JP2022147177A - 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、情報処理システム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、情報処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】関連する帳票同士を容易に特定することを目的としている。【解決手段】第一の端末装置の操作に基づき、第一の帳票情報を登録する第一の登録部と、第二の端末装置の操作に基づき、前記第一の帳票情報の一部を含む第二の帳票情報を生成し、前記第一の帳票情報と対応付けて登録する第二の登録部と、前記第一の端末装置に、前記対応付けた情報を表示させる表示制御部と、を有する情報処理装置である。【選択図】図40

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、情報処理システムに関する。
従来では、仕入先別の仕入明細書データと、これに対応する売渡先別の請求明細書データとを比較して取引商品を自動的に照合する技術が知られている。
売買取引では、売り手が買い手から注文を受けた際に、注文で発注されたものを、買い手に対して複数回に分けて納品及び請求する場合がある。このような場合に、1の注文書に対して複数の請求書が発行されるため、買い手が受領した複数の請求書の合計金額と、1の注文書の金額とが一致するか否かを突き合わせる突合作業等の作業を行うときに、関連する注文書と請求書を特定することが困難である。また、注文書と請求書に限らず、見積書、納品書等の帳票に対する作業を行うときに、同様の課題が生じる。
本発明は、上記事情に鑑みて成されたものであり、関連する帳票同士を容易に特定することを目的としている。
開示の技術は、第一の端末装置の操作に基づき、第一の帳票情報を登録する第一の登録部と、第二の端末装置の操作に基づき、前記第一の帳票情報の一部を含む第二の帳票情報を生成し、前記第一の帳票情報と対応付けて登録する第二の登録部と、前記第一の端末装置に、前記対応付けた情報を表示させる表示制御部と、を有する情報処理装置である。
関連する帳票同士を容易に特定することができる。
第一の実施形態の取引管理システムのシステム構成の一例を示す図である。 第一の実施形態の取引管理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 第一の実施形態の端末装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 第一の実施形態の発行注文書データベースの一例を示す図である。 第一の実施形態の受領注文書データベースの一例を示す図である。 第一の実施形態の発行請求書データベースの一例を示す図である。 第一の実施形態の受領請求書データベースの一例を示す図である。 第一の実施形態のテナントデータベースの一例を示す図である。 第一の実施形態の受領管理データベースの一例を示す図である。 第一の実施形態の出力データベースの一例を示す。 第一の実施形態の取引管理装置の有する取引管理部の機能を説明する図である。 第一の実施形態の端末装置の機能を説明する図である。 第一の実施形態の取引管理システムの動作を説明する第一のシーケンス図である。 第一の実施形態の注文書情報の作成画面の一例を示す図である。 第一の実施形態の注文書情報の送付画面の一例を示す図である。 第一の実施形態のメール画面の一例を示す図である。 第一の実施形態の注文書情報の受領画面の一例を示す第一の図である。 第一の実施形態の注文書情報の受領画面の一例を示す第二の図である。 第一の実施形態の取引管理システムの動作を説明する第二のシーケンス図である。 第一の実施形態の注文書情報の一覧画面の一例を示す図である。 第一の実施形態の請求書作成画面の一例を示す図である。 第一の実施形態の編集画面の一例を示す図である。 第一の実施形態の合算請求書の送付画面の一例を示す図である。 突合処理部の処理を説明するフローチャートである。 第一の実施形態の取引管理システムの動作を説明する第三のシーケンス図である。 第一の実施形態の請求書一覧画面の一例を示す第一の図である。 第一の実施形態の確認画面の一例を示す第一の図である。 第一の実施形態の請求書一覧画面の一例を示す第二の図である。 第一の実施形態の確認画面の一例を示す第二の図である。 第二の実施形態の取引管理システムの動作を説明する第一のシーケンス図である。 第二の実施形態の注文書情報の一覧画面の一例を示す第一の図である。 第二の実施形態の請求書作成画面の一例を示す第一の図である。 第二の実施形態の登録部の処理を説明する第一の図である。 第二の実施形態の請求書作成画面の一例を示す第二の図である。 第二の実施形態の登録部の処理を説明する第二の図である。 第二の実施形態の注文書情報の一覧画面の一例を示す第二の図である。 第二の実施形態の請求書作成画面の一例を示す第三の図である。 第二の実施形態の登録部の処理を説明する第三の図である。 第二の実施形態の登録部の処理を説明する第四の図である。 第二の実施形態の請求書一覧画面の一例を示す図である。 第二の実施形態の取引管理システムの動作を説明する第二のシーケンス図である。 第二の実施形態の注文書一覧画面の一例を示す図である。 第二の実施形態の確認画面の一例を示す図である。 第三の実施形態の注文書情報の一覧画面の一例を示す図である。 第三の実施形態の請求書作成画面の一例を示図である。 第三の実施形態の受領請求書データベースの一例を示す図である。 第三の実施形態の請求書一覧画面の一例を示す図である。
以下に図面を参照して、実施形態について説明する。図1は、第一の実施形態の取引管理システムのシステム構成の一例を示す図である。
本実施形態の取引管理システム100は、取引管理装置200と、第一の端末装置300と、第二の端末装置400とを含み、取引管理装置200と、第一の端末装置300及び第二の端末装置400とは、ネットワーク等を介して接続される。
本実施形態の取引管理システム100は、売買取引を行う事業者や個人等によって利用される第一の端末装置300と第二の端末装置400の間で受け渡しされる帳票情報を、取引管理装置200により管理する。
本実施形態の第一の端末装置300は、主に、売買取引における買い手によって利用される端末装置である。本実施形態の第二の端末装置400は、主に、売買取引における売り手によって利用される端末装置である。以下の説明では。第一の端末装置300を買い手端末300と表現し、第二の端末装置400を売り手端末400と表現する。
また、以下の説明では、本実施形態の取引管理システム100が提供するサービスを利用する利用者をテナントと表現する場合がある。つまり、本実施形態において、テナントとは、売り手や買い手となる事業者や個人等である。
また、以下の説明では、買い手となるテナントを株式会社Aとし、売り手となるテナントをB株式会社として説明する。したがって、買い手端末300は株式会社Aによって管理され、売り手端末400はB株式会社によって管理される。
本実施形態の取引管理装置200は、記憶部250と、取引管理部280とを含む。本実施形態の記憶部250は、帳票記憶部260A、260Bを含む。また、記憶部250は、テナントデータベース271、受領管理データベース272、出力データベース273を含む。
帳票記憶部260A、260Bは、テナント毎の帳票情報が格納される。本実施形態では、帳票記憶部260Aは、株式会社Aの帳票情報が格納され、帳票記憶部260Bは、B株式会社の帳票情報が格納されるものとした。尚、図1では、取引管理装置200が帳票記憶部260A、帳票記憶部260Bを有するものとしたが、これに限定されない。取引管理装置200は、取引管理システム100のテナント全てについて、帳票記憶部260を有する。帳票情報とは、見積書、注文書、納品書、請求書等の帳票に記載される情報である。例えば、請求書の場合、帳票情報は、請求書に記載される請求元、請求先、請求金額、支払い期限日、請求対象商品の商品名、単価、数量、金額等の明細情報等を含む。
また、以下の説明では、請求書と注文書を帳票の一例として説明する。したがって、本実施形態の帳票情報には、注文書を示す注文書情報(第一の帳票情報)と、請求書を示す請求書情報(第二の帳票情報)とが含まれる。
本実施形態の帳票記憶部260Aは、発行注文書データベース261A、受領注文書データベース262A、発行請求書データベース263A、受領請求書データベース264Aを含む。
発行注文書データベース261Aは、株式会社Aが発行した注文書を示す発行注文書情報が格納される。受領注文書データベース262Aは、株式会社Aが受領した注文書を示す受領注文書情報が格納される。
発行請求書データベース263Aは、株式会社Aが発行した請求書を示す発行請求書情報が格納される。受領請求書データベース264Aは、株式会社Aが受領した請求書を示す受領請求書情報が格納される。
帳票記憶部260Bは、発行注文書データベース261B、受領注文書データベース262B、発行請求書データベース263B、受領請求書データベース264Bを含む。帳票記憶部260Bに格納される各データベースのそれぞれには、B株式会社が発行した発行注文書情報、B株式会社が受領した受領注文書情報、B株式会社が発行した発行請求書情報、B株式会社が受領した受領請求書情報が格納される。
尚、以下の説明において、発行注文書データベース261A、261Bを区別しない場合は発行注文書データベース261と表現し、受領注文書データベース262A、262Bを区別しない場合は、受領注文書データベース262と表現する。また、発行請求書データベース263A、263Bを区別しない場合は、発行請求書データベース263と表現し、受領請求書データベース264A、264Bを区別しない場合は、受領請求書データベース264と表現する。
テナントデータベース271は、テナントに関する情報が格納される。受領管理データベース272は、各テナントが受領した帳票の格納場所を示す情報が格納される。出力データベース273は、他の基幹システム500に対応した形式の情報が格納される。
本実施形態の取引管理部280は、買い手から発行された複数の注文書に対して売り手が一括して請求を行う一括請求において、買い手が発行した複数の注文書を示す注文書情報と、売り手が発行した1つの請求書を示す請求書情報とを対応付けて管理する。
また、本実施形態では、買い手から売り手に対して発行された注文書に対して複数回の請求を行う分割払い請求において、買い手が発行した注文書を示す注文書情報の一部と、売り手が発行する請求書を示す請求書情報とを対応付けて管理する。尚、注文書情報の一部とは、注文書に記載された明細情報に含まれる全ての明細(商品、数量、金額等)の一部である。
このように、本実施形態では、複数の注文書情報と請求書情報とを対応付けて管理することで、複数の注文書に対する一括請求を行った場合の売り手による突合作業を容易にすることができる。また、本実施形態では、注文書情報と複数の請求書情報とを対応付けて管理することで、一回の注文に対して複数回にわたって請求書を発行する分割払い請求を行った場合の売り手の突合作業を容易にすることができる。したがって、本実施形態では、突合作業の利便性を向上させることができる。
尚、図1の例では、取引管理装置200が記憶部250を有するものとしたが、これに限定されない。記憶部250に含まれる各データベースは、一部又は全部が、外部装置に設けられてもよい。また、取引管理装置200は、複数の情報処理装置により実現されてもよい。
次に、図2及び図3を参照して、取引管理装置200を実現する情報処理装置のハードウェア構成と、第一の端末装置300のハードウェア構成について説明する。
図2は、第一の実施形態の取引管理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
取引管理装置200は、コンピュータによって構築されており、図2に示されているように、CPU201、ROM202、RAM203、HD204、HDD(Hard Disk Drive)コントローラ205、ディスプレイ206、外部機器接続I/F(Interface)208、ネットワークI/F209、バスラインB1、キーボード211、ポインティングデバイス212、DVD-RW(Digital Versatile Disk Rewritable)ドライブ214、メディアI/F216を備えている。
これらのうち、CPU201は、取引管理装置200全体の動作を制御する。ROM202は、IPL等のCPU201の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM203は、CPU201のワークエリアとして使用される。HD204は、プログラム等の各種データを記憶する。HDDコントローラ205は、CPU201の制御にしたがってHD204に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。ディスプレイ206は、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示する。外部機器接続I/F208は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。この場合の外部機器は、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリやプリンタ等である。ネットワークI/F209は、通信ネットワークを利用してデータ通信をするためのインターフェースである。バスラインB1は、図2に示されているCPU201等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
また、キーボード211は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えた入力手段の一種である。ポインティングデバイス212は、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行う入力手段の一種である。DVD-RWドライブ214は、着脱可能な記録媒体の一例としてのDVD-RW213に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。なお、DVD-RWに限らず、DVD-R等であってもよい。メディアI/F216は、フラッシュメモリ等の記録メディア215に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。
図3は、第一の実施形態の端末装置のハードウェア構成の一例を示す図である。本実施形態の第一の端末装置300と第二の端末装置400とは、ハードウェア構成が同様であってもよいため、図3では、一例として、第一の端末装置300のハードウェア構成について説明する。
本実施形態の第一の端末装置300は、CPU301、ROM302、RAM303、EEPROM404、CMOSセンサ405、撮像素子I/F406、加速度・方位センサ307、メディアI/F309、GPS受信部311を備えている。
これらのうち、CPU301は、第一の端末装置300全体の動作を制御する演算処理装置である。ROM302は、CPU301やIPL等のCPU301の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM303は、CPU301のワークエリアとして使用される。EEPROM304は、CPU301の制御にしたがって、スマートフォン用プログラム等の各種データの読み出し又は書き込みを行う。ROM302、RAM303、EEPROM304は、第一の端末装置300の記憶装置の一例である。
CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ305は、CPU301の制御に従って被写体(主に自画像)を撮像して画像データを得る内蔵型の撮像手段の一種である。なお、CMOSセンサではなく、CCD(Charge Coupled Device)センサ等の撮像手段であってもよい。
撮像素子I/F306は、CMOSセンサ305の駆動を制御する回路である。加速度・方位センサ307は、地磁気を検知する電子磁気コンパスやジャイロコンパス、加速度センサ等の各種センサである。メディアI/F309は、フラッシュメモリ等の記録メディア308に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。GPS受信部311は、GPS衛星からGPS信号を受信する。
また、第一の端末装置300は、遠距離通信回路312、遠距離通信回路312のアンテナ312a、CMOSセンサ313、撮像素子I/F314、マイク315、スピーカ316、音入出力I/F317、ディスプレイ318、外部機器接続I/F(Interface)319、近距離通信回路320、近距離通信回路320のアンテナ320a、及びタッチパネル321を備えている。
これらのうち、遠距離通信回路312は、通信ネットワークを介して、他の機器と通信する回路である。CMOSセンサ313は、CPU301の制御に従って被写体を撮像して画像データを得る内蔵型の撮像手段の一種である。撮像素子I/F314は、CMOSセンサ313の駆動を制御する回路である。マイク315は、音を電気信号に変える内蔵型の回路である。スピーカ316は、電気信号を物理振動に変えて音楽や音声などの音を生み出す内蔵型の回路である。音入出力I/F317は、CPU301の制御に従ってマイク315及びスピーカ316との間で音信号の入出力を処理する回路である。
ディスプレイ318は、被写体の画像や各種アイコン等を表示する液晶や有機EL(Electro Luminescence)などの表示手段の一種である。外部機器接続I/F319は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。近距離通信回路430は、NFC(Near Field Communication)やBluetooth(登録商標)等の通信回路である。タッチパネル321は、利用者がディスプレイ318を押下することで、第一の端末装置300を操作する入力手段の一種である。ディスプレイ318は、第一の端末装置400の有する表示部の一例である。
尚、本実施形態の買い手端末300と売り手端末400は、取引管理装置200と同様のハードウェア構成を有していてもよい。
次に、図4乃至図10を参照して、記憶部250が有する各データベースについて説明する。
図4は、第一の実施形態の発行注文書データベースの一例を示す図である。図4では、株式会社Aの発行注文書データベース261Aを示している。
本実施形態の発行注文書データベース261Aは、情報の項目として、注文書番号、状態、注文先、合計金額、消費税、発行日、帳票画像パス、明細情報等を含み、項目「注文書番号」及びテナント名と、その他の項目とが対応付けられている。尚、発行注文書データベース261Bが有する情報の項目は、発行注文書データベース261Aと同様であってよい。以下の説明では、発行注文書データベース261における項目「注文書番号」の値及びテナント名と、その他の項目の値を含む情報を発行注文書情報と呼ぶ。
発行注文書情報は、買い手端末300によって注文書情報が作成されて取引管理装置200に送信されると、発行注文書データベース261に格納される。
項目「注文書番号」は、注文書を特定するための識別情報である。項目「状態」の値は、注文書情報の状態を示す。具体的には、項目「状態」の値は、注文書情報が作成されて発行注文書データベース261に格納された状態の場合は「一時保存」となり、売り手端末400に対して注文書情報が送信された状態の場合は「送付済み」となる。
項目「注文先」の値は、売り手となるテナントの名称を示す。項目「合計金額」の値は、注文書情報における合計金額であり、項目「消費税」の値は、合計金額に対する消費税額であり、項目「発行日」の値は、注文書情報の作成日(注文書の発行日)を示す。項目「帳票画像パス」の値は、作成された注文書情報を示す画像データの格納先を示す。言い換えれば、項目「帳票画像パス」の値は、帳票画像データの格納先を示す。
項目「明細情報」の値は、注文書情報に含まれる注文明細を示す。図4の例では、項目「明細情報」には、項目「明細情報1」、「明細情報2」等が対応付けられている。項目「明細情報1」には、商品コード、商品名、数量、単価、金額等が含まれる。
図5は、第一の実施形態の受領注文書データベースの一例を示す図である。図5では、B株式会社の、受領注文書データベース262Bを示している。
本実施形態の、受領注文書データベース262Bは、情報の項目として、注文元、注文書番号、状態、受領日、合計金額、消費税、発行日、帳票画像パス、明細情報等を含み、項目「注文元」及び「注文書番号」と、その他の項目とが対応付けられている。尚、受領注文書データベース262Aが有する情報の項目は、受領注文書データベース262Bと同様であってよい。以下の説明では、受領注文書データベース262における項目「注文元」及び「注文書番号」と、その他の項目の値を含む情報を受領注文書情報と呼ぶ。
発行注文書情報は、売り手端末400によって、取引管理装置200から送付された注文書情報を受領する操作が行われると、受領注文書データベース262に格納される。
項目「注文元」の値は、注文元のテナントの名称を示す。言い換えれば、項目「注文元」の値は、注文書情報を作成したテナントの名称を示す。
項目「状態」の値は、受領後の注文書情報の状態を示す。項目「状態」の値は、例えば、買い手端末300に対して、注文書情報に対応する請求書情報の送信が完了している場合に「請求書発行済み」となり、請求書情報の送信が完了していない場合には、「請求書未発行」となる。
項目「受領日」の値は、売り手端末400において、注文書情報を受領する操作が行われた日を示す。言い換えれば、項目「受領日」の値は、受領注文書情報が、受領注文書データベース262Bに格納された日を示す。
図6は、第一の実施形態の発行請求書データベースの一例を示す図である。図6では、B株式会社の発行請求書データベース263Bを示している。
本実施形態の、発行請求書データベース263Bは、情報の項目として、請求先、請求書番号、注文書番号、状態、合計金額、消費税、発行日、帳票画像パス、振込先、明細情報等を含み、項目「請求先」及び「請求書番号」と、その他の項目とが対応付けられている。尚、発行請求書データベース263Aが有する情報の項目は、発行請求書データベース263Bと同様であってよい。以下の説明では、発行請求書データベース263における項目「請求先」及び「請求書番号」と、その他の項目の値を含む情報を発行請求書情報と呼ぶ。
発行請求書情報は、売り手端末400によって請求書情報が作成されて取引管理装置200に送信されると、発行請求書データベース263に格納される。
項目「請求先」の値は、請求書情報の送信先となるテナントの名称を示す。言い換えれば、項目「請求先」の値は、対応する注文書番号によって特定される注文書情報を作成したテナントの名称(注文者/買い手)を示す。項目「請求書番号」の値は、請求書情報を特定するための識別情報である。
項目「状態」の値は、請求書情報の状態を示す。項目「状態」の値は、請求書情報が作成されて発行請求書データベース263に格納された場合に、「一時保存」となり、取引管理装置200からの買い手端末300に対する請求書情報の送信が完了した場合に「送付済み」となる。項目「振込先」の値は、請求書情報に含まれる合計金額の振込先を示す。
図7は、第一の実施形態の受領請求書データベースの一例を示す図である。図7では、株式会社Aの受領請求書データベース264Aを示している。
本実施形態の、受領請求書データベース264Aは、情報の項目として、請求元、請求書番号、注文書番号、状態、受領日、合計金額、消費税、発行日、帳票画像パス、振込先、突合結果、明細情報等を含み、項目「請求元」及び「請求書番号」と、その他の項目とが対応付けられている。尚、受領請求書データベース264Bが有する情報の項目は、受領請求書データベース264Aと同様であってよい。以下の説明では、受領請求書データベース264における項目「請求元」及び「請求書番号」と、その他の項目の値を含む情報を受領請求書情報と呼ぶ。
本実施形態では、受領請求書情報が受領請求書データベース264に格納されたことを契機に、受領請求書情報に含まれる、請求書番号により特定される請求書情報と、注文書番号により特定される注文書情報との突合処理が行われる。
受領請求書情報は、買い手端末300によって請求書情報を受領する操作が行われると、受領請求書データベース264に格納される。
項目「請求元」の値は、請求元のテナントの名称を示す。言い換えれば、項目「請求元」の値は、請求書情報を作成したテナントの名称を示す。
項目「状態」の値は、請求書情報の受領後の状態を示す。項目「状態」の値は、請求書情報が受領された後の突合処理による突合結果の、買い手による確認が行われていない場合は「未確定」となる。また、項目「状態」の値は、買い手により突合結果の確認が行われた場合は「確定」となる。尚、項目「状態」の値である「未確定」及び「確定」のそれぞれは「未確認」及び「確認」であってもよい。
項目「突合結果」の値は、請求書情報が受領されたことを契機に、取引管理部280により実行される突合処理の結果を示す。
尚、本実施形態では、項目「突合結果」は、受領請求書データベース264に含まれるものとしたが、項目「突合結果」は、発行注文書データベース261、受領注文書データベース262、発行請求書データベース263の全て又は何れかに含まれてもよい。その場合、項目「突合結果」の値は、受領請求書データベース264に受領請求書情報が格納されて、取引管理部280による突合処理が行われた後に、各データベースにおける項目「突合結果」の値が更新されてもよい。
また、本実施形態では、帳票記憶部260において、発行注文書データベース261、受領注文書データベース262、発行請求書データベース263、受領請求書データベース264とは別に、突合結果のみを格納するデータベースが設けられていてもよい。
図8は、第一の実施形態のテナントデータベースの一例を示す図である。本実施形態のテナントデータベース271は、情報の項目として、テナント名、ユーザID、パスワード、メールアドレス等を含み、項目「テナント名」とその他の項目とが対応付けられている。テナントデータベース271において、項目「テナント名」の値と、その他の項目の値とを含む情報をテナント情報と表現する場合がある。
項目「テナント名」の値は、テナントの名称を示し、テナントを特定するための情報である。項目「ユーザID」、「パスワード」の値は、テナントが取引管理システム100へログインする際に使用される。本実施形態では、項目「ユーザID」の値は、テナントが買い手である場合と売り手である場合とで異なってもよい。
項目「メールアドレス」の値は、テナントの連絡先を示す情報であり、具体的には、注文書情報や請求書情報の送信先となる。
図9は、第一の実施形態の受領管理データベースの一例を示す図である。本実施形態の受領管理データベース272は、テナント毎に設けられる。図5の例では、B株式会社の受領管理データベース272を示す。
受領管理データベース272は、情報の項目として、種別、発行元、帳票番号、発行日、受領画面URL(Uniform Resource Locator)等を含む。以下の説明では、受領管理データベース272における各項目の値を含む情報を、受領管理情報と表現する場合がある。
項目「種別」の値は、帳票の種類を示す。項目「発行元」の値は、帳票の発行元となるテナントの名称を示す。項目「帳票番号」の値は、帳票を特定するための識別情報である。帳票番号は、帳票の種別が注文書である場合には注文書番号でなり、帳票の種別が請求書である場合には請求書番号となる。
項目「受領画面URL」の値は、帳票を受領した通知を表示させるための画面のURLを示す。
図10は、第一の実施形態の出力データベースの一例を示す。本実施形態の出力データベース273は、テナント毎に設けられる。図6の例では、株式会社Aの出力データベース273を示す。
本実施形態の出力データベース273は、情報の項目として、請求元、請求書番号、仕訳情報、支払い情報等を含み、項目「請求元」及び項目「請求書番号」とその他の項目とが対応付けられている。以下の説明では、出力データベース273において、項目「請求元」及び項目「請求書番号」の値とその他の項目の値とを含む情報を出力情報と表現する場合がある。
出力情報は、取引管理システム100と通信を行う基幹システム500に対応した形式の情報であってよい。具体的には、出力情報は、CSV形式の情報であってよい。基幹システム500とは、具体的には、会計システムや支払いシステム等を含む。
次に、図11及び図12を参照して、本実施形態の取引管理システム100の有する各装置の機能について説明する。図11は、第一の実施形態の取引管理装置の有する取引管理部の機能を説明する図である。
本実施形態の取引管理部280は、入力受付部281、情報取得部282、登録部283、突合処理部284、更新部285、表示制御部286、出力部287を有する。
入力受付部281は、取引管理装置200に対する各種の入力を受け付ける。具体的には、入力受付部281は、注文書情報や請求書情報の入力を受け付ける。また、入力受付部281は、買い手端末300や売り手端末400から、各種の操作や要求を受け付ける。
情報取得部282は、入力受付部281が受け付けた操作や要求等に応じた情報を記憶部250から取得する。
登録部283は、入力受付部281により受け付けた各種の情報を記憶部250の対応するデータベースへ格納する。
更新部285は、入力受付部281が受け付けた各種の操作に応じて、記憶部250に格納された情報を更新する。
突合処理部284は、注文書情報と請求書情報との突合処理を行う。具体的には、突合処理部284は、受領請求書情報に含まれる注文書番号により特定される注文書情報と、受領請求書情報とを照合した結果を、突合結果として受領請求書データベース264に格納する。
表示制御部286は、買い手端末300と売り手端末400の表示を制御する。具体的には、表示制御部286は、買い手端末300と売り手端末400のそれぞれに各種の画面を表示させる。
出力部287は、取引管理装置200から各種の情報を出力する。具体的には、出力部287は、買い手端末300や売り手端末400に対する通知を出力する。また、出力部287は、出力データベース273に格納された出力情報を基幹システム500へ出力する。
図12は、第一の実施形態の端末装置の機能を説明する図である。本実施形態の買い手端末300と売り手端末400のそれぞれは、入力受付部330、430、表示部340、440、通信部350、450を有する。
入力受付部330、430は、買い手端末300、売り手端末400に対する操作や情報の入力を受け付ける。表示部340、440は、買い手端末300、売り手端末400に各種の画面を表示させる。通信部350、450は、買い手端末300、売り手端末400と取引管理装置200との通信を行う。
次に、図13を参照して、本実施形態の取引管理システム100の動作について説明する。図13は、第一の実施形態の取引管理システムの動作を説明する第一のシーケンス図である。図13では、買い手が売り手に対して注文を行う場合の取引管理システム100の動作を示している。図13では、株式会社Aが買い手であり、B株式会社が売り手として説明する。
取引管理システム100において、買い手端末300は、注文書情報の入力と、注文書の作成指示を受け付けて(ステップS1301)、取引管理装置200に対し、入力された注文書情報を送信する(ステップS1302)。
取引管理装置200は、取引管理部280の登録部283は、買い手端末300から受信した注文書情報を、株式会社Aと対応した帳票記憶部260Aの発行注文書データベース261Aに格納する(ステップS1303)。
具体的には、取引管理部280は、登録部283により、入力された注文先、合計金額、消費税、発行日、明細情報等に、注文書番号、状態、帳票画像パス等を対応付けた発行注文書情報として、発行注文書データベース261Aに格納する。
また、このとき、登録部283は、発行注文書データベース261Aに格納された発行注文書情報の受領画面のURLを生成し、帳票の種別である注文書と、発行元である株式会社Aと、注文書番号と発行日とを対応付けた受領管理情報を受領管理データベース272に登録する。尚、この受領管理情報は、注文書情報が売り手端末400に受領されると、削除されて、URLが無効とされてよい。
続いて、取引管理装置200は、表示制御部286により、買い手端末300に対し、注文書送付画面の表示指示を送信する(ステップS1304)。
買い手端末300は、表示指示を受けて、表示部340により、注文書送付画面を表示させる(ステップS1305)。次に、買い手端末300は、注文書の送付先の指定を受け付けると(ステップS1306)、取引管理装置200に対して注文書の送付要求を送信する(ステップS1307)。
取引管理装置200は、更新部285により、発行注文書データベース261Aにおいて格納された注文書情報の項目「状態」の値を送済みに更新する(ステップS1308)。
続いて、取引管理装置200は、出力部287により、送付先に指定された売り手端末400に対して注文書の画像データの格納先(リンク)を含むメールを送信する(ステップS1309)。
ここまでの動作が、買い手端末300から売り手端末400に対しての注文書情報の送信の動作である。尚、ステップS1310以降の動作は、ステップS1309までの注文書情報の送信の動作とは独立した任意のタイミングで行われてよい。
次に、売り手端末400は、受信したメールに含まれるリンクの選択を受け付けると(ステップS1310)、取引管理装置200に対して、注文書情報の受領画面の表示要求を送信する(ステップS1311)。
取引管理装置200は、表示要求を受けて、表示制御部286により、売り手端末400に受領画面の表示指示を送信する(ステップS1312)。売り手端末400は、この表示指示を受けて、注文書情報の受領画面を表示させる(ステップS1313)。
続いて、売り手端末400は、注文書情報の受領の操作を受け付けると(ステップS1314)、取引管理装置200に対して受領通知を送信する(ステップS1315)。
取引管理装置200は、受領通知を受けて、注文書情報を受領注文書情報として、受領注文書データベース262Bに格納する(ステップS1316)。なお、OCR処理等所定の処理で受領した注文書の注文書画像データから注文書情報を抽出し、抽出された注文書情報を受領注文書情報として受領注文書データベース262Bに格納してもよい。
具体的には、取引管理装置200は、情報取得部282により、買い手側の帳票記憶部260Aの発行注文書データベース261Aから、テナント名、注文書番号、合計金額、消費税、発行日、帳票画像パス、明細情報等を含む注文書情報を取得する。そして、取引管理装置200は、登録部283により、この注文書情報に対して、テナント名を注文元とし、注文書情報を受領した受領日と、状態とを対応付けた受領注文書情報として、受領注文書データベース262Bに格納する。
次に、図14乃至図17を参照して、図13における買い手端末300と売り手端末400の表示例について説明する。
図14は、第一の実施形態の注文書情報の作成画面の一例を示す図である。図14に示す画面141は、図13のステップS1301において、買い手端末300に表示される注文書情報の作成画面の一例である。画面141は、入力欄142と操作ボタン143とを含む。入力欄142は、注文書情報を入力される。操作ボタン143は、入力欄142に入力された注文書情報の取引管理装置200への送信を指示するための操作ボタンである。
買い手端末300において、入力欄142に注文書情報が入力され操作ボタン143が操作されると、注文書情報が取引管理装置200に送信される。
このとき、
図15は、第一の実施形態の注文書情報の送付画面の一例を示す図である。図15に示す画面151は、図13のステップS1305において買い手端末300に表示される注文書情報の送付画面の一例である。
画面151は、選択欄152、表示欄153、154、操作ボタン155を含む。選択欄152は、注文書情報の送付先となるメールアドレスの一覧が表示され、注文書情報の送付先が選択される。
表示欄153は、注文書情報に基づき生成された注文書画像データが示す注文書画像が表示される。表示欄154は、注文書情報の送付の際に売り手端末400に送信するメール本文が表示される。操作ボタン155は、表示欄154に表示されたメール本文を、選択欄152で選択されたメールアドレスに送信するための操作ボタンである。
買い手端末300は、画面151において操作ボタン155が操作されると、表示欄154に示すメールの送付先への送信指示を取引管理装置200へ送信する。
図16は、第一の実施形態のメール画面の一例を示す図である。図16に示す画面161は、図13のステップS1310において売り手端末400に表示されるメール画面の一例である。
画面161では、メール本文162と、URL163とが表示される。メール本文162は、注文書情報が送付されたことを示すテキストデータ等が含まれてよい。URL163は、受領管理データベース272に格納された受領画面URLである。
売り手端末400は、画面161において、URL163が選択されると、取引管理装置200に対して受領画面の表示要求を送信する。
図17は、第一の実施形態の注文書情報の受領画面の一例を示す第一の図である。図17に示す画面171は、図13のステップS1313において売り手端末400に表示される注文書情報の受領画面の一例である。
画面171は、表示欄172、173と、操作ボタン174、175等を含む。表示欄172は、受領画面URLが表示される。表示欄173は、注文書画像が表示される。
操作ボタン174は、表示欄173に表示された注文書画像を示す注文書画像データを売り手端末400へダウンロードするための操作ボタンである。操作ボタン175は、注文書情報の受領を取引管理装置200へ通知するための操作ボタンである。
売り手端末400は、操作ボタン175が操作されると、取引管理装置200に対して、注文書情報の受領通知を送信する。
図18は、第一の実施形態の注文書情報の受領画面の一例を示す第二の図である。図18に示す画面181は、図13のステップS1313において売り手端末400に表示される注文書情報の受領画面の他の例である。
図18に示す画面181は、表示欄182と操作ボタン183と含む。表示欄182には、売り手端末400に対して発行された注文書情報の一覧が表示される。本実施形態では、受領管理データベース272において注文書番号と対応付ける受領画面URLを同一のURLとすることで、画面181を売り手端末400に表示させてもよい。
画面181において、表示欄182から受領する注文書情報が選択されて、操作ボタン183が操作されると、選択された注文書情報が、受領注文書情報とされて、受領注文書データベース262に格納される。本実施形態では、このように、複数の注文書情報を一括して受領することができる。
次に、図19を参照して、注文書情報を受領した売り手による請求書の発行と突合について説明する。図19は、第一の実施形態の取引管理システムの動作を説明する第二のシーケンス図である。
取引管理システム100において、売り手端末400は、受領した注文書情報の一覧画面を表示させ、合算請求書の対象となる注文書情報の選択を受け付ける(ステップS1901)。続いて、売り手端末400は、合算請求書の作成指示を受け付けると(ステップS1902)、取引管理装置200に対して合算請求書の作成要求を送信する(ステップS1903)。
取引管理装置200は、作成要求を受けて、表示制御部286により、合算請求書の作成画面を表示させるための画面データを生成する(ステップS1904)。このとき、表示制御部286は、売り手端末400により選択された注文書情報を参照して請求書情報を生成し、生成した請求書情報を含む合算請求書の作成画面の画面データを生成する。
続いて、取引管理装置200は、売り手端末400に対して請求書作成画面の表示指示を送信する(ステップS1905)。
売り手端末400は、表示指示を受けて、表示部450により、請求書作成画面を表示させる(ステップS1906)。
続いて、売り手端末400は、請求書作成画面において、請求書情報の確認や編集の操作を受け付けた後(ステップS1907)、合算請求書の作成指示を受け付ける(ステップS1908)。
取引管理装置200は、売り手端末400において合算請求書の作成指示を受け付けると、登録部283により、請求書情報を発行請求書情報として、発行請求書データベース263Bに格納する(ステップS1909)。
具体的には、登録部283は、注文書情報に含まれる注文書番号、合計金額、消費税、明細情報等に、請求先、請求書番号、状態、支払い期限日、振込先と、発行日と、帳票画像パスとを対応付けて、発行請求書情報とし、発行請求書データベース263に格納する。
請求先は、注文書の発行元である株式会社Aである。請求書番号は、発行請求書情報を格納する際に付与されてよい。ここでは、複数の注文書に対する合算請求書を作成するため、請求書番号は、合算請求の対象とされた複数の注文書のそれぞれの注文書番号と対応付けられる。状態は、発行請求書データベース263Bへの登録時は、「一時保存」とされる。
支払い期限日と振込先は、合算請求書の作成画面で入力される。発行日は、発行請求書情報が発行請求書データベース263Bに格納される日である。帳票画像パスは、合算請求書情報が示す合算請求書画像データの格納先を示す。
また、このとき、登録部283は、発行請求書データベース263Bに格納された発行請求書情報の受領画面のURLを生成し、帳票の種別である請求書と、発行元であるB株式会社と、請求書番号と発行日とを対応付けた受領管理情報を、B株式会社の受領管理データベースに登録する。
続いて、取引管理装置200は、表示制御部286により、売り手端末400に対して合算請求書の送付画面の表示を指示する(ステップS1910)。
売り手端末400は、表示部450により、合算請求書の送付画面を表示させる(ステップS1911)。続いて、売り手端末400は、合算請求書の送付先の指定と送付指示とを受け付けると(ステップS1912)、売り手端末400に、送付先への合算請求書の送付要求を送信する(ステップS1913)。ここで、送付先は、注文書情報の発行元の株式会社Aである。
売り手端末400は、この送付要求を受け付けて、更新部285により、発行請求書データベース263Bに格納された発行請求書情報の状態を「送付済み」に変更する(ステップS1914)。
続いて、取引管理装置200は、出力部287により、送付先に指定された買い手端末300に対して合算請求書の画像データの格納先(リンク)を含むメールを送信する(ステップS1915)。
ここまでの動作が、売り手端末400から買い手端末300に対しての合算請求書情報の送信の動作である。尚、ステップS1916以降の動作は、ステップS1915までの注文書情報の送信の動作とは独立した任意のタイミングで行われてよい。
次に、買い手端末300は、受信したメールに含まれるリンクの選択を受け付けると(ステップS1916)、取引管理装置200に対して、請求書情報の受領画面の表示要求を送信する。
取引管理装置200が受領画面の表示要求を受けた後の動作は、注文書情報が請求書情報となる以外は、図13のステップS1312からステップS1316までの動作と同様であるから、図19での記載は省略する。
つまり、取引管理装置200は、表示要求を受けて、表示制御部286により、買い手端末300に受領画面の表示指示を送信し、買い手端末300に請求書情報の受領画面を表示させる。買い手端末300は、請求書情報の受領の操作を受け付けると、取引管理装置200に対して受領通知を送信する。
次に、取引管理装置200は、買い手端末300から受領通知を受け付けると、登録部283により、請求書情報を受領請求書情報として、受領請求書データベース264Aに格納する(ステップS1917)。
具体的には、取引管理装置200は、情報取得部282により、買い手側の帳票記憶部260Bの発行請求書データベース263Bから、テナント名、請求書番号、合計金額、消費税、発行日、帳票画像パス、明細情報等を含む請求書情報を取得する。
そして、取引管理装置200は、登録部283により、この請求書情報に対して、テナント名を請求元とし、請求書情報を受領した受領日と、状態と、突合結果とを対応付けた受領請求書情報として、受領請求書データベース264Aに格納する。
このとき、受領請求書情報の状態は「未確定」であり、突合結果は「未突合」とされる。
続いて、取引管理装置200は、受領請求書情報が受領請求書データベース264Aに格納されたことを契機に、突合処理部284による突合処理を行う(ステップS1918)。ステップS1918における突合処理部284の処理の詳細は後述する。
続いて、取引管理装置200は、更新部285により、受領請求書データベース264Aに格納された受領請求書情報の突合結果を、突合処理部284の処理結果に応じて更新する(ステップS1919)。
以下に、図20乃至図23を参照して、図19に示す動作における表示例について説明する。
図20は、第一の実施形態の注文書情報の一覧画面の一例を示す図である。図20に示す画面220は、図19のステップS1901において、売り手端末400に表示される画面の一例である。
図20に示す画面220は、表示欄221と操作ボタン222とを含む。表示欄221では、注文書情報が、注文書情報をダウンロードするための操作ボタン、注文書情報と対応した請求書を作成するための操作ボタン等と対応付けられて、一覧表示される。
操作ボタン222は、一覧に表示された注文書情報から選択された注文書情報と対応する合算請求書情報の作成指示を送信するための操作ボタンである。
図20の例では、表示欄221において、テナント名が株式会社Aであり、注文書番号「190187」、「190188」の注文書情報が選択されている。尚、このとき一度の選択できる注文書情報は、テナント名が同一の注文書情報である。
売り手端末400は、この状態で、操作ボタン222が操作されると、注文書番号「190187」、「190188」の注文書情報と対応した合算請求書情報の作成指示を取引管理装置200へ送信する。
図21は、第一の実施形態の請求書作成画面の一例を示す図である。図21に示す画面230は、図19のステップS1906で売り手端末400に表示される請求書作成画面の一例である。
画面230は、表示欄231、操作ボタン232、233を有する。表示欄231には、請求書情報の入力欄が表示される。操作ボタン232は、表示欄231に表示された請求書情報の編集を行うための操作ボタンである。操作ボタン233は、合算請求書の作成指示を送信するための操作ボタンである。
表示欄231では、売り手端末400において入力される支払い期限、振込先等と、注文書番号「190187」、「190188」で特定される注文書情報から取得された明細情報とが含まれる。また、表示欄231に表示された合計金額は、注文書番号「190187」、「190188」で特定される注文書情報に含まれる合計金額の合算である。
さらに、表示欄231に含まれる備考欄231aには、注文書番号「190187」、「190188」の合算請求である旨を示すメッセージが表示されてもよい。
売り手端末400は、画面230において、操作ボタン232が操作されると、合算請求の対象となる注文書情報を変更するための編集画面を表示させる。尚、編集画面は、画面230上にポップアップ形式で表示されてもよいし、画面230から遷移して表示されてもよい。
また、売り手端末400は、画面230において、操作ボタン233が操作されると、画面230を、請求書情報の送付画面に遷移させる。
図22は、第一の実施形態の編集画面の一例を示す図である。図22に示す画面230Aは、図19のステップS1907において、売り手端末400に表示される編集画面の一例である。
画面230Aは、表示欄234と操作ボタン235とを含む。表示欄234は、合算請求の対象となる注文書情報の一覧が表示される。具体的には、表示欄234には、注文元が、図21の画面230で表示されている請求先と一致する注文書情報の一覧が表示される。図21の画面230において、請求先は株式会社Aであるから、表示欄234には、注文元が株式会社Aの注文書情報の一覧が表示されている。
売り手端末400は、表示欄234において注文書情報が選択されて、操作ボタン25が操作されると、図21の画面230における表示欄231の表示を、表示欄234で選択された注文書情報に合わせて更新する。
図23は、第一の実施形態の合算請求書の送付画面の一例を示す図である。図23に示す画面240は、図19のステップS1911で表示される合算請求書の送付画面の一例である。
画面240は、選択欄241、表示欄242、243、操作ボタン244を含む。選択欄241は、請求書情報の送付先となるメールアドレスの一覧が表示され、請求書情報の送付先が選択される。
表示欄242は、請求書情報に基づき生成された請求書画像データが示す請求書画像が表示される。表示欄243は、請求書情報の送付の際に買い手端末300に送信するメール本文が表示される。操作ボタン244は、表示欄243に表示されたメール本文を、選択欄241で選択されたメールアドレスに送信するための操作ボタンである。
売り手端末400は、画面240において操作ボタン244が操作されると、選択欄241に示すメールの送付先への送信指示を取引管理装置200へ送信する。
次に、図24を参照して、本実施形態の突合処理部284の処理について説明する。図24は、第一の実施形態の突合処理部の処理を説明するフローチャートである。図24では、図19のステップS1918における突合処理部284の処理の詳細を示す。
本実施形態の突合処理部284は、ステップS1917で受領請求書データベース264Aに格納された受領請求書情報に含まれる注文書番号を取得する(ステップS2401)。
続いて、突合処理部284は、発行注文書データベース261Aを参照し、ステップS2401で取得した注文書番号と対応する発行注文書情報を取得する(ステップS2402)。次に、突合処理部284は、取得した発行注文書情報に含まれる合計金額を合算した合算金額を算出する(ステップS2403)。
続いて、突合処理部284は、算出した合算金額と、受領請求書情報に含まれる合計金額とを比較し(ステップS2404)、合計金額が一致するか否かを判定する(ステップS2405)。
ステップS2405において、両者が一致しない場合、突合処理部284は、受領請求書情報の突合結果を「不一致」とし(ステップS2406)、突合処理を終了する。
ステップS2605において、両者が一致する場合、突合処理部284は、発行注文書情報に含まれる明細情報と、受領請求書情報に含まれる明細情報とが全て一致するか否かを比較する(ステップS2407)。そして、突合処理部284は、両者が一致するか否かを判定する(ステップS2408)。
ステップS2408において、両者が一致しない場合、突合処理部284は、ステップS2406へ進む。
ステップS2408において、受領請求書情報に含まれる発行注文書情報が複数存在するか否かを判定する(ステップS2409)。ステップS2409において、複数の発行注文書情報が存在する場合、突合処理部284は、突合結果を「一致(合算)」として(ステップS2410)、突合処理を終了する。
また、ステップS2409において、発行注文書情報が複数でない場合、突合処理部284は、突合結果を「一致」として(ステップS2411)、突合処理を終了する。尚、突合結果として、「一致(合算)」と「一致」を区別しなくてもよい。すなわち、ステップS2409の判定を行わずに、ステップS2408で両者が一致すると判定された場合に、突合結果を「一致」として突合処理を終了する。
以上が、突合処理部284による突合処理である。
次に、図25を参照して、買い手端末300による受領請求書情報の確認の動作について説明する。図25は、第一の実施形態の取引管理システムの動作を説明する第三のシーケンス図である。
取引管理システム100において、買い手端末300は、請求書一覧画面の表示指示を受け付けると(ステップS2501)、取引管理装置200に対して請求書一覧画面の表示要求を送信する(ステップS2502)。取引管理装置200は、表示要求を受けて、表示制御部286により、買い手端末300に請求書一覧画面の表示指示を送信する(ステップS2503)。
買い手端末300は、取引管理装置200からの表示指示を受けて、表示部340に請求書一覧画面を表示させる(ステップS2504)。
続いて、買い手端末300は、請求書一覧画面において、確認ボタンの選択を受け付けると(ステップS2505)、取引管理装置200に対して確認画面の表示要求を送信する(ステップS2506)。
取引管理装置200は、この表示要求を受けて、買い手端末300に対して確認画面の表示指示を送信する(ステップS2507)。買い手端末300は、表示指示を受けて、確認画面を表示させる(ステップS2508)。
次に、買い手端末300は、仕訳情報、支払い情報等の入力と、確認ボタンの選択を受けると(ステップS2509)、取引管理装置200に対して入力された情報と、情報の登録要求を送信する(ステップS2510)。
取引管理装置200は、更新部285により、確認の対象とされた受領請求書情報の状態を「未確定」から「確定済み」に変更し、登録部283により、入力された仕訳情報、支払い情報等と含む出力情報を出力データベース273に格納する(ステップS2511)。
具体的には、登録部283は、確認の対象とされた受領請求書情報に含まれる請求書番号と請求元を取得し、入力された仕訳情報、支払い情報等とを対応付けて出力情報を生成し、出力情報を出力データベース273に格納する。
次に、図26、図27を参照して、図25に示す動作における表示例について説明する。図26は、第一の実施形態の請求書一覧画面の一例を示す第一の図である。図26に示す画面265は、図25のステップS2504で買い手端末300に表示される請求書一覧画面の一例である。
画面265は、表示欄266を有し、表示欄266には、操作ボタン267、268が含まれる。
表示欄266には、買い手である株式会社Aの受領請求書データベース264Aに格納された受領請求書情報の一覧が表示される。図26の例では、請求元がB株式会社であり、請求書番号「30126」である受領請求書情報に、複数の注文書番号が含まれることから、請求書番号「30126」で特定される請求書は、複数の注文書の合算請求書であることがわかる。
また、図26の例では、請求書番号「30126」の受領請求書情報の突合結果は「一致(合算)」とされており、複数の注文書番号で特定される注文書の合計金額の合算が請求書の合計金額と一致したことがわかる。
つまり、本実施形態では、買い手端末300により登録された複数の注文書情報と、売り手端末400により登録された、複数の注文書情報と対応する一の請求書情報とを対応付けた情報を、買い手端末300に表示させる。また、この情報には、複数の注文書情報と一の請求書情報とを突合した結果を示す情報が含まれる。
さらに、図26の例では、状態が「未確定」であり、買い手による突合結果の確認が行われていないことがわかる。
操作ボタン267は、買い手による突合結果の確認が行われ、状態が「確定済み」とされた受領請求書情報を閲覧するための操作ボタンである。
操作ボタン268は、画面265を、請求書番号「30126」で特定される請求書の確認画面に遷移させるための操作ボタンである。
買い手端末300は、操作ボタン268が選択されると、取引管理装置200に対して確認画面の表示要求を送信する。
図27は、第一の実施形態の確認画面の一例を示す第一の図である。図27に示す画面275は、図25のステップS2508で買い手端末300に表示される確認画面の一例を示す。図27に示す画面275は、突合処理部284による突合処理の結果が「一致」であった場合の確認画面の一例である。
画面275は、合算請求の対象とされた注文書情報と、合算請求書の請求書情報とが表示される。また、画面275では、請求書情報に対する仕訳情報の入力と、請求金額の支払方法の入力とが行われる。
具体的には、画面275は、表示欄276、277、278、279、入力欄291、292、操作ボタン293を含む。
表示欄276は、合算請求の対象とされた注文書番号「190187」の注文書情報が表示され、表示欄277は、合算請求の対象とされた注文書番号「190188」の注文書情報が表示される。
また、表示欄276、277は、それぞれが操作ボタン276a、277aを含む。取引管理装置200は、買い手端末300において操作ボタン276aが選択されると、注文書番号「190187」の注文書画像を買い手端末300に表示させる。また、取引管理装置200は、買い手端末300において操作ボタン277aが選択されると、注文書番号「190188」の注文書画像を買い手端末300に表示させる。
表示欄278には、合算請求の対象とされた注文書情報に含まれる合計金額を合算した合算金額が表示される。
表示欄279は、表示欄276、277に表示された注文書情報に基づき作成された、請求書番号「30126」の合算請求書の請求書情報が表示される。図27の例では、表示欄279に表示された合計金額と、表示欄278に表示された合算金額とが一致していることがわかる。
また、表示欄279は、操作ボタン279aを含む。取引管理装置200は、買い手端末300において操作ボタン279aが選択されると、請求書番号「30126」の請求書画像を買い手端末300に表示させる。
入力欄291は、仕訳情報を入力するための入力欄である。入力欄291には、仕訳に係る各種の項目の入力欄が含まれてよい。入力欄292は、支払方法を指定するための入力欄である。入力欄292には、請求元から指定された振込先等が表示されてよく、表示された振込先に対する編集が行われてもよい。
つまり、本実施形態の入力欄291、292は、請求書情報と関連する情報を入力するための入力欄である。
操作ボタン293は、突合処理部284による突合結果を確定させるための操作ボタンである。取引管理装置200は、画面275において操作ボタン293が選択されると、受領請求書データベース264Aの状態を「未確定」から「確定」に変更する。
図28は、第一の実施形態の請求書一覧画面の一例を示す第二の図である。図28に示す画面265Aでは、請求書番号「30126」で特定される受領請求書情報の突合結果が「不一致」とされた例を示している。
突合結果が不一致となる場合とは、例えば、明細情報に含まれる商品の単価が変更された場合等である。具体的には、例えば、応接テーブルの単価が2000円値上がりした場合、売り手は請求書作成画面で応接テーブルの単価を20,000円から22,000円に変更する。すると、請求書合計金額と、注文書の合計金額を合算した合算金額が一致しなくなり、突合結果が不一致になる。
また、突合結果が不一致となる場合、合計金額が一致するが、明細情報が一致しない可能性もある。例えば、明細の一部商品の単価を上げ、一部商品の単価を下げた結果、請求書合計金額と、注文書の合算金額が一致しても、明細情報が一致しないため、突合結果が不一致となる。
画面265Aにおいて、表示欄266Aには、突合結果「不一致(合算)」が表示される。また、画面265Aにおいて、操作ボタン268が操作されると、画面265Aは、請求書番号「30126」で特定される確認画面へ遷移する。
図29は、第一の実施形態の確認画面の一例を示す第二の図である。図29に示す画面275Aは、図25のステップS2508で買い手端末300に表示される確認画面の他の一例を示す。図29に示す画面275Aは、突合処理部284による突合処理の結果が「不一致」であった場合の確認画面の一例である。
画面275Aは、表示欄276、277、278、279A、入力欄291、292、操作ボタン293Aを含む。
図29の例では、注文書を発行したときの商品名「応接テーブル」の単価と、合算請求書を発行したときの商品名「応接テーブル」の単価とが異なっている。
このため、図29の例では、表示欄278に表示された合算金額と、表示欄279Aに表示された請求金額とが一致しない。
表示欄279Aは、操作ボタン279a、操作ボタン279b、操作ボタン279cを含む。取引管理装置200は、買い手端末300において、操作ボタン279bが選択されると、表示欄279Aに表示された請求書情報を作成した売り手端末400に対し、突合結果が不一致であることを示す通知を送信する。
また、取引管理装置200は、買い手端末300において、操作ボタン279cが選択されると、突合結果が不一致であることを示す通知に、問い合わせした結果や、事前の売り手側とのやり取りのメール等の書類を添付してもよい。
また、取引管理装置200は、買い手端末300において、操作ボタン293Aが選択されると、買い手側の責任者と紐付けられた端末等に対し、確定するための承認依頼を送信してもよい。
承認依頼された責任者にこの画面のリンクをメールで送付し、責任者がこの画面に表示された「承認」ボタンをクリックすると、確定される。
なお、承認依頼をせずに、作業者が自ら確定してもよい。
以上のように、本実施形態では、複数の注文書情報と、複数の注文書に対する合算請求を行うための請求書情報とを対応付けて管理する。したがって、本実施形態によれば、突合処理部284による突合結果をテナント(買い手、売り手を含む)が目視等で確認する際に、請求書に対応付けられた複数の注文書を容易に特定することができる。このため、本実施形態によれば、突合作業の利便性を向上させることができる。
(第二の実施形態)
以下に図面を参照して、第二の実施形態について説明する。第二の実施形態は、一つの注文書に対して、注文された物品を複数回にわけて分納する際に発行される複数の請求書を対応付けて管理する点が、第一の実施形態と相違する。よって、以下の第二の実施形態の説明では、第一の実施形態との相違点を説明し、第一の実施形態と同様の機能構成を有するものには、第一の実施形態の説明で用いた符号と同様の符号を付与し、その説明を省略する。
図30は、第二の実施形態の取引管理システムの動作を説明する第一のシーケンス図である。図30では、注文書と、この注文書により注文された物品を分納する際に発行される請求書とを対応付ける動作を示す。尚、以下の説明では、注文された物品を分納する際に発行される請求書を分納請求書と表現する。分納請求書は、注文書に含まれる物品のうち、分納される物品と対応する請求書である。
また、以下の説明では、分納請求書を示す情報を分納請求書情報と表現する場合がある。したがって、本実施形態では、注文書情報と複数の分納請求書情報とが対応付けられる。言い換えれば、分納請求書情報には、注文書情報の一部が含まれる。
取引管理システム100において、売り手端末400は、受領した注文書情報の一覧画面を表示させ、ある注文書に対する分納請求書の作成指示を受け付けると(ステップS3001)、取引管理装置200に対して分納請求書の作成要求を送信する(ステップS3002)。
取引管理装置200は、作成要求を受けて、表示制御部286により、分納請求書の作成画面を表示させるための画面データを生成する(ステップS3003)。このとき、表示制御部286は、売り手端末400により、分納請求を行う対象とされた注文書情報を参照し、請求書情報を生成し、生成した請求書情報を含む分納請求書の作成画面の画面データを生成する。
続いて、取引管理装置200は、売り手端末400に対して、分納請求書の請求書作成画面の表示指示を送信する(ステップS3004)。
売り手端末400は、表示指示を受けて、表示部450により、請求書作成画面を表示させる(ステップS3005)。
続いて、売り手端末400は、請求書作成画面において、請求の対象となる明細情報の選択を受け付ける(ステップS3006)。続いて、売り手端末400は、請求書情報の編集等を受け付ける(ステップS3007)。次に、売り手端末400は、請求書作成画面において、請求書の作成指示を受け付ける(ステップS3008)。
取引管理装置200は、売り手端末400において請求書の作成指示を受け付けると、登録部283により、請求書情報を発行請求書情報として、発行請求書データベース263Bに格納する(ステップS3009)。続いて、登録部283は、注文書情報のうち、分納請求書に明細情報が含まれていない分の請求書情報を発行請求書データベース263Bに格納する(ステップS3010)。ステップS3009とステップS3010の処理の詳細は後述する。
図30のステップS3011からステップS3020までの処理は、図19の請求書が合算請求書であるのに対し、図30の請求書が分納請求書である点以外は、図19のステップS1910からステップS1919までの処理と同様であるから、説明を省略する。
次に、図31及び図32を参照して、図30に示す動作における表示例について説明する。図31は、第二の実施形態の注文書情報の一覧画面の一例を示す第一の図である。図31に示す画面220Aは、図30のステップS3001において、売り手端末400に表示される画面の一例である。
図31に示す画面220Aは、表示欄221Aを含む。表示欄221Aでは、注文書情報が、注文書情報をダウンロードするための操作ボタン、注文書情報と対応した請求書を作成するための操作ボタン等と対応付けられて、一覧表示される。
また、表示欄221Aには、注文書情報毎に、この注文書情報に対する分納請求書を作成するための操作ボタン222Aが含まれる。
売り手端末400は、操作ボタン222Aが選択されると、選択された操作ボタン222Aと対応する注文書情報の分納請求書の作成要求を取引管理装置200へ送信する。
図32は、第二の実施形態の請求書作成画面の一例を示す第一の図である。図32に示す画面230Bは、図30のステップS3005で売り手端末400に表示される請求書作成画面の一例である。図32の例では、選択された注文書情報に含まれる椅子の一部が次回の納品とされる場合を示す。
画面230Bは、表示欄231A、操作ボタン233、表示欄236を有する。表示欄231Aには、請求書情報の入力欄と、分納請求書の請求書情報に含める明細情報とが表示される。また、表示欄231Aには、各明細情報の表示と対応して、操作ボタン231cが設けられている。
操作ボタン231cは、対応する明細情報を分納請求書の請求書情報から削除するための操作ボタンである。また、本実施形態では、明細情報の表示欄において、商品の数量等を編集することができる。
また、表示欄231Aは、備考欄231bを含み、備考欄231bには、注文書番号「190188」の分納請求である旨を示すメッセージが表示されてもよい。
表示欄236は、次回の分納請求において、請求書情報に含める情報が表示される。言い換えれば、表示欄236には、選択された注文書情報に含まれる明細情報のうち、表示欄231Aに含まれていない明細情報と、その合計金額と、請求書番号等が表示される。操作ボタン233は、合算請求書の作成指示を送信するための操作ボタンである。
売り手端末400は、画面230Bにおいて、操作ボタン233が操作されると、画面230Bを、請求書情報の送付画面に遷移させる。
次に、図33を参照して、図30のステップS3009とステップS3010の処理について説明する。
図33は、第二の実施形態の登録部の処理を説明する第一の図である。図33では、株式会社Aが発行した注文書情報に対して、B株式会社が分納請求書を発行した場合の発行請求書データベース263Bを示す。
図31に示す画面220Aにおいて、注文書番号「190188」と対応する操作ボタン222Aが選択され、図32に示す画面230Aにおいて操作ボタン233が操作されると、表示欄231Aに表示された明細情報を含む請求書情報が作成される。
登録部283は、この請求書情報に対して、請求先、請求書番号、発行日、支払い期限日、支払い先を対応付けた発行請求書情報を作成し、発行請求書データベース263Bに格納する。このとき、登録部283は、発行請求書情報に含まれる注文書番号に、枝番を付与する。
図33の例では、注文書番号「190188」の分納請求であることを示すために、注文書番号を「190188-1」として、請求書番号「30126」と対応付ける。
次に、登録部283は、注文書番号「190188」で特定される注文書情報に含まれる他の明細情報等を含めた分納請求書の請求書情報を作成する。このとき、登録部283は、新たな請求書番号「30127」を付与し、請求書情報に含まれる注文書番号を「190188-2」とし、状態を「一時保存」とする。
このとき、新たな請求書番号「30127」を含む請求書情報において、発行日、支払い期限日、振込先等の情報は、まだ入力されていないため、空の状態となる。
また、本実施形態の登録部283は、分納請求書の請求書情報が作成されると、注文書の発行元の発行注文書データベース261Aに、枝番が付与された注文書番号と対応した注文書情報を格納する。
次に、図34を参照して、本実施形態の請求書作成画面の別の例について説明する。図34は、第二の実施形態の請求書作成画面の一例を示す第二の図である。図34に示す画面230Cは、図30のステップS3005で売り手端末400に表示される請求書作成画面の一例である。図34の例では、選択された注文書情報に含まれる椅子全てが次回の納品とされる場合を示す。
画面230Cは、表示欄231B、操作ボタン233、表示欄236Aを有する。表示欄231Bには、請求書情報の入力欄と、分納請求書の請求書情報に含める明細情報とが表示される。図34の例では、商品名が椅子の明細情報は含まれない。
また、表示欄236Aには、次回の分納請求における合計金額と、追加される明細情報と、明細情報に対応した操作ボタン231dが設けられている。
操作ボタン231dは、対応する明細情報を分納請求書の請求書情報に追加するための操作ボタンである。操作ボタン231dが選択されると、操作ボタン231dと対応する明細情報が、表示欄231Bに表示される。
また、本実施形態の登録部283は、注文書情報に対して分納請求が行われると、分納請求書毎の注文書情報を生成し、買い手の発行注文書データベース261Aに格納する。
図35は、第二の実施形態の登録部の処理を説明する第二の図である。本実施形態の登録部283は、注文書番号「190188-1」を含む分納請求書の請求書情報と、注文書番号「190188-2」の分納請求書の請求書情報とが発行請求書データベース263Bに格納されると、各注文書番号と対応した注文書情報を生成する。
そして、登録部283は、注文書番号「1901881」の注文書情報が格納された発行注文書データベース261Aに、注文書番号「190188-1」、「190188-2」のそれぞれを含む注文書情報を格納する。
図35の例では、注文書番号「190188-1」、「190188-2」の注文書情報が発行注文書データベース261Aに格納されており、状態は、注文書番号「190188」の注文書情報と同様の「送付済み」とされている。
尚、本実施形態の登録部283は、売り手の、受領注文書データベース262Bにも、注文書番号「190188-1」、「190188-2」の注文書情報を追加(格納)する。
次に、図36を参照して、受領注文書データベース262Bに、注文書番号「190188-1」、「190188-2」が追加された後の売り手の注文書情報の一覧画面の例について説明する。
図36は、第二の実施形態の注文書情報の一覧画面の一例を示す第二の図である。図36に示す画面220Bは、売り手端末400に表示される画面の一例である。具体的には、画面220Bは、売り手端末400から取引管理装置200に対し、注文書番号「190188-1」に対する分納請求書の請求書情報の送付要求を送信した後に、売り手端末400に表示される注文書情報の一覧画面の例である。
画面220Bは、表示欄221Bを含む。表示欄221Bに表示される注文書情報の一覧には、注文書番号「190188-2」の注文書情報が含まれる。また、注文書番号「190188-2」の注文書情報には、この注文書情報と対応した分納請求書を作成するための操作ボタン222Bが表示されている。
売り手端末400は、画面220Bにおいて、操作ボタン222Bが選択されると、注文書番号「190188-2」の注文書情報と対応した分納請求書の作成画面を表示させる。
図37は、第二の実施形態の請求書作成画面の一例を示す第三の図である。図37に示す画面230Dは、表示欄231Cと操作ボタン233とを含む。
表示欄231Cには、図34の画面230Cの表示欄236Aに表示された、次回以降の請求内容に基づく請求書情報が表示される。
画面230Dにおいて、操作ボタン233が選択されると、取引管理装置200の登録部283は、表示欄231Cに表示された分納請求書の請求書情報に基づき、発行請求書データベース263Aにおいて、注文書番号「190188-2」を含む請求書情報の発行日、支払い期限日、振込先等を格納する。
また、取引管理装置200は、売り手端末400から、画面230Cで作成された分納請求書の請求書情報の送付要求を受け付けると、売り手であるB株式会社の発行請求書データベース263Bにおいて、注文書番号「190188-2」を含む請求書情報の状態を「送付済み」とする。
図38は、第二の実施形態の登録部の処理を説明する第三の図である。図38に示す発行請求書データベース263Bでは、請求書番号「30127」であり、注文書番号「190188-2」を含む請求書情報に、発行日、支払い期限日、振込先が格納され、状態が「送付済み」となっていることがわかる。
また、本実施形態の登録部283は、買い手端末300において、請求書番号「30127」を含む分納請求書の請求書情報の受領の操作が行われると、受領請求書データベース264Aに、請求書番号「30127」を含む分納請求書の受領請求書情報を格納する。
図39は、第二の実施形態の登録部の処理を説明する第四の図である。登録部283は、買い手端末300から、請求書番号「30126」の請求書情報の受領通知を受け付けると、請求書番号「30126」の請求書情報を発行請求書データベース263Bから取得し、株式会社Aの受領請求書データベース264Aに、受領請求書情報として格納する。
また、取引管理装置200は、請求書番号「30126」の請求書情報の受領通知を受け付けると、突合処理部284により、請求書番号「30126」の請求書情報と、発行注文書データベース261Aに格納された注文書番号「190188-2」の注文書情報とを突合する。そして、登録部283は、突合結果を受領請求書情報に含める。
図39の例では、受領請求書情報の状態は「未確定」であり、突合結果は「一致」であることがわかる。
図40は、第二の実施形態の請求書一覧画面の一例を示す図である。図40に示す画面265Bは、表示欄266Bを有し、表示欄266Bには、操作ボタン267、268が含まれる。表示欄266Bには、買い手である株式会社Aの受領請求書データベース264Aに格納された受領請求書情報の一覧が表示される。
図40の例では、請求書番号「30126」と注文書番号「190188-1」とが対応づけられている。したがって、請求書番号「30126」で特定される請求書情報は、注文書番号「190188」で特定される注文書情報の一部の注文書情報と対応する、分納請求書の請求書情報であることがわかる。
また、図40の例では、注文書番号「190188-1」の注文書情報と、請求書番号「30126」の請求書情報との突合結果が一致していることがわかる。
次に、図41を参照して、売り手端末400に注文書一覧画面を表示させる動作について説明する。図41は、第二の実施形態の取引管理システムの動作を説明する第二のシーケンス図である。
本実施形態の取引管理装置200は、登録部283により、売り手端末400において、分納請求書の請求書情報が発行請求書データベース263Bに格納されると、買い手端末300の発行注文書データベース261Aに、分納請求書の請求書情報と対応する発行注文書情報を格納する(ステップS4101)。ステップS4101の処理は、図35で説明した処理である。
続いて、買い手端末300は、取引管理装置200に対して注文書一覧画面の表示要求を送信する(ステップS4102)。
取引管理装置200は、表示要求を受けて、情報取得部282により、注文書一覧画面を表示させるための情報を取得する(ステップS4103)。
具体的には、情報取得部282は、買い手の発行注文書データベース261Aに格納された発行注文書情報から、注文書番号、合計金額、注文日等を抽出する。また、情報取得部282は、受領請求書データベース264Aを参照し、発行注文書データベース261Aから抽出した注文書番号を含む受領請求書情報を特定する。
そして、情報取得部282は、発行注文書データベース261Aから抽出された発行注文書情報の一部に対し、注文書番号を含む受領請求書情報が存在した場合には、請求書受領状態として「請求書受領済み」の情報を対応付ける。また、情報取得部282は、発行注文書データベース261Aから抽出された発行注文書情報の一部に対し、注文書番号を含む受領請求書情報が存在しない場合には、請求書受領状態として「請求書発行待ち」の情報を対応付ける。
このようにして取得された情報が、注文書一覧画面を表示させるための情報である。
続いて、取引管理装置200は、表示制御部286により、買い手端末300に注文書一覧画面の表示指示を送信する(ステップS4105)。
買い手端末300は、取引管理装置200からの表示指示を受けて、表示部340に注文書一覧画面を表示させる(ステップS4106)。
次に、図42を参照して、買い手端末300に表示された注文書一覧画面について説明する。図42は、第二の実施形態の注文書一覧画面の一例を示す図である。
図42に示す画面420は、図40のステップS4106で買い手端末300に表示される注文書一覧画面の一例である。
画面420は、表示欄421を有する。表示欄421には、買い手の発行注文書データベース261Aから取得された発行注文書情報の一部と、受領請求書データベース264Aに基づきこれらの情報に対応付けられた請求書受領状態とが表示されている。
具体的には、表示欄421では、発行注文書情報の一部として、注文書番号、合計金額、注文日が表示される。図42では、表示欄421に枝番が付された注文書番号が表示されている。このため、図42の例では、注文書番号「190188」で特定される注文書に対して分納請求が行われたことがわかる。
また、表示欄421は、操作ボタン422を含む。操作ボタン422は、請求書受領状態が「請求書受領済み」ではない注文書番号と対応付けられて表示される。
図42の例では、注文書番号「190188-2」と対応する請求書受領状態は「分納請求書発行待ち」であり、操作ボタン422が、注文書番号と対応付けられて表示されている。
取引管理装置200は、買い手端末300において操作ボタン422が選択されると、選択された操作ボタン422と対応付けられた発行注文書情報から特定される注文元に対し、請求書の発行を催促する通知等を送信してもよい。
図43は、第二の実施形態の確認画面の一例を示す図である。図43に示す画面は、図40に示す画面265Bにおいて、操作ボタン268が選択された場合に、買い手端末300に表示される確認画面の一例である。
画面431は、表示欄432、433、434、279B、入力欄291、292、操作ボタン293を含む。
表示欄275Bは、注文書番号「1980188」で特定される注文書に対する分納請求書の請求書情報が表示させる。図43の例では、請求書番号「30126」の分納請求書の請求書情報が表示される。
画面431において、表示欄432には、買い手端末300により発行された注文書情報が表示される。表示欄433には、表示欄275Bに表示された分納請求書の請求書情報と対応する注文書情報が表示される。表示欄434には、次回の分納請求書と対応する注文書情報が表示される。
具体的には、表示欄433には、請求書番号「30126」の分納請求書と対応した注文書番号「190188-1」が付与された注文書情報が表示される。また、表示欄434には、注文書番号「190188-2」が付与された、次回の分納請求書と対応する注文書情報が表示される。
図43の例では、表示欄433に表示された合計金額と、表示欄275Bに表示された合計金額とが一致しており、また、表示欄432に表示された明細情報及び表示欄433に表示された明細情報と、表示欄279Bに表示された明細情報とが一致しているため、突合結果は「一致」となる。
このように、本実施形態では、1つの注文書情報に対して、この注文書情報の一部を含む複数の請求書情報を対応付けて管理することができる。
(第三の実施形態)
以下に、図面を参照して、第三の実施形態について説明する。第三の実施形態は、第一の実施形態と第二の実施形態とを組み合わせた実施形態である。したがって、第三の実施形態では、分納請求によって残された注文書情報の一部と、1つの注文書情報とを合算した合算請求書を作成することができる。
図44は、第三の実施形態の注文書情報の一覧画面の一例を示す図である。図44に示す画面220Cは、売り手端末400に表示される画面の一例である。
具体的には、画面220Cは、表示欄221C、操作ボタン222を含む。表示欄221Cでは、注文書情報が、注文書情報をダウンロードするための操作ボタン、注文書情報と対応した請求書を作成するための操作ボタン等と対応付けられて、一覧表示される。
また、表示欄221Cでは、注文書情報が、一覧において、この注文書情報に対する分納請求書を作成するための操作ボタン222Aとも対応付けられている。
画面230Cでは、注文元が株式会社Aの注文書のうち、注文書番号「190187」と、注文書番号「190188-2」とが選択されている。注文書番号「190188-2」は、注文書番号「190188」の一部が分納請求された後の残りの注文書情報を含む注文書である。
売り手端末400は、画面230Cにおいて、操作ボタン222が操作されると、取引管理装置200に対し、注文書番号「190187」と、注文書番号「190188-2」のそれぞれで特定される注文書情報を含む合算請求書の作成指示を送信する。取引管理装置200は、この作成指示を受けて、売り手端末400に対して、図45に示す請求書作成画面を表示させる。
図45は、第三の実施形態の請求書作成画面の一例を示図である。図45に示す画面230Eは、表示欄231Dと操作ボタン233とを含む。
表示欄231Dには、注文書番号「190187」と、注文書番号「190188-2」のそれぞれで特定される注文書情報に基づく請求書情報が表示される。
また、表示欄231Dは、操作ボタン232と、備考欄231eとを含む。備考欄231eには、注文書番号「190187」と、注文書番号「190188-2」のそれぞれで特定される注文書の合算請求であることを示すメッセージが表示される。
画面230Dにおいて、操作ボタン233が選択されると、取引管理装置200の登録部283は、表示欄231Dに表示された合算請求書の請求書情報に基づき、発行請求書データベース263Aにおいて、請求書番号「30126」を含む請求書情報の発行日、支払い期限日、振込先等を格納する。
また、本実施形態では、買い手端末300において、請求書番号「30126」を含む請求書情報を受領する操作が行われると、取引管理装置200は、請求書番号「30126」を含む請求書情報を受領請求書データベース264Aに格納する。
図46は、第三の実施形態の受領請求書データベースの一例を示す図である。図46に示す受領請求書データベース264Aでは、請求書番号「30126」と、注文書番号「190187」及び注文書番号「190188-2」とが対応付けられており、この請求書情報が合算請求書の請求書情報であることがわかる。
図47は、第三の実施形態の請求書一覧画面の一例を示す図である。図47に示す画面265Cは、表示欄266Cを有し、表示欄266Cには、操作ボタン267、268が含まれる。表示欄266Cには、買い手である株式会社Aの受領請求書データベース264Aに格納された受領請求書情報の一覧が表示される。
図47の例では、請求書番号「30126」は、注文書番号「190187」、「190188-1」と対応付けられている。したがって、請求書番号「30126」である受領請求書情報は、注文書番号「190187」、「190188-1」のそれぞれで特定される注文書情報と対応する合算請求書の請求書情報であることがわかる。
また、図47の例では、注文書番号「190187」、「190188-1」のそれぞれで特定される注文書情報と、請求書番号「30126」の請求書情報との突合結果が一致していることがわかる。
このように、本実施形態では、分納請求された残りの注文書情報と、分納請求されていない注文書情報とに対応した合算請求書を作成することができる。
尚、上述した実施形態では、対応づける対象となる第一の帳票と第二の帳票のそれぞれを注文書と請求書としたが、これに限定されない。上述した各実施形態は、両者の内容が一致しているか否かを判定する突合作業が必要となる帳票であれば、どのような帳票にも適用できる。具体的には、例えば、対応づける対象となる第一の帳票を注文書とし、第二の帳票を納品書としてもよい。また、第一の帳票を見積書とし、第二の帳票を注文書としてもよい。
上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(digital signal processor)、FPGA(field programmable gate array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
また、実施形態に記載された装置群は、本明細書に開示された実施形態を実施するための複数のコンピューティング環境のうちの1つを示すものにすぎない。
ある実施形態では、取引管理装置200は、サーバクラスタといった複数のコンピューティングデバイスを含む。複数のコンピューティングデバイスは、ネットワークや共有メモリなどを含む任意のタイプの通信リンクを介して互いに通信するように構成されており、本明細書に開示された処理を実施する。同様に、取引管理装置200は、互いに通信するように構成された複数のコンピューティングデバイスを含むことができる。
さらに、取引管理装置200は、開示された処理ステップを様々な組み合わせで共有するように構成できる。例えば、取引管理装置200によって実行されるプロセスは、他のサーバ装置によって実行され得る。同様に、取引管理装置200の機能は、他のサーバ装置によって実行することができる。また、サーバ装置と他のサーバ装置の各要素は、1つ
のサーバ装置にまとめられていても良いし、複数の装置に分けられていても良い。
また、明細書中の対応テーブルは、機械学習の学習効果によって生成されたものでもよい。また、取引内容の記載に含まれうるキーワードと勘定項目とを機械学習にて分類付けすることで、対応テーブルを使用しなくてもよい。
ここで、機械学習とは、コンピュータに人のような学習能力を獲得させるための技術であり、コンピュータが、データ識別等の判断に必要なアルゴリズムを、事前に取り込まれる学習データから自律的に生成し,新たなデータについてこれを適用して予測を行う技術のことをいう。機械学習のための学習方法は、教師あり学習、教師なし学習、半教師学習、強化学習、深層学習のいずれかの方法でもよく、さらに、これらの学習方法を組み合わせた学習方法でもよく、機械学習のための学習方法は問わない。
以上、各実施形態に基づき本発明の説明を行ってきたが、上記実施形態に示した要件に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することができ、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
100 取引管理システム
200 取引管理装置
250 記憶部
260A、260B 帳票記憶部
261A、261B 発行注文書データベース
262A、262B 受領注文書データベース
263A、263B 発行請求書データベース
264A、264B 受領請求書データベース
271 テナントデータベース
272 受領管理データベース
273 出力データベース
280 取引管理部
281 入力受付部
282 情報取得部
283 登録部
284 突合処理部
285 更新部
286 表示制御部
287 出力部
300 端末装置(買い手端末)
400 端末装置(売り手端末)
500 基幹システム
特開2005-122426号公報

Claims (9)

  1. 第一の端末装置の操作に基づき、第一の帳票情報を登録する第一の登録部と、
    第二の端末装置の操作に基づき、前記第一の帳票情報の一部を含む第二の帳票情報を生成し、前記第一の帳票情報と対応付けて登録する第二の登録部と、
    前記第一の端末装置に、前記対応付けた情報を表示させる表示制御部と、を有する情報処理装置。
  2. 前記対応付けた情報は、
    前記第一の帳票情報の一部と、前記第二の帳票情報との突合結果を示す情報を含む、請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記表示制御部は、
    前記第一の帳票情報の一部が表示される表示欄と、前記第一の帳票情報の前記一部以外が表示される表示欄と、前記第二の帳票情報が表示される表示欄と、前記第二の帳票情報に関連した情報の入力欄と、を含む画面を、前記第一の端末装置に表示させる、請求項1又は2記載の情報処理装置。
  4. 前記第一の帳票情報の一部と、前記第二の帳票情報とを突合する突合処理部を有する、請求項1乃至3の何れか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記第二の帳票情報は、
    前記第一の帳票情報の一部と、他の第一の帳票情報とを含む、請求項1乃至4の何れか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記第一の帳票情報は、注文書情報であり、前記第二の帳票情報は、請求書情報である、請求項1乃至5むの何れか一項に記載の情報処理装置。
  7. 情報処理装置による情報処理方法であって、前記情報処理装置が、
    第一の端末装置の操作に基づき、第一の帳票情報を登録し、
    第二の端末装置の操作に基づき、前記第一の帳票情報の一部を含む第二の帳票情報を生成し、前記第一の帳票情報と対応付けて登録し、
    前記第一の端末装置に、前記対応付けた情報を表示させる、情報処理方法。
  8. 第一の端末装置の操作に基づき、第一の帳票情報を登録し、
    第二の端末装置の操作に基づき、前記第一の帳票情報の一部を含む第二の帳票情報を生成し、前記第一の帳票情報と対応付けて登録し、
    前記第一の端末装置に、前記対応付けた情報を表示させる、処理を情報処理装置に実行させる、情報処理プログラム。
  9. 第一の端末装置と、第二の端末装置と、情報処理装置とを含む情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    第一の端末装置の操作に基づき、第一の帳票情報を登録する第一の登録部と、
    第二の端末装置の操作に基づき、前記第一の帳票情報の一部を含む第二の帳票情報を生成し、前記第一の帳票情報と対応付けて登録する第二の登録部と、
    前記第一の端末装置に、前記対応付けた情報を表示させる表示制御部と、を有し、
    前記第一の端末装置は、
    前記第一の帳票情報の入力を受け付ける入力受付部と、
    前記対応付けた情報を表示させる表示部と、を有し、
    前記第二の端末装置は、
    前記第二の帳票情報の入力を受け付ける入力受付部を有する、情報処理システム。
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