JP2022146510A - 基板加熱装置、基板加熱方法および基板処理装置 - Google Patents

基板加熱装置、基板加熱方法および基板処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】コネクタを介して入力された信号に基づき発光部を点灯することで基板の一方主面に向けて光を照射して基板を加熱する基板加熱技術において、コネクタの劣化に起因するメンテナンス頻度を抑制し、スループットを向上させる。【解決手段】この発明は、コネクタを介して入力される信号に基づき発光部が点灯して基板の一方主面に向けて光を照射して基板を加熱する発光素子と、基板の一方主面によりコネクタに向けて反射された反射光を遮光する遮光部と、を備えている。【選択図】図4

Description

この発明は、半導体ウエハ、液晶表示装置用ガラス基板、プラズマディスプレイ用ガラス基板、光ディスク用基板、磁気ディスク用基板、光磁気ディスク用基板、フォトマスク用ガラス基板、太陽電池用基板、等(以下、単に「基板」という)を非接触で加熱する基板加熱技術および当該基板加熱技術を用いる基板処理装置に関するものである。
半導体ウエハなどの基板に加熱処理を加えつつ当該基板の被処理面に処理液を供給して薬液処理や洗浄処理などを施す基板処理装置として、例えば特許文献1に記載の装置が知れられている。この基板処理装置では、基板の上面(被処理面)とは反対側の下面(被加熱面)を加熱するために、発熱体を内蔵する環状のヒーターが基板の下面周縁部に沿って基板の周方向に延在している。
特開2017-11015号公報
近年、非接触で基板を加熱するための加熱源として、発熱体の代わりに、LED(Light Emitting Diode)などの発光素子を用いることが検討されている。例えば、日亜化学工業株式会社製の紫外発光LED(型番NVCUQ096A-D4)を基板加熱装置の加熱源として用いることができる。上記LEDでは、複数の発光部が素子基板の一方主面上においてマトリックス状に配置されている。また、基板の一方主面において、上記発光部の近傍にコネクタが配置されている。そして、当該コネクタを介し、発光部の点灯および消灯を制御する信号や温度検出信号が入出力可能となっている。
このように構成されたLEDは、発光部が基板の下面と対向するように、配置される。つまり、コネクタを介して与えられる信号に基づき発光部が点灯し、紫外光を基板の下面に向けて照射する。これによって、基板が加熱されるが、紫外光の一部は反射され、LEDに照射される。特に、上記LEDでは、コネクタが発光部と同一素子基板面に取り付けられているため、反射光が直接コネクタに照射されてしまう。これにより、コネクタの温度が上昇し、コネクタの劣化速度が促進される。その結果、上記LEDを加熱源として用いた基板加熱装置では、LEDのメンテナンス頻度が高まり、スループットの低下を招くおそれがあった。
この発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、コネクタを介して入力された信号に基づき発光部を点灯することで基板の一方主面に向けて光を照射して基板を加熱する基板加熱技術において、コネクタの劣化に起因するメンテナンス頻度を抑制し、スループットを向上させることを目的とする。
この発明の第1態様は、回転軸まわりに回転する基板の一方主面に光を照射して基板を加熱する基板加熱装置であって、コネクタを介して入力される信号に基づき発光部が点灯して基板の一方主面に向けて光を照射して基板を加熱する発光素子と、基板の一方主面によりコネクタに向けて反射された反射光を遮光する遮光部と、を備えることを特徴としている。
また、この発明の第2態様は、回転軸まわりに回転する基板の一方主面に光を照射して基板を加熱する基板加熱方法であって、コネクタを介して入力された信号に基づき発光素子を点灯することで基板の一方主面に向けて光を照射して基板を加熱する工程と、基板の一方主面によりコネクタに向けて反射された反射光を遮光する工程と、を備えることを特徴としている。
さらに、この発明の第3態様は、基板処理装置であって、基板を略水平に保持し、所定の回転軸周りに回転可能に設けられた基板保持部と、基板保持部を回転軸周りに回転させる回転機構と、上記基板加熱装置と、基板加熱装置により加熱される基板の他方主面に処理液を吐出する処理液吐出部と、を備えることを特徴としている。
上記のように構成された発明では、コネクタを介して入力された信号に基づき発光部が点灯して基板を加熱するが、そのとき基板の一方主面で反射された光の一部が上記コネクタに向けて進む。しかしながら、コネクタに向かってくる反射光は遮光部材により遮光され、コネクタへの到達が阻止される。
このように構成された発明によれば、コネクタの劣化に起因する基板加熱装置のメンテナンス頻度を抑制し、スループットを向上させることができる。
本発明に係る基板加熱装置の第1実施形態を装備する基板処理装置の一例を示す図である。 図1に示す基板処理装置を上方から見た平面図である。 本発明に係る基板加熱装置の第1実施形態に相当する加熱機構を鉛直方向から見た平面図である。 図3のIV-IV線断面図である。 本発明に係る基板加熱装置の第2実施形態に相当する加熱機構を示す図である。 本発明に係る基板加熱装置の第3実施形態に相当する加熱機構を示す図である。 本発明に係る基板加熱装置の実施例を説明するための図である。
図1は、本発明に係る基板加熱装置の第1実施形態を装備する基板処理装置の一例を示す図である。図2は、図1に示す基板処理装置を上方から見た平面図である。なお、以下に参照する各図では、理解容易のため、各部の寸法や数が誇張または簡略化して図示されている場合がある。上下方向は鉛直方向であり、スピンチャックに対して基板側が上である。
基板処理装置1は、回転保持機構2、飛散防止部3、表面保護部4、処理部5、ノズル移動機構6、本発明に係る基板加熱装置の第1実施形態に相当する加熱機構7および制御部10を備えている。これら各部2~7は、制御部10と電気的に接続されており、制御部10からの指示に応じて動作する。制御部10としては、例えば、一般的なコンピュータと同様のものを採用できる。すなわち、制御部10は、例えば、各種演算処理を行うCPU、基本プログラムを記憶する読み出し専用のメモリであるROM、各種情報を記憶する読み書き自在のメモリであるRAM、制御用ソフトウェアやデータなどを記憶しておく磁気ディスク、等を備えている。制御部10においては、プログラムに記述された手順に従って主制御部としてのCPUが演算処理を行うことにより、基板処理装置1の各部を制御する。
回転保持機構2は、基板Wを、その表面を上方に向けた状態で、略水平姿勢に保持しつつ回転可能な機構である。回転保持機構2は、基板Wを、主面の中心c1を通る鉛直な回転軸a1のまわりに回転させる。回転保持機構2は、基板Wより小さい円板状の部材であるスピンチャック(「基板保持部」)21を備えている。スピンチャック21は、その上面が略水平となり、その中心軸が回転軸a1に一致するように設けられている。スピンチャック21の下面には、円筒状の回転軸部22が連結されている。回転軸部22は、その軸線を回転軸a1と一致させた状態で、鉛直方向に延設されている。また、回転軸部22には、回転駆動部(例えば、モータ)23が接続されている。回転駆動部23は、制御部10からの回転指令に応じて回転軸部22をその軸線まわりに回転駆動する。従って、スピンチャック21は、回転軸部22とともに回転軸a1周りに回転可能である。回転駆動部23と回転軸部22とは、スピンチャック21を、回転軸a1を中心に回転させる回転機構231である。回転軸部22および回転駆動部23は、筒状のケーシング24内に収容されている。
スピンチャック21の中央部には、図示省略の貫通孔が設けられており、回転軸部22の内部空間と連通している。内部空間には、図示省略の配管、開閉弁を介して図示省略のポンプが接続されている。当該ポンプ、開閉弁は、制御部10に電気的に接続される。制御部10は、当該ポンプ、開閉弁の動作を制御する。当該ポンプは、制御部10の制御に従って、負圧と正圧とを選択的に供給可能である。基板Wがスピンチャック21の上面に略水平姿勢で置かれた状態でポンプが負圧を供給すると、スピンチャック21は、基板Wを下方から吸着保持する。ポンプが正圧を供給すると、基板Wは、スピンチャック21の上面から取り外し可能となる。
この構成において、スピンチャック21が基板Wを吸着保持した状態で、回転駆動部23が回転軸部22を回転すると、スピンチャック21が鉛直方向に沿った軸線周りで回転される。これによって、スピンチャック21上に保持された基板Wが、その面内の中心c1を通る鉛直な回転軸a1を中心に矢印AR1方向に回転される。
なお、基板Wの保持方式は、これに限定されるものではなく、複数個(例えば6個)のチャックピンにより保持する、いわゆるメカチャック方式であってもよい。
飛散防止部3は、スピンチャック21とともに回転される基板Wから飛散する処理液等を受け止める。飛散防止部3は、スプラッシュガード31を備える。スプラッシュガード31は、上端が開放された筒形状の部材であり、回転保持機構2を取り囲むように設けられる。スプラッシュガード31には、これを昇降移動させるガード駆動機構(図示省略)が接続されており、制御部10からの昇降指令に応じて駆動される。
表面保護部4は、スピンチャック21上に保持されて回転している基板Wの上面(後の図4中の符号Wu)の周縁部に当たるように不活性ガスのガス流を吐出するガス吐出機構を備えている。「不活性ガス」は、基板Wの材質およびその表面に形成された薄膜との反応性に乏しいガスであり、例えば、窒素(N2)ガス、アルゴンガス、ヘリウムガスなどである。本実施形態では、ガス吐出機構41、42が備えられている。ガス吐出機構41、42は、不活性ガスを、例えば、ガス柱状のガス流として吐出する。ガス吐出機構42は、ガス吐出機構41が吐出するガス流が基板Wの周縁部に当たる位置よりも基板Wの回転方向の上流側の位置に当たるように不活性ガスのガス流を吐出する。
表面保護部4は、スピンチャック21上に保持されて回転している基板Wの上面の中央付近に対して不活性ガスのガス流を吐出するガス吐出機構43をさらに備える。表面保護部4は、ガス吐出機構41~43から基板Wの上面に不活性ガスのガス流を吐出することによって、基板Wの上面の周縁部に規定される環状の処理領域に当たるように吐出された処理液等から基板Wの上面の非処理領域を保護する。
ガス吐出機構41、42は、ノズルヘッド44を備える。ガス吐出機構43は、ノズルヘッド45を備える。ノズルヘッド44、45は、それぞれ後述するノズル移動機構6のアーム61、62の先端に取り付けられている。アーム61、62は水平面に沿って延在する。ノズル移動機構6は、アーム61、62を移動させることによって、ノズルヘッド44、45をそれぞれの処理位置(図2中の実線位置)と退避位置(図2中の2点鎖線位置)との間で移動させる。
ノズルヘッド44は、2つのノズル46、47を有し、アーム61の先端に取り付けられている。ノズル46、47は、その先端部(下端部)をノズルヘッド44の下面から下方に突出させ、その上端部を上面から上方に突出させている。一方のノズル46の上端には、配管411の一端が接続されている。配管411の他端は、ガス供給源412に接続している。また、配管411の経路途中には、ガス供給源412側から順に流量制御器413、開閉弁414が設けられている。もう一方のノズル47にも、配管421の一端が接続されている。配管421の他端は、ガス供給源422に接続している。また、配管421の経路途中には、ガス供給源422側から順に流量制御器423、開閉弁424が設けられている。
ここで、ノズル移動機構6がノズルヘッド44を、その処理位置に配置すると、ノズル46の吐出口は、回転保持機構2が回転させる基板Wの周縁部の回転軌跡の一部に対向し、ノズル47の吐出口は、当該回転軌跡の他の一部に対向する。
ノズルヘッド44が処理位置に配置された状態で、ノズル46、47は、ガス供給源412、422から不活性ガス(図示の例では、窒素(N2)ガス)を供給される。ノズル46は、供給された不活性ガスのガス流を基板Wの周縁部の回転軌跡に規定される位置に当たるように上方から吐出する。ノズル46は、吐出したガス流が位置に達した後、位置から基板Wの周縁に向かって流れるように、ガス流を吐出口から定められた方向に吐出する。ノズル47は、供給された不活性ガスのガス流が当該回転軌跡上に規定される位置に当たるように、ガス流を上方から吐出する。ノズル47は、吐出したガス流が位置に達した後、位置から基板Wの周縁に向かって流れるように、ガス流を吐出口から定められた方向に吐出する。
ガス吐出機構43のノズルヘッド45は、アーム62の先端部の下面に取り付けられた円柱部材93と、円柱部材93の下面に取り付けられた円板状の遮断板90と、円筒状のノズル48とを備えている。円柱部材93の軸線と遮断板90の軸線とは、一致しており、それぞれ鉛直方向に沿う。遮断板90の下面は、水平面に沿う。ノズル48は、その軸線が遮断板90、円柱部材93の軸線と一致するように、円柱部材93、遮断板90を鉛直方向に貫通している。ノズル48の上端部は、さらにアーム62の先端部も貫通して、アーム62の上面に開口する。ノズル48の上側の開口には、配管431の一端が接続されている。配管431の他端は、ガス供給源432に接続している。配管431の経路途中には、ガス供給源432側から順に流量制御器433、開閉弁434が設けられている。ノズル48の下端は、遮断板90の下面に開口している。当該開口は、ノズル48の吐出口である。
ノズル移動機構6がノズルヘッド45をその処理位置に配置すると、ノズル48の吐出口は、基板Wの上面の中心付近に対向する。この状態において、ノズル48は、配管431を介してガス供給源432から不活性ガス(図示の例では、窒素(N2)ガス)を供給される。ノズル48は、供給された不活性ガスを基板Wの上面の中心付近に向けて不活性ガスのガス流として吐出する。ガス流は、基板Wの中央部分の上方から基板Wの周縁に向かって放射状に広がる。すなわち、ガス吐出機構43は、基板Wの上面の中央部分の上方から不活性ガスを吐出して、当該中央部分の上方から基板Wの周縁に向かって広がるガス流を生成させる。
処理部5は、スピンチャック21上に保持された基板Wの上面周縁部における処理領域に対する処理を行う。具体的には、処理部5は、スピンチャック21上に保持された基板Wの処理領域に処理液を供給する。処理部5は、処理液吐出機構51Aを備える。処理液吐出機構51Aは、スピンチャック21上に保持されて回転している基板Wの上面(処理面)の周縁部の一部に当たるように処理液の液流を吐出する。液流は、液柱状である。処理液吐出機構51Aは、ノズルヘッド50を備える。ノズルヘッド50は、ノズル移動機構6が備える長尺のアーム63の先端に取り付けられている。アーム63は、水平面に沿って延在する。ノズル移動機構6は、アーム63を移動させることによって、ノズルヘッド50をその処理位置(図2中の実線位置)と退避位置(図2中の2点鎖線位置)との間で移動させる。
ノズルヘッド50は、4本のノズル5a~5dを有し、アーム63の先端に取り付けられている。ノズル5a~5dはアーム63の延在方向に沿って一列に並んで配置されている。ノズルヘッド50では、ノズル5a~5dの先端部(下端部)が下方に突出し、その基端部(上端部)が上方に突出している。ノズル5a~5dには、これらに処理液を供給する配管系である処理液供給部51が接続されている。具体的には、ノズル5a~5dの上端には、処理液供給部51の配管53a~53dの一端が接続している。ノズル5a~5dは、処理液供給部51から処理液をそれぞれ供給され、供給された処理液を先端の吐出口からそれぞれ吐出する。処理液吐出機構51Aは、ノズル5a~5dのうち制御部10に設定された制御情報によって定まる1つのノズルから、制御部10の制御に従って処理液の液流を吐出する。
処理液供給部51は、具体的には、SC-1供給源52a、DHF供給源52b、SC-2供給源52c、リンス液供給源52d、複数の配管53a,53b,53c,53d、および、複数の開閉弁54a~54dを、組み合わせて構成されている。SC-1、DHF、SC-2は、薬液である。従って、処理液吐出機構51Aは、基板Wの周縁部に薬液を吐出する薬液吐出部である。
SC-1供給源52aは、SC-1を供給する供給源である。SC-1供給源52aは、開閉弁54aが介挿された配管53aを介して、ノズル5aに接続されている。したがって、開閉弁54aが開放されると、SC-1供給源52aから供給されるSC-1が、ノズル5aから吐出される。
DHF供給源52bは、DHFを供給する供給源である。DHF供給源52bは、開閉弁54bが介挿された配管53bを介して、ノズル5bに接続されている。したがって、開閉弁54bが開放されると、DHF供給源52bから供給されるDHFが、ノズル5bから吐出される。
SC-2供給源52cは、SC-2を供給する供給源である。SC-2供給源52cは、開閉弁54cが介挿された配管53cを介して、ノズル5cに接続されている。したがって、開閉弁54cが開放されると、SC-2供給源52cから供給されるSC-2が、ノズル5cから吐出される。
リンス液供給源52dは、リンス液を供給する供給源である。ここでは、リンス液供給源52dは、例えば、純水やDIW(脱イオン水)を、リンス液として供給する。リンス液供給源52dは、開閉弁54dが介挿された配管53dを介して、ノズル5dに接続されている。したがって、開閉弁54dが開放されると、リンス液供給源52dから供給されるリンス液が、ノズル5dから吐出される。なお、リンス液として、純水、温水、オゾン水、磁気水、還元水(水素水)、各種の有機溶剤(イオン水、IPA(イソプロピルアルコール)、機能水(CO2水など)、などが用いられてもよい。
処理液供給部51は、SC-1、DHF、SC-2、および、リンス液を選択的に供給する。処理液供給部51から処理液(SC-1、DHF、SC-2、あるいは、リンス液)がノズル5a~5dのうち対応するノズルに供給されると、回転している基板Wの上面周縁部の処理領域に当たるように、当該ノズルは当該処理液の液流を吐出する。ただし、処理液供給部51が備える開閉弁54a~54dの各々は、制御部10と電気的に接続されている図示省略のバルブ開閉機構によって、制御部10の制御下で開閉される。つまり、ノズルヘッド50のノズルからの処理液の吐出態様(具体的には、吐出される処理液の種類、吐出開始タイミング、吐出終了タイミング、吐出流量、等)は、制御部10によって制御される。すなわち、処理液吐出機構51Aは、制御部10の制御によって、回転軸a1を中心に回転している基板Wの上面周縁部の回転軌跡のうち位置に当たるように処理液の液流を吐出する。
ノズル移動機構6は、ノズルヘッド44、45、50をそれぞれの処理位置と退避位置との間で独立して移動させる機構である。ノズル移動機構6は、水平に延在するアーム61~63、ノズル基台64~66、駆動部67~69を備える。ノズルヘッド44、45、50は、それぞれアーム61~63の先端部分に取り付けられている。
アーム61~63の基端部は、それぞれノズル基台64~66の上端部分に連結されている。ノズル基台64~66は、その軸線を鉛直方向に沿わすような姿勢でケーシング24の周りに分散して配置されている。ノズル基台64~66は、その軸線に沿って鉛直方向に延在し、軸線周りに回転可能な回転軸をそれぞれ備えている。ノズル基台64~66の軸線と各回転軸の軸線とは一致する。各回転軸の上端には、ノズル基台64~66の上端部分がそれぞれ取り付けられている。各回転軸が回転することにより、ノズル基台64~66の各上端部分は各回転軸の軸線、すなわちノズル基台64~66の軸線を中心に回転する。ノズル基台64~66には、それぞれの回転軸を軸線周りに回転させる駆動部67~69が設けられている。駆動部67~69は、例えば、ステッピングモータなどをそれぞれ備えて構成される。
駆動部67~69は、ノズル基台64~66の回転軸を介してノズル基台64~66の上端部分をそれぞれ回転させる。各上端部分の回転に伴って、ノズルヘッド44、45、50もノズル基台64~66の軸線周りに回転する。これにより、駆動部67~69は、ノズルヘッド44、45、50をそれぞれの処理位置と、退避位置との間で水平に移動させる。
ノズルヘッド44が処理位置に配置されると、ノズル46の吐出口は、回転保持機構2が回転させる基板Wの周縁部の回転軌跡の一部に対向し、ノズル47の吐出口は、当該回転軌跡の他の一部に対向する。
ノズルヘッド45が処理位置に配置されると、ノズル48は、基板Wの中心c1の上方に位置し、ノズル48の軸線は、スピンチャック21の回転軸a1に一致する。ノズル48の吐出口(下側の開口)は、基板Wの中心部に対向する。また、遮断板90の下面は、基板Wの上面と平行に対向する。遮断板90は、基板Wの上面と非接触状態で近接する。
ノズルヘッド50が処理位置に配置されると、ノズル5a~5dが処理位置に配置される。ノズルヘッド44、45、50の各待避位置は、これらが基板Wの搬送経路と干渉せず、かつ、これらが相互に干渉しない各位置である。各退避位置は、例えば、スプラッシュガード31の外側、かつ、上方の位置である。
基板Wの下面周縁部の下方には、加熱機構7が設けられている。以下、図3および図4を参照しつつ加熱機構7の構成および動作について詳述する。図3は、本発明に係る基板加熱装置の第1実施形態に相当する加熱機構を鉛直方向から見た平面図である。図4は、図3のIV-IV線断面図である。なお、加熱機構7の内部構造を明確するため、図3では加熱筐体71を省略して図示している。
加熱機構7は、上方からの平面視で略扇形状を有する樹脂製の加熱筐体71を有している。加熱筐体71は、上方の開口した樹脂製のボックス部材711と、ボックス部材711の扇形開口を上方から塞ぐように配置された透明部材712とを有している。これらボックス部材711および透明部材712により形成される収納空間713に対し、加熱源として機能する発光素子72、ヒートシンク73、ベース部材74および遮光部75とが収納されている。つまり、加熱筐体71によって、発光素子72などが薬液などの雰囲気から保護されている。そして、後述するように発光素子72は点灯すると、発光素子72からの光(本実施形態では紫外光)が透明部材712を介して基板Wの下面Wdに向けて照射される。このように第1実施形態では、透明部材712全体が透過窓として機能しているが、発光素子72からの光が透過する光透過領域(後の図6中の符号R参照)を除き、透明部材712の上面または下面を遮光板や遮光膜などの遮光性部材で覆うことで、透過窓の範囲を制限してもよい。また、ボックス部材711の扇形開口を上方から塞ぐように遮光性部材で覆うとともに、当該遮光性部材のうち光透過領域に相当する領域に開口を設け、さらに当該開口に透明部材を嵌め込み、これを透過窓として機能させてもよい。
収納空間713の内底部には、加熱筐体71に対応して略扇形状のベース部材74が配置されている。ベース部材74は、例えばアルミニウム板で構成されている。このベース部材74上にヒートシンク73が配置され、発光素子72を下方から冷却する機能を担っている。より具体的には、ヒートシンク73は、ベース部材74と同一の平面形状、つまり略扇形状を有した金属プレートを有している。そして、図示を省略する冷却水循環供給部により金属プレートの内部で冷却水が循環される。これによって、発光素子72が冷却される。
ヒートシンク73の上面には、既述の紫外発光LEDなどの発光素子72が、透明部材(透過窓)712を介して基板Wの下面Wdと対向するように、配置されている。第1実施形態では、基板周縁部を予め設定された加熱条件(例えば10秒で、80℃まで昇温)で加熱するために、9個の発光素子72が基板周縁部の形状に対応して略扇状に配列されている。各発光素子72は、素子基板721と、光(紫外線)を射出する発光部722と、発光部722の制御信号や温度検出信号を制御部10との間で授受するためのコネクタ723とを有している。発光部722およびコネクタ723は素子基板721の一方主面上で隣接して取り付けられている。そして、発光部722およびコネクタ723が透明部材712を介して基板Wの下面に対向するように、発光素子72はヒートシンク73の上面に固定されている。
このように構成された発光素子72では、制御部10からの点灯信号がコネクタ723を介して与えられると、発光部722が点灯し、紫外光Lを基板Wの下面Wdに向けて射出する。紫外光Lは透明部材712を介して回転軸a1を中心に回転している基板Wの下面Wdに照射される。これによって、基板周縁部が加熱されて所望温度に到達する。こうして紫外光Lが入射される基板下面では、紫外光Lの一部が反射され、反射光RLとして加熱機構7に戻る。ここで、反射光RLがそのままコネクタ723に照射されると、既述のようにコネクタ723の温度が上昇し、コネクタ723の劣化が促進されてしまう。
そこで、第1実施形態では、反射光RLのコネクタ723への照射を阻止すべく、加熱機構7には、紫外光を遮光可能な材料で構成された遮光部75が設けられている。遮光部75は、図4に示すように、垂直断面において逆L字形状を有している。より具体的には、遮光部75は、ヒートシンク73の湾曲内側面731(同図中のコネクタ723の配設側)に沿った側壁部位751を有している。この側壁部位751の上端はコネクタ723により高い位置まで延設されている。また、遮光部75では、側壁部位751の上端からヒートシンク73の湾曲外側面732(同図中の発光部722の配設側)に向けてカバー部位752が水平に延設されている。そして、カバー部位752が全コネクタ723を上方から覆う状態で、側壁部位751がヒートシンク73の湾曲内側面731に取り付けられている。したがって、透明部材712(透過窓)とコネクタ723との間にカバー部位752が位置して上記反射光RLがコネクタ723に到達するのを阻止する。これによって、コネクタ723の温度上昇が抑制される。その結果、コネクタの劣化に起因するメンテナンス頻度を抑制し、スループットを向上させることができる。
ここで、遮光部75は、反射光RLを遮光できる材料である限り、任意の材料で構成することができるが、反射光RLを反射する金属材料で構成された金属部品であるのが望ましい。例えばアルミニウム、ステンレスなどを用いることができ、カバー部位752のうち基板Wの下面Wdを向いた上面752uが本発明の「金属表面領域」の一例に相当する。また、遮光部75全体を単一の金属材料で構成することは必須ではなく、例えばカバー部位752の上面752uをアルミニウム、金、銀などの金属膜で被覆して金属表面領域を形成してもよい。これらのような遮光部75を用いることで、反射光RLは金属表面領域で反射され、基板Wの下面Wdに戻される。これにより、基板周縁部の加熱効率を高めることができる。
また、上記第1実施形態では、遮光部75はヒートシンク73に連結されているため、反射光RLが照射されることによる遮光部75の温度上昇を抑えることができる。
上記したように第1実施形態では、基板Wの下面Wdが本発明の「基板の一方主面」の一例に相当し、基板Wの上面Wuが本発明の「基板の他方主面」の一例に相当している。また、処理液吐出機構51Aが本発明の「処理液吐出部」の一例に相当している。
図5は、本発明に係る基板加熱装置の第2実施形態に相当する加熱機構を示す図である。第2実施形態が第1実施形態と大きく相違する点は、遮光部75の構成であり、その他の構成は第1実施形態と同一である。そこで、第2実施形態においては、相違点を中心に説明し、同一構成については同一符号を付して説明を省略する。
第2実施形態では、第1実施形態におけるカバー部位752と同様に、上方からの平面視で略扇形状を有する遮光膜753のみで遮光部75が構成されている。遮光膜753は、同図に示すように、全コネクタ723を上方から覆う状態で、透明部材712の下面に取り付けられている。このため、第1実施形態と同様に、基板下面とコネクタ723との間に遮光膜753が位置して基板Wの下面Wdで反射された反射光RLがコネクタ723に到達するのを阻止する。これによって、コネクタ723の温度上昇が抑制される。その結果、コネクタ723の劣化に起因するメンテナンス頻度を抑制し、スループットを向上させることができる。なお、遮光膜753の取付位置は透明部材712の下面に限定されるものではなく、遮光膜753を透明部材712の上面に形成してもよい。また、遮光膜の代わりに遮光プレートを透明部材712の下面または上面に取り付けてもよい。
遮光膜753の材質は、紫外光を遮光する機能を有する限り任意であるが、第1実施形態と同様に、金属材料であることが望ましい。このように金属製の遮光膜753を用いることで、反射光RLは遮光膜753で反射され、基板Wの下面Wdに戻される。これにより、基板周縁部の加熱効率を高めることができる。
図6は、本発明に係る基板加熱装置の第3実施形態に相当する加熱機構を示す図である。第3実施形態が第1実施形態と大きく相違する点は、遮光性部材754を追加している点のみであり、その他の構成は第1実施形態と同一である。そこで、第3実施形態においても、相違点を中心に説明し、同一構成については同一符号を付して説明を省略する。
第3実施形態では、発光素子72からの光Lが透過する光透過領域Rを除き、透明部材712の上面を遮光膜754で覆うことで、透過窓の範囲が制限されている。したがって、基板Wの下面Wdで反射されて加熱機構7側に進む反射光RLの大部分は、遮光膜754で遮光される。また、光透過領域Rを通過してコネクタ723に向かって進む反射光RLについては、第1実施形態と同様に、カバー部位752により遮光される。このように第3実施形態では、遮光部75として、カバー部位752および遮光膜754を併用しているため、ネクタ723への反射光RLの照射をより効果的に防止することができ、コネクタ723の劣化をさらに確実に抑制することができる。また、遮光膜754をアルミニウム、金や銀などの金属材料で構成することで、遮光膜754の表面全体を発明の「金属表面領域」として機能させてもよい。この場合、反射光RLが、カバー部位752で反射されるのみならず、遮光膜754によっても反射され、効率的に基板Wの下面Wdに戻される。これにより、基板周縁部の加熱効率をさらに高めることができる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。例えば実施形態における金属表面領域を鏡面仕上げすることにより、反射光RLを基板Wの下面Wdに戻す効率をさらに高めることができ、好適である。
また、上記実施形態では、コネクタ723の劣化を抑制するために、コネクタ723と基板Wの下面Wdとの間に、金属表面領域を介在させることで反射光RLを基板Wの下面Wdに戻しているが、反射部材を追加配置してもよい。例えば次の実施例で詳述するように、発光部722の周辺領域や発光素子72の周辺領域などに反射部材(図7中の符号76、77)を追加配置することで、反射光RLを基板Wの下面Wdに戻す効率をより一層高め、基板周縁部の加熱効率をさらに高めることができる。
また、上記実施形態では、図3に示すように、基板Wの全周領域のうちの約半分の領域の下方空間に全発光素子72を集中的に配置しているが、発光素子72の配置パターンはこれに限定されない。例えば後の実施例で説明するように、発光素子72が回転軸a1を中心に等角度間隔で全体的に分散して配置されてもよい。これら2つの配置パターンを比較すると、図3に示す集中配置により、基板処理装置1内での加熱機構7の占有率が低下し、装置の設計自由度を高めることができ、好適である。
以下、本発明の好ましい態様について、実施例を参照しつつより具体的に説明する。ただし、本発明はもとより下記の実施例によって制限を受けるものではない。したがって、前後記の趣旨に適合しうる範囲で適当に変更を加えて実施することももちろん可能であり、それらはいずれも本発明の技術的範囲に含まれる。
遮光部75が金属材料で構成される金属表面領域を有することで反射光RLを基板Wの下面Wdに戻して基板周縁部の加熱効率を高めている。この加熱効率をさらに高めるために、発光部722の周辺領域や発光素子72の周辺領域などに反射部材を追加配置することが考えられる。そこで、図7に示すように、5つの発光素子72が回転軸a1を中心に等角度間隔(72゜間隔)で分散配置された加熱機構7に対し、以下の3つのケースで加熱効率を求めた。
第1のケース(図7の(a)欄)では、上記第1実施形態と同様にステンレス鋼(SUS304 BA)製の遮光部75がコネクタ723を覆うように配置されている。また、第2のケース(図7の(b)欄)では、遮光部75以下に、発光部722の近傍にステンレス鋼(SUS304 BA)製の反射部材76が追加配置されている。さらに、第3のケース(図7の(c)欄)では、遮光部75および反射部材76以下に、互いに隣接する発光素子72の間にステンレス鋼(SUS304 BA)製の反射部材77が追加配置されている。そして、以下の実験条件にて、
・基板Wの回転数=1800rpm
・発光素子72と基板Wとの間隔=7.7mm
・発光素子72の点灯時間(照射時間)=10秒
・発光素子72の中央位置と回転軸a1との間隔=120mm
基板Wを加熱し、加熱開始直前と加熱完了時点の基板Wの温度を計測し、それらの結果に基づき温度上昇幅(%)を算出した。その結果、
・第1のケース(図7の(a)欄)で、温度上昇率は0%、
・第2のケース(図7の(b)欄)で、温度上昇率は0.63%、
・第3のケース(図7の(c)欄)で、温度上昇率は3.34%、
であった。
これらの結果から、発光部722や発光素子72の近傍に金属製の反射部材を追加配置することは、基板周縁部の加熱促進に寄与することがわかった。なお、図7に示す反射部材76、77は、それぞれ本発明の「第1反射部材」および「第2反射部材」の一例に相当している。
この発明は、コネクタを介して入力された信号に基づき発光部を点灯することで基板の一方主面に向けて光を照射して基板を加熱する基板加熱技術全般に適用することができる。
1…基板処理装置
7…加熱機構
72…発光素子
73…ヒートシンク
75…遮光部
76…(第1)反射部材
77…(第2)反射部材
712…透明部材
722…発光部
723…コネクタ
752…カバー部位
753、754…遮光膜
752u…上面(金属表面領域)
a1…回転軸
L…(紫外)光
RL…反射光
W…基板
Wd…下面(基板の一方主面)

Claims (11)

  1. 回転軸まわりに回転する基板の一方主面に光を照射して基板を加熱する基板加熱装置であって、
    コネクタを介して入力される信号に基づき発光部が点灯して前記基板の一方主面に向けて光を照射して基板を加熱する発光素子と、
    前記基板の一方主面により前記コネクタに向けて反射された反射光を遮光する遮光部と、
    を備えることを特徴とする基板加熱装置。
  2. 請求項1に記載の基板加熱装置であって、
    前記遮光部は、前記基板の一方主面を向いた金属表面領域を有し、前記反射光を前記金属表面領域で反射して前記基板の一方主面に戻す基板加熱装置。
  3. 請求項2に記載の基板加熱装置であって、
    前記遮光部は、前記金属表面領域を構成する金属材料で構成された金属部品である基板加熱装置。
  4. 請求項3に記載の基板加熱装置であって、
    前記発光素子を冷却するヒートシンクをさらに備え、
    前記金属部品は前記ヒートシンクに連結される基板加熱装置。
  5. 請求項1に記載の基板加熱装置であって、
    前記発光部から射出される光を透過して前記基板の一方主面に案内する透明部材を備え、
    前記遮光部は、前記透明部材の一方主面に形成された遮光膜である基板加熱装置。
  6. 請求項5に記載の基板加熱装置であって、
    前記遮光膜は、前記基板の一方主面を向いた金属表面領域を有し、前記反射光を前記金属表面領域で反射して前記基板の一方主面に戻す基板加熱装置。
  7. 請求項2、3、4および6のいずれか一項に記載の基板加熱装置であって、
    前記金属表面領域が鏡面仕上げされた基板加熱装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれか一項に記載の基板加熱装置であって、
    前記発光素子内において前記発光部の近傍に配置される第1反射部材をさらに備え、
    前記第1反射部材は、前記基板の一方主面から前記第1反射部材に向かって照射される光を反射して前記基板の一方主面に戻す基板加熱装置。
  9. 請求項1ないし8のいずれか一項に記載の基板加熱装置であって、
    前記発光素子の近傍に配置される第2反射部材をさらに備え、
    前記第2反射部材は、前記基板の一方主面から前記第2反射部材に向かって照射される光を反射して前記基板の一方主面に戻す基板加熱装置。
  10. 回転軸まわりに回転する基板の一方主面に光を照射して前記基板を加熱する基板加熱方法であって、
    コネクタを介して入力された信号に基づき発光素子を点灯することで前記基板の一方主面に向けて光を照射して前記基板を加熱する工程と、
    前記基板の一方主面により前記コネクタに向けて反射された反射光を遮光する工程と、
    を備えることを特徴とする基板加熱方法。
  11. 基板を略水平に保持し、所定の回転軸周りに回転可能に設けられた基板保持部と、
    前記基板保持部を前記回転軸周りに回転させる回転機構と、
    請求項1ないし9のいずれか一項に記載の基板加熱装置と、
    前記基板加熱装置により加熱される前記基板の他方主面に処理液を吐出する処理液吐出部と、
    を備えることを特徴とする基板処理装置。
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