抽選に当選しなくても(大当たり遊技を経なくても)、通常遊技状態(厳密には詳細を後述する未発動通常遊技状態)から当該通常遊技状態よりも遊技者に有利な条件発動遊技状態(現在では「遊タイム」等と称されることが多い)に移行する(図3(a)参照)。条件発動遊技状態は、第二特別遊技状態と同じ、大当たりに当選する確率が低い(通常遊技状態と同じである)低確率遊技状態であり、かつ、始動領域904に遊技球が進入しやすい高ベース状態(低確率・時短有)である(条件発動遊技状態は、第二特別遊技状態の一種であるとみることもできる)。ただし、条件発動遊技状態は、上述した第二特別遊技状態よりも「継続回数」が多い。本実施形態では、条件発動遊技状態に移行してから1200回連続して当否抽選結果がはずれとなることを契機として通常遊技状態(後述する既発動通常遊技状態)に移行する(1200回連続して当否抽選結果がはずれとなることが、当否抽選に当選しない場合における条件発動遊技状態の終了条件である)。したがって、条件発動遊技状態に移行したとき、その間に(通常遊技状態に移行するよりも前に)大当たりに当選する確率は、第二特別遊技状態(100回連続してはずれとなるまで継続する)よりも高い。
上記実施形態では、既発動通常遊技状態において、未発動通常遊技状態においては表示されない既発動画像10が表示されるため、当該既発動画像10の有無によりいずれの状態であるのか区別できることを説明したが、未発動通常遊技状態において、既発動通常遊技状態においては表示されない画像(未発動画像15)が表示される(図5(a)参照)ものとしてもよい。つまり、未発動画像15が表示されていれば未発動通常遊技状態、未発動画像15が表示されていなければ既発動通常遊技状態であるという構成としてもよい。既発動通常遊技状態においては上述した既発動画像10が表示される構成(図5(b)参照。既発動画像10と未発動画像15の態様は異なる)としてもよいし、表示されない構成としてもよい。
未発動画像15が、前回当選した大当たりの種類を示すものとする。つまり、未発動画像15は、現在の遊技状態が未発動通常遊技状態であることを示すことのみならず、前回の大当たりの種類を示すという機能を発現するものとする。例えば、前回当選した大当たりが特別大当たりであれば第一未発動画像151が表示され(図6(a)参照)、通常大当たりであれば第二未発動画像152が表示される(図6(b)参照)ものとする。換言すれば、第一特別遊技状態から未発動通常遊技状態に移行した場合には第一未発動画像151が表示され、第二特別遊技状態から未発動通常遊技状態に移行した場合には第二未発動画像152が表示されるものとする。このようにすることで、未発動画像15が表示されていることをみることで、既発動通常遊技状態ではないこと(条件発動遊技状態に移行しうる状態であること)を確認することのみならず、前回当選した大当たりの種類を確認することができる。
上記実施形態では、条件発動遊技状態の終了後に移行した通常遊技状態(既発動通常遊技状態)では、いくらはずれが連続しても再び条件発動遊技状態に移行することはない構成であることを説明したが、既発動通常遊技状態に移行した後も規定回数連続してはずれとなることで再び条件発動遊技状態に移行する構成としてもよい。つまり、いわゆる「天井の再突入」がある設定としてもよい。このような場合であっても、未発動通常遊技状態および既発動通常遊技状態のいずれであるかを区別することで、前回の大当たりからどの程度経過しているのか(前回大当たりからの回転数の多少)をおおよそ把握できる(データカウンタによらずともおおよそ把握できる)という利点がある。
既発動通常遊技状態の方が、未発動通常遊技状態よりも、設定示唆演出(詳細は後述)が発生する蓋然性が高い構成とする。上記実施形態にて説明したように、既発動通常遊技状態は、いくらはずれが連続しても条件発動遊技状態に移行しない点で、未発動通常遊技状態よりも不利であるといえる。しかも、既発動画像10が表示されることで、既発動通常遊技状態であることが明確に示されるから、既発動通常遊技状態に移行してしまうとそれ以降遊技者が遊技しない状況に陥りやすい。そのような状況となることを抑制するため、既発動通常遊技状態においては設定示唆演出による設定示唆作用を享受しやすい構成とする。すなわち、「天井」の作用を享受することができないという不利益の代わりに、設定示唆作用が享受しやすいという利益が付与されるようにすることで、既発動通常遊技状態移行時の遊技の促進を図る。
本実施形態にかかる遊技機1は、所定範囲を変位可能である可動部材20(可動役物)を備える(図1参照)。当該可動部材20は、「天井」、すなわち「条件発動遊技状態への移行」という特定事象が発生するまでの残りの変動回数の多少(「天井」までの遠近)を示唆するものである。
上記実施形態では、可動部材20は回動(回転)するものであることを説明したが、その他の動作態様であってもよい。例えば、可動部材20が上下方向に直線動作するものとし、変位条件が成立する度に所定量上方に変位するものとする。すなわち、「天井」に近づくほど、可動部材20が上方に位置するものとする。「天井」に到達したとき(移行条件の成立時)には、可動部材20が最上端に位置するものとする。
上記実施形態では、一の変動中演出(はずれ)が終了する度に(一変動毎に)可動部材20が変位することを説明したが、予め定められた一定回数(二回以上)の変動中演出が終了する(複数変動毎に)度に可動部材20が変位する、すなわち当該一定回数の変動中演出の終了が変位条件の成立である設定としてもよい。先の変位条件が成立した後、次の変位条件が成立するまでは可動部材20の位置(態様)は維持される。
上記実施形態では、条件発動遊技状態に移行するまでの残りの変動回数の多少(「天井」までの遠近)が可動部材20の変位により示唆されるものであること、すなわち可動部材20の位置による示唆対象の事象(特定事象)が「条件発動遊技状態への移行」であることを説明したが、示唆の対象はこれに限られない。
表示装置91により、条件発動遊技状態に移行するまでの残りの変動回数の多少(「天井」までの遠近)が示唆されるものとする。すなわち、当否抽選結果を示す装飾図柄80が表示される表示装置91が、上記実施形態にて説明した可動部材20の役割を果たすものとする。上記実施形態のように、一の変動中演出(はずれ)の終了を変位条件の成立とするのであれば、一変動毎に表示装置91が変位する(単位角度分回動する)ことになる。
4-1)遊技設定
本実施形態にかかる遊技機1は遊技設定(以下、単に「設定」と称することもある)が搭載されたものである(いわゆる「設定付ぱちんこ」である)。遊技設定とは、遊技者にとって有利な度合が異なるように複数段階に区分けされたもののそれぞれをいう。「有利な度合」に差をつける手法としては種々考えられる。本実施形態では、当否抽選の当選する確率、すなわち大当たり確率に差をつけている。少なくとも、低確率遊技状態における大当たり確率が設定毎に異なるものとされる(図12(a)参照)。高確率遊技状態における大当たり確率が設定毎に異なるものとしてもよい。本実施形態では、遊技設定として「設定1」~「設定6」の六種類が設けられている(六段階設定である)。「設定○」の数字が大きくなるほど大当たり確率が高くなる(図12(a)参照)。当然ではあるが、大当たり確率が高いほど大当たりに当選しやすいということであるため、「設定1」が遊技者にとって最も不利な設定であり、「設定6」が遊技者にとって最も有利な設定であるといえる。当該遊技設定1~6のいずれかが現状の設定(以下、現状設定と称する)として遊技店員によりセットされ、遊技店において遊技者に供されることになる(遊技者は現状設定を変更することはできない)。当該現状設定のセット・変更のための構造はどのようなものであってもよいから詳細な説明を省略する。例えば、遊技機1内部に設定キーを挿入することが可能な鍵穴を設け、当該設定キーを操作することで、現状設定をセット・変更することができるようにすることが考えられる。
本実施形態にかかる遊技機1は、現状設定に関する示唆を行う設定示唆演出を実行することが可能である。設定示唆演出の作用である「現状設定に関する示唆」の態様としては、大まかにみて二つある。一つは、いわゆる「設定変更」がなされたかどうかの示唆(設定変更示唆)である。遊技店側による現状設定の変更の方法等は上述した通りであるが、現状設定の変更がなされたことが設定示唆演出により示唆されることがある。なお、「設定変更」には現状設定とされている遊技設定と同じ遊技設定を設定した場合(いわゆる設定の「打ち直し」)も含まれるものとする。つまり、「設定変更」がなされたか否かは、厳密には、現状設定が変わったか否かではなく、複数の遊技設定のうちのいずれかを現状設定として設定する操作を新たに行ったか否かに相当するものである。
本実施形態では、設定示唆演出に関する状態として、「基本状態」(図12(b-1)参照)および「特殊状態」(図12(b-2)参照)が設定されている。なお、当該「基本状態」および「特殊状態」は、いずれも通常遊技状態(低確率・時短無)に属するものである。つまり、「基本状態」および「特殊状態」は、直接的な利益(出玉)の大小については差がない。基本状態と特殊状態の違いは、設定示唆演出の発生しやすさが異なるということである。ここでいう設定示唆演出の発生しやすさとは、一回の変動中演出あたりの設定示唆演出の発生確率(以下、単に発生確率というときは一回の変動中演出あたりの確率をいうものとする)である。本実施形態では、基本状態にあるときよりも、特殊状態にあるときの方が、発生確率が高い。基本状態が「通常ゾーン」であるとすれば、特殊状態は「設定示唆ゾーン」であるということもできる。
現状設定に応じて、基本状態から特殊状態に移行する移行条件が異なる構成とする。上記実施形態のように、基本状態にて移行抽選に当選することで特殊状態に移行する構成とするのであれば、現状設定に応じ、移行抽選の確率が異なりうる設定とする。
基本状態から特殊状態への移行(移行条件の成立)が、当否抽選と関係している構成とする。例えば、記憶手段に記憶されている保留情報に、対応する当否抽選結果が大当たりとなるものが含まれている場合(図14(b)参照)には、含まれていない場合(図14(a)参照)よりも基本状態から特殊状態に移行する蓋然性が高い構成とする。つまり、いわゆる「大当たり保留」が存在する場合、存在しない場合よりも特殊状態に移行する蓋然性が高い(移行条件が成立しやすい)構成とする。このような構成を実現するための一例としては、「大当たり保留」が存在しないときの移行抽選に当選する確率(≠0%)よりも、「大当たり保留」が存在するときの移行抽選に当選する確率の方が高い設定とすることが考えられる(移行抽選の当選確率が一定ではなく、「大当たり保留」の有無に応じて異なる構成とする)。
現状設定に応じて、特殊状態が終了して基本状態に移行する終了条件が異なる構成とする。上記実施形態のように、特殊状態にて終了抽選に当選することで基本状態に移行する構成とするのであれば、現状設定に応じ、終了抽選の確率が異なりうる設定とする。
上記実施形態では、現在の状態が基本状態であるか特殊状態であるかは、表示領域911に表示される画像(上記実施形態では背景画像)により明確に判別可能であることを説明したが、基本状態であるか特殊状態であるかは遊技者には明確に判別できない構成としてもよい(図16参照)。具体的には、設定示唆演出以外の演出は、基本状態と特殊状態とで変わりはないものとする(設定示唆演出の発生しやすさ以外は、両状態で変わりはないものとする)。例えば、背景画像についても、基本状態であるか特殊状態であるかで相違ないものとする。
上記実施形態では、基本状態と特殊状態という二つの状態が設けられていることを説明したが、三つ以上の状態が設けられていてもよい。例えば、基本状態と、当該基本状態よりも設定示唆演出が発生する蓋然性が高い第一特殊状態と、当該第一特殊状態よりも設定示唆演出が発生する蓋然性が高い第二特殊状態という三つの状態が設けられた構成とする。
特殊状態においては、当否抽選結果がはずれであることを示す装飾図柄80の「はずれ組み合わせ」により現状設定の示唆がなされるものとする。つまり、「はずれ組み合わせ」を表示することが設定示唆演出である構成とする。なお、通常状態における「はずれ組み合わせ」は現状設定を示唆するものではない。換言すれば、通常状態では、現状設定によらず「はずれ組み合わせ」が決定される(現状設定とは関係なく、抽選により「はずれ組み合わせ」が決定される)ものであるのに対し、特殊状態では、現状設定に応じ「はずれ組み合わせ」が決定される(現状設定に応じた抽選により「はずれ組み合わせ」が決定される)ということである。
5-1)演出モードの種類
本実施形態では、通常遊技状態中における変動中演出の態様を決定する要素である複数種の演出モード(「ステージ」等とも称される)が搭載されている。変動中演出は、複数種の演出モードのうちのいずれが設定されているか(以下、ある時点において設定されている演出モードを、現モードと称することもある)に応じて異なることになる。なお、当該演出モードは、遊技者の直接的な利益(出玉)に影響を及ぼすものではない。すなわち、いずれの演出モードが現モードとして設定されていても、当否抽選結果が大当たりであれば最終的には大当たりが報知されるし、はずれであれば最終的にははずれが報知される。
本実施形態では、リセット条件が成立したときには、ある種の演出モードが自動的に現モードとして設定されることになる。当該リセット条件が成立したときに設定される演出モードを初期モードと称する。つまり、初期モードは「デフォルトの演出モード」である。本実施形態では、電源OFF(OFF→ON)とされることがリセット条件の成立とされている。営業日毎に電源がOFFとされる遊技店であれば、いわゆる「朝一状態」(まだ誰も遊技していない状態)においては(遊技店開店後の一変動目は)、初期モードが現モードとして設定されていることになる。それ以外のリセット条件が設定された構成としてもよい。例えば、本実施形態では、変動中演出が所定時間実行されない場合に移行する待機状態(これに対し、変動中演出が実行されている状態をアクティブ状態という)に移行することもリセット条件の成立として設定されている。よって、待機状態からアクティブ状態に移行した一変動目は、初期モードとされた演出モードが現モードとされている(図20(b)参照)ことになる。
上記実施形態では、初期モード選択手段によりある種(一種)の演出モードを初期モードとして設定することが可能な構成であること、すなわち初期モードとされる演出モードが「固定」である仕様であるが、初期モードとされる演出モードが「不定」である仕様が設定されたものとしてもよい。つまり、リセット条件が成立したときに、ある種の演出モード(演出モードA~Dのうちの一種)が初期モードとされる「固定仕様」とするか、二種以上の演出モード(演出モードA~Dのうちの二種以上)のうちのいずれかが初期モードとされる「不定仕様」とするかを、遊技店側が任意に選択することができる構成とする(図21参照)。
上記実施形態のように、待機状態に移行することもリセット条件の成立の一つとされた構成であるとする。この場合においては、待機状態にて表示領域911に表示される待機画像40が、初期モードとされている演出モードの種類に対応したものとする(図22(a)参照)。すなわち、待機画像40は、初期モードとされている演出モードの種類に対応したモード対応画像とされ、初期モードとされている演出モードの種類が異なれば、待機状態にて表示される待機画像40の態様も異なるものとする。モード対応画像は、演出モードの種類の数と同数設けられている。上記実施形態のように演出モードA~Dの四種類が設けられているのであれば、各演出モードに対応するモード対応画像A~Dの四種類が設けられる。上記実施形態のように、演出モードA~DのそれぞれがキャラクタA~Dをモチーフとしたものとするのであれば、モード対応画像A~Dは、それぞれが対応するキャラクタを含む画像とされる。
遊技設定の変更(現状設定の変更)に伴い、初期モードとされる演出モードの種類が変化するものとする。換言すれば、少なくとも一部の遊技設定と、初期モードとされる演出モードの種類が対応関係にあるものとする。例えば、現状設定が「設定1」であれば演出モードAが、「設定2」であれば演出モードBが、「設定3」であれば演出モードCが、「設定4」であれば演出モードDが、「設定5」であれば演出モードAが、「設定6」であれば演出モードBがそれぞれ初期モードとして設定される構成とする(図23(a)参照)。このようにすることで、初期モードとされる演出モードの種類が設定示唆作用を発現する構成とすることができる。
遊技者が任意に演出モードを変更することが可能(押ボタンや十字キーといった操作手段の操作により変更することが可能)な構成としてもよい。このようにしても、リセット条件の成立直後は、初期モードとされた演出モードが設定された状態にある。
上述した通り、本実施形態では、大当たりとして通常大当たりおよび特別大当たりが設定されている。大当たり遊技終了後の遊技状態が、通常大当たりは第二特別遊技状態(低確率・時短有)である一方、特別大当たりは第一特別遊技状態(高確率・時短有)である点で、通常大当たりよりも特別大当たりの方が遊技者に有利な大当たりであるということができる。換言すれば、通常大当たり当選により遊技者が享受する利益(利益の期待値)よりも、特別大当たり当選により遊技者が享受する利益(利益の期待値)の方が大きいということである。よって、遊技者は、大当たりに当選するのであれば、通常大当たりよりも特別大当たりに当選することを願う。
特定演出の発生に伴って告知演出が発生するモード(告知モード)、および、特定演出が発生しても告知演出が発生しないモード(非告知モードを)が設定されている構成とする。つまり、告知モードが設定されていれば特定演出の発生時に告知画像55が表示される一方、非告知モードが設定されていれば特定演出が発生しても告知画像55が表示されない(非告知モードが設定されている限りにおいて告知演出は発生しない)。
上記実施形態では、特定演出は「当たれば確変」となる演出であることを説明したが、当該特定演出による示唆の対象はそれに限られない。例えば、特定演出を含む変動中演出にて大当たりが報知された場合、当該大当たりのラウンド数(「ラウンド」の概念自体は周知であるから説明を省略する)が所定数以上となることが確定するといった設定としてもよい。例えば、3ラウンド大当たり、7ラウンド大当たり、10ラウンド大当たりが搭載された構成において、特定演出を含む変動中演出にて大当たり当選が報知された場合には10ラウンド大当たりであることが確定するという設定とする。つまり、3ラウンドや7ラウンド大当たりが「通常大当たり」に相当し、10ラウンド大当たりが「特別大当たり」(特定演出の対象となる大当たり)に相当するものとする。
特定演出が発生しても、告知演出が発生するとは限らない設定とする。ある変動中演出にて特定演出を実行することが決定されることを契機として告知抽選が実行され、当該告知抽選に当選した場合には告知演出が発生する(図26(a)参照)ものの、当該告知抽選に当選しなかった場合には告知演出が発生しない(図26(b)参照)構成とする。このようにすることで、ある種の特定演出が発生しても、その際に告知演出が発生するとは限らないのであるから、当該ある種の特定演出が「当たれば確変」となる演出であることが遊技者には分からない可能性がある。つまり、ある程度継続的に遊技しなければ、各種特定演出が「当たれば確変」となる演出であるのか判明しないという構成となる。
当否抽選に当選した場合に特典を付与する特典付与手段と、前記当否抽選に当選しなくても所定の移行条件が成立した場合に、未発動通常遊技状態から当該未発動通常遊技状態よりも遊技者に有利な条件発動遊技状態に移行させる遊技状態移行手段と、前記条件発動遊技状態にて前記特典が付与されずに移行した既発動通常遊技状態にて、前記未発動通常遊技状態においては表示されない既発動画像を表示する表示手段と、を備えることを特徴とする遊技機。
上記遊技によれば、既発動通常遊技状態を、未発動通常遊技状態と思って遊技してしまう遊技者の発生が抑制される。
前記移行条件は、前記既発動通常遊技状態にて成立しないことを特徴とする手段1-1に記載の遊技機。
このような構成であると、既発動通常遊技状態は、移行条件が成立しない(条発動遊技状態に移行しない)という点において未発動通常遊技状態よりも不利であるから、遊技者が既発動通常遊技状態を未発動通常遊技状態と勘違いしないようにする意義が大きい。
前記未発動通常遊技状態にて所定回数連続して当否抽選結果がはずれとなることが前記移行条件の成立であることを特徴とする手段1-2に記載の遊技機。
このように、条件発動遊技状態に移行することが、いわゆる「天井」として設定された構成とすることが考えられる。
前記未発動通常遊技状態にて、前記既発動通常遊技状態では表示されない未発動画像が前記表示手段に表示されることを特徴とする手段1-1から手段1-3のいずれかに記載の遊技機。
このようにすることで、未発動通常遊技状態と既発動通常遊技状態の判別がさらに容易になる。
前記未発動画像は、前回当選した当たりの種類を示すものであることを特徴とする手段1-4に記載の遊技機。
このように、未発動画像は、未発動通常遊技状態であることを示すだけでなく、前回当選した当たりの種類を示すという二つの情報を示すものとして機能させることができる。
当否抽選手段と、所定範囲を変位可能である可動部材と、所定の開始条件の成立後、当否抽選結果が特定回数連続してはずれとなることを契機として特定事象を発生させる特定事象発生手段と、前記可動部材は、当否抽選結果が報知されることに基づいて成立しうる変位条件が成立する度に変位し、当否抽選結果が前記特定回数連続してはずれとなったときに特定位置に位置することを特徴とする遊技機。
上記遊技機によれば、特定事象が発生するまでの残りの変動回数の多少(特定事象発生までの遠近)を、可動部材の位置により分かりやすく示すことが可能である。
前記可動部材は、前記変位条件が成立する度に回動するものであることを特徴とする手段2-1に記載の遊技機。
このようにすることで、可動部材の回動角度(傾き)により、残りの変動回数の多少が把握できる構成となる。
前記可動部材は、前記開始条件の成立から当否抽選結果が前記特定回数連続してはずれとなるまでに360度回動するものであることを特徴とする手段2-2に記載の遊技機。
このようにすることで、可動部材がちょうど一回転することで特定事象が発生することになるから、特定事象発生までの残りの変動回数の多少がより把握しやすくなる。
前記可動部材の外側には、現在の可動部材の位置の目安となる位置表示部が設けられていることを特徴とする手段2-1から手段2-3のいずれかに記載の遊技機。
このようにすることで、どの程度可動部材が変位したかが分かりやすくなる。
前記可動部材は、前記当否抽選手段による当否抽選結果を示す装飾図柄を表示する表示装置であることを特徴とする手段2-1から手段2-4のいずれかに記載の遊技機。
このように、表示装置を利用して、特定事象発生までの残りの変動回数の多少を示すことも可能である。
複数の遊技設定のうちのいずれが現状設定とされるかに応じ、遊技者が享受する利益の期待値が異なる遊技機であって、当否抽選に当選することを目指して遊技する状態として、基本状態および当該基本状態よりも前記現状設定に関する示唆を行う設定示唆演出が発生する蓋然性が高い特殊状態が設けられていることを特徴とする遊技機。
上記遊技機によれば、設定示唆演出の発生する蓋然性が状態によって異なるという面白みのある遊技性が実現される。
前記現状設定に応じて前記特殊状態に移行する移行条件が異なることを特徴とする手段3-1に記載の遊技機。
このようにすることで、特殊状態に移行するか否か(特殊状態への移行しやすさ)ということ自体が設定推測要素として機能する遊技性が実現される。
当否抽選に用いられる情報であって対応する当否抽選結果の報知する装飾図柄の変動が開始されていないものを保留情報として所定数を限度に記憶する記憶手段を備え、前記記憶手段に記憶されている前記保留情報に、対応する当否抽選結果が当たりとなるものが含まれる場合の方が、含まれない場合に比して、前記特殊状態に移行する蓋然性が高いことを特徴とする手段3-1または手段3-2に記載の遊技機。
このようにすることで、特殊状態に移行することを、いわゆる「先読み演出」として機能させることができる。
前記現状設定に応じて前記特殊状態が終了する終了条件が異なることを特徴とする手段3-1から手段3-3のいずれかに記載の遊技機。
このようにすることで、特殊状態に終了するか否か(特殊状態の終了しやすさ)ということ自体が設定推測要素として機能する遊技性が実現される。
当否抽選結果が当たりである場合には当たり組み合わせとなり、はずれである場合にははずれ組み合わせとなる装飾図柄が表示される表示装置を備え、前記基本状態での前記はずれ組み合わせは前記現状設定によらず決定されるものである一方、前記特殊状態での前記はずれ組み合わせは前記現状設定に基づき決定されるものであることを特徴とする手段3-1から手段3-4のいずれかに記載の遊技機。
このように、基本状態と特殊状態とで「はずれ組み合わせ」を決定する方法を異ならせ、特殊状態においては「はずれ組み合わせ」により設定示唆がなされる構成とすることが考えられる。
当否抽選結果を報知する装飾図柄が変動を開始してから停止するまでの変動中演出のモードとして複数種の演出モードが設けられた遊技機であって、所定のリセット条件が成立したときには、複数種の前記演出モードのうちのいずれかが初期モードとして遊技者の選択によらず自動的に設定されるものであり、前記初期モードとして設定される前記演出モードの種類を任意に選択する初期モード選択手段を備えることを特徴とする遊技機。
上記遊技機によれば、リセット条件が成立した後の演出モードを営業方針等に応じて選択することができる。
前記初期モードとなる前記演出モードの種類を決定する仕様として、前記リセット条件が成立したときに、前記初期モード選択手段により予め選択されたある種の前記演出モードが前記初期モードとして設定される固定仕様と、前記リセット条件が成立したときに、二種以上の前記演出モードのうちのいずれかが前記初期モードとして設定される不定仕様と、が設定されていることを特徴とする手段4-1に記載の遊技機。
上記遊技機によれば、初期モードとされる演出モードの種類が決まっている仕様(固定仕様)とすることもできるし、決まっていない(都度変化しうる)仕様(不定仕様)とすることもできる。
前記不定仕様として、全種の前記演出モードが前記初期モードとして設定されうる全不定仕様と、全種の前記演出モードのうちの一部である二種以上の前記演出モードが前記初期モードとして設定されうる一部不定仕様と、が設定されていることを特徴とする手段4-2に記載の遊技機。
上記遊技機によれば、全ての種類の演出モードが初期モードとして設定されうるものとするか否かを、営業方針等により選択することができる。
前記変動中演出が実行されていない状態となってから所定時間経過して待機状態に移行することが前記リセット条件の一つとされており、前記待機状態においては、前記初期モードとされる前記演出モードの種類に応じたモード対応画像が表示されることを特徴とする手段4-1から手段4-3のいずれかに記載の遊技機。
このようにすることで、待機状態中においても、初期モードとされる演出モードの種類に応じた画像が表示されるから、待機状態(モード対応画像が表示された状態)から待機状態が解消された状態(モード対応画像に対応する演出モードが設定された状態)への変化が円滑なものとなる。
遊技者が享受する利益の期待値が異なる複数の遊技設定が設けられており、ある前記遊技設定から別の前記遊技設定に変更することに伴い、前記初期モードとされる前記演出モードの種類が変化することを特徴とする手段4-1から手段4-4のいずれか一項に記載の遊技機。
このようにすることで、初期モードとされる演出モードの種類が、設定示唆作用を発現する構成とすることができる。
当たりの種類として、通常当たりおよび当該通常当たりよりも遊技者が享受する利益が大きい特別当たりが設定された遊技機であって、当否抽選結果を報知する装飾図柄が変動を開始してから停止するまでの変動中演出を構成するものであり、当該変動中演出を経て報知される当否抽選結果がはずれおよび当たりのいずれであっても発生しうるものの、前記通常当たりとなる場合には発生せず、前記特別当たりとなる場合に発生しうる特定演出を実行する特定演出実行手段と、前記特定演出の実行に伴って、当該特定演出以外の演出の実行時には実行されることがない告知演出を実行する告知演出実行手段と、を備えることを特徴とする遊技機。
上記遊技機によれば、特定演出が、「当たれば特別当たり」となる演出であることを分かりやすく示すことが可能である。
前記特定演出の実行に伴い前記告知演出を実行する告知モード、および、前記特定演出が実行されても前記告知演出を実行しない非告知モードが設定されていることを特徴とする手段5-1に記載の遊技機。
このように、特定演出が発生しても告知演出が発生しないモードが設定された構成としてもよい。
10 既発動画像
15 未発動画像(151 第一未発動画像 152 第二未発動画像)
20 可動部材
25 位置表示部
31 基本背景画像
32 特殊背景画像
40 待機画像
51 第一特定画像
52 第二特定画像
55 告知画像
70 保留図柄
80 装飾図柄
91 表示装置
911 表示領域
Claims (5)
- 当否抽選手段と、
所定範囲を変位可能である可動部材と、
所定の開始条件の成立後、当否抽選結果が特定回数連続してはずれとなることを契機として特定事象を発生させる特定事象発生手段と、
前記可動部材は、当否抽選結果が報知されることに基づいて成立しうる変位条件が成立する度に変位し、当否抽選結果が前記特定回数連続してはずれとなったときに特定位置に位置することを特徴とする遊技機。 - 前記可動部材は、前記変位条件が成立する度に回動するものであることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
- 前記可動部材は、前記開始条件の成立から当否抽選結果が前記特定回数連続してはずれとなるまでに360度回動するものであることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
- 前記可動部材の外側には、現在の可動部材の位置の目安となる位置表示部が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の遊技機。
- 前記可動部材は、前記当否抽選手段による当否抽選結果を示す装飾図柄を表示する表示装置であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の遊技機。
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2021
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