JP2022149587A - 金属加工物の製造方法および金属加工物の製造装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】パンチの耐久性を向上させることが可能な金属加工物の製造方法および金属加工物の製造装置を提供する。【解決手段】金属加工物の製造方法は、金属ワーク15の一方の面の所定の領域に通電部材23を接触させた状態で、金属ワーク15と通電部材23との間に通電し、金属ワーク15の一方の面の所定の領域の周囲を加熱する工程と、加熱を停止した状態で、パンチ24を加圧して金属ワーク15の一方の面の所定の領域に押し込み、バーリング穴を形成する工程と、を含む。【選択図】図2
Description
本発明は、金属加工物の製造方法および金属加工物の製造装置に関する。
金属ワークの加工方法として、パンチを用いて、バーリング穴の全周から立ち上がっているフランジを成形するバーリング加工(穴フランジ加工)が知られている。
特許文献1には、ワークにパンチを接触させた状態で、ワークとパンチとの間に通電し、ワークを加熱しながら、パンチを加圧し、バーリング穴を形成する方法が記載されている。
しかしながら、特許文献1に記載されている方法を用いて、金属ワークを加工すると、ワークにパンチを接触させた状態で、ワークを加熱する際に、パンチに負荷がかかることで、パンチの耐久性が低下するという課題があった。その結果、パンチの加工性が低下したり、加工された金属ワークが摩耗したパンチにより損傷したりする。
本発明は、パンチの耐久性を向上させることが可能な金属加工物の製造方法および金属加工物の製造装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、金属加工物の製造方法において、金属ワークの一方の面の所定の領域に通電部材を接触させた状態で、前記金属ワークと前記通電部材との間に通電し、前記金属ワークの一方の面の前記所定の領域の周囲を加熱する工程と、前記加熱を停止した状態で、パンチを加圧して前記所定の領域に押し込み、バーリング穴を形成する工程と、を含む。
上記の金属加工物の製造方法は、前記金属ワークの他方の面から、前記パンチを加圧して前記所定の領域に押し込んでもよい。
上記の金属加工物の製造方法は、前記金属ワークに下穴を形成する工程をさらに含み、前記金属ワークの一方の面の前記下穴の周囲に前記通電部材を接触させた状態で、前記金属ワークと前記通電部材との間に通電し、前記金属ワークの一方の面の前記下穴の周囲を加熱し、前記加熱を停止した状態で、前記通電部材とは別体のパンチを加圧して前記下穴に押し込み、バーリング穴を形成し、前記通電部材の外径の最大値が前記下穴の内径よりも大きくてもよい。
本発明の他の一態様は、金属加工物の製造装置において、通電部材と、金属ワークの一方の面の所定の領域に接触するように、前記通電部材を加圧する第1の加圧ユニットと、前記金属ワークの一方の面の所定の領域に前記通電部材を接触させた状態で、前記金属ワークと前記通電部材との間に通電し、前記金属ワークの一方の面の前記所定の領域の周囲を加熱する通電ユニットと、前記通電部材とは別体のパンチと、前記加熱を停止した状態で、前記パンチを加圧して前記所定の領域に押し込み、バーリング穴を形成する第2の加圧ユニットと、を有する。
本発明によれば、パンチの耐久性を向上させることが可能な金属加工物の製造方法および金属加工物の製造装置を提供することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
[金属加工物の製造方法および金属加工物の製造装置]
本実施形態の金属加工物の製造方法は、金属ワークの一方の面の所定の領域に通電部材を接触させた状態で、金属ワークと通電部材との間に通電し、金属ワークの一方の面の所定の領域を加熱する工程(以下、加熱工程という)と、加熱を停止した状態で、通電部材とは別体のパンチを加圧して金属ワークの一方の面の所定の領域に押し込み、バーリング穴を形成する工程(以下、バーリング穴形成工程という)と、を含む。
本実施形態の金属加工物の製造方法は、金属ワークの一方の面の所定の領域に通電部材を接触させた状態で、金属ワークと通電部材との間に通電し、金属ワークの一方の面の所定の領域を加熱する工程(以下、加熱工程という)と、加熱を停止した状態で、通電部材とは別体のパンチを加圧して金属ワークの一方の面の所定の領域に押し込み、バーリング穴を形成する工程(以下、バーリング穴形成工程という)と、を含む。
また、本実施形態の金属加工物の製造装置は、通電部材と、金属ワークの一方の面の所定の領域に接触するように、通電部材を加圧する第1の加圧ユニットと、金属ワークの一方の面の所定の領域に通電部材を接触させた状態で、金属ワークと通電部材との間に通電し、金属ワークの一方の面の所定の領域の周囲を加熱する通電ユニットと、通電部材とは別体のパンチと、加熱を停止した状態で、パンチを加圧して金属ワークの一方の面の所定の領域に押し込み、バーリング穴を形成する第2の加圧ユニットと、を有する。
本実施形態の金属加工物の製造方法および金属加工物の製造装置は、パンチとは別体の通電部材を用いるため、金属ワークを加熱する際に、パンチの負荷がかからなくなることで、パンチの耐久性が向上する。
ここで、金属ワークは、下穴が形成されていてもよいし、下穴が形成されていなくてもよいが、以下、下穴が形成されている金属ワークを用いる場合について説明する。
この場合、本実施形態の金属加工物の製造方法は、金属ワークに下穴を形成する工程(以下、下穴形成工程という)をさらに含む。これにより、厚板、低ラムダ鋼等の機械強度が高い金属ワークを加工しやすくなることに加え、ひっかき傷が抑制される。
図1に、下穴形成工程の一例を示す。
まず、ダイ11の上に、平板状の金属ワーク12を載置し、押さえ板13で挟持する(図1(a)参照)。次に、荷重を印加して下穴形成部材14を金属ワーク12に押し込んだ後(図1(b)参照)、下穴形成部材を金属ワークから引き抜き、下穴15aが形成された金属ワーク15を得る(図1(c)参照)。
平板状の金属ワーク12としては、通電することが可能であれば、特に限定されないが、例えば、鋼板、鋼帯等の鋼材が挙げられる。
鋼板および鋼帯としては、例えば、冷間圧延鋼板及び鋼帯(JIS G3141)、熱間圧延鋼板及び鋼帯の形状、寸法、質量及び許容差(JIS G3193)、自動車用加工性冷間圧延高張力鋼板及び鋼帯(JIS G3135)、溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯(JIS G3302)、自動車用溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯(JFS A3011)、自動車用電気亜鉛-鉄合金めっき鋼板及び鋼帯(JFS A3031)、自動車用電気亜鉛-ニッケル合金めっき鋼板および鋼帯(JFS A3041)、みがき特殊帯鋼(JIS G3311)等が挙げられる。
金属ワーク12の厚さは、特に限定されないが、例えば、3mm以上6mm以下である。
なお、金属ワークの形状は、平板状に限定されず、例えば、管状であってもよい。
管状の金属ワークとしては、例えば、鋼管等が挙げられる。
下穴形成部材14としては、特に限定されないが、例えば、ピアス、ドリル等が挙げられる。
なお、金属ワーク15に形成された下穴15aを、必要に応じて、面取りしてもよい。
ここで、本実施形態の金属加工物の製造方法においては、下穴形成工程を省略して、あらかじめ下穴が形成されている金属ワークを使用してもよい。
図2に、加熱工程の一例を示す。
まず、電極21aが設置されているダイ21の上に、下穴15aが形成された金属ワーク15を載置し、押さえ板22で挟持する(図2(a)参照)。ここで、電極21aは、通電部材23に設置されている電極23aと、通電ケーブルを介して、接続されており、電極21aと電極23aの間に通電することができるように構成されている。また、通電部材23は、バネ23bにより、上下方向に移動することができるように支持されている。さらに、パンチ24は、金属ワーク15に対して、通電部材23とは反対側に配置されている。
なお、パンチ24は、金属ワーク15に対して、通電部材23と同一側に配置されていてもよい。この場合、通電部材23を鉛直方向および水平方向に移動することができるように構成すればよい。
ダイ21は、金属ワーク15の下穴15aの付近に配置されている。これにより、金属ワーク15の通電領域を下穴15aの付近に限定することができる。
ダイ21を構成する材料としては、通電性を有していれば、特に限定されない。
なお、ダイ21に電極21aを設置する代わりに、押さえ板22に電極を設置してもよい。この場合、押さえ板22は、通電性を有する。また、金属ワーク15の下穴15aの付近に、押さえ板22を配置することが好ましい。
また、ダイ21に電極21aを設置する代わりに、金属ワーク15の下穴15aの付近に電極を設置してもよい。
次に、金属ワーク15の一方の面の下穴15aの周囲(以下、エッジ部15b(図3参照)という)に接触するように、通電部材23を加圧した状態で、電極21aと電極23aの間に通電し、接触抵抗により、金属ワーク15のエッジ部15bを加熱する(図2(b)参照)。
このとき、金属ワーク15のエッジ部15bが溶融する温度まで、金属ワーク15のエッジ部15bを加熱することが好ましい。これにより、バーリング穴形成工程において、先端割れを抑制することができる。
ここで、先端割れは、バーリング穴形成工程で形成されるフランジ41の外周側41aの溶融痕(図4参照)が起点となることが多い。ここで、金属ワーク15を通電部材23の加圧した面に対して、反対の面からパンチを加圧することで形成されるバーリング穴は、内側が溶融しにくいため、他部材と締結した際の機械強度が向上する。
また、金属ワーク15が鋼材である場合、フランジ41の根元部41b(図4参照)に対応する、ダイ21の先端部21bと接触している金属ワーク15の温度が青熱脆性域とならないようにすることが好ましい。これにより、根元部41bの延性が向上し、バーリング穴形成工程において、根元割れを抑制することができる。
さらに、フランジ41の根元部41bに対応する、ダイ21の先端部21bと接触している金属ワーク15の温度が常温近傍(例えば、20℃以上80℃以下)となるように、金属ワーク15のエッジ部15bを加熱することが好ましい。これにより、フランジ41の根元部41bの機械強度を、基体42(図4参照)の機械強度と同等にすることができ、根元割れを抑制することができる。
通電部材23を加圧する圧力は、金属ワーク15のエッジ部15bと接触することが可能であれば、特に限定されない。このとき、通電部材23を加圧した状態で、金属ワーク15のエッジ部15bが塑性変形していてもよい。
通電部材23を構成する材料としては、通電性および耐熱性を有していれば、特に限定されないが、例えば、ダイス鋼等の工具鋼等が挙げられる。
通電部材23の先端部の形状は、テーパ形状であるが、金属ワーク15のエッジ部15bを加熱することが可能であれば、特に限定されず、半円形状、平底形状、砲弾形状等であってもよい。
ここで、通電部材23の外径の最大値が下穴15aの内径よりも大きい。このため、通電部材23の先端部を金属ワーク15のエッジ部15bと接触させることができる。
なお、通電部材23は、耐熱コーティングが施されていてもよい。
パンチ24を構成する材料としては、耐熱性を有し、金属ワーク15よりも硬度が高ければ、特に限定されないが、例えば、ダイス鋼等の工具鋼等が挙げられる。
パンチ24は、図5に示すように、基体部24aおよび先端部24bを有し、先端部24bは、テーパ形状であり、着脱可能に構成されている。これにより、先端部24bが損傷した場合に、交換することができる。
基体部24aは、穴加工を施して、冷却水を循環させることが可能な構造としてもよい。これにより、パンチ24を連続して使用する際に、パンチ24の温度上昇を抑制することができる。
ここで、パンチ24の外径の最大値、すわなち、基体部24aの外径が下穴15aの内径よりも大きい。このため、パンチ24の先端部24bを金属ワーク15のエッジ部15bと接触させることができる。
なお、パンチ24は、耐熱コーティングが施されていてもよい。
パンチの先端部の他の形状としては、特に限定されないが、例えば、半円形状(図6(a)参照)、平底形状(図6(b)参照)、凸形状(図6(c)参照)、砲弾形状(図6(d)参照)、円錐形状(図6(e)参照)等が挙げられる。
ここで、先端部が凸形状であるパンチは、下穴形成部材14を兼ねるピアスバーリングパンチとして、用いることができる。
図7に、バーリング穴形成工程の一例を示す。
通電を停止した状態で、金属ワーク15に形成された下穴15aにパンチ24を加圧して押し込む(図7(a)参照)。このとき、バネ23bが収縮し、通電部材23は下方に移動する。次に、パンチ24を引き抜き、バーリング穴71aと、バーリング穴71aの全周から立ち上がっているフランジ71bと、を有する金属加工物71を成形する(図7(b)参照)。このとき、バネ23bが伸長し、通電部材23は上方に移動するが、通電部材23を加圧した状態(図2(b)参照)を解除する。また、金属ワーク15のエッジ部15bを加熱したため、金属加工物71は、フランジ71bの先端部のみに、溶融痕71cが存在する。
なお、通電を停止する代わりに、または、通電を停止するとともに、通電部材23を加圧した状態(図2(b)参照)を解除してもよい。
ここで、パンチ24の下死点における停止時間は、金属加工物71が冷却されないように設定することが好ましい。これにより、金属加工物71の収縮が抑制され、その結果、引き抜き荷重が減少する。
なお、フランジ71bの根元部の内面に、ねじ切り加工を施してもよい。
図8に、本実施形態の金属加工物の製造装置の一例を示す。
金属加工物の製造装置80は、電極21aが設置されているダイ21と、押さえ板22と、電極23aが設置されている通電部材23と、パンチ24と、を有する。また、金属加工物の製造装置80は、金属ワーク15の一方の面の下穴15aの周囲に接触するように、通電部材23を加圧する第1の加圧ユニット81と、金属ワーク15の一方の面の下穴15aの周囲に通電部材23を接触させた状態で、電極21aと電極23aとの間に通電し、金属ワーク15のエッジ部15bを加熱する通電ユニット82と、通電を停止した状態で、パンチ24を加圧して下穴15aに押し込み、バーリング穴を形成する第2の加圧ユニット83と、を有する。さらに、金属加工物の製造装置80は、第1の加圧ユニット81、通電ユニット82および加圧ユニット83の動作を制御する制御ユニット84を有する。ここで、金属加工物の製造装置80は、加熱工程およびバーリング穴形成工程で用いられる。
ここで、通電ユニット82は、通電ケーブル82aおよび82bを介して、それぞれ電極21aおよび電極23aと接続されている。
第1の加圧ユニット82としては、例えば、エアープレス等が挙げられる。
第2の加圧ユニット83としては、例えば、油圧プレス、サーボプレス等が挙げられる。
制御ユニット84としては、公知の制御ユニットを用いることができる。
[金属加工物]
図9に、本実施形態の金属加工物の一例を示す。
図9に、本実施形態の金属加工物の一例を示す。
金属加工物90は、平面状の基体91と、基体91に形成されているバーリング穴92と、バーリング穴92の全周から立ち上がっているフランジ93と、を有し、フランジ93の先端部のみに、溶融痕が存在している。
なお、金属加工物90は、本実施形態の金属加工物の製造方法により、製造されている。このため、先端割れおよび根元割れが抑制され、金属加工物90の機械強度が向上する。
金属加工物90は、フランジ93の根元部の内面に、ねじ切りが形成されていてもよい。本実施形態の金属加工物の製造方法を用いると、フランジ93の根元部の機械強度が基体91の機械強度と同等になり、その結果、ねじ切りを介して、他部材と締結した際の機械強度が向上する。
金属加工物90は、フランジ93の内面の先端部がフランジ93の外面の側に向かって持ち出されており、持ち出されている部位に、溶融痕が存在していてもよい。これにより、ねじ切りを介して、他部材と締結した際に、接触圧力が低減される。
バーリング穴92の直径は、特に限定されないが、例えば、30mm以上75mm以下である。
フランジ93の高さは、特に限定されないが、例えば、9mm以上20mm以下である。
金属加工物90は、複数のバーリング穴92を有していてもよく、バーリング穴92の個数は、特に限定されない。
図10に、本実施形態の金属加工物の応用例として、フロントロアアームを示す。
フロントロアアーム100は、曲面状の基体101と、基体101に形成されている3個のバーリング穴102と、3個のバーリング穴102の全周から立ち上がっているフランジと、を有し、フランジの先端部のみに、溶融痕が存在している。
本実施形態の金属加工物は、フロントロアアーム以外に、リアトレーリングアーム等のサスペンションアーム等に応用することができる。
以上、下穴が形成されている金属ワークを用いる場合について説明したが、下穴が形成されていない金属ワークを用いる場合も、同様にして、金属加工物を製造することができる。具体的には、バーリング穴の直径に応じて、通電部材およびパンチを適宜選択すればよい。
11 ダイ
12 金属ワーク
13 押さえ板
14 下穴形成部材
15 金属ワーク
15a 下穴
15b エッジ部
21 ダイ
21a 電極
21b 先端部
22 押さえ板
23 通電部材
23a 電極
23b バネ
24 パンチ
24a 基体部
24b 先端部
41 フランジ
41a 外周側
41b 根元部
42 基体
71 金属加工物
71a バーリング穴
71b フランジ
71c 溶融痕
80 金属加工物の製造装置
81 第1の加圧ユニット
82 通電ユニット
82a、82b 通電ケーブル
83 第2の加圧ユニット
84 制御ユニット
90 金属加工物
91 基体
92 バーリング穴
93 フランジ
100 フロントロアアーム
101 基体
102 バーリング穴
12 金属ワーク
13 押さえ板
14 下穴形成部材
15 金属ワーク
15a 下穴
15b エッジ部
21 ダイ
21a 電極
21b 先端部
22 押さえ板
23 通電部材
23a 電極
23b バネ
24 パンチ
24a 基体部
24b 先端部
41 フランジ
41a 外周側
41b 根元部
42 基体
71 金属加工物
71a バーリング穴
71b フランジ
71c 溶融痕
80 金属加工物の製造装置
81 第1の加圧ユニット
82 通電ユニット
82a、82b 通電ケーブル
83 第2の加圧ユニット
84 制御ユニット
90 金属加工物
91 基体
92 バーリング穴
93 フランジ
100 フロントロアアーム
101 基体
102 バーリング穴
Claims (4)
- 金属ワークの一方の面の所定の領域に通電部材を接触させた状態で、前記金属ワークと前記通電部材との間に通電し、前記金属ワークの一方の面の前記所定の領域の周囲を加熱する工程と、
前記加熱を停止した状態で、前記通電部材とは別体のパンチを加圧して前記所定の領域に押し込み、バーリング穴を形成する工程と、を含む、金属加工物の製造方法。 - 前記金属ワークの他方の面から、前記パンチを加圧して前記所定の領域に押し込む、請求項1に記載の金属加工物の製造方法。
- 前記金属ワークに下穴を形成する工程をさらに含み、
前記金属ワークの一方の面の前記下穴の周囲に前記通電部材を接触させた状態で、前記金属ワークと前記通電部材との間に通電し、前記金属ワークの一方の面の前記下穴の周囲を加熱し、
前記加熱を停止した状態で、パンチを加圧して前記下穴に押し込み、バーリング穴を形成し、
前記通電部材の外径の最大値が前記下穴の内径よりも大きい、請求項1または2に記載の金属加工物の製造方法。 - 通電部材と、
金属ワークの一方の面の所定の領域に接触するように、前記通電部材を加圧する第1の加圧ユニットと、
前記金属ワークの一方の面の所定の領域に前記通電部材を接触させた状態で、前記金属ワークと前記通電部材との間に通電し、前記金属ワークの一方の面の前記所定の領域の周囲を加熱する通電ユニットと、
前記通電部材とは別体のパンチと、
前記加熱を停止した状態で、前記パンチを加圧して前記所定の領域に押し込み、バーリング穴を形成する第2の加圧ユニットと、を有する、金属加工物の製造装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021051809A JP2022149587A (ja) | 2021-03-25 | 2021-03-25 | 金属加工物の製造方法および金属加工物の製造装置 |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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