JP2022149093A - 固体撮像装置および電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】SN特性を向上させる。【解決手段】固体撮像装置は、複数の単位画素が設けられた画素アレイ部を有し、単位画素は、第1の光電変換部と、第1の光電変換部へと光を入射させる第1のオンチップレンズとを有する小画素と、複数の領域に分割された第2の光電変換部と、第1のオンチップレンズよりも、より多くの光を集光可能であり、第2の光電変換部へと光を入射させる第2のオンチップレンズとを有する大画素とを備える。本技術はCMOSイメージセンサに適用することができる。【選択図】図2

Description

本技術は、固体撮像装置および電子機器に関し、特に、SN特性を向上させることができるようにした固体撮像装置および電子機器に関する。
固体撮像装置として、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)集積回路と同様のプロセスで製造できるCMOS型固体撮像装置(以下、CMOSイメージセンサと記す)が知られている。
CMOSイメージセンサでは、CMOSプロセスに付随した微細化技術により、画素ごとに増幅機能をもつアクティブ型の構造を容易に作ることができる。また、CMOSイメージセンサ、画素アレイ部の各画素から出力される信号を処理する信号処理回路などの周辺回路部を、画素アレイ部と同一チップ(基板)上に集積できるという特長を持っている。
そのため、CMOSイメージセンサが注目され、CMOSイメージセンサに関して、より多くの研究開発がなされている。
例えば、ダイナミックレンジ拡大技術として、水門転送に代表される時間分割によってフォトダイオードに蓄積された電荷を転送する転送ゲートに印加する電圧を制御して、露光期間中に複数回の読み出しを行う技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、空間分割方式を適用してダイナミックレンジを拡大する技術(例えば、特許文献2参照)や、LOFIC(Lateral Overflow Integration Capacitor)と称される画素内にメモリを設けて取扱い電荷量を直接増大させるダイナミック拡大技術(例えば、特許文献3参照)も提案されている。
さらに、LED(Light Emitting Diode)フリッカ抑制に対応したダイナミック拡大技術として、単位画素に感度の違う大画素と小画素を設け、それらの画素の感度差を利用して信号処理を行う技術も提案されている(例えば、特許文献4参照)。
特開2008-99158号公報 特開2006-253876号公報 特開2005-328493号公報 特開2017-163010号公報
ところで、特許文献4のような単位画素に感度の違う大画素と小画素を持ち、それらの画素の感度差を利用して信号処理を行うハイダイナミックレンジ技術がある。
ハイダイナミックレンジ技術において、大画素を用いたDual Gain読み出しに加えて、小画素からオーバーフローした電荷を画素内の容量に溜めて読み出しを行う、1H期間中に3回の読み出しを行う技術が存在する。
そのような技術では、3回の読み出しにより得られた信号に基づいて、最終的な画素信号、すなわち画像の画素の画素値が算出される。
このとき、所定の照度までは大画素から読み出された信号が用いられて画素値が算出され、所定の照度よりも高い照度では小画素から読み出された信号が用いられて画素値が算出される。また、所定の照度では、その所定の照度より低い照度で用いられる信号と、所定の照度よりも高い照度で用いられる信号との両方が用いられて画素値が算出される。このような2つの信号が画素値の算出に用いられる照度は、繋ぎポイントとも呼ばれている。
しかしながら、上述した技術では、繋ぎポイントとなる照度において、良好なSN(Signal to Noise ratio)特性、すなわち良好なSN比を得ることは困難であった。
例えば、小画素では、画素内の容量に溜めた電荷を取り扱うためにDDS(Double Data Sampling)駆動の読み出しが採用されている。しかし、画素内容量に電荷を溜める場合には、フローティングディフージョン(FD(Floating Diffusion))に直接、電荷が蓄積されるので、CDS(Correlated Double Sampling)方式を採用できず、暗電流やFPN(Fixed Pattern Noise)が除去できないので、繋ぎポイントでのSN特性が低下してしまう。
本技術は、このような状況に鑑みてなされたものであり、SN特性を向上させることができるようにするものである。
本技術の第1の側面の固体撮像装置は、複数の単位画素が設けられた画素アレイ部を有し、前記単位画素は、第1の光電変換部と、前記第1の光電変換部へと光を入射させる第1のオンチップレンズとを有する小画素と、複数の領域に分割された第2の光電変換部と、前記第1のオンチップレンズよりも、より多くの光を集光可能であり、前記第2の光電変換部へと光を入射させる第2のオンチップレンズとを有する大画素とを備える。
本技術の第1の側面においては、複数の単位画素が設けられた画素アレイ部が設けられ、前記単位画素には、第1の光電変換部と、前記第1の光電変換部へと光を入射させる第1のオンチップレンズとを有する小画素と、複数の領域に分割された第2の光電変換部と、前記第1のオンチップレンズよりも、より多くの光を集光可能であり、前記第2の光電変換部へと光を入射させる第2のオンチップレンズとを有する大画素とが設けられる。
本技術の第2の側面の電子機器は、本技術の第1の側面の固体撮像装置を有する電子機器である。
CMOSイメージセンサの構成例を示す図である。 単位画素の構成例を示す図である。 単位画素の他の構成例を示す図である。 単位画素の他の構成例を示す図である。 単位画素の他の構成例を示す図である。 単位画素の他の構成例を示す図である。 単位画素の他の構成例を示す図である。 単位画素の他の構成例を示す図である。 単位画素の回路構成例を示す図である。 単位画素の他の回路構成例を示す図である。 単位画素の駆動例について説明する図である。 撮像装置の構成例を示す図である。 イメージセンサの使用例について説明する図である。 車両制御システムの概略的な構成の一例を示すブロック図である。 車外情報検出部及び撮像部の設置位置の一例を示す説明図である。
以下、図面を参照して、本技術を適用した実施の形態について説明する。
〈第1の実施の形態〉
〈CMOSイメージセンサの構成例〉
本技術は、単位画素内に大画素と小画素のような複数の画素を持ち、FD蓄積の画素内容量を持つイメージセンサにおいて、大画素の飽和信号量を向上させることで、繋ぎポイントでのSN特性を向上させることができるようにするものである。
例えば本技術では、大画素に設けられたフォトダイオードを4つなどの複数の領域に分割し、PN接合部分の領域をより大きくすることで、より強い電界を得ることができ、その結果、飽和信号量を増大させることができる。なお、ここでいう大画素とは、主に低照度領域の撮像特性、すなわち低照度領域の撮像に用いられる、フォトダイオードのサイズが大きい画素のことである。
また、本技術では、大画素内にフォトダイオードで得られた電荷を転送するための転送ゲートを複数設けることで転送能力も向上させることができる。これにより、大画素で読み出すことができる電荷の量(信号量)をより多くすることができ、その結果、飽和信号量を増大させることができる。
このように、本技術によれば、大画素の飽和信号量を向上させることができるので、繋ぎポイントとなる照度をより高い照度とすることができる。高い照度ほど、信号に対するノイズの影響は少なくなるので、結果として繋ぎポイントでのSN特性を向上させることができる。
それでは、以下、本技術を適用したより具体的な実施の形態について説明する。
図1は、本技術を適用した固体撮像装置であるCMOSイメージセンサの構成例を示す図である。
ここで、CMOSイメージセンサとは、CMOSプロセスを応用するか、または部分的に使用して作成されたイメージセンサ(固体撮像素子)である。例えば、固体撮像装置は、裏面照射型のCMOSイメージセンサなどとされる。
CMOSイメージセンサ11は、図示せぬ半導体基板(チップ)上に形成された画素アレイ部21、および画素アレイ部21と同じ半導体基板上に集積された周辺回路部を有する構成となっている。
例えば周辺回路部は、垂直駆動部22、カラム処理部23、水平駆動部24、およびシステム制御部25を有している。
さらに、CMOSイメージセンサ11は、信号処理部28およびデータ格納部29を有している。信号処理部28およびデータ格納部29は、CMOSイメージセンサ11を構成する半導体基板上に設けられていてもよいし、CMOSイメージセンサ11を構成する半導体基板とは異なる基板に設けられるようにしてもよい。
画素アレイ部21は、受光した光量に応じた電荷を生成しかつ蓄積する光電変換部を有する複数の単位画素(以下、単に画素と記述する場合もある)が行方向および列方向に、すなわち、行列状に2次元配置された構成となっている。
ここで、行方向とは画素行の画素の配列方向(水平方向)、すなわち図中、横方向であり、列方向とは画素列の画素の配列方向(垂直方向)、すなわち図中、縦方向である。
画素アレイ部21において、行列状の画素配列に対して、画素行ごとに画素駆動線26が行方向に沿って配線され、画素列ごとに垂直信号線27が列方向に沿って配線されている。画素駆動線26は、画素から信号を読み出す際の駆動など、画素を駆動させるための駆動信号(制御信号)を供給するための信号線である。画素駆動線26の一端は、垂直駆動部22の各行に対応した出力端に接続されている。
なお、ここでは図を見やすくするため、1つの画素行に対して1つの画素駆動線26が描かれているが、実際には1つの画素行に対して複数の画素駆動線26が配線されている。
垂直駆動部22は、例えばシフトレジスタやアドレスデコーダなどからなり、画素アレイ部21の各画素を全画素同時あるいは行単位等で駆動する。
例えば垂直駆動部22は、読出し走査系と掃出し走査系の2つの走査系を有する構成となっている。
読出し走査系は、単位画素から信号を読み出すために、画素アレイ部21の単位画素を行単位で順に選択走査する。単位画素から読み出される信号はアナログ信号である。
掃出し走査系は、読出し走査系によって読出し走査が行われる読出し行に対して、所定のタイミングで掃出し走査を行う。掃出し走査系による掃出し走査により、読出し行の単位画素の光電変換部から不要な電荷が掃き出されることによって光電変換部がリセットされる。
垂直駆動部22によって選択走査された画素行の各単位画素から出力される信号は、画素列ごとに垂直信号線27を介してカラム処理部23に入力される。
カラム処理部23は、画素アレイ部21の画素列ごとに、選択行の各画素から垂直信号線27を介して供給される信号に対して所定の信号処理を行うとともに、信号処理後の画素信号を一時的に保持する。
例えばカラム処理部23は、信号処理としてノイズ除去処理やCDS処理(相関二重サンプリング)、DDS処理、AD(Analog to Digital)変換処理などを行う。例えば、CDS処理により、リセットノイズや画素内の増幅トランジスタの閾値ばらつき等の画素固有の固定パターンノイズが除去される。
水平駆動部24は、シフトレジスタやアドレスデコーダなどからなり、カラム処理部23の画素列に対応する単位回路を順番に選択する。この水平駆動部24による選択走査により、カラム処理部23において単位回路ごとに信号処理された画素信号が信号処理部28へと順番に出力される。
システム制御部25は、各種のタイミング信号を生成するタイミングジェネレータなどからなり、生成したタイミング信号に基づいて垂直駆動部22、カラム処理部23、および水平駆動部24などの駆動制御を行う。
信号処理部28は、少なくとも演算処理機能を有し、カラム処理部23から出力される画素信号に対して演算処理等の各種の信号処理を行う。データ格納部29は、信号処理部28において信号処理が行われるときに、その処理に必要なデータを一時的に格納する。
〈単位画素の構成例〉
続いて、画素アレイ部21に設けられた単位画素の構成例について説明する。
例えば画素アレイ部21に設けられた単位画素の部分を、その画素アレイ部21が形成された半導体基板の面と垂直な方向から見ると、図2に示すようになる。
図2の矢印Q11に示す部分には、画素アレイ部21が設けられた半導体基板51の裏面側を、その半導体基板51の面と垂直な方向からみた図が示されている。
ここで、半導体基板51の裏面とは、半導体基板51の面のうちの画素アレイ部21へと光が入射する側の面である。
この例では、例えば半導体基板51は、Pウェル領域61を有するP型半導体基板であり、半導体基板51の一部の領域等により、単位画素62が形成されている。
特に、ここでは単位画素62は、よりサイズの大きい画素である大画素71と、大画素71よりもサイズの小さい小画素72とを有しており、これらの大画素71と小画素72は、互いに異なる感度を有している。
また、大画素71は、外部から入射した光を集光するオンチップレンズ81を有しており、小画素72は、外部から入射した光を集光するオンチップレンズ82を有している。これらのオンチップレンズ81およびオンチップレンズ82は、半導体基板51上に配置されており、この例ではオンチップレンズ81の大きさ(レンズ径)は、オンチップレンズ82よりも大きくなっている。
特に、大画素71のオンチップレンズ81は、小画素72のオンチップレンズ82よりも、より多くの光を集光可能な構造となっている。すなわち、オンチップレンズ81は、構造上、オンチップレンズ82よりも、より多くの光を半導体基板51へと入射させることができる。
さらに半導体基板51のPウェル領域61は、P型素子分離、すなわちP型不純物領域83によって複数の領域に電気的に分離されている。
例えば矢印Q12に示すように、単位画素62では、P型不純物領域83によってPウェル領域61が大画素71を形成する領域と、小画素72を形成する領域とに分離(分割)されている。さらに、Pウェル領域61における大画素71の領域は、P型不純物領域83によって4つの領域91-1乃至領域91-4に分割されている。
なお、矢印Q12に示す部分には、半導体基板51の裏面側を、その半導体基板51の面と垂直な方向からみた図が示されており、ここでは説明のため、オンチップレンズ81やオンチップレンズ82は描かれていない。
矢印Q12に示すように、小画素72では、Pウェル領域61のP型不純物領域83によって囲まれる領域内にPD92が設けられている。オンチップレンズ82は、外部からの光を集光してPD92へと入射させる。
PD92は、例えばP型不純物領域の内部にN型不純物領域が形成された、いわゆる埋め込み型のフォトダイオードであり、オンチップレンズ82から入射する光を受光して光電変換する光電変換部として機能する。
小画素72における場合と同様に、大画素71においても、Pウェル領域61のP型不純物領域83によって囲まれる領域内にPD93a乃至PD93dからなる1つのPDが設けられている。オンチップレンズ81は、外部からの光を集光してPD93a乃至PD93dへと入射させる。
大画素71では、Pウェル領域61のP型不純物領域83によって囲まれる領域91-1内にPD93aが設けられており、Pウェル領域61のP型不純物領域83によって囲まれる領域91-2内にPD93bが設けられている。
同様に、Pウェル領域61のP型不純物領域83によって囲まれる領域91-3内にPD93cが設けられており、Pウェル領域61のP型不純物領域83によって囲まれる領域91-4内にPD93dが設けられている。
これらのPD93a乃至PD93dは、例えばP型不純物領域の内部にN型不純物領域が形成された埋め込み型のフォトダイオードであり、オンチップレンズ81から入射する光を受光して光電変換する光電変換部として機能する。
なお、以下、領域91-1乃至領域91-4を特に区別する必要のない場合、単に領域91とも称する。また、以下、PD93a乃至PD93dを特に区別する必要のない場合、単にPD93とも称する。さらに、以下では、PD93a乃至PD93dからなる1つのPDを適宜、PD93とも称することとする。
大画素71に設けられたPD93a乃至PD93dからなる1つのPD93は、小画素72に設けられたPD92よりも、より大きいサイズとなっている。
したがって、例えば半導体基板51の面と垂直な方向から見た場合、PD93を形成する領域の大きさ(面積)、つまり受光面は、PD92を形成する領域の大きさよりも大きく、より多くの光を受光することが可能である。
また、大画素71では、1つのPD93の領域がP型不純物領域83によって、4つのPD93a乃至PD93dに電気的に分割(分離)されているということができる。
そのため、PD93が電気的に分割されない場合と比較して、PD93を形成するPN接合部分の領域、すなわちP型不純物領域83と接する部分の領域の大きさ(面積)がより大きくなる。これは、図2に示すように、半導体基板51の面と垂直な方向から見たときの4つの各PD93の外周の長さの合計が、PD93a乃至PD93dからなる1つのPD93が4つに分割されていない場合の外周の長さよりも長くなることからも明らかである。
したがって、大画素71のPD93では、より強い電界を得ることができ、その結果、大画素71(PD93)の飽和信号量を増加させることができる。
そうすることで、大画素71(PD93)で得られた画素信号と、小画素72(PD92)で得られた画素信号とを用いて、ダイナミックレンジの広い1つの画像を生成する場合に、繋ぎポイントとなる照度をより高い照度とすることができる。これにより、繋ぎポイントでのSN特性を向上させることができる。
なお、例えば画像の生成時には、繋ぎポイントよりも低い照度では、大画素71で得られた信号を用いた低照度用や中照度用の画素信号に基づいて画素の画素値が算出される。一方、繋ぎポイントよりも高い照度では、小画素72で得られた信号を用いた高照度用の画素信号に基づいて画素の画素値が算出される。また、繋ぎポイントとなる照度では、例えば中照度用の画素信号と高照度用の画素信号に基づいて画素の画素値が算出される。
さらに、矢印Q13に示すように、半導体基板51の裏面側とは反対側の面(表面)を、その半導体基板51の面と垂直な方向からみると、単位画素62内には、その単位画素62の駆動のための複数のトランジスタ等が形成されている。
例えば、この例では半導体基板51における、大画素71のPD93a乃至PD93dに囲まれる領域にはFD(フローティングディフージョン)101が形成されている。
FD101は、浮遊拡散領域であり、PD92またはPD93での光電変換により得られた電荷を保持(蓄積)する電荷保持部として機能する。
また、PD93a乃至PD93dのそれぞれと、FD101とは、転送ゲートである転送トランジスタ102-1乃至転送トランジスタ102-4を介して接続されている。
PD93a乃至PD93dにおいて光電変換により得られた電荷は、転送トランジスタ102-1乃至転送トランジスタ102-4を介してFD101に転送され、蓄積される。
なお、以下、転送トランジスタ102-1乃至転送トランジスタ102-4を特に区別する必要のない場合、単に転送トランジスタ102とも称することとする。
また、ここではPD93の分割された領域ごとに転送トランジスタ102を設ける例について説明するが、PD93の分割された複数の領域に対して1つの転送トランジスタ102を設ける構成としてもよい。
単位画素62には、大画素71を構成する4つのPD93ごとに、電荷をFD101へと転送するための転送トランジスタ102が設けられている。
そのため、単位画素62では、転送トランジスタ102を1つしか設けない場合と比較して、PD93に蓄積されている電荷のFD101への転送能力を向上させることができる。つまり、PD93で生成された電荷をより多く読み出すことができる。これにより、実質的に大画素71の飽和信号量を増加させることができる。
また、FD101には、転送トランジスタ103および転送トランジスタ104を介して小画素72のPD92も接続されている。したがって、PD92において光電変換により得られた電荷を、転送トランジスタ104および転送トランジスタ103を介してFD101に転送し、蓄積させることも可能である。
また、転送トランジスタ103にはリセットトランジスタ105も接続されており、リセットトランジスタ105をオンする(導通状態とする)ことで、FD101等に蓄積されている電荷を排出し、リセットすることができる。
さらにFD101は、増幅トランジスタ106のゲートに接続されている。増幅トランジスタ106は、FD101の電位に応じた信号を出力する。
すなわち、増幅トランジスタ106は、垂直信号線27を介して接続されている定電流源とソースフォロワ回路を構成し、FD101に蓄積されている電荷に応じたレベルを示す信号が、増幅トランジスタ106から選択トランジスタ107および垂直信号線27を介してカラム処理部23に出力される。
また、半導体基板51におけるPD93bとPD93dの間の部分には、グランドに接続されたP型コンタクト108も形成されている。
画素アレイ部21には、以上において説明した構成の単位画素62が複数形成されている。このような画素アレイ部21を有するCMOSイメージセンサ11によれば、大画素71の飽和信号量を増加させ、繋ぎポイントでのSN特性を向上させることができる。
なお、以上においては半導体基板51がP型半導体基板である例について説明したが、半導体基板51はN型半導体基板であってもよい。そのような場合には、半導体基板51がP型不純物領域83に対応する、N型素子分離、すなわちN型不純物領域によって複数の領域に電気的に分離される。したがって、例えば大画素71の領域が、N型不純物領域によって4つの領域91-1乃至領域91-4(PD93a乃至PD93d)に分割される。
〈第2の実施の形態〉
〈単位画素の他の構成例〉
単位画素62の構成は、図2に示した構成に限らず、大画素71と小画素72を有し、大画素71の領域が複数の領域に分割されていれば、どのような構成であってもよい。
以下、図3乃至図8を参照して単位画素62の他の構成例について説明する。なお、図3乃至図8において図2における場合と対応する部分には同一の符号を付してあり、その説明は適宜省略する。また、図3乃至図8において、互いに対応する部分には同一の符号を付してあり、その説明は適宜省略する。
図3に示す例では、基本的には図2における場合と同じ構成となっているが、図3に示す例においては、P型不純物領域83ではなく、絶縁体131によって半導体基板51のPウェル領域61が複数の領域に電気的に分離されている。
すなわち、図3に示す単位画素62の構成は、P型不純物領域83に代えて絶縁体131が設けられている点のみ図2に示した単位画素62の構成と異なっており、その他の点では図2に示した単位画素62と同じ構成となっている。
図3では、矢印Q21に示す部分および矢印Q22に示す部分には、半導体基板51の裏面側の一部を、半導体基板51の面と垂直な方向からみた図が示されている。但し、矢印Q22に示す部分には、オンチップレンズ81とオンチップレンズ82は描かれていない。
矢印Q22に示すように、単位画素62では、絶縁体131によってPウェル領域61が大画素71を形成する領域と、小画素72を形成する領域とに分離(分割)されている。
さらに、Pウェル領域61における大画素71の領域は、絶縁体131によって4つの領域91-1乃至領域91-4に分割されており、それらの領域91-1乃至領域91-4内にPD93a乃至PD93dが形成されている。
絶縁体131は、例えばRDTI(Rear Deep Trench Isolation)やFFTI(Front Full Trench Isolation)などからなる。
ここで、RDTIは、半導体基板51の裏面側から所定の深さまで溝を形成し、その溝部分に絶縁物等を埋め込むことで形成されたトレンチである。また、FFTIは、半導体基板51の表面側から裏面まで貫通する穴(溝)を形成し、その貫通穴部分に絶縁物等を埋め込むことで形成されたトレンチである。
このような絶縁体131を形成した場合、その絶縁体131の表面には薄くP型半導体領域が形成される。そのため、絶縁体131によりPD93の領域を4つのPD93a乃至PD93dに電気的に分割することでも、P型不純物領域83により分割する場合と同様に、PD93を形成するPN接合部分の領域を大きくすることができる。したがって、大画素71のPD93において、より強い電界を得ることができ、大画素71(PD93)の飽和信号量を増加させることができる。
また、矢印Q23に示すように半導体基板51の表面側を、その半導体基板51の面と垂直な方向からみると、単位画素62内には図2の例と同じ配置でPD93、PD92、およびFD101乃至P型コンタクト108が形成されている。
〈第3の実施の形態〉
〈単位画素の他の構成例〉
図3の例では、絶縁体131によって分割された大画素71内の領域91ごとにN型不純物領域を形成することで、PD93a乃至PD93dからなる1つのPD93が形成される例について説明した。
しかし、例えば図4に示すように、P型不純物領域の内部にN型不純物領域を形成することで、1つのPD161を形成し、そのPD161を絶縁体131によって分割するようにしてもよい。
図4では、矢印Q31に示す部分および矢印Q32に示す部分には、半導体基板51の裏面側の一部を、半導体基板51の面と垂直な方向からみた図が示されている。但し、矢印Q32に示す部分には、オンチップレンズ81とオンチップレンズ82は描かれていない。
矢印Q32に示すように、単位画素62では、絶縁体131によってPウェル領域61が大画素71を形成する領域と、小画素72を形成する領域とに分離(分割)されている。例えば、この例では絶縁体131はRDTIなどとされる。
大画素71内には、1つのPD161が形成されており、そのPD161が絶縁体131によって4つのPD161a乃至PD161dに電気的に分離(分割)されている。このような構成とすることでも、図3の例と同様に、PD161を形成するPN接合部分の領域を大きくすることができ、飽和信号量を増加させることができる。
また、矢印Q33に示すように半導体基板51の表面側を、その半導体基板51の面と垂直な方向からみると、単位画素62内には図3の例とは異なる配置でトランジスタ等が配置されている。
この例では、単位画素62内にはPD161、PD92、転送トランジスタ162、FD101、および転送トランジスタ103乃至P型コンタクト108が形成されている。
特に、図4の例では、図3における場合と異なり、PD161における光電変換によって生成された電荷は、1つの転送トランジスタ162によってFD101へと転送される。すなわち、PD161a乃至PD161dのそれぞれで蓄積された電荷が、同じ1つの転送トランジスタ162によってFD101に転送される。
また、FD101には、転送トランジスタ103および増幅トランジスタ106が接続されており、転送トランジスタ103乃至選択トランジスタ107の配置は、図3における例と同じ配置となっている。さらに、P型コンタクト108は、半導体基板51の面と垂直な方向からみてPD161の図中、左下の位置に配置されている。
〈第4の実施の形態〉
〈単位画素の他の構成例〉
また、図2乃至図4に示した例では、半導体基板51の面と垂直な方向から見たときに、単位画素62を駆動するための転送トランジスタ162等の画素トランジスタがPDとは異なる領域に配置されている例について説明した。しかし、これに限らず、PD直下の領域に画素トランジスタを配置してもよい。
そのような場合、単位画素62は、例えば図5に示すように構成される。
図5では、矢印Q41に示す部分および矢印Q42に示す部分には、半導体基板51の裏面側の一部を、半導体基板51の面と垂直な方向からみた図が示されている。但し、矢印Q42に示す部分には、オンチップレンズ81とオンチップレンズ82は描かれていない。
矢印Q42に示すように、単位画素62では、図4における場合と同様にして絶縁体131によってPウェル領域61が大画素71を形成する領域と、小画素72を形成する領域とに分離(分割)されている。
大画素71内には、図4に示したPD161と同様の1つのPD191が形成されており、そのPD191が絶縁体131によって4つのPD191a乃至PD191dに電気的に分離(分割)されている。特に、この例ではPD191の直下に画素トランジスタが形成されているため、PD191はPD161よりも大きくなっている。
このような構成とすることでも、図4の例と同様に、PD191を形成するPN接合部分の領域を大きくすることができ、飽和信号量を増加させることができる。
また、矢印Q43に示すように半導体基板51の表面側を、その半導体基板51の面と垂直な方向からみると、単位画素62内には図4の例とは異なる配置でトランジスタ等が配置されている。
すなわち、半導体基板51の面と垂直な方向から見たときに、PD191の領域と重なる位置に転送トランジスタ162、FD101、転送トランジスタ103、キャパシタ201、およびP型コンタクト108と、隣接する単位画素のリセットトランジスタおよび選択トランジスタとが配置されている。
また、単位画素62内には、半導体基板51の面と垂直な方向から見たときに、PD191の領域とは異なる位置(重ならない位置)に、転送トランジスタ104乃至選択トランジスタ107、およびPD92が配置されている。
例えばキャパシタ201は、フローティングキャパシタ(FC(Floating Capacitor))であり、転送トランジスタ162と同じ層(配線層)に形成されている。このキャパシタ201は、PD92と転送トランジスタ104の間に接続されており、PD92における光電変換で生成された電荷を保持(蓄積)する。したがって、キャパシタ201を設けることで、小画素72(PD92)の飽和信号量をより多くすることができる。
また、図5の例では、図4における場合と同様に、PD191における光電変換によって生成された電荷は、1つの転送トランジスタ162によってFD101へと転送される。すなわち、PD191a乃至PD191dのそれぞれで蓄積された電荷が、同じ1つの転送トランジスタ162によってFD101に転送される。
〈第5の実施の形態〉
〈単位画素の他の構成例〉
さらに、以上においては単位画素62内に、1つの増幅トランジスタ106を設ける例について説明したが、例えば図6に示すように単位画素62内に並列接続された複数の増幅トランジスタを配置するようにしてもよい。
図6では、矢印Q51に示す部分および矢印Q52に示す部分には、半導体基板51の裏面側の一部を、半導体基板51の面と垂直な方向からみた図が示されている。但し、矢印Q52に示す部分には、オンチップレンズ81とオンチップレンズ82は描かれていない。
この例では、矢印Q52に示すように、図5における場合と同様にして、絶縁体131によってPウェル領域61が大画素71を形成する領域と、小画素72を形成する領域とに分離されている。また、大画素71内には、1つのPD191が形成されており、そのPD191が絶縁体131によって4つのPD191a乃至PD191dに分割されている。
さらに、矢印Q53に示すように、半導体基板51の表面側を、その半導体基板51の面と垂直な方向から見たときに、PD191の領域と重なる位置に画素トランジスタ等が配置されている。すなわち、PD191の直下に転送トランジスタ162、FD101、転送トランジスタ103乃至P型コンタクト108、および増幅トランジスタ231が形成されている。
この例においても、図5における場合と同様に、PD191、すなわちPD191a乃至PD191dのそれぞれで蓄積された電荷が1つの転送トランジスタ162によってFD101に転送される。
また、増幅トランジスタ106と選択トランジスタ107との間に増幅トランジスタ231が設けられている。すなわち、FD101と選択トランジスタ107との間に、増幅トランジスタ106および増幅トランジスタ231が並列に接続されている。
したがって、FD101に蓄積(保持)されている電荷に応じたレベルを示す信号が、増幅トランジスタ106および増幅トランジスタ231から、選択トランジスタ107を介して垂直信号線27に出力される。
このように、2つの増幅トランジスタ106と増幅トランジスタ231を並列に配置することで、実質的に増幅トランジスタの図中、横方向のゲートの長さ(ゲート長W)をより長くすることができる。つまり、1つの増幅トランジスタが設けられる場合と比較して、ゲート長Wを長くすることができる。
これにより、単位画素62(FD101)からの信号の読み出し速度をより速くすることができるとともに、読み出される信号に含まれるノイズを低減させることができる。
〈第6の実施の形態〉
〈単位画素の他の構成例〉
また、例えば図3に示した構成において、さらに小画素72に対して、直接、キャパシタを接続するようにしてもよい。
そのような場合、単位画素62は、例えば図7に示すように構成される。
図7では、矢印Q61に示す部分および矢印Q62に示す部分には、半導体基板51の裏面側の一部を、半導体基板51の面と垂直な方向からみた図が示されている。但し、矢印Q62に示す部分には、オンチップレンズ81とオンチップレンズ82は描かれていない。
この例では、矢印Q62に示すように、図3における場合と同様にして、絶縁体131によってPウェル領域61が大画素71を形成する領域と、小画素72を形成する領域とに分離されている。また、大画素71の領域は、絶縁体131によって4つの領域91-1乃至領域91-4に分割されており、それらの領域91-1乃至領域91-4内にPD93a乃至PD93dが形成されている。
矢印Q63に示すように、半導体基板51の表面側を、その半導体基板51の面と垂直な方向からみると、単位画素62内には図3の例と同じ配置でPD93、PD92、およびFD101乃至P型コンタクト108が形成されている。
さらに図7の例では、PD92に対して、直接、キャパシタ261が接続されており、PD92における光電変換で生成された電荷は、PD92内部だけでなくキャパシタ261にも蓄積(保持)される。これにより、小画素72(PD92)の飽和信号量をより多くすることができる。
キャパシタ261は、例えばMIM(Metal Insulator Metal)、MOSCAP(MOS(Metal Oxide Semiconductor)Capacitor)、トレンチなどからなる。
例えばキャパシタ261がMIM、すなわちMIM構造のキャパシタから構成される場合、キャパシタ261は、半導体基板51を構成する図示せぬ配線層に形成されるので、キャパシタ261のレイアウトの自由度をより高くすることができる。
〈第7の実施の形態〉
〈単位画素の他の構成例〉
また、例えば図7に示した構成において、さらに大画素71のFD101に対してもキャパシタを接続するようにしてもよい。
そのような場合、単位画素62は、例えば図8に示すように構成される。
図8では、矢印Q71に示す部分および矢印Q72に示す部分には、半導体基板51の裏面側の一部を、半導体基板51の面と垂直な方向からみた図が示されている。但し、矢印Q72に示す部分には、オンチップレンズ81とオンチップレンズ82は描かれていない。
この例では、矢印Q72に示すように、図7における場合と同様にして、絶縁体131によってPウェル領域61が大画素71を形成する領域と、小画素72を形成する領域とに分離されている。また、大画素71の領域は、絶縁体131によって4つの領域91-1乃至領域91-4に分割されており、それらの領域91-1乃至領域91-4内にPD93a乃至PD93dが形成されている。
矢印Q73に示すように、半導体基板51の表面側を、その半導体基板51の面と垂直な方向からみると、単位画素62内には図8の例と同じ配置でPD93、PD92、およびFD101乃至P型コンタクト108が形成されている。
さらに図8の例では、PD92に対してキャパシタ261が接続されており、FD101に対してもキャパシタ291が接続されている。
より詳細には、キャパシタ291は、転送トランジスタ103と転送トランジスタ104との間に接続されている。換言すれば、キャパシタ291は、転送トランジスタ103を介してFD101に接続されている。
したがって、例えば転送トランジスタ103をオン状態(導通状態)とすると、図7に示した例における場合よりも、さらにキャパシタ291の分だけFD101の容量(飽和信号量)を大きくすることができる。すなわち、適切な容量のキャパシタ291を設けることで、電荷から電圧信号への変換効率の調整を行うことができる。
例えばキャパシタ291はMIMにより構成され、半導体基板51を構成する図示せぬ配線層に形成されている。したがって、キャパシタ261における場合と同様に、キャパシタ291のレイアウトの自由度もより高くすることができる。
〈単位画素の回路構成例〉
次に、上述した単位画素62の回路構成について説明する。
例えば単位画素62が図5に示した構成とされる場合、単位画素62の回路構成は図9に示すようになる。なお、図9において図5における場合と対応する部分には同一の符号を付してあり、その説明は適宜省略する。
図9に示す例では、単位画素62は、PD191、転送トランジスタ162、FD101、転送トランジスタ103、転送トランジスタ104、PD92、キャパシタ201、リセットトランジスタ105、増幅トランジスタ106、および選択トランジスタ107を有している。
単位画素62では、PD191とFD101の間に転送トランジスタ162が設けられている。また、FD101は転送トランジスタ103を介してノード321と接続されており、転送トランジスタ103がオン状態とされると、FD101とノード321とが電気的に接続され、ノード321がFDとして機能する。すなわち、実質的にノード321の分だけFD101の容量が増加する。
ノード321には、転送トランジスタ104およびリセットトランジスタ105も接続されている。
転送トランジスタ104には、PD92およびキャパシタ201も接続されている。特に、キャパシタ201の一方の端は、PD92および転送トランジスタ104に接続されており、他方の端は所定電圧の電源FCVDDに接続されている。
PD92における光電変換で得られた電荷は、PD92およびキャパシタ201に蓄積され、それらの電荷は転送トランジスタ104がオン状態となると、転送トランジスタ104を介してノード321に転送される。
また、リセットトランジスタ105は電源VDDに接続されており、リセットトランジスタ105および転送トランジスタ103がオン状態とされると、FD101やノード321に蓄積されている電荷が電源VDDへと排出される。
さらに、FD101は増幅トランジスタ106のゲートに接続されており、増幅トランジスタ106は、選択トランジスタ107を介して垂直信号線27に接続されている。
なお、単位画素62が図4や図6に示した構成とされる場合においても、単位画素62は図9に示した例と同様の回路構成とされる。
但し、例えば図4に示した構成とされる場合、単位画素62にはキャパシタ201は設けられない。また、図6に示した構成とされる場合、単位画素62にはキャパシタ201は設けられず、増幅トランジスタ106と選択トランジスタ107の間には増幅トランジスタ231が設けられる。
〈単位画素の他の回路構成例〉
その他、単位画素62の回路構成は、例えば図10に示すような構成とされてもよい。なお、図10において図2または図9における場合と対応する部分には同一の符号を付してあり、その説明は適宜省略する。
図10に示す単位画素62の構成は、PD191および転送トランジスタ162に代えて、PD93a乃至PD93dおよび転送トランジスタ102-1乃至転送トランジスタ102-4が設けられている点で図9の単位画素62と異なり、その他の点では図9の単位画素62と同じ構成となっている。
すなわち、図10の例では、PD93a乃至PD93dのそれぞれが、転送トランジスタ102-1乃至転送トランジスタ102-4のそれぞれを介してFD101に接続されている。したがって、4つの各PD93における光電変換により得られた電荷は、転送トランジスタ102を介してFD101へと転送される。
このとき、垂直駆動部22は、画素駆動線26を介して各転送トランジスタ102に制御信号TGLa乃至制御信号TGLdを供給することで、それらの転送トランジスタ102をオン状態とする。
なお、垂直駆動部22と、転送トランジスタ102-1乃至転送トランジスタ102-4のそれぞれとが同じ1つの画素駆動線26によって接続され、制御信号TGLa乃至制御信号TGLdとして同じ制御信号が供給されるようにすることができる。
そのような場合、4つの各転送トランジスタ102は同時に制御され、同じ動作を行うので、PD93a乃至PD93dに蓄積されている電荷が同時にFD101へと転送される。
また、垂直駆動部22と、転送トランジスタ102-1乃至転送トランジスタ102-4のそれぞれとが互いに異なる画素駆動線26によって接続され、制御信号TGLa乃至制御信号TGLdとして互いに異なる制御信号が供給されるようにしてもよい。
そのような場合、4つの各転送トランジスタ102は個別に(独立に)制御されるので、PD93a乃至PD93dのそれぞれに蓄積されている電荷は、任意のタイミングでFD101へと転送される。すなわち、垂直駆動部22は、各PD93に蓄積されている電荷を、同時にFD101へと転送することもできるし、互いに異なるタイミングで個別にFD101へと転送することもできる。
例えば各PD93に蓄積されている電荷を個別にFD101へと転送し、それらの電荷に応じた信号を個別に読み出せば、単位画素62で得られる入射光に関する情報量が増えるので、CMOSイメージセンサ11で得られる画像の解像度を高めることができる。
図10に示した単位画素62の回路構成は、例えば上述の図2や図3、図7、図8に示した構成に対応する。
例えば図2や図3に示した単位画素62の構成は、図10に示した単位画素62の構成からキャパシタ201を除いた構成であり、図7に示した単位画素62の構成は、図10に示した単位画素62におけるキャパシタ201をキャパシタ261に代えた構成である。
また、例えば図8に示した単位画素62の構成は、図10に示した単位画素62におけるキャパシタ201をキャパシタ261に代えるとともに、ノード321にキャパシタ291を設けた構成である。
〈単位画素の駆動例〉
続いて、以上において説明した単位画素62の駆動例、すなわちCMOSイメージセンサ11の動作について説明する。なお、ここでは単位画素62の回路構成は、図9に示した構成であるものとして説明を行う。
図11は、画素アレイ部21における1H期間(1水平期間)における単位画素62の駆動例を示しており、図中、横方向は時間方向を示している。
図11において、折れ線L11はキャパシタ201等に供給される電源FCVDDの電圧を示している。
また、折れ線L12は、垂直駆動部22から画素駆動線26を介して選択トランジスタ107に供給される制御信号SELを示しており、折れ線L13は、垂直駆動部22から画素駆動線26を介して転送トランジスタ103に供給される制御信号FDGを示している。
折れ線L14は、垂直駆動部22から画素駆動線26を介して転送トランジスタ162に供給される制御信号TGLを示しており、折れ線L15は、垂直駆動部22から画素駆動線26を介してリセットトランジスタ105に供給される制御信号RSTを示している。
さらに、折れ線L16は、垂直駆動部22から画素駆動線26を介して転送トランジスタ104に供給される制御信号FCGを示している。
なお、折れ線L12乃至折れ線L16について、その折れ線が図中、上に凸となっている期間では、その折れ線に対応する選択トランジスタ107等の画素トランジスタはオン状態(導通状態)となり、折れ線が図中、下に凸となっている期間では、その折れ線に対応する画素トランジスタはオフ状態(非導通状態)となる。
例えば図11では、最初の期間T1は、中程度の照度である照度中に対応する画素信号を得るためのP相、すなわちリセットレベルの読み出し期間となっている。
続く期間T2および期間T3は、最も照度が低い照度低に対応する画素信号を得るためのP相およびD相、すなわちリセットレベルおよび信号レベルの読み出し期間となっている。また、期間T4は照度中に対応する画素信号を得るためのD相、すなわち信号レベルの読み出し期間となっている。
さらに、期間T5および期間T6は、最も照度が高い照度高に対応する画素信号を得るためのD相およびP相、すなわち信号レベルおよびリセットレベルの読み出し期間となっており、期間T7はDOL(Digital Overlap)のための期間となっている。
例えば期間T1前の時刻t1において垂直駆動部22は、選択トランジスタ107およびリセットトランジスタ105をオン状態とする。このとき、転送トランジスタ103、転送トランジスタ162、および転送トランジスタ104はオフ状態となっている。
続く時刻t2では、垂直駆動部22は転送トランジスタ103をオン状態とすることで、FD101とノード321とを電気的に接続させる。
これにより、FD101およびノード321に蓄積されている電荷が排出され、これらのFD101とノード321がリセットされる。
FD101とノード321が接続されている状態は、FD101とノード321が接続されていない状態と比較して、電荷の電圧信号への変換効率が低い変換効率低の状態である。照度中に対応する画素信号の読み出しは、変換効率低の状態で行われる。
時刻t3では、垂直駆動部22は転送トランジスタ103およびリセットトランジスタ105をオフ状態とし、その後、時刻t4では、垂直駆動部22は転送トランジスタ103を再びオン状態とする。
これにより、FD101とノード321が接続された変換効率低の状態で、FD101およびノード321に保持されている電荷に応じた電圧信号が、増幅トランジスタ106から選択トランジスタ107および垂直信号線27を介してカラム処理部23に供給される。
カラム処理部23は、このようにして増幅トランジスタ106から供給された信号に対してAD変換処理等の信号処理を行って、照度中に対応するリセットレベルを求める。
また、時刻t5では、垂直駆動部22は転送トランジスタ103をオフ状態とする。
これにより、FD101とノード321とが電気的に分離され、変換効率低の状態よりも変換効率が高い変換効率高の状態となる。照度低に対応する画素信号の読み出しは、変換効率高の状態で行われる。
この状態で、FD101に保持されている電荷に応じた電圧信号が、増幅トランジスタ106から選択トランジスタ107および垂直信号線27を介してカラム処理部23に供給される。カラム処理部23は、このようにして増幅トランジスタ106から供給された信号に対してAD変換処理等の信号処理を行って、照度低に対応するリセットレベルを得る。
時刻t6において垂直駆動部22は、転送トランジスタ162をオン状態とする。
PD191では光電変換が行われ、その結果得られた電荷が蓄積されている。転送トランジスタ162がオン状態とされると、PD191に蓄積されている電荷が転送トランジスタ162を介してFD101へと転送され、保持される。
この場合、FD101とノード321とが電気的に分離されている、つまり接続されていない状態であるので、変換効率は変換効率高の状態となっている。
時刻t7では、垂直駆動部22は転送トランジスタ162をオフ状態とし、PD191からFD101への電荷の転送を終了する。
この状態で、FD101に保持されている電荷に応じた電圧信号が、増幅トランジスタ106から選択トランジスタ107および垂直信号線27を介してカラム処理部23に供給される。カラム処理部23は、このようにして増幅トランジスタ106から供給された信号に対してAD変換処理等の信号処理を行って、照度低に対応する信号レベルを求める。
さらにカラム処理部23は、照度低に対応する信号レベルとリセットレベルとの差分を求めることで、照度低に対応する画素信号を求め、信号処理部28に供給する。なお、信号レベルとリセットレベルとの差分の計算は、信号処理部28で行われてもよい。
時刻t8において、垂直駆動部22は、転送トランジスタ162をオン状態として、さらにPD191からFD101へと電荷を転送させるとともに、転送トランジスタ103をオン状態とし、再び変換効率低の状態とする。この場合、PD191から転送された電荷は、FD101およびノード321に蓄積される。
時刻t9では、垂直駆動部22は転送トランジスタ162をオフ状態とし、PD191からFD101への電荷の転送を終了する。
この状態で、FD101およびノード321に保持されている電荷に応じた電圧信号が、増幅トランジスタ106から選択トランジスタ107および垂直信号線27を介してカラム処理部23に供給される。
カラム処理部23は、このようにして増幅トランジスタ106から供給された信号に対してAD変換処理等の信号処理を行って、照度中に対応する信号レベルを求める。さらにカラム処理部23は、照度中に対応する信号レベルとリセットレベルとの差分を求めることで照度中に対応する画素信号を求め、信号処理部28に供給する。
以上のような照度低および照度中に対応する画素信号を得るための駆動はCDS駆動となる。
続いて、時刻t10において垂直駆動部22は、転送トランジスタ104をオン状態とする。
PD92では光電変換が行われ、その結果得られた電荷がPD92およびキャパシタ201に蓄積されている。転送トランジスタ104がオン状態とされると、PD92およびキャパシタ201に蓄積されている電荷が転送トランジスタ104を介してノード321(FD101)へと転送され、保持される。
この場合、PD92、キャパシタ201、FD101、およびノード321が電気的に接続されており、変換効率は変換効率低の状態よりも、さらに低い状態となっている。照度高に対応する画素信号の読み出しは、このような変換効率低よりも変換効率が低い状態で行われる。
すなわち、このような状態で、FD101やノード321、キャパシタ201に保持されている電荷に応じた電圧信号が、増幅トランジスタ106から選択トランジスタ107および垂直信号線27を介してカラム処理部23に供給される。
カラム処理部23は、このようにして増幅トランジスタ106から供給された信号に対してAD変換処理等の信号処理を行って、照度高に対応する信号レベルを求める。
時刻t11では、垂直駆動部22は選択トランジスタ107をオフさせて、一旦、単位画素62を非選択状態、すなわち垂直信号線27へと信号が出力されない状態とするとともに、リセットトランジスタ105をオン状態としてリセットを行う。
この場合、PD92、キャパシタ201、FD101、およびノード321に蓄積されている電荷が排出され、それらのPD92、キャパシタ201、FD101、およびノード321がリセットされる。
時刻t12において、垂直駆動部22は再び選択トランジスタ107をオン状態として単位画素62を選択状態とするとともに、転送トランジスタ104をオフ状態とし、PD92およびキャパシタ201と、ノード321とを電気的に切り離す。
そして時刻t13において、垂直駆動部22はリセットトランジスタ105をオフ状態とし、リセットを終了する。
時刻t14において、垂直駆動部22は転送トランジスタ104をオン状態とし、PD92、キャパシタ201、FD101、およびノード321が電気的に接続された状態とする。
このような状態でFD101やノード321、キャパシタ201に保持されている電荷に応じた電圧信号が、増幅トランジスタ106から選択トランジスタ107および垂直信号線27を介してカラム処理部23に供給される。
カラム処理部23は、このようにして増幅トランジスタ106から供給された信号に対してAD変換処理等の信号処理を行って、照度高に対応するリセットレベルを求める。さらにカラム処理部23は、照度高に対応する信号レベルとリセットレベルとの差分を求めることで照度高に対応する画素信号を求め、信号処理部28に供給する。以上のような照度高に対応する画素信号を得るための駆動はDDS駆動となる。
信号処理部28は、以上のようにしてカラム処理部23から供給された、各単位画素62についての照度低、照度中、および照度高のそれぞれの画素信号に基づいて、1つの画像の画像信号を生成し、後段に出力する。
時刻t15において、垂直駆動部22は転送トランジスタ104をオフ状態とし、PD92やキャパシタ201と、ノード321とが電気的に切り離された状態とする。
続く時刻t16では、垂直駆動部22は選択トランジスタ107をオフ状態とし、単位画素62を非選択状態とする。さらに時刻t17では、垂直駆動部22はリセットトランジスタ105をオン状態とし、FD101およびノード321をリセットさせる。
このとき、時刻t15以降(期間T7)において、カラム処理部23が単位画素62から信号、すなわちFD101等に蓄積された電荷に応じた信号を読み出し、信号処理部28において、読み出した信号に基づき、例えばDOLと呼ばれる方式で画像信号を生成してもよい。
以上のような駆動を行うことで、CMOSイメージセンサ11は、各照度に応じた複数の画素信号に基づいて、ダイナミックレンジの広い1つの画像を生成することができる。
なお、ここでは単位画素62が図9に示した構成である場合について説明したが、単位画素62が図10に示した構成である場合においても図11に示した例と同様の駆動となる。この場合、例えば時刻t6や時刻t8では、垂直駆動部22は転送トランジスタ102-1乃至転送トランジスタ102-4を同時にオン状態とする。
〈電子機器への適用例〉
なお、本技術は、固体撮像装置への適用に限られるものではない。すなわち、本技術はデジタルスチルカメラやビデオカメラ等の撮像装置や、撮像機能を有する携帯端末装置や、画像読取部に固体撮像装置を用いる複写機など、画像取込部(光電変換部)に固体撮像装置を用いる電子機器全般に対して適用可能である。固体撮像装置は、ワンチップとして形成された形態であってもよいし、撮像部と信号処理部または光学系とがまとめてパッケージングされた撮像機能を有するモジュール状の形態であってもよい。
図12は、本技術を適用した電子機器としての、撮像装置の構成例を示すブロック図である。
図12の撮像装置401は、レンズ群などからなる光学部411、図1のCMOSイメージセンサ11の構成が採用される固体撮像装置(撮像デバイス)412、およびカメラ信号処理回路であるDSP(Digital Signal Processor)回路413を備える。
また、撮像装置401は、フレームメモリ414、表示部415、記録部416、操作部417、および電源部418も備える。DSP回路413、フレームメモリ414、表示部415、記録部416、操作部417、および電源部418は、バスライン419を介して相互に接続されている。
光学部411は、被写体からの入射光(像光)を取り込んで固体撮像装置412の撮像面上に結像する。固体撮像装置412は、光学部411によって撮像面上に結像された入射光の光量を画素単位で電気信号に変換して画素信号として出力する。
表示部415は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の薄型ディスプレイで構成され、固体撮像装置412で撮像された動画または静止画を表示する。記録部416は、固体撮像装置412で撮像された動画または静止画を、ハードディスクや半導体メモリ等の記録媒体に記録する。
操作部417は、ユーザによる操作の下に、撮像装置401が持つ様々な機能について操作指令を発する。電源部418は、DSP回路413、フレームメモリ414、表示部415、記録部416、および操作部417の動作電源となる各種の電源を、これら供給対象に対して適宜供給する。
〈イメージセンサの使用例〉
図13は、上述のCMOSイメージセンサ11の使用例を示す図である。
上述のCMOSイメージセンサ11は、例えば、以下のように、可視光や、赤外光、紫外光、X線等の光をセンシングする様々なケースに使用することができる。
・デジタルカメラや、カメラ機能付きの携帯機器等の、鑑賞の用に供される画像を撮影する装置
・自動停止等の安全運転や、運転者の状態の認識等のために、自動車の前方や後方、周囲、車内等を撮影する車載用センサ、走行車両や道路を監視する監視カメラ、車両間等の測距を行う測距センサ等の、交通の用に供される装置
・ユーザのジェスチャを撮影して、そのジェスチャに従った機器操作を行うために、TVや、冷蔵庫、エアーコンディショナ等の家電に供される装置
・内視鏡や、赤外光の受光による血管撮影を行う装置等の、医療やヘルスケアの用に供される装置
・防犯用途の監視カメラや、人物認証用途のカメラ等の、セキュリティの用に供される装置
・肌を撮影する肌測定器や、頭皮を撮影するマイクロスコープ等の、美容の用に供される装置
・スポーツ用途等向けのアクションカメラやウェアラブルカメラ等の、スポーツの用に供される装置
・畑や作物の状態を監視するためのカメラ等の、農業の用に供される装置
〈移動体への応用例〉
このように、本開示に係る技術(本技術)は、様々な製品へ応用することができる。例えば、本開示に係る技術は、自動車、電気自動車、ハイブリッド電気自動車、自動二輪車、自転車、パーソナルモビリティ、飛行機、ドローン、船舶、ロボット等のいずれかの種類の移動体に搭載される装置として実現されてもよい。
図14は、本開示に係る技術が適用され得る移動体制御システムの一例である車両制御システムの概略的な構成例を示すブロック図である。
車両制御システム12000は、通信ネットワーク12001を介して接続された複数の電子制御ユニットを備える。図14に示した例では、車両制御システム12000は、駆動系制御ユニット12010、ボディ系制御ユニット12020、車外情報検出ユニット12030、車内情報検出ユニット12040、及び統合制御ユニット12050を備える。また、統合制御ユニット12050の機能構成として、マイクロコンピュータ12051、音声画像出力部12052、及び車載ネットワークI/F(interface)12053が図示されている。
駆動系制御ユニット12010は、各種プログラムにしたがって車両の駆動系に関連する装置の動作を制御する。例えば、駆動系制御ユニット12010は、内燃機関又は駆動用モータ等の車両の駆動力を発生させるための駆動力発生装置、駆動力を車輪に伝達するための駆動力伝達機構、車両の舵角を調節するステアリング機構、及び、車両の制動力を発生させる制動装置等の制御装置として機能する。
ボディ系制御ユニット12020は、各種プログラムにしたがって車体に装備された各種装置の動作を制御する。例えば、ボディ系制御ユニット12020は、キーレスエントリシステム、スマートキーシステム、パワーウィンドウ装置、あるいは、ヘッドランプ、バックランプ、ブレーキランプ、ウィンカー又はフォグランプ等の各種ランプの制御装置として機能する。この場合、ボディ系制御ユニット12020には、鍵を代替する携帯機から発信される電波又は各種スイッチの信号が入力され得る。ボディ系制御ユニット12020は、これらの電波又は信号の入力を受け付け、車両のドアロック装置、パワーウィンドウ装置、ランプ等を制御する。
車外情報検出ユニット12030は、車両制御システム12000を搭載した車両の外部の情報を検出する。例えば、車外情報検出ユニット12030には、撮像部12031が接続される。車外情報検出ユニット12030は、撮像部12031に車外の画像を撮像させるとともに、撮像された画像を受信する。車外情報検出ユニット12030は、受信した画像に基づいて、人、車、障害物、標識又は路面上の文字等の物体検出処理又は距離検出処理を行ってもよい。
撮像部12031は、光を受光し、その光の受光量に応じた電気信号を出力する光センサである。撮像部12031は、電気信号を画像として出力することもできるし、測距の情報として出力することもできる。また、撮像部12031が受光する光は、可視光であっても良いし、赤外線等の非可視光であっても良い。
車内情報検出ユニット12040は、車内の情報を検出する。車内情報検出ユニット12040には、例えば、運転者の状態を検出する運転者状態検出部12041が接続される。運転者状態検出部12041は、例えば運転者を撮像するカメラを含み、車内情報検出ユニット12040は、運転者状態検出部12041から入力される検出情報に基づいて、運転者の疲労度合い又は集中度合いを算出してもよいし、運転者が居眠りをしていないかを判別してもよい。
マイクロコンピュータ12051は、車外情報検出ユニット12030又は車内情報検出ユニット12040で取得される車内外の情報に基づいて、駆動力発生装置、ステアリング機構又は制動装置の制御目標値を演算し、駆動系制御ユニット12010に対して制御指令を出力することができる。例えば、マイクロコンピュータ12051は、車両の衝突回避あるいは衝撃緩和、車間距離に基づく追従走行、車速維持走行、車両の衝突警告、又は車両のレーン逸脱警告等を含むADAS(Advanced Driver Assistance System)の機能実現を目的とした協調制御を行うことができる。
また、マイクロコンピュータ12051は、車外情報検出ユニット12030又は車内情報検出ユニット12040で取得される車両の周囲の情報に基づいて駆動力発生装置、ステアリング機構又は制動装置等を制御することにより、運転者の操作に拠らずに自律的に走行する自動運転等を目的とした協調制御を行うことができる。
また、マイクロコンピュータ12051は、車外情報検出ユニット12030で取得される車外の情報に基づいて、ボディ系制御ユニット12020に対して制御指令を出力することができる。例えば、マイクロコンピュータ12051は、車外情報検出ユニット12030で検知した先行車又は対向車の位置に応じてヘッドランプを制御し、ハイビームをロービームに切り替える等の防眩を図ることを目的とした協調制御を行うことができる。
音声画像出力部12052は、車両の搭乗者又は車外に対して、視覚的又は聴覚的に情報を通知することが可能な出力装置へ音声及び画像のうちの少なくとも一方の出力信号を送信する。図14の例では、出力装置として、オーディオスピーカ12061、表示部12062及びインストルメントパネル12063が例示されている。表示部12062は、例えば、オンボードディスプレイ及びヘッドアップディスプレイの少なくとも一つを含んでいてもよい。
図15は、撮像部12031の設置位置の例を示す図である。
図15では、車両12100は、撮像部12031として、撮像部12101,12102,12103,12104,12105を有する。
撮像部12101,12102,12103,12104,12105は、例えば、車両12100のフロントノーズ、サイドミラー、リアバンパ、バックドア及び車室内のフロントガラスの上部等の位置に設けられる。フロントノーズに備えられる撮像部12101及び車室内のフロントガラスの上部に備えられる撮像部12105は、主として車両12100の前方の画像を取得する。サイドミラーに備えられる撮像部12102,12103は、主として車両12100の側方の画像を取得する。リアバンパ又はバックドアに備えられる撮像部12104は、主として車両12100の後方の画像を取得する。撮像部12101及び12105で取得される前方の画像は、主として先行車両又は、歩行者、障害物、信号機、交通標識又は車線等の検出に用いられる。
なお、図15には、撮像部12101ないし12104の撮影範囲の一例が示されている。撮像範囲12111は、フロントノーズに設けられた撮像部12101の撮像範囲を示し、撮像範囲12112,12113は、それぞれサイドミラーに設けられた撮像部12102,12103の撮像範囲を示し、撮像範囲12114は、リアバンパ又はバックドアに設けられた撮像部12104の撮像範囲を示す。例えば、撮像部12101ないし12104で撮像された画像データが重ね合わせられることにより、車両12100を上方から見た俯瞰画像が得られる。
撮像部12101ないし12104の少なくとも1つは、距離情報を取得する機能を有していてもよい。例えば、撮像部12101ないし12104の少なくとも1つは、複数の撮像素子からなるステレオカメラであってもよいし、位相差検出用の画素を有する撮像素子であってもよい。
例えば、マイクロコンピュータ12051は、撮像部12101ないし12104から得られた距離情報を基に、撮像範囲12111ないし12114内における各立体物までの距離と、この距離の時間的変化(車両12100に対する相対速度)を求めることにより、特に車両12100の進行路上にある最も近い立体物で、車両12100と略同じ方向に所定の速度(例えば、0km/h以上)で走行する立体物を先行車として抽出することができる。さらに、マイクロコンピュータ12051は、先行車の手前に予め確保すべき車間距離を設定し、自動ブレーキ制御(追従停止制御も含む)や自動加速制御(追従発進制御も含む)等を行うことができる。このように運転者の操作に拠らずに自律的に走行する自動運転等を目的とした協調制御を行うことができる。
例えば、マイクロコンピュータ12051は、撮像部12101ないし12104から得られた距離情報を元に、立体物に関する立体物データを、2輪車、普通車両、大型車両、歩行者、電柱等その他の立体物に分類して抽出し、障害物の自動回避に用いることができる。例えば、マイクロコンピュータ12051は、車両12100の周辺の障害物を、車両12100のドライバが視認可能な障害物と視認困難な障害物とに識別する。そして、マイクロコンピュータ12051は、各障害物との衝突の危険度を示す衝突リスクを判断し、衝突リスクが設定値以上で衝突可能性がある状況であるときには、オーディオスピーカ12061や表示部12062を介してドライバに警報を出力することや、駆動系制御ユニット12010を介して強制減速や回避操舵を行うことで、衝突回避のための運転支援を行うことができる。
撮像部12101ないし12104の少なくとも1つは、赤外線を検出する赤外線カメラであってもよい。例えば、マイクロコンピュータ12051は、撮像部12101ないし12104の撮像画像中に歩行者が存在するか否かを判定することで歩行者を認識することができる。かかる歩行者の認識は、例えば赤外線カメラとしての撮像部12101ないし12104の撮像画像における特徴点を抽出する手順と、物体の輪郭を示す一連の特徴点にパターンマッチング処理を行って歩行者か否かを判別する手順によって行われる。マイクロコンピュータ12051が、撮像部12101ないし12104の撮像画像中に歩行者が存在すると判定し、歩行者を認識すると、音声画像出力部12052は、当該認識された歩行者に強調のための方形輪郭線を重畳表示するように、表示部12062を制御する。また、音声画像出力部12052は、歩行者を示すアイコン等を所望の位置に表示するように表示部12062を制御してもよい。
以上、本開示に係る技術が適用され得る車両制御システムの一例について説明した。本開示に係る技術は、以上説明した構成のうち、撮像部12031等に適用され得る。具体的には、例えば図1に示したCMOSイメージセンサ11を撮像部12031として用いることができ、ダイナミックレンジの広い画像を得ることができる。
なお、本技術は、可視光の入射光量の分布を検知して画像として撮像する固体撮像装置への適用に限らず、赤外線やX線、あるいは粒子等の入射量の分布を画像として撮像する固体撮像装置や、広義の意味として、圧力や静電容量など、他の物理量の分布を検知して画像として撮像する指紋検出センサ等の固体撮像装置(物理量分布検知装置)全般に対して適用可能である。
また、本技術は、固体撮像装置に限らず、他の半導体集積回路を有する半導体装置全般に対して適用可能である。
本技術の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
例えば、上述した複数の実施の形態の全てまたは一部を組み合わせた形態を採用することができる。
また、本明細書に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものではなく、本明細書に記載されたもの以外の効果があってもよい。
さらに、本技術は、以下の構成とすることも可能である。
(1)
複数の単位画素が設けられた画素アレイ部を有し、
前記単位画素は、
第1の光電変換部と、前記第1の光電変換部へと光を入射させる第1のオンチップレンズとを有する小画素と、
複数の領域に分割された第2の光電変換部と、前記第1のオンチップレンズよりも、より多くの光を集光可能であり、前記第2の光電変換部へと光を入射させる第2のオンチップレンズとを有する大画素と
を備える
固体撮像装置。
(2)
前記第2の光電変換部は、P型不純物領域により前記複数の領域に分割されている
(1)に記載の固体撮像装置。
(3)
前記第2の光電変換部は、N型不純物領域により前記複数の領域に分割されている
(1)に記載の固体撮像装置。
(4)
前記第2の光電変換部は、絶縁体により前記複数の領域に分割されている
(1)に記載の固体撮像装置。
(5)
前記複数の領域で得られた電荷を転送する複数の転送ゲートをさらに有する
(1)乃至(4)の何れか一項に記載の固体撮像装置。
(6)
前記第1の光電変換部に接続された第1のキャパシタをさらに有する
(1)乃至(5)の何れか一項に記載の固体撮像装置。
(7)
前記第1のキャパシタはMIMである
(6)に記載の固体撮像装置。
(8)
前記第1の光電変換部または前記第2の光電変換部から転送された電荷を保持する電荷保持部と、
前記電荷保持部に接続された第2のキャパシタと
をさらに有する(1)乃至(7)の何れか一項に記載の固体撮像装置。
(9)
前記第2のキャパシタはMIMである
(8)に記載の固体撮像装置。
(10)
前記第1の光電変換部または前記第2の光電変換部から転送された電荷を保持する電荷保持部と、
前記電荷保持部に保持されている電荷に応じた信号を出力する、並列接続された複数の増幅トランジスタと
をさらに有する(1)乃至(9)の何れか一項に記載の固体撮像装置。
(11)
複数の単位画素が設けられた画素アレイ部を有し、
前記単位画素は、
第1の光電変換部と、前記第1の光電変換部へと光を入射させる第1のオンチップレンズとを有する小画素と、
複数の領域に分割された第2の光電変換部と、前記第1のオンチップレンズよりも、より多くの光を集光可能であり、前記第2の光電変換部へと光を入射させる第2のオンチップレンズとを有する大画素と
を備える固体撮像装置を有する
電子機器。
11 CMOSイメージセンサ, 21 画素アレイ部, 22 垂直駆動部, 23 カラム処理部, 28 信号処理部, 62 単位画素, 71 大画素, 72 小画素, 81 オンチップレンズ, 82 オンチップレンズ, 83 P型不純物領域, 93a乃至93d,93 PD, 131 絶縁体, 161a乃至PD161d,161 PD, 261 キャパシタ, 291 キャパシタ

Claims (11)

  1. 複数の単位画素が設けられた画素アレイ部を有し、
    前記単位画素は、
    第1の光電変換部と、前記第1の光電変換部へと光を入射させる第1のオンチップレンズとを有する小画素と、
    複数の領域に分割された第2の光電変換部と、前記第1のオンチップレンズよりも、より多くの光を集光可能であり、前記第2の光電変換部へと光を入射させる第2のオンチップレンズとを有する大画素と
    を備える
    固体撮像装置。
  2. 前記第2の光電変換部は、P型不純物領域により前記複数の領域に分割されている
    請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 前記第2の光電変換部は、N型不純物領域により前記複数の領域に分割されている
    請求項1に記載の固体撮像装置。
  4. 前記第2の光電変換部は、絶縁体により前記複数の領域に分割されている
    請求項1に記載の固体撮像装置。
  5. 前記複数の領域で得られた電荷を転送する複数の転送ゲートをさらに有する
    請求項1に記載の固体撮像装置。
  6. 前記第1の光電変換部に接続された第1のキャパシタをさらに有する
    請求項1に記載の固体撮像装置。
  7. 前記第1のキャパシタはMIMである
    請求項6に記載の固体撮像装置。
  8. 前記第1の光電変換部または前記第2の光電変換部から転送された電荷を保持する電荷保持部と、
    前記電荷保持部に接続された第2のキャパシタと
    をさらに有する請求項1に記載の固体撮像装置。
  9. 前記第2のキャパシタはMIMである
    請求項8に記載の固体撮像装置。
  10. 前記第1の光電変換部または前記第2の光電変換部から転送された電荷を保持する電荷保持部と、
    前記電荷保持部に保持されている電荷に応じた信号を出力する、並列接続された複数の増幅トランジスタと
    をさらに有する請求項1に記載の固体撮像装置。
  11. 複数の単位画素が設けられた画素アレイ部を有し、
    前記単位画素は、
    第1の光電変換部と、前記第1の光電変換部へと光を入射させる第1のオンチップレンズとを有する小画素と、
    複数の領域に分割された第2の光電変換部と、前記第1のオンチップレンズよりも、より多くの光を集光可能であり、前記第2の光電変換部へと光を入射させる第2のオンチップレンズとを有する大画素と
    を備える固体撮像装置を有する
    電子機器。
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