JP2022147605A - 容器の蓋体及び蓋体付きの容器 - Google Patents

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Figure 2022147605000001
【課題】容器の蓋体及び蓋体付き容器において、そのデザイン性及び/又は開閉時の操作性を一層向上させる技術を提供する。
【解決手段】蓋体10として、容器本体の開口を開閉可能に装着可能とする開閉機構と、前記開口部を覆う頂面部20と、前記頂面部の周縁から延在する側壁部40と、を備え、前記頂面部は、少なくとも一つの凹部又は凸部を備えるようにする。こうすることで、蓋付き容器におけるデザイン性及び/又は開閉時の操作性を一層向上させることができる。
【選択図】図1

Description

本明細書は、容器の蓋体及び蓋体付きの容器に関する。
従来から、蓋体と容器とが組み合わされて蓋体体付き容器が構成されている。この種の容器においては、例えば、容器本体の円筒形状の開口部を、覆うように脱着可能に固定される蓋体が準備されいる。蓋体の表面全体に容器本体の表面とマッチする色が施されたり、あるいは、蓋体の外周面に、デザイン性や蓋体の開閉時の操作性を考慮した凹凸状の模様が付与されたりすることがあった(例えば、特許文献1)。
特開2006-306491号公報
しかしながら、蓋付き容器に関しては、その他のデザイン性や開閉時操作性の向上に関する改良はなされていないのが現状である。
開閉時の操作性を図ろうとすることは全くされていなかった。
本明細書は、容器の蓋体及び蓋体付き容器において、そのデザイン性及び/又は開閉時の操作性を一層向上させる技術を提供する。
本発明者は、蓋体と蓋体付き容器について、デザイン性及び蓋体開閉時の操作につき、種々検討したところ、蓋体の頂面部、すなわち、容器本体の開口部に対向状に配置される部分、を利用することで、蓋体付き容器のデザイン性及び蓋体の開閉時操作性を一層向上させうることを見出した。すなわち、本明細書によれば、以下の手段が提供される。
[1]蓋体であって、
前記蓋体は、
容器本体の開口を開閉可能に装着可能とする開閉機構と、
前記開口部を覆う頂面部と、
前記頂面部の周縁から延在する側壁部と、
を備え、
前記頂面部は、少なくとも一つの凹部又は凸部を備える、蓋体。
[2]前記凸部の一部が、前記側壁部の外周を超えて延在している、[1]に記載の蓋体。
[3]前記少なくとも一つの凹部又は凸部を下方に向けて自立する、[1]又は[2]に記載の蓋体。
[4]前記頂面部は、一つの前記凹部及び/又は二つの前記凸部を備えている、[1]~[3]のいずれかに記載の蓋体。
[5]前記蓋体は、前記容器の少なくとも側壁部の表面に表した第1のデザインと連続して一つの意匠を構成する第2のデザインを備える、[3]に記載の蓋体。
[6]前記一つの意匠は、動物、人又はキャラクターを模した意匠であり、前記第2のデザインは、前記動物、人又はキャラクターの少なくとも脚部相当部位を含む、[5]に記載の蓋体。
[7]前記頂面部は、前記側壁部に対して開閉可能に構成されている、[1]~[6]のいずれかに記載の蓋体。
[8]蓋体付き容器であって、
[1]~[7]のいずれかに記載の蓋体と、
前記蓋体によって、開口が開閉される容器本体と、
を備える、容器。
[9]前記容器本体と前記蓋体とは、全体として、動物、人又はキャラクターの意匠を表す、[8]に記載の容器。
[10]前記蓋付き容器は、前記蓋体を下方に配置して保管するための容器である、[8]又は[9]に記載の容器。
[11]前記容器本体は可撓性を備えており、前記容器本体の変形により内容物を押圧して前記開口より押出可能である、[8]~[10]のいずれかに記載の容器。
蓋体を容器本体に装着した状態の一例の正面図及びその分解図を示す図である。 図1蓋体の正面図、、側面図、平面図及び底面図を示す図である。なお、正面図と背面図は同一に現れ、側面図も左右同一に現れる。 図1に示す蓋体をより立体的に表した正面図、側面図及び底面図を示す図である。なお、正面図と背面図は同一に現れ、側面図は左右同一に現れる。 本蓋体の他の一例を示す図であり、正面図、側面図、底面図及び斜視図を示す図である。なお、正面図と背面図は同一に現れ、側面図は左右同一に現れる。 本蓋体の他の一例を示す図であり、正面図、側面図、底面図及び斜視図を示す図である。なお、正面図と背面図は同一に現れ、側面図は左右同一に現れる。 本蓋体の他の一例を示す図であり、正面図、側面図、底面図及び斜視図を示す図である。なお、正面図と背面図は同一に現れ、側面図は左右同一に現れる。 本蓋体の他の一例を示す図であり、正面図、側面図、使用状態を示す図、底面図及び斜視図を示す図である。
本明細書は、蓋体及び蓋体付き容器に関する。本明細書に開示される蓋体(以下、単に、本蓋体ともいう。)は、本蓋体を用いて容器本体の開口を開閉するのにあたり、凹部又は凸部を備えることで、凹部又は凸部に手指を当てて固定したり、これらに掛けたりすることができ、凹部又は凸部に荷重をかけるように蓋体を把持することができる。このため、握力が弱い者や手指が故障している者であっても、容器本体に対する蓋体の装着状態を容易に解除できる。
また、本蓋体の頂面部に凹部又は凸部を備えることは、従来にないデザインであるとともに、容器本体や容器本体表面に備えるデザインと連続させることで、容器全体として意匠を構成することもできる。
本蓋体によれば、蓋付き容器のデザイン性及び/又は開閉時の操作性を一層向上させることができる。
以下、本蓋体及び蓋体付き容器(以下、単に、本容器ともいう。)の各種の実施形態について説明する。
本蓋体は、頂面部に凹部又は凸部を有し、本容器の容器本体の開口部を開閉可能に装着されるものであればよく、その外形、容器本体に対する開閉機構、材質など、特に限定するものではない。本蓋体を含むこの種の蓋体は、例えば、円筒状などの筒状体であり、人工高分子材料、ガラス、セラミックス、金属などの材料の1種又は2種以上で構成されている。
また、本蓋体を適用する容器本体についても、その外形、材質など、特に限定するものではない。容器本体は、例えば、容器本体が可撓性を備えていわゆるチューブ状であって、外部から押圧して容器本体を変形させることで、クリームやゲルなどの流動性内容物を開口部から押し出すように構成されているものでもよい。また例えば、チューブ状ほどの可撓性を備えてはいないが、容器本体の側壁を押圧変形させることで流動性の内容物を吐出するように構成されているものであってもよい。また例えば、ガラス等の剛性の高い容器本体から構成されて、内容物を流下ないし滴下させるように構成されているものであってもよい。
本容器は、各種洗剤、衛生品などの日用品のための容器、食品、調味料、菓子などの飲食品のための容器、接着剤、シーラーなどの工芸品や工業用品のための容器、医薬品のための容器、化粧品のための容器に用いることができる。また、容器の内容物についても、液体、ゲル状体、クリーム状体など特に限定することなく適用される。
以下、本蓋体及び本容器につき、適宜図面を参照して詳細に説明する。図1は、本蓋体を容器本体に装着した状態の一例の正面図及びその分解図を示す図であり、図2は、図1の蓋体の正面図、、側面図、平面図及び底面図を示す図であり、図3は、図1に示す蓋体の種々の斜視図を示す図である。図4~図7は、それぞれ、本蓋体の他の一例を示す図である。なお、以下の実施形態は、本明細書の開示を説明するためのものであって、その範囲を限定するものではない。
(蓋体及び蓋付き容器)
図1には、蓋体10を容器本体60に装着した蓋付きの容器100及びその分解図を示す。図1に示す蓋体10は、チューブ状の容器本体60に装着されて容器100を構成している。
(容器本体)
図1(a)~(b)に示すように、容器本体60は、容器部70と、吐出部80とを備えている。容器部70は、可撓性を有する材料で略円筒形状に構成されている。容器部70の一方の端縁は溶着等により直線状に封止され、他方の端縁は、吐出部80に固定されている。容器部70の外表面には、キャラクターの主に上半身の絵柄が付与されている。なお、キャラクターは、本明細書における一つの意匠の一例であり、上半身の絵柄は、本明細書における第1のデザインの一例である。
吐出部80は、略リング状の基部82と、基部82の中央部から延出されてる内容物を吐出するための吐出口部86とを備えている。基部82は、円形状の外周端縁84から、吐出口部86に向かって徐々に小径になるような傾斜面を有している。容器部70の他方の端縁は、外周端縁84に溶着等により固定されている。吐出口部86は、内容物を吐出する開口88を備える略円筒形に形成されており、その外周には、蓋体10を固定するための雄ネジとしての螺合部87を備えている。なお、この螺合部87と後述する螺合部53は、本明細書における開閉機構の一例である。
(蓋体)
蓋体10は、容器本体60の吐出部80の開口88を開閉する。図1に示すように、蓋体10は、容器部70の外表面に付されたキャラクターの絵柄と色とにマッチする絵柄と色をその外表面に備えている。より具体的には、容器部70の外表面に付されたキャラクターの絵柄と色とに連続して、キャラクターの脚部に相当するように同一色であってかつ形状がデザインされている。なおこの絵柄は、本明細書における第2のデザインの一例である。蓋体10を備える容器100は、全体として一つの意匠を構成することができるとともに、蓋体10は、独立した蓋体の意匠を構成するとともに、容器100における部分意匠を構成することができる。
図2(a)~(d)及び図3(a)~(c)に示すように、蓋体10は、頂面部20と、側壁部40と、側壁部40の開放端縁から構成される開口部30とを、備えている。蓋体10は、これらの3つの要素から、頂面部20を底部とし、中空部12を有する略容器状に構成されている。
図2(a)~(c)に示すように、開口部30は、吐出部80の外周端縁84に当接するように円形状の端縁として形成されている。開口部30は、外周端縁84に沿って、容器部70の外表面と連続するように装着可能に構成されている。側壁部40は、開口部30の端縁から延出されて頂面部20に向かって徐々に小径となるように収束している。
図2(c)に示すように、頂面部20の中空部12側の底面21の中央部には、容器本体60に蓋体10を装着するための装着部50を備えている。装着部50は、図面上方に開口する略円筒形状であり、装着部50の底部には、螺合完了時には容器本体60の開口88を封止できるような高さを備えた封止部52を備えている。装着部50の内周壁には、吐出口部86の外周壁に構成された螺合部87に螺合する雌ネジ部である螺合部53を備えている。装着部50は、螺合部87と螺合するのに十分な螺合部53を確保できる高さに形成されている。
図2(a)~(d)に示すように、頂面部20は、側壁部40が収束して形成された楕円状の頂面23を備えている。頂面23には、頂面23から図1中下方に凸状に形成された脚部22a、22bを備えている。脚部22a、22bは、本明細書に開示される凸部の一例である。頂面部20は、脚部22a、22bを、図1中、頂面23の左右側に一対で同じ形状で備えている。
脚部22a、22bは、頂面部20に向かって収束する側壁部40から連続する外周縁24a、24bと、この外周縁24a、24bに連続するとともにこれらに一定の幅を持って倣う内周縁25a、25bと、を備えている。脚部22a、22bは、それぞれ側方に膨らむ略円弧状断面を備えている。また、脚部22a、22bは、それぞれ、頂面23の円周方向に倣う端部26a、27a、26a、27bを備えている。
脚部22a、22bを左右一対で備えるため、脚部22a、22bの間は、図2(a)に示すように、頂面23が脚部22a、22bよりも低くなるため、頂面23の脚部22a、22bを備えない部分は、凹状部24となっている。この凹状部24は、本明細書に開示される凹部の一例である。この凹状部24には、図示はしないが、例えば、脚部22a、22bとの間に1又は2以上の、脚部22a、22bを越えない小さい凹凸部を形成することができる。
また、脚部22a、22bを左右一対で備えることにより、例えば、人、動物、キャラクターなどの脚部を模倣することができる。したがって、図1に示すように、脚部22a、22bは、容器部70の外表面に付されるキャラクターの脚部を含む下半身相当部位(第2のデザイン)を構成することができる。
さらに、脚部22a、22bは、脚部22a、22bを下方にしたとき、それ自体自立できるほか、容器100全体を自立させることができるように構成されている。具体的には、脚部22a、22bは、同一の高さで突出されているとともに、その底部はいずれも平坦であり、容器100全体を安定的に立設できるように構成されている。
頂面部20においては、脚部22a、22b及び凹状部24は、脚部22a、22bの端部26a、27a、26a、27bに、使用者が手指をかけて力を掛けて蓋体10を容易に回転させることができるように構成されている。すなわち、脚部22a、22bは、このために好適な高さを有し、また、凹状部24は、手指を挿入できる程度の幅を備えている。
次に、このように構成した蓋体10及び容器本体60とからなる容器100の使用形態について説明する。図1に示すように、容器100においては、蓋体10の脚部22a、22bが、容器部70の表面に付されたキャラクターの脚部を含む下半身を構成することができる。すなわち、蓋体10が脚部22a、22bを備えることで、容器100は全体として一つの意匠を構成できるとともに、表示できるキャラクターの表現自由度が向上させることができる。また、これにより、容器100の視認性を向上させることが可能となる。
また、蓋体10が脚部22a、22bを備えることで、使用者がこれらに手指をかけて固定しやすいために、蓋体10の回転操作がしやすくなっている。すなわち、蓋体10の開閉動作、なかでも、容器本体60から外す動作が容易となっている。また、脚部22a、22bを左右一対のキャラクターの脚部として構成することで、蓋体10の好ましい装着状態を容器部70に付されたキャラクターの脚部に一致させることで簡易に使用者に認識させることができる。
また、上記実施形態では図示はしていないが、凹状部24に、小さい凹凸部(例えば、0.1mm以上3ミリ以下程度、また例えば、2mm以下程度、また例えば、1mm以下程度)を備えるようにすることで、使用者の手指を脚部22a、22bに係止しやすくかつ固定しやくなり、蓋体10の開閉動作を一層容易にすることができる。
上記実施形態では、脚部22a、22bを左右一対で、かつ同一形状でかつ平坦な底部を備えることで、蓋体10を下方にして容器100を載置する場合であっても、容器100を安定して自立させることができる。
上記実施形態では、凹状部24を備えることで、容器100を、蓋体10を下方にして自立させて載置する場合であっても、載置面との間に空隙ができるために、載置収納時の通気性を確保することができる。
上記実施形態では、左右一対の脚部22a、22bを、略円筒形状の側壁部40の一部から連続して備えること、すなわち、側壁部40と脚部22a、22bの外周縁24a、24bとが連続している。こうすることで、これら外周縁24a、24bを手指で把持するようにしても、脚部22a、22bの端部26a、26b、27a、27bに手指が係止されるため、回転による開閉動作が容易になっている。同時に、外観上の美感に優れている。
上記実施形態では、左右一対の脚部22a、22bの間に頂面23が露出された凹状部24を備えることで、使用者の手指を凹状部24に差し込んだときに、脚部22a、22bの内周縁25a、25bや端部26a、26b、27a、27bに手指が係合するため、蓋体10の回転による開閉動作を一層容易にすることができる。
上記実施形態では、容器100は、一つのキャラクターを連続して表すものとしたが、これに限定するものでない。容器100は、必ずしも、一つの意匠を表すことは必要ではなく、容器本体60と蓋体10とは、独自の意匠をそれぞれ備えることができる。また、容器100が表す意匠は、人、動物、キャラクターのほか、植物、物品、商標などとすることができるほか、特に限定するものではない。例えば、色、文字、数字及び模様、あるいはこれらの組み合わせであってもよい。
上記実施形態では、容器100は、容器本体60が可撓性を備えており、容器本体60の変形により内容物を押圧して開口から押出可能であるが、これに限定するものではない。容器本体60は、硬質のガラス、セラミックス、金属等の材料であってもよい。
上記実施形態では、蓋体10が備える開閉機構は、ネジによる螺合としたが、これに限定するものではない。容器の分野において、容器本体60を開閉可能に蓋体10を装着する公知の開閉機構を適宜採用できる。例えば、螺合のほかには、嵌合等が挙げられる。
上記実施形態では、蓋体10は、左右一対の脚部22a、22bを備えて、キャラクターの脚部を模倣できるものとしたがこれに限定するものではない。脚部は、頂面23において任意の位置に、1個、2個又は3個以上備えていてもよい。少なくとも1個の脚部を備えることで、蓋体10の開閉動作は容易化できる。なお、蓋体10を下方に位置させて自立させて収納等する場合には2個以上の脚部を均等に備えることが好ましい。また、正面からみて、左右一対にみえるように、左右の脚部が分割されて、合計4つの脚部を備えるものであってもよい。
上記実施形態では、頂面部20において、明らかに凸部である脚部22a、22bを備えるものとしたがこれに限定するものではない。例えば、頂面部20には、少なくとも一つの凹部を形成するようにしてもよい。こうすることで、反射的に凹部以外の部分が凸部となる。例えば、頂面部20の中央部に円形状の凹部を形成してもよい。こうすることで、当該凹部の外周縁は、リング状の凸部となる。この凹部に手指を挿入しリング状凸部に掛けることによっても、蓋体の開閉時の操作性を向上させることができる。また、頂面部20の頂面23に複数個の比較的小さい凹凸部(既述のサイズを備える)や粗面を設けることもできる。こうすることで、頂面に手指を当接させることで、より安定して蓋体10を把持できるため、蓋体の開閉時の操作性を向上させることができる。同様のことは、頂面23に比較的小さい複数個の凸部を設けることによっても実現される。
なお、蓋体10の凹部又は凸部は、例えば、図4~図7にそれぞれ示す形態で実施することも可能である。図4~図7には、蓋体10の変形例を示すが、これらの蓋体は、いずれも、容器部70に表される第1のデザインと観念的、色的、模様的など、デザイン上マッチする第2のデザインを備えることができる。こうした蓋体を備える容器も、全体として一つの意匠を構成することができるとともに、蓋体は、独立した蓋体の意匠を構成するとともに、容器における部分意匠を構成することができる。また、これらの蓋体の変形例は、いずれも、蓋体自体で脚部を下方にして自立できるほか、容器本体60を備えた状態でも、蓋体を下方にして自立することができる程度に十分に平坦でかつ大きさの脚部を備えている。
図4に示す形態では、蓋体110の頂面部120の頂面123には、断面略紡錘形状の左右一対で同一形状の脚部122a、122bを備えている。これらの脚部122a、122bは、側壁部140から突出することなく、かつ、相互に分離して頂面123から
図5に示す形態では、蓋体210の頂面部220の頂面223の中央部分には、直径の全体に渡る凹部224を備えている。換言すれば、凹部224の左右側に、断面が略半円状の脚部222a、222bを左右一対でしかも同一形状で備えている。
図6に示す形態では、蓋体310の頂面部320の頂面323には、脚部322a、322bを備えている。脚部322a、322bは、断面楕円形状であり、かつ、左右一致でしかも同一形状である。脚部322a、322bは、それぞれ、前後方向に蓋体310の側壁部340を超える長さを備えている。また、脚部322a、322bは、それぞれ、左右側が側壁部340の外周縁を超えて備えられている。すなわち、本形態では、凸部の一部が、側壁部の外周を超えて延在している。この形態によれば、蓋体310を下方にしたとき、一層安定して容器本体を載置することができるとともに、開閉動作も一層容易に行うことができる。
図7に示す形態では、蓋体410の頂面部420の頂面423には、脚部422a、422bを備えている。脚部422a、422bは、断面楕円形状であり、かつ、左右一致で同一形状である。脚部422a、422bは、それぞれ、前後方向に蓋体410の側壁部440を超える長さを備えている。なお、脚部422a、422bは、それぞれ、左右側が側壁部440の外周縁を超えてはいないが、超えていてもよい。この形態によれば、蓋体310を下方にしたとき、一層安定して容器本体を載置することができるとともに、開閉動作も一層容易に行うことができる。
また、図7に示す形態は、図7(c)に示すように、頂面部420が、側壁部440に対して開閉可能になっている。具体的には、一部をヒンジとして頂面部420が回動して側壁部440の開口を開閉動作可能になっている。蓋体410がこうした開閉機構を備える場合であっても、脚部422a、422bのような凹部を備えることで、開閉動作がしやすく、また、容器全体としての意匠を構成できる。かかる開閉機構は、種々の頂面部に適用することができる。
10、110、210,310、410 蓋体
12 中空部
20、120、220、320、420 頂面部
22a、22b、122a、122b、222a、222b、322a、322b、422a、422b 脚部
23、123,223、323、423 頂面
24、224 凹状部
24a、24b 外周縁
25a、25b 内周縁
26a、26b 周方向の端部
27a、27b 周方向の端部
30 開口部
40、140、240、340、440 側壁部
50 装着部
52 封止部
53 螺合部
60 容器本体
70 容器部
80 吐出部
84 端縁
86 吐出口部
87 螺合部
88 開口
100 容器
図7に示す形態では、蓋体410の頂面部420の頂面423には、脚部422a、422bを備えている。脚部422a、422bは、断面略半円形状であり、かつ、左右対称で同一形状である。脚部422a、422bは、それぞれ、前後方向に蓋体410の側壁部440を超える長さを備えている。なお、脚部422a、422bは、それぞれ、左右側が側壁部440の外周縁を超えてはいないが、超えていてもよい。この形態によれば、蓋体410を下方にしたとき、一層安定して容器本体を載置することができるとともに、開閉動作も一層容易に行うことができる。

Claims (11)

  1. 蓋体であって、
    前記蓋体は、
    容器本体の開口を開閉可能に装着可能な開閉機構と、
    前記開口部を覆う頂面部と、
    前記頂面部の周縁から延在する側壁部と、
    を備え、
    前記頂面部は、少なくとも一つの凹部又は凸部を備える、蓋体。
  2. 前記凸部の一部が、前記側壁部の外周を超えて延在している、請求項1に記載の蓋体。
  3. 前記少なくとも一つの凹部又は凸部を下方に向けて自立する、請求項1又は2に記載の蓋体。
  4. 前記頂面部は、一つの前記凹部及び/又は二つの前記凸部を備えている、請求項1~3のいずれかに記載の蓋体。
  5. 前記蓋体は、前記容器の少なくとも側壁部の表面に表した第1のデザインと連続して一つの意匠を構成する第2のデザインを備える、請求項4に記載の蓋体。
  6. 前記一つの意匠は、動物、人又はキャラクターを模した意匠であり、前記第2のデザインは、前記動物、人又はキャラクターの少なくとも脚部相当部位を含む、請求項5に記載の蓋体。
  7. 前記頂面部は、前記側壁部に対して開閉可能に構成されている、請求項1~6のいずれかに記載の蓋体。
  8. 蓋体付き容器であって、
    請求項1~7のいずれかに記載の蓋体と、
    前記蓋体によって、開口が開閉される容器本体と、
    を備える、容器。
  9. 前記容器本体と前記蓋体とは、全体として、動物、人又はキャラクターの意匠を表す、請求項8に記載の容器。
  10. 前記容器は、前記蓋体を下方に配置して保管するための容器である、請求項8又は9に記載の容器。
  11. 前記容器本体は可撓性を備えており、前記容器本体の変形により内容物を押圧して前記開口より押出可能である、請求項8~10のいずれかに記載の容器。
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