JP2022149322A - 封止部材及び升 - Google Patents

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道浩 清水
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【課題】配管を挿入するときの挿入力を低減させた封止部材を提供する。【解決手段】外面に開口が形成された升本体部と、升本体部の開口に配置される配管と、の間を封止する封止部材50Aであって、環状部材51Aと、環状部材の内周面における、環状部材の中心軸線O3に沿う一方側D1の部分に設けられた大径部52Aと、環状部材の内周面における、大径部よりも中心軸線に沿う他方側D2の部分に設けられ、大径部よりも内径が小さい小径部53Aと、大径部と小径部との間に連なるように形成された段差部54Aと、を備える。【選択図】図6

Description

本発明は、封止部材及び升に関する。
従来、外面に開口が形成された下水升本体部(升本体部)と、この下水升本体部の開口に配置される配管と、の間を封止する封止部材が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10-037295号公報
しかしながら、特許文献1の封止部材では、封止部材内に配管を挿入するときの挿入力が高い。この封止部材には、改善の余地がある。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであって、配管を挿入するときの挿入力を低減させた封止部材、及びこの封止部材を備える升を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明の封止部材は、外面に開口が形成された升本体部と、前記升本体部の前記開口に配置される配管と、の間を封止する封止部材であって、環状部材と、前記環状部材の内周面における、前記環状部材の中心軸線に沿う一方側の部分に設けられた大径部と、前記環状部材の内周面における、前記大径部よりも前記中心軸線に沿う他方側の部分に設けられ、前記大径部よりも内径が小さい小径部と、前記大径部と前記小径部との間に連なるように形成された段差部と、を備えることを特徴としている。
この発明では、升本体部における開口の周縁部に、封止部材を、他方側が升本体部の内側を向くように固定する。升本体部の外側から封止部材の環状部材内に、配管を挿入する。配管は、大径部内を通り、配管の先端が、大径部と小径部との間に連なる段差部に係止する。小径部の内径は大径部の内径よりも小さいため、配管が段差部の内周面に係止すると、小径部は段差部を中心として径方向外側に向かって押し出され、小径部の内径は大きくなる。この小径部の内径が大きくなる変化量は、他方側に向かうに従い大きくなる。このため、小径部に配管を挿入しやすくなる。
従って、封止部材に配管を挿入するときの挿入力を低減させることができる。
また、前記封止部材において、前記中心軸線を含む断面において、前記段差部の内周面は、径方向外側に向かって凸となる曲面状であってもよい。
この発明では、段差部の内周面に沿って配管を一定の速度で挿入する際に、小径部の内径が大きくなる速度を、配管が段差部の内周面に係止した当初よりも、配管が段差部の内周面から小径部の内周面に移るときの方を速くすることができる。
これにより、当初は小径部の内径を慎重に大きくするとともに、その後、小径部の内径を素早く大きくすることができる。
また、前記封止部材において、前記断面において、前記大径部の内周面と前記段差部の内周面とは、なだらかに連なってもよい。
ここで言うなだらかに連なるとは、前記断面において、大径部の内周面における段差部側の端における接線と、段差部の内周面における大径部側の端における接線とのなす角度が、10°以下であることを意味する。
この発明では、封止部材内に配管を挿入していっても小径部の内径が変化しない、配管の先端を大径部内に挿入する工程から、配管を挿入するのに従い小径部の内径が大きくなる、配管の先端を段差部内に挿入する工程への切り替えが、滑らかに行われる。このため、小径部の内径が大きくなりだす際に、小径部の内径が急激に大きくなるのを抑制することができる。
また、前記封止部材において、前記断面において、前記段差部の内周面と前記小径部の内周面との接続部は、径方向内側に向かって凸となるように突出してもよい。
この発明では、配管の先端を段差部の内周面に、より確実に係止させることができる。
また、前記封止部材において、前記小径部の内周面に設けられ、径方向内側に向かって突出する凸部を備えてもよい。
この発明では、配管の外周面が凸部に接触すると、小径部の内周面における、凸部に対して中心軸線に沿う方向に隣り合う部分に対して、配管の外周面が離間する。このため、小径部の内周面に凸部が設けられず、小径部の内周面における中心軸線に沿う方向の全長にわたって配管の外周面が接触する場合に比べて、小径部と配管との接触面積が減る。従って、封止部材に配管を挿入するときの挿入力を、さらに低減させることができる。
また、前記封止部材において、前記のいずれかに記載の封止部材であって、前記封止部材の内径は、前記一方側から前記他方側に向かうに従い、一定か、小さくなり、前記封止部材の前記一方側の端における内径は、前記封止部材の前記他方側の端における内径よりも大きくてもよい。
この発明では、封止部材を金型による射出成形で製造するときに、封止部材の内周面に、アンダーカット部分が無い。このため、封止部材の内周面を全て金型のコアにより形成して、封止部材からコアを一方側に引き抜くことができる。
また、本発明の升は、前記のいずれかに記載の封止部材と、前記升本体部における前記開口の周縁部に前記封止部材の前記環状部材が固定された前記升本体部と、を備えることを特徴としている。
この発明では、配管を挿入するときの挿入力を低減させた封止部材を用いて、升を構成することができる。
本発明の封止部材及び升では、配管を挿入するときの挿入力を低減させることができる。
本発明の一実施形態の雨水升が住宅に用いられた状態の概略構成を示す図である。 同雨水升の側面図である。 同雨水升の縦断面図である。 図2中の切断線A1-A1の断面図である。 同雨水升の封止部材の半断面図である。 図5中の要部拡大図である。 図6中のA3部拡大図である。 図6中のA4部拡大図である。 同封止部材中に雨水用横引き管を挿入する工程を説明する断面図である。 同封止部材中に雨水用横引き管を挿入する工程を説明する断面図である。 同封止部材中に雨水用横引き管を挿入する工程を説明する断面図である。
以下、本発明に係る升の一実施形態を、升が雨水升である場合について、図1から図11を参照しながら説明する。
図1に示すように、本実施形態の雨水升1は、住宅(建築物)100の竪樋101に、曲管部102及び雨水用横引き管(配管)103Aを介して接続されている。雨水升1は、曲管部102及び雨水用横引き管103A等とともに地中Gに埋設されている。雨水升1は、さらに雨水用横引き管(配管)103Bを介して不図示の下水管に接続されている。
以下では、雨水用横引き管103A,103Bを区別しないで言うときには雨水用横引き管103と総称する。後述する開口12A,12B、位置指標14A,14B,14C等についても同様である。
雨水用横引き管103は、適宜水勾配を有しつつ、水平面に沿ってそれぞれ配置されている。なお、雨水用横引き管103及び雨水升1で、雨水配管システム2を構成する。
一方で、住宅100の室内に配置されたトイレ等の排水設備106で発生した汚水は、縦管107から排水用横引き管108介して、不図示の合流枡等を経由して下水本管109に排水される。
例えば、雨水用横引き管103Aは呼び径が50(外径が60mm)の管である。雨水用横引き管103Bは、呼び径が75(外径が89mm)の管である。雨水用横引き管103の材料としては、硬質塩化ビニル管が好ましく用いられる。雨水用横引き管103A,103Bは、互いに外径が異なる。
なお、雨水用横引き管103としては、雨水用横引き管103A,103B以外に、図示はしないが呼び径が100(外径が114mm)である管が用いられる。これら呼び径が50,75,100の雨水用横引き管103は、雨水升1において使用が予定される管である。
図2及び図3に示すように、雨水升1は、升本体部10と、升本体部10の上部に配置された立上り管受口25と、升本体部10の下部に配置された泥溜め部30と、立上り管受口25に配置された係止部40と、泥溜め部30内に配置されたバスケット45と、本実施形態の封止部材50A,50Bと、を備えている。
升本体部10、立上り管受口25、及び係止部40はそれぞれ円筒状に形成され、泥溜め部30及びバスケット45は、それぞれ有底円筒状に形成されている。升本体部10、立上り管受口25、泥溜め部30、係止部40、及びバスケット45の各軸線は、共通軸である軸線O1上に配置されている。以下では、軸線O1に直交する方向を径方向と言い、軸線O1周りに周回する方向を周方向と言う。径方向は升本体部10等の径方向である。
雨水升1は、軸線O1が上下方向に沿って配置されている。
升本体部10は、雨水用横引き管103の端部が配置される開口12A,12Bが外面に形成される本体外周壁11と、立上り管受口25に接続された連設部13と、を備えている。
本体外周壁11は、円筒状に形成されている。図3に示すように、開口12A,12Bは、本体外周壁11に軸線O1を挟んで対向するように形成されている。開口12が形成される詳細な位置については後述する。なお、雨水升1の製造時には、雨水升1には開口12は形成されておらず、後述するように施工現場において雨水升1に開口12が形成される。
図2及び図3に示すように、本体外周壁11の外周面には、複数(本実施形態では3つ)の位置指標14A,14B,14Cと、複数の外径指標15A,15B,15Cと、複数の角度指標16A,16B,16Cと、が形成されている。なお、位置指標14、外径指標15、及び角度指標16が形成される数は、それぞれ特に限定されない。
位置指標14は、開口12A,12Bの中心の上下方向の位置を表す。本実施形態では、位置指標14は周方向に延びる、環状の基準線である。位置指標14は、本体外周壁11の全周にわたって形成されている。例えば、位置指標14は、本体外周壁11の外周面から径方向内側に向かって凹んだ溝として形成されている。
なお、位置指標14の形状は溝状に限定されず、本体外周壁11の外周面から径方向外側に向かって突出した突条等として形成されてもよい。
位置指標14は、上下方向に互いに間隔を空けて配置されている。位置指標14A,14B,14Cのうち、位置指標14Aが最も上方に配置され、位置指標14Cが最も下方に配置されている。位置指標14Bは、位置指標14Aと位置指標14Cとの間に配置されている。
位置指標14と係止部40との上下方向の距離については、後述する。
外径指標15は、雨水用横引き管103の外径を表す。この例では、外径指標15は、雨水用横引き管103の呼び径である。雨水用横引き管103の呼び径は、雨水用横引き管103の外径に対応する。例えば、外径指標15Aは呼び径で50であり、外径で60mmを表す。外径指標15Bは呼び径で75であり、外径で89mmを表す。
なお、外径指標15は、雨水用横引き管103の呼び径に限定されず、雨水用横引き管103の外径等であってもよい。
外径指標15A,15B,15Cは、外径指標15A,15B,15Cに対応した位置指標14A,14B,14Cの脇にそれぞれ配置されている。より詳しくは、外径指標15Aは位置指標14Aのすぐ上方に配置されている。外径指標15B,15Cは、位置指標14B,14Cのすぐ上方にそれぞれ配置されている。
外径指標15Aは、位置指標14Aとの対応関係が分かりやすい位置に配置されていることが好ましい。このため、外径指標15Aを位置指標14Aのすぐ近くに配置したり、位置指標14A上に配置したりすることが好ましい。外径指標15B,15Cについても同様である。
複数の角度指標16Aは、位置指標14Aにおける周方向の位置を表す。
図2及び図4に示すように、本実施形態では、複数の角度指標16Aは、位置指標14A上に形成された窪みである。複数の角度指標16Aは、軸線O1周りに等角度ごとに形成されている。複数の角度指標16Aは、位置指標14A上に形成されている。なお、複数の角度指標16のうちの一部は、開口12を形成する際に、本体外周壁11から取り除かれている。なお、図4中に、取り除かれた角度指標16Aを二点鎖線M1で示している。
この例では製造時において、軸線O1周りに45度ごとに角度指標16Aが形成され、本体外周壁11の外周面に8つの角度指標16Aが形成されている。
複数の角度指標16B,16Cは、複数の角度指標16Aと同様に形成されている。
複数の角度指標16A,16B,16Cは、周方向の位置を揃えて配置されている。すなわち、雨水升1の平面視において、角度指標16B,16Cの位置は、角度指標16Aの位置に一致している。
開口12Aは、開口12Aに対向するように見たときに円形状である。図3及び図4に示すように、開口12Aの内径は、雨水用横引き管103Aの外径よりも大きい。開口12Aには、雨水用横引き管103Aの端部が配置されている。
開口12Aの円の中心は、位置指標14Aの上下方向の中心に一致している。図4に示すように、この例では、開口12Aの円の中心は、複数の角度指標16Aのうちの1つ(以下、角度指標16A1とも言う)に一致している。前述のように、角度指標16A1は、開口12Aを形成する際に、本体外周壁11から取り除かれている。
開口12Bは、開口12Bに対向するように見たときに円形状である。図3及び図4に示すように、開口12Bの内径は、雨水用横引き管103Bの外径よりも大きい。開口12Bには、雨水用横引き管103Bの端部が配置されている。
開口12Bの円の中心は、位置指標14Bの上下方向の中心に一致している。図4に示すように、この例では、開口12Bの円の中心は、複数の角度指標16Bのうちの1つ(以下、角度指標16B1とも言う)に一致している。雨水升1の製造時において、角度指標16B1は、複数の角度指標16Bのうち角度指標16A1に対向するように配置されていた指標である。前述のように、角度指標16B1は、開口12Bを形成する際に、本体外周壁11から取り除かれている。
図4に示す平面視で、雨水用横引き管103A及び雨水用横引き管103Bは、雨水升1により直線状に接続されている。
なお、例えば図4に二点鎖線M2で示す位置に雨水用横引き管103Bを配置して、雨水の流れを90度曲げるように雨水用横引き管103A及び雨水用横引き管103Bを雨水升1により接続してもよい。この雨水用横引き管103B用の開口は、平面視で角度指標16A1と角度指標16B1との周方向の中心に位置する角度指標16Bを中心にして形成されている。
このように角度指標16を用いることで、本体外周壁11の全周を複数に分割する位置を中心とする開口12を、本体外周壁11に容易に形成することができる。
図3に示すように、連設部13は円環状に形成されている。連設部13は、本体外周壁11の上端から径方向内側に向かって延びている。連設部13は、本体外周壁11の全周にわたって形成されている。
立上り管受口25は、管本体26と、受け部材27と、を備えている。
管本体26は、円筒状に形成され、軸線O1と同軸に配置されている。管本体26の外径は、本体外周壁11の内径よりも小さい。管本体26の外周面における軸線O1の中間部に連設部13の内周縁が接続されている。受け部材27は、円環状に形成されている。受け部材27は、管本体26の下端から径方向内側に向かって延びている。
立上り管受口25の内部空間及び升本体部10の内部空間は、互いに連通している。
立上り管受口25には、立上り管115が接続されている。立上り管115は上下方向に沿って配置され、立上り管115の下端部が管本体26内に配置されている。立上り管115の下面は受け部材27に接触し、受け部材27により立上り管115の下方から支持されている。
泥溜め部30は、有底円筒状に形成されている。泥溜め部30は、軸線O1と同軸に配置されている。泥溜め部30の外径は、本体外周壁11の内径よりも小さい。泥溜め部30の内部空間及び升本体部10の内部空間は、互いに連通している。
泥溜め部30には、連設部31が固定されている。連設部31は、フランジ部32と、連結片33と、を備えている。
フランジ部32は、円環状に形成されている。フランジ部32は、泥溜め部30の上端から径方向外側に向かって延びている。
連結片33は、円筒状に形成されている。連結片33は、フランジ部32の径方向外側の端から下方に向かって延びている。連結片33は、本体外周壁11の下端部内に配置され、本体外周壁11に接着剤等により固定されている。
平面視で、泥溜め部30は升本体部10(本体外周壁11)の外縁内に配置されている。
係止部40は、円筒状に形成され、軸線O1と同軸に配置されている。すなわち、係止部40は、軸線O1周りに全周にわたって配置されている。係止部40の径方向外側の表面40aは、軸線O1に平行な曲面である。
係止部40の外径及び泥溜め部30の外径は、互いに同程度である。係止部40は、受け部材27の内周縁から下方に向かって延びている。係止部40は、受け部材27に、位置指標14よりも上方に位置するように配置されている。係止部40は、升本体部10内であって、本体外周壁11の径方向内側に配置されている。
係止部40の下端の上下方向の位置は、周方向の位置によらず一定である。
位置指標14のそれぞれについて、位置指標14の上下方向の中心と係止部40との上下方向の距離は、位置指標14に対応する外径指標15が表す横引き管103の外径の半分よりも小さい。
具体的には、位置指標14Aの上下方向の中心と係止部40との上下方向の距離LAは、位置指標14Aに対応する外径指標15Aが表す横引き管103Aの外径(60mm)の半分よりも小さい。すなわち、距離LAは、30mmよりも小さい値、例えば25mmである。距離LAは、開口18aに配置される横引き管103Aの半径よりも小さい。
位置指標14Bの上下方向の中心と係止部40との上下方向の距離LBは、位置指標14Bに対応する外径指標15Bが表す横引き管103Bの外径(89mm)の半分よりも小さい。すなわち、距離LBは、44.5mmよりも小さい値、例えば40mmである。
位置指標14Cに対応する距離LCについても、同様である。
距離LA,LB,LCのうちの最小の距離LAは、雨水用横引き管103のうちの外径が最小の雨水用横引き管103Aの半径よりも小さい。係止部40の表面40aに、雨水用横引き管103がそれぞれ接触している。
なお、本実施形態では、係止部40は立上り管受口25に配置されているとしたが、図3中に二点鎖線M4で示すように、係止部を連設部31のフランジ部32に配置してもよい。この場合、係止部40は、位置指標14よりも下方に位置するように配置されている。
また、係止部は、升本体部10及び泥溜め部30のいずれに配置されてもよい。
係止部40の上下方向の長さL1は、開口12Aに配置される雨水用横引き管103Aの管壁の厚さL2以下であることが好ましい。長さL1は、複数の横引き管103のうち管壁が最も薄いものの管壁の厚さ以下であることがより好ましい。
升本体部10内に配置される雨水用横引き管103の長さは、150mm以下であることが好ましい。すなわち、係止部40の表面40aに横引き管103が接触したときに升本体部10内に配置される横引き管103の長さは、150mm以下であることが好ましい。
バスケット45は、雨水升1内に溜まる土砂、木の葉等を雨水升1内から外部に搬出するためのものである。バスケット45は、容器本体46と、持ち手47と、を備えている。
容器本体46は、有底円筒状に形成され、泥溜め部30内に配置されている。
持ち手47は、例えば、軸状部材を上方に向かって凸となるように湾曲させた形状に形成されている。持ち手47における長手方向の各端部は、容器本体46の上端部にそれぞれ接続されている。持ち手47の上端部は、立上り管受口25の受け部材27まで達している。バスケット45の外径は、50mm以上であることが好ましい。
バスケット45の外径は、前記立上り管受口25及び係止部40の内径よりもそれぞれ小さい。バスケット45は、泥溜め部30に対して上方に取外し、升本体部10及び立上り管受口25内を通して雨水升1の外部に取出すことができる。
升本体部10、立上り管受口25、及び係止部40は、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン等の、後述する開孔手段により切削可能な樹脂材料で一体に形成されている。
泥溜め部30及びバスケット45は、升本体部10等と同一の材料で形成することができる。
雨水升1の外径、すなわち升本体部10の外径は、350mm以下であることが好ましい。
図3及び図4に示すように、封止部材50Aは、升本体部10における開口12Aの周縁部に固定される。同様に、封止部材50Bは、升本体部10における開口12Bの周縁部に固定される。封止部材50A,50Bは、互いの外径、内径のみが異なる。具体的には、封止部材50Bの外径は封止部材50Aの外径よりも大きく、封止部材50Bの内径は封止部材50Aの内径よりも大きい。以下では、封止部材50Aについて説明する。
封止部材50Aは、升本体部10の本体外周壁11と、雨水用横引き管103Aと、の間を封止する。
図5及び図6に示すように、封止部材50Aは、環状部材51Aと、大径部52Aと、小径部53Aと、段差部54Aと、凸部55Aと、第1鍔部56Aと、第2鍔部57Aと、を有する。なお、図5中には、封止部材50Aを射出成形で製造するときに用いる金型120も示す。
環状部材51A、大径部52A、小径部53A、段差部54A、及び凸部55Aは、それぞれ環状に形成される。
ここで、環状部材51Aの中心軸線を、中心軸線O3と言う。図5の片側には、封止部材50Aの中心軸線O3を含む平面による断面を示す。以下では、封止部材50Aに関する説明において、中心軸線O3に直交する方向を径方向と言い、中心軸線O3周りに周回する方向を周方向と言う。
図6に示すように、環状部材51Aにおける中心軸線O3に沿う他方側D2の外周面は、他方側D2に向かうに従い漸次縮径するように傾斜したテーパー面51aAである。以下では、中心軸線O3に沿う方向における、他方側D2とは反対の側を一方側D1と言う。
大径部52A、小径部53A、及び段差部54Aは、環状部材51Aの内周面に、中心軸線O3と同軸に配置される。
大径部52Aは、環状部材51Aの内周面における一方側D1の部分に設けられる。大径部52Aにおける一方側D1の端部には、一方側D1と径方向内側との間の向きに向かって凸となる曲面状に形成された湾曲面52aAが形成される。
小径部53Aは、環状部材51Aの内周面における、大径部52Aよりも他方側D2の部分に設けられる。小径部53Aの内径(小径部53Aの内径のうち最大の部分)は、大径部52Aの内径(大径部52Aの内径のうち最小の部分)よりも小さい。本実施形態では、小径部53Aの内径は、他方側D2に向かうに従い漸次小さくなる。
図7に示すように、段差部54Aは、大径部52Aと小径部53Aとの間に連なるように形成される。図7に示す断面において、段差部54Aの内周面は、径方向外側に向かって凸となる曲面状である。
大径部52Aの内周面と段差部54Aの内周面とは、なだらかに連なる。ここで言うなだらかに連なるとは、前記断面において、大径部52Aの内周面における段差部54A側の端における接線L5と、段差部54Aの内周面における大径部52A側の端における接線L6とのなす角度が、20°以下であることを意味する。なお、なす角度には、0°も含む。なす角度は、10°以下であることがより好ましい。
段差部54Aの内周面と小径部53Aの内周面との接続部60Aは、径方向内側に向かって凸となるように突出する。
図6及び図8に示すように、凸部55Aは、小径部53Aの内周面における中心軸線O3に沿う方向の中間部に設けられる。凸部55Aは、径方向内側に向かって突出する。凸部55Aの断面形状は、径方向内側が尖った三角状である。
図5及び図6に示すように、第1鍔部56A及び第2鍔部57Aは、それぞれ環状に形成される。
鍔部56A,57Aは、環状部材51Aの外周面に、中心軸線O3と同軸に配置される。第1鍔部56Aは、環状部材51Aの外周面における一方側D1の端に配置される。第1鍔部56Aにおける他方側D2を向く面は、平坦である。第1鍔部56Aにおける一方側D1を向く面の径方向外側の端部には、一方側D1と径方向外側との間の向きに向かって凸となる曲面状に形成された湾曲面56aAが形成される。
第2鍔部57Aは、第1鍔部56Aよりも他方側D2に配置される。第2鍔部57Aは、環状部材51Aにおける中心軸線O3に沿う方向の中間部に配置される。第2鍔部57Aの外径は、第1鍔部56Aの外径よりも小さい。このため、第2鍔部57Aを升本体部10の開口12A内に挿入しやすい。
第2鍔部57Aにおける一方側D1を向く面は、平坦である。第2鍔部57Aにおける他方側D2を向く面の径方向外側の端部には、他方側D2と径方向外側との間の向きに向かって凸となる曲面状に形成された湾曲面57aAが形成される。
前記環状部材51Aは、封止部材50Aから大径部52A、小径部53A、段差部54A、凸部55A、第1鍔部56A、及び第2鍔部57Aを除いた部材である。
以上のように構成された封止部材50Aの内径は、一方側D1から他方側D2に向かうに従い、一定か、小さくなる。言い換えると、封止部材50Aの内径は、一方側D1から他方側D2に向かうに従い、大きくなることなく変化する。
図8に示すように、凸部55Aおける他方側D2の外縁55aAは、中心軸線O3に平行であるか、他方側D2に向かうに従い中心軸線O3に近づく。外縁55aAが中心軸線O3に平行である場合には、封止部材50Aの内径は、中心軸線O3に沿う方向で外縁55aAが設けられた範囲で一定である。外縁55aAが他方側D2に向かうに従い中心軸線O3に近づく場合には、封止部材50Aの内径は、一方側D1から他方側D2に向かうに従い漸次、小さくなる。
図6に示すように、封止部材50Aの一方側D1の端(大径部52Aの一方側D1の端)における内径は、封止部材50Aの他方側D2の端(小径部53Aの他方側D2の端)における内径よりも大きい。
封止部材50Aは、エラストマー等で形成される。
なお、封止部材50Aは、スチレン・ブタジエンゴム(SBR)等の合成ゴムで形成されてもよい。
一般的に、エラストマーは、合成ゴムよりも硬い(変形し難い)。封止部材50Aをエラストマーにより射出成形で製造する際には、エラストマーが比較的硬いため、封止部材50Aにアンダーカット部分を設け難い。
図5に示すように、封止部材50Aの環状部材51Aは、升本体部10の本体外周壁11における開口12Aの周縁部に固定される。具体的には、封止部材50Aは、他方側D2が升本体部10の内側を向くように配置され、第1鍔部56A及び第2鍔部57Aにより本体外周壁11における開口12Aの周縁部を挟む。
図3及び図4に示すように、封止部材50A内に、雨水用横引き管103Aの端部が配置される。
同様に、封止部材50Bは、升本体部10の本体外周壁11における開口12Bの周縁部に固定される。封止部材50B内に、雨水用横引き管103Bの端部が配置される。
次に、封止部材50Aを製造する工程について説明する。
例えば、封止部材50Aは金型による射出成形で製造される。図5に示すように、射出成形で用いられる金型120は、コア121と、キャビティ122と、を有する。
コア121は、封止部材50Aの内周面側の形状を形成する。
キャビティ122は、中心軸線O3を含む分割面Sにより、第1キャビティ122Aと、第2キャビティ122Bとに分割される。
金型120を用いて射出成形により封止部材50Aを成形した後で、封止部材50Aからコア121を一方側D1に引き抜く。封止部材50Aからキャビティ122A,122Bを、分割面Sに直交する方向に引き抜く。
以上の工程により、封止部材50Aから金型120が取り外され、封止部材50Aが製造される。
次に、製造時の雨水升1に対して雨水用横引き管103を接続する雨水升の施工方法について説明する。
まず、開孔工程(ステップS1)において、雨水升1の升本体部10における周方向の所望の位置に、ホールソー等の開孔手段を用いて開口12を形成する。このとき、雨水升1に接続する雨水用横引き管103の外径、及び雨水用横引き管103を接続する向きに応じて、開口12の中心となる位置指標14及び角度指標16を決める。
例えば、雨水升1に呼び径が50の雨水用横引き管103A、及び呼び径が75の雨水用横引き管103Bを、雨水升1を挟んで直線状に接続する場合には、以下のように開口12A,12Bを形成する。
すなわち、本体外周壁11に形成する開口12Aの中心として、呼び径50を表す外径指標15Aに対応する位置指標14Aの上下方向の中心を選択する。このとき、複数の角度指標16Aの1つである角度指標16A1の位置を選ぶと、周方向の位置決めが容易になる。位置指標14Aにおける角度指標16A1上の位置に、外径が60mmよりも大きい(例えば70mm)ホールソー等の開孔手段のドリルの先端を当てる。インパクトドライバー等により開孔手段をドリルを軸として回転させ、本体外周壁11に開口12Aを形成する。
本体外周壁11に形成する開口12Bの中心として、呼び径75を表す外径指標15Bに対応する位置指標14Bの上下方向の中心を選択する。このとき、複数の角度指標16Bの1つである角度指標16B1の位置を選ぶと、開口12Bが開口12Aに対向するように形成される。
開孔工程S1が終了すると、ステップS2に移行する。
次に、配管工程(ステップS2)において、開口12A内に雨水用横引き管103Aを挿入し、開口12Aに雨水用横引き管103Bを挿入する。
雨水用横引き管103を挿入する前に、開口12A,12Bに封止部材50A,50Bをそれぞれ固定する。このとき、封止部材50A,50Bの内周面に潤滑材を塗布しておくことが好ましい。そして、封止部材50A内に雨水用横引き管103Aを挿入し、封止部材50A内に雨水用横引き管103Bを挿入する。封止部材50A内に雨水用横引き管103Aを挿入する工程の詳細は、後で詳しく説明する。
配管工程S2が終了すると、雨水升の施工方法の全工程が終了し、雨水升1に雨水用横引き管103が接続される。
ここで、封止部材50A内に雨水用横引き管103Aを挿入する工程の詳細を説明する。
図9に示すように、升本体部10の外側から封止部材50Aの環状部材51A内に、雨水用横引き管103Aを挿入する。雨水用横引き管103Aは、大径部52A内を通り、図10に示すように、雨水用横引き管103Aの先端が、大径部52Aと小径部53Aとの間に連なる段差部54Aに係止する。小径部53Aの内径は大径部52Aの内径よりも小さいため、雨水用横引き管103Aが段差部54Aの内周面に係止すると、小径部53Aは段差部54Aを中心として径方向外側に向かって押し出され、小径部53Aの内径は大きくなる。この小径部53Aの内径が大きくなる変化量は、他方側D2に向かうに従い大きくなる。このため、小径部53Aに雨水用横引き管103Aを挿入しやすくなる。
従って、本実施形態の封止部材50Aでは、封止部材50Aに雨水用横引き管103Aを挿入するときの挿入力を低減させることができる。
図7に示す前記断面において、段差部54Aの内周面は、径方向外側に向かって凸となる曲面状である。このため、段差部54Aの内周面に沿って雨水用横引き管103Aを一定の速度で挿入する際に、小径部53Aの内径が大きくなる速度を、雨水用横引き管103Aが段差部54Aの内周面に係止した当初よりも、雨水用横引き管103Aが段差部54Aの内周面から小径部53Aの内周面に移るときの方を速くすることができる。
これにより、当初は小径部53Aの内径を慎重に大きくするとともに、その後、小径部53Aの内径を素早く大きくすることができる。
前記断面において、大径部52Aの内周面と段差部54Aの内周面とは、なだらかに連なる。このため、封止部材50A内に雨水用横引き管103Aを挿入していっても小径部53Aの内径が変化しない、雨水用横引き管103Aの先端を大径部52A内に挿入する工程から、雨水用横引き管103Aを挿入するのに従い小径部53Aの内径が大きくなる、雨水用横引き管103Aの先端を段差部54A内に挿入する工程への切り替えが、滑らかに行われる。従って、小径部53Aの内径が大きくなりだす際に、小径部53Aの内径が急激に大きくなるのを抑制することができる。
前記断面において、段差部54Aの内周面と小径部53Aの内周面との接続部60Aは、径方向内側に向かって凸となるように突出する。これにより、雨水用横引き管103Aの先端を段差部54Aの内周面に、より確実に係止させることができる。
封止部材50Aは、凸部55Aを有する。図11に示すように、雨水用横引き管103Aの外周面が凸部55Aに接触すると、小径部53Aの内周面における、凸部55Aに対して中心軸線O3に沿う方向に隣り合う部分に対して、雨水用横引き管103Aの外周面が離間する。このため、小径部53Aの内周面に凸部55Aが設けられず、小径部53Aの内周面における中心軸線O3に沿う方向の全長にわたって雨水用横引き管103Aの外周面が接触する場合に比べて、小径部53Aと雨水用横引き管103Aとの接触面積が減る。従って、封止部材50Aに雨水用横引き管103Aを挿入するときの挿入力を、さらに低減させることができる。
封止部材50Aの内径は、一方側D1から他方側D2に向かうに従い、一定か、小さくなる。このため、封止部材50Aを金型120による射出成形で製造するときに、封止部材50Aの内周面に、アンダーカット部分が無い。従って、封止部材50Aの内周面を全て金型120のコア121により形成して、封止部材50Aからコア121を一方側D1に引き抜くことができる。
また、本実施形態の雨水升1は、升本体部10と、封止部材50Aと、を有する。このため、雨水用横引き管103Aを挿入するときの挿入力を低減させた封止部材50Aを用いて、雨水升1を構成することができる。
以上、本発明の一実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の構成の変更、組み合わせ、削除等も含まれる。
例えば、前記実施形態では、升本体部10に形成される開口12の数は、1つでもよいし、3つ以上でもよい。
図7に示す前記断面において、段差部54Aの内周面は、直線状等でもよい。
前記断面において、大径部52Aの内周面と段差部54Aの内周面との間に、段差があってもよい。
前記断面において、段差部54Aの内周面と小径部53Aの内周面との接続部は、なだらかに連なってもよい。
封止部材は、凸部55A、第1鍔部56A、及び第2鍔部57Aを有さなくてもよい。この場合、例えば封止部材は、升本体部10における開口12Aの周縁部に、接着剤等により固定される。
封止部材にアンダーカットとなる部分が形成されてもよい。雨水升1は、管受口25、泥溜め部30、係止部40、バスケット45を備えなくてもよい。
なお、本実施形態では、升が雨水升1であるとしたが、升は下水(汚水、排水)用の下水升等であるとしてもよい。
1 雨水升(升)
10 升本体部
12A,12B 開口
50A,50B 封止部材
51A 環状部材
52A 大径部
53A 小径部
54A 段差部
55A 凸部
60A 接続部
D1 一方側
D2 他方側
O3 中心軸線

Claims (7)

  1. 外面に開口が形成された升本体部と、前記升本体部の前記開口に配置される配管と、の間を封止する封止部材であって、
    環状部材と、
    前記環状部材の内周面における、前記環状部材の中心軸線に沿う一方側の部分に設けられた大径部と、
    前記環状部材の内周面における、前記大径部よりも前記中心軸線に沿う他方側の部分に設けられ、前記大径部よりも内径が小さい小径部と、
    前記大径部と前記小径部との間に連なるように形成された段差部と、
    を備える、封止部材。
  2. 前記中心軸線を含む断面において、前記段差部の内周面は、径方向外側に向かって凸となる曲面状である、請求項1に記載の封止部材。
  3. 前記断面において、前記大径部の内周面と前記段差部の内周面とは、なだらかに連なる、請求項2に記載の封止部材。
  4. 前記断面において、前記段差部の内周面と前記小径部の内周面との接続部は、径方向内側に向かって凸となるように突出する、請求項2又は3に記載の封止部材。
  5. 前記小径部の内周面に設けられ、径方向内側に向かって突出する凸部を備える、請求項1から4のいずれか一項に記載の封止部材。
  6. 前記封止部材の内径は、前記一方側から前記他方側に向かうに従い、一定か、小さくなり、
    前記封止部材の前記一方側の端における内径は、前記封止部材の前記他方側の端における内径よりも大きい、請求項1から5のいずれか一項に記載の封止部材。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の封止部材と、
    前記升本体部における前記開口の周縁部に前記封止部材の前記環状部材が固定された前記升本体部と、
    を備える、升。
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